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はてなキーワード: 題名とは

2017-08-20

クリスタルキング大都会じゃないんだからすべてがーーーなどなどおっしゃってもおしゃれな人ですねとしか言いようが無い

クリスタルキング大都会じゃなかった

すべてがーーーで終わる歌の題名を忘れている

クリスタルキングユリア永遠にだったようだ

北斗の拳挿入歌だったか

2017-08-12

ボトルアタッカーあたる

ボトルアタッカーと言う職業があるらしい。

何度聞いてもコロコロコミックで妙なおもちゃバトルを繰り広げる漫画題名のような響きがある。

ボトルアタッカーあたる。

良いじゃないか80年代90年代コロコロ香りがする。

母一人、子一人の貧しい暮らしの中、それでも明るく暮らしていたあたるは、ある日、家の押し入れの中に隠されていたワインボトルを見つけた。

父親は有名なボトルアタッカーだったが、悪の組織地元マフィア)に狙われて姿を消してしまったのだった。

かたみのワインボトルを胸に抱え、あたるは世界一ボトルアタッカーを目指していくのである……。

2017-08-11

酔っぴゃわらナイト増田酢魔トイな螺和ゃ比っよ(回文

バイクだけにアクセル全開

バカみたいに冷たい

かき氷が食べたい!

ビールでもいいけどね

BKB!!!

ヒーャー!

おはようございます

ヨッピーさんの飲み会、怖い物見たさで行ってきたの!

怖い物見たさで。

博多の夜はおまえらを全員豚骨スープにして煮込まナイト

題名忘れちゃったけど、

確かこんなだったわ、きっと。

でね、

ちらっとお店のドア開けたら

いきなり目の前にいらっしゃってヨッピーさんと目が合ったか

うわ、もうこれは逃げられないっ!って思ったら、

どうぞどうぞ、って。

気さくな方で、シュッとして好青年だったわよ。

私はアジアエアラインの最終の飛行機で帰らなくっちゃいけなかったから、

2時間くらいしか居られなかったのが残念。

また近所であったら行きたいなって思ったわ。

夏のいい想い出が出来た!

しかったわよ!

うふふ。


今日朝ご飯

今日は遅く起きた朝定食でも食べに近所の喫茶店にでも行きたいわね。

デトックスウォーター

緑茶グリーンウォーラー

最近はこれがコスパが良くて爽やかで良いわ。


すいすいすいようび~

今日も頑張りましょう!

2017-07-31

ドラクエ11真EDまで終わった感想として【ネタバレなし】

ドラクエ11プレイしてなんといっても最高にストーリー面白かった。最後鳥肌ものだし途中は感動もした(ネタバレはしない)。

私はFF10ストーリーが最高に面白いと思っていたが上回った。その理由も書いていく。

では本当に終わったの?って言われる人もいるでしょう。

終わった人はわかるが((PS43DS)ドラゴンクエストXI ダブルパック 勇者つるぎボックス)の画像でわかると思う。

ダブルパックの箱(本)を作った意味の深さに感動した。そして買おうと思う。

 

まず私はPS4だが3DSも同時に進めている家族もおり、若干の違いが面白いのでどちらも楽しめている。PS4の方がキャラの表情豊かで物語に浸っているかのような感じが素晴らしい。ただドラクエ1からしている私は3DSドット絵を見るのが昔を思い出し楽しい感じが蘇ってくる。結論、どちらも良い。

 

さて「【悲報ドラクエ11特にロトシリーズ関係無かった」という題名記事を見かけ煽る記事があるが【悲報】ではない。

以前、発売前に見た記事だが、考察でより感動が増した。

ドラクエ11ロト時系列考察してみてわかったこと:http://osomatsusan.hatenablog.com/entry/dq11__Time_Traveler

ドラクエ1・2・3としてきた私にロト関係すんの!?と思って発売前からそわそわしたしロトという世界観を求めて今回のゲームをしていた以上のものがかえってくる。

ドラクエ11は色んな批判が飛び交う中、それだけ注目されているゲームだ。

批判最後Finの画面まで見た人にしか出来ない。最後のまとめ方が最高すぎて勢いで書いているので肯定的に思われる記事だろうがしょうがない。

急いでクリアするのもゆっくりクリアするのもいい。とにかく最後までやって見て欲しい。どんでん返し以上のものがあった。

2017-07-30

今年で17になる女が欅坂46を見て思うこと

本名SNSをやっているので、匿名投稿します。こういうのは初めてなので、拙い文章すみません

私は題名の通り、高校2年生で、小学生の時から秋元康が大嫌いです。

なんで一人称が「僕」なん?しか女の子目線の歌なのに“男の理想”が歌に反映されてない?ていうか自分プロデュースしたアイドル結婚気持ち悪いな。

まあ色々な理由で嫌いです。

でも先日欅坂の曲を聞いて「か、かっこいい~~~」ってなっちゃいました。秋元康プロデュースする女の子は悔しいぐらい可愛いんです。あっちゃんとか大好きだった。そんで秋元康の思惑通り、私は欅坂の、というか平手さんのファンになりました(年下なのにかっこいい!)

でもでも、やっぱり秋元康は嫌い。正しく言うと秋元康歌詞が嫌い。

欅坂の曲は、大人に反抗して自分らしく生きる女の子たちを歌ってる。かっこいい。でも彼女たちの「反抗」って「大人が喜ぶ反抗」だと思う。

私は「大人が喜ぶ反抗」と「大人が喜ばない反抗」が存在すると信じています

欅坂は前者だと思うんですよね。育ちが良くて真っ直ぐに育った可愛い子たちの反抗。

育ちが悪くて根が曲がりまくってる可愛くない子の反抗なんて曲にならないし、仕方ないなって思う。でも秋元康はやっぱり“男(というか大人?)目線から見る可愛い女の子”の歌詞しか書けない人なんだなって残念だった。


まあ率直に言うと、月曜日スカート切られた曲は気持ち悪いし叩かれて当然だと思います!!!!!!!!



文章長くなってすみませんでした

https://anond.hatelabo.jp/20170730143107

トラックバックつけろや!

題名のとこ空白にして語るやつ、なんかむかつくわー

2017-07-27

もう15年もセックスしてない

オナニー毎日してるし風俗も行くんだけど、要するに本番を15年間やってないってこと。やりたいんだけどむしろ今久々にやったらあっという間にイキそう。ただでさえ早漏なのにマジでみこすり半劇場になる。それとやろうと思って店に行っても興奮できないんだよね。予約なんかして行っちゃうとほんと無理。これからヤリますっていう雰囲気萎えちゃう。かといって素人なんかと簡単に出来ないし面倒くさいし。どっか本番2000円ぐらいでやらしてくれるとこないかな。てかセックス需要ものすごいんだから、国はもっと規制緩和して本番を推奨してほしい。中途半端ヘルスとかピンサロよりいさぎよい本番の方がよほど精神衛生的に健全だ。エロ動画モザイクも然りだ。下手にモザイクで隠すから性欲を刺激するんだ。国はそういう規制をわざとやってるのか?とにかく国のエロに対するやることなすことは不健全まりない。そうやって抑制するからおかしなことになるしアングラ化するんだ。そんなの自明の理じゃないか。というかもう題名と全く関係ない話になってるじゃないか

2017-07-26

顔が年々ブサイクになっていく

今、30代後半なんだけどさ、スマホ自分の姿を撮って見ると愕然とする。ブサイクすぎる!ってな。若い頃はそこそこもてはやされた顔立ちなんだけど、今じゃアゴはたるんでるし肌もハリが無いし、目元のくすんだ感じも相まって見る影もない。マジで自分こんなにブサイクだったんだ!って驚愕した。いい歳のとり方ってあるけど、自分劣化の一途。まじショック。というか30代後半にもなってまじショックとか使っちゃうとこにまじショック。運動しても改善されん。歳をとるのはいいんだけど、かっこよくシブい感じに歳をとりたいもんだぜ。どうすりゃいい?それにはもっと体を動かすことだ。走ること、飛ぶこと、モノを投げること。山の中を駆け抜ける。スポーツをする。これは単純な話じゃない。体を動かすということにはもっと深い意味があって、自分という肉体を解放するという、ちょっと哲学めいた要素がそこにはある。自分を解き放つみたいなイメージだ。大自然の中を駆け抜ける。自分解放する。そういう行為がいい歳のとり方に繋がると思っている。

※話が題名からエラい飛躍しちまったぜ。

2017-07-18

思い出せないこと

オレンジ色のタンクトップを着た松本人志が、

鮭のパックを持ってリズムに合わせて踊りまくるコント題名が思い出せない。

好きだ面白いと言いながら、全く思い出せないなんて不思議

2017-07-11

勉強会でおさわり(笑)

IT勉強会ハードウェア体験会の、題名概要欄に「おさわり」なんて言葉を使う絶望センスIT勉強会検索サイトを探すと、今話題のVR関連以外でもそういう系統名前つけてる会が見つかるんだよね。

くそんなのつけられるよね。性風俗や性被害セクハラを想起させるような名称をつけ、それに対して内から疑問も憂慮も出ず(出てないからその名前企画が通るんだろう)、むしろ「ネーミングセンスwww」みたいな反応がでて、さらハードウェアや会場そのもの提供企業によってなされてるケースでも問題視されない、ていう。

自分は男だけどそういうのになるべく関わりたくないから無理かな。

https://anond.hatelabo.jp/20170711012347

故意と鷽」で検索するとちゃんと元の題名になるのが凄いな。

とりあえず、2話まで見たけど、面白そうだったよ。

結婚相手キャラ設定が良かった。

2017-07-07

加藤一二三九段NHK番組タイトル

ちょっと前にあった

加藤一二三九段NHK番組

題名が「~~ありけり」で”けり”終わってて、

過去形にしやがってけしからん、みたいな増田があったの見掛けたけど、

たまたま番組最後だけ見たんだけど

「~~ありけり」の”けり”のところにバツ印が付いて

加藤一二三九段ここにあり!って意味現在形みたいな感じになってたので、

その増田相まって見てタイトルバツって付いたときちょっと笑ってしまった。

2017-06-24

AI(業界)もスポーツ選手もかわいそう

日本スポーツニュースとか(特にオリンピック時期)みてて思うことなんだけど

期待してるのはわかるが、選手特集とか報道とかしすぎなんだよ

よくあるのが、さんざん特集とか応援して勝手試合前に軽く神格化状態にしといてさ、

いざ本番でなにか失敗したりして、順位が振るわなかったりすると、一気に触らなくなったり取り上げなくなったりする

そういう行為選手を締め付けたり無理なプレッシャー与えてるのわかんないのかな?

機械のようにある程度同じ性能が出るとかならまだしも

4年に1回のために人生かけてんだよ!?

邪魔するなよと言いたい。せめてオフシーズン特集しろよって思う

で、題名の件だけど

AIも少し似た兆候がある

勝手に高度に期待されて、

でも実際にはそんなすぐに進化するわけではない

言葉だけ先行して神格化されて、レスポンスがないからみんなもうすぐ忘れていくか、新しい違う概念に置き換わる

さんざんちやほやしといて。

スポーツ選手がかわいそう

AIもまた目立たなくなる

人間はひどいことするよな

なんでわたしが怒っているかわかる?

2017-06-23

3.5km先から要人狙撃が起きうる可能性について

言いたいことは題名が全てだ。

カナダ兵、3.5キロ先のISIS戦闘員狙撃 世界新記録 (CNN.co.jp) - Yahoo!ニュース

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170623-35103226-cnn-int

このブクマ

ID:watanuki_p ID:motobitsrk ID:monaken ID:mogmognya 等が

記録という単語脊髄反射していたが、そんなレベルで語っていい話ではない。生活上の安全保障を確保できる距離侵害される恐れのある驚異的なニュースだということを認識していただきたい。

そもそも今回使われたライフルは対物ライフルと呼ばれる兵器でただの(?)狙撃銃ではないし日本に持ち込まれて使われる恐れはほぼ無いとは思う。が、この話はまだ安全とされる中東区域クウェートオマーン戦争区域に近しいところならどこでも起きうる出来事だ。

超長距離射撃ミリオタでなくても知っている人がいると思うが通常であれば最長でも1km程度で、高度や無風状態、果ては気圧配置や湿度重力等によってしくじる可能性が無数に発生する極めて難易度の高い技術を要する。

これらはゴルゴのように人一人でやるものではなく、別途、弾道計算コンピューターを用意し(時には観測手が運用して)実現されていた、それで1km程度だった。

3.5kmという距離がただのマグレではなく実現可能距離になった場合要人護衛の為の安全空域・安全保障体制をどれだけ確保しなくてはならないか

ことは「記録デキタヤッタースゴイネフキンシンダー」なんて話ではない。安全保障侵害されうる領域が増えたという恐るべき出来事だ。

https://anond.hatelabo.jp/20170623122744

79

『立派なものはないんです。それでは、そういう農民たちは、応仁の乱で何を

しているのでしょうね。それじっくり見つめてもらうために、先日1枚の絵

を見て”普通合戦比較して変だなぁと思うこと”を探してもらいました。

”変だなぁ”と思ったことを発表してもらいましょう。』

「敵との殺しあいではなく、家のようなものを壊している。」

「刀を使っていない、鎧をつけていない、屋敷のものを盗んでいる。」

「障子や木材などを持って逃げている。」

普通合戦なら殺しあうが、この合戦ものを壊したり盗んだりする合戦

と思った。」

『確かに、身軽な姿で障子や木材を奪っています。続いて、この場面にふさわ

しい題名タイトルを発表してもらいましょう。』

生徒は、「急げ、足軽解体屋の足軽くん。盗賊兵士足軽集団のかっぱら

い。家財どろぼう。足軽たちの屋敷荒らし。とりこわし。ぶちこわし」など、

次々と発表する。ここまでで、足軽が略奪行為をしていることはどの生徒にも

理解されてくる。

 そこを見計らって、教科書には、「応仁の乱市街戦が中心だったので、軽装

歩兵である足軽活躍した」と書いてあるが、なぜ略奪行為活躍したと書

いてあるのか、問いかけてみる。数人、指名してみても首をふるか、沈黙のみ。

そこで、『真如堂縁起絵巻』のなかの「陣地をつくっている場面」の絵を資料

して配布し、「何をしているか」と問いかけ、しばし見させる。

「陣地みたいなものをつくっている。」

『そうなんです。略奪してきた障子や木材使用して陣地をつくっているので

す。戦争は、いつもいつも刀を交えた合戦をしているばかりではありません。

陣地をつくったり、食料の補給をしたりすることもあるのです。守護大名は、

多数の農民を動員してこうした労働従事させていたのです。こういう仕事

農業で鍛えた体力がものをいいます。そこで、足軽ならではの仕事に注目し

活躍としたのでしょう。』

2017-06-20

統幕文書 やはり あった

赤旗2017年6月19日(月)

仁比議員告発のもの酷似

戦争法成立見通し伝える

安倍首相確認きぬ」と答弁 15年

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 戦争法をめぐる2015年の国会審議で、日本共産党の仁比聡平参院議員存在を指摘した自衛隊河野克俊統合幕僚長米軍高官との会談記録を18日までに、本紙は防衛省への情報公開請求で入手しました。文書の大部分は墨塗りとなっていますが、題名体裁などは仁比氏が明らかにしたもの酷似。仁比氏らの追及に「(文書の)存在確認できなかった」としてきた安倍晋三首相の答弁が虚偽だった疑いが浮上しました。  (矢野昌弘)

写真

写真防衛省が開示した文書(上)と、仁比参院議員が明らかにした文書(下)

 仁比氏が明らかにした文書によると、14年12月に訪米した河野統幕長は戦争法案国会に提出される半年前でありながら「来年(15年)夏までには」と成立見通しを米軍高官に伝えていました。

 防衛省が開示した文書と仁比氏が明らかにした文書は「統幕長訪米時おける会談の結果概要について」と題名が一致しています助詞を「に」とすべきなのに「の」と誤った部分までもが同じでした。

 会談した米軍高官7人の名前と日時、場所完全に一致。高官ごとの会談内容を記したページ数や字体発言記録の文量も一致しています

 15年当時、文書確認を求めた仁比氏らに対し、安倍首相は「同一のもの存在確認できなかった」と答弁。中谷元防衛相(当時)は「本物であるのか、防衛省でつくられたものであるのか、これを調査している」などと述べ、まともに答弁しようとしませんでした。

 文書をめぐっては、防衛省情報本部の3等陸佐大貫修平さん(42)が文書を“漏えい”した疑いで、陸上自衛隊中央警務隊から違法な取り調べをうけ、国に賠償を求める裁判さいたま地裁で起こしています

 大貫さん代理人、伊須慎一郎弁護士は「防衛省は、『同一の文書確認できなかった』と国民説明しながら、その裏で文書の“漏えい”の犯人捜しをしていたことが明らかになった。黒塗り部分は不明だが、全く同じものといっていい。安倍首相らの答弁が虚偽だといえる」と指摘します。

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik17/2017-06-19/2017061915_01_1.html

2017-06-14

[]安倍政権がないと言っているものを出した人はどう扱われるのか

国会ウォッチャーです。

 今日の問責決議案、趣旨説明に先立って、自民党時間制限を動議、趣旨説明15分、討論10分とのこと。官邸も必死で恥も外聞もないというところですね。ちなみに、この討論の発言時間制限を、議長ではなく、議員の動議による採決を本会議で行うことを発明したのも安倍政権です。牛歩戦術は、基本的に何度も繰り返されることで、議長時間制限を発議する、というやり方だったんですが、中谷元当時の防衛大臣問責決議案で、本会議で事前に採決を行うようになりました。

 さらにびっくりするニュースが流れましたが、参院与党で、中間報告で委員会スキップして、本会議採決を民進党に打診したとのことです。中間報告とは国会法に定められた、委員長法案の審議経過を中間報告して、委員会付託を終了し、本会議案件にするものです。質疑を打ち切られたと、言論封殺とか吼えてた維新は、ぜひぜひ、会期延長での十分な審議時間を確保しろとせっついてください。お願いします。ここまでなりふり構わないとすると、刑法も合わせてやって、延長なしにする気でしょうかね。中間報告をさせる、という判断参院議長が飲んだなら、野党参院議長不信任決議案は出せるんじゃないかな。でもここまで必死だとすると、一部で話題になってた、金曜に禁足令出して、土日の本会議開催もやりかねないなと思ってしまますね。ふつうにやっても成立できるのに、ここまで必死に議論をスキップする理由が、加計学園問題を突っ込まれたくないか国会を閉めたいっていうのが絶望的に悲しくなりますが。ダメージコントロールがダメすぎやしませんかね。この件の強行は加計に比べて取るに足らない問題だと思ってんですかね。とりあえず今日出すなら内閣不信任案を衆院で出さざるを得なくなるので、これが狙いだといえば狙いなんでしょうがトップバカからウソ連鎖して、全組織ダメダメになっていくのなんなの、旧日本軍を見習ってんの?牟田口&河辺リスペクトなの?ほんとにこの内閣むごたらしい末路を迎えてほしい(願望)。

 衆院強行採決のような絵が出ないぶん中間報告のほうがましだと判断したのかもしれないですけど、これはっきりって、強行採決なんかよりよっぽど異例だからね。わかりにくいかもしれないけど、マスコミはこの手続きの異常さをちゃんと報道しろよ。多分共謀罪の成立に調査結果報告ぶつけてくると思うよ。この内閣メディアインパクトだけ気にして行動してるから

平成27年9月仁比聡平議員質疑

 この話書こうと思ってたら、ジャーナリスト布施祐仁さんがツイートされていました。

この件ね。この話の概要をさかのぼると、平成27年5月の時点で、小池晃議員が、安保法制が通った場合の訓練内容や部隊編成を自衛隊検討し、書類を作成したことを、共産党リー文書を基に批判した際に中谷元大臣や安倍総理ウソウソを重ねた末、最終的には、文書存在も認めて、事前検討は当然だ、といった前段があったわけですよ。中谷さんはこのような文書の作成を指示もしてないし、存在も知らないとかうそついてたし、安倍さんスケジュールありきで法案成立を予定していることもないとかすっとぼけてたのも加計学園の問題と類似しているわけ。

 そんでもって9月2日の仁比聡平議員の質疑

仁比

「そこで、大臣に伺いたい。ここに言う武力行使範囲検討するというのは、法案成立後に、大臣がこれまで述べてこられたように、省内において検討を深化させ、統幕が中心となって原案策定して定めていくと、そういう意味ですか。」

中谷元

 「これは、法案閣議決定をした翌日、私が防衛省の内幕の幹部に対して、これを分析をし、また研究をするようにと指示をしたことに基づくものでございます。御指摘の記述は、統合幕僚監部におきまして、防衛、警備等の計画や共同計画に関しまして、法案成立後に検討していくべき課題を整理をすべく分析、研究を行ったものである承知をいたしております。この防衛、警備等に関する計画及び日米共同計画の内容、その詳細につきましては、緊急事態における我が国又は日米両国対応に関わるものでありますので、事柄上、性質上お答えを差し控えさせていただきます。その上で、御指摘につきまして一般論として申し上げれば、我が国平和安全に係る法制が成立をした場合に、当該法制の内容について、必要に応じ防衛、警備等に関する計画や日米共同計画に反映をするよう図るということは、私は当然のことだと考えております

ここで、まず防衛省計画作成が、大臣の指示だったといってるわけ。当初は大臣は知らぬ存ぜぬ、そんな文書確認できない、だったところも一緒。認めたあとは、「大臣の指示で作ったんです」っていう話にしたてあげてるのも、山本幸三が何もかも自分で決めたって言ってるのと似てる。

(略)

仁比

「略)河野統合幕僚長は、昨年の十二月十七日、十八日に訪米をされました。米統合参謀本部議長や陸海空、海兵隊幹部あるいは国防省幹部会談をし、日米同盟の深化などについて意見交換をされたと思いますが、これ、どなたたちと会われたんでしょうか。」

中谷

河野統幕長は、昨年十月就任をいたしました。昨年十二月に訪米をいたしまして、米国防省及び米軍幹部会談、この情勢等について対談をいたしました。会った人については、ワーク国防副長官、デンプシー統合参謀本部議長、オディエルノ陸軍参謀総長、グリナート海軍作戦部長スペンサー空軍参謀長ダンフォード海兵隊司令官スウィフト海軍作戦部統幕部長会談実施をいたしておりますが、このときにつきましては、ガイドライン見直し作業とかそのときの進捗状況など、様々なテーマについて意見交換を行いましたが、新ガイドライン平和安全法制の内容を先取りするような会談を行ったという事実はなく、資料公表する内容を限定したという御指摘は当たらないものでございます

仁比

「今大臣がおっしゃった今後の進め方という日程表で、統幕文書で八月法案成立とされていることが、聞かれもしないのに大臣がおっしゃるほど国会無視だと大問題になってきたわけです。私の手元に、独自に入手をいたしましたこの統幕長訪米時の会談の結果概要を報告する防衛計画部の文書がございます河野統幕長は、十二月十七日、オディエルノ米陸軍参謀総長との会談でこう言っています。オディエルノ参謀長から、現在、ガイドライン安保法制について取り組んでいると思うが予定どおりに進んでいるか、何か問題はあるかと聞かれて、統幕長は、与党勝利により来年夏までには終了するものと考えていると述べているんですね。これは何ですか。政府はあれこれ弁明してきたけれども、大臣が分析、研究などを指示したという閣議決定の翌日から遡って、実に昨年十二月、夏までにと述べているではありませんか。大臣はどんな報告を受けているんですか。

中谷

「その御指摘の資料につきましては、私、確認をできておりませんので、この時点での言及は控えさせていただきます」。

仁比

「そんな報告も受けずに、先ほど聞かれもしないのに、先取りしてやっているようなことはないなんて、そんな答弁したんですか。それ、虚偽でしょう。」

(略)

仁比

十二月総選挙投票日の僅か二、三日後の訪米です。法案の具体的検討も、あるいは与党協議もなされていないはずのそんな時点に、来年夏までにと決まっていたんですか、それとも統幕長は勝手にそんな認識米軍に示したんですか。どっちですか、大臣。」

中谷

「今御質問いただきましたけれども、御質問をいただいている資料いかなるものかは承知をしておりません。その点も含めまして、コメントすることはできないということでございます。」

仁比

「大臣、確認しますけれども、この統幕長訪米時のおけるって間違っていますけれども、統幕長訪米時のおける会談の結果概要についてという件名の提出年月日二十六年十二月二十四日付けの報告書、これ、存在するでしょう。」

中谷

「突然の御質問でございまして、御指示、御提示いただいている資料いかなるもの承知しておりません。防衛省で作成したものか否かも含めましてコメントをすることはできないということでございます。」

仁比

「この内容について私は数々の疑問がある。けれども、そんな御答弁では質問できないじゃないですか委員長、これ、事実確認させていただいて、この文書存在について確認をしてもらいたいと思います。」

鴻池祥肇

「今の、私への何ですか。何を確認するんですか。」

仁比

「改めて申し上げます。この私が今申し上げている統幕長の訪米に関する報告書、これの存在確認をしていただきたい、今確認をしていただきたい。」

どうです、そっくりじゃありませんかね。

一週間後、調査結果について9月9日安保特別

福島みずほ

社民党福島みずほです。河野克俊統合幕僚長米軍幹部への発言は、立法府否定です。憲法国民に対するクーデターです。大臣、罷免すべきではないですか。」

中谷元

「この件につきましては、資料確認がございまして、その存在の有無を調査いたしましたが、当該資料と同一のもの存在確認できなかったということでございます。」

福島

「ただし、夏までに法案を成立させるという部分は言っているんでしょう。

中谷

「この点につきましては、資料のもの存在確認をできなかったということでございます。」

同じ題名のもの存在したが、一字一句同じもの存在しなかったと言っているわけです。7日に公式委員長に報告されたことになっています。11日には安倍総理文書存在しなかったと予算委員会で答弁しています。そんでもって裏では犯人探しをしてるわけ。この件は国会答弁では防衛機密ではないとされているわけですが、なぜか中央警務隊が出張って、家宅捜索までやってる。

防衛省内での犯人探し

 仁比議員の質疑の翌日から、当該文書は、省秘に指定され、個人PCに持っているものに対して削除するように指示が出されたようです。

朝日記事

文書は15年9月、共産党参院議員が、河野克俊統合幕僚長が14年に訪米した際の米軍幹部との会談議事録だとして提示。新型輸送機オスプレイについて、河野氏が「不安全性をあおるのは一部の活動家だけだ」と語ったなどと記されていた。安倍晋三首相はその後「示された資料と同一のもの存在確認できなかった」と答弁した。

 訴状によると、防衛省大貫さん文書を流出させたとして、休息を取らせずに約3時間ポリグラフ検査を行い、約5時間にわたって自白を強要したと原告側は主張。機密に関わる部署から行事準備の資料作成などを行う部署に異動させられたとしている。

東京新聞

日報問題と同じ構図」原告

 「隠蔽(いんぺい)を図ろうということだと思った」。大貫さんは会見で、存在する文書をあわてて抹消するような指示を受けた時のことを振り返った。原告弁護団弁護士も「南スーダンPKOの日報問題と同じ構図だ」と、自衛隊隠蔽体質批判した。

 河野統幕長と米軍首脳の会談文書国会暴露されたのは、安保法案の審議が大詰めを迎えていた時期だけに、野党世論の大きな反発を呼んだ。

 訴状によれば、それまで誰もが見られた文書は、河野統幕長が文書の存否を「調査中」と語ったその日に秘密指定になり、二日後には削除が命じられた。文書存在しないことになったはずだったが、厳しい追及はそれから始まった。おまえが流出させた犯人なのは間違いない-。警務隊は身に覚えのない罪を突きつけてきた。

 仕事の面でも、情報本部内でそれまで所属していた高度な情報を扱う部署から行事資料を作成する閑職へ異動させられた。警務隊からは「共産党関係資料を出せ」「これは官邸マターだから協力しろ」といった言葉も浴びせられたという。

 捜査の結果は今も伝えられていない。「事実上犯人扱いされて、島流し的な異動もさせられた。国会では『文書はない』としながら、『流出させたのはおまえだろ』と言われ、腹立たしい」と大貫さんは憤りを隠さない。

 原告弁護団は「防衛省では国民が知るべき情報簡単隠蔽され、違法手法犯人捜しが行われている」と批判した。

この件は国賠裁判ですから賠償請求のほうは勝算が低いでしょうから事実認定のほうが大事です。ポリグラフ検査やるんだったら、中谷元安倍晋三がされるべきだとおもいますよ。

 桜井充議員は、すでに退職された人が、公益通報者保護制度で、個人攻撃から守られないのはおかしい、法改正必要だっていってましたけど、それも大事だと思うけど、政府があからさまなウソ国会でついてるときに、内部情報を漏らした公務員保護する必要性についてもっと当然に議論されるべきだと思いますけども。私の見解では、政府のあからさまなウソ告発することはたとえ法令違反が無かったとしても、労働者権利保護一般法理で守られるんだと思いたいですが、前近代っぷりを遺憾なく発揮してる現政権下では、そういう当たり前のことが期待できそうに無いのが怖いですよ。

2017-06-11

白紙に戻せぬ遣唐使教科書の読み比べ)

山川出版日本史の何がすごいのか、さっぱり分からない」

http://anond.hatelabo.jp/20170604204919

これの筆者です。

id:netcraft3さんに「このままシリーズ化してほしい」と言われたんですが、そのつもりはないです。歴史学に対してろくな知識もないから恥をかきそうだし、人気の増田国会ウォッチャー)みたいに注目をあびるのは恐ろしいです。

  

なので今回で最後になるかもしれませんが、ひとまず「遣唐使」について見ていきましょう。

山川出版社『詳説日本史』の「遣唐使」という項は、次のように書かれています。全文引用します。

618年、隋にかわって中国を統一した唐は、東アジア大帝国をきずき、広大な領地を支配して周辺諸国に大きな影響をあたえた。西アジアとの交流もさかんになり、都の長安(現、西安)は世界的な都市として国際文化が花ひらいた。

東アジア諸国も唐と通交するようになり、日本から遣唐使は8世紀にはほぼ20年に1度の割合で派遣された。大使をはじめとする遣唐使には留学生・留学僧なども加わり、多い時には約500人の人びとが、4隻の船にのって渡海した。しかし、造船や航海の技術はまだ未熟であったため、海上での遭難も多かった。遣唐使たちは、唐から先進的な政治制度国際的文化をもたらし、日本に大きな影響をあたえた。とくに帰国した吉備真備や玄昉は、のち聖武天皇に重用されて政界でも進出した。

朝鮮半島を統一した新羅とも多くの使節が往来したが、日本は国力を充実させた新羅従属国として扱おうとしたため、時には緊張が生じた。8世紀末になると遣新羅使派遣はまばらとなるが、民間商人たちの往来はさかんであった。一方、靺鞨族や旧高句麗人を中心に中国東北部建国された渤海とは緊密な使節の往来がおこなわれた。渤海は、唐・新羅との対抗関係から727(神亀4)年に日本に使節を派遣して国交を求め、日本も新羅との対抗関係から渤海と友好的に通交した。

これはひどい遣唐使派遣再開が何年だったかという記述がありません。

そもそもこの派遣が再開であるという基礎知識すら、この教科書では把握できません。ページを戻って第2章「1,飛鳥の朝廷」の「東アジアの動向とヤマト政権の発展」という項では、「倭は630年の犬上御田鍬をはじめとして引き続き遣唐使派遣し」たとあるのですけど、その後にしばらく派遣を中断した時期があることは記載なし。

一時期は中断していたからこそ、702年の派遣再開に歴史的意義があります。第1回の遣唐使派遣が630年ですから、何と、まだ大化の改新をやっていない時代ですよ? それくらい古い時代から派遣していたにもかかわらず、多くの教科書8世紀初頭の出来事として遣唐使のことを説明するのはなぜでしょうか。それは再開というターニングポイントを重視しているからです。本書もそれに従って、「3,平城京時代」という単元に「遣唐使」の項を配置しています。それならば、中断・再開の経緯について説明を載せるべきです。

  

ちなみに、他の教科書では、遣唐使派遣再開についての説明が次のようになっています

7世紀前半にはじまった遣唐使は、天武・持統天皇時代にはしばらく中断されていたが、702年久しぶりに難波津を出発した。」

東京書籍日本史B』(日B 004)

「また政府は、8世紀のはじめに遣唐使派遣して、669年以後とだえていた唐との国交を回復した。」

実教出版日本史B 新訂版』(日B 014)

「日本は唐の文化積極的にとり入れようと意欲をもやし、ほぼ20年に1度くらいの割合で遣唐使派遣した。」

山川出版社高校日本史 改訂版』(日B 017)

白村江の戦いののち、30年あまりとだえていた唐との国交が、701(大宝元)年の遣唐使任命によって再開され、以後、遣唐使がたびたび派遣された。それまで、半島から渡来人新羅などに学びながら、ある程度の国家体制を整えてきたが、この年の大宝律令とともに、唐との直接交通を始めたのである。」

桐原書店新日本史B』(日B 011)

律令制度を整えた朝廷も、702(大宝2)年に遣唐使を復活させ、唐の文物制度摂取につとめた。[中略]

こうしたなか、朝廷は新都の造営や貨幣鋳造、国史の編纂などを次々に実行して、中央集権体制にふさわしい国家づくりに励んだ。」

三省堂日本史B 改訂版』(日B 015)

  

引用者注教科書のページを戻って「白村江の戦い国内体制の整備」の項では、白村江の戦いののち、遣唐使が「669年を最後に中断した」という記述あり。]

この中では、桐原書店ダントツに優れていると思います

遣唐使が中断していた理由もわかるし、大宝律令の制定と遣唐使の再開という2つの出来事を結びつけて理解することができます

  

三省堂記述おもしろいです。私は前回、この教科書について、「時代の流れがよくわかる」「時系列にしたがった記述が多い」というようなことを書きましたけど、ここでもその特徴が出ています

大宝律令の制定、平城京への遷都、貨幣鋳造、国史編纂というのは国内政治です。一方、遣唐使新羅・渤海との関係は、外交政策です。普通教科書はこれを別項に分けますが、三省堂はこれを同じ項にまとめて一つの時代様相として語っているのがすごい。

  

東京書籍実教出版も、中断・再開に触れています。その点は『詳説日本史』より絶対にマシです。

  

山川出版社高校日本史 改訂版』(日B 017)は、教科書のページ数が少なくて、内容もぺらぺらに薄いです。『詳説日本史』と同様、これでは大雑把に奈良時代の初め頃だったということしか分かりません。(しかも正確には702年に派遣再開されたので、これを奈良時代出来事と把握すると誤りになります)

  

  

  

東大入試でよくわかる遣唐使

東大入試2003年)は、遣唐使の本質にせまる問題を出しています

次の(1)~(4)の8世紀の日本の外交についての文章を読んで、下記の設問に答えなさい。

(1) 律令法を導入した日本では、中国と同じように、外国を「外蕃」「蕃国」と呼んだ。ただし唐を他と区別して、「隣国」と称することもあった。

(2) 遣唐使大伴古麻呂は、唐の玄宗皇帝元日朝賀(臣下から祝賀をうける儀式)に参列した時、日本と新羅とが席次を争ったことを報告している。8世紀には、日本は唐に20年に1度朝貢する約束を結んでいたと考えられる。

(3) 743年、新羅使は、それまでの「調」という貢進物の名称を「土毛」(土地の物産)に改めたので、日本の朝廷は受けとりを拒否した。このように両国関係は緊張することもあった。

(4) 8世紀を通じて新羅使は20回ほど来日している。長屋王は、新羅使の帰国にあたって私邸で饗宴をもよおし、使節と漢詩をよみかわしたことが知られる。また、752年の新羅使は700人あまり大人数で、アジア各地のさまざまな品物をもたらし、貴族たちが競って購入したことが知られる。

  

設問:この時代の日本にとって、唐との関係新羅との関係もつ意味にはどのような違いがあるか。たて前と実際の差に注目しながら、6行以内で説明しなさい。

これの答えがピンポイントで載っている教科書があります

山川出版社新日本史B 改訂版』(日B018)です。これ以外は、どの教科書も上記引用した『詳説日本史』と似たり寄ったりの内容ですからいくら熟読をしても答案を書くことが難しいと思います。(三省堂のぞく。後述)

8世紀に入ると、日本は20年に1度の回数で大規模な遣唐使派遣した。日本は唐の冊封を受けなかったが、実質的には唐に臣従する朝貢であり、使者正月の朝賀に参列し、皇帝を祝賀した。[中略]

一方、日本の律令国家内では天皇皇帝であり、日本が中華となる唐と同様の帝国構造を持った。日本は新羅や渤海を蕃国として位置づけており、従属国として扱おうとした。

白村江の戦いののち、朝鮮半島を統一した新羅は、唐を牽制するために日本とのあいだにひんぱんに使節を往来させ、8世紀初めまでは日本に臣従する形をとった。やがて対等外交を主張したが、朝廷はこれを認めず、藤原仲麻呂新羅への征討戦争を準備した。一方で、新羅民間交易に力を入れ、唐よりも日本との交流が質量ともに大きくなった。現在の正倉院に所蔵されている唐や南方の宝物には、新羅商人仲介したものが多いと考えられる。[後略]

  

山川出版社新日本史B 改訂版』(日B018)

以上に準拠しながら、私なりに要点をまとめておくと、次のとおりです。

  

(1)は、日本が唐から律令を学び、その中華思想の影響を受けたことを言っています。つまり、日本はみずからが「中華となる」という「帝国構造」を作ろうとしたのです。「日本は新羅や渤海を蕃国として位置づけ」て、彼らを野蛮だと侮蔑し、従属国として扱おうとしました。ですが、唐だけは別格です。あのような大国を敵にまわすと、恐ろしいことになりかねません。そういう遠慮があって、唐のことだけは尊重して隣国と呼びました。

(2)は、「日本は唐の冊封を受けなかったが、実質的には唐に臣従する朝貢」をしていたということです。唐の臣下となって朝貢する国々の中にも、その立場にはランクがありました。日本と新羅はともに唐の臣下だったのですけど、日本は新羅より格上の臣下になろうとしたのです。

(3)は、日本と新羅関係悪化について述べています新羅が「8世紀初めまでは日本に臣従する形をとった」ので、その間は関係がうまくいっていました。しかし、新羅が「やがて対等外交を主張」するようになったから、両国関係はこじれてしまったのです。それが最終的には藤原仲麻呂が「新羅への征討戦争を準備」するくらいにエスカレートします。

(4)は、日本と新羅政治的には対立しつつも、経済的には交流が盛んだったという内容です。「新羅民間交易に力を入れ」ました。「新羅商人仲介し」、日本へ「唐や南方の宝物」をもたらしたのです。それは貴族たちが競って購入したがる垂涎の的でした。現在「正倉院に所蔵され」ている宝物も、そういうルートで輸入したものが多いのです。

  

教科書の読み比べをすることの目的は、なにも入試対応するためだけではありません。

例えば『詳説日本史』には、最初引用したとおり、「日本は国力を充実させた新羅従属国として扱おうとしたため、時には緊張が生じた」とか、「8世紀末になると遣新羅使派遣はまばらとなるが、民間商人たちの往来はさかんであった」という記述があります。この短い記述が伝えようとしていることの本当の意味は、『新日本史B 改訂版』(日B018)のような他の教科書と併読することにより、はじめて正確に把握できるのです。

  

ところで、この教科書の著者は、東大の先生が3人、京大の先生が1人です。本書だけに載っているネタを使って入試問題がつくられたのは、そのへんの事情もあるのかなと勘ぐってしまます

もしくは、これは2003年入試問題ということだから、ちょうど講談社の『日本の歴史シリーズ2000年2003年)が発行されていた時期ですし、そちらの内容を意識しているのかもしれないですね。一応、そっちのシリーズから引用しておきましょう。

国内及び新羅などの諸国に対する時と、唐に対する時とで天皇の顔を使い分けるという、まことにすっきりしない状況でもあった。このような努力・苦心を払って日本が手に入れようとしたのは、東アジアの有力国としては新羅より格が上、という地位の確認であり、また初期の遣唐使が唐の高宗蝦夷を見せたことに示されているように(『日本書紀』斉明五年七月三日条)、日本は隼人蝦夷などの異民族をも支配下にいれた大国かつ君子国であるという評価であった。いわば唐を盟主とする諸国の中での相対的に高い地位を求めるとともに、自らの小帝国であることを唐に認めさせようとしたのである。(石母田正天皇諸蕃』)

  

坂上康俊『日本の歴史05巻 律令国家の転換と「日本」』

さきにもふれたように、「日本国」は唐帝国との公的な外交関係では「天皇」の称号を用いることができず、実際には二十年に一度の使い――遣唐使――を送る唐の朝貢国位置づけられていたと考えられるが(東野治之「遣唐使船」朝日新聞社、一九九九年)、国号「倭」から「日本」に変え、「天」をつけた王の称号を定めたのは、唐帝国に対し、小なりとも自ら帝国として立とうとする意志であったことも間違いない。

実際、「日本国」は「蛮夷」を服属させる「中華」として自らを位置づけ、「文明」的と自任するその国制を、周囲の「未開」な「夷狄」におし及ぼし、国家領域を拡げようとする強烈な意欲を、その発足当初は持っていたのである

[中略]

このように、朝鮮半島に対しても圧力を加えて、朝貢を強要する姿勢を示す一方、「日本海」をこえてたびたび使者を送って交易を求めてきた渤海については朝貢国として扱うなど、「日本国」は自らを「中華」とし、帝国として四方に臨もうとしていた。しか東北侵略を止めた9世紀に入ると、こうした「帝国主義」的な姿勢列島外の世界に対する積極的な動きはしだいに退き、十世紀になれば、ほとんどそれは表に現れなくなっていく。

  

網野善彦日本の歴史00巻 日本とは何か』

日本が置かれている立場としては、唐への朝貢という屈辱外交をやめるためには、遣唐使派遣を中止するしかないわけです。しかし、日本は唐と断交して敵対的にのぞむ国力も、その覚悟もありませんでした。

いっぽう、遣唐使は唐の皇帝から賜った国書日本国王へ勅す)を持ち帰るわけにはいきません。日本が唐に朝貢していると認めることは、天皇の威信を傷つけることになるからです。

こうなると、実際には日本が唐に朝貢していることが明らかなのに、国内での建前としてはそれを否定してみせる必要が出てきます。要するに、「遣唐使派遣は朝貢ではない。天皇が唐に臣従しているという批判は当たらない」という建前をでっちあげ、国内的にはそれをゴリ押しすることで、この矛盾を乗り越えようとしたのです。

  

私がこのエントリ題名に「白紙に戻せぬ遣唐使」と付けた由来は、多分みなさんもご存知の、894年に遣唐使が廃止されたことを指す語呂合わせ「白紙に戻そう遣唐使」です。しかし、日本がほんとうに、この"遣唐使"的なるものを白紙に戻せたかというと、それは甚だ疑問です。為政者国内国外で異なる顔を見せたり、外交姿勢の実態と建前を使い分けているというのは、室町時代に明に朝貢して「日本国王」となった足利義満に、ほとんどそのまま適用できる視点だと思います

それに、このことは現代外交問題についても、重要示唆を与えてくれます。例えば政府国内に向けて愛国心ナショナリズムを煽っておきながら、それと同時に国外に向けて国際協調アピールをするというチグハグな状況は、まさにこの延長にあるんじゃないでしょうか。

あるいは唐側の視点で見ると、日唐関係はこんな見方もできるかもしれません。唐は日本がおとなしく朝貢するかぎり、細かいことに目くじらを立てなかった。唐としては蕃国をヘタに刺激して事を荒立てるより、多少その尊大なふるまいを黙認しておく方がメリットがあった。すなわち唐は日本と妥協しあって、朝貢関係があるとも無いとも、どちらとも言える状況を作りあげた。――こういう分析がどれだけ妥当か分かりませんけど、2国間に争いがあるとき玉虫色の決着をつけ、両国政府がそれぞれ自国民の耳に心地よい解釈で説明をしているというのは、これまた現代によく見かける話でしょう。

  

  

  

教科書の読み比べ

遣唐使についての解説が長くなりすぎましたが、じゃあここから、各社の教科書の読み比べをしていきます

  

実教出版日本史B 新訂版』(日B 014)

遣唐使船はふつう「よつのふね」とよばれ、1隻に100人まりが乗りくみ、多い時で約500人の大使節団であった。

悪くはないですが、遣唐使について普通説明があるだけです。

おもしろい特色がありません。

無理に良い所探しをするなら、「よつのふね」という文学的呼び方を紹介し、その規模がいかに大きかったかを強調していることです。

華々しく飾り立てた大使節団というのは、それを送りだす側も、それを受け入れる側も、両国にとって国威発揚イベントになったと推測できますもっとも、沈没行方不明になることも多々あったので、華々しさとはかけ離れたのが実態だったかもしれませんし、どうなのでしょう?

  

  

  

桐原書店新日本史B』(日B 011)

  

……って、今回はここで文字数制限なのか。

引用をしていると、あっというまに文字数が膨らみますね!

つづきを書きました→ http://anond.hatelabo.jp/20170611234459

2017-05-24

http://anond.hatelabo.jp/20170524102652

動画配信やすくなったおかげで普通動画じゃ再生数増えない。だから挑発的な題名攻撃的な口調で目立とうとする。YouTuberでも使ってる方法だしね。

問題は、中学生なので真似したYouTuberのように絶対に守るべき部分を守れてなかった所かな。正直声なんかより個人情報に繋がる部分を守るべきだった。粉塵とか剥ぎ取りとかエリアルとかは、ゲーム知識の無さとコミュ力欠如だけどこんな奴沢山いるから何とも思わない。

結局、何も防御せずにモンハンに良く居る社会不適合者が配信とかしちゃったから起きた問題。でも、こういうのが居るからリテラシーとか教えやすくなるから素材として頑張って欲しい。YouTubeとかに文句言うのは筋違いコイツ馬鹿なだけだから

2017-05-17

http://anond.hatelabo.jp/20170516213819

身長体重次第だな。あと、最初についた肉は最初に落ちる。まぁ、痩せたら減るよ。

あと、デビューしたら店名か題名教えてくれ

2017-05-16

艦これに疲労度が必要ない理由

当初は「人間的」や「キャラクターを気遣ってる」などで賞賛された艦これの疲労度システムだが、既に無用の長物となっている。

時代がそうしたとも言えるが、それ以上に運営がそういう方向にしたと言えるだろう。

 

 

疲労度とはそもそもなんだったのか

状態異常というのが実態に近い。連続で出撃(MVP旗艦などでもなければ3回程度の出撃が限度なのを連続と言えはしないが)することで、短くても5分は待機させなければ攻撃回避などにマイナス補正がかかるようになる。このマイナス補正の大きさは凄まじく、普段からただでさえ深海棲艦よりやる気を見せない艦娘がよりサボるようになる。逆にキラキラ状態にしてもお祈り程度のバフしかからないのとは雲泥の差だ。

このシステムがあることで、ゲームとしてはプレイヤー拘束時間を増やしアクティブユーザーを水増しすることができる。キャラクター性などの理由もあるにせよ、実態アクティブユーザー増いう運営の実績のためのシステムにすぎない。

 

 

時間稼ぎをする必要はもうない

当初はゲーム自体で曲がりなりにも相応の実績を出さなければならなかったが、今やその必要はないほどの規模に艦これは成長した。

アーケード版はSEGAアケ部門に巨大な利益をもたらし、アニメアンソロなどのメディアミックスは角川にそれなりの収益をもたらしている。同人誌では未だ巨大ジャンルとして君臨している。DMMの中でも艦これほどの売上のゲームはそうそうないだろう。

アクティブユーザーは多いに越したことはないが、稼ぐというような言葉を使うほどの必要性は無いだろう。もちろんコンテンツの成長には常に稼ぐ意識を持たなければならないが、むしろそのためにも疲労度を始めとする様々な艦これの「売り」だった要素を改善していかなければならない。

 

 

時は金なり

結論から言えばユーザーにはかつてのように 金<時間 というやり方を絶賛する程の余裕は無い。忙しい毎日の中で放置できない一つの戦闘に加えて疲労度の回復待機時間まで捻出させるような余裕は無いということだ。

具体的に言えば、まずプレイヤー環境変化がある。4周年を迎えた艦これだが、多くのプレイヤー最初一年で入ってきているだろう。そこから数えても3年だが、この3年という数字大学生なら就活に忙しくなり、高校生なら受験真っ只中、社会人なら新人から脱して業務学習に忙しくなる頃合いだ。始めた当時は時間で遊べることを絶賛していた層も、肝心の時間が捻出できなくなる頃合いで、その影響力は無視できるものではないだろう。

次に、競合する他のゲームの台頭だ。これは戦艦少女意味せず、もっと幅広くソシャゲ単位で言えるものだ。グラブルFGOといった巨人は言うに及ばない。艦これはその独自性があるものの、金と時間の奪い合いとなっている昨今のソシャゲ事情オリジナリティだけで安定してパイを貰えるなどということは無い。他のソシャゲイベント時間が取られることに変わりはないが、艦これのそれよりは短時間で済む。古戦場艦これイベント海域を同数回すことになったとして、どっちがより時間がかかるかは明白だ。

最後に、運営時間強制的な消費に拍車をかけた。今行われている春イベントは中規模の枠と運営は騙るが、実際には様々なギミックやゲージにより見せかけのステージ数の1.5倍はあるボリュームだ。先述のように艦これは一回一回の戦闘放置できずまた時間がかかるということも踏まえれば、消費しなければならない時間は莫大なものとなるだろう。特に今回は多数の新しい艦娘ドロップ目当ての周回もあり、益々時間的余裕の無いもの門前払いとなってしまっている。

 

 

ゴリ押しをすれば良いというのは通用しない

勘違いした高難易度を良しとする風潮に後押しされて良いものとされているが、課金アイテムによるゴリ押し意味として微々たるものであるというのは、はっきり言って悪である女神ガン積みをしてもゲージ破壊の段階で旗艦を潰せなければ意味はなく、乱数のご機嫌次第という事情に変わりはない。それに運が良かったとしてもイベントに多数の時間を割かなければならないことに変わりはない。

 

 

難易度を下げれば良いという上から目線

甲乙丙の難易度で確かに丙を選べば攻略はより簡単になる。しかあくまでそれは攻略に伴う道中撤退などの危険性が少なくなるというだけで、何度も言うようにイベント全体で時間をかけなければならないことに変わりはない。おまけに新しい艦娘の掘りまで考えれば、一概に丙で攻略せよというのも難しい話だ。そこを諦めてイベント攻略だけをすれば良いと反論するならば、その論者は艦隊「これくしょん」の文字を読めないか艦これ批判ならなんでも噛み付く迷惑自己クレーマーであろう。

 

 

運営方針を転換すべき時

時間をかければ金の分を補えるという方向性は筆者も否定しない。

しかし同時に、艦これ運営はそれを信条としすぎて今や金の有無に関わらず時間をかけさせることが正義だと思っている節がある。

かつてならばそれで衰退した所で一つのサービスが終了するだけだったが、今や様々な企業が絡んでいる複合コンテンツとなっている以上、艦これ自身が己のサービス時代に合わせて変化し、プレイヤーに受け入れられるよう努めなければならない。繰り返すが、既に多数の企業が絡んでいる以上、その利益艦これ運営だけで消して良いものではなくなってしまった。

今、多くのプレイヤーに望まれていることは、如何にして短時間で遊べるかどうかに尽きるだろう。艦これに限らず、様々なサービスが即時性・即応性を求められている。

Flashベース艦これ自体限界が来ているというのは事実で、艦これ2.0とでも言うべき次世代型に移行するのがもっとも手っ取り早いとは思う。システム面だけでなく、アイディア面といった所でも限界は来ていると思うが、

まず艦これ運営が変わるべき第一の点として、プレイ時間短縮に向けた様々な、プレイヤーの実情に合わせた方針転換が成されるべきだ。そうでなければ、例えこのまま艦これ2.0が実現したとしても、頭脳が変わらぬやり方ではちょうどよい引退区切りしかならないからだ。

その一端として、題名のようにまずは周回を前提としたイベントづくりをする癖に、周回にとって邪魔しかない疲労度なるアクティブ稼ぎの古い施策を止めることだ。

もちろん疲労度を止めればこの運営、より周回を前提とした悪辣なマイナスアップデートに出てくるかもしれないが、それを行うのであれば、もはや運営は周辺事情が見えていない、クリエイティブに求められる最新情報を取り入れることも出来ない愚鈍さを見せつけるだけとなるだろう。

2017-05-11

http://anond.hatelabo.jp/20170511144359

無いよ。

大人びた自称事情通は「アメコミファンはどんな題名でも見に来るから、そうじゃないファンを呼ぶ為には分かりやす名前にすべき」とか言うけど、そのファンは「ソーと地獄女王」でも見に来るし、王様のブランチZIPで絶賛すればスワヒリ語題名でも見に行くわ

結局一部のファンには嫌われるけど、映画は見たいから見に行くし、その他の客は「バトルロイヤル関係なく見に行くし、結局、この変更をした担当の成果の一つとして残るんだな。

署名運動でも起きれば良いけど、そもそもアメコミ自体人気ないし、近年の糞実写化にも署名運動すら無くスルーする日本人じゃ無理だろうな。

2017-05-04

ゴースト・イン・ザ・シェルを見ました

えーっとこれって本当にGHOST IN THE SHELLなんでしょうか?

確かにGHOST IN THE SHELLから多くのシーンを持ってきているとは思うのですが、精神性がGHOST IN THE SHELLでは無いような気がします。

言わば義体GHOST IN THE SHELLから持ってきているが、その中にいるゴーストは全くの別物といった所をでしょうか。

どちらかというとARISEとかに近いと思います

元々のGHOST IN THE SHELLの根っ子にあるものは「ネットは広大だわ」に尽きる訳ですが、今回の物語ではネットあくまでも舞台装置の一部に徹している印象です。

その為メインとなるのは少佐の正体、および義体研究です。

攻殻機動隊シリーズ世界線の変わる話が数多くあるので、こんなの攻殻機動隊じゃないとは言わないです。

しろ今までの攻殻機動隊とは違うある程度気軽に楽しめるハリウッド攻殻機動隊を目指そうとした意欲を買ってもいいぐらいです。

しかし、これはGHOST IN THE SHELLではないと思います。もちろんGHOST IN THE SHELL海外では攻殻機動隊のもの意味するのは分かります

しかし、それでもこの映画題名は別のモノであるべきだったと感じるのです。

邦題の「ゴースト・イン・ザ・シェル」を最初見たときずっこけましたが、見終わってみると納得しました。

この映画GHOST IN THE SHELLで無いのだからゴースト・イン・ザ・シェルなのでしょう。

いっそ海外題名も「KOUKAKU KIDOUTAI」で良かったのでは無いでしょうか?

荒牧大輔が座頭市っぽくなってしまったゴースト・イン・ザ・シェルにはピッタリな気がします。

2017-05-02

http://anond.hatelabo.jp/20170502161603

先ずメール先程の内容はメールで来た。ちなみにお米と野菜を送ったーという内容の文末に書いてあっただけ。

なので、

・なんで今頃湯川?⇒どっかで聞いたか買ったんじゃない?ふーんって感じでメールみただけ。

・その本の題名は?⇒旅人

・本を読んでいたら著者が科学者という認識があるのになぜ作家と言った?⇒細かいこと気にしてないんじゃない?

母親は本を薦めるときに作者についての予備知識をなぜ書かなかった?⇒お米と野菜送ったというメールに予備知識書く??そんなこと言われても困る笑

・なぜダイナマイト賞とメールで聞いたときにそれはなにかと聞き返さなかった?⇒興味が無かったから。ふーんって感じ。

母親書籍を送ってくることなんか珍しくない?⇒お米と野菜送ってくる時は必ず何か入れてくる。こないだは松本清張だったな。


その点でリアリティーがないから作り話なのかなと思った⇒凄い普通の話だと個人的に思っているのだけど…

君は母が妙な間違えをしたりとか、母のオモシロエピソードひとつやふたつあるでしょうに。

猜疑心の塊か!笑

2017-04-24

岡村俊一騒動から見える人力飛行機ソロモン

2.5次元演劇作品の出来に不満を持つファンが不満の声を上げているようだけど、構図としてはニチアサ特撮番組古参新規ファンとの間で起こっていた諍いと同じ構図に見える。

元々から作品を楽しんでいたファンからすれば不出来に感じたものでも、それを楽しんでいる層が一定数おり、製作サイドからすればそちらを優遇したい。

その判断製作側がしたのだから、仕方がないのだ――

自分観測する範囲だと、当時の新規ファンはそう主張していた。

渦中にいる演出家は、故つかこうへい系譜にある人なんだそうだ。

「元来役者なんて河原者」なんて言い回しを好んだのは唐十郎だったが、つかも同様だった。

お客が望むパフォーマンス第一で、役者人権なんて豚に食わせろ、という狂った部分が見えた。

そのために阿部寛は客席の男性(仕込み俳優)とキスさせられたし、女優は頭で大根をかち割った。

それに別の理屈をつける人もおろうが、自分は「客に受けるためなら何でもやる」だと解釈している。

その意味において、客が喜ばなかったのならば、素直に失敗を認めるべきだ。

演出家自分で言うように、俳優のことを第一に考えているのなら、彼がすべきことは俳優のためにおのれの失敗を認めて、土下座をすることだ。

客に文句を付けるなんてのは、スベった芸人言い訳と何も変わらない。

ただこのような場合、スベったかどうかを判断するのは、いつも製作サイドだ。

演出家は、不満を持っているファンたちが主張するように、問題のある人なのかもしれない。

でもそのうえで製作サイドは彼を必要としたのはなぜか。

それは既存ファンたちの支える力だけでは不足があったからでないのだろうか。

既存ファンを満足させていけば、このまま安泰だ」と製作サイドは思えなかったんだと考えられる。

その判断は間違っていないと、個人的には思う。

顧客を絞って先細りしていったコンテンツは、いちいち例に挙げる必要のないほどたくさんある。

から客層を広げる努力が行われ、そこに不満を持つ人が出てくるのも仕方のないことだと思う。

作品世界観を壊す改変が、失礼な行為だという主張もある。

ただその考え方は諸刃の剣だ。

原作至上主義の人たちからすれば、2.5次元舞台のもの世界観破壊にほかならない。

ドラマ映画化が手放しで喜ばれないのと同様に、メディアミックスは誰もが喜ぶ展開というわけではない。

それらはすべて「推しを人質に取られた」と感じるファンが出る危険性を持っている。

また演出家が「話題性のために世界観を壊してもいいと考えている」と信じるのなら、批判はいっそう注意が必要だと自分は思う。

なぜなら、TLで不満が飛び交っているこの現状が彼が望んだものだとしても不思議はないからだ。

現在言葉でいえば『炎上商法』と呼ぶこの状況だけれど、他の表現も出来る。

かつてそれは街頭劇と呼ばれていたが、それの変化系とも言い換えられそうだ。

つかこうへい以前だが、日本演劇界現実虚構のカベを取ってしまおうと考えた人たちがいた。

例えば街角喧嘩しているカップルがいれば、誰もがそれをちらりと見てしまう。

それを俳優が演じていれば、それは立派に演劇だと言えるんじゃないか、という具合だ。

そう考えた作家名前は、寺山修司という。

街中で堂々と行われたショウは喝采を集め、当時のメインストリームですらあった。

エントリにも入れた人力飛行機ソロモンというのは、彼の街頭演劇代表作の題名だ。

一般人生活狭間で上演された街頭演劇の周囲では、何も知らない一般客に迷惑がかかることもしばしばあった。

突然あらわれた奇天烈な隣人にギョッとさせられれば、それを不快に思うのは当然で、それが問題になるのも仕方のない話だ。

からその芝居をそのままの形で再演することは、どの演劇祭でも不可能になっている。(今では参加者が寺山のお面をかぶるまりになることが多い)

ただその混乱そのもの価値を見出すアングラ感、それに酔いしれる観客の気持ちもとてもよく分かる。


そして電脳世界において、今回の炎上パフォーマンスでない保証はない。

演出家自身が言うように「少人数で炎上が起こせる」のだすれば、騒動自演であると言い切ることも出来なくなる。

演出家はどのタイミングだって釣り宣言をして、「ショウアートでしたプギャー」というカードを切ることが出来る。

本来であれば最終的に客に受けなければ成立しない言い訳ではあるが、アンチがいう通りの身勝手演出家ならばそう主張したっておかしくないだろうし、また「そういう役を演じたんだ」と言うことだって出来る。

演劇的な逃げ道が残されている上に、騒動によって新たに興味を持つ人も出てくるかもしれない。

おそらくそこで入ってくる人は、古参の嫌う『マナーの悪いファン』なんじゃないか想像する。

そしてそういうご新規さんを排除しようとする既存ファンの有り様こそなんとかしたいと、製作側は願っている可能性もある。

もはや古参がどんなにお金を落としていようと、製作サイドからすると客としての旨味はないのかもしれない。製作が観客の新陳代謝を求めているんじゃないか

逆に「どんなことをしても集客に繋げる演出家」の価値が上がったとしても不思議はない。

そういった意味で、ファンとして批判するならもう少し慎重になった方が良いと思う。少なくとも目的地を見据えて行動すべきだ。


と書いておきつつも、自分ファンでないので自由に書かせてもらう。

まず演出家が客に文句を付けるなんてのは論外だと思う。

俳優のことを第一に考えているならなおのこと、客に責任をなすりつけるべきではない。

それは自分自尊心という殻を破れずに消えていった俳優をこれからも増やすことに繋がりかねない、危険思想だ。

つかの舞台自分面白いと思ったのは、いつだってその殻を破った俳優たちがいる作品だった。

逆に変に大物が出演してたりすると、弾けた感じにならず、面白い作品とは思えなかった。

つかこうへい自身演出を行わない「つか作品」が面白く感じられた試しもない。それはつかこうへい劇団においてすらそうだった。

円盤などでつかこうへい演出作品を鑑賞すれば分かるように、彼の作品俳優個性と密着している。そのため文字通り「その俳優しか演じられない役」なのだ

しかも苦労してせっかく作り上げたキャラクターは、演出家の思いつきで日々全く違う形になっていく。

たぶんこの過程俳優自尊心という殻も破られるんだろうと、自分勝手想像している。

だが2.5次元作品の役はそうではない。

元々のキャラクターに近づこうと真摯努力すればするほど、演じる自分自身と離れていく。

それを『かぶりもの』と表現するのは(ことば選びが適切かどうかはさておき)なるほどなぁと思う。

おそらくこの辺のバランスもっとも巧く取ってる演出家の一人が西田シャトナーだ。

つの舞台の中で俳優モブなど別の人格が与えられ、ある程度自由にそれを演じさせる。

演じたキャラ以外の部分も観客に見せられるため、俳優個性担保されて、俳優と観客にそれが共有される。

24時間ぶりっこし続けられる女子がいないように、俳優にも自由になる時間必要なのだ


さて話題がそれたが、本題に戻そう。

演出家がああも自信たっぷりに「自分役者たちの将来のことまで考えている」といっている以上、製作サイドも「観客はそうじゃないだろうな」と思っていると認識してもいいんじゃないかと思う。

自分制作者たちがどれほど努力しても興味を失えば去る観客はゲスだと思うし、でもそれで構わないんじゃないかと思う。

たとえそうじゃないとファンが主張しても、その声を真摯に受け止めてもらえる状況ではないだろう。

騒動がその状況をふまえた上で演出家自覚的燃え上がっている可能性は捨てられず、問題が大きくなればなるほど、彼の求心力は高くなる可能性もある。



じゃぁいったいどうすればいいのか?

それは一人一人が「製作者たちにとって『良いお客』ってどんなだろう?」と考えて、それに近づいていくよう努力する以外にないと思う。

本来であれば、製作者たちが客の望むもの提供するのが道理だ。

だけど真のファンであれば、その力関係あべこべになることに不思議がることもないだろう。

どうしても受け入れられないなら観に行かないという選択をすべきだし、それも出来ないのなら自分たち上演権を手に入れるほかない。

同人誌を描きはじめる動機の一つとして「自分の望むものを書いてくれる人が、誰もいなかったから」というのもある。

それもまた一つの『良いお客』の形だと思う。

それぞれのファンが持つ原作への愛情の深さを疑うつもりは全くない。そしてその愛情に応えて貰えなかった落胆の大きさも、想像するにあまりある。

しかしその不満を演出家炎上させるかたちで表すことが、真のファンがすべきことなのかどうか。そこについてはもう少し考える余地があると思う。









などつらつら書いてきたが、もちろんこの文章演出家本人によって書かれたものでないという保証もない。

炎上を含めた一連のやりとりの中で、プロレスが行われているだけと考える人もいるだろう。


隣にいる人はその役を演じている俳優に過ぎず、自分が生きている世界は誰かが用意した箱庭なのかもしれない。

そうした疑念の風を受けて、SNS飛行機ソロモンゆっくりと空に舞い上がっていく。

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