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はてなキーワード: きらびやかとは

2021-06-02

前世旅行してきた

二日前、オモコロ催眠術記事を読んだことをきっかけにYouTube催眠術動画を見た。ヒプノディスク(なんかようわからんぐるぐるするやつ)を見ているうちに手が開かなくなったりとか、そのまま目を閉じるとまぶたが開かなくなったりとか。そういう5分に満たない動画。数年前にこれを試したときはてきめんに効いて驚いたのだけれど、今回は二度目だからか、当時よりも大人になったからか、はたまたヒプノディスクってヒプノシスマイクみたいだな…と邪念が湧いていたからか、催眠に対して抵抗することができた。アッもしかして"ヒプノ"は催眠を表す単語ですか?

その流れでおすすめに上がった前世催眠前世瞑想…?の動画を見ることにした。こちらは30分程度の大作である人生の30分をこれに使うのかと思ったけれど、どうせ暇なので、惰性のままに再生ボタンを押した。導入。ゆったりとした女性の声が私にリラックスを求めてくる。部屋を薄暗くし、マットレスに横たわり、命じられた深呼吸を繰り返しているところでアロマを炊けばよかったかとほんの少しだけ後悔した。埃をかぶっているアロマランプはこういうときに使うものだろう。たぶん。

さて、動画女性は私が完全にリラックスできたていで話を進めていく。私の精神深呼吸くらいでリラックスできないし、身体深呼吸くらいで脱力できないのだけれど、まあ、しかたがない。というか呼吸って意識すればするほどに浅くなりませんか?ほんとうにアロマを炊けばよかったと思ったよ。とにかく彼女は私に目を閉じろと言った。私は閉じた。あなたは海にいますと言われた。海。これまでの人生の1/3を海沿いの町で過ごしてきた私は海のイメージに自信があった。今となっては思い出の中にある海。真っ暗な空とそれよりも深い色をした海面、テトラポットに打ちつけられる波の音と飛沫、寒さでざらざらとするような潮風とその匂い。遠くで空港につながる道が光っている。

満天の星が輝いていますあなたを包む風はあたたかく……」と女性が言った。後出ししないでほしかった。思い出をまるめて捨てた私はおそらく海外だろう美しい砂浜を作り上げることに努めた。

この時点で結構いっぱいいっぱいというか、彼女が想定している私の脳内と実際にかなりの乖離があったのだけれど、彼女はペースを緩めてくれない。その海の中からなにかがあなたを案内するために迎えにくると言われ、それは人かもしれないし動物かもしれないし物体かもしれない、とにかくあなた安心できるものだと。ところで、私はそれまでの時間乙女ゲームにかけていた。攻略対象picをずっと見つめていた私が急拵えで作った「私を迎えにきた安心できるもの」は当然のように攻略対象だったわけだ。

いや、ちがうだろ、と思った。

前世乙女ゲーム攻略対象に案内してもらうのは違うだろ。

私はそのイメージを打ち消すと、白いワンピースに身を包んだ幼女一心不乱に想像した。案内役が幼女安心できるのかと言われたらNOだと今になれば思うのだけれど、そのときは焦っていた。幼女は……というか動画女性は私を海底に導いた上で目の前に門があるとぬかす。門。門か。門ってなんだろう。コナンアニメで出てくるあれかな?両開きの扉がついているやつ。もうそれでいいよ。妥協が肝心だ。この門をくぐると私は前世体験できるらしい。いよいよである

これはもうほんとうにイメージの話であるのだけれど、事件の始まりを予感させる扉の先で脳内に浮かんだものショッキングピンクだった。女性が足下を見てくださいと命ずる。なにを履いていますか?それとも裸足でしょうか……ゴールドハイヒール……ハイヒールということはドレス……いやでも前世パーティードレスを着るか?ドレス……なんかもっとこう異世界転生して悪役令嬢になった主人公が着るような……マリアントワネットみたいな…………連想ゲームのような感じで私の前世は決まった。中世ヨーロッパ貴族の令嬢。連想ゲームというか乙女ゲーム世界から抜け出せていない感じは否めない。あと、ショッキングピンクはまじで関係がなかった。なんだったんだよ。

女は「前世あなたいちばん幸せだった場面に飛びます」と言った。私は飛んだ。素直だから。その場面の私は幼女の姿をして椅子に座っていた。優しそうな侍女が私の長い髪をくしで梳かして、ととのえている。指先や表情から彼女が私をかわいがってくれていることは明らかだった。嬉しいなあ。幸せだなあと思ったけれど、これをいちばん幸せな瞬間とするならば前世の私はよほど不幸だったのか。はたまた、ありふれた日常の一幕こそがほんとうの幸福なんだよ、そういう教訓だろうか。とにかく私は侍女のことが大好きで彼女ハグをしていると「今度はあなたいちばん愛情を感じた場面に飛びます」と指示が入る。飛んだ。そこは、舞踏会か、なにかしらのパーティーの壇上だった。17歳の私はそのきらびやかな席で主催である父親に娘だと紹介されている。そっかあ、そうかあ。だれに紹介しても恥ずかしくない娘か……

ぶっちゃけ、これが前世のはずはないのだ。わかっている。ただイメージを作ることを強制された脳内の中で自分欲望は思いがけず、はっきりと浮かぶもので、要するに私はすでに父親がいない。彼は再婚した先で新しく家庭を築いている。そうして私は、私が、両親にとってよくない娘であったことがずっとコンプレックスだった。そのことで苦しむ夜は数年単位で訪れていないのだけれど。

なんだかしゅんとしてしまった。あと、この場にさっきの侍女がいないことがさみしかった。なんとなく彼女はすでに私から離れているような気がしていた。さっきから母親の影がないこともなにかしらの表れかと悲しい思いがする。

しか感情に浸る間もなく「現世であなたレベルアップさせるための場面に飛びます」と女がめちゃくちゃを言った。それはもう私の脳内にないだろって。そのイメージ材料無意識下にでもないだろって思ったのだけれど、だからなのか、使い回しのように私は海辺にいた。差分変化として夕暮れだった。隣に妙齢女性

彼女は厳しい目で海をながめていた。馬鹿にしているようでもあった。ただ、私は怖い顔をしているけれどこの人はほんとうは海で遊びたいんじゃないかな?と考えていた。誘ってみようかな。ああでも彼女も美しいドレスを着ているから海に入れないか。でも……「あなた前世から戻ってきます。少し先の未来レベルアップしたあなたはなにをしていますか」私は職場にいて、四月に入職したり異動してきたりしたまだ親しくない同僚にいっしょに仕事しましょうと持ちかけていた。それを終えて、大変だったけれどやってよかったですねえと笑った。

これで前世旅行おしまい不思議な三十分間だったので記録しておきたいと思って、これを書いた。なんの意味もない。この話をしたら友達からは「新興宗教か?」と訝しまれたのだけれど、それはほんとうに私もそう思うよ。

2021-05-24

風俗バイト不動産お話

第1志望東京大学に、補欠合格してなんとか潜り込んだものの、田舎高校比較してきらびやか世界自己否定感が強くなる。付き合い始めたテニサー先輩の社会人彼氏がNTR属性大、NTRAVビデオ視聴が前戯代わり。2ヶ月ほどで渋谷カップル喫茶に連れて行かれていきなり経験人数が10人以上増える。エイズになったのではないかと、胸を震わせるが、あまりの興奮が忘れられず、その後1ヶ月の間に5回も通ってしまう。そのうちその店に飽き足らず、新宿池袋上野品川代々木とその手のお店を回る。代々木の店で知り合った人に、風俗に誘われる。渋谷のお店に入ってバイトし始めたのが、7月だった。それからほぼ毎日風俗バイトはいる。もともと粘膜が強い、体力も高校バレーボール中学陸上小学校から続けている少林寺拳法で鍛えてあるので、夕方4時くらいから深夜の12まで働いて、5人や6人くらいこなしても、帰りに彼氏セフレの家にいって、締めに1戦して、翌朝8時に家を出ても、大丈夫な感じでした。1日に2万か3万は最低でも稼ぎつつ、PCmaxを主戦場円光を覚えると、生理の日はプチで荒稼ぎです。一番稼いだ日は20万ありました。月に100万くらい稼ぐと、欲しいものもなくなり、下宿の押し入れの衣装ケースにくるっと巻いて輪ゴムで止めた札束を放り込む日々でした。風俗バイトで覚えたのは、強力な殺菌剤の使用方法、低容量ピル、内服する殺菌剤、高性能な潤滑ゼリーです。秋には、1回5万以上くれるM属性のおじさんを4,5人捕まえてはしごしてました。正月明けた頃に数えると衣装ケースには600万以上が溜まっていました。そんな生活を2年続けて、お金の入った衣装ケースが3つほどになったときお金親バレしました。仕方なく風俗バイトの話をしたところ、母親には絶縁を宣言されました。ただその後、父親から電話があり、母も学生時代に、既婚で年上の教授と付き合っており、生活費の補助を受けたり、お小遣いをもらっていた過去があるので、ひとのことは言えないという話をされました。ほとぼりが冷めたら、仲裁するので1,2年静かに暮らしなさいという話でした。父自身は、そんな母のことも好きだし、20歳の頃に40歳を超える男性に良いように遊ばれていた若い頃の母を想像すると切なくも愛おしくなるという。私はそれを聞きながら「NRT属性じゃん」と思いました。

 そんな訳で、一端、実家と縁が切れてしまったのだが、金には困ってなかった。カップル喫茶で知り合った男性相談すると、少し古いがワンルームマンションを貸してあげると言われる。どうせなら金はあるから買おうと思うが、急に金回りが良くなると疑われる。そこで悪い知り合いに相談すると、当たりの宝くじを買えというアドバイスをもらう。そんなものどこに売っているのかと思うと、当たりの額面+2割のお金であっさり3000万の当たり宝くじが買えた(蛇の道は蛇)。さっそく換金して現金を口座に振り込み。そのお金をもとに駒場東大の近くにワンルームマンショを買った。自分で住もうかとも思ったのだが、どうせ男の家に居ることが多いので、貸し出しにする。東大生は2年で本郷に移るので、回転が良い。最初の1室から、順調に増やして5年ほどの間に10室を手に入れた。だいたい渋谷近辺である大学も6年かかったが無事卒業した。風俗の方は、同じお店に勤める人を観ているとあと5年は十分行ける。東京ダメなら、地方に行っても良い。するとあと10年はよゆうで大丈夫だろう。不動産から来る上がりは、そのまま半分は不動産、半分はビットコイン投資している。なお母とは、絶縁されて半年で仲直りした。昔から風俗嬢や水商売に憧れていて、寂しい男性を慰めてあげたいと説明したら許してくれた。お金生活費以外は、ユニセフ寄付したことにしている。

2021-05-19

コロナワクチン予約システム

「先に通報すべきだ」というのはCOCOA脆弱性半年放置というのをみてないのかということと、素人でもちょっと入力したら見つけられる程度の脆弱性だというのがわかってないのか。

「裸の王様を裸だと指摘するのはやめてよぉぉ」と言ってるようにしか見えない。きらびやか衣装という幻想の裏で何万というワクチンが捨てられていく、、、。

2021-05-18

anond:20210518230855

王様きらびやか衣装を着ているから服を変える必要はないとおっしゃりたいので?

まず王様の方を振り向かんと素っ裸かどうかわからんだろ。

2021-03-22

注目エントリこち

九、ジョバンニの切符きっぷ

「もうここらは白鳥区のおしまいです。ごらんなさい。あれが名高いアルビレオ観測所です。」

 窓の外の、まるで花火でいっぱいのような、あまの川のまん中に、黒い大きな建物が四棟むねばかり立って、その一つの屋根の上に、眼めもさめるような、青宝玉サファイア黄玉パースの大きな二つのすきとおった球が、輪になってしずかにくるくるとまわっていました。黄いろのがだんだん向うへまわって行って、青い小さいのがこっちへ進んで来、間もなく二つのはじは、重なり合って、きれいな緑いろの両面凸とつレンズのかたちをつくり、それもだんだん、まん中がふくらみ出して、とうとう青いのは、すっかりトパースの正面に来ましたので、緑の中心と黄いろな明るい環わとができました。それがまただんだん横へ外それて、前のレンズの形を逆に繰くり返し、とうとうすっとはなれて、サファイアは向うへめぐり、黄いろのはこっちへ進み、また丁度さっきのような風になりました。銀河の、かたちもなく音もない水にかこまれて、ほんとうにその黒い測候所が、睡ねむっているように、しずかによこたわったのです。

「あれは、水の速さをはかる器械です。水も……。」鳥捕とりとりが云いかけたとき

切符を拝見いたします。」三人の席の横に、赤い帽子ぼうしをかぶったせいの高い車掌しゃしょうが、いつかまっすぐに立っていて云いました。鳥捕りは、だまってかくしから、小さな紙きれを出しました。車掌ちょっと見て、すぐ眼をそらして、(あなた方のは?)というように、指をうごかしながら、手をジョバンニたちの方へ出しました。

「さあ、」ジョバンニは困って、もじもじしていましたら、カムパネルラは、わけもないという風で、小さなねずみいろの切符を出しました。ジョバンニは、すっかりあわててしまって、もしか上着ポケットにでも、入っていたかとおもいながら、手を入れて見ましたら、何か大きな畳たたんだ紙きれにあたりました。こんなもの入っていたろうかと思って、急いで出してみましたら、それは四つに折ったはがきぐらいの大きさの緑いろの紙でした。車掌が手を出しているもんですから何でも構わない、やっちまえと思って渡しましたら、車掌はまっすぐに立ち直って叮寧ていねいにそれを開いて見ていました。そして読みながら上着のぼたんやなんかしきりに直したりしていましたし燈台看守も下からそれを熱心にのぞいていましたから、ジョバンニはたしかにあれは証明書か何かだったと考えて少し胸が熱くなるような気がしました。

「これは三次空間の方からお持ちになったのですか。」車掌がたずねました。

何だかわかりません。」もう大丈夫だいじょうぶだと安心しながらジョバンニはそっちを見あげてくつくつ笑いました。

「よろしゅうございます南十字サウザンクロスへ着きますのは、次の第三時ころになります。」車掌は紙をジョバンニに渡して向うへ行きました。

 カムパネルラは、その紙切れが何だったか待ち兼ねたというように急いでのぞきこみました。ジョバンニも全く早く見たかったのです。ところがそれはいちめん黒い唐草からくさのような模様の中に、おかしな十ばかりの字を印刷したものでだまって見ていると何だかその中へ吸い込こまれしまうような気がするのでした。すると鳥捕りが横からちらっとそれを見てあわてたように云いました。

「おや、こいつは大したもんですぜ。こいつはもう、ほんとうの天上へさえ行ける切符だ。天上どこじゃない、どこでも勝手にあるける通行券です。こいつをお持ちになれぁ、なるほど、こんな不完全な幻想げんそう第四次の銀河鉄道なんか、どこまででも行ける筈はずでさあ、あなた方大したもんですね。」

何だかわかりません。」ジョバンニが赤くなって答えながらそれを又また畳んでかくしに入れました。そしてきまりが悪いのでカムパネルラと二人、また窓の外をながめていましたが、その鳥捕りの時々大したもんだというようにちらちらこっちを見ているのがぼんやりわかりました。

「もうじき鷲わしの停車場だよ。」カムパネルラが向う岸の、三つならんだ小さな青じろい三角標と地図とを見較みくらべて云いました。

 ジョバンニはなんだかわけもわからずににわかにとなりの鳥捕りが気の毒でたまらなくなりました。鷺さぎをつかまえてせいせいしたとよろこんだり、白いきれでそれをくるくる包んだり、ひとの切符をびっくりしたように横目で見てあわててほめだしたり、そんなことを一一考えていると、もうその見ず知らずの鳥捕りのために、ジョバンニの持っているものでも食べるものでもなんでもやってしまいたい、もうこの人のほんとうの幸さいわいになるなら自分があの光る天の川河原かわらに立って百年つづけて立って鳥をとってやってもいいというような気がして、どうしてももう黙だまっていられなくなりました。ほんとうにあなたほしいものは一体何ですか、と訊きこうとして、それではあんまり出し抜ぬけだから、どうしようかと考えて振ふり返って見ましたら、そこにはもうあの鳥捕りが居ませんでした。網棚あみだなの上には白い荷物も見えなかったのです。また窓の外で足をふんばってそらを見上げて鷺を捕る支度したくをしているのかと思って、急いでそっちを見ましたが、外はいちめんのうつくしい砂子と白いすすきの波ばかり、あの鳥捕りの広いせなかも尖とがった帽子も見えませんでした。

「あの人どこへ行ったろう。」カムパネルラぼんやりそう云っていました。

「どこへ行ったろう。一体どこでまたあうのだろう。僕ぼくはどうしても少しあの人に物を言わなかったろう。」

「ああ、僕もそう思っているよ。」

「僕はあの人が邪魔じゃまなような気がしたんだ。だから僕は大へんつらい。」ジョバンニはこんな変てこな気もちは、ほんとうにはじめてだし、こんなこと今まで云ったこともないと思いました。

何だか苹果りんごの匂においがする。僕いま苹果のこと考えたためだろうか。」カムパネルラ不思議そうにあたりを見まわしました。

「ほんとうに苹果の匂だよ。それから野茨のいばらの匂もする。」ジョバンニもそこらを見ましたがやっぱりそれは窓からでも入って来るらしいのでした。いま秋だから野茨の花の匂のする筈はないとジョバンニは思いました。

 そしたら俄にわかにそこに、つやつやした黒い髪かみの六つばかりの男の子が赤いジャケツのぼたんもかけずひどくびっくりしたような顔をしてがたがたふるえてはだしで立っていました。隣となりには黒い洋服をきちんと着たせいの高い青年が一ぱいに風に吹ふかれているけやきの木のような姿勢で、男の子の手をしっかりひいて立っていました。

「あら、ここどこでしょう。まあ、きれいだわ。」青年のうしろにもひとり十二ばかりの眼の茶いろな可愛かあいらしい女の子が黒い外套がいとうを着て青年の腕うでにすがって不思議そうに窓の外を見ているのでした。

「ああ、ここはランカシャイヤだ。いや、コンネクテカット州だ。いや、ああ、ぼくたちはそらへ来たのだ。わたしたちは天へ行くのです。ごらんなさい。あのしるしは天上のしるしです。もうなんにもこわいことありません。わたくしたちは神さまに召めされているのです。」黒服青年はよろこびにかがやいてその女の子に云いいました。けれどもなぜかまた額に深く皺しわを刻んで、それに大へんつかれているらしく、無理に笑いながら男の子をジョバンニのとなりに座すわらせました。

 それから女の子にやさしくカムパネルラのとなりの席を指さしました。女の子はすなおにそこへ座って、きちんと両手を組み合せました。

「ぼくおおねえさんのとこへ行くんだよう。」腰掛こしかけたばかりの男の子は顔を変にして燈台看守の向うの席に座ったばかりの青年に云いました。青年は何とも云えず悲しそうな顔をして、じっとその子の、ちぢれてぬれた頭を見ました。女の子は、いきなり両手を顔にあててしくしく泣いてしまいました。

「お父さんやきくよねえさんはまだいろいろお仕事があるのです。けれどももうすぐあとからいらっしゃいます。それよりも、おっかさんはどんなに永く待っていらっしゃったでしょう。わたし大事なタダシはいまどんな歌をうたっているだろう、雪の降る朝にみんなと手をつないでぐるぐるにわとこのやぶをまわってあそんでいるだろうかと考えたりほんとうに待って心配していらっしゃるんですから、早く行っておっかさんにお目にかかりましょうね。」

「うん、だけど僕、船に乗らなけぁよかったなあ。」

「ええ、けれど、ごらんなさい、そら、どうです、あの立派な川、ね、あすこはあの夏中、ツインクル、ツインクル、リトル、スター をうたってやすとき、いつも窓からぼんやり白く見えていたでしょう。あすこですよ。ね、きれいでしょう、あんなに光っています。」

 泣いていた姉もハンケチで眼をふいて外を見ました。青年は教えるようにそっと姉弟にまた云いました。

わたしたちはもうなんにもかなしいことないのです。わたしたちはこんないいとこを旅して、じき神さまのとこへ行きます。そこならもうほんとうに明るくて匂がよくて立派な人たちでいっぱいです。そしてわたしたちの代りにボートへ乗れた人たちは、きっとみんな助けられて、心配して待っているめいめいのお父さんやお母さんや自分のお家へやら行くのです。さあ、もうじきですから元気を出しておもしろくうたって行きましょう。」青年男の子ぬれたような黒い髪をなで、みんなを慰なぐさめながら、自分だんだん顔いろがかがやいて来ました。

あなた方はどちらからいらっしゃったのですか。どうなすったのですか。」さっきの燈台看守がやっと少しわかったように青年にたずねました。青年はかすかにわらいました。

「いえ、氷山にぶっつかって船が沈しずみましてね、わたしたちこちらのお父さんが急な用で二ヶ月前一足さきに本国へお帰りになったのであとから発たったのです。私は大学はいっていて、家庭教師にやとわれていたのです。ところがちょうど十二日目、今日か昨日きのうのあたりです、船が氷山にぶっつかって一ぺんに傾かたむきもう沈みかけました。月のあかりはどこかぼんやりありましたが、霧きりが非常に深かったのです。ところがボートは左舷さげんの方半分はもうだめになっていましたから、とてもみんなは乗り切らないのです。もうそのうちにも船は沈みますし、私は必死となって、どうか小さな人たちを乗せて下さいと叫さけびました。近くの人たちはすぐみちを開いてそして子供たちのために祈いのって呉くれました。けれどもそこからボートまでのところにはまだまだ小さな子どもたちや親たちやなんか居て、とても押おしのける勇気がなかったのです。それでもわたくしはどうしてもこの方たちをお助けするのが私の義務だと思いましたから前にいる子供らを押しのけようとしました。けれどもまたそんなにして助けてあげるよりはこのまま神のお前にみんなで行く方がほんとうにこの方たちの幸福だとも思いました。それからまたその神にそむく罪はわたくしひとりでしょってぜひとも助けてあげようと思いました。けれどもどうして見ているとそれができないのでした。子どもらばかりボートの中へはなしてやってお母さんが狂気きょうきのようにキスを送りお父さんがかなしいのをじっとこらえてまっすぐに立っているなどとてももう腸はらわたもちぎれるようでした。そのうち船はもうずんずん沈みますから、私はもうすっかり覚悟かくごしてこの人たち二人を抱だいて、浮うかべるだけは浮ぼうとかたまって船の沈むのを待っていました。誰たれが投げたかライフブイが一つ飛んで来ましたけれども滑すべってずうっと向うへ行ってしまいました。私は一生けん命で甲板かんぱんの格子こうしになったとこをはなして、三人それにしっかりとりつきました。どこからともなく〔約二字分空白〕番の声があがりました。たちまちみんなはいろいろな国語で一ぺんにそれをうたいました。そのときにわかに大きな音がして私たちは水に落ちもう渦うずに入ったと思いながらしっかりこの人たちをだいてそれからぼうっとしたと思ったらもうここへ来ていたのです。この方たちのお母さんは一昨年没なくなられました。ええボートはきっと助かったにちがいありません、何せよほど熟練な水夫たちが漕こいですばやく船からはなれていましたから。」

 そこらからさないのりの声が聞えジョバンニもカムパネルラもいままで忘れていたいろいろのことをぼんやり思い出して眼めが熱くなりました。

(ああ、その大きな海はパシフィックというのではなかったろうか。その氷山の流れる北のはての海で、小さな船に乗って、風や凍こおりつく潮水や、烈はげしい寒さとたたかって、たれかが一生けんめいはたらいている。ぼくはそのひとにほんとうに気の毒でそしてすまないような気がする。ぼくはそのひとのさいわいのためにいったいどうしたらいいのだろう。)ジョバンニは首を垂れて、すっかりふさぎ込こんでしまいました。

「なにがしあわせかわからないです。ほんとうにどんなつらいことでもそれがただしいみちを進む中でのできごとなら峠とうげの上り下りもみんなほんとうの幸福に近づく一あしずつですから。」

 燈台守がなぐさめていました。

「ああそうです。ただいちばんのさいわいに至るためにいろいろのかなしみもみんなおぼしめしです。」

 青年が祈るようにそう答えました。

 そしてあの姉弟きょうだいはもうつかれてめいめいぐったり席によりかかって睡ねむっていました。さっきのあのはだしだった足にはいつか白い柔やわらかな靴くつをはいていたのです。

 ごとごとごとごと汽車きらびやか燐光りんこうの川の岸を進みました。向うの方の窓を見ると、野原はまるで幻燈げんとうのようでした。百も千もの大小さまざまの三角標、その大きなものの上には赤い点点をうった測量旗も見え、野原のはてはそれらがいちめん、たくさんたくさん集ってぼおっと青白い霧のよう、そこからかまたはもっとうからときどきさまざまの形のぼんやりした狼煙のろしのようなものが、かわるがわるきれいな桔梗ききょういろのそらにうちあげられるのでした。じつにそのすきとおった奇麗きれいな風は、ばらの匂においでいっぱいでした。

いかがですか。こういう苹果りんごはおはじめてでしょう。」向うの席の燈台看守がいつか黄金きんと紅でうつくしくいろどられた大きな苹果を落さないように両手で膝ひざの上にかかえていました。

「おや、どっから来たのですか。立派ですねえ。ここらではこんな苹果ができるのですか。」青年はほんとうにびっくりしたらしく燈台看守の両手にかかえられた一もりの苹果を眼を細くしたり首をまげたりしながらわれを忘れてながめていました。

「いや、まあおとり下さい。どうか、まあおとり下さい。」

 青年は一つとってジョバンニたちの方をちょっと見ました。

「さあ、向うの坊ぼっちゃんがた。いかがですか。おとり下さい。」

 ジョバンニは坊ちゃんといわれたのですこししゃくにさわってだまっていましたがカムパネルラ

ありがとう、」と云いました。すると青年自分でとって一つずつ二人に送ってよこしましたのでジョバンニも立ってありがとうと云いました。

 燈台看守はやっと両腕りょううでがあいたのでこんどは自分で一つずつ睡っている姉弟の膝にそっと置きました。

「どうもありがとう。どこでできるのですか。こんな立派な苹果は。」

 青年はつくづく見ながら云いました。

「この辺ではもちろん農業はいしますけれども大ていひとりでにいいものができるような約束くそくになって居おります農業だってそんなに骨は折れはしません。たいてい自分の望む種子たねさえ播まけばひとりでにどんどんできます。米だってパシフィック辺のように殻からもないし十倍も大きくて匂もいいのです。けれどもあなたがたのいらっしゃる方なら農業はもうありません。苹果だってお菓子だってかすが少しもありませんからみんなそのひとそのひとによってちがったわずかのいいかおりになって毛あなからちらけてしまうのです。」

 にわか男の子がぱっちり眼をあいて云いました。

「ああぼくいまお母さんの夢ゆめをみていたよ。お母さんがね立派な戸棚とだなや本のあるとこに居てね、ぼくの方を見て手をだしてにこにこにこにこわらったよ。ぼくおっかさん。りんごをひろってきてあげましょうか云ったら眼がさめちゃった。ああここさっきの汽車のなかだねえ。」

「その苹果りんごがそこにあります。このおじさんにいただいたのですよ。」青年が云いました。

ありがとうおじさん。おや、かおるねえさんまだねてるねえ、ぼくおこしてやろう。ねえさん。ごらん、りんごをもらったよ。おきてごらん。」

 姉はわらって眼をさましまぶしそうに両手を眼にあててそれから苹果を見ました。男の子はまるでパイを喰たべるようにもうそれを喰べていました、また折角せっかく剥むいたそのきれいな皮も、くるくるコルク抜ぬきのような形になって床ゆかへ落ちるまでの間にはすうっと、灰いろに光って蒸発してしまうのでした。

 二人はりんごを大切にポケットしまいました。

 川下の向う岸に青く茂しげった大きな林が見え、その枝えだには熟してまっ赤に光る円い実がいっぱい、その林のまん中に高い高い三角標が立って、森の中からオーケストラベルやジロフォンにまじって何とも云えずきれいな音いろが、とけるように浸しみるように風につれて流れて来るのでした。

 青年はぞくっとしてからだをふるうようにしました。

 だまってその譜ふを聞いていると、そこらにいちめん黄いろやうすい緑の明るい野原か敷物かがひろがり、またまっ白な蝋ろうのような露つゆが太陽の面を擦かすめて行くように思われました。

「まあ、あの烏からす。」カムパネルラのとなりのかおると呼ばれた女の子叫びました。

からすでない。みんなかささぎだ。」カムパネルラがまた何気なくしかるように叫びましたので、ジョバンニはまた思わず笑い、女の子はきまり悪そうにしました。まったく河原かわらの青じろいあかりの上に、黒い鳥がたくさんたくさんいっぱいに列になってとまってじっと川の微光びこうを受けているのでした。

「かささぎですねえ、頭のうしろのとこに毛がぴんと延びてますから。」青年はとりなすように云いました。

 向うの青い森の中の三角標はすっかり汽車の正面に来ました。そのとき汽車のずうっとうしろの方からあの聞きなれた〔約二字分空白〕番の讃美歌さんびかのふしが聞えてきました。よほどの人数で合唱しているらしいのでした。青年はさっと顔いろが青ざめ、たって一ぺんそっちへ行きそうにしましたが思いかえしてまた座すわりました。かおる子はハンケチを顔にあててしまいました。ジョバンニまで何だか鼻が変になりました。けれどもいつともなく誰たれともなくその歌は歌い出されだんだんはっきり強くなりました。思わずジョバンニもカムパネルラも一緒いっしょにうたい出したのです。

 そして青い橄欖かんらんの森が見えない天の川の向うにさめざめと光りながらだんだんしろの方へ行ってしまいそこから流れて来るあやしい楽器の音もも汽車のひびきや風の音にすり耗へらされてずうっとかすかになりました。

「あ孔雀くじゃくが居るよ。」

「ええたくさん居たわ。」女の子がこたえました。

 ジョバンニはその小さく小さくなっていまはもう一つの緑いろの貝ぼたんのように見える森の上にさっさっと青じろく時々光ってその孔雀がはねをひろげたりとじたりする光の反射を見ました。

「そうだ、孔雀の声だってさっき聞えた。」カムパネルラがかおる子に云いいました。

「ええ、三十疋ぴきぐらいはたしかに居たわ。ハープのように聞えたのはみんな孔雀よ。」女の子が答えました。ジョバンニは俄にわかに何とも云えずかなしい気がして思わず

カムパネルラ、ここからはねおりて遊んで行こうよ。」とこわい顔をして云おうとしたくらいでした。

 川は二つにわかれました。そのまっくらな島のまん中に高い高いやぐらが一つ組まれてその上に一人の寛ゆるい服を着て赤い帽子ぼうしをかぶった男が立っていました。そして両手に赤と青の旗をもってそらを見上げて信号しているのでした。ジョバンニが見ている間その人はしきりに赤い旗をふっていましたが俄かに赤旗おろしてうしろにかくすようにし青い旗を高く高くあげてまるでオーケストラ指揮者のように烈はげしく振ふりました。すると空中にざあっと雨のような音がして何かまっくらなものがいくかたまりもいくかたまり鉄砲丸てっぽうだまのように川の向うの方へ飛んで行くのでした。ジョバンニは思わずからからだを半分出してそっちを見あげました。美しい美しい桔梗ききょういろのがらんとした空の下を実に何万という小さな鳥どもが幾組いくくみも幾組もめいめいせわしくせわしく鳴いて通って行くのでした。

「鳥が飛んで行くな。」ジョバンニが窓の外で云いました。

「どら、」カムパネルラもそらを見ました。そのときあのやぐらの上のゆるい服の男は俄かに赤い旗をあげて狂気きょうきのようにふりうごかしました。するとぴたっと鳥の群は通らなくなりそれと同時にぴしゃぁんという潰つぶれたような音が川下の方で起ってそれからしばらくしいんとしました。と思ったらあの赤帽信号手がまた青い旗をふって叫さけんでいたのです。

「いまこそわたれわたり鳥、いまこそわたれわたり鳥。」その声もはっきり聞えました。それといっしょにまた幾万という鳥の群がそらをまっすぐにかけたのです。二人の顔を出しているまん中の窓からあの女の子が顔を出して美しい頬ほほをかがやかせながらそらを仰あおぎました。

「まあ、この鳥、たくさんですわねえ、あらまあそらのきれいなこと。」女の子はジョバンニにはなしかけましたけれどもジョバンニは生意気ないやだいと思いながらだまって口をむすんでそらを見あげていました。女の子は小さくほっと息をしてだまって席へ戻もどりました。カムパネルラが気の毒そうに窓から顔を引っ込こめて地図を見ていました。

「あの人鳥へ教えてるんでしょうか。」女の子がそっとカムパネルラにたずねました。

わたり鳥へ信号してるんです。きっとどこからのろしがあがるためでしょう。」カムパネルラが少しおぼつかなそうに答えました。そして車の中はしぃんとなりました。ジョバンニはもう頭を引っ込めたかったのですけれども明るいとこへ顔を出すのがつらかったのでだまってこらえてそのまま立って口笛くちぶえを吹ふいていました。

(どうして僕ぼくはこんなにかなしいのだろう。僕はもっとこころもちをきれいに大きくもたなければいけない。あすこの岸のずうっと向うにまるでけむりのような小さな青い火が見える。あれはほんとうにしずかでつめたい。僕はあれをよく見てこころもちをしずめるんだ。)ジョバンニは熱ほてって痛いあたまを両手で押おさえるようにしてそっちの方を見ました。(あ Permalink | 記事への反応(0) | 22:20

クワッカワラビーのゆーうつ

七、北十字とプリオシン海岸

「おっかさんは、ぼくをゆるして下さるだろうか。」

 いきなり、カムパネルラが、思い切ったというように、少しどもりながら、急せきこんで云いいました。

 ジョバンニは、

(ああ、そうだ、ぼくのおっかさんは、あの遠い一つのちりのように見える橙だいだいいろの三角標のあたりにいらっしゃって、いまぼくのことを考えているんだった。)と思いながら、ぼんやりしてだまっていました。

「ぼくはおっかさんが、ほんとうに幸さいわいになるなら、どんなことでもする。けれども、いったいどんなことが、おっかさんのいちばんの幸なんだろう。」カムパネルラは、なんだか、泣きだしたいのを、一生けん命こらえているようでした。

「きみのおっかさんは、なんにもひどいことないじゃないの。」ジョバンニはびっくりして叫さけびました。

「ぼくわからない。けれども、誰たれだって、ほんとうにいいことをしたら、いちばん幸なんだねえ。だから、おっかさんは、ぼくをゆるして下さると思う。」カムパネルラは、なにかほんとうに決心しているように見えました。

 俄にわかに、車のなかが、ぱっと白く明るくなりました。見ると、もうじつに、金剛こんごうせきや草の露つゆやあらゆる立派さをあつめたような、きらびやか銀河の河床かわどこの上を水は声もなくかたちもなく流れ、その流れのまん中に、ぼうっと青白く後光の射さした一つの島が見えるのでした。その島の平らないただきに、立派な眼もさめるような、白い十字架じゅうじかがたって、それはもう凍こおった北極の雲で鋳いたといったらいいかすきっとした金いろの円光をいただいて、しずかに永久に立っているのでした。

ハルレヤ、ハルレヤ。」前からもうしろからも声が起りました。ふりかえって見ると、車室の中の旅人たちは、みなまっすぐにきもののひだを垂れ、黒いバイブルを胸にあてたり、水晶すいしょうの珠数じゅずをかけたり、どの人もつつましく指を組み合せて、そっちに祈いのっているのでした。思わず二人もまっすぐに立ちあがりました。カムパネルラの頬ほほは、まるで熟した苹果りんごのあかしのようにうつくしくかがやいて見えました。

 そして島と十字架とは、だんだんしろの方へうつって行きました。

 向う岸も、青じろくぽうっと光ってけむり、時々、やっぱりすすきが風にひるがえるらしく、さっとその銀いろがけむって、息でもかけたように見え、また、たくさんのりんどうの花が、草をかくれたり出たりするのは、やさしい狐火きつねびのように思われました。

 それもほんのちょっとの間、川と汽車との間は、すすきの列でさえぎられ、白鳥の島は、二度ばかり、うしろの方に見えましたが、じきもうずうっと遠く小さく、絵のようになってしまい、またすすきがざわざわ鳴って、とうとうすっかり見えなくなってしまいました。ジョバンニのうしろには、いつから乗っていたのか、せいの高い、黒いかつぎをしたカトリック風の尼あまさんが、まん円な緑の瞳ひとみを、じっとまっすぐに落して、まだ何かことばか声かが、そっちから伝わって来るのを、虔つつしんで聞いているというように見えました。旅人たちはしずかに席に戻もどり、二人も胸いっぱいのかなしみに似た新らしい気持ちを、何気なくちがった語ことばで、そっと談はなし合ったのです。

「もうじき白鳥停車場だねえ。」

「ああ、十一時かっきりには着くんだよ。」

 早くも、シグナルの緑の燈あかりと、ぼんやり白い柱とが、ちらっと窓のそとを過ぎ、それから硫黄いおうのほのおのようなくらいぼんやりした転てつ機の前のあかりが窓の下を通り、汽車だんだんゆるやかになって、間もなくプラットホームの一列の電燈が、うつくしく規則正しくあらわれ、それがだんだん大きくなってひろがって、二人は丁度白鳥停車場の、大きな時計の前に来てとまりました。

 さわやかな秋の時計の盤面ダイアルには、青く灼やかれたはがねの二本の針が、くっきり十一時を指しました。みんなは、一ぺんに下りて、車室の中はがらんとなってしまいました。

〔二十分停車〕と時計の下に書いてありました。

「ぼくたちも降りて見ようか。」ジョバンニが云いました。

「降りよう。」

 二人は一度にはねあがってドアを飛び出して改札口かいさつぐちへかけて行きました。ところが改札口には、明るい紫むらさきがかった電燈が、一つ点ついているばかり、誰たれも居ませんでした。そこら中を見ても、駅長赤帽あかぼうらしい人の、影かげもなかったのです。

 二人は、停車場の前の、水晶細工のように見える銀杏いちょうの木に囲まれた、小さな広場に出ました。そこから幅はばの広いみちが、まっすぐに銀河の青光の中へ通っていました。

 さきに降りた人たちは、もうどこへ行ったか一人も見えませんでした。二人がその白い道を、肩かたをならべて行きますと、二人の影は、ちょうど四方に窓のある室へやの中の、二本の柱の影のように、また二つの車輪の輻やのように幾本いくほんも幾本も四方へ出るのでした。そして間もなく、あの汽車から見えたきれいな河原かわらに来ました。

 カムパネルラは、そのきれいな砂を一つまみ、掌てのひらにひろげ、指できしきしさせながら、夢ゆめのように云っているのでした。

「この砂はみんな水晶だ。中で小さな火が燃えている。」

「そうだ。」どこでぼくは、そんなこと習ったろうと思いながら、ジョバンニもぼんやり答えていました。

 河原の礫こいしは、みんなすきとおって、たしか水晶黄玉パースや、またくしゃくしゃの皺曲しゅうきょくをあらわしたのや、また稜かどから霧きりのような青白い光を出す鋼玉やらでした。ジョバンニは、走ってその渚なぎさに行って、水に手をひたしました。けれどもあやしいその銀河の水は、水素よりももっとすきとおっていたのです。それでもたしかに流れていたことは、二人の手首の、水にひたったとこが、少し水銀いろに浮ういたように見え、その手首にぶっつかってできた波は、うつくしい燐光りんこうをあげて、ちらちらと燃えるように見えたのでもわかりました。

 川上の方を見ると、すすきのいっぱいに生えている崖がけの下に、白い岩が、まるで運動場のように平らに川に沿って出ているのでした。そこに小さな五六人の人かげが、何か掘ほり出すか埋めるかしているらしく、立ったり屈かがんだり、時々なにかの道具が、ピカッと光ったりしました。

「行ってみよう。」二人は、まるで一度に叫んで、そっちの方へ走りました。その白い岩になった処ところの入口に、

〔プリオシン海岸〕という、瀬戸物せともののつるつるした標札が立って、向うの渚には、ところどころ、細い鉄の欄干らんかんも植えられ、木製のきれいなベンチも置いてありました。

「おや、変なものがあるよ。」カムパネルラが、不思議そうに立ちどまって、岩から黒い細長いさきの尖とがったくるみの実のようなものをひろいました。

くるみの実だよ。そら、沢山たくさんある。流れて来たんじゃない。岩の中に入ってるんだ。」

「大きいね、このくるみ、倍あるね。こいつはすこしもいたんでない。」

「早くあすこへ行って見よう。きっと何か掘ってるから。」

 二人は、ぎざぎざの黒いくるみの実を持ちながら、またさっきの方へ近よって行きました。左手の渚には、波がやさしい稲妻いなずまのように燃えて寄せ、右手の崖には、いちめん銀や貝殻かいがらでこさえたようなすすきの穂ほがゆれたのです。

 だんだん近付いて見ると、一人のせいの高い、ひどい近眼鏡をかけ、長靴ながぐつをはい学者らしい人が、手帳に何かせわしそうに書きつけながら、鶴嘴つるはしをふりあげたり、スコープをつかったりしている、三人の助手らしい人たちに夢中むちゅうでいろいろ指図をしていました。

「そこのその突起とっきを壊こわさないように。スコープを使いたまえ、スコープを。おっと、も少し遠くから掘って。いけない、いけない。なぜそんな乱暴をするんだ。」

 見ると、その白い柔やわらかな岩の中から、大きな大きな青じろい獣けものの骨が、横に倒たおれて潰つぶれたという風になって、半分以上掘り出されていました。そして気をつけて見ると、そこらには、蹄ひづめの二つある足跡あしあとのついた岩が、四角に十ばかり、きれいに切り取られて番号がつけられてありました。

「君たちは参観かね。」その大学士らしい人が、眼鏡めがねをきらっとさせて、こっちを見て話しかけました。

くるみが沢山あったろう。それはまあ、ざっと百二十万年ぐらい前のくるみだよ。ごく新らしい方さ。ここは百二十万年前、第三紀のあとのころは海岸でね、この下からは貝がらも出る。いま川の流れているとこに、そっくり塩水が寄せたり引いたりもしていたのだ。このけものかね、これはボスといってね、おいおい、そこつるはしはよしたまえ。ていねいに鑿のみでやってくれたまえ。ボスといってね、いまの牛の先祖で、昔むかしはたくさん居たさ。」

「標本にするんですか。」

「いや、証明するに要いるんだ。ぼくらからみると、ここは厚い立派な地層で、百二十万年ぐらい前にできたという証拠しょうこもいろいろあがるけれども、ぼくらとちがったやつからみてもやっぱりこんな地層に見えるかどうか、あるいは風か水やがらんとした空かに見えやしないかということなのだ。わかったかい。けれども、おいおい。そこもスコープはいけない。そのすぐ下に肋骨ろっこつが埋もれてる筈はずじゃないか。」大学士はあわてて走って行きました。

「もう時間だよ。行こう。」カムパネルラ地図腕時計うでどけいとをくらべながら云いました。

「ああ、ではわたくしどもは失礼いたします。」ジョバンニは、ていねいに大学士におじぎしました。

「そうですか。いや、さよなら。」大学士は、また忙いそがしそうに、あちこち歩きまわって監督かんとくをはじめました。二人は、その白い岩の上を、一生けん命汽車におくれないように走りました。そしてほんとうに、風のように走れたのです。息も切れず膝ひざもあつくなりませんでした。

 こんなにしてかけるなら、もう世界中だってかけれると、ジョバンニは思いました。

 そして二人は、前のあの河原を通り、改札口の電燈がだんだん大きくなって、間もなく二人は、もとの車室の席に座すわって、いま行って来た方を、窓から見ていました。

2021-03-21

anond:20210321140244

意識高い系というのは

実体が伴っていないのに表面上きらびやかにふるまうハリボテのことだから

嫌われるのは当たり前なのだ

2021-03-14

教育や基礎研究等の分野にお金が集まって欲しい

頭が良くてできる人ほど、教育とか基礎研究とかのあまり金にならず地味な分野に行きたがらない

みんな金融関係右から左ものを動かすことに行き着いてしま

結果、人類はこれ以上成長望めないんじゃないのかな

その分野でトップ取れる人たちが全然専門分野に残らずにきらびやかななものに集まっているの、まじで人類の損失だと思う

2021-03-06

ポーカー作品が読みたい

狂犬は自分の手札の中の、ダイヤの8を一別して、心中でほくそ笑む。

フロップ――。場に開かれた3枚のカードの内2枚が8。

ハートクラブの8。

――スリカード――

まずまずの手だ。もちろん顔だけは演技を続け、困り果てたようにゆがめる。

ターンがめくられ、狂犬の目に換気の色が宿る

――フォーカード――

ターンの札は、場に開かれた4枚めのカードは、クラブの8。

――フォーカードだッ!

狂犬がクラブの8から目を離し、トオルに目を向けると、そこには自信満々の若者の顔があった。

その自信満々の顔を見るといても立ってもいられない。

もう、笑いを抑え込むのに耐えられない。

必死カード最後の悪あがきのポーカーフェイスをしているのが、もうおかしくておかしくて、たまらない。

困りながら、プルプルと肩を小刻みに振るわせ笑いをこらえるのに必死

――止めてくれ、あの自信に満ちた顔。腹がよじれるぅッ

「降りていいんだぜ? いくら狂犬と言えども、この勝負から下りたからって、負け犬呼ばわりされることも無いだろう」

「この私が君ごときとの勝負から下りる? ないですねぇ」

「そうか、じゃあ、勝負といこう」

――やめてくれ。その自信。この後のヤツの顔を思うだけで、どうにかなりそう!!

狂犬が思うのももっともであり、この勝負フォーカードを超えるには、Aフォーカードしか手はない。

――Aフォーカードしかありえない、が…

Aフォーカード以上の役を完成させる必要があるのだが、場に開いた3枚の8、一枚のA。

――Aフォーカードを作るには、手札がAペアである必要がある。

――見ればわかる、立ち上がりのしょぼいレイズ価格。ポットに対して半額ベッド。しょぼいしょぼすぎる。

――見ればわかる。あのチップのぶつけ方はブラフだ。8のフォーカードを騙っている。爆笑必死ブラフ

――そして4枚目……ダイヤの8はこの手にあるのですねぇ

――仮にAペアだったとして、リバー最後に開くカードにAを引く必要がある。まさに運否天賦の状況。圧倒的有利

まさしく、負けの確定した勝負

状況だけで、ハッキリと描かれる、この勝負

「では最後の札を開きます……」

最後の札は。

――クラブのA。どうでもいいカードだ。なにの意味もないカードだ。ただ…

気になるのは、場に「二枚Aが完成した」ということだ

――もしもAペアだったら……?

――それはない。フリップフロップ、フロップ。立て続けのベッドで奴はしょぼいレイズしかしていない。

――Aペアで半額レイズなんてことがあるか?ましてフリップフロップの時点で場に「A」めくられていたとして、手札のAと合わせて初手Aスリカードを持って、半額レイズ

――ブラフだ。ある分けがない。Aペアなどありえるわけがない。それこそ運否天賦ギャンブル世界。Aフォーカードの幻影をまとったブラフ統計的に圧倒的に手札の優位は私にある!!!

――Aペアを奴は持っていない!!

「私はオールインです」

――殺す。

――乗ってこい!

「では僕もオールイン

――お前の有り金全部喰らってやる!!

狂犬の手元で開示されたダイヤの8は、まさしくフォーカード構成きらびやかに輝いていた。

一方には、自信の満ちた表情にギラリと光る眼光をたたえたトオルと、その両手から

放たれた、凶弾。

まさしく狂犬を撃ち殺すために放たれた、凶弾。

――射殺《Aフォーカード》――

――ブラフのはずだったじゃないか

――レイズしていなかったじゃないか

――最後のAが出ない限り負けが確定していただろう。

――場の三枚の8を見てこっちのフォーカードの役を考慮しなかったなんてありえないだろう。

わず笑い声を上げるが、こわばった喉からは枯れた空気の音しか出てこない。

場が静寂に包まれる。

ハバナ産の紫煙が、安い照明の下をたゆたい。

血の気が引く。

無い。無い。無い。無い。無い。無い。無い。無い。

あり得てはいけない。

決して許してはならない。

こんな――

「イ、イカサマしてんじゃねぇぞ、コラァ!」

2021-02-04

RawTherapy

使ってみた。中古で買ったカメラメーカー純正ツールを使いたかったがダウンロードも入手もできそうになかったので。

撮影した写真きらびやかになったけど、夜間にはあまり強くないセンサーではノイズが割りとひどく出た。

2021-01-11

弱者オタクが死んだことを強者オタク美談にするなよ

https://news.livedoor.com/article/detail/19513038/

当時、筆者はソーシャルゲーム製作電子コミック編集で羽振りがよかった。会社を辞めることができたのもそのおかげ、どこにも名前なんか出ないが儲かる仕事というのが業界には存在する。そんなある日、岸田くんが10年ぶりに電話をくれた。仕事を紹介してくれとのことで新宿で再会した。しかし彼はアドビソフトどころかエクセルもできない。ワープロ打ち出しの紙入稿で時が止まってしまっていた。手持ちの作家も古く、いまどうしているかからないような1990年代で消えた漫画家ばかりであった。ソシャゲもやったことがないどころかガラケーであった。「トラフィック」(原稿運び)でもいいと言われたが、もうソシャゲイラスト電子コミックもごく一部の大御所を除けばデジタルである。この業界残酷だ。少しでも乗り遅れると居場所がなくなる。結局、昔話と近況報告だけで別れた。

前後文章を見るに10年ぶりに電話をくれたのは岸田くんではなく葉月くんだろう。

情報散逸的なのでよくわからないが、おそらくは葉月くんもライター志望、あるいは編集仕事をやりたいと思っていた様だ。

しか原稿運びでもいいからというくらいだから、なんとかして「自分の好きな」業界仕事をしたいという姿勢が見える。

彼は自分境遇から抜け出したいという意志があったからこそ、この様に連絡を取ってきたはずだ。

その時は深夜の牛丼屋でバイトしてるって言ってた。牛丼屋かは知らないけど、いまもそんな感じだったんじゃないかな、家賃は払えてたわけで」

 筆者の言葉に、さすがの岸田くんも黙ってしまった。あの時、筆者に何ができたのだろうか ――

(中略)

「でも牛丼屋、気が楽って言ってたけどな、深夜のワンオペから一人でやってられるって」

 なんとなくいたたまれずに発した筆者の言葉、岸田くんは「葉月らしいや」とだけ答えた。

これを見るに、筆者も岸田くんもそこには思うところがあるようだ。

葉月くんが「牛丼屋のバイトは気が楽だ」と言ったそのエピソードを、筆者が「いたたまれずに」発したように、

葉月くんも気休めとしてその言葉を発したんじゃないだろうか、という筆者の懸念がこの段落には現れている。

だと言うのに

葉月くんの人生幸せだった。好きなものだけに囲まれて死んだ。健康に気をつけても心疾患は突然やってくる。

(中略)

 死ぬ瞬間までオタクの城で大好きなアニメを観てたなんて最高じゃないか、なあ葉月

はあ?

あこがれの世界に手を伸ばしても届かなくて、一人家で突然の病に倒れても死ぬまで誰も気づいてれない人生幸せ?なぜお前がそれを決められるんだ?

この筆者は好きなことを仕事にして食っていける才能と運があるし、社会的地位も人脈も恵まれている。(Wikipediaの経歴を見ればきらびやかものだ)

人としてもオタクとしても圧倒的な強者だ。

それが葉月くんのような人が産み出すものが大好きで、自分も産み出す側に少しでも近づきたいけど、消費者の側から抜け出せないオタク気持ちをなぜ代弁できる?

そもそも相手から電話が来るまで10年間連絡せず、それからまた7年間死ぬまで連絡取らないやつが、なぜ相手が「絶対的幸福」を手にしていたといい切れる?

はっきり言ってこの文章自分の中にある僅かな罪悪感をごまかすための文章しか見えない。

もし彼が仕事を紹介できていれば彼は自己実現を達成していたかもしれないし、そうでなくてももし彼がもっと密に連絡を取っていれば彼が倒れた時に気づけたかもしれない。

そういった後悔を、彼が幸福な死だったと決めつけることでうやむやにしようとしてるだけじゃないのか。

かに葉月くんは幸せだったかもしれない。俺はその可能性を否定したわけじゃない。

しかし、それを語れるのは同じ場所にいる者だけだ。

だがここには不幸な構造がある。個人能力としての表現力も、社会に対する発言力も、葉月くんのようなオタクには与えられないのだ。

からこそその力を持つ強者は、それを一方的に決めつけてはならないはずだ。

2020-10-25

物作り全般に言えることだけどさ、

派手な見えたり、きらびやかに見えてもさ、

作るときは、地味な作業連続なのよさ。

2020-10-03

ひみつ道具サイエンス区別がつかないのは読解力なさすぎでしょ

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/orangestar.hatenadiary.jp/entry/2020/10/01/222627

記事への反論としてドラえもん自体非科学的だとかそもそもフィクションだろみたいな的外れブコメ増田があって頭痛いんだが。

ドラえもんひみつ道具ってのは「あんなこといいなできたらいいな」の産物なわけですよ。空を飛びたいなあとか、過去未来に行けたらいいのになあ、とか。

タケコプターを実際に使ったら(プロペラの大きさに対して人間が重すぎて)頭の皮が剥げるだの首がもげるだのになるらしいけど、そういう部分はオミットされてるわけ。

じゃあ藤子・F・不二雄大事にしてるサイエンスとは何かというと、夏休みに海に行くか山に行くかという話に対して海底なら1000mを超える山や1万メートルを超える谷があるから一挙両得みたいな話なわけ。

で実際海底に行ってみると魚も海草もなくて寂しいみたいな話になって、それを道具で解決する。サイエンスを重視しないなら海底にきらびやかな魚がいたり海草が生えてたりしてもいいわけですよ。でも実際魚や海草が生えてるのは大陸棚付近であって海底はそうなっていない。だからそうしない。寂しさはひみつ道具解決藤子・F・不二雄におけるひみつ道具サイエンス関係はそういうもんなのよ。

からドラえもん本来6500万年前にはすでに鳥類存在してるのに感動のためにそれがなかったことにされてしまうと元記事のような怒りの指摘が発生するわけ。そりゃこれが君の名は。とかだったらどうだっていいよ。ティアマ彗星軌道おかしいとかおかしくないとかどうでもいいんだよ。それが作品本質ではないから。

でもドラえもんは、特に大長編子どもたちにまだ見ぬ世界を紹介しよう、自然科学に触れる端緒であろうということを大事にしてるから、そこで嘘つかれると「はあ?」ってなるわけ。しかも今回は考証を入れて本来6500万年前にはすでに鳥類存在してることは知ってるけど、感動的な絵面のためにそれは無視しようみたいな態度だから余計にタチが悪い。

これはドラえもん自体非科学的だとかフィクションだとかそういう次元の話じゃないわけ。原作者大事にしてたもの無視するならドラえもんでやるなオリジナルでやれって話なわけ。

ここまで書けばわかってもらえるんかしら? 頼むよマジで

2020-08-20

anond:20200819190237

The Death Gate Cycleの中で迫害されてた魔法使い達が魔力で王国を空にラピュタして脱出したはいいけど

水も食料も少なく、酸素希薄で、しか宇宙から容赦なく降り注ぐ紫外線の影響で高い幼児の死亡率や障害率 

幻術できらびやか天空都市にみせているけど、実際は滅びかけてるって設定が良かった

2020-08-16

キモくて金のあるおっさんと遊んで婚期逃した

地方から上京した。東京に来るまで自分がそこそこ美人ということを知らなかった。

ここからあるあるな没落話。

大学時代港区に入り浸ってよくわかんないお金持ちやそれこそ山PJK持ち帰ったみたいなみたいな飲み会毎日出席し、タクシー代1〜2万もらって過ごしていた。

ゲームに買ったら1万、女の子全員でグラスのシャンパン一気して早かった子に1万、みたいな感じでお金貰えることもあって楽に月30万くらい稼いでいた。

大学3年のときに、飲み会で知り合ったお金持ちの人に誘われて銀座の高級クラブに行った。

銀座きらびやか雰囲気一目惚れして、働くことにした。

紹介ということもあり未経験から一流店に入ることが出来た。

銀座世界は決して楽ではなく、お客さんをどうやって楽しませるか、他のホステスママとどううまく付き合うか毎日勉強だった。

日給は4万くらいだった。

大学の同期はサイバーエージェントやら丸紅やら今思えばなかなかすごいところに就職が決まっていたけど、銀座世界が楽しすぎて私は一切就活しなかった。

30過ぎてこそ活躍しているホステスがたくさんいたから。

それに、いい会社なんてそのへんの知り合いに入れてもらえると本気で思っていたから。

大学はなんとか卒業したし、そのうち結婚するだろうし、もうちょっとだけ夜の世界で働こうと思った。

そして、ある時、恋に落ちた。

相手美容クリニックを経営してる医者40歳手前。

奥さん子どももいたし愛人もたくさんいた。

相手に気に入ってもらえて、銀座を辞め、彼のクリニックの受付をすることになった。

座ってるだけで月収50万。彼にとってはパパ活契約みたいなものに近いのかもしれない。

そこで2年くらい働いたあるとき生理が来ない出来事があった。

彼に相談したら「養育費も出すしマンションも買ってあげるし、産んでいいよ」と言われた。

そのとき、「私、何やってるんだろう」と目が覚めた。

私がイメージしていた幸せはこれじゃない。

好きな人の1番になって結婚して温かい家庭を作りたい。

幸い、妊娠はしていなく、彼とはこの件をきっかけにお別れしてクリニックを辞めた。

その後は、夜遊び時代に仲良くなった若手経営者の男友だちに紹介してもらって事務仕事してる。

現在28歳。

マッチングアプリ婚活をはじめたけど、スマートで金払いがよくておいしいごはんに連れていってくれるおじさんと、同世代男性とは全然違いすぎて、もう結婚できる気がしない。

お金持ちじゃなくてもいいんだけど、同世代と話も全然合わないし尊敬できない。

年上好きだから35〜38歳くらいをターゲットにしてみても、売れ残り感が拭えなかったり見た目に清潔感がなかったり好きになれない。

このままどんどん若さという価値を失って、勘違いババアになりながら私も売れ残りになるか、見向きもしなかったような男性を選ばなきゃいけなくなるんだな。間違えた。

2020-08-06

avex vs クロちゃん

「どちらがマシか?」と言われたなら迷わずクロちゃんだなあ…

黒川氏は真正面にクズだが、エイベックスは表きらびやかで内実いやらしいから苦手。音楽性ではなく企業として。

一応、過去イーライセンスを買った話は未来永劫許すことはない。そういうことがあるからアレルギー」とまで言われるんだよなあ

2020-08-05

デレステを好きになれなくて悲しかった

仲の良かった知り合いかデレステを勧められたので始めてみたが、全然まれなかった。

アニメゲームも好きだが、ギャルゲーとかアイドル育成ゲーはほとんどやったことがなかった。

好きになれるか不安を感じていたが、学生の時にガラケーラブプラスパチモンみたいなゲームにはまった時期があったし、

何より沢山の大きなお友だちがハマっているゲームだしと思ってデレステインストールした。

しかし、自分はこのゲームも沢山のアイドルたちも好きになることはできなかった。

始める前はアニメで見たキャラが出てきて、その内の誰かをメインに育成してライブを楽しむゲームだと思っていた。

ニコニコ動画IDOLM@STERプレイ動画などは見たことがあったので)

しかし、初めてガチャを回したとき予想外にモブっぽいキャラが大量に出てきた。

え?誰?アニメに出てた?と焦ったがこういうゲームらしい。この容姿レア度もノーマルな子たちは、

高感度を上げて特訓したりストーリーを見たりはできるが、基本的レア度の高いキャラクターの

レッスンパートナーという役目を終えると儚く消えていってしまうのだ。

このシステムがどうしても受け入れられなかった。

自分基本的アニメゲームも登場するキャラクター全てに差こそあれど感情移入するタイプだ。

しかし、このゲームにはストーリー性格はおろか、名前さえ知らずに消えていくアイドルが大量にいた。

そんな子をお前が育ててやれよという話ではあるが、一端の社会人レア度の違いや限定などを含めると

膨大な人数になるアイドルを一人ひとり丹精込めて育てる時間お金も無かった。

それでも推し諸星きらりちゃんストーリーきらりちゃん言動キャラ性の裏で色々考えていて深くてよかった)を進めたり、

初めてSSRキャラを引いた興奮やMVの可愛さ(イリュージョニスタ! すごい好き)を原動力

ゲームプレイしていたが、割とすぐに限界が来た。自分が全く関わることができないアイドルたちを、

レッスンパートナーと称してガンガン消費していくことがどうしても耐えられなかった。

(もしかしたらレア度の低いアイドルをこんな風に扱う以外のプレイ方法があるのかもしれないが自分にはわからない)

プロデューサーという役割をもっているのに、自分時間お金という現実的な制約のしわ寄せを、

トップアイドルを夢見て頑張っている膨大なアイドルたちに負わせている感覚がとても辛かった。

輝く夢を抱いて事務所の門を叩いてくれたはずの彼女たちに、自分は何もしてあげられないどころか名前すら覚えず

消費物のように扱っている。その傍ら、推しアイドルキラキラしたステージMVを楽しむのはどうにも空虚だった。

世のIDOLM@STERにハマったという人の話を聞くたびにとても羨ましくなる。

自分ゲームにはまって現実ライブに参加して、その興奮と感動を五感を全て開放して味わい尽くしたかった。

でもできなかった。レッスンパートナーとして消えていった彼女たちのことを思うと、どうしても楽しめない。

自分プロデュースしたアイドルきらびやかステージで歌って踊る、それだけでこのゲームが成り立っていれば

どれだけよかったか

デレステを楽しもうとするたびに、舞台から推しアイドルの成長を見守る自分を影から見つめる名もなき大量の

アイドルたちの存在を肌に感じてしまう。

IDOLM@STERという一大コンテンツを楽しんでいる人たちは、自分比較的似たクラスター所属していると思っていた。

だが自分はどうやらそうでは無かったようだ。多くの人が楽しんでいるこのコンテンツ自分は楽しめないことがただただ悲しい。

一緒にライブに行って盛り上がったりツアー巡ってみたり、好きなアイドルを語ったりしてみたかった。

2020-07-08

平家系、源氏

上方(かみがた)は平家系、関東源氏系」

「何で?」

「そらそうやよ? 平家きらびやかさは、まさに上方好み。驕れる平家言葉もあるけど、驕ってたんは藤原氏源氏も変わらんし、平家が生み出したもんは藤原と比べても遜色ない。平家納経、厳島神社日宋貿易薩摩守忠度和歌……何と言うても、家紋揚羽蝶平家を名乗った織田信長家紋の一つも、揚羽蝶

優雅やね」

「一方、源氏は……頼朝らは大阪発祥河内源氏』の末裔やけど、関東ローム層という厳しい土地磁場のせいか、華やいだ文化には至らなかった」

質素何が悪いねん、て源氏ファン関東人さんらは言わはるんちゃう?」

「それが『民族性』ということ。上方圏は平家寄り、関東圏は源氏寄り。『平家海軍国際派』という言葉がありますが、裏を返せば『源氏陸軍国内派』……これ、関東のものと思わへん?」

鎖国陸軍暴走関東軍、国際連盟脱退……ほんまやね。ほな上方平家民族で、海に向かって開かれてるわけか。インバウンドが絶好調やったんもわかる」

平家ゆかり厳島神社がある広島壇ノ浦平家について戦った松浦党ゆかり長崎……関東が始めた戦争で何であんなことにならんとあかんかったんやろね? あの戦争で起きた空襲地上戦核爆弾も、それと今問題タンク入りの汚染水も、全部その原因作った地方で引き受……」

「それ以上はあかん! そう考えたことある人は案外多いかもしれんけど」

2020-06-07

援助交際またしたい

歌舞伎町が今話題だけど、歌舞伎町で過ごしたあの日々が懐かしくなってしまった。

一日歌舞伎町ちょっとだけ頑張るだけで一日手渡し10万円稼げたあの日々、キャバクラとか風俗とかは怖いから、出会い系サイトで会った人のちんぽシゴいたりセックスしたりしてお金をもらっていたあの日々。いろんな人の顔が思い浮かぶ

ケイデザイン事務所Kさん元気かな。大手ゲーム会社プログラマーSさん今なんのゲーム作ってる?

国立大学院生自粛中。刺激が足りなくなってきた。訳ありだからセフレは作れない。

誰かと抱き合いたい。研究は進まない。twitterは見たくないけど定期的に呟かなきゃいけない。ご飯食べるのも面倒臭い

援助交際またしたくなっちゃったけど、コロナとか関係なく今の立場上は絶対絶対に許されない。可愛いねって褒められない日々、最悪だ。

本当は誰かの意見肯定に振り回されたくないけど、また援助交際がしたくなっている。きらびやかできったないあの生活

2020-05-04

平家系、源氏

上方(かみがた)は平家系、関東源氏系」

「何で?」

「そらそうやよ? 平家きらびやかさは、まさに上方好み。驕れる平家言葉もあるけど、驕ってたんは藤原氏源氏も変わらんし、平家が生み出したもんは藤原と比べても遜色ない。平家納経、厳島神社日宋貿易薩摩守忠度和歌……何と言うても、家紋揚羽蝶平家を名乗った織田信長家紋の一つも、揚羽蝶

優雅やね」

「一方、源氏は……頼朝らは大阪発祥河内源氏』の末裔やけど、関東ローム層という厳しい土地磁場のせいか、華やいだ文化には至らなかった」

質素何が悪いねん、て源氏ファン関東人さんらは言わはるんちゃう?」

「それが『民族性』ということ。上方圏は平家寄り、関東圏は源氏寄り。『平家海軍国際派』という言葉がありますが、裏を返せば『源氏陸軍国内派』……これ、関東のものと思わへん?」

鎖国陸軍暴走関東軍、国際連盟脱退……ほんまやね。ほな上方平家民族で、海に向かって開かれてるわけか。インバウンドが絶好調やったんもわかる」

平家ゆかり厳島神社がある広島壇ノ浦平家について戦った松浦党ゆかり長崎……関東が始めた戦争で何であんなことにならんとあかんかったんやろね? あの戦争で起きた空襲地上戦核爆弾も、それと今問題タンク入りの汚染水も、全部その原因作った地方で引き受……」

「それ以上はあかん! そう考えたことある人は案外多いかもしれんけど」

2020-05-02

平家系、源氏

上方(かみがた)の文化平家系。対して、関東源氏系」

「何で?」

「そらそうやん。平家きらびやかさは、まさに上方好みやよ? 驕れる平家言葉もあるけど、驕ってたんは藤原氏源氏も変わらんし、平家が生み出したもんは藤原と比べても遜色ない。平家納経、厳島神社日宋貿易薩摩守忠度和歌……何と言っても、家紋揚羽蝶平家を名乗った織田信長家紋の一つも揚羽蝶

優雅やね。女子受けしそう」

「一方、源氏は……頼朝らは大阪発祥河内源氏』の末裔やけど、関東ローム層という厳しい土地磁場のせいか、華やいだ文化には至らなかった」

質素何が悪いねん、て源氏ファン関東人さんらは言わはるんちゃう?」

「それが『民族性』いうこと。上方圏は平家寄り、関東圏は源氏寄り。『平家海軍国際派』という言葉がありますが、裏を返せば『源氏陸軍国内派』……これ、関東のものと思わへん?」

鎖国陸軍暴走関東軍、国際連盟脱退……ほんまやね。ほな上方平家民族で、海に向かって開かれてるわけか。インバウンドが絶好調やったんもわかる」

平家ゆかり厳島神社がある広島壇ノ浦平家について戦った松浦党ゆかり長崎……関東が始めた戦争で何であんなことにならんとあかんかったんやろね? あの戦争で起きた空襲地上戦核爆弾も、それと今問題タンク入りの汚染水も、全部その原因作った地方で引き受……」

「それ以上はあかん! そう考えたことある人は案外多いかもしれんけど」

2020-04-08

anond:20200401035340

結局風俗って嬢にズルッズルにやさしくしておかないと

逃げられたらそれまでだから

やさしくやさしく檻に入れて買うんだよね

 

でも結局どの女もいつかはおばあさんになるわけで

そうしたらそういう甘い方法じゃなきゃ受け入れられないっていう

心のおデブなっちゃってると

普通一般人の会話が

ダイエット食みたいな粗末なものみえて受け付けなくなるのよ

そうなるように飼殺されてるんだからあたりまえなんだけどさ

「あたし頭悪いからさ」「育ちも悪いし」って卑下してみせたら

絶対に「わかるわかる」ってだけいって余計なこと、逃げられそうなことは知らせない

辞めた子が幸せになったとはいわないで不幸になってそうだけど大丈夫かなっていう

お金かせげばいいよねっていう方向だけみせる

シャドーロールつけた馬みたいに走らせておく

 

でもね、意外と普通にやさしいよ、みんな

市役所いってごらんよ 

もう長年甘いものをやり取りして生きることになじんで

粗食に絶対耐えられないおばあさん

たからみたら身ぎれいきらびやかだけどそれがなんの意味もないおばあさんになるまえに

いったほうがいいんだとおもうよ

2020-03-10

anond:20200310063607

仏壇ネオンひかりかがやくデコトラにはしないだろ同じ理屈仏壇きらびやかにかざってもしょうがない

かれるからいいとおもわずに飾るからいいとおもったけっかこうなった

2020-03-05

日本現代アートがあまり評価されてない理由

世界で主流になってる現代アートというのが、あまりにも日本人に身近になり過ぎてるのでは、という理由

現代アートは大雑把に言えば「高度にコンテクスト化された作品」だと思う。

あれはものに溢れる豊かな国の人が、「あえて~」することによって発生する。

継茶碗とか、枯山水とか、日本は昔から「あえて~」というのを好む。それをわびさびとか言ったりするのだが

あれは現代ではないが現代アート一種だと思う。そして歴史の中で洗練・定着している。

正直そこらの現代アートでは、その高度な文脈に勝てない。日本人現代アートを見ると、「なるほどな」以前に

「野蛮・ダサい、洗練されてない」と思ってしまう。だからまらない、というか、既に広まってるのだ。

そして逆に世間で低評価されがちな、絢爛豪華できらびやか完璧な、時に世界の人が「ダサい」と思うもの

逆に日本人は惹かれる。正直「高度なコンテクスト」とか「わびさび」とか、うんざりしている部分があるんだと思う。

背景の文脈とかなく、その時に直球で伝わる言葉、そういうのに憧れてしまうんじゃないかと思う。

でも結果的文脈を見せようとして、見せかけのレンガ造りの家とか作ってしまう。

日本現代アートが正当に評価されてない」とのたまう人は、まずその狭い視野を広げて欲しいし

同時に、日本人はその中途半端文脈を求める態度を改めるべきだと思う。出羽守が多いのも、「海外から来るには意味があるんだろう」みたいな

下手に文脈評価する性質故だと思う。

2020-03-04

市長選挙雑感メモ

徳島市長選挙メモ

個人的な雑感メモなので話半分程度で

候補者についてつらつらと

大きくは二人、現市長と30代女性

今の市政に対して不満を感じる若い女性が候補として名乗りを上げて市長候補として名乗りを上げた感じ。

現市長は市政をやりきるという立場だろうか。

今の市政に対して不満を感じている市民は多いようだけど、実態としては週刊誌ゴシップ的ないいがかりの報道が原因じゃないのかなと感じる。

何もしていない、阿波踊り独断ですすめて運営は県外に投げて市民の声を聴かない、とうアレ。対して女性候補は今の市民の声を聞かない市政に対して共に考え進めようという。

ここでいう「市民の声」とはなんなのか。

先に紹介した現市長への批判大本はどこから来ているのか。

この辺を整理しないと、あたかきれいごと花畑かつなんとなく実現可能雰囲気のある方に流れてしまいそうだなと思う。

それぞれの詳しい政策割愛するとして、聞きかじった感想では

現市長批判を受けながらも将来を見越したら必要なすみやかに施設を作り、環境整備をしていく

女性候補→県と仲良くして市民と考えながら必要施設への着手は後回し

そんな感想を受けた。

さて、たびたび出てくる市民という言葉。どこを指しているのかなと。

4年前、今の市長誕生した背景には新町西再開発事業問題があったと聞く。

一部の地権利権で住民を立ち退かせて巨額な費用を投じてホールを作る。これに対して批判を受け当時市長だった人は選挙惨敗再開発事業は無くなったとなる。

選挙惨敗というのはやはり民意が働いた結果なのだと思う。

その間、新町再開発を再開しろとたびたび市長質問をしてくる市議もおり、そのたび市長公約からと返していた。

なぜ民意に背いた再開発を進めようとしているのか。まぁ政治家から利権が絡んでいるのだろうなというは想像に難しくない。

そしてその市議女性候補のバックについているらしい。父親同士が友好関係とか週刊誌的なのも聞いたことあるけど、本当のところはわからない。

なるほど、たびたび女性候補が言う市民とは上級市民ことなんだなと思ってしまう。

なんとか委員会に参加していて納得できないことが多いとかなんとかで市長立候補して、当選した暁には利権目当ての市議とりまき、上級市民の力で政治をすすめ、自分を輝かせるのかなというのが見て聞いた感想

若いから女性から、で一定応援する人も出てくるし、きらびやか未来を語るのは旧民主党と同じようなやり方だよなー、と思ってしまう。

副市長ポストも決まっているらしく、やっていることは古い政治なんだよね



選挙運動についても両陣営比べるとなかなか面白い

現市長当選当時のバックの力はなさそうではあるが、市民運動が背景についているそう。

いわゆる古代の第十関運動とかなんとか。平均年齢は高そうだし、ネットSNSの展開には疎い感じをうける。

ただ、足を使った運動は強いだろうなと。ビラ配りをはじめ地道な活動口コミを広げていく。

県庁所在地といっても大半が田舎ポストに入ってるビラや、知り合いに言われて入れたみたいなのが強いんだろう。あとは支持が高齢者なのは強い。なにせ投票に行く層に支持されている。

女性候補側はなにより若い

SNSをはじめネットでの展開。自らの難病をもとに本を書いてたり、東大卒だったり、事業をしてたりと知名度は高い(らしい)。

背景のプロフィールから手伝う若い人も多いのだろう。女性関係団体から支持や、利権で暮らす団体からの支持も厚そう。車も最近よく見る。

しか若い層に広がっても投票いかないし、そもそも絶対数が少ない。

地上戦vs空中戦みたいな様相で、これからお互いどう展開をしていくのかが楽しみである

現市長陣営は古いやり方やこだわりにとらわれず、動画での展開、実績のアピール、4年間でどう立て直したのか。落ちてしまえば停滞ないし、戻ることになりかねねないことを訴えていくことも重要じゃないのかなと。

女性候補陣営は泥臭い選挙をし始めたら脅威になるだろうなと。市民が誰を指すのかを悟らせない勢いでガンガン突き進んで若い人を取り込んでいき、中高齢者へ媚びていけば奪還してもおかしくない。


選挙の結果、損をするのは利権の上に胡坐をかいている人だけという結果になればいいなと思いひとまず終わり。

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