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はてなキーワード: 勇気とは

2018-08-16

クソほどつまんない釣りに釣られるゴミクズブックマーカー達のチョロさ

これ書いたやつ、ライティングセミナーってやつに通ってたわけですよ。

えらいてんちょうとか、借金玉とか、わかり手とかが開催するやつ。

要するに、ワナビーが影響力があるんだか無いんだかよく分かんない奴に金払って技術とやらを教わって、そのとおりに書いて、その通りに釣られたのがお前らってわけ。

https://twitter.com/eraitencho/status/1029948608013975552

```

えらいてんちょう @eraitencho

こちらの文章てすが、えらてん借金ライティング講座受講生のメガネ @Meganedesuyo27 の文章だそうです

大バズで10PVくらい?こういう文章書けるようになりたいひとは俺をフォローだ(宣伝)

```

クソほどちょろい連中が、見え透いた釣り針に入れ喰い状態で釣られて、釣り上げた奴は増田使ってるくせに実名でバズりましたよーお手柄です。ってわけ。

お前らが叩きやすい奴の名前挙げて、叩きやすいように叩きポイントまで作って、書き手の望みどおりに叩いたのがお前らなんだよ。

はてな匿名ダイアリーは以前と変わらず肥溜めだけど、弱小ブログよりはバズりやすいからこういう雑な釣りでバズアピールに使われるんだよな。

しょっぱい。

書き手の @Meganedesuyo27 なんて自分批判してるnoteの有料販売までしてるってんだから、糞でしか無い。

ちょうどいいところだからお前らの釣り方を教えてやろう。

1. 叩ける対象を作る

2. だれでも知ってる有名人を出す

3. 長文を書く

1. 叩ける対象を作る

お前らは人を叩くのが大好きだから、とにかく人を叩ける環境を作ってやるのが大切なんだ。

お前らは実績が無く、プライドが高く、行動する勇気もない。

から他人を叩いて自分価値のある人間のように錯覚するゴミクズどもだ。

どうしようもない人間だけど、1PVは等しく1PVであり、1BMは1BMだからな。大衆は常にゴミクズだけど、金を落とすやつの多くは大衆なんだから馬鹿でも分かるフックを用意して、お前らみたいな他人を叩きたくて仕方のない無価値人間釣り上げるってのがこの手の人間のやり方なんだ。

2. 誰でも知っている有名人を出す

有名人ってのは叩いてもいいんだ。日本インターネットではな。

有名税ってやつだ。相手が有名ででかい存在であればあるほど、叩いたとき快感が大きい。幻想なんだけどな。

どれだけ有名人を叩こうとも、そいつ以上に影響力を持つことも、金を得ることも、有名になることもない。

当たり前だ。舞台の外から石を投げつけてる奴が舞台に立ってるやつより偉いわけがない。

お前らは誰を叩いても惨めなゴミクズなんだが、上記したように思考回路バグっているので有名人を叩くんだ。

特に、みんなが叩いてる有名人は一緒になってリンチしてもいいやつなんだ。よく分からんがそういうことになってるらしい。

お前らもイケハヤホリエモンはあちゅう田端(こいつはよく分からん。誰?)なら無条件でぶん殴ってもいいと思ってるだろ。

このへんのインターネット有名人に石を投げたことが無いやつがいるか?

今回の釣り記事でも有名人名前名前挙げてるだろ

プロ奢ラレヤー、プロ無職落合陽一、ホリエモンイケダハヤト家入

これにまんまと釣られたってわけ。

ばっかだなーお前ら。

叩いてもいい有名人名前出したら殴る列に簡単に加わるんだから。お前らはクレープ屋に並ぶJKよりもちょろい。

3. 長文を書く

これは多分借金メソッドだな。

文章が長ければ長いほどフックの数は増える。

釣り針を何個もぶら下げる漁みたいなもんで、お前らは馬鹿からつのフックでは気づかない。

何個もフックを用意してやることが大切なんだ。

フックになりそうな名前を何個も出して、叩けそうなポイントもいっぱい書いて、ワナビーやらニートやら、会社員やらとにかくお前らが叩けそうな要素を片っ端から書き出してお前らの口の前まで持ってきてるってわけ。

ということで、書き手の思惑通りに釣られてPV伸ばして、くっそしょぼいnote販売ワナビー向けマイナーインターネット有名人ライティング講座の手伝いお疲れ様ってわけですわ。

こういうのに食いついてるバカ与沢翼情報商材かに食いつくバカとそう変わらないから、これから馬鹿な鴨で居続けてくれ。頼むわ。

俺はお前らみたいなちょろいやつをカモってこれからも食っていくから日本がどうとか、あいつがムカつくとか、有名人Av男優結婚したとか、よく分かんない会ったこともない他人で日頃の糞みたいなストレスを吐き出して、自己肯定をしながら金を献上してくれ。俺との約束からな。

ブコメ全部読んでないけど、人気のやつで一番滑稽なやつ晒しておくからスターいっぱいあげてくれ。

こういうのがカモっていうんだ。

imo_jo_chu ギョッとするタイトルだけど、最近Twitter界隈にただよう違和感言語化してくれているいい文章。みんないっぺん読んでみてちょ

https://anond.hatelabo.jp/20180617233415

尾畠春夫さん(78)

勇気をもらった。

ありがとう

2018-08-15

LGBTへの理解弊害

LGBT理解しましょうっていう流れはいいんだけど、制度が追いつかず中途半端しか理解が進まないと結婚できていないだけの自分ますますゲイ疑惑まりそうで辛い

「ほら勇気を出してカミングアウトしていいんだよ!」みたいな圧すら感じそう

anond:20180815010718

みずから録音して検証する発想と勇気がすごい。

俺は自分が話してる声を聞くのが大嫌いなので、そもそもその発想に至らないと思う。

 

話は違うが、自分が寝ている時の寝相に興味があったのでハンディカムの暗視カメラモードで寝ている自分を一晩撮影したことがある。

そしたらまったく予想外のものが撮れてしま死ぬほど驚いたとともにもうこんな無意味な遊びはやめようと誓った。

anond:20180815120322

そう言ってもらうと行く勇気が出てきます!試してみます

anond:20180815065712

○○する勇気なんかないとか言ってバカ煽り続けた結果あんなことになったのにブコメで書いてる人がいて笑えない

2018-08-14

私が頭に来てるのは、リアルな私を知らないくせに

面と向かう勇気もないくせに。

あなたの腐った腸と、配線がどうにかなってるような思考回路

まったく別物のフランケンシュタインに仕立て上げられてることよね。

悪意でしかない情報ばかり集めてしまあなたの脳こそ、消費期限大丈夫かなって。




瓶のフタちゃんと仲良くね、ほんとお似合い。

可愛いお子を育ててくだちゃい。

一度は乗りたいグリーン車

でもどうも勇気が出ない

乗ったことある人の感想を教えて

現実世界で乗ったっていう人を見たことがない




【2018.8.15 追記

komachiyoさんが正解です。

moyacabさん、NaRPさん、wsskho_mさんありがとうございます

世間ではこんなに知られてないのかと思うと悲しくなりました。

チームしゃちほこ伊藤千由李10月22日愛知Zepp Nagoyaにて行うライブをもってグループから卒業することを発表した。

黄色の子がこの10月で辞めてしまます

みなさん お力添えをどうかよろしく

出会いが欲しいが詰んでいる

友人が、恋人を作ったらしい。

どんな相手とかまでは自分からは聞いてないけれど、それまでどんなやりとりをした、とか、どんなところに惹かれた、とかを嬉しそうに説明された。

その友人は、恋人が欲しいというより、早く結婚して家庭を作りたいと常々言っており、なんなら「恋愛は面倒臭い」とまで言っているような人である

そんな人に恋人作った、と言われても、ああ、そうという感想しか湧かなかった。

かたや、自分だ。

そんなことを言っていたら、周りにおいてかれた状態で、もう随分といい歳になってしまっている。

何度か「出会い系アプリ入れてみたら」と言われたことはあったけれど、なんとなく気が引けてしまい、「そんなのいいよ」とごまかしてきた。

にも関わらず、「恋人が欲しい」という気持ちはあって。

しろ、前述の友人と真逆で、家庭はさておき、まずは一緒に日々を過ごすパートナーが欲しいのだ。

でも、おそらくこの歳になると、結婚を前提に、という人がほとんどなのだろうな、とも思う。

そんな自分が今から恋人」を探すのは、かなり甘い考えなのかもしれない。

正直、家庭を作る、と考えた時。

自分が家を支える、なんていうほどの度胸も、収入もない。

逆に、相手にそれを任せてしまうのも心苦しい。

今まで出会ってきた人たちとは、何と無く出会って何と無く別れてきた。

もう、そんな、何と無く誰かと出会う機会はないと思っている。

けれど、また、誰かと、なんとなく出会いたい。

そんな気持ちが、また今日も一歩踏み出す勇気邪魔をしてくる。

本当に、どうしたらいいんだろう。

そもそも恋愛で失敗」したくないんだよ

https://anond.hatelabo.jp/20180813104409

http://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20180813104409

エントリへの反応とか見たけどさ、以下みたいな意見が多くてため息が出てしま

「何度も失敗して覚えるもんだ」とか

トライアンドエラー大事」とか

勇気を出せ臆病になるな」とか

しょーーーーーーーーーーもなーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

もうね聞き飽きたよ君らのしょーーーーーーーーーーもない正論は。

そもそもね、我々非モテはね、「失敗したくない」んだよ

分かる?分かる?分かる?

リピートアフターミー?

「失敗したくない」「失敗したくない」「失敗したくない」「失敗したくない」「失敗したくない」「失敗したくない」

からない?分からない?分からない?

だったらあと5億回復唱しとけや。

何があろうとどうであろうと

恋愛について研鑽を積むための努力試行錯誤などしたくない」

アプローチなんて怖いし勇気がないしできない」

「失敗したときの苦い思いしたくない」

んだっつーの

要するにの話として「『非モテ』が『恋愛』に合わせろ!」とかお前ら言いまくってるけど

しろ「『恋愛』が『非モテ』に合わせろ!」と言いたいんだよ

この程度の簡単なことも理解できねーのか

ほんとどーしようもねーな非モテ論壇ってヤツは。

2018-08-13

先生遠藤さんの上履きがありません! 9

前話:anond:20180812061042

第一話:anond:20160131184041

なろう版(同一内容):https://ncode.syosetu.com/n0012dq/

ケン

「あ、ケンジ、おはよう

おはよう

 水曜日の朝、母さんはいものように、リビングコーヒーを揉んでいた。

「もう朝ごはん食べる?」

「うん」

 母さんはお皿にフレンチトーストを2枚載せて、テーブルに持ってきてくれた。

「あのさ」

「ん?」

「やっぱり、ただの夢だったみたいだ」

「夢って、上履き隠しの?」

「うん。昨日、犯人がわかったんだ」

「そう、良かったわね」

 今にして思えば、狐につままれたような気分だ。

 俺は家を出て、学校へ向かった。

 いつもより少し早く着いたけど、こんな時間でも、校庭では縄跳びをして遊んでいる奴が何人かいる。

 東校舎の玄関下駄箱は、男女別にあいうえお順に並べられている。こんな早くから教室にきている奴も結構いるんだと、収まっている運動靴の多さでわかる。

 俺はプーマ運動靴を脱いで、下駄箱にいつも通り収まっている上履きに履き替えた。

 下駄箱を過ぎて廊下を左に進むと、一番奥の教室が3年1組。

 ぼーっとしている奴もいれば、最近おはスタ放送が始まった、何人かで集まって『デュエル・マスターズ』の話をしている奴もいる。

 タカヒロはまだ来ていないみたいだった。

「あ、ケン君」

 ユカだ。

「昨日のことなんだけどね。ケン君がいなくなった後……」

「うん、ヒロミに聞いたよ。アヤネが全部話したんだって

「あ、もう知ってたんだ。良かった。でも、大変だったね」

 すごく大変だった。

「アヤちゃんに謝ってもらわなくていいの?」

「いや、もういいよ。早く忘れたい」

 俺は本心でそう言ったけど、ユカは怒っているようだ。

 その時、

「あ、アヤちゃんおはよう

「おはよー」

 その声を聞いて、ユカが叫ぶ。

「アヤちゃん! こっち来て!」

 良いって言ってるのに。

「なに?」

「『なに?』じゃないじゃん。 アヤちゃんのせいでケン君がどれだけ……」

「ごめん」

 アヤネが呟いたから振り向くと、やはりいつものように、まっすぐ俺の目を見ていた。

「もう、良いよ。名乗り出てくれて助かったよ」

 あれはそれなりに勇気が要っただろうと俺は思っていた。あの時アヤネがああやって叫んでくれなかったら、俺は今でも自分を責めていたかもしれないし、クラスから変態だと思われていたかもしれないんだ。

「良かったね、ケン君優しくて」

「ありがとう」

 タッタッタッ

「はぁ、はぁ、はぁ」

 タカヒロだ。

ケンジ、僕さ」

「よお」

「悪かった。昨日、あんな言い方して」

「ああ、あれはもう」

「違うんだ。僕は、本気でケンジが変態だと思ってたんじゃなくて……」

 当たり前だろ。なに言ってるんだ。

「怖かったんだ。自分犯人にされると思って」

「でも、誰もお前のこと疑ってなかっただろ」

「それがさ……」

 そう言ってタカヒロは、アヤネに目を遣る。

「アヤネ、あの時、密告用紙になんて書いた?」

『密告用紙』……? なんのことだろう。

 それを聞いたアヤネは一瞬驚いたようにした後、「耳貸して」と呟いて、タカヒロの耳元で囁いた。

 タカヒロが同じようにして囁き返す。

 アヤネはタカヒロ右手彼女左手で取って、彼の掌に人差し指で字を書いているようだった。

「あぁ、やっぱり」

 安心したようにタカヒロが言う。

「昨日、親に連絡網見せてもらって、ヒロミ漢字確認してさ、『もしかしてこれか』って……やっぱりそうだった」

ケンジ、あのさ、僕の名前の『弘』って言う字、『弓』にカタカナの『ム』なんだけどさ、あれヒロミの『ヒロ』と同じなんだ」

 混乱する俺の耳元に、アヤネが筒を作るようにして両手を置いて、筒の反対側から俺の耳に声を吹き込んだ。

「おとといケンジ君が休んでた時、先生が密告用紙配ったの。それで、私がその、ヒロミ名前を書いちゃったから、その『弘』の字をタカヒロ君が見ちゃったんだって

「お前、そんなことであんなに慌ててたのかよ。マジダッセーな」

「け、ケンだってあんなに取り乱して、お前自分がやったと思い込んでただろ」

 言われてみれば、お互い様だった。

 放課後、俺はいつも通り、タカヒロと一緒に駅の側道を歩いた。じつに8日ぶりの『いつも通り』だった。

今日さ、うち来てチョコボレーシングやろうぜ」

「ごめん、今日ピアノ……」

 タカヒロがそう言いかけた時、サイレンが聞こえた。

こちらは世田谷区役所です。光化学スモッグについてお知らせします。ただいま光化学スモッグ注意報が発令されました。外出や屋外での運動、お急ぎでない方の自転車運転は———』

 その瞬間、頭の中でなにかが弾けた。先週の水曜日、9月8日も、俺はこの放送を聞いていたんだ。あの日注意報が出ていたから、誰も外でドッジボールなんてやってなかった。遊びたい奴は体育館に行ったけど、俺は気分が乗らなくて、こいつと教室に残ってぼけっとしてたんだった。俺は下駄箱にも行っていないし、水槽にも、校庭にも行かなかったんだ。

「……よし、やろう。久しぶりに!」

ピアノは?」

光化学スモッグ注意報出てたら、休みなさいってどうせ言うからさ、うちの親。外で運動するわけじゃないのにね」

「よっしゃ。エディットキャラ禁止な!」

「は? エディットキャラありでやろうぜ」

「んー、じゃあ両方やろうぜ。合計勝ち数で勝負な」

「なんでもいいよ、僕が勝つから

「うっざ。絶対後悔させてやる」






(完)




後書き

先生遠藤さんの上履きがありません!」は、第9話「ケンジ」をもって完結といたします。

どのくらいの方に読んでいただけたかわかりませんが、感想評価レビューなど少しでもいただけると幸いです。

最後まで読んでいただいて、どうもありがとうございました。

神経質な人が羨ましい

他人自分の神経質な部分を押し付けても気にしないくらい神経が図太いってことだもんね

こちとらその勇気がないちんけな人間からさ、気になることがあっても毎度毎度呪いのように「俺以外誰も気にしてないか大丈夫」って心のなかでつぶやくことで気持ちをおさめてなんとか生活してるよ

自分神経質なんで〜」っていう人相手にするとき特に気をつかうからつらいよ

はーしんどいしんどい

2018-08-12

anond:20180812210755

欲求勇気があれば自分が間違ってるかもしれなかったり、

失敗するかもしれなかったりしても行動できる。

正しさも欲求勇気も程度があって、

その強さの比率で行動が決まるとか。

配信見るのが好きだけど

男(同性)同士ワイワイしたい雰囲気だもんで女の自分コメントする勇気がでない

でもコメントもしてみたいモヤモヤする

anond:20180812135417

君はネットの前から離れて、勇気を出して外に出て墓参りでも行ったほうがいいよ

先生遠藤さんの上履きがありません! 8

前話:anond:20180811045820

第一話:anond:20160131184041

なろう版(同一内容):https://ncode.syosetu.com/n0012dq/

ヒロミ

遠藤さん。僕は、先週の水曜日に、遠藤弘美さんの上履き下駄から抜き取り、廊下の角の水槽の中に隠しました。そして、自分でやったことなのに、誰か他の人がやったふりをして、自分でその上履きを見つけました。ごめんなさい。もうしません」

 気持ち悪かった。男子なんてこんなもん、って思ってたけど、実際に自分がやられてみると、『こんなもん』じゃ到底気が済まない。私の上履きを、私が見ていないところで下駄からとって、それを水槽の中に入れた? こいつが? 自分が目の前にしているものを、到底受け入れられなかった。

 でも、こう言わなければならないんだろう。

「いいよ」

 せめて、ケン君に軽蔑気持ちが伝わるように、自分にできる限り最大の軽蔑を込めた声色で、私はそう言った。でも、どうせ『素っ気ない』くらいにしか思わない。男子はそんなもの。まして、こんな変態に、私の気持ちがわかるわけがない。

 お決まり儀式が終わると、私はできるだけ無表情を保ったまま、席についた。

園田君は、勇気を出して自分がやったことを告白して、三人にきちんと謝ってくれました。間違いは誰にでもあります。でも、間違いを認めて謝るのは、誰にでもできることではありません。園田君、ありがとう。そして、高橋さん広瀬さん、そして遠藤さんの三人も、園田君の話をきちんと聞いて、許してくれてありがとう。人を許すのも誰にでもできることではありません。みなさんも、間違いを犯したり、悪いことをしたりして、だれかを傷つけたり、また誰かに傷つけられたりすることが、これからたくさんあると思います。そういうときは、高橋さん広瀬さん、遠藤さん、そして園田君のように、間違いを認め、きちんと謝り、そして、誰かが謝ろうとしているときは、きちんとその話を聞いて、できれば許してあげてください」

 くだらない。先生だって、「ごめん」の一言で許せることと許せないことがあるのはわかってるだろう。ただ自分クラスを指揮したいから、こんな風にしているんだ。

園田君、こんなことをしたのは、理由があるんですよね? それをみんなの前で話してくれますか?」

クラスのみなさん、僕は、高橋さん広瀬さんと遠藤さんの上履きを隠して、それを自分で見つけてヒーローになったつもりで楽しんでいました。豊島さんの上履きがなくなって、それを山崎君が見つけたとき山崎君がみんなに褒められて、豊島さんに喜んでもらっていたのが羨ましくて、自分もああなりたいと思って、やってしまいました。みなさんを騙して、不安にさせて、それを今まで黙っていて、本当にごめんなさい」

「みなさん、園田君のことを許してあげられますか?」

 どうして当事者じゃない他のみんなが、「いいよ」、「いいよ」と言っているのか。本当にくだらない。迷惑をかけたというけど、だったらそれは、当事者問題クラスみんなの問題に仕立て上げた浦木のせいだ。『先生』という立ち位置は、そんなに気持ちいいんだろうか。

 周りのみんなを見渡して見ても、本心で「いいよ」なんて言っているやつはいないだろう。いや、ひょっとしたら、ケン君と仲良しのタッ君くらいは、本心かもしれない。

 そう思って彼の方に目をやった時、私は自分の耳を疑った。

ケンジ君は犯人じゃありません」

 アヤちゃんだ。ケン君が犯人じゃない? アヤちゃんは、何かを知っているの? 

 次の瞬間、タッ君が立ち上がって叫ぶ。

「僕じゃない!」

 状況が理解できなかった。

犯人は……」

「だから僕じゃないって言ってるだろ!!」

「黙って。タカヒロ君疑ってな……」

「黙るのはそっちだ!」

「だからそうじゃないって言って……」

「うるさい!」

「私はケンジ君じゃないって……」

「違う、違う、違う! 犯人ケンジなんだ。それでいいんだ。ほら、本人がそう言ったじゃないか! あいつは、アヤネの上履きが隠された日の放課後、それを見つけたユウヤを羨ましいって言ったんだ! 『ヒーローだぜ?』って言ったんだ! あいつは、みんなに褒められて、女子感謝されるのが羨ましくて、自分上履きを隠したのに、それをまるで、『俺は頭が良いから見つけられるんです』って言うみたいに、わざと知らないふりをして、自分で隠したのを自分で見つけて、自慢げに『先生、あった!』なんて言ってたやつだ! あいつは、表では優等生ぶって、裏では女子上履きを盗む変態だ!」

 そんな言い方しなくても、と心の中で言いかけた時、自分もそう考えていたことに気づいて、ゾッとした。でも、タッ君のいうことは間違ってない……はず。じゃあアヤちゃんはなんでケン君をかばうの?

園田君待ちなさい!」

 割って入るように先生が叫ぶ。思わず教壇に向き直ると、ケン君がいなくなっていた。状況に耐えられなくなって、逃げ出したのかもしれない。弱い奴。あいつは私の上履きが隠された日もこうだった。いや、隠された、じゃなくて、あいつが隠したんだ———アヤちゃんの言うことが、本当でなければ。

「みんなは静かに待ってて」

 先生はそういうと、教室から出て廊下を走って行った。

 その時、『パンッ!』と乾いた音が教室に響いた。

 音の方に向き直ると、涙目のアヤちゃんがタッ君を睨みつけ、タッ君はほっぺを抑えて俯いていた。

上履きを隠したのは、私なの!」

 アヤちゃんだとは思えないくらい大きな声で彼女は叫んだ。

「マジかよ」

「嘘だろ。ケンジをかばってるんじゃねーの?」

「でもあいユウヤが好きなんじゃなかった?」

 バカ男子が口々に言う。

 私にだってにわかには信じられない。アヤちゃん私たち上履きを隠した? ケン君がやったって、さっき言ったばかりなのに。

 私はあの時、ユッちゃんアユちゃんと一緒に、体育館で遊んでいて、上履き体育館下駄箱に置いたままだった。アヤちゃんは、いつも一緒に遊ぶのに、あの時はいなくて、私が上履きがなくなっていることに気づいて、二人と一緒にギリギリまで探した後教室に戻ったら、自分の席に座ってた……ような気がする。だから、アヤちゃんアリバイは、ない……の、かな。でも、アリバイがないのはケンだって一緒……。

「私は、ユカちゃんと、アユちゃんと、ヒロミちゃん上履きを隠しました。でもそれは、三人が私の上履きを隠したからです」

 はっとした。アヤちゃんまさかあの時のこと……。でも、それは違う。

「アヤちゃんそれは違うよ」

 私の思ったことをそのまま言ったのは、私の口ではなくユッちゃんのそれだった。

「何が違うの!? あの時私の上履き袋を持ってたのはあんたたちじゃん!」

 そうだけど、と私が言う間も無く、口の早いユッちゃんが続ける。

「アヤちゃんが途中でいなくなっちゃうから私たち、ずっと体育館で待ってたんだよ。でも、用具のおばさんがもう体育館閉めるよって言うから、仕方なく、アヤちゃん上履き袋も一緒に持って出たんだけど、アヤちゃん戻ってくると思って、用具のおばさんに言って、上履き袋を体育館入り口のところにおいておいたの」

 体育館普段、授業とか式典で使う時以外は閉まってるけど、昼休みに校庭が使えないときは、昼休みが終わる10分前まで解放してくれる。その日はちょうど、光化学スモッグ警報が出ていて、校庭が使えなかった。

「でも私、体育館に戻ってきたら、もう閉まってて、入り口上履き袋なんてなかった」

 アヤちゃんが嘘をついているとは思えなかった。でも、ユッちゃんのいうとおり、私たちは確かに、アヤちゃん上履き袋を体育館入り口に置いて教室に戻った。あとでユウ君がそれを見つけたのは、体育館そばにある、西校舎の給食エレベーターの脇だ。だから、アヤちゃん上履きを隠したのは、私たちじゃない。

私たち体育館入り口に置いたんだから、アヤちゃんが戻ってくるまでに、誰かが移動させたんだよ」

「じゃあ誰が!?

 まるで私たちを責めるみたいにアヤちゃんが言う。

 教室が静かになった。

 ……

「俺なんだ」

 沈黙を破ったのは、ユウ君だった。

「は?」

「お前、自分が見つけたって言っといて、隠したのも自分だったの?」

「こいつがほんとのジサクジエンかよ」

 ユウヤは立ち上がって言った。

「俺、アヤネさんに、良いとこ見せたくて……ごめんなさい」

 信じられない。こいつがアヤちゃんのこと好きなのは薄々知ってたけど、上履き隠して見つけたふりしてポイント稼ごうとするなんて。

「ヘーンータイ! ヘーンータイ!」

 男子が囃し立てる。ユウヤは俯いている。

「ヘーンータイ! ヘーンータイ!」

「ヘーンータイ! ヘーンータイ!」

「ヘーンータイ! ヘーンータイ!」

「ヘーンータイ! ヘーンータイ!」

 ……

「黙って!」

 アヤちゃんの声。

「へーんたい……」

 急にトーンダウンする男子たち。

「私、嬉しかったのに……」

 アヤちゃんはそれっきり黙ってしまった。

 教室先生が戻ってきてからは、みんな何も言わなかった。先生がいない間にわかたことは、アヤちゃん上履きを隠したのがユウ君だったってこと、ユウ君はアヤちゃんの気をひくために、自作自演をしたと言うこと、私とユッちゃんアユちゃん上履きを隠したのは、アヤちゃんだったってこと、アヤちゃんは、自分上履きを隠したのが私たちだと思い込んで、仕返しのつもりでそれをやったこと。わからないことは、どうしてケン君と仲良しのタッ君が、ケン君を犯人だと言ってあんなにキツく罵っていたのかと言うこと。

 先生はそのままホームルーム解散して、放課になった。ケン君が犯人じゃないってアヤちゃんが叫ぶのを、先生は確かに聞いていたはずなのに、何も言わない。結局先生は、偉そうなことを言って私たちを指揮することにしか興味ないんだ。

 放課後、アヤちゃんと話がしたかったけど、ユウ君と何か話してたから、また今度にすることにした。アヤちゃんだって被害者なのはわかる。でも、自分思い込み私たちを一週間も振り回しておいて、まるで自分ばっかりが悲劇のヒロインみたいなあの態度は、ちょっとムカついた。何も水槽に入れなくたって良いのに。自分のは、上履き袋に入って出てきたくせに。

 ユッちゃんアユちゃんバイバイした後、駅の近くの電話ボックスに向かった。ケン君にはちゃんと伝えておかないといけない。ママにもらったテレホンカードは、まだまだ度数が残ってたはず。ママの前じゃなく、落ち着いて話がしたかった。

2018-08-11

トレード

いやぁ、今年は全く調子が悪い。全て手仕舞いした方がいっそマシなんじゃないかとおもうくらいだ。

こんなときメンタルがやられる。もし投資をしていなければものすごく気楽だったんじゃないだろうか。

では、投資をしてきたことが間違いだっただろうか。

それは違う。

もし、投資をしていなければ、2,000万円多く資産を築くことは出来なかった。

本腰を入れたのが大体5年間として、平均400万円多く得ることができた。

この間、得たもの資産だけではない。相場経験、そして何よりクソ会社を離れる勇気を得た。

あのとき僕に資産が無ければ、僕はクソ会社を離れられなかっただろう。

投資来でいえば、大きく黒字

一方でここ最近資産の規模に身体トレードスタイルを合わせることが出来なかった。これが学びである。そして、メンタルに与える影響も。

また、意外と資産幸福感を与えないことも分かった。

僕より資産を持たず、それでも多くの幸福を得ているひとがいれば、それは圧倒的に正しい。

多くの気づきを得た。これを次の生き方、次の投資に活かすのだ。

2018-08-10

港区は住みやすいの?

なんか独特だよねあそこ

 

20階は当たり前のマンション

札幌より広い道(遠い)

整備された環境

意外と少ない商業施設

奥地に行くと渋谷新宿池袋秋葉原東京みたいな方面には割と遠い

 

住んでみたいが勇気がない

意外と家賃は高くない(それに広い)

迷ってる

婚約中の彼氏がいるけど、憧れの人がいて結婚に迷いが生じている

彼氏とはアラサーで年も近い

穏やかで私の話を絶対否定しない

生来ハンター気質なんだけどそれでロクな思い出がなかったので、すっごく好き!ではないけど紹介から付き合った。心地いい関係を築けてきたと思ってる

感覚が似てるのか、たまに同じタイミングで同じことをつぶやいたりしてびびる

ふつうイライラすることもあるけど、よく聞く生理的に無理とかもなく、顔も体型も好き

積み重ねた時間の分だけ、いいところをたくさん知っている

尊重してくれるから理想に近い家庭になれるんじゃないかなと思う

一方憧れの人

趣味の場で出会った人でひとまわり近く離れている

めっちゃ仕事マンだけどいつも全然大変そうじゃなく飄々としていて、そのスタンスがすごく理想

話しているとすごく楽しい

自分よりたくさんのものを知っていて、それを鼻に掛けることなくて会話がストレスなくぽんぽん弾む感じ

理想上司タイプで、こんな人になりたいという類の憧れだと思っていた

自分と掛け離れてるから、万が一つきあえてもコンプレックスがすごそうだしないよな…と気持ちにフタをしてきたのも事実

仕事マンから結婚して理想的な家庭になるかといったら違うと思う

(付き合ってすらないのにこういうこと考えてすいません)

でも話してて、どんどん惹かれて、これはまずいな、ってなる感覚、わかる?

これはただの憧れ?恋愛感情

さら彼氏との心地いい関係を手放す勇気もなく

でもこのまま結婚していいのかと頭をもたげている

ボコボコに叩かれそうでドキドキするけど

かに聞いてもらいたくて投稿しました

こういう体験した人いないか

2018-08-09

anond:20180809224321

奢りたい人には奢らせておいたほうがあとあとらくなので

私は奢りたいという人には全部奢らせる

だいたいそういう申し出は何に関しても余裕のある人はサラッと言うけど

余裕のない人は勇気を出して言ってくれてるから

恥をかかせないという意味でも受けたほうがいい

アスペ公務員に向いてない(実話)

面接試験怖い!自分なんかが面接で受かるような会社ってどうせブラックでしょ?

そうだ!公務員試験を受けて学力で一度ふるいにかけられてから試験の成績で泊をつけて勝負すれば俺だってまともな仕事にありつけるぞ!

↑こういう事を考えて公務員試験を受けようとしている・受けてしまった適応障害の皆さん、残念ですが絶対にやめたほうがいいですこれは大間違いです。

公務員という職業アスペに向いてないと所は つあります

1 手段の目的化が起こっている組織ですので、「手段職場の村ルール)を事なかれ主義前例周到(ただしルールが突然変わる)でやりきる」事が最終目標となります

 これが意味しているのは目的から手段を逆算することが不可能であることです。そして手段目的を達成するために効率のいい方法となっていない事も多いです。目的が達成できても手段が予定通りでなければ叱られます。つまり他人指定したやり方に対して疑問を持っていもそれを封じ込んで、何でそうなっているのかも分からないルールを身につける過程で何度も理不尽な叱責を受ける」という事です。これを聞いて平気だというのなら、そういう人は公務員試験を受けるべきかも知れないですが、それがただの想像力の不足から来ている可能性を考慮して一度じっくり紙に描いて事細かに状況をイメージする事をおすすめします。

2 周囲との活発なコミュニケーション必須

 公務員という言葉を聞いて黙々と作業をしている姿を想像する人もいるでしょうが、実際は口を物凄く動かすことになる仕事です。役所の受付に回されれば様々な濃ゆい人達相手をすることになります事務室の奥に引きこもって働く場合でも、村ルールで動きまくっている上に何がやりたいのか分からん事ばかりしている職場においては「これってどういう意味で作られたどういう書類で、我々はどういう処理をする必要があるのですか?」という質問を頻繁にする必要がありますし、自分がその仲介役となって何重にも積み上がった伝言ゲームを完成させる必要が出てきます。そこで求められるコミュニケーション能力面接試験が可愛く見えるほどです

3 案外実力主義です(鋼鉄心臓があるなら別ですがあるのならばこの増田の1行目みたいな事は言わないはずです)

 使えなーいオッサンもいますが使えなーいオッサンに対する当たりのキツさは尋常じゃないです。本当に容赦なく悪口が飛び交います。そして、一度使えないレッテルを貼られるとポジション組織内で盥回しにされてしまうので年相応の能力が身につく機会は失われて何の強みもないゼネラリストの完全失敗作となり更に辛い思いをするループに入ります。クビにならないだけマシというのは事実ですが、同時にクビになる事がまず無いのですから一度「自分は本当にここに居ていいのか」と考えだしたら完全にドツボです。

4 就活市場で無価値になります

 とにかく他の会社で役立つような能力は身につきません。「どっかのお役所のよく分からんルールのごく一部に精通している」以外の能力が身につく機会が本当にないです。ビジネスマナー電話対応の仕方ぐらいは覚えられるかも知れませんがそれが精一杯でしょう。よって公務員でいるのが辛くなって就活市場に居場所を求めてもまず上手くいかないでしょう。また、先程言ったように公務員はまずクビにならないので、それを辞めて出てきたという事はそれ相応に馴染めなかったのだというレッテルが付き纏います。どうせクビにならないならちょっと我慢して様子を見れば案外自分にあった職場だと思えたかもよと言われるのは確実でしょう。それに対する受け答えに求められる内容は、他の企業から転職した人間よりもずっと強いものとなります

5 コンプライアンスを重視せよ(コンプライアンスを重視するとは言ってない)

 最近民間企業コンプライアンスに非常にうるさくなってきてますが、公務員は昔からコンプライアンスにうるさかった事もあり今でも他より一段階はうるさいです。そして、同時に、コンプライアンスにうるさいはずなのにそれを平気で破ってきたことで生まれたどうしようもない空気の濃度も他より2段階はキツいです。コンプライアンス大事しましょうと言った舌の根も乾かぬうちにコンプライアンスなんて守ってたら仕事は出来ねえと平気で言います書類に判子をもらって村社会ルールの中で自分仕事を終える過程において、かなりの確率で「これはコンプライアンス違反なのでは?」と疑問符を浮かべながらも、「でも書類を通すことの方が優先順位は高いから」とその考えを飲み込みますときにはそんなのやらなくてもいいような状況でわざわざコンプライアンスを破りに行くような行為をしていく職員もいます。とにかく村社会的な空気の濃度が濃すぎて一個人や一集団では既に抗えない状況になっており、全員がそれに操られて自分からコンプライアンスをぶっ壊して回っているような状態なのです。そうでありながら同時に、「それはコンプライアンス違反じゃない?大丈夫?」と他人仕事に口を出し、その対案として別の形でのコンプライアンス違反を行おうとします。矛盾の塊どころの騒ぎでない拗れっぷりです。


さて、社会適応能力問題のある皆さん、こんな同調圧力社会不正義と自己矛盾と八方塞がりのサラダボウルに飛び込む勇気はお有りで?


というかですね。

自分はこれからどうやってここから脱出すればいいんでしょうかね。

部署が変わるたびに石の上にも三年精神で耐えるだけ耐えてから結論を出そうと先送りを続けているうちに結構な年齢になってしまったんですが、いい加減メンタル限界に来てます……

マジでやめとけお前ら。

なんだろうこの文章

読む相手のことを考えてない気配がするのだが、それがどこに原因が有るのかハッキリしない。

多分だけど、「他人はお前が重要だと思っていることに、お前ほどには興味がない。皆が興味のある所にちゃんフォーカスしろ」って事なんだろうな。

わかった所で皆が興味のある所がどこなのかが分からいか解決は出来ないけどな。

たまたま俺が興味のあることと皆の興味あることが一致するのを願うしか無い

先生遠藤さんの上履きがありません! 6

前話: anond:20161213163621

第一話: anond:20160131184041

なろう版(同一内容): https://ncode.syosetu.com/n0012dq/

タカヒロ

火曜日ホームルーム今日ケンジは学校にこなかった。僕があんなことを言ってしまたことで、ケンジをさらに追い詰めてしまったのかもしれない。ケンジは犯人ではない。それはわかっている。でも……。

昨日先生が『密告用紙』を集めたっきり、先生は何も言っていない。結果はどうなったのだろう。犯人は誰かわかったんだろうか。いや、あんもの犯人がわかるわけがない。あんもので、何もわかりっこない。そうだ。僕が彼の名前を書いたからって、それで何かが変わるわけがないんだ。

今日はみなさんに大事お話があります

僕の心を読んだかのように、先生がそう言った。

園田君、入って」

教室がざわついた。ケンジが来ているんだ。

前の戸が開き、ケンジが教室に入って来た。神妙な面持ちだった。

「みなさんはまだ3年生なので、わからない人もいるかもしれませんが、悪いことをしたと告白するのは、とても勇気がいることです。誰でもできることではありませんし、立派で、素晴らしいことです。これから園田君に、何があったのかを話してもらいます。『自分には関係ない』というのではなく、これからの長い人生、みなさんの誰にでも、勇気を出して謝らなければならないことがあるでしょう。責めたり、馬鹿にしたりせずに、みんなでよく話を聞来ましょう」

嫌な予感がした。まさか本当に、ケンジが?

「じゃあ園田君、できるわね」

ケンジが小さく頷いた。

高橋さん広瀬さん、そして遠藤さん、園田君の前に来て」

先生に促されるまま、ユカ、アユミヒロミの三人が立ち上がって、教壇の隣に立つケンジの隣に立った。何が行われるかは、明らかだった。

高橋さん。僕は、先週の月曜日高橋由佳さんの上履き下駄から抜き取り、理科実験室のゴミ箱に隠しました。そして、自分でやったことなのに、誰か他の人がやったふりをして、自分でその上履きを見つけました。ごめんなさい。もうしません」

ケンジはそう言って頭を下げたあと、頭を上げて、不安げにユカに顔を向けた。

高橋さん園田君は悪いことをしましたが、きちんと自分がやったことを認めて、反省して、謝りました。高橋さん、許してあげられますか?」

ユカは無表情のまま、小さな声で「いいよ」と呟いた。

高橋さん上履きを隠されて辛かったのに、園田君を許してくれました。人を許すのは難しいことですが、素晴らしいことです。じゃあ高橋さん、席について」

先生がそう言い終わると、ユカは静かに自分の席に歩いて行った。

ケンジがアユミの方を向く。また同じことをするんだ。

広瀬さん。僕は、先週の火曜日に、広瀬あゆみさんの上履き下駄から抜き取り、廊下の窓の外に隠しました。そして、自分でやったことなのに、誰か他の人がやったふりをして、自分でその上履きを見つけました。ごめんなさい。もうしません」

広瀬さん、園田君を許してくれますか?」

「いいよ」

ありがとう。じゃあ広瀬さんも、席に着いて」

次はヒロミだ。

遠藤さん。僕は、先週の水曜日に、遠藤弘美さんの上履き下駄から抜き取り、廊下の角の水槽の中に隠しました。そして、自分でやったことなのに、誰か他の人がやったふりをして、自分でその上履きを見つけました。ごめんなさい。もうしません」

「いいよ」

ヒロミはことも無げだった。

ヒロミが着席すると、先生が続けた。

園田君は、勇気を出して自分がやったことを告白して、三人にきちんと謝ってくれました。間違いは誰にでもあります。でも、間違いを認めて謝るのは、誰にでもできることではありません。園田君、ありがとう。そして、高橋さん広瀬さん、そして遠藤さんの三人も、園田君の話をきちんと聞いて、許してくれてありがとう。人を許すのも誰にでもできることではありません。みなさんも、間違いを犯したり、悪いことをしたりして、だれかを傷つけたり、また誰かに傷つけられたりすることが、これからたくさんあると思います。そういうときは、高橋さん広瀬さん、遠藤さん、そして園田君のように、間違いを認め、きちんと謝り、そして、誰かが謝ろうとしているときは、きちんとその話を聞いて、できれば許してあげてください」

結局、ケンジが犯人だったのか。

だってヒーローだぜ?』

やっぱり、そうだったんだ。そうだ。僕は自分犯人にされるのが怖くて、ケンジに疑いを押し付けたんじゃない。ケンジと話していて、ケンジがやったんだとわかったから、だからそう書いたんだ。これで良かったんだ。

先生が続けた。

園田君、こんなことをしたのは、理由があるんですよね?」

ケンジが頷く。

「それをみんなの前で話してくれますか?」

はい、と小さくいい、ケンジは『釈明』を始めた。

クラスのみなさん、僕は、高橋さん広瀬さんと遠藤さんの上履きを隠して、それを自分で見つけてヒーローになったつもりで楽しんでいました。豊島さんの上履きがなくなって、それを山崎君が見つけたとき山崎君がみんなに褒められて、豊島さんに喜んでもらっていたのが羨ましくて、自分もああなりたいと思って、やってしまいました。みなさんを騙して、不安にさせて、それを今まで黙っていて、本当にごめんなさい」

「みなさん、園田君のことを許してあげられますか?」

先生がそう促すと、クラスのみんなが口々に「いいよ」、「いいよ」と言い始める。お決まりプロトコルだ。

これでよかったんだ。これで全部終わる。そう思った矢先、目の前の背中が立ち上がった。

ケンジ君は犯人じゃありません」

アヤネが言った。

そのとき、昨日の密告用紙の記憶が蘇ってきた。

『………弘』

恐怖で頭がいっぱいになった。

犯人は、」

アヤネがそう言ったとき自然言葉が出てしまった。

「僕じゃない!」

恐怖が口から押し出したその自分自身の言葉を聞いたとき、僕の体は椅子から立ち上がっていた。

「はぁ? なにそれ。誰もお前の話なんかしてねえだろ」

目の前が真っ暗になった。

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