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はてなキーワード: 普通選挙とは

2024-04-27

anond:20240427031516

この辺はこの制度を導入する正当性があるかどうかと言う話で、動機メリットの話はしとらんだろ

ここから分かるのは、ドイツでは親の代理投票制度は、普通選挙の拡大に資するし、かつ、代理投票モデルであれば、平等選挙原則に反しないという形で議論されているということである。少なくとも「消滅可能自治体」があるからかいう「地方創世」で一山当てたいコンサル向けのくだらない理由提案の原点なのではない。

「0歳児から投票権」はドイツでどのように議論されているのか?

 維新の会共同代表吉村大阪府知事が、「0歳児投票権」(未成年の子投票は親が代理して行う)を提案し、維新マニフェストに加えたいという意向だという。

https://digital.asahi.com/articles/ASS4T2RNLS4TOXIE01TM.html

 これについて同党音喜多幹事長が、次のようなツイートリツイート(リポスト?)していた。

吉村知事の0歳児投票権=ドメイン投票の実現可能性は兎も角、海外で真面目に議論されて国会まで行った話を、あたかも与太話のようにせせら笑い取り合わない風潮をみると、この国の知識レベル心配になる

海外議論で主な論点はすでに整理されてるが、日本SNS界隈の反応はそのレベルに達してない

吉村知事が言ってるドメイン投票は例えばドイツでは連邦議会において議論され、(https://bundestag.de/resource/blob/531942/6669f3e29651882065938fc6a14fd779/wd-3-157-17-pdf-data.pdf)、無論導入にはいたらなかったものの、第三次メルケル内閣のManuela Schwesig家族相など、賛同者もいた昔からあるアイディアの一つですが

それを「頭がおかしい」はさすがに乱暴すぎでは

https://twitter.com/Barrettm95sp/status/1783579344503529489

 ドイツ連邦議会議論されたというのは、この議論が無理のあるものではないということを示す一つの傍証とされているのだろう。音喜多氏もこれを自分議論を支持する意味でリポスト(?)しているようだ。ただ、リンク先のPDFを見て色々な意味で驚いた。

 第一に、このPDFドイツ連邦議会調査局(Wissenschaftliche Dienste)が作っているものである調査局が作っている立法資料を持ってきて連邦議会において議論されたというのは羊頭狗肉の感がある(※)。たとえば日本国会図書館調査及び立法考査局が資料を書いたら国会議論されたことになるのだろうか。

 第二に、調査局の報告書タイトル:生まれた時から選挙権[構想]の諸問題)という体裁上、両論併記的であり、あまり執筆者個人意見は出ていないが、この提案に対する分析の水準は明らかに日本でいま議論されているようなレベルのものではないことに驚いた。なお、ドイツ法に詳しくない方のために申し上げるが、ここから先で述べる「基本法」とは、ドイツにおける憲法典日本憲法のような)にあたる法である

要約すると、

・親に子どもの数分の選挙権付与するモデル(Modell des originären Elternwahlrechts)は、ドイツ基本法38条1項1文が保障する平等選挙原則に反するし、平等原則原則20条の民主的連邦国家原理に含まれる。したがって、基本法79条3項の定めにしたがって、このような提案はたとえ基本法憲法改正によるとしても許されない。(4-5頁でバッサリ斬られている)

・一方子の選挙権を親が代理行使するモデル(Modell des originären Kinderwahlrechts)については、別途の考察必要になる。(同)

基本法38条2項(選挙権年齢)の改正必要という点はともかくとして、実質的な側面としてはやはり基本法79条3項が定める基本法改正限界について検討するべきであるが、そこで重要になるのは、基本法20条の民主国家原理に含まれ平等選挙原則にこのようなモデルが適合するか否かである

・親の代理投票主唱者は、親は子の票を受託に基づいて行使するので、平等選挙原則に反しないと主張する。すなわち、親自身投票権行使と子の投票権行使区別して行うべき制度であれば平等選挙原則に反しない。また、たとえ平等選挙原則に反するのであるとしても、このような制度普通選挙原則選挙権を万人に付与すること)に奉仕するから、その意味では民主主義原理に役立つ(※基本法20条、ひいては79条3項に反しない)。(7-8)

・このモデルへの批判者は、まずもって、望むか否かは別として政治プロセスに参加できない人にも選挙権を与えても、民主主義正統性は得られないとする(※普通選挙の拡大という言い分は見せかけであるということだろう)。そのうえで、親による代理投票は、事実問題として、親に複数の票を与えることに他ならない。親自身の票と子の票を区別して投票するという仕組みは非現実的であるそもそも代理投票という仕組み自体子ども成熟していないということを前提としているのであり、親が子の受託に基づいて投票するという議論矛盾する。加えて、親を通じた代理投票という仕組みは、選挙権一身専属的な権利であり、国家意思形成責任を持って参加する力をその人だけに与えるものだという側面を無視している。結局、基本法20条、ひいては79条3項に反する。(9-11

 ここから分かるのは、ドイツでは親の代理投票制度は、普通選挙の拡大に資するし、かつ、代理投票モデルであれば、平等選挙原則に反しないという形で議論されているということである。少なくとも「消滅可能自治体」があるからかいう「地方創世」で一山当てたいコンサル向けのくだらない理由提案の原点なのではない。また、少なくとも表向きは、少子化対策のために子持ちの票を増やそうという理由でもない(その理由馬鹿らしさはこれでも読めば良いhttps://mond.how/ja/topics/v35a8jk8lwp89el/jw3f2o4dj0z9fo4)。あくまでも普通選挙の拡大に資するというのが理由である。より民主的政治制度への変更を試みようという提案(として自らを位置付けている)というわけだ。ただ、民主主義平等選挙原則も同様に要請するからドイツ人がやっているように、平等選挙原則と両立するかを考えなければならない。

 平等選挙原則に反しないというためには、親自身投票と子の投票を厳密に区別する必要がある。それが現実問題として可能なのかということをしっかり考えなければならない。この仕組みの賛同者がドイツ連邦議会調査局を区別していないというぞんざいなやり方をとっていることからすると、どうもドイツ議論は話の枕に使われているだけで、ドイツ議論を真面目に受け止めて、そのような制度可能なのかを考察する者はあまりいなさそうだ。私個人意見では、親と子の投票を厳密に区分した制度を作ることは無理だろう。というのも、この仕組みが問題になるのは、子の投票意向と親の意向が相反する場合だが、その場合、子は自らの投票意向を開示して親を説得しなければならない。これでは投票秘密も何もあったものではなく、逆に子が投票秘密を守ろうとすると、親の投票意向コントロールすることはできない。それでは子から投票付託されたという代理人という建前が崩れる。また、投票意向が明らかにならない子について親が「代理」するのでは、結局親に二票与えるのと変わりがない。加えていえば、代理権を持つの母親なのだろうか、父親なのだろうか(吉村知事制度実現のあかつきには自身が子の分も含めて4票あるというので、父親が前提なのだろう)。ここは、親と子の投票を厳密に区分するという発想をとれば実は問題が生じない(子の意向に沿うならばその票を投ずるのは父でも母でも他の保護者でも構わない)のだが、先程述べたように、特に投票意向を表示できない子については区分は無理だろう。したがって、事実上「二票」入れられるのはどちらなのかという争いが生じざるを得ない。そのような場合には「0.5票」を両親に付与することも考えられるが、正面から両親に票を与えることを認めれば、ますます平等選挙原則に反しないという建前が崩れる。

 そもそも、ここから分かるように一口子どもといっても投票可能な年齢の子とそうでない子がいるのだから投票可能な年齢の子について代理投票などという面倒な仕組みを採らずに投票権の年齢を下げれば良いだけの話だ。たとえばオーストリアでは16歳まで投票権年齢が引き下げられているが、引き続き14歳投票権議論されていると聞いた覚えがある。このような議論真剣考慮に値すると思う。

 繰り返しになるが、ドイツではこの投票制度平等選挙原則に反しないと言えるか否かが議論され、それが難しいと考えられているようだ。だとすれば、ドイツ議論を踏まえて、この制度賛同者は、この制度平等選挙原則に反しないようになる制度可能性こそを真面目に考えるべきだろう。ただ思いつきでぶち上げても、もう終わった話だと一蹴されるのは当然である(※)。なお、そもそも平等選挙原則について真面目に考えないのであれば、民主主義コミットしていないと思われても仕方がない。上記議論では、平等選挙原則基本法(=憲法改正によっても曲げることは許されないと言われている(※※)。

興味本位で調べてみたところ、ドイツ連邦議会にこのような基本法改正提案が提出されたことはあるようだ(2008年提案)。ただ、連邦議会HP確認する限り、提案委員会付託されたが、その後本格的な審査が行われた様子はない。つまり、賛成・反対の議決もなく、本格的な議論もされずに一蹴された話だということだ。

https://dip.bundestag.de/vorgang/der-zukunft-eine-stimme-geben-f%C3%BCr-ein-wahlrecht-von/14939

※※

これはドイツ基本法79条3項の規定故ではあるが、憲法改正限界という純法律的論点を脇に措いたとしても選挙権平等を真面目に考えないことが民主主義であることを疑わせるのは変わりはない。なお、日本憲法も、14条1項からして平等選挙原則をとっている(そうでなければ一票の格差問題にされることはない)が、平等選挙原則排除憲法改正限界に引っかかる理論可能性はあるだろう。

追記

 それにしても、吉村氏に関しては、自身が子の分も含めて4票あるというから、「代理モデルの利点である平等選挙原則との抵触回避の利点をわざわざ捨てているように思う。利点を捨てるような発言自分からしていくあたり、本当にただの思いつきなのだろう。ドイツ人の議論を持ち出しながら(これをやったのは音喜多氏だが)、ドイツ人が回避しようとしていたことをやってしまうのは無様だ。「消滅可能自治体」に引っかけた話題作りという以上の意味はないのだろうが、話題作りのために民主主義根本原理に手を触れるのはどうかしている。それが弁護士のすることだろうか。

(再追記

 多重投稿状態になっていたものを削除しました。

anond:20240426234848

1.未成年選挙権

 私は著書「統計データおもしろい! -相関図でわかる経済文化・世相・社会情勢のウラ側- 」(2010年10月技術評論社刊)の中で、この図録を含む上記つの図録にもとづき、「少子化公的支出で防げるか?」という表題の1章を構成したが、「政治奇跡」へ向けての具体策として以下のように提言した。

「私は、究極の普通選挙として、選挙権未成年にも与え、親にその代理投票権を許すという新制度について真面目に検討してもよいのではとさえ思っています世界史上はじめてこうした制度をつくるとしたら、高齢化スピードが最もはやく、高齢化に伴う社会保障制度のゆがみが最も深刻な日本においてではないでしょうか。」(p.121)

 これは、一般には、なかなか受け入れがたい考えかなと思っていたら、同じことを考えている人は、予想以上に多いようだ。

 経済学者大竹文雄氏は2008年10月20日(月)発売の『週刊東洋経済 』に「子供の数だけ親に投票権を」というコラム掲載している。

 大竹文雄氏のブログでは、他にも同じ提案をしている例として「北海道大学大学院文学研究科金子勇教授がお書きになった『少子化する高齢化社会』(NHKブックス2006年2月刊)の148ページから149ページに記述があります。そこには、2004年4月富士通総研鳴戸道郎会長が「少子化コンファランス」でこのような提案をされたと記載されています。」とある

 さらに、東京新聞では、「ゼロ歳児から選挙権を」という見出しで、スウェーデンで「赤ちゃんを含めた将来世代選挙権を広げよと提唱し、」同国で反響引き起こしたイエーテボリ大学のボー・ロースタイ教授へのインタビュー記事2011年2月20日)を掲載している。

「昨年9月スウェーデン総選挙では与野党年金所得への減税について優遇策を競い合った。高齢化した有権者層の受けを狙った、投票を金で買うような行為によって政策をゆがめた」「いっそゼロ歳児から国民選挙権を獲得すれば、スウェーデン政党は新たに誕生した約200万人の有権者の獲得を目指すことになる。この大きな一撃は政策優先順位必然的に変える。もちろん選挙関連法の改革必要で、実際には保護者子ども代弁者として投票する仕組みが考えられるだろう

夢物語では。

もともとは10年ほど前にスウェーデン小児科医らの協会が考えたアイデアだった。彼等は経済的困窮に陥った子供たちを多く見る立場なので発想できたのだろう。私は当初『とんでもない考えだ』と否定的にとらえたが、学者としての調査過去30年間、西欧社会子供貧困精神不適応が驚くほど拡大したことを実感しており、人的資源子供)に投資しない政治社会をもはや見逃せなくなった」

 こうした投票制度は「ドメイン投票制度」としても知られているようだ。

 親権者子供の数だけ投票権を与えることで、間接的に未成年者にも投票権を与えようというアイディアは、「ドメイン投票方式」と呼ばれ、人口統計学者ポールドメインPaul Demeny)によって1986年に考案されたとされる。「ドイツでは2003年ドメイン投票方式を導入について議会議論されたが、実現には至らなかった。そして2008年に再び議論されている。なお、ドイツでは ドメイン投票方式子供投票権(Kinderwahlrecht)の名で知られている。」(ウィキペディアドメイン投票方式」2013.4.30)

 提唱者のドメイン教授を招いた「ドメイン投票制度」についての討論会2011年3月に催されている(NIRA該当サイト)。ここで、ドメイン教授は、ドイツ議会での議論のほか、シンガポールリークワンユー元首相が同様の提案を口にしたこと、またハンガリーの新憲法草案として「子どももつ母親に1票を付加給付」という考え方が示されたことを紹介している。

https://honkawa2.sakura.ne.jp/1587.html 

2024-04-23

anond:20240423081438

俺は日本核武装したほうがいいと思うし、バカにも賢者にも同じ1票がある普通選挙制度にも反対してるんだが、リベラルとかフェミニスト特有”の差別してるんだ。

特有意味わかるか?

2024-02-27

anond:20240227071300

Barton どうして普通選挙が実現されるまで大変だったのにどうして制限選挙に戻るのか。後、我田引水過ぎるだろ。結果どうなるかというと、子無しの人は子有りの人の奴隷と化すな。何故もっと考えて書き込まないのか。

いやこれおかしいだろ。現状子ありの子供が子なしの奴隷になってるわけで子なしは社会保障フリーライドしてるわけだよ。

子供一人育てるのに数千万かかる上に子育て労働も勘案したら億近い金がかかるわけだからね。

でも子ありも子なしもその子供にいずれは支えられるわけだから子なしは社会保障フリーライドしてるのは言い訳できない。

何故もっと考えて書き込まないのか。

anond:20240227150119

わかる

選挙権選挙制度混同して制度の維持を主張するやつって

選挙権普通選挙を尊ぶリベラル面しながら実は保守だよね

anond:20240227123801

普通選挙時代全権委任法を成立させたのってこういう奴なんだろうな

anond:20240227071300

過去に学べとか普通選挙前に戻すのかとかの反論あるけど

少子高齢化人口減少時代選挙制度見直し必要でしょうよ

一票の地域格差問題にするくせに年代格差問題にしないのは欺瞞以外の何物でもない

2024-02-20

anond:20240220174105

はやく大日本帝國に戻ろう

悪平等普通選挙はやめよう、納税した者だけが選挙権を手にすべき。納税額に応じた票数を割り振るべきだ

2023-10-10

anond:20231010105408

なぜアメリカイスラエルを支持しているのでしょうか?

主な理由

  1. 国家安全保障
    イスラエル世界で最も優れた情報収集ネットワークを持ち、アメリカ情報を共有しています
  2. 地政学戦略
    シャッターベル地域に影響力を持つことは良いことです。
  3. イスラエル政治アメリカと似ています
    予備選挙政党制・普通選挙アメリカと同じ基盤にもとづく法制度(先例拘束性・英米法大陸法ユダヤ法)
  4. イスラエル人の価値観アメリカ人の大多数と同じです
    女性の権利・銃を持つ権利言論の自由ゲイ/レズビアン権利環境保護教育重視・報道の自由イスラエルには世界中の災害に対する緊急援助と人道支援チームの派遣歴史があります
  5. 軍事力
    イスラエル核兵器サイバー諜報/戦争能力を持っています両国は高度な技術共同開発もしています
  6. 選挙政治
    アメリカ世論有権者は、一般的パレスチナ人よりもイスラエル人に共感する傾向がありますユダヤ教徒と福音主義キリスト教徒は、アメリカで最も政治に関与するグループであり、前者は伝統的に民主党を支持し、後者共和党を支持しています
  7. 宗教的理由
    ユダヤ国家支援することは我らがキリスト教をより強固にする」という考えがあります

副次的理由

  1. ビジネス上の利益
    アメリカ航空会社イスラエルへのフライトで多くの利益を上げています。 多くのアメリカ一流企業が、イスラエル技術インキュベーター太陽エネルギー水資源保護など)を設立し、新しいアイデアを求めるイスラエルに便乗しています。そして企業アメリカ政治家たちにロビー活動を展開しています
  2. ワシントンDCでのユダヤロビー活動
    NRAやAARPほど強力ではありませんが影響が無いわけではありません。
  3. 資本主義経済
    イスラエル中東人口わずか3%しか占めていませんが、2011年にはアメリカ中東向け輸出の25%を占めました。
  4. アメリカイスラエル同盟は、「アメリカけが交渉で譲歩するようイスラエルを説得できる」という理論に基づき、ときおりアメリカアラブ諸国関係をより緊密にする手助けになりますアメリカアラブ同盟国のうち、親イスラエル姿勢理由に、テロ対策ワシントンとの協力を拒否したり、アメリカ入国基地使用・上空飛行権などの要求拒否したことはありません。
  5. 歴史的事実
    アメリカイスラエル同盟は、ソ連アラブ諸国同盟へのカウンターパンチでした。
  6. 歴史的後悔
    アメリカホロコーストを知っており、それを遅らせることができたのに、何もしませんでした。

2023-06-22

anond:20230617010020

低容量ピルの認可には、欧米よりも40年長くかかったし、

女性選挙権を持ったのは、「普通選挙法」から20年後だし、

選択夫婦別姓は、1970年代から求める声があがっていたと言われるけれど、未だ実現していない。

男性差別も、数十年かかるかもしれないけれど、積極的是正していこう!!!!!

2023-06-11

自民党圧力をかけた例を挙げていこうぜ

https://twitter.com/pom_pom_pee/status/1667449870956007424

共産党圧力をかけて中止させていないのは至極当たり前だが、

自民党圧力をかけてきた例は枚挙にいとまがないよな。

桜を見る会の黒塗り報告書安倍晋三へのヤジ逮捕投票所を早く閉場させる(普通選挙否定!!)、歴史教科書へのいちゃもんオリンピック

どんどん上げていこうよ。表現の自由戦士にわからせてやろうぜ。

2023-06-01

anond:20230531125414

偉い人「選挙は悪い、なぜなら議席が無くなる可能性があるからだ」

議員全員が賛成

普通選挙を主張すれば悪になる

2023-04-27

anond:20230427203647

リベラル本心では普通選挙を嫌っているんだよね

愚民共が自民党だったりめちゃめちゃな新党候補者を受からせかねない

リベラル賢帝による独裁体制が望ましい

だけどその本心は言えない

自民党一党独裁批判したいのに自分独裁支持者だとバレたら赤っ恥になる

2023-04-23

anond:20230422124340

それでも虐待なんていう強烈な言葉を使うことには全く同意できない。パーフェクトな育児が出来なければ虐待なら誰も子なんて持てない

からそう言ってるだろって話なのに理解する気がないの笑ってしまう。

パーフェクトな育児が出来ない以上、子供を作るということは虐待と同じだし、まともな感性をしているならするべきでないような行為なのではないかという疑いを持つべときが来たって話だろ。

前例踏襲主義に染まって「自分もそうやって大きくなったんだ」と言い張るのを辞めろって話してるんだよ。

昭和パワハラ脳の奴らがボコボコ後輩を殴りながら見て盗めって仕事教えないのを「俺がそうやって育ったんだ」と言い張る行為が、令和の人権意識に照らし合わせたらありえないから辞めるべきだっていうのはわかるよな?

そもそも自分が生まれてきたとき常識だったことが死ぬときには非常識になってるっていうのは人類歴史においていくらでもあったことなんだよ。

たとえば大政奉還普通選挙制度といった出来事が起きれば価値観根底はひっくり返るよ。

信長時代でさえ人生50年と謳われていたけど、そんだけ長かったら何らかの常識そっくり入れ替わるような事だって起きる。

今それが子供を持つということや育てることの暴力性や無理ゲーっぷりに対して起き始めているんだよ。

「誰も持つ事ができなくなる」を「そんなのありえないよ(笑)」で片付ける時点でお前らはもう時代に取り残されているんだ。

「殴られずに一人前になったやつがあるか!」は昭和時代では世界の有り様を切り取った名言として扱われていて、それは日本中サラリーマンに支持されていた。

でも今の時代会社でそういったことを言う奴がいたらパワハラで訴えられるよ。

自衛隊でさえもそういった暴力行為に頼った指導、ましてやそれに対しての開き直りなんてしようものならニュースになるような時代だ。

世界は間違いなく変わってきてるだろ?

その変化の流れに対して一個人が「私が生まれてきた頃にそんな常識はありませんでした」→「だからその常識は私が生きているうちは変化するはずがないんです」なんて言ってもしょうがないんだよ。

まれてきた時はそうだったけど、死ぬ頃には全く変わっていたっていうのが世の中なんだ。

出生を称賛する社会の中で生まれ、出生を批判する社会の中で死ぬことだってありえるってことだ。

変化を受け入れる意思がないことを開き直って下手くそ皮肉を言うのを辞めろよ。

それこそがまさに老害というものだろうが。

聞いてるのか?

書き込んだやつ本人よりも、それにスターを入れてしまった奴らにこそ言ってるんだぞ?

2023-01-22

俺はデモ自体が嫌いやねん

まずさあ、

現行の選挙制度ですら投票会場まで行ける奴」という選別で本来民意からは歪んだもの抽出されてるんだよ。

お前等が投票してる側ならそこに問題意識特権者としての罪の意識の片鱗を持ってほしい。

 

現行の選挙制度は、 

投票に行く気力の無い奴、選挙に関心持つ余力のない奴、不在者投票期日前投票説明文を読むのが億劫で読めない奴、投票なんかしない家で育った奴、

色んな有権者民意排除されるシステムになってんだわ。

  

まとめると、

普通選挙と言うのは既に選挙に関心持って候補者情報集めて投票会場に行ける異常者」 の声を偏って抽出してしまシステムなんだわ。 

 

② 

では本題のデモはどうなのか。

デモなんか更に酷いぜ。

あれは「平日や休日プラカードとか用意して集まれる異常者」の声だけが喧伝されるんだわ。

それは必ず普通選挙以上の民意からの離れ方・歪み方をしているよな?論理的に。

  

んで何度もやってれば顔なじみのお仲間や特定政治勢力けがデモ現場占拠して

一層離れ方や歪み方や異常者濃度が上がっていくよな?

 

毎度同じ奴が集まって、

そんなもんは凝り固まった数十人から数百人の声でしかないのに、

それを気脈を通じたマスメディアが紹介したりするわけじゃん。

これもう完全に民主主義に逆行するもの民主主義破壊者だろ

   

③  

ここで文章読めないアホの為に強調しておくぞ?

理念的には普通選挙デモ民主主義的だとなっているのは知ってる。

理念的にはその通りだわ。

 

でも実際は?

普通選挙は一部の異常者の声に偏って抽出してしまっているし

デモは更に極極一部の異常者の声に偏って抽出して世間喧伝するシステムなんだわ。

 

民主主義を補完するものと言うより

くっせえやつらに私物化占拠されたハック装置になってるだろ。

一般有権者嫌悪と警戒心を持つのは当たり前だと思うよ。

    

④ 

理念理想の話でいいなら  

有権者の脳にチップが入ってて思考希望を全自動で集めて集計するのが理想民主主義だろ?

選挙デモ害悪なんだよ。

 

特に同じ奴ばっかり立候補したり同じ奴ばっかり投票したり同じ奴ばっかりデモやってるのが非常に良くない。 

現在技術解決不能な面は確かにある、

しかしその有害さと特権性はきちんと認識していてほしいんだ。

   

現実として日本デモはくっせえプロや老人の縄張りって感じしかしない。 

韓国ろうそくデモみたいに5000万人中2000万人あつまる(マジかね?)なら

それは民主主義度が高いから割と認めるよ俺は。

 

理念じゃなくて実質で価値を測ろうぜ。

https://anond.hatelabo.jp/20230121085926

2022-12-09

anond:20221209084805

ミソジニー男性が増えているって、昔の男性をなめすぎなのでは?

昔の男性は女性参政権に反対していた(「普通選挙」は「すべての男性」が参政権を得られることを想定されていて、女には投票出馬禁止されていた)し、

昔の男性は女性結婚しないことを断固として許さず、現在だと「多産DV認定される水準である6人や7人、当たり前みたいに子供を産まされていた。

大半の「最近男性」は暇空茜もColabo仁藤さんも知らないのに、会計不明瞭な点に突っ込んだインターネットオタクが数人から十数人いるくらいで「ミソジニー男性が増えている」って…笑

増えてはないし、男性性犯罪に対する認識あきらかに昔の男性よりまともになっているけど。

痴漢をするのは男性権利だ」みたいな主張する人、ほぼ消滅したに近いよね。昔の男性…バブル期くらいだと普通にいたけど。

昔の男性、表現規制反対どころか、職場に実写女性ヌードポスター貼ってたレベルだよ。大丈夫昔の男性の認識

今は「すべての男性が持つ当然の権利」みたいにして多産DVする男性は減ったし、休日子供ワンオペ公園に連れていくなど育児する男性はとても増えた。

ミソジニー男性が増えている」って、どこを見てそういう感想を持っているんだろうね。昔の男性のことも、現在多数派一般男性のことも、ろくに見ていないのでは。

2022-12-05

anond:20221204154146

妊娠、という、それだけで女性人生転覆する出来事がある。

それを避けるため(※)の低容量ピルの認可には、欧米よりも40年長くかかった。

(※ 低容量ピル効果は、他にも様々ある)

女性選挙権を持ったのは、「普通選挙法」から20年後

選択夫婦別姓を求める声は、1970年代からあがっていたと言われるが、未だ実現していない。

——

男性普通に持っている権利女性も持つ。そのためには数十年単位時間がかかっている。

社会スティグマを変えるのは簡単ではない。だから問題提起し続けることが大切。

——

声をあげてくださってありがとう

安心して過ごせる環境や、信頼できる大人必要なのは若い女性に限ったことではないですよね。

私も、ある女性差別を無くすために頑張っています

数十年かかるかもしれないけれど、根気よく取り組んで、少しずつ社会を良くしていきましょう。

2022-09-09

選挙にも普通選挙女性専用選挙必要

女性しか立候補できない区なり日程なりの選挙を作る

それほどまでに我が国女性政治進出が遅れている

欧米列強は言うまでもなく独裁者が妻や娘や姉妹などを主要ポストに任命する専権国家にすらスコアが劣るとは国辱であろう

明治の先人に顔向けできない

2022-07-09

民主主義の根幹である選挙がおこなわれている中で起きた卑劣蛮行でありけっして許すことはできないと思っています

民主主義普通選挙制度破壊目的とし憎悪煽り差別をすすめ卑劣蛮行奨励する自民党総裁発言

2022-07-07

みんなに平等投票権があるのがそもそもおかしいんだよな

中野 昌宏

@nakano0316

あーいい人だけで国つくりたいなー

午前7:46 · 2020年9月4日·Twitter for Android

https://mobile.twitter.com/nakano0316/status/1301652742000189440

松浦晋也

@ShinyaMatsuura

今回のパンデミックに教訓は多いが、一に「政治家には学力必要」ということではなかろうか。かつての共通一次試験を復活させて、18歳と同時に受験させ、立候補予定者を800点ぐらいで脚きりすべきと思う。

午前10:32 · 2021年1月15日·Twitter Web App

https://mobile.twitter.com/ShinyaMatsuura/status/1349892259186003968

■「愚民」の選択

だがおよそ7割の有権者はそのことを認識していなかった。正論を言えば、こんな状況下で普通選挙をやっている事の方が間違っている。

かつて制限選挙が当たり前だった時代普通選挙導入論に対する批判は、「判断力のない人々(愚民貧乏人と女性)に選挙権を与えたら、ろくでもない政治家を選ぶので危険だ」というものだった。貧しい人や女性には判断力がないという考え方は間違っているが、しか判断力がない人間参政権を与えるのは不適切、という論理もっとである

民主主義考 白井聡さんが語る安倍政治(上) 国家権力の腐敗と本質

https://web.archive.org/web/20170521235028/https://news.yahoo.co.jp/byline/shiraisatoshi/20170522-00071188/

弁護士神原

@kambara7

日本社会右傾化ファッショ化が著しいので、まともな候補者は全部当落線上だそうだ。俺に最低30票くれないと間に合わない。

午前10:26 · 2022年7月4日·Twitter for iPhone

https://mobile.twitter.com/kambara7/status/1543768294926487552

2022-07-03

anond:20220703192029

ポルノ表自のヒョウゲンノジユウガーとかもそうだけど、憲法国家政府規制するものであって、私人私人に対して責任をとるべきと言う発言に対して憲法第十五条問題にしたがるのは間違いだから

え?釣り???マジ???

憲法第15条第4項は普通選挙秘密選挙規定したもので、正に、私人間の直接適用最初から想定した憲法の条文として超有名ですよ?

すべて選挙における投票秘密は、これを侵してはならない。選挙人は、その選択に関し公的にも私的にも責任を問はれない。

公的」にも「私的」にもって、書いてるよね?「国家」と「私人」、「私人」と「私人」の関係言及してるって読めない?別にあなたが読めなくても世間一般ではそう読むんだけどさ

他にも有名な、私人間での直接適用を想定した条文に労働基本権28条があるけど、これもまさか私人である使用者」と「労働者」の間では適用されないとか言うの?

大丈夫?お水飲んだ?元気出して?信じられない?石板使ってぐぐって?もしかしてまだau死んでるの?

2022-06-27

暮らしをよくするために選挙に行こう!みたいなこと言うやつ全員きら

さて、選挙が近づいてきてインターネッツ選挙大事だよバズがうるさい時期になってきましたね。

なんか特にここ数年、若者自分のために選挙行こう!とか、生活を良くするために選挙行かないと!とか、選挙行かないのに文句だけは~みたいなクソ説教死ぬほど聞く気がするのですが、

個人的党派性云々より選挙自体に何も期待していないので、その手のことを言っている人がいるとタレントでも知人でもア~・・・って思ってしまう。

この増田趣旨としては、選挙に行かない言い訳をしたいわけでも、政治選挙制度それ自体批判したいわけでもなく

上に書いたような「選挙に行こう!」みたいな発信への思うところを書いております

まり詳しいというわけでもないので間違いもあるかもしれない。納得できる論理で、じゃあ選挙に行ってみるか、と思わせてくれる反論がつくことも微妙に期待しております

以下、選挙行こうよ話でよく使われる文句と、それに対応して増田の思うこと、というかたちでお送りさせていただきます


若者層が投票結果への影響を増やす政治家も若者意識せざるを得ず、若者向けの公約政治家が増えてくる。

・ひととおり公約を読めばどの党も高齢者一辺倒ってわけでもないし、社会保障の皺寄せが若者に来るのは人口構成比にもよるものも当然あると思う

・そも高齢者自分に得だから選挙に行く、というわけでもなくて、時間があるから投票に行きやすいとか、地元候補者やその関係者との付き合いがあるとか、地域根付いた人間関係(互助世間体)が強いとかある。

人口構成比や細かい政治システム関係なく世界各国でも投票率は低下傾向があるし、世代間格差が開いているっぽい(軽くググった知識なので古い/誤解かもしれない)。ということは単に現代若者生活スタイル情報収集手段に現行選挙マッチしてないという事情も少なからずあると思う。

オンライン投票可能期間を伸ばせば若者投票率も多少上がるだろうけど、課題は多し。

・あと単純に因果が逆でも成立しない?そのロジックがアリなら、20代世帯に5万円配りますつって普段選挙に行かない若者票を荒稼ぎする政治家が先に出てきててもおかしくない、気がするのだけど…

さらにいうとこの論調危険なところは、本来なら富裕層/貧困層対立構造として問題視すべき部分まで世代問題すり替えてること。

民主主義として選挙に参加する権利放棄している。(=普通選挙平等選挙に対する冒涜だ/政治文句を言う資格も手放す)

政治参加方法選挙だけじゃない。ストライキデモパブリックコメントなど直接意思を表明できる手段は色々ある。なんなら政治文句を言う政治批判なんか、一番歴史が長い政治手段なんじゃなかろうか。

→そも無から選挙権が産まれるはずがなく、普通選挙権を獲得したのは批判政治運動だよね。

・昔は全員に投票権があったわけじゃない。

→これ本当に謎。昔はできなかったんだから今しないのはもったいない、なんてこと腐るほどあるでしょ。論点がぶれそうだから具体例は出さないけど。

選挙に参加する権利=恩恵を受ける権利社会を作っていく権利、というわけでもない。選挙権は、政治上の代理人を選ぶための1票を投じることができる権利以外の何物でもない。

個人的には投票しないと文句言えないのロジックも飲み込めてない。選挙制とか多数決に納得して投票をした人の方が文句言えないんじゃないの?と思うし、与党投票なんかしようものなら口をつぐむしかなくなるのじゃないか

・あとは、少なくとも民主主義の下に論じているのならば投票しない人への排他的な態度は正解ではないと思う

●1票の影響力だって云々、その他

・現状の選挙システム現実主義見方をするなら、1票の影響力は正直なところかなり小さいよね。

人口比率による世代間の票の格差があるので若者についてはさらに小さい。まずそこを認めてからなんじゃないの。

純粋公約を読んで判断して、という個人も当然少数ってわけじゃないと思うけど、業界として票田を持っているとかそういう大きい組織票の殴り合いもあるなか、自分の1票を重いと言い切るのはやっぱ無理あるような気がいたします。しかもみんな同じ党に入れるわけじゃないとなるとなおさら

公明党がなんで連立与党になってるかとか、なんで特定業界との癒着が発生してしまうのかを考えれば自民公明だよね。

・あと政治に正解はなく、世代とか右翼左翼だけじゃないその人々の立場価値観で最適解は変わってくるのに単純化(=投票すれば暮らしがよくなる)している風に見えることがとても引っかかっている。

若者が〜の例でいえば、高齢者向けの社会保障分が若者に回されれば社会全体ハッピーなの?という感じ。そんな単純でもないけど。

・これだけ書いておいて元も子もないことをいうと、選挙以外の方法政治が変わることを期待しているわけではなく、 政治憎しでも選挙憎しでもなくて、「若者選挙に行こう!」憎し、というのがニュアンスとして実感に近い

なので選挙に行く人は普通に偉いな〜と思って見てるし、行かない人はわかる〜って思って見てます

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