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2022-05-23

世界トヨタはかつて食器作りをしていた

トヨタ自動車日本で有名な自動車メーカーであることは言うまでもないことだが、その前身食器メーカーであったことはあまり知られていない。

豊田市愛知県北部位置しており、瀬戸市岐阜県多治見市と隣接している。

瀬戸市日本六古窯の一つである瀬戸焼で有名であり、東日本では陶磁器全般瀬戸物と呼ぶほどに広く流通していた。

多治見市もまた陶磁器名産地であり、アニメ化もされた「やくならマグカップも」の舞台と言えば説明が早いだろう。

豊田市瀬戸市を中心とした猿投地区古代から窯業が盛んであり、日本の三大古窯の一つである猿投窯跡群を形成していた。

今でこそ豊田市に窯業のイメージはあまりないが、トヨタ自動車製造事業化する以前は、瀬戸市多治見市と同じく窯業を主産業とする町であった。

窯業は縄文時代縄文土器から存在する生活に不可欠な産業で、時代と共に需要は大きくなっていき、明治維新によってさらに窯業製品需要は大きくなる。

西洋建築の勃興による煉瓦(れんが)の需要石油製品化学薬品を保存する甕(かめ)の需要送電線を支える碍子(がいし)の需要である

しかしながら、瀬戸焼はこうした需要に応えることはできなかった。

愛知県内で、最新の窯業技術産業を担ったのは常滑焼だった。

常滑焼もまた日本六古窯の一つだが、愛知県知多半島位置する常滑市伊勢湾に面しているので、海運で日本各地の需要を支えることができたからだ。

一方で、瀬戸常滑に対抗しようと流通力を強化するために鉄道を敷設したが(後の名鉄瀬戸線)時すでに遅く、近代産業から撤退して食器作りを中心とした伝統産業へと回帰していった。

常滑では明治時代伊奈製陶が創業して、INAXLIXIL企業名を変えながら国内の窯業で高いシェアを誇っている。

トイレや洗面器ではTOTOに次いで国内シェア2位で、タイルについては国内どころか世界で1位のシェアである

一方で瀬戸からはそのような大企業は生まれていないことから愛知県内の窯業で近代産業を担ったのは常滑ということが理解できるだろう。

ここでようやくトヨタの話になるが、明治時代豊田市存在しておらず、その前身である挙母町でも近代産業を支えるほどの陶磁器製品生産することはなかった。

そんな時代に、豊田佐吉挙母町で陶工長男として生まれた。

佐吉小学校卒業後に家業食器作りの修行をするが、父が伝統製法固執して経営が伸び悩んでいることに苦心していた。

18歳のころ、家業を立て直す唯一の道は最新技術を学ぶことと考え、東京方面出奔する。

その折で、東京上野で開催していた内国勧業博覧会を何度も見て、最新の窯業技術を目に焼き付けた。

そして東京から帰郷し、当時最新鋭の台車トンネル窯を製造した。

それ以前の窯は、製品を人力で運び入れてから予熱・焼成・冷却の全工程を何日もかけて行った後に、人力で運び出す必要のある代物だった。

種類にもよるが陶磁器焼成に1000~1400℃まで加温する必要がある一方で、人力で搬出入する際はもちろん窯の中に入れる温度まで下げなければならない。

これでは、温度の大幅な上下必要なので時間がかかるだけでなく熱効率も悪い。

一方で台車トンネル窯なら、製品を乗せた台車をレールに沿って動かすので、人が窯の中に入って搬入出する必要はない。

窯は温度分布のついたトンネル状の部屋になっており、台車トンネルを進行することで自動的かつ連続的に予熱・焼成・冷却ができるので、温度管理も簡易だ。

この台車トンネル窯により食器自動的大量生産できるようになったので、佐吉豊田自動食器株式会社設立することとなった。

会社設立後の経営右肩上がりだったそうだが、明治から大正へと年号が変わる頃には製品輸送に悩まされることになった。

歴史的挙母町の物資輸送矢作川の船運が担っており、豊田自動食器食器工場製造した食器類も例外ではなかった。

しかし、知多半島方面への用水供給目的とした愛知用水の開発により、矢作川の水量が減り船運が困難になった。

食器生産量は増える一方で矢作川の船便は縮小していき、代替としての馬車や人力車輸送にも限界があった。

それでも、当時は三河鉄道の敷設中であり(後の名鉄三河線)、開通によって挙母から国鉄刈谷駅鉄道輸送可能となるのは決まっていた。

しかし、それまで待ちきれない佐吉の息子の喜一郎は、自動車を独自製造して食器自動輸送することを考えた。

喜一郎は食器販売の滞りで需要の無くなった台車トンネル窯を分解して自動車部品にした。

そして、窯の燃焼ガスを動力台車運転する機構を応用して、台車に燃焼機関を乗せることで自動車の製造成功した。

さらに、食器自動輸送するだけでなく、自動車を製造販売することにも思い至った。

それだけでなく、喜一郎は将来自動車が大量生産されることを予測して、食器台車に乗せて連続的に生産するように、自動車も台車に乗せて連続的に生産する仕組みを考案した。

これが現在自動生産で主流となっている、ライン生産方式である

このようにして豊田自動食器に設けた自動製作部門分離独立したのが現在トヨタ自動車株式会社であることは、もはや説明するまでも無いだろう。

なお、食器工場第二次世界大戦空襲によって焼失し、喜一郎の経営判断により食器製造部門は切り捨てて自動生産へと舵を切ったので、豊田自動食器株式会社現存していない。

話は少しそれるが、トヨタ自動車前身豊田自動織機である、という誤記ネット上でよく見かける。

もちろん正しくは豊田自動食器なのだが、「食器」と「織機」で読みが同じなので誤変換してしまうのだろう。

それだけならまだいいが、トヨタミシン製造していたというヨタ話(トヨタだけに)も一緒に流布していることもある。

豊田市挙母町)で窯業が盛んだったことは地理的にも考古学上でも明らかなのに、なぜそのような勘違いをしてしまうのだろうか。

仮にトヨタミシン製造していたとして、それがどう自動車製造に繋がるのか、理解に苦しむばかりである

2022-04-24

組織内に裏切り者がいそうだから本部組織から出奔もしくは干されてる主人公非公式で依頼がくるやつあるあるしかも失敗したら使い捨てにされる。つらい。

2021-07-13

子猫メロディ

去年の話。

実家子猫を飼い始めたので、会いに行った。

生後3ヶ月くらいの子猫は、初対面の私を見ると、多少不思議そうな顔はしたものの、赤の他人ではないと悟ったのか、隠れるでもなく怯えるでもなく大人しく触らせてくれた。

私は遠慮なく毛玉感触を堪能させていただいた。

子猫は私の荷物に顔を突っ込んで一つ一つチェックすると、満足して定位置テーブルの下で丸くなっていた。


夜、あわよくば同衾できないものかと子猫を布団に連れ込んだが、すぐに出奔してしまった。まだ時期尚早だったのかと落胆。


翌朝、あまりに暑くて目が覚めたら、首の横で子猫が丸くなっていた。

ふと、首など大きな血管がある場所を温めると効率良く体全体を温められる、という豆知識眠い頭で朧に思い出した。


私は、子猫が奏でるゴロゴロメロディと共に二度寝した。


子猫子猫ではなくなり、もうすぐ一歳になる。

早くまた会いたい。

2021-04-02

anond:20210402183107

なんかとりあえず出家を優先してみましたって次元でもなさそうなんだよな。

ブッダはなぜ女嫌いになったのかって本の説明文がなかなか酷い。

ブッダとは「悟った人」の意味だが、その悟りへの歩みは、生後間もない息子に「ラーフラ(=邪魔者)」と名付け、妻子を置き去りにして出奔することから始まった。「人とかかわるな、交わるな」と説いたブッダは、「女の究極目標相手を縛り支配すること」と断じ、女の出家最後まで難色を示し続けた。ようやく尼僧を許可した後も、女の存在仏法を駄目にすると愚痴って弟子を悩ませる。この徹底した女性への警戒心、恐怖感はどこからきたのか。原始仏教経典精緻に読み込むことで見えた、生みの母、育ての母、妻との愛に苦悩する、知られざるブッダの姿。

2021-03-23

理解のある彼女」になれなかった

理解のある彼くん」のおかげで幸せ暮らしています、とか、時々Web漫画でめちゃ辛かったけど家族に支えられてこれから未来は辛いかもしれないけどいいこともあるよねENDを見るとしんどくなる。昔、結婚を考えていた相手アルコール依存症になったのを理由にして別れたのだが、「頑張る未来もあったのに、なんでお前は支えてあげなかったの?」と言われているような気がしてつらい。

依存症について当時めちゃめちゃ調べたし、相手方の家族とも相談したし、自助グループにも参加しようと思っていた。だけどある時、相手に癇癪をおこされて家から出て行けという話になり、心がぽっきり折れて逃げた。正直自分イネイブラーだったし、離れるのは正しかったと思っている。後悔はしていない。もし子供でもいたら、その子は不幸になっただろう。あの日出奔したのは不幸になる命を救った決断だったはずだ。

ただ「理解のあるパートナーと一緒にいて幸せです」という話題に触れるたびに、一緒にいてあげられなかった自分が罪深い人間だと感じてしまう。

いい年なので結婚も諦めたし、それでどうか勘弁してもらえないだろうか。

あと「理解のあるパートナー」がいる諸氏、どうかそのパートナーを大切にしてほしい。出来る範囲で構わないから。

2021-03-03

AI, VR, 仮想通貨, IoTで大量殺戮するのはまだ良いことで、それらの平和利用こそ恐ろしい」

当時高校生だった私は3.11のその年に福島県大学(会津大学)に入学しました。あれから10年も経ってしまったので、私のごくプライベートなことについて書きます

あと、匿名性は低いです。匿名ダイアリーなのにごめんなさい。

3月11日

2011年3月11日に、私は茨城県博物館の中にいた。高校卒業式が終わって、車の免許を早々にとったらしい友人と二人、車で博物館にきていた。地震とき、私は吹き抜けの空間の中心にいて、長い振動の間、博物館全体のガラスは轟々と鳴り響いていて、「ああ、私は、今日が命日なのだなぁ」と人々の動揺の中、思った。

実際にはガラス耐震性能が高かったので、館内にはけがはいなかったようだった。

信号機の止まっている、徐々に昏れていく道を、車中でほとんど会話もなく急いで帰った。急いで帰ったけれど、通常の2倍以上もかかって家についた。

私は地震の直後、2ちゃんねるに張り付いていた。「福島原発やばいらしい」そんな書き込みを見て、いよいよ日本は終わったんだ、と私は思った。

私が高校生の頃、世界原発事故ドキュメンタリーが大好きだった。チェルノブイリスリーマイル島東海村。「原子力」という尋常ではないエネルギーが生身の社会に取り込まれて、人間の内側におとずれるということに私はなんとも言えないグロテスクさを感じて、親や友達気持ち悪がられながらも読んでいたのだった。

当時、特にJCOの臨界事故NHKドキュメンタリーは何度も読み返したものだった。事故が起きた時、「出奔した原子力」に対しての(政治的・肉体的・精神的)人間の無力さ、弱さのコントラストがあまりにもどぎつく、生々しく顕れていたからだった。

私は地震が起きて、一、二日後にはリビングこたつ占拠して、こたつのど真ん中にデスクトップPCを置いて、情報官気取りで気象シミュレーションをみたりしていた。そして、家族にも協力してもらい家中シャッターを閉めた。それくらい、当時私は怖かったのだと思う。

震災直後、福島県大学入学した

私は震災の年、福島県大学入学した。私の地元同級生にも福島県大学入学する予定だった子がいたが、辞退したらしかった。大学入学式は遅れて執り行われた。ガイガーカウンターを買った方がいいかな、とか、「あそこには近づかない方がいい」とまことしやかな噂を聞いては少し怖いな、という思いが常に頭にあった。

しかし、入学してみると、その話はなんとなくしてはいけない話に思えてきたのだった。それはその土地に長く住んでいて動くことができない人たちには、惨い話であるからである。私もいつの間にか、放射線の話はしてはいけない気がして、話題にするのをやめた。すると、怖いという感情もいつの間にか薄れていった。

しかし、時々、放射能汚染される夢を見ていた。これはつい福島県を離れる少し前まで見ていたのだった。

私の当時住んでいたアパートには窓の近くにベッドがあって、その窓の外には何年も取り込み忘れたバスマットが干してあった。私の覚えている夢では、実はそのバスマットは大気中のチリや雨に放射性物質たっぷりまれていて、そのバスマットの線量が高くて、実は私の身体が蝕まれていて……という夢であった。何年もそのバスマットを干しっぱなしにしてしまったのは、もしかしたら、そういうことに対する無意識的な恐れから触りたくなかったのかもしれない。

長年大学でくすぶっていた

私は、大学特にパッとした研究もできないでいるのに何年も何年も大学にいた。でもそれが良かったのかもしれない、と今では思う。福島県という土地に「土着」して、私なりの感覚放射能の感じ、特にその怖い感じの中に居たということが。

私はもともと怖い思想の持ち主だと思う。正しいと思ったら、それに突き進んでしまう。人の感情も、中学生くらいから読まないように生きてきてしまったため、無視する癖がついてしまっている。だから原子力という「科学技術コントロールから外れた状態」の中に当事者として生きた、というのは私が、私の歴史にとって重要ことなである。もちろん、日本にいたら誰だって当事者なのだが、私は福島県に住まわず当事者と思えるほど賢くない。

核兵器はまだ可愛いもので、核の平和利用こそ恐ろしい」= 「AI, VR, 仮想通貨, IoTで大量殺戮するのはまだ良いことで、それらの平和利用こそ恐ろしい」

3.11から10年が経って、私は福島県から遠い場所に住んでいる。今は遠くから考えることしかできない。

最近原子力、ひいては(科学技術についての論考を読んでいる。1950年台、まだラジオな世の中で、近未来的なもの技術とか科学が大きな期待を背負っていて、すごくキラキラしていたであろう時代、人々は核の技術に対して、今でこそ信じがたいが「核兵器の利用は良くないが、核の平和的利用こそ人類幸福につながる」と本気で思っていたようなのだ。多分、今でいうところの、テレビCMIT系企業がたくさん広告を打っていて、IT企業に勤めていることが一種ステータス少女漫画に出てくる男性IT企業勤め!)になっていて、AIすごい!VRすごい!仮想通貨すごい!IoTすごい!みたいなイケイドンドンな感じだったのだろうと思う。そんな時代、「核兵器はまだ可愛いもので、核の平和利用こそ恐ろしい」と指摘した人、ハイデガーがいた。今でなら、「AI, VR, 仮想通貨,IoTで大量殺戮するのはまだ良いことで、それらの平和利用こそ恐ろしい」と言うのと同じことなである。今でなら炎上やむなし発言なのであるしかし、このアナロジーを単なる面白おかしアナロジーとしてだけで捉えていいか。彼は世の中の潮流とは全く違う発想を省察によってしたからこそ、核の平和利用危険性をかなり早く認識できた。

科学は考えない」

ハイデガーは「技術」について『放下』の中で、(科学技術に対して「その価値を認めつつ、それに対して否、と言う」 ―ーこの本のタイトルにもなっている、「放下」という態度が大事なのではないか、と言っているらしい。(まだ『放下』は直接読めていないので、「らしい」でごめんなさい。)

そして、彼は思考について、「計算する思考」と「省察する思考」とに分けて考えており、彼は「科学は考えない("Wissenschaft denkt nicht")」、科学計算する思考であって省察ではない=「考えていない」、というしかたで核の平和利用について否、と言ってみせた。

科学は考えない」

これは、理系立場仕事している者にとっては「耳が痛い」ことなのではないかしかし、耳が痛いからこそ考える価値があるのではないか

彼の言っていることを私は理解できる気がするのだ。科学進歩的に進んでいく。その「ひたむきに進んでいく」ということが「科学は考えない」と彼が言う理由なのではないかと私は思う。何か、ある方向に、引っ張られるように「進んでいく」。立ち止まる者は厄介者として排除される(Publish or Perish)。ハイデガー技術批判するだけではない。もちろん価値を認めつつ否定するという態度を彼は実践している。私も技術がなくなったら困る。方向音痴の私はGPSが無くなったら、地図が無くなってしまったら、とても狭い世界を生きることになってしまう。だから難しい、ある意味矛盾の中を生きなければならない。

私について

私は、実は博士過程を休学した。プライベートも荒れてしまったし、閉塞感でいやだったし、どうしても、論文が書けなかったのだ。

私は小さい頃から哲学が好きだったらしい。「最近哲学系の本を読んでいるよ」と昔の友人たちにいうと、みんな「よく哲学的な話してたもんね」と言ってくる。

でも、私が文系に進学しなかった理由が、「確かなものが何もないと怖い」という恐れからであったし、国語がとても成績が悪いし、理系ってなんかかっこいいとか思ってたのもあって、ずっと理系研究室で研究していて、哲学とか諸々の教養ほとんどないのだ。

哲学最近やってる」と言うと大半の人に苦い顔をされる感じがする。「中二病が抜け切っていないな、こいつ」と言いたげなそんな感じ(笑)。おそらくそれは哲学に「生産を止める」作用があるからなのではないだろうか。無意味で、ある意味破壊的な作用が。

以前、こんなことがあった。課外活動で何人かで集まってスマホアプリを作ろう、となったときに、誰かが「xxさん(有識者らしい)から教えてもらった方法で、xxという仕方でブレーンストーミングすると良いらしい」と言った。私は「なんでその方法でなければならないの?」と、ある意味チームの士気を下げるようなことを言ってしまったのだ。こういう「そもそも論」(哲学)というのは「生産を止めてしまう」。イヤな感じに水を差す。だからまれる。

しかし「生産を止める」という行為が実は重要なのではないか。世の中的に、「生産的=いいこと」という認識がある。生産を止め続けないことがそれほどいいことなのだろうか。これこそが、ハイデガー批判するところの「考えない」態度ではないか。「より幸せに、より便利に」を目指すために科学技術を信じて、生産生産生産、とひたむきに努力してきた末の原発事故ではないか

昔の時代原子力は「兵器として利用されることはとてもよくないことであるが、平和的に利用するならむしろ幸福に導く」と信じられていた。

今の時代も同様に、情報技術生命科学が「非倫理的に利用されるのはとてもよくないことであるが、平和的に利用するならむしろ幸福に導く」と信じられている。「再生可能エネルギーでなら、持続可能社会が実現できる」とも信じられている。

もし、「なぜ地震大国原発つくったらヤバイという今ではあたりまえの認識を持てず、当時誰も水を差す人がいなかったのだろう?」と考える人がいるならば、なぜ、現代においてもその人が水を差す人にならないのかが不思議なのである。だから、私はあえてこうして水を差す、ということをしてみたい。

ということで、私の全然論文を書けていない「生産しなかった」大学時代も、この哲学的態度の実践とみなしてこの文章を締めくくることにする。

2020-08-30

[]登場・未登場人物

楠永玉秀(くすながたまひで):元居戸家家臣。ある意味主人公武威戦国トリックスター武威ノ本中の忍びから監視されている。

小鯨白姫(こくじらはくき):おほHoIおほHoIと外交をになう昇国の惣領兵科は槍折人。

馬場阿茶局(ばばあちゃのつぼね):昇国家老。居戸家家臣団の乳母役。

桜桃みやこ(おうとうみやこ):居戸家家臣。いつも三百人役(石高一万あたり兵三百を動員)で領民に優しい。

虫愛軽路(むしめづけいじ):居戸家家臣。釣り野伏の囮役が得意。

古田三目(ふるたさんもく):居戸家家臣。佩用する臑当てが左右で異なる。

鈴木神楽(すずきかぐら):居戸家家臣。トリガーハッピー鉄砲大将

地弥呼(ちみこ):幌生家足軽大将。東南の風を吹かせる。春画絵芝居を嗜む。

澪生狼(みぶろ):幌生家足軽大将トリックスターを楠永玉秀と争う。

凹田米国衛門(へこだこめくにえもん):幌生家足軽大将。兎耳形兜を着用する。

カルロス・某(かるろす):南蛮商人。楠永玉秀の乱後、幌生家の御用商人に収まる。

犬縣某(いぬあがた):楠永の家来。一説によれば一門衆とも。

愛宕縁(あたごえにし):最初戦国大名人外自称する。

蟐娥光圀(じょうがみつくに):為力家の副将軍二名の同僚を伴って諸国を漫遊する安国寺恵瓊武威ノ本における外交僧のこと)。飢饉に備え、領民雑草の食べ方を知らしめる。

深紅龍(しんくりゅう):元居戸家家臣。楠永と共に出奔したが、その後は距離を置いている。

蘇祝媛(そのほぎひめ):昇国組下大名。怪力の小兵。

留守麗(るすれい):幌生家足軽大将合戦時、床机の横に打つためのかまぼこ板を置くことから、板武将と呼ばれる。家中を強力に掌握している。

義原鰭(よしはらひれ):為力家の郎党。その胴間声は敵味方を震撼させる。

松杉衿(まつすぎえり):為力家奉公衆。火計を得意とする。

舞農庫(まいのうこ):為力家一領具足。火計を受けるのが得意。

天使香取(あまつかかとり):為力家陰陽師。「遅参つかまつった!」が口癖。

縷々美大(るるよしひろ):為力家先手大将。酒を注いだ盃に蜘蛛が落ちてきた際、鬼にその盃を干させた逸話を有する。

野良猫(のらねこ):為力家家猫。

用語

酸茶(すいティー):荘園などから兵に徴発させた兵糧のこと

 以前、馬場阿茶局を居戸家の家老と書き申したが間違いにて候🙇

楠永玉秀の謀略

https://anond.hatelabo.jp/20200823175138

株兎の屈辱

https://anond.hatelabo.jp/20200825185224

赤備えロンダリングゆめうつつ

https://anond.hatelabo.jp/20200830143411

この増田フィクションです。実在仮想人物団体などとは一切関係ありません。

[]赤備えロンダリングゆめうつつ

 武威ノ本の戦において軍勢の姿、備えは大事だ。最も大事と主張する者さえいる。

 ゆえに同じ備えを用いることで軍勢の強さすら引き継げると考える家が出てくる。これは近年の幌生家四天王や為力家の稲ヶ嶺五行衆のようなユニット化によって、個々の評価底上げする手法の延長線と言えなくもない。

 一方、最初に備えを用いた元祖こそが本物であり、それ以外は評価に値しないとする日ノ本戦甲斐国民のような原理主義者もいた。

 備えを受け継ぐ人物がその備えにふさわしい器量をもっていれば、しっかと強い軍勢を育てられるはずという意見もある。だが、それほどの人物ならば最初から新しい備えで軍勢を育てても成果を挙げられるのではないか

 もちろん、備えを整えるための賄いは莫大なものであり、善し悪しの議論一筋縄ではない。

 実例では、かつて家臣の国士無双により強盛を誇ったM家にて、お家騒動により家臣全員が出奔、その備えを新参の家臣が受け継いだものの精細を欠いた事例がある。

 あるいは最初戦国大名と言われる愛宕縁の備えを同時に四人が用いることで戦力を高い方に引っ張ろうとして逆さまの結果に陥ったこともあった。

 また、宝槍家が備えの正統使用者の座を数十人に競わせた催しは、分散して育んだ力を一点に集めていこうとした逆方向の試みと言える。

 かように備えの継承は難しいのだが、戦術レベル一時的に備えを交換する作戦は概して効果的であり、討ち取られる兵も多い。

 特に為力家の蟐娥光圀が行った備え替えは大規模なものとして音に聞こえている。

 備えは引き継いでいないながら、小鯨白姫の流れを汲みつつユニットの力も発揮した居戸家の十二星将こそが、この手で一番の成功例だったのかもしれない。


 なお、血縁者が備えを引き継げば話が変わってくるとも考えられるが、そこまで月日を経ると軍事技術更新されて備えを引き継ぐ意味も失われる可能性がある。

楠永玉秀の謀略

https://anond.hatelabo.jp/20200823175138

株兎の屈辱

https://anond.hatelabo.jp/20200825185224

この増田フィクションです。実在仮想人物団体などとは一切関係ありません。

2020-08-23

[]楠永玉秀の謀略

 梟雄、楠永玉秀には押さえがたい野心があった。武威ノ本第3位の勢力である居戸家で家臣の筆頭人になる、いや惣領である小鯨白姫すら超えて下克上を成し遂げることだ。

 そのために彼が愛用した道具は、讒言である

 居戸領内には全光寺と呼ばれる宗教団体が深く根を張っていた。

 信徒もんぺ姿で自分たち統一し、家臣を深く崇める居戸家の外交にまで口を出してきた。この武威戦国時代において勢力拡大に外交は欠かせない。多少問題のある相手でも、それを呑んで資源を交換するのも武略である

 だがしかし、極端に純化された全光寺教徒は居戸家の外交戦略に異を唱え、一揆を起こした。

 これにあわてて彼らを諫めようとした居戸家の家老馬場阿茶局政治に疎い傾奇者ゆえ口を滑らせ「もんぺ姿の狂信者」と言い放ってしまった。失言騒擾は拡大した。その裏には、もんぺ姿に扮していそいそと全光寺に潜入する楠永玉秀の暗躍があったという。

 たまら馬場阿茶局隠居余儀なくされた。

 また楠永玉秀は家中でも讒言を行い家臣を2名ほど隠居させた疑いが後世もたれている。

 居戸家の力を削いだ楠永玉秀は次いで、他の家臣の茶会の翌日、能舞台の前日に、辻説法を行い、涙ながらに自分が居戸家に尽くしながら不遇の扱いを受けており、まったく報われないことを訴えた。

 領主への不信が蓄積し、全光寺勢力意気軒昂だったところに、これは効果覿面であり、領民はたちまち真っ二つに割れた。武威ノ本各地で家政の失敗があいついでいた時流もあった。楠永玉秀は南蛮商人カルロス・某に情報を握らせ、舶来品と同時に風説を流布させた。

 ここで、かねてより楠永玉秀への疑惑を強めていた桜桃みやこ、虫愛軽路、古田三目の居戸三人衆が決起、楠永玉秀と合戦に及び、宗教施設でもあった居戸家の本拠は激しく炎上した。爆発的な上昇気流に火の粉は高く舞い上がり、他家を恐れ慄かせた

 楠永玉秀は得意の変装をもちいて一揆の中に何食わぬ顔で潜り込み、主家への不満を煽ることで多くの領民を味方につけた。そして内乱に荒廃する居戸家を尻目に家臣の一人を誘って出奔民衆判官贔屓と以前の人脈を活かして勢力を急速に拡大していった。

 彼の誤算は居戸家が内乱の勢いのまま滅びず、騒乱の記憶が失われなかったことであろう。滅んだ居戸家を吸収する梟雄の目論見は頓挫した。

 これは居戸家の家臣、鈴木神楽が連日にわたる鉄砲の三段撃ちで前線を支え、意気消沈していた他の家臣が復帰するまで戦線を支えていたことが大きい。

 滅びなかった旧主家に対して楠永玉秀は初心の讒言を忘れず、ついでに新しく関わりをもった他の家中へも讒言を市中に振りまいた。自画自賛を交えながら。

 ここに一人の剣聖が登場する。目にも留まらぬ二連続抜刀術を得意とする彼は楠永の行状を疑い、仲間と共に調査を繰り返していた。

 ある日、楠永を訪れた剣聖は得意の抜刀術披露することになり、古着を着せられた巻き藁相手に抜いた。

「……ふぅ!」

 抜刀の二撃が着物を十字に切り裂き、トドメの突きが古着背中を突き抜けた。その切っ先には何やら札がついていた。

呉服屋帳面屋お得意様 楠永玉秀殿 納入先土倉住所○○○ ○○○ ○○○ ○○○」

「ややっ!こ、これは……!?」

 その土倉は繰り返し扇動讒言を行う者が変装の服を着て出てくることで仲間内に注目されていた土倉であった。無数にある土倉の住所が偶然一致することは考えがたい。少なくとも楠永家中の者が謀略に関わっていることは確実であった。

 剣聖は「であえであえ!」する楠永玉秀の前から血路を切り開き、市中に証拠の品を晒した。自らのしたことの大きさに改めて震えながら。

 楠永玉秀は謀略への関わりを否定したものの、その理路は整然とせず、急速に求心力を失っていった。

 逼塞を余儀なくされた彼は、しかし、まだ諦めていなかった。

こんなこともあろうかと東の幌生家とはよしみを通じておる。今度は飛ぶ鳥を落とす勢いの幌生家と結ぶことで成り上がってくれるわ!

 楠永玉秀がその後、幌生家をも裏切り、壷に火薬を詰めて自爆するのは、また別の話である

この増田フィクションです。実在仮想人物団体などとは一切関係ありません。

2020-06-07

anond:20200607115852

エルサは最終的に国は妹に押し付け出奔するんだよな

勿論男とも関わらず精霊みたいな存在になって森の中で暮らす

ある意味現代の多くの女性が求めている「ありのまま」だと思う

あくまファンタジーだけど

1はありのままとか言いつつ結局世間と折り合いつけて女王として戻る話だったけどな

まあ3も作られそうだしそこでまた変わるかもしれないが

2020-02-23

[]anond:20200223190101

森之助と更科姫は諏訪ヶ原をよく治めていた。

あるとき夫婦山中で道に迷い、たまたま村上家の武芸指南役・井上九郎と再会した。

村上家を出奔したのち隠居していたとのことで、喜んだ森之助は、鹿之助を鍛えてもらえるよう頼みこんだ。

井上九郎のもとで五年ほど鍛えられ、鹿之助は武芸百般に通ずる立派な若武者となった。

その頃、信玄はすでにこの世を去り、武田勝頼が後を継いでいた。

馬場美濃守は己の死を覚悟し、もはや武田家の滅びは避けがたいので城を退去せよと森之助に伝えた。

まさに長篠の戦いにおいて武田大敗を喫し、馬場美濃守が討ち死にするに至り、北条家の軍勢諏訪原城に押し寄せた。

森之助は馬場美濃守の言うとおりに城から去ることにした。

城にはただ更科姫と鹿之助だけが残り、母子北条軍勢をさんざんに打ち破ったあと、二人は落ち延びていった。

ところがその途上、更科姫と鹿之助の夢枕に、承久の乱で亡くなった中御門宗行という貴族の霊が立ち、

鹿之助は見どころがあるので、自分の子である中御門宗教を頼っていけば立身出世は間違いなしである、と告げた。

更科姫は、これぞ霊夢であろうと鹿之助を励まし、鹿之助は惜しみつつも母と別れてひとり京へ向かうこととなった。

東海道を進む鹿之助は、その途中の村にて、盗みをして焼き殺されるところの大谷猪之助という怪力の若者を助けた。

猪之助によると、いまは落ちぶれ、母のために盗みに手を出してしまったのものの、元は武士の息子であると言うので、

鹿之助はいずれ身を立てたのちには家臣として迎えると約して、二人は主従の契りを結んだ。

その猪之助が、鹿之助へ料理を振る舞おうと、大きな古猪と格闘してこれを退治したので、

鹿之助は激賞して、彼に「大谷古猪之助」と改名するよう言ったのであった。

[]anond:20200223185852

ある時、森之助の伯父で、先年村上家を出奔して武田家に仕えていた、相木市兵衛という者が塩尻峠を通りかかった。

市兵衛はその山奥で、鹿の背に乗せられ、猿たちに取り囲まれ赤ん坊を見つける。

不思議に思った市兵衛は赤ん坊を拾って帰り、山の中で鹿に乗っていた子供ということで「山中鹿之介」と名付けた。

その赤ん坊こそ、長坂跡部の追手と戦ううちに更科姫とはぐれてしまった、彼女の息子であった。

その更科姫は、はぐれた息子を探すうちに山賊の砦に迷いこんでしまい、彼らを打ち倒して親分の座に収まっていた。

しかも、その山賊の一味だった烏勘左衛門という者が、実は武田家と対立する上杉謙信の家臣・蓑田五郎であった。

二人は協力して馬場美濃守を討たんと、手下を商人変装させて甲府へと送り込んだ。

ところが手下は早々に馬場美濃守に捕まり、一部始終を白状させられてしまった。

馬場美濃守は思案して、私の心底はこの中身を見れば分かると言って、その手下に「長持」を持たせて帰した。

手下から長持を受け取った更科姫がそれを開けてみると、その中から現れたのは死んだはずの森之助であった。

更科姫は、森之助との再会に驚くやら喜ぶやら。

実は、密かに馬場美濃守に助けられていた森之助は、それから馬場美濃守の影武者として活躍していたのだった。

このときすでに村上家は滅び、村上義清は越後へ逃れて、上杉謙信の家臣となっていた。

このまま武田に与して上杉と戦うつもりもなし、世を捨てて閑居しようと語り合い、

簑田五郎山賊たちを任せて、二人は武田家へ向かった。

馬場美濃守に暇乞いをしたところ、

上杉と戦う必要はないので、北条今川の押さえとなる諏訪原城を守ってくれないか

と頼まれしまい、恩人の言うことでもあるので、やむなくそれを引き受けた。

最後ということで伯父の市兵衛とも面会すると、そこにいた赤ん坊ははぐれた更科姫の息子であった。

夫婦は喜び、息子・鹿之助を引き取ると、諏訪ヶ原の城へと向かった。

2020-01-30

anond:20200130213912

こっちが弱い立場だってのを見透かして、嫌なことをしようとする奴が湧いてくるの。しかも、理由がその嫌な奴の個人的欲望だと見るからにわかるようなものな。

ちなみに、これ前田利家言葉な。

前田利家若い時に織田信長の寵愛する部下を斬り殺して、出奔して苦労している。

ま、儲かりゃ正義だけど、無職公務員の連中の戯れ言に付き合わんほうがいいのは確かだ。

金持ちにも確かに湧いてくるといえば湧いてくるが、見る目を持っていれば逃げられる。だけど、貧乏だと、これは悪いやつだと思っても、逃げるのに苦労する。

2020-01-07

よその家に遊びに行ったら衝撃を受けた話

最近よその家族ご飯を食べたが、私の知ってる家族と違いすぎてカルチャーショックを受けた。

そこのおうちのお嬢様がお母様に「そういう言い方はよくない」と注意する。

お母様もそれを聞いて「そうかもしれないね」と受け止める。

実家では親に進言するとこうだ。機嫌がいいときは「いいこちゃんぶって」と嫌味で返され、機嫌が悪いときは「子供は黙っていればいいんだ」といわれる。

そもそも30歳近くなってもまだ子ども扱いで、一人旅に行きたいので親の許可を撮ろうとすると引率の大人がいないならダメだといわれる(無視して行った)。昼食のラーメンに入れるネギ小口切りにしたかどで全裸ベランダに締めだすというしつけを受ける。

大学卒業を機に一人暮らしをして1,2年に1回帰省するだけだがそれすら最近我慢できなくなってきた。早く死ねばいいのにと思われている家にどうしても帰りたくない親不孝者だ。

よそのおうちでは顔色を窺わなくてよい、大きな足音や物音で不機嫌アピールする人がいない、そもそもイライラしてる人がいない。

ゆっくり過ごしてほしいということだったので通された仏間で甘えて横座りだが足音がしたので跳ね起きてすぐ正座した。そこのおうちのご令息はごろごろしたままだった。足音だけで部屋に入ってくることはなかったが、この家の人は足音を恐怖に思ってないんだと愕然とした。親が一見したとききちんとしてないと叱られることはここの家ではないのだ。

小学校低学年の女児が「この遊びがやりたい」と口に出していた。

家族でできるボードゲームだったので家族みんなでやりはじめた。

子供提案してそれが無条件にOKされたのが驚愕だった。

一時期豊田真由子の怒声がテレビをにぎわせていたがあれが話題になっていたのは異常だったからだ。

のしゃべり方は豊田真由子そっくりなので私は報道を正視することができなかった。

職場の人は笑い話のように豊田真由子の話をするが私には笑えなかった。子供のころからああやって怒鳴られていたから。

十二国記には梨蓉という登場人物がいる。彼女は数代前の王を支えた高名な仙人だが性格がきつく今は洞を与えられて幾人かの下僕いじめながら暮らしている。

下僕の一人、鈴は屈辱的なあだ名をつけられたり無理難題申し付けられたりしながら暮らしているがある時耐え切れずに出奔する。鈴は自分を憐れむが、物語が進んで出会った一人の少年に諭される。

その内容が私はまだ受け止めきれる度量がないのだが、その挿話があるため私は十二国記のことが大好きだともいえる。

こういう親の元で育ったことを人に言われたときにどう受け止められるかがわからない。

親とすら仲良くできない欠陥品だから人間の失敗作だから関わらないようにしようと思われても仕方ないと思う。

私は厳しくしつけを受けて育ったが、親をだまして女子高の特進クラスに入った。あまつさえ大学に進学し東京就職して独立してしまった。いつまでも一緒にいてアップルパイを焼いてくれる優しい娘が母は欲しかったのに。地元地方公務員結婚して親とはスープの冷めない距離で仲良くする友達親子を期待してたのに。私はその期待を裏切ったのだ。死ねといわれても仕方がないと納得しないといけないはずなのに納得できないのが親にもたぶん透けて見えていて、さらにしつけを助長する。

他人の機嫌や足音を気にせず育ちたかった。

2019-02-16

育児おかしくなるのは頭が暇人な人

アラフォー専業主婦です。

二児を育ててきましたが正直言って苦労という苦労の実感はなかったです。私の母もそうでした。

から子育てが大変だ大変だという世間がさっぱりわかりません。


乳幼児の頃は確かに全然寝られませんがかわいいから平気でした。

夫は基本的に土日に子供と遊んでくれたり私が風邪で寝込んだときになんとかしてくれるぐらいでした。

子供が3歳と1歳の時にはカタールに長期出張に飛び、さらにはインドネシアミャンマーにまで。その後もなんども海外出張がありました。私は「ちょっと大変だな」「カタールって安全な国だっけ?」以外なんとも思いませんでした。やること色々あって忙しいですからね。


この歳だと子持ちの友人知人がたくさんできて、家庭状況も様々ですが、彼女たちを見渡すと、育児おかしくなりかけた人とそうでない人の違いって、物理的な諸条件より当人性格のような気がしてなりません。


たとえば、シングルマザーほどおかしくならないんです。彼女たちは物理的にものすごく忙しいですから。くだらないこと考えて人を恨んだりする暇がありません。だから明るいです。物理的なヘルプを頼まれて駆けつけたときもいつも元気です。


いっぽうで、物理的には余裕も暇もある人の方が精神的に思い詰めた空気をまとっていることは結構あります精神的に落ちているので会うとウッとなります


ところで、育児おかしくなりかけた人は震災でもおかしくなりかけました。

放射能に関する怪しい情報をたくさん仕入れて私にも教えてくれようとしました。元増田さんの奥さんもしかしてそっちのタイプではないでしょうか?私が思うにあの人達は頭が暇で、余計なことをたくさん考えて思い詰めるんです。


母と私で共通するのは趣味があって子供を育てながらも極力楽しんだり習いに出掛けたりするところです。あまり大勢の人と一緒にいるのが好きではない代わりに、一人でいてもやることがたくさんあって全く暇ではありません。


また、集中する癖があって、家事もやっている間は没頭してしまます掃除している間は掃除のこと以外なにも考えていません。

でもおかしくなる人はどうもそうではなくて、何をしていてもなにか考えています物理的に暇があるといよいよ考えています。そんなこと考えながらやっているか家事もなかなか終わりません。


たとえば乳幼児の面倒見ながらポコポコと空く「なにかに取り組めるほどではないけど暇な時間の細切れ」に、私は趣味イラストペン入れ感触を反芻したり、寝ている子供お腹の動きをじっと見つめて一体化したりしていたので、頭がとても忙しく充実していました。

しかしそこで頭が暇になる人は、夫を恨みだしたり子供を憎みだしたりして、それを反芻しながら繰り返すにしたがってものすごい恨みになって、自分が不当に不幸な境遇にいるとう考えで一杯になるのではないでしょうか。


dvしてくるとかでもないのに配偶者が遅くしか帰ってこないとか家に寄り付かないとか、たったそれだけのことで精神的におかしくなる人は、相当に頭が暇な人だと思います。私は夫が好きですが、突然3年出奔しますと言われても動揺しません。お金はお願いします。きちんと常識的に使って管理しまからね。

anond:20190216034452

2018-12-15

anond:20181215221410

漫画家とか脚本家とかクリエイターと呼ばれる人種が(中略)飛び道具なしでどこまで彼らを明るい結末に持っていけるのか

しかしそれをアニメ化なりメディアミックスするときには「本当にブサイク」だとファン自称)が「原作レイプ」っつって炎上させちゃうんですよな・・

ゴールデンカムイ」のアシリパさん、

ばらかもん」のなる、

進撃の巨人」のミカサ実写映画化のとき女子主人公追加されたとききました)

あたりがもともとギリギリラインにいたけどメディアミックス保険のため、萌絵しかかけないアニメーターのため、などの諸事情

結局美少女化されちゃったもんだとおもうのね自分は。

テルマエロマエ」(実写化女子主人公追加・・・)なんかその最たるものかと。

原作に女キャラいねーよっていう。

 

最近でたばらかもんの18+1巻みてておもったんだけど、なる、もともと萌系美少女寄りだったのよ。

作者も編集者もそうでないと連載さるレベルにないと勘違いしていたという不幸を封印していた。

  

そして、ブサイクを売りにするなら

累(かさね)松浦氏漫画

帝都物語嶋田久作出演の映画)あたりまでいかないと本物のブサイク主人公として認めない人が多いのでは。

自分嶋田久作は当時からブサイクとはおもいませんでした。ほらみろ、今かっこいい俳優になってるよ。

追記

主人公の職についていうならちょっと微妙かな。

ゴッカム主人公退役軍人=当時のヤクザですね)

ばらか(主人公上司殴って島に出奔

テルマエ(主人公技師だがスランプ

 

2018-12-01

anond:20181201103408

出奔」が仲間になりたそうに こちらを 見ている。

仲間に しますか?▶はい ▷いいえ

2018-10-19

anond:20181019164150

病院は行ったことには行ったが7年くらい前なんだ

「お前さんよう、肛門科にかかる前に風呂くらい入ってこいや」って遠回しに言われた気がして赤面出奔、以来、故山、虢略に帰臥し、人と交を絶って、ひたすら詩作に耽った

まああれだ

きばっていこうや

2018-07-21

FGO 2部2章 Lostbelt No.2 ゲッテルデメルング 備忘録および考察

・はじめに

 この記事は、ゲッテルデメルングをプレイした感想考察備忘録的に書いていくものです。

 要は吐き出したいから吐き出しています

 取り立てて深いものはありませんが、追体験や、他の人の感想を知りたい、という人にはいいかもしれません。

 また、知識が完全に詳しく、また正しいわけでもありません。

ラストについて

 印象的だったもの、期待しているところ。

 やはり彼女シオンの登場でしょう。月姫格闘ゲームで登場してくる、アトラス出身であり、アトラス院と敵対別世界では行っていたシオン。詳しくはType moon wikiを参照されるのがよろしいかと。

 彷徨海について、最初、「結局もったいぶるのかよ!」とオフェリアのロストベルトが障害となって訪れることができませんでした。

 訪れるためにはロストベルトを物理的に、虚数空間を通らずに、突破するしかない、ということで、そこを乗り越えたラスト彷徨海。

 その実態・・・結局もったいぶりやがった!

 シオンという爆弾を投下してきましたが、それにしても彷徨海、謎が多すぎるというより明かされる情報が少ない。結局、事前にわかっていた情報を超える何か、は明かされませんでした。衝撃的だったのはシオンの登場のみですね。ひょっとするとシオンの名を騙る別人、ってこともあるかもしれませんが、とりあえず本人、ということで話を進めます

 本人であった場合アトラス院を出奔したのは間違いないでしょう。その放浪の結果、シオン彷徨海にたどりつくに至った。

 1部で伏線があっただけにアトラス院はきな臭いですね。その出身者でもある以上、シオン重要な何か知っていることがありうる。

・クリプターについて

 本格的に登場したクリプターはふたりカドック、そしてオフェリア。

 カドックの処遇で、今後のクリプターの行く末が決まると思ってましたが、まあ死にますよね、と。カドックは拘束が何者かによって解かれ、逃げ出し、言峰によって「大令呪」のために連れ去られた。大令呪が2章で明かされたように命を捧げるものであるなら、それは大令呪だけはぎとるわけにはいきません。いくら令呪の移植スキルがある言峰といっても、大令呪はわけが違うでしょうし。

 もうひとりのクリプター、オフェリアも、その苦悩と葛藤を超えて、体を酷使し、死ぬ結果にいたりました。

 おそらくクリプターが仲間になる展開はなく、これからもばしばし死んでいくのでしょう。

 一時的に仲間になる、ということはあるんでしょうけど。

 今回、クリプターとは何か、簡単に明かされました。「秘匿者」です。

 魔術師神秘の秘匿を義務します。そことの符号もあるんでしょうか。

 また、神降ろし、新たなる歴史編纂目的であるとも明かされました。

 どの歴史が一番、地球歴史にふさわしいか勝負しようぜ!がキリシュタリア目的でもあるっぽいです。

 序章や1章で前フリのあった、「もっとうまくやれた」「ぐだを恨んでいる」というのは、カドック限定だったようですね。

 関連して、空想樹が種子を飛ばす性質がある、ということも明らかになりました。

 種子との戦闘もありましたしね。

 で、これが何を意味するかというと、魔神柱と似たようなことが起こりそう、ということです。

 あるいはラフムと似たようなことが。

 つまり大量発生、一秒間に一億本切除しないと間に合わないとか、起こりそうです。

 こういう種子の何が厄介って、「切除したつもりでもまた別の樹が育つ」「また別の樹が育って、敵がコンティニューする」です。

ゲルダの「将来」について

 ゲッテルデメルングでは、およそ1万人の人間しか生きることができません。それは、リソース問題大本ですが、そのシステムは「間引き」です。14歳から15歳で子供を産み、育て、25歳には巨人に踏み潰されるか食べられる。こうして1万人という数を維持していく。25歳で死ぬことが決まっている、それは100歳まで生きるような現実世界と比べると悲しいものに、一見、感じられます。ぐだたちもそのように思い、物語上もおおよそそのように処理されます

 が、物語上でも、ただそれが間違っている、と否定するべきだと描かれたわけではないと思ってます

 25歳以降の将来を描けない。一般的感覚では間違いですが、それを正すことも正解なのでしょうか。

 生きていても幸せが待っているとは限らない。世界を作り変える方法リソースを確保する方法も持たない。また自由による苦しみだって世界にはあります

 スカサハ=スカディのシステムを頭から否定することはできないよなあ、とストーリーを追いながら考えていました。

 もちろん、第1部では、苦しくとも、結果がマイナスでも、生きること、生き抜くことは是なのだと、描かれました。

 ですからきっと、世界同士の生存競争という理屈抜きに、肯定できない世界だったと、ゲッテルデメルングはそうだったのだと、言わざるを得ません。

 とりあえずこんなところで。書きたいところは書きつくしたので。

 また何かあれば追記していきたいと思います

2018-05-23

ドキッ!美人女将は見た!ぶらり秘湯混浴露天風呂連続殺人事件グル

メもあるよ

ルポライター増田徳明は、警察庁生活巡査で兄の増田大ありきの作文に嫌気が差し出奔すいとんが美味しいと評判の南伊豆に来ていた。 下賀茂熱帯植物園時間をつぶしていた増田は、元植物学者の草野博と同行する怪しげな美女・綾らと出会う。 この出会いがFマウント標準単焦点レンズを巡る悲惨事件の始まりとは、増田はまだ知る由もなかった…。  


anond:20180518012247

2018-01-06

anond:20180105132421

年末に付き合い始めた女性から元増田と同じように思われているんじゃないかと思ったのでちょっとレスしてみる。

自分から見てその女性は、

ルームシェアとかしたら楽だろうと思える

自立度合い(すごく高いとは言っていない)

金銭感覚

価値観

客観視するチカラ

妥協点の見つけ方がうまい

といった性格面で素晴らしいが、

娘の多くない収入生活依存している父親心配をしなければいけない

という身の上の問題があり、

一緒に住んでいなくてもいいが孫ができたとき自分たちが一番身近な祖父母でいたいといううちの両親の悲願を考えると、

本当に付き合い続けることは難しいのではないかと思っている。

女性父親を別居のまま養える経済力があれば別だが、自分の両親のケア必要立場でそれができるほど裕福でもないので・・・

最初は、一般的に娘を持つ父親は送り出す覚悟をしているもんだろうと軽く考えていたが、

事情を知るにつれ、まずいと感じられるようになってきた。母方が毒親系譜父親が何も考えず定年むかえた男とか危険すぎる。そりゃ息子に出奔されるわ(妹に押付けて逃げる息子も卑怯だが)。

お互いの年齢のこともあってちょっとグイグイ話を進めてみたり、元気づけるために高い飯を奢ったりもしてみていたが、

畢竟、結論がどうなりそうかを早く見極めるためにしたことであり、

決して相手の肉体を求めに走ったわけではないのだが、元増田みたいな思いを持たれているんじゃないかという危惧は拭えない。。。

しかし本当、女性父親経済力が弱い時、何か円満解決策はあるのだろうか。

入り婿を取れるのはそれなりに裕福な家だけだというイメージがあるので、逆のパターンときにどういう選択肢があるのか見当もつかない。

なんか纏まりがなくなってしまったけど、

性格だけは素晴らしく気に入っている女性と、肉体関係持つ事もなくバイバイしなきゃいけないのが

何ともやるせない、という話。

2017-10-01

やめろやめろ元増田正論をぶつけるのは

体のいい言い訳出して出奔ちゃう

2017-09-24

NEW GAME!!八神コウが無駄シリアスフランスに旅立つ話だけどさ

コウがフランス高飛びするだけなのに動工が無駄シリアス感動篇にするせいでイマイチ余韻がない

アニメはとにかくりんに焦点当てるのは良いんだが、無駄シリアスやられても困る。

ぞいはそんなアニメじゃないし、信者的にも感動できるポルアニメは1期だけで良かったのに

2期でまたやらかすのかと今から戦々恐々な訳で。

コウってキャラ的に不要からさっさと出奔してくれなきゃ困る。

スタッフはよっぽどコウに思い入れがあるのか知らんが、大して目立ってないし、2期は青葉ちゃんの活躍邪魔ばっかしてていい加減不愉快だったか

いなくなるって聞いて凄く嬉しいのよね。

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