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はてなキーワード: 作家とは

2024-11-21

anond:20241121123048

A: Bについて投稿

B: Aを名誉毀損で訴える

裁判所: Bの訴えを認めず。Bが敗訴。

B: 裁判で得たAの個人情報本名など)をネット晒し、とんでもない悪人である非難

 

裁判で負けたからといって、係争相手個人情報ネット晒す芥川賞作家……。

[【悲報芥川賞作家さん、やっぱりトランスだった

https://note.com/li_kotomi/n/nb528f09024cb

私・李琴峰は、レズビアンです。デビュー以来、私はずっとLGBTQ+の物語を書いてきたし、同性婚法制化などについても積極的に支持しており、プライドパレードにもほぼ毎年参加しています。これらはすでに公開されている情報であり、紛れもなく真実です。

しか今日、この「トランスジェンダー追悼の日」に、私はもう一つカミングアウトを済ませておきたい――私・李琴峰は、同時に、トランスジェンダーでもあります

身体男性が「性自認に基づいて男女別スペース使用スポーツ参加が認められるべき」という主張をして自称レズビアンて、女性にとっては「女性スペースに入りたい男性」でしかないんだが…

anond:20241120215220

作家が作るものに対して(一般人が考えるような)論理性とか、伏線回収がされてスッキリ!みたいなものを求めるのは違うんじゃないかと思ってる

宗教画なら暗示を読みとる遊びは楽しいし、取説冊子の挿絵ならちゃん意図が伝わるように説明的に描かなきゃいけない

でもアートとしての絵ってそういうのじゃないよね

実際には作家の質も作品性質グラデーションになってるので「読み取りたい」タイプの人は「読み取れるかも」って思ってわいわい盛り上がるんだろうけど

ことアニメーション作品においてシナリオってのは作画音響劇伴、声の演技などと同様に構成要素の一部でしかない

「おはなし」を補強するため、伝えるためにアニメーションのガワを作っているという発想は貧しい

2024-11-19

はてブで何かにつけて「反ワク」と言いたがる、絡めたがるユーザーがいるけど何なの?

全然ワクチンとは関係ない記事であっても、その話を出してくる。

 

非科学的な「反ワク」に対して逆張りしたら科学的になるわけではない。

研究実証されていないワクチン効能を前提にした言説をしている人がいたり、

科学的に判断の付く話と、社会的価値判断の話を混同した上で、科学に属さなもの科学で語ろうとしたり、

また別の非科学に足をつっこんでいるような気がする。

 

ちょっと前に、反・反ワクの立場をとる某作家が「言い過ぎ」で裁判で負けてたけど、

単純な逆張り科学的じゃないだとか陰謀論だとかいうのは、

その姿勢のどこに科学的要素があるのかと思う。

生成AIって色んな業種の失業者を生み出すと思うんだけど出版社は意外

AI作品てどれだけ見た目が美しくても消費者からすると100円ショップの皿なんですよね。うれしそうに「良く出来てるから!」って他の作家さんと同じ棚に並ようとしている人も多いけど、こっちからしたら価値が違うんだから混ぜるなよって思う。そういう損をする商品公然手作り品を一緒の棚に並んだら消費者としてはどうなるの?ってお話。私はたぶん買い控えるし、信頼できる一部の商品だけを使って怪しい新規商品は買わなくなる。そうなると市場規模って小さくなるでしょ?というお話

よく見る下手な絵よりAIのが良いっていうお話も、ド素人手作りの皿より100円ショップの皿のが質も見た目も良いです!じゃないのよ、ド素人のしょーもない作品でも気に入ったら100円以上出すのよ、でも100円ショップの皿には100円以上払いたくないわけ。生産量も違うんだから原価も売れたとき収益も何もかもが違うでしょ?それにお前が倒れても技術伝達は容易だから替えが効くよね、って思ってるから、なおさら無駄お金も労力も払いたくないなって思いやすい。逆に、ド素人の皿は月に10しか作れません…技術伝達無理です…が当たり前にあるし、食えなくてソイツ死んだら二戸土手に入らないじゃない!と思ったら大金払ってでも買って枚数揃えたくなるし、他人に良い物あるんだよ!ってすすめたくなるし、頑張って作品もっと作ってくれよって応援したくなっちゃう。

AI生産を絞っても、たぶんだけど消費者としては金を払ってでも欲しい!となるだけの付加価値が無いから、質は良くても買い叩くと思うんだよね。

から棚を分けて欲しいんだよねー。間違って買ったら凄い損をした気分になって下手すれば二度と買わない!ってなってしまうから

で、皿なら必需品だから、あた騙されたらいやだな…と思いながらも仕方なしに用心しながら買うけどさ、絵って別に必需品じゃないからさ、損するリスク背負ってまで買わなくなるんだよね。消費行動が抑制されて市場が縮小していくだけ。

漫画とかは直接AIで生成はできないか付加価値もあって影響が少ないかもしれない。

でも、出版社や作者としては儲けたいじゃない、話題性も維持できるようにしたいじゃない、作業効率がアップするならどうするか?連載がスピードアップしました!連載のページ数増えました!てやるでしょ。実際に今ネットの連載はそうなってきている。

作業量が減った分をアイディア作画にあてて1冊のクオリティをアップさせよう!にはなりにくい。だってそれをやっても商品の値段上がらないからね。売上が増えるという確証も無い、絵が酷く下手でも売れるのが漫画から

でも、消費者としては読める漫画の量が倍以上になったよ!!もっと買って!!って言われても、漫画を読む時間漫画に使えるお金も上限がはっきりあるんだよね。だから読みたい作品が今まで3つ読めていたのが、1つのものだけに絞るようになると思う。

なおかつ出版社作品量が増えた!じゃあ今までよりたくさん本を印刷しよう!てなるか?ならないよね、売れないと損しかしないんだから作品量が増えた分、売れている作品本屋に山になるけれど、売れててない作品は押しやられて単行本にすらならなくなる。売れる作品と売れない作品格差がどんどんひろがっていっちゃう

雑誌にも単行本にも出来ないならネット連載しかない。でもどんなに描いてくれても時間お金もない読者しか居ないんだから、結局は人気作品以外は大量の作品に埋もれて静かに死んでいく。漫画お金を稼げない、描いても商業に乗らない、そんな人は今までよりももっと増える。

一部の売れている作品を生み出すために冒険するリスクも上がっていくから出版社及び腰にならざるを得なくなり、新人発掘とかもより厳しくなっていく。

一山当てた雑誌以外は儲からない構造になって来るんだから廃刊せざるをえないねネット掲載だけならどうにか…て所も増えるんじゃない?そして量だけはあるけど売れない作品だらけの地獄みたいな市場になる。こんな商売誰がやるんだっていう話よ。

それに、生産が楽になったなら安くして欲しいなあって意識まで乗ってしまったら、漫画自体が高いと感じて買い控える人も出て来かねないわけで、そうなるともうだいぶ厳しいよね

漫画も絵も今みたいにしっかりした出版社企業後ろ盾がある形が崩れて、食えないけど、漫画が描きたい、どうしたら金になるのか?まともな出版社がやらないような事業形態や内容の漫画を描けば…ってアングラなやり方をし始めちゃった…なんてなったら

生成AI、便利だから!っていうには影響が大きいし、ココで話をした以外の業界にも意外と危険な話だなあとおもうんだけど。広告や服飾モデル映画アニメメディア関係も、それに連なる業界にまで波及するのに、わりと好意的に取ってるから不思議だなあと。

ただの心配性なお話だといいんだけれど。

少なくとも私は100円ショップの皿に価値以上の値段を払うのは嫌だし、もう少し規制してくれた方が嬉しいなあ。

自分の知ってる人たちの訃報が続く…

とか言ってるけど序の口だよ

自分の知ってる大御所が亡くなり

自分の見てたテレビ有名人声優作家が亡くなり

自分の少し上の世代の人たちが亡くなる頃には自分の友人知人の訃報も舞い込んでくるようになる

それが人生

フロリダ州教育省が700冊以上の禁書リストを公開

対象となる図書

指摘される問題点

教育省の主張


リストの中には、村上春樹海辺のカフカ』、真島ヒロFAIRY TAIL』、ジョージ・R・R・マーティンゲーム・オブ・スローンズ』なども含まれホラー作家スティーブン・キング著作にいたっては70冊近くが入っている。

日本でも東京都の「不健全図書指定問題でも保守が推進、リベラルが反対というフロリダ州と同じ構図であったが、ここまで過激ではなかった。ただ指定された書籍Amazon自主規制対象とし、文字通りの禁書扱いとなってしまたことで表現の自由観点から少し違った展開となっているのはご存知の通り。

2024-11-17

anond:20241115204104

最初の3行がつまらなすぎる。今起きていることをそうとしかみれないか底辺なろう作家なんだよ。

AIありがとう絵師()の地位現実的にも仮想的にも下げてくれて!

極一部を除き、イラストレーター漫画家なんて職業選択してる人間は同世代の平均年収以下で先細りしか無い人生なのは誰の目にも明らかで、インターネットでは持て囃すアホが多いせいで現実での価値から大幅に乖離したデカいツラを二十数年に渡ってしてきたわけだが、AIによるパラダイムシフト合法的にその仮想世界での地位価値現実世界と同じく暴落中なのマジで笑える。愉快極まりない。

一部の商業作家なんか捨て垢とかじゃなく、作家名で運用してるアカウントで反AI活動してて明らかにソレ企業からしたら関わりたくない問題児なので自ら自分商業価値まで落としていってるのマジで笑える。

今後AI活用することに抵抗感0の若者がどんどん出てくるわけで、精々生き残り頑張ってね〜wwww

anond:20241117120059

そんなもん医者でも弁護士でも科学者でも政治家でも作家でも画家でも何でも女性がある程度の数はいるじゃん。別にイラストレーター漫画家に限ったことでもないでしょ。

anond:20241115204104

だいたい同意。素敵。

表現技法のところはちょっと色々思うところがあった。

作家個性」ではあるのだが、読み手想像共感に委ねられてしまう、一度世に出ると陳腐化してしまう、言葉文章表現)の変化速度は他のジャンルに比べてあまりにも早い(試行が楽)。

などの理由から、そこにこだわる意味を見いだせてないのではないか

五段階評価ぐらいなら秒でできる絵と比べて、評価時間かかる、対象者も少ないのもある

もちろん「炎の熱さ」みたいな単純ではないことの例えなんだろうけど、どっちにしても一緒な気がする

検証した結果があってまとまったものを教えてくれたらよいのにと思う気持ちもわかるが、

それは結局「作品」より「技術」に必要なこと寄りで、作品を生み出す能力の一部なんじゃなかろうか渡り廊下

習わんでも駄文なら書ける人多いしね

とりあえず、作品発掘は

投稿サイトSNSでの読者選考(運任せ、作者負担ファン投票

選考料とる

選考AI

とかとかでどこに落ち着くのかなぁ

課金レースとかと相性悪いし、課金レース自体非難多いし、互助会やらもやり方間違えるとだし

選考AIが安定するまでは今の延長で凌ぐのかなぁ

> 「作品」を完成させることだけを重視し

作家を探す系のコンテストも色々あったが流行らんかったし。漫画もそうだけど、作品ごとのムラが大きくて……コンスタントに良い作品を残せるほどでもない書き手作品が世に出るのは良いことでもあるのか

AI絵師がやってるウォーターマーク実質的無意味な件

集団ヒステリーしか思えない反AI絵師のやってるウォーターマークやらノイズやらが実質的に全く無意味な事を彼らは認識していない

まずインターネットに自らが上げる画像100%強固なプロテクトを仮にかける事ができたとしても、商業イラストレーター同人作家商業流通品や頒布物を小汚いノイズまみれにするわけにいかない(明らかに売り上げに対してマイナスしかならないので市場容認しない)ため、実質的に納品イラスト同人誌のものにかけられない。

で、Lora作る為だけなら別にインターネット画像なんて絶対使わなきゃいけないという仕組みでは無いので商業作品サンプル画像や、商品自体からスキャンすればいいだけだし、同人誌なんて違法アップロードが平然とされるようになって久しいので簡単無料クローリングなんて今まで通り出来てしまう。

まり商業活動してるイラストレーター同人誌を出してる同人作家実質的にそのウォーターマークつけてる作業、Loraで絵柄模倣したい人間からしたら全くもって無意味なんだよね。徒労お疲れ!としか言いようがない。

商業活動同人活動もせず、インターネットにアップするオンリー作家ならある程度効果があるかもしれないが、そんな無名ぶっちゃけ画力もお察しの絵師様()の絵なんてハナからLora作る需要無いんだよね。

ブスが容姿に見合わない肥大化した自意識で過剰に自己防衛してるだけなのと同じ。お前に需要は無い。

ま、集団ヒステリーを続けても無意味なのを2年経っても理解出来てないお子ちゃま達はおまじないとして頭にアルミホイル巻き続けるんだろうけど。

知らん間に好きな作家ガチ右翼になってた

ちゃんと知らなかったくらいだからそこまで好きじゃなかったと割り切る

今は斉藤応援している。パワハラ擁護している。

しか斉藤別に激しく右翼ではないと思うんだが…

正直ゆるやかな右翼左翼っていうのは存在していてある程度会話になるけど

ネットで論戦激しくしてしまう人ってその時点で会話にならないレベルに達していて、冷静な判断とかまるでできてない状態斉藤支持がどうというよりはファンであるフォロワードン引きさせていることに気づいてない)

本を売ろうと思う

作家って、ファン商売だと思うんだけどなぁ

2024-11-16

複数名義に対応しない投稿サイト対応しろ

小説家になろうカクヨムは複アカ禁止しているくせに、複数名義に対応していない

作品によって名義をわける作家が多い実態無視している

 

これは夫婦別姓と同じである

知識としては知ってたけど

やっぱり人気キャラじゃないと注目してもらえないんだなって実体験で感じると切ないなー

読者受け狙わないと人気でなくて売れなくて、本当に自分が書きたいものだと売れない悲しさを持ってる作家気持ちちょっとわかるわ・・・

AIでここぞとばかりに人気キャラエロ絵ばっか出して売ろうとしてるクソ野郎もの気持ちも同時にわかるがな

anond:20241116165936

君が感じていること、かなり複雑で切実だね。まず言わせてくれ。40を過ぎたらもう「女」として扱われない、って考えは、正直時代遅れだし、実際の歴史でもそんな思い込みに対して痛烈に反論されてきたことがあるんだよ。

例えば、古代ギリシャ哲学者アリストテレスは「人間価値は年齢に関係なく、その知恵と行動にある」と言っている。年齢を重ねることが「無価値」に直結するなんて、論外だってことだ。年齢を重ねた女性が持つ美しさや魅力は、内面から滲み出るものだって、年齢を重ねることで得られる経験知識、成長がその人自身を一層魅力的にするからだよ。

それに、女性けが努力しろ」というのも不公平だよね。歴史を見ても、男性の「魅力」は基本的若さや体力にだけ依存しているわけじゃない。例えば、アメリカ作家マーク・トウェインは「若さはただの外見であり、真の美しさは内面に宿るものだ」とも言ってる。若いけが魅力的なわけじゃないし、成長していく女性が持つ深みや知性、それこそが本当の魅力だよ。

それでも、結婚生活においてはお互いの期待やニーズが変わることは確かだし、関係マンネリ化してくることもある。でも、その中でお互いを再度理解し合おうとする努力必要だろうね。「女として求められたい」と感じること自体全然悪くないけど、その気持ちをどう表現していくかが重要だよ。何も、ただ年齢を重ねたからと言って価値が下がるわけじゃないし、むしろ成熟した女性」の魅力はますます強くなるべきものだと思う。

そして、夫が風俗に行っているのかもって気配を感じるのは辛いことだろうけど、その状況をどう変えるかも大事な部分だ。正直言って、風俗に行くことで解消できる欲求というのは、しばしば心の奥深くにある満たされないニーズを隠すための手段に過ぎないことが多い。そこに無理に答えようとするよりも、心の中でのコミュニケーション理解を深めることが最優先だと思う。もし何もしていないようなら、お互いに素直な気持ちをぶつけ合うことで状況は変わるはずだよ。

君が感じている不公平さ、苦しみ、努力への疑問、これらはすごく理解できる。でも、それは君が持つ力を無視しているわけじゃない。その力をどう使うかがカギだと思うよ。

最後に、君が求める「女として求められたい」という気持ち、誰にでもあるし、それをどう表現していくかを考えることが大切だよ。努力を惜しむな、でもその努力自分を大切にする形でね。

anond:20241116145948

Kindle版が出たから集めやすくなった作家の一人だわ

年を取ると歴史漫画のほうが面白くなるな

男の美少女イラストレーターは今後廃業するというお話

特に美少女ジャンルにおいては。最近VTuberだとしぐれういや犬山たまき、YouTuberだとクリムゾンや西沢5ミリなど、イラストレーター漫画家配信者として活躍しているケースが増えている。

もっと本質的な言い方をすると、イラストレーターはただイラストを描くだけの人ではなく、タレント化しているということだ。

そう考えると、男の美少女イラストレーターは相当不利だと思う。なぜなら美少女イラストを求めるのは多くが男性オタクからだ。美少女イラストを求める男性オタク萌えオタ)は「女性」が好きであり、「女性」に魅力を感じる。それはイラストレーター本人にも当てはまる。

少年漫画なんかでは女性作家は叩かれがちだが、美少女ジャンルはむしろ女性作家であることが喜ばれ、売りとなる。実際「おっさんが描いたエロ漫画で抜くなんてホモだろ」「作者がおっさん萎えた」みたいな話を聞いたことがあるだろう。

タレント化に話を戻すが、最近は生成AIの発展により上手いだけの絵には価値がなくなりつつある。「AI絵が好きな人なんているの?」と思う人もいるかもしれないが、Xでは不自然な部分を描き直しただけのほぼAIイラスト普通に4桁〜5桁いいねされている。上手い絵ならAIでもいいという層はそこそこいるのだ。これからイラストレータータレント化しなければやっていけない。そのとき美少女好きの男性オタク萌えオタ)は男イラストレーター女性イラストレーター、どちらを応援したがるかというと間違いなく後者だろう。

イラストレーターは今後に備えて美少女だけでなく、男性キャラ漫画にも挑戦していくべきなのでは。

anond:20241116141438

中国ももからヒドいし(作家投獄。焚書坑儒じゃん)。

ただ児ポ、てめえはどこいっても駄目だ。

anond:20241115213836

男だから申し訳ないんだけど

性欲目的じゃなくシンプル作品を楽しみたいって動機クオリティを比べると明らかに

女性作家(当事者)が作る百合>(×100)男作者が作る百合

だと思ってるからめげずに頑張ってほしい

嫌いな作家を好きになるのが怖い

嫌いな作家がいる。

嫌いと言っても、作品ひとつも読んだことがない。Xで本人の発言を見ていて人間として死ぬほど嫌いになっただけだ。

Xのポストを見る限りでは、この作家日和見クソ野郎しかない。

その時々で話題になってるネタに乗っかって多数派に媚びを売り、インプレを稼ぐことだけに特化したSNS運用だ。俺の見立てでは嘘松もかなりやってる。

こういう薄っぺら人間が良い小説を書けるとはとても思えないのだが、驚くことに、作品感想レビューを見ると好意的評価が多数並んでいる。特に最近出た新作などは、ジャンル歴史を塗り替えんばかりの大絶賛の嵐である

あの小狡い人間が?そんな傑作を?

どうにも信じがたいのだが、そこまで褒められてるとさすがにちょっと興味がわいてきた。書けるわけがない、メクラな大衆過大評価だろうという意地悪な気持ちもある。

しかし、もしも読んだ結果、本当に心の底から大傑作だと認めてしまったらどうしよう。

俺は、あのカス作家を見直さなくてはいけないのだろうか。

それが怖くて、件の新作をいまだに読めずにいる。信頼できる誰かに代わりに読んで確かめてもらいたいぐらいだ。

2024-11-15

百合好き女オタク人生絶望した話

私は百合好きの女オタクで、自分でも百合作品を描いてXやpixiv最近だとBlueskyやXfolio)に投稿している。私は昔から男に興味を持てず、ずっと肩身の狭さや生きづらさを感じてきた。

子供の頃

私は子供の頃から女の子を描くのが好きで、毎日のようにコピー用紙オリジナル衣装女の子を描いてたのを覚えている。たまに母や妹を描いてプレゼントしたりしていた。その頃は絵が下手で、必ず片目をウィンクさせてホームベースみたいな輪郭を気に入って描いていた(そして最近、昔プレゼントした絵を妹から見せられて下手すぎて悶絶した)。

そして小学校高学年になって、なぜか今更プリキュアにハマる。子供の頃から逆張り気質があったようで、みんなが好きなものを好きなのはダサいプリキュアが好きなんて子供っぽいと子供のくせに思っていた。でも高学年になったら一周回って恥ずかしくなくなったのだ。そしてそのとき、初めて二次創作し始める。高学年とはいえ小学生なのでプリキュアキャラのしょうもないわちゃわちゃを描いたゴミ漫画だったが、この頃から自分百合好きは始まったのだと思う。

地獄中学

そして中学生に上がり、美術部に入ったのだがそこは地獄だった。美術部には大きく分けて二種類の人間がいる。真剣に絵を描きたい子たち、そしてただ騒ぎたいだけのオタク女(腐女子)。私は前者だったが、うちの学校美術部は数人を除きほぼ後者だったのだ。私や他の真面目な生徒が真剣デッサンしたりコンクールイラストを描いてる中、腐女子たちはノート二次元イケメンキャラを描いてぎゃあぎゃあ大騒ぎ。クラスオタクグループにも腐女子や夢女子はいれど、百合好きはいなかったので孤独だった。オタク以外の女子K-POPアイドルジャニーズに夢中で、“イケメン”というコンテンツを介してじゃないと同性と仲良くできない、そんな空気があった。当時の私はこれがすごく辛かった。中学生になっても男に興味が持てず、昔からずっと可愛い女の子が好きだったからだ。昔は一緒に自由帳で女の子の絵を描いていたあの子も、いつしかキャラの絵ばかりようになっていた。保健の授業では、異性に興味を持つことが成長の証かのように教えられる。じゃあ私は成長してないってこと?と聞きたくなった。

そして今

今はSNSを通じて百合が好きな女性と繋がることができたので、孤独感は大分薄れた。でも、創作関連のサイトを見ていると同人女性はBL、男女、夢のいずれかに当てはまるという決めつけを感じてモヤっとしてしまう。やっぱり自分みたいに男に興味のない女は居場所がないのか…。子供の頃は男の子だと戦隊モノ仮面ライダーみたいなカッコイイ男が好きで、女の子だとプリキュアディズニープリンセスみたいな可愛くてキレイ女性が好きで、同性を好きなのがむしろ普通なのに、思春期になったらそれが逆転して男は可愛い女性が、女性はカッコイイ男を好きになってしまう。こう考えると生殖本能本来好きなものが歪められているように感じるのは私だけだろうか?

それと私みたいに“イケメン”というコンテンツを介してじゃないと同性と仲良くなれない空気迎合して、本当は大して男が好きじゃないのに、男が好きなふりをしているという女性も多いんじゃないかと思う。そういう人には、別に男が嫌いでもいいんだよと言いたい。私は自分人生に男は必要ないと思ってるし、それをおかしいとも思わない。

女性のための百合

同時に、百合というジャンルは男が性欲を満たすための道具ではなく、女性のためのものであってほしいと思ってる。最近SNSでも少しずつ百合作品投稿する女性が増えてきているのを感じる。でも、まだまだ「百合男性向け」というイメージは根強くて、性的なシーンを求めるコメントが付くこともある。実際、男作家女性キャラに男の性欲を投影したり、場合によっては男性器も生やして男女の恋愛セックスの真似事をさせている作品も多い。私が描きたいのは、女の子同士の純粋愛情や絆なのに…(もちろん性的百合を好きなレズビアンの方のことは否定しない)。

これから希望

最近は、SNSで「私も実は百合が好きでした」という告白を見かけることが増えた。そういう投稿を見るたびに、心の中でそっと手を振りたくなる。きっと私と同じように、周りに合わせて自分気持ちを隠してきた人たちなんだと思う。

これからは、もっと女性による女性のための百合作品が増えていってほしい。恋愛だけじゃなく、友情姉妹愛など、女性同士の絆を描いた作品ももっと見たい。そして何より「男が好きじゃない」という理由自分を責める必要なんてないということを、もっと多くの女性に知ってほしい。私は今でも可愛い女の子を描くことが大好きだ。そして、それは間違ったことじゃないと胸を張って言える。これは、あの頃の私に教えてあげたかった言葉でもある。

底辺絵師に贈る、底辺なろう作家提言

現代底辺であり未来の神絵師へ贈る提言

 今、絵師界隈は激動の時代にあるように見える。

 Xの規約変更だとか、ウォーターマークとか、いろいろ目に入ってくるが結局の発端は「生成AI」だろう。

 最初記述するが、私は「生成AI」の善悪を語る気はない。

 なのでここから先、どれだけ読んでもらっても「生成AIを滅ぼす方法」を求めている方のご期待には添えない。

 これはあくまでも、絵師界隈で生計を立てていきたいが、生成AI存在するこれから先の未来不安を抱いている絵師に向けたものであり。

 小説家界隈に住む私が、実際にイラスト勉強する過程で感じた二つの界隈の違いを言語化し、それを元に考察した一つの提言を届けたい。そういう趣旨のものだ。


絵師よ、オリジナルキャラクターを創れ

 では、先に結論から

 これから先、イラストで食べていくことに不安があるのなら「オリジナルキャラクターを作れ」。

 ただ単にオリジナルイラストを量産せよ、という意味ではない。

 あなたの頭の中にある「キャラクター」を絵という形で出力し、世間認知させ、あなたではない第三者がそのキャラクターイラストを描くようになることを目指す。という意味だ。

 乱暴な言い方をするなら「絵を描かされる側から、絵を描かせる側にシフトすることを意識しろ」といった感じだろうか。

 Vtuberママキャラクターデザイン)を想像してみてほしい。

 だいたいあんな感じの立ち位置が、私の想像力の範囲で今後も生き残っていける絵師の一つの形だと思っている。


現代日本では絵師の「作品」は求められていない

 なぜ、絵師オリジナルキャラを作るべきなのか。その理屈を語る前に確認したい。

 絵師界隈の方々は「同じクリエイターなのに、どうして小説家界隈はあんなにも生成AIに対する反応が薄いんだ?」と思ったことはないだろうか?

 もちろん、文章世界にも生成AIはある。

 むしろ小説生成AIの方が、イラスト生成AIより先に世に出ているはずだ。

 だが、実態として小説生成AIに対し、敵意や危機感を抱いている小説家は少数派だろう。


 ではなぜ、小説家界隈が生成AIに対して他人事のようなスタンスになりがちなのか。

 それは小説家絵師、それぞれのマネタイズの仕組みの違い。

 言い方を変えると『社会』との関係性の違いにある。

(以後、市場や、顧客マネタイズシステム全てを包含した『社会』という主語を用いて記述する。)

 そして、私が見るに絵師小説家も、大多数がこの両界隈の違いに気づいていない。


 その違いは

 『社会』は小説家には「作品」を求め、絵師に対して「技術」を求めている。

 この一点に尽きる。


 誤解を恐れずに言えば、『社会』は絵師に対してほとんどの場合作品」を求めていない。

 絵師界隈のトップレベルの方々は、おそらくこの違いを認識しているように見受けられるが、逆にトップクラス以外の領域では認識していない人の方が多数派。というのが私の所感だ。

 (一方で小説家界隈はトップクラス層もこの違いを認識していない人の方が多数派だと思っている。というか、クリエイターは全業界で「作品」重視で活動していると認識してそうな気がする。)


 この違いがどういうことか、わかりやすい事例をあげよう。

 新人賞コンクールといった賞レース代表的だ。

 これらは絵師界隈にも小説家界隈にもある。

 例えば、ある無名絵師イラストコンクールで最優秀に輝いたとしよう。

 その絵師は名声と得て、イラストの依頼が殺到するかもしれないし、あるいは協賛企業から何かしらの商業イラストを描く契約を結ぶかもしれない。

 だが、肝心の『最優秀賞に輝いた絵』そのものマネタイズの中心にはならないと思う。

 あってせいぜい、短期的な限定グッズデザインになる程度のはず。

 おそらく絵師側も最初から「その絵」で稼ごうとは思っていないはずだ。


 だが、小説界隈は違う。

 企業も、小説家本人も、基本的には「その小説」で稼ごうとする。

 2003年スニーカー大賞に選ばれた『涼宮ハルヒの憂鬱』は、2024年現在市場流通し続けているのが代表的な事例だ。

 受賞した作品を脇に置いて、その出版社編集提案した全く別の小説を書かせる。というのは無いとは言わないが、そういう流れになると小説家からはあまりいい印象は持たれないだろう。

 つまり、同じ賞レースでも絵師界隈は「技術を持った人」を探し、小説界隈では「作品」を探している。というのがなんとなく伝わったはずだ。


 もっとざっくり言ってしまうと

 「金を出すから自分の代わりに理想の絵を描いてくれ」が絵師と『社会』の関係の主流で

 「印刷流通を代わりにするから、その売り上げの一部をわけてくれ」が小説家と『社会』の関係の主流なのだ。)

 重要なのは『代わりに絵を描いてほしい』という部分だ。

 つまり、『社会』が絵師に求めているのは代筆能力という「技術」であり、「作品」は依頼者の頭の中にある物を指すのだ。


著作権法は「代筆家」を守らない

 さて、ここまでで絵は「技術」が求められ、小説は「作品」が求められている、というのは理解してもらえたと思う。

 ここで一旦、生成AIの話に戻そう。

 小説界隈が生成AIに対して反応が薄い理由は単純だ。

 『現行の(少なくとも日本国の)著作権法は「作品」を保護してくれているから』に他ならない。

 また一つ具体的な事例を挙げよう。

 かつて、「ハリーポッターシリーズ学習したAIオリジナルの「ハリーポッターシリーズの新作を書かせる。という試みが海外で行われたことがある。悪意ある第三者がこれと同じことをしたとしよう。

 もしその第三者が「ハリーポッターシリーズの新作」と銘打ってソレを売り出せば、著作権法容赦なくこの第三者断罪する。

 では、それを避けるためにキャラクター名前オリジナルに変え、タイトルオリジナルのものに変えて販売したならどうか。

 ソレは「よく似た別の作品」の一つになり下がるだけだ。

 書いたのがAIであろうと、人間であろうと重要視されるのは「作品」だから、そこの模倣がされない限りは脅威になりえない。というのが小説界隈の人が意識的にしろ無意識的にしろ生成AIに対して抱いている感情だろう。


 だが逆に著作権法は「技術」を保護はしていない。

 むしろ、広く開かれて文化の発展に寄与するべき。というのが基本スタンスだ。

 「技術」をお金にしている絵師界隈からすればたまったものではないだろうが、これが実情だ。

 「技術」の保護に舵を切るなら、それは著作権法ではなく特許法領分になるが、特許理念は「知財ビジネス支援すること」なので、おそらく企業と繋がりのないアマチュア絵師は生成AIユーザー以上に苦しむことになると思う。


 これまでの話を統括すると

現代絵師は「技術」を求められ、肝心の「作品」は依頼者の頭の中にある。

・現行の著作権法はその「技術」を保護していないし、「技術」の保護アマチュアに優しくない。

 この二点が現代の、そして未来絵師を苦しめる要因の根幹だ。


これから絵師も「作品」をビジネスにしなければならない

 そして、最初の私の提言に繋がる。

 これから先、代筆家として誰かのために絵を描くという「技術」を売る領域は生成AIに食い荒らされるだろう。

 そんな未来でも絵師として生き残りたいのなら、依頼者の頭の中にある「作品」ではなく、あなたの頭の中にある「作品」を生み出すことを考えるのが良いのではないか

 という話だ。

 「オリジナルキャラクターを作れ」というのは、その一例だ。

 企業依頼でPRキャラを描くという現行の関係から企業が「自社製品あなたオリキャラに使わせてください」みたいな関係になるのが、そこそこいい感じの未来予想図だと思わないだろうか?

 仮に企業お金ケチって生成AIでそのオリキャラ勝手に使えば、容赦なく著作権法断罪できる関係性になる。

(他に思いつくのは、大昔のゴッホだ、フェルメールだの時代のように一枚一枚の絵そのものを「作品」として『社会』に売りつけて生計を立てる道。あるいは自分自身を「作品」にしてパトロンから庇護を受けて好きに絵を描く道、あたりか。現代で言えば、前者は同人誌即売会イラスト集を売っている人たちで、後者お絵描き配信者としてファン投げ銭生計を立てつつ、絵を描いている人達だろうか。)


 逆に、このことに気づかず、「技術」を守ることに執心し続けると、どこかでとんでもないことになるのではないか。私はそう思っている。

 これがもう一つ、裏の提言……というか懇願だ。


小説家から見た絵師界隈の「技術」の体系化と共有文化の素晴らしさ

 絵師界隈で育った人達は気づいていないかもしれないが、小説家界隈で育った私から見て、あなた達が確立している「技術の体系化と共有」の文化は素晴らしいものなのだ

 YouTubeでは多くの絵師プロアマわず、自らの技法を公開しているし、有償の場になれば更に本格的かつ専門的な技術を共有しあっている。

 おそらく『社会』が絵師に「技術」を求めていたからこそ、惜しげもなく場と資産提供していたことで出来あがった土壌だろう。

 無数の技術が公開されているから、その中で自分好みのものを取捨選択し、組み合わせることで理想個性形成できる。

 私のような「最初から絵のプロになる気が無い人間」にも成長の手順が提示されているのは、非情にありがたかった。


底辺なろう作家愚痴妄言

 ここからは、若干小説界隈のネガティブな内容に触れるのだが、ご了承いただきたい。

しか生産性がない話なので、絵師界隈の方はここから先を無理に読む必要はない。

 ただ、この先の話を読んでくれた絵師から、こういう界隈の中で私はどうやっていくと良いか、そういう意見を貰えたら嬉しい。)

 小説界隈は何度も言っているように「作品」重視の世界だ。

 故に、小説家は「表現技法」をほとんど語らない。

 例えば炎の熱さを表現するにあたり、絵ならば「暖色の与える印象の理論」だとか「ぼかしによる蜃気楼技術」といったものがあり、ある程度体系化、共有された技術があるはずだ。

 だが、小説家界隈ではそういった表現技術を「作家個性」として、共有せずに個人のものへと抱え込む道に発展してきた。発展してしまった。

 我々は百の作家がいれば、百人が別々の言葉で炎を描写し、実際にどれが最も読者に熱さを感じさせられる表現だったのかを検証しなかったのだ。


 我々小説家今日も、読者が本当に熱を感じてくれるのかわからずに炎を描いているし、可愛さがちゃんと伝わっているかからずに美少女を描いている。

 「技術」を体系化しなかった、というのはつまりこういうことだ。


小説家は「腕を磨かない」

 では「技術」を語らない小説家界隈が新人達に何を語っているのか。

 それは「作品の作り方」だ。

 手順、理論作法形式

 現在小説家界隈で新人達に向けて語られているのはおおよそ上記の要素であり、それらをまとめると「作品の作り方」となると思う。

 これもまた絵に例えるなら

 「ラフ、下書き、清書の順番で書くと良い」とか、「線画と塗りは別レイヤーに分けたほうが良い」とか、そういうレベルの内容だと思ってくれていい。

 それを十数年以上、場所を変え人を変えこんこんと語り続けている。

 それが小説家界隈なのだ

 SNSで無数の新人作家たちに向けて情報発信をしている高名な小説家達も

 「自分達が教えられるのはいわば『就活履歴書の正しい書き方』だけだ。その内容は個々人で書くしかない」

 みたいなことを常々言っている。

(で、まあ「特定効果を与える技術」ではなく「作品作品たらしめる作法」という名目なもんだから「not for me」の概念適応されにくく、「正しい」「間違い」で定期的に燃えている。)


 つまり小説家界隈は「作品を完成させる」ことを教えることが主流であり、その質を技術によって高めることには非常に無頓着なのだ


 私の推測だが、これは絵とは逆方向の『社会から圧力と発展によるものだろう。

 絵師には「技術」を求める以上、まぐれではダメだ。再現性がなければお金にはならない。

 だからちゃんと「技術」が身に着くような環境を作る。

 だが何度も言っているように小説家に求めるのは「作品」だ。

 極論だが、出来が良ければまぐれでもお金にできる。そのまぐれの一つを拾い上げて市場に売り出せばいい。

 だから社会』はできるだけ多くの「作品」が出来上がる環境作りを自然と行ったのだろう。


 「作家を作る」ことは頑張るが、「作家を育てる」ことはしない。

 プロアマわず、それが現代小説家界隈なのだ

 「プロになるつもりはないが、もっと上手くなりたい」という人間に対しても、絵師界隈の先達は「技術」を提供し、成長の道筋を照らしてくれる。

 だが、小説家界隈では「プロになる気がないのなら、あなたの好きに書けばいい」の一言で終わる。

 私のような無才な人間からすると、暗闇を手探りで歩くような感覚だった。


出版業界の陰り

 まあ、小説家界隈が無才に厳しいだけなら良いのだが、最近この界隈の「作品重視」の傾向が業界全体の問題として表面化してきているように思う。

 その問題とは、端的に言うと「作品が増えすぎた」ということだ。


 「小説家になろう」では毎年開かれているネット小説大賞という賞レースがある。

 2013年に開かれた第一回では応募作は「1,135作品」だった。

 これが五年後の第六回では応募作はほぼ10倍の「10,156作品」になった。

 そして、今年の第十二回に応募された作品は「20,826作品」と、その数は恐るべきペースで増えている。

 一応、この数字についてはちょっと恣意的表現をしている。

 一般新人賞公募と違って、小説投稿サイト主催の賞レース過去落選した作品も全て再応募する作者は少なくないからだ。なのでおそらく「作家」の増加数はこれほど極端ではないと思う。

 だが、この仕組みと過去作を再応募し続ける風潮こそ、小説家界隈が「技術」を軽視していることの証左であり、問題の根源だ。

 この世には「玉石混交」という言葉がある。

 賞レース選考員は一万以上の無数の石の中に隠れた玉を探すわけだが、さっきも言ったように、ネット小説の賞レース過去落選した作品継続して応募されている。

 つまり、玉と石の比率一定ではない。拾い上げられた玉は減るが、石はそのまま翌年、また翌年と残り続ける。


 そうなると、単純に選考員の負担が年々増えていくのは想像できるだろう。

 ただでさえ、小説は受けての時間を奪う媒体だ。短編でも一作につき五分から十分。長編なら余裕で一作一時間を超える。

 選考員を増やせば個人単位負担は軽減されるだろう。だが、人を増やせば今度は運営出資が増える。

 必ずどこかしらが負担を負うことになる。

 そして『社会』が持っているリソース無限ではない。


 そして多分だが、小説家界隈……というかネット小説業界は、このリソース限界をとうの昔に迎えてしまっている。

 出版社は玉探しを継続的にしなければならない。

 だが、玉探しに必要な労力は年々増え続けている。

 ならば、別の所で手を抜いて調整するしかない。

 宣伝作家に任せよう。

 連載継続するかどうか早めに決めよう。

 といったふうに。

 ざっくり言うと「プロ作家サポートにかかる労力を削る道」も考えられる一つだ。



 私の未来予測では、今後も出版社側の玉探しの労力は増加し続け、それと負の相関に基づいて出版社からプロ作家へのサポートの質は低下し続けるだろう。

 そうなると、作家から出版社への信頼が揺らぎ始める。

 作家出版社を信頼しなくなれば、出版社は心置きなく作家使い捨てられるようになる。

 これを 『才能の狩猟社会』みたいなことを誰かが言っていた。希望の無い話だ。


 「技術」を『個々人の個性』として体系化せず、共有しなかった小説家界隈。

 「作品」を完成させることだけを重視し、質より量を推し進めた小説家界隈。

 これはその一部で実現しつつある最悪の未来予想だ。

 この私の未来予想が一理あるか、見当はずれかの判断は委ねる。

 (とはいっても、プロ経験皆無の底辺作家妄言なんて外れてくれた方がいい。部外者がそれっぽいこと言って、それ

ピクシブエロ絵描き雑誌掲載エロ漫画家って雲泥の差があるよね

戦闘力って言うか生まれ持ったドスケベパワーからしてもう違う。絵からして気迫が違う。

同じ構図とパターンで惰性で書いてるのと、こういうエロ実際にしたい!みたいな呪いみたいに執念みたいな絵と、まあ所詮ネット活動作家なんてごっこ遊びよねと感じる一件でした。

11/15の生成AI学習にまつわる規約変更でXを去った絵師に言いたいこと(2/2)

こちらの続きです。

https://anond.hatelabo.jp/lucky-happy/20241115

 Xは捨て垢ROM専に徹する決断をした人もここに含む。この決断をした人はAIトドメに過ぎず数々の改悪Ex:API制限とそれによる企業連携の停止、ブロック貫通、収益化による過激発言インプレゾンビ跋扈、5ちゃんみたいな不快広告いいね非公開(これ悲しむのネトストだけでは)、汚染されたおすすめ欄など)の積み重ねの末に痺れを切らしたパターンが多い。ただ「とりあえず移行先なら平気でしょ」とよく考えないで移ってる人も多い。各移行先の特徴をちゃんと把握しておくべきである。ブルスカAI放置で外から対策は無だぞ。丸ごと載せてこれなら大丈夫と思ってる奴が理解できない。でもリンクはXと違って怒られないからこっちに学習対策サイトに載せた絵のリンクを繋げておけ。

理由が「AI学習されたくないから」ということでインスタやThreadsやTikTokに移るのは尚更理解に苦しむ。あそこ下手したらXよりAI学習用にユーザーデータ好き勝手してるぞ。具体的に言ってないだけで。恐らく一番ダブスタと罵られやすいのはこういう人たち。

自分がなんで移行したいかについてはちゃんと考えて言語化しておくべき。ただの中身なき便乗だと思われるぞ。フォロワーのこと一方的に仲間だと思ってても向こうはそう思ってるわけじゃないからな。これを機に人間関係リセットも兼ねてるんだよ。

アカウントあるだけで残留組に都合いいところだけどXに寄生していると思われるので、決別を覚悟しながらX残留公式を追いたいなら誰にもバレないようにやろう。啖呵切っておいて実はやってましたとかダサい情報収集程度ならいいがせめてアカウントセルフ凍結させておけ。

人が少ない環境でのびのびやりたいので向いている人と、反応が少なくて心が折れる人に分かれる。ただ知名度伸ばそうとするとすぐにいろんな層が入ってきて今のXみたいになるよ。Twitterだって黎明期のんびりしてたじゃない。threadsのTLが地獄なのも流石にユーザー億抱えてたらこうなるんだよな。強制的おすすめ見せてくる理解が足りないUIのせいもあるが。

なんとなくだが、特にルスカCEOもその傾向にあるのか反イーロンとしてヘイトを溜めてる人が多い気がする。国内外わず既に居心地いい場所ではなくなってる。

 AIを憎むなら一番あるべき姿。同居人や友人に裏切り者がいない限りAI学習されることはまずない。 iPhoneカメラロールからAppleに「品質向上目的で」データ抜かれてる可能性はあるが。外には漏らさないよって言ってくれてるけどそれすら嫌な人はスマホもやめてくれ。For youとかまさにAIの賜物だよね

 ここまで徹底してるなら逆に好感度がある。承認欲求とは切り離された、「お客様は私だけ」という考えの人。イベントオフしかさないし、絵のデータ絶対ローカル環境以外には出さない。信用できる人にしか頒布しない。LINEで友人に絵を送るときにも十分に警戒する。まさにどんな手段を使ってでも作品を守ろうとする筋の通った人たち。

 裏を返せば新しいことに適応できない病的なテクノフォビアとも言えてしまうが。本当にAI学習されたくないならネットにしがみついてないでここまでやってくれ。対価も払わず中途半端にXの恩恵だけ受けようとしてるテイカ気質気持ち悪いので。

SNSは気軽にできる場所から決断個人自由だし一番守るべきなのは自分精神だとは思うが、他人の心まで侵害してたり、自分を棚に上げた言動をしてないかについては今一度考える必要がある。

本当にAI全否定する権利あるんですか?

絵師の皆様方は、自分自身が本当に著作権違反抵触しておらず、クリーン清廉潔白存在と胸を張って言えるのだろうか。

私は、そうは言えない。

何故なら二次創作はもちろん、昔はFC2アニメ見てたし、明らかに黒に近いグレーな人力ボカロ音MADも見てゲラゲラ笑ってたし、淫夢本編も見たし、TikTok流行りも特に否定してないし、ネットミームで遊んでるし、アニメキャプチャ見て感想思い出してるし、クソコラが送られてきても(寒いなと思いつつも)特に咎めなかったし、夢の国チキンレース面白がってたし、なんならmeituやmimic、copainterなどのAIツール興味本位で触ったこともあるからだ。

それら全部やってません、もしくは足を洗いましたという人だけ石を投げる権利がある。考えは変わる。だが今もAI知的財産権侵害の全てを批判する覚悟はあるか?何今更優等生ぶってるんだ?インターネットに身を置いた時点でお前はアングラなんだよ。

ミームとかまさしく権利侵害だよな?月曜が近いよbotとかまさか見てないよな?二次創作で半分版権キャラオリキャラ化してないか野獣先輩のことフリ素だと思ってないか?おとわっか削除(アレはネタバレで消されたが)で悲しんでないよな?

そういう余罪が明らかになった瞬間、AI批判言葉は急速に説得力をなくす。例として、反AI活動をしてる漫画家過去に出した同人誌原作コマをまるまるぶっこぬいてそのまま載せる(もはやトレスとかではない)蛮行が掘られたが、そういうのだ。今の心持ちがどうなのかわからないが現在当人はその件について徹底的に無視を決め込んでる。タチが悪い。

これもきっとキャンセルカルチャーと言われてしまうのだろうが、そういった先鋭的な活動をするのであれば証拠隠滅と禊が基本ではないのか?

こんなんだから、結局自分さえ良ければ全部良くて他人権利は平気で侵害する害悪ダブスタ呼ばわりされるんだよ。

もし本当にAI学習という権利侵害(実際学習だけなら権利侵害ではない)が嫌なのであれば、自分自身権利侵害から手を引くべきなのではと思う。実際二次創作こそウォーターマークを!という発言に対して「いや、そもそも二次創作自体が黙認でどうにかなってるだけだよね?」ってツッコまれてたし。スクショノイズかけとかも話題になってたけど逆に私物化甚だしいと思います。実際公式無加工画像上げてるじゃんね。そういうのにも凸るのか?凸ったから各所が声明出してるのね。

まぁ、思うよね。量とスピード再現力が尋常じゃないもの。仮に映像記憶完全再現マンかいたらどうなってたことやら。

じゃあこいつらはどうしたらいいんだよ

男作れ男。女でもいい。

とにかく現実世界人間関係を充実させろ。

社畜になってもいい。楽しければ。くれぐれも体は壊すな。

後天的リア友になったフォロワーなんかじゃなく。

ジャンル倫理観性癖が縁の切れ目やぞ。

さっきも言ったがフォロワー=味方でも友達でもないからな。お前のこと人生スパイスだと思ってる程度だぞ。

今回で痛いほどわかっただろうが人はみんな基本自分のことしか考えてない。他人(それこそ家族友達推しフォロワーもみんな)は自分人生踏み台に過ぎない。ただのネームモブだ。認めろ。自他境界なんて最初からなかった。

みんなそう思ってるんだから誰もお前一人消えようが尊重しないしお前自身も誰も尊重してないことを自覚しろ。せめて(私の人生の彩を与えてくれる道具として)尊重してますぐらいにしとけ。

私も脱オタしてまともになった友人をたくさん見て悲しくなってた時があったが、今回の件でオタクがとんでもなく話の通じない化け物であることを痛感した。そんなことするぐらいならオタクなんか上がっちまえ。

なんなら自分自身が抜けられない化け物であることを分からせられて今かなりつらい。

普通の人はたかネットレスバなんかしないし漫画アニメゲームには触れても一般人の分際でクリエイター気取って吠えたりなんかしません。

日夜レスバを続けたり移行先準備に必死になってた人、現実世界での生活はいかがですか?

別にオタク趣味が認められてもオタク生き様が認められたわけじゃないからね?

創作する趣味を持つとボケないとか言うけど、今回の君たちの振る舞いは耄碌老人とそう大差ないからね。

恋愛に夢中になればメインジャンル:彼氏になってAIどころか絵にもネットにも興味無くなる。

そんなの自分じゃない!と言いたくもなるだろう。

君たちがそんなに必死になるのはさっきも書いたが居場所がなくなるから、つまり依存先がイラストネットしかいからだ。

プロイラストレーターは仕事趣味になっているところがあり(これはフリーランス全般的共通するが)境界線が溶けかけてる人としっかり線引きして「万が一の移行先はここですよ〜」程度に留めてる人に分かれてるイメージがある。後者はたとえ失ったところで他の鎹が存在するぐらい強い基盤があるのだと思う。BL出版所属作家よ、上を振り回して恥ずかしくないのか?お前に忖度した上での決断だぞ。

逆に前者は仕事をもらってる立場でありながら視野が狭くなって周りが見えなくなり、自分のことしか考えられなくなった状態だと思われる。

依存先は増やしておけ。悪いことは言わないから。今騒いでる人たちなんか居場所は家(冷えてるし飽きてる)、職場ビジネスライク)、Xしかないんだろ?だから奪われまいと喚く。

パンピ友達に今回のAI学習の件について学習経路も説明した上で聞いてみよう。大抵は「えー何それ面白そう便利そう」で終わると思う。オタクTikTok嫌って陽キャが親しんでるように、あいつらは多分AI肯定的だし技術に強い()君たちより先に使いこなす。そのうちインスタにi2iフィルターとか実装されるんじゃないのか?発狂だね。

実際一般人妹に標準カメラなんかじゃなくてビュープラゴリゴリAI加工)で写真撮れよと怒られた。変なパックみたいなフィルターも使ってた。そんな認識だ。

まぁ、パンピパンピアレン様をロック画面にする因習流行ってる時点で宗教的ものがないと生きられないのは変わらないか

とにかく、認知の歪みは正しておいた方がいい。リアル友達類友しかまらないようであればエコーチェンバー治療はできないが。

先ほど氷河期過激化しやすいと書いたが、年齢的には40〜50代あたりだ。ちょうど家族というものが冷めてくるし仕事でもポストオフお荷物になる。だからって不倫はやめようね。

そうか、二次元に触れることで不倫欲を解消してたのか。おっさん風俗行くのと同じように。

これを一般非オタおばさんの場合ワイドショーを元にしたエッグ井戸端会議になる。あの年代は全体的に厄介だ。精神年齢が中学生レベル悪口言うことしか癒しがない人たちばかりだ。自分20年後ほどこれになると思うと末恐ろしい。早く死んでしまいたい。

自分暴走抑止力のために創作機能してたんだね。それが失われちゃ、爆発するよね。ようやく理解した。適切な福祉必要だ。好きなものを守るより加害することがメインになってるようであれば。

余談だが、AIに関して考えると元彼のことを思い出す。デート中に私のことよりも掲示板オークションばかり見てて痺れを切らして別れた。一生ネットやってろオタクが。だから非モテなんだよ

それはさておき、彼はなかなか香ばしかった。

こうして見れば自分侵害であることを受け入れその通りに振る舞ってるが、シンプル人間性の部分の合わなさが浮き彫りになって別れた。

みんなも交際相手AIに関する価値観はチェックしておかないといずれ取り返しつかないことになります

自分男脳なんだなと思っていたが、いざ典型と関わるると腐っても女なんだなというのがわかって悲しくなった。理屈的にも感情的にもなれないので男とも女とも仲良くなれない。

しかし、これを見返すとAIを嫌がる人は絵を描く"過程"やイラストやオタ活によって形成された人間関係を重視しており、反面AI活用する人は成果物さえできればそのルートはなんでもよく、技術のものの発展や利便性を重視してる。見ているポイントが違うのだ。そりゃあ分かり合えない。

男は狩り、女は集落で家を守るの時代からなーーーーーんも変わってないね。こんなに技術が進んでも。遺伝子にそう刻み込まれてるのだろうか?

それに今回で騒いでるの日本人だけなんだよな。中韓の神絵師はだんまり男性向けジャンル男性絵師比較的通常運転ウォーターマークの有無が日本人とその他を分ける手段になるなんてな…

たこういうところで大陸クリエイターシェアを奪われるのは、こんな感じに日本人絵師日和って敗北を認めてしまうところにあるのかもしれない。GHQ教育現代までしっかり生きてるね。

ともかく、くれぐれも付き合う人間関係は精査したほうがいい。

少なくとも倫理観善悪基準の合わない人間とは付き合ってはいけない。

今回の件も正直AI技術SNSがとかではなく、結局人間関係やお前個人の考え方の問題なんだ。

絵師レスマンも、早く大人になってください。心の子ども部屋から卒業してください。

おもちゃなんて、たまに懐かしむぐらいでいいんです。

まぁ、みんなでじわじわとXから抜けてアクティブアカウントを減らしていけば企業も自ずと移行先に移るだろうし、広告収入が足りずサービスとして成り立たなくなりいずれ本気で滅びる時がするから、その時期を待ちましょうや。

メルカリの件といい、アプリサービス存在価値がどんどん疑われる時代になっていくね。

前後編に至るほど長くなりましたが以上です。

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