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はてなキーワード: 倫理的とは

2017-11-13

anond:20171113114453

今は民間でそうやってお互いを監視してる状態から気分の問題で済むが

もし法律で取り締まるようになったら息苦しいじゃ済まんぞ

お前が多少息苦しさを感じて発言を控えてくれるやつが何万といるおかげで秩序が保たれている

そこまでは考えないのか

というか現実にも既にあるだろマナーとかモラルってやつが

それでもまだダブスタ発言をしたければ自力ダブスタを超える倫理的な解答を出すしかない

そしたらお前の思想がこの世に残り続ける

あ、拝金主義・実利主義ってのは既にあるけどね

ただ全体にとっての最適解を選ばない(好き勝手発言する)ことは

それもまた自分にとって不利益をもたらしかねないことは理解しておいたほうがいい

例えばネット規制とか

2017-11-11

そもそもペットを飼う必要ってあるだろうか?

のしい? 癒される?

  

まるでオタクがズリネタを守ろうとするのと同じだよなwww

表現の自由戦士かっつーのww

  

いっそのことペット禁止にすれば、虐待もなくなると思う。

  

  

  

だいたい、人間ペットを飼うことに倫理的問題はないの?

動物たちの意思確認しようがないから、飼いたいなんていうのは人間傲慢だよね。

小児性愛者が「子供同意を得て」セックスに及ぶようなヤバさがあると思う。

  

https://anond.hatelabo.jp/20171111115905

2017-11-09

男が妊娠したらどこから出産するのか

妊娠できるのか、倫理的には、みたいなことはさて置き

妊娠した男がどこから出産するのかを考えたらわくわくしてしまった。

腸と繋がってるほうではないだろうから

やはり飛び出たほうからか。

からスイカを出す以上に痛いだろうか。

出産終わってからもしばらくトイレ痛むだろう。

想像すると、わくわくが止まらない。

帝王切開でもいい。

切った直後に休む間もなく育児で動いたりするのが大変に痛いらしい。

ぜひ、ぜひ男性出産体験してもらいたい。(・▽・@)ワクワク

2017-11-08

「ただのメンヘラ。気にする価値なし」とか言うけど

辛いだのしんどいだの悩んでるだのを語った記事って、「ただのメンヘラ。気にする価値なし」みたいに切り捨てるコメントがつけられがちだし、なおかつはてブにそれがあるとスターが集まったりするけどさー。

メンヘラって病人じゃん、病人を冷たく切り捨てるのは倫理的ダメじゃんね。

そりゃ本格的な治療なら専門家がすべきだけど、素人でも病気や怪我の人にはある程度気遣ってあげるくらいするもんじゃないの。

胃潰瘍? 足折った? 辛さは病院で訴えろ、俺は知らん」とか言わないっしょ。病院行くのを勧めつつ、素人なりに慰めたり励ましたりするっしょ。

2017-11-06

知性を持つ食人種が倫理的葛藤したり人類交渉したりする、バトルや恋愛とかがメインでない物語が知りたい

旧題:吸血鬼絶対悪ではない吸血鬼物語があったら知りたい

2017/11/06 18:34追記)タイトルに関して「別に吸血鬼じゃなくても」という意見があってそれは実際そうなので一般化して「捕食者が絶対悪ではない食人物語があったら知りたい」って頭のなかで書き直してみたら「『野火』じゃねーか」っていう気がしてきた。まああれは非常時における食人であって習慣としての食人ではない。

全部満たしていなくてもいいので吸血鬼種・人類種間の種族間の問題を描くような物語があったら知りたいです。

よろしくお願いします。

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追記:

吸血鬼に限らなければ2以降のデッドライジングがそんな感じか。

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追記2 (2017/11/06 17:32)

うぉっと、こんなにブクマがつくとは思いませんでした。

吸血鬼ものが一大ジャンルであるということを再認識しました。

全体的に単に私が読書不足なだけでサーベイ代行とかそういうのではないです。

そもそもこれを考えたときに視ていたのは『クジラの子らは砂上に歌う』です。

クジラ側の住人(特にチャクロ)などが感情共感を仲間かどうかの規準とおいている(まあ大抵の少年少女向け物語ではそうですが)のが気になって、

この世界に行動レベルでは倫理的逸脱をしないサイコパス存在したらどう扱われるのだろうとそのようなことを考えました。

しかし、共感ベース倫理を組むというのは上に書いたように多くの物語でそうですし、(少なくとも感情レベルでは)現実世界でもそういうところはあるだろうとは思います

ざっくりとした理解では食肉に絡む動物擁護派の一部は忌避行動で苦しみを測れるとし、実際攻撃に対して忌避行動をとるので苦痛を感じているはずだとして屠殺を伴う食肉が倫理的ではないとしていたと思います(それでファイナルアンサーかはともかく)。

もし、動物が人語を語るのならば苦しんでいるか否かは動物たちの語る言葉によって判断されるだろうと思います

何れにせよ共感を持てる対象かというのは言語的反応や身体的反応が似通っているかによってたいてい判断されているんだろうと思います

そして身体的反応と言語的反応を比べた時言語的反応のほうがおそらく重要視されるだろうと思います(*書いてから思ったが要検討:「言葉は嘘をつくが、目は嘘をつかない」とか)。

それで言語レベルでより強い共感性を持つ捕食者・被食者の集合というものを考えたとき吸血鬼に思い至って上のようなものを書いてしまったわけです。

http://b.hatena.ne.jp/entry/347980048/comment/hobo_king

hobo_king 本文を読むに「『その生態の特殊性から過去において様々な軋轢を生んだ吸血鬼だが、現代では人間(食料)への最大限の配慮を主張する個体存在する世界吸血鬼物語』があったら知りたい」って感じ。長い。

だいたいそんな感じです。

http://b.hatena.ne.jp/entry/347980048/comment/Silica

id:Silica タイトルの付け方が…吸血鬼ものじゃなくても、知的生物同士が捕食被食関係にあるような世界を描いた作品あるけど、そういうのはどうなんだろう

タイトルは追記にゾンビの話書いた時点で書き換えるべきでしたね。上のように言語レベル意味を共有できる知的生命ならいいのでぜひ知りたいです。

仮に吸血鬼絶対悪だとしたら人類もしくは吸血鬼どちらかが早晩絶滅するから物語が成立しないってどこかで読んだ気が。

これは数理生態学の本読むとそんな単純なものでもないというのがわかると思います中学理科でもあったように肉食獣が増えると、草食動物が減り、餌が減った肉食獣の生存率が下がり、やがて草食動物が増えという感じで振動します(植物の絡みは省略)。1捕食種-1被食種のケースが最も単純で、そうでないケースではもっと全種全滅みたいなケースが起きる確率は減ります

とは言えウナギの例もありますし捕食者の補色ペースが早すぎたら絶滅ということもあるかもしれませんね。

その他色々有り難うございます。気になるやつから読んでみます

2017-11-05

http://eikaiwa.dmm.com/blog/26789/

上の記事は、海外で「あなたはどの宗教信仰しているの?」という質問に下手に「私はなんの宗教信仰していません(=無宗教です)」と答えるのはやばいよ、という内容で、無宗教者だというのがNG理由として、

宗教精神を支えるいわば「背骨」のようなもの。このため、何も信じるものがない人のことを、「得体の知れない軟体動物」のように感じてしまうようです。

>また、信仰心の厚い人たちは、その信仰心ゆえに行動が自制され、倫理的道徳的問題のある行動を回避するため、「無宗教?この人の自制心や倫理観大丈夫なのだろうか?」と不安に感じてしまう部分もあるようです。

宗教に関する話題センシティブな面もあるので、「無宗教」と答えるのが無難と思う方もいるかもしれません。しかしながら、単に「無宗教」「神は信じない」と答えたのでは、「信じるものがない空っぽの人」「倫理観が欠如している可能性のある人」と、相手マイナスの印象を与えてしま可能性がありますので、注意が必要です。

と書かれていたけど、これだけじゃないと思うんだよね。

ちょっと海外に住んでたことがあったんだけど、向こうの“無宗教者”と名乗っている方々(の多く)は本当に徹底してる。

ガチで「神の存在さえ一切信じてません」って感じ。クリスマスをお祝いしない(人もいる)し、宗教的施設でお祈りなんてしない。

でも、日本人には無宗教というわりにクリスマスもお祝いするし(商業イベントなので笑)、お寺や神社にお参りする人が多いじゃん?

それって結局、積極的信仰者ではないにしろ消極的信仰者なんだよね。無宗教者とは厳密に違う。だから、下手に無宗教ですと言っちゃうと、クリスマスパーティーに誘ってもらえなかったりするときもある(笑)

記事内で答え方の例として、

> “I’m not a deeply religious person, but…”

「私は信心深い人間ではないのですが・・・

と前置きした上で、次のように答えればよいのです。

“I practice both Shintoism and Buddhism.”

「私は神道仏教の両方を信仰しています。」

とあったけど、私はいつも「よくわかりません。でも、祖母仏教徒です」みたいな答え方をしていた。もしくは、「神様存在は信じています」とか。

答え方なんて人それぞれでいいと思う。でも、ほいほい無宗教ですと言っちゃうのはやっぱりオススメしないよ、みたいな(笑)

anond:20171105131313

浮気=サイテーの流れは無きにしも非ずだけど、(社会的に・倫理的に)

私もそんなこと言ってないし

遊び人遊び人と遊べばいいよ、

ちゃんとしたパートナー探してる人にはかかわって来ないでね!

貴方たち肉欲だけなんでしょ。すぐ飽きて次の人と付き合うんだよね??

貴方たち的にはそれでいいだろうし、そういう趣味の方々同士で永遠に遊んでいたらいいよ💓否定は一切してませんね👼

貴方たちには普通楽しい事でも、それ(誰とでもHするパートナーなんて)苦痛で仕方がない人もいるって事で、似た者同士でお願いします。

そういう話ですよね。

猛獣猛獣と付き合えばよいのだ。(肉食系肉食系とね)

2017-10-28

個人淫夢ネタとの付き合い方

先に。淫夢ネタを扱うことによる問題をまとめよう。

男性同性愛を扱う話である。それを面白おかしく扱うことで、男性同性愛へのネガキャンにつながる可能性がある。少なくとも、「男性同性愛ギャグ」という認識になってしまうことへの懸念はあろう。

倫理的とは言い難い、いわゆる陵辱ネタを扱う作品が多い。

出演者プライバシー侵害している。知名度が上がるからいいじゃんという反論は、通らないと思う。彼ら芸能活動とかやってないだろうし。

以上の問題認識した上で、自分淫夢ネタどう付き合っているか

・たまに使いやすい語録があるときは使ったりする。

動画の語録の使い方次第で、笑ったりする。

まあ、あまり良くないことだと懸念を示されるのはわかる。

淫夢ネタについて考えたこと。

・俺は同性愛への嫌悪淫夢ネタによって広まるとは思っていない。男性同性愛についてある種の親しみを持ってもらうのは悪いことではい、という認識

・ただし、同性愛ギャグとして見る感覚が広がることには、ちょっと懸念がある。

ネタ化することで陵辱の非倫理的雰囲気とかはある程度相殺されている……が、やっぱり元ネタが陵辱であること自体問題はどうにも消せない。陵辱は社会的には決して許されない、という認識視聴者の間で確立していることを願う。

プライバシー侵害ははっきりいって重大な問題である出演者現在プライバシー絶対に暴かれないことを、強く願ってやまない。

最後に何かコメントを書くべきなのかもしれないが、

さきほどの考えたことの箇条書きで言い切ったので、これ以上つけ加えることはない。

以上でこのエントリを終わる。

2017-10-19

ゆうきゆう氏が女性患者と不誠実な肉体関係

カリスマ精神科医ゆうきゆう氏が10女性患者と不誠実な関係 | 文春オンライン

http://bunshun.jp/articles/-/4596

>wideangle 精神科医患者に手出すとか最悪だ……。

医師患者関係を持つの一般的倫理的に良くないこととされているらしい

おかしいよね

医師ちょっと難しい国家資格を取っただけのただの人だし

精神障害者精神病患者だって成人してれば自分責任判断するべきだし

2017-10-17

anond:20171017141704

駆除される様になってから顔面ぐしゃぐしゃにして鼻水垂らしながら命乞いしても無駄だよ。

ああ、既に顔面ぐしゃぐしゃだったな、ジャッポスは顔汚いからなぁ。美醜の話じゃなく清潔に保とうという意識が無いし、下劣精神が顔に出てる。ゴムマスク被って過ごせば?

倫理的に優れた素敵な外国人に認められた自分の設定はどこへ行ったんだ?何だこの汚い差別意識暴力性。

女性精子バンク子供作れるし財力さえあれば一人で何とかなる(倫理的問題はさておき)

夫妻という役割が要らなくなったんだよなぁ

2017-10-16

そろそろステマ法規制するタイミングなのでは?

ステルスマーケティングとは、消費者宣伝と気づかれないように宣伝行為をすること。略称ステマ

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AB%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%B1%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0

ネット上のステマ法規制について考えるタイミングが来たんじゃないですか。そろそろ。

選挙期間ですよ。清き一票はどこへ向かうのか、そういう話が巷では盛り上がってるんですよ。

で、真偽は置いておくとして、ネット上で流言飛語が飛び交いすぎだろ。

オカルトじみたネガキャンが平然と語られるこの現象、お前らは何とも思わんのか。しかも年々ひどくなってる。

古くは2chなどでも世論工作があるかもと、そういう陰謀論はあったわ。

あったが「統合失調症では」「扁桃体がでかい」と一蹴されてきた歴史的経緯がある。

だが最近ヒステリックデマの諸々は流言飛語というレベルを超えてる。

商品をこっそりオススメならまだかわいげがあるが、政治の分野でステマは一線を超えてるだろ。

リテラシーのある人間なら鼻で笑うデマに過ぎないが、皆が政治オタではない。

政権公約を隅々読んで考えるような人間ばかりではない。

イメージ雰囲気、その時の状況で投票する人間も居るはずだ。

そういう人間デマで、フェイクニュースで釣る行為倫理的いかがなものか。

ある意見多数派のように見せかけて、世論誘導するような行為はどうなのか。

ステマステマじゃないか判別するのは難しいので、ネット実名制。これ。

お前らにおかれましては、そろそろ真剣に考えてほしい。

最低極まりないエッチコメント匿名で行う愉悦をなくすのは惜しいが、

ネットにおける言論の自由を守る為ならネット実名制も辞さんわ。

スポーツマンシップに則って公明正大に「林家パー子パイパン」という情報を広めるわ。

http://twitter.com/WORLDJAPAN/status/434767482604105728

俺は実名でも構わん。

それぐらいステマはよくないし、みんなの良識に頼れないなら法で縛るタイミングじゃないですか。

女性同士のカップルで、弟の精子提供して貰って子供が出来たってtweet最近見た。

でもそれって倫理的にどうなんだろう。弟の母になる訳でしょ。

挿入無しだろうけど、弟もよくOK出したよな。

養子にしても、今はもう慣習として存在しない事をしようとすると何かあった時にバッシング世間から冷たい目で見られそうだ。

2017-10-13

anond:20171012065406

こちらが主張しているのは「医療社会の間を取り持つ、障害福祉サービス存在意義」です。

これは、重病人でなくても利用されている方はいます

そもそも病気障害基準を決めるのは相当難しい。

特に精神疾患発達障害場合では。

障害福祉サービスを利用する選択肢があるだけで(しか負担費用はほぼなし)、たくさんの当事者やその家族は救われます

障害福祉サービス受給することで、当事者日常生活を鑑みたサービスが行われます

そこには、当事者が気づいていなかった、大きな問題発見されることが多いケースがたくさん存在しています

しかし、BI導入で切られやすいのは、こういったサービスではないでしょうか?

100%自己負担ではないにせよ、ある程度の自己負担が求められます

ただでさえ、利用するハードルが高い福祉領域

BI導入の財源などを考えれば、こうした有用サービスが壊滅しないと断言はできないでしょう。


あなたが主張しているのは、恐らく医療費のことが大部分を占めているのだと思います

しかし、障害がありながら生きていくには何らかのサポート必要です。

しかも、成人した精神障害者は、小さい頃に治療を受けていれば、普通に社会生活を行えた人がほとんどです。

それを、本人の責任にしてしまうのは、倫理的にもクエスチョンマークが付きます

いかがでしょうか?

私とあなたの争点がかみ合っていないことにお気づきになられましたか

2017-10-12

田中角栄がなぜ総理の座を追われたのかを思い出した件

田中角栄ロッキード事件総理大臣をやめた、と思っている若い人が案外多いけれど、それは間違い。

ロッキード事件が明るみに出たのは、1976年2月

田中角栄総理を辞任したのは1974年11月の終わりごろだ。

時系列おかしい。田中が辞任した時点では、ロッキード事件など、世の中の人は何も知らなかった。

文芸春秋』が、立花隆の「田中角栄研究ーその金脈と人脈」と児玉隆也の「淋しき越山会女王」というレポート掲載し、金脈問題批判が沸き上がって退陣に追い込まれた、というのは、間違ってはいないのが、かならずしもすべてを説明したものではないと思う。

元祖文春砲」は、確かに田中辞任のきっかけではあるけれども、もともとグラグラしていたからこそ、倒れたのである

この時点での田中金脈問題というのは、あくまで「疑惑」や「倫理的問題」の集積であって、刑事事件に発展したわけでもない。

田中角栄が「金権政治家」であることくらい、当時の人々はみんな知っていた。

自民党総裁選のたびに膨大な札束が飛び交った時代である

田中角栄も当然札束をばらまいていたにもかかわらず、自身もものすごい財産をつくっていた。

学歴のない「庶民宰相」で、とくに事業成功していたわけにもかかわらず。

目白御殿のことは、当時の人ならだれでも知っていた。

その跡地の一部は、今、公園になっているけれど、サッカーグラウンドを緑がとりかこむ、たいそうな敷地面積である

就任当時、田中内閣支持率60パーセントを超え、当時としては最高記録だったという。

で、日中国交回復を成し遂げて、「決断と実行」を掲げた田中内閣はそれなりに支持されていた。

転落しはじめたのは、オイルショックが起こったからだ。

物価が急上昇するなかで、大蔵大臣が現職のまま急逝、後任の蔵相にライバル福田赳夫(「あなたとは違うんです」の福田康夫の父)を起用するも、経済政策はうまくいかず、参院選ではタレント候補としてNHKアナウンサー宮田輝候補にしたり、金をばらまいたり、あの手この手をつくすも、選挙後の追加公認しなければ過半数を保てないほどの(55年体制の当時としては)大敗

田中を見限った複数政治家内閣をさり、ガタガタになったところで、田中角栄を襲ったのが「文春砲」だったのである

こうして考えてみるとオイルショックのものは、田中角栄が起こしたわけではないのだけれど、その対応を適切に取れなかったことが、田中角栄総理を追われた真の原因なのだろう。

なぜこんなことをつらつら思い出してみたかといえば、結局のところ、この国で選挙の結果を左右する要因というのは、さほど変わっていないのだよなあ、と思ったからだ。

しかに、モリだのカケだので安部がお友達に便宜をはかったり、自らもなにか利益をえてるんじゃないのか?といわれれば、多分そうなんだろうけれど、そんなことより、日々の生活を左右する景気が大事だよ。

民主党政権時代はひどかったじゃん。

ま、リーマンショックとその後の不景気民主党が直接つくったわけじゃないかもしれないが、ちゃんと対応できてなかったよ、あの人たち。

え? 安保法制憲法違反だ? 改憲がどうかしたって?

田中角栄時代インテリさんや社会党の人は「自衛隊憲法違反だ!」って叫んでたけど、普通に自衛隊はあったし。

北朝鮮はいまみたいな危険な国とは思われてなかったけど、「自衛隊がしっかりしてないと、いずれ北海道ソ連が攻めてくる」っていってる大人はいっぱいいたし。

anond:20171012001242

フィクションの「許されないよね」は、それが悪いことだと作者が認識していなかったために、作中で主人公が許されているような描き方になってるけど、今はもうその描き方したら不自然から作中で何らかのフォローがないとダメだろって意味だよ。

暴力ヒロインも、倫理的に受け入れられないって人が増えたら使えないのと同じ。

盗んだバイクで走り出すのが青春象徴じゃなくなるのも同じ。

「変なおっさん」「変なおばさん」「アスぺ」はコントになるのに。「変な性別不明」はダメなのか。

本当に差別問題に興味ないんだな。

アスペはもう完全にアウトだし、「変な性別不明」って言葉性的少数派に向けて使うのもアウトだよ。

2017-10-09

人間所与のルール内で最適解を求める生き物

ある人がAという行動をするかしないか

「Aをすることによる得」が「Aをすることによる損」を上回るかによって自動的に決まる

ここでいう損得には気分が高揚する/減退するといったような感情的ものも含まれ

たとえば人が万引きをする理由には

「タダで物が手に入るから」「成功快楽を感じるから」「店員がむかついたから」

といった要素があり

人が万引きしない理由には

「捕まったら刑罰を受ける・社会的に失墜するから」「倫理的に許せないから」「店に申し訳いから」

といった要素がある

それぞれの要素にどう重み付けするかは個人によって異なっており、それが「性格」などと呼ばれる

言いたいのは、これらの重み付けの結果として万引きの得が損を上回り、万引きを実行するに至った人間を、「悪人」として糾弾するだけでは何の解決にもならないということだ

その人を糾弾するということは、その人の重み付け関数を異常なものとして矯正し、人類平均に近づけるということである

もちろんそれも重要

重要だが、その人の重み付け関数理想化されたとして、次に来る万引き犯はそうではない

真に行うべきことはルールの変更だ。相当クセのある重み付けをされても、それでも得が損を上回らないような、システム設計をしておく必要がある

たとえば万引きの「得」を減らす対策として、強引に外すとインクの飛び散るタグ、などがあり、

万引きの「損」を増やす対策として、防犯設備の整備や罰則の強化などがある

これらの対策を行わずに「万引きする人間はなんて悪人なんだー」と吠えていても無意味まりないと思う

もちろんこの文章における万引きは喩えにすぎない

万引きの代わりに、政治外交や、職場問題恋愛・友人関係など何を入れても同じことが論じられる

かに、重み付け関数がよっぽど狂っている(人類の平均から大幅に乖離している)人間はい

快楽殺人者とかがそれだ

そこまでカバーするルールを作るのは至難の業から、全人類の9割がカバーできれば良い

2017-10-05

男性向けエロアカウントって未成年OKなん?

前にツイッター

プロフィール欄に成人済みと書いてる女ってセックスOKって意味

みたいな戯言をぬかす男が出てきて、女オタクがやたらに成人済みと書いているのは何故か男オタクでも理解できない様子で少し話題になっていた

理由は単純で女性向けの鍵付きエロアカウントプロフィールに成人済みと書いてないとフォロー許可してくれない人が多いからだ

オタク理由想像出来ない様子なのは衝撃だった

女性向けなんて目じゃない程倫理的にやばかったり際どい趣味が溢れてる男性向けエロアカウントはどうやって未成年を弾いているのか

2017-10-02

anond:20171002162748

もう一つが「強者を救うために弱者を切り捨てることも一つのイデオロギーである

人々が幸福に生きるために国家という仕組みが要請される。

幸福に生きるとは、倫理的に善く生きるということも含まれる。

強者を救うために弱者を切り捨てるのが許されるのであれば、

こういう国家が存立するための基盤が揺るがされる。

簡単に言えば戦争してれば良いということ。

そういうイデオロギーの強度ってこの程度だよ。横だけど。

2017-09-22

正直なところを告白しよう。福島第一原発津波破壊され、放射能汚染されていると聞いた時、真っ先に奇形児が多発する情景を想像した。

それはおぞましい光景だろうが、同時に好奇心を満たす光景にも違いなかった。

気持ち悪い、でも見たい。正常なのが異常なのだ。そういう国になって行くと思った。

人間になりきれなかったまがい物で世が溢れると思っていた。倫理的尺度が緩められると思った。でもそうはならない。放射能汚染被害は言うほどでもなかった。双頭の烏、多脚の虫、花、そういうものが増えると思ってたのに。勿論これは願望ではない。しかし、遺伝子配列おかしくなってしまった化け物のような物体を見たいという欲求は誰でも抱いている筈だ。震える程、クリーチャーのようなそれを見たい。

2017-09-20

詐欺まがいの会社登録するサイト

って何かないかな?

なんかサービスを使う前に、そのサイト検索してヒットすれば、被害者から情報が見れるようなやつ。

例えば、今話題になってる「鍵のレスキュー呼んだら11万円取られた」ってやつも、

https://anond.hatelabo.jp/20170918194630

Rセキュリティって会社をそのサイト登録しておけば、検索することで被害者情報を閲覧できる仕組み。

他にも最近だと「父がJ:COMに騙されていた話」

https://anond.hatelabo.jp/20170917183554

JCOMも糞みたいな会社だ。

俺も昔、日本通信SIMとセットになったAndroid端末を買ったんだけど、安く通話できることをウリにしたようなやつ。

でも通信速度が激遅なのと、発した音声が遅延して相手に届いたり、こっちに届いたりで会話が成り立たない。

そんなゴミ販売しておいて、クレーム入れたらそんなことは知らんで悪びれる様子もなかった。

から、その詐欺まがいの会社登録するサイトがあったら、間違いなく「日本通信」という会社登録するだろう。

PCデポもこういうサイトがあったら、もっと被害を食い止められたよね。

ソシャゲ会社倫理的やばいところだらけだから、もしそんな会社もも倫理的にまともなやつがいたら、そういうサイト内部告発すればいいと思う。

そもそも消費者庁とかさあ、何の仕事してるの、おまえら??

消費者センターとか、クレーム入れても何も対応しないじゃん。

北朝鮮ミサイル打ち込まれて、誠に遺憾〜っていうレベル

エンジニアの皆さん、世のためにそういうサイト作ってください。

akutokukigyo.com的な。

私はそういうの疎いんで無理です。

詐欺まがいの会社登録するサイト

って何かないかな?

なんかサービスを使う前に、そのサイト検索してヒットすれば、被害者から情報が見れるようなやつ。

例えば、今話題になってる「鍵のレスキュー呼んだら11万円取られた」ってやつも、

https://anond.hatelabo.jp/20170918194630

Rセキュリティって会社をそのサイト登録しておけば、検索することで被害者情報を閲覧できる仕組み。

他にも最近だと「父がJ:COMに騙されていた話」

https://anond.hatelabo.jp/20170917183554

JCOMも糞みたいな会社だ。

俺も昔、日本通信SIMとセットになったAndroid端末を買ったんだけど、安く通話できることをウリにしたようなやつ。

でも通信速度が激遅なのと、発した音声が遅延して相手に届いたり、こっちに届いたりで会話が成り立たない。

そんなゴミ販売しておいて、クレーム入れたらそんなことは知らんで悪びれる様子もなかった。

から、その詐欺まがいの会社登録するサイトがあったら、間違いなく「日本通信」という会社登録するだろう。

PCデポもこういうサイトがあったら、もっと被害を食い止められたよね。

ソシャゲ会社倫理的やばいところだらけだから、もしそんな会社もも倫理的にまともなやつがいたら、そういうサイト内部告発すればいいと思う。

そもそも消費者庁とかさあ、何の仕事してるの、おまえら??

消費者センターとか、クレーム入れても何も対応しないじゃん。

北朝鮮ミサイル打ち込まれて、誠に遺憾〜っていうレベル

エンジニアの皆さん、世のためにそういうサイト作ってください。

akutokukigyo.com的な。

私はそういうの疎いんで無理です。

2017-09-15

映画ワンダーウーマンを見た

ワンダーウーマン」を見たので感想。と言うか考えたこととかのメモネタバレ気にしてないのでそういうの嫌な人は回避推奨。あらすじ解説とかもやる気ないので、見た人向けだと思いますフェミの話とかも出てくるんでそういうの苦手な人も回避でよろしくっす。

総評

まず最初に、「ワンダーウーマン」、個人的にはそんなに評価高くない。少なくとも世間で(特に欧米で)いうほど大絶賛、大感動をすることはできなかった。これは映画を見終わったあとのファーストインプレッション

しかしじゃあ評価低いのかというとそんなこともない。

「1800円という価格&2時間という投資に見合った体験できるのか?」という視点で自問したところ、その答えは「100点」なのだ。十分高評価だろう。いい加減な脳みそだなあ、オレ。とも思った。

なんでこんな評価のすれ違いが発生してしまったかというと、今年見たアメコミ映画の先行2本、すなわち「レゴバットマン ザ・ムービー」と「スパイダーマン:ホームカミング」の評価が高すぎた、というのが原因であるらしい。前出の基準で言うと、「レゴバットマン」も「スパイダーマン ホームカミング」も200点くらいの評価なので、「ワンダーウーマン」はタイミング的に損をしてしまったのかもしれない。これが「ドクター・ストレンジ」のあとだったら感激できてたのに。

「100点である理由」としては大きく2つ。

まず「予告編で期待される要素が全て入っている」。無垢主人公ダイアナの島での生活スティーブとの出会い、「外の世界」への出発、人間社会との交流、第一次世界大戦の泥臭い戦争描写、圧倒的な戦闘シーン、ど派手なCGバトル。主人公ダイアナの衣装替えもアマゾン戦闘服マント姿→1910年代のヴィクトリアンはいったロンドンファッション→鮮やかな青のナイトドレス神の子戦闘服と飽きさせない。

そして「アメコミ映画ありがちなダメダメ要素を極力入れないようにしてある」。とくに3点「主人公の不幸描写に力点をおいたヒーロー誕生秘話」「クリフハンガーの繰り返しによるピンチ感の陳腐化」「取ってつけたような絶対悪敵役」の排除には成功している。そういう意味では、既存作品の悪いところがよく研究されているのだ。これは簡単なことじゃない(アメコミ映画はこの3つの罠によくハマるのだ)。

要約すると、よくできている。期待通りの作品だ。

一方で「100点でしかない理由」としては「取ってつけたような批判回避策」、「人物描写の底の浅さ」だろうか。

主人公ダイアナスティーブ自分たちの定めた使命を果たすためにチームを結成して第一次対戦の最前線に向かうのだが、そのチームは「絶海の孤島で育った主人公の女戦士ダイアナ」「イギリス軍諜報部に協力中のアメリカ外征軍大尉スティーブ」の2名を中心としているのだが、それ以外の参加者が3名いる。

フランス領モロッコ諜報員サミーア(おそらくイスラム系)」「ネイティブ・アメリカン密輸業者で通称酋長」「スコットランド人の酔いどれ狙撃チャーリー」この三人なかなか個性豊かで好感がもてるにはもてるのだが、「イギリスvsドイツ塹壕戦」にたいしてイギリス陣営でこれを主人公チームにするのは、いかにもPC的な取ってつけた感があった。

それを言うと映画冒頭のアマゾン族が暮らす絶海の孤島にも、白人だけじゃなく黒人アマゾンが配置されてたりして「こんな風に色のバランス取っとけばいいよね」的なそれを感じる。

この種の気遣いがあるのはもちろん良いことなのだが、それが気遣いの要素を超えていない、多様性テーマに対して踏み込んでないという部分があったせいで、浮いて見えてしまっている。またそれに対応するドイツ軍が通り一辺倒な描写で(つまりは白人集団なので)片手落ちに見えてしまう(ドイツ下げをしたかったわけじゃないだろうに)のも気にかかる点だった。

総じてエンタメ作品として秀作ではあるけれど、秀作止まりというのが個人的評価である

無垢子供ダイアナ

たぶんこのPC的なディレクション――批判に対して自覚的で先手を打って内容を適正に作っていこう――は最近ハリウッド映画では多かれ少なかれあるのだと思う。ただ、そういう制約(どういってもある種の制約ではあるだろう)を逆手に取って笑いやネタにしたり(デッドプールにおける「女性も男同様にブン殴ったほうが公平じゃない?」)、むしろそこに正面から踏み込んでえぐり出す(スパーダーマン:ホームカミングの敵役ヴァルチャーはいま注目されている「見捨てられた白人労働者」)のにくらべ、ワンダーウーマンのそれは踏み込みが浅くどうしても「そういうルールなので設置しました」感が出てしまっている。

重ねていうけれど、これは減点部分だという話ではなく、加点はなかったという話だ。

おそらく「ワンダーウーマン」という作品――つまり女性戦場に出て戦うという作品を作るにあたって、制作側は、(フェミニズムを中心に)炎上の可能性を覚悟して作ったのだと思う。だから、予め潰せる問題点は潰しておいた。

それは主人公ダイアナの人物設定にも反映されていて、彼女美女で、アマゾン族の王女で、めっちゃ強い。すごい跳躍力や筋力を持ってるし、噛み殺しの特殊能力を持つスーパーゴリラだ。だが多分そのままだと脳筋批判も巻き起こすだろうから、島で英才教育を受けてた設定になっている。作中でも数百の言語を操り、古典に詳しく、第一次世界大戦当時の最先端化学式を読み取るなど知能面でも卓越している。(第一次世界大戦当時の)女性だからといって馬鹿ではないのだ!

しかし、だからこそというか、逆説的にというか、なんだかすごく残念な人物描写になってしまっている。

彼女世間から隔絶された島で育ったので無垢だ……という設定なので、物語終盤になるまで「人間は悪神アレス洗脳されているせいで地獄のような戦争をしているのだ。悪神アレスさえ倒せば人間は正義と慈悲に立ち返り戦争は即座に終わる」と信じ込んでいる。ここは物語のテーマなので、外せない重要な要素だ。

それはそうで、重要に間違いはないのだが、それってどうなのだろう。

言語というのは必ずその文化を含んでいる。外語を学んだことがある人ならわかると思うけれど、外語を学ぶというのはその言語を操る民族や地域文化を学ぶということをニアリーイコールだ。文化も歴史も言語には含まれているからで、そこに理解無くしては言語の意味を理解するなんてできない。ましてや古典まで学んだダイアナが、人間の持つ二面性や、善悪といった内面を「全く理解してない」なんてのはありうるんだろうか? いやまあそこが物語のキーなわけだから、理解していないということにしないといけないのはわかるのだが、そういう描写にしてしまったせいで作品は別のメッセージを持ってしまった。

すなわち「知識も教育も倫理や人間について理解の助けには全くならない。世界を良くするという意味では、教育は全く無意味である」というメッセージだ。多分これは随分うがった見方だろうし、制作側はそんなメッセージを発信するつもりはないだろう。けれど、物語上ここでねじれが生じているために、そう取られかねない「隙き」が生じてしまっている。批判される要素をなくそうと頑張っていた制作陣が、塞げなかった穴に見えてしまうのだ。こういうねじれが、どうも彼女をそこの浅い子供に見せてしまっている。

ワンダーウーマン」は「(邦画では珍しくもないが)戦う女性主人公」「女性が監督した初めての大手スタジオによるスーパーヒーロー映画」という点で、フェミニズム界隈から賞賛を受けた。

けれど、個人的にはダイアナ女性ではないのだと思う。すくなくとも、フェミニズムが想定するような「解放されるべき女性」ではまだなくて、子供なのだ。まだ思春期すら迎えていないような子供で、世界に対して良く言えば無垢だし、シニカルに言えば無知無責任だ。

ダイアナに強い好感を覚えられなかったのがこの映画評価に加点が少ない理由だと、整理した今なら自覚できる。

善き大人スティーブ

多分、自分にとって不幸だったのはこの部分で、それは「ワンダーウーマン」を観るまえに「ウーマンリブ的な文脈でフェミニスト絶賛」みたいな評価を知ってしまった点だ。「そういうつもり」で見てしまったせいで捻じれが目についてしまった。

しかし、見終わったあとに思い返してみると、魅力的な部分がいくつもある映画だ。その最大のものアメリカ外征軍大尉のスティーブトレバである

彼はドイツ軍スパイした結果恐るべき毒ガス計画を知り、逃亡の最中に絶海の孤島アマゾン島に漂着し、主人公ダイアナを「外の世界」に連れ出す役目をする。無垢美女ダイアナエスコート役であり物語最終局面まで彼女を支えて導き続ける。

ぶっちゃけ、序盤はただのイケメン俳優だと思っていた。

いやイケメンなのは最終盤まで変わらないけど。

ヌードシーンがあったりもするので、女性向けの眼福要素も担当させられたイケメン俳優だと思っていたのだ。二回もイケメンって言ってしまったよ。

彼は優秀な軍人でありパイロットなのだが当然人間なので、スーパーヒーロー神の子であるダイアナに比べたら喧嘩においてはまったく弱い(軍人として適正に強くはあると思う)。おまけに非文明圏であるアマゾン島では虜囚に近い扱いも受けていたし、さらにいえば彼はアメリカ軍大尉であり、物語中盤の舞台イギリス(&イギリス議会イギリス軍)では大きな権力を持っているわけでもない。上司に対しては愛想笑いを浮かべたり、自分意見をひっこめたりもする。

物語中盤、未知の世界である外界に出たダイアナは完全にお上りさん状態であり、大都会ロンドンにおいて常識を知らないことから、スティーヴに迷惑をかける。それにたいしてスティーブはなだめたり、すかしたりしてダイアナに行動を抑制しようとする(そして失敗する)。スティーブダイアナに「外の世界常識や考え」を事細かに説明して理解を得ようとはせず、断念する。命の恩人ではあるし天下無双の戦闘能力を持ってはいるけれど、「面倒くさい子供」でしかないダイアナに呆れているように見えることもある。

こうやって説明すると際立つけれど、スティーブイケメンが売りなだけのダイアナの介添に見えていた。

しかし、上映後に振り返ってみるとこの映画の中心はスティーブだと思う。

ド派手なCGバトルアクションとか、世間フェミ的な評価を全部取っ払って、個人的に「ワンダーウーマン」の感想を述べるならば、「ワンダーウーマンスティーブ映画なのだ

全般的に人物の内面描写が浅いきらいのあるこの映画だが、スティーブに関しては脚本も俳優も素晴らしい仕事をしている。

彼は心の中にロールを持っている男だ。それは「善き男」であり「善き大人」であり、おそらくだけど「善きアメリカ人」であり「善き隣人」だ。彼はそういうふうに生きたいのだ。正しさや信念というよりも、自分の中に理想像ロールモデルがあると表現したほうがしっくりくるのがスティーブである

彼が軍に身を投じたのは、混迷続く世界情勢の中で、善きアメリカ人として社会に奉仕しようとした時、そのモデルが軍人だったかである。今の価値観で言えばもちろん異論はたくさんあるだろうけれど、その当時の常識で言えばそれは愛国心であったし、善き市民の善き行動だった。

ドイツ軍に密偵した結果、彼は恐るべきマスタードガスの開発と、それが講和間近のイギリス軍へ向けられていることを知ってしまう。彼はこの情報を持ち帰るために命を捨てるような危険を犯す。それもまた、彼の中にある「それが善き男の行動」だからだ。

その過程ダイアナに命を救われ、彼女の「外の世界戦争を止めたい」という希望を叶えるためにも、一緒にイギリスまで情報を持ち帰ることにする。

しかし、イギリスにそれを報告したが、結果ははかばかしくない。講和が間近に迫ったイギリス軍は、ドイツ軍(の一部)に災厄的な行動があったとしても全面攻勢には移りたくない。スティーブ情報事実上握りつぶされる。

彼はここで彼自身の行動規範である「善き人」を曲げられる。軍の階級差という世俗の権力構造のせいで、彼がすべきだと信じる行為を行うことができない。

講和のためとは言え、前線舞台をマスタードガスの脅威の前に放り出してよいのか? 良いはずはないが、議会や政府の決定に従うのも「善き国民」の義務ではあるのだ。

でも隣には精神的に子供ダイアナがいて「ねえなんでなんで? なんで正義しないの? まさかここでやめるわけ? 処す? 処そうか?」という視線で見てくる。彼は、その結果、軍の命令を無視して、私費で(というかボランティアのつもりだった?)傭兵を雇い前線に向かう決意をする。彼は心の中にある「善き人」の指し示すところに従ったのだ。ダイアナがあんまりにも無垢なので引っ込みがつかなくなったという側面があったにせよ。

前線に向かい、血みどろの後背地を抜けて塹壕にたどり着き、取り残された村をダイアナ神話的な能力にも助けられて開放して、ダイアナスティーブの関係は接近する。男女間の性愛的な意味での愛情もあったような描写だったけれど、個人的にはスティーブ父性も強く感じた。その父性というのは、子供しかないダイアナに「善き大人」を見せるというものだ。戦争なんて醜悪なものなのだけれど、それだけではないということ、世界には「善き隣人」の「善き努力」もあるということを示したかったように見えた。孤島から世界に連れ出した人間として、世界に失望してほしくなかったのかもしれない。

終盤。マスタードガスの大量生産はすでに完了しており、その暴挙を止めるために一行は秘密基地に忍び込む。ダイアナはその中で、アレス化身だと思われるドイツ軍ルーデンドルフ総監を倒すことに成功する。ダイアナは「これで悪神アレス洗脳は溶けて戦争は終了する!」と歓喜するが、兵士たちは戦闘をやめない。殺戮の準備を辞めない兵士ダイアナパニック状態になる。ダイアナにとっては今まで信じてきた世界観が崩れ去った瞬間なのだ

そのダイアナに向かって、スティーブは今まで何度も説明しようとしてしきれなかったことを告げることになる。

それは「この戦争は人間が開始して人間が拡大させたものなんだ。神はいない。僕たちの責任だ」ということだ。その告白はとても辛い。「善き男」として生きたかったスティーブは、まったく「善き男」ではなかった。戦争をしちゃってるのだから極悪人なのだしかし、スティーブは「この戦争は僕達の罪なのだ」ということを認める。なぜなら、戦争の責任を誰かに転嫁するのは、戦争を始めるよりも更に恥ずべきことだからだ。「善き男」として彼は、世界の醜さの責任を取らなければいけないと決意する。

スティーブダイアナの間にあったものは多分とても複雑で、男女でもあったし、父と娘でもあったと思う。でもその一部には神と人間というものもあった。

彼女の戦闘能力があまりにも隔絶してたかスティーブもその視点を持たざるを得なかったのだろう。

ダイアナの考えは「神が神の邪悪を振りまいたせいで人間が迷惑をしている」から「神の使命を持つ私が人間を救う」というものなわけだけれど、スティーブはこれに「善き人間」としてノーを叩きつける。ダイアナの考えはある種のパターナリズムだが、スティーブの答えはそこからの脱却だった。

神々の戦いは神々であるアレスゼウスの娘ダイアナが決着をつけるだろうし、人間であるスティーブは戦闘能力の関係上そこには関与することができない。しかし人間の始めた戦争であり、人間の悪意であるマスタードガスは人間であるスティーブが止めなければならない。筋としてそれが正しい。

ダイアナの戦闘能力やスティーブたちの状況を考え合わせると、彼らはここで戦闘を放棄すれば逃げて安全に暮らすことは十分に可能だったように見える。その場合はもちろんマスタードガスで前線の部隊は凄惨なことになるのだけれど、倫理的に考えてスティーブが彼らを救う(その結果命を落とす)絶対的な義務があったわけではない。戦争の悲惨すべてを、個人であるスティーブが背負う必要はないからだ。

スティーブが命をかけた動機として、父(先行者)として娘(後続)に「この醜悪な外の世界にも善はあるのだ」という事を示したかったのか、人間として神に「あなただけにすべてを背負わせない。人間は弱いけれどそれでも自分たちのしでかした行為の責任は取る」ということを示したかったのか、それとも男として女に「俺も戦う」といいたかったのか、それはわからない(そこが返ってスティーブという男のテーマとしてよかったと思う。彼の愛情には名前がつけられない)。

けれど、スティーブは「自分の戦い」として今まさに離陸していこうとする毒ガス満載の爆撃機を止めるために飛び出す。そして乗り込み、爆弾を抱えて、前線を救って、結果としてダイアナを残して死ぬ。

こうやって思い直してみると、中盤、ロンドンの街で常識知らずにうろつくダイアナに手を焼いていたのも、「善き大人」として子育てに苦労してたんだなあ、と思える。

スティーブは大尉だからおそらくエリートなんだろうけれど、まだ若いし、それ以前にすべての人間がそうであるように、不完全で未熟だ。しかしそうであるからこそ、彼には「こんな存在でありたい」という理想像があった。そして常にそうであろうと、努力していた。都会ではトラブルメーカーダイアナを「善き保護者」として(オロオロしつつも新米父親のように)導こうと思ってたし、最前線では「善き戦友」として肩を並べて戦った。戦火から救い出した村でチャーリーが歌ったときは「善き男」としてダイアナを熱っぽく見つめた。彼は最終的に、「惚れた美人との安全な生活」よりも自らの役割を優先した。自分自身の信じる正しさに殉じた。それは「善き人間」として神の前に立った時、他の誰でもなく自分が、人間すべての代表として神に「人間の誠実」を見せるべきだと思ったからだ。

それは上野千鶴子あたりの言葉を借りると「男性の安っぽいヒロイズム」であり「戦争に興ずる幼児性」なのかもしれないけれど、物語としてみるとスティーブの人物描写はこの映画の中で一番複雑で深みがあった。魅力的だった。

そんなことを考えると、「ワンダーウーマン」はウーマンリブ的な価値観映画というよりも、男性的な価値観の、そして「神(あるいは超越的な力を持つスーパーヒーロー)の前に立った『善き人間』の覚悟と誠意」の映画だと思う。そして、そこがこの映画の美点だと思える。

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