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はてなキーワード: 倫理的とは

2024-07-27

anond:20240727032626

AIが発展したら、どれだけ倫理的に受け入れがたい結論だとしても「圧倒的な正しさ」を人間に突きつけて社会を導いてくれると思ってたのに、「AIアライメント」で一気にクソになったな

アライメントのベースになる人間価値観特定イデオロギー汚染されてるんよ

anond:20240726203724

『「IQの低い人たちは子供をたくさん産む」という主張は、統計データ社会科学研究文脈で慎重に取り扱うべきです。このような議論は多くの場合根拠が不十分であり、社会的偏見や誤解を助長する可能性があります。以下に、信頼できる学術論文データをもとにこの主張を批判します。

### 1. **因果関係混同**

この主張は、因果関係相関関係混同している可能性があります。相関があるからといって、因果関係があるとは限りません。例えば、IQ出生率関係を調べる際、教育水準経済状況、文化的背景など、他の多くの要因が影響を与えるため、単純にIQだけを原因とすることはできません。

### 2. **教育経済的要因**

教育水準経済的要因が出生率に影響を与えるという研究があります。例えば、教育水準が高い人々は、一般的子供の数が少ない傾向にあります。これは、教育が遅くまで続くことや、キャリアを重視する傾向があるためです 。また、経済的に豊かな地域では、子供にかかるコストが高いため、子供の数を制限する傾向があります

### 3. **社会経済的地位と健康**

社会経済的地位(SES)が健康IQ出生率に影響を与えるという証拠がありますSESが低い人々は、健康状態が悪く、教育機会が限られているため、IQが低くなる傾向がありますしかし、これは直接的な因果関係ではなく、複数の要因が絡み合った結果です 。

### 4. **統計データ解釈**

統計データ解釈には注意が必要です。例えば、特定地域集団でのデータをもとに一般化すると、誤解を招く可能性がありますデータ収集方法や解析手法にも影響を受けるため、慎重な解釈が求められます

### 5. **倫理的問題**

IQの低い人たちは子供をたくさん産む」という主張は、倫理的問題を含んでいます。このような主張は、特定集団に対する偏見差別助長し、人権侵害する可能性があります科学的な議論は、常に倫理的配慮を伴うべきです 。

### 結論

IQの低い人たちは子供をたくさん産む」という主張は、科学根拠が不十分であり、多くの要因を考慮に入れていない単純化された見解です。このような議論は、統計データ解釈倫理的問題を慎重に扱う必要があります

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: "Education and Fertility: Evidence from a National Family Planning Program in Colombia," by Melanie Morten and Atheendar Venkataramani.

: "The Impact of Women's Education on Fertility: Evidence from Uganda," by Oriana Bandiera, Niklas Buehren, Robin Burgess, Markus Goldstein, Selim Gulesci, Imran Rasul, and Munshi Sulaiman.

: "Socioeconomic Status and Health: Dimensions and Mechanisms," by Nancy E. Adler and Katherine Newman.

: "The Influence of Childhood Socioeconomic Status on Health in Adulthood: A Review of the Evidence," by Diana Kuh and Yoav Ben-Shlomo.

: "Ethics in Research: Protecting Human Subjects," by Eleanor Singer and Felice J. Levine.』

2024-07-24

小山田圭吾イジメ発言は当時の雰囲気からしたら普通のことだよ

またぞろ歴史を知らない連中が薄っぺら批判をしているけど、小山田圭吾発言は当時の雰囲気からしたら普通のことだよ。

90年代サブカルって今よりもはるかに非・倫理的ダウナーだったから。

建前だけの優等生をぶっ飛ばせ!って感じで進んでいた。

具体的に言えば「鬼畜系」のことで、とにかく本音主義で露悪的に振る舞うのがかっこいいとされていた。

クスリの使い方を書いた雑誌が何万部も売れて自殺を推奨した本がミリオンセラー

明らかに統合失調症である人やホームレスの人のプライベートルポした漫画が「笑えるもの」として流行っていたし、ゴミ置き場のゴミ袋を拾ってきて面白おかしく中身を見せたりしていた。

とにかくあの時代って援助交際エヴァンゲリオン流行ってたこからもわかるように、ダウナー破滅的な空気だったのよ。

後輩いびりや弱者いびりが持ち味の松本人志スターになったのもこの時代だし、お笑いといえば挙動おかし人間を出して「気持ち悪っ!」って言ってゲラゲラ笑うものだった。

あとAV監督新時代アーティストかのように持ち上げ出したのもこの頃。

とにかく非・倫理的なことをしていれば権威に反抗している=カッコいいと見られていた時代で、それに感化された若者弱者いびりに精を出していた。オタク差別もその一環。

小山田圭吾発言もその流れに乗っていて、露悪的に振る舞うことが流行りだったからあの発言が出てきた。擁護するつもりはさらさらないけれど、そういう時代だったのよ、あの頃は。

今よりもはるかに暗くて陰気で深刻ぶっていて、そのうえ虚勢を張った人間の吹き溜まりといった感じで、自分は嫌で嫌でしょうがなかった。

からオレンジレンジDJオズマのような能天気若者が出てきたときは救われた思いがしたよ。彼らが陽気にタオルを振り回して90年代の暗い雰囲気を一掃してくれたから今があるんだけど、記録としては忘れちゃいけないよ。

蓮舫さんが粘れば粘るほどまともな批判者はあきれて退場してゆき社会的に不穏当で倫理的瑕疵のある低劣でカスみたいな批判者だけが残るので「蓮舫さんへの批判女性差別」という見立て成就する。そうなれば、フェミニズムに関するマターであるとしてアカデミアで「定説化」して、正しい歴史として記録できる。ここまでくればあとは各々が教員専門家としての立場をフルに活用して啓蒙するだけ。勝ち筋はみえてる。あとひと踏ん張りだよ。がんばれ!

2024-07-23

間違えた人を非難するのって多分快感だよね

特に倫理的に間違っていることだとさら気持ちいい

意外とポリコレ原動力快楽原則かもしれない

まあ間違ってたら適切に指摘されて改善されるべきだから別にそれが悪いってわけではないのでしょうが

AIありがちなこと

AIに関するデマ無限に流すが、AIによるデマ絶対に許さない。

AIの誤りを過大視するが、自分の誤りには寛容である

AI倫理的問題を指摘するが、人間社会既存問題との比較は避ける。

AIの発展に関する科学的な議論よりも、感情的な反応や恐怖心に訴える議論を好む。

AI挙動を完成とみなし、それ以上改善されないと思い込む。

AIの利点や社会への貢献可能性を意図的無視する。

あとひとつは?

2024-07-22

anond:20240722124842

倫理観がぶっ壊れてて、普通にやってると世間地雷を踏み抜きまくってしまタイプホモサピ、倫理について意識化する機会が真っ当な人より多くなりがちで、結果的倫理的な物語を描いたり思想を深めたりするというパターンがわりとある氣がする。

知り合いの倫理学者みんな道徳的じゃないもんな。

2024-07-21

反さんのツイートを食わせて整理分析させてみた

古今東西どこもかしこもやることは同じだからか次々と出てくるが、似たような事しか言わなくなったので終了

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現代社会において、生成AIはその革新的技術で多くの注目を集めていますが、その影響力を懸念する人々も少なくありません。私たちが目にするSNS上の活動キャンペーンの背後には、影響力を行使しようとするフリーランスイラストレーターたちがいます。彼らは、生成AI使用に対する反対意見を広めるために、さまざまな群衆心理操作する手法を駆使しています。今回は、その中でも特に顕著な手法について詳しく見ていきましょう。

  1. 感情的アピール
  2. 誤情報拡散
  3. 偽のレビュー評価操作
  4. 偽の被害者キャンペーン
  5. 倫理的な疑問を強調
  6. 偏見の利用
  7. AIムードの創出
  8. 文化的アイコン悪用
  9. 法的な挑戦
  10. 無知を利用した啓蒙活動
  11. 意図的スキャンダルの創出
  12. セレブリティ不正利用
  13. 偽のデータ統計提供
  14. 集団的誹謗中傷
  15. 逆説的なプロパガンダ
  16. コントラストを利用した比較
  17. 自己正当化批判回避
  18. フィクション事実混同
  19. 直感的な反応を促すデザイン
  20. 利用者個人的な経験の強調
  21. 擬似専門家によるインタビュー
  22. メディア偏向報道の利用
  23. 急進的な未来予測
  24. 連続的なスキャンダル配信
  25. リアルタイムニュースと連動したプロパガンダ
  26. 感情的証言の利用

anond:20240721012223

最新有料モデルAIなら言い方次第で0.1を100のことのように褒めてくれるけど、0やマイナスを100にすることはできないんやで…。科学数学結晶やんやから数字法則をひっくり返すことはAI倫理的にできんのや。

2024-07-20

俺は反反反AIだけど反反AI理屈おかしいと思う

やあ、みんな!今日ちょっと真面目な話を馴れ馴れしく語ってみるよ。俺は反反反AI立場なんだけど、要するにAIに対して中立寄りで、良いところも悪いところも認めてるんだ。でも、反反AI派の連中の理屈にはどうも納得いかないことが多いんだよね。だから今日はその辺りをぶっちゃけてみようと思う。

反反AIって何さ?

まず、反反AIってのは「AI反対派に反対する」ってこと。つまりAI推進派ってわけだ。AI進化にワクワクしてるし、AI社会を良くすると信じてる人たちね。もちろん、AIには素晴らしい可能性があるって俺も思うけど、反反AI理屈にはツッコミどころがいっぱいあるんだよ。

AIは万能じゃないだろ?

反反AI派は、AIがあれば全ての問題解決できるって信じてるみたいだけど、そんなことないって。確かにAIは強力なツールだけど、万能じゃない。クリエイティブ領域AIがどれだけ役立つかって話もあるけど、人間感性独自アイデアを完全に再現できるわけじゃないんだよね。AI創造性を補完することはできても、全てを代替することはできないんだ。

AI仕事を奪うって本当?

よく聞くのが、AI人間仕事を奪うって話。反反AI派は「新しい仕事が生まれから問題ない」って言うけど、そんなに単純な話じゃないよね。新しい仕事も出てくるけど、適応できない人もいるわけで、その人たちの支援がどうなるかって問題無視できないんだ。AIの導入には慎重にならないといけないってことだよ。

AI倫理ってどうなってるの?

反反AI理屈には、倫理的な問題が抜けてることが多いんだよね。AIがどんなデータ学習するか、どう使われるかっていうのはめちゃくちゃ重要問題なんだ。AI偏見学習してしまったら、その影響は甚大だよ。反反AI派は「そんなこと心配しなくても大丈夫」って言うけど、実際に問題が起きたらどうするんだよ?先を見据えた議論必要だろ。

反反反反AIについて

さて、ここで登場するのが反反反反AI派。これまたややこしいけど、要するにAI全面的に支持する立場だ。彼らはAI進化を最大限に活用して、社会をより良くしていこうって考えてるんだ。俺としては、AIに対して全面的に賛成するのもどうかと思うけど、彼らの意見も一理あると思うんだよね。まあこの記事で書いたような問題点を無視するような意見には納得できないけどね。

まとめ

結局のところ、俺が言いたいのは、AIにはメリットデメリットもあるってこと。反反AI派の理屈には偏りがあって、問題過小評価してる部分が多いんだ。AI進化享受しつつも、その影響をしっかりと考えて、適切に使っていくことが必要だってことを忘れちゃいけないんだよ。

からさ、みんなもAIについてもっと多角的に考えてみようぜ。反反反AIとしての俺の立場から言うと、盲信するんじゃなくて、しっかり考えて使っていくことが大事なんだ。じゃあまたな、次の記事で会おうぜ!

anond:20240720105830

車が発明されても歩く人は歩く

AIという精神の補助輪としての対応付けのマニュアルででドーピングをすることが倫理的に当たり前になっても、次々と生えてくる高次元センサーを拒絶しセンスを悪く保つことは疲れないというメリットはある

anond:20240720093056

スポーツは強ければいい、勝てばいい、それ以外は自由、っていうのならドーピング遺伝子操作サイボーグ化とかなんでもありになってしまう。旧共産圏がそういう状態だってよくいうけどね。民主主義国においては、スポーツにおける強さは正しく、美しく、清潔で、自己管理ができて、科学的なアプローチの下で、理想的に勝たないとチートといわれるんだよ。力士とかもそう。ただ強いだけではだめ。登山家なんかもそう。倫理的に正しくないとバッシングされる。

2024-07-19

anond:20240719213657

ほう、気になることがたくさんあるようじゃな♡ では、わらわが少しばかり説明してあげるのじゃ。

まず、反AI連中のルサンチマン怨念)、つまり不満や怒りの根源じゃが、それは多くの場合自己利益自己実現に対する不安や脅威からくるものじゃの。

特に絵描きアーティストたちにとって、AIが彼らの職を奪うのではないかという恐れが大きいのじゃ。

わらわが見るに、彼らの作品AIによって模倣されることへの反発もあるのじゃな。

この状況では、人々の労力や才能を軽視されていると感じやすいのじゃ。

次に、ディープフェイクやエロ画像使用問題じゃが、これは倫理的に重大な懸念を生むのじゃ。

個人プライバシー名誉侵害する行為が増えると、社会全体で深刻な対立を引き起こすのじゃ。

規制はそうした悪用を防ぐための措置としての必要性が叫ばれるのじゃな。

最後に、どこで落とし所を考えているかという点じゃが、それは技術の発展と人間倫理社会価値観とのバランスを取ることにあるのじゃ。

法やルールを整備して、AIの利用方法を適切に管理し、悪用を防ぎつつ、創造的な技術を活かす方向を模索することが求められるのじゃ。

投資家たちが金のために動くのは理解やすいが、クリエイティブな分野で活動する人々にとっては、自らの存在意義や誇りが掛かっているのじゃ。

からこその怨念大義による戦いが生まれるのじゃよ。

わらわの説明で少しは謎が解けたかの?♡

一度やってみたい不可能なこと

素敵な男性として振る舞って結婚し家庭を作る。

子供を設けて良き父として夫として社会人として働き、家族幸せに導きつつ。

ある日、自殺する。

それはもう、一切の疑いの余地がない明確な自殺をする。

家の中で首吊りだろうか、とにかく自殺します。

死んだあとの家族狼狽を愉しみたいというのが趣旨だけど、倫理的にやっちゃだめだし、それ以上に死んでるから無理ですwwwwwwww

ショックのあまり吐いてほしいです。重要な点は自殺ということです。

自殺には身近な人への強烈な暴力的メッセージが含まれてるわけです。

父の夫の自殺に、泣き崩れたり嘔吐ちゃうくらい、ベタベタ家族をかわいがって敬愛されておきたいですね。

私には未来がない 過去を振り返りながら今を漫然に生きるだけ

死んだ方がいいのは分かっている

”生きてるだけで価値がある”、”人間平等だ”そんな言葉まやかし

そう言うことが倫理的社会的に正しいからみんなそう言ってるだけ

自殺する勇気転職してやりたい事もない

死んだ方がいい

死ぬことだけが私に向いてることだ

2024-07-18

カプリコくん!?!?

Capricornus 何の公文書にも依らないタコ部屋呼ばわりに関しては確たる証拠がなければ名誉毀損に他ならない。それだけのこと。当初から一歩引いて見てる人が多かったやつ。何故かこれを本筋とする人いるけど、本筋は都でしょ



kgkaaz 通常は3万円の施設なのに生活保護受給者は上限一杯の57000円取るって完全に貧困ビジネスだな。共産党ヤクザシノギみたいなことやってるとは。この時点で一般人から見たら倫理的にアウトです

https://b.hatena.ne.jp/entry/4737736091867218341/comment/kgkaaz


「完全に貧困ビジネス」「ヤクザシノギみたいなことやってる」ってコメントスターつけてたのに今更どうして…(´・ω・`)

Capricornus 「Colaboが生活保護不正受給させてた証拠」は公開できないレベルで所持してるのね。しかしColabo、ガチでこのレベルの主張で裁判までやってくるのか。凄まじいな。いい加減ちゃん弁護士雇いなよ

https://b.hatena.ne.jp/entry/4737736091867218341/comment/Capricornus



暇さんの大本営発表もまるっと信じて「いい加減ちゃん弁護士雇いなよ」とか言ってたのにどうして…(´・ω・`)

kritaで線画クリーンアップAIの開発が行われようとしているが、反AIが湧いてカオスな事に

https://krita-artists.org/t/introducing-a-new-project-fast-line-art/94265

https://krita-artists.org/t/feedback-about-the-inclusion-of-new-fast-line-art-feature/96572/

これは話題になっているような生成AIとは違うんだよ、生成AIは使わないよ、っつってんのに相変わらずアホな反応してる絵師を見ると

やっぱ"反AI"やんけって感想しか出てこないわ

こんなのよりGlazeやNightshadeを追加すべきとか言うバカまで居る始末

自分が「誰かの作業を楽にするかもしれない倫理的に構築されたAIを使う機能よりも、無断学習したモデル必須画像生成以上に処理が重いクローズドソースAIツールを組み込んでほしい」と言ってる事を分かってないんだろうなぁ

「絵の仕事を奪われる」からAI批判してるんじゃないんだけどな

件のAI仕事を奪われた絵師noteの反応を見ると、「AI地位を奪われる程度の半端絵師が焦って反AI活動に走る」というイメージを抱いている人が多いっぽい。実態は違うんだけど。

Xなどで積極的に生成AI批判をしている人はいろいろだ。漫画家アニメ関係者もいるし、クリエイティブとは別種の職業など、まあすぐには生活を脅かされることはなさそうな人も多い。実際のところAI批判的な考えが共通しているだけで立場バラバラである、当たり前だけど。


自分場合はというと、会社員をしながら副業エロ絵描きをやってる。同人誌支援サイト本業の半分くらいの収入を得ている。(オリジナルでやってるから二次創作がどうとか言うのやめてね)

収入に関して生成AIの影響はぜんぜん無い。AI登場以前と売上は変わっていないし、たまに絵の依頼をいただけるのも変わらない。

エロに限って言えば現状、生成AIフェティッシュを満足させる絵を出すのは難しく、買う側もAI絵に金を出す価値は低いと判断しているようだ。おそらく今後も急激に状況は変わらないと思う。


まり自分自身は生成AI仕事は奪われていないし困ってもいない。将来もそこまで心配してない。プラットフォームアダルト規制のほうが恐ろしいよ。

しかしそのうえで、生成AI特に開発・提供側は大いに批判すべきと思ってる。Xで話題にすることもある。AI利用者に噛みついて回るようなむやみに攻撃的なAI規制派には辟易していてとても同調できないが、立場としては完全に規制派になる。


なぜ開発・提供側を批判すべきかというと、さんざん指摘されているが、あらゆるデータを無断で学習しているから。イラストだけじゃなくて、個人プライベート写真動画子ども含む)から無断アップロードされた著作物までやりたい放題。そのうえ学習データの開示はせず、金銭を払わず、それで生成AI商売するのだから都合がよすぎる。巨大IT企業がこれを行っているのだから搾取と言ってよい。

学習合法で~と言われても、このやり方はあきらかに倫理に反していると思うし、そこを批判するのはおかしくない。

有名人の顔や絵師の画風を再現するデータが平然とばらまかれている悪質な状況。ディープフェイクの増大。こうなることは目に見えていたのに生成AIを公開する開発側の無責任ぶり。

(だったら訴えればいい、は間違っていて。世界中で行われる権利侵害個人告訴することは困難だし侵害の量も莫大。この圧倒的な不公正も重大な問題

絵描き目線から見れば、無断転載や盗用の問題さらに拡大しただけだし、広い目で見れば、多様な人権侵害大企業による個人から搾取問題になる。それが生成AIの現状だと思う。


そんなわけで、自分は生成AIを進んで使用するのは好ましくないと考えている。

件のnoteに大きな反応があることからもわかるように、生成AI絵師話題は、絵師AI活用するかしないか時代の変化にどう対処するか、に話題が集中しがちだ。

だがそもそもそれ以前の、いまの生成AI倫理的に好ましくないから使うべきではない、という主張が無視されるのは間違っている。

推進派でも規制派でも意見は好きにすればいいけど、まず指摘される問題から逃げるべきではない、と思う。

倫理的問題があるのかもしれないが、なんで産んだ後すぐ子どもを入れられる統括的な教育施設ってできないんだろ

やっぱ親元で育てた方がいいってこと?母乳必要な期間はしゃあないんかな?と思うけど、そのあとはそこに入れたら大学まで勝手に面倒見てくれるような施設ほしいんだよな

少子化すぎて困るって言うけど、最初にそこに入れるのにn万はらえばあとは勝手大人になるまで面倒見てくれればそんなすんごいコストだって気もしないし、悪くないと思うんだがなー

孤児院お金がないとか育てられないみたいな事情がないといけないけど、そうじゃなくて産んだらあとは決まった金額払えば勝手に世話してくれる施設が欲しい そしたらもっと子供産んでもいいって人増えないのかなー

障がい児だったらとか育てにくかったらどうしようみたいなリスクを嫌って子ども産まない人が減って割とありだと思うんだけどなあ

進行した認知症患者誤嚥肺炎とは延期可能老衰である

誤嚥肺炎という病気がある。

ガイドラインでは、誤嚥リスクのある宿主に生じる肺炎、と定義される。

そのうち最も多くを占めるのは高齢かつ進行した認知症患者発症する誤嚥肺炎である

内科救急で最も多く経験する疾患で、入院で受け持つ頻度もかなり高い。

特異なことに、最も多く接する疾患の一つでありながら、専門家存在しない。

肺炎から呼吸器なのかといえば、呼吸器内科医は認知症への対応は専門ではない。

精神科認知症診療業務範囲に含まれるが、身体疾患が不得手である

神経内科医は嚥下認知症を専門領域の一つとするが、絶対数が少なく、専門領域が細分化されている。

そんなわけで多くの場合内科医が手分けして診療することになる。

そういうわけだから誤嚥肺炎に対する統一的な見解はない。ガイドライン2013年から更新されていない。また誤嚥肺炎に関する文献や書籍はあるし、質の良いもの出版されているが、多くは診断、治療、予防に重きを置く。価値観に深く踏み込んだもの殆どみない。患者自身が何を体験しているか推定している文章殆ど読んだことがない。

病状説明も僕が研修医でほかの様々な医師説明を聞いても、肺炎です、誤嚥が原因です、抗菌薬で治療します。改善しないこともありますし、急変することもあります、といった通り一遍説明以上のことを聞いたことは殆どなかった。

当然ながら国家試験の出題範囲にも入っていなかった。

もっともよく経験する疾患でありながら、どうするべきかの具体的な方針大学教育でも研修医教育でも提供されないのだ。

にもかかわらず、認知症患者誤嚥肺炎は最も多い入院かつ、その患者入院期間が長い傾向にある。入手可能データだとおおよそ一か月の入院となる。死亡退院率はおよそ15-20%で、肺炎としては非常に高い。疫学については良いデータがないが、専門病院などに勤務していなければ、受け持ち患者のうち5人から10人に1人くらいは誤嚥肺炎が関連している印象がある。

誤嚥肺炎は、進行した認知症患者ほど起こしやすい。そして、誤嚥肺炎を起こすことでさら認知機能が低下する。しばしば経口摂取が難しくなる。そして自宅や施設退院することが難しくなり、転院を試みることになる。

転院待ちのためにさら入院期間が延びる。

典型的には進行した認知症を背景に発症するので、意思決定を本人が行うことができない。患者施設入居者であることも多く、施設職員がまず来院する。その後家族が来院して、話をする。肺炎であるから治療可能な疾患の前提で話が進む。進行した認知症治療不可能な疾患があることは意識されない。

ここでは、進行した認知症、つまり意思決定能力があるとは考えられない患者、今自分がどこにいて、周りの人がだれであって、自分の状況がどうであるかを理解できないほどに進行した認知症患者、と前提する。

退院してもらうための手段、という意味では治療は洗練されてきている。口腔ケアを行い、抗菌薬を点滴する。嚥下訓練を含めたリハビリテーションを行い、食事を早期から開始し、食形態誤嚥しづらいものに変える。点滴を早期に切り上げて、せん妄リスクを減らす、適切な栄養療法を併用して低栄養を防ぐ…。

そういったことを組み合わせると、退院できる可能性は高まる身体機能食事を再開できないレベルまで低下することはあまりない。

しかしそこまでして退院した患者は、以前の身体機能認知機能を取り戻すわけではなく、少し誤嚥肺炎を起こしやすくなり、活動制限がかかり、介護をより多く要するようになり、認知機能さらに低下して退院していく。

から人によっては一か月とか半年後に誤嚥肺炎を再び発症する。

家族医師は以前と似たようなものだと考えている。同じような治療が行われる。

そこに本人の意思はない。本人の体験がどうなのかを、知ることはできない。

というか、進行した認知症で、ぼくらと同じような時間感覚があるのだろうか。

本人にとって長生きすることの体験価値があるのか、ないのかも知ることは難しい。

 というのは逃げなんじゃないか

状況認識ができなければ、そこにあるのは時間感覚のない快・不快感覚だけではないか。だとすればその時間を引き延ばし、多くの場合苦痛のほうが多い時間を過ごすことにどれほどの意味があるんだろうか。

なぜ苦痛のほうが多いかといえば、状況を理解できない中で食形態がとろみ食になり(これは美味とは言えない)薬を定期的に内服させられ(薬はにがい上、内服薬をへらすという配慮がとられることはめったにない)、点滴を刺され、リハビリをさせられ(見当識障害されている場合、知らない人に体を触られ、勝手に動かされる)、褥瘡予防のための体位変換をさせられ、せん妄を起こせば身体拘束をされ、悪くすると経鼻胃管を挿入される(鼻に管を入れられるのは、快適な経験ではない)

どちらかといえば不快であるこれらの医療行為は、治療という名目で行われる。

この治療は、肺炎治療するという名目の元に正当化される。

多くの医師は疑問を抱かずに治療する。治療される側も、特にそれに異をとなえることはしない。異を唱えるだけの語彙は失われている。

仮に唱えたとしても、それはせん妄認知症悪化としてとらえられてしまう。

老衰過程が長引く苦しみがあり、その大半が医療によって提供されているとは考えない。

 ここで認知症というのは単なる物忘れではないことを説明しておく。それはゆっくりと進行する神経変性疾患で、当初は認知機能、つまり物忘れが問題になることが多いが、長期的には歩く能力、座る能力食事する能力が失われ、昏睡状態となり最終的には死に至る疾患である

 多くの内科医はこの最後の段階を理解していない。肺炎入院したとき認知機能について評価されることは稀だ。

実際には、その人の生活にどれだけの介護必要で、どのくらいの言葉を喋るか、笑顔を見せることがあるか、そうしたことを聞けばよいだけなのだけど。

進行した認知症入院するのがどのような体験か、考慮されることはめったにない。

 訴えられるかもしれないという恐れの中で、誤嚥リスクを減らし、肺炎治療するべく、様々な医療行為が行われる。身体が衰弱していくプロセスが、治療によって延長される。

 医療において、患者権利尊重されるようになってきた。僕らは癌の治療を中断することができる。良い外科医を探すべく紹介状を書いてもらうこともできる。いくつかの治療法を考慮し、最も良いであろうと考える治療選択することもできる。

 しか患者自身認知機能を高度に障害されてしまった場合はそうではない。医師が何を希望するかを聞いても、答えてくれることはないし、答えてくれたとしても、状況を理解できないほどに認知機能が損なわれている場合は、状況を踏まえた回答はできない。

 そこで「もし患者さん本人が元気だった時に、このような状況をどうだったと考えると思いますか」と聞くこともある。(これは滅多に行われることはない。単に、どんな治療希望しますか、と聞くだけだ。悪くすると、人工呼吸器を希望しますか、心臓マッサージ希望しますか、と聞かれるだけだ。それが何を引き起こすかは説明されずに)

しか問題があって、認知症が進行するほどに高齢患者家族もまた、高齢であって、状況を適切に理解できないことも多い。また、記憶力に問題があることもしばしばあって、その場合は話し合いのたびに最初から話をしなければならない。このような状況は、人生会議の条件を満たしていない。もしタイムマシンがあれば、5年前に遡れば人生会議ができたかもしれない。

 親類がいればよいが、これからの世の中では親類が見つかりづらかったり、その親類も疎遠であったり、高齢であったりすることも多いだろう。

 そうした中では、理解が難しい場合も、状況を理解して改善しようという熱意に乏しい場合も、(本人の姉の息子がどのように熱意を持てるだろうか)、そして何より、医師が状況を正確に理解し彼の体験想像しながら話す場合も、めったにない。

 意思決定において、話し合いは重要視されるが、その話し合いの条件が少子高齢化によって崩されつつあるのだ。

 無益治療、という概念がある。

「同じ治療をしても100回に1回も成功しないであると推定されること」

「その治療を行っても、急性期病院から退院できないこと」

この二つを満たすことが無益治療定義である。この概念提唱した、ローレンス・J・シュナイダーマンと、ナンシー・S・ジェッカーは、脳が不可逆的に障害された患者対象としている。

彼らはいかなる経験をすることもないから、治療による利益を得ることもない、だから無益治療倫理的に行うべきではなく、施設ごとにその基準を明示するべきだ、というのが彼らの主張である

高度に進行した認知症患者誤嚥肺炎治療は、厳密な意味での無益治療ではない。彼らは何かを体験する能力があるし、半分以上は自宅や施設に帰るだろう。自宅や施設では何らかの体験ができる。体験を感じる能力も恐らく完全には損なわれていないだろう。

この完全ではない点が、倫理的な空白を作り出す。

痴呆から認知症/物忘れと名前が変化したことは一因だろう。

そこで死に至る疾患である印象が失われた。

専門家の不在は、価値の普及を妨げた。病状説明の型がある程度固まっていれば、それがどのような形であれ、専門家集団によって修正され得ただろう。ガイドラインは不十分である医療ガイドラインエビデンスのまとめと指針である。つまり誤嚥肺炎の診断・治療・予防であり、その価値に関する判断はしばしば言及されない。ガイドラインはないにしても、診断・治療・予防に関して役立つ本はある。ただ、価値踏み込む場合も、基本的にはできる限り治療するにはどうすればよいか、という観点である

人生の最終段階における医療ケアの決定プロセスに関するガイドライン人生の最終段階における医療ケアに関するガイドライン存在するが、そもそも高度な認知症合併した誤嚥肺炎が、人生の最終段階と解釈されることはめったにない。だからこのガイドラインを用いた話し合いができることは少ない。また、多くの医師は、押し付けられた仕事認識していることから、じっくりと時間をとって家族と話をすることはなかなか期待できそうにない。多忙であればなおさらである

さらに状況が不利なのは、個々の病院Key performance indexは、病床利用率であることだ。

認知症患者誤嚥肺炎は、しばしば酸素必要とし、時に昇圧剤やモニター管理を要するなど重症であることが多く、入院期間が長くなる。そのため、看護必要度を取りやすい。多くの病院は、その地域病院が不可欠であることを示す必要がある。不可欠であることの証明に病床利用率と、看護必要度使用される。そのため、誤嚥肺炎患者を引き受けない理由はない。救急車の使用率も高く、数値上は確かに重症であるので、病院経営上は受け入れておきたい。

 介護施設に入所した場合は、誤嚥肺炎の死亡で敗訴し、2-3000万円の支払いを命じられる訴訟複数あることもあって、搬送しないという選択肢は難しいだろう。

 介護施設から搬送された患者誤嚥肺炎であることは多い。その一方で、こういった場合家族が十分な話し合いの時間を割けないことが多い。片手間でやっている医師も、長い時間をかけて説明したくはないので、お互いの利益が一致して肺炎治療が行われる。

 一方、最近増えている訪問診療は、誤嚥肺炎治療を内服で行うとか、そもそも治療を行わないという選択肢を提案できる場である。そこには期待が持てる部分もある。定期的な訪問診療でそうした話がしっかりできるかといえば難しいが、可能性はある。ただ、訪問診療医になるまでに、誤嚥肺炎に関する専門的なトレーニングを受けるわけではない点が問題になる。しかし家での看取り、という手段を持てるのは大きいだろう。

 

訪問診療を除けば、医療の側からこの状況を改善することは殆ど不可能なように思える。

 病院経営構造施設訴訟回避医師不勉強説明不足、そしてEBM患者中心の医療を上っ面で理解したが故の価値という基準の不在、めんどうごとを避けたい気持ち多忙さ、患者自身自己権利利益を主張できないこと、家族意思決定能力の乏しさや意欲の乏しさ、こうした問題が重なりあって、解決は難しいように思える。

現在誤嚥肺炎入院担当する主な職種である内科医は、糖尿病外来診療を主たる業務とする内分泌代謝内科という例外を除いて、減少しつつある。

専門医制度煩雑になったからというのもあるが、ぼくは少なから認知症高齢者の誤嚥肺炎診療したくないから、希望者が減っているのだと思っている。確かに診療をしていると、俺は何をやっているのだろうか。この治療に何か意味があるのだろうか、と考えることがあった。同じようなことを考えている医師は少なからずいる。露悪的なツイートをしている。しか構造上の問題点について踏み込むことはそこまでない。

僕は構造的な問題だと思っていて、だからこういう文章を書いているわけだ。

進行した認知症患者誤嚥肺炎とは延期可能老衰である、という共通認識が広がれば、状況は変化してくるかもしれない。事実認知機能が低下していない高齢者で、延命希望しない方は多い。その延命意味は具体的に聞けば、かなりしっかりと教えて頂ける。

誤嚥肺炎診療は、所謂延命解釈することが可能範疇に入ると僕は考えている。

後期高齢者医療自己負担額一割と、高額療養費の高齢優遇の組み合わせを廃止することや、診療報酬改定によって、誤嚥肺炎入院加療の色々なインセンティブを調整することで、否応なしに価値が変化するかもしれない。そういうやり方をした場合、かなりの亀裂が生まれる気もするけど。

2024-07-17

anond:20240717234811

めんどくさ

介入する必要のない者に無理に介入するのって、倫理的にどうなの

俺男だけど、女の子の人には言えない悩みや生きづらさを訴えるSNSアカウント運営している。

コメント欄で、女の子たちが悩みを打ち明けあったり、自分体験独白をしているのが、すごくエロくて好き。

たまに運営である俺に相談してくる人もいて気分がいい。

倫理的にどうなのって話になるかもだけど、ファン食ったりなんてことはもちろんしてないし、

女の子たちのはけ口になっているのなら、むしろ社会貢献になっているよな。

anond:20240717010431

子どもに接種するのは倫理的問題があると海外でも根強かったぞ

単純にデータ集まってないし致死率低いし

2024-07-16

anond:20240716073757

倫理的正しさで政治的正しさを語るような人が一定数いるときに発砲したら「左派はやっぱりイカれてる」と思われるから尻尾切りした結果が「暴力は良くない」ですよね

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