はてなキーワード: 原則とは
母親の葬式で「寂しいのは自分だ」と主張しているが、感情は個人ごとに異なるものであり、義姉の悲しみを無視して自分の感情を優先している。これでは、他人の感情を一切尊重していないに等しい。自分が寂しいからといって、他人が同じように感じるべきだという考えは傲慢極まりない。
義姉の行動をすべて悪意的に解釈し、否定しているが、それには根拠がない。結婚式での号泣や20歳の誕生日のプレゼントの件も、全て「わざとやっている」と思い込んでいるが、証拠もなく悪意を決めつけている。こうした思い込みは、冷静な判断を欠いており、客観性がまるでない。
兄を「頼りになる自慢の兄」と持ち上げておきながら、義姉と結婚してから「妻>>>妹」という状況に対して不満を抱く。これは、兄が結婚という人生のステージに進んだことに対する嫉妬だ。兄が成長した結果、自分がその影響を受けたことに不満を感じているだけであり、単なる自己中心的な態度に過ぎない。
義姉との年齢差を強調し、「気を遣うべき」と考えているが、そんなものはただの幻想だ。年齢差を理由に義姉が特定の行動を取るべきだという考えは、現実からかけ離れている。人は年齢に関係なくそれぞれの価値観や行動原則に従って生きている。13歳差があるからといって、何か特別な配慮を期待するのは幼稚だ。
「仲良くしたい」と言いながらも、義姉に対して非常に否定的な感情を抱いており、実際には歩み寄る気は全くない。口先だけで「仲良くしたい」と言う一方で、心の中では義姉を拒絶している。こんな矛盾した姿勢では、問題は解決するはずがない。
また日本人のアートをアメリカのポリコレ勢が燃やしに来てるけど、アメリカの黒人とかいう特権階級がマイノリティの文化を弾圧しようとするのやめてもらっていいですか?
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/togetter.com/li/2448818
もちろん、ポリコレ派ではない黒人が黒人化イラスト描いてたり肌の白いキャラのコスプレしてたりしてもなーーーーーーんも不愉快には感じないけど、日本人の褐色コスプレやら色素薄めの褐色キャラのイラストやらがブラックフェイスだのホワイトウォッシュだのと散々叩かれている世界で、黒人がのびのびブラックウォッシュや文化の盗用してる光景は非常にグロテスクなので、アジア人差別をやめろ、アジアンライヴズマターだぞ、と言い続ける必要があると思う。
(そういえばあいつら、『水星の魔女』のときはどう見ても南アジア系のスレッタを黒人扱いしてたよな。第1話に出てきたスレッタの父親の名前や容貌を見た時点で、南アジア系って気づかないか? まあ世界が白と黒でしかできてない1bit脳だから仕方ないのかもしれないが、二度と同じ口で多様性とか言わないでほしい)
そろそろ戦後80年にもなるし「軍隊らしさ」をアップデートしよう
まずもって軍は役所で軍人は公務員です。何をしていいかはすべて規則に定められています。
その原則がほとんど守られず、士官学校も出ていなければ戦時国際法もわかってない有象無象が大量にいたのが日本軍です。
そろそろ忘れましょう。
アメリカ軍で士官として入隊した場合、その生涯の半分が教育期間になります(司令クラスになるとちょっと話が変わる)
軍では職種の変更に際して必ず専門の軍学校かカリキュラムに入ります。
歩兵士官として初等教育を受け、昇進するにも転科するにも必ず学びなおしです。
ちなみに自分で手を挙げて脇道にそれることも可能で、空挺降下やレンジャーの資格を取りに行く士官もいます。
「戦闘機のパイロットは士官しかなれない」という原則があります(艦長や戦車長も同じ)
これは司令部から孤立した状況において、他人を殺害してもよいという判断を下せるのが士官以上に限るからです。
(士官は戦時国際法や国内法、軍の規則について学んでいるため)
軍では全ての責任が指揮命令者にあります(もちろん個別の犯罪行為は別として)
兵隊は自己判断で発砲すらできません(とはいえ撃たれたら撃ち返してよい:レギュレーションあり)
“本来ならもっと早く自白の信用性とか検察官証拠の乏しさで無罪になって然るべきだったが、科学的根拠が出てきてようやく無罪になったのは残念”
“本来ならば、裁判員制度であれば、市民の素朴な疑問でこれを有罪にするにはおかしいんじゃないか、というようなところからスタートしているはずです。”
“推定無罪の原則に基けば、科学的な根拠を用いて証明するのは無罪じゃなくて有罪の方であるべき。 有罪だと明らかにならなかった時点で無罪のはずだからな”
“要は「疑わしきは被告人の利益に」が遵守されていれば、科学的調査を待たずとも無罪を言い渡せた事件のはずだという事。 たぶん、「市民」を自動的に敵対ワードとして反応した結果の曲解でしょう。”
自民党の裏金議員の非公認だけど、八代弁護士は一貫して一事不再理の原則に反するから反対だと主張している。
憲法が定める一事不再理は民間組織の罰則に関するものではなくとも、民間だろうと憲法が定める一事不再理に従わないのはおかしいし、まして政治団体の自民党がそれを
自民党は裏金議員に対する罰を一度下した以上、追加の罰を下すのはおかしいという主張だ。
また、世間の顔色を伺って追加の罰を与えるのはポピュリズムだとも述べている。
これが自民党ではなく、大手企業が同じように後から罰則を追加した場合、そんなことをするのはブラック企業だよねってなると思う。
俺は納得してないからもっと罰を与えろ!ってのに応えるのもポピュリズムだよね。
民間企業で同じことが起こった場合、それを肯定できるのだろうか。
ここ1年で初めてはてなブックマーク日毎の総合人気エントリ入りしたドメインからのホットエントリ、ブクマ数順トップ30
ブクマ数 | タイトル | ドメイン |
---|---|---|
2035 | 日本料理大全/JAPANESE CUISINE | 京都府立大学 | www.kpu.ac.jp |
970 | Mac やめて Linux PC を自作した - IT戦記 | amachang.hatenablog.com |
811 | 科学的根拠に基づく「健康に良い食事」について|国立健康・栄養研究所 | www.nibiohn.go.jp |
806 | 50代、「1日1捨」を11か月続けて革命が起きた。ものが減る以外の絶大の効果も | ESSEonline(エッセ オンライン) | esse-online.jp |
768 | コイン電池、交換不要に 業界初の自立給電型開発 CR2032代替 SMK | 電波新聞デジタル | dempa-digital.com |
729 | Google Playの住所公開に開業届で対応する | blog.mrym.tv |
607 | 人間をリソースと呼ぶことの何が問題なのか - valid,invalid | ohbarye.hatenablog.jp |
581 | 京都府立大学、『日本料理大全』のデジタル版を一般公開 | current.ndl.go.jp |
551 | 勉強から研究へ | member.ipmu.jp |
514 | 出版のお知らせ 「普通の人が資産運用で99点をとる方法とその考え方」 - hayato | hayatoito.github.io |
509 | もうすぐ 40 歳になるが労働を 3 年以上続けられたことがない IT エンジニアの話 - 30歳からのプログラミング | numb86-tech.hatenablog.com |
506 | news16 | 株式会社ポケットペア | www.pocketpair.jp |
486 | Evernoteの華麗なるリブートとその未来 | lifehacking.jp |
479 | ディズニーのゲスト(入園者)が高齢化しているのは年間パスポート廃止だけが原因ではないらしい? | ppc-log.com |
471 | 外部クリエイターによる当社所属ライバーの権利侵害行為等に関するご報告 | ANYCOLOR株式会社(ANYCOLOR Inc.) | www.anycolor.co.jp |
457 | AIによってナスカ調査が加速したことで、既知の具象的な地上絵の数がほぼ倍増し、地上絵の目的が明らかになった|国立大学法人 山形大学 | www.yamagata-u.ac.jp |
442 | コードレビュー開発者ガイド | fujiharuka.github.io |
417 | 10ギガ・ネットの不必要性(10G詐欺) | www.kosho.org | www.kosho.org |
412 | ゲーム情報!ゲームのはなし | gamestalk.net |
392 | 【スパイファミリー×かまいたちの夜特別コラボ】スペシャル試し読み | promo.shonenjump.com |
388 | なぜ日比谷公園に一万人の陰謀論者が集まったのか - やばいブログ | y-ryukichi.hatenablog.com |
360 | 【富裕層】資産1億になって変わったお金の使い方、価値観【FIRE | 2week.net |
340 | iPhone 16:バッテリー - Apple サポート (日本) | support.apple.com |
337 | 📗 なぜ依存を注入するのか DIの原理・原則とパターンを読んだ感想 | Happy developing | blog.ymgyt.io |
337 | なるほどTCPソケット ― Rubyで学ぶソケットプログラミングの基礎 | snoozer05.org | www.snoozer05.org |
332 | Parquetフォーマット概観 - 発明のための再発明 | mrasu.hatenablog.jp |
322 | 一部報道の件について | ニュースリリース | アイコム | www.icom.co.jp |
317 | Xiaomi TV A Pro 43 2025 購入レビュー:「量子ドット」はウソですが・・・コスパは凄い! | ちもろぐ | chimolog.co |
307 | 「SwitchBot CO2センサー(温湿度計)/温湿度計 Pro」国内投入確定 | jetstream.blog |
296 | サンルーフはなぜ、採用車種が減ったのか?|特集|JAF Mate Online | jafmate.jp |
父がお世話になっている民間の有料老人ホームから退去を命じられた。詳細は割愛するが、お世話になってから1年ほどの間に度重なる迷惑行為を父が重ねており、ケアマネージャーや施設長から報告が来るたびに家族として謝罪に向かっていた。
父の迷惑行為は認知症由来のようで、精神科医のお世話になっているのだが父に改善の傾向は見れない。迷惑行為は入居前から伝え、想定していたのだが、その頻度が予想以上ということだった。一度は施設の方と一芝居打って、父が見ている前で施設の人に家族が謝る姿を見せた。良心に訴える作戦だ。意味が無かった。
最初こそ信じられない気持ちや誤解があるのではないかという期待もあったのだが、回数を重ねるごとに確信が深まっていき、申し訳ない気持ちと無力感が強まっていったのを覚えている。
前置きが長くなったが、とうとう退去を命じられた。それは納得できるのだが、問題は期間である。なんと退去日の10日前に「期日までに退去してください。次の方がもう決まっています。部屋の原状回復までお願いします」と言われてしまったのだ。
家庭で素人が面倒を見たり、訪問介護をお願いしたりという体制では限界だから施設にお願いしたところがあり、家での受け入れは不可能であった。ショートステイ先を地元で探したものの最短で2か月待ち。他の有料老人ホームはどうかと当たっているのだが、少なくとも10ホームに相談して全てに断られてしまった。この有様から父の状態も察してほしい。
そのため流石に10日前は無理ですと申し伝えたのだが、先方は「もう次の人が決まっています」と壊れたスピーカーのように繰り返してきた。こちらが合意してないのに次の人?と思ったのだが、とりあえず議論は平行線であった。
ここで契約書を見返すと、迷惑行為で退去を命じることができるとは当然書かれてあった。一方で、退去の○○日前までに通告する、といった日取りについては書かれていなかった。
老人ホームの場合、退去させるにしても一般的には3カ月程度の猶予を設けるのだと、片っ端から父の転居を打診する中で教えてもらった。この3カ月というのは私が住んでいる都道府県が用意したテンプレートでの設定だ。
多くの事業者はこのテンプレートから大きく逸脱しないで作成しているのだが、私がお世話になっているところは買収を繰り返して巨大になった大手グループの系列であり、契約の書面を統一する過程でここは曖昧になったのかもしれない。余談だが、自治体によって有料老人ホームの契約書は基本的にネットで公開されているので気になった人は検索してみるとよい。
とりあえず一旦探した範囲では不可能ということで、頼れるのは行政だった。初めて知ったのだが、実は各市区町村の介護保険課がこういった介護の利用者と事業者のトラブルを仲介してくれる。介護保険課の職員は丁寧で、こちらの言い分を正確にくみ取った上で事業者に伝えてくれた。
ところが、この介護保険課が伝えてきた事業者側の言い分は驚きの内容であった。曰く、「もう私と結んだ契約で退去は決まっている」ということだった。同意?どういうこと?となったので、詳しく聞いてみるといろいろ見えてきた。
ここで話がややこしくなるのだが、実は退去を命じられた日の20日前に、父が癌ということもあり、一度ホスピスへの転居が決まっていた。そのホスピスの施設長との面談からの合意を得られ、事前に父の状態も現在の老人ホームと確認しあったうえで受け入れてくれるとのことであった。
後は転居日に契約も同時に締結すればよいという体制だったのだが、そのホスピスが直前に本社判断で「やっぱ無理」と通告してきてこの話は立ち消えになった。この際、ホスピスに転居する ということで、電話で今の老人ホームの退去に同意した経緯がある(書面では同意していない)。
とはいえ、転居先にちゃぶ台返しをされた以上、転居は不可能であり、引き続き転居先を探すから待ってくれとその時は頼んだ。それに対する返答は「…(転居先を見つけるのを)なるべく早くしてください」というものであった。これをもって私は理解いただけたと思っていたのだが、そうではなかったらしい。
つまり、向こうは今回、迷惑行為による追い出しではなく、退去に合意したことを理由に退去を迫っているらしい。「お前は電話で1度同意して、こちらはそこから20日も待ったぞ?」という論法のようだ。最初からそう言えよと正直に言って思ったのだが…、先方に言質を取らず、曖昧な言い方を見逃した自分への反省と、書面でのサインに応じなかったことへの安堵を感じた。
行政の方に、この経緯を伝えたのだが、「あとは個人の契約の話になるので行政は介入できないんですよ」と謝られた。苦情についての仲介や、法令違反への介入はしてくれるようだが、契約面では民事不介入ということかな。
契約書には「施設を退去させる場合は次の転居先が見つかるように配慮・協力する」という旨の記述はあったので、これを根拠に待ってくれとメールで改めて施設にも書面で頼んだが無視された。
話し合いを無視されているところで、次の手として、運営している会社のコンプライアンス窓口への連絡をした。その結果、ホームの地区のエリアマネージャーが出てくれた。結論として、これでほぼ全て解決した。向こうの説明は以下の通り
とりあえずこれで10日後に追い出されることはなくなった。安心である。
また、意外な光明も見えてきた。以前受け入れをドタキャンしたホスピスに、今回の件で改めてショートステイを依頼しており、それ自体は断られたのだが、先方の担当者は申し訳なく思っていたらしく違うホスピスへ取り次いでくれた。(本来ホスピスにそんなことをする義理はないので、完全に担当者の厚意である)
その紹介先のホスピスが父を長期的に受け入れ可能だとのことだった。予定を話し合ったところ、当初老人ホームから提示された退去日から12日後、通告から22日後には移れそうであった。今思うと、ここまで見越して老人ホームの施設長はこちらを脅していたのではないかと思う。というのも、父がお世話になっている精神科医に「とても10日後に退去するとは思えない。1カ月先まで薬を処方しているよ…?」という旨の説明をこの途中で得られていたからだ。
とにかく介護の世界というのは、電話で話だけ進んで、正式な契約はまた後日でということがあるようだ。新しく入居する際は、家族などとの面談/施設見学→被介護者の実態を調査→契約・転居というプロセスになるようだが、面談時点から状況が変わるということがよくある。今回転居先を探している中でも、面談の日取りを決めるまでの間に、大部屋の入居者が個室に移りたいとのことで空きがなくなってしまったということがあった。
いざという時に備えて、可能な限り、大事な話はメールで進め手残しておくべきだと身に染みた。また、父が迷惑行為を繰り返しているという後ろめたさから、先方の要求はつい屈してしまいそうになるが、一旦冷静になることが大事であると感じた。
実はこの日記を書いている時点では新しいホスピスと契約は結べていない。今回のホスピスは本社ではなく原則として施設長が受け入れを判断するとのことなので、大丈夫だとは思うのだが。契約日までにまた、ちゃぶ台返しが起きないことを祈るしかない。
女がコイツ空気読めねーなと思ってる男も大半は自分がされて嫌な事は人にやらない程度の原則は守るんで、自覚ないかもしれないけどそこを疑ってたらそれはもう全人格的な戦争なんスよ
あんたのパートナーを人間扱いしていればコイツと私の基準は違うということを普通に受け入れて、ネットに愚痴るはるか手前で「私はこうしてくれた方が嬉しい」という話をするはずなんスよ
公助を削減して自助しろと言うのは菅義偉だったが、アレに反発していた人ってだいたい共助に協力している人であったように思うんだよな。
もちろん、中には「税金払ってるんだから公助で全部やれ」というような非現実的な人もいるけれども。
共助を頑張ってるのになぜ反発したのかというと、簡単に言えば、自助ではどうにもならないという現実を知っているからこそ共助のために自分のリソースを出している訳わけで、
そこからさらに公助は最後だから自助共助で頑張れと言う話をされたところでどうにもならないという感覚があったのだと思う。
当然、公助で100%カバーすることも無理なのも百も承知なのよ。でも、だからといってその原則を曲げられたら困る。
そんなこんなで、左派というか「大きな政府」派の人たちが「自助共助公助の順番ではない、公助が基盤にあってその上で自助と共助があるべきだ」という主張をしたのは、実感としてそうでないと無理だと言うのがあるからだよな
現実どうなっているかというと、だいたいは 公助→自助→共助→公助(保険的な)って感じで利用し、スタックされる事が多いと思われる。
で、菅義偉が自助共助公助と言ったのは、この一番最初の「公助」を最後の公助②の手間に持って来るような話だったので、共助で支える活動をしている人たちが主に反発したということになった訳だ。
事実、公助で一番金がかかっているのは公助①の方。公助②の方は、割合的にはわずかなので費用的にはたいしたことはない。
報道的にも、公助②に関わるような重度の介護が必要な人たちが矢面に立っていたけど、菅義偉や財務省系の人々が削減使用としたのは公助①の方。
ところが、いや自助、共助、公助であってるだろ、と言っていた人たちは、公助①の方を認識できていなかった、あるいは水や空気と同じで当たり前と思っている可能性が高いと思われる。
と言うのを、この増田
https://anond.hatelabo.jp/20241003150146
を読んでいて思ったので書いてみた。
ないよ。というか早くインターネットでの女叩きや中国韓国叩き難民叩きや生活保護叩きもバス釣りもAVもAIポルノも公共の場でのエロコンテンツも全て厳しい刑事罰で違法にした方いい。
差別やヘイトスピーチで稼いだお金は全て民事で全額請求できて刑事で全額没収して被害者支援に補填するようにした方がいい。
原則無痛分娩で女性医療を全て保険適用にして消費税の対象外にした方がいい。
セクハラや性犯罪や付き纏いを捜査しない警察官に責任を問えるようにした方がいい。
ジャップオスは自分のしょーもない鬱憤晴らしやオナニーのために、他人の命や次世代の賃金や社会を犠牲にしても構わないと考えるゴミ。
イジメもそうだが、加害者に何のペナルティもないから「いくら怒られても俺ら別に何もされるわけじゃないし、痛くも痒くもないし」と社会を舐め腐るのは当たり前
刑法改正厳罰化運動しない国民は差別に加担してると言い切っていい
加害者に甘いクソな差別主義者どもがこの状況を作り出した。そして放置している。人災だよ。
まあそうかもなあって読んで感銘受ける部分もあったけど、あの記事がドラクエのポリコレから繋がるのはよくわからんので自分は文盲かもしれない。
ただ増田を読んでつらつらと考えたことを残したくなった。ありがとう。
クオータ制についての批判で「本来の評価基準で選出されるべき人が排除されることが許されない」というものがあった。大変共感しやすいし道理だとも思う。ただ一点だけ目を背けているか見落としていることがある指摘とも思う。
それは評価基準自体が差別的な結果を生みやすいものかちゃんと批判しているかということ。
この点において自分の意見として入試の点数評価と選挙の得票数評価はかなり平等な評価方法だと思っている。性差による不利が全くないとは言わないし、女性議員の増加によって性差が減らすための政策が増えると思うので女性議席が必要って話では妥当とは思う。あくまで選挙制度単体で見るなら偏りを生み出すこともあるが差別的な手続きではないということです。
じゃあどういったところでクオータ制が必要なのかというとやっぱり会社や職場だと思う。理由は成果で評価する場合、フルタイムの男性労働者が最も有利な属性だから。経営者が労働者を評価するのは原則として安定性と成果の二点が主になるからだ。
毎日出社して安定してパフォーマンスを出す社員なんて誰だって最高だ。自分が管理する立場ならなんて楽だと思うことだろう……。
この評価基準に最も合致する属性が健康的な男性になる。ちょっと抽象的な表現になるが不健康な男性は不利になってくる。そしてもちろん女性は不利だ。毎月ある生理や妊娠といった身体的なハンディキャップ持っているからだ。(あえて育休は無視してる。女性に押し付けられがちだが特有ではないため)
評価されるのはこのハンディキャップを乗り越えるタフな女性になる。上に上がれるのはマッチョな人ってこと。そうしてつくられる評価基準は結局マチズモに満ちたものになりかねない。
構造的に成果物で評価されるビジネスの場はマチズモに支配されやすいのは理解しやすいと思う。経営者自身もエネルギッシュにガンガン働いて稼いでいる人も多いし。それだけだと労働者が破壊されるので労働法によって保護されているのだと思っている。でもそれだけだとまだ足りないから今の現状なんだと思う。
それをより改善するためにクオータ制は推奨されるべきと思う。
評価基準をよりハンディ持ちが不利にならない様にしたりそういった環境を用意するためにはそういった目線が必要だしそういった人たちが評価を作る側にいなければ話にならない。
ビジネスの効率は悪くなるしマッチョだろうが成果を上げるために頑張った人からしたら不満も当然のこと。
とはいえやらないと女性が不利な現状は変わらないと思うね……。
自分の職場でも、ある種のクオータ制で不遇を見た出来る後輩がいたよ。
作業着をきて汗だくの現場営業とスーツで大企業相手の花形法人営業。後輩は実際に抜群の成果を出したけど異動希望出しても通らず、女性営業を増やすためと女性新入社員を取るも現場は力仕事で不利だからと即法人営業。三年目で転職してたよ。誰が悪いわけでもない。強いて言うなら早くそんな会社に変えなかった経営陣が悪いんだろうな……。
まあそうかもなあって読んで感銘受ける部分もあったけど、あの記事がドラクエのポリコレから繋がるのはよくわからんので自分は文盲かもしれない。
ただ増田を読んでつらつらと考えたことを残したくなった。ありがとう。
クオータ制についての批判で「本来の評価基準で選出されるべき人が排除されることが許されない」というものがあった。大変共感しやすいし道理だとも思う。ただ一点だけ目を背けているか見落としていることがある指摘とも思う。
それは評価基準自体が差別的な結果を生みやすいものかちゃんと批判しているかということ。
この点において自分の意見として入試の点数評価と選挙の得票数評価はかなり平等な評価方法だと思っている。性差による不利が全くないとは言わないし、女性議員の増加によって性差が減らすための政策が増えると思うので女性議席が必要って話では妥当とは思う。あくまで選挙制度単体で見るなら偏りを生み出すこともあるが差別的な手続きではないということです。
じゃあどういったところでクオータ制が必要なのかというとやっぱり会社や職場だと思う。理由は成果で評価する場合、フルタイムの男性労働者が最も有利な属性だから。経営者が労働者を評価するのは原則として安定性と成果の二点が主になるからだ。
毎日出社して安定してパフォーマンスを出す社員なんて誰だって最高だ。自分が管理する立場ならなんて楽だと思うことだろう……。
この評価基準に最も合致する属性が健康的な男性になる。ちょっと抽象的な表現になるが不健康な男性は不利になってくる。そしてもちろん女性は不利だ。毎月ある生理や妊娠といった身体的なハンディキャップ持っているからだ。(あえて育休は無視してる。女性に押し付けられがちだが特有ではないため)
評価されるのはこのハンディキャップを乗り越えるタフな女性になる。上に上がれるのはマッチョな人ってこと。そうしてつくられる評価基準は結局マチズモに満ちたものになりかねない。
構造的に成果物で評価されるビジネスの場はマチズモに支配されやすいのは理解しやすいと思う。経営者自身もエネルギッシュにガンガン働いて稼いでいる人も多いし。それだけだと労働者が破壊されるので労働法によって保護されているのだと思っている。でもそれだけだとまだ足りないから今の現状なんだと思う。
それをより改善するためにクオータ制は推奨されるべきと思う。
仕事柄、ソープの女の子一覧をみることがあるが、眺めていて、一つ気づいたことがある
リアル20歳かつ吉原年齢20歳はすぐ予約で埋まってしまう。吉原年齢20は概ね埋まりやすい。吉原年齢21以降、運が良ければ予約が取れるが、ライバルが多いので、何かがないと指名が取れない。
なぜこうなるかというと、リアル20歳かつ吉原年齢20歳はそうであることが保証されていて、店長が嘘を付くことがない。仮に嘘をついていたら、その店の評判に傷がつくからかだ。
次に吉原年齢20だが、原則として20代前半のことが多く、若い女性が好きな人が男性は多いので、自然と指名が取りやすい。ただ、同じ、吉原年齢20でも、開店当初が10年以上いるやつとか肌に艶がなく、加工っぽい感じがするやつは20代前半どころか30に行ってる可能性もあるので、指名が取れない可能性が高くなる。
最後に吉原年齢21だが、20代後半から30なので、若い女性が好きな女性からは避けられ、たまに何も知らない人が引っかかるだけなので、指名はほぼ取れない。たまに話が合う人や元av女優で、吉原年齢20の時にいい感じだから指名しようとする人しか指名が取れない。
なお、吉原年齢20や21でもシフトに連続して入ってるやつは嘘をついてるか社会不適合者だったり、ホスト狂いなことがあり、裏でお客さんの悪口を書いていたり、メガネ女子の格好をしてほしいということすらできないことがあり、お客さんはそういうのを嫌がるので基本的に売れない。
それに風俗メインだと保証会社や大家も断るし、仮に借りることができたとしても、エムスみたいな高い所しか借りることができない。
昼職でも、夜勤の看護師でもいいから、メインで、別の仕事をしたほうがいい。
基本的に風俗は吉原年齢20かつリアル年齢20が一番稼げて、それ以降は徐々に稼げなくなる。
(吉原以外は知らないが、池袋や大宮も吉原年齢を採用してるところが多いし、お客さん目線だと吉原年齢表記なのかはそうでないのかは分からず、吉原年齢で風俗嬢を選ぶので概ね当てはまると思われる)
同原則の序文には、「どのような類型の性的嗜好や行為も、小児性愛、近親相姦、一夫多妻、不特定多数との性的関係あるいは獣姦までも排除されない」と書かれている。
ジョグジャカルタ原則ってそんな素晴らしいこと書いてるのかと思って調べたら書いてないやんけ
しょーもな
https://note.com/takahashi_shiro1/n/n50d842e6a877
駒澤大学の森田成也氏(マルクス経済学)がトランスジェンダリズムに疑問を持つに至った理由の第一は、主として海外の情報から、とりわけラディカル・フェミニストに対してひどい攻撃や脅迫と暴力を振るっていることを知ったこと。第二は、熱心なトランスジェンダー派ほど、売買春肯定、ポルノ肯定であることを知ったこと。第三に、トランスジェンダーとは性同一性障害の人のことと思っていたが、実際には後者はトランスジェンダーのごく少数の一部に過ぎないことを知ったこと。第四に、2020年6月にJ.K、ローリングさんが、トランス当事者に対して非常に配慮しつつも女性の「身体的性別に基づく権利」の重要性を訴えた声明文(https://note.com/f_overseas_info/n/nb9dee80c5f82)に対して、全世界のトランス活動家と左派が信じたいほど暴力的で誹謗中傷的な攻撃をしているのを目の当たりにしたことである。
注目すべきはアメリカのリベラル新聞『ニューヨーク・タイムズ』やイギリスの左派系新聞『がーディアン』などが相次いで、子供の拙速な性別移行措置に対する強い懸念を示す記事を掲載したことである。ローリング攻撃に加担してきた両紙が全面的擁護に一変したのは画期的といえる。
トランスジェンダリズムには、「生物学的性別」を認めつつ、それとは異なる「心の性別」ないし何等かの生得的な「性自認」が存在するとみなし、後者を前者よりも優先させようとするソフトバージョン(自治体や国際機関などの公的機関など)とハードバージョン(ジェンダー学者、トランス活動家など)がある。
ハードバージョンは「身体の性別」すなわち「生物学的性別」の存在そのものを認めず、「性自認」「性表現」等の曖昧模糊としたものが唯一絶対の性別決定要因であるとみなす。トランス活動家たちはトランスジェンダリズムへの異論を「差別者」ないし「ヘイタ―」の誘惑として、読むな、見るな、議論するなと主張する。彼らはトランス当事者のために運動しているのではなく、トランスジェンダリズムというイデオロギーのために運動しているイデオロギー優先の「カルト集団」と見做すべきである。
クビー著『グローバル性革命』によれば、2007年にインドネシアのジョグジャカルタで29の「ジョグジャカルタ原則」が作成され、それを実行するためにJGBT活動家のための200頁の『ジョグジャカルタ原則の活動家のガイド』ハンドブックが作成され、「混乱を招く方法」「LGBT問題の目標を実現するための具体的な実行方法」等を明示した。
同序文には、「どのような類型の性的嗜好や行為も、小児性愛、近親相姦、一夫多妻、不特定多数との性的関係あるいは獣姦までも排除されない」と書かれている。
https://anond.hatelabo.jp/20241002005552
一一
このごろ与次郎が学校で文芸協会の切符を売って回っている。二、三日かかって、知った者へはほぼ売りつけた様子である。与次郎はそれから知らない者をつかまえることにした。たいていは廊下でつかまえる。するとなかなか放さない。どうかこうか、買わせてしまう。時には談判中にベルが鳴って取り逃すこともある。与次郎はこれを時利あらずと号している。時には相手が笑っていて、いつまでも要領を得ないことがある。与次郎はこれを人利あらずと号している。ある時便所から出て来た教授をつかまえた。その教授はハンケチで手をふきながら、今ちょっとと言ったまま急いで図書館へはいってしまった。それぎりけっして出て来ない。与次郎はこれを――なんとも号しなかった。後影を見送って、あれは腸カタルに違いないと三四郎に教えてくれた。
与次郎に切符の販売方を何枚頼まれたのかと聞くと、何枚でも売れるだけ頼まれたのだと言う。あまり売れすぎて演芸場にはいりきれない恐れはないかと聞くと、少しはあると言う。それでは売ったあとで困るだろうと念をおすと、なに大丈夫だ、なかには義理で買う者もあるし、事故で来ないのもあるし、それから腸カタルも少しはできるだろうと言って、すましている。
与次郎が切符を売るところを見ていると、引きかえに金を渡す者からはむろん即座に受け取るが、そうでない学生にはただ切符だけ渡している。気の小さい三四郎が見ると、心配になるくらい渡して歩く。あとから思うとおりお金が寄るかと聞いてみると、むろん寄らないという答だ。几帳面にわずか売るよりも、だらしなくたくさん売るほうが、大体のうえにおいて利益だからこうすると言っている。与次郎はこれをタイムス社が日本で百科全書を売った方法に比較している。比較だけはりっぱに聞こえたが、三四郎はなんだか心もとなく思った。そこで一応与次郎に注意した時に、与次郎の返事はおもしろかった。
「いくら学生だって、君のように金にかけるとのん気なのが多いだろう」
「なに善意に払わないのは、文芸協会のほうでもやかましくは言わないはずだ。どうせいくら切符が売れたって、とどのつまりは協会の借金になることは明らかだから」
三四郎は念のため、それは君の意見か、協会の意見かとただしてみた。与次郎は、むろんぼくの意見であって、協会の意見であるとつごうのいいことを答えた。
与次郎の説を聞くと、今度は演芸会を見ない者は、まるでばかのような気がする。ばかのような気がするまで与次郎は講釈をする。それが切符を売るためだか、じっさい演芸会を信仰しているためだか、あるいはただ自分の景気をつけて、かねて相手の景気をつけ、次いでは演芸会の景気をつけて、世上一般の空気をできるだけにぎやかにするためだか、そこのところがちょっと明晰に区別が立たないものだから、相手はばかのような気がするにもかかわらず、あまり与次郎の感化をこうむらない。
与次郎は第一に会員の練習に骨を折っている話をする。話どおりに聞いていると、会員の多数は、練習の結果として、当日前に役に立たなくなりそうだ。それから背景の話をする。その背景が大したもので、東京にいる有為の青年画家をことごとく引き上げて、ことごとく応分の技倆を振るわしたようなことになる。次に服装の話をする。その服装が頭から足の先まで故実ずくめにでき上がっている。次に脚本の話をする。それが、みんな新作で、みんなおもしろい。そのほかいくらでもある。
与次郎は広田先生と原口さんに招待券を送ったと言っている。野々宮兄妹と里見兄妹には上等の切符を買わせたと言っている。万事が好都合だと言っている。三四郎は与次郎のために演芸会万歳を唱えた。
万歳を唱える晩、与次郎が三四郎の下宿へ来た。昼間とはうって変っている。堅くなって火鉢のそばへすわって寒い寒いと言う。その顔がただ寒いのではないらしい。はじめは火鉢へ乗りかかるように手をかざしていたが、やがて懐手になった。三四郎は与次郎の顔を陽気にするために、机の上のランプを端から端へ移した。ところが与次郎は顎をがっくり落して、大きな坊主頭だけを黒く灯に照らしている。いっこうさえない。どうかしたかと聞いた時に、首をあげてランプを見た。
「この家ではまだ電気を引かないのか」と顔つきにはまったく縁のないことを聞いた。
「まだ引かない。そのうち電気にするつもりだそうだ。ランプは暗くていかんね」と答えていると、急に、ランプのことは忘れたとみえて、
一応理由を聞いてみる。与次郎は懐から皺だらけの新聞を出した。二枚重なっている。その一枚をはがして、新しく畳み直して、ここを読んでみろと差しつけた。読むところを指の頭で押えている。三四郎は目をランプのそばへ寄せた。見出しに大学の純文科とある。
大学の外国文学科は従来西洋人の担当で、当事者はいっさいの授業を外国教師に依頼していたが、時勢の進歩と多数学生の希望に促されて、今度いよいよ本邦人の講義も必須課目として認めるに至った。そこでこのあいだじゅうから適当の人物を人選中であったが、ようやく某氏に決定して、近々発表になるそうだ。某氏は近き過去において、海外留学の命を受けたことのある秀才だから至極適任だろうという内容である。
「広田先生じゃなかったんだな」と三四郎が与次郎を顧みた。与次郎はやっぱり新聞の上を見ている。
「どうも」と首を曲げたが、「たいてい大丈夫だろうと思っていたんだがな。やりそくなった。もっともこの男がだいぶ運動をしているという話は聞いたこともあるが」と言う。
「しかしこれだけじゃ、まだ風説じゃないか。いよいよ発表になってみなければわからないのだから」
「いや、それだけならむろんかまわない。先生の関係したことじゃないから、しかし」と言って、また残りの新聞を畳み直して、標題を指の頭で押えて、三四郎の目の下へ出した。
今度の新聞にもほぼ同様の事が載っている。そこだけはべつだんに新しい印象を起こしようもないが、そのあとへ来て、三四郎は驚かされた。広田先生がたいへんな不徳義漢のように書いてある。十年間語学の教師をして、世間には杳として聞こえない凡材のくせに、大学で本邦人の外国文学講師を入れると聞くやいなや、急にこそこそ運動を始めて、自分の評判記を学生間に流布した。のみならずその門下生をして「偉大なる暗闇」などという論文を小雑誌に草せしめた。この論文は零余子なる匿名のもとにあらわれたが、じつは広田の家に出入する文科大学生小川三四郎なるものの筆であることまでわかっている。と、とうとう三四郎の名前が出て来た。
三四郎は妙な顔をして与次郎を見た。与次郎はまえから三四郎の顔を見ている。二人ともしばらく黙っていた。やがて、三四郎が、
「困るなあ」と言った。少し与次郎を恨んでいる。与次郎は、そこはあまりかまっていない。
「君、これをどう思う」と言う。
「どう思うとは」
「投書をそのまま出したに違いない。けっして社のほうで調べたものじゃない。文芸時評の六号活字の投書にこんなのが、いくらでも来る。六号活字はほとんど罪悪のかたまりだ。よくよく探ってみると嘘が多い。目に見えた嘘をついているのもある。なぜそんな愚な事をやるかというとね、君。みんな利害問題が動機になっているらしい。それでぼくが六号活字を受持っている時には、性質のよくないのは、たいてい屑籠へ放り込んだ。この記事もまったくそれだね。反対運動の結果だ」
「なぜ、君の名が出ないで、ぼくの名が出たものだろうな」
「やっぱり、なんだろう。君は本科生でぼくは選科生だからだろう」と説明した。けれども三四郎には、これが説明にもなんにもならなかった。三四郎は依然として迷惑である。
「ぜんたいぼくが零余子なんてけちな号を使わずに、堂々と佐々木与次郎と署名しておけばよかった。じっさいあの論文は佐々木与次郎以外に書ける者は一人もないんだからなあ」
与次郎はまじめである。三四郎に「偉大なる暗闇」の著作権を奪われて、かえって迷惑しているのかもしれない。三四郎はばかばかしくなった。
「さあ、そこだ。偉大なる暗闇の作者なんか、君だって、ぼくだって、どちらだってかまわないが、こと先生の人格に関係してくる以上は、話さずにはいられない。ああいう先生だから、いっこう知りません、何か間違いでしょう、偉大なる暗闇という論文は雑誌に出ましたが、匿名です、先生の崇拝者が書いたものですから御安心なさいくらいに言っておけば、そうかで、すぐ済んでしまうわけだが、このさいそうはいかん。どうしたってぼくが責任を明らかにしなくっちゃ。事がうまくいって、知らん顔をしているのは、心持ちがいいが、やりそくなって黙っているのは不愉快でたまらない。第一自分が事を起こしておいて、ああいう善良な人を迷惑な状態に陥らして、それで平気に見物がしておられるものじゃない。正邪曲直なんてむずかしい問題は別として、ただ気の毒で、いたわしくっていけない」
「家へ来る新聞にゃない。だからぼくも知らなかった。しかし先生は学校へ行っていろいろな新聞を見るからね。よし先生が見なくってもだれか話すだろう」
「すると、もう知ってるな」
「むろん知ってるだろう」
「君にはなんとも言わないか」
「言わない。もっともろくに話をする暇もないんだから、言わないはずだが。このあいだから演芸会の事でしじゅう奔走しているものだから――ああ演芸会も、もういやになった。やめてしまおうかしらん。おしろいをつけて、芝居なんかやったって、何がおもしろいものか」
「しかられるだろう。しかられるのはしかたがないが、いかにも気の毒でね。よけいな事をして迷惑をかけてるんだから。――先生は道楽のない人でね。酒は飲まず、煙草は」と言いかけたが途中でやめてしまった。先生の哲学を鼻から煙にして吹き出す量は月に積もると、莫大なものである。
「煙草だけはかなりのむが、そのほかになんにもないぜ。釣りをするじゃなし、碁を打つじゃなし、家庭の楽しみがあるじゃなし。あれがいちばんいけない。子供でもあるといいんだけれども。じつに枯淡だからなあ」
与次郎はそれで腕組をした。
「たまに、慰めようと思って、少し奔走すると、こんなことになるし。君も先生の所へ行ってやれ」
「行ってやるどころじゃない。ぼくにも多少責任があるから、あやまってくる」
「君はあやまる必要はない」
「じゃ弁解してくる」
与次郎はそれで帰った。三四郎は床にはいってからたびたび寝返りを打った。国にいるほうが寝やすい心持ちがする。偽りの記事――広田先生――美禰子――美禰子を迎えに来て連れていったりっぱな男――いろいろの刺激がある。
夜中からぐっすり寝た。いつものように起きるのが、ひどくつらかった。顔を洗う所で、同じ文科の学生に会った。顔だけは互いに見知り合いである。失敬という挨拶のうちに、この男は例の記事を読んでいるらしく推した。しかし先方ではむろん話頭を避けた。三四郎も弁解を試みなかった。
暖かい汁の香をかいでいる時に、また故里の母からの書信に接した。また例のごとく、長かりそうだ。洋服を着換えるのがめんどうだから、着たままの上へ袴をはいて、懐へ手紙を入れて、出る。戸外は薄い霜で光った。
通りへ出ると、ほとんど学生ばかり歩いている。それが、みな同じ方向へ行く。ことごとく急いで行く。寒い往来は若い男の活気でいっぱいになる。そのなかに霜降りの外套を着た広田先生の長い影が見えた。この青年の隊伍に紛れ込んだ先生は、歩調においてすでに時代錯誤である。左右前後に比較するとすこぶる緩漫に見える。先生の影は校門のうちに隠れた。門内に大きな松がある。巨大の傘のように枝を広げて玄関をふさいでいる。三四郎の足が門前まで来た時は、先生の影がすでに消えて、正面に見えるものは、松と、松の上にある時計台ばかりであった。この時計台の時計は常に狂っている。もしくは留まっている。
門内をちょっとのぞきこんだ三四郎は、口の中で「ハイドリオタフヒア」という字を二度繰り返した。この字は三四郎の覚えた外国語のうちで、もっとも長い、またもっともむずかしい言葉の一つであった。意味はまだわからない。広田先生に聞いてみるつもりでいる。かつて与次郎に尋ねたら、おそらくダーターファブラのたぐいだろうと言っていた。けれども三四郎からみると二つのあいだにはたいへんな違いがある。ダーターファブラはおどるべき性質のものと思える。ハイドリオタフヒアは覚えるのにさえ暇がいる。二へん繰り返すと歩調がおのずから緩漫になる。広田先生の使うために古人が作っておいたような音がする。
学校へ行ったら、「偉大なる暗闇」の作者として、衆人の注意を一身に集めている気色がした。戸外へ出ようとしたが、戸外は存外寒いから廊下にいた。そうして講義のあいだに懐から母の手紙を出して読んだ。
この冬休みには帰って来いと、まるで熊本にいた当時と同様な命令がある。じつは熊本にいた時分にこんなことがあった。学校が休みになるか、ならないのに、帰れという電報が掛かった。母の病気に違いないと思い込んで、驚いて飛んで帰ると、母のほうではこっちに変がなくって、まあ結構だったといわぬばかりに喜んでいる。訳を聞くと、いつまで待っていても帰らないから、お稲荷様へ伺いを立てたら、こりゃ、もう熊本をたっているという御託宣であったので、途中でどうかしはせぬだろうかと非常に心配していたのだと言う。三四郎はその当時を思いだして、今度もまた伺いを立てられることかと思った。しかし手紙にはお稲荷様のことは書いてない。ただ三輪田のお光さんも待っていると割注みたようなものがついている。お光さんは豊津の女学校をやめて、家へ帰ったそうだ。またお光さんに縫ってもらった綿入れが小包で来るそうだ。大工の角三が山で賭博を打って九十八円取られたそうだ。――そのてんまつが詳しく書いてある。めんどうだからいいかげんに読んだ。なんでも山を買いたいという男が三人連で入り込んで来たのを、角三が案内をして、山を回って歩いているあいだに取られてしまったのだそうだ。角三は家へ帰って、女房にいつのまに取られたかわからないと弁解した。すると、女房がそれじゃお前さん眠り薬でもかがされたんだろうと言ったら、角三が、うんそういえばなんだかかいだようだと答えたそうだ。けれども村の者はみんな賭博をして巻き上げられたと評判している。いなかでもこうだから、東京にいるお前なぞは、本当によく気をつけなくてはいけないという訓誡がついている。
長い手紙を巻き収めていると、与次郎がそばへ来て、「やあ女の手紙だな」と言った。ゆうべよりは冗談をいうだけ元気がいい。三四郎は、
「なに母からだ」と、少しつまらなそうに答えて、封筒ごと懐へ入れた。
「いいや」
「何を」と問い返しているところへ、一人の学生が、与次郎に、演芸会の切符をほしいという人が階下に待っていると教えに来てくれた。与次郎はすぐ降りて行った。
与次郎はそれなり消えてなくなった。いくらつらまえようと思っても出て来ない。三四郎はやむをえず精出して講義を筆記していた。講義が済んでから、ゆうべの約束どおり広田先生の家へ寄る。相変らず静かである。先生は茶の間に長くなって寝ていた。ばあさんに、どうかなすったのかと聞くと、そうじゃないのでしょう、ゆうべあまりおそくなったので、眠いと言って、さっきお帰りになると、すぐに横におなりなすったのだと言う。長いからだの上に小夜着が掛けてある。三四郎は小さな声で、またばあさんに、どうして、そうおそくなったのかと聞いた。なにいつでもおそいのだが、ゆうべのは勉強じゃなくって、佐々木さんと久しくお話をしておいでだったという答である。勉強が佐々木に代ったから、昼寝をする説明にはならないが、与次郎が、ゆうべ先生に例の話をした事だけはこれで明瞭になった。ついでに与次郎が、どうしかられたかを聞いておきたいのだが、それはばあさんが知ろうはずがないし、肝心の与次郎は学校で取り逃してしまったからしかたがない。きょうの元気のいいところをみると、大した事件にはならずに済んだのだろう。もっとも与次郎の心理現象はとうてい三四郎にはわからないのだから、じっさいどんなことがあったか想像はできない。
三四郎は長火鉢の前へすわった。鉄瓶がちんちん鳴っている。ばあさんは遠慮をして下女部屋へ引き取った。三四郎はあぐらをかいて、鉄瓶に手をかざして、先生の起きるのを待っている。先生は熟睡している。三四郎は静かでいい心持ちになった。爪で鉄瓶をたたいてみた。熱い湯を茶碗についでふうふう吹いて飲んだ。先生は向こうをむいて寝ている。二、三日まえに頭を刈ったとみえて、髪がはなはだ短かい。髭のはじが濃く出ている。鼻も向こうを向いている。鼻の穴がすうすう言う。安眠だ。
三四郎は返そうと思って、持って来たハイドリオタフヒアを出して読みはじめた。ぽつぽつ拾い読みをする。なかなかわからない。墓の中に花を投げることが書いてある。ローマ人は薔薇を affect すると書いてある。なんの意味だかよく知らないが、おおかた好むとでも訳するんだろうと思った。ギリシア人は Amaranth を用いると書いてある。これも明瞭でない。しかし花の名には違いない。それから少しさきへ行くと、まるでわからなくなった。ページから目を離して先生を見た。まだ寝ている。なんでこんなむずかしい書物を自分に貸したものだろうと思った。それから、このむずかしい書物が、なぜわからないながらも、自分の興味をひくのだろうと思った。最後に広田先生は必竟ハイドリオタフヒアだと思った。
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