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はてなキーワード: ある意味とは

2017-11-19

anond:20171119105920

理由があって自分たち子供が産めないから他の子供が産める人達子供を産んでもらおうじゃ駄目なのか?

この件に関して間違った方向に感情的になりすぎてる人が多すぎて不安になる。

政治感情論で捉えてる人ってこんなに沢山いるんだとビックリするというか。

まあある意味では今更ではあるんだけど、いつまでこんな感覚でこの国の世論は動いていくのだろうかとうんざいるする。

JRCM

シンデレラ・エクスプレス

松任谷由実楽曲、および、JR東海製作したCMだ。たしか1987年1992年に1作ずつ作ってる。

CM登場人物は、1人の女性のみ。1作目は河合美佐、2作目は横山めぐみ

東海道新幹線東京新大阪行きの最終を舞台に、ホームに残された女性視点の心境を綴るCM

東京の都会の雑踏、冬の寒々しい東京駅ホーム

発車時刻まで恋人とともに過ごす大切な時間、そして定刻になり、発車する列車

追いつくはずもない列車を走って追いかける女性

当時は、スマホはおろか、携帯電話すらなくて、"会うこと"がなによりも大切だった。

今考えればありえない、連絡手段固定電話手紙しかない遠距離の恋。

すごく悔しくなった。

平成生まれ自分は、こんな美しい世界を知らない。

現在の発達した情報化社会に過ごしている故の、馬鹿で、甘えていて、前時代的で、この時代一生懸命に過ごしていた人々にひどく叱責されそうな、でも、本当に正直にそう感じた。

人と人の関係が美しかった。

何もかも便利になりすぎた。

便利になった、それ以前の世界を知らない。

世の中は、どんどん発達する。

人々の声は、口から耳に直接入るのではなく、信号化され、電波となり、機械を通して会話となる。

日々は益々忙しく、時間効率技術に追いつかなくなった寝台列車新幹線によって淘汰される。

人の代わりに、電脳が答えを導き出す。

別に嫌なことばかりじゃない。むしろ、便利なのは個々の生活をより豊かにする。

でも。

きっと"豊か"に慣れてしまったとき、心はある意味疲弊してしまうのだろう。

もう二度と、手に入らないものを見たとき、人はそれを美しいと思う生き物なのだろう。

美しい、とともに、悲しいという感情も生まれしまうのはなぜだろう。

現代人の心は時間に囚われすぎている。

病的にまで、余裕をすり減らして喜ぶ。

もう、"こころ"は戻らないのだろうか。

2017-11-17

https://anond.hatelabo.jp/20171116172128

「お父さんみたいな人と結婚したい」って言って思い浮かぶお父さんって、なんか漠然と「優しいおっさん」って感じ。

固有の人格があまり想像できない。ある意味、替えがきく存在

からおっさんは「ワンチャンあり」って浮かれることができるし、なんというか安全。実際に近親相姦しなさそう。

(実際、異常に父親と仲良しな人が「お父さんみたいな人と結婚したい」って言ったら怖いと思う)

でも「お母さんみたいな人と結婚したい」って言われると、そのお母さん、もうちょっとキャラクター立ってるじゃん。

スネ夫ママ的なマザコン製造モンペなのか、巨乳おっとりママなのか、こってりした美魔女なのか、

いずれにしても、「ぼくのママじゃなきゃダメ!」ってこだわりありそう。

なので、一般的なおばさんは、自分と重ねて「ワンチャンあり」とは思えないんだよ。

[]よくある質問

真面目に答えず、出来る限り嘘と虚構を織り交ぜて答えていきたい。

Q.お腹の中の赤ん坊が蹴ってきたとき、蹴り返すにはどうすればいいですか。

手っ取り早いのは酒を飲むことだな。

いい感じに体が柔らかくなって、自分の腹に蹴りを入れられるようになる。

ウォッカオレンジスクリュードライバーが至高。

忘己利他

Q.3万円と、3万円分の石は同じ価値ではないと以前に回答していましたが、同じ価値にする方法はありますか。

この手の質問よく来るな……。

答えはNOだ。

それを同価値だとするには、“3万円の分の石”で3万円を交換できないといけないし、“3万円の分の石”を3万円払って欲しいものかという条件もいる。

だが一応、例外というか、“3万円分の石”を同価値として扱う方法はある。

そもそも金という貨幣のものが交換のための道具だが、この“3万円分の石を貨幣として扱う”とするならばどうだろう。

現代貨幣で様々なものが買えるというのも、ある意味で“社会というゲーム”に参加しているようなものだ。

それに参加した以上その石が貨幣、同価値だと了承しているというわけだ。

当然これは運営、つまり社会における強者の決めたルールしかない。

だが社会における強者の決めたルールに従うのは、電子ゲームでも同じことさ。

ジェットコースターと同じ、乗った人間は笑って振り回されるしかない。

弱者はそれを享受するか、或いは・・・・・・。

まあ自由参加なだけ、現代社会よりはマシなんじゃないかな。

自由だと無秩序になりやすいという意見もあるが、そんなこと私は知らんよ。

流水行雲。

Q.ワンタンメンはカツカレーになれますか。

なれるわけがないだろ。

何を言っているんだ君は。

脳みそ発酵しているのか?

Q.『飲む、打つ、買う』の人が精神的に未熟であるならば、そうじゃない人は精神的に強いことになりますか。

現代的な話で例えようか。

ゲームで欲しいキャラがいるとして、それをガチャ課金で手に入れるとしよう。

この時に「もう手に入れること前提で課金する」、「○円払っても出なかったら諦めよう」、「そもそも課金しない」、「というかゲームプレイしない」には決定的な違いがある。

俯瞰して見てどれが良いかというのはともかく、少なくともこの中で最も耐え忍んでいるのは、理屈の上では「○円払っても出なかったら諦めよう」の人ということになる。

そもそも酒を飲まない人間を、「我慢強い」とは言わないからだ。

耐え忍ぶというのは、酒を飲みすぎないことをいうんだ。

「酒は飲んでも飲まれるな」、つまり“飲むな”とは言っていないわけである

本当の意味我慢強い人間とは、飲まない人間ではなく、飲んでも飲まれない人間だということだ。

臭い言葉ではあるが先人から学べることは未だ多い。

……「分かっちゃいるけどやめられない?」

学ぶ対象は選びたまえ。

子虚烏有。

2017-11-16

anond:20171116185739

プログラム世界も分業が進んでいて、

設計

実装

テスト

に別れるんよ。

少数精鋭のチームでは設計段階から既にテストが書かれるなどエキセントリックな開発が行われているけれど、

大規模プロジェクトだとそんな優秀な人が集まらないので、細かく分担させられる。

設計の連中は最も注意力が必要になるけど、

実装専門の人たちは、既に決まった仕様コードに落とすだけなので

ある意味機械的作業に終始する。

anond:20171116144427

東大は頭いいから入れるとこじゃないような気もうっすらする、あれはある意味学業キチガイさん向けだから

んで、国民全員が高等教育を余裕で修了できる能力を持ったとして、じゃあ何が起こるかというと、まあ国際競争力は上がる

アフリカのどっか適当内陸国がどっか適当ヨーロッパの国に「経済力として勝てない」のは国民全員が享受する教育のせいだから



ただし、社会はさほど変わらないし政治も特段変化ないし経済界もだいたいそのままだろう

なんでかというとこのへんは損得勘定激情支配するエリアから

それは勉強や自頭の良し悪しではたいして変化がない

はてなのイイトコロ

よくある掲示板とかだったらスレッドって概念があって

スレッドタイトルでお題的なものにして

そこにレスが付きやすくなるような内容にしないと伸びない

なので伸びるためにウケ狙いのタイトルばかりみんな狙おうとする

そうすると結局マーケティングと一緒で似たようなコピーだらけになり内容も同じになる

これがクッソつまらんのよね(迫真)

 

ところがどっこいし

はてなは誰からレスがこなくとも好き勝手日記を垂れ流すだけで成立するし

トラバ自体ある意味日記の1つ

会話が成り立たなくてもどうでもいいところある

あとで自分で見返すこともできる

別に返信しなくてもいい

期限があるわけでもない

自由に書ける

反応を前提としなくても成立する

から色んな日記を読める

それが楽しい

新興宗教って、ある意味かわいそう。

キリスト教仏教も元々は「新興宗教」だった。

でも創価学会幸福の科学は、まだ歴史が浅いがゆえに「新興宗教」という不名誉レッテルを貼られてしまう。

ある意味受難だなと思う。

新興宗教って、あと何年経てば「新興」が取れるんだろうか。

実在14歳巨乳女性性的な目で見て二次元創作SNS共有するのはなぜ

https://togetter.com/li/1171485

俺はアラサーの男で、人に性的な目で見られることがたぶんほとんどない。なので人に性的な目で見られることが不快かどうかは、正直よくわからない。

ただ電車に乗ったある日、ふと気づくと露骨に顔を覗き込んでくるちょっと普通雰囲気じゃない真顔の汚い人がいて心底ビビたことがある。そして俺が気づいて顔をそらした後も、俺が下りた後もずっと俺を見ていた。自意識過剰承知の上でとにかくかなり気持ちが悪くて、…まあいいや、すぐ忘れるだろ!と思ったけど3年以上たった今も覚えている。

たぶん「人に見られる」ということや「人に見られていると感じる」ことは、それだけでわりとストレスになるんじゃないだろうか。知らない人ならなおさら。あまり人の視界に入らない同族の方にも是非想像を張り巡らしてみてほしい。

そしてそれが「性的」となると、ただ不気味なだけではなく、より現実的危機を予感させるものになるのだ。

性的な目で見られたことをきっかけに直接身体的な危機被害があったり、そういうエピソードを伝え聞くことによって、性的な目で見られる=危険回避すべき=不快、という感情トリガーと結びついて回避しようとするのは生き物として合理的だ。「性的な目で見られることが不快」という根底にはきっとこういう経緯と感情が流れている。

(他にも「性的=いやらしい」みたいな洗脳教育の影響があるのかもしれないけど、こっちは意味がわからない。いやらしいって何?)

ともあれ「性的な目で見られること」は危機を感知させるものであり、「常に性的な目で見られているかもしれないと感じること」はいうなれば危機感センサーが常に警報を鳴らし続けるということでそれはたいそう疲れ滅入るというか、結果として「キモイ」「ムリ」という感情が表れるのもある意味正常だよな、と想像する。

そしてそれがまして14歳などという中二前後、ヒトの最も繊細で危なげで多感な時期に「危機感センサー」を鳴らし続けるのはさぞかし辛かろう。自意識過剰感情の行き場がなくなりやすくてべらぼうに傷つきやす人達が「これはもしかして自分のことでは…?」と悩んでしまうとしたら、それはなんだかかわいそうだと思うのだ。その後の価値観・考え方にも大きく影響するだろう。

から、本人が特定されようがされまいが、「もしかしてこれって私のことだろうか、私は常にこんなふうに誰かから見られているのだろうか」と誰かを不安にさせることは、思いやりの心を持った人間としては、極力なくしていきたいというものだ。人の目に触れないところで楽しむなり、創作だと断言したり、やりようはあるはずだ。

ちなみにあの件、SNS拡散すればするほど、創作物を目にして自分のこと?と不安になる人も増えるだろう。作者だけでなくシェアした方々は己の影響力を過不足なく見極めていただきたい。想像力と思いやりのある人間ならば。

はいえ人が人を性的な目で見ること、とくに男性女性性的な目で見ることは避けられそうにない。なぜならその外見の性的魅力への感情トリガーになって生殖してきたのがヒトだから。なので本当の本当は、性的な目で見られる→危険!→イヤ!!という感情の結びつきが、その原因となる事案がなくなるといいよね。ヒトがヒトに優しくなれるように、できることや抑止力はないかなぁ…。

ところで、性的な目で見られること、あるいは二次元として創作されることが「消費される」「モノ扱いされる」とはどういうことなのだろう。それは何がいけないのだろう。記事を読んで懸命に考えたが引き続きわからないままだ。

[]11月15日

○朝食:なし

○昼食:助六寿司(美味なり)

○夕食:雑穀米弁当チキンときのこが入ったサラダ

○間食:みかんゼリーみかん

アンケート結果

トゥーヒューマンに決定です!

えいえい!

調子

はややー。

2日も休んでたので、割と色々溜まってて大変だった。

けど、まだ本調子じゃなかったので、適度に手を抜きつつ頑張った。

明日新人さんの歓迎会だったんだけど、さすがにこの調子飲み会に参加するのはしんどいので、キャンセルをしてもらったりとかが一番大変だった。

なんか、そういうの苦手なんだよね。

帰ってきたら、なんとなくゲームより読書の気分だったので、久々に本を読んでいた。

あるキャラ推理披露するんだけど、それを別のキャラ否定されて、否定されっぱなしで終わるという

「え? じゃあ?」とぽかーんとする終わり方が続く連作短編集。

オチはまあある意味予定調和なのかもだけど、この狂おしい予定調和が恐ろしくて怖いお話だった。

単行本を積んだまま文庫を買ったけど、面白かったので、さっさと読んでおけばよかった。


Xbox360

○トゥーヒューマン

インストールしただけ、明日から始めます

3DS

ポケとる

日替わり系をこなしたあと、レックウザレベルMAXを25までクリア

2017-11-15

anond:20171115205027

1話の最大の美点はサーバルの優しさに決まってんだろ

なにもできないかばんを手助けすることしか頭に無い

弱い奴はすぐに見捨てるお前には無理な芸当だよ

でもまあこの点だけなら他のアニメでも特に珍しくない要素

たつき作家性の中で他と代えがたいのはミスリード、話の引きにある

本来普通に描写するような場面でも、視聴者を軽くはらはらさせるような騙しを入れてくる

騙しの後のフォローも巧いので、「なんだまたミスリードかよ」とならない

しろたつき監督ありがとう」になる

これをさら一般化するなら、視聴者に与える情報(≒それによって動く視聴者感情)のコントロールが抜群に巧い、となる

このへんはさすがに後まで見ないと1話だけではわからん

あと付け加えるなら同人やるくらいなだけあって普通にマニアック

陳腐ものは嫌ってるぽい

アニメありがちなテンプレ描写はほぼ無い

そして最近大衆受けするのってとにかく親切描写で一から十までなんでも説明ちゃうのが普通だが、これそういう意味では真逆スタンス

説明は最低限

ストーリー関係無い設定説明はガンガン削るし、キャラ感情説明などもってのほか

野暮なことは一切しない

こっちをまとめると話自体は優しい世界を描いているのに、描き方は玄人好みな粋なものある意味不親切設計

こういうのは稀有なんだよ

肉体労働の厳しさは、引っ越しバイトで嫌というほど思い知った。

人によっては、ある意味、あれを体験してみるのも良いかもしれない。

anond:20171115082933

もともと、アニメの1期はある意味万人向けというか、

どういう層にヒットするか見えない状況で作るから、いろんな要素がてんこ盛りになりがち。

その1期の評判が良くて、客層からフィードバックを参考に

もっと良い2期を作ろうとすると、どうしてもメインターゲットの客層に絞った方向になりやすい。

結果として、メイン客層から少しずれたところにいた客にはつまらないと感じてしまう。

まりあなた向けのアニメではなくなったということ。

2017-11-14

完全に行き遅れBBAだけど

彼氏と過ごすクリスマス女子高生のようにワクワクできるなんてある意味とてと贅沢なだなぁと。

ゆっきー

前にも書いたが、ゆっきーは昔からずっと何かを「辞める」ことに慣れているから、

きっと今の事務所もあっさり辞めてしまうのだろうなと思っている。

それでも残る人間関係は残るし、それで切れてしまうような人間関係など不要だと、

明確に、強く、ある意味冷淡に、そう考えてそう。知らんけど。

俺たちも、ついて来れるヤツだけついて来いって試されている。

ついて来れないヤツに用はないってね。知らんけど。

俺はここで立ち止まる。ゆっきーの置いて行くものを繰り返し眺め続ける。

残りひと月半。

anond:20171114125618

自動的に全部のサイトを採点するっていうのはAI人間並みにコンテクストを読めるようにならないと無理だろうね

なんとかニュースとかなんとかギークとかがクソっていうのもある意味つの価値観だし、実際はそういう価値観を共有したコミュニティが欲しいだけかもしれない

はてブ結構理想に近いんだけどな

ブクマ先への支持不支持を表明できるようにしてくれたらうまくいきそうな気もするんだけど

https://anond.hatelabo.jp/20171113194152

逆で、なんかちゃんとした店で買おうとしたら高いけど無印ならまあ無難な値段なので、こだわりなければ無印で買うぐらいの温度感

ルームフレグランスとかアロマ専門店で買うと5000円以上するのが無印だと2000円台とかだったりするし。

セリア上位互換でもあり、コンランショップ下位互換でもある感じ。ある意味絶妙ポジションだと思う。

インスタ蝿スイーツ(笑)より気持ち悪い

スイーツ(笑)って最近見ないなと思ってググったところもう10年前に流行ったネットスラングだった

この頃インスタ蝿揶揄される人種に得も言われぬ気持ち悪さを感じていたが、スイーツ(笑)比較することでなんとなくそ気持ち悪さが浮き彫りになったので書き留めておく。

スイーツ(笑)個人的に「残念な人だな」と感じながらも気持ち悪さは感じなかった。

スイーツ(笑)の人々の特徴をwikipediaから引用すると

“(雑誌の)コピー鵜呑みにし、メディアに躍らされている女性たち”
“雑誌テレビ番組が仕掛ける流行を追うことがオシャレだと思いこんでいる女性”
“テレビ雑誌などの流行に影響されやす若い女性

などなど。いろいろな広告宣伝に踊らされる残念な人々への揶揄である

インスタ蝿比較して踊らされる残念さはあるものの、気持ち悪さを感じなかった理由として

目標とする価値自分の外部に置いていて(その目標の良し悪しはあるにせよ)それに向かって自分を変えていく・向上する姿勢が見えること

・(広告流行に比べて)自分自己研鑽をする立場にあると感じている(ある意味での)謙虚

があるのではないか


今のインスタ蝿どもに感じる気持ち悪さはこれらがないこと、すなわち

手段は問わず自分価値観が高まったように"見える"ことが大事

・中身のない割に"影響力"を持とうとする傲慢

が強く感じられた。

ニコ生主やYoutuberといったセルフプロデュース界隈にも同様の気持ち悪さを感じている。


この10年どういった原因でこういう気持ち悪い人種が増えてきた、または可視化されやすくなってきたのだろうか。

2017-11-13

anond:20171113140638

そうなんだ。

俺はあの わたしちゃんのキャラクターが好きで好きでたまらなかったけどな。

ある意味現実的対応しかみえなかったし、それが普通女性みえた。

2017-11-12

anond:20171112184253

楽しい娯楽が増えると、つらい事が100倍とかに感じられる。

楽しいことをやる1分は短いけど辛いことをやる1分は長いでしょ?

 

戦後日本人レジリエンス~忍耐力がゼロになるように仕向けられている。

新型うつ病」と言って、ちょっとしんどい事、苦しい事があるとパニックに陥り、思考が停止する人が増えている。なぜか?偶然じゃないよ。

 

豆知識として「3S政策」(セックススポーツスクリーンの略)を検索してみて。今はもっと進化しているから深刻。

貴方ある意味素直なんだと思う。日本環境を反映したサンプルとして参考になるね?

日の名残と黒執事

カズオイシグロ氏がノーベル賞を受賞したと聞き、ミーハー丸出しで「日の名残」を読んだ。

 舞台イギリス。本筋としては語り手である執事が休暇を貰い田園風景を旅をする物語だ。仕えていた主は上流階級の大物政治家であり、職務に誇りを持っている。

 そんな「日の名残」を読んでいると「黒執事」を思い浮かべた。例の悪魔執事の有名なマンガである。大ファンと言うわけではないのですが。執事と言ったらね。

 「日の名残」作中において、優れた執事とは主より目立ってはならず、影を潜め、口をはさまず、しか盲目的にならずに己の忠誠を捧げる相手を選ぶ存在ではないかと語られる。

 目立ちまくり、主にイヤミを言うのが日課のセバスチャンとは真逆である。こういった執事は一時は誉めそやされるのだが、どこかで馬脚を表し失脚するのである

人間執事ならば。

 セバスチャン悪魔である。したがって、いつまでも完璧執事(ある意味で二流)のまま変わらない。

 一方で日の名残的一流執事も、黒執事には登場している。

タナカさんである

セバスチャンがどれだけ見事にこなしたところで、執事としては二流。悪魔には表面をなぞることしかできないのだ。

 主シエルセバスチャンタナカさんへの態度の差から、作者もこの辺りを意識してるように感じる。

 何でも出来て悲惨現実でもどこか他人事の癖に、矮小有象無象人間に執着する悪魔

 黒執事のこの構図にすごく説得力を感じるようになった。

 セバスチャンタナカさんへの謎の敬意もわかるし、

逆説的な人間讃歌ですよね?

日の名残めちゃくちゃ面白かったです。他の作品も読も。

幻想芸術集団Les Miroirs公演『アルラウネの滴り -改訂版-』

ダス! イスト! デア! トロプフェン! デス! アルラウネ!

アイネ! クライネ! ナハト! フランケンシュタイン

イッヒ! リーベ! ナツィオナル! ソシアリスティッシェあわわわわわ! この辺で。

.

“幻想芸術集団 Les Miroirs(レ・ミロワール)” という豪快な源氏名を名乗っているが、つまりは都内の小劇団だ。

んーむ、どういうことなんだろ、また芝居を観に来てしまった。

これまでの人生で演劇なんて片手の指にあまるくらいしか行ったことないのに。

ひょんなことから、とある小劇団の芝居に行ったのが先月。

劇場でダバっと大量のフライヤー(チラシ)を渡されるので、眺めているうちに妙に気になって今回はこの劇団の演目『アルラウネの滴り -改訂版-』を観に行ってきた。

.

観劇後の印象がなかなか良くて、それで妙に語りたくなったので記録の意味でレビューを残しておくことにする。

当方、舞台観劇はズブの素人なので、マニアから見たら噴飯モノの印象がバンバン飛び出すことと思われるが、そこはヌルく見逃してほしい。

あと、上演も終わっていることだし、ネタバレ上等で書くので、そこは4649!

それでは、行ってみよー!

.

■全体として

先入観が無かったといえばウソになるわけで。

幻想芸術集団という大迎なプレフィックス

おフランス語の劇団名でミロワール(鏡たち)というのは、つまりキャスト達のことだろう。

豪奢な近世ヨーロッパ風衣装。

小洒落たサロンで撮った宣材写真

キレイどころの若い女性を中心に固めたキャスト

中央には男装の麗人

「これはきっと、『ベルばら』風にお嬢様たちがキラッキラにやりたいことだけをやりたおした豪華絢爛、欧州絵巻だろうな」と。

それで、「どれ、どれだけ背中とオシリが痒くなるか、いっちょ見てやろう」くらいの気持ちで足を運んだのだが。

.

これが。

開始10分で背筋を伸ばして、

脳を総動員して、

つまりは本気でストーリーを追いかけることになった。

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近世ドイツを舞台にしたバリバリに骨太なサスペンススリラーになってる。

そりゃそうだよな。

単なるキラキラ少女漫画ワールドだけで、旗揚げから10年以上も劇団が存続できるワケないもんな。

幻想的な要素は “アルラウネ(マンドラゴラ)の美女を集めた娼館” というキー・ガジェット一点のみ。

あとは細部まできっちりと整合したダークなクライムストーリーで。

(このへん、『スリーピー・ホロウ』(ティム・バートン)に通じるものがあるな。

 あれも超現実はデュラハン首無し騎士)の一点だけで、あとはストレートな推理モノだった)

.

そして、今さらながら。

自分がなんで演劇を面白いと感じるか、分かった。

ミニチュアジオラマを見ているのと同じだ。

右から左から、見ても見ても、どこまで見ても情報量が尽きることがない。

これはフレームで切り取られた映画にはない楽しみであって。

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この舞台にしても。

ブリンケン伯爵が実に俗物らしくロゼマリー嬢を相手に大笑しているときに、うしろでフローラ嫌悪感をまる出しにしていたり。

カスパルが客前で気取った口上を並べているときに、後ろでオリヴィアペトラクスクス笑っていたり。

ふとカスパルが来歴をほのめかすときに、バックでアルマアラベスクをキメていたり。

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どこに視線を固定しても、漏れる情報がある。

これが脳にすごい負担がかかる。

決して不快ではない負担が。

これが自分的な芝居の楽しみだと、劇場を出るときに気がついた。

.

作劇について、もうちょっと書くと。

衣装がキラッキラなのは舞台が娼家だからであって、ここを誤解していた。

実際の登場人物はというと、全員が第三身分。

(脇役の伯爵、伯爵夫人、王様の3人をのぞく

それも、ドラマにしやすい貧民でもなければブルジョアでもなく、中間層知識人というのがニクい。

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そしてデカダンス

スパイス程度の頽廃なんてもんじゃない。超頽廃。超デカダンス

なにせ純愛がまったく出てこない。

娼館。

仮面夫婦

父を求めて得られなかった少年は長じて若いツバメ(愛人)となる。

例外はアルマカスパル気持ちが通じるところ、それにヘタレ青年が主人公に想いを寄せるところだが、どちらも一方通行に近い。

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さらに設定考証がすげぇ。

神聖ローマ帝国時代のバイエルンの片隅にある架空の歓楽街、というか売春窟を中心に時代と風俗をガチガチに作り込んである。

おそらく、俺の気が付かないところもガチガチだろう。

唯一、気になったのは

「あれ、ドイツ語圏ならネーデルランドじゃなくてニーダーランドじゃね?」

ってところくらいで、これも観客のアタマへの入りやすさを選択した結果だろう。

.

うん。正直に言うと、作り込みすぎじゃね? っていうところもあった。

具体的に言うと、ダイアログが文語中心で、若干だけど苦しい。

当方、語彙力にはそこそこ自信があるオッサンだが、それでも、

「じい(侍医)」とか、

「せんていこう(選帝侯)」とか、

会話をトレースして理解するのにアタマを総動員する必要があった。

かと言ってなぁ。

そこを「侍医」→「お付きの医者」とか、「選帝侯」→「偉大なる領主さま」とか言いかえるとテイストがどんどんボヤけるしなぁ。

時代のフレーバーとして、いたしかたなしか。

.

ほかにも上に書いた「若いツバメ」とか、娼館ではロウソクがタイムチャージに使われていたりとか。

ともかく文学的で含みのある表現を多用していて、ターゲット年齢が高いか、あるいはマニアックな層か、ともあれコレくらいのレベル普通なのかな?

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あと、要求水準の高い批判をすると。

階級社会不条理に対する怒り” というのを冒頭に打ち出した割には、通底するというほど通底していない。

21世紀の今から見て付け足した感じ。

フレーム全体の仇役としてエーヴェルス先生を立てて、カール殿下の誅殺を5分のエピローグとしてサラっと流したので余計にそんな感じがする。

.

もう1つ細かいことを言うと、カスパルとエーヴェルス先生がクライマックスに対峙するまでハチあわせしないのは、苦しくないか?

それを言うのはヤボというものか。

.

ま、ともかく。

全体として、チケット代以上に大いに楽しみ、没入し、満足した。

見て損はなかった。

ほかの演目については保証しかねるけど、再演のときには是非とも足を運んでみてください。(繰り返すけど、俺は関係者じゃないよ)

.

以下は、キャストと演出について

※普段は「役者は顔じゃない」というのがポリシーなんだけど、ここまでビジュアルにこだわった劇団と演目に対しては、しゃーない、キャストビジュアルについても言及させてもらいます。あしからずぅ。

.

■男優3人

劇団と演目を全体として俯瞰すれば。

耽美で退廃的なテイスト

きらびやかな衣装と意匠。

おそらく女性中心の運営で女性中心の企画立案で女性中心のキャスティングをしている集団だと推察するけど。

.

自分にウソはつけない。正直に言う。

観劇後の印象は男優三人組が大部分かっさらって行った。

全員が客演。

おそらく、3人が3人とも、キャスティング担当者が選びに選んで一本釣りで連れてきたのだろう、と、思う。

.

 エーヴェルス先生の狂気、

 フランツの怯懦と勇気、

 ブリンケン伯爵の俗物さ。

.

多分それは、つまりこういうことだろう。

女性陣、主人公2トップをふくめ、大部分のキャラクターは何らかの葛藤や二面性を抱えていて、心理に微妙な綾があるのに対して、男性陣3人は完全にバイプレイヤーとしてストーリーの進行装置以上のキャラクターが割り振られていない。

あとはそれを渾身のパワーで演じれば良いだけで、結果としてものすごい強烈でシンプルな印象をこっちに叩きつけてくることになる。

これが観劇初心者の俺みたいな人種にはビンビン来るのよ。

ある意味三者三様にヨゴレで良い役をもらってるとも言えるわけで。

こればっかりは、しょうがない。

こういう観客もいるということで、ひとつ

.

■高山タツヤ(エーヴェルス先生)

いやしかし、悪役ってオイシイよな。

自分的には今回の演目でこの人がNo.1。

最初はシャーロック・ホームズ的な近代合理精神の尖兵として事件に切り込んでいくのかと思いきや。

途中からどんどんマッドサイエンティストの素顔が出てきて、終盤すべての黒幕という正体が明らかになって、最後はムスカ大佐みたいに天誅がくだる。

宣伝スチルでは “生に倦み疲れた貴族” みたいな立ち位置かなーと思っていたら、もっとパワフルだった。

理性的で狂人、策謀家で紳士、もうテンコ盛り。

唯一の難としては、演技とキャラクター作りが設定より若干、若く感じた。

そのせいでカスパルとの対比が弱い。

しかし、それにしても、実験体のときにカスパル13歳、エーヴェルス24歳。

最後に対峙した時点でカスパル31歳、エーヴェルス42歳か。

これまた描写の難しい年齢差を持ってきたな、とは思う。

.

■谷英樹(フランツ

普段は剣戟主体のアクション俳優さんらしい。もったいない(と言ったら失礼か)。

ねぇねぇ、性格俳優やりましょーよ。

できますって絶対。実際できてたし。

高い鼻筋、シュッとした輪郭ともあいまってヨーロッパダメダメ青年を完全に演じきっていた。

迷い、失敗し、バカにされ、それでもフローラへの思い一徹。

というか、この劇中、唯一の未熟者役で、これは配役としてよいポジション

.

■杉山洋介(ブリンケン伯爵)

たぶん、この人はただの色ボケ爺ぃじゃないよ。

宮廷の権謀術数

複雑な典礼プロトコルの知悉、

家門の切り盛り。

そういったシンドイ大事や雑事を乗り越えて、やっとこさトレッフェン通りで馴染みの嬢を片手に思いっきりハジけているところに腹上死。

涙を禁じえません。

そういう想像が働くところが、杉山氏のキャラクター作りのなせる技かと。

いや、たんなる家門だよりのアーパー伯爵っていう設定かもしれないけどさ。

ともかく、そんな感じがした。

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■武川美聡(オリヴィア)・小川麻里奈(ペトラ

ストーリーも半ばを過ぎたところで、ハタと気がついた。

カスパルフローラが客から評価をもぎとってくるフォワードだとしたら、オリヴィアペトラ役のこの2人が失点を防ぐディフェンダーなのね」

アルラウネだけじゃない、葬儀の席のゴシップ婦人、伯爵家の侍女と、早着替えをしながら、縦横無尽に八面六臂。

よほどの高能力者じゃないと、こうはいかない。

逆に言えば。

ストーリースケールに比してジャスト10人という少数精鋭のセッションで。

もしもこの2人が「私たちモブよ、モブよ、モブなのよ~」と手を抜いたり段取りが悪かったりしたら?

それこそ目も当てられないほど悲惨なことになるのは想像できる。

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この芝居を観た人がいたら聞きたいのだが。

ストーリー展開のつなぎが悪かったところがあったか?

会話のリズムと展開がギクシャクしたところがあったか?

状況の説明が足りないと感じたところがあったか?

少なくとも、俺にとっては無かった。

これ全部、彼女たちの仕事であって。

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こうも言える。

「観客を40人と仮定して、80個の目玉とその批評眼の猛攻を、2時間近くの上演中、ゼロ失点でしのぎきった」と。

しかも、それだけじゃない。

「それじゃ、ここはカスパルを見ていよう」と視線を切ったままにしておくと、いつの間にか “弱気なオリヴィア” と “地味に辛辣なペトラ” がシャドーストライカーとしてヌッっと認知の前景に割り込んでくるから油断がならない。

専属キャストスポットを浴びて歌い踊る後ろで、 “舞台成立請負人” として劇団を渡り歩くって、ックーッ! シビれるっすねぇ(想像のしすぎか)。

特にオリヴィア役の武川さんはホームチーム無しのフリーランサー

次にどこで会えるかもわからないという、この西部劇カウボーイ感。

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■マリコ(伯爵夫人クロリス)

政略結婚で異国に嫁ぎ、政治のあおりで幽閉状態。

夫に先立たれ、あとは家門を守る化石となりつつある中、若いツバメとともにふと訪れた春。

でも心の底では彼が自分を利用しているだけと気がついていて、寂しさがつのる人生の晩秋。

っていうメロドラマ的挿入話を、たった1人でゴリゴリ成立させてしまった。

オフショットを見たら、周囲に負けず劣らずの美人さんなのに、哀切よろめき婦人にサクッと変身するあたり、地味にスゴいよ、この人。

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■中村ナツ子(ロゼマリー)

加東大介(『用心棒』)といい、中村梅雀(『八代将軍吉宗』)といい、馬鹿キャラってオイシイよな。

と、思いつつ、可愛い子チャンで馬鹿キャラってのは失敗例が山ほどあるワケで。

美人馬鹿キャラ、厳密に言うと “短慮と衝動、それに浅知恵で状況を悪化させるキャラ” っていうのは、全世界のホラーパニック映画ファンが怒りまくってることからも分かるとおり劇薬であって、書くのも演るのも本当に難しくて大変で。

フィクションで最近の成功例だと、『デスノート』の弥海砂とか。自分の中では『ウォーターシップダウンのうさぎたち』のネルシルタとか)

その中でも彼女ロゼマリーの配役と演技は大成功と言っていい。

シナリオ、人物造形、演技の巧みさ、3つが合体して、ストーリーを停滞どころかグイグイ展開させる存在として実に効いている。

アルラウネたちが、それぞれどこか華美な中にもダークさを感じさせる装いの中、ひとり明るい髪色でキャるるンッとしたバービー人形のような出で立ちも良い。

彼女を舞台で見るのは実はこれが初めてではなくて、かなりの美形なことは知っていたけど、作りようによっては、なんというか、 “こういう美人” にもなるのか、と今さら驚く。

(彼女の第一印象については、

https://anond.hatelabo.jp/20170925212923

 の中村ナツ子の項を参照のこと)

というあたりで。

最後に。

あー、業務連絡、業務連絡。中村さん、編集者やってみる気はありませんか? 原稿ライティングができてAdobe製品が使える最強のマルチ編集者になれますよ。その気になったら、いつでも当方に声をかけてください。

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■麻生ウラ(アルマ

うー、うーうーうー。モゴモゴ、わかった、言う。

えー、強烈な声優声なのは、演出上の要請か、それともそれ以外の発声メソッドを持っていないのか。前者だと信じたい。

さて。

最古参のアルラウネ、そしてカスパルの右腕として気持ちを交わし、動き、嘆き、そして踊る。

ちょうどキャプテン・ハーロックにおけるミーメみたいな立ち位置

ただし彼女の場合は愛と忠誠心一方通行気味なのが哀しい。

キレイどころ揃いのキャストの中でもアタマ1つ抜けているビジュアルダンスを買われての登板か。

(「ビジュアル充実で演技とダンスが良いなら文句ねーだろ」という方は、この項の2行目を参照のこと)

休眠状態の彼女のポーズを見て、開場のときに舞台においてあったオブジェの意味がやっとわかった。

それにしても。

アイライン抜きでもアニメキャラ級の大きなお眼々。

とんでもなく整ったマスク

スレンダーで柔軟な身体は恐ろしく妖艶に動く。

世を忍ぶ仮の姿バンドヴォーカル兼ヨガ・インストラクターとのこと。

ドュフフフフ、オジサンに勤務先教えてくれないかなぁ。

(この6行、後でカット)

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■乃々雅ゆう(フローラ

アイライナー(と、おそらくカラコン)を差し引いても深い情熱的な眼、意志の強そうな頬からおとがいライン

なんというか、豪華欧州絵巻を演るために生まれてきたような。

実際、ブルボン王朝の末席にいて、ベラスケスが肖像を描いてそうだ。

(なぜブルボン王朝(スペイン)かというと、黒髪だから)

その意味では、この劇団の申し子みたいな雰囲気。

立ち上げからのメンバーかと思った。

そのくらいピッタリの所属先を見つけたと言えるんじゃなかろうか。

宣材写真を見たときはもっと毒のある雰囲気で、「ふむ、このヒトが超々々毒婦をやったら面白そうだ」と思って劇場に行ったんだけど。

なんというか、キャラクターもご本人も想像より瑞々しい感じの人だった。

“運命と戦うヒロイン” という、もう本人の雰囲気そのままの役回りを手堅く好演。

娼館の女主人のときはもっと毒々しくても良かった気がする。

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■朝霞ルイ(カスパル

どんなに声のトーンを落としても客席まで声が届いていたのは彼女だけだった。

ベテランの風格。

打ち棄てられた実験体児がどこでどうやって成長すれば、こんな艶やかでピカレスクトリックスターに育つのか、そこを見てみたかった気もするが、そこを書いたらタダでさえ2時間ちかくある上演時間がさらに伸びるので、いたしかたなし。

この俳優さん、眉頭にいい感じに険が出ていて、男装の麗人からリアル美丈夫への過渡期にある感じがする。

男役としては、これからが一番いい時期なんじゃなかろうか。

ダークヒーローカスパルを好演。

カスパルがどんな人物かというと。

ん。

待てよ……整理すると!

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1)娼館の影のNo.1として女主人をウラからあやつり、朗々と艶やかな口上を述べるトリックスターで、

2)火災その他のカタストロフから巧みにサバイバルし、言葉巧みに未亡人の情夫におさまる冷徹ピカレスクで、

3)非人道的な実験の結果として対アルラウネ耐性を有する厨二病キャラで、

4)それでいて不幸な幼少期から、どこかはりつめた脆さを感じさせ、

 (それは例えて言うならば、ラインハルト・V・ローエングラム的な)

5)そして、こころ疲れた時には情を交わす女アルマが影に寄り添い。

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なんてこったい! 男装女子の演りたいこと、全部入りじゃねーか!

どうなってるんだ朝霞さん! アナタの配役が一番オイシイよ!

旗揚げメンバー特権か!?

観劇前はフローラカスパルが互いのカウンターパートをつとめるセッティングかと思ったら、終わってみれば伯爵から先生からアルラウネ達からフローラから、もうもう全員が彼との関係性を軸に話が展開するという、まさにザ・主人公・オブ・ザ・主人公

しかし考えてみれば、そのぶん舞台上でも舞台裏でも負荷は並大抵では無かったはずで、本当にご苦労さまでした。

良かったっす。

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■a-m.Lully

あの役がオイシイ、この役がオイシイ、と書いていて気が付いたが、

全者全様にオイシイ役ばかり。

調べたら当然のごとく、当て書き脚本だった。

この辺が座付き作家、というか作家が率いる劇団の最っ高のアドバンテージだよなぁ。

と、同時に。

「このストーリー、映像化してもイケるんじゃね?

 というか、ヨーロッパあたりに売り込んでもいいんじゃね?」

と思ったのだが。

脚本、キャスト、演出のケミストリー化学反応)による名演と脚本単体のポテンシャルの見分けがつくほど、俺は観劇に強いわけではないので、この印象は保留しておく。

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大道具・セット

背景と大道具がすごい。なんてったって “何もない” んだから。

物理的に必要な長椅子が脇においてあるだけ。

これ、大英断だと思う。

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メインの舞台となるのは近世ヨーロッパの娼館で。

自分がイメージできるのは『ジェヴォーダンの獣』(クリストフ・ガンズ)くらいだけど、あれを雰囲気だけでも匂わせるには1千万円あっても足りない。

その後の場面展開を考えたら、そこはバッサリ切り落として、そのかわり衣装と装飾品にガッツリリソース(金と時間と手間)をかける。

キャストこそが情景の担い手という戦略。これ大正解

少なくとも自分はそう思った。

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で、板の上には何もない代わりに、ステージ背面全体を三分割して並んだ3つのセル(部屋)。

ライティング次第で中のキャストを浮かび上がらせて、複数のストーリーラインを同時に進行できる空間なんだけど、これが実に効いてる。

回想、視点の移動、娼館の部屋それぞれ。もう大活躍。

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白眉はエーヴェルス先生が娼館に潜入するシーン。

ライティングを目まぐるしく切り替えて、それこそ『ミッションインポッシブル』か『オーシャンズ11』かっていう高速カットバックを実現している。

(いや実際、照明さんは胃に穴が空いたんじゃなかろうか?)

実を言うとアタマのスミでは「それをやりたいなら映画でやったら?」と思わないでも無かったけど、映像作品と舞台の良いとこ取りをした意図は買うし、実際、効果的だった。

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と、同時に。

こうも思った。

「ああ、そういうことか。エイゼンシュテイン以降の変革は舞台にも及んで、自分はいま変革後の作品を見てるのね」と。

MTV以降、ライブコンサートに巨大モニターが導入されて各種フレーミングが可能になったように、舞台も律儀に単一フレーム(場の一致)なんて守ってる場合じゃないよね。

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■最後に、気がついたこと、気になったことをまとめて

・会場の音響が悪すぎ!

 卓かアンプが、どこかでバチバチに歪んでる。

 せっかく古典派の交響曲ストイックなまでにかためた選曲が台無し。

 客席横では四六時中、空調がプシュープシュー鳴ってるし。

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キャパ、狭すぎ!

 ねえねえ、次はもっと大きい小屋でやりましょーよ。

 大丈夫。大丈夫だって

 連日満員でエクストラシート用意するくらいなんだから。

 ぜったい大丈夫だって!(←無責任

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・ハッキリとした開演ベルが欲しかったところ。

 カスパルがおもむろに登場してアルラウネのオブジェを撤去して暗転ってのは、演出としてどうかと思った

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プログラムの誤植。

 コーヒー愛飲の習慣のところ、 “嫌遠” は “嫌厭” の間違い。 

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・余談だけど、今回の上演『改訂版』の前の上演回をみんな『祈念』と呼んでいる。

 理由を調べようと思ったけど、まーいーか。

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キャスティングの軽重に関係なく、みんな多かれ少なかれセリフが飛んだり、噛んだりしていた。

 最終日の最終回、疲労のピーク。

 ステージハイっていったって、限度があるわね。

 その中でもディフェンダー2人(武川、小川)は、自分が見る限り

 挙動とセリフに一切のミスがなかったことを記録しておく。

.

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……んー、こんな感じか。

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ともかく、まとめとして言うならば。

幻想芸術集団レ・ミロワールの『アルラウネの滴り -改訂版-』良かったっす。

次もタイミングが合えば観に行こうと思いつつ、このテキストを終わる。

人は皆それぞれの考え方をもっていると考えること+

人は皆それぞれの考え方をもっていると考えること、これは現代において「原則」だと思っている。

ただこの「原則」には矛盾があって、人は皆それぞれの考え方をもっていると“考えないこと”も、この「原則」に則っていることになる。さらに導出すると自分と異なる考え方をもっている人はこの「原則」に反することになってしまう。

この「原則」を主張する人はその矛盾も含めて個々の考え方を尊重するという選択をしているのだと思っている。そういった人々は自己矛盾―もとい批判をもらった際に確実に反論できないことを承知してそれでもこの「原則」を主張するのだと。

もう一つ、相手立場になって考えるということ、これは原則とまでは言わないけれどできたらよい「道徳」の一つだと思っている。

ステレオタイプにとらわれず―性別とか年齢とか人種とか嗜好とか考え方とかは置いておいて、自分がその人の立場だったらどう思うか、考えるか、うれしいのか、悲しいのか、辛いのか。

この「道徳」を支持する人はある意味わがままだと思っている。相手立場だったら自分ならこう考えるという洞察は、相手のこと―幼少期~現在に至るまでの親子関係、友人関係、その他を含む100%完璧には理解できないのに、断片的な情報のみで相手立場を推察せざるを得ないから。

こういった「原則」とか「道徳」とか思っていることが、時代人種国籍によって受け入れてもらえないことがあるのはわかっている。

今は、グローバリズムは古い考え方だし、国籍や嗜好で他人蔑視したり何かしら理由をつけて誰かを村八分にすることが「正しい」のかもしれない。

でも自分は(できていないことも往々にしてあるけれど)人は皆それぞれの考え方をもっていると考えたいし、とてもわがままなので、相手立場になって考えることができるようになりたいと思う。

2017-11-10

ある意味、親といい、日本空気といい、やっぱりだめだってこと結論付けさせてくれてよかったわ。

増田は、日本はそういう社会なんだからしろということを言いたかったんだろうな。

霊感商法にはまる母親に流されてでも付き合えって言った弟と迷惑ばかりかけるクソガキ社長のおだて係でいろといったやつらと同じだわ。

でも、怒りは力になるね。ちょっと元気になった。あんたの不本意かもしれないが、まだチャンスがあるし、それは日本でないかもしれないが頑張るわ。

自分の子供にはこんな腐った国で育ってほしくないもの

しろ、親兄弟くそすぎるということが完全に日本への未練を失わせるがために天が言ったのかもね。

正直、その中国会社も本当に奪いに来て使い捨てる感じで来るのかもしれないとは不安になる。せいぜい、説明して展示員と数分話したぐらいしかその会社を知らん。

けど、日本くそったれ雰囲気で、勤め人にして何とか売れるものを作ろうと、起業しても、むしろ起業して動き回れば動き回るほど、

「そんなことより俺/私にとって心地よくさせてよ」みたいな連中に振り回されてなにやってるんだ?というのをかんじればまだね。

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