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2023-06-04

子供産まなくてよかったです、マジで

海外観光産業では、日本人観光客は「クレームをつけずに黙っていなくなるから怖い」と言われていると聞いたことがある。

なぜクレームをつけないのか。

改善するとは思えない、改善したとしてももう来ないか関係ない、文句を言って相手に響かなかったら(態度が悪かったり、逆に言い返されたりしたら)結局自分が疲れる…

色々な理由があるかもしれないけれどクレームはつけない。クレームはつけないけれど、ざわざわと口コミは広がる。結果行かなくなる。

  

非婚化も少子化もこれなんだろうなと思う。

結婚しても産んでもロクなことがない。口コミが広がっている。

わざわざ好き好んで悪い口コミを見なくても肌感覚でわかるし。皆生活するのに必死でそれどころではない。

政治家の言う少子化対策は結局バラマキで泥縄政策で、根本的な「産めばなんとかなる」「産みたくなっちゃう」という明るい空気の醸成には至らない。

しろ実質増税案が出て「子持ち罰」なんて言われる始末だ。独身にも罰があり、子無しにも罰があり、子持ちにも罰がある。生きてるだけでほぼ人頭税

ここへ来てこれならクレームつけても無駄かもな…的な政治への「期待のできなさ」が蔓延していて

与党なんかはある意味その「期待のできなさ」のおかげで勝ち続けてきているとこもある。ので斬新な方針転換はできない)、結果、無言で産まなくなる。

特に女は産んだ場合の肉体的・自己実現負担の大きさが半端ない。それでも昭和の頃なら産めばなんとかなったんだろう。

会社員夫と専業主婦妻でなんとかなるモデルが出来上がっていった時代もあった。でも今はそんな時代じゃないってことは、今さら説明するまでもない。

  

世界的に見れば人口は増える一方で、2050年には100億人超える説が濃厚で。

日本少子化対策喫緊課題だと言われているけれど、地球規模で見れば人口は過多なんだから別に減っていいんじゃないの?減らしたほうがむしろ適正なんじゃないの?地球SDGs的には。

日本人口増やさないと困るのは、年金とか労働とか主に「経済社会をどう回すか」のシステム部分なので、人口政策を考えるのと両輪で「少ない人員で回る仕組み」を考え作ることも政治仕事じゃないんでしょうか。

でもそれ全然できてないよね(実感できるのはセルフレジの増加くらい)。産めよ殖やせよ、つってバラマキしたところで、増えないよ今の政治のままじゃ。未来を感じられない政策のままじゃ。

  

翻って自分の話をする。

氷河期世代独身子無し。給料はさほど多くないけれど、一人で食べてはいける。

友達には結婚した子もいるし、離婚した子もいるし、なにより似たような境遇の子が年齢に関わらず圧倒的に多い。類友だ。

結婚して子供がいて離婚していない(言い方!友達とは、今はあまり会っていない。

子育てが忙しいだろうし、向こうは向こうで類友ママ友)と会っているだろう。なので私と私の周囲だけの話になる。

独身、皆楽しく充実して暮らしている。推し活、サ活、ソロキャン、ベランビング、ガーデニング

同人活動スパイスカレーに凝ったりなんかして…こうやって並べるとおじさんの趣味と変わらないけど、私たちもこんなもんだ。

  

独身子無しが「今とても充実している」と言うと決まって「先は厳しい」と言うひとが出てくる。意地悪だねぇ。

曰く「結婚していないと(子がいないと)寂しい老後になる」「ヨボヨボになったら誰に面倒見てもらうのか」トカトカトカ。

そんなのねぇ「どうですかね」としか思わない。

私たちはもう、結婚してて夫婦一つ屋根の下に住んでいても、子がいても、寂しい人を知っている。

諸々揃っていても寂しい人なんて世界中にゴマンといるこの世の中で、老後が寂しいか否かなんて「自分次第でしょうよ」としか思えないし、

自分の老後についても「まぁなんとかなるやろ」としか思わない。なんとかならなかったらその時はその時でしかない。

今どんな環境であれ未来がどうなるかわからないのは誰でも同じことで。あと「老後の面倒見てもらうために子を産む」発想は私にはないわぁ。

未来(老後)とか他者(子)のことよりまず「今」「自分」でしょ。刹那主義者ではないけれど、「今」の積み重ねが人生なので。

  

ごたごたと書いたけれど、私は心の底から子供いなくてよかった…!」と思う。「産めばよかった」と思ったことがミリもない。

こんな世の中に産んだらかわいそう…責任が持てない…まっとうな大人に育て上げる自信ない…という気持ち差し引いても、

そもそも自分人生において子供を持ちたいと積極的に思ったことはなかったし(「持つかもしれんな」くらいならあった、あったこともある)、

これからもおそらくないし、ないままそのうち子を産めなくなって、それで後悔はないだろう。

母性神話」の人たちには信じられないかもしれないけど、私はそんな感じだし、そういう女性匿名であれ顕名であれそれを表明する女性)は増えているという体感はある。

女=子産本能 とか別にないし、もし仮にそういった動物としての本能が「ある」ということだとしても、結局のところ本能に従って少子化が進んでいるんだと思う。

さっきも書いたけど、地球は既に人口過密なので。(水槽の魚が過密になったらなんだかんだで適正数まで減る…と同じという意味で「本能」でいいと思う)

子供がいる人は、今とこれから世代が子を産まなければ困るんだろう。でも我々子なしは困らない。残念ながら困らない。

  

私はひとりでいることが苦痛ではない(どころかむしろ快適だ)し、家や身の回り暮らしやすく日々調整している。

プライベート領域に「他者」が存在しないというのもあって、自分次第でどんどん快適になる。楽しい

これは自分に「楽しむ能力」があるからかもしれないし、やっぱり自分自分の食い扶持は稼いでいるからできることなのかもしれない。

  

もうほんとに、女は職を、経済力を手放してはいけない。本当に。資産家は別として。

雑音は聞かなくていい。自分幸せ自分のもので、他人幸せとは別もの

自分にとっての幸せがわからないまま生きてる人も多いけど、わかった方が楽しいし。

それを知るために「絶対」ではないものの、あった方がいいのは「教養」と「経済力」だと私は思っている。

職もって自力で稼ぎ続けると、それ両方くっついてくるから…と思ってる。

(もちろん別ルート教養経済力を得る人もいるだろうし、そんなのなくても「自分幸せ」が見えてる人もいるのはわかっており)

  

私が今自分自分を養えるのは、自分能力もあるけど、教育を与えてくれた親のおかげが大きい。ありがたい。

女を子産奴隷にしておきたいタイプの人々は「女に学はいらない」と言うだろうけれど、幸運なことにうちの両親はそうではなかった。

(親ガチャ…あるね…と思う)

結婚しろ攻撃はいとき強かったけど、今はもう諦めたみたいで「あんたが幸せならそれでいい」と言ってくれた。

孫の顔は見せられないが、私は強く楽しくまっとうに生きているので、親はそれ見て安心してくれたようだ。

  

贅沢を言えば、もっと給料がもらえたらいいし、て言うか、宝くじが当たって資産10億円になればいい。

そしたら趣味仕事します。社会との接点は持っておきたいから。

贅沢を言えば、常に恋人がいたらいい。恋をしてる時は楽しいしな。

あと、男女ペアの方が行動しやすい場もあるし、たまにはそういうの行きたい。

でも、贅沢を言わなければ、今のこの状態必要十分だなって思うし、なんと、私は今幸せだ。

お金恋人はあったらより楽しいオプションとして捉えている。

  

老後のためにある程度は資産形成して、体力づくりして、もし残るものがありそうなら遺言きっちり書いて、

あとは似たような境遇友達適当に暮らせればベスト。両親を見送ったら後はいつでもいいし。

とは言え生き死には選べないので、無駄長生きしてボケ果てて死ぬかもしれない。それはわからない。

配偶者や子がいようがいまいが誰でも死ぬ時はひとりだし、なるようにしかならない。

  

政治社会少子化を「ゆゆしき事態」ととらえているけれど、一個人としてはこんな感じ。

本当に「ゆゆしき」と思っているなら、もっと早く対策しておくべきだった。

具体的にいうと、90年代バブル崩壊後にすぐやって、団塊Jrという人口ボーナス世代を救っておかねば今こうなるのは自明だったんじゃないかな。

当時の政治経済界が先を見通せず、仕事をしなかったので、正直手遅れだと思います

今となっては人口減でも回る仕組みを作る方向に舵を切らないと、そっちも手遅れになるかもね。

  

いずれにせよ、2023年日本に生きる氷河期世代の女一匹として「子は持たなくて本当によかった」が本音

anond:20230604114802

コロナ禍がある意味そうだったけど、1つにはならなかったな

anond:20230604113402

自慢げに札束写真上げてたけど下品やなって…

あと、集めた金は弁護士に払うから課税ってなってたはずやが、私的利用なら課税対象やろ

経費とか言って誤魔化すんやろけど、脱税ある意味公金チューチューみたいなもんやし

2023-06-03

ゲームバグって聞いて皆が思い浮かべるのってポケモンみたいなのだろ?

レベル100の裏技が出来ちゃうのはある意味バグだし、やりすぎてロムが壊れるのもバグ

未だに分からんのがなんでやりすぎるとロムが壊れるのかなんだよなあ。

結局はセーブデータの中に入ってるデータが壊れているだけだと思うんだけど、何故か新規に開始したゲームでも壊れ続けてるんだよね

2023-06-02

anond:20230602160243

イノベーションのジレンマ自体は仕方ないから、若い企業事業イノベーションを起こして徐々に人員をそっちにシフトさせて、ジレンマ起こした企業フェードアウトしていく、そしてその若い企業も年を取りジレンマに陥り…というサイクルがないといけないんだよね

からある意味従来の家電屋が弱体化するのは正しくて、ただその後釜になる事業日本で生まれなかったのが問題

まぁ続くことが良いことだと思っている経営人の認識が間違っているのかな

100年企業目指さず100年後には自分企業が潰れるくらい世の中が変わってる方が健全なんだよね

anond:20230602153500

結婚率が今よりバカ高かったころは家政科は女にしかなかった

男は家事なんかより稼ぎと教えられたか

ある意味で言えば結婚することで家政を女に外注する必要があった

2023-06-01

anond:20230601112444

悪いことやってお金を手にするという成功体験を得たからだろうな

ある意味うらやましい

少しくらい悪さをしても許される人って何が違うの?

例えばダウンタウン浜田とか、人を叩いたり不倫したりしても許されてるじゃん?

あとジャニー喜多川も、生前は性加害してても世間的にはある意味許されてたよね?

何が違うんだ?

こういうのが不公平って思うんだが、そんなことないのか?

どんな小さいことでも悪い事したら絶対殺される世の中になったら飢えで辛すぎて万引きするくらいなら、金に困りすぎて空き巣に入るくらいなら一家惨殺して金品全て奪いつくして殺されるまで豪遊するわな。あまり屈辱、怒りで誰かを殴ってしま衝動が抑えられなくなったら殴る通り越してぶっ殺すし、一人ぶっ殺したらどうせ殺されるんだからついでにムカツクやつ全員ぶっ殺すわな。どうせ殺されるんだし、やれるだけやってスッキリして死ぬわな。性衝動を抑えられなくなって一人レイプしちゃったら後はもう手あたり次第襲いまくるわな。どうせ殺されるんだから楽しみまくらなきゃ損でしょ。

「罰が重かったら罪を犯さないはず」ってのってある意味究極の性善説だよな。

anond:20230531234800

けっこう似たような構造ビジネス多そうだよね。

人の怒りや憎しみを煽るのって、ある意味簡単だし、SNSとかこことかを使えば、ターゲット無限に釣れる。

対抗策は、人を煽る目的だな、釣る目的だな、誰かを扇動しようとしているなと思ったものには触れないようにすることか。

anond:20230601072449

原神やれ

高所から落下攻撃の奇襲で戦闘開始するんだぞ

櫓の上にいるやつを弓で撃ち落としたり逆に召喚物の上から殴ったり建物で射線を避けたりするんだぞ

キャラによっては風で浮き上がったり超人的なジャンプ力で空中攻撃したりと平地でも立体的な戦闘ができるぞ

ゲームというのはデフォルメ芸術から状況が簡素化されるのは当然なんだが

AAAタイトルとか技術力のあるところが作ってるゲームやれば現実簡素化せずにリアルな複雑さで魅せる作り方してるタイトルなんて腐る程ある

JRPG伝統芸能化しすぎて古い時代からテンプレシステムに安住しようとする傾向が強いんだよ

からある意味特撮世界と変わらんお約束に自ら縛られに行くスタイルになる

2023-05-29

ブイチューバーの次は?

もう来る所まで来たよね。

VRゴーグル一般的に普及したとて、結局やることは変わらないし。

VRARを使える端末がコンタクトレンズとか網膜に直接展開される位にならないと。

そう考えると、Tikitokとかの配信アプリある意味人をバーチャル的に捉えているというか、図らずも人そのものを非現実的な物として扱っている様な気がする。

2023-05-28

外人日本語について語る際、未だに「日本語ハイコンテクストから~」とホルホルしたがる日本人が多い

日本語は多くを語らずとも伝わる優れた言語なんだ」みたいな優越感がダダ漏れ気持ち悪いんだよ

ほんと止めてほしい

日本人って日本語日本文化について語り始めると途端に幼稚な優越感と見下し欲を抑えきれなくなるのなんでなんだろうな

ある意味フランス人と近いのかもしれない

日本人ハイコンテクスト文化、○○人はロー・コンテクスト文化」論にまつわる誤解

https://news.yahoo.co.jp/byline/terasawatakunori/20210118-00218100

anond:20230528103949

悪い癖と言うかcolaboって性売買をやめたいをサポートするようなことサイトで書いてるけど、

ゴム渡すってことはある意味推奨してるよね?

住む場所提供したり未成年でもできるような畑仕事とか手に職を付けれるような仕事をさせればいいのにね。

俺にはcolaboが立ちんぼの元締めのように見えてくるわ。

anond:20230526171218

それはヤクザ屋さんがずっと昔、暴対法が成立する前夜くらいに言ってたことで、俺たちがシマを守ってるから日本治安ある意味安定してるんだぞ、暴対法なんて施行したらあっという間に日本海外マフィアに乗っ取られるぞ、って警告してたけど実際問題そうでもないなあ、って事実がある。

2023-05-27

anond:20230527182842

女性で、そういう子供に全てを注ぎ込む過保護母親持ってるとむしろ母親愛情が重すぎて鬱」となって「まともな」大人になれない人多いけど

男性ってそこに疑問を感じずマザコンになってるよね

いやある意味そういう男性もまともな大人ではないのだけれど

G・Eで蛙化戦法が強い(だから滅んだ)

ゴールドエクスペリエンス!産まれろ新しい命よ!

うどんから蛙が話題ですが、果たしてうどんをG・Eで🐸に出来るのでしょうか?

小麦粉は既に生命ですがうどんになってしまった小麦粉ある意味死体なわけです。

生命にG・Eを使って変化させるのは確か無理だったはず。

ブチャラティの例を考えると、死せる小麦生命エネルギーによりゾンビ小麦となるだけで🐸にならないのではという説が有力です。

前置きはこれぐらいにし、何故G・Eが🐸化戦法を辞めたのかの話をしましょう。

序盤においては必殺とも言える戦法として成立しており、涙目のルカは完全にこれで再起不能リタイア)しております

相手攻撃半自動的に全反射するという最強の能力は一部の完全自立型スタンド以外には無敵の強さを持ちます

極論を言えばボス相手であっても全員が全身を🐸でコーティングしていれば攻撃一方的に反射し初見勝利さえ出来たのです。

これはちょっとヤバイですね。

というか反撃を受ける本体存在しないタイプの自立型であっても、ノトーリアスBIGのような完全無敵型以外であれば反撃によるダメージで行動不能に陥ってくれればそれだけで反撃のチャンスは無限に広がってしまます

そうでなくてもG・Eは無敵に近く「ジョルノが助けに来れなかったので」は他の仲間を活躍させるための重要エクスキューズとして作中のかなり多くに広がっております

こういった話題でよく上がるのがパープル・ヘイズですが、あちらはあくまでも「超火力が高い」であり相手ステゴロの距離まで接近する必要があります

対して🐸は完全な能力バトル的対話拒否🙅を可能にしており、トーキング・ヘッズのような精神面への攻撃以外は全てが実質的無効化されます

もしも全員が常に🐸アーマーで覆っていればあらゆる名バウトが崩壊します。

ペッシの釣り針は勝手に本人に戻ってきますし、老化は🐸を通して本体に🐸の数だけ倍加された速度で襲ってきます

🐸の仕組みによってはグリーンデイさえも高低差を超えて自動反射されてしまうかも。

作品の完全なるおしまいが見えてきました。

なので🐸化戦法は封印されたのです。

ジョジョという作品は緻密な頭脳バトルが売りとされていますが、実際にはかなりライブ感よりな作品です。

文脈としてはホラー映画が一番近いでしょう。

超自然的な現象に対して人間必死対抗措置を取ろうとした時、それが自然頭脳バトルの様相を呈するでしょう?

アレを漫画再現しているのがジョジョなのです。

そのため理屈っぽい部分は数あれど、完全に世界ロジックで動いてるわけではない。

超自然的な現象超自然的でありながらも何らかの法則に基づいていて動いている様子を、人間必死に解明してそこにルール見出しているだけなのです。

なので「凄み」で解決できるときもあるわけでして、ジョジョを緻密なロジックバトルだと勘違いしているとこの辺の理解バグるんですよね。

私も学生の時にこの罠に一度落ちました。

でもここを勘違いしていると読み味を見落としてしまうんですよ。

から「強すぎるから🐸は使えなくなった」をそのまま許せるぐらいの寛容さを皆にも持って欲しい。

繊細すぎるとジョジョは楽しみにくいです。

ホラー映画なので。

ホラー映画も当然、繊細すぎる人には向いてないですね。


anond:20230526043327

2023-05-26

サッカーできるだけじゃ人生ダメなんだな 1/3


先日、不惑(forty years old)を迎えた。今では草臥れたおじさんだけれども、昔はサッカーが大好きで、自他ともに認めるサッカー馬鹿だった。

小学校から始めた。当時は、とにかくドリブルが大好きで、どんな形でもゴールを決めたら嬉しくて、勝っても負けても楽しかった。何も考えずにサッカーやってた。そんないい思い出もあるが、人生トータルでは辛い思い出の方が多い。

この日記は当時の個人情報でいっぱいだけど、俺はもういいよ。十分に生きたと思ってる。どうなってもいい。特定されても大したキズじゃない。クビになるのを恐れるような会社勤めでもない。

小学校中学高校も、部活一筋だった。中学時代にユースに誘われたことが一度だけあるが、自分は超一流にはなれないと何となくわかっていた。本当に才能がある奴は輝きが違う。自分サッカーを楽しめればそれでよかった。全国優勝とかには興味なかった。

高校は、京都府内にある名門校だった。懐かしい。思い出すにつれ、いい思い出と悪い思い出とが交錯するみたいになって、感傷的な気分になってくる。今はトニックウォーターを飲みながら書いてるけど、気分がいい。

それでさ、高校で補欠or正レギュラーに選ばれるようになったのは高二の秋以降だったんだが、最後の年になると1回戦から最後試合までフルで出場できた。国立競技場で戦えなかったのは残念だが、あの時の自分は輝いていたと思う。輝いていたのだ……。

大学は、とその前に、当日記は、いわゆる人生の落後者の振り返り日記になる。たまに、増田とかはてなブログでもそういうの投稿してる人いるだろ。自分もやってみようと思ったのだ。

俺という人間が落っこちきっかけは、大学だった。これから書く文章を要約すると、高校卒業後はスポーツ推薦(セレクション)で同志社大学に入った。そこでも、運や努力甲斐があって人並以上に活躍ができて、チアリーダー彼女ができて、学業も順調で、アルバイトも楽しくて、四回生になって、さあ就職活動だ、、、というところで人生の敗北を味わった。そこから転落していった。

俺より凄い奴なんて、世の中にはいくらでもいた。その一人が、当時の大阪大学サッカー部でキャプテンをやってる奴だった。以下アイツとしよう。

これがまた凄かった。価値観大人びていて、熱血漢で、スポーツは当然できて、面白い小話ができて、総合商社内定して、それで最後に、俺の彼女そいつに取られてしまった。あの時は、そりゃあキツかったよ。

俺がいい会社内定できていればもしや、という思いは当時あったがその線は薄いだろう。俺がアイツより優れていたのはサッカーだけだった。俺とアイツは、サッカーで対戦したことが一度だけある。高校時代に府大会でやり合った時、圧倒的な差で点をもぎ取って勝利を収めた。

ピッチ上で1on1にもなったが、俺の勝利歴然だった。見え見えの目線トラップに引っかかって、アイツは筋違いの方向に足を蹴り出した。それで、スルッと抜いてやった。高二の春季大会だったと思う。

大学以降は、リーグが違ったので対戦することはなかった(うちは一部で、阪大は二部)。しかし会場で見ることは稀にあった。

まあ、これから昔の日記を読みながら、ちょっとずつ書いていく。辛い思い出にはなるけど、他者から見たら参考になることがあるかもしれない。そう願っている。

今回、この日記を書こうと思った最初の切欠は、先日まで放送されていたアニメブルーロック』の影響だったりする。あれだけ見事なサッカーアニメを見せられて、つい昔を思い出してしまった。

今の自分は、アニメの後半で出てきた、サッカーを諦めた馬狼照英が自宅テレビサッカー試合を見ながら発泡酒を開けるシーンがあっただろ。まさに、あれだ。あれが今の自分なのだ契約社員で、ワンルームマンション暮らしで、あんまりお金がなくて、実家も太くないから帰るわけにもいかない。

それでも、人生一度くらいは筆を取ってみたい。思い立ったが吉日ということで、ちょっと書かせてもらう(4/27時点)。どれくらいかかるかな。三週間くらいか。みんな五千字は書いてるイメージがあるから、それ以上の文量でいくことにする。ほとんど大学生になってから体験記になる。



1. 高校大学に入ってから

 運のいい人間だった。サッカーというのは、誰でも想像はつくだろうが足を酷使する。高校時代全国大会活躍するような選手でも、ある時から怪我に悩まされてしまい、まともに練習ができなくなり、実力が落ちて試合に出してもらえなくなり、ハード練習をしてまた怪我を……といった悪循環に陥る選手が少なからずいる。実際、俺の同期の一人はそれでサッカーを辞めた。

 高校と違って、大学場合セレクションで入って部活を辞めても大学生をしていいのだが、律儀だったそいつは、出身高校に詫びを入れたうえで潔く退学していった。

 幸いにも、そういう怪我とは無縁だった。かといって、そこまで実力があるわけでもない。府のトレセンに選ばれた経験もない。選ばれかけたことは何度もあるらしいのだが。ポジションは……すまないが内緒でお願いしたい。フォワードみたいに目立つポジションじゃない。

 大学回生までは順調だったかな。部活毎日キツイけど成長している感覚があったし、トレーニングメニューとか選びやすかったし、アルバイトも始めた(木屋町居酒屋だった。どんがまと、さざんか亭と、あとはジャンカラでも働いたっけ)。

 本当に順調だった。学生生活は楽しかった。サッカーの腕前も上がって、二回生秋季にはベンチ入りして、三回生になる頃にはスタメンが基本だった。関西サッカー一部リーグ活躍してる大学生、といえば聞こえはいいけど、実際、精神的にはそんじょそこら学生と一緒のレベルだった。

 練習中に調子に乗ることはあったし、アルバイト先で後輩にマウント取ることもあったし、体育会の悪い連中に至っては、女遊びに夢中になって、今だと警察沙汰逮捕されてニュースになるようなこともやっていた(俺は無縁とは言わないが、断じて犯罪は冒していない。むしろ、やりかけた先輩も後輩も止めていた)。

 勉強部活もマジメにやったつもりだ。普通大学生だった。でも、三回生の夏前だったかな、幸せ大学生になったのだ。

 関西地区での試合だと、応援団チアリーダー部がやって来ることが稀にあった。本当に稀だったけど。それで、ある交流試合だったんだが、その日は調子がよくて活躍できた。敵味方の動きを読んだポジショニング完璧だったし、要所要所で相手ドリブルカットして、俺が蹴り上げたボールセンターラインを飛び越えて味方のところにドンピシャで飛んで行った。ただ、ゴールを決めることは叶わなかった。ゴールを決めるポジションじゃないので、どうしようもないのだが。

 試合が終わった後で、帰りのバスを待つ最中チアの子達とちょっとした話になったんだが、その時にメアド(※TwitterLINEは当時ない。GREEmixi黎明期だった)を交換した女の子がいた。

 その子(千亜子とする)の見た目は、そりゃあ可愛かったけど、英語が話せるところとか、知的なところとか、お酒に酔ったら暴れがちなところとか、某飲食チェーン店花形店員だったのとか、品のあるところがよかった。性格は明るかったりドライだったり、区別が難しかったな。演技するタイプだった。

 体型は普通だった。ふくよかとか、細いとかは何ともいえない。胸はそれなり。好みのタイプではあった。オムライスとか作るのうまいし、たまに唐突に泣き出したりする。

 千亜子は、恋愛積極的な方だった。デートではよく手を繋いだ。セックスの相性はよかったと思う。最中はよく緊張してたけど、段々と気分が乗ってきて、いろんなことを言ったり、やったりしてくれた。

 交際期間は、三回生の秋から一年と少しだった。まあ、平凡なカップルだったと思う。喧嘩とかもなくて。終わりはあっけなかった(最後のあたりに後述)。単位をほぼ取り終えて、学生生活最後満喫してる一月頃に遠回しな言葉でフラれてしまった。



2. キャプテン君のこと

 三回生の秋頃だった。ある男子学生と知り合った。阪大サッカー部でキャプテンをしていた。上で説明した『アイツ』のことだが、さすがに失礼なので以後はキャプテン君とする。彼とはリーグこそ違えど、顔を合わせる機会はたまにあった。といっても、こちからしかけることはなく、せいぜいすれ違ったり、試合を遠目で見たりする程度だった。

 それで、ある時に知ったのだが、そのキャプテン君は、千亜子と同じアルバイト先だった。二回生の時に同時にその飲食店に入って、それから一緒に働いていたらしい。

 俺がそのキャプテン君と千亜子が一緒にしゃべっているのを見たのは、ある試合場での一度きりだった。まあ、普通アルバイト友達みたいな感じだったな。千亜子マイミク繋がりで、俺のアカウントにもキャプテン君の情報が表示されていた。

 ところで、キャプテン君の試合風景だが、圧倒的闘志でもってプレーするスタイルだった。反則スレスレチャージは当たり前であり、プッシング(相手を押す)やトリッピング(相手を蹴る)も恐れなかった。本人がどんなつもりなのかはわからないが、とにかく闘志が凄かった。

 ただ、残念ながら……実力が足りなかった。キャプテン君は反則っぽいプレーをするにしても、審判からするとモロバレの位置取りで、かつ見えるようにやっていた。相手身体に触れることで反則を取られていた。あれではダメだ。

(注)

サッカーでどこまで相手接触してよいかだが、概ね次の三点に要約できる。サッカー試合を見ることがあれば意識するのも面白い

自分から接触するのは、肩だけで押す行為に限って可。腕や手や足はダメ

自分から触れない不可抗力とみなされた場合は、相手接触しても反則にならない。。

ボールを狙った行為でも、真後ろからスライディングなどは危険行為とされる。

 そのうえキャプテン君は、まともなプレーについても大学レベルに達してなかった。いや、そこらの高校生に比べると遥かにうまいが、大学サッカー活躍できるレベルにはないという意味だ。

 当時の阪大は、関西二部リーグと三部リーグを行ったりきたりだったと思う。大学練習設備もおそらく不十分であり、練習時間だって他の部活と融通を効かせてやっているようだった。そんな環境だし、受験勉強サッカーも一流の選手なんて、そうそういるはずもない。

 キャプテン君の試合最後に見たのは大学四年の時だった(リーグが違うと試合を観る機会がほぼない)。相手選手と1対1になってる時に、ボールを取るために肩をぶつけに行っていた。右足でボールを手繰り寄せようとしたらしいが、相手ふくらはぎを蹴ったうえ、身体をぶつけて吹き飛ばしていた。わざとか……? と思ったが、それにしては迷いがなかった。

 レッドカードと思いきや、イエローで済んでいた。が、その十分後にはまた相手の足を狙ったスライディングをかまししまい、さらイエローを食らって……しょっぱい試合になった。

 当時、俺はある意味キャプテン君を尊敬していた。これまで俺がいたサッカー部で、あそこまで勝利にこだわる人間を見たことがないからだ。下手ではあったが、精一杯にボールを取りに行って、仲間に檄を飛ばして、試合を終始いいムードにしようとする。

 ある時などは、試合が終わった直後の屋外ミーティングだったと思うのだが、別の選手試合場の壁に押し付けて怒号を発していた。「俺らは本気になる力が足りとらん。もっと自分を主張せんと!!」みたいな要旨だった。

 人に対して、ここまで熱くなれるヤツを見たことがなかった。中学でも高校でも大学でも、ここまで自分言葉自己主張できるヤツはいなかった。キャプテン君は、俺の心に爪痕を残していた。

 続き

 https://anond.hatelabo.jp/20230526212235

anond:20230526043327

以前職場に居た子が明らかにHSPだったんだけど(だから悪意の塊みたいな職場に耐えられず辞めたんだけど)

の子も「自分発信のことには積極的なところがあるけど、人からの発信に対して急に応えを返さなくなる」という謎の部分があった

(そもそもHSPっていうものに対して個人的偏見があるんだが、「そんなに繊細なのに承認欲求は強いもんなのか」ってのが謎でなあ)

HSPって他人に対して従属し過ぎる(怖いから逆らえない)ってイメージがあったけど、なんか真逆だなあと思った

あなたについても同様に思う

HSPが生き難いのはハイリーセンシティブだからではなく、そういった部分から来るのではないか

人間関係リセット症候群ってやつか

誰しもそうしたい時あるけど、実際やるヤツは居ない。社会性があるからしがらみを断てない

HSP、それやっちゃえるんだ。ある意味最強じゃないか?

(否、たぶん「HSPから出来る」じゃなくてあなたや私の元同僚がそういうタイプだってだけだろうけど。どうなの?)

anond:20230526020856

あんな所、ニコ百ですら居場所が無い様な限界逆張りアンチのたまり場やんけ

何ムキになっとんねん

ある意味爆サイ側に行けない陰キャの最底辺が行き着くネット墓場から

2023-05-25

愚痴

冷凍庫を大きくしろ

買いません。こういう意見を出してくるユーザーは確かにかなりたくさんいる。でもこういうユーザーはい冷凍室が大きい冷蔵庫を出しても買いません。冷凍室が大きくならないのは売れないからです。メーカー慈善事業ではないので売れない商品は作らないだけです。

冷蔵庫の棚を細かく動かせるようにしろ

既に書いてる人がいるが、この要望意味不明です。冷蔵庫の棚はあらゆる商品の高さを踏まえた上で決定してます。段を1cm上げると瓶やらタッパやらが入らなくなるよ(入っても高さが足りなくて奥から取り出せなくなる)。そもそも細かく調整しないだろ。鍋が入らないからって既に冷蔵庫入ってる食品取り出して棚を上げるのか?

消費者意見無視たか日本家電が衰退」

日本家電が負けたのは単純に価格だね。消費者意見価格ほとんどなのでこれはある意味正しいかもしれない。冷凍室を大きくしないから衰退って思想ナンセンスしかない。ハイアールアクア冷凍室の大きさは日本製とほぼ変わらない。消費者が求める機能もほぼ変わらない。でも比較して価格が安いから売れてるだけ。

2023-05-24

人間の男も孔雀みたいに見た目が美しい方向に進化すればよかったのにと思う

なんで長年の性淘汰の末に出来上がるのがなんかデカくてキモいのがデフォルトじゃがいもみたいな男体なのか

そういう意味では女というのは古来から見る目がないというか、まぁある意味で外見重視じゃなかったんだなと思う

anond:20230524092954

祭り中は会場全体がある意味で言うなら立食パーティー会場になるみたいなもんだろ

祭りだってちゃんと躾けられてる連中は座って食うし

弱者男性ってヤバくね?

学生時代だけ数百人以上の女と関わるのに

一人から好意向けられないってある意味異能者じゃん

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