はてなキーワード: ディテールとは
rohizuya 腰痛対策はイスも良いけど、まず背筋を鍛えろと整形外科の先生に言われた。
2022/07/23
本題以前にまず浮かぶ疑問として
整形外科に言われた文言が本当に「背筋を鍛えろ」だったのかという問題がある。
筋肉の部位や名前をもっと細かく指定されたのにボンクラ患者がぼんやり覚えてる吹聴してる可能性もある。
だがそもそも整形外科医というのは能力低い人間がザラに居るので
ほんとにこれぐらいいい加減な指示をした可能性も大いにある。
(また、もっと細かい意図のある言い方をしたのだとしても患者が「背筋を鍛えろ」しか受け取ってないなら結局医師の責任である)
こんななんもわからんボンクラコメントに星を付けてる奴等にも聞きたいのは
「お前等の言ってる”背筋”って一体ナニ?」ということだ。
背中には多種多様な筋肉がついているが「背筋」なんて名前の筋肉はない。
ボンヤリと「背筋を鍛えろ」などと言われたところで
「どういう機能を期待して」「どの筋肉を」「どんな風に鍛えるのか」さっぱりわからねえ。
こんな意味不明な指示をもらって帰って来て不特定多数に吹聴するrohizuyaがそんな当たり前の疑問をいだかない理由は
指示をもらって満足して、家に帰ってきて何もしない。
「……え?背中のどの筋肉を何目的でどういう種目でどれぐらいを目標に鍛えるの?」となるはずだが、
「まず背筋を鍛える」という全くディテール欠如の実行不能な指示を疑わずに世間に広める。
「なるほど!いいことを聞いた!この人のコメントは素晴らしい!」と☆を付けて人気一位にする。
医師、
rohizuya、
はてな民、
誰も困らず疑問も生じない無内容なリレーだ。
こいつら全員脳味噌眠ったまま生きてるんじゃねーのかと思う。
mengold
唯一腰痛に効くのは筋トレです。軽い重さでもいいからデッドリフトをしましょう。
2022/07/23
「背筋を鍛える」よりはトレーニング種目が明示されただけ絞れてきたけれども
結局どの筋肉を鍛えた結果どういう機序で腰痛が改善するのか全く説明がない。
デッドリフトを実際にやっているのだとすれば「背筋を鍛える」とネットに書いて☆付けて満足して終わる奴等よりはましだ。
(デッドリフトに対するこの雑な言い方はろくな質や量のトレーニングをしてない人の言い方で間違いないが)
仮にmengoldの言ってることを全部信じるとして
日常から腰痛の原因になる要素が減った結果腰痛が軽快したと思われる。
hatebutabooboo
アーロン使ってるけどめっちゃ腰痛なったよ。私は筋トレじゃなくて、ふくらはぎ裏のストレッチで良くなった。
2022/07/23
俺はこれまで貼ってきたブコメの中ではこれが一番気に入ってる。
トップブコメの「まず背筋を鍛えろと整形外科の先生に言われた。」より100倍マシなのわかる?
「背筋」→どこよ?
「ふくらはぎ裏」→うんどこだかはわかる。(「裏」は要らん気がするが。こいつもしかして下腿全部ふくらはぎだと思ってる?)
「鍛えろと言われた」→うんそれで?鍛えたの?
「ストレッチで良くなった」→少なくともやってみた結果の自分の実体験談なんだね。
「~って言われた」でおわり。
「整形外科の先生に指示されて背筋鍛えた結果こうなった」ですらねーの
ほんとよくこんなサンプル1の体験談ですらねえゴミみたいな情報を得々と人に話せるよな
rohizuyaやこいつに☆付ける奴に比べると
hatebutaboobooやこいつに☆付けるやつは100倍上等だと思わんん?
もちろんhatebutaboobooだってサンプル1なうえに本当の話かどうかすら分からん。
けどrohizuyaはそれよりはるかに下のどうにもならないやつじゃん。
俺のこれって怒り過ぎ?そんなことないと思うんだよ。
「その問題は先輩に〇〇勉強しろって言われた」なんていうボンヤリコメントが1位取ったりしねえだろ?
何言ってんだこのボンクラみたいなツッコミが10個ぐらい瞬時に脳裏に湧きあがるだろ?
せめて「〇〇これぐらい頑張ったらこうなった」でないとコメントとしての価値すらねーだろ?
そんでhatebutaboobooがふくらはぎマッサージで腰痛改善した理由はいくつか想像できるけど
たぶんふくらはぎガッチガチで足の裏がまともに床についてなくてそれを吸収して骨盤後傾した結果腰椎に来てたんだろうよ。
ね?少なくとも「背筋」とかいう意味不明な指示語と違って最低限の情報あるから想像ぐらいは出来るわけ。
何故かブコメにはhatebutaboobooぐらいしか書いてないけど
身体のどっかがいてえってときは柔軟性欠如とか筋肉の拘縮の方がよほど疑わしいんだよね。
特に座ってて腰が痛くなるならふくらはぎ、尻、腿裏のマッサージやストレッチは最初に試す価値がある。
デッドリフト重量が腰痛予防になるかって言ったら少なくとも座ってる時に出る腰痛とは関係ねえと思うよ。
mengoldの腰痛が肉体労働による腰痛ならデッドリフトは予防法として効果的だろうけどね。
ならオフィスや家の模様替えの時ぐらいにしかデッドリフトは生きないと思うが。
それか滅茶苦茶加齢して日常動作もヤバいぐらい筋肉衰えだしたらレジスタンストレーニングはQOL上げる。
rider250 id:rohizuya氏、その通りです、ジムに通って鍛えたら肩こり・腰痛が劇的に軽く or 減りました。
こういう人も、
なんか運動したら全体的にいい感じになりましたーってことはあり得ると思うよ。
それに機序よくわからんなりに実践してちゃんとよくなったって人にケチ付ける気はねえ。運動自体はいいことよ。俺も好き。
けど座ってて腰痛になる奴は
モニタの位置とか椅子の高さとか身体に変な捻りがないかとかキーボードが遠くないかとか
そういうことを先に気にした方がいいと思う。
そこできちんとした姿勢がとれない原因としてどこかの可動性欠如があったらそこをケアする。
そういう要素を差し置いて筋肉が足りないせいで腰痛になるっていうのは
長時間正しい姿勢を取るための筋肉ってウエイトトレーニングで鍛える種類の筋肉かなあ?
おれ絶対はてな民の95パーセントよりしっかりウエイトトレーニングやってるけど、違うと思う。
「デッドリフトで座り仕事の腰痛改善!」とか言う奴youtuberにすらあんまいないと思う。
関心が薄いだけではなくて、(それはなんか違うな)ってわかるからだと思うよ。
mengoldがわからないのはまだあんまりデッドリフトやってないか、もしくはまったくやってないかだからだとおもう。
デッドリフト自体は、ちゃんとやれば腰椎にダメージや疲れがたまるようなものだからさ。
トレーニング後は下背部の筋肉もむしろ張ったり硬くなったりするよね。
椅子に座ってる時むしろ辛いはずなんだ。ちゃんとやってればね。
繰り返しになるけどモノ持ち上げたりしてなるタイプの腰痛に対してならデッドリフトは素晴らしい予防になるよ。
レントゲンではっきり見えて手術検討になるような変形以外について
俺も何年もなんか肩が痛くて
ってなった時に整形外科いってレントゲン取られて診察になったけど
「早めの四十肩…ではない」「(腕を引っ張ってみて)肩が緩くなったりはしていない」
結局、棘下筋大円筋広背筋僧帽筋が固くなって肩甲骨の動きを邪魔してる結果だった。
痛みが出る時は完全に肩の前の方に出てたのに原因は脇の下の背中側メイン。
それ解決したらもう今では十代の頃より肩の動きが自由になって肩の種目幾らでも出来るようになった。
そういう問題についてはちゃんと勉強してる整体師の方がはるかにマシだ。
ていうか基本がわかってくればyoutubeの動画で自分で調べる方がマシだ。
俺は少なくとも実践して自分の肩を直したサンプル1実体験はあるからその範囲では自信持って語れる。
「医師に背筋鍛えろと言われた」はなんなんだよって話な。
まずデッドリフトは、悪口みたいなことも言ったけどもちろん運動不足の人間にはいい。
股関節の可動性やパワーが足りてないと日常の色んな動作で変な代償動作して腰やいろんな場所を痛める。
ただちゃんとジムへ行って正しいフォームでやる人間が何人いるのか?というところで勧めてもなあって気がするんだよな。
あとベルトは巻くなと言いたい。
ベルト巻くほどの重量じゃないのにベルトを巻いて何を得るのか聞きたい。
自分で姿勢を固めて腹圧を入れることで力がつくし動作のコツを学ぶんだから、ベルトに頼っても意味ないだろ。
あれは限界リフターがさらにその上を追い求めるための補助具であって、俺たち日常世界の住人が手を伸ばす合理性はない。
次に多裂筋トレーニング。
現代人大体胸椎固まってるし巻き肩だから多裂筋トレーニングで得るものは多い。
バンザイそのまま胸を壁に付けたままゆっくり腰を下ろしていく→ゆっくり立ち上がる
でもいい。胸椎周辺の普段使わない筋肉がヤバい感じがするはずだ。
繰り返すけども椅子やモニタの見直しや下肢や股関節の可動域を疑う方が優先度は高い。
「まず背筋を鍛えろ」←wwwwww
なにこれ?
これでなにをどうすりゃいいんだよ。どういう理由で腰痛に効くんだよ。
ってrohizuyaがその場で詰めないから舐めた整形外科医が医療保険チュウチュウしながら
看護師一杯雇ったベルトコンベアで無意味なレントゲンとホットパックに患者を載せて
人の役に立たない診察で巨額の売り上げをあげて社会保険を圧迫してんだよ。
「まず背筋を鍛えろ」←wwwwww
クソみたいなボンクラコメントを無能医師糾弾以外の目的でネットに書くんじゃねえ。
何も考えずに☆付けて終わらすんじゃねえ。
腰痛より前にその実践フェーズゼロの人生をなんとかしてほしいんだよな。
自分でやりもしねえ知識を溜め込んだり交換したりするのはマジでやめろ。
sisya
面倒くさいオタクみたいで良い。
「みたい」って
これが面倒くさいオタク以外のなんなの?
なんだろう、俺の嘲笑体のバズエントリをズラ―っと並べてあげたらいいのかね。
俺は俺の実体験でそれは言い切れる。
今回のこれは単に好き放題に書いてて長すぎるのと、
「自分はこれ書いてあることわかんないな」ってことがわかるように書いてあるだけ。
もっと一口サイズかつ一読である程度わかった気持ちになるような文を書こうと思えばいくらでも書けるよ。
お前にも言いたいんだけどさ、
お前が俺と同等ぐらいに色々書いてて「何がバズるバズらない」ってことに実体験から作り上げた意見持ってるならいいよ。
持ってないだろ?
お前典型的な「背筋を鍛えろとお医者さんに言われた。」ってネットに得意気に書きつけちゃうタイプじゃん。
それをやめろって話をずーーーっとしてるわけよ。筋肉どうこうより。
人生から実践フェーズが抜け落ちているタイプの人間についての話をしてんの。
ちげーよ長すぎるのと難しいのと「うんわかった!」ってなりにくい文だからだよ。
この件についてお前は俺に再反論する資格すらねーと思うよ、だってお前ゼロじゃん。
聞く気がある奴が聞けばいいし、ダメな奴はどうせダメだと思ってる。
どういう文を書くとどれぐらいバズるとか、
どういう文を書くと何割ぐらいの奴がちゃんと読めるとか、
そういう試行錯誤は暇つぶしとはいえ俺はそこらの誰よりもやってきてるよ。
脳のメモリちっちゃい奴向けの文章について、俺より一家言持つ人間どんだけいる?
ときどき増田の1日のホッテントリ上位全部俺だよ。ちょっと文体やネタが違うと気付かないだけだろ。
だからそういうことについて俺に意見出来るぐらいの体験や能力やトライアンドエラーがお前にあるのか考えてほしいわけ。
別に「俺より格下の奴は何も言うな!」とか言ってんじゃないし、俺は異論反論にはすげー寛容なんだよ。
お前がお前なりに実践していて、単に双方の実力を図り間違えたぐらいなら鷹揚に接する。
でもお前ゼロじゃん?
それでどうして人になんか言えると思ってるのかって言うそこを聞きたいわけ。
自分がゼロであることを自覚してりゃ、少なくともこうやってなげー文書いて1本発表してる俺より上ってことはありえないわけじゃん。
「背筋を鍛えろと言われた!うわーパチパチパチ」のやつらもさ、ゼロじゃん。
俺は別にそんなん鼻で笑って終わりでもいいんだけど、おめーらそれでいいのかなってことを何度か書いてる。
んで俺は今回こういうことをこうやってズベラズベラと書いて満足してるわけよ。
誰かが読んでくれるから書くとか読んでもらうために書くってこともあるけど
ブツブツと誰かになんか言う形で書いてるだけで自分の脳が整理されるってこともある。
そうやってずーっと書いてれば
たまになんか意図的にバズを作ろうってときなんかも文を構成するのが簡単だし
何回か耕し済みのネタも幾らでもあるってことになるわけ。
こういう講釈をしてもゼロの人には言ってもムダなのもわかってんだよ。
だからジム行って運動してなんか改善しましたとかマッサージして解決しましたとか
とにかく実体験で何か起こしたって言う奴には俺は辛辣なこと言わないだろ?
ここまでクドクド言ってもゼロタイプにはどうせ響かねーんだけどさ。
sisya
16ブクマでここまで吠えられるのが素晴らしい。
えーあのさあ
「文章が嘲笑体だとバズらないというsisya君の指摘は間違い、そういうのは関係ない」
「この記事は単に長くて難しくてわかった気になれないからバズらない」
て書いたんだが。
「この記事は16ブクマもバズっている!凄いだろ!」とか言ったか?
じゃあはいこれ。 https://anond.hatelabo.jp/20220523112006
へー、継続日数1日で読者3人で記事がゼロなのははてなが勝手にやったことなんだー。そっかー
バズった記事を知りもしないで吠えてるのもかっこいい。
おーそこまで言うなら見せてくれよ
この流れだと必ず逃げ出して答えないんだけどなw
全能感がドライブしてる。
出た出た
「こいつ偉そう!」がこの手合いの逃げ道なんだよな
俺はゼロの奴について「お前それはさすがにどうなの?」って言ってるだけで、レベル1とか2でも実践者には辛辣さなんかまったくないだろ
でもゼロの奴はそういう自分について言われてる事には言い返せないので
「こいつは偉そう」みたいに相手の問題にしようと頑張るんだよな
うーん^^;
「アメリカとかイギリスの日本についてのドキュメンタリーとか見たことあるかな?」
あんたこそ、アメリカとかイギリスの日本についてのドキュメンタリーとかまともに見たことあるかな?
アメリカとかイギリスで制作された、日本についてのドキュメンタリーが、全て(あるいは大半が)、あんなに日本のことを執拗にあげつらう論調なのか?
そして「アメリカ」「イギリス」といっても、どこ?どの地方のことだ?
アップステート・ニューヨーク?ユタ州?カリフォルニア内陸部?プエルトリコ?スコットランド?ジブラルタル?ケイマン諸島?サイパン?
どこの地方の放送局で作られたドキュメンタリーなんだ?あるいはどのYoutubeチャンネルでうpされた動画なんだ?
ちゃんと教えろ。その例の「日本についてのドキュメンタリー」が掲載されたウェブサイトのアドレスをちゃんと開示しろよ。anond:20220615144045 嘘つき予備軍野郎。
例えばバイエルン、満州、タンヌトゥヴァ、カタロニア、ベネルクス3カ国、カリーニングラード…
これらの地域の放送局、あるいは出身者が作った、「日本についてのドキュメンタリー」はどんな感じだったの?
いいか、出来損ないの出羽守 anond:20220615144045 くん。
あんなに「海外」を持ち出して日本を非難したければ、まずディテールにちゃんと気を使えよ。
それはちょっとある。
なんで安くて機能的で履きやすくて歩きやすいダンロップがだめなのかよくわからない。
見た目だって特別奇抜なわけじゃないし、おおまかなシルエットや色以外、そんな歩いてる人の靴のディテールなんか気にするのか?
紐靴にファスナーがついてるとか最高じゃないか。
ダンロップみたいなスニーカー履いてたの見て声かけずに帰ろうかと思ったな。ほかもいろいろやばめだったけどダンロップみたいなスニーカーは危険。ちょっと前はダッドシューズとか言って再評価があったけど、基本避けたほうが無難
あとは着古してグダグダになってる服は外出時には着ないようにすれば問題ない。ボロボロで革めくれてまくってるバッグや財布使ってるのも危険マークだな
ダサい服装の人って大体シルエットがトレンドから外れてる(今ならワイドシルエットが流行り)、無駄にディテールの多い服を選びがち(チェックのワンポイントや謎のステッチがある)なんだけど、それらはあくまで「ダサい」でしかないので、あんま気にしなくていい。異性から好感が持たれなくなるだけ
少子化が極限に達したいま、様々なサポートを与え少子化を少しでも和らげなければならない。
それはその通りだと思うんだけど、そういう声を上げる人たちが「子育て(大変だけど)楽しい、家族大好き!」側ばかりなのは逆効果なんじゃないかという気がする。
子供を増やすにはそういう人たちだけでなく、子供とか別に興味ないなあとか家庭も別に適当にやっといてよみたいな対極にいる人たちに子供を産んでもらわなければならない。
だけど現状は、「子育て楽しい、家族大好き!」派の、いわば「子育て・家庭オタク」によるオタク臭いアピールにしかなっていないのではないか?
オタクがオタク特有の一般人には理解し難いノリで、エヴァ13号機のなんとか形態のディテールは実はあの設定と関係していて…、みたいに興味ない人がドン引きするやり方で「子育て・家庭がいかに最高か」を語ってるのが現状ではないかと感じることが多々ある。それはオタクには通じるが一般人はその語りを聞いてもドン引きするだけで興味は持たない。「ちょっとエヴァ観に行ってみようかな」とはならないのだ。
オタク活動に興味がない一般人にアピールするなら、少なくとももっとカジュアルに軽い気持ちでちょっと見てみるくらいでいいんだよという形でなければならない。その作品に人生を掛けなくても楽しめなければならない。
『勇者ミーリは58歳』がつまらないと思う人は、恋愛したことないからだよ。
恋愛って言っても、告白して振られたら諦めるような、そんな簡単な恋じゃない。
振られても、諦めず振り向いてもらえるよう頑張る恋だよ。
そういう感情を持ったことない人がこの漫画を面白いと思うはずがない。
それは本題じゃないからいいんだ。
本題は、恋愛なんだよ。一途な恋。
そこがメインだから、それに興味ない人間はディティールが気になってしまう。
批判したくなる。
魔王を好きになる理由が不明確だとか、それも批判の要素にならない。
人を好きになるって、理由なんてないんだよ。
そういうのは後付けなんだよ。
はてなブックマークではほぼ絶賛一色ですが
この作品は
自分の意志と無関係に毒が噴き出てしまってるだけの人間だった」
「老勇者の戦いも実は攻撃や討伐を目的とするものではなかった」
と言うのが大ネタですよね。
そういう建付けならモンスターとのバトルも不要でしょう。余分どころかノイズになってる。
こういうバトルや殺しを見せる必要は全くない。
更には作品全体やメイン二人がまあ優しさや思いやりみたいなことをテーマとしてるのに
別に殺しを描写すること自体が問答無用にダメだ減点だなどと言ってるのではなく
作者がきちんと考えたうえで描写しているとは見えない描写が多い、
そのことが作品の質を落としているという話です。
「戦わない、恐ろしい相手でも理解する、相手のために頑張って互いによいものを得る」
という作品のラインも統一感がなくなり薄っぺらくなるでしょう。
あー作品で描いてることが作者の骨身から出てないんだなとわかってしまう。
ネットのやっすい反応
「はー、いいもん読んだ。」
「泣いた。最高すぎる。映画で見たい。」
「あーー良くて泣いちゃった。すごく好き。」
みたいなのをなるべくたくさん稼いでバズりたいなあという算盤でやってる。
自作品に没頭できない創作者特有の痩せた考え があるだけなんだなと。
またもっと単純な話
ミーリの設定的にもあのバトルはよくないですよね。
「若い頃に苦戦した竜を楽に穴だらけにして一方的に殺せるようになりました」
なんて描写は焦点がブレるでしょう。
魔法研究の余録で攻撃力が上がってるとしてもそれを見せる必要はないんです。
今は戦わずに竜を落ち着かせてするっと通行出来るようになりましたとかなら
ミーリの過ごした時間や身につけたものを言葉を使わずに見せられたというもの。
「ここは何のために竜を殺すの?この描写の狙いちゃんと考えてあるの?」
同じことはもちろん魔王にも言えて
たかが説明の為にその体質使ってトカゲの命を奪うのは引っ掛かります。
殺生しないために数百年同じ場所に留まってる人間の行動として違和感があるし
これから救う対象としてはなんだ結構嫌な奴だなあってなっちゃうでしょう。
もちろんこの時点で嫌な奴なら嫌な奴でもいいし
自暴自棄でワルぶった魔王の振る舞いとして生き物を殺すならいいんですよ。
そこでミーリに
「でもあなたは本当は殺すのが嫌なんでしょう?」
と看破されるとかね。
でもそういう効果とかなんにもなくただ殺してる。
作者の無考えばかり伝わってくるキツい描写はノイジーなんです。
そもそも「不老不死になり毒ガスを撒き続ける」って何のための魔法なんでしょうか?
その魔法を作った者の意図が全く触れられないので魔法がただのご都合装置になってるんです。
ならば魔王から噴き出る呪いを解くには、魔王と人格的に激突しないといけないでしょう。
魔王が「害意を持たず魔法に巻き込まれただけの人」という変化球でいくならば
「不老不死&毒ガス」という魔法がただの作者の都合以上のものであるなら、
その魔法を作った存在の願いなり祈りなり悪意なりがあるはずで、
ミーリがそれと戦ってこそ障害がただの障害装置以上のものになるんです。
なのにそこがなんにもないので
ミーリは努力して技能上げたので魔法を解けたって話になっています。
これはドラマになってないですよね。
作中説明によると
毒ガス耐性のある人間が数十年に一度生まれ、勇者として育成される。
毒ガス散布者である魔王の侵攻を防ぎ、あわよくば魔王を倒して領土奪回するのが任務。
これを何代もやってるっぽい。
たぶんどの勇者も何度も生還して何度も再討伐に向かって果たせず衰えたり死んだりして代変わりだよね?
魔王のとこまでいって茶を飲んで帰って『今回惜しかったっす!』と報告してた」
とか?
魔王が居座る地域が強い隣国の侵攻ルートになって国防に資するとか?
何で誰も「勇者が居てもいなくても同じ」って気付かないのだろうか?
魔王が勇者と八百長してくれるならちょっと王国に近付いたり戻ったりさせて
「毒ガスが近づいてきましたが私が食い止めて押し返しました!」とか出来るけど
そういう描写もないですね。
そもそもミーリがなんでこんなに魔王に惹かれてるのかわからないんですよね。
ミーリが下層出身だとか、国王が畜生でミーリを鉄砲玉みたいに考えてるって設定はまあわかる。
でも救国の英雄でそれなりに技能も鍛えた若き勇者を承認してくれる人くらいこれまでにもたくさんいたはずでしょ。
そこを押し切る為に恋愛にしちゃってるだけ。
フィクションのストーリーでそこに頼ってモチベーション作るのはダメじゃない?
魔王から「魔法の詠唱がきれいだ」「教えることが向いてるかも」って褒められたのに
結局教師になってないからそこの誉め言葉のディテールも無駄になってるし
こういうガバが無数にある。
何故ミーリは一人で研究するのか
目的明かして国立研究団作って進めれば数年で終わったのではないか
あたりまえのように何の説明もない。
そういうのが何もない。
魔王はそりゃ数百年で数人しか女に会ってなくて親身になってくれたら
もっとお互いが特別である理由が惚れた腫れたや歳月の積み重ね以外で作れないとダメじゃないのでしょうか。
それにエイジズムって言われるかもしれないけど
恋愛をモチベーションにしてるのに58歳で達成する話ってなんか変では?
たとえばだけど
魔王との交流で自信もらえたとか八百長で功績つけてもらったとかで
人と向き合えるようになった、社会に迎え入れられるようになった、
こっちの方がいい話じゃない?
数十年ぶりに魔王討伐と言いだして家族に心配されながら旅立って
国王には「実は魔王を倒す魔法を長年研究していました」「最後のご奉公です」と。
それで人のいない毒エリアで不老の魔王に再会して持参の酒でも飲んで
魔王によかったなあと言われて喜び合って。
あなたにも人と触れ合えて誰かと家族作って年取って死ぬ人生を差し上げる
つって
とかでよくない?
ミーリの悲願と研究は隠しておく方が
後半の展開のノベーッと一本調子なところも解消されるし。
わかってる。
消費者の感想でこうしろとかこうしたらとかとかまで言うのはやりすぎだと。
別に何が正解だとか決めたいわけじゃない。
「作者の衝動もなくさしたる中身もなく置きに行っただけの”いい話”」で
「なのに緻密でもなく考えも足りず技巧すら感じられない作りガバガバ」で
「ページ数のわりに情報薄く展開も平板でドラマも驚きもないボンヤリ」で
もっとガチっとした構成やストーリーの作品幾らでもあったような。
この出来のもの読んで
「大好き」「泣いた」「最高すぎる」になるタイプの人めっちゃコスパいいよね。
全くうらやましくないけど。
fukken じゃがトマ警察の亜種かな。。
リアリティや取材の話じゃなくて構成や設定がどうなんですかって話だけど。
「頑張って魔法能力を向上させて意味わからん魔法が解けました」よりは…
余分な描写はむしろたくさんあるって話を結構実例挙げながらしたんだけど。
ミーリはむしろこれだけの中身しかなくて無駄ページ多いと思う。
作画の人大変だったねって感じ。
develtaro 大丈夫なの?は集英社が心配することで審査員のコメントにある「ポテンシャル」がすべて。この賞は完璧な作品を求めているのではなく、将来の原石探しでしょ
2022/06/03 リンク
「まだ粗いけどこいつの熱とかポテンシャルやべえな!」ならいいけど
ミーリの作者はどうもそれの正反対な感じだよね
っていうことを書いたんだけど。
痩せた考え、打算を感じると。
私の眼には「置きに行ってるなあ、もう成果が欲しいだけで描きたいことないんだろなあ」
みたいな印象です。
alice-and-telos ジャンプは作家性を我慢してお約束をキッチリやり切れる人が突き抜ける場所なんじゃないのかなあ。作家性はその内ほっといても滲み出るから、ほっときゃ良いやんと思う。
2022/06/03 リンク
あれにそういう抑えきれない作家性は全く感じないので
studymonster つい最近特に理由もなしにモンスターの討伐をするモンハンが苦手みたいな文章読んだけどどこでだったかな。そういうのが苦手な人もいるだろうね。 2022/06/03 リンク
関係ないけどサカモトの人死にって誰も得しない人死にだよね。
ただの初期設定ミスって感じ。
絵がかっこいい虚無。
cinefuk 不殺もテーマではなく、恋愛も大した描写がない。原案の問題か、膨らます際の問題(原作の解釈違い)か。コミカライズと元のプロット大賞作品を並べてくれれば、読者も切り分けできるかも 漫画 増田 演出
2022/06/03
abczchang 5番目は問題やね(※イケメン)。他は難癖に近いし、6はそもそも恋愛だから評価されたんやで。ジャンプなのにど直球の(中年)女性向け恋愛モノが評価されるんやなぁという意外感はある(まあ意外でもないけど
2022/06/03
この恋愛を恋愛モノとして素敵!って言ってる奴女性読者にもいないでしょ。
作者は男だと思う。
daydollarbotch 漫画読み様はコスパ悪そうで大変だなあ
2022/06/03
漫画に限らないし、残飯食べて満足してれば最高にコスパいいんだよ。
xevra なるほどここまで情熱的に推されては読むしかないな。相当な名作だな
2022/06/03
ボヤボヤボヤーと読んで「最高すぎる!」って言う人と
十年続ければ豚とソクラテスぐらいの差にはなるよね。
これも漫画に限らず。
dirtjapan 増田の言うとおりにしてたら正しい駄作しかできなさそう。
2022/06/03
ミーリは「ガバガバしてて熱もなくおまけに駄作」だと思います。
BLOGatBENJAMIN あれ、なんやかんやあったけど、魔王討伐した(討伐の正解が解呪だった)という話で、感動部分はおまけだと解釈していた。
2022/06/03
であれば解呪がミーリの最後の答えであることやそれが正解であることは
もうちょっと伏せて引っ張った方がよかったよね。
hisawooo ここは嫌いなものを語っていいインターネットですか?イケメン魔王にまほ嫁の気配を感じてしまい駄目だった。
2022/06/03
まほ嫁がわからないので無念。
話それるけど
人間に対してとかならよくないかもしれないけど作品には言っていいと思う。
「この漫画が素晴らしい!」も「この漫画が全然だめだ!」も等価だと思うけど
まあ全然気にせず好き放題言うんだけども。
maxk1 ここまでの粗探しに情熱を感じる ホントは好きなのでは
2022/06/03
漫画読むのと考えるのは好き。ミーリはお世辞にも好きではない。
すごくボンヤリやってるだけだと思う。
で好きな漫画
たとえばだけど同じジャンプ+で勇者と魔王が出てくる読み切りで
https://shonenjumpplus.com/episode/3269632237324248450
はよほどかちっとしてて好きよ。絵もいいよね。
子供が大量に死ぬけどミーリが竜に穴空けてるのと全然違うでしょ。
hisamura75 そうまで言うなら、っていうんで読んでみたけど、増田、そもそも読めてないのでは? 魔王はこのおっさん一人しかいない。これまでの勇者はみんな負けたんだよ/ファーストブクマは増田ご本人かな?
2022/06/03
>これまでの勇者はみんな負けたんだよ
先代も事故死したと明言されている。
この人は増田の文章もミーリも何をどう読んだのか全く分からない
1の「ほとんど読まずに反論してるだろ」系の人と違って読んだっぽい
それでこれ。
40歳を越えてから初めての小説を出版し、さらにそれから3年以上の時が経過した
あれから唐突に地球を半周したり、なぜかいきなり九州の工場に働きに行ったり、いまさら結婚したり、唐突に3DCGを勉強したり、いろいろやった。
なんだか基本的に迷走していた気もする。
最近になって、前作を気に入ってくれた方から原稿を頼まれた。忘れ去られてないだけでもありがたいことだ。
少し苦労して、自主的に書いていた時は完成しなかった短編をなんとか書き上げた。どうやら締め切りがないと書けないタイプらしい
書き終わって原稿をメールで送って一息ついたまさにその日の朝、書いた話とまったく同じアイデアの漫画がwebで公開された。
ういてるふたり
https://shonenjumpplus.com/episode/3269754496895224892
あわててTwitterに、「ネタかぶりした」とアリバイ投稿をする。こういう時、内容の修正ができないTwitterはありがたい。
それにしても、タイミングが悪い。
実は前作も、ネタが被った。
応募しようと思っていた小説コンテストの投稿締め切り1ヶ月ほど前に、「世界中が突然長期間停電してしまう」という自分の小説とほぼ同じネタの映画「サバイバルファミリー」が公開されたのだ。
映画の内容次第では、応募すらできないかも。と、戦々恐々としながら劇場に見に行った。
結果としては、大丈夫だった。題材は同じなのだが、書き方が違う。ある部分では負けているが、ある部分では勝っている。
具体的に言えば、世界停電の理由付けやリアリティの部分では勝てた。
コツコツ調べて積み上げた小説内のディテールが、「これを世に出しても意味がないのではないか」という思考から自分を守ってくれた。
今回の漫画を読んだところ、今回も同じことが起こっているように見える。
食材は同じだが料理法が違う。そんな気がした。まあ自分の作品ゆえの贔屓目なのかもしれないけど。
世間の大体の創作は、おそらくアイデアレベルではオリジナルじゃない。
有名映画監督や、「○○節」と言われるような独自の歌い方をする歌手など、作風、芸風を極めた場合、ひょっとしたらどんなアイデアでもオリジナルの作品として消化できるのではないだろうか。
わかりやすい例えでいうと、「シン」シリーズ(シン・ゴジラ以降がまだ未公開なので庵野監督が成功パターンが作れてるかどうかはまだ謎だけど)。
これはむしろ福音ではないだろうか。もし世にある様々なアイデアを自分流に作り直してオリジナルに消化できる、ということなのであれば。
後出しが遅ければ遅いほどパクり認定されやすいのでは、という考えで、早々に公開することにした。
こうやってここに書くのも、なんだか言い訳がましいなあ、と自分でも思う。
なんてクッソ下らない事を押井守作品で撮影監督をしている江面久氏のブログを読みながら考えてしまった。
彼は今後の日本のアニメ業界の為にも既存の作画技法だけでなく、欧米の2Dカートゥーンに使われているカットアウト(切り絵)アニメーションの手法を取り入れるべきという提案と実験を何年も前から試行錯誤している。
(最近だとネトフリで公開された4K・HDRアニメにも関わっていた人だ。)
カットアウトアニメーションとは動画を一枚一枚作画するのではなく、例えば人物なら顔や髪、目、口、腕、胴体……etcの素材としてバラバラに分けて作り、その後3DCGの様にリギングを組み込み合体させて、デジタル上でペープサートの様に動かす手法だ。
これを使うと従来の手書きでは難しかった絵画の様なディテールを持ったキャラも動かすことが出来て、更にフレームレートも24fpsから30,60,120fpsと自然に変換することも可能だという。
これを書いている自分もつい最近知った手法で上手く口で説明できないけれど、概要を教えてくれる動画があったので見てくれ。こんな感じ
問題は、日本のアニメ業界に、カットアウトができるアニメーターがほぼいないことです。やりたいことに対して、全然追いつかない。人手が絶望的に足りない。私ひとりでできる量なんて、大したことないのよ‥‥。日本でもカットアウトをやる人が増えるといいなあ。
んで前述のブログのこの文章と上記の動画を見ていたら、「ん?クオリティは兎も角、いま日本で一番カットアウトアニメーションを制作している集団って実はBB先輩劇場で素材を作って遊んでいる淫夢厨なんじゃね?」って考えが脳裏に浮かんだ。
夏を追いかける先輩BBとか正に説明の通り野獣先輩の画像をバラバラにして再構成したカットアウトアニメーションやんけ!!
ニコ動はオワコン、中国のbilibili動画にクオリティも完全敗北、ネット文化の負の側面の掃きだめ、LGBT差別の元凶と嫌われているニコニコと淫夢厨。しかしBB先輩の素材製作者が日本のカットアウトアニメーションの一翼を担う可能性が微粒子レベルで存在していると考えたら、ちょっとこれは面白いことになるかもしれない。
ビームマンPみたいな炎上案件になる可能性も勿論あるけれど、もしこれを読んでいる淫夢厨がいたら、野獣先輩を玩具にする為に使っている技術を別方面に使おうという志を持ち、日本アニメの未知のエリア♂へ旅立ってみるのもありかもしれないぞ、という提案をしてみる。
一番影が広い写真というけれど、書いた通り再現できる照明機材を持ち合わせてないので、お題に出された写真を引っ張ってきてるだけだよ。
元増田に載せた写真もアニメ風に塗るときの閾値の例示として出しているわけで、
何が言いたいんだろう?論旨がわからない。
フリーランスでないイラストレーターはその安定性の代わりに、芸術性、独自性を捨てることになる。
自分でも、普通の社会人にもなりきれず、画家にもなれない、半端な人間だと思う。
芸術性を捨て、絵に対して正解を求めるようになる。
ある程度こういったものには現代ノウハウがあり、現代イラストレーターとして正しいものを出せばよいと褒められる。仕事が続く。
そして私は下の人にも同じように褒める。
私はずっと、絵に正しさを求めることがなくて、それが正しいと思っていたのに、私がフリーランスではないイラストレーターをしている限り、正しさは現代社会の中にしかないんだなと思う。
忘れないようにしたいと思う。
あの手の話全般、なんか別種の様々なインセンティブや「正しさ」が整理されずにごちゃ混ぜにぶちこまれてる気がすんのよね。
だから整理してみた。
違うとこあったら言って。
牧原さんは、「映画の中でろう者がどう描かれるか」という表象の面において、聴者がろう者を演じる際の違和感をこう指摘する。
「大きいのは手話です。手話が第一言語ではない聴者の俳優がやると、『身振り』のようになってしまう。手話は、表情や頷き、動きのスピードも含めた言語なので、手の形だけでは微細な感情を伝えることは難しい。監修がつき練習しても、数カ月で習得できるものではありません。
また、耳が聞こえる人と聞こえない人では、身体感覚が異なります。聴者がろう者と同じ感覚になるためには、本来であれば音が聞こえない状況で演じなければならない。
たとえば目の動き。聴者は音を通して人やものの気配に気づきますが、ろう者はそれができないので特有の目の動きがある。身体表現である演技において、そもそもの身体感覚が異なるため、ろう者から見ると不自然な動作や表情も多いです」
これはクオリティの話だよね。
わかる。
説得力があるし、そこのディテールをきちんと詰めたろう者描写は全然クオリティ変わると思う。
ある程度重要な位置にろう者キャラを出すならちゃんと取材して押さえるべきだと思うし
ろう者をそこに配役するのがいいこともあると思う。
フルメタルジャケットの軍曹役に本職入れるみたいにね。
アウトレイジビヨンドと最終章の韓国人フィクサー役にホンモノの人入れるみたいにね。
(ちなみに前者は軍曹という仕事自体が演技性があったので普通に軍曹としての演技は出来ちゃった。
後者は演技力より当人の醸し出す雰囲気が重要だったので普通に喋ってるだけでいい感じになっちゃった。
それぞれ成立する理由があるので本物ならただぶち込めば役者より成功するというわけではもちろんない)
「ろう者がみな手話ができるわけではありません。かつて日本のろう学校では手話が禁止されており、手話を学べる環境にいたかどうかも大きい。
今は人工内耳をつける子どもも多く、高齢者の中には、口話教育が中心だった時代にろう学校に通い、身振りだけでどうにかコミュニケーションをとっていた人たちもいます。
フィクション作品では手話を使うろう者が多いですが、その人の中にある歴史や生い立ち、文化に一貫性がなく、結びついていないような描写がみられます。
これは間違った〇〇像への危惧だよね。
クオリティを詰めていけば結構防げそうという意味で上の話とも繋がってると思う。
ただ、最新の正しいろう者像を社会に広めるのって映画の役割なの?というのは疑問。
そういう社会的な映画でろう者像がガバガバだったらそこはもっと頑張れよってなるけど
例えばバカアクション映画で「ろう者の凄腕の殺し屋」が出てきた時にこんなろう者いねーよ描写があってもそれは別にいいじゃん?
「毎回ターゲットに殺害予告する流儀だけど手話なので伝わってない」とかあったらちょっと面白いし。
そこで「実際のろう者は手話以外のコミュニケーション手段を使えますからこれはリアリティがない」とか言っても意味薄いじゃん。
つまり「フィクションに事実と違う変な描写出すのはいけない」というのは怖いから賛成できないかな。
「ステレオタイプでディテールの甘い描写は面白くないよね」っていう風に消費者側が進んでのことならいいけど(実際そう進んできたと思うんだけど)
ろう者キャラがすぐ手話使うのは事実と違うから許されん、はちょっとなーってなる。
だからディテールきっちり現実通りに詰めることが「正しいルール」やモラルになる方向性には明確に反対したい。
単に取材しないでディテール雑なだけ横着なだけってのは褒められることじゃないし
作品によっては適切に取材して細やかな描写入れた方が面白くなるのは間違いないとも思うけど。
ろう者を描く作品は、数としても少ない。さらに、聴者がろう者役を演じることで、ろう者の俳優の雇用の機会が奪われることにもなる。
一番わかるんよなこれ。わかりやすい話だし当事者として当然の交渉。
これをこれだけで言わず、上で見てきたような別の話と混ざった状態で論じる人が多いからわかりにくくなんのよ。
「ろう者の俳優は出演機会メチャクチャ限られるからろう者役ぐらい優先して回してもらわんと困る」
この話が通じない奴いないと思うぜ?
「黄色人種俳優は人気無くて出演機会限られるのに黄色人種キャラまで白人に取られては困る」
これなら超わかる。
利権確保運動ならそうだとズバッと言ってくれよ。別に反対しねーよ。
なんか謎の高尚風な理念と混ぜてモザイク状にして突っ切ろうとするから
かえってうさん臭さや表現規制の匂いを感じて警戒心持つ人が増えるんだよ。
「ハリウッドの日本人俳優、頑張ってるけど正直人気無くて苦しいねんから、
史実や漫画の日本人キャラは俺等の利権として確保したいんよ、本国の皆さんご理解ご協力おねがい!」
こう言われりゃ「なるほどわかった」「頑張れよ」ってなる日本人がほとんどだと思うぞ。
素直に言ってりゃ少なくとも愛国的タイプ同胞意識強いタイプの日本人はみんな理解&応援したのに
そこを正直に自分の利害&お願いとして言わずに変な進歩思想を装うから
本来応援してくれた人達すら「わけわからん頭でっかちな表現規制だ、またポリコレだ、コワー」って警戒&反対に回ってるじゃん。
あとちょい脱線するけど
日本人役や日本作品の役を中国系や韓国系やベトナム系に取られてるのは純粋に何なんだ?って思う。
日本人俳優もなんでアジア人内での奪い合いにはうんともすんとも言わないんだ?
白人に取られなくてもアジア人に取られてたら変わんねーじゃねーか?
「白人が取るのは大問題だけど日本人役を中国人がやっても同じ黄色だから問題ないっしょ」ってすげー差別してないか?
彼の話がたまにホッテントリに上がってきたときは一応全部目を通してるんだけどさ、
それがハリウッドではマイナスに働いて役を逃すって話、なんか笑っちゃうけど気の毒ではあると思う。
けどそこでMさんが逃してるのってつまり「日本人」を求められてる役じゃん?
アメリカにはいろんなルーツの人間がいてみんな「アメリカ人」として映画やドラマに出てるのに
なんで英語頑張ってるMさんでも「アメリカ人」として十分に求められずに
「日本人」役なんていうキワモノ仕事を拾いに行かなきゃいけなくなってんの?
おかしいのそこじゃね?
需要側やキャスティング側やアメリカ社会にまだまだ日本ルーツの俳優を「アメリカ人」と認めない意識(いわゆる疎外や差別の意識)があるか、
もしくはMさんに「アメリカ人」として溶け込むためのなんらかの要素が欠けてる(発音とか立ち居振る舞いとか?)か、
みたいな話ね。
逆に、「日本人」を求められてるとこではそりゃ醤油顔が選ばれるのしょうがなくね?
英語頑張っててアメリカに住んでる俳優が「日本人」を出せって求められる仕事。
そこで求められるのは異質さじゃん。
そこではなんか顔にエイリアンみがあるだとか、母国の伝統的な技能を持ってるとか、それが強みになるよね。
それこそすんげえアジア顔でそれが求められてスターになるなんて人もいるだろうしさ。
ちょっと昔の話だけどルーシーリューなんてアメコミに出てくるアジアン美女そのものな顔、
小さめの目は釣り目で頬が長くて頬骨高くて口もちょっと出っ張ってて
あれが人気出るのってしょうがない気がするんだよね。
美女3人組のセンターが白人金髪美女で隣にアジア美女置くならやっぱルーシーリューの顔は100点じゃん。
でもあれはセンターだって「金髪で青い目ででっかい口の明るい白人姉ちゃん」というものを求められてて
フェアに言ってアジア人だけが枠に嵌められてるわけではなかったと思うし、そういうエンタメもアリでしょ?元がバカドラマだし。
濃い目イケメン日本人のMさんにそういうステレオタイプ力はたぶんないんだけど、それもニーズや才能の一つじゃん。
ハリウッドでのMさんが憤るべきはMさんに「アメリカ人(ルーツ?ルーツは日本人だけどそれが何か?)」役が十分にないことであって
多かれ少なかれわかりやすさが求められる「日本人」役に跳ねられることではなくね?
「日本人」役ってもの自体が異国に対する特別な意識が含まれてのニーズなはずで、そこで求められるのは異質であることで、
ほんとに境界とか無くなったなら「日本人」役っていうオファー自体が無くなってるはずだ。
もちろん「アメリカ人」もなくなって、でもなんかしらの基準や審美眼で俳優は選ばれたり跳ねられたりし続ける。
Mさんが「何故この時代に「日本人」役なんてものがあるんだ!そういう注釈なく俺をアメリカの映画やドラマに出せ!」っていうなら話はスッと入ってくる。
けど「日本人」役に手をあげながらそこでステレオタイプや分かりやすさを求めるなって言うのはなんか矛盾を感じる。
そういう個性を出すつもりがない、求められたくない、っていうなら「アメリカ人」役を狙っていくべきで
そこでもし役の供給が不十分ならその時「アジアン差別だ」と声を挙げればいいしそれならまあわかる。
(ニーズとしてアジア系アメリカ人がそれ以外のアメリカ人より人気無いなら
それはすごいかっこいい天才的アジア人スターの大活躍などによって塗り替えられるまでどうにもならない気がするが…)
すると、日本が世界に出していく日本というものが多様化される。マイノリティの日本人の役者が食べていけるだけの仕事が生まれる。
そして日本の観客の人たちには、今までに与えられてきたもののクオリティがどれほど低いのか、実際の日本を反映していない、理想化された日本というものを与えられてきたのかということに気づいてもらいたい。
https://news.yahoo.co.jp/byline/saruwatariyuki/20220325-00287748
正直これ「ほんとかなあ?」ってなるけどね。
戦争起きるまでウクライナとロシアの違いなんかわかんない人世界中にごまんといたでしょ。
ウクライナ出身でも「ロシア」の方が通りがいいからめんどくせえ俺はロシア人だよみたいな人沢山いたでしょ。
アメリカのラーメン屋だってやってるの日本風を装った中国人や韓国人でしょ。
どこの国だっていろんなルーツや人種の人が住んでて実際モザイクだけど
それを出されて興味持ってもっと頂戴っていう人いないと思うよ。
絵具は赤とか青とか黄色だから価値があるんで、混色はこっちでパレットやキャンバスでやらあな。
絵具で灰色出されたらそっからどうにもできないよ。監督やディレクターは灰色の素材を求めてるかね?
ただでさえ他国に興味なんかないのに、灰色出されて「もっとくれ」っていう人製作者にも消費者にも多いと思えないよ。
アメリカで活躍する日本人よく合掌礼してるけどあれはもうサービスじゃんそういう。
そうじゃないんだよ、日本人はそんな挨拶しないよ、それはタイ人だよ、ってマジレスして誰が得するの?
日本に特別な興味持ったらそのときに実際のところを調べて知ればいいのであって。
これぐらいの解像度で他国を理解してるの、日本以外のどこの国も同じだと思うけどなあ。
でも
すると、日本が世界に出していく日本というものが多様化される。マイノリティの日本人の役者が食べていけるだけの仕事が生まれる。
ここはすき。
普通に「俺等が食うためにちょっと協力してよ」って言われれば素直に協力したい気持ちになる人沢山いると思うよ。
ハリウッドで日本人俳優が存在感出すようになれば国威発揚?的な嬉しさもあるしさ。
逆にポリコレっぽく「これが正しいからこうすべき」「これが最新の正しさだから」って言い方は
日本人に対して最悪の効果になると思うからちょっとアプローチ考えなおした方がいいと思う。
「マイノリティの日本人の役者が食べていけるだけの仕事が生まれる。」が目的なら
それを前面に出した方が絶対いいって。
なんか話が発散してきたのでまとめ
・利権活動ならわかるしそれなりに応援されると思う、「マイノリティ」にせよ「ハリウッドで頑張る同胞」にせよ
・「日本人」仕事はキワモノ仕事だから、本格派俳優は拾おうとせずに特別な才能(アジア顔やアジアムーブが上手い)あるやつに放れば?
・それにしたってなんで日本人役を別のアジア系に食い込まれてるのか謎だぜ?回し合ってるならいいんだけど
あー、また出てきたよ、青森を小馬鹿にしたコンテンツが。これ青森出身の人が書いたならまだわかるけど、ツイッター見たら岩手出身らしいじゃん。なんで自分の地元の岩手じゃなくて青森なんだよ。訛り具合じゃ変わらねえだろ。
まあいい、これは同じ北東北のよしみで許してやるよ。でも、青森が他県の人に田舎扱いされることにいい加減耐えられなくなってきた。
漫画とかドラマの世界だと、究極の田舎、僻地といえばいつも青森だ。「青森の工場に転勤になった。もう会えない」ってなんだよ。新幹線に3時間20分乗れば東京まで出れるぞ。いつの時代だ。
そもそも青森に転勤ってどんな会社だよ。工場なんか大してねえし、むしろ輸送費がかかってコストがかさむだけだぞ。ストーリー構成上、キャラを退場させるために青森にしてるんだろうけど、適当すぎるだろ。
上京したばかりの田舎者キャラがいつも青森出身者でインチキ津軽弁喋ってるのもムカつく。「~やづ」とか言わねえし。しかも実家がリンゴ農家とか安直過ぎ。馬鹿にしてんのか。なんで毎回青森なんだよ。鳥取とか佐賀とか他にも色々あるだろ。
田舎田舎って、現在も住んでる人がいるんだぞ。田舎って馬鹿にしていいのは地元民だけだ。
……と青森出身者が書いてみた。そんなこと気にするなって思われるかもしれんが、毎回毎回地元がド田舎扱いされるのは普通に嫌だぞ。せめて青森を出すなら、なぜ青森である必要性があるのか、こっちが納得するようディテールまで作り込んでほしいわ。