はてなキーワード: 生理とは
・自己紹介
お互いとある事情(幼少期の経験に起因するもの)ゆえに恋愛市場に参入することなく生きてきたため、そこそこいい歳ながら2人とも初恋人で童貞処女。
・本題
付き合い始めてそろそろ1年、何度かそういう機会はあったものの、未だ最後までいっていない。
セックスというのはいわゆる本番行為だけを指すのではないのだという言説を汲むならばセックス自体はあるけど、それはさておき本番行為をしたことはない。
お互い交際経験も性経験もないためある程度のグダグダは覚悟していたものの、そろそろ辛くなってきた。
ただ、朝立ちはするし性欲はあるそうなので、身体には何ら問題はないはず。
つまり……と考えたときに一番最初に思いついた可能性があまりにショックだったので、私はなんとかそれを否定する材料が欲しくて、あれやこれやと調べまくった。初めてだから、不慣れだから、初期こそそういう理由なのかもしれないと納得して自分を落ち着かせていた。
彼は重度のオタクなので、自己処理の際はそういう同人エロ漫画を使っている(とわざわざ教えてきた)。
つまり彼は、生まれてこのかた生身の異性と親密な接触をする機会がなく、エッチなもの=画面越しに見る二次元ポルノという限界オタク人生を送ってきたので、性的興奮が二次元と紐づけられてしまっている。脳の報酬系がフィクション特有の過激な表現に慣れて麻痺している。
胸がスイカ並の大きさでもないし揉んでも乳首つねってもひんひん鳴かない、その上潮も吹いてくれない女体では刺激が足りないんだろう。私だってそう。男性はそういう場になればなんだかんだギンギンになるものだと思っていた。現実は全く違ってがっかりしなかったというとウソになる。
ネットで簡単に摂取できるあれやこれと比べて、現実は手間がかかるくせにリターンが薄い、面倒なだけで割に合わない、同人誌でシコるほうがコスパ良いじゃんなにこれ、みたいな感覚が大なり小なりあるんだろうと思う。
だからお互い、性欲を向けるべきは現実の異性ですよ、と回路をつなぎ直す作業を時間をかけて行わなくてはいけないんだと思う。
おそらく今の私たちはずっとその作業をしてはいるが、実を結んでいない状態ということになる。
私はこれがそろそろつらくなってきている。限界に近い。
雰囲気作らないととか、生理だから無理とか、妊娠の可能性とか、生身の人間はとかく考えなければならないことが多い。思い立ったらすぐにドエッチなものにアクセスしてシコれる世の中、エロさと都合のよさで絵に勝てるわけない。わかる。
真昼間からTwitterを眺めてエッチな絵にいいねしている彼氏を見てそう思った。いつも通り勃たなかった夜の翌日のことなので、結構深刻に落ち込んだ。
そこそこの時間を彼の恋人として過ごしてきたはずの、その瞬間だって隣にいるはずの私は、彼のTLに現れた行きずりのスケベイラストにも劣る存在なのだ、と実感して非常に惨めになった。
しかし、そういう理由で悲しんでいる、腹が立っている、つらい……などと伝えるとプレッシャーがかかって余計に勃たなくなるという話を見かけたし、最悪ローションでもなんでも使える女側と違って、男性にとっては非常にデリケートな問題なのも理解できる。
だから彼には「そう簡単にうまくいかないよね」「焦ることでもないからいいよ」と言っている。彼はそれで安心してくれているのか、私のようにもうしたくないという気持ちにはなっていないらしく、泊まりのたびに誘ってくる。
しかし毎回失敗する。ピクピクくらいはしてたこともあるけど、本番行為に耐えうる強度を持ったことはない。彼はきっとEDに分類される。
本人も自覚はしているらしく、禁欲したり何も見ずに抜いたりするようにしないといけないんだろうな、と言いつつ全然シコっている。この間も即売会に行ってネタを仕入れていた(彼の友人から聞いた)。自分の意志でやめられない様子を見るにポルノ依存もあると思っている。
胸やら腹やら腿やらを触られてもせいぜいくすぐったがるだけの私を見ながら、決まって「同人誌とは違うね」「あれはフィクションだってわかってたけど」と毎回、少し残念そうに言う。
私が彼の好みの二次元キャラクターなら、あるいは全身開発済みの経験豊富ドスケベ女性なら、私が私でなければこんなことにならなかっただろうか。
こうして惨めな気持ちになっているのは私だけなんだろうかと気持ちをぶつけたくなることもあるけど、内心彼も焦っているのだとしたらと思うと、尚更こんな話はできない。
でもたぶん焦ってないと思う。彼女と隣り合って寝っ転がりながらエロイラストいいねする図太い人間なので。
下着を変えたり、肌の手入れを更に入念にしたり、私のほうから触ったりしてみても、特に変化はない。◯ちゃん(私)は魅力的だし、触れ合ってるとムラムラはする、頑張ってくれて嬉しいしかわいいとは言ってくれるけど、そう言う割にはあまりにも身体が裏腹なのでそろそろ訝しみそうになっている。
二次元がどうとか関係なく、根本的に私に色気がないだけなのかもしれない。私も私に色気は感じない。磨いても磨いても出てこない。
最近は彼が漫画やアニメの好きなキャラの話をしているのを聞いているだけで、人の気も知らずにオカズの話をしてくるなんて……という憎しみすら湧いてくる。なんなら気持ち悪い。そんなことを考えてしまう自分への嫌悪感、魅力のなさへの劣等感が強くなっていく。
毎回試みて毎回ダメで、そのたびに自尊心が削れていくので、いっそそういう時間をなくしたい。なんなら別れて楽になりたい。そんなふうに思うときと、これ以上諦める人生を送ってたまるかと思うときがある。
彼はこんな私を可愛いとか好きとか言ってくれて、悩みや不安に真剣に向き合って考えてくれて、いつだって信じられないくらい優しい。こんな状況なのに、結婚に向けて互いの親に歓迎されるような形を選ぼうという話を具体的にしてくれる。
彼にとって「彼女とできない」ことは特に問題ではないらしい。同人誌に劣るほど性的価値がなく、色気がなく、勃たない、ヤレない女が結婚相手でも構わないらしい。
きっと彼は私のことを好きでいてくれているんだろうし、私も彼が好きだ。
彼にはとても良くしてもらっていて、たくさんの優しさをもらっているのに、それだけでいいと思えない自分は醜く浅ましいと思う。
でも好きな人に抱かれてみたい。好きだから。この状況に傷ついていないと思われているなら辛い。
もしこのまま何もできないまま結婚したとして、配偶者では興奮できずインスタントで過激な同人誌でシコり続ける人と人生を共にすることになるとしたら、すごく辛い。
男ひとり興奮させることもできないポンコツのくせに性行為に執着する自分が惨めになる。最近は会いたくもない。私ばかり励まして、向き合おうとして、バカみたいだ。
彼はもう同人誌と結婚して一生シコってればいいと思う。それが幸せなんだろうから。
お前の器量の悪さを男のせいにするなと言われるものと思っていたので、改善点についてコメント頂けるのが嬉しいです。取り入れていきます。ありがとうございます。
彼は得難い存在で、私はセックスよりも大事なものを既に手に入れた上尚駄々をこねているだけだとは思います。こんなことで悩めている現状すら幸せなはずです。
オタク同士という共通点もあって交際に至ったので、彼がそれを楽しんでいること自体に不満はありませんでした。今は、同人誌だとエロ画像だとああでこうで、という話を私にしてくるのはやめてほしいなとは思っています。
性格が悪いですが、これを提案することで私の心境が少し伝わるかもしれないという点で「エロ同人読ませながら行為に及ぶ」はありだと思いました。
今から10年以上前、職場の4歳くらい年上の男と肉体関係を持つことになった。
その頃、私は田舎の介護系のブラック企業という、この世の最底辺の労働環境で働いていた。
やりがい搾取という言葉がこの上なくフィットする、お金だけは介護系にしてはそこそこ出るけど、定時に帰れたことなどなく、休憩は15分取れれば良い方、3K上等、スタッフ間のパワハラもいじめも無視も横行し、社長と看護婦はデキてて、みんなが看護婦の機嫌を窺ってる、そんなすばらしい職場だった。
そんな中だから、みんな内向きの思考になり、都会に出るどころか、会社の中で交友関係が完結する勢いで、職場内結婚は当たり前、当然のように職場内での恋愛、よくてクリーンな恋愛、大多数は浮気や不倫関係が横行していた。
〇〇と△△が付き合っててどこそこのファミレスで見たよ、とか、あの辞めたスタッフ子どもこないだ連れてたけど××との隠し子らしいよ、とか、そんな話題が飯のタネでした。
そんな魔窟で、私も例に漏れず、その男と関係ができたのは、名ばかりのリーダー職になり、給料はさほど上がらないのに、理不尽な責任と無駄だらけの書類と時間外労働ばかり押し付けられるようになったころだった。
その男には他の職場に彼女もいて、私は私で遠距離恋愛してる彼がいた。もうきっかけなんて忘れたけど、同じ部署になって、ご飯食べにいって職場の愚痴言いながら、田舎の寂れた道をドライブなんてしながら、口説かれたりしたんじゃないかしら。
私も何も考えず、仕事帰りに彼の家に行ったり、ある時はドライブの途中で誰も来ないような夜景の見える林道とかに停めた車内だったり、そんなところで逢瀬を重ねるようになった。
その当時私は生理不順もあってピルを飲んでて、だいたい生中出しで気にせずやってたので、それもあって都合よかったんだろうね、週3-4くらいは関係を持つようになった。
当時20代後半、一番体力もあり肌ツヤもよく、そっちの具合もよかったのか知らないけど、最初はすごく楽しい娯楽感覚で、職場にバレるスリルも楽しみながら秘密の関係を続けてた。
繰り返すけど、他に人間関係も楽しみも、資源が乏しかったのよ。
男はもう今や顔も忘れかけてきたけど、東出昌大をちょっとシュッとさせたような端正な感じだったような気がする。
最初は普通のセックスだったけど、私が生中出しも出来るしどんなプレイでもノリよく受け入れていたら、途中から豹変した。
ドS趣味だったらしく、言葉責めもそうだし、おもちゃ使われたり、手足をベッドに縛られてされたりもした。
思いっきり口に突っ込まれて息ができなくなるまで腰を振られるのもしばしば。
特に前処理もせずに、後ろの穴にも突っ込まれて中に出されたりもした。
未体験のことばっかりだったんで正直気持ちいいより戸惑うことの方が多くて、どうすればいいか分からなかったけど、気持ちいい振りをすれば相手が喜んでくれることもあって、どんなプレイも拒むことはなかった。
相手もそれに気を良くしたのか、ついには家族がいる実家にまで私を連れてきて、聞こえるかもしれないのにそこで行為に及び、仁王立ちで無理やり口に突っ込まれるその様を動画に撮ったりもしていた。
私も私で、ここまで体も心も支配される体験をすると、愛されているような錯覚を起こすし、その頃には遠距離の彼よりその男と連絡をとることの方が多くなっていた。
その頃から、ご飯を食べることに対しての感覚がおかしくなった。
食べてその栄養が体に入り、血肉となることへの抵抗感が凄くなった。
もともと食べることが大好きなのに、1日にカロリーメイト一個くらいしか食べれなくなる時期があった、と思うと、凄い渇望感とともにものすごい量の食べ物を一気に食べて、直後に全部吐き戻すようにもなった。
もともとがかなりの健康体型だったので、痩せたといってもちょっと細いかな?くらいのものだけど、今より10キロ以上一気に落ちて、仕事中に倒れるようになった。
その頃になると流石に職場から心配の声が聞こえたんだけど、その職場の中の男とデキてて、それによって病んでるんだから誰にも相談できるわけない。
多分私は、体を重ねすぎてその人のことが好きになってしまい、その人が結婚を前提に付き合っている彼女がいて、その彼女には完璧なアリバイを作りつつ、職場でもそつなく業績をあげつつ、私に鬼畜の所業のようなプレイをしながら楽しんでいるそのギャップに風邪を引いたんだと思う。
片手で彼女と電話しながら、私のことをもう片手で攻めながら、「シー」とジェスチャーして声を出さないように我慢させながら攻め上げられるとか、そんなプレイもよくしてた。
そして痩せ型の女が好みだったその男は、フラフラ倒れるようになった私のそのスリムな体型を気に入って褒めてくれるばかりだった。
より一層私の過食嘔吐はひどくなった。
私は男の愛情を取り込みたいのに取り込めなくて、代わりに何かを取り込みたいけど、取り込んでしまうと身の破滅になるから、吐くしかなかったんだと思う。
関係が終わったのはいたってシンプル、その男がいよいよ結婚することになった時だった。
しかし男はその報告と共にこともなげに
「まぁ、これからもバレなければやっていけばいいしね」
と言ってきた。
そこで嘘のように魔法は解けた。
法的にも、肉体的にもより強い関係の婚姻関係がありながら、私がその人と健康を損なうような関係を続けていくメリットはゼロだ。
きっぱりと、もう終わりにしたいことを告げ、私とその人の爛れた関係は終わった。
そのあと程なくして、私の摂食障害の症状も消えた。
その後関係がなくなっても、その人との職場でのスタッフどうしとしての関係は普通に続いたし、私が結婚して、私がその職場を去る時は、そっとハグしてくれて、私の幸せを願ってくれた。
今となっては良い思い出だけど、あのとき良いようにおもちゃにされて摂食障害にまでなった瞬間的な熱量は、そのあとの価値観にも影響してると思う。
具体的に言えば今でも無理やりされるようなシチュエーションは嫌なのに興奮してしまう癖が残ったし、愛着的なところで不安定になると、つい過食の癖が出そうになる。
あと、ハメ撮りさせたのまじで後悔してる、あれ絶対職場の人とかで回して見られたにきまってるなー。
思うことは、ブラック企業は人を狂わせる。
現状を投下するので気兼ねなくコメント欲しい
【登場人物】
妹(パン職)
父(故人)
【要旨】
母を毒親とは決して思わないが、母を尊重すると自分の幸せが低減するのではないか?と現況を振り返ると思うのだがどうか。なお、老いる母より当然自分の方が大切である旨承知しており、行動への移し方を模索するもの。
【最近のあらすじ】
父は3年前に、2ヶ月でコロっと病死。当時4年間一人暮らしをしていた筆者は実家に帰り(首都圏。仕事は全く同じものを継続できた。幸運)、まだ学生だった妹と母を扶養に入れた。保険金だの色々あって、筆者本人の生活苦はなし。母も得た資産を切り崩しながら生活。
今年本格的にパート再開。筆者は家事ほぼゼロで、母に多分に世話になっている。
【発生した問題点】
(登場人物紹介で大体察しつくと思うが)母が筆者の彼氏との恋愛に反対する。批判、嫌悪、怒り、悲しみ、自棄、脅迫がみられる。
近場の男とつきあうのは短絡的(同級生)
年収が低い(筆者比)
筆者の容姿、性格面、経験から恋愛するに妥当でない(妹はOKらしい)
自棄
死んじゃおうかな
家を売るから
家事は一切やらない
夫婦関係はここ10年は悪く、母は金銭苦をいなしつつ、無私の愛を注ぎ子育てをしてくれたと思う。(自分のための買い物、おでかけ、30年殆ど皆無。寿退社し父の仕事手伝いか、パートのみ。)
父はいい所もあり、残された家族も理解するところだが、性格は難ありと言わざるを得なかった。晩年は減ったがよくどなる、無計画な消費(母の貯金を使うなど)
それに、死んでから浮気をしていたことが携帯等からわかった。母と筆者だけの秘密とし、母は妹にはとても言えないとのことだった。(何となく伝わる所はあると思う)
母は文句を言いながらも40年一緒にいた父との突然の死別と、彼の裏切りどちらにも耐え難いショックを受けた。特に通院、服薬はなし。
妹は四大を出て知能は正常だが、自己愛ぽい所がありたまの激情で手をつけられないことがある。家電を壊したり、母を殴ったことがある。彼氏ができ、社会人になってかなり落ち着いてきた。近々遠方の彼氏と添い遂げるのだろうと思う。給料安い。
筆者の性格は細かくは文章から読み取ってもらうほかなし。ハイパー自己中なのは確実。倫理観も少し怪しい
父のようになるまい、と思い自営ではなく頑なにサラリーマンに拘ったりした。でも、最近一部似てきているらしい。あるあるだ
非常に楽だけど、生理不順が凄いなと思いある時婦人科に行ったら「血液検査結果が排卵してると思えない」と言われた。無排卵で不妊なのかもだが、通院はロクに続かなかった。元よりてんで子を成す願望がなく、不妊の身を悲劇と思うこともできない程。調べて調べてできるなら治療して、子供を産みたいなんて欠片も思わない。(母の子育てが辛そうだったから筆者に影響した、のは理由の半分位になりそう)
ということで、年齢を理由に結婚を急ぐこともないのだ。それでも、共に生きるパートナーってのを作ってみたいのだ
母の名義になった土地と家は、父の思い出が詰まっているし、家としても魅力的。金融資産は妹に、処分のこと含め家は筆者が請け負いたい!と話すこともある。
彼氏は10年超のつきあいで恋人になったのは最近。筆者の血族とは無縁の軟派な性格だが、尽くすタイプ。上記諸々の筆者自身の難点は許容。今は控えめだが理系国立院卒会社員のどこにケチをつけようというのか?
母について細かくは打ち明けず。筆者の話術で、彼氏のことはいくらでも筆者の味方にできてしまいそうだから。親との同居はどっちのとも絶対しない。
もとより母は子供との自他境界に少し難点があったと考えている。母の無私の半生や失われたキャリアを思えば、それなりの学歴や職業を得ていく筆者のストーリーに移入するのは異様なことではないはずだ。個別のエピソードは卑近のため割愛するが、親と距離を取るのが仲良しのコツと思って実家を出て、結果そうだったので、同居が軋みの理由として大きいのはわかっている。
よくネットで見る記事のように、無意識に娘を蹴落とすだの、不幸になるように誘導するだのは全くなかった。筆者の恋愛を機に「明らかにおかしいな」という発言が増え、筆者としても耐え難い状況となった。
これは筆者が娘から他人の女となり、自分のもとから金銭的にも精神的にも離れようとする娘、という構図に耐えられないからではないか?娘には未来があるが、自分にはない。娘はどうやら愛されようとしているようだが、自分は金輪際得られない。
この辺りが標題で「救えない」と思うに至ったもの。死人に挽回の余地はないし、大人ましてや老齢になって性格が変わることもないだろうし、パート主婦に一軒家を維持するのは10年単位では難しい。筆者の扶養や援助なしでは。友人関係もかなりシュリンクしてしまっている。
母の母、祖母は看護師でよく外で働き、家事は疎かなタイプだったそうだ。筆者にも母にも一部愛着に問題がある気もする。素人見解。
【直近、今後の展望】
2ヶ月程前に筆者が一度爆発。前から逐次進展を仄めかす度に反対されていた彼氏と交際開始を告げた瞬間「出てって」と言われたため。父譲りの爆発的な行動力で賃貸の内見を即時予約し「出ていく」と宣言して荷物まとめを開始した所、「お願いだからすぐに出ていくのはやめて」「元の生活、接し方に戻すから」と態度を一変させ、沈静化。
しばらくしてまた上述の嫌悪や批判が復活してきて、どうしたもんかと思い筆をとった。
「私とママは別の人間」「私は自分の幸せを取るから」「自他境界がおかしい」直接遠慮なしに言葉をぶつけもした。言いたいことはどんなに相手を傷つけるっぽいことでも言えるし、やれてしまいそうなのだが、どうやら良心か打算か、筆者が今涙でベチャ濡れでこの文を打っているように、ひとに吐露したいものがあるのだ。かしこぶってとんだ悪文で申し訳ない。
父が死んで途方にくれる母と妹とペットを、たしかにあの時は守りたいと思って実家に帰ったはずで、母が憎いとか愚かだと思う反面、哀れだ、大切だ、できることはしたいと思う気持ちもある。でもそれは、今家事をやってもらったり、母が「便利だから」そう思っているだけだったとしたら?
母や家を捨てて(あきらめて)新生活をスタートさせたとして、最初は悲しいけどコロっと切り替えられるかもしれないし、20年とか経って取り返しがつかなくて泣くかもしれない。
最初に書いた登場人物、全員が、うまい具合にいく方法が、あるって信じたい。円満にことが進めば家を出た後も親に仕送りしたいし。実家の近くに住むし。
マジで何で死んだんだ親父は。普通にクソ野郎だったのに死んで幾分か美化されて英雄になった。気持ちが切れそうで、この2年ずっと仏壇の前にあまり立てない。
JR地下東口はeatoLUMINEの近くの改札が空いてる。地上サザンテラス口は空いてるかドアから分かりやすい。
小田急は地下。個数も多いしある程度居心地がいい。でもあまり長居するひとがいない。南口地上も個数の割に回転悪くないけど漏れそうなときは地下をおすすめする。絶対に空くという安心感がある。
京王新線(都営新宿線)は個室6個くらいあるのに朝10分くらい並ぶ日もあった。極力使いたくない。京王線も変なところにトイレある。
マルイ系は空いてるトイレを何かしらのシステムで案内してくれるイメージ。
余談だが代々木上原のトイレが改装中のときは最悪だった。デカい駅なのに1つしか使えなかった。最近はそうでもないけど改装前は全員個室内で食事でもしてるんじゃないかというくらい空かなかった。
ほんと、下痢とか生理で血が止まらないとかつわりで吐いてるとかはわかるんだけど、全員が全員それでトイレに籠るわけじゃない。
並んでるかどうかはさておき個室が埋まってるかどうかだけでも個室内にいてわかるようなシステム誰か普及させて。
鼻かんだティッシュが丸見えなのは恥ずかしくないし生理の話は別に隠さなくていいだろと思ってる派なんだけど使用済みナプキンが見えてると恥ずかしいと思うのはなんでだろう……血のついた面が丸見えとかでなく、ふつうにくるっと丸めてあるけれど。そういえば学生の頃漫研の男子が汚物入れからナプキンを拾ってすうはあするヤバめの思想の漫画を描いていて女子から顰蹙を買っていたけど使用済みのナプキンに興奮する男性って世の中にどのぐらいいるもんなんだろうか。自分で出したものでも臭くていやだけどなあ。まんこに直に付いていたものだから興奮するんだろうか?女子高生の自転車のサドルに興奮する、みたいな感じなのか。識者、いらしたら教えてください。
「嫁の畑が悪いから。」
初めて言われた時の衝撃が忘れられない。
私が結婚した年
義母「次は私さんね!」
義父「楽しみだなぁ。」
元夫「子ども早く欲しいなぁ。」
私「ですね〜。」
私(は?元夫との行為今まで1度も成功してないのに何を言ってるんだろ…)
私はこの時点で子どもは既に諦めていた。
とは言えどできるでしょって思ってた。
できなかった。まじか…
とりあえず持続できない。
最後までできない。
もどかしさで不機嫌になり、私にあたる。
週1で義務のように言われ、
そして、勿論できない繰り返しである。
まず、射●した事あるのか疑問だった。
(ここまでできないと。)
やんわり聞いてみると1人でした事ないと。
そんなの嘘だと思ってた。
でも本当らしくて衝撃だった。
「俺は病気じゃない!」と
放っておこう。
メモが置いてあった。
「旦那様を病気扱いにする前に、早く妊娠できるように努力すべし。精神的に追い詰められてるなら入院も検討。」
放っておこう。
約1年が過ぎた頃、
元夫「養子を取るか。」
私「そんな簡単じゃないよ?」
元夫「両親には施設は伏せとけ」
元夫「風船かボール入れとけば」
放っておこう。
いよいよおかしくなっているんだろうなと思っていた。
相変わらず行為は成立しない。
義妹第二子ご懐妊。
その時に元夫と祖母の会話が
元夫「俺は考えてるんだけどね」
祖母「嫁がなっとらんのか」
元夫「嫁がね。俺は頑張ってる」
元夫「嫁の畑が悪いからかもしれない。」
笑顔で私に言いやがった。
Xデーに備え始めた。
何かと突っかかり喧嘩が増えた。
Xデーにはまだ準備不足の為、
私は黙るしかなかった。
私は静かに耐えた。
Xデー2週間前くらいに
随分態度もでかくなり王様みたいに
ふんぞり返っていた元夫と喧嘩になった。
夕食いらないという。
私「なら明日に回していい?」元夫「いいよ。」
翌日夜、元夫「旦那様に前日の残り物出すなんて!」私「昨日いいって…」元夫「言ってない!」
翌日朝、元夫のメモ【別居しまーす!家賃○万払ってください!半年以内に出産しないと離婚です!】
勿論妊娠などしていない。
Xデーはもうすぐ。
その日の夜ニヤニヤしながら帰ってきた。
元夫「読んだ?」
元夫「そのままだよ!!相変わらず頭悪いな。半年経ったら離婚だからな。俺は半年待ってやる優しい旦那様だからな。」
2日後、離婚の意を伝え
元夫の答えはNO。
元夫の望み叶えたんだよ?
【君が作った温かい食事が食べたい。君が待つ家に帰りたい。もう一度心を入れ替えるからやり直すチャンスをくれないか。2週間で君の理想の旦那様になるよ。】
菓子パン温かくないしなぁ
あとなんで上から目線なんだろう。
放っておこう。
拝啓 元夫様へ
離婚して数年後、とても優しい方との間に
元嫁の畑悪くなかったみたいです。 敬具
休むほどでは無いけど、生理のせいで体調不良でどんよりしている日に、「どうしたの?」とか「体調悪いの?」とか心配してくれた人に何て返せばいいんだろう。
女性とかなら「生理なんです〜」って馬鹿正直に言えるかもしれない。でも、私はあまり人に「生理で〜」とか言いたくない。
かと言って、感染症みたいに「人に伝染る可能性がある」タイプの体調不良には思われたくない。
本当に、ただただダルくてどんよりしてお腹痛くてイライラしてダルくてダルくて調子悪いだけで、私以外に害も何も無いので、安心して欲しい。
「大丈夫です」とか「元気です」っていうのも、明らかに体調悪そうなのに言うと変に心配させちゃうかもしれないし、「うつると怖いから帰れよ……」とか「風邪なのに隠して無理やり来てんの……?」とか思われるのは避けたい……。
そうなると「生理なんです」って言うのが一番かもしれないけど、それは嫌なんだよなぁーーーー。
・確かにいま体調悪いです
的なニュアンスになる便利な返事ってあるかね?
(余談だけど漫画アニメ等で男の乳首はないことになりがちなのすごい不思議で
じゃあ女の乳首も描くなよって話だがそれは絶対にある前提なんだよな
男は男の乳首が女の名残りで自分の根源が女体なことうっすら自覚してて無いことにしたいのかな)
戦争して要らない男を減らしたり経済戦争で淘汰の争いしてきたんだし
先進国の女が子どもを産まなくなるのってそういう危機状況に対する生物的反応もあると思ってる
これ以上の発展はいらないぞ、そこに関わる人間は少なくていいぞみたいな
男の本能が!性欲が!を言いたがるけど、身体リスクを抱えた女の生物的本能のほうが遥かに強いんで
【追記】「十二国記ってアンチ女性向けファンタジーなんだな」ってタイトルが良くないって言われて、その通りだって思ったから消す。
どう言えばいいんだろうな? 甘やかされる系ファンタジーに厳しいっていうか、自分が書いていることに自覚的って言うか。
男女問わず、思春期に空想しがちな「ここからどこか素敵なところに連れていってくれ」という願望やそれに基づいた創作に厳しいってことなんかなあ?
ブクマカの「登場人物すべてに潔癖で厳しい」って趣旨の指摘を見て、私が一番言いたかったのってこれだったんだって気づいた。
フェミニズム小説ではって指摘についてはその通りで、前のエントリではそれについて触れたんだけど、やっぱりリンク張るだけじゃ分かりづらいよね。
十代のころに背伸びしてラノベとか少年少女小説から遠ざかってたから偏見です、これについてもごめんなさい。
ファンタジー小説と自分に都合がいいファンタジー・空想って言葉もいい加減に使ってた。
ー以下追記前ー
ここでいうアンチってのは否定的とか叩いているとかそういう意味じゃなくて、対案とか批評的なとかそんなニュアンスね。
なんでそんなこと思ったのかっていうと、異世界に行って素敵な男性と出会ってお姫様として幸せに暮らすっていう女性向けファンタジーのシチュエーション(正確にはいかにもありそうだなーって偏見なんだけど)を話をひねった設定が多いって気づいたんだ。
例えばシリーズ最初の「月の影 影の海」ってのは、内気な女子高生である陽子が景麒ってイケメン男性に異世界に連れて行かれる場面から話が始まるんだけど、よくある異世界ものと違って、向こうの世界については何の説明もされずにほぼ身一つで放り出されるんだよね。で、最終的には彼女が新しい王だってわかるんだけれども、彼女が武器を持って立ちあがり、囚われのお姫様みたいに鎖につながれた景麒を救い出すところでお話が終わってる。
で、この世界の王様ってのは忙しくて、反乱が起きたら自ら戦場に立つし、妖魔と剣で切ったはったやるし、官僚のトップと口でやりあわなきゃいけないし、美しいだけの世界じゃないんだ。
なんというか、「覚悟」を決める話なんだよ。
異世界で他人に裏切られ続けて荒み切った果てに、「他人を信じるな」と嘲笑する謎の存在蒼猿(実は彼女自身の内なる声)と決別し、裏切られてもいいから他者を信じる道を選ぶシーンは超かっこいい。それに、陽子の元の世界の父親は「女は女らしくしろ」という何かのカリカチュアみたいなキャラクターで、フェミニンなものがこの話ではそこまで肯定的に扱われていないんだよね。女性として扱われたのは、売春宿に売られそうになったときくらいか。これ以降のストーリーでも彼女は女王としての服装を窮屈だと感じ、街に出るときは男装を好むし、この世界の女性は妊娠・出産をしない。
他に批評的だなって感じたのは「風の万里 黎明の空」のふたりの副主人公、祥瓊と鈴だ。祥瓊は反乱軍に父王が処刑され、命こそ救われるのだが村では無能な下働きとして虐待され、しかも正体が露見して危うくリンチされかける。安全のため隣国の女王の下働きになるも、そこの女王にも冷遇される。
一方、日本出身の鈴は言葉の通じない異世界で仙人の奴隷同然の暮らしをさせられ、ついに意を決して出奔する。二人とも、女王となった陽子に憧れたり憎悪を抱いたりして、陽子の治める国に向かって旅をする。
これだけ見ると、いじめられたかわいそうなヒロインが返り咲く話の序盤のように見える。読者はこう予想するだろう。いずれも二人とも陽子によって救われるだろうと。だが、中盤で二人はそれぞれ別の人物によって己の落ち度を諭される。祥瓊は長い華やかな王宮暮らしの中で、四十年も父の暴政を止めようともせず、自分の国のありようを知ろうともしなかったことを淡々と告げられる。外国人のほうが自分の国の歴史に詳しいのがどれだけ恥ずかしいことかわかるかと。
鈴は、自分だけが不幸を我慢すればやり過ごせると思い込み、百年間何もしなかっただけであり、彼女の不遇の嘆きはただの不幸自慢であるのだと責められる(この世界では特定の条件を満たすと寿命がなくなる)。
このあたり、小野不由美が読者層の中高生に説教をかましている側面も感じる。
そして祥瓊と鈴が救われるのは陽子によってでもないし、イケメンによってでもない。自分の落ち度に気づき、目覚め、やはり剣を持って立ち上がる。
(ところで、祥瓊を冷遇した女王は気が強く悪役令嬢っぽさを持ちながら筋が一本通った倫理観の持ち主で「図南の翼」では主役を張っている。というか悪役令嬢ものの起源の一つなんじゃないか?)
つまるところ、十二国記のシリーズ前半は幻想に逃げる少女に対して戦うよう促しているのだ。そしてサポートキャラの最高の内面イケメン楽俊とは恋愛関係になっているわけではなく、対等な友人だ。「男性に過度に頼るな、対等たれ」と言っているように見える(あと、シリーズ後半になると時代小説や政治小説っぽくなって、中高年の男性にウケる要素がどんどん増えていく感じだ。きらびやかな幻想とたもとを分かったせいか、少女向けレーベルからははみ出てしまっている。最新作「白銀の墟 玄の月」は講談社X文庫ホワイトハートから出てないよね?)。
似ているなって思ったのがミヒャエル・エンデの「はてしない物語」だ。これは物語後半で主人公バスチアンが崩壊したファンタジー世界の救い主となって本の中に入り込み、高性能イケメンのチート野郎になるんだけれど、チートを使うたびに元の世界のダメな自分のことをどんどん忘れていき、記憶喪失のまま永遠に物語世界に閉じ込められる危機に陥るんだよね。同じ末路を迎えた人間の描写はぞっとする。児童文学の中でここまでいわゆる恐ろしい末路を描いたのも珍しい。
これってまさにやっていることが同じで、小野不由美が少女小説のフォーマットを使って女性向けフィクションに対して批評的な作品を書いたように、エンデはファンタジーの形式を使いながら現実逃避するポルノ的ファンタジーを批判しているのがすごい。アンチファンタジーだ。しかも、それがめっぽう面白いんだ。
私はポルノ的ファンタジーがダメだとは思わない。エッチなものも含めてポルノってのは、なんでも願いが叶う世界の中で遊ぶことで、願いが叶わないことが多い現実と戦うためのパワーを充電する遊び場だ。ここが虚構だってわかって遊んでいる限り、心の健康を保つのにはプラスだ。
でも、ときどき自分に「これは嘘だぞ」って言い聞かせないと危ない。幸せイチャイチャラブラブなアブノーマルプレイなしのポルノでも、これも本当のセックスと間違えたらいけない。相手の気持ちいいところが全部わかって、自分の気持ちいいところ全部責めてもらえるセックスなんてこの世にはなくて、「あれやってみたい」 「こうしてほしい」 「今のは良かった」 「ありがとう」ってちゃんと言わなきゃ伝わらない。
ああいうイチャラブエロ漫画はインスタグラムみたいにいいところだけ繋いで作った虚像なんだよ。小野不由美も十二国記外伝「魔性の子」で「異世界に逃げるな、お前の生きる世界はここだ」という話をしている(「帰山」の中の難民支援でも「自立する気概を失うレベルまで支援してはならない」って趣旨のことを言ってる)。
つまるところ、自分で欲しいものを能動的につかまなきゃダメなんだよな。
なんてことを日曜日にファミレスで友人にぶちまけてしまった。あー楽しかった。
ハイスペックイケメンを素朴女子が救う話の起源について話題になったから書いたわけじゃないんだけど、「ジェイン・エア」は一つのオリジンよね。この話を裏面から見たジーン・リース「サルガッソーの広い海」や批評「ジェイン・エアは幸せになれるか? 名作小説のさらなる謎」も面白いよ。
陽子が異世界に入るときに剣を授けられるので、これって男性原理の象徴じゃないかと冗談半分で書こうとしたんだけれども、実際に剣とは別に回復アイテムの玉(二つではないけれど)も授けられるし、鞘は失くしてしまう。鞘を女性原理と見るか包皮と見るかはともかく、フロイト的な解釈が全くのデタラメではない気がしてしまった。
鞘を女性原理と見るならば、作中でそれを無くす(機能を失う)ことは女性原理が弱まることを意味するし、包皮と見るならば、その喪失は男子割礼・成人の儀礼を意味していると読めなくもない。
ほら、作中でも過酷な旅でげっそり痩せて、身体から丸みが失われたともあるし。
こんなことを書いて申し訳ない気持ちもあるのだが、剣と同時に球も授けられるなんて話として出来過ぎているし、そうした作品を他に私は知らない。あったら教えてください。
以上だ! いつか男性向けハーレムものと女子向けの後宮ものの差異について書きたいぜ!
→ 追記! 昔書いたやつ
https://anond.hatelabo.jp/20200609075504
生理妊娠出産がないとか逆に女性向けっぽいと感じた要素はここです
読み返して思ったけど、アンチ「一昔前の」とかアンチ「世間的に女性受けしそうと思われがちな」ファンタジー、アンチ「童話から想像される」ファンタジーって気がしてきた。
タイトルの通り、自分はFF14というMMOをだいたい5年くらい遊ばせてもらっている光の戦士(ヒカセン・FF14の主人公=プレイヤーを指す)だ。
以前はFPSをメインにやっていたが、あれは加齢がもろにプレイに出る。少なくとも俺はそうだった。
大学卒業して数年、自分のプレイスキルの全盛期を過ぎたという自覚が生まれたあたりで潔くやめた。
遊んでいて過去の自分と比較して嫌になる、ストレスを感じるということにおそらく己は耐えられないという自覚があったからだ。
その後、せっかくゲーミングPCがあることだし、と思いいくつかのゲームとMMOを転々とした結果、FFに落ち着いた。
一瞬LoLなどもやったのだが、自分が始めた時期がよくなかったのか日本鯖の状況がいいとは言えず、断念。
課金ガチャが存在するゲームはのめりこむことがわかっていたので択外だった。
そうやって6年ほど遊んでいるが、FF14はいいゲームだ。自分はそう思うし、7.0パッチも満喫している。
よって、本当にそういう層が存在するのだな、程度に受け止めてほしいのだが、7.0のストーリーもグラフィックアップデートも比較的好意的に受け入れた。
ピクトマンサーが強いのだって悪くない。俺は強ジョブライダーだから利益しかなかったし、
それから、強いジョブは誰が使っても強いわけじゃないこともわかっている。ピクトマンサーを強く回せる人は何やってもたいてい強いのだ。彼らはたぶんピが強くなかったら黒魔を出しているだろう。火力の調整はよろしくなかったが、パッチ1発目のレイドなので想定内だ。
あと、ピが過去レイドを破壊している!という指摘はその通りかもしれないが、そもそも過去レイドなんてジョブ調整で緩和されまくってきたものだ。
ピクトマンサーを取り締まりたいんならガンブレイカーから殺した方がよかったんじゃね。と個人的には思う。個人的には。一プレイヤーとしてはね。
と、ここまで予防線を貼るのは、FF14界隈が信者もアンチもめんどうだからだ。
そう、自分はFF14というオンラインMMOを遊びながら、実に5年間をソロFCで過ごし、フレンドもほぼ増やすことなくやってきた。人間関係がめんどうだったからだ。おかげでフレンドは20人ほどしかいない。MAX200人登録できるらしいが。
それもこれも、ここから完全な悪口なのだが、FF14をやっているプレイヤーの多くの頭がおかしいせいだ。まともな人間は一握りしかいない。
奴らに日本語は通じないし、自分ルールを周りに押し付けて生きている。先釣りだまとめフェーズ詐欺だなんだと、日々あちこちでアツイ領域展開バトルが繰り広げられているわけだ。
でもまぁFPS界隈ほどの民度じゃない。運営はまぁまぁまともだし、※FF14の運営は個人的にはかなりまともだ。日本人が運営しているだけあるなと思う。
ただ、あまりの人間関係のめんどうさに。他人に期待しなければ心穏やかに生きていける。何もかも楽しもうと思っていればなんでも楽しい。そして、友情も愛情も、情と名の付く感情はたいてい人間関係において爆弾となりうる。という悟りのような感情を培ったのがFF14だった。
たぶん根幹的なところから好きなんだろう。5年やっているが少しも飽きない。
FFにおける高難度レイドバトルは8人PTで、野良=PT募集等で一期一会のプレイヤーを集め攻略する、か、固定=前もって集めた決まったメンバーと攻略を行う、の2パターンが多い。
そして俺は、人間関係をめんどうくさがっているなりに、高難度攻略においては固定を組むことが大半だった。
絶(最高難易度コンテンツ・たいてい固定を組む)はもちろん、零式(高難度コンテンツ・野良でも踏破は可能)もだ。
野良でやばい化物を引きたくなかったというよりは募集フェーズ(人数が集まるまでの時間)がいやだった。固定はたいてい決まった時間に始まって終わるから生活リズムも崩れにくいし、そこまでのド地雷は踏まない。たいてい1~2パッチの付き合いで、いわゆる超長期の固定を組むこともなかったことも幸いしたと思う。
固定を組んで、本当に仲良くやれそうなフレンドと出会うこともできた。サラッとした関係で付き合えて他ゲーも遊ぶ、いい関係を築けた、と思っている。
そんなこんなで7.0の零式も無事に終え消化も済み、俺は絶エデンの固定を探していた。
零式の固定も悪くはなかった。初週目標で実装4日目に踏破できたし、消化もたいしてグダらなかった。別にこの固定でエデンに行ったってよかった。でも、個人的に苦手なメンバーがいたのだ。
自分は、FF14の女性プレイヤーがあまり得意ではなかった。端的に言うと苦手だ。FPSにも多かったが、声がデカくてうるさい上にやけに距離が近いというか、距離感がおかしい人間が多いからだ。
そこには、女と話せてうれしいだろう、という上から目線がのぞいているようだった。
さらに、いわゆるライト層はこちらにキャリーを望んでか袖を引くし、レイド層は女だてらにレイドをやっている自分はすごい!みたいな感じの人間が多かった。
FPSにも本当にこの手の女が山ほどいた。
完結に言うと、キャリーしてほしい!かキャリーされる女キモイ!だ。
女と女のプライドバトルといえばわかりやすいだろう。そんなものに俺を巻き込まないでほしい。
しかもたいていすぐタメ口になるし我が強いし、べたべたくっついてくる。(後者の女もだ、男とも対等の実力で遊べる自分はそこらの女とは違うと言いたげだった)
零式の固定にいた女もその手の女だ。
logs(火力の確認ができる外部サイト)を見たのか、act(火力を見るためのツール)を入れているのか、〇〇さんは火力が出てすごい!あたしも負けない!だのキンキンうるさい声でよくわめいていた。
負けないもクソもあるか。同じ固定でロールが違う時点で比べるようなものじゃない。
だいたい最適に回していれば火力は出るんだから口動かす前に手を動かせ。と何度も思った。
つかいつ俺がこいつにタメ口を許しただろう。俺はたいていの人間には敬語を崩さない。もちろんその女に対してもだ。
そうして自分は、突入の前後はともかくレイド中に無駄にしゃべる人間が嫌いだ。俺はともかく他の人間の集中力を欠けさせる。
そんな感じで零式の固定は攻略中にすでに嫌になっていて早く抜けたかった。
さらにいうと、俺はとかく高難度のコンテンツをやるなら女がいない方がいいと思っていた。
彼女たちは、身体上の仕組みとしてどうしようもないことでかわいそうだが、生理でメンタルとパフォーマンスが左右されるし、それこそ色恋沙汰でのトラブルも経験があった。
だから、エデンの固定もできれば男8固定がいいと思って探した。ただ、このゲームのレイド層は女性も多い。なかなか難しい条件になってしまう。
その固定は@2を募集中で現況が男5女1という、なかなかにやばそうな比率の固定だった。しかも女1のジョブがPHだ。たいていのヒカセンなら、「姫」の予感に打ち震えるだろう。
でも、彼女は違った。
logsを見れば出しているジョブは占星術師。色(=順位のようなもの)もいい。白魔も高水準で回せているが、PH専というわけではなく。DPSも触っていてそちらも火力が出せていた。アチブ(記録)を見れば零式も基本2週目で終わっているらしい。
そうして試しに日程を調整した面接で話した時。たぶんその時から俺はおかしくなった。
そこにいた彼女は控え目で、話を振られるまではたいてい黙っているのに、こちらに何度か助け舟を出してくれた。声は穏やかで耳に痛くない。火力を褒めてみれば周りのおかげだと言った。
笑ってくれ。たった30分ほどの時間で自分はその人を、気遣いとか優しさとか、包容力を絵にかいたような人だと思ったのだ。
面接が終わってすぐ、俺は気づけば応諾の返事を出していた。絶エデンだけだ、とりあえず入ったっていい。早く決まるのに悪いことはないんだから。俺は自分にそう言い訳しながらその固定に加入を決めていた。
そして始まった消化の日々で自分は完全にもう彼女を好きになっている。
そも8週を過ぎてからの合流だ。やり方の違いはどうしたって、散開位置一つとったって多少出る。それは早期に攻略が済んだ固定ほどそうだ。
野良では違うやり方が流行っているらしいけど、このやり方で長くやってきているから。
そういう理由で特に処理法を変えたりしないでやっていくことが多い。めんどうだからだ。
自分もそのあたりはわかっているから、最初は認識のすり合わせの時間を多めにとる覚悟はしていた。
でも、その必要はほぼなかった。彼女が野良のやり方に詳しかったらしく、前もって違いを説明してくれたから。追加のメンバーが野良経験があることを加味して、固定側で調整してくれたらしい。
そして、散開など細かい点で逐一俺のやり方に合わせてくれた。「こうやりたいんですけど…」というと、いいですよ、と快く返ってくる。そしてその通りにきれいに合わせてくれる。
しかも、レイド中は必要な声掛け以外はしゃべらない。カバーはしっかり手厚く、占星術師なんて忙しいジョブをやりながら周りをしっかり見て動いていて。何よりメンタルのブレもなさそうだった。
FFを5年やっていて初めて出会うタイプの女性だった。こんな人がいるのか、と心底思った。
それに、レイド突入中以外は、自分から話題を振ることはほとんどないが、それなりに話もしてくれる。こちらのミスをさりげなくフォローしてくれる。
聞き上手で穏やかで、我も押しも強くない彼女が思わず吹き出すように笑うときの声が好きだ。
相手の顔なんてほとんど見えない。わからない。もしかしたらやばいモンスターかもしれない。既婚者かもしれない。それでなくても固定内恋愛は固定をブチ壊す可能性を最大に秘めている。
そんなこと痛いほどわかっているのに、好きになってしまった。
声を聞けるだけでよくて、幸福だと思うのに、そのくせこの前はTwitterに何らかの写真が上がってないか見に行ってしまった。これはもう付きまといに近い。というかそのものだ。知られたら絶対に嫌われるだろう。
ただ、Twitterには彼女の写真は1枚もなくて、ないことに安心したくせに、彼女と喋っている男(確定・写真確認済み)が数人いてキレそうになった。
というかちょっとキレた。自分でも本当にどうかしていると思うのだが、俺のなのにと思った。
最近はこうして本当にとみにイカレており、俺にだけ優しくしてほしいとか俺にだけ特別笑ってくれないかとか思う日もある。
今まで彼女がいなかったわけではないのに、こんなになったのは初めてだ。これから絶エデンの攻略もあるのに、俺はどうなるんだろう。
そう思いながらそれでも俺は今日の消化が楽しみで仕事をさっさと切り上げて帰りの電車に乗っている。
これを書いたのは自分の気持ち悪さと向き合うためで、インターネットに流すのは流しびなだ。
きっとエデンだけはなんとかやり遂げようと思う。