はてなキーワード: 多種多様とは
有難う。お世辞と思うけど、前向きなコメントを貰えて本当に嬉しい。実は…いきなり最初に書くと引いちゃうと思ったから書けなかったんだけど、学部・院と、今まで色々なアルバイトしてきて、上手く行った試しがないんだ。結論から言うと、ほぼクビ状態で辞めていく形やフェードアウトする流れ。送別会なんてされたことが無かったし。
今までやってきたバイトは多種多様にやってきた。飲食(ホール)、プールの監視員(体育会系で、タバコ吸ってる高校生バイトの先輩達にイジメられたり)、コンベンション(学会会場のディレクター)、複雑な建築構造をした座席が数百とある某音楽施設のホール(お席案内係)、個別塾講師(塾長の息子にストーカーとキモい手紙を渡されて怖くて辞めた)、図書館司書、某宅急便バイト(電話対応)
塾講師(ストーカーが無ければ)と図書館司書、宅急便バイト(マニュアル通りに話すだけだったから何とかできた)は、何とか…。あとはほとんど駄目だった。
臨機応変に対応できなかったり、同時処理が出来なかったり、聴覚処理(ワーキングメモリが弱くて物覚えが悪い、メモを書き取れず聞き直すと怒られる)、凡ミスが多いとか…。最初に書いた、「上司が黒と言ったら白でも黒と歯向かってしまう」のも、世渡りが下手で、「ひどい」「いけないこと」と思ったら、怒りのボルテージを溜めてしまい一気に爆発してしまうんだ。教授も今までのバイトを辞めさせられてきた経緯を聞いて「やはり、貴方は正常ではないと思います。」と言っていたし。
だから、せめて世間様や他人に迷惑が掛からないような、手に職(単調な仕事)はないかなって…。長文になってしまってごめんなさい。
当時は自分もまだ子供だったのだけど、そんな子供ですら周りが子供に見えたのはネットから。
誰が何を言っても、まずは周りを否定することから始める人がいた。
その人が否定して相手を徹底的に貶し始めると掲示板が荒れ放題になる。
一人の心無い行動のおかげで荒れまくったのだけど、気がついたら皆が荒んでしまって
新規・既存問わずで手当たり次第に噛み付く人だらけになっていた。
学生から成人まで、みんなが個人を攻撃する様は小学生のいじめのようだった。
うんざりしたので掲示板にいくのは止めた。それからは気が楽になった。
現在になって、ここ数年で特に感じるのはネットからその子どもたちが外に飛び出してきてしまった。
ネットは相変わらず、相手に対して煽り・攻撃の繰り返し、社会でも政治家同士の子供の喧嘩。
注意されれば逆ギレを起こす人たち。
長々と説得されるような文章でレスされると理解しようとせずに「長文乙ww」で済ませてしまう人たち。
相手の言っていることを理解しないで流す事ばかりしているから成長しない。
学校の関係でもPTAは教師を殺そうとしているレベルの要求をしているし、
政治家は政治家で足の引っ張り合いが一番になってて国全体を本当に見ているのか怪しくなってる。
ネットでは日々、煽ったりしながら他人を攻撃しているだけの頭のおかしい人が減らない。
当たり前だけど、自分は完璧じゃない。けども、上の事を考えるくらいの力は持ってる。
でも、社会でああいう行動を行っている人たちはその程度の考える力も持っていないんだとも思ってる。
もし仮に疑問に感じる事があるなら、今までの自分の行動に恥を感じるんじゃないかと思う。
そういう気持ちが一切ないままだとしたら、やっぱりその程度の力も持っていないんじゃないかな。
いくら多種多様な意見があるとしても、相手を傷つけるくらいの言葉かそうじゃないかくらいは判断はできるはずなんだよね。
言葉を選んで回答するという配慮ができない人が多くなってきているのが辛い。
そんなに相手を傷つけたり、つまらない諍いに発展させようとしている人たちは何を考えているのかが分からない。
こうしている間にも増田では、他人を攻撃するトラバが絶え間なく続いている。
そういう人たちは「自分がやられたら嫌と思うことを他人にしない」という幼稚園児でも習ってわかっている事が学べていない。
大人になればなるほど、嫌なことをしないっていうのは理解が深まるはずなのに出来ない。
なんでだろうね。
いじめはなくならない。
なんでかは知らない。
ならば発想を転換する。
多種多様ないじめられっこが多種多様ないじめを受けるアニメやコンテンツ。
が、いじめの矛先がそちらに向くかもしれない。
学校で生身の同級生に対して吐かれる暴言が、そちらに幾分シフトするかもしれない。
絵の描ける人は、それらのキャラをいじめる絵を描いて発散すればよい。
文章の書ける人は、それらのキャラをひどいめに合わせる物語を紡げばよい。
どちらもできない人達は架空のチャットルームでも設けて叩ききればよい。
公式からは数々のいじめをうけて咽び泣くキャラたちのコンテンツ(動画やイラスト)が提供される。
リアルな反応が無いと面白くないと飽きてしまう生粋のいじめっ子もいるだろうけれど、
いぢめる対象がいなくなって2ちゃんなんかで様々なことを叩いている奴らにはウケルかもしれない。
ひとのふりみてわがふりなおせ
意外と、いじめはみっともないと気付くこともあるかもしれない。
ブラック企業の社長っぽい精神論でなんでも乗り切れると考えている馬鹿な上司。
要は喧嘩や戦争できないからそっち系のゲームでウサを晴らしているのと一緒だ。
ただ、この偏屈な世の中ではそれは受け入れられないだろうな。
※このアイデアはナオトインティミライティ(インフィニティ? 良く知らない)さんの一連のクソコラ騒動を見ていて思いつきました。
おそらく増田にいるほとんどの人には理解しがたいことだと思うけれども書く
ご存知の通りBLというのには攻めと受けというのがあって、それらは簡単に言えば少女漫画のヒーローとヒロインの役割を果たしている。
でも少女漫画にも様々なヒーローとヒロインがいるようにBLにも様々な攻めと受けがいる。
少女漫画ならばくっつく二人の性別でヒーローかヒロインかを見定めることができるけれども、BLではそうはいかない。ではどうやって攻めと受けを決めているのかというと、セックスだ。セックスでつっこむほうが攻めでつっこまれるほうが受け、そう決めているわけだ。これほどわかりやすいこともないと思う。明確な基準があるのはいいことだ。トラブルを産まないし、pixivでのタグ付けに困ることもない。
この世には単純なヒーローヒロイン以上の性癖が存在してるのに女性向けには全然その性癖タグ付けがされていない!!!!最後まで読まないとどんな性癖が飛び出してくるのかわからない!!!!!R-18 攻め×受けとしかタグ付けされてない作品なのに最後の最後で受けが「次はオレが攻めにつっこむ番だぞ」とか攻めが「受けの童貞はオレの尻で卒業させてやるからな」とか言いだしたりする!!!!!!!殺すぞ!!!!!!!
こういった作品に当たったときの私の悲しみはS女×M男物を読んでいたはずなのに最後に女がちんぽに負けてしまう男性向けを読んだとき以上だ。
でもこれらはまだいい。なぜかというと、明確に説明不足だからだ。これらの描写は攻め×受けの法則に反している(いやまあ口に出しただけで実際つっこんでないからセーフと言えなくもないけれども、ほとんどの場合ではアウトとみなされるし、注意書きがなければ不満が出ることが多い)。
もっとややこしいのは、いわゆる百合ホモだ。百合ホモって言うと百合好きにぶっ殺されてしまうので、ここでは受けBLと言う。受け同士のBLだ。
BLでの攻めと受けっていうのはおそらくBLに触れていない人からすると想像以上に男女の役割に当てはめられている。攻めは男らしく、受けは女らしく。攻めは外に働きに出て、受けはお家で家事洗濯。ともすれば今の普通の少女漫画よりもはるかに旧時代的だ。…という説明が当てはまったのは少し前のBLだ。今のBLの攻めと受けは、上で書いたように、多種多様だ。受けが働きに出て、攻めが家事をする。そんなBLもあるんだろうきっと(私の趣味ではないから見てないけど)。「受けすぎて逆に攻め」「攻めすぎて逆に受け」なんて言葉もよく見る。ようするにかわいい男の子攻め×男らしい受けというわけだ。
別にその趣味が悪いってわけじゃない。ガチムチ受け上等だ。問題はそこではなくて、書いている人がその攻めと受けを、受け同士的(百合的)視点で見ていることがあるのにも関わらず、その注意書きがないことだ。上で書いた通り、攻めと受けは男女の役割が当てはめられている。特にセックスの場面ではそれは顕著だ。ヒロインがヒーローのケツにつっこみたいと思うことがないように、受けは攻めのケツには興味を持たない。ヒーローの乳首に興味を持たないように、受けも攻めの乳首に興味を持たない。モブ男は受けを狙うことはあっても攻めのケツを狙うことはない。攻めと受けっていうのは、要するにそういうことだからだ。
でも攻めや受けの趣味や個人の性癖が様々になっていくにつれ、そこの境界線が曖昧になってきた。攻めが受けよりも激しく喘ぎだしたり、受けが攻め乳首に興味を持ち出したり、攻めが突っ込んではいるものの受けのほうが優位そうだったり。一応突っ込む方突っ込まれる方という攻め×受けの基準は満たしているものの、受け同士っぽかったり、むしろ逆っぽい作品が増えてきた。種類が増えるのはいいことだ。多くの人の性癖を満たしてくれる。一種類しかないエロ本よりも百種類のエロ本がある世界のほうが素晴らしい。
でも注意書きやタグ付けをしてくれよ!!!!!!!!!!!!!たとえ攻めが受けのケツに突っ込むだけだとしてもモブ男が攻めのケツを狙う描写があったりとかするならせめて注意書きをしてくれ!!!!!!!!!!!!!攻めが過去に男に掘られてる描写を入れたいのはわかった、でも注意書きだけは忘れないで!!!!!!!!!あと受けBLも!!!!自分が攻めと受けを受け同士っぽい視点で見てるっていう自覚があるならお願いだからそういう注意書きをしてください!!!!!!!!!!!自覚してない人は今すぐ自覚して!!!!!!!!!!!!!!
あとよければタグ付け!!!!!!!!!頼む!!!!!!!!!!!タグ付けさえしてくれればタグミュートできるし興味ある人はすぐに検索できるから!!!!!!!!!!!!!!!
やっと見終わった
宮前先輩派
鹿ではネコ科には勝てなかったよ
黒に来るが楽しかった
原作ゲームのキャラクターや世界観を踏襲したままアニメならではの独自なことをやる手法としてダブル主人公というのはおもしろいアイディアに思えた
けどけもフレも同じか
1期同様おもしろ楽しいのだけど、宗教ネタでいじるのはちょっとどうなんだろう
手をつないでいる男女(同性同士でもいいけど)を見たらもしやハンドシェイカーかと身構える楽しみを覚えてしまった罪深い作品
主人公視点のカメラと盗撮視点のカメラとを交互に見せることでそこはかとなくいかがわしい雰囲気を演出することに成功していたと思う
人間関係とかテンプレではあるんだけど、テンプレなだけに安心して楽しめた
1期目とは雰囲気が変わったような気がしたけど、これはこれでおもしろい
心を試される試験では日本のマンガやアニメだと主人公がウジウジ悩みそうなところを、この主人公は弱い奴らのことなんか知らねーって言い切ったのがスカッとした
ニコニコで見ていたのでオープニングの馬に毎回つっこまれていたのだけど、まさかその馬が話の中で回収されると思わなくて素直に驚いた
かわいい方向に寄せた森川智之というのは案外貴重なのではなかろうか
ひとくちに「オタク」といってもその中身は十人十色ということがよくわかるし、その多種多様な「オタク」をまるっとまとめて飲み込んでいたのが秋葉原という街なのかもしれない
得意分野だけではなく得意ではない分野でもそれなりに知識をカバーできるような総合的なオタクのための作品なのだろうと思う
途中の息抜き回かと思っていたおむすびころりんの釣りの話とかバレーボール(ゴレンジャー)がちゃんと結実する構成が個人的な好みにどんぴしゃ
少し前に伏線が回収されればおもしろくなるわけではないといってた増田がいたけど、回収されることそのもののおもしろさというものもあると思うんだ
かわいいし笑いもおもしろくて抜群の安定感ではあるのだけど、なんというか全体的に隙が無い優等生みたいでどこか部分的に褒めるというのがむずかしい
コミュニケーション能力に問題がある人って、多種多様なんですね。
このサークルは驚くほどにコミュニケーション能力のない人が多いです。
ただ会話が成り立たない、にも色々とあるのだなあ、と感じたので、匿名で共有します。
「今日、さむくない?」「はあ。。。」とか、「今何してる感じなの?」「え、………」とか。
話しかけなければいいので、一番まし(そんなことはない)。
コミュニケートが一方的な打ちっぱなしになっているパターン。自覚のない人が多い。
「そういえば昨日、ディズニー行ってき「昨日お花見したんだ!!○○さんと飲んで、すごい酔ってよく覚えてないんだけど、家には帰れてたw最近、日本酒ハマっててすぐ飲んじゃうんだよね~もちろん加減は知ってるんだけど!その前には××とご飯行ったんだけど、めっちゃ煽られてwあいつ、なめてるよね~自撮しすぎとかいうし、でも超ファボってくるんだよn」
ものすごい勢いで自分の得意分野に話を持っていく能力には長けている。話の一貫性や脈絡はない。
自覚がないどころか、自分ではコミュ力ある方だと思っていたりして、とてもしんどい。
自分語り大好きなんだろうけど、他人は君に興味はないし、君の話をためになると思っていないよ。
自分がやられて嫌なことはしない、ができない人。被害者意識が強い。
「なんかこういうところちょっと嫌だよね~」「なんでそんなことばかりいうんだ!もっと今後に活かせる発言をしろ!愚痴や嫌味を言うな!心が貧しいからそういうこというんだ!文句は言うな!!」
矛盾をはらみすぎではないでしょうか。怖いわ。
人の荒さがしが得意で、炎上させたがるイメージです。でも炎上についてはくだらない!やめろ!等と言う。自分のことは絶対的に正しいと信じてやまないのでしょう。
怒りを買わなければ気付かないですが、必死で仕事してるときにこれをやられると本当に殺意が湧きます。一番身近にいてほしくない人です。
大まかに分けると、この三種類でしょう。
私のサークルには150人も部員がいるのですが、このうちの120人はこの3種類のどれかに当てはまります。(程度は違いますが)
そりゃあ、他団体と揉めるわな、と。裏で嫌われるわけですよ。
ただ、この人たちと接していると、彼らはみな「自己顕示欲」が強いのだなあと思います。
今まで、正直勉強以外で頑張ったこともなく、自分と似たような境遇の人間だけを周りにおいて、自己表現の仕方がわからないまま大学生になってしまったのでしょうね。
人間として最低限できるべきこと、を教わることのなかった人と仕事をするのは怖いですね。
こういった人間は恋人もできず、淘汰される。と思うかもしれませんが、彼らは彼らで付き合い、結婚するのです。
コミュ障とコミュ障の子供は、残念ですが、コミュ障です。しかも、彼らは勉強はできるから質が悪い。
わたしが一番びっくりして、最悪だな、と思っているのは、「挨拶を返さない」「ありがとうが言えない」です。
自分から挨拶しなくても、人から「おはよう」と言われたら返しましょうよ……
人が手伝ってくれたら、ありがとうくらいは言うべきだと思って生きてきたのですが、どうやらそんなことはないようです。
菊池誠という人がいて、一時はてな論壇においてそれなりの存在感を放っていた。
現在では一山いくらのネトウヨおじさん程度にしか認識していない人もいる。もはや過去の人であると断ずる向きもあるだろう。
しかしながら、彼について再考することで、論壇で今も跋扈する科学対非科学という対立軸を新たに捉え直す機会を持てる気がする。
というわけで彼の言説とその評価の変遷を追っていきたい。
2000年代後半。ニセ科学批判という社会運動が産声を上げた。
これは、自然科学に関する嘘をエビデンス棍棒で殴打するというシンプルかつ大変に社会的意義のある運動で、その倫理的な正しさからはてな市井で好評を博した。
この運動には様々な人が加わり、皆それぞれの専門分野に関する多種多様な嘘デタラメを殴り倒していた。
また専門分野のない人は、非専門分野に関する言説の妥当性をいかに評価すべきかということについて学んでいった。
よくわからんという人はid:NATROM先生がたくさんいたと考えてください。
ニセ科学とはなにか。誰が、なぜ吹聴するのか。このあたりは先人の素晴らしいテキストが山程あるのでそちらを参照するのがよい。私も一応書く。
ニセ科学批判の対象となったニセ科学は多岐にわたる。多岐にわたるがざっくり2つに分ける。
証明されていないことを証明されたと言うか、証明されたことを証明されていないと言うか、である。
科学的知見というものは往々にしてひっくり返るので、この宇宙を縛る法則から演繹していった時に実はニセ科学が正しかったということは有り得る話である。
しかしながら個人が霊感で獲得した宇宙の真理よりも、定められた手続きを踏んで得られた結論(宇宙的には間違っていたとしても)の方を評価するというのがニセ科学批判のスタンスだ。
営利企業や大学教授や特定の肩書のない個人的なブログ、政党や国そのものである場合もある。
彼らは何故嘘をつくのか。その動機を大きく4つに分ける。経済的利益(金銭)・社会的利益(名誉)・思想的利益(党派性)・倫理的利益(善意の施し)である。
どのニセ科学もこのいずれか、もしくはそれらの組み合わせから生み出されていると分類できるだろう。
例えば近藤誠や武田邦彦の動機は金と売名だし、安倍晋三や下村博文や共和党の言動は党派性の発露であり、有象無象のブログが代替医療で他人の癌を根治しようと試みるのは無知に基づく善意による。
ニセ科学批判は党派性から最も遠いところにいるとは菊池誠の言葉であるが、定義上これは正しい。
また、個々人のレベルで見ればその批判対象の選択において党派性が働くこともあるだろうが、運動を総体として捉えればそれは働かない。
組織を持たない草の根運動であるため、一貫した思想により運動員を抑えつけるということが原理的に不可能だからである。
運動自体に対して外部から党派性を見出す人は多々いるが、それは往々にして自身の党派性を表明しているに過ぎない。
例えばid:finalventにはニセ科学批判が左翼的活動に見えるそうだし、反原発派の中の放射能デマを吹聴するクラスタからは当局におもねった保守的な運動であると批判されている。
ニセ科学は大きくデマという概念に内包される。デマの分野を自然科学に絞り、真実性の判定に科学的手続きの有無を利用している場合それをニセ科学と呼称すると言い換えても良い。
ここからニセ科学批判の方法論を他分野のデマの払拭に利用できるのではないかと考えられる。特に人文科学系や社会科学系等の他分野の学問においてはその応用が容易いだろう。
ニセ科学と人文科学や社会科学系のデマとは地続きの問題であり、ニセ科学批判がニセ科学だけを取り扱うのは、単にそれが自らの領分だからというだけである。
ニセ科学批判の参加者が自然科学系以外の言説に対して取るべき態度は、専門分野外の自然科学系の言説に対して取るべき態度と同一でなければならない。
そうでない時、その価値判断には先の4つの動機のいずれかが作用しているのである。
「えー、じゃあさじゃあさ、なんで菊池さんはネトウヨおじさんなんて扱いを受けるの?だってさ、人が科学的事実を前にした時にどういう要因が認知を歪ませるのか、またその考え方は自然科学分野以外でも応用できるってことを誰よりも分かってるはずでしょ?ネトウヨなんてポジショントークが凝り固まって人型を成しているような存在じゃん。おっかしーぜ、それ。一個人が党派性から逃れることは出来ないにしても、自覚を持っていてその都度自己補正に努めればそこまで極端なことにはならないでしょ。オレ、納得できないなー」
そうだね、たかし君。じゃあ次の章では菊池誠の言説とその捉えられ方の変遷を時系列に沿って見ていこうか。それから菊池誠の言動が本当にいわゆるネトウヨ的な物なのかということもちゃんと検証してみよう。
さて、ここから菊池誠とその周囲の言説を掘り返し、断片的な事実を拾い上げ、時系列を整理し、推論を検証し、STS辺りも総括し、ニセ科学批判史とも絡め、最初のテーマに関して結論を出さなければならない。
でもなんか今週入ってから超体調悪くて、鼻は詰まったり止めどなく流れたり、体はとにかく熱っぽくて横になっているのも辛い。
よく考えたら私は菊池誠の親族でも知人でも生徒でも何でもないわけで、果たして病体にムチを打ってまでこの駄文の執筆に労力を割くべきなのだろうか?ここは潔く挫折する。
でもこのテーマ自体は割と意義があると思うので誰か調べてまとめて書いといて欲しい、個人的にはid:ublftboさんが適任かなと思う。でも多分やらないだろう。面倒くさいし。
どうやらこの記事の続きは執筆されないことが確定したため、以下に執筆時の構想諸々を記しあとがきに代えるものとする。
・7年ぶりくらいに菊池先生の名前を目にしたら、なんか凄い扱いになっていたので驚いて、矢も盾もたまらなかった。
・菊池誠に対する周囲の評価の変化点は2つくらいありそうだと思ってる。震災とそれから1年以上後。
・2009年から現在に至るまで菊池誠はネトウヨおじさんではない。ただ看過できない発言は多々あるし、愛想を尽かす人もいるだろう。これは年を追う毎に悪化しているように見える。今の立ち位置はid:hazumaにちょっと似てる。
・2009年頃と現在で、周囲から投擲される評価は明らかに変質しているわけだけど、それは菊池誠と周囲のどちらかあるいはその両方が変わった/変わっていない結果なのかという大枠の問いがあって、これは菊池誠が変わったというよりは、周囲に今までいなかった(少なかった)人種が現れたからだと思う。
・逆に言うと震災以前にもある種の題材を絡めてその手の人種と邂逅する機会があったら、今よりもっと早くこうなっていたと思う。今の状況はなるべくしてなったと言える。
・どうしてこうなったかは意思疎通が上手く行かなかったから。上手く行かない原因は個人でなく構造に求めないと仕方ない。専門家と非専門家の間にはクッションが必要になると思うんだけど、IKEAが布にガラス片を詰め込んでこれはクッションですと言い張ったり、あるいはクッションそのものを用意しなかったりするから、専門家自身が夜なべしてクッションを作らないといけない。彼らは裁縫の専門家ではないので、その出来は個々人の技術によって大きくムラが出る。ところでIKEAはSTSである。
・STSとは、何の生産性もなく相対主義ぶって科学者を腐してあてこすりで飯を食ってる人間の屑が集う旗印である、というのがこれまでなんとなく聞いていた印象なんだけど、いくらなんでもそんなものが何十年も学問として存続するわきゃないと思う。思うので、この際ちゃんと調べて、その社会的役割と意義と実際のところを自分の中で明らかにしておきたかった。震災時に(震災時でなくとも)彼らが求められる役割を十分に果たした結果がこれなのか、あるいは十分に果たせなかった結果がこれなのか。またそれはなぜなのか。
・つまり不幸な例であるところの菊池先生の件を足がかりにして、自然科学分野における専門家と非専門家とのディスコミ問題をアレできるんじゃないかと思ったというところが発端です。
・ブクマにニセ科学批判ってもっと前からあったでしょと言う指摘があったんだけど、前出の"ニセ科学批判史とも絡め"というところで今現在ニセ科学批判とされる運動の形はいつごろ成立したのかも調べておきたかった。書籍で探すと、訳語としてニセ科学を当てはめてる物は結構前からあるんだけどこれは定義が今と違っていて、今使われている意味でのニセ科学という用語はwebだと2004年が初出だと思う。ニセ科学批判についてはgoogle先生になんとなく尋ねるレベルでは天羽さんとかid:kamezoさんの2005年位のログしか出てこない。水伝での田崎さんと天羽さんは運動の拡大に大きく貢献したよねとか海外情勢(主に米キリスト教福音派系の)はid:Kumicitさんの忘却からの帰還が強かったとか、ニセ科学批判史は最終的に年表にしたかった。
以上が主観的になんとなく思いついた推論なので、これらを補強あるいは反証する材料を沢山探して、結果何かがまとまる予定だったのだということを言い残したかっただけの年度末だった。
ハテナ民は基本的には「初めて知った」「2chの方がまだましっぽいな」「想像以上にヤバそう」とは言ってるが、見なくて良いってのは多数意見じゃないだろ。
「近寄りたくない」とか「接する必要もない」というコメントも思ったよりずっと多くて増田がそれにつっかかるのは分かるけど、それを「ハテナ民」とまとめてしまうのはさすがに「主語がでかい」。
「どんなものか確認したらいいと思う」というコメントにスターが沢山ついてるけど、これは「初めて知ったけど、こういうアングラサイトが存在することは確かに認識しとかないとダメだろうな」という意味合いでスター付けた人もいると思うぞ。
爆サイなどのネットの闇について解説する http://anond.hatelabo.jp/20170325083636
で書かれているように、爆サイは基本的に携帯電話やスマホで閲覧するようにできていて「主にパソコンを持たない貧困層」「ネットと繋がる手段が携帯しかない人」が使ってきたテキストベースのサイトだ。
一方のハテナ(ブックマーク)は多種多様なホームページを閲覧し、その内容に100文字という携帯で入力するには少し面倒な長さのコメントを付ける場であるため、ネットをPCで閲覧できる人たちが多勢を占めると推測する。
この点だけでも、かなりの「断絶」が発生していいるであろうことは正しいと思う。ただ、爆サイを知らないから底辺を知らないかといえばそうではなくて、大多数の人が「まあこういう場所も当然あるだろう」ということは知ってるはず。だってみんな自分が普段どれだけヤバイホームページを閲覧してるかなんて周りに吹聴しないだろ。人には言えないようなあんなサイトやこんなサイトに目を通しつつ、世の中は広いなーと思ってるはずだ。
そして、底辺だろうが上辺だろうが、ハテサだろうがネトウヨだろうが「見たいものしかみない」人は絶対に出てくる。だからといってその「一部の見たいものしか見ない人」だけに焦点を向け、それをもってまた全体にレッテルを貼りつけてはブーメランになってしまう。
「爆サイを知らない」こと自体は別に悪いことじゃないんだよ。知らないものを知ってる振りをする方がまずい。だからまあ、今回の例をもって「ほらハテナ民は弱者の味方とか言いつつ最底辺には目を向けないじゃないか」と言うのはやっぱり主語が大きすぎる。
あまりに凄すぎたので、とにかくこのホットな感動を伝えたいという衝動に突き動かされて今これを書いている。
もう本当に凄い。
クオリティという意味でもそうだし、面白さという意味でもそうであるし、何かもうこの映画の全てを総合して凄いとしか表現しようがない。
もう色々な人に出来る限り観に行って欲しいくらいに素晴らしい映画なのだが、その中でも特にオタク達に観に行って欲しいのだ、この映画を。
何故ならこの映画は普段のディズニーアニメのメインターゲット層であるお子様達よりも、素敵なお姫様と王子様とのラブストーリーに憧れる少女達よりも、大人になってもディズニーラブなお姉様方よりも、それらのどの層よりも、何より冒険と戦いと伝説の勇者にいまだに憧れる馬鹿野郎共にこそ深々と心にぶっ刺さる熱い熱い熱い映画であるのだから。
そう、この映画は大いに感動も出来るし、ハートフルな気持ちにもなれるという普段のディズニーの看板を全く偽ることなく、果てしなく広がる海を旅する冒険と、心を奮わせる激しい戦いと、熱き血潮と筋肉と入れ墨をも同時に詰め込んだスーパーマッチョアクション巨編なのである。
しかしこのまま熱く内容についても語り尽くしたいところではあるのだが、まだ公開して一週間も経っていない今そこまでネタバレしてしまうのは気が引けてしまう。
何よりこれを書いている目的はより多くの人にモアナを見て欲しいという気持ちからであるからして、そんな未視聴の人達から初見の感動を奪ってしまうのも忍びない。
なので、大筋のネタバレを避けつつ「モアナと伝説の海」という作品の魅力をいくつかピックアップして紹介していきたい。
1.ストーリーがいい
すでに巷では海のマッドマックスだのワイルドスピードだのと評判であるが、まずモアナは決してそんなインパクト重視な部分だけの映画ではないことを強く主張したい。
確かに途中から明らかにマッドマックスだし、終盤のセーリングバトルはまさしくワイルドスピードである。
そういう面がモアナのわかりやすくキャッチーな面白さであることは否定しないが、それらに劣らぬ魅力がそんな荒唐無稽な描写を単なるパロディやギャグで終わらせない骨太なストーリー展開にある。
序盤の展開を少しネタバレしてしまうことになるが、ここで軽くその一端を語らせて欲しい。
・村長である両親や周囲の期待に応え、村を継ぐという自分の将来がすでに決まってしまっている少女・モアナ。
・しかし同時に彼女は小さい頃から抱き続ける、海を越えて旅することへの憧れを捨てきれずにいた――。
ここまではディズニーでよくある抑圧されたプリンセスという構図であるが、モアナはここからが少し、いやかなりいつもと違う。
・しかし、村長の娘として過ごす内に、彼女が暮らす島には徐々に異変が現れ始める。
・島の命が涸れていく――。
・異変の原因は、今も口伝で伝わる神話の昔に起きたある伝説に原因があった。
・伝説は嘘ではない。海へ出ることを夢見るモアナの唯一の味方である祖母は、島に危機が訪れた今こそ彼女に真実を語る。
・島の先祖達の真なる歴史、そして島の中のとある場所に封印された船達。そして幼少の頃より海に選ばれし者であった自分の運命。
・島に、いやこの世界全てに危機が迫る今こそ、少女は己の運命と先祖から受け継いだ血に突き動かされて、封印された船を駆り、世界を救う旅へと出発する――!
そう、もう完全に少年漫画なのだ。ジャンプに連載されていても違和感がないほどに完全に少年漫画なのである。
何だったら船をロボットに置き換えても通じる。
飄々とした老人が語る真実。選ばれし血筋と運命。島に封印された兵器で世界を救う旅に出る少女。
まさしくロボットアニメ文法そのまんまである。そんな作品を見てみたいと思わないオタクがいるだろうか。
俺は見たい。そして実際に見た。凄い。この序盤以降も、もう本当に自分が望むままの血湧き肉躍る冒険活劇が繰り広げられるのである。
この時代にガッチリと、一分の隙も無く見事な、全く伝統的でブレることなく王道を真っ直ぐ突き進む冒険活劇が見られるのだ。
それこそが、そんなストーリーこそがモアナ最大の魅力であると、自分はまず自信を持ってオススメしたい。
そして二つ目のポイントもそのストーリーに掛かってくる部分なのであるが、「この映画は全くラブストーリーではない」というところをそれとして挙げたい。
そうは言ってもディズニーで、一応プリンセスが主人公なんだぜ? ラブストーリーじゃないなんてことあるの?、と思われるかもしれない。
自分のようにモテない独身男が一人で観に行っても全く闇を抱えることがない程に、清々しいくらいにラブストーリー要素は一切ないのである。(一応カップリング的なものはあるが、あくまでファンの受け取り方次第である)
前年度のディズニー映画「ズートピア」も恋愛関係というよりはバディものに近い関係性であったが、モアナはそれよりも更にバディもの、なんだったら師弟もののような関係性となっている。
一応に一応を重ねて今作のプリンス的立ち位置であるマウイというキャラクターは存在するし、彼と二人でモアナは旅をすることになるのだが、映画全編通して二人の間には一切恋愛を匂わせるような心の交流は存在しない。
しかしだからと言って二人の関係が薄いということは全くなく、冒険を通じてモアナという少女とマウイという英雄の間には友情のような、あるいは兄妹のような、あるいは師弟のような、固い固い絆が結ばれることになる。
そしてそこに恋愛というモチーフが一切入ってこないというのが、本当に爽やかで気持ちよく思えるのである。
恋愛的感情の一切無い男女のコンビというと「シュガーラッシュ」の例も存在するが、デフォルメの効いたキャラクター同士であるあちらよりも一人の人間としての形を色濃くデザインされた男女二人が恋には落ちないモアナはより珍しく映るだろう。
そしてそんな関係の二人だからこそ、シンプルに恋愛だけでない複雑な魂の結びつきを感じる余地も生まれ、キャラクターとしての奥行きを生み出しているようにも感じられるのだ。
独身男の心を傷つけない優しさという点だけではなく、そういう作品的な深みを生んでいる意味としても、ラブストーリーでないということはかなりオススメ出来る点であると個人的には考えている。
3.単純な悪役のいる物語ではない
これまたストーリーに掛かっているポイントであるが、個人的にもこのポイントは独立したものとして強く推したかったので語らせて欲しい。
さて、ディズニー映画と言えば必ずわかりやすいヴィラン(悪役)がいるというのが御約束である。
時には極悪非道、時にはコミカルで憎めない、そんな多種多様なヴィランがディズニー映画には登場するのだが、彼らはまた必ず物語の最後には主人公達に打倒されるものでもある。
単純な小悪党というパターンも多いが、彼らは多かれ少なかれ作品内の歪みを体現した存在でもあり、彼らが単純に倒されるだけでいいのだろうかというモヤモヤを残していったりもする。
それをして作品に奥行きと考察の余地を与えたり、現代における社会問題を反映させた構図としてみせたりするのがディズニー映画の一つの魅力ではある。
それは個人的にも長所ではあるとも思うのだが、やはり作品を見終えた後でいくらかの引っ掛かりや疑問を抱えたままになるし、それがあまり気持ちのいい感情ではないことも否定は出来ないだろう。
しかし、今回のモアナにはそれが一切存在しなかった(と、個人的には感じている)。
単純に歪みと闇を抱え、倒されるだけのヴィランというものが存在しないのである。
確かにモアナの冒険の途中には、モアナ達を狙う敵達が登場したりはする。
しかし、いずれも己の信念、というよりは生き方に基づいて立ち塞がるのであり、憎み合う敵というよりは障害物に近いものとなっている。
そしてその全てが憎めなくてどこか面白い、魅力のあるキャラクター達となっているのだ。
だからと言って、モアナという作品がそんなただ優しいだけの世界を描き、テーマ性の薄いものになっているのかというとそんなことも一切ない。
作品のテーマは最後まで一本筋の通ったものが存在しているし、それは様々なことを深く考えさせられるものである。
モアナを取り囲む世界も優しさに満ちていることは否定しないが、時にどうしようもない厳しさというのも十分に描かれている。
そして、この世界におけるこれまでのようなヴィランが体現する歪みというものは、モアナとマウイを含む全ての人物が己の心の中に持っているものとされている。
モアナとマウイは冒険を通じて自分の歪みと向き合うことでそれを打倒し、誰にも押しつけることなくそれを昇華する。
だからこそ、明確なヴィランの存在しない物語というものが存在し得るのである。
そして、そんな物語の迎える結末というものが、もう本当に、涙が出るほど清々しく、爽やかな気分にさせてくれるのだ。
何の引っ掛かりも疑問もなく、ただただ爽快感だけを残してモアナという作品は終わってくれるのである。
単純なハッピーエンドではなく、みんながこれからも考え続けていかなければならない。確かにそういう作品は大事だし、素晴らしいこともわかる。
しかし、たまにはここまで気持ちよく、優しい世界を描いた作品を讃えるのもいいではないか。
さらに加えてこの作品はプリンセスの不遇を描くに辺り、誰かしらや何かしらからの悪意が存在したりしないことも個人的には素晴らしいと思っている。
物語の序盤のモアナは抑圧された状況下にあることは確かなのだが、それは全て優しさと正当な理由があってのことなのである。
だからこそ、モアナの旅立ちのシーンが本当に胸を打つものになっている。
そしてそれはプリンセスの生い立ちや状況だけでなく、マウイという存在や行く手を阻む様々な困難の全てに単純な意地悪や悪意だけで構成されているものがない。
そういった部分も、この作品の優しさと爽やかさと気持ちの良さを支えているように思う。
作為的な悪というものが存在しない点。それもまたこの作品における重要なオススメポイントとさせていただきたい。
これについては今更自分のような者が語ることはないほど周知されていることだとは思うのだが、それでも今一度ここではモアナの魅力としてオススメさせて欲しい。
そして透き通るような美しさを持ちつつも精巧な絵画のように鮮やかな色をも見せ、生き物のようにうねる、これがアニメーションで可能なのかと驚愕しきりの海の表現。
愛くるしくも時に凜々しいキャラクター達の活き活きとした表情と動き。
そして何より激しいアクション! グリグリと動きまくる格闘戦! ド迫力な神と英雄のバトル! 躍動する筋肉! 精緻な美術設定によって作られた変態改造船舶!
もう枚挙に暇がないし言葉も足りない程に美しくて活気に満ち溢れた、そして過激かつマッチョなモアナの世界がスクリーンの向こうには広がっているのだ。
なのでこれはもう是非ともディスク化を待たずに劇場へ足を運んで、ドデカいスクリーンでこの映像美を拝んでいただきたい。
そのマッチョでマッハなアクションにはとてつもなく興奮することは間違いないし、そのあまりに美しい世界観に感動することもまた間違いがない。
特に予告編でも一部見ることが出来る夜の海を光る船団が行くシーンは本当に、本当に美しすぎて溜息が出るので絶対に劇場で見て欲しい。
そして海のマッドマックスと呼ばれる所以たるシーンも併せて是非。いや、マジでスゲーのよ。
5.挿入歌の使い方が最高
これもまあ今更自分が語るようなことではないと思うのだが、それでもあまりに感動したので書かせて貰いたい。
劇中歌の強さで天下を取ったディズニー作品と言えば「アナと雪の女王」が記憶に新しいが、個人的にはモアナのそれはアナ雪に勝るとも劣らぬ力があると感じた。
その上で、更にアナ雪よりも強いモアナの要素として劇中歌が挿入されるタイミングがとにかく最高ということが個人的には挙げられると思っている。
アナ雪で一番有名かつ作品のテーマソングともなっている「Let It Go」であるが、実は劇中での使用は一度のみなのである。
それもエルサが城から逃げ出して自身の能力で氷の城を作り上げるという、映像的には圧巻の美しいシーンではあるのだがタイミングとしてはいまいちカタルシスを感じていいのか微妙な部分で使用される楽曲であった。
対してモアナにおけるメインテーマソングである「How Far I'll Go」は、作中で数回に渡って使用される。
そして、それは主人公であるモアナが悩む時、壁にぶつかった時に、己を慰めるように、あるいは鼓舞するかのように歌い上げるのだ。
この劇中歌の流れるタイミングと、ストーリー的なカタルシスの一致がとにかく素晴らしいのである。素晴らしいシンクロ具合を見せてくれるのだ。
そしてこのテーマソングが一度ならず幾度も使用されるというのもありがたい。
作中のシーンに合わせて幾つもの曲を書き下ろすディズニーにしては珍しいしそこを欠点に感じる人もいるかもしれないが、一つの曲を大事に使ってくれる今回の方が個人的にはより好みであった。
そして何より言うまでも無いこの「How Far I'll Go」という楽曲自体の素晴らしさ。
切なくも力強いこの曲のサビの部分は、何度も使用されてこの歌を覚えていくことで作品の後半に進む程により心を震わされ、感動させられる作りになっているように思える。
更にモアナ役の吹き替え声優である屋比久知奈さんの歌声もこれまた最高で、これがあってこそと思えるものであり、この歌声と曲が合わさる相乗効果は本当に言葉にならない。
そして無論、「How Far I'll Go」以外にもモアナには素晴らしい劇中歌の数々が存在しているし、それらの使い方も言うまでもなく素晴らしい。
特に「We Know The Way」という曲はこれまた複数回使用される曲なのだが、映像と力強いメロディーとを合わせて自分の中の冒険心というものをこれでもかとかき立てられる素晴らしい曲であった。
とまあ、とにかくモアナの劇中歌は「曲自体の素晴らしさ」、「それが使用されるタイミング」、「その曲を覚える程繰り返し使用してくれる演出」と三拍子揃ってとてつもない感動を与えてくれるものとなっているのだ。
そしてそれを劇場の迫力ある音響で堪能出来る至福といったらもう、是非とも映画館に足を運んで味わって貰いたい。それ程大きなオススメポイントである。というかモアナでも極上爆音上映とかないですかね……。
さて、以上が自分のモアナという作品で素晴らしいと感じたポイントであり、オタク達にオススメするポイントである。
いかがだろうか、正直書いてる内に止まらなくなって自分でもちょっと引くほど長くなってしまったが、それくらい情熱に任せて書いてしまえる程モアナという作品は面白かったのだ。
なので、これを読んで少しでも食指を動かされた人には、本当に是非、すぐにでも劇場で観ていただきたい。
というか今すぐ観よう、今日のレイトショーで観よう、明日のレイトショーでもいい、休日は言うまでもなくモアナで予定を埋めよう。
誰に何を言われたからでも、観覧特典のような配布があるわけでも、ディズニーから金を貰ったからというわけでもない。
ただただあの優しくも熱い冒険の世界をまた味わいに行きたいからである。
そしてこれを読んでいる皆様にも、是非ともそれを味わっていただきたい。
純粋にそう願いながら、この文章をようやくここで終わらせることにしよう。
いや、やはり最後にもう一度。
…
……
………
…………
……さて。おまけで、かなりネタバレになってしまうがもう一つのオススメポイントを書き残しておきたい。
6.特殊性癖
巨女こそが女神の姿であり、自然であり、豊かな緑であり、巨女が島となり、大地となり、命を生む!
この映画は紛れもなく巨女信仰映画であり、子供達に巨女属性を幼い頃より刷り込ませ、更に一般的認知をも拡大せんとする目的で作られた映画であることは間違いがないだろう。
最近ではどんな作品でもミュージカル、舞台化するのが当たり前になってきた。どんな世界観作風でも既定路線のようにあっという間にミュージカル舞台化されて、イケメン俳優と呼ばれる人たちがキャラクターを演じる。
もはやミュージカル舞台化を喜ぶのが当たり前の世の中。好きな作品の多種多様なメディア展開にはひたすらについていく。オタクは熾烈なチケット戦争を勝ち抜き、時には害悪な転売屋から、ありえない値段で購入してまでこぞって舞台まで足を運ぶ。
うちわやペンライトを振って黄色い声援を送り、ファンサを要求する。俳優たちがツイッターでオフショットをアップすれば大興奮。各々が上げるレポにも大興奮。みんな狂喜乱舞している。
それを恐怖して見ているのがわたしだ。みんなが何を見に行っているのか、時々分からなくなる。自分の好きな作品、キャラクターを見に行っているのか、自分たちに媚びてくれるイケメン俳優を見に行っているのか、どっちなんだろうと考えてしまう。
自分の好きなキャラクターをイケメンたちが演じる=イケメンたちがオタクたちに愛想を振りまく(ファンサ)=オタクたちはファンサに喜ぶ=ファンサがもっと欲しくなる という構図が頭の中で至極勝手に出来上がるのだが、わたしの知る人たちはファンサを求める人たちばかりだった。みんなせっせとうちわを作り、公演が終われば目撃した、獲得したファンサの光景を文字にイラストにおこす。
ミュージカル舞台へ足を運ぶオタクたちが「好きな作品」を見に行っているのではなく、「イケメン俳優にファンサをもらう」ためにチケットを勝ち取りに行っているのではないかと思う。イケメン俳優の瞳に映りたいと必死なように見える。あなたたちは一体何が好きなのかと怖くなってしまう。実際にそう問えば作品が好きだと言うのかもしれないけど、わたしはそれを100パーセント信じることはできない。
オタクは許容範囲が広いほうが偉いと思ってる人が大多数(特殊な性癖でも愛せる自分、みたいなのとか)だけど、要はイケメンならなんでもいいのではと思ってしまう。しかもイケメン自ら媚びに来てくれるのだから願ったり叶ったりだろう。
イケメン俳優たちは仕事だから演技をする。ファンからの評判が良いに越したことはないので、オタクたちに更に火をつけるためファンサを怠らない。それが仕事だし、もはや二次元のミュージカル舞台の文化になりつつあるからもはや辞めるわけにはいかない。女性アイドルの握手会と同じ。辞めてしまえば顧客が離れるから辞めるのが怖い。商売としてはもはや仕方のないことだ。
ミュージカル舞台化が大好きな人たちにとってはわたしが原作至上主義の心の狭いオタクに見えるだろうけど、まさにその通りです。原作以上にメディア展開されたものを好きになり、盲信している人たちがわたしは怖いです。でもミュージカル舞台を原作以上に好きになった人に直接文句を言うつもりはありません。ひっそりさよならしますので、安心して下さい。
『お願い。ADHDの人と残業原則反対派は一呼吸置こう』からの続き。
ここに出ている疑問および答えの一部は、残業問題に関する一連のエントリの内容・コメントから私が拾い上げたものです。
しかしながらこれは私個人の見解として記載するものであり、残業に反対する皆さんの総意を示すものではありません。それぞれの質問も別個で繋がりはなく(一つの質問から連想して私が作っています)一律規制反対派の総意ではありません。
A1. はい、そうです。
ただ、多種多様な環境で実際に全員が残業なく帰宅するなんてことは当然不可能です。何を言いたいのかというと「赤信号は視覚障碍者であれ例外なく止まる必要がある」の例で出たように、「原理原則として残業は一律禁止と考える。原則を守らない会社には罰を与える。例外は「原則」ではなく「補足」で個別に検討する」という"認識"を皆に共有してもらいたいんです。
「原則が禁止」であれば、補足を使って大幅に改悪を行うと「さすがにそれは原則に反するからダメです」とストップをかけることができます。逆に「原則に抜け道を作る」とその抜け道を縛る根拠を持ちませんので反論しにくくなります。ですので「原則禁止」にしておくべきなのです。
A2.「一律禁止」をしない場合、例えばADHDの人は除くなど。ここで危惧するのはその例外を正しくない方法で使われることです。
「おまえ全然仕事できねーな。障碍者かよ。そうだお前みたいなやつは障碍者だ。だから長時間仕事をさせられても仕方ないのだ」
こういう論法を使ってくる会社が必ず出ます。役所が調査に来たら本人に障碍者手帳を無理やり取らせるくらいのことはするでしょう。だから「原則として、(ADHDの人も含めて)一律禁止」にしておく方が安全なんです。
A3. そうですね。今でも基本は「1日について8時間を超えて、労働させてはならない」です。しかし今の原則には抜け道があります。なので現実的には「今ある抜け道を塞いでいく」という進み方になると思います。
例えば労働基準法32条で1日8時間、週40時間という上限を設けていますが、同時に36条が抜け道となっています(36協定。特別条項を付けることで一月に120時間残業することも可能)。ですので「もう少し厳しく、せめて月100時間にしましょう」という話が進んでいます。
また38条・41条を使い、裁量労働者・管理者等の規制を緩めることができます。裁量労働制・コアタイムはうまく使えば多様な働き方を提供でき有用ですが「名ばかり管理職」として悪用もされていますので、対応を考える必要があります。
抜け道を完全には塞げないかもしれませんが、小さくしていく努力が必要です。労基法より厳しい国際基準であるILO条項が一つの目安になると思います。
繰り返しますが「一律でどーん」となんて非現実的な気はします……。それでも「やっぱり抜け道はダメ」「原則禁止」という”考え方” ”認識”をなるべく多くの人が共有してくれることが大事なんです。今はまだ「一律禁止という考え方そのものが正しくない」との認識も少なくありませんので、「やっぱり一律禁止がいい、なぜなら」と理屈をつけていってる段階です。
「残業禁止」という原則を全員が意識し直せば「別に仕事はないけど周りがまだやってるから帰りにくい」という人たちを帰宅させやすくなります。日本人には「建前」「お膳立て」が結構有効です。帰るに帰れない人たちは決して少なくありませんので、それだけでも随分違うはずです。
A4. どうしよう…。破ったら罰則を与える基準が厳しくなることは、意味があると思います(弱気)。訴えやすくなりますし。(回答不足です。引き続き考えていきたいです。ボソッ)誰か助けて
個人の意識、社会の意識含めて、あらゆる手段でそれに対抗する必要があります。今回の残業規制もその一つです。法律をギリギリでかいくぐるブラック会社に社員が集まらなくなるなど綻びが出始めている現在、法をかいくぐる、法を守らない会社をフルボッコにする気概を持ちましょう。(我ながら曖昧すぎる。回答不足)
残業規制がADHD排除の論理なわけないじゃん - bottomzlife’s diary http://bottomzlife.hatenablog.jp/entry/2017/02/27/031107
で産業革命後の労働者改革について触れてくれています。子供が働かなければいけなかった時代から、そうでない時代への移行がありました。日本でも昔は12時間労働が当たり前にありました。そこから多くの社会運動により徐々に改善していったんです。
交通規則でも「信号を守らない人はいるけど、その人に合わせてルールを破るよりはルールを守っていた方が結局自分の利益になる」という認識ができています。やりようはあるはずです。
現実に即した法と、皆が考える理想はズレが出ます。それは別に悪いことではありません。身近で実現可能な目標を立てるというのも大切ですが、同時に、理想・目指す方向というのは分かりやすい方がいいんです。「残業禁止だけど、こういう会社とかこういう人とかあれとかこれとかはセーフ、を目指す」と言われても腰が上がらないでしょう。
A5. 中小企業を10年ほど経営したことがあります(現在はバトンタッチして転職)。一概には言えませんが、そもそも一人分、家族分の食い扶持を稼ぐだけならなんとかなることが多いんです。小さな会社で代表の私だけ夜遅くまで残業しまくっていても労基署にバレるわけがありません。自由に残業できます。
しかし、ここで欲が出ます。「あー、1人で(または夫婦で)残業残業はさすがにしんどいわ」。もうすこし大きな規模なら「二店舗目、三店舗目を出せば、自分はオーナーとしてゆっくりできるかも」ITベンチャーなら「スケールアップして上場したい」等々。
人を雇おう。これは良いことです。そして雇った人に8時間働いてもらって給与を出す。すばらしい。しかし、そこから「社長の俺が働きまくってるんだからお前も働け」となるのは社長のわがままです。(やはり回答不足です)
A6. 違う。社員に沢山働いてもらわないと自分がしんどいからそうしたんだ。社員に沢山給与を払うと自分の会社がつらいから時給900円にしたんだ。その責を社員に負わせるな。
このように管理者としての責任を果たさず、会社としての責任を果たさず、その責を巧妙に働く側に擦り付けてくる輩がいるからこそ規制が必要になる。(回答不足)
A7. これには役員・社員だけでなく、関係会社もろもろみんなの意識を変える必要があります。「やらなくていいことはやらない」「80%の完成度を目指す」などです。(ズレた回答だな…)
「私のところは100%のクオリティーだからこそ競合他者と渡り合っていけるんだ、手なんか抜けるか」等が問題になるか…。Q13でも追記します。
A8. 少子化にストップをかけるには出生率2.1は必要だと言われており、それは残業規制だけでは成しえないでしょう。ただ、次の例を考えてください。
「ウフフ、今日も二人でイチャイチャ// のつもりだったけど疲れた…。今日は寝る」そうでなくとも「お気に入りの動画でウフフ」なんて考えるどころじゃないくらい働いた日があなたにもあると思います。
「終電が満員になる社会で子は増えない」https://togetter.com/li/997974 にも多くの同意が寄せられているように「疲れ」は性生活に大きく負の影響を及ぼしています。
A9. 会社員を辞めて独立する自由もあるし、空いた時間で副業をする自由もある。残業規制には個人の自由時間を縛る力はないんです。自分を高める時間を8時間以上取りたいのであれば、溢れた部分は家でやりましょう。仕事の話ではありませんよ。自分をさらに高めたい人についてです。
A10. 家でやりましょう。趣味で四畳半をシスコのルーターとラックマウントサーバーだけに使ってる人も沢山いるんです。
冗談です。会社が「在宅ワーク」を指示したのであれば、それに必要な機材は会社にそろえてもらいましょう。またはリモート接続を許可してもらいましょう。
会社の指示ではなく「自分のために会社の機材を使いたい」のであれば「会社のルール」に従う必要があります。会社のルールは「社会のルール」に沿って作られます。よって会社の資産を使いたいが社会のルールには従いたくないというのは通りません。
社会のルールはフェイルセーフ、安全側に寄って作られる必要があります。つまり「能力のある人にはもっと会社で働く自由を」ではなく「働きたくないのに働かされてる人を守る」方が選ばれます。
A11. 無茶な要求は聴かないようにしましょう。これには顧客側の意識改革も必要です。でも大丈夫です。残業が減って、皆がいつよりゲームをする時間が増えれば、必然今よりも多くのゲームをプレイし、一つのゲームに集中する必要もなくなるからです。待ってくれるようになりますよ。
A12. それはもう「働く側を守るルール」ではなく「会社を守るルール」です。
そうはいっても色々あるでしょう。ですので「原則」ではなくて「補足」で、そのような人たちについて考えましょう。繰り返しますが、この場合の補足は主に「原則に例外を設けていく作業」となります。これは容易に「抜け道」とされますので十分に注意が必要です。
Q13. 前回最後の一文『「仕事ができない人はクビになる」と怖がってるけど逆だよ。現状「周囲に助ける時間的余裕がないから、仕事ができない人に厳しい」んだよ。全体の残業が減って時間的余裕がある世の中の方ができない人へも優しいよ』は正しいか?
A13. 次のような経験を例に出します。同僚「〇〇さん、ここが分からないんですけど、教えてくれませんか?」と聞かれた。しかし私はそのとき他の案件で手が離せず(うー…とりあえず…)「こうこうこうすれば動きます。」と回答をした。確かにその場はしのげたが、これでは同僚はなぜそのようにしたら動いたのか理解はできていないだろう。後でフォローする時間がないなら尚更である。みんなにも似たような経験があると思います。
ADHDで職場で苦労している借金玉氏のブログでも「部下がミスをした」「私が怒られた」「上司の指示が足りなかったせいなのに…」とはいったものの「そもそもそんな時間も心の余裕もない」からであり仕方がない。と、似たような事例が発生しています。http://syakkin-dama.hatenablog.com/entry/20170218/1487428178
時間の無さは、誰かを助ける余裕を即座に奪っていきます。夜22時まで自分も働いているのに、その中に仕事が遅い人がいて後2時間くらいかかりそうだとなったら助けに回れるでしょうか。逆に17時定時がいつものルーチンと分かっていれば、助けようと思う人がきっと出るでしょう。そもそもなぜ仕事ができない人が皆が仕事を終えてもさらに2時間も仕事をする羽目になるのかというと、終わりが決まっていないからです。好きなだけ残業をできるから、会社も好きなだけ残業をさせる気だから、帰れないんです。残業禁止であれば、わざわざ残って助けるまでもありません。次の日に回すんです。(「締め切りがあるんだよ!!!」に反論できないのですが……)
そして、この時間の余裕は上司のパフォーマンスにも影響を与えます。上司が個々の能力に合わせてうまく仕事を振れないのも、上司自身に全体を見渡す余裕がないからです。中小企業であれば、人を雇うのにまず「時間的余裕」が必要になります。社長のワンマンで採用をこなす場合も多いので、社長が「人は欲しいけど、今自分のことでいっぱいいっぱい。もう少し時間が取れたら考える」となると、雇われる人が仕事ができるできない以前の問題で止まるんです。採用の第一歩に入りすらしない。
現在かなりの人手不足です。大抵の会社は首を切ってる場合じゃないんです。「忙しい」→「人員逃げる」→「さらに忙しくなる」の負のスパイラルを逆回転させるなら今がチャンスです。(それでもやはり中小企業にしわ寄せがくる→日本企業のほとんどは中小企業である→不況に逆戻り。等、不安は尽きませんが)
以前、「テキパキしてない人、愛想も要領も悪い人はどこへ行ったのか?」http://p-shirokuma.hatenadiary.com/entry/20141114/p1 というエントリが話題に上がりました。
誰がこんな社会をつくったのか?もちろん、こんな社会をつくったのは「私達」だ。システムと「私達」の二人三脚が、現在をつくりあげた。
テキパキしてない店員は御免蒙りたい・愛想の悪い窓口対応にはクレームをつけよう・融通の利かない同僚とは働きたくない--そういった私達の欲望が寄り集まり、競争社会と個人主義の流儀に基づいて具現化したことによって、社会全体を覆う淘汰圧となって私達自身に跳ね返ってきたのだろう
テキパキしていない人、愛想も要領も悪い人が働く場が排除されることで成立するような社会は、たとえ便利で快適でも、理想の社会と呼んではいけないように私は思う。どこかで、新しいかたちで、揺り戻しがあって欲しい。
こんな社会をつくったのは「私達」だ。だからこそ、私たちの意識が変われば、社会の意識が変われば、もう少し誰にとっても生きやすい社会を作ることも可能だと思う。(回答不足)
米国では「完ぺきではない配送方法を受け入れる」という転換がありました。「日本もそうしろというわけではない」と書かれていますが、とても参考になります。http://news.mynavi.jp/column/svalley/697/
世界中から秀才が集まるわけでないし人口も減っている環境下において「有能が揃わないと勝負できない」では話にならないわけで、多様性を受け入れパフォーマンスアップを模索する議論が高まるのは「希望」だと思う。
なるべくならルールや規制なんて少ない方がいいんだよ。子供じゃないんだから自由にさせてくれってのも分かる。だけど、もうずいぶん長いこと自由にやらせてもらって来たんだよ。ここからは http://anond.hatelabo.jp/20170225005434 からの引用なんだけどさ、
なにより、皆「自分で好きに決めたい」と言うくせに「自分では決められない」のだ。
社員は「今日は早く終わった…でも周りが残ってるから…」と流される。
管理者は、部署には能力のある人・ない人どちらもいる。それを管理し全体としてうまく回すという役割を放棄し「できない奴が悪い」と社員に責任を転嫁する。または権限があるのに「でも社員が頑張りたそうだから…強く言って嫌われるの嫌だし」と流される。
会社役員は「社員を過労死なんてさせず、文化的な生活が可能な給与を与える」という基本的なことができない。「社員のことを考えたいが、ある程度もうけを出さないと株主に面子が立たない」と株主のせいにする。
これは仕方のない面もある。人は「社会」というものが存在する世に生まれたがゆえに、乳飲み子のころからあらゆるルールに縛られて成長してきた。あれやっちゃダメ。これやっちゃダメ。だからいざ「自由にしていいですよ」と言われても困ってしまうのだ。日本人は特に。
だから「ルールで決めてしまう」のが多数の幸福に繋がると思う。そして「効率だけを考えるとひずみが~」というが、何も一日3時間で帰れるように効率化しろなんて言っちゃいないんだよ。毎日12時間13時間じゃなく、せめて8時間で帰れるようにしようぜって言ってるだけじゃない。
個人事業主として、または中小企業の社長として、自分のところは現状「残業ダメは厳しいなー」と思うのは仕方がないけど、だから国全体も一緒に不幸なままでいてよってのはないでしょ。
確かに、一律で決めるのは難しいのは分かるんだよ。でもそうせざるをえないくらい現状がダメダメなんだよ。「優良企業」「大企業」が本当に優良で社員のことを考える社会だったらここまで仕事時間に批判は出ていなかっただろう。
でもそうじゃなかったんだよ。結局規制をしない限り会社は社員が過労死しようが意に介さず、日本のそうそうたる企業が「できる社員」を次々潰していく。
中小企業は社員の命を奪っても「会社が潰れたら社員も困るだろ?職がなくて自殺するよりいいだろ?」が通る。社員自身も自分の意志より周りの空気、自身の健康より会社の健康を優先する。怒られたって仕方ないでしょ。
もう20年以上「がんばれば日本はなんとかなります」って、聞き飽きたんだよ。それよりも「数千万人の余暇時間を毎日1時間増やしますのでがんばってください」の方がよほどやる気になるよ。
私は発達障害当事者(ADHDと自閉スペクトラムの混合型、グレーゾーン)なのですが、この
・自分が理解していることは他人も理解していて当然だと考え、そうでなかった時は怒りを露わにする
すごくよく解ります。話がかみ合わずに物事が進み、気づいた時には誤解・勘違いによるトラブルが発生、という事が多々ありました。だから、怒りを露わにするときは、「何で理解していないの?」というよりも「どこかですれ違っていた、日本語の齟齬に気づかぬままだった事になぜ、お互い認識のすり合わせが出来なかったのか」という恐怖感でいっぱいになります。トラブル発生した時のトラウマを抱く人も少なからずいるんじゃないかな…。勿論、「怒りを露わにする」(暴言や大声、ヒステリーって事だよね。)なんて、いけないと思うけど…。
因みに、注意点ですが…。発達障害も十人十色、各々多種多様な障害を持つので箇条書きにあった通りに当てはまらない障害者も中にはいます。羨ましい(笑)
ディズニーランドのキャストだけど質問受け付けるよ? はてなブックマークに追加 はてなアンテナに追加
9 :VIP774 :05/11/11(金) 07:08:52 ID:3XHZEfigO
>>9
ダンサーも作られた人間だからな
化粧が着ぐるみだ
11 :VIP774 :05/11/11(金) 07:10:52 ID:yW0Z1hlf0
たまに外人の人(白雪姫とか)きてるけど、あれって海外から呼んでるの?
そして超VIP待遇って聞いたんだけどまじ?
>>11
雇用は米国ディズニーが行って日本に派遣する形
でもお咎めがない位VIP待遇
15 :VIP774 :05/11/11(金) 07:15:19 ID:yW0Z1hlf0
売ってるお茶が生茶ばっかりで嫌です。なんとかしてください
>>15
そりゃキリンビバレッジ様が22年間もスポンサーだから何も言えない罠
17 :VIP774 :05/11/11(金) 07:15:48 ID:IVg9quL/O
城の下が巨大プールって本当?
>>17
本当
18 :VIP774 :05/11/11(金) 07:15:50 ID:yW0Z1hlf0
出入り禁止の芸能人おせーて
>>18
今はいないぞ
某I・Tも普通に入れる
19 :VIP774 :05/11/11(金) 07:16:17 ID:yW0Z1hlf0
チップとデールの見分け方きぼn
>>19
色が濃い方がチップで薄い方がデール
23 :VIP774 :05/11/11(金) 07:18:44 ID:yW0Z1hlf0
ショーの練習とかっていつしてんの?
やっぱ閉園後?
>>23
基本は深夜だけど、早朝にも行う
24 :VIP774 :05/11/11(金) 07:19:22 ID:3XHZEfigO
>>24
残念ながら無いな
もうあれ廃盤なんじゃないのかね?
29 :VIP774 :05/11/11(金) 07:21:23 ID:yW0Z1hlf0
入り口でアンケートのお願いやってるけど、あれやるとなんか貰える?
>>29
後日粗品が送付されるぜ
オークションでも若干高値
34 :VIP774 :05/11/11(金) 07:22:41 ID:yW0Z1hlf0
ヤフオクで使用済みのチケット売ってるけどあれって意味あるの?
>>34
それがまだできると思ってる地方人が騙されて購入するようだ
36 :VIP774 :05/11/11(金) 07:23:35 ID:Gw6I8YPI0
>>36
ディズニーチャンネルの収録で石井ちゃんはよく来るよ
38 :VIP774 :05/11/11(金) 07:24:15 ID:yW0Z1hlf0
キャスト同士の恋とかありますか
>>38
よくある
シフトで女15:男1とか余裕であるから顔普通の男でも頑張ればいける
42 :VIP774 :05/11/11(金) 07:25:14 ID:djnj27M40
この間友達といったんですがグフィーに僕が膝かっくんしたときは何もいわれなかったんですが、友達のデブがマネしてやったら見張ってた係のひとに
係「君なにしてんの?」
デブ「ヒザカックン」
係「そんなことしたらどうなるかわかるよね」
デブ「ころびますねぇー」
係「転んだらどうなるかわかるよね」
デブ「ケガしちゃいますねぇー」
係「じゃぁやめようよ」
デブ「はい」
係マギギレ、俺は隣でニヤニヤ、他の友達固まって、俺はDQNじゃないし(逆に弱そう幼そう)なぜ怒られなかったんでしょうか?そして係員は馬鹿なんでしょうか?
>>42
キャラクターは安全なヒザカックンの練習をしてるよ
1回目は黙認、2回目ブチキレというとこだな
54 :VIP774 :05/11/11(金) 07:30:47 ID:djnj27M40
人が違っても2回目だと容赦ないんだ。マジビビッタよぉー、すんごい真剣な顔でいわれたから・・・
ちっちゃい頃カンチョーしまくっても何も言われなかったのに。
あとカモにエサあげたんだけどあれってわざといれてるの?
>>54
あいつらはディズニーの版権を守る役でもあるから侮ると退園させられるお(;^ω^)
47 :VIP774 :05/11/11(金) 07:26:43 ID:HsJS7acvO
>>47
大抵、アトラクション乗ってるときには死亡しない
その場では死なないから病院に搬送
園内で死ななければ問題ないとかよく言われるが、死んだら事後にしっかり公的な捜査が入るお
53 :VIP774 :05/11/11(金) 07:30:03 ID:jTXZwEPg0
例えばショーの最中、舞台にいるキャラは他の場所にはいないの?
>>53
他の場所にはいないお
基本的に世界であわせるのではなく、東京内で同時出現しないようになってる
カウントダウンの時とかは、一方でミッキー、もう一方でミニーという風に。
58 :VIP774 :05/11/11(金) 07:33:32 ID:WTKqjSvp0
ゲストアシスタントカードって廃止になったけど。もうどんな理由あってももらえないの?。
>>58
ただし、待ち時間ゼロ対応が消えたけど
他の場所で待ち時間を過ごす等の対応はいまだにある
80 :VIP774 :05/11/11(金) 07:43:22 ID:WTKqjSvp0
まじで。廃止になってるとばかり思ってたよ。
俺足悪いから長時間並ぶとごっついきついんだよね。
こんな理由でも発行してもらえるのかな?。
障害者手帳所持してるんだけど。
>>80
そんな理由でも全然OK しっかり楽しんでくれお
63 :VIP774 :05/11/11(金) 07:35:14 ID:yW0Z1hlf0
>>63
手紙は受け取りやすいからね
物品は基本的にNO
あとは顔と中身次第だお
高学歴が意外に多い
ただし平日はフリーターだから罠
65 :VIP774 :05/11/11(金) 07:36:37 ID:yW0Z1hlf0
たまーに、ガイドを大量に持ち帰ろうと鞄の中に入れてる客いるけど
あれなに
>>65
ショーのDVDを販売してる悪い奴らが
「DVDはあくまでもオマケです!お売りしているのはガイドですよ!!」と言って
逃れるのに使われる。
66 :VIP774 :05/11/11(金) 07:37:07 ID:HsJS7acvO
>>66
ダンサー男は半分がウホッ
キャスト男も1割くらいがウホッ
67 :VIP774 :05/11/11(金) 07:37:13 ID:tpeXN4bbO
>>67
従業員にタダ券配布して無理矢理休暇とらせて来園させてたり
いろいろ大変みたいだよ
68 :VIP774 :05/11/11(金) 07:37:35 ID:7LLHTVls0
あれって実際に小さい人が入ってるの?
>>68
うん
70 :VIP774 :05/11/11(金) 07:38:44 ID:7LLHTVls0
一番気になること
ゴミの回収は地上で行われないって聞いた
全部地下で回収してるって言う伝説がある
ディズニーランドには巨大地下があってそこでキャラが高速移動してるらしい
本当?
>>70
園内のゴミは一度エリア毎の集積場に集めそれをトラックが回収する
キャラクターが地下道を通ることはなく、基本的にバックヤードを歩いて移動する
71 :VIP774 :05/11/11(金) 07:38:49 ID:HsJS7acvO
あと、万引きは昔はつかまえなかったけど近年は捕まえるっていう噂は?
>>71
万引きは即警察引渡しだからマジ注意
74 :VIP774 :05/11/11(金) 07:40:38 ID:NTUulTBFO
マークトゥエイン号の操舵室に乗りたいんだけどコツはあるか?
>>74
ディズニーヲタっぽくなく接すればいいとおもうよ^^
自然な流れで「操縦したいのですが・・・」という低い姿勢で。
「させてもらえると聞いた」だと、今日はやってないとか断られることもあるお。
85 :VIP774 :05/11/11(金) 07:45:43 ID:jTXZwEPg0
キャラクターの中の人が客にぶち切れて殴ったりしたらディズニーから損害賠償とかされるの?
そういう契約書とか書かされるの?
>>85
それはディープすぎて一部分からない
ただ、アメリカでティガーがセクハラしたときはディズニーが訴えられたよ
キャラクターの中に入る人は徹底的になりきるから、今では客に殴りかかるとかはありえないともいえる
96 :VIP774 :05/11/11(金) 07:51:44 ID:HsJS7acvO
なりきるってすごいなー
>>96
そこまでは分からないな
ただ、動作に関するマニュアルの量が半端なく
ミッキーに関するマニュアルはディズニーの一部の人間と中の人しか触れられず
世界でも50-100人未満しか知らないという話は聞いたことある
95 :VIP774 :05/11/11(金) 07:50:56 ID:rBCzA6M+O
ぬいぐるみの中身やる人は体重とか身長で決めるんですか?
>>95
顔出し専用ならダンス能力はさほど問われない
それよりも体重と身長、病歴等が優先される
ディズニーランドはダンサーにとって登竜門で、その後劇団四季に入れるかどうかが
今後の人生の鍵を握るお
103 :VIP774 :05/11/11(金) 07:53:48 ID:yW0Z1hlf0
煙草ってうってんの? 俺みたことねぇ
>>103
タバコは陳列してないけど、かなり多くの銘柄がおいてある
タバコ売ってますか?って聞けば近くの店を教えてくれるお
マッチ欲しいといえば無料でもらえる
104 :VIP774 :05/11/11(金) 07:54:26 ID:rBCzA6M+O
職場に夢と希望とファンタジーはあふれてますか?
>>104
職場は現実世界に満ち溢れ、ショックを受けた若者が入社数日でやめていくこと多数
108 :VIP774 :05/11/11(金) 07:54:38 ID:TBEkmpSY0
次にできる新しいアトラクション何?
>>108
2006年、210億円かけたタワーオブテラーがディズニーシーにできるよ
111 :VIP774 :05/11/11(金) 07:57:08 ID:rBCzA6M+O
2chランドを作ったらVIPゾーンが1番大きいのかな?
112 :VIP774 :05/11/11(金) 07:57:08 ID:djnj27M40
エリア55だが51だかクラブ55だか51にどうやってはいるの?
>>112
舞浜の埋め立てに賛同してくれた漁業関連の人
スポンサーで大きな買い物をする(車数台、保険大口加入等)
スポンサーの偉い人になる
いろいろあるぜ ちなみにクラブ33
127 :VIP774 :05/11/11(金) 08:03:42 ID:7LLHTVls0
それ以外に行く人居るの?
>>127
実は女、男1人がとても多い
通はアトラクションよりショー・パレードだから分からないだけだお
138 :VIP774 :05/11/11(金) 08:08:42 ID:z7HLR2gBO
マジ腹立つ
そういうヤツはクビ?
>>138
名前と場所、時間を覚えてクレーム飛ばせば
みっちり絞られて、二度以上だとクビの可能性高し
屑キャストはクビにすべきだな
161 :VIP774 :05/11/11(金) 08:18:04 ID:z7HLR2gBO
すぐにベテランぽい女の人が来て平謝りしてくれた
そのクソはどこかに連行されていった
そういえばそいつメッチャ鼻毛が出てた
鼻毛とかNGじゃないの?
>>161
ディズニーといえども、鼻毛、口臭、ワキガには口出しできない罠
141 :VIP774 :05/11/11(金) 08:08:57 ID:AOeGJyEy0
シンデレラ上の中って、入れるんですか?
どういう人が入れるんですか?
>>141
城の中は実に狭い
主にメンテナンス要員が入るけど、最近ではショーでも使われる。
144 :VIP774 :05/11/11(金) 08:10:48 ID:djnj27M40
キャラクターは女いるの?俺は抱きつかれて胸に手あてちゃったんだけど………
わざとじゃないよ………いきなし抱きつこうとするから手を胸の前にこんなかんじ→○」にやって当たっちゃってんで結構柔らかかったんだコレは犯罪になっちゃうかな?。
>>144
でもキャラクターによっては男もいる
胸を故意に狙うようだと、付き添いの人につまみ出されて退園処置だお
151 :VIP774 :05/11/11(金) 08:13:57 ID:7LLHTVls0
ミッキー頭叩いてる子供がいて係の人に「こら!高いんだぞ!」って怒られてた
言い方あるだろ・・・
で、実際いくら?
>>151
1体100万以上するので注意してほしい
ちなみに世界共通規格で日本では小さな着ぐるみ屋が作ってるらしい
専属で将来安泰らしいぞ
153 :VIP774 :05/11/11(金) 08:14:09 ID:HsJS7acvO
ぬいぐるまーによってはエリートとか肩身の狭い思いしてるぬいぐるまーとかいるの?
あといじめとか
>>153
ミッキーは花形だお
でも、自分の好きなキャラクターを演じたいという人もいる
154 :VIP774 :05/11/11(金) 08:14:39 ID:51WE2/11O
>>154
万引きされた時に連行される部屋とクラブ33の会員レストランくらい
JCBだとザ・クラスカード所持者なら誰でも入れるんじゃないかな?
年収1500万で職業一部限定だったはず。
159 :VIP774 :05/11/11(金) 08:17:54 ID:7LLHTVls0
女性従業員かなり多いらしいしな
女子校並みらしいぞ
>>159
土日はまさに学校の延長のような雰囲気だお
164 :VIP774 :05/11/11(金) 08:20:05 ID:FImJNn3S0
地震があったときにミッキーが
「おお、地震だマジこえー」
っていいました。しゃべれるんですね…
>>164
それはネタだと思うお
雷が近くに落ちた時にミッキーは微動だにしなかったという伝説がある位
172 :VIP774 :05/11/11(金) 08:23:12 ID:rBCzA6M+O
入園禁止の人って何人くらいいるの?
>>172
50人はいると言っておくお( ^ω^)
184 :VIP774 :05/11/11(金) 08:27:26 ID:39IN0rk70
>>184
203 :VIP774 :05/11/11(金) 08:33:52 ID:ITB2IcIQ0
メシはどこのがオススメ?
>>203
もし園内で食べるのであれば
214 :VIP774 :05/11/11(金) 08:37:54 ID:rBCzA6M+O
なんでディズニーランドは物価が高いの?まるで他国のようだ
>>214
20周年からロイヤリティがさらに上がったんだお
許して欲しい(;^ω^)
249 :VIP774 :05/11/11(金) 08:48:08 ID:NhCCOj6o0
また その人が使った匂いつきの制服や手袋は
売ってもらえるのでしょうか?
>>249
同僚にブロックされる危険性があるお
制服・手袋は高いから無理スwww
1着平均6万、高いもので20万
256 :VIP774 :05/11/11(金) 08:51:02 ID:TRe0H2RPO
>>256
しっかり勤務できてやる気があるなら誰でもOK
清掃員には50代後半の人もいるし
パレードの人員誘導にも50台の人がいたりする
271 :VIP774 :05/11/11(金) 08:57:05 ID:rBCzA6M+O
入園禁止の人がきても気づかないんじゃない?
>>271
基本的に漏れはあるけど
園内を駆け巡る警備要員が多数いて
280 :VIP774 :05/11/11(金) 09:01:21 ID:rBCzA6M+O
入園禁止ってとける事あるの?
>>280
入ってしまったら基本は監視だお
私服警備要員による監視
2ちゃんねるの大規模OFFも監視されてるという話は聞いたお
入園禁止が解けることは基本的にないお
275 :VIP774 :05/11/11(金) 08:58:22 ID:PPlnEBNqO
金正男が来たことありますか?
>>275
正男は成田で・・・(;^ω^)
大騒ぎになったことがあったお
そういう脅かしはやめてほしいお( ^ω^)
290 :VIP774 :05/11/11(金) 09:06:29 ID:ITB2IcIQ0
花火はやらないのがデフォ?
>>290
花火は近隣住民との関係でちょっとでも風が吹くと中止になるお
最近基準が厳しくなった
291 :VIP774 :05/11/11(金) 09:06:45 ID:djnj27M40
鞄検査中に爆弾とかピストルが入ってたらどう対処すんの?
>>291
普通の危機管理体制になると思うお
ちなみに爆弾所持や危険人物用のマニュアルは存在し
特定でき、かつ穏便に解決できないならそれなりの措置は取るとおもうお
292 :VIP774 :05/11/11(金) 09:07:00 ID:5D0cEgCf0
ブラックリストってあるの?
>>292
ある( ^ω^)
294 :VIP774 :05/11/11(金) 09:07:46 ID:NhCCOj6o0
無線の受信機は持ち込みできるの?
>>294
持ち込みできるお
でも聞いてると警備要員から監視されるお
ちなみにまもなくデジタルのPHSになるから傍受できなくなるお
313 :VIP774 :05/11/11(金) 09:15:14 ID:Ik3TCSSI0
ミッキー殺鼠として処理するの?
中の人殺人として処理するの?
犬に殴られたら、中の人はいない的対応だったみたいな話を聞いたんだが
>>313
とある方法で緊急搬送されるお
想像して「まさかありえないだろ」というようなレベルのものだおw
341 :VIP774 :05/11/11(金) 09:24:32 ID:pxxnGO1x0
とある方法って何?
>>341
何事もなかったことにされる これが限界だお(;^ω^)
312 :VIP774 :05/11/11(金) 09:15:01 ID:rBCzA6M+O
警備員は全部でどれくらいいるの?
>>312
でも私服、制服含めるとかなり多数
警備の役割は社員もできるしそこらの遊園地よりと比べ物にならないお
317 :VIP774 :05/11/11(金) 09:16:24 ID:NhCCOj6o0
キャストさんやカストさんに親切にしてもらって
感謝の手紙を送りたいのですが、
名前とか覚えてないから
何日の何時頃 ドコドコにいた人 って書いても
渡してもらえるのですか?
>>317
感謝の手紙はもちろん、クレームも本人に必ず届く
というか、見つかるまで続けるから安心するといいお
日時と場所、性別、髪型とか見た感じを書くとさらにいい感じだお( ^ω^)
333 :VIP774 :05/11/11(金) 09:22:27 ID:rBCzA6M+O
給料はどれくらい?
>>333
正社員の平均は750万
335 :VIP774 :05/11/11(金) 09:23:37 ID:rBCzA6M+O
仕事楽しい?
>>335
363 :VIP774 :05/11/11(金) 09:33:23 ID:ITB2IcIQ0
>>363
でも日本は契約を遵守するという使命があるから
367 :VIP774 :05/11/11(金) 09:33:38 ID:c2BmbNlr0
この間彼女とディズニー行ったよ。
ものすごく久し振りで楽しかった。
でもトイレが普通過ぎるのが気になった。
あと床のベタ塗り加減。
あ、あとホーンテッドマンソンのナイトメアバージョンのクオリティの低さ。
この3点について話してくれ
>>367
トイレはやはり安心してもらう必要があるお
でも最低限音だけは鳴らしてる
ゴミゴミすると清潔感も損なわれるから結構普通だお
人によってかもしれない 音楽が悪いのかも
387 :VIP774 :05/11/11(金) 09:41:42 ID:z7HLR2gBO
ペッティング始めるカップルがいるから暗視スコープみたいので監視してて
見つかると注意されると噂で聞いたんだけど本当?
>>387
暗視カメラがついてるお
最近アメリカのホーンテッドマンションでセクロスはじめたカップルが
つまみ出されたという話もあるお
388 :VIP774 :05/11/11(金) 09:41:53 ID:rBCzA6M+O
ぬいぐるみの中身の人って視界狭そうだけど、カメラかまえるとなんで気づくの?
>>388
外にいる人と無線で話せるお
でも基本は無線使わずにいろいろなポイントがある
外の人とのちょっとしたサインを交わして行う連携がキーポイントだお
447 :VIP774 :05/11/11(金) 10:07:39 ID:5D0cEgCf0
知ってると得する裏技とかある?
>>447
教えたいことがあるけど裏技使うと知らない人が損するから
俺からは教えられないお
(;^ω^)ツカエネーw
464 :VIP774 :05/11/11(金) 10:15:39 ID:KghzCrgR0
>>455
裏技あるなら教えてよwwwwwww
>>464
ちょwwwそれは(;^ω^)
465 :VIP774 :05/11/11(金) 10:15:40 ID:51WE2/11O
やっぱり家が近くないと駄目なのかな
あとパレード誘導ってどんなことすんの?
>>465
土日の商品・食品販売か
学校終わった後の夜のパレードの客を誘導する職種だから
遠すぎるとだめぽ。交通費は出るお。
着席させたり、ヒモとポールを立てたり、パレードに子供が飛び出さないように監視したりする
470 :VIP774 :05/11/11(金) 10:18:03 ID:uk1ZtVw50
>>470
カヌーの早こぎ競争とかあるお
489 :VIP774 :05/11/11(金) 10:28:59 ID:5D0cEgCf0
でも黒木瞳ファミリーは全く並ばないで乗ってたってフライデーでいってたよ?
>>489
黒木ファミリー程度の人だと、いわゆる特別ご案内が可能だお
でも芸能人でそれを使ったのはごくわずか。
黒木瞳はMr.インクレディブルの声優をしてたから
485 :VIP774 :05/11/11(金) 10:28:10 ID:XJezyz7B0
>>485
普段、キャストの上に立つ社員や契約社員、経営陣も。社長もやる。
495 :VIP774 :05/11/11(金) 10:34:21 ID:djnj27M40
そういえばパレードの時ピノキオに胸がありました(恋しました(帰ったら忘れてました(けど今思い出しました。
そういう処置ってあんましないの?
>>495
限界まで処置した結果がそれだったと思う
足が細いからそれを優先したと思うおw
501 :VIP774 :05/11/11(金) 10:40:00 ID:djnj27M40
へぇーさらしとか巻いてないの?
>>501
俺でも詳しくは分からなかったりする(;^ω^)
500超えたしそろそろ下がろうかと思う( ^ω^)
550 :VIP774 :05/11/11(金) 11:05:51 ID:0WvbTI690
なぜ女はネズミの世界に行きたがると思いますか?
俺はテーマパーク系は好きなんだが絶叫系が好きなので迷惑してます
そんなに頻繁にアトラクション変わるわけじゃないんだし
いろんな遊園地に行った方がいいと思いません?
以上、半分以上が俺の愚
デザインといっても多種多様だけど、カーデザインだけはやりたくないなぁ。
車は全然詳しくないんだけど、街中で改造車を見るとダッサ!って思うし、色のセンスもひどいの多い。
車の下が遊園地みたいにライトでカラフルだったり軽自動車なのに排気音?みたいなのだけすごいうるさかったり、スポーツカーでもないのに後ろに羽みたいなの付けてたり。
自分がデザインに関わって、細部までこだわって、ベストなバランスで仕上げたものを下品に改造されたら、もう泣きたくなるんじゃないかって気がする。
上品にカスタムしてる人もいると思うが、そういうのは多分気にならないから目につかないんだろう。
そんなのにお金かけるなら、もっと上のグレードの車買えば良いのに。
この前まじでダサい改造車みたんだよ、田舎だから余計目立つのかもしれないけどさ。
週末の借金玉氏(id:syakkin_dama)のエントリやそれを受けて書かれたわかり手氏(id:ganbarezinrui)のエントリ、http://anond.hatelabo.jp/20170227005158 あたりのブコメとか読んでいて、随分と世知辛いねえ、と思ったのだけれど、良い場所が無いので増田にこれを書いている。たぶん超長い。
俺はタイトルに書いてあるようにADHD(診断済み)だ。典型的な注意欠陥・多動性が認められ、一方でASDの症状はゼロという純正ADHDマンである。なので先のお二方のエントリは全力で泣きながら、共感しすぎてヘドバン状態で読んだ。でもわからない人には何が「なので」なのか本気でわからないんだと思うし、それで正常なんだろうということも理解している。
んで、一般的なIT関連の企業で管理職をやっている。それなりに多様な部下もいる。業界的にブラックな香りがするWeb開発関連の仕事だけれど、自慢じゃないがだいたいニコニコ定時上がり、サブロク遵守、月間平均時間外は毎月20時間以内に抑えることに成功しているスーパーホワイト課である。一点ウソついた。これは自慢である。
俺はこういう属性の人間なので、自分自身のことを照らし合わせて借金玉氏の主張は痛いほどわかるし、このような性質の人がいることを十分に評価、理解した上で全体的な労働条件の改善に努めたいと日々考えている。残業含め労働時間は減らしていきたいとも思うし、人の個性や多様性への対応と労働条件の改善は両立し得ると信じているので、ADHDの人のぼやきをイコール残業問題に結びつけて批判するのはあまりに極論に過ぎるというか、違和感を感じてしまう。皆がそれぞれのフレンズのすごいところを理解し合えるやさしい世界になれば良いのに。
そもそも、俺なんかは借金玉氏の記事を読んで「お前は俺か」状態になる性質であるものの、何とか自分を飼いならして社会をサバイブできている時点で生物として人より劣っているとは思っていないし、仕事も(やり方やプロセスにクセはあるのかもしれないが)たぶん人並みにはできる。つまり、おそらく自分は弱者ではないし、どちらかと言うと強者の側に所属していると認識している。id:p_shirokuma先生的に言えば「よく発達した発達障害」ということになるのだろう。もっともADHDと言っても程度の違いがあるのかもしれないし、ただ単に俺は運が良かっただけなのかもしれない。普通の人だって大小あれど皆それぞれモチベーションのムラとかはあるわけで、ブコメに付いた「ADHDマン=無能」、「世の中は正常と異常の二者択一」、「席を空けて退場するべし」みたいな言説を見るとヤバさしか感じないし日本大丈夫か?と思う。こういう「性質」の人が少なからずいることを正しく理解した上で適材適所の人材活用を目指すべきだし、だいたいからして発達「障害」という言葉自体が良くないんじゃなかろうかと思わざるを得ない。
自分語りが目的ではないのであくまでモデルケースとして。ちなみに年は先の方々よりたぶんちょい上くらい。
端的に言って俺は相当に運が良く、理解者のおかげで生きていられる。上司は何度も変わっているが、往々にしておもしろ重視の管理者とは相性が良く、労働集約型のマネジメントをするタイプの管理者とは相性が悪かった。
で、自分自身がこういう人間なので、定時内にピークタイムを持ってくることができない問題についてはフレキシブルに対応したいと考えている。
今後ありたい姿を考える前提として、俺の職場は現状こんなふうになっている。
基本は定時勤務だが、企画関連などの職務については裁量労働制も存在している。とは言え、裁量労働は会社側の論理で不当労働の温床になりがちなので、ホワイト企業的には定時勤務できちんとタイムマネジメントして、時間外が出たら残業代はきちんと払うよ、という当たり前の考え方を推進している。
ただし、職種的に均等な業務が苦手な人もいるので、カミングアウトしている人については個別対応もあり得る。当然ながら他のメンバーから「なんであいつ日中フリーズしてんの」みたいな白い目で見られると職場の雰囲気が悪くなるし、本人の健康管理の問題もあるので十分な配慮と周囲の理解も必要。
先述の記事のブコメにもあったけど、多種多様な人材を活用して成果を最大化するのはマネジメントの責任だ。「9時17時で時計刻みに動けない奴は居ね」っていうのもマネジメント手法のひとつかも知らんが、少なくとも俺んとこはそういうふうにはしたくないと強く願う、つーか俺自身が生き残れない。んで、職場のスロースターターにはこんなふうに対応している。
自分の担当にもちょっと該当しそうなメンバーがいるのでこんな感じでやってるけど、今のところまあまあうまく回っている。むしろ一番の問題は自分なわけなんだが、時間外付かないマネージャーなんで帰れないときがあっても勘弁してつかあさい。「マネージャーがいると帰りづらい……」ってことなら考えるけどウチのメンバーは俺がいても定時で容赦なく上がるので今んとこたぶん大丈夫。まあ、「あの無能上司、昼間フリーズしてて何もしてない……」と言われるとダメなやつなので、そうならないように自分自身も努力しなきゃならないけど、ある意味俺にとっての最大の生存戦略が「自分自身が管理者になる」だったかもしれないな。※もちろん、帰れる時は率先して帰ってるよ。
書いて読み返してみると、自分にとってはすごく一般的で普通のことしか書いてない気がするんだけど、先のホッテントリを見てて世間一般的に普通なのかどうかちょっと自信が無くなった。
よくスロースターターに対して「仕事は定型化するべし」「ルーチンで行動するべし」なんてアドバイスをするライフハックを見かけるんだが、本当の本気で大真面目にそれが体質的にできない人ってのがいるのよ。そして、そういう人がみんな無能かっていうと決してそんなことは無くて、そういう人が画期的なアイデアを出してきたり、ブレイクスルーを行うような機会ってのは実際に、ある。業務の種類や内容によっても正解は異なる。
繰り返すけど、出力にムラがあるなんてのは程度問題であって誰かしらあると思うんだよ。もちろん、定常定時に常に安定して均等なパフォーマンスを出せる人を尊敬するし、評価も高くなることに疑いは無い。でも「無能滅ぶべし」「健常者だけ揃えれば万事解決」みたいなことを言ってる人たち、本気か?はてなでそこそこホッテントリ取ってるブロガーでも「生産性の低さを一生懸命努力でカバーするのは結構だが、出来れば職場の外でやって頂きたい。」なんてツイートしてたりする人がいて、なんつーかこう地獄感しかない。
そりゃあ、安定マンのみでチームを構成できればラッキーかもしれんけど、世の中そううまくはいかないよ。どこも人材不足だ、いろんな人がいて、いろんな個性と悩みがあって、いろんな仕組みがあってその中で一番いいパフォーマンスと一番いい労働条件の両立を目指しましょうね、がマトモな議論なんじゃないのか。残業については言っていることはたぶん普通の人と同じだ。ただ、理解を深めて個人別最適な対応ができるようにしたいですね、長期的視点で皆にチャンスがあるようにしたいねと言っている。
何もポリコレ棒を持ち出してくるまでもなく、何も皆が必ず同じ時間軸評価軸で同じ定型定性で判断されるような職場がハッピーなわけではないし、単純に、多様性を認めない職場で働くのは俺は嫌だし、多様性を認めるための努力は惜しみたくないと考えている。けものは居てものけものはいないんだぜ。
そんな感じ。
とんでもない作品だった。とんでもない体験をした一週間であった。
それは原作が推理小説にカテゴリーされているからとか、原作者が江戸川乱歩だからとか、そういう理由じゃない。
私はその解説、および回答を以下に記すのだけど、それは完全なるネタバレです。
もう知らなかった頃には戻ってこられない、作品を殺す系のネタバレ。
なので、未観劇の方には本当に読むことを勧めません。
本作は素晴らしい完成度の傑作だし、舞台演劇でここまでのミステリーを作り上げるのは絶対に容易じゃない。
また、私はエグいほど容赦なくネタバレしていますので、正直自分ももう二度とミステリー演劇は鑑賞できない脳になってしまったのでは…と震えております。
(なので、読んでほしい気持ちがあって増田に書いているものの、観劇済みの方も生半可な気持ちではネタバレを読んでほしくない。六道の辻で迷い不幸だと感じている方にだけ、光が届けば良い。)
つまり未観劇でネタバレを読むということは、人生の楽しみを自らの手で一つ潰すということ。尋常じゃない損失です。
本作はDVDの発売が決定しています。
公式DVD予約サイト:http://www.shop-ep.net/east_park/shopping/a04020102/iid/0000000001746/
(発送日未定。予約は3月末まで)
めちゃくちゃ好評だったので、あなたの周りにも購入している人が居るはず。そして恐らく「見せてほしい」と頼めば喜ばれるはず。布教したくなるタイプの作品なのです。なので数ヵ月後DVDを鑑賞してから、是非また読みに来てください。
「数ヵ月なんて待てねーよ!」って方は、妥協点として2015年に他の演出家さんで上演されたものを見ることができます。
こちらは未観劇のためなんとも言えませんが、おそらく2015年版は絶対解けない「超ハードモードの『ミステリー演劇』」か、『ミステリーではない普通の演劇』の可能性が高いと予想しています。でもまぁ全く観ないでネタバレ読むよりは絶対良い。
たぶんDVD売ってるし、3月になれば我らがdアニメストア殿が配信してくれます。
https://anime.dmkt-sp.jp/animestore/CP/CP00000660
高いチケット買って劇場に行くか高いDVD買うかしか選択肢がなかった時代を生きてきた作品の取捨選択にすごい苦しんできた勢なので、dアニさん月額400円でこんだけ見れるとかマジ神過ぎ。最初目を疑った。(WOWOWさんにも感謝していますが、うちTV無いから見れないんですよ…そもそも家にあんま居ないし。お金なら払うのでスマホでもWOWOW見れるようにしてください。)
原作「孤島の鬼」を読むのも手ですが、本作はある意味では『原作の本質を描いている』けど、ある意味『原作とは全くの別物』です。だから舞台版のネタバレは、舞台版を観てから読んでほしい。
そして、せっかく未来の楽しみを潰してまでネタバレを読んでしまうのだから、その前に『ミステリー演劇』の推理に挑戦してほしい。
一人で解くのは超ハードだと思うので、できれば仲を深めたい方と一緒に。(私が今回の回答に至るのに協力してもらった友人の数は4人です。内1人は原作を読み込み一緒に推理してくれました。)
ぼっちの方も安心してください。本作はめちゃくちゃ面白かったので『2017年版の感想』も、ネットの海に転がっています。そこから辿り着くことも不可能じゃないはず。鮮度のいい印象論の良さも、一晩寝かせた感想の良さもあるので、いろいろ漁ってみてください。
あと私は推理した一週間の思考ログをほぼすべて残しているので、トリックがわかってからログを読み返してみたら翻弄されている自分がめちゃくちゃ面白かった(当時は睡眠不足の神経衰弱で瀕死でしたけどね)。間違ってはいないけど騙されている。そんな楽しさもあるので、ぜひ推理に挑戦してみてください。
そして私がまだ解いていない謎の答えを見つけられたら、ぜひ教えていただきたい。
また、運良く本作を劇場でご覧になられた皆さま。感想はもう書き残しましたか?
公式がwebでアンケート回収もしています。送ると抽選で非売品舞台写真もらえます。私もとても欲しい。
本作は、『感想を残す』ところまでを含めて作品です。せっかく運良く観劇できたのだから、140字で良いから書き残しておきましょう。
できれば思いの丈をすべて書き出しておくと良いです。『他者に感想を伝えようとした人だけが、謎解きの後に得られる感動』があります。(※個人の感想ですが!)
この感動を、本作品が本当に素晴らしい江戸川乱歩の原作舞台化であったことを伝えたくて、読んだら作品を殺すことになるようなネタバレを恥を忍んで書いています。
私はソワレ観劇後、徹夜で翌昼に感想書き上げました。これが私の沼への一歩だった訳ですけれども、これを書き残しておいたお陰で、謎が解けた時に私の回答を出すことができました。
一度ネタバレを読んでしまうと、もう観劇で感じた感想書けなくなると思いますので、本当に一言で良いから感想書き残しておいてください。ついでだから公式アンケートに答えて非売品写真当てましょう。当たったら私にも見せてください。
最後に公式各位。
ネタバレにあたる部分は私の個人的なミステリー体験なので、これが公式解とは主張断言しません。
と言うか、理由なき見落しと、自分の能力ではどうしても咀嚼できなかった部分(言葉がスムーズに脳に入ってこなくて読解しながら観劇することができなかった原作には無いシーン)があったので、私のネタバレは不完全です。他にも拾い損ねている箇所がポロポロ出てくる。逆転する可能性が大いにある、お粗末な推理。
ですが、キャストの皆さまが最後までネタバレに配慮されていたのに、ネタバレを公開し誰かに読んでほしいと願うことが、浅間しいようにも感じています。
ネタバレ注意喚起に約2000字程裂きましたので、どうか堪忍してください。
p.s.オリジナルマグボトル購入しました。作中に赤い色が無かったのでデザインも綺麗だし購入したのですが…紐解いてみるとなかなか意味深なグッズですね。とても良い記念品になりました。
それでははじめます。
無人の屋敷に風が吹き込む
暗転
まったく光のない深い暗闇から男性の声が聞こえる
「不幸ということが、私にもよくよく分って来ました。本当に不幸という字が使えるのは、私だけだと思います。遠くの方に世界とか日本とかいうものがあって、誰でもその中に住んでいるそうですが、私は生れてから、その世界や日本というものを見たことがありません。これは不幸という字に、よくよくあてはまると思います」
暗転明け
無人だった屋敷に白髪の男性が立っており、書物を音読していた。
彼……『私』を語り部とした、物語がはじまる。
http://anond.hatelabo.jp/20170206104211
ミステリーとして解いた今読み返すと相当ブッ飛んだ納得の仕方をしている。自分の妙さについて今までなんとなく感じていた部分が浮き彫りになりすぎである。こわい。
当時も気持ち的にスッキリはしたけども、<もやもやした原因が『認知を歪められている感覚』だったのに、「それは作者の願いだよ!」という犯人と動機の『妄想』では、『論理的解決』にまったくなっていない>ので、悶々とはしていた。
作り手側は演劇を魅せるプロだが、観客は演劇を観るプロだ。伊達や酔狂でやっているわけではない、こちとら真剣に観ている。
『認知を歪められている感覚』なんて中途半端なものは見過ごせない。
そこからずるずると私は沼に嵌まっていき、推理のためにガチで眠れない一週間を過ごすことになる。
そもそも、舞台「孤島の鬼―咲きにほふ花は炎のやうに―」の何がミステリーなのか。
それは、本作品が叙述トリックを駆使し、とある『真意』を隠しているということにある。
しかし私の目下の推理動機は、トリックを逆手に取った『簑浦も諸戸も幸せになれる最適解』にあった。どうしても二人を幸せにしたかった。
そのために以下のことを行った。
そしてひたすら二人が相思相愛ではないという可能性を潰し、相思相愛である可能性を見つけ出す作業。
二人の愛の一番の障害は、箕浦の白髪化=「箕浦は同性愛を『生理的』に受け付けられない」という点。
これが諸戸が箕浦の前にあらわれることがなくなった原因だと思う。彼がどんなに誠意を尽くそうとも、これだけはどうにも覆すことができない。
しかし、実は原作では白髪化したタイミング=直接的な原因が諸戸に襲われたことのみだとは明記されていない。
そして舞台でも、実はめちゃくちゃぼやかされている。
冒頭、語り部である『私』が自身の体験した恐怖について語ろうとする。その時にまるでトラウマが呼び起こされるかのように喉元を掻く仕草をする。
後半井戸の奥、深い完全なる暗闇の中、水位が増して死の恐怖に襲われた時。『私』佐藤箕浦も、諸戸と石田箕浦と同じマイムを行って移動し、水位が増しだすと喉を掻いて苦しみ悶絶する。
これは、白髪化するほどの『生理的』な恐怖が、諸戸に襲われる前から強烈にあったという解釈にできる。
では逆に、諸戸に襲われた後の恐怖はどうだろう。助八さんの救助が来て、生死の恐怖は去った。丈五郎の恐怖も去った。では諸戸に犯される恐怖はなくなるか? 普通に考えれば、自分を襲ってきた相手が側に居るなんて恐怖しかない。第三者が居るから安心だなんて暢気になれる訳がない。(学術的根拠を略していることは恥じています)
箕浦は、諸戸に襲われた時にあれほど恐慌したのに、襲ってきた相手が側に居てもケロっとし過ぎなのである。脱出できた時なんて笑いあっていたりする。
これらによって、「箕浦は同性愛を『生理的』に受け付けられない」ということを否定できる可能性が、十分にある。
『生理的』に受け付けられない訳じゃないのなら、箕浦の同性愛への拒絶はどこからくるのか。
諸戸が触れるままにさせ遊戯を楽しんでいたと言っているが、これってちょっとエッチではないですか? 私は『もてあそぶ』というよりも、遊廓でのお戯れみたいな印象の方が強かった。エロかった。
ましてや「あつい手だね」というセリフは、諸戸と佐藤箕浦の両方が同時に口にする。
これは原作では諸戸が言い、簑浦も『私も同時に、火のような相手の掌を感じた』とある。
あの夜、諸戸と箕浦は、本当は同じ気持ちであったのではないか。
しかし大人になった箕浦…いや『私』佐藤箕浦は、頻繁に同性愛を拒否する。
そして井戸の中、「今こそ、僕の願いを容れて、僕の愛を受けて」と請い願う諸戸を「あさましい!」とはね退ける『私』佐藤箕浦。
実はこのセリフ、原作には無い。そして学生時代のあの夜は諸戸の方が言っていたセリフなのだ。
「君は浅間しいと思うだろうね」と。
箕浦に『同性愛を持つ者は異人種』だと一番最初に植え付けたのは、他ならぬ諸戸であった。
そしてあの夜、「『私』は諸戸との関係はこれで終わったと思った」。
もし、もし諸戸が、自分で自分の気持ちを否定してしまわなければ、二人が結ばれていた可能性もあるのではないか?
あの夜の後、箕浦が大人になりSK商会に勤める場面から「過去の『私』」石田箕浦が登場する。
大人になった『私』佐藤箕浦は同性愛嫌悪の感情を見せるが、石田箕浦は同性愛を嫌悪していない。
諸戸が自分に恋していることを頭では理解しているが、そもそも同性愛をわかっていない。だから諸戸からの熱視線(性愛アピール)をまったく感知できないし、諸戸からの接触に応えること・握手を求められた手を握り返すことができる。
(スポットライトが当たらないところでの石田箕浦と諸戸は、まさしく「諸戸と簑浦は何か変だ」状態。熱視線を送ったり触れようとしたり羞恥の色を見せたりする諸戸に、石田箕浦はまったく気付かない。A.T.フィールド固すぎ)
原作の簑浦とはかなり印象が違うそう(私は一度推理完了するまで未読を貫く主義のため世論であるが)。
簑浦と箕浦、原作とは名前の漢字が異なるし別人か? いや、そうじゃない。無意味な改変は絶対に起こらない。「虚偽の事柄を事実として書くことはアンフェア」だからだ。印象が違うなら、『変えた理由』と『変えても原作の簑浦を成立できる理由』がある。
石田箕浦が登場する前。佐藤箕浦が諸戸との関係は終わったと思ったあの夜。諸戸が泣きながら請うた内容は以下だ。
「君は分っていてくれるだろうね。分ってさえいてくれればいいのだよ。それ以上望むのは僕の無理かもしれないのだから 。だが、どうか僕から逃げないでくれたまえ。僕の話し相手になってくれたまえ。そして僕の友情だけなりとも受け入れてくてたまえ。僕が独りで想っている。せめてもそれだけの自由を僕に許してくれないだろうか。ねえ、簑浦くん、せめてそれだけの……」
諸戸が願った内容、これまんま石田箕浦じゃん……
石田箕浦は諸戸を友人として深く信頼しているし、井戸の中でなんて一緒に死ぬことすら受け入れている。諸戸の願いを、字面通りに叶えている。
しかし周知の通り、諸戸が心の内で望んでいたのは、彼の『死にもの狂いの恋』を受け入れてもらうことだった。
諸戸は自身について怖れている描写が多々あった。それは自分の素性と性愛対象が『普通と違う』ことでもあったし、『父に命じられたから行っていたはずの不気味な研究にいつしか諸戸自身も不思議な魅力を感じはじめていた』ことも大きいと思う。
我と我身を醜いと卑下すればするほど、美しいものを強烈に求め、美しくあるべきだという観念に囚われる。
諸戸の心の内の葛藤が『手記の秀ちゃんと吉ちゃん』そのものに見えた。諸戸の望み(イド)と願い(超自我)は大きく解離している。
箕浦が写し取ってしまった『同性愛を持つ者は異人種』という価値観、『親友という姿』は、諸戸が持つ美意識の刷り込みだった。箕浦にとって諸戸は、本当に「美しい青年」だったのだ。
石田箕浦は本当にクセのない、まっすぐな好青年だった。諸戸の理想とする『普通』がそこにあるように見えた。そして原作の簑浦とは印象が異なる存在…
これはつまり、簑浦のイドと超自我のようなものが、『私』佐藤箕浦と石田箕浦に分かれて表現されているのではないか。一人の人間を二人で演じ、二つの存在(語り部の『私』と、簑浦のイド)を一人が演じているのではないか。
彼らの箕浦の分担は、紀州の孤島に着いてから大きく変動し反転してゆく。
井戸の中で諸戸に襲われ、完全に石田箕浦から佐藤箕浦に替わったのは、諸戸が望んだ存在が友人ではなく恋愛対象としての箕浦だったこと、そして諸戸の手によって「諸戸の理想とする『普通』」が壊されてしまったこと…『私』になった石田箕浦にも諸戸の姿は獣のようだと評されている。学生時代のあの夜に諸戸が否定をしてしまったこと、それの繰り返しだった。
そして秀ちゃんへの恋心を諸戸に恥ずかしいものと責められる場面。実はあれは原作だと簑浦のモノローグによる言い訳タイムとなっている。諸戸はそもそも丈五郎に捕まって、島に到着して以降会っていないというのだ。正確にセリフを覚えていないが、原作未読の私でも、最初に秀ちゃんから手紙を受け取ったシーンに諸戸が居ることに強い違和感を感じた(そして友人が原作では諸戸が居ないことを確認してくれた)。
よくよく考えれば変なのである。箕浦に恋慕を寄せる諸戸に責められる筋合いはない。初代に操を立てるなら諸戸の恋に応えることも恥ずべきことだし、諸戸に気を遣う必要だって本質的には無いのだ。(まるで『アイドルは恋愛しちゃいけない』理論だ。)
ではなぜ超自我のポジションである石田箕浦ではなく、諸戸が責め立てるのか。
箕浦の美意識は諸戸の影響を強く受けているから諸戸の姿をしていたとも捉えられるが、それ以上に、常識的な葛藤だという以上に、箕浦の心の中に諸戸を慕う側面も幾ばくかあったから、秀ちゃんに恋する自分と、諸戸を慕う自分で対立したことを表現していないか。
佐藤箕浦はもちろん初代にも秀ちゃんにも惹かれているが、彼が箕浦のイドのポジションであるならば、諸戸のことも結構好きだった。(イドでなく単なる『私』なのだとしても、諸戸を見つめる視線に愛憎のような熱が込もっていたし、)諸戸との会話に深山木が入ってきたとき「早くないですか!?」と驚くのは二人の箕浦で、石田箕浦一人だけが言うと単純に時間が早かっただけに聞こえるが、佐藤箕浦も合わせて言うことで「諸戸との会話に邪魔をされた(もっと諸戸と話したかった)」かのような邪推ができてしまう。
そして諸戸が握手のために差し出した手を『箕浦が握り返さなかった』時。諸戸は驚愕の表情で『私』を見る。見つける。実は、物語の始まりを告げる運命が廻りだすような音楽が流れて以降(犯人だと疑って諸戸の家を訪ねて以降)、諸戸が『私』を初めて見たのが、この『箕浦が握り返さなかった』時。
握り返さないのは、握り返すことに意味が生じてしまうから。石田箕浦は諸戸の恋をまったく感知しない。そんな石田箕浦が握り返さないわけがない(実際に、諸戸に見つかってしまった『私』が顔を背けた瞬間、石田箕浦は手を握り返す)。つまり学生時代のあの箕浦が、心の中にまだ居たということ。
諸戸にとってはそりゃあ嬉しいことだろう。彼はそれ以降箕浦に話しかける時、佐藤箕浦を見てから石田箕浦を見る。ここからどんどん、『箕浦』の行動を表現するのが佐藤箕浦へ移行してゆく。
一度は友人として、諸戸と共に死ぬことも受け入れた箕浦。
しかしその結末を自らの手で潰す諸戸。
逃げながら箕浦は吼える。「死んでたまるか!」と。箕浦は白髪化するほどの生死の恐怖を体験したばかりだ。
諸戸に襲われるも未遂に終わり、命が助かることに深く絶望する諸戸。
井戸を出た二人は笑いあう。諸戸は箕浦が白髪化するほど生理的に同性愛を受け付けないのだと認識したように、箕浦の白髪を見て泣いているように笑う。
そして箕浦の前に現れなくなった諸戸は、気持ちを遺して逝くことで最期にまた箕浦へ大きな傷を残す。
先述の通り、私の推理動機は叙述トリックを逆手に取った二人が相思相愛であったことの証明にある。
からくりが解ってみると、どうってことない・ただ上演されているものそのままに過ぎないのだけど、ここに辿り着くまで本当に一週間ひたすら睡眠時間を削って悩んだ。二回目に観劇した時などは、とにかく正確に推理するためにありのままを最前列からガン見してきたのに、どうあがいても悲恋という現実に心が折れそうになった。マジで。実は二回目に最前列で観測した時よりも、初見H列サイドから観劇した時の方がイイ線いってたよな(納得の仕方はブッ飛んでるけど)と思う。
で、共に推理していた友人が先に原作の叙述トリックに気付き、簑浦と諸戸のBLは成立しているという解を出してくれたので、二回目の絶望した記憶で観劇を終えるのもなんだし推理はやめて初見のつもりで観劇しようと思って向かったのが三回目の観劇。最後尾辺りの補助席。
しかし驚くほど新たな発見がまたどんどん出てきたうえ、深山木のセリフによって私は舞台も叙述トリックを使ったミステリーなのだと確信してしまう。
これは原作にもあるセリフらしいのだが、深山木がトリックについて思わせ振りなことを言うシーン。そのセリフが完全に『叙述トリックの説明』になっていたのだ。聞いた瞬間、震えが走った。
本作がミステリーであると気付けるように、最初から以下の違和感と解法が提示されていた。
さて。ここで疑問に思われることがあるだろう。なぜ叙述トリックを使用しているのか? 隠したいものは何なのか?
この件について私は非常に貴重な体験をする。
本作の大好評っぷりと、推理に明け暮れ神経衰弱している私を心配して、友人が本作を観劇してくれた。三回目観劇の日、偶然スケジュールが合って友人2人(友人Aと友人Bとする)と一緒に観ることができた。終演後、私はわくわくしながら二人に感想を求めた。
友人A「箕浦殴りたい……不快過ぎて体調悪くなってきた……」(※意訳)
当時、箕浦殴りたい勢は最大勢力に感じた。過激箕浦擁護派も0ではないが、大多数が箕浦(おそらく『私』のみ)に不快な感情を持っていた。冗談ではなくガチで友人Aが苦しそうにしており、私も初見後は物凄くモヤモヤしていて苦しみがよくわかるので、少しでも気が晴れないかと友人Aと対話することになる。
不快感を分解していく。
友人Aは非常に言いに難そうに、しかし押しかかる不快感から助かるため、意を決して打ち明けてくれる。
友人Aも不快の対象は『私』にあり、その根源を追ってゆくと友人自身が「『拒絶』されるのが本当に無理」だから、諸戸を拒絶しているのに側に居た『私』を悪だとした。
増田「拒絶することを『悪』だとするなら、今『拒絶を拒絶』している友人Aも悪だということになるでしょ? 友人Aは悪なの?」
結局友人Aには私の初見感想を読んでもらい、加えて私の心の闇()もひっかかった話をしたことで、とりあえず翌日出社できるレベルには不快感が晴れたと言ってもらえた。良かった。
さて、私は友人Aと対話して思った。「もしかして江戸川乱歩のやりたかったことってこれでは?」
感想を書いた方ならわかると思うのだが、感じたことや思ったことの根拠を話そうとすると、自身についての話、しかも心の闇()の部分を語らないとどうにも説明できなくなってしまう。
私も推理ログ含め大量に書き残したが、心の闇()を除いても、暗闇マジ怖い体験とか、無意識下の生理的拒絶は実在するよ体験とか(思えばこいつが二人の恋の一番の障害だった)、とにかくネガティブな体験談がバンバン出てくる。
共に推理し原作解読した友人も、舞台の感想を書こうとしたら闇にぶち当たって、書くのを控えようとしていた。( Permalink | 記事への反応(0) | 22:47
全面否定はしないのだが前提が間違ってる話が多いので一応ツッコミ。
子供の言うことなんて二転三転して実の親でも聞き出すのが難しいのに子供の証言だけで恐喝罪やら暴行罪で立件できたら世話ない。
冤罪の危険性も非常に高い。ただの喧嘩なのにいじめられたなどと言って仲の悪い子を陥れるのなんてよくある話。
子供の頃に学校で先生に嘘の告げ口をされて怒られた…とかよく聞く話である。子供は嘘つきで利己的である。
なので警察も当然非常に慎重。万が一警察の事情聴取の後に子供を傷つけて不登校になったりしたら完全に警察が加害者になるからだ。
やってないと言われて言い張られるとはっきり言って打つ手はない。
周囲の子供の証言も多数決の人気投票になりかねないので参考程度にしかならない。
閉鎖された学校で誰から見ても間違いない客観的な証拠が見つかるなら苦労はない。水掛け論である。
監視カメラがあったって普通の会話や遊びといじめを線引するのは至難の業だろう。
結果被害届を出しても実際に立件される可能性は限りなく低いと思ってほしい。
立件されなかった場合残るのはいじめっ子と見捨てられたいじめられっ子が残る閉鎖された空間である。
普通の指導に証拠は要らないが立件となると診断書ぐらいじゃ話にならない。プロの探偵を雇うぐらいは覚悟してほしい。
ここらへんは3月のライオンでも読んでほしい。
桐山や林田教諭やあかりさんが知恵や勇気が足りなくて通報しなかったのではないことが客観的な物語を通せば分かるのではないか。
警察を呼ぶ。それはつまり担任だけでなく学校全体、他の父母、そして結果的には他のクラスメイトどころか全校生徒も巻き込むことになる。
当然警察が聴取するのは親を通さなければならないので結果的に話は全校生徒と父兄に広がることになる。
半径数キロで暮らす子供にとっては学校とはほぼ世界のすべてである。
それなのに自分がトイレや校舎の影に隠れて密やかにいじめられていたことが世界中に露呈するのである。
実は自分もいじめられた経験があるのだが絶対に親に言わなかった。なぜなら絶対に大ごとにされるからだ。
もしあの時親が学校に怒鳴り込んでホームルームで話題にされたりしたら自分はそれこそ命を断ったかもしれない。
そもそも学校中に知られることよりいじめのほうがツラいのならいの一番に告げ口してるはずだ。
経験上ダメな父親は子供がいじめられてると知るとすぐに「じゃあ転校しよう」などと簡単に言う。それが子供を追い詰めてることも知らずに。
すぐに警察を呼ぼうと言うのはこういうよくいる育児に無関心で無責任な父親の対応と同じである。
ここまで書いておいてなんだが私は別に警察通報のすべてが悪いとは思わない。
ケースによっては通報すべき。ただ通報すべきケースというのは限られるというだけだ。
まず動かぬ証拠が必要である。最近多いLINEなどでのいじめ動画拡散なんかは完全にこのパターン。
証拠となる動画にいじめを表すコメント付きなのだから話は早い。
ただ被害者の親が手に入れられる可能性はたまたま他の父兄が見つけたとかクラスのグループLINEで回ってきたのを幼馴染の子が両親に見せてくれた…等かなりレアケースになるだろう。
こういう明らかな客観的証拠を手に入れられ自分の子供が限界だと思ったなら転校を覚悟するよう子供を説得し通報することも選択肢だろう。
ただいじめが認定されたとしても別にいじめっ子が死刑になるわけではないし、いじめの事実が広く知られて子供の自尊心を深く傷つけることに変わりはない。
もちろんこんな手もあるよ?ぐらいの選択肢の一つであればかまわないと思うが警察へ通報すれば解決!みたいな短絡的な声が多すぎる。
インターネットでいじめが発覚したら警察に即時通報しろ!と言ってる人はたぶんいじめられっ子ではなかったのだと思う。
あまりにいじめられっ子、要は被害者の気持ちと乖離してるからである。
もちろんいじめっ子は憎いし、なんとか罰を与えて矯正すべきである。
ただ罰するためには被害者がもっと傷ついても仕方ないと言わんばかりの声には黙ってろと言わざるをえない。
結論として言いたかったのは警察への通報をいじめに対する特効薬のように吹聴するのは止めてほしいと言うことである。
通報が有効なケースが稀にあることは否定しない。ただそれは千差万別、多種多様ないじめのごく一部だ。
いじめに特効薬などない。個別の事象にいちいち知恵を絞って考える他ないのだ。
ネット上に『いじめ』についての情報は山ほどあるが、そのどこにも100パーセントの解決方法は載っていない。
特効薬なんてない。
考えもなしに何にでも抗生物質使ってると効きもしない上に良い菌も殺して体調を崩し最後には耐性菌で自分も死ぬよって話と似ている。
めんどくさくても毎回考える必要があるのだ。
女のマネジャーに目をつけられ。『私はあなたの為を思ってやっているの!』ってのりでいびってくる。
おかげで精神的にやばくなり、昨日体調を崩し休んだ。
更年期になってしまい毎月3日ほど目眩頭痛腹痛冷えのぼせ耳鳴り下痢に悩まされ休んでしまう。
婦人科でホルモン治療、漢方、ピルなど多種多様に受けたが改善せずほんとに困っている。
毎月女のマネジャーに呼び出されてはネチネチいわれる。
暫く毎月呼び出されて対策していこうと言われたけど、余計プレッシャーで会社に行きたくなくなる。
休む前もわからなかったので手を上げて聞いたら『切り分けができてない』と言われ、履歴を書けば
『これじゃわからない』と言われた。
研修では深く掘り下げて教えないから、独り立ちして実際のケースに触れて質問して覚えていくのに、
萎縮して聞けない状態。
もうやめたほうがいいのか?
●結論:最近みる『夢女子』って単語は、『夢者』とはまた違った歩き方をしてて楽しいぞ。
●本文ここから
たぶん、夢小説を読まない人はこの『夢者』っていうのを知らないと思う。まぁ一部界隈で使ってるだけだから別に夢を好んで読む人も知らないかも。でもとりあえず知名度の話はいいや。関係ないし。
で、最近『○○の夢女子』っていうタグが流行ったよね。流行ったんだよ。○○にはいるのは特に女性キャラが多かったかな。私が見た限りではね。
で、『○○の夢女子』を見ていて思ったのはわりと『○○にこう振り回されたい(私が)』『○○にこう言われたい(私が)』っていう感覚があるなぁっていう。
別に「私が」「私が」って自分が無理矢理出張って来てるとかそういうことを言いたいんじゃなくて、何だろう、等身大のままで、キャラと触れ合ってる感じって言うのかな。
ちょっと美化したアバターなりなんなりを使っているけれど、基本は自分っていう感じ。
これね、すごく素敵だなぁって思ったんだよ。
◇
このブログの文章を読んでくれてる人がどれほど夢小説の歴史や内情を知っているかは知らないけれど(まぁ自分もよくは知らない方だとは思うんだけど)、
偏った自分の立場から一応説明しておくと夢小説はたくさんあって、いろんな人がいる。
『夢小説は自己投影がメイン、オリキャラ夢主は邪道!』っていう人がいたり、
全く逆に『自己投影なんて気持ち悪い。自分を入れてその妄想を形にして他人に読ませるの?は?』っていう人もいたりする。
それが自己投影かどうかオリキャラかどうかってのは、まぁ人によっては楽しさに関わってくるかもしれないけど、それ個人の問題じゃん。
『自分が楽しく読めないから、これは夢小説じゃない』なんてすっごい排他的!いやたぶんそうは言わないんだろうけど!
でも根本的な考えはそういうことなんじゃないかって思う。自分が歩んできた道じゃないから、自分の中にはなかったから、だから『本来の夢小説ではない』って言っちゃうんだろう。
今まで見なかったって言うのにウソはないと思う。きっと本当なんだと思う。
でも、自分が見てなかったからって、それ本当に無かったってどうして言えるんだろう。証明できる?
なかったことを証明するのかなって思うよ。
あと『無機物は邪道』『オリキャラは邪道』『男主は邪道』とかまぁたまに聴こえてくるけど、たとえば夢が二十年ぐらいの歴史のものだとして、十五年ぐらいそれらがあったとしよう(というかまぁ夢が発生してそれぐらいにはもうあったでしょ)。
それでも邪道なのかな。概念が存在してから半分以上存在していたものを邪道だって追いつめていく理由、ある?なくない?っていうか夢の本道って何なのさ。私は分からない。知らない。誰か知ってたらこれにTBして書いてくれ。
っていうか邪道があっちゃいけない理由って何?邪道で迷惑かけた?迷惑かけられたって思った事例があるなら、それはその人があなたに迷惑をかけただけで、別に『それ』が『あなたが好きな夢小説』を傷つけたわけじゃないよ。大丈夫。
まぁそんな感じで、『夢が好き、夢小説が好き、夢創作が好き』って想いがあってもその在り方は多種多様で、いろんな人間が『あれは夢』だの『あれは夢じゃない』だの言ってる世界なんだよ。
閑話休題。話を戻そう。
◇
すっげープリミティブで、でも(いやだからこそかな)わりといろんな人に受け入れられてて、あぁそう、こういう世界が良かったなって思った。
夢が嫌いな人がいてもいいし、夢が好きな人とわかりあえなくてもいいけど、こうやって『あぁそうそうそういうことされたいよね』って、オタク同士で笑いたかった。
(わりとね、一般人的には『ワンピースの誰それと結婚したい』って話は受け入れられやすいし話題にもされやすいんだけど、違うんだよー。もっと突っ込んで話したい。だからオタク界隈でも話したい。タブーみたいじゃなくて)
ただ、だからこそ『夢女子』と『夢者』は異なる概念なんだろうなーって。
ほんといきなり自分の話をして申し訳ないけれど、私はね、どうしたら私がしたい行動込みの物語で彼が振り向いてくれるだろうっていうだけを原動力にしたしぬほど自己投影の夢も書いたことあれば、こんな幼女を拾ってくれ!!!!ってめちゃくちゃ傍観者気取りで書いた夢もあれば、神さまのつもりで書いた夢もあれば、男になってこんな風にこいつらと笑いたかったって書いた夢もある。
人形をあやつる人間にもなれれば、原作CPをながめてもいられる。
その世界の取るに足らないふつうの人間にだってなれるし、獣にもなれる。
だから、『女子』っていう性別と、ある意味で『自分』という縛り?で独り歩きしてる『夢女子』っていう概念とは、私は相容れない。あくまで、私はね。
でも、『もしも私がこの物語の中に入れたなら』『もしもこの人の隣にいられたなら』っていうのを、嘲笑じゃなくて、『こういう創作もアリなんだ!』って思える人がいたら、増えたら、それはすごく素敵なことだし、そうあれる可能性がすごく高い概念だと感じてる。
自分が好きなことを他の人が既にしてて、間接的に肯定してくれるってめちゃくちゃ救われるんだ。私はそうだった。
だから逆に嘲笑をみたらとても悲しくなるし、一部の意見だったとしても、それが初めてみる他者の意見だったとしたら「これが世間の評価なのか」と苦しくなると思う。そんな思いはさせたくない。
だから、夢小説を黒い歴史のように扱われるのは嫌いだし、夢小説あるあるで笑いをとるのも嫌い。
夢小説に出会った時、私は「こんな世界があったのか」って感動した。
「私が考えてたことを、先人たちはもう名前まで変えられる形にしてたのか!」って嬉しかった。
だから、まぁこういうと夢女子もきっと夢創作の一部なんだと思う。
ただ『夢創作を好む人間』という性別も何も含まないフラットな呼び方の『夢者』とイコールの呼び方ではないし、そうはなってほしくないなって思うから、酒の力を借りてこんなエントリーを書いたよ。ねむい。終わる。