はてなキーワード: くるまとは
アニオタを脱して長いんだけど、最近のアニメを大人しく見てられない。
見てられない理由は色々あるんだけど、1話終わるまでに見るのやめてしまうのは声優理由が多い。
小説からマンガへの「見た目の解釈違い」がマンガからアニメの「声の解釈違い」「スピードの違い」で起こる。
あと演技の技巧が気になるのと、櫻井みたく演じるキャラ属性が固定化しちゃった声優の「どれ演じても櫻井」とかが気になって仕方ない。
演技下手くそ問題は本当に辛くて、それだけで原作レイプされた気になる。今はどうか知らないけれどWJ系マンガのアニメ化は声優が本当に酷くて、アニメ化の話を見る度にガッカリした。
で、その流れでハウルの城が見られない。千と千尋も耳障りなんだけど、ハクが出てくるまでに物語に引き込まれるので面白さ優先で耐える感じ。
声優でない人を声優させる取り組みは脱アニオタしてても目に付いて、客寄せパンダで金取れるから仕方ねーよなと思いつつ、見ない(金を落とさない)ということが続いた。
衝撃的だった。
これなら日本語喋るのが下手でも気にならない!!外国人だから!!納得!!!!
そして今年、スーパーマリオブラザーズ。
吹き替え声優に「こいつがいたら絶対見ない」と固く決意している声優の名前があったので、字幕で見ることを決めた。
最高だった。
声の演技にイライラするような脳のリソースが全部ほかに振り分けられた。分からないからこそノーストレスで楽しめた。マンマミーア!
そうだ、これで私はついにハウルの城を見ることができるのではないか。
外国版ハウルの城を日本語字幕で見たら、やっとジブリ映画としてハウルの城を楽しめるのではないか。
……まぁ恋愛ものらしいので、見ても「ゔ」ってなるかもだけど。
これ作った。
YouTubeベストコメントTOP 5 [2023.05.11] #shorts
https://www.youtube.com/shorts/p1MTCvbwwdE
デイリーでYoutubeのおもしろコメントをランキング形式で紹介する動画。
インプットとなるデータはこないだ作ったYouTubeのコメントを収集してランキング形式で表示するサイトから引っ張ってきてる。
その際の日記:ChatGPT使ってずっと作ってみたかったWebサイト作った
動画つくるところは全部pythonで書いてて、そいつにランキングの順位の数字を5つ入力するとそれをもとに動画を作ってくれる仕組み。
こないだ作ったサイトがあんまり望んだ結果にならなかったため、もう少し面白いもの作れないか考えた。
サイトに表示されるコメントのうち秀逸なコメントを主観でピックアップしてまとめたらそこそこ面白くなるのではないかと考えた。
人が集まる場所でそのまとめを公開しようと思い動画化してyoutubeにアップロードすることにした。
ChatGPTに以下を教えてもらった
Niji journeyに以下を作ってもらった
ChatGPTは相変わらず自分が全然知らない領域の案内役として重宝した。最初にやりたいことの実現手段をいくつか提示してもらって、次に自分が決めた実現手段の骨格となるサンプルコードを提示してもらってそれを動かし、コードを自分で肉付けしつつエラーが出たらデバッグも手伝ってもらうという使い方をした。たまに間違ったことを言ってくるのでそのときにググったり公式リファレンスを見たりした。でも最初からググって調べるよりサクサクと事が運ぶし、なによりChatGPTに「こんなん作りたいんだけど?」と聞くとスッと正解に近いものを提示してくれるので最初の動き出しの心理的障壁がだいぶ減ってありがたかった。
AIイラスト生成サービスとしてNiji journeyは今回初めて使ってみたけど人物、動物、背景、小物の秀逸なイラストが出力できるので使い道がかなり幅広いと思った。今回スマホを持ったかわいい女の子の画像をたくさんかつ似た絵柄で欲しかったので以下の戦略で画像出力した。
これで似た絵柄でかついい感じにバリエーションの異なる画像が得られた。
朝出かけて夜帰ってくると、
豆苗がぐーんと育ってるので、
その育ちっぷりが良くなっているのに連動して食べっぷりも良いかと言われると
まだまだそうではないみたいなので、
一度日なたに当てたら良いと思うんだけど、
結局屋外に置きっぱなしになっちゃうのよね。
そんでも健気に成長していて黄緑の葉っぱがまたで始めてきているわ。
でもさ、
これどこまで伸びたら食べ時なのかそう思ったらいつが食べ頃?って思うわ。
でもなんか1回目のボリュームとまでは行かないのかも知れないわね。
日なたで育てたらまた育ちっぷりも良くなるのかも知れないけど。
あれさ、
人参とかも切ってヘタの部分を水につけておけばなんか葉っぱが出てくるけど、
あれは人参として収穫出来ない緑を楽しむ物だけの人参になってしまうから、
でもひょっとすると人参のその芽吹いた葉っぱも美味しいのかも知れないけど、
そんなにボリュームのある葉っぱになるとは到底思えない豆苗クラスのボリュームには敵わないのかな?って思うわ。
なんか人間ってこうやって何かこのようなフィジカルなものを育てるって潜在的に好きなのかも知れないわね。
よく分からないけど。
まあいつ食べ頃になるか分かんないけど、
おはようからおやすみまで見守り続けるライオンの用にそんな気持ちよね。
うふふ。
ツナってる朝よ。
それと水筒に詰めて持って行くホッツ緑茶ウォーラーもちゃんと続けているわ。
いつまでホッツが行けるか暑くなるけど、
これも挑戦よね。
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
所謂超ヘタレ底辺絵描き。「ペン持って自分で描くこと自体が楽しいので…」とかそんなことを思っているので画像生成AIブームはスルーし続けていたのだが、ここまでブームになり、かつ物凄い議論が日夜繰り広げられているのを全く知らないでいるのも如何なものかと思って、先日ローカル環境にStable Diffusionを導入した。
実際に使ってみて色々と思ったので、まだ全く使いこなせていないし完全に今更だが現時点での感想を書き残しておく。
まず結構パソコンのスペックを喰うということ。自分の場合持て余し気味だったゲーミングPCの有効利用にもなるかなというぐらいのノリで導入したのだが、2,3年前にPC屋の店員さんと色々相談してかなり盛ってもらったPCでも、導入には時間がかかった。
また、軽量化の措置を取っても、画像一つ出てくるまでにPCの箱の中身が結構な音を立てるので、寿命を消費しているなあとリアルに感じ取れる。買って数年経った以上ゲーミングPCだからとあぐらをかいてはいけない……。
だが、その導入を乗り越えていざ絵を作ってもらうと、本当に「それっぽい絵がちょっとした呪文でどんどん出てくる」のだ。右も左もわからないままとりあえず可愛い女の子作るか~と適当に打ち込んだ英文で、本当にそれなりに可愛い女の子のイラストが出てきたのには結構感動した。
どっかのソシャゲで見たような小道具や服を着てはいるが、あくまでも「見たような」範囲に留まっているし、「見たような」ものを寄せ集めて出来上がった画面の中の女の子は、今文字通りのこのPCの画面内にしか存在しないキャラクターなのだと思うと、それはそれで謎の感動が湧いてくる。指が溶けてるとか足の向きが何かおかしいとかいった違和感は、正直この感動の前にはささいなものだった。
何度かボタンをぽちぽちして気に入ったキャラクターが出てきたら、そのイラストの「seed値(イラストに発行されるidみたいなものと私は理解した)」とイラストを作るときに使った呪文をメモにとっておく。
seed値を指定して、呪文も重要な部分はコピペして、あとは新しいシチュエーションを付け加えたり何なりすると、全く同じキャラクターとは言わないが、保存したseed値のキャラクターの面影をそこそこ引き継いだまま、様々なシチュエーションの絵を出力することができる。
この作業をしているとき、好みのモデルに注文をつけてあれこれ写真を撮ってるような気持ちになった。
このあたりはAIにキャラクターイラストを学習させるなど本気で取り組めばもっともっと精度を上げることが出来るようになるのかもしれない。多分結構頭の悪いことをやっているんだろうな~とは思っている。
総じて、「イラストを描いている」という実感は薄い。というか皆無だ。
「イラストを描いてくれる人をPC内にお迎えして、その人に注文をつけてあれこれやってもらう」「気に入ったキャラクターにモデルになってもらって、設定したシチュエーションで指示を出して色々衣装を替えてもらったりポーズをとってもらう」みたいな感覚である。
何をいまさら、といった感じだが、実際に操作してみるまで実感として理解することが出来なかった。学習元のモデルにもよるのだろうが、出てくるイラストは引用元がなんとなく察せられる程度にはどっかで見たようなものだし、これを「自分の作品」として世に出そうという気は全く湧かなかった。
イラストを描く趣味とはそもそもジャンルが違うというか、これによって「イラストを描いて、上達して、発表して、交流する」ことへのモチベに悪い影響が出たかと聞かれたら、正直それは関係ないなと自分は思った。何故なら出てくる絵は(自分の絵を下書きにする拡張機能も導入してみたが)やはり自分の絵とはかけ離れて「上手すぎる」ものであり、結局今の自分の絵を上達させるには、自分で描いていくしかないと逆に強く実感させられた気すらあるからだ。
だが、「綺麗な絵を自分のために使う」という点で考えると、とにかく物凄い便利である。
例えばスマホの壁紙とか、TRPGの自キャラの立ち絵とか、SNSのアイコン(これはもしかするとアウトかもしれない)とか、あるいはオカズのエロネタであるとか、とりあえず何らかのキャラクターを自分のために手元で作っておきたいとなった時、呪文を打ち込めばAIにそれっぽいものを用意してもらえるのは本当にお手軽だ。
好みのイラストを描いてくれる絵師を探して、窓口を通して依頼して、お金を払って、みたいなことをしなくてよくなる。勿論「この絵師さんの作品でなければ駄目だ」という好みの問題はあるが、「そこまで拘らなくても最大公約数的な可愛さがあればいいかな…」ぐらいのレベルだったら、目の前のPCに呪文を打てばいい。
カード絵が綺麗なだけのソシャゲ(と言ってもそういったソシャゲ自体メジャーどころではあんまりない気がするが)にはもうお金つぎ込めないな……と正直思ってしまった。ぶっちゃけいくらでも作り放題だからだ。
導入して数日なのでまあこんなもんという感じだが、とにかくこの分野の進歩は凄まじいので、イラストの趣味とは別として新しい技術として追いかけていかなければならないな~と。
いつか出力したAIイラストのキャラクターを自分の絵柄でリファインとかやってみたいものだが、そこに至るまではまだまだ自分の腕が足りない。
まずは溶けてしまったAI絵の女の子の指をちゃんと治してあげるところから始めた方が良いのかもしれない。
どうしたらいいんだろう。
四月末に妹が包丁で脅されて警察に通報して今は勾留されている。
すでに二回目の勾留を受けているみたいだけど担当の人が外に出ているらしく詳しくはわからない。
父は昔から癇癪を起こしたりするタイプで、今は妹が父と一緒に暮らしている。
外に出て怪我をして座っているところを警察に通報されて引き受けに行ったこともある。
脳梗塞があったみたいで半身が動かしにくいのとうまく喋れない、文字が書きづらいとかが出てる。
病院でバイパス手術したほうが良いとは言われていて検討しているところだった。
一回目の勾留の時に母から話は聞いていたから二回目の勾留のタイミングで連絡してもらえると思っていたんだけど特に連絡がない。
返事もない。
検察の判断で精神鑑定を受けてこの後、病院に行くとしたらどうなるのかとかよくわからないままで困った。
夕方に母親から連絡があったけど状況に変わりなし・即病院は無理そうとのこと。
恐らく延長されて勾留はされてるんだろうけど病院はすぐには無理で様子見とか言ってるけど大丈夫かいな…。
警察署の担当警察官から電話かかって来てないので、担当警察官から母親に連絡が行って自分に連絡する様に言ったのだろう。
その点を確認するために連絡したけど返事来るんかな…。
精神的にちょっと度を越して激昂するので近々病院に連れて行って薬出してもらおうと思ってたんだ。
でも本人が病識を持ってくれるか、服用をしてくれるかがわからなくて、妹も学生で忙しくて服用したか確認してもらえるかわからないんだよね。
あとは妹と母親がどういう供述したかとかの情報がなくて刑罰がどうなるかわからないのも不安。
ないかな?とは思ってるけど、もし実刑ついたら家族の仕事や将来に関わらないかな?って危惧はしているんだけど妹がそこまで考えて動いているかわかんないんだよね…。
自分は供述とか調査にはノータッチだしどうしようもないんだけど。
福祉課に連絡してみます。地域福祉包括支援センターは以前にあまりに失礼な物言いされたのでちょっと相談したくないかな。
ワクチンの時に連れて行った病院にも連絡取ってみて病院の手配が取れないかとか確認してみようかなと思う。
妹は若いし学生なので難しいかなー。母が主体で動いて周りは補助か、自分が調べて母と一緒に動くかになりそう。
勾留が伸びたの確定すれば出てくるまで1週間くらい猶予あるので早めに決断して行ったほうがいいかもしれないね。
返事なくて動けないなら警察突っつけば母親から連絡来ると思うしそれでもいいか。
母親から自分に連絡来たのが一度目の勾留入って数日経ってて、大事な事なんだしすぐ相談してよ!って強く言ってしまったので
そのせいでもうあなたはいい!自分でやる!ってなってると思うんだよねー。
勾留期限終わるまでに家の用事片付けて通いでしばらく様子を見るとか言ってるのでとても処理できているとは思えないんだけど…。
うちの両親は65歳から
きっと自分は75歳だろうが、さらに暮らしていけるだけの額はない
だったら10年って決めて、60歳からなら自由に受け取れることにして、そこから先は自分の力で生きていくように
したほうが未来を生きる人間を犠牲にしないでもいいし、健全だと思う
自分だったら60歳から10年受け取り、そこから先は貯金で生活、貯金であと何年生活できるかわかるから、終活もできる
もー超ウケるんだけど。
聞いてくれる?
GPT-4ちゃんの超絶賢い素早い翻訳でお客さんとのやり取りが滑らかに捗りまくりまくりすてぃーで、
私のビジネスが加速するのはいいんだけどPayPalが止まるという笑っちゃうでしょ?
ウケるわ。
と言うのもあんまり年に何回か以下のPayPalでの入金がないから
ここのところ立て続けに問い合わせなど多くってその分のお支払いの入金も立て続けにあるわけね。
いまそう言うお金の管理のサービスってちょっと変な動きがあると警告が来るじゃない。
最近急激に受取金額が通常と比べて著しく増加しているのでって理由で警告が出たの。
まあ実際に真っ当なやり取りでの受け取りだからそれは内容問題ないんだけどさ。
21日間そこから日本円に移せない保留期間になっちゃったってだけの話しなんだけどね。
もう笑うわー
それなんて言う「風が吹けば桶屋が儲かる」バタフライエフェクト方式か!つって
加速したら止まるってジワるわー。
なのでもう1回言うね!
GPT-4ちゃんでビジネスが加速したらPayPalが止まる!
あーウケるわ。
抱腹絶倒とはこのことね。
まあ実際そこまではないけど気持ちはそんな感じかしら。
でもさ、
まあここでも256回ぐらい同じことを何回も言ってるけど
よく言うニュースでやってるなんか難しいプログラムがどうのこうの難しい分析がどうのこうのって
そんな凝ったテクニカルなことをやっているわけではなく
ただただGPT-4ちゃんとお話ししながら翻訳してもらってるつーだけの話しなのよ。
大まかな内容を私が箇条書きで書いて、
むしろ私が書き忘れたことや言い忘れたことの細かいことを付け加えてやり直してもらうことが多いので、
もはや英語に限らずなのがまったくもって私もそれが本当に正しいのか分からないけど、
これあってんの?って直接GPT-4ちゃんにたずねるとそれもちゃんと答えてくれるから
対話型もなにも自分が思ったことを書いて渡せばいいだけの使い方なのよ。
「さっきのにこの内容の旨付け加えてもう一回お願い!」とかで言う指示の仕方でフレンドリーだし、
多少こっちがタイプミスだったり誤変換だったりゴホンと言えば龍角散だったりしても
そこも推測して踏まえて何事もなかったかのように、
本意を理解してくれてるみたいなのよね。
でさ、
私が素でタイプミスしたところをワザとゴメン意味これ分かった?ってGPT-4ちゃんに訊くと、
文章の前後文脈でおおよその理解は出来るから大丈夫でーす!だって!
人でもいるじゃない、
もー一字一句間違えたら鬼の首取ったどーってそれなんて黄金伝説?って言うぐらいな尾根ギアしますな人いるじゃない。
同じ事繰り返しお願いしても嫌な顔しないし。
同じ事繰り返しお願いしても喜んでくれるのはGPT-4ちゃんと居酒屋で生ビール頼む時よね!「喜んで~!」みたいなの。
なーんで持ってんの?
なーんで持ってんの?
飲み足りないから持ってるの!
飲~んで飲~んで飲~んで!
飲~んで飲~んで飲~んで!
ってもう大学のうちのサークルは歓迎会とかでコールとかないから!って言いそうなぐらいよ。
まあそんなこんなで
GPT-4ちゃんでビジネスが加速したらPayPalが止まったってお話でした。
今日も締めは機関車トーマスのお話の終わりのような感じで締めくくるわ。
うふふ。
朝だんだん早くなってきて目覚めるんだけど、
今日はなんか肌寒くて目が覚めた感じの起床30分前で、
でもさなんでモーフって毛布って変換出来ないのかしら?変なの!
一瞬また忘れて思い出してやろうとしていたルイボスティーウォーラーも
これからの時期また復活させたいところだわ。
困るわよね。
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
拡声器業者には、なんずなど色々あるが、なんずはほとんど使い物にならない。なんずは昔からある拡声器販売業だが、その拡声器の躯体は一般に重く、持ち運びができない。
また、Mymeavelousは、最近、amazonで人気だが、その記載には、15W、50Wなど、支離滅裂な記載があり、拡声機能は使えない。更に、Meavelousだけではないが、
この業界は、拡声器を誤って落とすと、USB部が陥没して壊れるように意図的に作っておりくだらない。Meavelousの拡声器を一個買って使っていたが、落としたときにUSB部が
陥没して使えなくなった。新しい商品を注文しても、一週間後にしか届かない。また、Mymeavelousがこのように破損したときに、買主が、自分でネジを開けて自分で修理することは
ほとんど不可能であり、また、修理を依頼する先も、インターネット上にはほとんど紹介されていない。確かに、購入から30日以上経っている場合には、新しいものがくるまで我慢しろ
①発信する前に何度も読み返す
出来れば声に出して読むか、頭の中で人に読み聞かせるようにする。誤字脱字や「日本語としておかしい」と感じる言い回しに気づくことができる。この後に挙げる項目の助けにもなる。
単純な例えとしては
無駄に難しくする必要はまったくない。わざわざ「出来る」とか「全く」とかひらがなでも通じるものを漢字にするのも私は好きではない。
③読点(、)は声に出して息継ぎをする場所に入れる
最初の数文字で読点を打つこと(最近、〜)や読点を大量に使うことはやめたほうがいい。
例えば今の文(最初の数文字で〜)は一呼吸で言い切ることができるから読点はいらない(並列の「や」の後に入れてもいいけど)。
④無駄に改行しない
これも読点と同じく多用しないほうがむしろ読みやすい。特にこの文章のように
文章の途中で唐突に改行するのは絶対にNG。必ず句点(。)で一文を終わらせてから改行するようにしよう。
⑤同じ文末を繰り返すのは避ける
「〜だ。」「〜だ。」「〜だ。」のような文章は幼稚に見える。自分の書いた文章を読み返して、同じ文末が繰り返されていたらそれを変えるクセをつけるとよい。ただし敬体(です・ます調)の場合は気にしなくても可。
⑥変な記号やカッコを使わない
基本は、。( )「」のみ。
作品名は『』、強調したい語句は「」の代わりに" "を使ってもよい。
理系の論文でもないのにカンマやピリオドを使うのは読みにくいだけで読者に失礼。
⑦レイアウトを整える
箇条書きのスタイル、段落の間の行間、敬体or常体などを統一する。かつできるだけシンプルにする。
⑧いちおう自己紹介
文章を書いたり添削する仕事はしていない。本は一切読まない。好きな食べ物はケンタッキーのレッドホットチキンとくるまやラーメンのチャーシューメン(醤油)。
まず最初に言っておくが、ここに書いたことは全て私の偏見なので全部間違いだし信じないでください。
結構な悪口も書いてるので推しCPの同人がこの世にあるだけありがたいだろごちゃごちゃ言うなよのスタンスの人は今すぐブラウザ閉じた方がいいです。
チラシの裏です。こんなところ見ないでください。文句も意見も言わないでください。
本題に入るんですけど、同人活動をしてる人、ほとんどの人がTwitter使ってると思う。でもその使い方というか、ツイートの仕方って同じジャンルや同じCPを推してても結構違ったりする。
それは世代の違いだったり環境の違いだったりするけれど、いろんな人のツイートを見てるうちになんとなく作風とTwitterの使い方って連動してるな…と思うことが多い。
例えばTwitterで自分語りor自分の作品語りが多い人。フォロワー数に関わらずフォロー数は少なめの方。
とてもよく練習されたんだろうな〜と思うような綺麗な絵だったり文体だったりする人が多い。そしてストーリーはオリジナル要素の多い長編を書かれている。この期間でこの長さを…!?正気か…!?と驚くほど厚い本をしばしば出される。
しかしながら、キャラ解釈は原作寄りというよりはもっと美化されていたりシリアス寄りになっていたりすることがままある。ストーリーもちゃんと筋の通ったものだけれど、緩急が小さかったりキャラの感情が始終穏やかでなんとなく物足りないかな…と感じることも多い。でも本当に構成はちゃんとしていて「正しい」ストーリーだなと感じる。
ツイート多めでネットミーム沢山使う人。ツイートの8割くらいずっとTwitterで流行ったネットミーム構文使ってツイートしてる。〜なんだよな。とかフォロワー!とかよく使われる方。フォロー数結構ある。
大抵長年同人活動されており、18禁全年齢問わずあーわかるわかるみんなこういうの好き、という話を作るのが上手い。情緒重視。王道のポイントをしっかり把握されてるのかも。商業に行かれてる方も多い気がする。絵や文体も上手いというか、流行りの絵柄or文体という感じ。
情緒重視なのでキャラの感情の書き方は上手いなと感じるところも多々あるのだが、ストーリーは比較的ライトな話の方が得意なように思う。日常とかエッチな話とか。特に両片思いが成就するやつとか勘違いで嫉妬するやつとか。短編中編長編なんでも上手いけど。
世界観や設定を作り込んでるけど多分出力が間に合わなかったんだろうな…と思う本ややシリアスだけど胸にギュッとくるまではいかないかな…と思うような本も多いので…。
推しのエッチな同人しか作らない。上手い下手に関わらず、性癖に突き刺さるようなドスケベな同人を書く。多分四六時中推しのエッチを考えてる。
そもそもあまり呟かない人。作品や無言で写真を上げる。プライベートの話はほぼせずにジャンルの話とか推しCPのツイートをする。多分別垢だし結構な確率で壁打ち。匿名感想ツールはある。
いわゆる流行りの絵柄や文体ではない。けれどとてもいいな上手いなと感じるような書き方をされる。キャラ解釈が原作寄りだなと感じる。ギュッとなるシリアスも非常に上手く書かれる。ゆるいギャグも。
糖分はあまりない。推しCPがそんなにイチャイチャしてない。私はそういう作品がとても好きだけど、推しCP二次創作に求めてるのはもうちょっと違うやつなんだよな…と感じる人が絶対にいる程度にはイチャイチャしない。
たまによくアカウントを消す。
絵文字をよく使う人。言い方が難しいが、そのまま職場のライン返信に使えるようなツイートの仕方をする方。友達とのご飯の写真やプライベートの楽しかったこともよくツイートされている。
ゴリゴリの同人活動オタクというより、インターネットお絵描きマン!文字書きマン!という方が比較的多いように感じる。エッチなのも書く。鬱はあまり書かない。比較的ほのぼのハッピーか、心にじんわりするような話が多い。あんまガッツリシリアスは作らないか途中の一部分だけ抜かれたところしか書かない。
短編や一枚絵や4枚くらいまでに収まる漫画等は書くけれど、長編はあまり書かれないように思う。同人誌も気が向いたら参加する程度で、命懸けな人は少なめかも。
絵文字あんま使話ない人。ネットミーム構文も使うし二番目に上げた方と通じるところもあるけどそれよりツイート頻度が少なく、全体的になんとなくローテンションのツイートが多いな…と感じる人。
原作の解釈というより深掘りをすごくされているなと感じる。CP要素も全然ある。短編中編で胸がギュッとするような話が非常に上手い。とてもよくまとまった話をほどほどの厚さの本にされることが多い。大スペクタクル長編は書かれない。
話の上手さ的に商業でもやっていけるのでは…とも思うけど、多分絵柄や文体が出版社好みの部類ではない+ご本人はあくまで趣味のつもりなのでデビューする気がないのコンボで同人活動オンリーの人がほとんどだった。あと長年同じジャンルにいると徐々にキャラ解釈にクセが滲んでくる気もする。原作でそのキャラはそんなこと言わないかもしれないけどワンチャン言うかもしれないし二次創作なら言ってもおかしくはないかな…のラインのストーリーに都合のいい台詞をよく言わせる。
冒頭にも書いたけどこれは全部偏見だし全然正しくないし本当にそうじゃないと思う。チラシの裏です。
この傾向にあてはまったかと言ってだから?という感じではあるが、やっぱりフォローしてる人々を見るとなんとなく作風とTwitterの使い方が似通ってる気がするんだよな。気のせいです。
2016年5月8日の昼ごろ、我が家の裏手にスズメのヒナが2羽落ちてきた。隣の家の軒下にでも営巣してたんだろう。
うち1羽は成熟しており「巣立ち」の最中なのか余裕があって、しばらくすると自力で飛び立っていったが、もう1羽はまだ羽も生えそろっておらず、飛行もジャンプもできない様子。ういのキッチン横の室外機の下に自主的に避難し、縮こまって親を呼んでいた。ネットで軽く調べてみると、スズメのヒナは巣から落ちるのが普通で、落ちたら落ちたで、その落ちた先で親は育児を続けるらしい。まわりを探してみると、両親と思われるスズメがとなりの家の屋根の上から見下ろしており、ヒナとさかんに鳴き交わしていたので、そこに退避したことには気づいているらしい。きっとその場で育児を続けるだろうと思い放置。ちなみに巣立ちヒナのほうは気づいたらいなくなっていた。飛べるので、もう親離れしたのか、あるいは両親が別の場所で世話し始めたのか。
夕方が過ぎ、そして夜になるが、両親はヒナから離れていってしまった。人間を警戒して、室外機の下に入り込めなかったのだろうか。小さな箱に布を詰めて、その中にヒナを移動させ、上から視える位置に移動させるが、結局ダメ。落下してから8時間くらいが経ち、エサも貰えず、気温の低下で体温も下がり、ヒナはどんどん弱っていった。
母は助けてやりたいと言うが、私はこれが野生の摂理だから仕方ないよ、と首を振った。夕食後、ひとりでヒナを見に行ったが、死んでたら埋めてやろうくらいにしか思っていなかった。
ヒナは箱のなかで横倒しになり、目を閉じ、脚をぴくぴくと痙攣させていた。もうだめだ、あと数分で死ぬな、と思ったそのとき、ヒナが私の気配を察して口を開けた。なにか食わせてくれ、という風だった。私はショックを受けた。「助けて」と懇願された気がした。
今考えたら「じゃあ気取ってないで最初から助けろ」と思うのだが、その瞬間、私の心に「守ってやらなきゃ」という炎が燃え上がった。ほぼ衝動的に、ヒナを抱えて家の中に入り、玄関に避難。まず40度ほどのぬるいお湯を注射器で与えてみた。誰かが自分を助けようとしていることに気づいたのか、声が出ないほど衰弱しきっているのに「ピイ」と鳴いてくちばしを開く姿に涙が出た。ぬるいお湯を与えたあと、足温器をタンスから引っ張り出してきて電源をつけ、その中にヒナを突っ込んだ。たまに水を舐めさせ、足温器で暖めながらじっと見守っていると、30分ほどして突然目を開き、大音量で鳴き始めた。体温が上がったこと、水を飲んだことで体力が戻ったらしい。その後、私は夜通しヒナに寄り添い、砂糖水を飲ませたり、きな粉を混ぜた卵の黄身(なんかググったら出てきた)などを与えて、なんとか夜を越させた。相手が人間だと分かっているようだが、平気でエサをねだってくるし、注射器相手にもくちばしを開いてくれた。
9日、日の出とともに親鳥と思われる2羽がウチのまわりを飛んでいた。目の細かい籠に足温器ごとヒナを入れ、昨日ヒナが落ちていたあたりに置いてみると、2羽はヒナの声を頼りに右往左往し始め、やがてヒナの位置を確認したのか、虫らしきものを咥えて飛んで来るようになった。給餌をしてくれているらしい。昼ごろ、何かあった時のために、スズメ用のエサの市販品と、鳥類に給餌するための道具を買ってきた。やっと一安心といったところだが、午後から雨が降り始めた。ヒナや足温器が濡れるといけないのでダンボールで覆う。ところが、雨のせいか、あるいはダンボールのせいか、親鳥は給餌をやめ、立ち去ってしまい、結局夕方以降、ヒナはエサを貰えなかったようだった。
足温器に入っているとはいえ、外は寒いので、中に入れてやることにした。結局この日の夜も、私は夜通しヒナを見守ることになった。ただ、ヒナは本能的に夜は眠るので、特に何もしないで寝かせてやればいいらしいのだが、ネットの情報に惑わされて、ヒナを叩き起こしてエサ(買ってきた擂餌)を無理やり食わせたりしていた。このとき、ヒナは既に人間への警戒心を思い出しており、私たちからエサを差し出されても、お腹は減っているだろうにあまり食べてくれなかった。差し出される注射器から後ずさって逃げて、イヤイヤと首をふるのがとてもカワイイ。
当時、私は就職活動中で、この日の夕方に今働いている会社から内定をもらったのだが、スズメのことで頭がいっぱいで全然喜ぶどころじゃなかった。
10日、天気はくもり。夜明け前にヒナが腹減ったと主張し始めたので、擂餌と砂糖水をちょっとだけやり、そのあと外に出した。日の出と同時に親鳥が飛んできたが、ヒナはさっきので腹が膨れたのか、あるいは寝ぼけてるのか、親の呼びかけに返事をしない。少し焦ったが、しばらくするとちゃんとエサをねだり始め、両親の給餌が始まった。片親が屋根の上で周囲を見張り、もう片方がエサを取ってきて与える、という役割分担が美しい。
朝10時頃にハプニングがあった。近所の野良ネコがヒナを見つけたのだ。母が気づいて、外に出て追い払った。その野良ネコはよく見かける子で、すごく人懐っこく、近所の夫婦に世話を焼かれているので野鳥なんぞ食わんだろうが、ちょっと怖い。ヒナに対して敵意はなく、単に箱を覗き込んでいただけだったようだが(追い払ってごめんね)、とにかく地上にヒナを置くのは、野良猫から守れず危ないという結論になった。
そして、ヒナの引っ越しを決行。親鳥が見守る中、箱ごと持ち上げて2階のベランダへ。ベランダの壁際の室外機の上に乗せた。ここならヒサシがあって雨も防げて、ネコも来れないし完璧じゃん!と思ったが、引っ越しが済んだ昼から夕方まで、親鳥は遠くからヒナを見つめるだけだった。さすがに窓際は人間が怖く、近寄れなかったようだ。日の入り前、片親がギーギーと大声で威嚇音を鳴らして人間を牽制し、もう片方の親がエサを持ってヒナに近寄ろうとにじりよっていたが、やっぱり無理、怖い!という感じで諦めてしまう。そういうわけで、室外機の上よりもっとベランダの外側にアウトドア用の机を置き、その上にヒナを移動させたが、両親はそれを見届けたかどうか分からないうちに姿を消してしまった。とても残念だった。暗くなったのでヒナを私の部屋の中へ移動させ、一晩静かに寝かせた。
置き場は本当にベランダでもいいのか?親鳥は明日ヒナを見つけてくれるか?明日の天気はけっこう酷いけど大丈夫だろうか……など色々と心配事が重なってとても辛かった。私と同じ部屋で眠るヒナは、不安になるほど静かに眠っていた。
11日、天気は一日中雨という予報だったが運良く外れ、朝のみの降雨となった。しかし低気圧のアレで風が強く、人間でも怯えるような突風が朝から晩まで吹き続けた。こんな天気だとヒナは外に出しづらいし、親鳥も来てくれないんじゃないかと心配したが、親鳥は変わらず日の出と共にやってきた。風に煽られ、雨に濡れてもお構いなし。
さてヒナだが、足温器ごと外に出すと突風で吹っ飛ばされそうで、傘とかダンボールとか、いろいろ策を考えたが、レインコートをキツめに足温器に巻いて、ガムテープを駆使して机に固定してみた。親鳥がレインコートに怯えて近寄ってこないのでは……と心配だったが、あっという間に親鳥は欄干まで近寄ってきた。しかし「ヒナの声は聞こえるが、ヒナがどこにいるか分からない」というふうに右往左往するので、少し場所をズラしてわかりやすい位置に。私の部屋の窓からよく見える位置だが………? 少し経つと、どちらかともなくヒナを見つけ、暴風雨の中の餌付けが始まった。一体どこにいるのか、虫をしっかり見つけてきて与えている。天気こそ酷いが、足温器の中は暖かく風もなく快適で、ヒナは健康そのもの、親鳥も献身的で、ネコの心配もない。この日、今までで初めて「誰も家にいない時間」が3時間ほど発生したが、なんのハプニングもなく、親子ともども普通そうだった。雨もやみ、あとは強めの風だけが難点だった。
帰宅後、ベッドで寝っ転がって、親鳥の給餌をぼんやりバードウォッチングしていると、ヒナと片親が、かなり大きな声で鳴き交わし始めた。それはまるで餅つきのように、ピイ、チュン、ピイ、チュンと交互にテンポが良い。ネットで調べると、互いの位置と安否を確認するためのコミュニケーションだと書いてあった。心配になった母が見に来るが、私はそのネットの情報を伝えて、会話してるだけだと思うよ、となだめる。
しかし、母が立ち去った十数分後、突然スズメたちが叫び声を上げ、私が見ている中、ベランダの床にカラスが1羽降り立った!いじっていたスマホを放り投げ、窓にとびつき、開いて、怒鳴り声を上げてカラスを追い払う。カラスはふわふわと飛んで、すぐ近くの電線の上にとまった。逃げたというより距離をとったという感じで、ベランダからは2メートルも離れていないが、人間では手出しできない位置だ。なんて狡猾な…!と、歯噛みした次の瞬間、親鳥2羽がファンネルのように屋根から飛んできてカラスに襲いかかった。カラスが飛び立つ。するとどこからともなく別のスズメやツバメ(近所で育児をしてる別の夫婦たちのようだ)も飛んできて、空中戦がはじまった。カラスは遠くへ逃げ、スズメたちはそれを執拗に追いかけて、追い払おうとしている。私はヒナの無事を確認したあと、ベランダで放心していた。あの鳴き交わしは、遠くにいたカラスを警戒するための点呼のようなものだったのだ。そして、私が見ていなかったら、カラスはヒナにどこまで近寄っていただろうかと考えると恐ろしかった。カラスもこの時期は子育て中で、スズメのヒナは「ごちそう」なんだそうだ。
母が駆けつけたので、事情を説明すると、カラス除けが必要ではないか、と言う。人間が見張っていれば追い払えるが、ずっと見ていられるわけじゃないし、なにより今週日曜日は家はずっと無人になる。賛成だった。母は手芸が得意なので、雨除けのために用意していたダンボールをひとつ持ってきて細工を施し、「巣箱」のようなデザインに仕上げた。中に足温器カゴを入れ、コンセントはそのために開けた穴から外へ通す。もう雨は降ってないのでレインコートはひっぺがした。そして出入り口は上側に。幅5センチくらいの細長い広さにとどめ、スズメは通れるがカラスは通れないようにした。かなりゴツい見た目になってしまったが、両親は受け入れてくれるだろうか、と心配で、2時間ほど窓辺に座って観察。カラス撃退戦から帰ってきた両親がダンボールを見てギョっとしたが、片親はすんなりと入り口の存在に気づき、中のヒナの安否を確認した。受け入れてくれたらしい。もう片方は入り口に気づかず、何度か箱のまわりをうろついていたが、しばらくすると気づいてくれた。本当に良かった。これで安心である。
日の入り前、それまで見張りと餌探しで手分けしていた両親が、両方とも餌探しを始めた。ヒナが寝る前の食いだめのためだろう。父が庭に撒いた米粒を拾い、ベランダといったりきたり上下運動しながら次々とヒナに与えていく。ヒナは生米は消化できないとネットに書いてあったが、そんなことないのか……? 日が沈むと両親は帰って行き、私はヒナを机ごと部屋の中へ。その晩はチョッカイを出さずに、ずっと眠らせていた。
12日、私が寝坊して夜明けに微妙に間に合わなかったが、慌てて机ごとヒナをベランダに出すと、早速両親が給餌を始めた。部屋から観察してみると、両親とも巣箱に慣れ、給餌以外の用事でも箱のなかに入り、ヒナの世話を焼くほどになっていた。何度かカラスが近所に現れたが、そういうときは両親とも餌探しをやめ、巣箱に背を向けて欄干に並んで立つのがかっこよかった。
この日は天気がとってもよく初夏並に暑かったので、日中は足温器をOFFにしていた。まったく問題が無さそうだったので、私は巣箱ガン無視で普通に勉強していたのだが、1時頃、突然様子がおかしくなり、窓の外を覗き込む。欄干に3羽のスズメが止まっていた。は?と呆然。しかも穏やかじゃない雰囲気。ベランダに飛び出すと、2羽は右隣の家の屋根に、1羽は電線に飛び退った。2羽のほうが両親だろうが、あの1羽はなんなの?
1雇われベビーシッター 2親戚 3両親が世話してる他の子供 4この界隈で子育てしてる友人 5赤の他人(縄張り争いに来た) とかそこらへん? 昼ごろからゲーゲー鳴いてたし、縄張り争いかもしれない、と思った。巣箱を覗き込むと、ヒナと目が合い、ヒナが怯えて後ずさったが、元気そうだ。とりあえず部屋の中へ戻り、心配で巣箱を眺めていると、両親が来なくなった。たまに飛来しても、穏やかじゃない雰囲気。道路に出てみて、家を遠巻きに眺めても誰もいない。育児放棄? 縄張り争いで追い出された? とか色々考えるが答えは出ない。それから2時間ほど窓辺で観察していたが、
・青虫を咥えた親鳥がやってきて、箱のなかのヒナが鳴くが、なぜか親鳥は餌付けせず、咥えたまま箱から出てきて困り顔で飛び立つ(2回)
・エサを咥えていないスズメがやってきて、欄干を歩きまわって立ち去る
・スズメが欄干にとまってカチカチと警戒音を鳴らし、アウトドアテーブルの中を歩きまわって隅々までチェック
・巣箱の上に立ってダンボールをつつき、ぐるぐると歩きまわる。そこにもう1羽のスズメがやってきて、威嚇音とともに飛び立つ
など、不可解な行動が続いてますます混乱。登場人物が親鳥だけなのか、それとも他のスズメが混じっているのか、さっぱり分からない(見分けがつかない)。
ヒナの安否を確認しに行くと、足温器の端っこの端っこで布にくるまって縮こまっていた。怖いらしい。心配だし謎だらけだったが、大学へ行く時間になってしまったので、今起こっている状況を母に説明して外出。そして授業中に、ハッと思い至った。もしかして、ヒナが足温器の隅っこから動かないから、親鳥が箱のなかに入ってもヒナが見つけられず、ヒナがどっか行ったと思って混乱していたのではないか? そう考えると、あの謎の3羽目以外のすべての現象に説明がつく。巣箱からヒナのおねだり声は聞こえるのに、中にはいっても、どこにも見当たらない。それで両親は巣立ったのか?とか食われた?とか考えてあちこち探しまわっていたのだろう。そのことを母にメールすると、大正解だった。母の実験と観察の結果、ヒナは給餌にきた親鳥のために姿を見せることをせず、いつまでも隅っこでヌクヌクしていたというのだ。母は足温器の隅っこを折りたたんでめりこめないようにし、両親に突き出した。やがて両親がヒナの存在に気づき、給餌を再開するが、もう夕方。2羽総動員でエサをかき集めて与えていたそう。その間にも、また布の隙間に隠れてしまったヒナを見失って両親が右往左往し、母がアシストするという出来事が繰り返されたとか。私が帰宅したときには日没後だったので、ヒナは家の中で寝ていた。まったく人騒がせな奴。
13日、快晴。足温器のはじを折りたたむことでヒナの隠れ場所を無くしたつもりだったが、もうありとあらゆるスキマにめりこんでしまい、何度も親から姿を消してしまう。しょうがないので巣箱を外し、足温器+カゴの状態で外に出すと、数時間見失いっぱなしだった親鳥がやっとヒナと再会し、今まで聞いたこともないくらい優しく「ピヨピヨ」と鳴いて、エサを取りに飛び立った。ヒナは足温器から出てきてカゴの端に止まり、親の帰りを文字通り首を長くして待っていた…が、次の瞬間バサバサと飛んで落ちた!上へ上昇する力は無いらしく、ベランダの隅に落下。ああ、こうやって巣から落ちるのか、と感心しつつ、私はバッタを捕まえるようにヒナを手で捕まえて、カゴに戻す。しばらくして両親が2羽でやってきてヒナの安否を確認し、飛び立つと、またヒナがカゴの端に立ってしまう。落っこちそうだ。そろそろ巣立ちかな、と思うが、朝からカラスがうちのヒナをずっと見ていることには気づいていた。親鳥が屋根から見守る中、戻って戻って、と叫びながらベランダでヒナににじり寄ると、ヒナは足温器の中に戻っていった。それと同時に、カラスがものすごい近くを飛行して通り過ぎていった。やっぱり狙っていたか。
こうなってしまうと、親鳥が餌付け&発見しやすいようにカゴを外に出すよりも、カラスから身を守らせたほうがいいな、と思ってまたダンボール巣箱の中に戻した。すると、驚くことに、箱のなかでヒナが羽をばたつかせ、自力でよじのぼって外に出てきた。もう彼の巣立ちを止めることは誰にもできないようだ、と静観を決めるが、またベランダの隅に落ちてピーピー文句を言うので、もう一度捕まえに行った。捕まえる時、母親が屋根の上からアブラゼミのようなすさまじい声で威嚇してきて殺されるかと思った。箱の上にヒナを戻して早々に立ち去る。その後、箱の上で「どうやったら飛べるの?」といった感じでモジモジするヒナの元へ両親がやってきて、となりに並んで早口でさえずり、まるで飛ぶコツを教えているような様子が見れた。ヒナが「ピ!」と元気よく返事をしているのも可愛くて、思わず録画した。しかしその後また飛ぼうとして落下。調べたところによると、スズメの巣立ちというのは他の鳥と違って、このように「飛ぶ力はないが羽ばたけるっちゃ羽ばたける」状態になった頃にするのが正しいのだとか。そうして巣から落ちて、地面で暮らし始めるらしい。というわけで、もう箱に戻すのはやめた。それから夜まで、ヒナはベランダの床で過ごすことになった。ピョンピョンと跳ねて歩くのは完璧にできるようになったが、飛ぶ力がなさすぎる。羽ばたいても10cmがせいぜい。親鳥の後を追って、ベランダの手すりに飛び乗ろうと試みるのだが、まったくできない。ただ、その壁を飛び越えるくらいのスキルがないと、カラスや野良猫や自動車の渦巻く外界では生きていけないわけでして。親鳥はヒナが四苦八苦しているのを上から眺めるだけ。やがてヒナは疲れ果て、尻もちをついて座り込んでしまった。脚を前に投げ出してショボンと肩を落とした姿が可愛すぎてまた写真を撮った。すると親鳥がエサを与えに来て、励まし、また飛び去っていく。少し元気が出たヒナが親鳥のあとを追おうとして失敗。こんな調子で夕方になってしまった。日が暮れるとヒナは室外機の下に引きこもり、親鳥が夕飯をたくさん与えて、この日は解散。野生の巣立ち雛は、ひとりで茂みなどに隠れてこうして夜を越すそうだが、さすがに寒いしかわいそうということで、室外機の下に腕を突っ込んでヒナをむんずと掴まえ、足温器の中に入れておいた。過保護過干渉かもしれないが、ここまでやったんだ、こんなところで凍死してほしくない。結局そのあと机ごと部屋の中にいれて夜を越させた。
14日、15日はヒナがダンボールの上やホットカーペットの箱の淵に立って風を浴び、たまに親からエサをもらう日々が続いた。天気はずっと良かった。ヒナがたまに飛ぼうとして落ちて、ダンボールのところまで戻れない~と悲しそうにしてるので、15日には机の上のダンボールまで自力で戻れるように、DIYで余った板や、プラスチックの箱を組み合わせて、スロープみたいなものを設けた。アスレチック場みたいになった。15日は家族全員が日中ずっとでかけてたので、そのスロープが役に立ったかは分からなかったが、帰ってきたらヒナは無事に足温器の箱にいたので良かった。夜は寒いので家の中へ入れてやる。
16日。風が強く、カラスもよく目立つ日だった。近くにカラスがいるとき、ヒナはダンボールと欄干のスキマに隠れ、親が並んで欄干に立ってヒナを背中に守ってたのがかっこよかった。
そして昼ごろ、親鳥1羽とヒナの2羽が段ボール箱の上にいて、私がそれをなんとなく横目に見た瞬間、目の前で2羽が飛び立った。えええ!飛んでった!と1階にいる母に向かって叫び、ベランダに出た。2羽は隣家の庭におちていた。直後、隣の家の奥さんが出てきて、どうするかなと思ったら、2羽ともちゃんと飛んで逃げた。しかもヒナは電線まで飛び上がっていた!地上から電線まで飛べる力をいつの間にかつけていたとは。その後、姿見えなくなったが、数分後うちの庭に家族3人できた。母親?のうしろをテコテコついていくヒナがかわいすぎる。
このあと、ヒナがうちに現れることは二度となかった。ネットの情報によると、飛べるようになったヒナは親のテリトリーから出て行き、同じような年齢の若いヒナとグループを組んで暮らすらしい。17日・18日あたりは、親鳥らしき2羽がウチにきてベランダを覗き込み、うちの子来てます?って感じにピヨピヨ鳴いていたが、また見失ったのだろうか。母によると、スズメに米粒をあげると、たまに飲み込まずに咥えて飛んで行くやつがいるから、もしかしたら餌付けしてるかもしれない、と言っていたがどうだろう。ヒナと親で飛んできて、親が米を拾ってヒナにあげるシーンが見たかったけど残念。
野鳥の保護って条例だかなんかで罰則の対象な気がしてて、ネット上で言いふらしていいことじゃないと思ってたから。今もそう思っているが、9年前だし時効だろ