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2018-12-13

anond:20181213200255

ビジネスから

美術コストもかかるし

史実に忠実でも見栄えが悪かったら購買者に商品としてアピールしないだろ

指摘してる部分はっきりいって

エンタメとしての本質的な部分からしたら重要性かなり低いよ

anond:20181213115642

部活のものラケットとかバットレベルだったら貸してもらえるのもあるけど、靴とかは自腹なんだよね。文化系だと美術部の画材とか、消耗品類。

吹部の楽器も貸してくれるけどマウスピースは自腹。

こういう、普通の家庭だと「ちょっと痛いな」ぐらいの数千円クラスの出費が貧困層にはおいそれと出せないお金になる。そこはわりとハードルになると思う。

2018-12-11

ロボットアニメ現代中世絵画である

すげーいまさらだけどフルパワーグリッドマンの合体シーンの元ネタ探しで盛り上がっていた界隈を見ていて思った。

知ってる人は知っているだろうけど、前近代西洋美術は絵の中に登場するモチーフはだいたい元ネタがあった。

「この人物ギリシャ神話に登場する誰々」とか「この果物聖書言及されている○○の比喩」とか、まあそんな感じのね。

当時の知識人にとってはそういう元ネタを知っているのが教養であり、絵描き元ネタを汲み取ってくれることを前提に描いていた。

んでロボットアニメの変形・合体シーンというのはまさに現代版のそれであって、「ここはグレートマイトガイン」「ここはガオガイガー」みたいな「元ネタありき」の芸術になっている。

知識データベース化が進んだ結果、ロボットアニメ中世絵画みたいな文化形成したのはなかなかおもしろいよなと思う。

美術展で図録が最後に売られるのってなんで?

どんな展覧会美術展に行っても、大体図録って最後お土産コーナーにある。

何故なのか。

今まで買ったことなかったけど、たまたま友達代理で買って

ペラっと見たら、かなり詳細な解説がギッシリ書いてあった。

その解説を読んで、本物を見たいと思っても

もう既に自宅。

会場の課金音声ガイド

歩くスピード解説音声の長さと一つの絵の滞留時間が実際噛み合ってない。

しかも、気になる作品解説されているかどうかは、進んでみないとわからない。

その上、一言聞き逃した場合、その作品の先頭までもう一度始めから聞かないといけない。

実にクソ仕様

描かれた作品解説を得たい需要はあるのに

なぜ、音声ガイドは良くて、図録は売らないのだろう。

2018-12-09

まれつきの不平等について

はじめて書く

きっかけはこの記事https://anond.hatelabo.jp/20181130212224

大企業派遣として働く女性正社員の持つ文化資本などに対する劣等感を綴ったもの

僕はどちらかと言ったら大企業正社員になるレールを歩いてきた人間で今某有名私大生だがまもなく就活を迎える。

文化資本の不平等について、それに恵まれている人間がどれだけ考えているか僕にはわからない。僕が人よりそれに気がかかるのは、高卒の両親を持ち、母の教育熱心の為無理して中学から私立へ入れてもらったからだと思う。金が限界で妹はずっと公立である東京貧乏地域から私立中学へ行くとやはり全てが違って、その時僕は世の中には色んな人種がいて、自分のいる環境はその一つに過ぎないと知った。

例の記事を読んで、筆者は海外旅行観劇趣味であるような人種劣等感を抱いているらしいが、自分劣等感からそういう人種自分を育てた。それが出来たのは首都圏に住み、自由学校に通い、なおかつネットのある時代からこそだろう。クラシックが大好きだし我ながら美術文学の造詣も深いと思うが、自分出自を考えると鹿鳴館猿真似のようでたまに可笑しくなる。

無理して私立に入ったから常にそのコミュニティの中では経済的に最下層にいたと思う。教養はその劣等感と共に育んだもので、今でも親が教授医者だったり(なんと多いことか)すると、「お前の今の地位は全くお前の能力努力とは関係無いんだぞ」と内心劣等感丸出し。そのくせ僕は自分だってまれている方の人間だと知っているのだ。知っているだけマシだと思う。

こういう考えを延長すると、全ては生まれ環境。つまり運。努力出来るかさえも運。ある種の決定論になる。これだと何するにも気力が湧かない。僕は今この状態に近い。

成功」した者はそれが自分努力能力所為だと思いたいし、「失敗」した者はそれが自分がどうしようと覆せなかったものだと思いたい。両者は分かり合えるのか。

僕含め、社会の上流にいる者、生まれ環境に恵まれていた者は、それだけである種の原罪を背負っていると思う。この原罪自覚すべきだと思う。慎重でなければ単なる上から目線の、オリエンタリズムに陥る危険はあるけれど。

まれた人は、もうこんなことはとっくに考えていて、自分なりの答えを出して生きているのかもしれないと考えることもある。

しか自分の中で折り合いをつけるだけでなく、恵まれ人間は、そうでない人間との断絶についてもっと考えるべきなのではないか

以上が記事を読んで思ったことです。長くなったけれど。

全員小学校から金融勉強全振りじゃいかんのか?

  1. 普通に労働力を支払うだけでは、都市部生活はできない、老後の資金も足りなくなる。定年退職資産家になる時代は終わった。
  2. 製造業は駄目でリスクが高すぎるものになっている。そもそも工場国内で維持できない。戦争になっていざ国内で作れなければどうなるんだという意見もあるだろうが、もう作れなくなっていると思われる。
  3. 政治経済が振り回されるので、政治への関心が強くなる。
  4. ニュースSNS政治絡みの話が好きなので、今の延長でやっていける。
  5. 美術音楽といった科目はアメリカ公立学校でも維持できなくなっている。お金が足りない。財源確保できないなら日本追随する。
  6. 通勤問題は緩和される。家で画面に向かってトレードし、スマフォとの相性もよい。通勤しないでいい日が増えれば家事時間が取れる。少子化対策になるかもしれない。
  7. 音楽や絵などの文化大事だといっているが、年収問題解決できない。パトロンの仕組みが出来ないのだから個人資産家になる道が作れる
  8. プログラミングの授業は金融情報収集必要かと思われる。金融の仕組みを理解するのに必要な科目は残す。
  9. 労働力再生産する教育というよりかは、金融労働者を増やす教育
  10. 大学での科学技術力は低下すると思われるが、予算問題は常に出てくる。資金に余裕のある人だけが金融以外の分野を学ぶようにすれば、予算問題は緩和できないか
  11. 労働は、既に資金が余るほどでき早期引退した人が担う。

2018-12-08

近頃の外人二次エロ絵の進歩は凄まじいものがある

かつての、如何にも海外コミック風、ディズニー風なバタ臭さ100%作風は、

適度にジャパニーズヘンタイと混じり合い、

十分に実用に耐えうる画風となってきている

質量を感じさせる肉感表現させれば、既にジャップなど足元にも及ばない領域に到達してる絵師さえいる

ギリシャ彫刻に見られるように肉感表現こそ西洋人真骨頂であることを思えば、

しろそれも当然かという感さえある

ジャップが描く肉体は、浜辺に打ち上げられだらしなく膨らんだ軟体生物のようで情けない限りだ

エロ絵の変遷について、最近になってようやく美術表現史的整理を行おうという動きが見えてきたが、

まだまだ外人二次絵の文脈については考慮されているとは思えない

しかし、今後世紀の単位で見たときに、重要になってくるのは、

日本国内の瑣末な様式の変遷ではなく、海外絵師様式ではないかと思う

2018-12-07

自分Githubをみて悔し泣きした

自分ディレクトリが散らかるのが嫌で、その時に便利と気がついて使い始めたGithub

正しい使い方はわからないが、複数プロジェクト管理している。


今日、昔作ったプロジェクトを見ていると、自分プロジェクトからブランチが出ていた。(数ヶ月前の変更)

確認したら2日でやめたバイト先のエンジニアだった。

説明を読んで、コード確認した。

内容がすごくて、ちょっと泣いた。コードの変更点を例えるなら

3歳児が塩コショウだけで必死に作ったグチャグチャの卵料理を、

シェフがたった数分で聞いた事もない調味料料理方法を駆使して完璧料理に仕立て上げていたようなものだった。

ぐうの音も出ないほど完璧だと思う。20回コミットしただけでできるなんて、悔しいけどすごいと認めざるを得ない。

こんな人の元で働けたのに、勿体無いなって自分でも思うけど

正直、人格ゴミクズで「親の七光りの子俳優が良い年した感じ」な奴だった。

業務必要な話はしないし、適当ワガママで短気、個人能力に全振りで協調性ゼロから、当然得られるものもなく2日で辞める結末に至ったのだ。

人格はどうでも良い、この人のその才能は素晴らしいと思う。

でも、授業じゃやってくれなかったあの書き方も絶対どこかで習ったはずなんだ。

自分の独学じゃ絶対理解できなかった効率手法や考え方もどこかで習ったはずなんだ。

見れば見るほどにわかコードの書き方の違いに嫉妬すら覚える。

クレヨンを握り潰したような俺の絵と、補助線を入れた美術部みたいなアイツの絵

酷い差だった。

コードの書き方のクセのようなものが人には色濃く出ると思う。

俺の場合は同じようなものがゴチャゴチャ書いてて非常に醜い。

俺の友達Qiitaコピペで謎のプログラムがゴチャゴチャ酷い。

アイツのは必要なところだけ残して、コメントまで添えてて良かった。

増田には、彼のようなエンジニアがたくさんいるんだろ…?

しかすると、人格もそれ以上の人まで

俺に教えてくれよ

どうしたらあんなに自由自在コードを書けるんだ?

どこでそれを得ることが出来たんだ…?

認知理解に追いついていないから、ゴミクソみたいなカス質問しかできなくて申し訳ない。

プロゲートとか、ドットインストールとか見ても、仕事などでされているものと違っている気がして参考にならなくなってきた。

それに本やドキュメントを読向けど、文章がまるで理解ができない。理解できた瞬間やできなかった時の対処も知りたい。

自分Githubをみて悔し泣きした

自分ディレクトリが散らかるのが嫌で、その時に便利と気がついて使い始めたGithub

正しい使い方はわからないが、複数プロジェクト管理している。


今日、昔作ったプロジェクトを見ていると、自分プロジェクトからブランチが出ていた。(数ヶ月前の変更)

確認したら2日でやめたバイト先のエンジニアだった。

説明を読んで、コード確認した。

内容がすごくて、ちょっと泣いた。コードの変更点を例えるなら

3歳児が塩コショウだけで必死に作ったグチャグチャの卵料理を、シェフがたった数分で聞いた事もない調味料料理方法を駆使して完璧料理に仕立て上げていたようなものだった。

ぐうの音も出ないほど完璧だと思う。20回コミットしただけでできるなんて、悔しいけどすごいと認めざるを得ない。

こんな人の元で働けたのに、勿体無いなって自分でも思うけど

正直、人格ゴミクズで「親の七光りの子俳優が良い年した感じ」な奴だった。

業務必要な話はしないし、適当ワガママで短気、個人能力に全振りで協調性ゼロから、当然得られるものもなく2日で辞める結末に至ったのだ。

人格はどうでも良い、この人のその才能は素晴らしいと思う。

でも、授業じゃやってくれなかったあの書き方も絶対どこかで習ったはずなんだ。

自分の独学じゃ絶対理解できなかった効率手法や考え方もどこかで習ったはずなんだ。

見れば見るほどにわかコードの書き方の違いに嫉妬すら覚える。

クレヨンを握り潰したような俺の絵と、補助線を入れた美術部みたいなアイツの絵

酷い差だった。

コードの書き方のクセのようなものが人には色濃く出ると思う。

俺の場合は同じようなものがゴチャゴチャ書いてて非常に醜い。

俺の友達Qiitaコピペで謎のプログラムがゴチャゴチャ酷い。

アイツのは必要なところだけ残して、コメントまで添えてて良かった。

2018-12-05

anond:20181205113811

何となくここ数年で、美術展に行くのがちょっと流行化してる気はする

個人的には、SNSで発信するネタとして映画がひと段落付いたから、次のターゲットになってるのかと思う

anond:20181205113811

たぶんだが、若冲ミュシャフェルメールとかは、テレビ美術番組特集するとウケがいいやつかな。

ウケがいいので、なんどもやってる。

 

ミーハー的な興味が上乗せされてる。

そもそもかい美術展があったのも、そういう反応受けてのことだしね。

フェルメール展が混みすぎている件について

会社有給とって平日にフェルメール展に行ってきたのだが、激混みで萎えた。入場料2500円と通常の美術展より割高で、時間指定の事前予約制であるのにである。会場が規模の小さな上野の森美術館という事で、嫌な予感はしていたのだが想像以上の混みようでかなり不快だった。

ぶっちゃけフェルメールネームバリュー自体は今年の東京でやっていた他の展覧会ミケランジェロムンクルーベンスとそう大差無い訳で、さほど混んでなかったそれらと比べたて何が原因でここまでの混雑が発生するのか結構である。そういえば一昨年の若冲、昨年のミュシャと激混み美術展が最近多かったけれども、特定展覧会をプッシュして荒稼ぎしている美術ブローカー的な存在でもいるのだろうか?本当に謎である

2018-12-03

anond:20181203140149

アニメ絵だったら美術部が描く必要が無い気がするなあ。

anond:20181203140149

そして黒歴史

公共施設向けのポスターとかだと数年経っても貼ってあったりして

もう剥がして捨ててくれ!!となってる元美術オタクって多いと思う

anond:20181203140600

たいていあれは共同制作で、普通「こういうテーマでやれば」みたいな助言は顧問がする。で、なんか教科書的な表現になるけれど一定のコンセプトに沿った体裁にはなる

一方、アニメ絵ちゃんとコンセプチュアルな表現になってるのはあんまり見かけないので、顧問仕事してないんだろうなって思うわけよ

気に入る気に入らないじゃないけど、中学美術部の顧問アニメ絵ちゃんとした表現として指導できる人は少ないんじゃないの

anond:20181203140356

将来画で食って郁子なんて中学美術部で1人いるかいないかだぞう

anond:20181203140149

中学美術部でそんなガチガチ指導するとこなんてかなり限られてると思うぞ…

芸術系専門学校とかからだろそういうのは

anond:20181203103105

よくアーケードとか工事現場とか駅とかに地元中学美術部が描いたポスター飾ってあるけど、1/3ぐらいはアニメ絵だよね

顧問先生がしっかりしてるとこだとちゃんとしてるの描かせるんだろうけど

2018-12-02

話す相手のない話

美術部だった学生時代、私が恋をした相手身長が高くとても絵の上手い、メガネをかけた大森という男だった。そして、某アニメの猛烈なオタクだった。彼には篠崎という親友がいて、その篠崎もまたその作品の猛烈なオタクであった。

大森と接点を持ちたかった私は、そのアニメについて少し知識を身につけた。大森距離を縮めようとすると、必然的にその親友である篠崎との距離も縮まった。

結局ストイックで堅い部分のある彼との距離はちっとも縮まることはなく、私は想いを告げるも無かったことにされ気まずい関係となりその後の学生生活ではほぼ口をきかないまま卒業を迎えた。想いを引きずりつつ、もはや自分が彼の前に存在していることすら、私の記憶の中に大森がいることすらも申し訳なくなってしまメール履歴を全て消去した。電話番号も、メールアドレスも消して、ラインブロックして自ら連絡が取れない状況を作った。そして大森篠崎の2人は卒業後遠方へ進学し、私は近県へ進学し地元に残ることになった。卒業式を迎えた春休みのある日、私は篠崎から告白をされた。大森への想いを断ち切れずにいた上、新幹線距離へ引っ越す篠崎から想いを告げられたところで今後の展開をうまく想像することができず私は断った。その後は大森とも篠崎とも疎遠になり、さら大森は私に限らず同級生音信不通になっていた。篠崎交際相手として見みることはできなかったけれど、友人として、また近い分野の学問を学ぶ人間として尊敬できる相手であったので疎遠といいつつもその後も細々と連絡を取っていた。

それから数年が経ち、アニメの猛烈なオタクであった篠崎はその作品の「公式」と呼ばれる側の仕事に就いた。私は学んでいた資格を活かし、公務員になった。日々、失敗したり壁にぶち当たりながらなんとか生きているがうまくいかない日々が続いている。大森に関しては、どこで何をしているのか、はたまた今はどんな姿をしているのかも全くわからなかった。卒業後、部活お別れ会の後にプラットホームへ続く階段を降りて行った背中を見た後はもう全く姿を知らない。

先日、ひょんなことから大森が大好きだった作品に彼の名前クレジットされていることを知った。大森もまた、篠崎とはちがう形で「公式」と呼ばれる側の仕事に就いたことを知った。空回りしてばかりの毎日を送る私と、夢を叶えていった大森篠崎との間に隔たりを感じた。そして、身近だった彼らの活躍を耳にして背筋が伸びた。直接伝えることはできないけれど、あなたのこれまでの努力が実ったことを心から祝っています。おめでとう。それと決めたことに対し身を粉にして努力をする、ひたむきなあなた活躍幸せを遠くから祈っています。誰に話せるわけでもなく、本人に伝えられるわけでもないのでこんなところに書いてみた。名前仮名

2018-12-01

[]くるみ割り人形秘密王国(つづき)

anond:20181201181251

の続き。

変態による変態のための変態映画(後編)

てなわけでー。テーマ性とか物語性とか、そういういつも以上に堅い話はノルマクリアしたので、こっからは書きたいこと書きますよー。

ぶっちゃけて言えば、前述した脚本とかね、監督脚本家に丸投げしてたんじゃねーかと思います。正直言って観客である自分はある種のアリバイ作りを感じました。「批評家に突っ込まれるような部分はちゃんと作っておきましたよ、これで文句ないでしょ」みたいな。

自分も前編で喪失回復とか継承とかそれっぽい感想書いたんでノルマクリアー。そういう意味共感しますよっと。

じゃあだとして、この作品監督は何をしたかったのよ? なにがドライブエンジンなのよ? といえば、それは変態フェチ)っすわ。

もう圧倒的な、服飾と、小道具と、美術に対するフェチ

際限のないクオリティ要求と、完全性に対する病的なこだわり。

フェティッシュ意味で、変態による変態映画

本年いろんな映画がありました。素晴らしい傑作映画、佳作映画、名作、快作、問題作。そしてうんこ漏らすほどの駄作。でも年末になってこれほど「やばい映画が来るとは思わなかった。

薄々そういう部分あるかな? と思っていったわけですが、度肝抜かれますよまじで。そういう趣味のない人には全く刺さらないと思うけど。興味ある人にとっては、鼻血ブーです。

そもそも舞台背景(現実世界側)はヴィクトリア朝ロンドンなわけです。おそらく爵位持ちのストームボール家がタウンハウスでのクリスマスの飾り付け準備ーからのー、名付け親ドロッセルマイヤー(眼帯をした黒人イケメンすぎるおじさま)邸宅に移動。

バラからブルーグレイに沈みゆちょっと煙っぽいロンドンの夕暮れを移動する馬車。街を行き交うあらゆる階層の人々! 

ドロッセルマイヤー家では係累おおよそ数百人を招いたクリスマスの催しが今まさに開かれようとしていますヴィクトリア朝舞踏会です!

スターウォーズクローン兵を見てがっかりした人いませんか? 自分がっかりしました。そりゃね、数万人が現れての合戦シーンは迫力あるって言われればそうかもしれないですけれど、でもCGでそれやるって、コピペじゃないですか。ウルトロンときもそうですけれど、大軍勢、大群衆は3Dモデル使い回して同じ姿の軍勢がうわーって押し寄せるわけでしょ。すごいけど、要するにそれってのっぺりした画面でもある。

でもこの舞踏会コピペがないんですよ。全員色とりどりの、贅を凝らしたドレスやらタキシードやらなわけです。どんだけスタイリスト動員して、服飾に予算投入してんだよ、鼻血出すぞこら。

主人公クララがね、おしゃれが苦手だっていうこの娘が、おねいちゃん(素が出てきた)に髪の毛とかしてもらって、すみれ色のオーガンジードレスで現れるわけですよ。オーガンジー。髪飾りは多分朱子織り。

分かる人には「オーガンジーの透け感のあるシュークリーム袖」という説明だけで、その可憐さが伝わることでしょう。

クリスマスパーティープレゼント交換会で館の奥深くに迷い込んでいくクララがたどるその通路ろうそくキャンドルゆらゆらと照らされる邸宅の暗がりの美しさ、赤い壁紙には黒いフクロウテキスタイルがやがて黒いネズミのそれに変わっていく。

現実世界物語内人であるフクロウドロッセルマイヤーおじさまのペットから幻想世界物語内人であるネズミねずみマウスリンクス)へと引き継がれていくその暗示を、美術レベルでやってのけるその凄まじさ。

暗い木の洞を抜けて館の暗がりから抜け出たその先は、幻想世界の「クリスマスの森」。雪で白くデコレートされた、しかし緑が目に染みる清冽な森のなかを、泥棒ネズミを追いかけるクララすみれ色のドレスネズミダイブしてぱっと舞い散るザラメのような雪の結晶幻想的な美しさ。

そこで出会う「くるみ割り人形衛兵」の大尉

めっちゃイケメン黒人青年。赤い軍服に金のモール飾り。腰にはサーベル騎兵兜。すべてが完全にフェティッシュ。完敗。映画鑑賞中の感情をあえて言語化すると「ぎょぇわぁ!?」って感じです。

この映画の服飾はジェニー・ビーバンっていうおばちゃんがやってるのだけど、明らかに変態。っていうかおばちゃんマッドマックス 怒りのデス・ロード』でモヒカン衣装を量産してたじゃん? そんな二面性を持っていたのか。流石に度肝を抜かれたわ。おばちゃん最高や。

もしくは美術ガイ・ヘンドリックスディアス犯人なのか? 『アレクサンドリア』もかなりキてたもんな。

幻想世界にいっちゃってからは、その病的な美術追求がとどまるところをしらない。捻くれて枯れ果てた真っ暗な「遊びの国」の森には、鮮血のように赤い毒キノコが咲き乱れているとか、廃墟化した遊園地回転木馬グランギニョール道化ハーレクインの禍々しい美しさ。

巨大な城! 瀑布に差し出される水車と歯車! 真鍮の道管の迷路地下通路に、濡れてベッタリとした湿気。輝かしい水晶天井に照らされる螺旋階段

回想シーンで母に慰められる少女クララが着ている生成りエプロンドレスの白い生地には、藍色スズラン刺繍が散らされていて、これってもう完全にカネコイサオが『ワンダフルワールド』で夢見た世界なわけですよ。っていうか、全体的にカネコイサオでしょ。

10年代最後半にはいっていまさらそんな角度から奇襲受けるとは思わないじゃないですか? いくらヴィクトリア朝だとはいって、『ワンダフルワールド』のフェチズムが立ち現れるとは、キン肉マンフェニックスのあふれる知性でも予測出来ないわけですよ。

色彩設計がほんとうにほんとうに美しい。ローズガーデンのヴァイオレットベース茶色ラインとか、オリーブグリーンに熟れたオレンジ差し色とか。ため息が出るとかじゃなくて、鼻血が出るタイプの美しさ。

少女趣味オーバードーズフェチになってしまった病的な完全主義美術背景の惑乱

もうね、福井晴敏宇宙世紀が殺されるとか言ってる場合じゃないです。ディズニーカネコイサオが殺される。なお、もらい弾で少女革命幾原邦彦死ぬ

なぜなら遊びの国へ金の鍵を取り戻すため軍を率いて旅立つ王女クララがまとうのは、黒の軍服(金モール)に赤のロングスカートから。このロングスカート、品が悪くなりそうなところなのに布の質感と裾の縫い取り刺繍だけで男装めいた凛々しさをだしてるのだ。やばい。やばみ。

そのロングスカートから革のブーツでキックするクララ(なお、このキックが主兵装)。

この映画興行的には失敗だと本国では判断されているのですが、当たり前ですよ。だって制作費100億超えですもん。『ボヘミアン・ラプソディ』の二倍以上でしょう。見た感じ、そのほとんどを美術と背景に突っ込んでいるようにみえる。出演者の演技も悪くないけれど、目立った名前キーラ・ナイトレイくらいで他はあまり大きなギャラは発生していないのじゃないかな。

(このキーラ・ナイトレイ演じるシュガープラム金平糖の精)は、かなり演技が良かった。ちょっと頭の弱いアーパーふわふわした妖精キャラキーラ・ナイトレイがやっているのだけど、キーラ・ナイトレイだと気づかなかったですよ。この味は往年に美人だった頃のシンディ・ローパーが醸し出していたあれじゃなかろうか?)

とにかく、画面のどこを見ても、美術的な意味で隙がない。コピペで穴を埋めておけとか、それっぽい小道具をおいてごまかしておけとか、撮影時に陰影をつかってしょぼいのを隠せとか、そういう気配がひとつもない。

監督もしくは美術の美意識が、一部の隙もなく、「この世界観でこのカメラアングルで、この角度を撮ったときには、ここにはこれがないとだめでしょうお前らなんでそれわからねえの!?」と言わんばかりの画面が、延々と、延々と続く。

それはたとえばパーティーシーンでテーブルの上のグラスがこちらのゴブレットは真鍮に銀メッキだけど、あちらのゴブレットは磨いた銅に幻獣鋳造とか、そういうレベル気合が入ってるにも関わらずそのゴブレットは2つ合わせても画面の面積の1%以下で5秒も写ってないとか、病気しか言いようがない。

変態が怖い意味やばい映画なのだった。冒頭に言った+50点はまさにこの変態性に対する評価なのです。もうちょっと金が出したいのもこの部分であり、実を言えばこの鼻血は、パンフを購入してもDVDを購入しても払拭できる気がしません(画面小さくなると美術の細部がわかりづらくなるので)。究極的にはエルミタージュ美術館にでもいかないと、この興奮(というか発作)は解消されないとおもいます

そんなあたりが『くるみ割り人形秘密王国』の感想でした。この映画感想後編がわかった方には強烈におすすめです。それ以外の人にはそこそこ映画だったと思います

追記

この映画のもうひとつの特徴である「量産化ピエール瀧軍団vsドルイド文明の巨大人兵器」という側面には触れませんでした。この部分に対する評価は他の方に譲ります

2018-11-24

芸術という名の森

田舎でI wanna beしていた私は、一念発起して上京してからある程度の年数が過ぎた。

ひょんなことからとある芸術分野において創作活動を始めたのだが、その世界で見た事を部分的ながらも、

知っている方にとってはごく当たり前な事を書くことになる。

美術学校・藝大・専門学校における教師の質

残念ながら独学した方がマシな人しかいないので、正直名刺交換しんどい学生にとっては雲の上の人に見えるだろうけれど、

その内実は、企業とのつながりの為に出向した人間や、付き合いで取れた章典を引っ提げて人に教えている人が多い。

単純に考えればわかる事だが、才能も教えがいのない、カリキュラムも決まっていて、小金だけ持っている学生ルーチンでサラリー貰いながら教える仕事は、

最前線創作活動をし、名誉と金をもぎ取る人たちにとって、悪夢以外の何物でもないのである

これらの仕事として行う為の技術を学ぶ場としては機能しているし、OBOG就職先のネットワークは色々な点でメリットになるが、

それ以上の事は期待しても難しい。

定期的に何処かの美大教授怠惰であると抗議を挙げる学生がいるが、そもそも怠惰から美大教授をやっているとは考えなかったのだろうか?

パワハラ(というか優位的地位濫用)・セクハラ(というか強制わいせつ

そんな世界産業として成立していないとかいう人がいるが、労働者向けの用語に直すと括弧のにようになる。

どの世界でもある事だし、性善説社会は回っていない。自己権利を主張しない奴は「私の価値ゼロ円で使い放題です」と言っているのと同義から

優位的地位に居る奴に、いいように使われるのがオチであるセクハラ最近マシになったが、元々女にモテない奴が、

女に対して優位的立場行使できるようになると、気持ち悪い性欲の捨て場として使うようになるので、まあ気を付けてほしい。

・出来賞レース

言葉として、「10年に一人の逸材!」とかあるが、ではその方が受賞する賞年度を除く9年はどうかというと、

そこそこの落としどころで納得できる才能か、関係者の付き合いで賞を取らせることになる。

特に学校関係で受賞する方は、1020年先も活動できるような底の深さを作る間もなく、その余裕もない形でヨイショされるので、

憐憫眼差しで見てしまうのだが、本人にとっては今を生きているのだから仕方がない。ゴールは学校先生である

画廊関係の推薦も、よくよく思うと、その年の決算までに効率的に稼げそうな方を選んでいるフシもあるので、画廊を選ぶのも運である

そもそも大人しく金持ちの家に置く物や建具に細工をしていればまだいいが、fine artを名乗って売る以上、

その日暮らしのルンペンであり、狙った特定の層にウケる創作物を作るしかないのだが、

世界日本除く)は芸術作品の売買や輸出入における関税を極端に低くしているので、金持ち合法的脱税投機により成り立っている側面もある。

サラリー貰っている一般大衆とは考え方が違って当たり前で、そもそもそのような世界に居られない人間の逃げ場のような側面もあるので、

世間通念とずれた人間が多いのは仕方がないところである芸能含めて言い方が悪いがヤクザ世界である。信じられるのは己のみで、

己を信じられない奴は他社に食われる荒野世界に立っている。

個人的私見だが、ヤクザと聞くと皆さんが思い浮かべるのは悪いイメージだが、疑似家族制度や仁義義理の考えは、武士社会のもじりである

政治家財閥構成する方々の閨閥等の理論と、ヤクザ構成する方々の理論は、実はとても近い。

才能と己が全てである

履修

秋2018

College Writing

新入生必須レポートの書き方みたいなクラス

話をしたり作品分析をしたりは嫌いじゃないんだけどレポートを書くのが死ぬほどしんどい

好きな映画について書き始めたけど見直しすぎてこの映画嫌いになりそう

教授ユーゴスラビア出身の人なのでアクセントが聞いてて気持ちいい

Intro to Philosophy

哲学(入門)

ソクラテスベースデカルトとかミルとか読んだり論法練習したり

哲学という学問に対するふわっふわしたイメージ払拭された

曖昧なことについて考えるのは好きだけど2-3年かけてみっちり勉強したいほどではないと思ったので専攻候補から除外

Intro to Art History

石器時代から始まる一番古い時代世界美術史

洞窟壁画とかから始まってピラミッドとかギリシャ彫刻とか仏像かについて学んでる 

美術は好きだけど興味があるのは絵画から建築彫刻ばっかりのこのクラスあんまり面白く感じなかった

でも「アートって何だろうな」みたいなのがちょっと分かってきた気がする

・Multilingualism

アメリカの多言語環境についてのクラス

この国で使われてる言語、他の言語から受けた影響、方言文化グループ等について学んでる

正直クソ面白くて入学前には視野にも入ってなかった言語学に興味が湧いてきてる

あと教授が採点ゆるゆる天使

・Applied Calculus to the Social Sciences

微積分?のクラス 応用問題としてリアルシチュエーション文章題とか出てくる

死ぬほどつまらないし教授何言ってっか分かんないしリタイヤしてしまった

申し訳ないしもうちょっとしっかりしたかった

冬2019(予定)

・Drawing 1

副専攻として美術やりたいし最近絵書いてなさすぎて画力心配から基本的なとこから始める

春2019(予定)

Intro to Sociology (社会学

Intro to Cultural Anthropology(民俗学

Intro to Linguistics(言語学)

・Writing about Performance(レポートの書き方、演劇ダンスが題材)

Color Theory(色彩理論)かPainting 1(油絵)のどっちか

他に取ろうと思ってる必修(一般教養?)

理科天文学解剖学

理科2:心理学(入門)か心理学の「アメとムチ」ってクラス

理科応用:Data and Society (データ社会)

数学(再挑戦):Excelコンピューターサイエンスの入門

文学翻訳で読む日本文学

そろそろ一般教養を取り尽くしてしまうので専攻を決めないとまずいところだが分からん

法学とか医学とか暗記だらけのエリートルートは無理だしエンジニアリングとかコンピューターサイエンスとかのそこそこ高給安定ルートも興味が持てない 

2018-11-20

モナリザってデブじゃね?

それこそ美術作品の女って総じてデブじゃね?なんで?

2018-11-19

現代美術に詳しい人がいたら教えてほしい

バンクシーかいるじゃん。最近話題になったけど。

あいうのって過去美術作品とどういう風につながってるの?

現代美術って作品のものの美しさより文脈のほうが(文脈しか?)重要視されてるじゃん。

なんか一番うまいこと言ったやつが勝ちみたいな大喜利合戦に見える。

それが悪いとは思わないけど、なんでああいものが「美術」というジャンルにくくられてるのかがいまいちからない。

過去美術作品とつながってるように思えないんだよね。

美しい構図や色彩を追及するのはある程度極めつくししまたからそういう方向に進化したとかそういうこと?

美術の捉え方が間違ってるのだろうか。

anond:20181118095342

国語英語だって音読で一人で読まされて晒し者になる奴いたよ。

小学校同級生国語音読苦手で、一行読むのがやっとであとは泣いちゃう子がいたし、英語音読りんごを「アッポー」と読んだために、それからずっと「アッポーさん」とあだ名つけられた同級生だっている。

音楽のたて笛とか、必ず張り出させる書道美術とか、あげるときりがない。

体育で屈辱的な思いをしたのは気の毒だけど、何も体育だけではないよ。

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