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はてなキーワード: 美術とは

2024-07-26

平成二年生まれオタクロマンス観(HL・BLGL)を形作った作品たち

もうすぐ誕生日を迎えて33歳が終わるので、いい機会だと思って平成初期生まれである自分ロマンス観の奥底に眠る作品について、水面まで引っ張り上げて雑語りしてみた。なお性別は男。

HL:anond:20240724184142

BL:anond:20240725222040

GL:これ

GL

ガールズラブと項目を立てておいてなんだけど、実は未だによくわからない概念もしかして期待して読みに来たかもしれない人がいたらゴメンなさい)。とりあえず自分ステートオブジアートとして率直な気持ちを残したいと思う。

BLの方で書いたように、筆者は昔からティーン向けの少女漫画少女小説摂取していたので、(少)女同士の関係性は友情(たまに愛憎)のものとしてプリセットされていた。なので女と女の距離が近くても「ああそういう感情ね」として頭の中の知っている感覚にラベルを振り分けていた。そこに特別名前を付けることはなかった。ただ「友情・親愛」と。

その後、オタクとして成長すると共に、だんだん百合という概念が男オタクの間に伸長してきたが、百合市場が出来上がるのを横目に眺めるだけで、自分自身がどうこうということはなかった。

覚えている限りだと、高校生の時(2006年くらい?)にオタク同級生の間で少女同士の関係性を題材にした漫画だったかラノベが友人の男オタクの間で流行っていたと思う。なんだっけ……4コマ漫画で……メガネ女子の眼の前で授業机の中から大量の煮凝りがぬぽって落ちるシーンだけは覚えているんだけど……。当時は百合という言葉は使っていなかった気がするけど、可愛い女の子同士がいちゃいちゃしているのがいいんだ、みたいなことを言っていた気がする。自分はそれに対して、特に思う感情はなかった。いや、逆に今更?という感情だったかも。なぜならば既にその場所は訪れたことがあったから。

自分が初めて少女同士の恋愛にも似た感情のやりとりを意識したのは、小説だった。図書館で借りてきたとある作家小説で読んだS(エス)といううら若き乙女同士の関係女学校に通う少女同士の疑似恋愛。そこにあったのは上辺は花畑を舞う蝶のように煌めき美しいが、内側に潜ると内蔵のようなヌメついた湿った感情だった。疑似恋愛嫉妬、そして混じる疑似ではない気持ち

そんな作品を読んできていたので、かわいい子とかわいい子がかわいいことをしている、みたいな作品に喜んでいるオタ友がどうにも幼く見えてしかたがなかった。

そうして百合とかGLとはあまり仲良くないまま、女同士の関係友情というフォルダに入れて今の年齢まできたのだけど…………ただ……心の中で唯一引っかかっている、消化できなかった少女同士の関係があった(過去形)。それが恩田陸小説「蛇行する川のほとり」に出てくる若い女子高生二人の関係性だ。

タイトル 蛇行する川のほと
作者 恩田陸


本作は、高校美術部に所属する女子部員たちが、野外音楽堂で行う演劇の背景美術を仕上げるために夏休みに川のほとりにある合宿を行うというシーンから始まる。(一応)主人公の毬子は憧れの美術部の先輩である香澄さんに合宿に誘われ、有頂天彼女主催する合宿に参加する。本来ならば年頃の少女たちの楽しいお泊り会となるはずだったのだが、香澄さんをはじめとする他の参加者は、彼女に何かを企んでいるような、隠しているような態度を取る。次第にただの楽しい合宿ではないことが分かってきたころ、毬子本人が忘れていた幼い頃にあった事件が浮かび上がり彼女過去を照らしてくる。そして過去を失い、少女大人になる。

本作のあとがきで、作者の恩田陸は「私が感じていた『少女たち』を封じ込めたいと想って書いた」と記している。その言葉の通り、本作には様々な「少女」が登場する。まだ大人子供奇跡狭間うつろう毬子、過去を持たない完成された香澄彼女相棒天才肌の絵描き芳野、一足先に大人へと羽化した真魚子。4つの章を通じて彼女たちは多様な顔を見せる。無垢でいながらも自分でも把握していない秘密を握っている毬子、どこまでも独立して半身の芳野にすら内心を明かさな香澄、優れた美術家の観察眼で本質を見抜きながらも最も大切な自分の中の香澄への気持ちに気付いていない芳野、そしてとある事件きっかけでその輪に無理やり入れられた真魚子(まおこ)。章ごとに語り手が代わり、一つの側面の形質は、語り手へと姿を変えてると主観となる。

本作には、登場人物のうちに公式に女女カップルと呼べる組み合わせが存在する。香澄芳野だ。常に二人で行動し、二人で一日を過ごし、どこでも二人の世界を作る。互いに互いを引き立て合うようなお似合いの二人。しかし二人は望んで一緒にいるわけではない。過去を共有してしまって、もはや離れられないのだ。お互いに過去という鎖を結びあってしまったと言っても良い。しかし、少なくとも芳野の方は、共に鎖を結びあった相手香澄で良かったと思っている。

門外漢自分が考えるに、多分世の中のGL?百合?好きは、芳野編を大いに好むと思う。そこで繰り広げられるのは、互いに誰よりも近く、親密で、そしてお互いに内面の99%まで理解しているのに、その残りの1%が、相手への愛が本当にそこにあるのか分からないという愛の物語だ。芳野編の、今まで無意識に避けてきた香澄肖像画を描くことで、自分の中の気持ちを形作るという展開はとても美しいものがあると思う。

ただ、自分はこの二人の関係性は処理出来ていた、と思う。友情、親愛、そして強い愛情と。自分が最も咀嚼できなかったのはもう一つの組み合わせ、毬子と真魚子の方だった。

同級生の中でも子供っぽい毬子と、級友に先駆け一足先に大人になってしまった真魚子。恋愛面でもお子様な毬子と既に大学生恋人がいる真魚子。正反対の二人は対極に位置するからか、親友同士であった。香澄芳野という二人と比べると、一生離れずに共にある彼女たちに対し、高校生の間は親友でも卒業したら普通に進路が離れ疎遠になり、それでもたまに会ってお茶をする、というような関係だろう。仲良しで大好きだけど、互いに混じり合う程に近いわけでもなく、恋人よりも好きというわけでもない。そう、それだけなら十分に理解できたんだ。

物語の後半、とある事情により毬子の代わりに真魚子が合宿に参加することになる。自分が一番よくわからなかったのがそこだった。毬子が事情により参加できなくなるのは分かる、でもあん事態になったとは言え、真魚子が嫌っていた香澄たちのところに単身乗り込むようなことをするのか、と。だって毬子と異なり彼女にはなんにも過去事件因縁が無い。だからいくら毬子に頼まれたからって、わざわざ事態を究明するために乗り込む必要はなく、ほとぼりが冷めるまで、物語が閉じるまで放っておけばいい。しかし、彼女は乗り込んだのだ。

この機序がずっと咀嚼できていなかったのだけど、最近、もしか自分の考えは順序が逆であるかもしれないと気が付いた。頼みを受けて乗り込まねばならないほど、本当は彼女にとって、親友は本当に大切な存在だったのだ、と。誰よりも冷静で頭が切れる真魚子であっても、いや毬子の親友彼女からこそ動かざるを得なかったのだと。その時、すとん、と腑に落ちた音がした気がした。

香澄芳野の唯一無二の分かち難い強固な結びつきとはまた違った、同級生親友というどこにでもある女子高生の毬子と真魚子の結びつきも、それはそれで一つの思春期の素朴な輝かしい感情の頂点なのだと。

百合とかGLとか未だよく分からないけど、自分にとってそれらに一番近い感情は、この二人を想うときかなって思った。

2024-07-24

なんかどれだけ甘いっていったって砂糖舐めるのが甘さの頭打ちなんだよな、とか

辛いと言われているものって辛いと言えば辛いけど、余裕と言えば余裕な感じで、それは継続的ものであっても同じで、でも耐えようと思えば耐えられても自分は耐えようと思わないよな、とか

どんな美術品や音楽も凄いと言えば凄い気もするし、大した事ないといえば大した事ないような気もして、じゃあお前出来んのかよって言われたら出来ないんだけど、絶対に届かないかっつったらそこまで遠くもない気もして、でも多分近づこうともしないんだよな、とか

世界バランスが分からないし、あと自分怠惰の底が見えないし、どれくらい期待していいのか分からない

的な事が今日今日とて頭の中を鈍行で駆け巡っていた

アサシンクリードって、舞台美術が凝ってただけで、歴史的リアリティとかなんて「SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE」とかと同じ借り物ファンタジーレベルなんじゃねーの?元々。

2024-07-23

anond:20240720123333

便乗して書くぞ

真夜中ぱんチ

汚いヨルクラその1。ヨルクラはSupercellとかYOASOBI的なものだったけど、こっちは美少女東海オンエアといった感じか。主人公ガチクズなのがいかにもYoutuberっぽい。警察に捕まらないようにね。

VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた

汚いヨルクラその2。こちらはVtuber佐倉綾音下ネタを言わせるのが目的っぽくも見えるけど、あの人若手の頃にちんこもいじゃうからとか言ってたしな。Vtuber文化よく知らないので、いまいち何をやっているのか理解できていない。てっきりジャージメガネすっぴん中の人が出てくるかと思ったら、Vtuberのガワまんまという演出だった。

菜なれ花なれ

地方都市女の子が集まってなんかやる」系。チアリーディングP.A.Worksお家芸。ただ背景美術PAっぽくないポップな感じ。群馬なのにゆず。チアパルクールなのに鉄壁スカート別にパンチラが見たいわけじゃないけれど(短パンでも履かせればよくね?)、チアリーディング鉄壁スカートは不自然。それ以外はよい。

逃げ上手の若君

こちらは鎌倉パルクール。いや、時代背景的にパルクールじゃないんだろうけど、人生ゲームとかやってるしパルクールでいいだろ。

小市民シリーズ

岐阜日常ミステリこちらは背景美術が実写的でEDは完全実写。シネマスコープサイズで菜なれ花なれとは色んな意味対象的な印象。米澤穂信神戸守なのにところどころ西尾維新シャフトみたいな演出を感じる。

天穂のサクナヒメ

P.A.Worksって今期3本もやっていて、それぞれ作風がぜんぜん違う。キャラは一番アニメ的なのに、背景は一番実写的。原作ゲームプレイなので「おお、これ鉄腕ダッシュでやってたやつだな」ってなってます。これシリーズ構成花田十輝なのね。

2.5次元の誘惑

汚い着せ替え人形ビスクドール)。ビスクドールからスパダリ成分抜いてキモオタカメ子成分注入した感じ。前田佳織里鬼頭明里ってこの手のに大体いるよな。消費型オタクはどう頑張ってもカッコよくはなりません。

義妹生活

よくある同居ものラブコメから外して、やたら静かにアニメ的に作ってる。ラッキースケベとかはないので、そういうのが嫌いな人も安心して見れます。ただこれ、ここから面白くなるんだろか?

時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん

ロシアウクライナ侵攻に日本で最も頭を抱えたのはこのアニメ関係者だろう。上坂すみれロシア語喋ってるの久しぶりに見る気がする。内容は普通ラブコメヒロインEDJ-POP歌うのは定型

負けヒロインが多すぎる

OPわたせせいぞう感(または久米田康治感)。安部公房全集が出てきただけで満足。普通この手のアニメ文芸部太宰治宮沢賢治芥川龍之介しか出てこないから。

恋は双子で割り切れない

村上春樹なんか読む小学生なんかいないし、ガルシア・マルケスなんか読むJKなんかいない(偏見)。いや、安部公房なんか読む高校生も今どきいないだろうけど。

2024-07-22

anond:20240722184631

藝大油は25年前とかでもない限り、全然エリートじゃないよ

卒展のレベル笑うほど低いし、かなり受かりやすくなってるし

藝大のファインならまあ日本画かな上位なのは

そもそもまともに美術やりたい人は海外芸大行くから

2024-07-18

なぜ"絵"だけなのだろう。本当に不思議

例えば会計士弁護士教師保育士医師看護師

彼らは、現実人間と付き合うことを通して

社会人間同士のやり取りがすべてで、

それらが積み重なってできたものなんだ、って感覚が培われていくのだろう。

そもそも、ある一定教育を受けて倫理観を育み、試験突破するからこそ

社会的信用を得られて、それが自信に繋がってるということはあるかもしれない。

ま、それだけに不正行為をすれば吊るし上げられるのは仕方のないことだけど。

ただ、元増田に関して一つカワイソウなのは

組合等を作って団結する能力と意欲、そして想像力が全くないこと。

例えばアダルトゲーム業界ではソフ倫のような業界団体を作るとか

業界として一致団結し、文化を守ろうという意志があった。

能力は無かったのかもしれないが、きちんと外部の力を借りてでもやり遂げた。

外部圧力に対抗するというインセンティブもあったのだろうけど。

「けどさ。正直、正直な話。"絵"なんてマジでどうでもよくない?」とバカにする元増田

「いやまあ、美術館に行くとかは楽しいし。綺麗な絵を見るのは心の保養につながると思う。

から、才能のある人間に、金持ち支援して作るようなものだろ、美術品なんかは。

それだって傲慢人間支援されるわけもないわけで。

なぜ、自分に才能があると思ってしまったんだ?

それに無限お金を払ってくれるほど、価値があるとなぜ思ってしまったんだ?

絵は、誰かと共同で作業することがほとんどない。

孤独作業だと思う。

本当に自分が描きたいもの空想し、技術を磨き、完成させる。自分一人。腕一本で。

受験とおなじメリトクラシーの極地で。

受験なんて、人生で一回経験すればいいようなもの

描くたびに評価に晒され続ける。

インターネットの出現によってそれは段違いの速度になった。

否が応でも他人の結果が飛び込んでくる。

家にいても。街なかに出ても。テレビでも。

あらゆるメディアで、他人成果物に触れる。

時間、何十時間も掛けて一生懸命書いたものが。

たった1スワイプ。1ルックで。何万人の評価が一瞬で出る。

脳汁すごいだろうな。圧倒的なドーパミンだよ。

絵は趣味程度に思っておいたほうがいい。心の底からそう思う。

やるなら漫画か、アニメ映画か、きちんと共同作業必要な場にしないと。

アニメーターの給料がどうのこうのって言うけど、

結局コミュニケーションが取れないからだまくらかされてるだけ。

結局そういう世界だって能力比較はされるだろうし。

描き続けてもいい。

でも、"好き"を仕事にしちゃいけない。

いずれ苦しくなるから

あらゆることが晒され、評価され、自分の目に飛び込んでくるこのディストピアでは。

わたしは疾うの昔にこの世界を抜け出した。

頼むから、"好き"を仕事にしないでほしい。

それでも続けたいのなら、承認欲求の解消方法をどこかで学ぶといい。

あなた作品出会うのをこれからも楽しみにしている。」自分の為したことに後足で砂をかけてする冷笑は楽しかたか

2024-07-15

anond:20240715141825

すり抜けへの呪詛があふれるのは、途中参加勢の方が圧倒的に多いのも一因だろう

長期プレイヤーと比べると引きたいガチャに復刻も入ってくるため数年くらいは微課金じゃ慢性的な石不足になるはず

もちろん微課金以下なのに推し愛などの影響で凸や餅に浮気ちゃう人が多いのもある

そのへんはコツコツプレイ重要中華ゲーへのキャッチアップが遅れた分と自分のこだわりを貫いた分により自縄自縛してるせいで、ギャンブル性や課金圧に問題があるわけではない

すり抜け仕様がほぼ唯一にして最大のギャンブル性だからそこをなくしたほうが良心的というケチはつけられるが、PU確保の期待値金額的にはすでに十分良心的な部類なので、(武器ガチャ仕様以外は)受け入れられる範囲だろう

俺はギャンブル性というかランダム性を完全に排除するべきだとは思わない、多くの人にとってハンドリングやす収束させやす範囲にとどめて残す分にはユーザーにとってもメリットがあると思ってる

それ前提で細かい費用や獲得数の差はあれ、現実的予算で十分遊び尽くせることに相違はないと思う

どうしても性に合わないキャラスキップしたり、楽しめない戦闘イベントスキップしたりと個々で計画を調整しながら柔軟にプレイしていけばいいと思うし、そうできるだけの懐の広さはあると感じてる

そもそもキャラ引けてるか否かはゲーム体験としてそこまで核じゃないとも言える

隔verごとに過去ネトゲ前例からは考えられない規模のマップ追加がきたり、美術音楽に意趣を凝らしたゲーム内外のコンテンツに触れられているなら、それだけで月額+αくらいは余裕で元がとれた感覚になるユーザーも多いはずだ

まりこういう感覚を得られるゲームはなくて上位の中華ゲーやのめり込んでいるときアイドルゲーくらいだと思うが、リアルタイム体験とかメディアミックスとかが鍵なんだろうな

日本ユーザーガチャにばかり目を向けすぎてゲームを楽しむことに関して本質を見失ってると思う

石集めのためだけに労役のようにコンテンツを消費しようとする人の多さを見るに、悪い意味ソシャゲ文化適応してしまった代償をまさに支払っているように見える

anond:20240715005011

まあ崩壊3rdシナリオは感動させ力に全振りしてて理解の点で読み手を置いてけぼりにしがちって点で精緻さに欠けてるのは確か

ゲーム性スマホゲームとしては頑張ってる方だけどアクションかというと大味なキャラチェンバフどーんに終始して凝ったグラフィックごまかしてるだけだな

最新のボス戦は面白かったけど1回限りのもんだしな

でもホヨバと一括りにできるもんでもないぞ

スタレのピノコニー編や原神のスメール、フォンテーヌあたりはシナリオマップデザイン美術も設定も音楽過去の全ゲーム史上トップクラスといえるくらい味が濃くて精緻に練り込まれた作りだと俺は感じたぞ

そのへんまで触れてなお大味だと思う人は見過ごしてる部分が多すぎるか、細かい部分に神が宿ってることを軽視しすぎる性格が大味な消費者かどっちかだな

もしくは課金しすぎて自発的ヌルゲー化しといて大味と言ってるパターンもわりとある

全体的に大味じゃないゲームに触れたいならゼンゼロが一番いいぞ

スペースキーキャラチェンパリィを駆使すると気持ちいいながらもアクションとしては多少簡単で万人寄りになるが

極限回避を中心に単騎でやろうとするとフロムゲー並にやりごたえのあるゲームになるし

何よりシナリオが分かりやすくてシンプル面白

リアルタイムますます盛り上がっていく神ゲーと並走する喜びを一緒に味わおうぜ斜に構えてないでさ

俺は2021年の原神23年のスタレに続いてThe Game AwardのBest Mobile受賞狙える出来だと思うんだけどどう思う?

とりあえず毛嫌いするにしてもある程度やり込んでからにしてくれよな! 偏見思い込みはよくないぜ

2024-07-12

anond:20240712213505

正直元増田は「嫌いじゃないけど陳腐だなぁ…」という感想で、

他の増田増田で言ってるように、

中高の美術部や美大美術専門学校の1〜2年生の作品には掃いて捨てるほどあるコンセプトなんだよね

あの発想もあれが刺さるのも多数派だと思う

ただ、絵じゃなくて、食器にして醤油入れて撮影してSNSに流す、は思い付いても実際にやる人は少ないか話題になったんだろうけど

で「社会的に正しくない」「作るのやめろ」とかいう、作者の創作や公開の権利剥奪すべきと主張してる人ってまじで見当たらないんだよね

自分に見せるな(流れてくるな)」と主張してる人は結構いるけど

2024-07-11

AIの連中、狂暴すぎんか?

タイムラプス動画を作るAIについて、「類似研究として美術の修復に使える可能性がある」って研究者の人がツイートしたら、

寄ってたかってネットリンチ開始。

別にその人がタイムラプス動画を作るAIを開発したわけでもないし、そのAIのもの美術の修復に使われると言ったわけでもないのに、

やれ素人だのやれデマだの、罵詈雑言オンパレード攻撃しまくった。

AIを使って美術品の修復を試みる事例は実際あって、モネの絵の修復に利用した事例などがあることをその人が説明しても、

一切無視で、タイムラプスAIへの不満を罵倒し続けた。それはタイムラプスAI作ったスタンフォード大のやつに言えよ。

本当に反AIの連中気持ち悪い。

なんなんだあいつら。

反ワクとかと同レベルカルトに見えるよ。

2024-07-09

せっかくだから田舎に戻って来た増田提案? してみる

フルリモートで田舎に戻ったけど文化がなくて無理すぎる

この増田、つい強い文面で否定したくなってしまったが、それは良くないと思った。

なので、文面から拾える情報を元に提案っぽいことを書いてみようと思う。

農業を手伝う

記事を読んだところ、ご両親は加齢で農業をするのも大変なような。

少し手伝いをしてはどうだろうか。

そもそも人類農業を始めたことにより定住し、社会を発展させることができた。

文字通り、文化の土壌であり、文化的だと考えることはできないだろうか。

規模も作物もわからないが、農業試行錯誤連続だ。工夫のし甲斐もあるだろう。

農業は大変だし、本業もあることだから簡単に手出しできないこととは思うが、一考の価値はあると思う。

ホームシアターを作る

映画好きみたいだし、映画館が遠くて難儀しているようだ。

せっかくだからホームシアターを構築してはどうだろうか。

物を選べば天井知らずだが、物を選ばなければ割と安い

 

100インチスクリーン 5万

・5.1chサラウンド 10

プロジェクター 5万~

 

スクリーンは安いのなら3万くらいからある。吊り下げとか置き型とかは環境による。でかいから置き型の場合は保管場所に気をつけろ。

サラウンドも意外と安い。ヤマハスピーカーセットとアンプ10万しないくらいだ。

プロジェクターも安いのがあるが、ルーメン値という明るさが少ないと部屋を真っ暗にでもしないと見えないから気をつけろ。ただ、安いので試すのも一つの手だ。

短焦点は距離的に魅力があるが、スクリーンも専用のもの必要だ。

これにPS5でも繋げば大画面でBDなり配信サイト映画を楽しめる。物足りなかったら設備アップグレードする楽しみもある……と思う。

部屋のカーテンに気を使ったり、色々と楽しくなる……はずだ。

コーヒー自家焙煎をする

Amazon検索したら自家焙煎機械が数万から売っていた。

車で一時間半かけて行ける映画館は多分イオンモールとかだろう。

だとすれば、カルディコーヒー豆を買うことができる。通販でも買える。

自分好みのコーヒーを探求するのは楽しいんじゃないだろうか。

増田の望みがスタバリモートワークしたいとかだったらすまん。

ドライブ、小旅行をする

増田は車の運転ができるようだ。なら、どこか遠出するのはどうだろうか。

と金があれば、移動できる範囲は広がるし、できることが増える。自由だ。

だいたい田舎には温泉がつきものだし、温泉巡りもいい。

フルリモートがどんな環境かわからないが、日中町の方で仕事して、金曜夜になったらそのまま車で小旅行とかちょっと憧れる。

田舎風景写真とかを撮る

増田デザイナーだそうだ。なら、美術的な知識素養が高いはずだ。

せっかくだから田舎風景写真を撮るとか絵に描くとかやってはどうだろうか。

今はネット上に発表する手段が沢山ある。暇つぶしにはなるだろう。

最後

俺は田舎者だから増田気持ち想像することしかできない。

しかし、都会というのは歩いているだけ色んな情報が入って来て行動の「きっかけ」を掴みやす環境だというのはわかるつもりだ。

残念ながら、田舎にはそういうのがない。その刺激の少なさが良い面でもあるのだが、都会に慣れた増田には退屈に感じることだろう。

都会と田舎生活ギャップはどうしたってある。あとはどう折り合いをつけれるかだ。

良い機会だから「都会ではできなかったこと」「若いころやりたかたこと」に思いを馳せてはいかがだろうか?

記事を呼んだ感じ、増田は所帯を持っていなそうだし、収入はあるし車もある。選択肢を選べる環境だ。

増田田舎でやることを見つけられるよう祈っておくよ。

2024-07-08

AKIRAから35年以上経ってるのに

明らかにアニメの背景美術AKIRAを超えてるものがない

2024-07-07

期待してたよりも面白くなかったから途中で買うのをやめた漫画教えろ

俺は雷雷雷、鵺の陰陽師ブルーピリオド

鵺はバトルシーンに迫力がないしキャラ同士のコミュニケーション生活臭がしないギャルゲみたい

雷雷雷は単純に読んでてワクワクしない、次が気にならない ガンツって偉大だったんだな

ブルーピリオド主人公全然関係性のない故人(友達の友達他人です)の話しはじめた当たりでついていけなくなった、そういうのじゃなくて美術の話をもっと広げてくれたらよかった

2024-07-05

anond:20240705212132

ここ数年でストーリーが抜群によかったのは俺の触った中ではスタレのピノコニー編、原神のスメールとフォンテーヌのメイン、あと原神のキャラクエいくつかだな

分かりにくさを脇におけば崩壊3rdの古の楽園編もかなり良かったがアニメ補正が強いな

こういうのはリアルタイムでやってるかどうかで感動を肉付けしてくれるサブコンテンツ郡との連結度が段違いなので

一気に通しでやって評価できるかっていうと、はっきり言って高評価してる人たちの受け取った感動の5割も伝わってないと思う

初期から追ってない運営ゲーム骨太シナリオ体験を求めることがまず間違ってるので

まだ遊ぶ気力があるなら昨日はじまったばかりのゼンレスゾーンゼロを強くおすすめするぞ

こっちはコメディ色が強くわかりやすシナリオが添えられててメインディッシュコンシューマを超えるクオリティアクションなんで

まあそれを期待しすぎてもすごろくパートの多さに出鼻をくじかれるかもしれんがな

美術テイストの好みは分かれる感じだけど基本無料ゲーとしてはクオリティ過去最高クラスだわ

嫌な同級生が、俺より上を行っていることがわかった日

Twitterをダラダラ眺めてたら、有名なデザイン賞を獲った自慢をしてるポストが流れてきた。

なんか見覚えがある名前だったんだけど、思い出したぞ。

高校の時に同級生だった男で、当時美術部で結構ケイケだった俺をライバル視してたやつだ。

キョロ充を絵に描いたようなやつで、あちこちに顔出しては誰も聞かない自分語りをするやつだった。

卒業が迫ってきて、自分芸術系大学に進むことになって、そいつはどっかの大学が決まって「俺も運がよければ同じ大学行ったのに」とか言ってきた。

卒業文集のレイアウトとか表紙を先生からお願いされてて準備してたんだけど、そいつが「俺にやらせてくれ」って勝手先生に直談判して、先生も俺がOK出したもの勘違いしてそいつが全部担当することになった。

結果、まぁそれは酷いもので、なんでこんなものを作ったんだレベルだった。

挙げ句の果てにクラスのページではそいつが写ってる写真ばかり載っていて、俺の写真は一枚もなかった。

そんな感じだったから、結構嫌われてるやつだった。

卒業から20年。

まさかTwitterたまたま見ることになるとは思わなかった。

それから大学をもう一度入り直して、制作会社に入ったらしい。

過去ポストを見ても、謙虚そうに見えてめちゃくちゃ自慢してる感じは当時から全く変わっていない。

その仕事の成果はお前だけやった成果じゃないだろう、って突っ込みたくなる。

でも作品を見ると、悔しいことに結構いい、というかめちゃくちゃいい。

マジで悔しい。

やっぱり、人の仕事とかあんまり他人がどう思うかは関係なく自慢した方が、次に繋がる世界なんだろうか。

俺も今同じような仕事をしているけど、明らかにそいつの方が上を行ってるのは間違いない。

ああ悔しい。

今に見てろ、お前なんか相手にさえされないレベルにのし上ってやるからな。

2024-07-04

anond:20240702122142

美術に限らず、食とかもそうじゃない?

いろんなものを食べてるうちにいわゆる「舌が肥えて」きて、

そういう人向けの料理って、逆に舌が肥えていない人からしたら意味の分からない、美味しくないものに感じられると思う

映画とか音楽とか、カルチャーもそういうところがあるよね

昔はそういう「玄人好みのモノ」に対して反感もあったけど、最近は仕方ないというか、

どっちも需要があるし、精通度に応じたモノの供給があるのは悪いことではないのかなと思うようになったな

2024-07-03

anond:20240702122142

ブコメカップラーメンの喩え本当に頭悪くて、元増田美術品の話は「専門家しかからないのが最高の美術評価されてるのはおかしくないか?」って話なのに、カップラーメンの喩えは売れてる数の話でしょ。目茶苦茶高いフランス料理のフルコースはただ提供の機会が少ないだけで売れてないわけじゃない。素人が食ったってちゃんカップラーメンより美味い。無理に食べ物に喩えるならキャビアフォアグラだろうけど、これはちゃんと“珍味”と評価されてる。(世界一珍しいか世界一美味いなんて誰も言ってない。)

ブクマカやっぱり頭悪いな。あまりにもアレなので増田に書かせてもらったわ。

anond:20240702122142

いろんな美術の楽しみ方があっていい

自分で楽しむためならば

普通に印象派みてきれいだね~でいい

思想がないとかベタだとかまったく気にしなくていい

美術デート彼女にええかっこしたいとか、ギャラリーのレセプションで起業家仲間にマウントとりたいとか、そういう煩悩はいってくるとそうはいかなくなる

anond:20240702122142

美術品の良さって言われると国語の授業の作者の気持ちの答えを思い浮かべてしま

作品を見て私はここに興味惹かれましたとかこういうところが好きですでいいと思うけど

教科書的解答じゃないとニワカ扱いされるし素人扱いだし見る目、センスがないと言われる

作品の良さを評価するのに作られた経緯とか込められた文化を知らないと理解できないものもあるだろうけど

そういうの知らなくてもここが良かっただけでもいいと思う

庵野監督映画なんかも知識ゼロでも普通に面白いと思ったし

美術品でもその辺のオモチャでも、「一見して十分に価値が分かる物」は実は少ない

たとえば、手作業効率化する革新的調理用具があったとして、普段から料理をしていないとその価値が分からない

たとえば、ポケモンレア価値が高いカードが目の前にあったとして、まず「価値がある」ことを知っていないとそれは分からないし、そもそもゲームアニメポケモンを知っていなければ、欲しいとも思わない

美術品もそれと同じというだけ

美術歴史物語取引の実績があり、その積み重ねを理解して紐解かないと価値理解できない

では、なぜ美術品に関してだけは、それが「一見して分かる」と勘違いしてしまうのか

そこに美学美術に関する問題が潜んでいるのだが…

この余白はそれを書くには狭すぎる

anond:20240702122142

なぜ美術品が株のような値動きになったか追ってみると良い

結局は「これが存在する文脈と時空を共にする権利いくらで買いたいか」という観点で値を付けてるに過ぎん

増田が言ってるのは制作コスト 価値ではない

anond:20240702122142

音楽でも映画でも同じことだけど、

「広く大衆がわりと感動する」を目指す人もいれば、「一部の人にめちゃめちゃ刺さる」がいいと思う人もいる。

人それぞれで、どっちの方が本当の芸術だという話ではない。

美術では後者流行ってるけど、映画は前者寄りで、音楽はどっちも結構認められてる感じかな。

美術場合、前者路線鉄板は本物そっくりに描くことだったけど、

写真発明されて以来「本物そっくり」が別にすごいことじゃなくなっちゃったので、

誰もが認める優れた作品というのが分からなくなった。

から個人路線に走り、徐々に先鋭化して今に至る。

「誰が見ても素晴らしいと思えるもの」かー。そんなのあったら見てみたいよな。

自然絶景は感動するけど、それを完璧キャンバスに写し取っても「ふーん、で?」って感じになるよな。

「どうせ自然は超えられないんだから美術なんて存在意義ないだろ」と思う人はそれでいいんじゃない

早い人は写真が生まれる前からそういうことを言ってる。

「どうにか何とかならんものか」と思ってる人が美術をやってる。それだけ。

anond:20240702122142

美術ってのが何を指すのかによるけど

いわゆる現代アートってもんがどうしようもない袋小路に入り込んで何が美なんだかようわからんみたいになってるって意味なら同意

文脈の上でしか価値を持たないもの視覚芸術聴覚、その他でも同じ)ではない

まぁあれは金融資本主義とびっちり結びついた時代の徒花なんで

2024-07-02

anond:20240702122142

ならば俺が全ての美術品を否定しよう

ゆえに全ての美術品は等しく一切価値がない

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