「必然」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 必然とは

2018-12-10

Queenメンバーが覚えられない

フレディ・マーキュリー逸話を含めていろいろ有名だし、ブライアン・メイ作曲したり教授だったりしてまあ覚えられるが、問題は残りの二人。

メンバーにジョンとロジャーがいるっていうのは、様々な逸話とかで名前が出てくるのでまだ思い出しやすいのだが、ファミリーネームのほうが、これらの人名とごっちゃになってしまう。

特にジョン・テイラーベーシストなので、音楽関連として先にこの名が思い浮かんでしまうと、次にロジャー・ベーコンが思いついてしまうのは必然といえる。さよならディーコン

[] #66-2「結果発表

第4位・・・20話 「害虫駆除普遍的手段とは」

皆も知っての通り、俺は異世界に改めて生まれ落ちた存在だ。

なので神に贔屓にしてもらったが故の、持って生まれた才能がある。

それに加えて割かし努力家。

強くなるための環境も出来ていた。

人格者でもあるので、必然と仲間が集い、慕われる。

何よりゲームみたいなシステム跋扈しているこの異世界は、文明こそ遅れていたが酷く快適だ。

現世での俺のしみったれた生活は忘れざるを得ない。

そんな俺が、この異世界活躍することは定められた運命に近い。

これまでの功績は控えめにいっても半分以上は俺の手柄ではあるが、それでも恵まれいたことは否定できないだろう。

そんな俺でも、長く冒険を続けていればピンチの一つや二つあってもおかしくはない。


だけど、そのピンチを切り抜けることが可能な“奥の手”がある。

ヴェノラ「明らかに嫌なヤツめ、溜飲を下げさせてもらうぜ! ジャストコーズ・オン!」

その奥の手こそが「ジャストコーズ」という、俺に備わっている独特なパワー。

正当な理由があるとき目的を最大限遂行するための力を一時的にその身に宿すことができるのだ。

ヴェノラ「ジャストコーズ・ドッジボール! これで頭に対するあらゆる攻撃無効化できる!」

粗野な冒険者「なんだ、それは! すごくズルいぞ!」

発動しなくても何とかなることは多いが、発動できればどうにかできることが多い。

その圧倒的な効果により、目の当たりにした敵の多くは口々に「ズルい」と負け惜しみをほざく。

俺もズルいパワーだと思うときもある。

からといって、それが使わない理由にはならない。

俺にはそのパワーを行使するだけの、正当な理由があるからだ。

こう言ってしまうと、ジャストコーズを使っていれば楽勝ムードだと思う視聴者もいるだろう。

だけど相手だって愚か者じゃない。

そこまで強力な「ジャストコーズ」の対策を色々するわけだ。

ヴェノラ「ジャストコーズ・マジックリーン!」

魔法使い「くっ、ならばマジックシールドで防ぐ!」

ヴェノラ「俺のジャストコーズは魔法じゃない。つまり、それで放たれるマジックリーンも魔法属性ではないので防げない!」

魔法使い「そ、そんなズルい」

もちろん俺はすごい人間なので、それを尽く挫いてきた。

ジャストコーズが目的を最大限遂行するための力であるならば、それを防がれる道理はないからだ。


だが、そんな中でも予想外な対策をされ、酷く狼狽したのがこのエピソードだ。

ヴェノラ「ジャストコーズ・オン!……なぜだ、発動しない!?

ウロナ「……ああ、そっか! 今のヴェノラには、それを行使するだけの正当な理由がないんだ!」

ヴェノラ「正当な理由がない……?」

ウロナ「ヴェノラはいつも相手を『嫌なヤツ』だと言ってからジャストコーズを発動させてきた。でも『嫌なヤツ』だという理由だけじゃ足りなかったんだ。他にも、ちゃんとした理由がなきゃダメなんだ」

ヴェノラ「な、なんだって!? 嫌な奴を懲らしめて溜飲を下げたいってだけじゃあ、正当な理由にならないのか!」

傭兵くずれ「ふっ、今さら気づいても遅い!」

この時まで、俺はジャストコーズの発動条件を勘違いしていたんだ。

仕方ないので俺の元々のスペックで何とか懲らしめたが、この傭兵くずれが俺よりも強かったら危なかった。

今回のエピソード以降、敵以上に俺もジャストコーズについて考える必要が出てきたわけだ。


投票者コメント

「今まで万能だと思っていたジャストコーズに、こんな弱点があったなんて! これをリアルタイムで観たときは衝撃だった」

ジャストーコーズで勝利という流れが定番になってきた頃に、このような展開を入れてくるのがすごい」

「久々に己のスペックだけで勝利するヴェノラの戦闘シーンは迫力満点!」

「『そもそもジャストコーズを発動させない』という対策をしてきたこともそうだけど、それをポッと出のモブキャラがしてきたことも予想外だった」

(#66-3へ続く)

2018-12-08

学生時代ネトウヨに罹ってて良かった

大学時代1日平均5時間は2chに繋いで普通K-POPスレ韓国産ネトゲスレにまで嫌韓コピペを貼り付けまくってた。

学部4年間で一生分の在日サヨク中朝韓叩きをして完全に飽きて、就職と同時にスッパリ辞めることができて本当に良かった。

職場の同僚や学生時代の同期が今更になって徴用判決だのBTSだのと嫌韓発症しているのを見て、オトナになって罹るハシカは辛いぞーと心配になる。

ネットを見てたらネトウヨになるのは必然なんだから人生の早いうちに罹って免疫付けた方が良い。

その意味では、子供にはスマホ自由ネトウヨまとめサイトアクセスさせて成人前の中高生あたりで飽きるように仕向けるべき。

妻が最近ネトウヨ化して困っている

https://anond.hatelabo.jp/20181205141921

2018-12-02

我々は一人の社員を失った。

これは敗北を意味するのか? 否! 始まりなのだ

GAFA連邦に比べ、我がNTT年収は30分の1以下である

にもかかわらず、今日まで戦い抜いて来られたのは何故か!

我がNTT職場環境正義からだ!

我々は郵政省公社を追われ、民間企業にさせられた。

そうして、一握りのエリートが、全地球にまで膨れ上がったGAFA連邦支配して20余年。

日本に住む我々が社員引き留めを要求して、何度連邦に踏みにじられたか


我が社員諸君が愛してくれたXXXXXXは辞めた。何故だ!?

新しい時代覇権を、我ら選ばれた社員が得るは歴史必然である

ならば、我らは襟を正しこの戦局を打開しなければならん。

我々は、過酷競争環境生活の場としながら、共に苦悩し、錬磨して手厚い福利厚生を築き上げてきた。

かつて中曽根康弘は、行政革新郵政の民たる我々から始まると言った。

しかしながら、GAFA連邦モグラ共は、自分達が情報通信産業支配権を有すると増長し、我々に抗戦をする。

諸君の、父も、子も、その連邦の無思慮な抵抗の前に辞めていったのだ。

この悲しみも怒りも、忘れてはならない!

それをXXXXXXは退職をもって我々に示してくれた!

我々は、今この怒りを結集し、GAFAに叩き付けて、初めて真の勝利を得る事ができる!

この勝利こそ、退職者全てへの最大の慰めとなる!

悲しみを怒りに変えて、立てよ社員

我らNTTこそ、選ばれた民である事を忘れないで欲しいのだ。

優良種たる我らこそ、人類を救いうるのである

ジークミカカ!!

2018-11-16

anond:20181116164031

 感想欄にも同じ意見が幾つか有ったのですが。

 第一からすでに石材屋を開店している形だと。

 開店に関わった人物達の思惑が、後の回想だけでは描写仕切れないと思ったからです。

 美術家に限ったことではありませんが。

 その分野でどんなに優れた才能があろうと。

 その人物が1から始めたとき、表舞台に立つためには。

 活動資金などを援助してくれる後ろ盾が大切なのは現実と同じです。

 ですので、お金もつ貴族との関係必然で、今後も密接にかかわって来ます

 作者はアオという特殊少女と関わるうえで。

 エドアルド側の歓喜や苦悩。

 そして後に関わってくる他の貴族達との関係も絡めて描きたかったのです。

 なにより異界に飛ばされ、転生している状態のアオは、人族ではありませんので。

 メデューサという、種族特性を活かした。

 種の因縁や、他者の絡み合う思惑なんかも、開店時より前に入れておきたくて。

 最初から人間関係が分かりやすい(淡泊)な、

 普通人間でもできることを只の石材屋としてさせても。

 個人的にはあまり面白くない、と思いましたので。

 さいしょから、店をつくり上げる物語という手法を取らせていただきました。

言いたいことは分かるが、読みたくない文章

2018-11-14

銀のイルカと熱い風

先日アイドルマスターシンデレラガールズの6thライブへ参戦しました。

Dya2のみでしたが全てにおいて非常に満足のいく内容でした。

個人的文句をつけるところは何1つないのですが、某SNSを見ているとやはり人によっては言いたいことがあるというか...この話題が出るのはもはや必然です。

なんでその曲でUO折るの?

終演→アイマス最高!→厄介報告及び色芸論争

なんか本当に毎回この流れやってます様式美になりつつあるというか、私にいたっては『これがないとアイマスじゃない』とすら思えてきています

さて、今回の主な『UO折るな』案件タイトル通り"銀のイルカと熱い風"みたいです。

ちなみに私は会場で行われていた「銀イルカで青振ってくれませんか?」みたいな企画で初めて「銀イルカは青推奨である」ことを知りました。

アイマスにおいて『青曲でUO』は荒れる原因の1つですが、今回もその例からは外れないようです。

銀のイルカと熱い風は本当に青?

デレステMVを見たことがなかった為確認したところ『おおむね青い』という印象でした。

おおむね青いと言った理由は、唯の黄色と智絵里緑色美波の水色が混ざった上での青だと思ったからです。

真っ青ではないけど青、これ見た上で何色振るべきだと思う?と言われたらまあ青、そんな感じの青。

渋々認めるみたいな言い方してますが、ゲーム内で視覚的に青を提供されているわけですから青を推奨する理由としてはもう十分すぎると思います

更に言うと歌詞にも「碧い」とか「海」とか「空」とあって青系統の色を連想させられます

なるほど、青いじゃん。

じゃあUOは間違い?

しか歌詞から連想させられるのは青だけではないです。

「熱い風」「夏」はギラギラ太陽が頭に浮かびます

何よりも「空と海の色も輝いている」という歌詞はまさしくUOが合うと思います

空と海は言わずもがな青ですが、空と海が輝くのは『夕焼けによって』なんじゃないかなーと思ったんです。オレンジ色に輝く空と海ってわけです。

そもそも夏の曲ってだけでなんかUO彷彿とさせます(しますよね?)。

あと単純にアガります。アガったらとりあえずUO勢は一定数いるはずなので、彼らの気持ち理解できるか否かは置いといてアガる曲であるというだけでUOからは逃れられません。

うーん、UOも合ってるかなー。

結論

ステージの上見ろ

色々こじつけ理由を書き連ねましたが、結局は自分がどう考えるかだと思います(私は企画の方からもらったUBと持参のUOどっちも振っていました)。

そして一番言いたいのは、客席よりもステージの上見た方がいいです。

いちいち客席を気にしてヒリつくよりもステージ上の演者に集中し応援してあげてください。

客が作り上げる一体感が好きっていうのもわかりますが、色んな思想を持つオタクが集うアイマスライブでそれが実現するのは難しいです。

だってお前、"in fact"でUO折ってる奴いるんだからもう無理だなって思うでしょ?

ちなみに

イルカですが、序盤は青がかなり多く時間経過でUOが増えていく光景はかなり綺麗だと思いました。「空と海の色も輝いている」をまさしく表しているように感じました。

UO非推奨者的にはUOがいるだけでブチギレ案件かもしれませんが、自分の思い通りにはならなかったけどあれはあれで良かったなーっていうなんでもエンジョイできるくらいの精神でいた方が色々お得なんじゃないかと思います

2018-11-11

法華狼

http://d.hatena.ne.jp/hokke-ookami/20181106/1541503492#c

法華狼は http://d.hatena.ne.jp/hokke-ookami/20070618/1182137966 で

ジャパン蔑称ですら格好良いと感じて使用する日本人がいるのはご存知の通り」などとのたまった

「ですら」をつけていたかジャパン蔑称肯定していないつもりだったらしい

こんな論調への批判を続けたところ、その批判する行動そのものに徹底的に難癖つけた末

ジャパン蔑称ですら格好良いと感じて使用する日本人」が

日本人全体の部分集合であると読みとれなければならないようなことのたまった

そうすると必然ジャパン蔑称を格好良いと感じない日本人」のことはどうなるんだという疑問が出るわけだが

それに対し怒涛のこれらである

>それはその日本人の読解能力問題があるという話です。

もちろん日本語読解能力に難がある日本人はいますし、

貴方自称通りのプロフィールならば、身体的に難があるのかもしれません。

その点については、私は専門家ではないし、

きちんとカウンセリングなどを受けてくださいとくりかえしアドバイスするしかありません。

貴方と私の間で日本語解釈がまったく異なり、

貴方貴方日本語読解能力こそが正しいと考えるならば、

たとえば警察被害届を出すなり、はてな株式会社に報告するなりするしかありません。

全体の部分集合だとしながら、格好良いと感じる者のみ優先し

そうではない者は無視してきた、優先の結果破滅させられた

そうではない者が批判する行動そのものに徹底的に難癖つけた末

これらをのたまってきたのである

>それはその日本人の読解能力問題があるという話です。

もちろん日本語読解能力に難がある日本人はいますし、

貴方自称通りのプロフィールならば、身体的に難があるのかもしれません。

その点については、私は専門家ではないし、

きちんとカウンセリングなどを受けてくださいとくりかえしアドバイスするしかありません。

貴方と私の間で日本語解釈がまったく異なり、

貴方貴方日本語読解能力こそが正しいと考えるならば、

たとえば警察被害届を出すなり、はてな株式会社に報告するなりするしかありません。

このような体たらくが法華狼のスタンスなのだろうか?

2018-11-08

anond:20181108130524

私の記憶に色濃く残っているのは、富山レース生地製造工場長。どんなものづくりもそうだと思うけど、レース生地の「良さ」って、その生地の注文主のニーズによって定義が変わる。繊細な柄行みたいな品質のみが価値なわけではなくて、少量生産対応できたり、強度が保てる強い糸が使えたり、製造速度が早かったり、織り傷の発生頻度が少なかったり、何を大事に作るのかが毎回違う。

例えばその工場長は、サンプル反を安価に気軽に作りやすくするために、30メートルくらいある織機を半分に分断して(!)、試し織りをに出来るようにリビルドしていた。初めて聞いたときは繊維メーカー仕事範疇とは思えなくて、何度も聞き返したよ。お金のないデザイナー要望するような生地もこれなら挑戦しやすいし、そういうニーズに応えることで自分たち技術の幅も広がるからやったんだと言ってた。可憐レース生地の仕上がりと、つなぎを着て織機の歯車に油をかけるおじちゃんギャップ尊敬の念を抱いたよ。

ちなみに、高価で高性能なレース織機はフランス製造されてて、今はもう中国あたりの大資本がそれを買ってヨーロッパ顔負けの高品質生地を作れるんだって。糸と機械がよければ、人が工夫しなくても一定基準以上のプロダクトは場所を選ばず製造できる。それなら間接費が安い場所拠点を持ったほうが理に叶うよね。でも、小さな会社はそう簡単場所を移すことはできないし、今いる場所収入を得ていかないといけない。だから古びたシンプル機械に手を入れ続けて製造可能性を広げることに余念がない。そうしないと質✕コスト評価軸だけではすでに中国に負けてるからって言う。若く野心的なデザイナーの難題に応えたり、飛び込んできた短納期生産を叶えたり、それ以外の多様な「良さ」を備えるためは機械を加工することは必然なんだって溶接跡が残り、アルミテープで巻かれ、絶妙サイズの木っ端が噛まされた機械なんかを見るたびに、職人さんにとっての「手」とは機械や道具までのことだなって思う。このレース工場特殊なわけではなくて、全国の町工場でも類する工夫を見かけたよ。併せて、多様であることは資本ない人々がそれぞれの実りを目指せる方法なんだとも思った。働いている現場の人にとっては当たり前すぎてピンとこない発見かもしれないけど、出来上がったものを買ってただ使うことしか知らない私には衝撃だった。

おっちゃんたちは勉強熱心で、必要とあらば60を過ぎてもプログラミングを勉強してマシンに応用してたりするけれど、やはり使われている情報が高度になりすぎると力及ばなくなるのは想像できる。(そんな高度なマシン中小企業が装備できるかっていう別の問題もあるけど)だから、人にアレンジされ易い余白を残す製造機器や道具が残る方法はないかなって個人的には願っている。発明大企業ラボだけで独占されるべきではなくて、市井製造現場努力を重ねる人々の手にも生まれるほうが面白いと思う。創造はいだって喜びに溢れてるし働きがいになる。安価・高性能・高効率な完成された機械だけじゃなくて、人と一緒になって発明を生みだすような余白のある機械ガジェットがこの後も人類と共にあるといいよねって。

2018-11-02

韓国徴用工に関する整理

50年前に定められた日韓基本条約に反するから韓国大法院の判決おかしい、という簡単な話ではありません。時系列で流れを整理します。

徴用問題の始まり

労働力の不足を補うため、昭和19年朝鮮総督が、朝鮮在住の朝鮮人に労働を命じました。正当な理由がなくこれを拒絶すると懲役刑を科される、国家による強制的労働です。その後の日本国内裁判で「徴用に応じなければ家族逮捕される」と脅迫されたことや、「寮は有刺鉄線で囲まれ12 畳の部屋に12 人が収容された」「食事は粗末で量も少なく休日も月1、2 回しか与えられなかった」「こん棒で腰部を20 回殴打された」などの事実も認められており、その当時の基準に照らしても安全配慮義務に反する不法労働日本裁判所で認定されています

日韓請求権協定で定められたことと定められていないこと

日本連合国サンフランシスコ平和条約を結び国際社会に復帰しましたが、韓国は「日本戦争をしていない」という理由サンフランシスコ平和条約に入りませんでした。

その後、日韓請求権協定が結ばれ、「両締約国及びその国民財産権利及び利益並びに両締約国及びその国民の間の請求権に関する問題が、完全かつ最終的に解決された」と定められ、特に、「被徴用韓国人の未収金補償金及びその他請求権の弁済請求」は「日韓請求権協定によって完全かつ最終的に解決された」とされました。

ただし、これは、日本政府は「外交保護権を相互放棄したものであって個人請求権のもの国内法的な意味消滅させたものではない」という公式解釈をしています。つまり韓国内の日本国民資産韓国から取り戻したかったら、ご自由にどうぞ、でも、日本政府は手伝わないよ、という意味です。

このわかりづらい解釈には理由がありますもっと自然な、「朝鮮人の日本人への請求権韓国政府が放棄し、朝鮮にあった日本人の資産請求権日本政府が放棄した」という解釈にしてしまうと、韓国内の日本資産放棄に対して、日本政府が賠償責任を負うことになってしまうからです。

慰安婦に関してはまた別の話があるのですが、本題でないので触れません。)

個人請求権についての確定

平和条約のあとでも宙に浮いていた個人請求権ですが、連合軍捕虜への損害賠償を求める米国最高裁判決で、「サンフランシスコ平和条約第14条によって、戦争遂行中に日本国およびその国民が取った行動から生じた連合国及びその国民の他の請求権放棄されている」という判決2003年に確定し、話が動き出しました。

2007年には、日本最高裁が、「サンフランシスコ平和条約当事者以外の国や地域との間で戦後処理をするにあたっても、(...)条約の枠組みに従う」という判断を示し、サンフランシスコ平和条約に含まれない韓国中国フィリピン等の国民から訴訟も、原告敗訴が決定づけられることになりました。

ただし、最高裁判決には「個別具体的な請求権について債務者側において任意自発的対応をすることは妨げられない」と述べ、「被害者らの被った精神的・肉体的苦痛が極めて大きかった一方、上告人(被告企業)は中国労働者らを強制労働従事させて相応の利益を受けるなどの諸般の事情にかんがみると、上告人を含む関係者において、本件被害者らの被害の救済に向けた努力をすることが期待される」という「付言」が付きました。

それを受け、西松建設中国当事者らの間で、2億5000万円を支払い、補償や未判明者の調査記念碑の建立、慰霊のための費用などに充てるという和解が成立しました。

2012年の韓国大法院判決

三菱重工業に対する訴訟で、韓国大法院は、朝鮮徴用戦争にかかわるものではなくて、植民地支配にかかわるものからサンフランシスコ平和条約とか日韓請求権協定とかとは関係なく、韓国人の請求権は残る、と判示しました。サンフランシスコ平和条約から日本最高裁判決に至る流れをひっくり返すものになります

この判決が確定した以上、先日の損害賠償を命じる判決必然でした。

個人的な感想

法律の話で言えば、日本および日本企業請求権が生じる、というのは疑わしいとは思いますが、一部の日本メディアがいうように韓国司法おかしい、とまでは思いません。韓国徴用日本過酷労働をさせたという事例に対して、日本最高裁が独占的な管轄権を持つ、というのは自明ではないし、個人請求権サンフランシスコ平和条約の枠組みに従う、というのもそもそも07年まで不確定だったわけで、議論余地はあるところだと思います。ただ、韓国の主張は、植民地支配に関して請求権が残っていて、元植民地側の裁判請求ができるという話なので、これを認めると植民地支配していた欧米諸国がすごく困ります慰安婦みたいに国際的な広がりを持つことなく、国際法的には日本が勝つのだろうな、と予想しています

道義の話で言うと、徴用工に関して日本の様々な裁判所が繰り返し不法行為を認めているのが印象的です(例:01年東京地裁、01年京都地裁、03年東京高裁、96年富山地裁、98年山口地裁、01年大阪地裁、02年大阪高裁、07年名古屋高裁、05年東京高裁、02年福岡地裁、04年福岡高裁、02年広島地裁、04年広島高裁、09年最高裁)。最高裁については先ほど述べましたが、それ以外にも多数の裁判官が自発的な救済を推奨しており、おそらく基金などを作って、アジア中の徴用工に対して日本自発的補償すべきものなのであろうな、と個人的には思います基金を作るのがスムーズに進んでくれたら、と思います

最後に、判決をいくつか引用します。

歴史的事実真摯に受け止め、犠牲になった中国労働者についての問題解決するよう努力していくべき」(宮崎地裁07 年3 月26 日)

被害の救済に向け自発的関係者による適切な救済が期待される」(前橋地裁07 年8 月29 日)

任意被害救済が図られることが望ましく、これに向けた関係者真摯努力が強く期待される」(仙台高裁09 年1120 日)

「ひとりの人間としては、救済しなければならない事件だと思う。心情的には勝たせたいと思っているが、最高裁判決がある場合には従わざるを得ない。本件のような戦争被害は、裁判以外の方法解決できたらと思う」(長野地裁06年3月10日

被害者らの被った精神的・肉体的苦痛が極めて大きかった一方、被告企業中国労働者らを強制労働従事させて相応の利益を受けるなどの諸般の事情にかんがみると、上告人を含む関係者において、本件被害者らの被害の救済に向けた努力をすることが期待される」(最高裁07 年4 月27日)

参考文献

http://www.ackj.org/wp/wp-content/uploads/2017/12/%E7%8F%BE%E4%BB%A3%E9%9F%93%E5%9B%BD%E6%9C%9D%E9%AE%AE%E7%A0%94%E7%A9%B615_%E7%89%B9%E9%9B%8641.pdf

2018-10-31

ツイッター議論がクソになるのは選りすぐりのメンバーがそろっているか

2chの有名コテはてなの有名ID学者弁護士メディア記者さらには政治家というクソ議論選抜メンバーツイッターにいろいろなところから集って

それが各所でまとめられて晒し上げられるからということがやっとわかってきた。


昔の2chコピペでいう全選手入場状態毎日繰り返されているのがツイッターなのだから

どんどん丁寧な判断ができなくなるのも必然なのだろう

anond:20181031013046

君ら女性社会進出するためには女性の中に子供を産める産めないの格差ができるのはほぼ必然だったんやで

文句言うなら男女平等思想に頼むで

[]2018年10月30日火曜日増田

時間記事文字数文字数平均文字数中央値
009910491106.039
01547771143.944
0230178359.439.5
03216077289.439
0417153190.127
0561263210.572
06134412339.454
074210296245.133
0877555072.144
09102980796.151
10566774121.054.5
1110812132112.334
122081573675.742
131411179683.756
149810056102.640
1510311363110.346
167212180169.255
17107925986.546
18109985990.445
19485415112.853.5
20113969285.843
218918090203.342
2211215131135.137
2381761894.044
1日1906214082112.343.5

頻出名詞 ()内の数字単語が含まれ記事

人(180), 自分(142), ポリコレ(118), 話(99), 今(89), 増田(80), 日本(64), 仕事(60), 人間(55), 好き(54), 関係(52), 作品(49), 気持ち(46), 気(45), 感じ(45), 問題(44), 世界(41), 女(41), 最近(41), 意味(40), 相手(40), ー(40), あと(40), 他人(39), 必要(39), キャラ(38), 子供(38), 時間(37), 社会(37), 理由(37), 前(36), 他(35), 場合(34), 言葉(33), 金(33), 男(32), 女性(32), 今日(32), 存在(31), 昔(31), 普通(31), オタク(30), しよう(30), 頭(29), 一番(29), ハロウィン(29), 会社(28), LGBT(28), 結局(27), 嫌(27), 目(27), じゃなくて(27), アニメ(27), 全部(27), 一人(26), 差別(26), 興味(26), お気持ち(26), 批判(25), 親(25), 顔(25), 手(25), 萌え絵(25), 絶対(24), ダメ(24), 黒人(24), 勝手(24), 時代(24), レベル(24), 映画(24), 記事(24), 男性(23), 別(23), ただ(22), 無理(22), 理解(22), しない(22), 結果(22), 漫画(22), 表現(22), 人たち(21), 絵(21), 能力(21), 最初(21), 自体(21), はてブ(20), 人生(20), 仕方(20), 逆(20), お金(20), ネット(20), 大事(19), 事実(19), 判断(19), 議論(19), 扱い(19), 全体(19), 勉強(19), 誰か(18), ゲーム(18), 検索(18), 立場(18), 設定(18), ゲイ(18), セックス(18), 自由(18), おっさん(18), 日本人(18), 渋谷(18)

頻出固有名詞 ()内の数字単語が含まれ記事

ポリコレ(118), 増田(80), 日本(64), LGBT(28), じゃなくて(27), お気持ち(26), 萌え絵(25), はてブ(20), 渋谷(18), マイノリティ(15), スマホ(15), 中国(15), アメリカ(15), パリコレ(14), 自己責任(14), マーベル(14), フェミ(13), わからん(13), kido(13), Twitter(12), ari(12), スターウォーズ(11), 元増田(11), マジで(11), キモい(11), 価値観(10), キモ(10), 原作厨(10), なのか(10), 何度(10), キモオタ(9), 多様性(9), 少女漫画(9), いいね(9), なんだろう(9), いいんじゃない(9), にも(9), 韓国(9), PC(9), 可能性(9), twitter(8), B(8), コスプレ(8), 政治的(8), なんの(8), 20代(8), アレ(8), 東京(8), 社会的(8), ブコメ(8), ???(7), 社会人(7), 被害者(7), アプリ(7), .s(7), 知らんけど(7), 2018年(7), チャイニーズ(7), 個人的(6), blog(6), 40代(6), 安田(6), LINE(6), はてな民(6), 2人(6), 弱者男性(6), クリエイター(6), リアル(6), …。(6), ディズニー(6), 生産性(6), iPhone(6), キャラデザ(6), ステマ(6), キチガイ(6), hatena(6), ツイッター(6), ネトウヨ(6), 基本的(6), いない(6), スタートレック(6), SW(5), 観光地(5), s(5), 10年(5), メルカリ(5), 飲み会(5), ジャニーズ(5), はてな匿名ダイアリー(5), はてなー(5), 普通に(5), KKO(5), アメコミ(5), 涙(5), A(5), 脳内(5), 夫婦(5), AV女優(5), EP(5), コレ(5), ここに(5), ブクマ(5), 一方的(5), キャプテンアメリカ(5), ブクマカ(5), とはいえ(5), ハリウッド(5), マジョリティ(5), 毎日(5)

本日の注目単語 ()内の数字単語が含まれ記事

チャイニーズ(7), スタートレック(6), ari(12), kido(12), マーベル(14), 原作厨(10), キャプテンアメリカ(5), SW(5), ガシマン(6), パラレル(3), 会計検査院(3), ポリコレ(118), 汚染(15), ハロウィン(29), 渋谷(18), キャラデザ(6), ゴリ押し(6), 黒人(24), 独裁(6), 悪役(6), 必然(6), 少女漫画(9), 産休(10), 政治的(8), シリーズ(17), レビュー(12), 萌え絵(25), マイノリティ(15), 売れ(25), 信者(12), 無理やり(12), 自己責任(14), 多様性(9)

投稿警察もどき日中に再投稿された本文の先頭20文字 ()内の数字投稿された回数

パリコレ (9), (8), うんち (2), しゃぶれよ (2), テスト (2), は? (2), 内情がわかって面白いですw (2), 気持ち悪い (2), good (2)

頻出トラックバック先(簡易)

最低賃金仕事お祭りにしないでほしい /20181030160935(13), ■何でもかんでもハラスメントつけるのやめろ /20181030013646(8), ■弱者男性が救われるのは難しいと痛感した話 /20181030065543(7), ■antiってアンチじゃなくてアンターイって発音するんじゃないか /20181030151144(7), ■ブラジル"極右"大統領誕生に寄せて 今度こそまともな分析が出ることを望む /20181030110629(6), ■神に認知された(地雷として) /20181030120524(6), ■グルドンIT系コミュニティの中心になり得るのか /20181030170604(6), ■コンドームって使いたくなくない? /20181030002944(6), ■ /20181029171032(6), ■アニメキャラはいから巨乳になったのか /20181030170821(6), ■Android使ってるのってなにかの縛りなの? /20181030114252(6), ■間違った言葉を使わないで /20181030122402(6), ■子ども大人感性脆弱だろ /20181030223802(6), ■ /20181030073951(5), ■Amazonレビューが一段と酷い /20181030230128(5), ■愚痴 /20181030204508(5), ■警察官をクビになった話の感想… /20181030102657(5), ■スマホ動画を縦画面で撮る人が理解できない /20181029114927(5), ■金が全てだ /20181026230150(5), ■ジャニーズハラスメント /20181030125103(5), ■子供社会で育てろとかいう風潮(追記した /20181029092924(5), ■実際ロリコンって少ないだろ /20181030172500(5), ■ /20181030085029(5), ■日本凄い系の番組多すぎない? /20181030194838(5)

増田合計ブックマーク数 ()内の数字は1日の増減

5754295(996)

2018-10-30

anond:20181030131005

時代が変わっていくんだから長く続くシリーズがそれに対応するのは必然だろう。

対応の仕方がまずいなら、そのまずさを非難すればいい。

からポリコレ非難されてるんだろ。

対応の仕方がまずい」から

anond:20181030130607

時代が変わっていくんだから長く続くシリーズがそれに対応するのは必然だろう。

対応の仕方がまずいなら、そのまずさを非難すればいい。

anond:20181030012250

ウォーキングデッドもだ

旧日本軍みたいに危険なことを全部したっぱに押し付けてる描写がないのに生還率が高すぎるし

主人公一味はボスに殺されたストーリー上の必然あるメンツ以外は負傷も障害も一切ゼロ

完全におかし

立場の弱い誰かに危険押し付け自分らが仲間と既得利権を守りあい楽をしてる卑怯な部分を誠実に描くべき

2018-10-27

偶然ではないが必然でもない

https://anond.hatelabo.jp/20181027185605

別に哺乳類けが知能が高くなる特別身体構造があるわけではない。

但し単なる偶然で知能が高い種の比率が高いわけでもない。

哺乳類は陸棲主体なのに、動物の中でも最も大型化方向に進んだ種が多いグループ

(大型化については、哺乳類には陸上での巨体化に比較的向いてる身体構造上の理由がある)、

陸棲での大型化はk戦略と相性が良く、r戦略では知能はあまり役立たないから、高知能な種は

r-k戦略の軸でk戦略に特化しているほど出現しやすい。

「陸棲大型種がいっぱい出てくれば、それなりに知能を生存武器にする種も多くなるよ」

という話なのだ


但し、もし大型化向きな身体構造を持っていた陸棲動物のもうひとつグループ恐竜類に

「大絶滅森林性小型種だけ残って飛行方向に行く」というハプニングがなければ、

この6千万年で高知能な種が哺乳類以上に大量に出現していたかもしれない(身近な所では

脳化指数の高いカラスなんかを見れば、恐竜類の知性獲得方向での潜在能力は納得頂けると思う)。

https://gigazine.net/news/20181026-crows-build-compound-tools/

そういう意味では「第5回大絶滅」の時期が数千万年ずれているだけで(数千万年というのは

地質学スパンでは十分ありうる誤差である)、恐竜の子孫が高知戦略ニッチ占有して

たかもしれないので、偶然の要素も無いとは言えない話でもある。


なお、人間思考法はどうしても「白か黒か」とか「必然的理由」を考えてしまものであるが、

自然というのは概ね「傾向」というしかないような(あるいは確率とかスペクトラムとか)、

ありようをしているので、シンプル理解に達したらそれは基本的には「誤解した」ということ

なので、この説明にも納得してはいけない。

あくまで「こういう要素もある」というだけで、この説明は恐らく数百はあるであろう要因の

一つでしかなく、「高知能化の利点と制約は複雑すぎて十分に判っていない」が正しい理解であり、

もし十全な説明ができたとしても、それは素人には「ケースバイケースな事例の集合体」にしか

見えないものになるであろう、ということは覚えておいて頂きたい。

萌え絵についてオタクが見ていない不都合な真実

ここで語る萌え絵は00年ごろに完成したエロゲ表現様式としての絵柄を指す。なぜならそれが初めて萌え絵と呼ばれた絵柄であったという歴史があるからだ。

現代感覚萌え絵範疇を広げた挙句その源流を少女漫画やらミュシャやらに求め出すアホはすっこんでろ。

さて、現在萌え絵と呼ばれている絵柄は幅広いが、元々萌え絵とは00年頃に絵柄が完成したエロゲ絵のみを指していた。

萌え絵少女無垢性を表現したものという言説もあるが、そんな綺麗事萌え絵一般アニメ絵マンガ絵に多大な影響を与えて却って薄まってしまった現代からこそ言える戯言であり、元は少女が脱いで媚態晒すシチュエーションとセットであったことを忘れてはならない。

しかしながら完成した萌え絵エロとセットであった期間は非常に短い。多分10年もない期間のことだろう。具体的には、Windows98の発売によりPC向けのエロゲーで表現できる絵が豊かになった98年頃からCLANNADが発売した04年までだ。

萌え絵の完成というのは当時のオタク界にとってはエポックメイキングであった。

ここで当時の萌え絵の特徴について整理したい。

まず、よく挙がるのが非常に大きな目の表現である。これが萌え絵の大きな特徴であることは間違いない。ただ、ここだけを以って萌え絵の源流は少女漫画だと語る人も多いがそれは間違いだ。萌え絵少女漫画には大きな隔たりがある。それを作っているもう一つのキーワードが立体感である

萌え絵には大きな目の他にもう一つ、丸っこく柔らかい影をつけて体の立体を表現しているという特徴がある。その表現は平面的な水彩塗りを主とする少女漫画には存在しないものだ。そしてその表現は、女性の裸体を質感をもって表現するという必要性と、当時のCG塗りに使われていたPhotoshopエアブラシというツールの二つが合わさって発明された。

体感を持つ体に大きな目が合わさって初めて萌え絵となったのだ。

この萌え絵という表現様式は控えめに言っても非常に優れていた。可愛いエロいを初めて両立させた絵柄だったからだ。

それまでのエロ絵と言ったら劇画調のものが主だった。一方で可愛い絵と言ったら少女漫画吾妻ひでおあたりで、これらにエロティシズムを感じるのは当時のオタク定義ロリコンと呼ばれたオタクの中でもさらに一握りの人々だけだった。つまり、このころはまだ可愛いエロいは両立していなかったのだ。

それを両立させた萌え絵エロゲーというジャンルから現れたのは必然であった。

そして萌え絵エロとセットになっていた時代を終わらせたのは、エロゲー界に流行った泣きゲーというジャンル物語だ。

泣きゲーというジャンルエロゲーは、KeyLeafといったエロゲメーカーが得意とするものだった。いわゆる葉鍵系である。これらのメーカーが出すエロゲーはエロゲーでありながらエロはおまけ的であり、その価値は泣かせる物語にあった。

この泣かせる物語は正直エロとは相性が悪かった。だが、萌え絵にはそれらの物語ともマッチする懐の深さがあった。萌え絵エロのみに価値があるわけではなかったのである

これらの物語萌え絵マッチは、元はエロゲーの絵柄として発生した萌え絵からエロを剥がすことに成功した。

そしてそれから萌え絵エロゲーを表現する絵柄であったというコンテキストから解放され、アニメ絵マンガ絵に多大な影響を与えていくのである。その過程萌え絵自身もどんどん進化していき、今となってはエロティシズムとは無縁の絵柄に到達したものもある。

一方で、エロゲーの絵柄としての萌え絵も残り続けた。可愛いエロいを両立させ続けている絵柄だ。

さて、ここで萌え絵性的ものだと言って批判する人々が連想している萌え絵とはなんなのか考えてみよう。

今のオタク萌え絵と言って連想するのはエロコンテキストから引き剥がされた現代萌え絵だ。

だが、萌え絵性的だと殊更に槍玉にあげる人々が連想しているのはエロコンテキストにべったり沿った、いわゆる原義通りの萌え絵だろう。それらは主流派ではなくなったが今でもまだ存在している。

これでは両者の話が噛み合わないのは当然である

さら萌え絵性的だと批判する人々がなぜ萌え絵特別視するのか考えると、そこには萌え絵が実現した可愛いエロの両立が非常にショッキングものであることが大きな要素になっているだろう。

萌え絵以前はエロといえば劇画であり大人世界のものであった。一方で可愛いといえば少女漫画であり、子供特に女の子のためのものであった。しか萌え絵可愛い世界エロを持ち込んだのだ。

これが子供を守る親の視点から見て、ショッキングでないはずがない。

から私自身は萌え絵が好きなオタクであるが、個人的には萌え絵批判する非オタクの大人批判宜なるかなと思っている。

そして、萌え絵といえばエロゲー用の絵柄であったという歴史に目をつぶり、萌え絵エロくないと言い張って萌え絵批判批判するオタクには幾らかの憤りを感じる。

重要なところを復習する。

まず、初めて萌え絵と呼ばれた絵柄はエロゲー用に完成された可愛いエロを両立する絵柄であること。

それは一般的に見て非常にショッキングな絵であり、それを受け継いだエロ萌え絵が今も存在していること。

これらを今のオタクは忘れてしまったのだろうか?少なくとも今のアラフォー以上で20年くらい前からオタクをやっていたような人は覚えているべき歴史ではないのか?

これらの歴史をまるでなかったかのように扱い、萌え絵エロいという人を一方的非難するのは非常に不誠実ではないだろうか?

萌え絵と呼ばれている絵柄は非常に豊饒で、エロとは無関係のものが主流だ。それは確かな事実である

一方で萌え絵エロゲからまり、今もそれを引き継いだエロ萌え絵存在するのも事実である

普通に考えて、萌え絵性的ものだと批判する人々が連想しているのは後者だ。前者に引きずられて後者連想している場合もあるか。

だが、それが考えられずに、あるいはわざと無視して萌え絵批判批判を返すのは非常に不実だと言わざるを得ない。

萌え絵の元の定義を今一度思い返してほしい。

ブコメレス

id:cloq 萌え絵の源流はエロゲ絵であり、萌え絵性的描写とは関係ないと言い張るオタクは嘘つきだって話だよ。

2018-10-18

介護保険料の徴収を現行の40歳から20歳に見直すべき

その金額の重みを噛み締め、如何に介護負担の少ない健康身体を維持するかは若ければ若いほど良い

20代30代でブラックに働いたり、アルコールやらで脳や肝臓酷使すればするほど介護必要になるのは必然

成人すると同時に介護保険制度意識させることで若者健康生活を送り介護を受ける前にピン殺できる

好きなジャンルの中に苦手なキャラができてしまった

題名のとおり、長年追いかけてきた大好きなジャンルの中に苦手なキャラができてしまった。

あえて作品名は出さないけれど、わかる人には一瞬でわかってしまうと思う。詮索はやめてほしい。

そのキャラは、新アプリサービス開始に伴い実装された。

結構長く続いているジャンルなのに、このタイミングで新キャラ?と不思議にも思ったが、まあ、既存ユーザーだけでなく、新規ユーザーも取り込んでいくためには必要戦略だろうと解釈した。

元々が大きなジャンルであるために、今更入りづらいという意見も多々見かけるし、結果この新キャラの追加はジャンルの発展に大きく影響を与えたと思う。

当初はその新キャラについても可愛いなくらいの感想しか抱いていなかった。し、自分には元々好きな子がいたからそれだけで満足だったし、わざわざ新キャラの掘り下げもしなかった。

しかも、元々あったポチゲーとその新アプリで、キャラストの内容に食い違いがあったから、新アプリのイベストもメインストも全て読み飛ばしていた。

これが苦手になってしまきっかけの一つでもあったと思う。

ある日、新しい形式イベントの開催が発表された。

それは、運営が用意したストーリーと役に、既存キャラ達の中からピッタリの子を選んで投票して役を争うという形式のものだ。

その中に、あった。

まさに自分の好きなキャラのために用意されたといっても過言ではない程の、ぴったりとか適役とかそんな陳腐言葉では片付けられない程の役があったのだ。

私はもちろん、その役を絶対に取ってやると思ったし、そのためにできる努力は全部した。

学校勉強だってアルバイトだってそっちのけで、今まで以上にのめり込んで投票権を集めた。

実はこのイベント、どのキャラファンがどの役を狙っているのか分かった段階で、またはその役にはそのキャラしか合わないだろうという意見が多くあった時点で、ほとんどそのキャラ当選は決まったようなものなのだ

ファンは全力で役を取りに行くし、それ以外の人たちもその子がその役をやるところが見たいから。

今までもそうだったのだ。「役を譲る」という風潮が、少なからずこのゲームにはあった。

しかし、今回はそこが盲点になった。

結果として、その役は取れなかった。

まさか絶対に取れると思っていた役に割り込んでくるなんて。

当時は「なんで?」という感情しかかばなかった。

私の好きなキャラには、何年間もかけて積み上げてきた歴史があるのだ。

その歴史が、今回のこの役を絶対に取れと言い聞かせてくる。

キャラが、この役をやりたいという声が聞こえてくる。

そのために、この役を諦めた子もいた。

それなのに。

それなのに。

ぽっと出の、1年間も存在していないキャラにその座を奪われようとしている。

そんなことが許されるはずがないのだ。だって私たちは、絶対にこの役を取らなければいけないのだから。それは絶対だ。絶対で、必然で、宿命なのだ

それなのに役は取れなかった。

自分のやってきたことに後悔はない。やれるだけのことは出来たと思う。周りの知り合いもみんな、全力を尽くしていた。

結局は、「向こうの方が人気だった」。ただそれだけなのだけど。

たかが人気なだけで、あの役を取られてしまったのだ。

私達は全得票数殆どをその役につぎ込んでいたのに。

向こうは全部の役の上位10位に食い込みながら、この役を奪った。

どうしてこの役でなければならなかったのか?

もっと他にもたくさんの選択肢があったのに…

あん付け焼刃の設定だけで…

付け焼刃の設定というのも、私が新アプリにおけるキャラクター展開に全くついていけていなかったので、もしかしたら本当はそういった話があったのかもしれないが。

それに私は声優言動から発展させたネタが嫌いだし、それをキャラクターに反映されるのも大嫌いだ。公式ネタとは到底思えないし認めることもできない。

今でも結果発表の瞬間を思い出すと視界が歪む。

差をつけて奪われた1位の称号

自分が全てをかけてつぎ込んだ投票数の何千倍、何億倍にも見える相手得票数

あれ以来、そのキャラが苦手で苦手で仕方なくなった。

キャラ自体は全く悪くないのだ。全て私のわがままだ。それでも、どうしても好きになれなかった。

ライブの時にも、そのキャラの出番がきた時には席を立ってしまった。そんな自分が嫌で嫌で仕方なかった。

自らの中で生まれしまった確執のせいで、たかが2次元キャラクターの顔すら見られなくなってしまった。こんなの普通じゃない

今回この文章を書くきっかけになったのは、役を争ったイベントの開催日程が明らかになったこと。ライブの再上映が決まったことにある。

ここまで書いたらもう、ジャンルも好きなキャラも苦手なキャラも知れてしまったようなものだが、ここはネットルールに従って最後まで伏せることにする。

ライブの再上映には、参加する。

イベントにも、参加することに決めた。

これを機に、自分の中にあるモヤモヤ払拭したいのだ。

これからジャンルに関わっていくために。

これからも好きでいるために。

私の好きなキャラからあんなにも見事に奪い取った役なのだから最後まで鮮やかに演じ切らなければ許さない。

2018-10-17

anond:20181017100841

普通に文句言ってる人いたけどな

それが目立たなかったのは、おそ松くんが元々「知名度だけは高いがファン殆どいない」作品だったからで

僅かなファン文句を言っても僅かでしかなかったから、ってだけ。

手塚みたいに「根強いファンが沢山いる」作品なら文句言われるのは必然だよ

2018-10-16

ドラゴンボールの件に関しての一番まともな意見

正直このアカウントのこと見直したわ

連載の途中で無茶な路線変更をするマンガ

どんなのがある?

『1・2の三四郎』(小林まことラグビー柔道プロレス

もっとも、この作品ラグビー柔道プロレス技で勝ち上がっていくお話なので路線変更というよりは必然帰結だったのだろうと思う。

ダッシュ勝平』(六田登バスケ卓球フェンシング

潔い種目チェンジ。人気低迷のテコ入れなのだろうけど、連載と並行していたテレビアニメも打ち切らず律儀につきあっていたのを覚えている。

調べたら『ドカベン』も連載当初は柔道マンガだったと知って驚いている。有名な話?

背景:

http://mubou.seesaa.net/article/462210459.html

こんな記事を読んだので。ドラボーは悟空が小さい頃が好き。

2018-10-15

女性理系進学を自分で諦めている

科学や数学の分野において男女に成績の差があるのか、160万人の高校生のデータから判明したこととは? - GIGAZINE

この記事ブコメを見ても、どうしても女性理系に進まないのは阻害されているからだと考えたがる人がいるのが分かるけれど、別の資料を見れば、女子工学部物理数学系に進まないのは物理が苦手と感じる子が男子に比べて圧倒的に多い事が理由であることは分かる。

https://berd.benesse.jp/berd/center/open/report/shinrosentaku/2005/pdf/shinrosentaku05.pdf

p307 図4-2-4を見れば一目瞭然なのだが、女子理系に進んでも物理を履修しないし好きにはなってない。女子理系選択割合男子と比べて大きな差が存在しない一方で、女子の85%は物理が苦手か履修しない。更に、物理が好きだという女子ですらも過半数理工学部への進学を選択しない

理系選択理系学部を進学先に選んでも良い家庭環境を選んだ女子であっても、これほど有意に差が出る事の理由を、どこに求めるべきかというのは難しい話だろう。しかし、高校物理が苦手であれば、物理学科や数学科、工学部を進学先に選ぶことは考えにくい為に、結果として基礎科学部門における成果に男女格差はついてしまうし、エンジニアリング仕事選択する女性が少ない理由にはなる。高校物理が苦手であることは、幾何学微分積分直感的に捉える事が難しい事を示しているので、大学以降の数学絶望だろうし、女性基礎科学研究高収入エンジニアIT機械系を含む)に少ないのは必然に思える。そうした選択肢を取るには高い数学力が必要になる。(ただしWeb界隈だと、数学特に必要もないとか聞くしCSを専攻する事が高収入の近道でもないのかもしれない)


得手不得手の意識生来の適正だけでなく、環境要因もあり得るという見方は出来る。

「女子は文系、男子は理系」の意識はいつごろ生まれる? |ベネッセ教育情報サイト

図をみて貰えば分かるが、小学生時代には女子にも理系は向いてないという意識は強くないが、前述の資料p298 に記述がある様に、小中学生時代機械やモノづくりに対する関心に差は有意存在する。理系に進学した女子ですらも、男子に対して30%以上も少ない。この差が物理への関心の差に繋がっているという見方は出来るかもしれないが、小中学生時代のモノづくりの経験や関心の差は物理が苦手と感じる学生の男女差よりも大きい。同時に、幼少期の単純な関心が、物理が分からない理由になるのか?という疑問は強く残る。進路決定の理由と、物理理解できないというのは別の理由のはずだ。



結論的には、理工学部への進学率の低さは阻害されている事が要因ではなく、物理への苦手意識理由であるって事になるだろう。その苦手意識を、幼少期の原体験によるものと断言する事も難しいだろうが、物理を好きになる事を阻害されているとまで言うってのはもはや暴論だ。女性理工学へ進まない理由は、事実としては、物理が嫌いな人間は、物理工学を選ぶはずがないというシンプルものしかありませんね。少なくとも、差別・阻害されているか理系に進学できないのではなく自ら折れてるだけなのは言えただろう。

理系に興味があり理系進学を選択した女子ですらも大部分は物理が苦手であるという事実は、環境要因だけでなく、先天的な要因でそもそも無理なのではないか?と想像するには十分なものがあるが、それはまた別の話。

そう言えば、俺が大学行ってた時の物理学科は 1/42 で数学科は 0/40 だったな。生物化学は2:1程度の比率だったので、この差は何だと思ったもんだけど、物理嫌いが理由根底にあるならばしゃあないね

追記

「女は物理数学機械いじりに向いていない」という社会規範があって10代くらいだとそれを自己内面化やすいのが問題という話なのだけど、そこから説明しないとだめなのか……。

こうした意見を言う人が自分データを見てくれることはまずないと思うので、追加しておきます

環境要因がありながらも、高校時の男子理系選択割合は50.3% であるのにたいして、女子は41.2% であり、性差はさほどない事が伺えます女性科学に興味を持たない事はない。理系選択したうちで、物理を履修する学生は、男子では63.1%女子は41.9% となっています。この大きな差を環境的な要因であると言ったとしても、問題なのは、その先にあります理系に進み自らの意志物理を履修した学生のうち、物理が得意だと自認した学生男子割合が 54.6%と過半数を超えるのに比して、33.6% にすぎないのです。

自分理系に向いていると自覚し、積極的物理選択した女子の過半は物理挫折しています。本文中で言ったように物理が苦手であれば、その先を工学系で過ごすのはなかなか大変ですから進路として選ばれにくいのは当然です。これを環境要因とするのは無理があるでしょう。逆に考えると、理系選択する以前に、幾何が苦手で空間認識力が弱い、事を自覚している子が物理や、理系選択する事を避けている可能性すらあります環境要因を絶対視するのは無理があることが分かりますね。

[] #63-7「イタガリアン」

サッカーにおいてファウルアピールは1つのトリックプレーである。転倒時に大げさな痛がり方をすることを批難する者もいるが、それはその選手が下手くそからだ」

ジパング代表監督言葉らしい。

その言葉体現するように、転倒時の痛がりっぷりが抜きん出ていたのがイッタ・イマージだった。

彼のサッカー選手としての実力は決して華やかとはいえなかったが、痛がり方だけは圧倒的な存在感を放ち、その様子がカメラに映されることが多かった。

それを見た他の選手たちや観客の中には「見てるこっちまで痛くなる」と、痛みを錯覚する者もいたのだとか。

その割に、彼は現役時代に一度もケガが原因で交代したことがなく、故障したことがない恵体。

そうして15年間ずっと現役で居続けた、ある意味ですごい選手だったという。

「……で、引退後は自国観光大使として隣国を巡り、今に至るというわけっすね」

カジマの説明を話半分で聞いていたが、つまり痛がりのプロってわけだな。

ボーナスチャレンジの話を聞いたときは、ローカル番組にしては大盤振る舞いだなと思ったが、そういうことか。

これを企画したヤツ、どうやら俺たちを勝たせる気は毛頭ないらしい。

いわばプロモーションの一環だ。

テーマは“フリースタイル”です。お好きな方法で痛がってください。では先攻カジマ選手、どうぞ」

全国を魅了するほどのイタガリアンに、一般人の俺たちが勝てるわけがない。

これじゃあ勝負はやる前から決まっている。

「えー……どうしよう」

さすがのカジマも、この状況に相当なプレッシャーを感じているようだ。

この状態では、ちゃんと痛がることは難しいだろう。

これ以上、恥をかかせないためにギブアップさせるべきか。

半ば諦めていた、その時。

兄貴ー!」

弟の声が聞こえたので、その方向に視線を向ける。

すると、俺の目の前に「賞金2倍」の文字が書かれたフリップが目に入った。

諦念の相が出ていた俺を見かねて、どうやら弟が書いてくれたらしい。

そして、それは俺の思考を正常に戻すには十分なものだった。

……そうだ、つけ入る余地はあるはずだ。

いくら痛がることが上手いといっても、それは元サッカー選手としての副次的能力であり必須スキルではない。

リアクション芸人みたいに痛がりのプロというわけでも、面白いわけでもないだろう。

ならば俺たちが勝負すべきは、その“面白さ”だ。

そうと決まれば、まずはカジマの調子を取り戻させよう。

「カジマ、これはチャンスだ。痛がりのプロともいえるイッタ・イマージに、お前の痛がりを見てもらえるんだぞ」

「そ……そうか! これを機にオイラスターロードが……」

カジマの頭の中で、随分と前向きな解釈が行われているようだ。

あいいや、そっちのほうが都合がいい。

「よし、じゃあ1回戦でやった木の棒、その“応用編”で行くぞ!」

「おっす!」

「じゃあ、行きまーす!」

俺は1回戦と同じように木の棒を構える。

「くたばれ!」

そして、ほぼ同じ動作で木の棒を振りぬいた。

「あ``あ``!?

脛めがけて振りぬいた木の棒は、誤って狙いより上に当たってしまう。

股間にある“第三の足”にだ。

「ああ~っと! これは痛そうだ~~!」

「~~~~っっっ、ちょっとマスダぁ~!」

カジマは俺に怒りの声をあげるが、その姿と声量は情けない。

ハハハハハッ!」

そんなハプニングに会場は盛り上がる。

当然、これはワザだ。

同じテーマが出てきた時、二回目はコレで行こうと以前から決めていた。

同じことはやればやるほど退屈になりやすい。

だが変に奇をてらおうとするくらいなら、同じことをやったほうがいいのも確かだ。

期待はそう簡単に裏切れない。

だが予想は裏切れるんだ。


「ははは……さぁ~て、ちょっとしたハプニングはありましたが、気を取り直して後攻イッタ・イマージ氏、どうぞ!」

俺たちのやれることはやった。

後はイッタ・イマージ次第だ。

俺は彼の痛がりを知らないから分からないが、いくらサッカー選手とはいえ先ほどのカジマを超えるのは難しいはず。

ダイ……ジョブ……本気で」

イッタ・イマージがつたない日本語で、痛めつけ役のスタッフと喋っている。

今回のために覚えてきたのだろうか。

大げさに痛がるサッカー選手なんてロクなもんじゃないと勝手に思っていたが、意外と真面目な人なのかもしれない。

「じゃあ、行きます!」

どうやら俺たちと同じ木の棒で行くらしい。

カジマのを見た上で、あえての真っ向勝負か。

よほど自信があるとみえるが、さすがに見くびりすぎじゃないか

「おりゃあああ!」

「~~~~~~っっっ」

しかし、見くびっていたのは俺のほうだった。

それを思い知らせるかのように、その実力を見せ付けてきたんだ。

「お~~! さすがのイッタ・イマージ! 貫禄の痛がりっぷり!」

イッタ・イマージはその場に崩れ落ちると、殴られた足を押さえてもがき苦しむ。

生で見ているせいもあるのかもしれないが、圧倒的な迫力だ。

まるでサッカーグラウンドがそこにあるかのように錯覚させるほどに迫真の痛がり。

会場の盛り上がりも最高潮を迎える。

エンターテイメント性という意味では、カジマの痛がり方も負けてはいない。

だが臨場感の差は歴然といわざるをえなかった。

「ねえ、あれって本当に痛いんじゃないの?」

「確かに、そう思えるほどだ」

「いや、そうじゃなくてマジもんの……」

本当にあそこまで痛がるほどなのだと、俺たちまで思ってしまった。

その時点で、自ら敗北を認めているようなものだ。

「これは文句なしでしょう……イッタ・イマージ勝利です!」

完敗だ。

俺たちに悔しがる資格はない。

こちらの小細工を、単純な地力の差でねじ伏せてきやがった。

所詮リアクション芸人の真似事でしかない俺たちでは勝てるはずもなかったんだ。

「いや~、素晴らしいイタガリアンっす」

そう言いながらカジマは、握手目当てにイッタ・イマージに近づく。

だが彼の顔を見た途端、なぜかカジマの動きが止まった。

「ん? どうしたカジマ?」

「イッタ・イマージさん……き、気絶している」

…………

後に知ったことだけど、イッタ・イマージは痛みを感じやすい体質だったらしい。

彼の痛がり方にリアリティがあるのは必然というわけだ。

俺たちがそこまで痛いと思わないレベルでも、イッタにとってはリアルに痛かったんだから

あなたたちは痛みに慣れすぎて、鈍感になってるのよ……』

少し前に母が言っていたことを思い出す。

痛みってのは、さしずめ身体から発せられる救難信号だ。

その痛みに鈍感であることは、それ自体危険だと言える。

今回の一件で、俺たちは“痛みに鈍感”であることの意味、その危険性を改めなければならなかった。

「ねえ、いまさら気づいたんすけど……」

イッタ・イマージ救急室に運ばれていくのを眺めていると、ふとカジマが呟いた。

隣国観光大使をこんな目にあわせるのって国際問題になるんじゃ……」

こいつにしては珍しい、目配りのきいた意見である

だが生憎、俺はそれに答えられるようなものを持ち合わせていない。

「……どうだろうな。まあ少なくとも、それが国際問題になると思っている人たちの間では問題になるだろうとは思うが」

「え、どういう意味? なんかの言葉遊び?」

「違ぇよ。つまり俺たちが気にしたところで仕方ないってこと」

今回、痛くも痒くもなかった俺では、そう言うのが精一杯だった。

結局、痛みを知らなきゃ本当の意味では学べないのかもしれないな。

まあ、そのためにわざわざ痛みを知りたいとも思わないが。

(おわり)
アーカイブ ヘルプ
ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん