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はてなキーワード: ホールとは

2021-05-15

anond:20210515155542

別に法は改正されてないやで

単に遊技人口が減って儲けが減って玉が出なくなって遊技人口が減るループ繰り返してるだけや

あとパチンコは今射倖性がクソヤバい台がホールに出てるやで

適当なこと言うたらあかん

セカイ系オタク最後楽園BTSかもしれない

この自粛間中BTSにハマった。

様々な人がBTSの魅力や人気を集めた理由を語っているが、俺と同じ切り口で論を進めているものがないように思ったのでn=1の感想を書いておく。

BTSの魅力としてよく挙げられるのは曲や高度なパフォーマンスなどだが、俺はやはり、根本にあるのは高いエンタメ性だと思う。

そもそも、彼らのプロデューサーであるパン・シヒョクは日本アニメマンガ等のサブカルチャーに造詣が深い。新海誠の「彼女と彼女の猫」「君の名は。虚淵玄魔法少女 まどか☆マギカ」などに対する感想を本人のTwitterで呟くほどだ。

そんな彼が発展途上の少年達をプロデュースしたらどうなるか? 簡単である

完成度の高い「セカイ系MVが出来る。

これは俺が語るよりも実物を見た方が早いので一度見てみてほしい。最初は誰が誰だか分からないと思うが、全体の雰囲気だけ感じてくれたらそれでいい。歌詞英語字幕をつけられる。

RUNofficial mv

https://youtu.be/wKysONrSmew

一言でいえば「無力で無鉄砲少年たちが若さだけを武器にわちゃわちゃするmv」だ。

Dynamite」の堂々たるスター感とはほど遠く、顔つきも体つきもまだ幼い。それもそうだ、冒頭で水に潜っているテヒョン(BTSでの活動名はV)はまだ19歳、最年少のジョングク(活動名はJung kook)は17歳だ。若い……!

この世界観は「花様年華」という彼らの一大コンセプトだ。「RUN」だけでなく、様々な曲で共有されている。全然関係ないが同タイトル台湾映画面白いのでオススメ

BTS花様年華トラウマを持つ弱い少年たちが出会い交流を深めることによって傷を癒していくというストーリーだ。完全にフィクション世界観だが、メンバーはそれぞれの本名で役を演じている。

それぞれの役も、ナルレコプシー、代理ミュンヒハウゼン症候群(おそらく)、親殺しなど、往年の葉鍵ヒロインのような重い家庭事情のもとで育っている。

そんな彼らのトラウマ描写した映像作品として「Wings short film」シリーズがある。一本が3分ほどで、メンバーが7人なので7本ある。どれも面白いが、特にお気に入りの一作を貼っておく。ティムバートンとかシャフトとかの悪夢っぽい世界観が好きならおすすめだ。

面白いと思ったら他のメンバーのやつも検索してみて欲しい。

Short film jimin

https://youtu.be/_y8-HD5O69g

林檎マリア像、風景画、烏の刺青など複数メンバー映像共通する小道具も多く、#7のソクジンの回まで通して見れば、ちょっとした達成感を抱ける。

この辺りまで見れば、少しずつメンバーが見分けられるようになっているのではないだろうか。

見分け方は他の方のブログに詳しく書いてあると思うが、花様年華に限って書くと、ガソスタにいたらナムジュン(活動名はRM)、車を運転していたらソクジン(活動名はJIN)、火を見ていたらユンギ(活動名はSUGA)、寝てたらホソク(活動名はJ-HOPE)、溺れてたらジミン(活動名はJIMIN)、血を浴びてたらテヒョン、殴ったり殴られてたらジョングクだ。見てれば慣れる。

例えば「I NEED U」は花様年華シリーズ第一作の自己紹介ソングだ。登場人物が何に悩みどう生きているのかが分かりやすい。本当はこれを一本目に勧めるべきなんだが、俺はRUNの荒々しさや青さやスピード感が好きなので。

他のブログを読めば詳しく知れるが、この曲はBTSスターダムの第一歩を踏み出したきっかけになったらしい。こちらのmvはVの怪演が光っている。今の19歳ってあんな感じなのかな? 怖いな。

『I NEED U』 official mv

https://youtu.be/jjskoRh8GTE

下の動画なんて、12分の動画のうちドラマパートが8分あり、エンドロールでようやく曲が流れる。曲を売る気があるのか。

ドラマパートスタンドバイミーとかが好きなら気に入ると思う。歳をとったからか、最近こういう一瞬の青春みたいなやつに弱い。そしてこの動画を見れば、やけに意味深描写が多いことに気づくのではないだろうか。

Butterflyofficial mv(花様年華prologue)

https://youtu.be/Bt8648TNX1M

そう、この花様年華、ただのボーイミーツボーイではない。タイムリープものだ。

花様年華シリーズは様々なメディアミックスがされている。主なもの小説マンガだ。(CGアニメや実写ドラマ化などが進行中らしいが詳しくは知らん)余談だが、この辺りパン・シヒョクPDはとても商売うまいMV意味深ストーリーをチラ見せし、全貌が見たければ小説を買わせる。ようつべで聞ける曲ばかりが収録されたCDを買うのはよほどのファンだけかもしれないが、小説なら比較的敷居が低い。よく出来た予告映像を見てつい劇場アニメを観てしまうようなものである

さて、マンガ/小説花様年華ストーリーは以下のようなものだ。

トラウマを持つ少年たちが学校出会い、仲を深めるが、様々な理由軋轢が生まれ、海に行ったある日、決定的な仲違いをし、離れ離れになってしまう。3年後、留学に行っていたソクジン韓国に帰ってくると、かつての友人は死んだり、人殺しで捕まったりシンプルに困窮していたりで、めちゃめちゃに不幸になっている。ソクジンタイムリープを繰り返し、彼らを救おうとする。

葉鍵であり、シュタゲ要素もある。盛りだくさんだ。ちなみにマンガ版はLINEマンガというアプリ無料で読めるが、ただでさえ見分けがつきにくい少年たちがさらに絵で描かれている。俺は読み進めるのに根気がいったが、顔認識能力が高い人はいけると思う。

さっきメンバー紹介のところでわざわざ、アルファベット活動名とカタカナ本名併記したのは、このマンガではキャラクター名が全て本名で表されているからだ。

本名ではジミン、ジョングクなどJがつく名前がやたら多いのに、J-HOPE本名はホソクである。なんでだよ。一番Jであるべきだろ……!

マンガは興味ない、ただただエモい映像が見たいという人にはこっちを見て欲しい。

Spring day』official mv

https://youtu.be/xEeFrLSkMm8

バラード曲。「八月でも(あなたに会えないなら)冬だ」という一節が印象的。RUNで後先考えずにその辺を散らかしまくった彼らがパーティの後始末をしていて、青春永遠に続くものではないことを描いている。全体的に褪せた雰囲気で、オレンジと青が強い独特の色味のpvになっている。安全ピンでピアスホールを開けてあげるシーンがあるのだが、国が違ってもエモ仕草は変わらないんだなと感心した。

Euphoriaofficial mv

https://youtu.be/kX0vO4vlJuU

花様年華シリーズノーマルエンド分岐って感じ。

比較的新しいmvなので、みんなスタイリングも服も普通なのに、めちゃめちゃ垢抜けている。幼さや青さというより、思春期を越えた7人が二度とは戻らない日々を愛おしむ話。撮影してるの明らかに真冬なのに、半袖のアロハ着せられてる子がいてかわいそう。

花様年華面白い。確かにストーリー展開自体王道で、言ってしまえばどこかで見たことがあるようなものばかりかもしれない。彼らの演技も、本業ではないから当たり前だが、全員が素晴らしいというわけではない。ぎこちなかったり、ムラがあったりする。だが、その未完成さが、若さが、今の俺には一番眩しい。

2019年に「天気の子」、2021年に「シン・エヴァンゲリオン」が上映され、かつての「セカイ系作家たちは次々と己の世界観ピリオドを打っている。さらに、まどマギピンドラなど、壮大な世界観ファンを魅了したアニメも新作の公開が決定した。

2021年、俺たちが愛したあの頃の「セカイ系」はもうどこにもないのかもしれない。

そんな中で、かつて俺たちと同じようにアニメゲームを愛したオタクが、革命前夜の少年たちを巻き込んで、今も続くストーリーを紡いでいるというのは、なにかとても尊いことのように思える。

タイトル花様年華、これは「人生で一番美しい瞬間」という意味らしい。BTSのこのプロジェクトは間違いなく、俺にとっての花様年華を思い出させてくれた。

ありがとうパン・シヒョクプロデューサー

ありがとうBTS




どうでもいいがこのテンションのままボン・ボヤージュ(メンバーたちによるゆるい旅番組)を見ると、辛い展開に耐えられないオタクが作った日常系同人誌っぽくて面白い。こっちもおすすめ

2021-05-14

月イチで大体記念日とかで行くような高くて良い店予約して一張羅来て一人で行って

俺のできる最大限で物腰を柔らかに愛想良くして席に案内してもらって

ちょっと険しい顔しながら黙って食べ、時々手を止めて料理凝視したりしてると

エイターが顔色伺ってきたりホール仕切ってるような人が対応してくれたりしてメチャクチャ楽しいんだよな

もうしばらく行けてないからそろそろやりたいな

2021-05-13

なぜか生命保険営業のお姉さんに好かれる

好かれると言っても、もちろん営業をかけられるというだけの話だが。

どういうわけか、職場にやって来る保険営業が俺のところばかり来る。

別に新人でもない、他に若い奴なんかいくらでもいるだろうに、なぜか俺のところに来る。

入り口ホールですれ違っただけで来る。

一目合っただけで来る。

無視しても来る。俺のところだけ。

机で寝たフリしてても来る。

何か営業を呼び寄せるオーラでもあるんだろうか?

子供のころ誕生日ケーキを買ってもらえなかった思い出

買い物に行って、スーパーに入っているケーキ屋さんの前を通った時にふと5号のホールケーキに目が留まった。

今まではっきりホールケーキの値段を知らなかったけど3千円くらいだった。

みんなが誕生日ケーキを食べていると知って、欲しくなって自分も親にねだった記憶があるが、一度も買ってもらったことはない。

両親ともに教員別に貧乏というわけじゃなかった。

自分も兄も大学院まで奨学金なしで行かせてくれたし、父は余ったお金晩年別荘を建てている。

欲しがれば望遠鏡だって買ってもらえたと思うけど誕生日ケーキは買ってくれなかった。

今考えてみると誕生日ケーキを買う意味を見出せなかったんだと思う。

ゲーム自分バイトして買うまで持っていなかった。

でもお祭りの出店で高くて衛生的でない食べ物を食べ歩いたり

わざわざそうめんを流して食べたり、誕生日に切られてないケーキ食卓に並んだりする経験も大切なんじゃないかなと、ふと思った。

それだけ。別に両親を恨んだりはしてない。

2021-05-11

なぜか生命保険営業のお姉さんに好かれる

好かれると言っても、もちろん営業をかけられるというだけの話だが。

どういうわけか、職場にやって来る保険営業が俺のところばかり来る。

別に新人でもない、他に若い奴なんかいくらでもいるだろうに、なぜか俺のところに来る。

入り口ホールですれ違っただけで来る。

一目合っただけで来る。

無視しても来る。俺のところだけ。

机で寝たフリしてても来る。

何か営業を呼び寄せるオーラでもあるんだろうか?

2021-05-08

モンティホール問題婚活に応用できないか

詳しいプロフィールをみたあとに相手を変更したら成婚率上がるとか

2021-04-30

anond:20210430195510

詳しく説明すんの面倒臭いからめっちゃ端折る&パチスロしか詳しくないかパチスロの話するけど、台の出玉とかってのは業界団体による自主規制ルール(以下内規)によってルールが決まってんの。

で、主に射倖性の煽りすぎによってその内規がたまに変更されるんだけど、その切り替え時期ってのは射倖性の高い台と射倖性の低い台がホールに混在することになる。当然スロカスはカスから射倖性が高い台を喜んで打つので、射倖性の低い新しい内規の台は客付きが悪くなる。ホールとしては新台バリエーションとして少量入れてもお金かけて大量導入までする意味はあまりないわけ。古い台は一定期間経ったらパチンコ屋に置けなくなるので、その期限切れまではホールは客の付く古い台を大事に使う、これが新しい台が売れない理由その1。

そんでもって、新しい内規が決まったらルールに従ってるか検定団体試験するんだけど、新しい内規は当然厳しいルールになってるので、検定を通すさじ加減が難しい。その辺のノウハウ構築も一からやり直し。この検定に通らないとホールに設置できないので、せっかく開発した台も検定通すために足踏みして売ることが出来ない、これが新しい台を売れない理由その2。売りたくても弾がない。

これらの現象は4→5号機のときにも発生してるのでメーカーは織り込み済だし、増田が指摘している急激な販売数の落ち込みは5→6号機によって同じ現象が発生してるだけ。ただ、あまりにも6号機がつまらなすぎたので色々少しだけ緩めた6.1号機って新しい内規作ってまた色々開発してる。

もちろん斜陽産業ではあるので、このままダラダラ衰退していくのは間違いないけど、こんだけバカかい産業警察利権も絡んでる商売がそんなに急激に無くなるわけねえだろって話。店舗数については町中の小規模店舗が潰れてロードサイド店が大型化してる影響も大きい。

2021-04-28

弱者男性論】低収入アラフォーでもモテる方法

結論から先に書くと、バンドマンモテるバンドを組め。

収入フリーターアラサー、あるいはアラフォーでも、つまり弱者男性でもモテる。それがバンドマジックだ。

バンドマン恋愛パターンはこんな感じだ。

まっさきに思いつくのがバンド恋愛

ボーカル女の子メンバーができてるなんて話はよくある。

面倒そうでおすすめこそしないが。

あるいは対バン(共演者)やお客、スタジオ店員ライブハウススタッフ等とできちゃう話も「あるある」だ。

だいたい、バンドマンという生き物は打ち上げが好きだ。

ライブ後の打ち上げという行為アマチュアが集まって演奏した後の合コンだと思ってくれて構わない。

いくばくかのライブノルマ(ホールレンタル代)を払え。

そうすれば趣味の合う若くて寂しい異性と自然マッチングできるというわけ。

そして真実を話そう。

別にプロ志向である必要はない。楽曲オリジナルである必要もない。

さらに言うと、演奏が上手い必要もない。

新規参入簡単だ。行け。

から楽器を始めるならドラムがいいだろう。

ドラムはいつの時代でも不足している。

ギターボーカルをやりたがる人は有り余っている。やめとけ。

ベースは重いし目立たない。やめとけ。

キーボードは高いし、DJ音楽センスコネ必要だ。やめとけ。

その点ドラムは叩ければよい。

初期費用にかかる機材代も安い。

YouTubeでテキトー初心者向け教則動画を観ろ。

スタジオで備え付けのセットで個人練習しろ

1ヶ月もあれば高校生文化祭でやるような

ミスチルブルーハーツジュディマリコピバンくらいはできるだろう。

それで十分だ。

そもそもドラム打楽器だ。

合法的に物を殴りまくれる。

デカい音が出る。

ストレス解消にもってこいだ。

太っててもいいのも強い。

ドラムならデブでもいいという不文律がある。

そしたらメンボ(楽器屋でもネットでも色々ある。探せ。)で人と合え。

相手はおまえのオリジナリティなんぞ求めてない。

ドンパンドンパン叩けてスタジオ代を折半できる人間なら十分だ。

CDが売れなくても、世の中には音楽をやりたい人が多い。誰かと一緒にしたがる人と出逢え。なるべく下心を隠せ。

ヘタでもいいと言ったが、別にKing Gnu東京事変のようなバカテクバンドをやろうとしなければの話だ。

好き嫌いがないなら歌ものにしとけ。

うっせぇわやYOASOBIみたいなのあるだろ。

メンバー募集の掲示板を見ればいっぱいあるだろう。好きなのにしろ

あるいはアコギピアノに合わせてジャンべ(パーカッション)を叩くでも良い。

弾き語りしてる女の子は寂しがりだ。

ただ、客になるな。下に見られる。

関係者になれ。

とにかくバンドを組め。

バンドを組めばモテる

キモくて金がないおっさんことアラフォー弱者男性でもモテる

コロナ禍で他のバンドだってライブ練習もできてない。条件は一緒だ。

ただ、これは東京都の話。

山陰離島でこの話が通用する保証はない。

30万くらいためて上京しろ

家賃の低いワンルームを借りろ。

ニトリイケアに行け。高円寺に住め。

結論をもう一度書くと、バンドマンモテるバンドを組め。

2021-04-26

テレワークへの対応に見る「ハイコンテクスト文化」「ローコンテクスト文化」の反応

コロナ禍をきっかけに働く環境は大きく変わりました。現在オフィスの在り方についてどうお考えですか。いままでの状況が全てひっくり返る変化というよりも、「いつかはこうなる」と予見していた世界に一気に近付いたと考えています

 今回のコロナ禍は「人間の慣習」が途切れる出来事でした。物理的にオフィスに行けなくなり、自宅で内省する時間が増える中でそれぞれが「オフィスがなくても仕事はできる」と認識したはずです。これまでの慣習を断ち切って「考える時間」ができたのが2020年体験だったと言えるでしょう。

 文化人類学者のエドワード・T・ホールによれば、日本言語化されない「空気」や「雰囲気」を察することを重んじるハイコンテクスト文化とされています。他方、欧米は明文化しなければ相互理解がかなわないことを前提としたローコンテクスト文化です。ローコンテクスト文化におけるコミュニケーションルールを重んじなければ成立しません。

 どちらがテレワークに向いているかというと、「空気」ではなくルールを重んじるローコンテクスト文化でしょう。ローコンテクスト文化で、時間場所選択できるABW(Activity Based Working)を導入する場合ルール提示すれば都合に応じて個々が判断しまから、「そのルールなら自分は家で働く」と自然に受け入れられるわけです。

 ハイコンテクスト文化を持つ日本場合は、ルール提示しても「とにかくいったん出社をして、同僚や上司相談しながら働き方を調整しよう」と考え、誰から強制がなくてもほとんどの人がそう動きます。こうした働き方は「業務内容の無限定性」に大きく関わっていますが、ルールが決められておらず、一人一人の業務内容はあいまいです。すると個々のメンバーが全体の空気を読みあわなければなりません。結果として常に一緒にいないと空気が読み切れないために不安になります。そのためオフィスに来て常にお互いの様子を見るわけです。在宅勤務やテレワークルールがあっても、文化的には実践できなかったのが日本

最もイノベーティブなシリコンバレー日本型の文化だった!? コロナ禍をきっかけに、そうした日本的な働き方が大きく変わったわけ

日本場合ベテラン世代テレワークに苦労する一方で、仕事プライベートを切り分けることを好む若い世代コロナ禍の働き方を歓迎する傾向にありました。このギャップを埋めるには、新しい働き方のルール文化必要です。さまざまな世代が同じように働きやすさを求めるなら、ローコンテクスト文化を受け入れていく方がよいでしょう。一方で、イノベーティブな活動には、ハイコンテクスト文化の方が相性がよいと考えられています

 ここが面白いところなのですが、コロナ以前に最もイノベーティブな働き方をしていたのは、企業敷地内に従業員を住まわせるような、生活仕事が一体となったシリコンバレー流の働き方だったという点です。今後の働き方も完全にテレワークになるわけではなく、イノベーティブな仕事をする際にはオフィスに集まることになるでしょう。

私たち富士通2020年7月、「Work Life Shift」というコンセプトを掲げ、自ら働き方を変えることを宣言しました。「Smart Working」(最適な働き方の実現)、「Borderless Office」(オフィスの在り方の見直し)、「Culture Change」(社内カルチャーの変革)の3つを柱に取り組んでいます

 今回の対談で個人的山下さんにうかがいたかったのは、「オフィス環境を変えることで、イノベーティブなアイデア創出にどうつなげられるか」という点です。

人をクリエイティブにするには、「作りかけ」「未完成」を感じさせる、ある種のラフさが重要です。整い過ぎる環境人間を緊張させますアクティブに人を動かし、コミュニケーション量を増やすには、緊張させず、人が空間に介入しやす環境を作ることがコミュニケーション活性化につながり、イノベーションを起こしやす環境を作ると言われていますシリコンバレーかいわいではよく「空間をハックできる=ハッカブル」と表現するのですが、空間にはコミュニケーションデザインする力があります

 皆が熱気を高め、「自分はこのためにこの価値観のために仕事をしている」と感じられることが重要です。空間から会社カルチャーを感じ取れるようにする、言い換えれば、オフィス組織価値観を伝達するメディアになる

当社の場合も対面でディスカッションや共創する場としてのハブオフィスと、高速なネットワークで快適にメンバーとつながることができるサテライトオフィスがあります私自身も、実際にクリエイティブものを生み出そうとする場合は、やはりリアル場所必要だと感じています。みんなで議論して、ホワイトボードに書く。それができないだけで、仕事を進めにくいと感じることは多いですね。

2021-04-25

同人オタク音楽ライブ愛好家が五輪中止を言ってはいけない理由

親愛なる同志たちへ、僕もできれば愛を捧ぎたかった。


東京における直前告知で効力の強い有観客催事中止の報を受け、有明で開かれるはずのイベントはなくなり、誰もいないホールに机が並ぶ異様な光景が生まれた。静かに混乱が巻き起こっている。

国や自治体がありとあらゆる娯楽や飲食を抑圧し、それでも五輪は着々と開催へと進んでいる様子は、態度があべこべであると誰しもが怒りを投げかけた。

五輪も中止しろ

そう言わんばかりの空気が取り巻いている。

しかし、見えない無辜の民たちの雰囲気に乗り、同じことを言ってはいけないのだ。

持っていると思い込んでいる矛が、次に向くのは私たちからだ。

五輪が仮に中止したとして、そのあとに待つのは如何なる催行も「民が許さない」世界である

いくら生活がかかっていようと、いくら人生唯一の潤いであろうと「五輪がやめたんだからあなたもやめるんだ」と強く殴られるのだ。それが例え全てを否定することと同義だとしても、無辜の民はなりふり構わない。

五輪感染対策成功すれば、その後残された国レベル安全対策ガイドラインに基づきあらゆるイベントを開催出来るだろう。

もしも五輪感染対策が失敗すれば、国かオリンピック委員会悪者になる。その屍を踏み、さらに強固な対策をもって催行に臨む選択肢がまだ残っている。

五輪スケープゴートにもなり得るのだ。

五輪が始まる前に何かしらのイベント対策に失敗してしまえば、五輪を待つでもなく「全てが止まる」。

五輪より先に転んではいけないのだ。

どれだけ今が理不尽だろうと、従って耐えるしかない。まだ相手が見えるから耐えられる。

耐えなければ、姿の見えぬ理不尽に全てを否定される未来がやってくる。やつらには文化を殺す力がある。

かつて無辜の民から受けたあの目をまだ覚えているだろうか。

名前の知れぬ声ほど残酷である。信じるには早い。

そういう自分も同じかと言うだろう。

頭の片隅に書き留めておくだけでいい。

私の刃は鈍だ。

落語の件

落語定席自粛要請を受けません、というのに批判が割とあって、まぁ個人的には批判も、ある程度は仕方ないだろうなぁ…としょんぼりするほかないのだが、寄席を開いている側としては死活問題だろうとも思う。

増田落語好きなのだが、寄席には元々あまり行かない。近所で落語好きが席亭やってる小さい落語会やホール落語に行くのが中心。これには個人的理由があって、寄席だとあんまり好みじゃない芸人のもなんとなく見ちゃうことになるのが、あんまり楽しくないからだ。そういうのが好きな人いるからこれは良し悪しではなく単なる好みの問題

で、定跡の寄席一年中やってる寄席)って実は少ない上に大して儲からない絶滅危惧スペースで、そこで芸人が得られるお金は微々たるものである。実際にいくらなのかは知らないが落語家さんがそういうマクラ雑談をするし、キャパティ普段の稼働状況なんかを鑑みても「あんまり儲かってなさそう…」というのは容易に推察できる。定席寄席に出てるだけだと全然食えないと思う。

寄席に出る芸人の主な収入源は寄席ではなく、営業やいろんな場所で行う落語会なので、寄席が閉じてしまうこと自体が彼ら芸人の日々の生活に直撃するわけではない。が、落語会やお笑いイベントが行われる場所は主に公共ホールだったりするので寄席よりも強く自粛させられるため、すでにホール落語は続々と休止が決まっている。こちらの方が実際には芸人たちにとってはクリティカルヒットになるわけだ。

去年の初めての自粛の後は、解禁後も寄席は閑散としていたと聞く。この10年ぐらいは東京はかなりの落語ブーム寄席も盛り上がっていたのでコロナの影響は深刻だよなぁと思っていた。それでも再開して少しずつ客足も戻ってきたらしいよと聞いていたのだが…コロナの影響で、営業ホール落語とかも含めて)がままならなくなっている芸人たちも、寄席を開いている席亭たちの収入も当然大幅に落ちていると思われる。

絶滅危惧スペースで大して稼げるわけでもなく、これを書いている増田自身が「あんまり行かないんだよな…」と思う寄席ではあるが、落語演芸文化にとって大事というのはとても理解できる。

席亭(芸人の出番を決めたりもする)の人脈力だったり、ショーケース機能営業や別の落語会に呼ばれたり)だったり、自分を目当てに来ているわけではないカラい客を相手にするという若手の修業の場という機能だったり、こういう諸々をまとった空気感寄席がつぶれると、こういう機能とともに、文化を醸成するための有象無象な「空気感」がなくなる。一度なくなった後に取り戻すのはかなり難しくなるだろうから、まぁ、寄席の側からしたら「文化だし必要だし」という言い方になるんだろう。

大阪では長いこと定席寄席がなかったこともあって、上方落語はすごく面白いのに、繫昌亭ができるまでの長い期間、沈んだ期間を過ごしていたらしい。関西の人にとっての落語家は三枝仁鶴と、その他いろいろタレントリポーター、みたいな感じだったと。最近はようやく中堅若手で面白い上方落語の人が続々と出てきているし大御所たちも落語を元気にやっておられる。

そして江戸落語がしばしば、すごい面白い落語家を生み出しているのは、定席が続いて存在しているからというのは大きい。批判もあろうが、どうせ(特に池袋は)ガラガラだろうし許してやってほしい。

一方で、実は江戸落語の界隈も、クラスタ認定はされてないが芸人の陽性者をこの1年で何人か出している。前座や若手だけでなく真打も。私が好きな師匠感染を発表して、重症化しやすそうなタイプだったので凄く心配していて、今は無事に回復しておられるので安心した。とはいえ、まぁ、「文化から開き続けるぞ」と宣言するからには、できる限りいやそれ以上に芸人たちの感染対策を、彼ら芸人自身がしっかりやってほしいと願うのだ。じゃないと、批判が増えてしまうだろうし何より何かがあった時にその芸人さんの芸が見られなくなったらすごく寂しすぎる。

で、話は変わるようで変わらないのだが、相撲である相撲相撲部屋クラスタも出しているし亡くなった力士もいる。なのに深夜まで飲んでた麻雀やってただのと報道をされている。反省がない…という悲しさ。

相撲落語もそうなのだが、彼らの中に感染がおこる原因の一つに「タニマチ」の存在があるのではと思ったのだった。相撲落語も「タニマチ」と俗称されるような人たちがいる。取り巻きというか私的スポンサーというか。落語会の後に打ち上げをやって若い者に栄養をつけさせたり、場所の後にパーティーをやったり、タニマチ側の慶事イベントがあったらゲストで来て「お相撲さんがきてる、わー」と言われたり、ちょっと軽い一席をやったり、お姉ちゃんのいる店に一緒に行っておねえちゃんを驚かせてゲラゲラ笑ったり、そういうことをしていたりする。こういうのは徐々にすたれていっているという話も聞くのだが、こういう「場」を通して感染が広がるのはあり得るよなぁと思うのだ。

個人的にはこの「タニマチシステム」は好きじゃなくて、それは私がタニマチをやれる財力がないか嫉妬しているのは大いにあるが、芸や理屈が「内向き」になることと背中合わせだよなと思うからだ。一方でタニマチに食わせてもらった若手時代、とかタニマチに金出してもらったから部屋が持てた、みたいな話も聞くのでむげに否定もできない。ただ、コロナのことがあるから、徐々にすたれていっているという流れがそのまま加速して、別の方向(例えばYoutube課金とか)に流れていくといいなぁ…と思ったりする。

まぁとにかく、落語はすごい面白いから寄席も何とかコロナサバイブして、何とか続いていってほしいんですよ。

2021-04-23

バイト日記(まだあった)

 オーナーから15分早出してくれと言われたので早出した。ある昼勤のパートさんと交代で入る時は、最近いつもそうだ。ちなみに昼勤のパートさんはいつの間にかシフトリーダーになっていた。名札がゴールドで眩しい。

 以前は「15分早出で」という指示ではなく、「なるべく早く来て」というあやふやな指示をオーナーは出して来てたけど、私が「なるべく」ってどのくらいだよと思いつつも質問するとオーナーが怒るからまあ30分くらい早目に行けば良いのか? と思って二回連続で30分早出をしたら、オーナーは「15分早出で」と明確に指示出しするようになった。

 どうやらオーナーは、私がいつもシフト入りの時間よりも123分早くに出勤しているのを見て1、2分早目に来てすぐ着替えてホールに出ればいいだけのことだろうと思っていただけのようで、私が頑張ってガチ早出出勤をするとは思ってもいなかったようだ。

 シフトリーダーと交代で入る時だけ、ちょっと早めに来るように言われる。何故なのかというと、シフトリーダーには学童保育に預けているお子さんがいて、お迎え時間が18時きっかりと決まっている。少しでも遅れると月額料金に延長料金を1000円加算されるから、遅くとも17時45分には上がって店をでなければならない。だけどシフトリーダーギリギリまで上がらずにいて、上がる時は「これじゃお迎え時間に間に合わない!」と周囲の人や物に当たり散らしながらドタバタと帰って行く。その様子をオーナーは前々から危なっかしいと思っていたそうで、交代で入る私が早くに出て来れるなら、シフトリーダーも慌てずに帰れるでしょ? ってことで私が早出を命じられることになった、はずなのだが。

 いつだったかオーナーに言われるがままに早出したら、シフトリーダーに「何でこんな時間に来たの? 出勤時間間違えちゃった?」と聞かれた。それで、シフトリーダーはお迎えの時間があるから45分には帰らないといけないんじゃないのか? と聞き返したところ、学童保育子供を預けている日とそうでない日があって、今日はそうでない日の方だから18時まで居れたのに、と、なんか私を給料泥棒みたいな言い方をしてきたので腹立って、私はオーナーLINEで「私に早出しろって言う前に、シフトリーダーとよく話し合ってください!」と文句言った。そしたらオーナーは、私に早出をさせる日は「ちゃんシフトリーダーにはよく言い聞かせておいたから」と言うようになったんだが、シフトリーダー言動は相変わらずなので、話し合ってはおらず、一方的シフトリーダー増田と交代して45分で上がれと命令しただけなんだろうと思われる。

 この頃はシフトリーダー子供学童に預けるのをやめてしまったのか(お子さんもう小4だしなぁ)、45分になっても余裕の表情で、私と中々レジを代わってくれなかったり、交代をしてくれても18時になるまで何か他の仕事をしていたりする。45分丁度で上がったのに、18時になるまでのんびりお買い物をしていたりするし。なのに、上がり前にゴミ箱ゴミをして片付けなかったりする(当店にはゴミの引き継ぎ禁止というルールがある)し、一体なんなん、この人なんなん!!

 と、夜暇になってからAさんに愚痴ったところ、Aさんが夕方からシフトに入る時にも、オーナーからは「シフトリーダー17時で上がりで、45分から増田さんが来ることになってるから、それまではワンオペで頼む」と言われているのに、何故かシフトリーダーは頑なに帰ろうとしないし、私と交代するのも渋る、とAさんは言った。

 そんなAさんの話を聞いて初めて気付いたのだが、オーナー17時台はワンオペにしたいと考えているのだ。でも18時前は日によって混むこともあるから、18時からの人を15分早出することで妥協したい。そういうことだったのだ。

 シフトリーダー契約そもそも17時までなので、オーナーはあまり残業されたくもないらしい。昼勤のパートバイトは長くて6時間労働のところ、最近シフトリーダーは本人の希望で朝9時出勤となっているのも、オーナーシフトリーダーをさっさと定時で帰らせたい理由なのかもしれない。

 ところがシフトリーダーはといえば、お金はいくらあっても邪魔じゃないから、稼げるんなら出来るだけ稼ぎたい、と自分で言ってるような人なので、夕方シフトに丁度一人ぶんの空きがあるのに残業させて貰えないということに、納得していないようだ。

 実際のところ、17時台はワンオペが出来るほど暇なのかといえば日による。平日でも全然お客様が来なくて何もすることがない日もあれば、二人体制でやっても長蛇のレジ待ち列の出来る日もある。もしかしたらワンオペでは捌ききれない「かもしれないから」ということが、シフトリーダー自主的残業する正当な理由となっている。

 だがオーナーとしてはオーナー命令外のことで「正当な理由」のあるものは何もないのだ。

 結局のところ、最近オーナーシフトリーダーエゴエゴをぶつけ合って揉めている。

 揚げ物とか中華まんセールの時も、オーナーシフトリーダーはよく喧嘩をしている。オーナー本部に言われるがままにセールを頑張るとノルマを増やされて後で面倒臭いので、売上をそこそこに抑えたい。一方、シフトリーダーセール宣伝テレビでも流れていて、セール品目当ての客が事実沢山来店しているのだから、売れる時に売って店を儲けさせたい、と一歩も引かない。オーナーにもうFF商品調理ストップでと命令されたのに、オーナーの目を盗んでは勝手調理して山盛りのセール品で什器を充たしてから帰る。

 それでオーナーシフトリーダーのどっちが正しいのかというとそれは微妙なところで、夕方仕込まれた大量の揚げ物と中華まん20時までにはすっかり売り捌けてしまうこともあれば、セール間中にも関わらず、一つも売れずに大量の廃棄が出ることもある。やってみなければ分からないとしか言い様がない。

 従業員には、「ここはオーナーの店だから」と割りきる人と割り切れない人とがいて、シフトリーダー後者だ。シフトリーダーみたいな人は当然オーナーと揉めるし、他の従業員とも結構揉め事を起こしがちなんだけど、店の売上に貢献しているかもしれないし、仕事をよく回しているから、面と向かって反論するのも憚られる。取り敢えず、私みたいな一アルバイトは、オーナーシフトリーダーの間に板挟みにされるとかなり辛い。

2021-04-22

何年か前単発バイトで一度だけ駅の催事の売り子したことがあるんだけど、

近くにギャンブル場がある駅だったこともあってかまじで最悪側のオッサンしか来なかった。

試食あ〜んして食べさせてよとか無駄接待要求してくるし

まじでつまんねー話で1秒でも長く会話しようとしてくるし(俺、嵐とかよく聴くんだよねー…みたいな それでよく食いつくと思ったな)

あとなによりあのオッサンら時々話しかけてきつつ謎に20-30分彷徨いた挙句100円とかしか買わない(この際金額関係ないが嫌味が言いたくなりました。すいません。)し、

極め付けはお金の受け渡しでべっとり手を触ってくるしでかなり最悪だった。

あと売上表見て知ったけど、男性が売り子の日と若い女が売り子の日の売上が明らかに違うことも知ってええ…ともなった。

なんかその時まで綺麗目な場所とか店でしかバイトしたことなくてホールだったらホールレジだったらレジ仕事に徹してればよかったけど、

ただの饅頭屋の一店員なのに女を切り売りしなくてはならないことがまあまあショックだった。

まあ何が言いたいかというと半セルフレジ機はレジを人(特に若い女)との指先と心の触れ合いの場かなんかと勘違いしているキモキモ最悪オッサンの手に触れずに済んで最高

2021-04-18

anond:20210417190212

単体で使うとどうしてもクセがあって慣れてないときいかもしれん

たとえばカレー粉の大部分ってクミンパウダーコリアンダーシードパウダーだし、インドカレー最初クミンシードとその他のホールスパイスを熱して油に香りうつしてから玉ねぎ炒めるから、実はかなり身近なスパイスなんだけどね

2021-04-17

ホールケーキ

去年逃したから、1年越しに2週間ぐらい前から準備して、今日雨の中一生懸命に運んだバースデーケーキが軽く扱われて、しかも食べようって言ったら、持つでしょって、適当お菓子食べて終わった。負けたことにかなりショック受けてる。

明日でいいやって言ってるけど、少しでも美味しいものを食べてもらいたいと、タイミング合わせて晩御飯もそれに合わせて調整してたんだけどね。

明日じゃいろんな意味で期限切れなんですけどね。

もったいないけど捨てるしかいか

あーやっぱりなんだかんだ匂わせる事って大事だよなー

2021-04-15

anond:20210415103732

当店飲食店経営してて、ホールイラスト描ける方募集してます

バイトからで構わないのでぜひいかがですか?

イラスト代は別途支給いたしますので…

2021-04-11

お前たちはだめだねえ。なぜ人のことをうらやましがるんだい。僕だってつらいことはいくらもあるんだい。お前たちにもいいことはたくさんあるんだい。僕は自分のことを一向考えもしないで人のことばかりうらやんだり馬鹿かにしているやつらを一番いやなんだぜ。僕たちの方ではね、自分を外ほかのものとくらべることが一番はずかしいことになっているんだ。僕たちはみんな一人一人なんだよ。さっきも云ったような僕たちの一年に一ぺんか二へんの大演習の時にね、いくら早くばかり行ったって、うしろをふりむいたり並ならんで行くものの足なみを見たりするものがあると、もう誰たれも相手にしないんだぜ。やっぱりお前たちはだめだねえ。外の人とくらべることばかり考えているんじゃないか。僕はそこへ行くとさっき空で遭あった鷹がすきだねえ。あいつは天気の悪い日なんか、ずいぶん意地の悪いこともあるけれども空をまっすぐに馳けてゆくから、僕はすきなんだ。銀色の羽をひらりひらりとさせながら、空の青光の中や空の影かげの中を、まっすぐにまっすぐに、まるでどこまで行くかわからない不思議な矢のように馳けて行くんだ。だからあいつは意地悪で、あまりいい気持はしないけれども、さっきも、よう、あんまり空の青い石を突っつかないでくれっ、て挨拶したんだ。するとあいつが云ったねえ、ふん、青い石に穴があいたら、お前にも向う世界を見物させてやろうって云うんだ。云うことはずいぶん生意気だけれども僕は悪い気がしなかったねえ。」

 一郎がそこで云いました。

又三郎さん。おらはお前をうらやましがったんでないよ、お前をほめたんだ。おらはいつでも先生から習っているんだ。本当に男らしいものは、自分仕事を立派に仕上げることをよろこぶ。決して自分が出来ないからって人をねたんだり、出来たからって出来ない人を見くびったりさない。お前もそう怒らなくてもいい。」

 又三郎もよろこんで笑いました。それから一寸立ち上ってきりきりっとかかとで一ぺんまわりました。そこでマントギラギラ光り、ガラスの沓がカチッ、カチッとぶっつかって鳴ったようでした。又三郎それから又座すわって云いました。

「そうだろう。だから僕は君たちもすきなんだよ。君たちばかりでない。子供はみんなすきなんだ。僕がいつでもあらんかぎり叫んで馳ける時、よろこんできゃっきゃっ云うのは子供ばかりだよ。一昨日おとといだってそうさ。ひるすぎからかに僕たちがやり出したんだ。そして僕はある峠とうげを通ったね。栗くりの木の青いいがを落したり、青葉までがりがりむしってやったね。その時峠の頂上を、雨の支度したくもしないで二人の兄弟が通るんだ、兄さんの方は丁度おまえくらいだったろうかね。」  

 又三郎は一郎を尖とがった指で指しながら又言葉を続けました。

「弟の方はまるで小さいんだ。その顔の赤い子よりもっと小さいんだ。その小さな子がね、まるでまっ青になってぶるぶるふるえているだろう。それは僕たちはいつでも人間の眼めから火花を出せるんだ。僕の前に行ったやつがいたずらして、その兄弟の眼を横の方からひどく圧おしつけて、とうとうパチパチ火花が発たったように思わせたんだ。そう見えるだけさ、本当は火花なんかないさ。それでもその小さな子は空が紫色むらさきいろがかった白光しろびかりをしてパリパリパリパリ燃えて行くように思ったんだ。そしてもう天地がいまひっくりかえって焼けて、自分も兄さんもお母さんもみんなちりぢりに死んでしまうと思ったんだい。かあいそうに。そして兄さんにまるで石のように堅かたくなって抱だきついていたね。ところがその大きな方の子はどうだい。小さな子を風のかげになるようにいたわってやりながら、自分はさも気持がいいというように、僕の方を向いて高く叫んだんだ。そこで僕も少ししゃくにさわったから、一つ大あばれにあばれたんだ。豆つぶぐらいある石ころをばらばら吹きあげて、たたきつけてやったんだ。小さな子はもう本当に大声で泣いたねえ。それでも大きな子はやっぱり笑うのをやめなかったよ。けれどとうとうあんまり弟が泣くもんだから自分も怖こわくなったと見えて口がピクッと横の方へまがった、そこで僕は急に気の毒になって、丁度その時行く道がふさがったのを幸さいわいに、ぴたっとまるでしずかな湖のように静まってやった。それから兄弟と一緒に峠を下りながら横の方の草原から百合ゆりの匂においを二人の方へもって行ってやったりした。

 どうしたんだろう、急に向うが空あいちまった。僕は向うへ行くんだ。さよなら。あしたも又来てごらん。又遭えるかも知れないから。」

 風の又三郎のすきとおるマントはひるがえり、たちまちその姿は見えなくなりました。みんなはいろいろ今のことを話し合いながら丘を下り、わかれてめいめいの家に帰りました。

   九月四日

「サイクルホールの話聞かせてやろうか。」

 又三郎はみんなが丘の栗の木の下に着くやいなや、斯こう云っていきなり形をあらわしました。けれどもみんなは、サイクルホールなんて何だか知りませんでしたから、だまっていましたら、又三郎はもどかしそうに又言いました。

「サイクルホールの話、お前たちは聴ききたくないかい。聴きたくないなら早くはっきりそう云ったらいいじゃないか。僕行っちまうから。」

「聴きたい。」一郎はあわてて云いました。又三郎は少し機嫌きげんを悪くしながらぼつりぼつり話しはじめました。

「サイクルホール面白い人間だってやるだろう。見たことはないかい。秋のお祭なんかにはよくそんな看板を見るんだがなあ、自転車ですりばちの形になった格子こうしの中を馳けるんだよ。だんだんにのぼって行って、とうとうそのすりばちのふちまで行った時、片手でハンドルを持ってハンケチなどを振ふるんだ。なかなかあれでひどいんだろう。ところが僕等がやるサイクルホールは、あんな小さなもんじゃない。尤もっとも小さい時もあるにはあるよ。お前たちのかまいたちっていうのは、サイクルホールの小さいのだよ。」

「ほ、おら、かまいたぢに足切られたぞ。」

 嘉助が叫びました。

「何だって足を切られた? 本当かい。どれ足を出してごらん。」

 又三郎はずいぶんいやな顔をしながら斯う言いました。嘉助はまっ赤になりながら足を出しました。又三郎はしばらくそれを見てから

「ふうん。」

医者のような物の言い方をしてそれから

「一寸ちょっと脈をお見せ。」

と言うのでした。嘉助は右手を出しましたが、その時の又三郎のまじめくさった顔といったら、とうとう一郎は噴ふき出しました。けれども又三郎は知らん振りをして、だまって嘉助の脈を見てそれから云いました。

「なるほどね、お前ならことによったら足を切られるかも知れない。この子はね、大へんからだの皮が薄うすいんだよ。それに無暗むやみに心臓が強いんだ。腕うでを少し吸っても血が出るくらいなんだ。殊ことにその時足をすりむきでもしていたんだろう。かまいたちで切れるさ。」

「何なして切れる。」一郎はたずねました。

「それはね、すりむいたとこから、もう血がでるばかりにでもなっているだろう。それを空気が押おして押さえてあるんだ。ところがかまいたちのまん中では、わり合あい空気が押さないだろう。いきなりそんな足をかまいたちのまん中に入れると、すぐ血が出るさ。」

「切るのだないのか。」一郎がたずねました。

「切るのじゃないさ、血が出るだけさ。痛くなかったろう。」又三郎は嘉助に聴きました。

「痛くなかった。」嘉助はまだ顔を赤くしながら笑いました。

「ふん、そうだろう。痛いはずはないんだ。切れたんじゃないからね。そんな小さなサイクルホールなら僕たちたった一人でも出来る。くるくるまわって走れぁいいからね。そうすれば木の葉や何かマントからまって、丁度うまい工合ぐあいかまいたちになるんだ。ところが大きなサイクルホールはとても一人じゃ出来あしない。小さいのなら十人ぐらい。大きなやつなら大人はいって千人だってあるんだよ。やる時は大抵たいていふたいろあるよ。日がかんかんどこか一とこに照る時か、また僕たちが上と下と反対にかける時ぶっつかってしまうことがあるんだ。そんな時とまあふたいろにきまっているねえ。あんまり大きなやつは、僕よく知らないんだ。南の方の海から起って、だんだんこっちにやってくる時、一寸僕等がはいるだけなんだ。ふうと馳かけて行って十ぺんばかりまわったと思うと、もうずっと上の方へのぼって行って、みんなゆっくり歩きながら笑っているんだ。そんな大きなやつへうまくはいると、九州からこっちの方まで一ぺんに来ることも出来るんだ。けれどもまあ、大抵は途中とちゅうで高いとこへ行っちまうね。だから大きなのはあんまり面白かあないんだ。十人ぐらいでやる時は一番愉快ゆかいだよ。甲州ではじめた時なんかね。はじめ僕が八やつヶ岳たけの麓ふもとの野原でやすんでたろう。曇くもった日でねえ、すると向うの低い野原だけ不思議に一日、日が照ってね、ちらちらかげろうが上っていたんだ。それでも僕はまあやすんでいた。そして夕方になったんだ。するとあちこちから

『おいサイクルホールをやろうじゃないか。どうもやらなけぁ、いけない様だよ。』ってみんなの云うのが聞えたんだ。

『やろう』僕はたち上って叫さけんだねえ、

『やろう』『やろう』声があっちこっちから聞えたね。

『いいかい、じゃ行くよ。』僕はその平地をめがけてピーッと飛んで行った。するといつでもそうなんだが、まっすぐに平地に行かさらないんだ。急げば急ぐほど右へまがるよ、尤もそれでサイクルホールになるんだよ。さあ、みんながつづいたらしいんだ。僕はもうまるで、汽車よりも早くなっていた。下に富士川の白い帯を見てかけて行った。けれども間もなく、僕はずっと高いところにのぼって、しずかに歩いていたねえ。サイクルホールだんだん向うへ移って行って、だんだんみんなもはいって行って、ずいぶん大きな音をたてながら、東京の方へ行ったんだ。きっと東京でもいろいろ面白いことをやったねえ。それから海へ行ったろう。海へ行ってこんどは竜巻たつまきをやったにちがいないんだ。竜巻はねえ、ずいぶん凄すごいよ。海のには僕はいたことはないんだけれど、小さいのを沼でやったことがあるよ。丁度お前達の方のご維新いしん前ね、日詰ひづめの近くに源五沼という沼があったんだ。そのすぐ隣となりの草はらで、僕等は五人でサイクルホールをやった。ぐるぐるひどくまわっていたら、まるで木も折れるくらい烈はげしくなってしまった。丁度雨も降るばかりのところだった。一人の僕の友だちがね、沼を通る時、とうとう機はずみで水を掬すくっちゃったんだ。さあ僕等はもう黒雲の中に突き入ってまわって馳けたねえ、水が丁度漏斗じょうごの尻しりのようになって来るんだ。下から見たら本当にこわかったろう。

『ああ竜りゅうだ、竜だ。』みんなは叫んだよ。実際下から見たら、さっきの水はぎらぎら白く光って黒雲の中にはいって、竜のしっぽのように見えたかも知れない。その時友だちがまわるのをやめたもんだから、水はざあっと一ぺんに日詰の町に落ちかかったんだ。その時は僕はもうまわるのをやめて、少し下に降りて見ていたがね、さっきの水の中にいた鮒ふなやなまずが、ばらばらと往来や屋根に降っていたんだ。みんなは外へ出て恭恭うやうやしく僕等の方を拝んだり、降って来た魚を押し戴いただいていたよ。僕等は竜じゃないんだけれども拝まれるとやっぱりうれしいからね、友だち同志にこにこしながらゆっくりゆっくり北の方へ走って行ったんだ。まったくサイクルホール面白いよ。

 それから逆サイクルホールというのもあるよ。これは高いところから、さっきの逆にまわって下りてくることなんだ。この時ならば、そんなに急なことはない。冬は僕等は大抵シベリヤに行ってそれをやったり、そっちからこっちに走って来たりするんだ。僕たちがこれをやってる間はよく晴れるんだ。冬ならば咽喉のどを痛くするものがたくさん出来る。けれどもそれは僕等の知ったことじゃない。それから五月か六月には、南の方では、大抵支那しなの揚子江ようすこうの野原で大きなサイクルホールがあるんだよ。その時丁度北のタスカロラ海床かいしょうの上では、別に大きな逆サイクルホールがある。両方だんだんぶっつかるとそこが梅雨つゆになるんだ。日本が丁度それにあたるんだからね、仕方がないや。けれどもお前達のところは割合から西へ外れてるから梅雨らしいことはあんまりないだろう。あんまりサイクルホールの話をしたか何だか頭がぐるぐるしちゃった。もうさよなら。僕はどこへも行かないんだけれど少し睡ねむりたいんだ。さよなら。」

 又三郎マントがぎらっと光ったと思うと、もうその姿は消えて、みんなは、はじめてほうと息をつきました。それからいろいろいまのことを話しながら、丘を下って銘銘めいめいわかれておうちへ帰って行ったのです。

   九月五日

「僕は上海シャンハイだって何べんも知ってるよ。」みんなが丘へのぼったとき又三郎がいきなりマントをぎらっとさせてそこらの草へ橙だいだいや青の光を落しながら出て来てそれから指をひろげてみんなの前に突つき出して云いました。

上海東京は僕たちの仲間なら誰たれでもみんな通りたがる

2021-04-09

春一番」を攻略した話

 25年くらい前になるかな。パチンコパチスロを辞めてから20年以上立つので、ここに書くのは全部昔の話。今どうなってるかは殆ど知らない。

 自分はいわゆる「学生プロ」というようなもので、大学院での研究をしながら月に10万くらいパチンコパチスロで稼いでいた。朝まで研究室にいて、モーニング打って寝て、なんて生活をしたりしてた。今ほどネットが発達してなかったので、情報源の大半はパチンコ雑誌パチスロ雑誌だった。数多くあった雑誌の大半は「オカルト系」と呼ばれるもので、「大当たりを狙う撃ち方」というような科学的根拠のない記事が並んでいたが、その中でも「パチンコ必勝ガイド」と「パチンコ攻略マガジン」の2誌だけは、科学的根拠がしっかりした記事を中心としていて、毎号買っては丹念に読んでいた。

 当時は「合法として運用されている違法連チャン機」の全盛期だった。これは「保通協」という「パチンコ屋のホールで稼働していい機種かどうかを検査する機関」(後の仕事で、保通協はパチンコ以外にもいろんな業務をしてることを知るが、それはおいておく)で検査されるときは、申請通りのスペック動作するが、実際のホールで稼働するとなぜか連チャンしてしまう機種のことだ。上述の2誌は、この「検査時はおとなしいが実稼働では連チャンしてしまう」仕組みについての調査を行い、雑誌情報掲載していた。

 調査では実機を入手し...と思いきや、なぜか「ROMだけ先行入手できました」というケースも多く、パチンコメーカーによっては、ROMプログラム解析だけで「定番スタックオーバーフローでの保留玉の抽選値書き換えパターンでした」というわかりやすものもあったりした。メーカー毎に連チャンの仕掛けの癖があって、ROMプログラムだけで挙動がわかるようなメーカーもあれば、「実機を入手してICE使って解析してもその仕組がわからない」という技巧派メーカーもあったようだ。この記事の「春一番」を作ったのは、「西陣」という技巧派タイプメーカーだった。ちなみに「実稼働で暴れる」という実態に業を煮やした当局は、当時一般的だったCPUZ80」の使用事実上禁止にし、そのためにICEも使えなくなったりしたようだが、それはこの記事よりも後の話。

 さて、春一番連チャンの仕組みが始めて雑誌に出たのは、恐らく「パチンコ必勝ガイド」の方だったと思う。その内容はこんな感じだった。それまでのホールでの実プレイでの検証から連チャンは保留玉に限らず発生する」というものだった。そこから「大当たり後、一定確率連チャンモードに入り、連チャンモードであれば高い確率で当たりをひく」までは想定されていた。実機のプログラム検証の結果、この機種は0,1,2,3,0,1,2,3...とサイクリックに値を刻み続ける「連チャンカウンター」があり、大当たりの終了のタイミングでこのカウンターが、とある値(3だったかな)であれば、連チャンモードになり、保留玉〜20回転くらいで当たる、そうでなければ通常モードになる。

 そして衝撃的だったのが、「この連チャンカウンターの値は狙える」というものだった。大当たりの終了タイミングは、アタッカーデジパチで大当たりしたときだけ開くところ)の開閉の最終ラウンド(=16ラウンド)の最後の玉(=10個目)がセンサーに感知されたタイミング次第、となる。連チャンカウンターのサイクルが秒とか数秒であればまだしも、カウンター自体比較的高速だったので、このタイミングを狙うのは現実的不可能だ(そもそもタイミングを狙う指標もない)。

 普通ならここで諦めるとこだろうが、雑誌記事では現実的攻略法が書いてあった。デジパチアタッカー10個目の玉を検知するとアタッカーが閉じて、次のラウンドに進むが(16ラウンド終了したら、大当たり終了)、タイムアウトまで10個入らない場合にもアタッカーが閉じる。このタイムアウトが正確(恐らく29.8秒、とかだったと思う)かつ連チャンカウンターと同期しているのを利用して、「ある条件に当てはまったら、以後のラウンドですべてタイムアウトを発生させると、連チャンモードが確定」ということが判明した。その「ある条件」は、大当たり画面のとある場面の切り替わりの瞬間が、大当たりBGMの四拍子のどのタイミング(拍子)か、というものだった。それも固定のタイミングではなく、大当たり前の4つの状態とあるLED表示パターン簡単にわかる)と大当たり後の4つの状態(これも同じLED)と16ラウンドの組み合わせで決まるため、単純には4x4x16=256通りの基準タイミングでの判定となる。

 雑誌記事理解したとたんに「これは本当に使える攻略法だ!」と思い、春一番が設置してあるホールに出向いて試してみた。何回かやってみると、うまくいくケースもあるのだが、「タイミング完璧なはずなのに、連チャンしない」というのもいくつかあった。「…これは雑誌説明はあっているが、タイミングの表の数値が部分的に間違っている!」。翌号の記事訂正記事が出るかな?と思ったもの特に何もコメントはなかったのだが、自分の推測は確信していたので、やれることは「自力で数値を修正する」だった。

 そこからしばらく、「正しい数値はどれか」と「間違っているなら何が正しい数値か」の検証を進めていき、数値の修正が進むにつれて、連チャンを狙える率もちょっとずつ上がっていった。その作業さなかに出た雑誌最初記事の翌々号)に「すいません!数値が間違ってました!」という訂正記事が載る。自分検証と照らし合わせてみると、ほとんどが思ったような訂正になっていた。「こいつはそのまま使える!」。自分の数値は「実機で検証した推測値」だが、雑誌は「解析で計算した本当の値」なため、雑誌の数値の威力はやはり絶大で、条件さえよければ100%連チャンが狙えるレベルになった。

 この「条件さえよければ」だが、実はこの攻略法が使えるには、いくつかの条件がある。まず絶対に欠かせない条件としては「大当たりのBGMがなってること」だ。BGMタイミングで判定をする以上、これが鳴ってないと全く手が出ない。全く鳴らないホールはないのだが、音量の大小は様々だった。次は「ホールが騒がしすぎないこと」。BGMがはっきり聞これば聞こえるほど、成功率は上がる。逆に騒がしいホールBGMが辛うじて聞こえるようなときは、わずかに聞こえるBGMからタイミングを検出する「人間相関検出器」状態になる。最後は「店員のチェックが甘いこと」。「ここから先、アタッカー10個目の玉を入れずに29.8秒経過させる」というのは、やるのは簡単なのだが、実際にやると、「大当たりしているのに玉を打たない」という非常に不自然な状況になる。アタッカーにはほとんどの玉が入るようにできているので、普通に打つと10個の玉が入るのに10秒もかからない。そのため20秒以上は「玉を止める」ことが必要になる。やってることは合法なのだが、店には「特定の打ち方をしている客を追い出す権利」があるので、「何かやってる」と悟られた時点で終わりだ。そして店員に限らず、周囲の客に「何かやってる(から連チャンしている)」と悟られるのも同様にやばい。とにかく、条件にあてはまって「以後はタイムアウト発生させる」となったら、アタッカーが開いてもすぐには玉を打たずに、店員が通ったり、客がこっちを見てそうなタイミングだけ玉を打つ(そして9個で止める)、としていった。

 こうして、その気になれば何十万、あるいは何百万も稼ぐことは可能状態になったが、「バレたら終わり」なので、なるべく目立たないように勝ち続けた。「お兄ちゃん調子いいねー」「今日調子いいっすねー(毎度調子いいだんけどな)」てな感じで、数ヶ月は稼ぎ続けたと思う。エンジニア、あるいはゲーマーにとっては理解やすく、攻略もできる内容だったが、世間的には使っている人は全くいない感じだった。とはいえ、さすがに終わりはあって、いつも通っている店にも情報がやってきたのか、ある日「そういう撃ち方やめてもらえますか?」とやんわり言われ、「はい、わかりましたー」と快諾して、その店は終了となった。

 「こうなったら市内中のパチンコ屋で最後のひと稼ぎするか」となったものの、この攻略の「もう1つの難点」をどうにかしたくなった。その難点は「最初の当たりは自力で当てないといけない」というものだ。普段なら「当たるまでじっくり待つか」でいいのだが、今回のように「残り時間が少ない」となると、そうも言っていられない。そこで誰かと一緒に行って、稼ぎを2倍3倍にすることを考えた。とにかくこっちには攻略法がある。負けるわけがない。なので「負けたら全額出す。勝ったら折半」という条件で友人を誘い出した。

 実際に打ち始めると、その友人にあたりが来る。隣の台だが、画面を(さりげなく)ガン見してBGMも集中して聞く...「条件にハマった!ここからラウンド9個で止める!」と指示するものの、残念ながら普通の人は練習もなしにそういうプレイができたりはしないらしい。数回やってみて路線を変えることにした。当たったら打つのを交代する。どうせ勝ち分は折半するのだから文句も全く言われない。これで2週間くらいにいろんな店をまわり、友人を誘ってやった会は負け知らず(一人で打っても、よほど運が悪くない限りは負けない)だった。

 そんな「最後のひと稼ぎ」をしているある日のこと。比較的寂れた系のホールで打っていて、打っている客は島の中で自分背中側の斜めに一人か二人、という状況だった。しばらく打っていると、その背中の人が大当たりをひいた。自分の台ではないのだが、自然と「1,2,3,4,1,2,3,4...」とBGMを追ってしまう。「あの台の状態は〇〇だったから、このラウンドでは2.5泊だったら当たりだな...おっ、条件にあてはまった。ここで止めれば」と思ってところに、打ち方をラウンドでの9個止めプレイに変わった(!)。


おぉ!!始めて「同じくらいできるやつ」に出会った!!!



…今思えば、その人に声かけとけばよかったなー。

2021-04-03

も~~~~~~~~~

使用後の生理用品を捨てる汚物入れがトイレに置いていないお店、未だにあるのやばくない?

男性が店主の、おしゃれなお店や居酒屋に多い気がする。

おしゃれなお店とか居酒屋で、血が溢れてズボン汚れてないか不安に思いながら、そろそろ出よっかって切り出すタイミング探しながら会話続けるの、落ち着かないし全然楽しくなかったな~

あと、昔働いてた板前店長が全員男性、女の人はホールバイトに数人の、寿司屋従業員トイレもそうだった。

ビニールに包んでばれないようにナプキン自分荷物しまって持って帰るとき、本当に何してるんだろうって屈辱的な気持ちになる。

ポケット無い服だったら、使用済みのナプキンを隠す場所もないからもう絶望だったな。

男はこの気持ち、外でうんこ漏らした時にしか感じないんだろうな。少なくていいな

昔はこれ自分が悪いと思ってた。計画的ナプキン変えない自分のせいだって、なるべく血が出ないように、体勢も変えながら過ごして、外に出てから違うトイレであわてて変えて、

反省したりしてたけど。でもこれってやっぱりおかしい気がする。だって、定期的に変えたとしても出るときは出るし、意思ではコントロールできないし、悪いことしてるわけじゃないのに

生物学的にどうにもできないことを反省って何なの

汚物入れ置かないお店の店主って、その人の意思に関わらず、生理中のナプキンは変えないといけないこと知らないのかなあ

自分の店に、生理の女が来るって考えたことないのかなあ

知らないのはいろんな側面があることだし、しょうがないことかもしれないけどさ

困るのは自分からできる限りの対策はこっちでした方がいいのかもしれないけどさ

実際に自分が困るとも~~~~~~~~~~~~って気持ちなっちゃ

早くすべてのお店のトイレに、汚物入れが置かれる世の中になりますように

2021-04-02

anond:20210402123136

バイトが女がホールで男が調理ってのは普通にあるけど

そこから「女でないと上に行けない」まで行くと創作臭いんだよな

接客業は表に出るところには女配置してるけど上は男、ってのが多いし

バイト上がりで正社員になれる所でも、女は若いうちに使い捨ていか正社員にしない所も多いし

個人店でたまたまそこがそういう方針ってならあるかもしれないが

管理職店長ほとんどが女性」って書き方からして店舗たくさんあるチェーンっぽいのにそんな企業あるか?

女尊男卑職場で見た景色

学生時代私がアルバイトをしていた飲食店女性が優位な職場でした。

理由はよくわかりませんが管理職店長ほとんどが女性で、女性を中心とした役回りになっていたと思います

私はオープニングスタッフとして採用されました。

他のアルバイトも皆オープニングスタッフだったので、皆一から学び始める環境でした。

最初こそ男性女性ホール担当調理担当特定役割を与えられていましたが、1ヶ月ほど経ったころ、女性アルバイトけが担当外の仕事を教えられました。

3ヶ月目には、女性アルバイトは一通りの仕事ができ、男性アルバイト調理しかできない状態になっていました。

時給も幅広い仕事ができる女性のみ上がり、男性は据え置きでした。

ここで重要なのは男性側は上から強く当たられていたわけではなかったことです。

女性側に比べると責任が軽く比較的ゆったり仕事しているようでした。軽視されていたのです。

こうなると、週末の忙しい日には、できる仕事の幅が広く比較的重い責任を背負わされた女性アルバイトはとても忙しく働き、

一方調理しかできない男性アルバイトはできる仕事範囲が狭いためにやむを得ず暇をしていました。

次第に女性側は柔軟に動けない男性側にもどかしさを感じるようになりました。

なんだか、どこかで聞いたことのあるような状況だと思いました。

世の中の多くの企業で起こっていることはこの逆ではないか

「優位」に立たされる側になってみると、「劣位」側の人間は甘やかされて少し怠けているように見えました。

また、「優位」側の人間が重い責任を負わされやす過労死やす理由も見えた気がしました。

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