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はてなキーワード: カタルシスとは

2022-06-23

パラサイト見た

まあ面白かった。普通かな。もうちょっと短くまとめても良かったかなってのと、あとちょっと相反すること言っちゃうけど、後半のサスペンスパートへの入り方でのキャラ心理描写もう少し重ねても良かったかなって思った

そしたらバーベーキュー襲撃にもっと悲惨さとかカタルシスとか、感情をぐちゃぐちゃにされる体験ができただろうに惜しいなぁーって思いました

まあでも洪水シーンとか気合はいっててすげーなーっておもいましたし、

前半のガッツを見せて、主人公家庭がグイグイ食い込んでいくところとか、前任家政婦が雨の中戻ってくる怖さとかは見ててワクワクした

ただ、世間での絶賛っぽい作品評価のせいでハードルが上がってた事もあって、後半のサスペンスパートがやっぱりこれが限界なのかなぁと言った印象になってしまたか

もこないだ見たオールドボーイよりかは全然面白かったな。オールドボーイは後半が微妙だったし

2022-06-22

anond:20220622044053

二期にてマスコットを屠りまくり心が辛くなるも、敵の姿を人間に変えてくれる仲間のおかげでメイン火力としてやっていける。

途中で初代マスコット姿の敵を倒すことに妙なカタルシス見出し、仲間には苦難を乗り越えたという形でそれを伝え、以前のように戦いを楽しめるようになり精神が安定する。

こいつは戦隊モノでいう黄色くらいの立ち位置。ただし一騎当千馬鹿

2022-06-11

東京2020オリンピック SIDE:A」を観た (追記と誤字の修正あり)

東京2020オリンピック SIDE:A」を観に行きました。個人的には良い体験だったと思うのでシェアをしたいと思います。皆さんも観に行くと良いのではないかと思います。ただ、すごく良いかというと、少しモヤっとするところもあったので、それについてもここに書きたいと思います

わたし自身について書きますが、映画劇場に観に行くのは年間5本か6本ぐらいで、平均と比べるとやや多いのかもしれませんが、映画趣味とかそういう人間ではありません。河瀬直美については、代表作の名前作風や人となりと噂については知っていますが、実際に作品を見たことはありませんでした。ドキュメンタリー劇場で観るのは多分初めてです。こんな私がわざわざ好き好んでこの映画を見ようと思ったのは、いろいろなところで書かれている、この映画の評判について興味深いと感じたからです。私は基本的に暇なので、ネタ探しのためにゲテモノいくらいの気持ちでした。

この映画のよかったところ

シン・ゴジラ」の中で、ヘリから俯瞰視点ゴジラと白煙を吹く街を、ニュース映像のように描いた場面を観た時、この映画震災を経た2015年の我々日本人しか感じることのできない気持ちを「いま」与える映画だと思い、震えるような感動を覚えました。「東京2020オリンピック SIDE:A」はそのような映画だと思います

オリンピックが始まる1年ほど前からオリンピックに対する気持ちは冷めきり、オリンピックなんてどうでもいいだろ、とわたしは思っていました。世の中にはオリンピック競技の勝ち負けよりも大事なことがある。この映画では、そのことが選手自身の口から何度も発せられます藤井風の唄うエンディングテーマ曲歌詞にもそのような意味が込められているように思います。世の中にはオリンピックより大事なことがあり、選手個人にも競技より大事なことがあります。その中でもあえてオリンピックに挑み、それぞれの立場で高みを目指す美しさや厳しさがそれぞれのエピソードによく描かれていると思います。そして、オリンピックをそのような、やや冷ややかな目で見ている、2022年現在私たち気持ちに寄り添った映画として私には感じられました。

少しモヤモヤするところ

Yahooオリンピック間中アンケートでは「日本にいくつ金メダルを期待しますか」という質問に対して、もっとも多かった回答は「メダルの数は気にしない」だったと記憶しています。そして、この映画オリンピックをそのような目で眺める私たち気持ちをよく代弁しているように思うのは先に書いた通りです。しかし、そう考えた時に、私たちはなぜオリンピックというものを見てしまうのか、なぜそこに感動をなお感じるのか、というところに対する疑問に、作者(河瀬直美)はあまり答えてないように私には思えました。この映画のいくつかのエピソードの中では、目標に向かって努力をし、力を出し切って勝利する瞬間のカタルシスを描いているのですが、そのようなある種古臭いスポーツの良さを正面から肯定はしない姿勢を繰り返し見せられてきたので、わたし自身、「なぜスポーツを私は見るのか。スポーツ観戦で得られる感動とはなんなのか」ということを、映画の後半ずっと考え込んでしまいました。

振り返ると、時代雰囲気として、国別対抗戦としてのオリンピックで無邪気に騒ぐことができたのはシドニーアテネぐらいまでで、東京オリンピック前のコロナ禍が仮になかったとしても、私たちオリンピックの向き合い方は以前と同じではなかったと思いますとはいえ、我々は(或いは少なくともわたしは)オリンピックが好きで、それを見て分かりやすく「感動」するのであり、作者自身にもその目線はあるように思うのですが、その「感動」ってなんなのか、が置いてきぼりなのです。すみません、あまり上手く書けていないのですが、モヤモヤするところ、というのはこういうところです。このモヤモヤ自体時代雰囲気で実は河瀬直美はそこも含めて描きたかったのか、とかそんなこともボンヤリ考えたりもします。

そのほかの雑感と結論

他のところでも書かれていますが、この映画が、IOC公式として製作され、公開がされているということが驚きではありますとはいえ、私個人の鑑賞後の感想として、いろいろな価値観内包しつつも前に進むオリンピックという存在は、以前のようなシンプルに善な存在ではないが、全体として好ましいものだと感じたので、あからさまな問題作とかそういうものでもないと思います。オープニングとエンディングには木下グループクレジットがかなり大きくでていて、この、やや微妙位置付けの映画スポンサーとして彼らの力が大きかったんだろうなあ、と思ったんですが、そうしたサポートを引き出すのに、一部で言われるような河瀬直美ステージ外での政治力みたいなものがあったのかななどという思いを馳せたりしました。

繰り返しになりますが、オリンピックとそれを取り巻く時代雰囲気をよく反映している興味深い映画なので、もし誰かに行くべきかと聞かれたら観ることをお勧めすると思います。この映画を仮に50年後の人たちが見ても、いま私たちが見るときの独特の想いは得られないと思うので、そういう意味において旬の映画なのではと思います

追記

映画意味位置付けのようなものではなく、映画自体についてあまり書いてないと思いましたので追記します。

全体を通じて、映画の中での音のあり方が印象的でした。例えば私たちリアルタイムでは、開会式の聖火点灯をテレビ中継の中での厳かな興奮として見ていたと思うのですが、映画の中では静寂の中で大坂なおみ階段をトコトコと駆け上がる音が強調されていたように思います。このシーンは、無観客開催という非常事態性やメディアを通じたイベントとその向こうにある現実とのギャップ象徴として感じられました。また、緊迫した試合のシーンでは、選手のフッと吐く息の音を際立たせていたり(どうやって録音したんだろうって思いました)、試合中の映像の背後に練習中の音声を重ね合わせたりといった、細かい工夫をしているのも場面を盛り上げるために効果的な役割果たしていたと思います

映像としての美しさという点では、冒頭の雪を被った桜の花の光景は、シンプルに美しいと思いました。また、競技会としての東京オリンピックの思い出の映像、という意味カタルシスに欠けるかというとそういうわけでもなく、たとえばソフトボール決勝に関しては、試合展開がほぼわかる形で比較的素直に描かれていたりもします。上映時間はやや長く感じたのも事実ですが、退屈というわけではありませんでした(鑑賞前は実はかなり退屈なのではないか覚悟をしていました)。普通に映画ドキュメンタリー普段から見ている人なら、相応の楽しみ方ができる映画だと思いますしかし、繰り返しになりますが、スポーツをいわゆる感動ポルノ的に消費するような映画ではなく、観終わった後に、ちょうど今の私のように、意味を考え込むようなそういう映画でした。

2022-06-07

シンデレラPのお気持ちお気持ち

長年推してるアイドルがいつまで経っても声もつかない、報われない辛いってお話だけど。

シンデレラガールズってそもそもそういうコンテンツではなかろうか。

たくさんのアイドルがいて、声が付く付かない、優遇されるされないで

屈辱を味わったり、快感を得たりするゲーム

お気持ちしてた人も、屈辱10年だったとは思うけど

最終的には推してるアイドルが報われて、大逆転して、俺は10推してたんだぞ!とマウントを取る快感をずっと求めてた。

他の報われないアイドル達を踏み付ける栄光の日を待ち望んでたんだよ。

なんて醜い発想なんだろう。

シンデレラガールズ徹頭徹尾射幸心を煽るゲームギャンブルだよね。

単純だけど最高にカタルシスと最悪のフラストレーションを味わえる。

なんて酷いゲームなんだろう

シンデレラガールズまれる前からアイマス見てきたけど、シンデレラガールズには嫌悪感しか沸かなくて一切プレイしてない。

ライブも行ってない、CDも持ってない。

シンデレラガールズの成り立ちそのものが嫌いだから

シンデレラガールズ好きな人はそういう醜い部分も含めて好きなのかと思ってたけど。

まあ負け続けるギャンブル10年続けるのは大変だわな

お気持ち読んで、改めて自分シンデレラガールズに対する認識を確かめれたのは収穫だったな。

2022-05-30

夫に勧められてZガンダムを見た

昨年は夫に勧められてファーストガンダムガンダムユニコーン∀ガンダムを見た。

今年も勧められるままに、もっといろんなガンダムを見た。見ている途中の作品もいくつかある。

これにより、ガンダム1979年という自分にとって大昔の時代に作られたアニメなのに、今日に至るまでガンダムの名を冠した作品が作られている理由理解することができた。

ここには見てきた作品と一緒に感想を書いていく。



Zガンダム

ファーストから7年でこんなにも作画進化するのか!?めっちゃ動くしめっちゃキレイじゃん!!すっげぇ!!!!という感動があった。

鬼滅の刃新海誠作品などを金曜ロードショーで見て、はぇ〜最近アニメは美麗だなーすごいなーと思うことは度々あったが、何故だかその時よりもZガンダムを見た時の方が強い感動をおぼえた。


しかショッキングなシーンは多かった。

まずお母さんが死ぬ。何あれ。見ててさすがに両手で口を押さえた。たった数話でママがこんな死に方するの?ぶっ飛ばすアニメだなぁ…と思いながらドキドキしつつ見た。お父さんが死ぬシーンはあんまり覚えていない。

次にカミーユを好いてくれた強化人間の女たちがかわいそうな目に遭う。戦争の道具として作られた女は以下略

何より最終話彗星ブーンとか言い始めたあたりから硬直した。普段通りエンディングが流れた瞬間「はあああっ!!?終わり!!?」と大声を出してしまった。夫は爆笑していた。

カミーユあんなに頑張ったのにこんな結末なの?いくらなんでも救いがない、あんまりじゃないか。。。


でも後から振り返ると、カミーユが反抗しなくなるあたりから鬱病っぽい感じが確かにあったと思い返す。

見ているこっちも必死だったのでカミーユのその姿を見ても心配しなかった。視聴しているときにその異常に気付いてあげられなかった自分になんか嫌気が差ししまい、2日くらいは夫の前で(はあ…カミーユ…)とかぼやいた。

しかしながら実際、戦争によってに心の傷を負った兵士は本当にいるわけで、アニメからこういう演出なんだよな〜とは見れなかった。そういった意味でも深く心に残る作品になった。


ちなみにZガンダムの視聴中、夫は「俺が一番好きなMSメッサーラなんだよ。いつか上司に『好きなMSはなんだ?』と聞かれたときにも答えられるようにしてる。でもまだ聞かれたことはないんだよね」と言っていた。

もし夫の上司がこれを見ていたら、どこかでガンダムの話をしてあげてください。



ガンダムZZ

Zガンダム放映終了後すぐに始まったんだよ!と言われたので、Zガンダムを見終わってからすぐにYoutube公式配信で見始めた。

Zガンダムは本当に素晴らしいアニメだったので一体どんな続編になるのかワクワクしていた。

第一話で「見るに耐えない」と思った。ほんとにZの続編なんだよね?と夫に何度か確認した。

特にヤザンギャグキャラみたいになったショックが一番大きかった。もっとハードな役だと思っていたのに、肉をむしゃむしゃ食いながら機体を追いかけ回す様子を見て絶句した。


Youtube公式配信を、毎回がっかりしながら14話くらいまで見た。会社の同僚にZZつまんないって話をしたら「後半から面白くなるから頑張って!」と言われたのでとりあえず我慢している。

かにOPからマシュマー様が消えたあたりからちょっと期待が持てそうな気がした。



ポケットの中の戦争

コメントでもこれを見るようたくさんアドバイスをいただいた。教えてくれてありがとう

ファーストを見終わった時期がちょうど去年の12月だったので夫からも「この時期にはこれを見よう。大丈夫6話で終わる」と言われて見た。

嘘だと言ってよバーニィインターネットのどこかで見たことがあるフレーズだったが、意味元ネタがようやく理解できた。


アルくんの演技がかなり上手いと思ったらあの有名声優の子時代とのことで、息が長い声優凄さを知ることになった。

戦争を楽しげに捉えていた子ども残酷さを知るようになるまでのストーリーも、自分にとって好きなタイプの話だった。ある出来事きっかけで周りと同じではなくなってしまう、あの感じにゾクゾクした。


この作品を見てようやく「ガンダムって反戦アニメなんだ」と理解できた。遅いくらいの理解だった。

そして戦争に巻き込まれ人間のやりとりのほうに興味がある自分は、MSおよび兵器にあまり興味が持てないという気づきも得た。夫から教えてもらう数多の機体名をちっとも覚えられないからだ。∀とメッサーラしかからない。



逆襲のシャア

Zガンダムを見た後にこれを見るとカタルシスを覚える」などと訳の分からないことを言いながら勧めてきたので、シャアが出るなら見るか〜と思って見た。

シャア演説のシーンに思わず引き込まれたり、ハサウェイがあんなことになる理由を知ったり、ガンダムユニコーンに出てきたサイコミュがどういうものであるかを理解するなど、勉強になる要素が多かった。

Zガンダムで一応仲良くしてたアムロシャアがまた喧嘩していたので、あの仲の良さは奇跡だったんだなと感じる。


もちろんエンディングテーマは何度も繰り返し聴くほど気に入った。

米津玄師が作ったシン・ウルトラマン主題歌のように、誰よりもこの作品を分かっているような歌だと感じた。



ガンダムSEED

夫曰く「ガンダムを何十年も生き延びるコンテンツにしたすごい作品バンクが多いとかで不評なポイントはあっても、アニメ自体面白さは本物だと思う」とのことで見始めた。

付き合い始めた時の夫の家の壁にはダサい服を着たSEEDキャラクターたちのポスターが貼ってあったので、服がダサいアニメだと思っていた。事実ダサかった。


『舞い降りる剣』の回は、兵器及びMSにあまり関心がない自分でも(こりゃカッケェ…)と思った。

またエンディングの入りの凄さに毎回感動してしまい、瞬時に名作であることを悟った。バンクが多いとか、ニコルが何度死んでいるとか、そういったことは些細だった。

ところで夫はどうして続編視聴をあまり勧めてこないのだろう。



Vガンダム

以前ここで記事を公開した際に「ぜひ見てください」というブコメがたくさんついたので、Youtube公式でも配信され始めたこともあって最近見始めた。今4~5話まで見た。

この作品を見始めたあたりからロシアウクライナへ侵攻を開始したため、普通とは違う状態ガンダムを視聴することになった。


楽しげなオープニングだ!きっとワクワクする展開なんだろうな!と思ったら1話で焼死体が映る。ちょうどウクライナ首都近郊にたくさんの人間死体が転がっているニュースを見ていた。

街が破壊される様子が映る。ちょうどウクライナの壊滅した都市ニュースに映される。


まり現実世界と重なるし、ウッソくんは戻れない道を進むし、現実微妙リンクしたガンダム視聴はさすがに毎回しんどいまさかこれよりしんどい展開があるんですか?



ガンダム00

劇中でクリスティナ・シエラフェルトに向かって「私たちが頑張るたびに物価が上がるんだから、今のうちに買い物しなきゃ!」と言うシーンがあった。

今ほんとに物価あがっちゃってるんですけど!!!!!!!!!!!!!!!!!すごいよこのアニメ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!ガンダムすごい!!!!!!!!!!!!!!



anond:20211210043823

2022-05-26

面白さを説明できなくて

HUNTER 面白くない増田に触発されて、キーボードを引き出した。

長い沈黙を破った作者の貴重なモチベーションを守るために。

青春時代の長きを通して少なくない影響を、わたし人生に与えた、かの名作。

今こそ、恩を返すときだ。そう息巻いて反論をしたためようとしたのだけど。

面白さを、説明できない。

すでに三時間が経っている。HUNTER×HUNTER だけじゃない、感動したアニメけものフレンズとか、スレイヤーズとか、小説の三体とか、あらゆる芸術作品を思い出して、黙考に沈んだのに。

どう面白いのか、まるで解説できないのだ。

どの作品についても楽しかった気持ちは思い出せる。オープニングを聞き返すたびに、あのころの胸の高鳴りが戻ってくる。誰に腐されようと、同調圧力だなどと言われようと幸せだった思い出は消せない。

しかしそれでも。誰かに、なぜ面白いのかを解説してみようとすると、どんな言葉も出てこないよ。

わたしは、くだんの増田を努めて注意深く読んだので、彼の論説も、ほとんど「なぜ面白くないか」を説明していないのに気づいている。だらだらとモノローグが続いたから何なの? カタルシス説明必要性には詳しく言及するのに、作品評価は、冗長すぎる・キャラが多すぎる、で断じるのみ。ゴミ、最悪だろ、と言うけれど、同意を求められても、最悪さの根拠は何ひとつ提示されてないでしょうが

そうは言っても、なぜ面白くないかを言えてない、と文句をつけたところで、わたし面白さを説明したことにはならない。

草葉の陰からルフィがひょっこり顔を出し、お決まりセリフを言うだろう。何が嫌いかじゃない、何が好きかで自分を語れよ(※)。長い視聴歴の間で、エンターテイメントは心安らぐ時間提供してくれたけれど、わたし意味レベルでは何ら学ばなかったのか。何が楽しいのか。どう重要なのか。どんな風な意味を持っているか。語る言葉は何もなくて。心のヒダヒダにはごく個人的漠然とした印象しかまれていなかった。空しさが募る。

今日読んだ全くエロのないBL、とあと一つ。

『じじいの恋 命短し恋せよ老人』(黒田S介)




あらすじ。

 昔々、あるところに拓郎という名の少年がいた。拓郎はいじめられている所を源太に助けられ、彼に一目惚れしてしまう。以来、拓郎は源太を追いかけ続け、追いかけ続け、追いかけ続け! じじいになった現在も、追いかけ続けているのだった……。

増田感想

 BLというかギャグ。老人二人がベンチトークしている場面がメインで、時々過去話があったり、拓郎のイケメン過ぎる孫や源太の家の癖の強い家政婦さんが登場する。

 BLなんだけれども全くエロがない。積年の片想い成就してすらいない。登場人物達の関西弁の掛け合いがテンポよくてめちゃ楽しい。何も小難しいこともないし、頭を空っぽにして笑って読めた。愛しさ5割、切なさ1割、残りは心強さ(折れないという意味で)ってところかな。

 各話とも短いので、お休み前の憂さ晴らしに布団の中で読むのにいいかも。

 高校時代の源太がとても可愛い。これは拓郎が初恋を拗らせ続けてしまうのも已む無しだが、その源太が現在はなかなか切れ味の鋭い毒舌を吐くじいさんに成長してしまっているのは何故なのか……その過程ちょっと知りたかったけど、拓郎の語る若かりし頃の源太は全盛期の高校時代ばっかりなのが歯痒い。まあ初恋エターナルラブになっちゃったのだから仕方ないか

 クソ重感情を抱えた拓郎の方がサクッと家庭を持って子孫を拵えているという設定好き。(長野まゆみオタの血がさわぐ)

 なお、本作は短編集『じじいの恋』の続編なのだけれど、短編集の方は表題作の分量がそんなに多くないらしい上に、Renta! とかの試し読みでその多くを読めてしまうので、とりま表題作のみに興味があった私は丸ごと『じじいの恋』な本作を買った。短編集の方を読まなくても差し支えなく楽しめる。

 ところで今日増田の人気エントリにおばあちゃんに勧めたい漫画募集のやつがあったから、早速リプでこれをおすすめしようかなと思ったけど、副題が「命短し恋せよ老人」ってリアル高齢者には酷な気がしたので、やめた。


初恋カタルシス。』(鳩川ぬこ



 こっちは少々エロあり。

あらすじ

 一騎風邪で寝込んでいるところへ、別れたばかりの元彼唐木田が押し掛けてきた。まるで別れ話などなかったかのように、唐木田一騎の世話を焼く。

 実は一騎ノンセクシャルで、誰に対しても性欲を感じる事がない。そんな一騎唐木田は惜しみ無く愛情を注ぐが、一騎性愛でそれに応えることが出来ないことに負い目を感じていた……。


増田感想

 たしかミッドナイトレイン』(CTK)をKindleで買って読んだら関連本としてゴリゴリおすすめされて、気になってはいた(ゴリラ系繋りなのか、体毛繋りなのか……)。が、表紙をひと目見ただけでわかるほどにやたら個性的な画風だったので躊躇し、いつしか忘れ去っていたのだが、ふと思い出してKindleレビューを読んでみたところ、体毛について熱く書き散らしている素敵なレビューに心惹かれてしまい、つい衝動買い

 レーベルビーボーイだからエロ8割でストーリー2割かなあと思ったら、そうでもなかった。エロが読みたい人は他を当たるべきな、エロ少具合。

 性的指向の違いにより、お互いに相手を別の生物視している所のある二人の出会いと別れと再会の、心の揺らぎが丁寧に描かれている。実をいうとあまり期待していなかったのだけど、けっこう好き。

 ちょっと気になったのは、ノンセクシャル一騎が恋したてでまだ片想いの頃に、唐木田の体毛わさわさな腕を見て「いいな、あの腕。抱きしめられたい」って思う場面。そういう所に性欲含みでなく惹かれる事ってあるのかなあ……と思うのは、私がノンセクシャルではないからだろうか。うーん、まあ体毛にエロスを感じるなどパブロフ条件反射のような気もするし……きっと性的経験0だと単純に頼もしそうな腕に抱かれて安らぎたいなと思ったりもするのだろう、たぶん?

 唐木田が性欲を剥き出しにした場面は、一騎目線では唐木田得体の知れないモンスターのように描かれているのが怖かった。別に何も痛いことをしたりとか異常性癖を無理強いとかする訳ではないのだが、一方的にそういう目で見られるということ自体気持ち悪さとか理解不能さがビンビンに伝わる描写だ。

 最後までお互いに相手性的指向理解することはなく、別次元の生き物だと割りきって恋人関係を続けていくというのがよかった。理想を追求し過ぎない感じで……、いや、むしろ現実ではただ性的指向が合わないっていうたった一つの問題でもカップルの仲は決裂しがちだから、これこそ理想的な落としどころなのかな。

2022-05-25

こんなにつまらなくなったHUNTER×HUNTERを、まだ読みたいやつっていんだな

未完が約束されてる上に、編集がまともに修正できなくなってるから読みにくくて仕方ない。

冨樫が描くから売れるけど、ハッキリ言って週刊誌プロが出していいレベルじゃないよ。

面白いって言ってる奴は自分の力で評価できないって自己紹介してるだけの無能風向きが変わったら急に叩き始めるタイプ風見鶏バカ

原稿受け取って誤字脱字チェックするだけで終わらせる、編集プロでも何でもない。  

  

キメラアント編や選挙編でも目立ってたけど、暗黒大陸編は設定を説明しつづける地の文と、キャラクターのだらだらとしたモノローグが多すぎる。

「設定は矛盾してません!」ってアピールって別にいらないんだよね。読んでてストレスにならなければ良い。

アピールしたいなら普通に連載して、連載が終わってから資料集でも出せば良い。

作者の自己満は良いんだけど、それは同人誌なんだよ。  

  

今買ってる人は殆どサンクコスト効果しかない。

賭けても良いけど、HUNTER×HUNTER打ち切って、続編として船の中の攻防を描いたら売り上げは一割以下になってるよ。それくらい出来が悪い。

ほんとーに出来が悪い。  

  

漫画家としてはチャレンジしたいんだろうとは思う。描き切るのが難しいしね。

HUNTER×HUNTER能力バトル物でもあるからステータスあげて殴るだけのスッキリファイトじゃなくて、既存ルール既出の条件からアッと言わせるのがカタルシスなわけじゃん。そのカタルシス演出のために設定を読者に周知したいのはわかるが、冗長すぎる。

しかキャラクターが多すぎていっぺんに説明できないから、能力解説コマを割きすぎる。

なにより出し方がゴミ。無言の護衛兵が汗かきながら自分能力の使い所について考えるって最悪だろ。編集ネームの時点で止めろ。  

  

これ絶対完結しないじゃん。

船が新大陸に到着すると思ってるやついる?

設定に凝って書き上げられないのも腰痛で書けないのも、もう作家として死んでるんだわ。

体調が回復して書き上げる能力が復活したら改めて始めれば良いだろ。

死人に描かせるのはやめろ。冨樫成仏させてやれ。  

  

冨樫信者なら名前を間違えるなぁ〜!!!

2022-05-15

anond:20220515213524

班長戦のピンゾロサイ使うとことか一条戦のアームが壊れた時とかの

「通るかこんなもん!」→「お前らがやってたんだから通る!」の展開めっちゃカタルシスあって気持ちいい

2022-05-11

anond:20220511024631

やっぱりなんだかんだ言って実際のところマンガ読んでるのはスポーツ苦手な陰キャ層に偏ってるんだろうな。

インターハイますみたいなゴリゴリスポーツマン層はマンガカタルシスを求める必要がない。

2022-05-10

立憲支持者は「枝野福山体制」の時点で終わっていたことを自覚すべき

今でも立憲を熱烈支持している支持者、というか信者には特に言うことは無い。

立憲支持の中でも、立憲を支持しつつも「枝野が失脚してから魅力がない」等と言っているような人間

頭を冷やせ。

あの立憲発足時の熱狂枝野空虚スピーチをそのまま製本して売り出す、

それに飛びつく幸福の科学ムーブ等を見て気色の悪さを感じない時点で罪は重い。

「この国に生きるすべてのあなたへ」「#政権とってこれをやる」の絶望的なお花畑感をそのまま受け止めて

涙を流すほど感動した等と言っていたのも愚かがすぎる。

党内議論発言自由ナシ。発言捏造してまで弾圧。カネの管理は急伸左翼に乗っ取られ、宣伝機関横流し

そういう政治組織としての基盤・根幹を作り上げたのが福山枝野ラインであることは隠しようのない事実

結局自民党が嫌いというのが根底にあって自民党を倒した時のカタルシスを得たいが為に

立憲もまた末期癌であることに目を瞑りたいだけなのだろう。

今の立憲が「枝野党首じゃないから」ダメなのではなくて、

枝野党首だったから」ダメだったし、今もダメ状態が続いていることを自覚せよ。

2022-05-03

VRスクワット脱糞について

"VRスクワット脱糞"について

流行兆しがある"VRスクワット脱糞"について記述します.

概要

"VRスクワット脱糞" とは, 好みのコスチューム(できればアバターに合わせた物)を着用し, 好みのワールドスクワットを行いながら脱糞をする事をを指します.

スクワット脱糞姿を見られる事が前提なのでフルトラ装備は必須となります.

アバターに合わせて女装をしてVR SNS生活するのは一般的になりましたが, 現実世界で遊んでいるリアルアバター(身体)を有効活用は出来ないものか.

しかし, 女装自撮り公開やアナルプラグオフ会には抵抗がある.

このニーズからまれたのが "VRスクワット脱糞" です.

意識異世界(VR)に置きながら, 究極の現実である排便を行うというパラレルワールド感はきっと貴方を虜にする事でしょう.

コスチュームについて

いつもVR SNSにインする時に着ているコスプレ衣装, もしくはアバターに合わせた物になります.

洗濯コスト考慮するならばミニスカートの物が適しています.

視界が塞がれた状態スポーツ脱糞をするので, お腹のコンディション問わず想像以上に飛び散ります.

下着は着けない. もしくは股が開いている古式ドロワーズ.

床に落とす事が重要なので, 股が塞がるショーツおむつ等は不可.

床に落とさないのであれば、普通にトイレVR脱糞した方が良いと考えられます.

流派について

現在のところ2つの流派存在します.

強制排便派

薬剤(下剤や浣腸)を活用して排便に至る流派.

刺激物による強烈な便意スクワットを行いながらコントロールする技量が試されます.

自然排便派

スクワット運動下腹部活性化し, 排便に至る流派.

自らの筋力で便意コントロールを行う生物カタルシススポーティーな排便を楽しめます.

プレイルーム環境について

モノが出るので片付けやすいようにセッティングしましょう.

燃えるゴミに出しやすいよう新聞紙を大量に敷くのがオススメです.

匂いを気にしないのであれま洗えるタイプヨガマット人工芝などが経済的です.

後始末に関しては自治体ゴミ処理のレギュレーションに従ってください.

スクワットのやりかた

効率的肛門をほぐせて、尻が汚れにくいワイドスクワットが基本になります.

強制排便派は軟便の噴射感を重視して脚を閉じて尻を大きく突き出すナロースクワットに人気があります.

下腹部マッサージを高める為, 手は腰もしくは腹に当てるようにします.

好みのワールドルームに入り,

出る! 出る! 出た!

出る! 出る! むっちゃ出た!

このリズムスクワットを行います.

まだ市民権を得たとは言い難い段階なので口には出さないでください.

排泄のタイミングに決まりはありません.

限界まで我慢するも良し, 本能のおもむくままに出すも良し.

ねんね部屋で皆がVR睡眠中に絶叫脱糞はやめましょう.

残念ながら実際にやった人が居てVRスクワット脱糞界隈のイメージ悪化しています.

"ルール" は無いですが "常識" を守って楽しく脱糞を.


これが"VRスクワット脱糞"の全てになります.

シンプルだが奥深い, そして仮想世界と強烈な現実の強烈な融合.

意識異世界(VR)に置きながら, 究極の現実である排便を行うというパラレルワールド感はきっと貴方を虜にします.

初心者向けアドバイス

排便自体現実世界で行うのでフレンドに直接見られる事はありませんが,

やはりフレンドの前やねんね部屋で排便するのは思いのほか難易度が高いものです.

慣れるまでは空想排便で慣れましょう.

目を閉じてスクワットを行い, 排便している所をイメージして "排便演技" をします.

誰でも初めから完璧な人は居ません.

最初は出なくても鍛錬を重ねれば必ず出るようになります.

それでは良きVRスクワット脱糞ライフを!

2022-04-27

たわわの件ってカリオストロの城だったんだな

たわわの件(に限らないか)ってさ、結局それの何が問題なのかの議論とかすっ飛ばして一気に人々に「こんなひどいことがされている!大問題だ!」と大声を上げて民衆扇動して上に動かざるを得ないようにしていく戦略だと思っている。

自分たちは正しいことを言っているのにあいつらはちっとも動かない!!よーしだったら俺社会に(あいつらができるだけ汚くなるような筋書きで)ばらしちゃうもんねー!はいばらした!人々もいい感じに温度上がった!君たち動かざるを得ないよねえ(ニチャァ)?みたいなやつな。

これで特に印象が強いのがカリオストロの城の銭形だ。

彼がやったのはまさにこれ、俺は正しい、あいつらが動かないのはおかしい!よーし何のコンセンサスも取れてないけど世界中にばらして動かざるを得ない状況作っちゃうもんね!え?大問題ルパン名目なら何やってもいいんでしょ?うわールパンを追いかけたらとんでもないものを見てしまったーどーしよー(棒)

あれは一つのカタルシスだ。銭形がいか気持ちよかったかエンディングの彼のすっきりして少し若返った顔を見ても明らかだ。

あいつはとんでもないものを盗んでいきました!あなたの心です!」なんていうあのキャラクターじゃ絶対に言わないくらいに歯の浮いたこと言えちゃうくらい気持ちよかったんだろう。

そう考えるとカリオストロの城おっさん気持ち悪い自己満足ストーリーになってしまいもう楽しめなくなった。国連は俺に謝るべきだ。

2022-04-26

anond:20220426114144

全文同意ですわ

センシティブ話題に触れないようにしたのか説教臭くない話にしたかったのかは知らんが

鶴見てんこ盛りし過ぎで胸焼けの領域だし、土方は人間味無さ過ぎの厨二キャラ過ぎだし、とにかく薄っぺら

 

どの陣営にも共感カタルシスを感じないので杉元とアシㇼパと白石と狼とマタギ犬だけで良かった

anond:20220426111628

ハードコアか?

 

<よかったところ>
  1. 絵がめちゃくちゃ上手い
  2. 今時の絵柄で衣装小道具・背景(あからさまに写真や素材のところもあるが)はしっかり丁寧に描き込まれていて情報量は多いのに
    ちゃごちゃせず常にスッキリして見やすい絵作り
  3. 宝探しネタをうまくまとめている
  4. 説教臭くなくポップにオサレ民族ネタを取り入れてる

 

<気になったところ>
  1. これがジャンプ作品かつ青年誌向けの漫画なのか。少女漫画かと思ったわ
    ありし日の電撃コミックガオ!コミックジーンゼロサムガンガンジョーカーASKAはこういうのがやりたかったんだろうな
    つかハルタフラッパーとかで連載してても違和感ないわ。皇国の守護者 よりも更にそっちよりな気がする
    少年誌女性が多いとデータは見るが青年誌・・・?というか古くは冨樫美少年美青年キャラが人気だったりするし
    男女に漫画の好みの差は無いのかも知らんね


  2. 作品全体のギャグ・ゆるさにめちゃくちゃ既視感があるのだけどなんの系譜なんでしょうね?
    とりあえず、ヨクサルヒナまつり、千年狐、極主夫道、もっこり半兵衛はこういうノリやね
    既視感はあるけど殺伐とした時代癒し系で割と好きなノリ

  3. 全体的にゆるく軽い(説教くさくないライト冒険活劇)せいか、どのキャラも同じ・またこパターン?に思える
    絵が上手いのでキャラの書き分けは完璧だけど性格の書き分けいろいろな人間を描くのは得意では無い?
    鯉登 音之進の眉毛デザイン刺青のある世界観なので眉毛なのか刺青なのかだいぶ気になった

  4. のっぺらぼう辺りからダレた
    永倉爺さんはわかりやすいが土方は作中でどういう人物扱いなのか結局よくわからないし、
    鶴見はやり過ぎだし(あそこまでてんこ盛りにするなら非情狂人さの描写が5倍マシでもよかった)、
    説教くさくしないためかパルチザンの背負ってるもの記号的で全然見えないし、
    どの陣営にも共感カタルシスを感じないので杉元とアシㇼパと白石と狼or犬だけで良かったよ感

  5. 1400万部突破!!!!!!!!!世界よ、コレが売れる漫画!!!
    絵的にはプロから正しくても舞台設定の調査が極端に雑な作品もあるので丁寧な作品が売れるのは良いことかもね

2022-04-23

anond:20220423004925

業界の自浄作用のなさが俺にここまでさせてしまったんだぜ…的な

からせ感というかカタルシスがあるよね

2022-04-19

anond:20220419210140

それ以前に庵野然り脚本が終わってるんだけどね

ただ、得意分野についてはアホみたいな登場人物ばかりだけど

実写でも遺憾無く発揮できてると思う

 

庵野くんはメカアクション組織大事を成すカタルシスケレン味たっぷりにやる作家

特撮本来ターゲット子どもから子どもでも気になるレベル矛盾がなきゃOKとも言える

2022-04-12

さよなら絵莉:オチ蛇足をめぐる物語

つの物語に対して一つのファンタジー、というのが大原則ではある。そのファンタジーを基軸にして世界観物語が構築されて行き、表現したい何かを鋭くえぐり取り表現することができれば最高だ。

だが主人公が好きな「ファンタジーひとつまみ」は蛇足しかならない。なんで最後爆発させた?なんで顔をドラゴンにした?特に意味はない。そのファンタジー作品芸術性に寄与していない。

だが物語が進むにつれて、母親の爆発オチ無意味蛇足ではなく、実は意味のあるものだったのだと徐々に明らかになる。

やがて主人公は「身近な死」「作品発表」という二つの通過儀礼を正しくやり直すことで成長を遂げる。めでたしめでたし。おわり。

主人公はずっと「おわり。」を繰り返すが何度も終わり損ねた。ずっとオチを失敗し続けたが、ここで一旦キレイオチがついた。

ところが物語は終わらない。ここから再び蛇足物語が始まる。

死んだはずの絵莉が生きていた。

キレイオチがついて終わったはずの物語が終わっていなかった。

絵莉の種明かしによって物語文脈がぶっこわれてしまった。

さてこの物語に一体どうすればオチがつくのか?

解:爆発させればいい。

クソみたいな蛇足物語をクソみたいな爆発オチで吹き飛ばす爽快感本来なら無意味でクソだったはずの爆発が意味文脈を持つ逆転のカタルシス。クソみたいなオチに向けて物語収束していく、パズルが完成したときのような達成感。酷評された爆発オチ物語昇華させた主人公の真の成長。それが見開き1ページでどかん。

爆笑させてもらった。

2022-04-09

園子温作品をみたことがない

単純に、中身がドロドロしてそう。湿っぽい恋愛邦画が苦手。

派手なアクションや、爽快なカタルシスがなさそうなのは自分のような映画ライト層には受けが悪い。わざわざ選んで見ない。

監督がどうとか評論関係ない。タイトルアイキャッチチラ見して見ない。エロシーンがあるなら論外。

 

追記

チラ裏にnot for meって書いただけなので。別に作品の質にはどこにも書いてない。万民ウケる映画なんて存在しないしてね。

2022-04-03

anond:20220402191446

(続き)なんでこんな馬鹿人権与えてるの社会に貢献できなさそうなのにって思うこの義憤

義憤を燃やすとすっきりするんだな。涙活と同じだ。

感情の方向が違うだけで激しい感情ってものカタルシスを与えるものなんだろう。

別に本気で人権否定してるとかじゃなくて義憤ごっこなんだよね。あと人の権利否定するようなでかい口は叩いてみるだけでも優越感が味わえる(これを空しいという人もいるが人それぞれだろう。)

んでもって(なんとなく/ごっこのつもりで)言ったことが仮に権力者によって実現したらそれはそれでフィクサー願望的なものが満たされる。誰がか自分の言に従うということはその誰かを裏で操ってるのと同等であり、従った相手権力が高いほど自分権力が高いことになるとみなせる。これも悦だよね。

2022-03-29

anond:20220329113907

単に暴力賛美というよりも、コツコツ積み上げられた式典や、大勢の人からなるまとまりを個の暴力破壊するのにカタルシスを感じる人が多いのでは

集団が嫌いなのが本音なんだろう

2022-03-26

タコピー原罪タイザン5とキスしたい男、対話物語

タコピーよかった、よかったよ。

批判的な人が思ったより多くて悲しい。

タイザン5先生らしい、少し悲しくも地に足のついた、たくさんの人へ送る救いの物語だったと思う。

ここに個人の感想を記す。




タイザン5先生の前の読み切りの『キスしたい男』では、高校生主人公はすごい困難に遭ってずっと一人で耐えてるんだけど、

ヒロインがそれに対して、


もっと ユーチューブとか見てよ!」


って叫ぶんだよね。それがすごく好きで。

「なんとかしてあげる」でも「助けてあげる」でも「愛してる」でもなくて。

もっとユーチューブとか見てよ」って。

もっと普通高校生みたいに、平凡に、普通に周りがやってるような、青春若さを浪費して欲しい、後から、あれが幸せだったねあれが永遠に続くと思って

無為に過ごしちゃったね、っていう、その今しかない贅沢を味わって欲しい、って。

主人公を取り巻くひどい現状についてはどうしたらいいかからないけど、でもほんとに幸せになって欲しいって

絞り出した、背伸びしない等身大の愛の言葉だと思った。



人生には苦しいことがたくさんあって、

でも自分人の力ではたいてい全く太刀打ちできなかったりする。

そして、それを劇的に変える漫画みたいな方法現実には存在しない。

人生を劇的にハッピーエンドに変える魔法はないし、最悪なら最悪なまま人生は続いていく。




タコピー原罪』で、しずかちゃんまりちゃんも、

ずっと周りを取り巻く酷い環境は変わらなくて一人で耐えて互いに憎しみあってきたけど、

実は二人はよく似てて、きっかけさえあれば二人はい親友になれて、最悪な環境も二人なら少しマシにすることができた。

家族は最悪だし問題解決したわけじゃないけど、物語の途中にあったみたいにひとりぼっちで死ななくて済んだ。

タコピー最終話に、劇的な、ハッピー道具みたいな(あるいはドラえもんひみつ道具みたいな)

すごいカタルシスの救いを求めていた人は肩透かしだったのかもしれないけど、

現実に、私たち人生魔法ハッピー道具はないし、なにかのきっかけで劇的に人生が良くなることはなくて、

最悪な今日の続きには何も変わらない最悪が続いていくだけだったりする。

しずかちゃんまりちゃん人生もそんなに変わらなかった。

まりちゃんのお母さんは相変わらず最悪だし、しずかちゃんのお父さんは多分帰ってきてないし。

でも、タコピーという小さな物語人生を少しだけ変えてくれた。

タコピーが繋いでくれたおかげで、お互いにたくさん「おはなし」して、

小さくても大きな救いを得ることができた。

そのおかげで、少しずつ人生が良くなったんだと思う。



私たち人生タコピーはいないし、ハッピー道具もないけど、

タコピー原罪』という“おはなし”が、

友達みたいに、私たち人生を少しだけ良い方向に変える『救い』になるって、

タイザン5先生がそんな魔法をかけてくれたって思うよ。






蛇足だけど、これまでとは違う、サイエンスフィクションである

ハッピー道具」を先生物語に取り入れたことは、

これまで「現実の人の気持ちけが人を少しだけ救う」というテーマに、

逆説的にさらに踏み込んだものであると思ったよ。

おしまい

2022-03-21

日本アニメ映画の題材

なんかこういうのが見たいんじゃないんだけどなぁって感じなんだよな。

サブカル臭かったり、一般ドラマの延長線みたいなのだったり、劣化ジブリだったり。

アニメで見たいのって、かっこいいバトル演出!爽快なアクション!って感じじゃないの?

鬼滅や呪術がウケたのって原作評価もあるにせよ、そういうのを見せてくれるからじゃないのか?

カッコイイを詰め込んだデザインキャラたちが戦い、ちょっと陰のある物語を描きつつ、クライマックスカタルシスのある覚醒アニメーターの渾身のアクションBGMとの同期がバチっと決まって1000回見返したくなるような爽快感!叫ぶ声優!激しいがその声は心地よい!ピカカッ(絶妙な間)チュドドドカーン気持ち良いタイミングでブワーッ!イケメンキャラの顔がサワー!ウオオオー!グワー!すげー!かっこいい!かっこよすぎるっ!すごい!みんな見ろっ!って言いたくなるようなさぁ、そういうのを作ってほしいんだけど。

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