はてなキーワード: 人種とは
もしも「なるはや」と書かれたメールが来たら、いつまでかを最初に確認する。
メールの文面を読んで1分後に回答が思いつくような内容であれば、回答に「次からはいつまでに回答が欲しいのか明記してください」を添えて返信する。
「向こうが明確に期限を設けなかったのだから、こっちに期限を決める権利があるに決まっているだろ」といった態度をとってもいいのだが、トラブル対応で脳が茹で上がっているとそのへんの感覚がなくなることもあるだろう。
また、世の中には生まれつき自分と他人の境界が曖昧で、「自分の考えるなるはや」がそのまま相手に伝わると思っている人達がいる。
そういう人達に対して、「障害者が社会に出てくるんじゃねえ」という態度で接するほど行儀の悪い人間ではないので、「言ってくれないとわかりません。今回の「なるはや」はいつまでなのですか?」とこちらがちゃんと聞いてあげることにしている。
俺も完璧な人間じゃなくて、他人によく色々なことを補ってもらっているのだから、俺が補ってやれる部分はやってやろうという心構えだ。
金曜日の夜に「月曜日の朝までに」といってメールが来ていたら、メールの文面を見て、完全にこちらの落ち度だったり、どうしても早急に対応する必要があることを察せられたら残業して対応する。
だが、多くの場合は「どうしても月曜日の朝まででなければいけませんか?」と返信はする。
そうして帰ってきた返答によっては、代休処理をして土曜日に出てくることも考える。
もしも返答が20分以内に帰ってこなかったら、そのまま帰るだろう。
無理な期限を頼むつもりなら、それを相手に求めることにかかる心理的コストぐらいは払って欲しい。
もしどうしても助けて欲しいなら、文面でそれを伝える努力をして欲しい。
それもしないくせに、「金曜の夜に「なるはや」なら「月曜の朝まで」に決まってるでしょ!」とあとで文句を言われても、「それならそうと書いてください。というか、そういう対応をして欲しいなら金曜の16時までに電話を入れるのが最低限のリミットだと思います」と返すだけだ。
俺は優しいから言葉にしてやるが、言葉にせずにバッサリ行く人の方が世の中多いだろうな。
基準を他人に託している時点で、相手に何をやられも文句を言う権利はない。
客が「これって何個まで食べていいんですか?」と聞いてくれること、一つ食べて満足してくれること、そういったことを期待するのが間違ってる。
世の中には生まれつき他人のことを考えられない人種がいて、彼らは精神医学的な病理によって生まれつきそうなのだから、誰かが基準を示してやる必要がある。
心のバリアフリーの一種として、察することが出来ない誰かのために、明文化したルールを用意してやるのが、発展した社会というものじゃないのか?
仕事はクソ暇
自炊。お酒タバコ入れてスーパーで3000~5000円ぐらい使う。週4~5回ぐらい?
他の日は残り物か冷食等の備蓄を食べてる。お酒もパック焼酎をお茶か炭酸で割って飲んでる
読書・ゲーム・マンガ・配信サイトのアニメ等に一番時間使ってる(平均して日に2時間ぐらい? それ以上は疲れる)
昔はほぼ毎日飲みに行ってたけど、安いお店で好きなとこが数件ある。2000円~5000円とか。
朝まで飲んでも1万ちょいとか。
コロナ前は旅行とかで毎週4~5万以上使ってたけど、なんかしんどくなったし飽きた
毎週焼肉やらお寿司やら(それでも2万以内ぐらいのとこ)行ってたけど、体壊した
脂質も塩分も控えなきゃならなくなった。単純に脂っこいものがそんなに食べれなくなったし
貯金無くて生活ぎりぎりだったころ(もうちょっと給料安かった)は、競馬とかパチンコも楽しめたけど、貯金増えてしまって
数万、数十万の勝ち負けで興奮できなくなった。スロでAT終わんねーとか、パチンコの大当たり演出とかはちょっと脳汁出るけど
貯金が1000とか2000の頃は、結構無茶して、このままじゃまずいみたいなのに追い込まれたりして楽しかったけど
その数倍失ってわたわたするのも馬鹿らしいし、そもそも毎月毎月使い切れないから借金でもしないと追い詰められ感がないし、ドキドキのためにそんなことする意味もない
一日で5万とかたまに20万とか呑んだりしてみたけど、合わなかった(上には上が居るし、結構嫌いな人種。一緒にされたくない。根は一緒だけど)
結局Xとハテブを交互に見る時間が増えた
ADHDやアスペの中でも人に迷惑をかけたり、暴言を吐いても平然としている人種。
めちゃくちゃ自分の特性を気にして溶け込もうとしてる人達がいるのも知ってる。けど、同じくらいかそれ以上に特性による加害性を発揮して人に迷惑をかけている人達もいる。
人の気持ちが分からないから暴言を吐いていいのか、衝動性や多動性があるから話しかけておきながら途中でスマホを見るのか。
普段は職場でしか会わないから!と割り切ってはいるが最高に不快だし疲れる。こうした特性の人々にかなり振り回されたし、大分慣れてはきたがやはりしんどい。自覚はしても改善しないなら何の意味もないと思う。それが自分の上司やら上の人々なら尚更しんどい。
やっぱり、診断が早期にされるお陰で名前がつくようになっただけで昔から特性持ちは沢山いる気がする。申し訳ないが親と同じくらいの年齢の人間とは思えないような言動に驚いた。自分の非を認めず、必ずこちらが悪かのような言い方は頭がおかしくなるのも道理である。だが、我々取り巻く人間は「そういう特性だから」といって受容しなければいけない。何故なら言っても治るものではないし、本人も指摘されても困るからだ。思えば、学生時代に「自分は人を加害するがいざ指摘・非難されると落ち込みが酷い」みたいな人種がいたが似たような感じなのだろう。本人も苦しんでいるのは理解は出来るが、その通った道に病休退職者の屍の山があるので何とも微妙な気持ちである。世の中本当にままならない。と言いつつも最後は題に帰結する。
論文でも指摘されてた
そして少女表象 https://core.ac.uk/download/pdf/267829539.pdf
彼の描く女性の成熟と堕落を軸に展開してい る点だ。 これらの女性達は南部の人種・階級及びジェンダー観に則っており、 その意味 で彼女達はリアリスティックに再現 (前) された南部の女性像というよりは、 寧ろ特定 のイデオロギー的偏向そのものとして表象される。 従って彼女達は一般的な意味で「リ アル」な存在としては描かれない。 その身体性はしばしば捨象され、 イメージと感覚的 形容の集合体として提示されるか、 或いは逆に過剰で耐え難いまでに強調されて前景化 される。 その意味では、 フォークナーの世界に登場する女性とは、 殆ど常にこうしたイ デオロギー的歪曲の対象であると同時にその効果である。 換言すれば、 それはフォーク ナーの幻視するアナクロニスティックな南部という、 客観的には存在しない不在の「欲 望の対象」である。 それ故彼女達は所謂 「リアリズム小説」 の規範に則って、 キャラク ターとして十全に表象されることはなく、 寧ろある種の象徴や記号として存在する。 そ の意味で、 フォークナーの女性/他者表象は常に失敗を運命づけられているとも言える。
本論はそのような 「表象の失敗」 としてのフォークナーの女性像に焦点を絞って、 作 家のアメリカ南部創出と喪失のレトリックについて、 特に彼が創造した少女像を採り上 げて議論する。 フォークナーが描く少女達は、 作中の男性キャラクターにとっては永遠 に手の届かない存在として崇拝され或いは憧憬の対象とされるが、 一方でしばしば彼女 達は、 南部の社会的規範に照らして不適切な形でその処女性を、 しかもしばしば不用意 な形で喪失する。 彼女達を取り巻くこの皮肉な矛盾に満ちた状況に、 女性のセクシュア リティに対する作家の一種の強迫観念を見ることが出来る
酔っ払い、あるいはシラフでも性格に難アリな客からはハラスメントされることがある。
例えば、車に乗り込んでまだお尻が席につくかどうかのタイミングで突然
と我慢ならないという感じでブチギレながら行き先を告げるサラリーマンとか
(ちなみにこいつ、普通にタバコ吸い始めたから降ろそうとしたら揉めて警察沙汰になった。後日会社に対していかにもこちらが真っ当ですって感じの慇懃無礼なホワイトカラー仕草でクレーム入れてきた。もし今後、令和関東大地震起きて何もかんも失って裸一貫にされたら断片情報頼りにこいつ探し出してカタワにしに行く23区の旅始めるかもしれん)。
自分は西麻布六本木渋谷というキチガイが好むエリアをメインに営業していて、しかもナイトなので、客から暴言や乱暴狼藉は週1ペースで食らうんだけど、そのなかには超有名人(俳優やアスリート率高し)や超一流企業勤務の人(チケットだったり深夜帯に本社ビルから乗ってきたりとかでほぼ確でわかる)もぶっちゃけ結構いたりする。
(余談。
超一流企業のなかで明らかにキチガイ客が多いのはマスコミ・不動産・商社。
酔ったマスコミ人は言行が極端でどうにも見た目と比べてチグハグしており様になっていないタイプの暴れ方する連中が多く、平成の大学生みたいな人種だなといつも思う。
不動産はカタギという安全地帯にいる身分でタカくくって反社のマネして荒ぶりすぎ。運転手が元極道だと知らず後ろから運転席蹴り飛ばしまくった結果泣いて土下座するまでボコされた話とか改元以降でも聞いたぞ。
商社マンはてめえが逐一指示する道をこっちは仰せのまま走ってるのに「またメーター上がった…これ機械正しいんですか?」とか「僕の想定だとこうなるはずないんやけどなあ」とかずーっと狂ったようにぶつくさ文句言って最後に釈然としない感じで運賃を支払うくらいヤバい。こっちが思わず『もしかしてこの人、過労や飲酒起因の神経症なのでは?』と疑ったレベル)
どうも、このご時世でもまだ世の中が
『タクシー車内でのハラスメントはご愛嬌。暴行や器物損壊までなら文句言うな♡♡♡』
って認識でいるらしく、
例えばこっちがその場で救急車呼ばないとあかんレベルの怪我したとか、防犯板やガラスぶっ壊されたとかインパクトある被害でも食らわない限り、迷惑客のほうは無罪放免で普通に社会生活送れるケースが多いんだよね
(ぶっちゃけ暴行受けた運転手が泣き寝入りをよしとせず事件化に向けて決然と動いた場合、警察署員や自分の会社の運行管理者がガチで一気に冷たくなるし、なんなら敵に回るまである)。
「今所持金ゼロだから!家にもたまたまねえのにどうやって払えっつんだよ!(激怒)」
と開き直られるなどして、そのまま車から降ろさず警察署に直行して訴えかけても、客が女だったり、いかにも体育会系って風情のホワイトカラーだったりしたら警察はマジで
「住所や連絡先訊くから後で払ってもらう感じでいいでしょ?」
と事件化をめちゃくちゃ渋るよう圧かけてくる
(ちなみにこの手の迷惑客の大半は後日でも料金を払おうとしないし、電話口で半ギレ気味にウンザリした様子で対応してくる。なお、仮に踏み倒し客がヨレッヨレの服着た老人とかだったら警察は大張り切りですげえ厳しく対応するからこいつらマジで気分で仕事してるし普通に公共の敵)。
なので、
何かあったとき、その映像が保存されてるドラレコのSDカードを自宅に持ち帰ってコピーし(少なくともうちの会社のガバガバ管理だとこの冒険が余裕でできる)、その映像ネタを専門に取り扱う迷惑客暴露系YouTuberにでもなろうかなと思ってるんだけどどうなると思う?
もちろん迷惑客にはモザイクやボイスチェンジャーなんぞかけないし、個人情報はたとえ勤め先だろうが住所だろうが電話番号だろうがこっちが知りうる限りのものを訴訟上等で全て晒していく。
個人的にはタクシー会社いつクビになっても構わないんだけど、これまで不当に背負わされたクソな思いを換金して報われたいという思い、
そしてクソ客が不法行為をやっても
で甘く済まされてた世の中に対して顰蹙モノだが確実にインパクトのある暴露という行為によって一石投じたいという思いがある
あーあと都心の有名高級タワマンの住人でとんでもねえのゴロゴロいるからそいつらも晒すわ
なぜなら中国人は潜在的にアメリカでは敵対意識を持たれており日本人のほうがスムーズに声が通りやすいからだ。
そして日本人はなにも言わん奴らだと思われている。
だから日本が言ったとき、ちょっとアメリカはざわっとする…のを何度か見てきた。だから日本こそ声を上げるべきだ。
というのと別に実際問題としてオスカーは投票する人種の構成をここ近年変化させ、アジアの映画が入賞しやすくなっている。山崎監督チームやジブリのスタッフもいた。
そういう場で、あのような事態が起きた。
彼らにとって晴れの舞台のはずなのに目の前で行われるアジア人への差別的行為。
ミシェル・ヨーもキー・ホイ・クァンもアジア系の起用について一昨年から泣きながら声を上げていた二人だ。
彼らが何をしたと言うんだ。
あまりにひどい軍事考証、史実捏造、1950ー1960年あたりのステレオタイプ描写などで
しこたま叩かれたマイケル・ベイの『パールハーバー』って2001年の映画なんですよ
Michael Bay Should Never Have Made ‘Pearl Harbor’
ほんで、彼は当時こう言ったんです
『気取ったインテリ向けに映画を作っていない、大衆には大ウケだ』ってね
まぁ実際、アルマゲドン、タイタニック級のヒットにはならずとも、赤字にはならなかった($449,220,945) わけなんですけど、
ゴールデン・ラズベリー賞に各部門全てノミネートされるわ、当時もネット民に叩かれるわでした
でもこれ、ほぼ四半世紀前のお話なのですわ、2001年の作品だからね
隙あらばアジア系へのヘイトクライムが起こるお国柄(COVID-19然り)、扱っているテーマの重さなど、
『世に与える影響が段違いだろ』はありつつも、
クドカンはワード登録されてんだから文字リンク押せば見れるじゃん
https://anond.hatelabo.jp/keyword/%E3%82%AF%E3%83%89%E3%82%AB%E3%83%B3
ワイは下記のように思いました。
でもまぁ、たとえ一部であったとしても、ちゃんと批判が起きているなら、TVの影響力はまだ完全には死んでないのかもね
増田や5chや𝕏の個人垢が呟いてるくらいだと思ったわ、今どきTVなんて誰も見ねぇだろって思ってたし
クドカンさんは1970年生まれなので1986年には既に物心はついていたと思うのですが、クドカンさんの出身の1986年の宮城県はあんな感じだったんですか?
少なくともドラマの舞台になっている1986年の東京は違いました。
というか長距離・中距離のバスならともかく(このバスもかなり限られている)路線バスってタバコどこも吸えなかったと思いますよ、
今どきTV観てるのはネットと親和性低い情弱(ネットやっていても検索すらろくに出来ないし、反AIやってるかAIって何?って層)か
普段から自分の目の前のことに全力コミットであらゆることに興味ない人は、単なる事実
増田でも謝らないが正解(https://anond.hatelabo.jp/20230103181631#)がバズったろ?
実際、ナチス大学教授はしれっと復活してますしジャニーズも吉本もセクシー田中さんの件もクソやばかったですよね
やりたい放題やってたそして今もやりたいというTVマンの熱い魂を感じさせる
平成少年ダン並みに昭和エアプで時代考証めちゃくちゃで差別のオンパレードの
クドカンの『不適切にもほどがある!』だって悪い意味で話題になっていない
別に、メリケンや韓国のドラマ、恋愛バラエティ(笑)などのリアリティショーが高尚とは言いませんけど、
どう考えても終わったのだと思います
しかしナチス大学教授がしれっと復活しているのもほんとスゲーーーーなって
社会は人種ではなく知能で分断されている
クドカンの時代考証メチャクチャの「不適切にもほどがある!」と同じような
ネットがなかった時代のようにやりたい放題したいTVマンの怨念を感じる
つかクドカンの時代考証メチャクチャのドラマにも言いたいんですけど、
やりたい放題していたのは、TVマンや一部メディア(雑誌等の文業)の人間あって、一般人ではないです
おそらく、クドカンが『好』の感情を持っているだろう、ビートたけし氏も言ってましたよね?
『(熱湯に対するリアクション芸やいじり芸に対して) やらせじゃなかったら大変なことだよ』ってね
人種で寿命の差って多分生物学的にはそこまで大きく感じないけど、生来的にめっちゃ差あったらどうなるんだろうってフリーレン見てたらなんとなく思った
短命人種の女性は15歳くらいで閉経を迎えるから10歳前後に生殖を行うのが望ましく、
かつ短命人種の10歳の精神的な成熟度は一般的な人種の10歳と一緒だったとして
それでも生殖適齢期の10歳の短命人種が性行為を行うことは一般的な10歳の日本人の子供が生殖を行うのと同じように「自由意志を無視した人権侵害」みたいになるのかな?
もしくは、短命人種同士で生殖を行うことは正しいが、25歳の日本人と9歳の短命人種が生殖するのは正しくない、ってなるのかな
どう思うよ
https://webcache.googleusercontent.com/search?q=cache:anond.hatelabo.jp/20240308100954
IT業界は先進的な企業が多いから、思想的にもリベラルで旧態然とした差別はかなり少ない。
などと、シリコンバレーの一部企業を見て幻想を持ってしまった可哀想な人が観測されたので、実際のところを記す。
IT業界の一部では、確かに異常なまでにポリコレ道を邁進する企業がいる。しかしそれをIT業界に当てはめるのは間違いである。
特に日本ではごく普通に性差別が残っており、多くの人がそれを(しぶしぶ)容認している状態である。
見方によっては九州の亭主関白のような地域に根ざした性差別であり、おかしいと思う人もいるものの慣習として残っている。
具体例を挙げよう。日本のIT業界には、女性しか参加できない勉強会が一般的に行われている。
これは「生理が齎すコード品質への影響」というような女性特有のものではなく、
例えば CTF for Girls という、セキュリティ関係のコミュニティは女性限定である。
なお念の為明記しておくが CTF for Boys のような男性限定コミュニティは存在しない。
他にもたくさんある。例えば Java 女子部というコミュニティがあり、ここも女性限定である。
男性がここで Java の勉強をすることは許されない。Java 男子部は存在しない。
他にも枚挙にいとまがなく、性別によって区切られた閉鎖的なコミュニティが一般的に存在するのである。
なおこういう状況を記すと、底の浅いブクマカが「アファーマティブ・アクションだから仕方ない」というブコメをすることが想定されるが、これはアファーマティブ・アクションではない。
アファーマティブ・アクションは格差是正を第一目標に置いた取り組みを指す。例えば大学入学者に黒人が少なく、人種に偏りができるため一時的に黒人を優遇するというような措置だ。
例えばだが、スタンフォード大学が性差別に対するアファーマティブ・アクションとして、スタンフォード女子大学を作るわけではない。
あくまで優遇するという措置であり、女性限定や黒人「限定」の大学を作るわけではないのである。
IT業界は先進的な企業が多いから、思想的にもリベラルで旧態然とした差別はかなり少ない。
などと、シリコンバレーの一部企業を見て幻想を持ってしまった可哀想な人が観測されたので、実際のところを記す。
IT業界の一部では、確かに異常なまでにポリコレ道を邁進する企業がいる。しかしそれをIT業界に当てはめるのは間違いである。
特に日本ではごく普通に性差別が残っており、多くの人がそれを(しぶしぶ)容認している状態である。
見方によっては九州の亭主関白のような地域に根ざした性差別であり、おかしいと思う人もいるものの慣習として残っている。
具体例を挙げよう。日本のIT業界には、女性しか参加できない勉強会が一般的に行われている。
これは「生理が齎すコード品質への影響」というような女性特有のものではなく、
例えば CTF for Girls という、セキュリティ関係のコミュニティは女性限定である。
なお念の為明記しておくが CTF for Boys のような男性限定コミュニティは存在しない。
他にもたくさんある。例えば Java 女子部というコミュニティがあり、ここも女性限定である。
男性がここで Java の勉強をすることは許されない。Java 男子部は存在しない。
他にも枚挙にいとまがなく、性別によって区切られた閉鎖的なコミュニティが一般的に存在するのである。
なおこういう状況を記すと、底の浅いブクマカが「アファーマティブ・アクションだから仕方ない」というブコメをすることが想定されるが、これはアファーマティブ・アクションではない。
アファーマティブ・アクションは格差是正を第一目標に置いた取り組みを指す。例えば大学入学者に黒人が少なく、人種に偏りができるため一時的に黒人を優遇するというような措置だ。
例えばだが、スタンフォード大学が性差別に対するアファーマティブ・アクションとして、スタンフォード女子大学を作るわけではない。
あくまで優遇するという措置であり、女性限定や黒人「限定」の大学を作るわけではないのである。