「考える力」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 考える力とは

2021-05-29

地頭ってなに?

からあんたは地頭いいんだから」みたいな褒め方をよくされるんだけど普通に物覚え悪いし考える力も無いから授業ついていけてない

地頭で何ができるの?何をもって地頭を計るの?

2021-05-12

ガンダム実況見てると何でもかんでも名言名言って

ガノタには知性を感じない

なんでもかんでも名言いってるやつってすげえアホそう

まず名言意味を調べろ

自分で物を考える力がなさそう

2021-05-10

anond:20210510084517

「でも」それだと情報を盗み見されるリスクの方が高いだけだよね

じゃあそういう時どうする?

by上司

  

こんな感じでいつも何をするにしてもなんで?どうして?じゃあこれは?

って言ってきて考える力もないの?って言ってくるのが上司

これってパワハラでいいよね

2021-05-09

anond:20210509060625

素晴らしい。

全て間違っている。

大前提として多くの貧困者には家族がいる。

4人家族全員だとすると300円を4人で割ると75円だ。5人ならば60円だ。

この時点で生活が苦しいと言うのが分かるだろう。

最低賃金の上がるペースが遅いにも関わらず政府増税を何度もしてきた。

貧困層の所得税自体が低いにしても、消費税によりあらゆるものが値上がりしてきた。

しか収入は増えずに貧困となる。このような状況下にありながらも家族で慎ましく生活しているものがいる。

では元増田はどうなのかといえば300円で生活ができるから楽勝と言ってるだけである

では1日60円~75円で生活をしてみれば良い。

それが出来たら元増田意見を誰もが認めることだろう。

1人の場合はなぜ貧困なのか。

それは無才だからだ。

無才というのは考える力、将来に対する未来というもの考える力を持たない場合がある。

これは現代学校教育が単に勉強だけを教えており働くことや将来というものについては何も教えないからだ。

実際に会社で働くことを前提の教育ではないため、将来はどんな風に生きればいいのかよく分からない、

から誰でもできる仕事というもの就職する方向性に行ってしまう。

これを自己責任で済ませてしまうとこれから考える力を持たぬものが育ち悪循環が生まれしまう。

よって本来は働く行為というのがどういうものになりどう生きるのかというのを学び取らなければならない。

中学を、高校を、大学卒業したらいきなり全く別な環境、つまり資本主義社会に放り込まれる。

既に行われている競争に参加することになるが、どんな場所加かもわからずに働き、ただただ疲弊していく。

それも低賃金で。そして転職への意欲が見いだせず、加齢とともに弱っていく。

こうして弱った人はさらに弱り続け、低賃金しか働けない貧困が発生する。

考える力自体が残っていても考える気力が無く、そして常に苦しみ続ける。まるで刑期のように。

なぜそんなこともできないのかと人は言う。

しかし、なぜそんなことができないのかをなぜ考えないのか。

それが社会強者、つまり資本主義社会の中核者だ。

苦しい人の気持ちが分からない。ただサボっているだけ。やる気がない。

これは偉い人などが最近の若者はやる気がないとか、高い立場にまで行った人が努力が足りないというのと同じ事だ。

自分はやれた。自分はやってきた。だから周囲もそれをやることを要求する。パワハラと同じだ。

なぜ貧困が生まれるのか。なぜ貧困お金を稼ごうとしないのか。なぜ貧困はそんな無駄な事をするのか。

ただそれを言うだけだ。

ではなぜ貧困が生まれないようにして貧困お金を稼げるようにして貧困無駄な事をさせないようにしないのか。

このような道徳的思考が欠如している。それが資本主義の中核層である

日本政府にも同様の思考を持った者がいる。

何も努力をしていない人間を救う意味などないというのである

結局のところ、誰もが平等にならないようになっているのが世の中である

そのような世の中の仕組みがある中で、貧困者を見下し、救済しないということもない。

それこそが生活保護である

最悪、生活保護があるからなんとかなるだろう。

しかし多くの人が生活保護の需給資格がなく、低賃金疲弊しながら働いて日銭を稼いでいる。

正に辛い世の中である

そのような辛い世の中を低賃金でも生き抜いている人に対して無慈悲言葉元増田はかけているだけだ。

努力だの根性だの頑張りが足りないだの何もしていないだのサボっているだの勉強しろだのそういうものは勝者の弁である

勝者しかいない世の中は今後も継続されると思うが、絶対的な勝者ではない。

なぜなら弱者の方が勝者よりも数が多いかである

いつだって逆転する可能性がある。

そのようなことをきちんと考えられるのであれば、冷遇せず、真っ当に生きられるような制度を充実させるべきである

貧困者は貧困者なりに一生懸命生きている。

よって生きることを否定してはならない。

そして貧困者は頑張っていて何も悪くはない。そして正しく間違っており苦しんでいる。

ただそれだけだ。

2021-04-30

anond:20210430161532

フェミニズムを学ぶと、真っ当に物事考える力失うんじゃないか?と本気で思う。「それは男性がなんとかしろ」という万能ソリューションがあるし、コミュニケーションの大半が罵倒詭弁からな。学問と呼ぶには単純過ぎないか、と言わざるを得ない。マル経のように、今後廃れていく学問の筆頭格だな。

2021-04-13

日本コロナ収束させる為にとにかく大阪バカにしよう

コロナ収束のためにはまず第一にこれをやるしかない。

気乗りはしないし、これはあくま個人的な考えだということを前提に聞いてほしい。

やる事は、とにかく大阪以外に住んでる人達みんなで

ぶっちぎりで感染拡大してるにも関わらず維新を支持し続ける大阪

叩いて、判断力のなさをバカにすること。

みんなで結託して、徹底期に大阪を叩きまくる

なぜこれが必要なのか


それは日本人を動かすにはもうそしかいからだ。

残念だし認めたくないが日本人は他の地域の人々と比べて

まともな思考力や倫理観を持つ人の割合が少ないと思う。遅れている人達だと言わざるをえない。

(俺の主観申し訳ないが、みんな薄々気づいているのではないだろうか。)


アメリカはまともな人達が声をあげ4年でどうにか変わろうとしている。

だが日本政治家醜態や、オリンピックコロナ対策グダグダをこれだけ魅せつけられても一向に変わる気配がない。

日本ではアメリカと同じやり方は通用しないのだ。



考える力のない人たちに

まともなコロナ対策正論を言ってもそもそも理解する頭がないし


感染して苦しんでいる人がいると訴えても

自分さえよければいい日本人には響かないだろう


アメリカは前者の方法で気付ける人が過半数から大統領が変わった。

だが日本ではそれが極少数派であるから社会は変わらない。



彼らを動かすものは目先の金と、世間の目だけだ。


日本人は何よりも他人の目を気にする。

そのせいで指摘されるべき問題放置され

最近はそうやってないがしろにされてきた社会問題が相次いで表面化している。

またその他者の目を内面化し、長いものに巻かれ、利権側に与し

自分の頭で考え問題解決しようとするのを、冷笑する人が多い。

これが日本から考える力倫理観が欠如してしま理由だ。



この世間の目を逆手にとる。

世間の目(権力者マジョリティ会社所属する組織)に正論倫理で対抗する形で運動を起こしても日本では盛り上がらない。

だが自分多数派となって叩く側にまわれるのならば喜んで参加する人は沢山いる。


その標的を大阪にする。

維新の会はネオリベ姿勢を打ち出すことで時代の波に乗り、若い層を中心に支持を集めているが

イソジンや、都構想の失敗、そして1000人越えの感染者とわかりやす失策も多い為、

大阪に対する世間の目はどちらにつこうか揺れている状態だ。

また政府によるメディア統制と違い、在阪メディアの影響力は大阪内に限られる。

日テレビで吉村応援している大阪の人とは違い

大阪以外の人々は大阪で起こっている事を客観的に見ることができる状態だ。


ここで一気に攻勢をかける。

維新失策を徹底的に晒し上げ、そんな維新を支持している大阪をこれでもかと叩くこと。

無能バカを笑いものできるという仄暗いを欲望を刺激する。

そして正論よりも暴論、誇張、レッテル張りを用いる。

その方が日本人にとっては理解がしやすい。

できるだけ避けたいがちょっとしたデマも挟むのも有効だ。

また、これらをなるべく穏やかな口調で紳士的に行うこと。

あくまコロナを抑え込んでいる隣人から忠告として

維新を支持し続けコロナ蔓延させることが

日本全体にとっての迷惑であることを強調する。

酷い口調で罵倒するのは多勢が決してからだ。


こういったやり方が有効なのは渦中にいる大阪に対してだけではない。

大阪以外の人々への見せしめにもなる。

ああはなりたくないと思い、少しは自覚が芽生えるだろう。

兵庫うちわの件も叩く。大阪と同レベルだな、と。



倫理感が無いのはお前じゃないかと思ってますよね。

だって本当はこんなことしたくない。

建設的な話合いで済めばどれ程いいだろうと思う。

だが考えれば考えるほど大阪をまともな地域に戻すにはこれしかないという結論になってしまう。


いや、こんなやり方はしたくないという気持ちは分かる。

でも仕方ないことだ。

人付き合いでは相手タイプに合わせて対応変えるのと同じ様に

アメリカとは違ったタイプの国である日本に対してそれにあったやり方をするというだけだ。



物語主人公には2つのタイプがいて

最初から正義感に溢れているアメコミヒーローのようなタイプ

最初は臆病あるいは性格が悪いが、事件に巻き込まれていくにつれ勇気のある

良い人間に変わっていくというタイプがある。

後者場合物語が進むにつれて前者へと成長する。


後者場合最初から正義の為に戦うことは絶対にない。ストーリーに関わらせるためには

自分の身の安全や、金、同調圧力など、ある意味不純な動機必要になる。

(例えば、店員や部下を罵倒するのを我慢した人に電子マネー支給すれば少しはマシな世の中になるだろう。)

日本はその段階にあるというだけだ。だから正論を言っても無駄なのだ



イソジンではコロナ治療できないということ


感染者が1000人を突破した日に聖火リレーをやるのはおかしいということ


大変な時に知事テレビに出続けているのはおかしいということ



当たり前のことを分かってもらうのは、「世間の目」によって多少なりとも状況が好転した

後でいい。というか説明した通り後じゃないと無理だ。

から本当に気が進まないけどこうするしかないんじゃないかと俺は思っている。

2021-04-07

anond:20210407114427

考える力を持ってるあなたはどの政党をどんな理由で支持しているの?

anond:20210407114223

若年層もネトウヨ多いぞ。若者ほど保守的自民支持者が多い

考える力を骨抜きにする愚民教育を受けてきたから当然っちゃ当然だが

2021-04-05

バリアフリーの駅ってこういうもんだよ、こうしようね、ってお手本があったらみんな上手にできると思うんだよね。

日本には、日本人には、正しいお手本が必要だよ。自分考える力を養うのはその後だ。

2021-04-01

勉強する理由を聞く子供

まあ、「なにゆ勉強必要か?」という問いを本気で考えている子供は頭が良くて成績もよいか心配しなくても良い。

少し考える力がある子はそんなことを考えてはいつつも、周りのヤベー連中を見渡した時に、とくかく勉強しねーのヤベーわ、って気が付くからだ。ソースは俺だ。


俺が小中学生カテキョーやって気が付いたのは、まじで勉強嫌いの子供が多いって事だ。

いままで100人ぐらい見てきたけど子供の9割は勉強嫌いで、その内半分ぐらいは「超」勉強嫌いだ。


俺:「よし、じゃあこれ解いてみ」

子:「問3ね、わかった」といいつつ、1分間ぐらいボーっとしている。

俺:「手とまってんな、まず全体の個数があんだろ・・」

子:(よっしゃ、説明始まったぞ、これで勉強時間消費できるわ)と思ってるかの如く、ノートの余白に悟空の絵を描き始める。


受験まであと半年ぐらいしかないのにこんなのがいっぱいいる。

こういう子供も一丁前に「勉強なんかする意味あんの?」みたいなことを言うけど、こいつらは勉強中にこういう質問を親とかカテキョーにしてくるんだよ。

まり、その目的勉強時間を少しでも減らすこと、勉強以外で時間を消費するためにこういう質問をして勉強から逃れようとする。


まあこいつらも冬休みに入るぐらいになるとカリカリやりだして、親なんかはようやく真剣勉強しだした姿を見て感動するんだけどね。

2021-03-27

なんでも誰かに教えてもらわないとだめって人が増えすぎ。自分考える力を失ってる人って、動物園にでも入って餌でももらってたらどうかね。

2021-03-22

ドル

ハックニー馬[※1]のしっぽのような、巫戯《ふざ》けた楊《やなぎ》の並木《なみき》と陶製《とうせい》の白い空との下を、みじめな旅《たび》のガドルフは、力いっぱい、朝からつづけて歩いておりました。

 それにただ十六哩《マイル》だという次《つぎ》の町が、まだ一向《いっこう》見えても来なければ、けはいしませんでした。

(楊がまっ青に光ったり、ブリキの葉《は》に変《かわ》ったり、どこまで人をばかにするのだ。殊《こと》にその青いときは、まるで砒素《ひそ》をつかった下等《かとう》の顔料《えのぐ》[※2]のおもちゃじゃないか。)

 ガドルフはこんなことを考えながら、ぶりぶり憤《おこ》って歩きました。

 それに俄《にわ》かに雲が重《おも》くなったのです。

(卑《いや》しいニッケルの粉《こな》だ。淫《みだ》らな光だ。)

 その雲のどこからか、雷《かみなり》の一切れらしいものが、がたっと引きちぎったような音をたてました。

街道かいどう》のはずれが変《へん》に白くなる。あそこを人がやって来る。いややって来ない。あすこを犬がよこぎった。いやよこぎらない。畜生ちくしょう》。)

 ガドルフは、力いっぱい足を延《の》ばしながら思いました。

 そして間もなく、雨と黄昏《たそがれ》とがいっしょに襲《おそ》いかかったのです。

 実《じつ》にはげしい雷雨《らいう》になりました。いなびかりは、まるでこんな憐《あわ》れな旅のものなどを漂白《ひょうはく》してしまいそう、並木の青い葉がむしゃくしゃにむしられて、雨のつぶと一緒《いっしょ》に堅《かた》いみちを叩《たた》き、枝《えだ》までがガリガリ引き裂《さ》かれて降《ふ》りかかりました。

(もうすっかり法則《ほうそく》がこわれた。何もかもめちゃくちゃだ。これで、も一度《いちど》きちんと空がみがかれて、星座《せいざ》がめぐることなどはまあ夢《ゆめ》だ。夢でなけぁ霧《きり》だ。みずけむりさ。)

 ガドルフはあらんかぎりすねを延《の》ばしてあるきながら、並木のずうっと向《むこ》うの方のぼんやり白い水明りを見ました。

(あすこはさっき曖昧あいまい》な犬の居《い》たとこだ。あすこが少ぅしおれのたよりになるだけだ。)

 けれども間もなく全《まった》くの夜になりました。空のあっちでもこっちでも、雷《かなみり》が素敵《すてき》に大きな咆哮《ほうこう》をやり、電光のせわしいことはまるで夜の大空の意識《いしき》の明滅《めいめつ》のようでした。

 道はまるっきりコンクリート製《せい》の小川のようになってしまって、もう二十分と続《つづ》けて歩けそうにもありませんでした。

 その稲光《いなびか》りのそらぞらしい明りの中で、ガドルフは巨《おお》きなまっ黒な家が、道の左側《ひだりがわ》に建《た》っているのを見ました。

(この屋根《やね》は稜《かど》が五角で大きな黒電気石[※3]の頭のようだ。その黒いことは寒天《かんてん》だ。その寒天の中へ俺《おれ》ははいる。)

 ガドルフは大股《おおまた》に跳《は》ねて、その玄関《げんかん》にかけ込みました。

「今晩《こんばん》は。どなたかお出《い》でですか。今晩は。」

 家の中はまっ暗《くら》で、しんとして返事《へんじ》をするものもなく、そこらには厚《あつ》い敷物《しきもの》や着物《きもの》などが、くしゃくしゃ散《ち》らばっているようでした。

(みんなどこかへ遁《に》げたかな。噴火《ふんか》があるのか。噴火じゃない。ペストか。ペストじゃない。またおれはひとりで問答《もんどう》をやっている。あの曖昧な犬だ。とにかく廊下《ろうか》のはじででも、ぬれ着物をぬぎたいもんだ。)

 ガドルフは斯《こ》う頭の中でつぶやきまた唇《くちびる》で考えるようにしました。そのガドルフの頭と来たら、旧教会《きゅうきょうかい》の朝の鐘《かね》のようにガンガン鳴《な》っておりました。

 長靴《ながぐつ》を抱《だ》くようにして急《いそ》いで脱《と》って、少しびっこを引きながら、そのまっ暗なちらばった家にはね上って行きました。すぐ突《つ》きあたりの大きな室は、たしか階段かいだん》室らしく、射《さ》し込《こ》む稲光りが見せたのでした。

 その室の闇《やみ》の中で、ガドルフは眼《め》をつぶりながら、まず重い外套《がいとう》を脱《ぬ》ぎました。そのぬれ外套の袖《そで》を引っぱるとき、ガドルフは白い貝殻《かいがら》でこしらえあげた、昼の楊の木をありありと見ました。ガドルフは眼をあきました。

(うるさい。ブリキになったり貝殻になったり。しかしまたこんな桔梗《ききょう》いろの背景《はいけい》に、楊の舎利《しゃり》[※4]がりんと立つのは悪《わる》くない。)

 それは眼をあいてもしばらく消《き》えてしまいませんでした。

 ガドルフはそれからぬれた頭や、顔をさっぱりと拭《ぬぐ》って、はじめてほっと息《いき》をつきました。

 電光がすばやく射し込んで、床《ゆか》におろされて蟹《かに》のかたちになっている自分背嚢はいのう》をくっきり照《て》らしまっ黒な影《かげ》さえ落《おと》して行きました。

 ガドルフはしゃがんでくらやみの背嚢をつかみ、手探《てさぐ》りで開《ひら》いて、小さな器械《きかい》の類《たぐい》にさわってみました。

 それから少ししずかな心持《こころも》ちになって、足音をたてないように、そっと次の室にはいってみました。交《かわ》る交《がわ》るさまざまの色の電光が射し込んで、床に置《お》かれた石膏《せっこう》像《ぞう》や黒い寝台《しんだい》や引っくり返《かえ》った卓子《テーブル》やらを照らしました。

(ここは何かの寄宿舎《きしゅくしゃ》か。そうでなければ避病院《ひびょういん》か。とにかく二階にどうもまだ誰《だれ》か残《のこ》っているようだ。一ぺん見て来ないと安心あんしん》ができない。)

 ガドルフはしきいをまたいで、もとの階段室に帰り、それから一ぺん自分背嚢につまずいてから、二階に行こうと段《だん》に一つ足をかけた時、紫《むらさき》いろの電光が、ぐるぐるするほど明るくさし込んで来ましたので、ガドルフはぎくっと立ちどまり階段に落ちたまっ黒な自分の影とそれから窓《まど》の方を一緒《いっしょ》に見ました。

 その稲光りの硝子《ガラス》窓から、たしかに何か白いものが五つか六つ、だまってこっちをのぞいていました。

(丈《たけ》がよほど低《ひく》かったようだ。どこかの子供《こども》が俺のように、俄かの雷雨で遁げ込んだのかも知れない。それともやっぱりこの家の人たちが帰って来たのだろうか。どうだかさっぱりわからないのが本統《ほんとう》だ。とにかく窓を開いて挨拶あいさつ》しよう。)

 ガドルフはそっちへ進《すす》んで行ってガタピシの壊《こわ》れかかった窓を開きました。たちまち冷たい雨と風とが、ぱっとガドルフの顔をうちました。その風に半分声をとられながら、ガドルフは叮寧《ていねい》に云《い》いました。

「どなたですか。今晩《こんばん》は。どなたですか。今晩は。」

 向《むこ》うのぼんやり白いものは、かすかにうごいて返事もしませんでした。却《かえ》って注文《ちゅうもん》通《どお》りの電光が、そこら一面《いちめん》ひる間のようにしてくれたのです。

「ははは、百合ゆり》の花だ。なるほど。ご返事のないのも尤《もっと》もだ。」

 ガドルフの笑《わら》い声は、風といっしょに陰気《いんき》に階段をころげて昇《のぼ》って行きました。

 けれども窓の外では、いっぱいに咲いた白百合《しらゆり》が、十本ばかり息もつけない嵐《あらし》の中に、その稲妻《いなずま》の八分一秒《びょう》を、まるでかがやいてじっと立っていたのです。

 それからたちまち闇が戻《もど》されて眩《まぶ》しい花の姿《すがた》は消えましたので、ガドルフはせっかく一枚《まい》ぬれずに残ったフラン[※5]のシャツも、つめたい雨にあらわせながら、窓からそとにからだを出して、ほのかに揺《ゆ》らぐ花の影を、じっとみつめて次の電光を待《ま》っていました。

 間もなく次の電光は、明るくサッサッと閃《ひら》めいて、庭《にわ》は幻燈《げんとう》のように青く浮《うか》び、雨の粒《つぶ》は美《うつく》しい楕円形《だえんけい》の粒になって宙《ちゅう》に停《とど》まり、そしてガドルフのいとしい花は、まっ白にかっと瞋《いか》って立ちました。

(おれの恋《こい》は、いまあの百合の花なのだ。いまあの百合の花なのだ。砕《くだ》けるなよ。)

 それもほんの一瞬《いっしゅん》のこと、すぐに闇は青びかりを押《お》し戻《もど》し、花の像はぼんやりと白く大きくなり、みだれてゆらいで、時々は地面《じめん》までも屈《かが》んでいました。

 そしてガドルフは自分の熱《ほて》って痛《いた》む頭の奥《おく》の、青黝《あおぐろ》い斜面《しゃめん》の上に、すこしも動《うご》かずかがやいて立つ、もう一むれの貝細工《かいざいく》の百合を、もっとはっきり見ておりました。たしかにガドルフはこの二むれの百合を、一緒に息をこらして見つめていました。

 それもまた、ただしばらくのひまでした。

 たちまち次の電光は、マグネシアの焔《ほのお》よりももっと明るく、菫外線《きんがいせん》[※6]の誘惑《ゆうわく》を、力いっぱい含《ふく》みながら、まっすぐに地面に落ちて来ました。

 美しい百合の憤《いきどお》りは頂点《ちょうてん》に達《たっ》し、灼熱《しゃくねつ》の花弁《かべん》は雪よりも厳《いかめしく、ガドルフはその凛《りん》と張《は》る音さえ聴《き》いたと思いました。

 暗《やみ》が来たと思う間もなく、また稲妻が向うのぎざぎざの雲から北斎《ほくさい》の山下白雨のように赤く這《は》って来て、触《ふ》れない光の手をもって、百合を擦《かす》めて過ぎました。

 雨はますます烈《はげ》しくなり、かみなりはまるで空の爆破《ばくは》を企《くわだ》て出したよう、空がよくこんな暴《あば》れものを、じっと構《かま》わないでおくものだと、不思議《ふしぎ》なようにさえガドルフは思いました。

 その次の電光は、実に微《かす》かにあるかないかに閃《ひら》めきました。けれどもガドルフは、その風の微光《びこう》の中で、一本の百合が、多分とうとう華奢《きゃしゃ》なその幹《みき》を折《お》られて、花が鋭《するど》く地面に曲《まが》ってとどいてしまたことを察《さっ》しました。

 そして全くその通り稲光りがまた新《あた》らしく落ちて来たときその気の毒《どく》ないちばん丈の高い花が、あまりの白い興奮《こうふん》に、とうとう自分を傷《きず》つけて、きらきら顫《ふる》うしのぶぐさの上に、だまって横《よこた》わるのを見たのです。

 ガドルフはまなこを庭から室の闇にそむけ、丁寧《ていねい》にがたがたの窓をしめて、背嚢のところに戻って来ました。

 そして背嚢からさな敷布《しきふ》をとり出してからだにまとい、寒《さむ》さにぶるぶるしながら階段にこしかげ、手を膝《ひざ》に組み眼をつむりました。

 それからまらずまたたちあがって、手さぐりで床《ゆか》をさがし、一枚の敷物《しきもの》を見つけて敷布の上にそれを着《き》ました。

 そして睡《ねむ》ろうと思ったのです。けれども電光があんまりせわしくガドルフのまぶたをかすめて過ぎ、飢《う》えとつかれとが一しょにがたがた湧《わ》きあがり、さっきからの熱った頭はまるで舞踏《ぶとう》のようでした。

(おれはいま何をとりたてて考える力もない。ただあの百合は折《お》れたのだ。おれの恋は砕けたのだ。)ガドルフは思いました。

 それから遠い幾山河《いくやまかわ》の人たちを、燈籠《とうろう》のように思い浮《うか》べたり、また雷の声をいつかそのなつかしい人たちの語《ことば》に聞いたり、また昼の楊がだんだん延びて白い空までとどいたり、いろいろなことをしているうちに、いつかとろとろ睡ろうとしました。そしてまた睡っていたのでしょう。

 ガドルフは、俄かにどんどんどんという音をききました。ばたんばたんという足踏《あしぶ》みの音、怒号《どごう》や潮罵《ちょうば》が烈《はげ》しく起《おこ》りました。

 そんな語はとても判《わか》りもしませんでした。ただその音は、たちまち格闘《かくとう》らしくなり、やがてずんずんドルフの頭の上にやって来て、二人の大きな男が、組み合ったりほぐれたり、けり合ったり撲《なぐ》り合ったり、烈しく烈しく叫《さけ》んで現《あら》われました。

 それは丁度《ちょうど》奇麗《きれい》に光る青い坂《さか》の上のように見えました。一人は闇の中に、ありありうかぶ豹《ひょう》の毛皮《けがわ》のだぶだぶの着物をつけ、一人は烏《からす》の王のように、まっ黒くなめらかによそおっていました。そしてガドルフはその青く光る坂の下に、小さくなってそれを見上げてる自分のかたちも見たのです。

 見る間に黒い方は咽喉《のど》をしめつけられて倒《たお》されました。けれどもすぐに跳ね返して立ちあがり、今度《こんど》はしたたかに豹の男のあごをけあげました。

 二人はも一度組みついて、やがてぐるぐる廻《まわ》って上になったり下になったり、どっちがどっちかわからず暴れてわめいて戦《たたか》ううちに、とうとうすてきに大きな音を立てて、引っ組んだまま坂をころげて落ちて来ました。

 ガドルフは急いでとび退《の》きました。それでもひどくつきあたられて倒れました。

 そしてガドルフは眼を開いたのです。がたがた寒さにふるえながら立ちあがりました。

 雷はちょうどいま落ちたらしく、ずうっと遠くで少しの音が思い出したように鳴《な》っているだけ、雨もやみ電光ばかりが空を亘《わた》って、雲の濃淡《のうたん》、空の地形図をはっきりと示し、また只《ただ》一本を除《のぞ》いて、嵐に勝《か》ちほこった百合の群《むれ》を、まっ白に照《て》らしました。

 ガドルフは手を強く延ばしたり、またちぢめたりしながら、いそがしく足ぶみをしました。

 窓の外の一本の木から、一つの雫《しずく》が見えていました。それは不思議にかすかな薔薇《ばら》いろをうつしていたのです。

(これは暁方《あけがた》の薔薇色《ばらいろ》ではない。南の蝎《さそり》の赤い光がうつったのだ。その証拠《しょうこ》にはまだ夜中にもならないのだ。雨さえ晴れたら出て行こう。街道の星あかりの中だ。次の町だってじきだろう。けれどもぬれ着物をまた引っかけて歩き出すのはずいぶんいやだ。いやだけれども仕方《しかた》ない。おれの百合は勝ったのだ。)

 ガドルフはしばらくの間、しんとして斯う考えました。

2021-03-17

加賀美ハヤトの魂

WITHINを聴いて一瞬でファンになった人間日記です。

初めて聴いた時は衝撃がでかすぎて1時間くらい聴いてました。だんだん考える力が出てきて、うわ顔いいなとか、声めちゃくちゃ通るなあとか考えつつ、アーカイブに行きました。

めちゃくちゃ好きだこの人。超好き。

語り口は穏やかで聞きやすく、かつ本人の感情がよく伝わってくる。かっこいい大人として見ていると急に男の子の部分が出てくる。でもちゃんと一本の筋が入ってる。

歌えば普段の穏やかさとは別の荒々しさや色気が出てくる。

TCGの話をよくしてくれてるのも嬉しかった。

この人を推すと決めた。

10年以上オタクやってるけど生きた存在推しになるのは初めてだった。今までは漫画アニメキャラ推しだったし、その推しもなぜか死にがちだった。知った時には原作が完結していたり、原作の中で死んでたり、推す過程で死んだりした。

から加賀美ハヤトのことを知れば知るほど毎日しかった。ほぼ毎日配信してくれる。Twitterが動いている。リツイートファンアートを回してくれる。オンラインライブで動いて歌う社長を見て、ずっと泣いていた。あ、この人、ほんとにいるんだ。ここで歌ってる。

もっと知りたかった。

今までバーチャルYouTuberには馴染みがなかったから、いろいろと調べて行った。その過程で、中の人、俗に言う「魂」「前世」のことを知った。そらそうだ。現実である以上、必ずアクターがいる。当たり前。ただ、デリケート話題なのはよくわかる。野暮だ。ハリーポッターを見て、「ただのCGだろ」というくらいには無粋だと思う。

当然、社長にも中の人がいる。が、前世があることは予想してなかった。実況や歌い手にほぼ触れずにきたせいもある。

調べていくうち、「加賀美ハヤトの前世タラチオ」ということが目についた。野暮だ、と思いながら、タラチオさんの動画を開いた。

めちゃくちゃ似ている。本人だと言われたら信じるだろう。YouTubeTCG対戦動画での笑い声や話している時の声を聞けば聞くほどそうとしか思えなくなってきた。無論、ただの推測だ。ものすごく声の似た別人という可能性もある。ただあの歌声赤の他人という可能性を考えられなかった。

私の好きな歌をタラチオさんが歌っていた。社長が歌ってくれたら、こうなるんだろうな、と、すとんと腑に落ちた。

加賀美ハヤトの魂がタラチオさんということを仮定すれば、彼は今二足の草鞋を履いている。タラチオさんは今も活動していらっしゃるし、なんならライブだってしている。社長はこうして毎日配信してくれている。

どっちが本当なんだろうか、という気持ちが頭をもたげてきた。もしかたから、もしかしたら、加賀美ハヤトはそのうちいなくなるんじゃないだろうか。生身での活動の方がよほど楽なはずだ。事務所所属よりも、個人の方が自由に動けるのかもしれない。もしかしたら、

ぐるぐる考えながらYouTubeを開いて、もはや癖になっている動きでWITHINをタップした。毎日聴いている。

すごくかっこよかった。

4ヶ月前に聴いた時、ただ歌詞としてしか認識していなかったものが、加賀美ハヤトの言葉として目の前に叩きつけられていた。

社長は初配信でこの曲のショート版を流したらしい。つまり歌声を速攻で出したということだ。これだけの魅力ある歌声が、埋もれるはずがない。初配信の時に、私と同じことを考えた人がいたはずだ。その人たちにも、この曲は届いたはずだ。

「重ねないで名付けないで この声の在り方」

「この音だけは否定させない」

「啓かないで導かないで 暗がりを愛して

祈らせて この造花が枯れるまで」

All it is WITHIN」

ショートとはいえ、初配信で、これを。

わかっていたんだろうか。わかっていたんだろうな。覚悟したんだろうな。

もう一回聴いて泣いた。社長の人となりはアーカイブを追うかぎりではあるけれど知っている。音楽で嘘をつくような人では絶対にない。この人ほど全力で歌ってはしゃぐ人を知らない。あの3D配信が信じられない人はいない。いたとしたらそいつはひねくれすぎている可哀想なひとだと言い切れるくらいには。

加賀美ハヤトは加賀美ハヤトとして生きていることを理解した。タラチオさんはタラチオさんとして生きていることも理解した。彼は彼であるだけで、ただそれだけ。

it」がなんなのかなんて考えなくてもわかる。全てが彼のうちにある。

ぐちゃぐちゃになっていた気分が落ち着いてからタラチオさんの歌を聴く。上手い。好き。これはもう実質社長

社長アーカイブを見る。面白い。好き。やっぱり社長A型殺しだよ。

加賀美ハヤト、推します

社長ありがとうあなたを見つけられたから、私は今生きています。ボイスドラマまで絶対死ねない身体になってしまいました。もちろんその先も、社長活動するかぎり死ねません。

どうか身体に気をつけて。タラチオとしての活動も、これから追います。生きていてくれてありがとうタラチオがいたか加賀美ハヤトがいる。Grotesque最高でした。

ただ私はやはり加賀美ハヤトが推しなので、社長としての活動の方が好きです。好みの問題ですね。YouTubeで仲の良い方が上げている動画タラチオさんがいるとニコニコしてしまます推しラフに付き合える友人がいるということはとても良いことです。アラサーランク帯のコラボも大好きです。コラボ配信待ってます

加賀美ハヤトは、いいぞ。

心の底からおすすめします。こんなにカッコいい大人で、全力で遊ぶ男の子で、とんでもなく良い歌声の人を、私は知りません。

これから何があっても、あなた推します。いつか卒業したり、万が一炎上してなし崩しに引退したとしても、あなたの歌を忘れません。

2021-03-01

もうこんなん言われ尽くしてるけどおそ松さん監督脚本変えてくれ

両者はオリジナル長編アニメに向いてなさすぎる つまらん 3期まで待ってくれてたオタクへの変な擦り寄りが多すぎ きもい

彼らはなんかいい話とか映画くらいの尺ならきっとうまいこと作れるんだろうね 映画はまだ出来良かったよ ファンムービーだったけどね 2期はクソみたいなつまら天丼やらかしファンムービー作って今度は二次創作物逆輸入アニメ自分考える力ないなら普通にコンテンツ潰しだから降りて

我々が好きなのはおそ松さんというコンテンツであって監督脚本キャスト人の内輪ネタあるある既存キャラ再現する人形劇には興味ねぇんだわ

2021-02-27

発達障害プログラマになってはいけない3つの理由

自分一人でコンピュータに向かい合ってはいけない

ググって解決できるのは趣味プログラミングだけ。

自分が抱えている問題を的確に上司や同僚や他部署メンバーに伝えなければ死ぬ

それ以前に、抱えている問題を話せる間柄を保てる能力がなければ問題外。

IT業界では、一人で抱え込むことは絶対悪

メンタルの弱さは致命的

プログラマSEは、怒鳴られる、問い詰められることこそ仕事かもしれない。

自分に非があるかないかなど関係ない。

スルー力の源泉である前頭前野が足りない者は、

精神疾患により考える力が奪われ即つまみ出される。

③何よりも気合根性

何をやっても続かない性格はありえない。

叱責、罵倒理不尽、そして何よりも劣等感に打ち勝つ継続精神は、

エンジニアスタートラインへの切符だ。

ADHDのような問題先延ばしが、プロジェクトを燻らせ、確実に炎上へと導く。

2021-02-23

anond:20210223174553

ガイを笑うのはガイ

ええっ 匿名からってカンタン差別用語使っちゃうのかよ…

しか認定論理も雑だし。

自分考える力のない無能です、って自己紹介しかなってないよ…

2021-02-17

anond:20210217122954

4コマの方が作者的に楽なんじゃね

コマ割り考える力がないのか、コマ割り考えなくていい分早く制作できるっていうメリットを取ってるのかどっちか

2021-01-25

なぜソシャゲネトゲツールを使ってはいけないのか

動作保証できないか

ツールを使われると人間普通に画面をタップしていたのでは不可能行為が出来てしまます

いわゆる「直接叩く(HPの画面をクリックするのではなくURLを直接入力してページに飛ぶようなもの)」と表現されるような、本来アクセス出来ないデータアクセスするような行為も行いかねません。

そうなるとゲーム動作保証できなくなります

場合によってはユーザーゲームデータが破損することだって考えられますが、その場合公式保証を行うことは出来ません。

そんな状況で食い下がられても面倒なので最初から禁止しています

機密情報へのアクセス不正操作を行われるから

いわゆるぶっこ抜き(ユーザーが直接アクセス出来ない空間から数値・画像を抜き取ること)やハッキング対策です。

まあ普通に犯罪ですね。

犯罪迷惑からやめろとやんわりと言ってるだけです。

人間意思決定を伴わない行為禁止

商業ゲームにはお金が絡みます

自動化マクロ暴走して不本意課金を行ったり、間違ってキャラクターを削除したからと補填を求められても困ります

ゲームにおけるあらゆるユーザー側のあらゆる行動は毎回人間による意思決定を経由している事は、お金が絡むゲームにおいて必要不可欠な要素です。

そのため、意思決定を伴わない操作を行うツール使用禁止、少なくとも自己責任とされています

公式が言ってるから

難しいことを考えられない人はこれでいいしょう。

個人的には「先生死ねと言ったら死ぬのかお前?」と小学生みたいなツッコミを入れたくなる程度には、オツムの程度が小学生な回答ではありますが、考える力が足りない人にとってはまさに模範解答と言えます

ダメものダメ相手が嫌といったらやらない、お互い人間なんですからそういった事をちゃん大事しましょう。

それが無理だと感じたら、相手との関係固執せずに縁を切るべきです。

[] #91-2「13人の客」

≪ 前

13人の客、その1人目は教職員自称する者だった。

なぜ「教職員だった」ではなく、「教職員自称する者」と表現たかって?

俺はこの客を教職員だと思っていないかである

「『エースコックがいた教室』を観たんだ」

「へー」

「まあ子供にモノを教える立場としては観ておいて損はないだろうと思って」

その客は最近観た作品や、それに対する感想を話し始めた。

食育の中でも、命を食べることに焦点を当てた作品でね。子供自分考える力を与えている」

「はあ」

その過程で紡がれる言葉、振る舞い、価値観、どれをとっても教職員のそれだ。

しかし、俺はなんだか違和感を覚えた。

上手く言えないんだが、俺が知っている教職員という人種は、もっと人間くさい生き物なんだ。

身なりは整えても高潔さとは無縁で、地に足が着いているか靴底は泥まみれ。

教職員といっても色々あるだろうけれど、現場で生きる人間は大なり小なりそういうもんだろう。

だが、その客は違った。

自分教職員だと言って、教職員っぽいことを喋っている人間

酷く不気味に思えたが、それでも俺は水飲み鳥に徹し続けた。

この客が実際のところ何者であれ自分には関係のないことだし、やることだって変わらない。

実際に教職員をやっている人間も、自分のことを教職員だと言っているだけの人間も、赤の他人である俺にとっては同じなんだから

====

13人の客、その2人目は酒造りに関係した仕事をしているらしい。

この客もまた、本当に酒造りに携わっているかは怪しい人物だった。

MAIN監督の『WEDNESDAY』って観たことある?」

「うーん観たことあるような、ないような……あらすじを言ってくれたら思い出すかもしれません」

「酔っ払ったサラリーマンが、特殊部隊とかヤクザ相手に大暴れする邦画なんだけど」

「すいません、その説明で思い出せないなら俺の記憶にはないです」

客は映画に出てくる酒が、いつも扱いが悪いことに腹を立てていた。

映画業界の奴らは、酒を酔っ払って物語を動かすだけのツールだと思っている。酒には職人達の涙と汗が文字通り入っているのに」

客はそう愚痴りながら、酒の色んな種類や製造方法をくどくど説明し始めた。

「こう、素手でわさわさ~ってやるわけよ。衛生面とか気になるかもしれないけど、菌を増やすためにあえてやって「るの」

「はあ……」

「麹の近くには仮眠室があってね。具合を確かめるため、すぐ近くの部屋で寝泊りしているんだよ」

酒が飲めない俺は水飲み鳥になるしかない。

ティーンエイジャーが酒について言える事は限られている。

仮に飲める歳だったとして、この客はビデオ屋バイトに何を期待しているんだ。

ひょっとして、現在進行形で飲んでいるんじゃないのか。

そう思って鼻をすすってはみたが、その客からアルコール香りは漂ってこなかった。

この客はシラフで絡み上戸なのか。

しろ酒を飲んでいてくれた方が納得はできた。

酒税法も細かく設定されてる割には、みなし制度があったりガバガバすぎる。そのせいでストロング系とかの安い悪酒が出まくって、それを持て囃すアル中蔓延って一般人を困らせるんだ」

こっちも今まさに困っている状態なんだが、この客には分からないようだった。

次 ≫

2021-01-17

anond:20200721013244

この本は数学書ではない。あまりにも内容が無さすぎる。そして、文芸作品としても大して完成度は高くない。

バカ発見器みたいなもの数学コミュニティ出版コミュニティ内の社交辞令ではなく、この本を「面白かった」「よく分かった」なんて言ってるのは、「自分は専門書を読んで利口ぶりたいがその実考える力の無いバカです」と告白しているようなもの

2021-01-01

明けましておめでとう増田ございますマイ座五打住まうとで明尾手島ケア回文

とーしのはーじめの、たちつーてとー

おーわーりなーきよの、なにぬねーのー

まつたけたーべて、まみむめもー

祝~うきょーおこそ、さしすーせそ~。

正月の歌歌ってみました。

ドンドンヒューヒューパフパフ!

ハッピーニューイヤー!!!

ということで、

昨今ドンドンヒューヒューパフパフも

ヒュージャックマンさん國府田マリ子さんや桃の天然水でお馴染みの華原朋美さんしかもう言わないけど、

私は今年も言い続けようと強く決意改めてしました。

改めまして明けましておめでとうございます~。

この三が日は私は2021ニューイヤーパーティー眼鏡をかけて増田を書くわね。

2021になってメガネの部分の丸の数字がなくなっちゃったから

今年はどんなニューイヤーパーティー眼鏡になるかと思ってたら、

普通に眼鏡の上に数字が2021のっかっているデザイン安心しました。

ぜんぜん数字の部分活かせてないけどね!

さて!ということで、

私は今日も良い香り

朝風呂銭湯決めてきました。

歩いて行ける銭湯が周りには何カ所か銭湯あるのに、

元旦からやってんのは「○○先生作品が読めるのはジャンプだけ!」級にここだけ!

あいつも行ってるところの推し銭湯なんだけど

やっぱり今年も気合い入ってんな!って元旦早々から思うわけなのよ。

正月三が日は柚子湯なのかな?

柚子香りがいいにおいです。

しかも早々に熱々の押すな押すなの押すパターン

ダチョウ倶楽部さんも沸いてないよーとは言わせないよ!なぐらい

熱々の湯船は年配ベテランも満足の湯加減!

私は熱すぎるんだけど、

今日はやけに熱すぎるくない?って

押すな押すなの押すパターン温度な湯加減なわけなのよ。

まりに熱いし、

そして元旦と言うこともあり、

まるで血で血を洗う、

もとい芋を洗うような湯船の混雑具合で

おばあちゃんなんか

ネットに入ってる柚子洗おうとしてるし、

うそれ洗わなくてもいいわよって言いたかったけどね。

本当に元旦人が多かったから、

私はほんの24秒ぐらいで出たんだけど、

まあタイム的には24秒の告知タイムは上出来なんじゃないかしら?

ってそれ熱湯コマーシャルやないかーいって

そんな即効で上がったわけなんだけど

明日以降はちょっとは、

よその銭湯オープンし始めることだろうし、

人出の多さは芋を洗うようなとはまではいかない程度にとどめて欲しいところね。

私は早々に24秒の告知タイムで告知をした後、

年賀状に勤しんでいるわけ。

9時にはもう年賀状届いていたから、

どんだけ郵便局も今年気合い入ってんのかしら?って

正確には8時50分にはもう投函されていたわ。

もう今年は干支も決まるのが遅かったし、

いつものパターンで年明けに年賀状をお返事形式で書くんだけど、

さっき印刷が終わってインクが乾いたところよ。

これから年賀状お返事書きます

さて!

今年も明けたからって、

からなんかの特別新春企画があるわけでもないんだけど、

私はテレビ大晦日見なくって、

あれって見ちゃったら止められない止まらなくなるし、

その日の時間テレビって年越し夕方18時ぐらいか

6時間ぶっ通しぶち抜きでやるじゃない!

そんなテレビで6時間いらないなーって

エムワンとかも1時間ぐらいの時間でシュッとコンパクトにやって欲しいものよ。

でもテレビの人は5分で済むことを

3時間に伸ばす仕事だ!ってよく言い聞かされていたから、

まあその気持ちも分かるわ。

もはや新年早々にマイナスなこと言っちゃってごめんなさいなんだけど、

それなら私はメトロイド早くクリアさせる!って意気込みで年越したわ。

あ!年越し瞬間には地球にいなかったけど!ジャンプしてて!

みたいな!小学生みたいなことはしてなかったけど、

一つ謝らなくちゃいけないことがあるの。

メトロイドで1つ倒せないボス

倒せないというか倒し方が分からない終盤のロボット掃除機みたいなボスがあって、

ネット攻略法を見てしまったわ。

考える力を養うためにと脳トレ感覚と思って始めたのに、

だってだってよ!

第三形態からどうやってダメージ与えたらいいんだよ!

まったく分かんなかったの。

もうお手上げ猫驀地!

攻略法を見てしまって秒で倒してしまった

愛しさと切なさと心強さをもってしても倒せなかったボスネット攻略法を見てしまって良いのか!って葛藤葛藤を破ってまで私はボスを倒さなくちゃいけなかったの。

これだけはほんとうに「お綾や母親にお謝りなさい!」級の早口言葉で3回連続で間違いなく言えるぐらいに謝るわ。

あともうスペースジャンプをゲットしてから

未到着のマップを塗りつぶすためにスペースジャンプを繰り返す毎日

メトロイド倒しに行くよりまずはマップを埋めるの!

もうこれからは本当に攻略法を見ずに

脳トレ感覚で謎解きできるか不安だけど

残り4体ぐらいのメトロイド殲滅させるために私は今日は本腰を入れて頑張るから

その後に楽しみにしている、

新進シャンソン歌手総出演新春シャンソンショー!を観に行くわ!

うふふ。


今日朝ご飯

夜な夜な起きていたので朝ご飯ご飯ごっちゃになりそうだけど、

新春ハムタマサンドイッチ!今年もこいつあー縁起がいいやい!って意気込みでサンドイッチ屋さんも開いていたか

気合い入ってるわね!

本当はロースビーフサンド狙ってたんだけどなかったので残念。

デトックスウォーラー

天の美禄ウォーラーです。

辞書で調べてみて下さい、なんつって。

まあ三が日ぐらいはDSやりまくっていいじゃん!


すいすいすいようび~

今日も頑張りましょう!

今年もどうぞよろしくお願いいたします!

2020-12-19

選択と集中」的なものを全部ひっくるめて馬鹿にするのもニセ科学お気持ち主義だよね

教育分野へのテコ入れとしての「選択と集中」はまさしくゴミだったけど、一般的な「勝ち目がある分野に投資して、勝ち目が薄い分野は諦めることで全体での生き延びる道を探る」は極めて当たり前の戦略なのに、それさえ馬鹿にするならお前は何が言いたいんだよって思うわ。

冷笑主義は、『自分は賢い』と思い込みたいが、『実際は考える力すらロクにない』人間のための麻薬のようなものだ」みたいな言葉を昔聞いたことがあるけど、今のネットにはびこる何でもとりあえず上から目線馬鹿にしていくけど何の対案も出せない人達はまさにそれだよね。

2020-12-13

毒親持ちの元親友が多分死んでる話

誰に話す気にもならないが、溜め込んでるよりは書き捨てたほうがまだしも供養になるかもしれない。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そいつの親から鬼電かかったけど無視

非情と思われようと、もう関わり合いになりたくない。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そいつは、もう何年も拒食症かなんかなのか、骨と皮だけのガリガリで、

死相が出てるというか、もう長くないだろうなって思ってた。

余りの痩せ方に周りが心配してなにか食べろと進めても、水の一滴すら口にしなかった。

ウチの親がそいつを指して「あれじゃきっとセイリも来てないと思うわ」

とか言うのにも、行き場のないモヤモヤゲスいんだよ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ウチの親は、そいつそいつ母親のことも嫌っているが、

しかし、私とそいつ小学校の間ずっとベッタリの親友だったのは、

私とそいつが似た者同士だったからだ。

小学校ではじめてそいつに会ったとき

同じグループの子からぽっちゃりからポチャみたいなニックネームで呼ばれていた。

でも、別にそんなに太ってたわけでもなかったように思う。

それより、真っ黒でまっすぐでツヤツヤの長い髪をしていて、

綺麗で羨ましくて、もうやめてと言われるまでしつこく触らせてもらったような記憶がある。

さらさらと指から髪が流れていく感触がどうしようもなく心を惹きつけて離さなかった。

私は、天パだったし髪を伸ばしたことがなかった。

小学校中学校も、ずっと短髪だった。髪が肩にかかったことは一度もない。

私の母親は「子供の髪は短いものなの」という絶対ルールを持っていて、

泣こうが喚こうが逃げようが、最後には床屋椅子に座らせられた。

今でも私は美容院キライだ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そいつも、小学校入学時にはロングヘアだったはずなのだが、

三年生になる前には短髪になっていた。

ツヤツヤ過ぎてリアル天使の輪ができていた、

日本人形みたいなキレイな髪だったので、

どうして切っちゃったのと惜しがって何度も聞いたけど、

そいつがなんて応えたかは覚えてない。

でも、そいつとつるんでいるあいだずっと、

小学校でも中学校でも、そいつはもうずっと同じ短さに髪を揃えていた。

私は、高校に入ってからはどうにか髪を伸ばすことが出来た。

親の意向無視することができるようになった。

高校卒業して、服も自分で選ぶようになった。

でもそいつは、大学の時も、成人式の時も、最後に会った時も、

小学校のころとまったく同じ、短い髪をしていた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

髪型だけじゃなくて、そいつ成人式にもチェックのスーツみたいな服を着ていた。

周りじゅう華やかな振袖だらけのなかで。

誰も表立って虐めたり笑ったりはしなかったけど、

なんだか異様というかヒソヒソはしていた気がする。

今だったら、性の多様性ってことでスルーなんだろうけど、

でも、あれはそういうのじゃなかったと思う。

皆はそう思ったかもしれないけど。

私とそいつは、母親による女性性の抑圧、を受けていたんだと思う。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そいつの親よりは私の親のほうがいくらかマシではあった。

そいつ母親に虐め殺されたも同然だけど、

私はまだ生きている。髪を伸ばし、好きな服を選ぶ。

ヒールと化粧は覚えなかったけれど、まあそれはいい。

私は成人式卒業式では着物を与えてもらえた。

私の母は矛盾した信条というか、娘の髪を結うことは一度たりともなかったが、

ピアノを習わせたり、フランス人形を買い与えたり、籐家具を与えたりした。

別にいらない、嫌だと言ったけど、母自身子供のころ欲しかったものなんだってさ。

あ、ピアノ祖母が孫娘に買いたいというから、じゃあ習わせようってことだったのかな。

まあ、ウチはその程度だったけど、

そいつの家、そいつの部屋に遊びに行ったとき

所謂女の子らしいものは何もなかったような気がするのだ。

ウチと違って、どこもかしこもさっぱりと片付いていた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そいつ母親は、いつ見てもそいつとまったく同じ短い髪型で、

GジャンにGパンという恰好だった気がする。バイクサッカー観戦と甲斐バンドだかが趣味だと言っていた。

私とそいつは、程々に外遊びなどもしたが、

ずっと机でイラストを描いてるようなオタク気質だった。

毎週少年ジャンプの話をしていたような気がする。

家にない本や図書館児童書以外の本を読むようになったのは、そいつが教えてくれたからだ。星新一とか筒井康隆とか。

私の母は、皮肉作風、ひねくれた作風が嫌だと言ったけど、本を取り上げたりはしなかった。

母の回りくどい意向を汲まないと、「あんたは可愛げがない、態度がかわいくない、子供は素直じゃなきゃ」とかは、よく言われたが。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そいつとは小学校を挟んで家が反対方向だったので、

放課後は違う女の子と遊ぶことが多かった。

三姉妹末っ子の子や、地元パチ屋の子とよく遊んだ

そういう子は、少年ジャンプじゃなくて、りぼんなかよしを読んでいた。

ぬいぐるみをたくさんもっていて、男性アイドル流行りの歌の話をした。

の子たちは髪型しょっちゅう変えていて、かわいい髪飾りを持っていた。

悪気なく「あなたも髪を伸ばしたらかわいいのに」と言った。

遊びで私の髪を梳いて、結ってくれた。

の子たちのことが嫌いではなかったけれど、

ずっと一緒にいると、多分私は羨ましくて辛かった。

私と同じに、ずっと髪を短く切られていて、スカートを持っていないそいつと一緒にいるとラクだった。

母親に疑問や不満を抱かなくて済んだ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そいつは、成績も良く、イラストもかわいらしかった。中学からは疎遠になったので伝え聞きだが、

旧帝大に行ったらしい。マイナー学部だったらしいが。ググッたら、そいつホームページがまだ残っている。

今だったらピクシブやってたんだろうが、当時はあれが流行りだったものだ。

日記もあるが、悩みや病気内面に関することは何も書かれていない。

家族の仲良し面白エピソードが書かれている。

中学から疎遠になったし、高校は別だったので、その頃のことは知らないけど。

私もそいつも、大学進学で地元を出た。

それで一度偶然、帰省電車で会ったのだが。

後ろ姿を見た時、「ずいぶん髪のきれいなおばあさんがいるな・・・?」と思った。

小柄なのはアレだが、変に生気に乏しいとでもいうのか。

ファッションおかしかったんだと思う。

かぶかよれよれのメンズウインドブレーカーか何かを着ていて、

息子の服を頓着なく着ちゃう系のおばさんっぽかったのか。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

成人式スーツもそうだけど、ほんとにメンズの服しか持ってなかったのかな。

小柄だったけど、デブとかブスってことはなかったと思う。

縄文系というか、小動物系というか目がくりっと大きかった。

髪質も恵まれてるし、手入れすればそれなりに映えた容貌だったはずだ。

面食い自分毎日見ても不快ではなかった。

でも、そういえば、

そいつ母親は、私とそいつが並んでいるのを見て、

我が娘の不器量さを嘲笑ったっけな。

「お前は顔がでかいねえww」みたいな。

その時の、居心地の悪い気持ちはよく覚えている。

私の隣で、私の友人が、私をダシに、実の親に貶められている。

いや、地獄かよ。

しどろもどろになにかフォローをしたような気もする。

私のほうがずっと成績が悪いですし、とか。

いやそれフォローか?まあもう記憶が定かでもないけど。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

私の母親は、子供の頃は頑として私の髪を切り続け、

髪を伸ばしたいという私の希望却下され続け、

その経緯から、ずっと抑圧や自己否定が鬱陶しく付きまとっているが、

まあ、高校以降はほぼそういう行為は無かった。

進学も希望通り、金銭的にも十分にしてもらえた。

流行りの服を買うこともできたし、趣味私生活に口出しされることもなかった。

周囲の友人から学んで少しづつ、女性らしく装うことを覚えていった。

オタク気質生来のもので変わらなかったが、脱・喪女はそれなりに出来た。

そいつは多分、そうではなかった。

大学行って、一人暮らしはできていたのかもしれないが、

母親の束縛や支配内面化してしまってたのかもしれない。

心の中の母親が、そいつの髪を切り続けていたのかもしれない。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

昨今の性の多様化からすると、そいつ髪型服装趣味嗜好はそれほど奇異なものでもない。

肉体的に女性でも、精神的には男性だとか珍しい話でもない。

そいつ自発的に、自然に、ただ好きで、

髪を短くし、メンズの服を着て、ミリタリーバイクサッカーを愛していたなら、

それはそれで良かった。

そいつ母親は、そういう姿でピンピンしている。

でも、そいつは多分そうではなかった。

生来の女らしさを抑圧され、取り上げられ、

そしてそれが自分だと思い込まされていた。

母親が間違っていると気がついてはいけなかった。

コンフリクトがあって、それが体に出た。

病名は知らないが、拒食でなければああはならないって気もする。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

大学を出て、就職して、

そういえば携帯アドレスや番号の交換をいつしたのか記憶にないが、

就職先のイベント新聞か何かで見たと、そいつは私に会いにきた。

私としては、髪を切られ続け男子のような恰好をしていた時代記憶ごとまとめて、

そいつのことは思いだしたくない相手だった。

折角小奇麗になることを覚えたのだ。

陽キャグループに入ってしまえば、陰キャ時代の友人は格下であり、

根深陰キャコンプを刺激する見たくないモノになる。

仕事時間内は客としてもてなしたが、

プライベートで会いなおしたりはしなかった。

そいつ空気を読んだのか、

それても痩せこけてしまって遊びに繰り出す体力はなかったのか、節度を持って訪れ、帰ってくれた。

いや、水の一滴も口にできないんだから食事や飲みに誘われるはずもなかったのか。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

しかし、一度ならず数回ほどそいつイベントに客としてやってきた。

ヒマだったので話をしたが、内容はほぼ覚えていない。

ああ、人混みでぶつかられてコケて顔ぶつけて、総入れ歯になった話だけは、

インパクト強烈過ぎて覚えてるけど。ドン引きしたわ。

いや、その若さでそうはならんやろ・・・っていう。

転んで受け身をとれないことにしろ、骨密度しろ

もう回復不能分水嶺越えちゃってるな、もう死ぬんだろうな、と思ってしまった。

しかし、そんな話をそいつ世間話、笑い話のトーンで話した。ような気がする。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

私になにかを聞いて欲しくて訪れていたのかもしれないが、

私が迷惑そうにしていたから切り出せなかったのかもしれないし、

物知りで成績優秀者だったプライド邪魔をして切り出せなかったのかもしれないし、

同伴していた母親や、周りの人間が気になって突っ込んだ話ができなかったのかもしれない。

しかし、そいつ自分日記にさえ書けないことを人に相談できたかというと、できなかったかもな。

藁にも縋る思いだったかもしれないが、

疎遠になった旧交を温めに来るより、「毒になる親」系の本でも買ってみて

カウンセリングとか行けたら、生き残る道があったかもしれない。

というか、そいつ自分が病んでいる原因が母親だと疑ったことがあっただろうか?

気がつきたくないまま、気がつかないまま、体力が落ち、考える力もなくして死んだのだろうか。

いや、そういえば鬼電がかかってきたか訃報と決めつけているが、

フツーに峠を越して生きてるのかもしれないな。

もう、それを知りたいとも思わないのだが。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

既に超長文だけど、続きもあって御免。

https://krsw.5ch.net/test/read.cgi/mental/1607548535/l50

2020-12-07

都立中高一貫校の受検対策について

https://togetter.com/li/1632892中学受験生の『1月分』の塾代のあまりの高さに驚愕する人たち「新卒初任給より高い」「どんな世界なの…」 について。

当方について

2児の父。といっても、ふたりともすでに高校生

二人とも都立中高一貫校へ進学。ただし諸事情により、別々の学校へ進学。

の子大手進学塾に6年生から通わせた。塾費は毎月3.5万円くらい、夏冬は+5万くらい。下の子は通塾せず。

https://togetter.com/li/1632892について

月額としてはふつうにありえる金額だが、冬期講習は思いっきりカモにされている。

入試問題はこんなかんじ。https://www.metro.ed.jp/koishikawa-s/guide/test.html

以前、中学入試対策でやっていたようなパターン化された受験対策必要なく、思考力・読解力・表現力を試そうとしている。

とはいえ、まったくパターンがないわけではなく、入試問題である以上、ある程度の対策可能なのだが、それを網羅的に詰め込もうとすると子供家計にひどい負担がかかる。

中高一貫校ターゲットにした塾では、いわゆる算国理社の基本的指導のほか、過去問題や似たような傾向の問題を中心に、どうやって考えていけばいいのを教える。

どんな子も、親切に指導されると、ある程度、回答できるようにはなると思う。

だが、塾に行ったからといって、合格に見合う回答をできるようになるかは別問題

あと、都立中高一貫校は「入学試験」ではなく「適性検査」、「受験」ではなく「受検」と表記するのが正しいので、「中学受験」と書くこのツイ主は多少認識が甘そうである

実際の入学者について

それぞれの学校保護者会的な活動をしているのでよくわかるが、たしかに優秀な子が多い。しっかりしている親も多い。

ただ、課金額と合格率にはあまり相関がなさそう。

3年生から塾に通った子もいれば、ほとんど通わなかった子もいるからだ。

課金たから入れることになった子もいると思うが、それと同じくらい、さほど課金しなくても入れた子がいる。

ブコメにある「3塁ベースに生まれる」というのは、この子が無事合格して初めて入えることなのではないか

とはいえ、受検対策課金しなかった親も、ほかのことには課金している気がする。ピアノバイオリン英会話など。

ということもあって、結局、親の文化的資本が子の入学率に影響を与える可能性は多大にあると思う。

どうやったら都立中高一貫校合格できるのか。

うちの場合は「親が一緒に勉強をすること」がいちばん効いた。

子供が解いた過去問を、両親それぞれが子供の目の前で考えたことを声に出しながら解いていく。

(必ずしも、ベストな回答をできる必要はない。)

適性検査問題は回答の仕方がひとつに定まらないことが多いので、「多様な考え方」や「ことなる解き方」を見て、それを今までの自分が育てられた環境と重ね合わせることでその子ならではの回答の仕方がかたち作られていく。

それを数ヶ月みっちりやれば、本を読む習慣があって、学校で習うレベル学習ができる子ならなんとかなると思う。

ツイ主は両親が高学歴でも太刀打ちできないと書いていたが、それは自分たちの思考力がないからではないか知識を問うものではないのだし。

そういう親は、多分やみくもに課金せざるを得ないのだろうし、そういうやり方だと合格必要自分考える力がつくかはサイコロを投げるようなものだと思う。

うちの場合は、上の子を通じて、通塾は受検対策としての最適なアプローチではないと学習できたので、下の子は通塾させず模擬テストだけ利用させてもらった。

あとは、たくさん遊ばせて、おもしろそうな本や記事動画を紹介して、子供の考えをよく聞いて、子供に考えさせて、一緒に過去問をやって...っていうことで受検対策は十分だった。

実際に、兄弟全員、都立中高一貫校入学させている親も多く、そういう親はいくら塾に投資するかじゃなくて、どうやったら子供自分で考える子になるかを主体においていることが多い気がする。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん