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はてなキーワード: ライトとは

2024-04-27

空白12職歴無し35歳ヒキ上がりパートタイマー3か月目ワイが今日やったこ

ママチャリで33km突っ走る(バイト就職希望工場への往復11kmを3セット)

ローソンで買ったスティックパイスコーンクアトロチーズ味を食す、どちらも美味い

・経路にあった靴屋で980円のアスレシューズライトに代わる靴がないかウィンドウショッピング

・買い出し2カ所(スーパー、徒歩で近所のドラッグストア)

自炊ネギかにかま中華風卵焼きかぼちゃのそぼろ煮、塩もみ白菜の梅ドレッシング和え)

いい感じに運動できて通勤路も把握できたしこれで安心

働くと一日のターン数がガンガン増えていくな、やっぱ不安を消すために行動したほうが断然いいよ

あとはコメが炊けたらメシ食って風呂入ってエロ絵作ってゲームして寝るだけだぜ

俺に必要なのは何かの勉強と猫だな

良い休日だった

2024-04-26

アークライトはシャドハンの一件から未だに悪い印象を引きずってる

空白12職歴無し35歳無職パートおじさんワイ、今日休日ながら午前中に初タイミー

3時間ほど什器搬入するお仕事である

練習しているミュージックアワーを熱唱しつつ10分前に就業先の某ホテルに到着するも

どこから入るのか募集要項に書かれておらず

ド正面から入りフロントの方を困惑させ

しばしのやりとりののち緊急連絡先に電話し無事裏口へと案内される

おそらく日雇い界では搬入=裏口に集合という常識があるのだろう

設営等の軽作業はこれが初めてなワイがそんなことを知る由もない

すまんなフロントの若人よ、ご苦労でござった

さて

リーダー的は28ぐらいの若人、サブリーダー40代中盤、および同士4人に挨拶し、QRコードスマホで読み取り就業である

お仕事台車に積まれ石膏ボード的なパーティションボードや台座がトラックから降ろされ、それを会場へと運び組み立てる作業

会場でパーティションボードをこの胸に抱くのは人生初、石膏ボード運び童貞卒業である

これが中々重く息が上がる

反る背筋に張る三角筋、これだよこれ

男はこの手の全身作業をたまにやんなきゃ心臓も肺も腐っちまうぜ

そういやスーパーでのお仕事ではたまにキャベツが入ったカゴとか持ち上げるぐらいで肩が張ったり息があがるまでの作業はしてないんだよな

一度に2枚抱えられる奴すごくね?重くてムリムかたつむり

ミスして割ると最悪なのでワイは1枚ずつ運びますけどね!

会場へのボード搬入を終えたら台座を指定された場所に置き、パーティションボードの向きを統一しながら差していく

もちろんボードは重く作業をしているとちょいと息が上がる

この若干の筋肉への負荷がいいんだよ若干の負荷が

ボード差し終えるとコの字型の連結金具を上から差し全体の位置を調整して終了

作業時間3時間のところ2時間で終わり

サブリーダーの語るところこれは当たりタイミー、普段の半分の量とのことであった

ラッキーお仕事タイミー童貞卒業とはやはりワイは持っているな

フハハハハ

そのままワークマンに行き靴を吟味

スレシューズライトの底がコンビニの床で滑ってコケそうになるぐらい擦り切れて平らになってて

youtube芸人が紹介していた2980円の耐水シューズに魅力を感じていたがサイズ全然なく

980円のアスレシューズライトを買おうとするも無く片膝を突く

GALLERASとかいうアスレシューズライトみたいな靴が目に付くも靴の側面にGALLERASとデカデカと書かれている

ワークマンってこういう主張好きみたいだけど何が目的なん?ワークマンに求めてるのは安さと機能性だけやで?安物履いて自己主張させたいん?買おうかと思ったウィンドブレーカー肩甲骨のあたりに要らんロゴ入ってて買うの止めたしよ、ワークマンお前なんか勘違いしてないか靴下とかスラックスとかは安いしいいけどよ

ブツクサ言いつつ店を後にし眼科に行って緑内障で処方された目薬の効果を確かめる、眼圧18が12になっており効果てきめん!

ゴルゴも読めたし眼科看護師さんは相変わらずみんな美人で目の保養になりましたわ

ワイが綺麗な女に人扱いしてもらえるのはここだけですわ

これも眼科が用意した付加価値一種美人を見るために目を大事にしようというメッセージなんでしょうな!

でそのまま新たに作った眼鏡ショッピングセンター内のJINSへ取りに行く、保証説明を受けておわり

片目はそのままの度で、片目の度をちょっと上げたら微妙に失敗、前は左目のほうが低めの矯正視力だったのに左目のほうがよく見えるようになってしまい脳が混乱している感がある

左目の度を1段階下げてもらおうかな、JINSは2回までどの調整が無料らしいが眼科処方箋必要らしいめんどくせえなあどうしようかなあと思いつつセンター内他店の靴をウィンドウショッピングする

色々履いてみるも足に合う靴、これがわからず何も買わず

靴のソールが柔らかいほうがいいのか硬い方がいいのか足の指が動くほうがいいのかピッチリのほうがいいのか

からない

そして帰宅掃除して増田に至る

ちなみにすべての移動は徒歩、締めて約9kmで割と歩いたぜ

ん~

今日晩飯何にしよっかな~

休日自炊サボるって決めてるんだよな

のり弁買いに出て味噌汁ぐらい作ろうかな

2024-04-25

SwitchAnother Crab's Treasure

プレイ途中だけど心折れてやめるかもしれないか

いったん記録

・待ちに待ったAGGRO CRABの新作だ

ゴーイングアンダー大好きだし

今回もローグライト(高難易度…?)だし

情報解禁から首を長くして待ち予約入金して楽しみにしてた

・かどかり可愛い!殻によって背中変わるの可愛い

でもモチベ「働きたくない」に共感しにくいお年頃!

でもアラサーになると働きたくないとかほざく余裕は無いんじゃ!

そんなの大前提だしそれでも働かなければいけない現実の圧に屈するし

そんな戯言口を開く余裕あったら「生活」やるんだよ!という境地

・地味にゴーイングアンダーの缶ドリンクでてる!ユニバースや!

あとうまみ人間魚介類食べる時の感想では…?)の

ポンッて音とかパーティー帽子のパプゥーみたいな

音がゴーイングアンダーと同じ音源使ってたり

演出で出る図形モチーフも同じの使ってたり

懐かし嬉しい

ボタンが…押すボタンが多い…!

殻 移動 攻撃 視点カメラ 魔法 ダッシュ 攻撃かわす

・もう序盤の嘔吐婦人で心折れそう

ティーカップゲーよりは易しい!あと100回やれば

できそうな気がする!と鼓舞してるがそういう考え方するのは

無理な時

・これ現時点ではローグライクっていうか

RPG冒険ゲームって感じだけどもう少し進めていけば

ローグライク感出てくるの…?

固定配置(リセットしても同じ)された殻しか

使えないならローグライクちゃうくない…?

もっと頭使わずチンパンさせてくれ

・もちろん簡易設定全振りしとるそれでもこの様よ…

映画 陰陽師0見てきた感想。博雅が博雅だった

原作はとびとびで読んでる。

萬斎版も見てます

以下、過剰な表現感想はしないようにするため、多少感想は回りくどくなる。

先に言っておくが感想賛否であれば賛だ。

もともと今回の映画は期待してなかった。

実際問題として映画の出来は70点届かないくらいかなと。68とか69とか。

シネフィルぶった感じで★5の評価をつけるとするなら★3.6、もしかしたらもっと低くつける人もいるかもしれない。

かといって酷いわけではなく「GW家族で見に行く」のは超おすすめだし、なんか見るもんないしコナンも見たしなぁーって人がふらっと入っても楽しめると思う。

丁寧で難しくもないし、子供向けでもない。でも子供も多分いい経験になるだろうし、大人シニア世代も懐かしいなとか、美術的にも彩色豊かなので萬斎版と違った新しさは感じられるだろう。

原作過激派はネトフリのアニメだって受け入れられないんだろうし映画は見るなと言いたいが、原作ライト層なら楽しめると思う。

厳密に言うと設定は原作からちょっと変更してると思う。

しか原作ではまだ描かれてない部分であるし、原作者もがっつり監修している(監督原作指名である)。原作で二人の出会いが描かれるときは違うものとなるらしいが、それはエンタメ的、商売的な観点ということのようだ。

設定は変わっている。でも好感度は高かったのはなぜか。

世界観」と「主要キャラ関係性」が大きく変わらなかったことだ。

陰陽師という作品は晴明と博雅のシャーロックワトソンコンビで成立する作品だ。

から時代が変わってもこの二人がいれば夢枕獏陰陽師だと認識できる。映画にはちゃんと居た。

ただ今回、原作よりも若い頃の二人という設定なので安倍晴明キャラが少し違うように思う。青く泥臭く、また甘い。

しかしそこに染谷将太が「どうも原作から来た博雅です〜」って感じでやってくる。

まだ博雅を知らない晴明はツンケンしているのだが、映画が進むに連れ博雅を知ることで「原作の博雅を知った晴明です」って顔になってきて、ああこいつ成長したらちゃん原作の晴明になると感じられるのが楽しいのだ。

展開も原作でありそうなものだ。まあこのへんが夢枕獏呪術ワールドでもあり幻想映画にしてしまう部分でもあるので多少分かりにくくなるのだが…大体呪術廻戦の領域展開だと思えばいい。

最初にこの映画は中評価認定した。

しか映画とは作品としての出来を1歩引いた目線で見て総合評価するものではないと常日頃思っている。

この映画はバディ誕生物であり、昨今の話題作だと「ゲゲゲの謎」や「ヴァチカンエクソシスト」と同じ楽しみ方をしていいものだと思う。

ゲ謎やヴァチクソ(ええんかこの略称)は大傑作というよりは色んな前提を知っている人がキャラの二人を見るのを楽しむ感じで、カルト映画のような人気を博している。

陰陽師0にも確かにそれはあるので好きな人多いと思う。

違う点は先に書いたように「子供を含めて家族と見れる」という点だ。どんな因習のある村に住んでいようが陰陽師0は見れる。なんか久しぶりにそういう映画コナン以外で見た。懐かしさ…。

というわけで個人日記帳としてつける★の数は5点満点の5。ちなみにこの日記帳には1と5しかありません!

2024-04-24

みんなフォスフォフィライトが可哀相だというが

でも人間由来の生き物たちの中で、本当に生きるに値する生を生きてるのは彼だけだよ。

彼だけがまったき人なのだ

可哀想なのは、というか憐れむべきは、彼以外のキャラクターたちである。そのように描かれている。

anond:20240424101045

多分やらせだろうけどスカートの中でライトを光らせる盗撮物もあるぞ

多分やらせだろうけど

    最近の傾向としてヘルメットを着用して定期的に出て来るようだが、出てきても、ライトがどうとか言うだけでなんの役にも立たない上、参考にもならない。

  既に総計で、1000回は出てきていると思うが、一度として参考になったことがない。

anond:20240423224303

例に出してないし、ジャンプもあまり良く分かってなさそうだし、そもそもエロ漫画しか知らないんじゃないか?これ

増田としては中クラスの文量なのに、これ以上増やせば主張を削るかライト読者を諦めるしかない。具体例をクレクレするなら自分で書けば? まあそもそもマンガなんて何も知らなさそうな、これじゃ無理だろうけど。

2024-04-23

球場臭すぎ問題

カードゲーム好きな奴と電車好きな奴、いわゆるチー牛っぽい奴は臭いという説が世に定着しつつあるが

野球好きな奴も臭いということを私は訴えたい

ここで言う「野球好きな奴」とは、ただ野球が好きで趣味として球場に観に来ているという人のことではない

いわゆる野球オタク(≒なんj民)のことを指している

具体的にどんな感じの人がいるのか?

外野席に来れば分かる。

臭いから

マジで臭いカードゲームショップかここは?と試合中に錯覚するほど臭い

内野席は家族連れやライトファンが多いのでそうでもない。しか外野席は本当に臭い臭い人がいる上に熱気が凄い+座席が狭いので本当に臭い

球場ではお酒を飲んでいる人が多いので、隣の人が酒臭いのはもうしょうがない。

自分が飲んでいるときもあるだろうし、お互い様から

臭いのもまあしょうがない。夏場はめちゃくちゃ暑いし、座っているだけで汗をかく。しょうがない。

でも臭い人が隣にきたときの臭さはそういうレベルじゃない

汗とか酒とかそういう分かりやすい臭さじゃない。近くに来た瞬間に「くっさ!!!何の臭いこれ!?」となるレベルの臭さ。

私も野球好きだが、せいぜい年に数回しか試合を観に行かない。

しかし、臭いと感じることが異常に多い。ほぼ毎回「なんか臭かったな…」と思いながら帰っている。

友達と行った時も毎回臭い。「めっちゃ臭かったなwww」と笑いながら帰ったことも何度かある。

もう何年もそうだし、友達も似たようなことを言っている。

やっぱ球場臭いんじゃないか?換気が悪いせいもあるけど。

においに無頓着な人(もしくはどう頑張っても臭くなる人)は野球に引き寄せられるのかもしれない。

野球部が臭いと言っているわけじゃない 野球を見るのが好きな人臭いことが多いと言っている)


というわけで、野球観に行く人はせめて風呂には入ろう。

もうどう頑張っても臭いときは仕方がない。球場に来るなとは言わない。

でも風呂ぐらいは入ろう。服は定期的に洗おう。

横に臭い人が来たとき絶望感が凄いんだ。

えっ9回までこれ我慢しないといけないの?もう当日券ないよ、席変われないよ。

内心冷や汗をかきながら応援してるんだ。

みんな、においには気を付けよう。

2024-04-21

anond:20240421234825

なんで具体的なことをみんながお前に親切に無償説明してくれて当たり前だと思っちゃったの?なんで教えてくれない人が同一人物だと思っちゃったの?説明面倒臭いんじゃない?明らかに間違ってるんだからライトに突っ込むんじゃない?

anond:20240421201929

自分は知ってるんですって面しながら何も具体的な事語れないいつもの学歴詐称増田かよ



なんで聞き齧りの本の斜め読み自分解像度が高くてバカじゃないと思っちゃったの?

認定してもらってから来るんだななんて仮にまともに本読んでる人なら言うわけないんですが

こんな説明して恥ずかしくないの?

anond:20240421201229

バカの大好きな言葉解像度が出てきたな

表現の自由公共の福祉の反していない限り認められるし

気に入らなかったら実際に公共の福祉に反していると認定してもらってから来るんだな




親の教育じゃ具体性がないけど、どんな気持ちなのかを答えてくれないかな?

anond:20240421214429

無知なのになぜ書き込むの?どういう気持ち

インターネットサーフィンで知った気になったの?

X(旧ツイッター)の一集団

ジェンダー論について保守的

AIなど、先進技術について肯定的

FGO、チー付与辺りの作品について、「技術の高さ(例 : このシーンのこの描写、〇〇が〇〇でマジで上手いな……)」に関するツイートRTしてることが多い。

ボカロなどライトめなコンテンツに関する言及は少なめ。

・「〇〇なんだよな・〇〇だろ」みたいに、ねらーっぽい口調で話す

・全体的に言語的な能力が高そう。

こういう一集団、良いとか悪いとかは言わないのだが、なぜこれらの要素がセットなのかはちょっと気になる

2024-04-20

anond:20240420215244

そりゃ男は女の趣味人ライト勢が圧倒的多数だということを嫌と言うほど体験してきたわけだから

裏を返せば自分たちと同レベルであることを期待したが裏切られた経験が多すぎて、はなから期待しない状態になってる

偏見ではあるけどデフォで舐められてるようなもん

からよりハマってもらえるようにご高説モードになる

舐められてると思ったなら、話に割り込んででもマウント返し、舐め返しすればいい

「あっ私ガチ勢なんで」とだけ言えば大抵は止まるだろう

めんどくさいかもしれないがマイノリティである以上ある程度仕方ない

最近趣味地下アイドルライブを観に行くこと

でも目的アイドルライブを観ることじゃない。

そのアイドルライブ熱狂するオタを観に行っているのだ。

最近は色々あって本当に疲れて、何もしても何を食べても無味乾燥な時期があった。

そんなとき地下アイドルのことを知ってなんとなく足を運んだ。

曲が始まるとステージ上のライトが色めき、アイドルが一人ずつ登場してポーズをとる。

全員が登場し終えると定位置につき、一瞬曲が止む。

途端、怒声のような声が耳を劈いた。

ハッとして前を見ると観客席の最前列にはバキ童に似た人が大声を上げていて、周りも負けじとメンバー名らしき名前を叫んでいた。

曲の間には合いの手のような大声が響き、「〇〇愛してるーっ!!」という濁った大声が響く。

ふっふー!とか、ア”ア”ア”ア”ッア”ーーー!!といったダミ声が挟まれ、異様な空間であり、ラジオ体操『体を回す運動』を三倍速にしたような動くが辺りそこらで散見される。

唖然としながらも何故か悪い気はしなかった。

それは熱狂だった。歪で、それでも原始的熱狂があった。

久しく忘れていた感情がふっと、湧き上がってくるのを感じた。

手拍子。何言ってるか分からない怒号の数々。

みんな酔っていた。

アイドルも、観客も一体になって何かに酔っているように見えた。

わず目に入る全てから目が離せなくなっていた。

なんなんだ……なんだんだこれは!!!

ライブが終わった後も高揚感は収まらず、家に帰ると久しぶりにお酒を少し飲んだ。

それからゆっくり眠った。久しぶりに。

私は地下アイドルライブに通うようになり、今年も通うつもりでいる。

目的アイドルではないけれど、それでもアイドルオタファンが居てもいいのではないかと思うんだ。

ワンピースってある意味特異点だな。

一時期はなんちゃってオタクしか読まない浅い作品扱いされてたのに、

まり掲載期間が長すぎて、ライト層は勿論、結構オタクですら振り落とされていき、

今となっては時間潰しとして適当に消費する人と、最初から欠かさず追ってきたコアなワンピースオタクで二分化されてる。

私はアラバスタ編が終わった辺りでそうそうに脱落したけど。

2024-04-19

キレたり怒鳴ったりするのってさ


社会人として若輩だった頃の話をする。手短かにやりたい。二千字以内をめざす。

2018年頃だったか。当時社会人2年目だった俺は、会社帰りに同じ高校出身の先輩とチャリを漕いでいた。

当時、俺は地元にある成型メーカー勤めで、先輩は福山市役所で働いていた。チャリを漕いでいたのは……まだ車を持ってなかったからだ。そんなわけで、社会人2人は自転車居酒屋を目指していた。県道沿いを走っていた。

午後7時を過ぎてた。道は暗かった。目当ての居酒屋まで、もうちょっとだった。

当方チャリは、漕いだらライトが光るタイプだった。で、先輩のは……? と思ったら、その瞬間がやってきた。

「無灯火~! 明かり付けろ!!」

という声とともに、後ろから高そうな自転車に乗ったおじさんが来た。圧倒的な速度感だった。先輩は……ライトを点けていなかったのだ。おじさんは、俺らを追い越してから自転車を止めた。

そして、説教を始めた。

先輩はさ。確かこの時、すげー腰が低そうにしていた。

ありがとうございます! いや~、気が付かなくて。本当にありがとうございました

という具合だった。おじさんが溜飲を下げて、どっかいった後だった。

自転車にまたがる時に、先輩はこんなことを言ってた。

「ああいKITTYには気いつけや。オレみたいにうまくやらんと、どんどん因縁つけてきよるけえのお~」

先輩は、また無灯火で自転車を漕ごうとしていた。無灯火の理由を聞いたところ、「夜7時30分以降に点けるタイプじゃけ~」と言っていた。

ところで、居酒屋は楽しかった。料理トーク普通に楽しめた。あの頃は、若かったのもある。何でも楽しかった。あと、ヤリイカやツブ貝やしめ鯖や寒ブリのおいしさを知らなかった。

当時は、味が濃い料理が好きだった。まだ20代前半の頃である



その一月後に、また同じシチュエーションがあった。本当にまったく同じだった。

先輩は市役所帰りで、俺はメーカー帰りで、一緒に夜に自転車に乗って、あの大衆向けの居酒屋に向かっていた。

県道沿いのあの箇所だった。あのおじさんが、また俺らを追い越した。先輩は案の定、無灯火だった。おじさんは俺らの前に自転車を停めたよ。

「無灯火!! お前らまたか、ええかげんにしろ

先輩は、また申し訳なさげに謝っていた。しかし、何分経っても許してくれそうにない。俺は先輩ほどメンタルが強くない。こういうシチュエーションで出くわすと、メシがまずくなってしまう。

だが、ある瞬間だった。俺はビビったよ。

「あ!!? 何じゃお前、さっきから。コラ」

先輩が激高すると、おじさんの動きが止まった。

「さっきからお前。つまらんことを、グチグチグチグチと……ワシはのう、お前に手を出そうとするんを、ずっと我慢しとるんやぞ!!」

おじさんが何か言おうとしてたけど、先輩は近づいていって、顔を限界まで近づけてメンチを切った。暗かったけど、あれは高校時代に殴り合いの喧嘩とかする時の、先輩のマジなやつだった。

おじさんがすごすごと自転車に乗ってどっか行くと、先輩はまた、俺に向かってこんなことを言った。

増田君。お前もさ。キレたかったらキレてええんやぞ。ある程度はな……。その代わり、閾値を超えたら悲惨なことになる。そこは気を付けろ」

先輩は笑っていた。当時の先輩は社会人3年目だった。俺は2年目。そこまで年の差はなかったけど、でも先輩は世の中の何かをわかってるような気がした。



結論なんだが、キレたり怒鳴ったりするのって、現代社会においてはNGだ。国会議員でも市町村長でも大企業社長でも芸能人司会者でも、そういうのがバレたら職を追われることがある。

しかし、これはポイント制じゃないかって、30代が近くなった今では思う。ある程度であれば、怒ってもいいのだ。

先輩の例で言うと、もしあのおじさんが先輩のキレ芸に耐えられなかったら、その場で警察を呼んでいただろう。そしたら、先輩は処分とか受けて、市役所もっと早く辞めていたかもしれない。

でも、そうじゃない。おじさんがあの状況を我慢できたり、まだ理性が働くレベルで先輩は怒鳴った。だから、なんとかなった。

その数年後、先輩は福山市役所を辞めて営業仕事に就いている。どこの会社かは覚えていない。すっかり疎遠になってしまった。

俺の方はというと、逆に地方公務員になった。成型メーカーで行き詰った(先輩に対してフェアじゃないんで言うけど、キャステムという会社だ。)わけじゃないけど、死ぬほど忙しくて、家族との時間が取れなかった。

それで、経理社内SE(※素人に毛が生えた程度)の経験を生かして、とある市町村役場転職した。人生はわからないものだ。

長くなってしまったけど、「キレるのがポイント制」というのが言いたかった。読者の人も、別に怒りたかったら怒っていいと思う。ただ、やりすぎると公的あるいは非公的制裁を食らう。だから考えてやろうね、ということを伝えたい。

2024-04-18

20推し続けた人のファンを辞めた話

私はある劇団員ファンだった。

キャパ130人くらいの劇場で公演をしているような劇団の中堅の役者ファンだった。

奥さん劇団員

結婚していることは非公開にしているくせに

奥さんは私によく「匂わせ」をしてきていた。

そんなとこもなんかずっと気持ち悪かった。

推し(便宜上そう呼ぶ)は、20年前はたっくさんのファンがいた。

人目につくような仕事をしていたから、仕事から流れてきたファンがたくさんいて、私もその1人だった。

でもその仕事がなくなり、人目につかなくなると、ファンはすぐに離れていった。

気づいたら、私は推しの唯一のファンになっていた。

若かりし頃、被りなんてみんないなくなっちゃえばいいのに、と思ったこともあったが

実際に居なくなるとなんとまあやりがいのないことか。

ファン同士で「私の方がいい対応してもらってる!」「私の方が可愛い!」「私の方がたくさん金を落としている!」など内心バチバチやることが楽しかったのだ。

今は、客は客だしお行儀よく金落とせば好かれる。とわかるけど、そういうことがわからないファンが(私含め)いっぱいいたしそれで承認欲求が満たされることが楽しかった。

競う相手がいないとつまらない。

淡々とした日々が続いた。

頑張ろうが頑張らなかろうが私は「唯一のファン絶対的存在」だから、頑張る必要がなかった。

その頃気づいたが、推しには役者としての魅力がなかった。演技も上手くないし、顔もスタイルも貧相。20年前は若くて華があっただけだった。

あとびっくりするくらいコミュ障で、面会でも会話が成立しない。

から役者としても別に好きではないし、人としては苦手だった。唯一のファンである心地よさと、他の劇団員がいつも良くしてくれるから辞められなくて、ずっとファンを続けていた。

ファンになって19年が過ぎた頃、状況が変わった。

その頃の私は怠慢も怠慢で、推しが出演する舞台でも、その団体作風が嫌いなら観に行かなかった。

役者ファンとして推しが出るなら観に行こう、という気持ちより、消費者として観たくないものは観なくていいだろ、と思っていた。今もそれは正しいと思っているけど、ファンならなにがなんでも追いかけるのもまた正解だったのだと思う。

そんな間に、私が観に行かなかった舞台を「推しを目当てに見に行った人」をXで見つけた。

その人は、どうやら新規ファンのようだった。

推しはXで、劇団ファンの中で唯一私だけをフォローしていた。

ごくたまに、酔った勢い推しが芝居のことや仕事のことでDMをしてくることがとても嬉しく、私の中の自信となっていた。

気づいたら、推し新規ファンのこともフォローしていた。

新規」の「匂わせ」からしてDMしていることもわかる。

別に全然いいしファンが出来て良かったねと思っていた。本当に。

でも、気づいたら、「新規」のツイートばかりいいねリツイートしているな。とか

面会の際も「新規」とは長々話しているな、とか勝手に卑屈に感じるようになっていった。

今まで待ち望んでいた被りなのに、

惰性でファンを続けすぎてもう戦う熱量なんてない。

絶対的不動の存在だと思っていたので

別に私じゃなくても誰でもいい」みたいな扱いを受けると

虚無感に襲われた。

推しにとっては、チケットが売れて席が埋まれば、誰が座っても変わらないことは頭では理解しているのだけど、ヲタクとしては感情が追い付かない。

かといって私のことを露骨に贔屓しろとも思わないし

自分のペースでこれから推し続けようと思っていた。

そして推し誕生日

新規」は0:00に主語もなく「おめでとう」とだけXにポストしていた。

私も数時間後に同様につぶやいた。

その日の夕方になり、「新規」のつぶやきにだけいいね がついていた。

私の気持ちが折れた。

中学生じゃないんだから、こんな小さなことで、と私も思う。

こんなに長文を書いて。

いいねがつかなかったって。

しょうもな

でも、でも、タイムラインを見ていたら、「新規」のポストが目にはいったなら、私のポストも目に入ったんじゃないの?とか

いつも劇団に関するポストをすると即座にいいねしてくるんだから私のポスト絶対に見ているはずなのに、とか。

まあこれはきっかけに過ぎないのだけど

誕生日おめでとうのつぶやきに、被りはいいねされて私はいいねされなかったので、私は20年続けた推しファンを辞めます

劇場では推しはとてもいい笑顔を私に向けてくれるので

推しがXの使い方が上手ければこんなことにはならなかったのかも、と思うと悔しい。

というか劇団劇団員もXの使い方が下手すぎる。

客のポストバカみたいに全部リポストするから、本当に見たい劇団員ポストが埋もれるし全員がリポストするから同じ客のポストが何度も流れてきて不快

複数回観劇するヲタクがここぞとばかりに考察したり「今日はこうだった」とポストするのに嬉々として反応するので、ライトヲタは肩身が狭くなり行きにくくなる。

まじで頼むから当日券情報とか楽屋での様子だけポストしててくれ。

むちゃくちゃ悪口ばっかり書いちゃったけど

推し、今までありがとう

いまだにヘッダーを私が撮った写真にしてくれていることだけが唯一の私の自信です。

バイバイ元気でね。

anond:20240418103822

気に入らないものをローグライト呼ばわりするのではなく気にいったもの伝統ローグライク呼びするように進化したぞ

オぢサンもそのほうがいいと思う

2024-04-17

コメント乞食と言われてもいいので、今手に入るシレン風みたいなローグライクおすすめ教えてくださいませんか。

PCだろうがPSであろうがなんでも構いません。よろしくお願いいたします。

(追記)

こんなにもおすすめと「シレン6をやれ」というご指示いただきまして、本当にありがとうございます

正直ここまでおすすめいただけるとは思っておりませんでした……

実は先日からシレン6をプレイしていて十分に楽しめているのですが、

前にはてなで「シレン国産ローグライト代表作と言われているのはおかしい」みたいなブクマを見かけたな、と思い

それならばシレン風のゲームおすすめを聞いておけば、救助待ちの最中クリア後も安心だろうと思いお聞きした次第です。

anond:20240417163008

おれの考察では、ネットウヨと呼ばれる属性大衆的(ポピュリズム寄り)保守で、

サヨと呼ばれる属性こそエリート主義的(ライトウィング寄り)保守

日本に本当のリベラル思想を持ってる人ってよっぽど学識のある僅かな人しかいないと思う

2024-04-16

日記タイトル

誰が読むのだ、こんな手記は。

まったく誰の得にもならないことだ。

これを読んているのは、不幸にも偶然にもここに辿り着いてしまった人かーーよほどインターネット文字を読むのが好きな変人かーーくらいだろう。

俺はここに、そんな誰が読むかも知れぬ場所に、"遺言"を書き留めておくことにした。

別に遺産だとか私物の分与だとか、そんなことではなく。

俺が傷つけ続け、俺が痛めつけ、挙句俺が捨てた、

【俺自身】に対する"遺書"だ。

この書き出しだけで痛い奴だカッコつけだ、文才も無さそうなパンピーエッセイストぶりやがって、と怒りが湧いてきた人は今すぐブラウザを閉じ、元いた場所に戻るんだ。

そうでない奇特な人はーーーしばらく俺の話につきあってくれ。

恥ずかしい話てはあるのだが、何度か"ボヤ"を起こしたことがある。

その度に、自分が属している(と思い込んでる、思い込んでいた)界隈での肩身が狭くなっていって。

だいたい人生3回目?くらいのボヤをやらかしたあたりで、(自分の実生活の変化も重なって)

X含むインターネット上での(あるいは、インターネットが主になるような)交流に対して、それまで約十年程自分の中にあった執着や自己顕示欲承認欲求が、急速に消えていくのを感じた。

それまでは誰がどんなポストをしていて

エアリプと思しきポストには全力で内容の特定を急ぎ

俺の知らないところで何を言われているのかと怯え

俺の知らないところで楽しそうなことをしている奴らに僻み嫉妬

気に入らないことがあればお気持ちポストを垂れ流し

ブロックされていると判れば別垢から直近直後のポスト確認反省会こそすれどその内容はまったく活かさず

インターネットの海を泳ぎながら傷ついたり傷つけたり

そんなような日々だった。

しかしいまは、その総てがどうでもいい。

いや、全く総てがどうでもよく、あらゆる評価ふいにするとは言えないが――

オブラートに書かれた文字と、オブラートの中にある真意を覗うことに、酷く疲れてしまった。

……というこの心境に対し、浮かんだ仮説がひとつ

俺の自他境界は、俺と【俺が観測可能世界の総て】だったのでは無いだろうか……

俺が属さな世界のことは総て無関心だが、

俺が属する世界の総ては俺に関係があり、

監視管理する必要がある……と

当時は本気で思っていたのだ。

から友人や恋人が俺の知らないうちに旅行に行けば怒り狂い

俺の知らないうちに会合していれば呼ばれてないんだがと嘆き悲しみ

俺が顔を出したイベントに関するポストが少なければその日居た筈の人を心中で責めていたのではなかろうか。

いやはや、なんと傲慢不遜なことだろう。

自分がまるで世界の王であるかのような、そんな視座でインターネットを見ていたのだ。

これを「インターネットが下手」と言わずして何とするか。

しかし、いまこの視座を自覚した俺は、こんなところを見ているお前に言いたいことがある。

お前もインターネット、やめないか

なんか某配信ゲームの曲みたいな言い方になってしまった

ーーそれに、お前がインターネットに疲れていないのなら……それはそれで別に良いのだーーが。

まあなんだ、言いたいことを言うのにえらく遠回りしてしまったが。

俺は一足先にインターネットをやめる。

あいや、完全にはやめないんだ、ただ少し、距離を置く。

喩えるなら、鉄骨を渡る者たちを別室で眺めているような距離感だ。

これもこれでずいぶん傲慢物言いであることは自覚しているが、しっくりくる喩えがこれしかなかったのだ。許してくれ。

それにしても。

もし、お前たちにも、いつかインターネットをやめる日が来たのなら。

青白いライトを放つスクリーンを眺める目の端に、

桜の色が。

新芽の緑が。

落葉の朱が。

木枯らし白と黒が。

お前の目の端に一瞬でも過ったのなら。

そのときは、俺とどこかですれ違おう。

それじゃあな。

スクリーンの向こうに憧れ、

インターネット有名人になろうとした

馬鹿陰キャの成れの果ての手記】

自転車乗りの思考がわからない

さっき暗くなってから道を歩いていたら、向かいからロードバイクに乗ったおっさんライトをチカチカさせてきて、光が直接こっちの目に入って眩しかった

こっちもたまたま手に持っていたマグライトで正面を照らしたらおっさんの目に光が入ったらしく、すれ違いざまに止まって、ふざけんなと難癖をつけられた

いや、そっちがいつも自転車乗りながらやっていることをこっちも普通にやっただけでは、というとおっさんは余計に逆上した

自転車乗りは総じてこんなふうに脳が壊れているものなの?

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