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はてなキーワード: モヤモヤとは

2024-07-26

家事弱者男性におまかせ!」: ユウキ人生イージーモード

序章: ユウキの歩んできた道

ユウキは恵まれた家庭に生まれ育った。

両親は共に成功した事業家であり、ユウキに惜しみない愛情を注いでいた。

彼の家は豪邸で、庭には見事な花々が咲き乱れていた。

ユウキは、何不自由なく暮らしながらも、自分人生があまりにも「イージーモード」すぎると感じることが多かった。

学校では常にトップの成績を収め、スポーツも万能、友人も多かった。

料理戦闘技術においても抜群の才能を持ち、そのスキルを周囲からも称賛されていた。

しかし、ユウキは時折、そんな自分境遇に対して違和感を覚えていた。

「俺は本当に自分の力で何かを成し遂げたことがあるのだろうか…?」

この問いが頭をよぎるたびに、彼はどこか後ろめたい思いに駆られていた。

第1章: 弱者男性サービスへの参加

ユウキ自分の才能を活かし、世の中に貢献する道を模索していた。

そんな彼が興味を持ったのが、高級家事代行サービス弱者男性サービス」だった。

このサービスは、美男美女たちが様々なスキルを駆使して、クライアント多種多様な依頼に応えていた。

ユウキは、「弱者男性サービス」に応募し、見事に合格した。

彼は料理天才としてチームに加入し、様々な依頼に対応することとなった。

最初のうちは、料理の腕を活かしてクライアントを満足させることに喜びを感じていたが、次第に彼はその職業の複雑さに気づき始める。

第2章: 特殊依頼の始まり

ある日、ユウキたちのチームに特別な依頼が舞い込んできた。

クライアントは有名な政治家で、彼の屋敷で開かれるパーティーでの料理担当しつつ、その間にライバル情報収集してほしいというものであった。

「これはいもの仕事とは少し違う。失敗は許されない」リーダータクミはチームに緊張感を持たせるように言った。

ユウキ料理の準備を整えると同時に、情報収集のために気を引き締めた。

パーティーには多くのVIPが出席する予定で、どこに危険が潜んでいるかからない状況だった。

第3章: 任務遂行の緊張

パーティー当日、ユウキは最高の料理提供し、ゲストたちを魅了していた。

その中にはライバル政治家もおり、ユウキはその動向を注視していた。

サクラとリナは会場のセキュリティ担当し、ミカ情報収集にあたった。

リョウバックエンドシステムサポートを行い、緊急時には迅速に対応できるようにしていた。

パーティーは順調に進行していたが、突然の停電が起こり、会場は一時的に混乱に陥った。

タクミは冷静に指示を出し、ユウキたちはすぐに行動を開始した。

第4章: トラブルの発生

停電の中で、ライバル政治家秘書が怪しい動きを見せ始めた。

ユウキはそれを見逃さず、彼の動きを追った。

彼は周囲の目を盗んで重要書類を持ち出そうとしていた。

「ここで失敗するわけにはいかない…」ユウキは緊張しながらも、秘書の行動を阻止しようと決意した。

その瞬間、タクミが護衛として秘書を抑え込み、ミカ情報を確保した。

全てが計画通りに進んだかのように見えたが、ユウキの心には不安が残った。

第5章: 任務完了とその後

任務は無事に完了し、クライアントから感謝言葉ユウキたちを迎えた。

しかし、その夜、ユウキは部屋で一人静かに考えていた。

「本当にこれで良かったのだろうか…。あの書類暴露されれば、どれだけの人が影響を受けることになるのか。」

彼は自分の行動が誰かの人生を変える可能性があることを痛感し、再び自分人生イージーモードについて考え始めた。

終章: モヤモヤした気持ち

ユウキは、これまでの人生で感じたことのない複雑な感情を抱えていた。

彼の才能は確かに素晴らしいが、その結果がもたらす影響について、どこかスッキリしない気持ちを抱えていた。

「俺は本当に人を幸せにしているのか?それともただ自分の才能を満足させているだけなのか…」

ユウキは答えの出ない問いを抱えながら、再び新しい依頼に向かって歩き出した。

anond:20240723224554

クラフトワーク津田

フジロック配信スケジュールを見てると、クラフトワーク配信が無いとの事だったのでXでその事をぼんやり検索していると、

https://twitter.com/tsuda/status/1816127190721061137?t=vMksfaHyQiugSPFJuQb7ww&s=19

このツイートが目に入って、何かモヤモヤするので書こうと思った。

あいちトリエンナーレクラフトワーク

普通に考えてトリエンナーレっていう税金の補助があるイベントそもそもクラフトワーク呼ぼうとする発想がおかしいと思わないの?

クラフトワーク坂本龍一が呼びかけた反原発イベントNonukesにも出演した経緯があるから思想共感してあいちトリエンナーレにもいけると思ったのか?

俺は別に政治芸術も詳しいわけじゃない。

ただ、あいちトリエンナーレの件で同様の目が向けられた余波でトリエンナーレが中止になったり打ち切られた所に住んでいる地方民だ。

津田が思う以上に地方芸術文化に触れる機会って貴重で楽しみにしていたし、担当者だって一生懸命やっていたと思う。

このモヤモヤはそういう機会を奪っておいて、言うに事欠いて俺の好きなクラフトワークは出演料が高いだの呟いていること。

唯一の救いはクラフトワークが出なかったので、あのゴタゴタに巻き込まれながら無かったことだと思う。

おススメアニメ教えてってざっとあらすじ説明したら

逃げ上手の若君:アルスラーン戦記

杖と剣のウィストリア:マッシュル?

みたいに言われてモヤモヤ

なんでもかんでも「なろうやん」って書いてくるのアイツだったか

2024-07-25

住居にはこだわれ

畳一畳あれば良いとまでは言わないが、住居に頓着がなく安アパートにばかり住んでいた。

でも最近引っ越し精神的にめちゃくちゃ楽になった。

なにこれ。住居ってめっちゃ大事なんだな。

最近なんとなくイライラモヤモヤしていた気持ちがかなり落ち着いた。

 

騒音は今まで常時耳栓して対策してたんだけど、耳以外に伝わる振動(?)も蓄積ダメージとして知らず知らずの内に食らってたのかも知れない。

 

釈迦はピッパラの樹の下で悟りを開いたという。

彼が安アパート瞑想の場に選ばなかったのはやっぱり心を平静に保つには環境大事ってことなんだろう。

2024-07-23

普通女性の食べる量

私は女性の中では多分よく食べる方で、飲食店でよく食べるねと驚かれることや、少なめにされたり心配されたりしてモヤモヤすることが少なくない。

たまに女の子ご飯を食べると少食だなと思うんだけど、あれが普通なんだろうかと最近思う。

いっぱい食べるのが恥ずかしいとは思わないんだけど、平均よりやや細めくらいの女性の食べる平均的な量を知りたい。

2024-07-22

なんかうちの近所で都市計画のために壮大な立ち退き要求されてる一帯があるらしく、

当然、市と住民対立して平行線のままらしいのだけど、流石の俺もそんな無茶なと思ったのだけど、

反対派の市民団体にやっぱり変な人が混ざっていたりして、なんだかなー、と思ってる

平常運転だよなぁ

住民を立ち退かせてデカ道路を作りたいらしいが、今は道路が細いのに交通量が異常に多いので、デカ道路作りたい気持ちは分かる

分かるが、別にうちの近所だけでなく、この国には西欧みたいな都市計画最初にあるケースはほとんどないと思う

名古屋駅の前とか、青函トンネルとかも含めるとあるんだろうけど…

バブル時代ヤクザ地上げトラックで家に突っ込んだり色々あったなぁ、と当時子供だった自分テレビで見たのを覚えてるけど、

今の時代にそれは無理だろ、もう普通に多くの人が住んでるし、既に以前の再開発で多くの世帯が立ち退いてる

これ以上、立ち退きを要求しているなんて、近所にまったく興味がなかったら、最近まで知らんかった

流石に無理があると思う

うちの近所は盛大な再開発が進んでいて、市は税金を全額ベットするような勢いで、中途半端田舎この街都心みたいにしたいらしい

それだけの経済効果を見込んでいるからだけど、色々な意見があるけど、俺にはやっぱり疑わしい

この街は既に過去にも再開発をしているわけだけど、それが可能だったのは、そこには何もなかったか

何もなかったか再開発スムーズに進んだ

その代わり、何もなかったので再開発された地区と元からあった地区とで道路の幅がまったく違ってしまったり、

まり再開発地区を走っていると道路は凄い広いんだけど、途中で旧来から地区に入ると急に道が狭くなったり、そんな感じなのだ

北朝鮮にハリボテの街があるという話があったが、あんイメージである

今回の再開発は、その旧来の地区も立ち退かせて、再開発地区の幅の広い道路網を作りたいように思える

気持ちは分かるが、流石の自分もそれはやりすぎだろ、という感じがしてる

でも、反対派には変な人が混じってる

ほんと、モヤモヤする

子持ちの女友達と予定を合わせること

学生時代の仲良しグループ4人で予定を合わせるとき子どもがいない側が子持ちにある程度合わせるのはまあ当然だけど

子持ちがまったくこちらに譲歩する気がないのが透けてると萎えるってはなし

 

A子、子持ち

B子、既婚子無し

C子、独身

D子、独身

 

C子が大きい仕事を終えたのをお祝いしようってことでちょっとよいお店に集まることになった

いろいろ相談した結果、A子が休み日曜日、A子の家の近くに集まることになった

子ども連れてきてもいいよって言ったけど、子どもを置いて羽を伸ばしたいという

でも日曜は夫が仕事で、帰ってきた夫に子どもを預けてから出たいか20時がいいとのこと

私はA子の地元まで2時間かかるし、次の日も仕事なんですが……

私がもうちょっと早いほうが助かると言っても、A子は謝るだけで予定を調整する気はないみたい

夫に残業せずに帰ってきてもらえば19時にはいけるらしいんだけど

身内には気をつかいこちら側には譲歩する様子がないのがモヤる

もう行くのやめようかなあ

 

こういうのモヤモヤ20代後半くらいで経験すると思ってたんだけど、まわりの結婚出産遅くてアラフォーのいま経験している

あ〜あ、この年齢になったらもっと人格成熟してると思ってたんだけどな

山田花子顔面レベルは60点くらいあるよね?(100点満点中)

中学生の頃、山田花子テレビでブスいじりされてるのを見ていて、自分がブスいじりされている気持ちになって辛かった。

顔だけ見た場合、鼻は確かに大きいが、目はバッチリではないももの二重だし、輪郭普通だ。歯並びが特段悪いわけでもなく、まぁ普通

対する私は、一重で鼻が低く、顎が引っ込んでる。

山田花子より、顔面レベルが低い。

山田花子美人とか可愛いとか言いたい訳では無い。

あの程度の顔面でブス認定されると、6割の女性はブス側になってしまうのでは?とモヤモヤしていたことを思い出したので書いた。

2024-07-19

書いてモヤモヤ解消したいだけです

聞いて欲しいかわからんかまってちゃん独り言キモみたいな空リプみたいなのされて

実際その通りの承認欲求も満たせたら良いでかい独り言なんだが、皆結構喋りたいつもりで書くのか

anond:20240719112234

一生頭の中だけでモヤモヤしてるのも良くないのかもね 親身になってくれてありがとう こういうの誰にも相談できないからさあ

2024-07-18

カンニングした理由からカンニングをやめるまで1

カンニング卑怯であり、姑息であり、やってはいけないことだ。大前提である

長いけど吐きたくなった。本当は墓場まで持って行くべきだと、ずっと思っていた。

だけどカンニングニュースを見て以来、ずっとモヤモヤしていた。過去清算をしたくなってきた。そんな年齢なのかもしれない。

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カンニングしたことがある。小学生中学生くらいまで。

私にとってテストの点数なんかどうでもよかった。友だちと遊べて、学校行事に楽しく参加できればそれでよかった。だけど親は違う。成績が全てだった。普段は優しくて褒めてくれるのに、点数を見たときは怒ってる。だから低い点数なんか取るわけにはいかなくてカンニングした。誰にもバレない上手いカンニングをしていた。

こんなことを言えば「カンニングをするなんてクズ」「性根が腐ってる」「カンニングした奴はぶん殴れ・退学」みたいな意見が出ると思う。そうだろう。自分もそう思う。そう思っててもカンニングはやめられなかった。やめたら点数が悪くなる。そうすると親に怒られる。第三者から指さされるより、自分の母に怒られるのだけは死ぬほど嫌だった。

「なんでこんな低いの?」「なんで勉強もっとしないの?」「遊んでいるからだよね?」と責められる。

でも当時の私はそれに「はい、ごめんなさい」しか言えなかった。小学生だった当時の自分は「なんで?なんでがわからない」としかならなかった。しかし言えば「ふざけてんの?」と絶対に怒鳴る。怒鳴らなかったとしても頭悪いと思われるという事実が嫌だった。怖くて怖くて怖い。母が自分否定してくるという事は、小学生自分にとって死ぬことの次に嫌な事だった。母がキレたときの金切り声が嫌だった。

そして勉強しようと机に向かう。何もわからない。何をどうすれば覚えられるのかわからない。あ、そうだ、聞けばいい、そう思っていたのは最初だけだった。今思えばやらなければよかった。

小3くらいの時、学校先生に「これがわからない」と聞く。先生は小ばかにしたように「こんなのがわからないの?!」と大声で驚く。クラスメイトに丸聞こえ。クスクス声が聞こえた。「わかんねーから聞いてんだよボケカス」と思った。「ひたすら書けばいい」と言われた。どうしても根本的な説明が欲しくて何度も聞いたが「あー、はいはい。これは教科書のここみて」と言われただけだった。先生はそのまま1軍のグループと一緒に遊んでいた。

また塾で算数範囲簡単でどんどんレベルアップして、学校で習っていない割り算に突入した時がある。初めてみる記号でわからない。いつも親切に教えてくれる信頼していた大人休みだったので、別の人に「教えてください」と言ったら「は?!こんなのわからないの?!」と言われたのが今でも鮮明に思い出す。「えと、初めてみる記号で…」と怯えながら言うと「ぷwwww割り算なんて簡単だよ。ほら6÷2は、鉛筆6本を2人で割るんだよ」と。明らかに面倒くさそうな態度だったから「あ、はい、わかりました」と切りあげた。"割る"という概念すらわからなかった私は適当に解いて採点に出す。全部バツだった。泣きたくなった。全部バツ人生で初めてだったからだ。

中学受験期、受験用の塾に通い始めた。わからないことを塾の先生に聞いた。「この程度で質問しにくるの?こんなとこスルーしていい」と言われた。「この程度もわかんねーから聞いてんだよ」と思った。教えてくれたけど「こんなの簡単。余裕だよ。試験になんかでないよ」と言う。私にとっては本気で悩んで本気でわからなかったことだった。それは簡単なことで質問する質じゃない。自分質問することは簡単すぎて馬鹿にされる。そう思うようになった。

親に聞く。「塾(または学校)の先生に聞きなさい」と言われた。怒られるかもと思い何度もお願いした。しかし母は上から目線で「ねぇ、なんでわからないの?こんなに説明しているのに?聞いてる?」と言った。私が「どうしてそうなるの?」「なんで?」と聞きすぎたのかぶち切れた。「理由より覚えろ!」

そこからかに質問するのをやめた。

積み重ねによって、わからない→この程度もわからない・簡単と言われるだろう→自分馬鹿→なら勉強したって意味ないじゃん。といったループになってた。

解説を読んで「なるほど」と思っても、何も見ていないと何もわからない。テキストを解いても見たことある問題だなで終わってしまう。そして解説を見て「あれと同じ問題だったのに覚えていない。自分記憶力はダメなんだ。自分馬鹿なんだ」と自分が嫌になる。もっと勉強が嫌いになる。自分も嫌いになる。間違えちゃだめだと普段勉強試験並みのプレッシャーを感じていた。そしてもっと勉強が嫌いになって机に向かっても宿題に答えを写す作業だけしてた。

また、父は「遊んでこそ人生。いろいろ遊べ!」そんな人間だったので、私は父親っ子だった。それもあって母に内緒で父と一緒に出掛けたり、買い物をした。バレたときは怒られたが父はヘラヘラしていた。母が父に怒らないようにカンニングをしていたのもあった。私の点数がよければ母は怒らない。父も怒られない。兄弟に飛び火がいかない。

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理科だけは楽しかった。星とか断層とか自然には興味があった。だから塾のテストでも理科だけは点数がよかった。全国順位も高かった。だけど一個だけ点数がよくても塾のクラスは上がらないし、母は「理科ひとつできたところでねぇ…」と言う。中学受験のメインは算数国語から特に褒められなかった。理科のみの受験なんてないからだ。

父は勉強のことを「お母さんに聞いてね」としか言わないのでテストの点数を見せても「点数なんて気にしちゃいけないよ」と言う。励ましだと思うけど当時の自分は母と父、どちらも点数を褒めてはくれなかった。

はいつも比べる。○○さんは、兄は、テレビのあの子は、同い年なのに、あんたも同じ塾通っているのに。そして仲の良かった友人を嫌がっていた。あの子のお母さん嘘つきだから、あの子貧乏で意地汚いから、あの子小学生テストすら0点だから別に仲いいなら良いけどというが、そんな言葉は嫌いだから言うのだ。

ある時、酷かった国語テストの点数を書き換えたこともある。先生と同じペンを使ってバレない程度に書き換えた。と思ったがうっすらとバレた。「こんなに間違えているのにこの点数なの?」その時の母の目を今でも覚えている。

母に疑われている。怒鳴られる。○○さんは×点なのにと比べられる。なんで?責めされる。また遊びが規制される。兄弟と比べられる。この子は頭がよくなくてと紹介される。こんな子に育てた覚えはないと言われる。塾の金が無駄だったと言われる。教えてもくれないのに勉強を傍で監視してくるようになる。趣味バカにされる。

そんなことがドッと脳内を襲ってくる。おぼれて死んでしまいそうな罪悪感と恐怖で吐き気が喉元まで来るが、飲み込む。「そ、そんなことないよ」と答える。大きなため息をされた。冷や汗が止まらなかった。塾のラウンジでみんなが帰宅だと盛り上がる中、テストを見られて責められていた。小学生の頃のある日の記憶だが、今でも思い出すと頭痛吐き気がする。

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カンニングがひどくなる。塾で一回遠回しに指摘された。親に連絡入っていなかったが、でもやめられない。「バレない方法は」と考え、バレない方法にたどり着いた。でもカンニングには限界があって多少は点数がよくなっても多少で止まる。

でも楽だった。カンニングさえすればちょっと点数が上がる。本当は自分の実力で勝負しようと勉強を頑張った。でもわからない。わからないのにやらなきゃいけない。怒られる。怒鳴られる。金切り声が響いてしまう。頭に全く入らない。やらないといけない何かをこなしているだけだった。

勉強する→わからない→宿題が進まない→進捗を見に来た親に「これしかやっていないのか」「なんで?」と責められる→わかんないと言えば「解説をみてもう一度解くの」と言われる→解説を見たとき理解する→また自力で解くがわからない→解説をみると同じ系統問題だと気が付き自信を無くす→やる気がそがれて進まない→進捗を見に来た親に…と責められる時間自己嫌悪時間になる。

勉強なんて嫌いで仕方がなかった。答えを微妙アレンジして写すだけの日々だった。勉強時間なんて写すだけなので10分で終わる。10分で終わると親が怪しむので、父が持ってた漫画を借りてこっそり読んでいた。自分の部屋があって良かったと思う。

「私、そばで見ているから」と母が監視しながら塾の宿題したことがある。しか問題を見てもまず何をすればいいのかすらわからない。ずっと悩んでいると「寝てる?」「集中しなさい」としか言わない。怖い。責めてくる。「全然進んでない。なんで?」「なんでわからないの?」と責めてくる。私は「ごめんなさい。わからない」しか言えない。解説バンと渡される。解説が難しすぎてわからないと母に言う。「文章の通りでしょうが!」と怒ってくる。ますます頭が痛くなって解説が頭に入らない。文字が嫌になる。責められる。そして私は限界に達し「わかんない!うるさい!ババァ!」と叫ぶ。母と喧嘩をして「親になんて態度だ!」と家をつまみ出される。そして「私が悪かった」と泣きながら家のドアをたたく。「勉強しないあんたが悪い」「勉強すればこんなことにはならない」と責めながら家に入れてもらう。そんなのばっかりだ。兄は第一子だから母は優しかった。弟は末っ子だったから母は優しかった。私だけいつもこんなんだった。

でも優しいところもあるからすべてが嫌いになれなくて嫌だった。誕生日は祝ってくれるし、お年玉だってくれる。私の好きな食べ物もわかっていて「あなたが好きな食べ物よ!」と夕飯を豪勢にしてくれることだってある。「男たちには内緒ね」と高級なお菓子をくれることもある。旅行にも連れて行ってくれる。だからなおさら怒らせたくないとプレッシャーがかかった。小学生の頃、勉強の話を家でしたくなかった。みんなで楽しく生活しているのに私のせいでぶち壊れる。勉強して追い込まないとと思っても全然できない。そして誰も見ていないお風呂で泣いてた。勉強のできない自分なんて。何で覚えられないんだ!バカだ!バカ!と自分が大っ嫌いだった。枕が濡れることもよくあった。

小学生の頃には戻りたくない。社会人になった今でも思う。社会プレッシャーの方が何倍もましだ。

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小学校テストは授業を聞いていれば簡単ですぐ解けたのでいつも満点だった。でも母は「学校のはあたりまえじゃん」と笑っていた。塾のテストだけを見て、塾のテストだけで怒っていた。

結局、中学受験面接が重視されるところに受かった。おしゃべりは得意だった。

他の筆記だけの場所は全部落ちた。筆記だけのところはカンニングしていた。でも落ちた。そんな程度の能力だ。私は。カンニングしておいて落ちる。クズバカだ。

親としては微妙ライン学校だったらしく「受かって良かった」と言う裏では明らかに嫌がっていた。反抗期がくっそ尖っていた時期に「やっぱそんな学校いれるんじゃなかった」と言われていたのを覚えている。私が大好きな学校のせいにするなと私は怒ったから覚えている。

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中学に入っても母はテストの点数を見てきた。英語が酷くてすごく嫌な顔をしていたのを覚えている。英語は将来必要だとかどうでもいい必要性を1時間述べて、英語を教えてあげると言われたが上から目線だったので、案の定私はキレて断った。

そんな中、中学一年先生は優しかった。一年が終わる時の面談勉強が苦しいと相談した時こう言われた。

「君はどんなタイプの子でも仲良くなれる。これほどまでいろんなグループの人と仲良くなれるのは僕の教師人生40年で初めてだ。確かに成績は良くないけど、そこだけで落ち込まなくていいんだよ」そこで初めて勉強以外を褒めてくれる先生出会った気がする。

「君の友人の**って子は成績がいいから、その子相談してみたら?」と目から鱗だった。自分小学生のころから同級生と比べられていたせいで同級生に聞く=恥だと思っていた。人に質問する=恥だとも思っていた。

そこからカンニングをしなくなった。した記憶もないし、していないと断言できる。

成績は悪かったが、学校生活はとても楽しかった。先生たちは私の成績に頭を抱えていた時もあったが「まぁ、君は学校を楽しんでいるからいいか」みたいな感じで責める人はいなかった。学業以外で頼られることも多かった。追試会場でも追試仲間と一緒に先生に「授業が面白くない・わかり辛い。こうしてほしい」と相談することも増えた。そこの校風職員室がカフェのようなノリで入れるため、おしゃべりが好きだった自分先生に遠慮なく雑談を仕掛けた。そこからテストの点数が悪いぞお前→じゃあテストどうすればいい?→ここを山にして覚えればいいんだと教えられる→山なら授業のあそこがわかり辛いなどを相談する。

追々々々試くらいまでしょっちゅう行ったことがあるが、先生バカにしてきたことは一度もなかった。むしろ「君はよく逃げずに会場に来るねぇ」と感心していた。そこから追々々々試に来る、忍耐だけあるバカ共に一から丁寧に教えてくれた。ありがとう先生

そこから母への反抗期が激しくなった気がする。父方の祖母が亡くなったからのもあった。祖母戦争体験者で父と似ていて「自由笑顔であることが一番」な人だった。私はそっち派だった。母からしたら姑としていつも喧嘩していたのは覚えている。

から何を言われても「うっせぇんだよ!」で返した。小学生の頃は母に怒られたら怯えるしかなかったが、中学高校は「世の中は勉強だけで評価されるんじゃないんだ」と感じ、勉強のことしか言わない・認めない母と時には殴り合いになった。

後半→https://anond.hatelabo.jp/20240718233140

マンガノ大賞がテンプレトリック飲尿だけで選ばれててつい「レベル低いなあ」と感じてしまった

多くの人が同じことを思っているけど言語化しきれずにモヤモヤしてそう

この漫画を読んだ時にきっと多くの人が「どこかで読んだことがあるなあ」と感じたと思う。

それについて特定作品パクリだ!と吹き上がっている人がいて、正直この人に対しても「レベルが低いなあ」と私は感じてしまった。

「敵と味方が反転した」というのは物語起承転結としては基礎の基礎すぎて、もはや何かのパクリとは言えないレベルだと思う。

そしてこの話はそれ一本で勝負しており、複数の基本テクニックを掛け合わせるということさえ行われていない。

こういうギミック作品が世の中にクソほど溢れていてアイディアとしての価値が0円レベルで、それでいてこの作品において他に褒められる所はほとんどない。

強いて言うなら唐突エロ描写ぐらいだけど、こんなのはエロ漫画で読めばいいだけだし、エロとしてのクオリティフェチズムが特にあるというほどじゃない。

尿にしろ逆レイプしろストーカー女にしろもっとイカれたコンテンツが無数にあるこの世の中においてこのレベルを出されて「これはマジで凄いぞ!」とはとてもなれないんだよな。

構成に巧みさがあるわけでもなく全てが唐突伏線回収と言えるものもなく、読後感において残るのも「え?これで大賞?」というモヤモヤぐらい。

まあ結局の所、今回の賞に応募した作品レベルが全体的に高くなかっただけという気がしてならない。

そもそもこの企画自体存在したことを私は昨日まで知らなかったし。

多分審査員としては毒にも薬にもならない作品だらけなら少しでもインパクトのある作品を選んだほうがそれっぽくなると思ってこれが大賞になったんだと思う。

でもそれって悪手じゃないのかなと。

全体としていまいちコレはと思えるものがないなら、インパクトがあるものよりも「なんとなくいい話だった感が残る」タイプ作品を持ち上げたほうが「なんか中身をちゃん評価してそうな賞レースだったね」となる気がするんだよ。

とりあえず雑にエロ入れとけば雑に伸びるみたいなのは編集者としての技量に疑問を持たれるだけに思ったね。

これがいっそのことエロ一本勝負でヤバすぎてヤバいからマジでヤバイってレベルなら「パンツを脱いで尻の穴まで捲れば勝てると割り切れた奴が勝つなら仕方ないか・・・」となったかも知れんけど。

世の中には立ちション情熱をかける女の漫画(全年齢)とか、ガードのゆるい巨乳女がパイズリしてるシーンが毎回描かれる漫画(全年齢)とかもあるなかで、ちょっとシッコ飲ませただけで「ヤバイ!度肝抜かれた!」は流石に編集者としての経験値を疑うしかねーよなと

貯金ができないのにペットを飼っている友人にモヤモヤする

動物病院保険適用されないから、ペット医療結構お金がかかるらしい。

犬の年間治療費は40,000円~70,000円、猫はおよそ35,000円。まあ、そんなかなって感じではあるけど、でも、命を育てるということはそのぶんお金がかかる。

友人はかなりの浪費家で、ある分は使ってしまタイプだ。多分年齢的には平均的収入を得ているようだが、自分欲望に対して素直すぎるせいか、いつ会っても何かを浪費している。お酒ブランド物の鞄とか。

それ自体自分の好きに使ったら~って感じだけど、そういう金銭感覚の人がどうしてペット飼ったんだろう、って、時々モヤモヤする。

とはいえ自分は友人と正反対金銭感覚で、それなりにお金に余裕はあるけど、妙にケチってしまう。本当はデザートもつけたいけど我慢するとか、コンビニお菓子買いたいけど寄らないで帰るとか、カルディに入ったものの「高いな」と思ってすぐ出ちゃうとか。

ブランド物も自分で買った経験はほぼない。

まとまりがないけどこのへんで。

2024-07-17

配信コメントで見る一般人コミュ力に対する疑惑

ニコ動YoutubeLiveでもそうだけど

コメントするのって全体の1割くらいらしいんだよね

その1割の中の9割くらいが定型しか書かないんだよね

これずっとモヤモヤしてる

きみらほんとはゾンビなのでは?って

Youtubeでは定型文というかスタンプ

  

はてなーって多分この割合がガラッと変わって、残りの1%の人が結構集まってるイメージなんだけど

まあそれでもスターしかさない人の方が多いだろうし、スターすら押さない人は多分もっといるんだろう

 

そういえば2chですらROM結構いるんだよね

1000レスあって、書き込んでるのはだいたい200人くらい

画像とか貼るとView数が2000弱くらいだから、ざっくりROMが9割なんよ

 

就活の時、説明会に参加した30人くらいの中で発言するのって大体自分含め3人位だったと思うんだけど、あの残りの27人がそいつらなのかなあ

でもそいつらって、たぶん友達とは普通に話すんだよね

いや、そいつらと話たこと無いか分からん

ネットにも浮上してこないし、ちゃんと会話しているかわからん

自分の見えている世の中って発言する1割、なんなら定型文を言わない1%のみで構成されてるんじゃないか

そういう今どきの哲学的ゾンビを考えたりする

 

____

 

SNSはどうなの?っていう話あったから調べたけど

TwitterでのROM専が大体6割っぽい、9割とまではいかないけど過半数ROM

参考:https://www.moba-ken.jp/project/service/20220215.html

2024-07-16

anond:20240715152724

この投稿はいくつか問題点があります。まず、「みんな」や「普通に」といった表現曖昧根拠不明確です。これにより、投稿者の意見がどれほどの支持を受けているのか、またその意見がどれほど普遍的であるのかが分かりません。「みんな」という言葉を使うことで、多くの人々が同意しているかのように見せかける手法は、議論信頼性を損ないます

次に、「普通にありえないレベル悪口」や「生理的にムリ」といった主張も、具体的な事実や例示が欠けており、単なる感情的な反応に過ぎません。感情的な反応だけでは建設的な議論にはならず、問題本質を見失う原因となります

さらに、「一般的にこういうモヤモヤ受け止めるのって成熟した男の人なら絶対マスト」という表現問題です。「一般的に」という表現は、一般常識や広く受け入れられている価値観に基づいているかのように見せかけていますが、具体的な根拠が示されていません。このような曖昧表現は、主張の信憑性を損ないます

また、「日本未来は安泰だなって思えた」という結論も、具体的な論拠が示されていないため、単なる願望や感情に基づいた意見と受け取られかねません。議論意見交換においては、具体的なデータや事例を基にした根拠必要です。

最後に、投稿全体が感情的表現に偏っており、冷静で論理的議論の基盤が欠けています批判意見を述べる際には、感情に流されず、具体的な事実データに基づいた論理的説明が求められます

総じて、この投稿根拠不明確であり、感情的表現依存しているため、信頼性に欠けるといえます。より建設的な議論を行うためには、具体的な根拠を示し、論理的に主張を展開することが重要です。

石丸伸二氏を見ていてモヤモヤする理由が分かった。

エスパー伊藤を思い出すからだ。

並べると似ていないので異論は認める

anond:20240715115947

結局さ。元増田モヤモヤ言語化できるほど、頭よくないんだから優しくしてあげなよ。ほら、きついこと言われて彼女泣いてるよ。を論理的に書いてるだけだよね。

元増田が腹立たしいのは、自分の欲を隠してるつもりで見え隠れしてるとこなのよ。彼女、高価なもの毎日食べるのがよくないとしか言ってないわけ。

本音専業主婦わたし資産あなたが稼いでくる金だけです。目減りするような行動は控えていただきたい。なのよ。それを肉屋とか持ち出してあれこれ言ってるだけ。

書かれてる食生活を目の前で見たら、「肉、それも牛肉ばかり食べてて心配血液さらさらになるようなもの見繕ってくるから、週一でいいから一緒に食べようよ。」ぐらい言いたくなるのにね。

元増田自分心配ばかりで彼の心配ほとんどしてなくて、自分の欲を隠す言動ばかりだからうんざりするし、イライラするわけよ。

理解できない人は、利が相手しかなく自分にあるように思えない言葉で、行動を制限されたことが無いんだろうね。どうかその生活大事に生きていってくださいね

2024-07-15

anond:20240714154507

気休めでもあった方が良いのか、いや、問題の先送りだからむし害悪なのではないか、というモヤモヤを感じる

久保凛がずっと「久保建英のいとこ」って紹介されてるの、すごくモヤモヤする。

そういう血縁関係抜きでもはや「陸上久保凛」じゃんか。

兄妹ならまだしもいとこだったら「やっぱり遺伝だねえ」って話にもなかなかならないだろ。陸上サッカーでも必要とされる遺伝子は違うだろうし。

anond:20240715115947

いやあ、素晴らしい!

俺が言いたかたことをよく言ってくれた!

元増田にはマジで共感しかないし、それに対して人間のクズとか意味分かんなくてマジ普通に無理ってみんな思ってたからな

ていうか普通にありえないレベル悪口だし、生理的にムリっていうガチてキショい感じとかあれ弱男丸出しで終わってたわ

一般的にこういうモヤモヤ受け止めるのって成熟した男の人なら絶対マストだし、あのまくし立てる感じとかマジでキモいから死んで欲しい

でもちゃんとそれを言葉にして論理的な人がこっちの方が正しいって言ってくれるおかげで、日本未来は安泰だなって思えた!

ありがとう

ホームレスの方の入店

カフェモーニングを食べていたら、明らかにホームレスの方が入店をされた。

店内はほどよく空いており、店員研修生バッジをつけていた)は人数を確認すると、空いている席どうぞ〜と声をかけて、

そのホームレスの方は私の席から3mくらいのところに座った。

私が座っていた席から入口がよく見えるので、正直なところ「おいおい...入れるのか...」と思っていた。

申し訳ないが服装からホームレスなのは明らかであり、案の定その方が席につくとこちらにまで悪臭が漂ってきた。

食事はほぼ終わっていたので、もう少しゆっくりたかった気持ちはあるものの、すぐに荷物をまとめて私はレジに向かった。

私の他にも何名かが急ぐようにレジに向かっていた。ホームレスの隣の席の方はまさに食事がきたところであり、こんな状況じゃ食べれないだろう...と私は勝手に感じていた。

レジ会計を待っていると、店長らしき方が退店を促しており、ホームレスの方の怒号?が聞こえたがその割にはすぐに退店をした。

ホームレスを入れてしまった研修生は、全然関係ないレジ対応で戸惑っており、その姿をみて、ホームレスを入れてしまうことに対する不満や

とはいえ、(特に研修生には)ハードルの高い対応でもありそうだよなぁといったモヤモヤを抱えていた。

会計を終えて悪臭の残る店を後にすると、ホームレスの方が足を引きずりながら前を歩いていた。

その姿をみて、この人はこの後どこで何をするのだろう、飯食えるのだろうか、とまた別のモヤモヤを感じてしまった。

女性カメラマンが運よく戦場の印象的場面を撮影して大反響を呼んだけど、本人は実力以上の評価モヤモヤしつつ、みたいなアニメがあったけどなんだったか

トランプ氏の写真の件で思い出した。

ストーリー全然思い出せない。実験的な作品だった気がする。

anond:20240714124321

 元増田の言い方がモヤモヤしていて、無責任な感じにイラッとくる、という気持ちはわからないでもないが、この増田の方がはるか攻撃的な印象を受けるし不快だ。

 元増田は夫との暮らし基本的には満足していて仲も良く、ステーキを食べるのも自分にご馳走したい気持ちがあるのかもしれない、感謝もしている、と明言している。だけれども週4ステーキちょっとやり過ぎではないか?というフワッとした気持ち不安を綴ってみたに過ぎない。

 そのフワッとした感じが増田には不快なのだろう。

 あるいは「普通は週4もステーキを食べない」といった「普通」の押し付けに反感を覚えたのかもしれない(別に元増田は「普通」を強く主張しているわけではなく、自分気持ちをなんとか表現しようとしているだけだと思うが)。

 確かに世の中には、言及対象一義的明確化し、明瞭な論旨と責任をもって語ることが期待・要求される分野というのはある。医療軍事などは最たるものだろうが、もう少し広く取ってビジネス科学領域でも、言いたいことが明瞭で誰にでもわかるとか、責任所在がはっきりしているとかは、少なくとも好ましいことで、場合によっては強く求められると思う。

 しかしこれらを全部合わせたとしても、人類史的に積み上げられてきた広く複雑で豊穣な生活の極々一部に過ぎず、圧倒的大部分の人間的(動物的)コミュニケーション井戸端会議とか時候挨拶とか全然内容のない雑談とか芸能人の噂とか家庭の愚痴とか、フワフワして何も生み出さなものでできている。そちらの方が元々の土台で、科学軍事医療的な厳格さなどポッと出で出てきた上澄みの部分に過ぎない。

 この上澄みの部分が現代生活の中でそれなりに重要位置を占めており、だからこそ教育で叩き込まれるのは間違いないし、決してどうでもいいなどと言うつもりはないが、逆に言えば教育で頑張らないと身につかない「不自然」な能力だと割り切った方がよい。

 そして遥かにアホでフワフワしたコミュニケーションの方で何千年何万年人類はやってきたのだから一見して理不尽で不合理に見たとしても、それはそれで結構「うまくいく」のだと受け取るべきではないか。フワフワしている方がずっと「枯れた」技術だ。

 人(動物)の生活の多くはなんとも不合理で言語化しにくいモヤモヤとしたものでできていて、それを明晰判明な言葉だけで切り出そうとすると、豊穣な大部分を無情に切り捨て単調化してしまうことにもなる。

 元増田には夫への感謝や今の生活への満足がありつつ、「でも…」といううまく言えない部分があり、矛盾と知りながらそれをうまく言葉にできないか表現できないか、奮闘している。うまく言葉にできているかと言えば、あまりできていないと思うが、重要なのは言葉にできてしまうことではなく、しようとしてもがくことだ。なぜなら端的に言いきれてしまったら、その瞬間に肝心のモヤモヤした大部分ははじめからなかったかのように捨てられてしまうからで、言葉というのは「射当てる」ことより「その周りを回る」ことに重要性がある。

 ズバリ一言で言えてしまうような簡単ことなら、わざわざ文章にしてダラダラ語る必要などない。何なら記号や数式で表した方が合理的だし、実際、どんどんそうやってスリム化している領域だってある。

 しかし、何度も同じことを繰り返して恐縮だが、人の生の圧倒的大部分はそんなにスパッと言えないことで、多くの(おそらく増田ほど頭の良くない)人々がスパッと言わない暮らしを何千年も続けているのは、それはそれで大局的には一つの合理があり、恒常性があるからだと思う。

 そうした風習(のようなもの)に気に食わないものがあったとしても、「人間のクズ」などと強い言葉で人を非難するのはどうなのか。

 不快な点、納得のいかない点があったとしても、増田元増田個人的攻撃したわけではないのだから、読むのをやめて放っておけば済む話で、さらに譲って何か一言言うにしても(もちろん言ってもよい)、言葉を選ぶということができないのだろうか。こんな言い方しかできないのだとしたら、増田の方が元増田よりかなり深刻にコミュニケーション能力が欠けているように見える。もし能力に不足がないのだとしたら、事態はより深刻で、人間性として攻撃的で危険人物だということになりはしないか

anond:20240714124321

 元増田の言い方がモヤモヤしていて、無責任な感じにイラッとくる、という気持ちはわからないでもないが、この増田の方がはるか攻撃的な印象を受けるし不快だ。

 元増田は夫との暮らし基本的には満足していて仲も良く、ステーキを食べるのも自分にご馳走したい気持ちがあるのかもしれない、感謝もしている、と明言している。だけれども週4ステーキちょっとやり過ぎではないか?というフワッとした気持ち不安を綴ってみたに過ぎない。

 そのフワッとした感じが増田には不快なのだろう。

 あるいは「普通は週4もステーキを食べない」といった「普通」の押し付けに反感を覚えたのかもしれない(別に元増田は「普通」を強く主張しているわけではなく、自分気持ちをなんとか表現しようとしているだけだと思うが)。

 確かに世の中には、言及対象一義的明確化し、明瞭な論旨と責任をもって語ることが期待・要求される分野というのはある。医療軍事などは最たるものだろうが、もう少し広く取ってビジネス科学領域でも、言いたいことが明瞭で誰にでもわかるとか、責任所在がはっきりしているとかは、少なくとも好ましいことで、場合によっては強く求められると思う。

 しかしこれらを全部合わせたとしても、人類史的に積み上げられてきた広く複雑で豊穣な生活の極々一部に過ぎず、圧倒的大部分の人間的(動物的)コミュニケーション井戸端会議とか時候挨拶とか全然内容のない雑談とか芸能人の噂とか家庭の愚痴とか、フワフワして何も生み出さなものでできている。そちらの方が元々の土台で、科学軍事医療的な厳格さなどポッと出で出てきた上澄みの部分に過ぎない。

 この上澄みの部分が現代生活の中でそれなりに重要位置を占めており、だからこそ教育で叩き込まれるのは間違いないし、決してどうでもいいなどと言うつもりはないが、逆に言えば教育で頑張らないと身につかない「不自然」な能力だと割り切った方がよい。

 そして遥かにアホでフワフワしたコミュニケーションの方で何千年何万年人類はやってきたのだから一見して理不尽で不合理に見たとしても、それはそれで結構「うまくいく」のだと受け取るべきではないか。フワフワしている方がずっと「枯れた」技術だ。

 人(動物)の生活の多くはなんとも不合理で言語化しにくいモヤモヤとしたものでできていて、それを明晰判明な言葉だけで切り出そうとすると、豊穣な大部分を無情に切り捨て単調化してしまうことにもなる。

 元増田には夫への感謝や今の生活への満足がありつつ、「でも…」といううまく言えない部分があり、矛盾と知りながらそれをうまく言葉にできないか表現できないか、奮闘している。うまく言葉にできているかと言えば、あまりできていないと思うが、重要なのは言葉にできてしまうことではなく、しようとしてもがくことだ。なぜなら端的に言いきれてしまったら、その瞬間に肝心のモヤモヤした大部分ははじめからなかったかのように捨てられてしまうからで、言葉というのは「射当てる」ことより「その周りを回る」ことに重要性がある。

 ズバリ一言で言えてしまうような簡単ことなら、わざわざ文章にしてダラダラ語る必要などない。何なら記号や数式で表した方が合理的だし、実際、どんどんそうやってスリム化している領域だってある。

 しかし、何度も同じことを繰り返して恐縮だが、人の生の圧倒的大部分はそんなにスパッと言えないことで、多くの(おそらく増田ほど頭の良くない)人々がスパッと言わない暮らしを何千年も続けているのは、それはそれで大局的には一つの合理があり、恒常性があるからだと思う。

 そうした風習(のようなもの)に気に食わないものがあったとしても、「人間のクズ」などと強い言葉で人を非難するのはどうなのか。

 不快な点、納得のいかない点があったとしても、増田元増田個人的攻撃したわけではないのだから、読むのをやめて放っておけば済む話で、さらに譲って何か一言言うにしても(もちろん言ってもよい)、言葉を選ぶということができないのだろうか。こんな言い方しかできないのだとしたら、増田の方が元増田よりかなり深刻にコミュニケーション能力が欠けているように見える。もし能力に不足がないのだとしたら、事態はより深刻で、人間性として攻撃的で危険人物だということになりはしないか

anond:20240714124321

 元増田の言い方がモヤモヤしていて、無責任な感じにイラッとくる、という気持ちはわからないでもないが、この増田の方がはるか攻撃的な印象を受けるし不快だ。

 元増田は夫との暮らし基本的には満足していて仲も良く、ステーキを食べるのも自分にご馳走したい気持ちがあるのかもしれない、感謝もしている、と明言している。だけれども週4ステーキちょっとやり過ぎではないか?というフワッとした気持ち不安を綴ってみたに過ぎない。

 そのフワッとした感じが増田には不快なのだろう。

 あるいは「普通は週4もステーキを食べない」といった「普通」の押し付けに反感を覚えたのかもしれない(別に元増田は「普通」を強く主張しているわけではなく、自分気持ちをなんとか表現しようとしているだけだと思うが)。

 確かに世の中には、言及対象一義的明確化し、明瞭な論旨と責任をもって語ることが期待・要求される分野というのはある。医療軍事などは最たるものだろうが、もう少し広く取ってビジネス科学領域でも、言いたいことが明瞭で誰にでもわかるとか、責任所在がはっきりしているとかは、少なくとも好ましいことで、場合によっては強く求められると思う。

 しかしこれらを全部合わせたとしても、人類史的に積み上げられてきた広く複雑で豊穣な生活の極々一部に過ぎず、圧倒的大部分の人間的(動物的)コミュニケーション井戸端会議とか時候挨拶とか全然内容のない雑談とか芸能人の噂とか家庭の愚痴とか、フワフワして何も生み出さなものでできている。そちらの方が元々の土台で、科学軍事医療的な厳格さなどポッと出で出てきた上澄みの部分に過ぎない。

 この上澄みの部分が現代生活の中でそれなりに重要位置を占めており、だからこそ教育で叩き込まれるのは間違いないし、決してどうでもいいなどと言うつもりはないが、逆に言えば教育で頑張らないと身につかない「不自然」な能力だと割り切った方がよい。

 そして遥かにアホでフワフワしたコミュニケーションの方で何千年何万年人類はやってきたのだから一見して理不尽で不合理に見たとしても、それはそれで結構「うまくいく」のだと受け取るべきではないか。フワフワしている方がずっと「枯れた」技術だ。

 人(動物)の生活の多くはなんとも不合理で言語化しにくいモヤモヤとしたものでできていて、それを明晰判明な言葉だけで切り出そうとすると、豊穣な大部分を無情に切り捨て単調化してしまうことにもなる。

 元増田には夫への感謝や今の生活への満足がありつつ、「でも…」といううまく言えない部分があり、矛盾と知りながらそれをうまく言葉にできないか表現できないか、奮闘している。うまく言葉にできているかと言えば、あまりできていないと思うが、重要なのは言葉にできてしまうことではなく、しようとしてもがくことだ。なぜなら端的に言いきれてしまったら、その瞬間に肝心のモヤモヤした大部分ははじめからなかったかのように捨てられてしまうからで、言葉というのは「射当てる」ことより「その周りを回る」ことに重要性がある。

 ズバリ一言で言えてしまうような簡単ことなら、わざわざ文章にしてダラダラ語る必要などない。何なら記号や数式で表した方が合理的だし、実際、どんどんそうやってスリム化している領域だってある。

 しかし、何度も同じことを繰り返して恐縮だが、人の生の圧倒的大部分はそんなにスパッと言えないことで、多くの(おそらく増田ほど頭の良くない)人々がスパッと言わない暮らしを何千年も続けているのは、それはそれで大局的には一つの合理があり、恒常性があるからだと思う。

 そうした風習(のようなもの)に気に食わないものがあったとしても、「人間のクズ」などと強い言葉で人を非難するのはどうなのか。

 不快な点、納得のいかない点があったとしても、増田元増田個人的攻撃したわけではないのだから、読むのをやめて放っておけば済む話で、さらに譲って何か一言言うにしても(もちろん言ってもよい)、言葉を選ぶということができないのだろうか。こんな言い方しかできないのだとしたら、増田の方が元増田よりかなり深刻にコミュニケーション能力が欠けているように見える。もし能力に不足がないのだとしたら、事態はより深刻で、人間性として攻撃的で危険人物だということになりはしないか

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