「原作」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 原作とは

2024-11-21

anond:20241120215220

原作映画に差がありすぎるよね。ナウシカもそうだけど、話を映画に納めるためにぶっちぎり過ぎている

実は原作ファンが待ち望んでいた「アニメ化」って「OVA」なのでは?

クールのように大量のアニメTV放映される時代だけど、やはり気になるのはその「出来映え」。様々な制作スタジオが請けているので、当然だがバラツキがあるわけで。

特に緊張するのは、生粋アニオタではなく別ジャンルのオタが、「推している作品 (原作) がアニメ化したので観る」場合

その作品を知らない人がアニメを観る場合はまだマシなんだ、アニメ自体面白ければいいから。問題原作ファンが観る場合で、「媒体の差」によって良さがオミットされたり、そうでなくとも「思ってたのとは違う」みたいな感想を抱きがち。

もちろん、媒体が違うんだから出力を見て感じる印象は別だし、「絵が動く」というインパクトアニメなど映像媒体じゃないと味わえないものではある。前述したように「その作品を知らない人」への入り口として機能するのも良い。

ただ、オタクってやつは「良さがオミット」される部分について敏感になりがち。だから盲目的に「原作そのままで」と叫ばれるわけだけど、そうもいかない要因の筆頭に来るのは……恐らく「1クールアニメとしての尺」。

2クールアニメが (そのクールに放映されるアニメの量に対して) 稀になっている現代だと、「30分×12~13話」というフォーマットに収まりきらないもの実質的に「アニメ化できない」。じゃあどうするかというと、シナリオを削ったり改変したりまとめたりして、そのフォーマットに収まる分をアニメ化することになる。

まあ、漫画小説原作だったらまだいいんだ、「1巻」「2巻」という単位で区切れるから問題なのはゲームアニメ化で、ノベルゲーにせよソシャゲーにせよ、「原作」の尺をそのままアニメに落とし込むと2クールあってもキツかったりする。「30分×12~13話」は要するに「6時間~6時間半」ってことだけど、「短いからすぐ終わるよ」と言われるノベルゲーのプレイ時間目安が「10時間」とかだったりするからね、どうしても編集が入る。

から思った、「じゃあ1クールアニメにこだわる必要ないじゃん」って。原作全部アニメ化するのは無茶だけど、例えば序盤の……ノベルゲーで例えると「OPに入るまで」みたいな、区切りの良い位置までアニメ化したOVAにすればいいんじゃないかって。こうすることで、「原作から変に改変されて良さが削られた」とか「1クール分尺を確保するために大部分がアニオリです」とかがなくなっていいと思う。

昔だったらいざ知らず、今ならネット配信という媒体があるから宣伝すれば観てもらいやすいはず。1クールアニメよりコストは掛からないし、悪くないプランだと思うんだけどな……。

追記:昨今だと「クラウドファンディングお金を集めて5分アニメで1クール放映します」ってプロジェクトもあるよね。嫌いじゃないけど、5分アニメって実質2.5分しか本編ないし、5×12=60分ってことは、通常の (30分の) アニメを2話分、きっかOVAとして組めば良くない??

2024-11-20

数日前に書いてたテキストファイル捨てるの勿体無いと思ったので張る

(↓を上書きしてしまったので、じゃがいものが消えてた)

自分史上最も重要ななろう小説10

例のあのフォーマットに乗ってWeb漫画の話をしようかと思ったがWeb漫画は山ほどあるし別に網羅的に読んでる訳でも無いので単に自分の好きな作品を書くことにした人が居たので便乗。

消えてる作品以外はブックマークが残ってるので探しやすくてよかった。

2012か13ぐらいから読み始めた人。それ以前も知らないし、最近も知らないしひどく偏ってるはず。順不同

本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~

みんな大好き(なはず)。転生元の(中途半端な)知識と超絶魔力持ちでチートではあるが、虚弱常識知らずなど、情熱と人脈でカバーしてく。

朝ドラ風なのかもしれない。(女性主人公から?)

これと謙虚ぐらいしか男性向けっぽいの読んでなかったし、読んでも合わないの多い中(ゴミ拾いのとかテイマーのとかは読んでた)、何度も読み返した名作中の名作。

言い過ぎだけど、パトレイバー銀英伝レベル社会に出てから有用知識が得られる。

パト銀英伝信者からしたら言い過ぎ、そうではない人からしたらそんなもんかってなる?)

やり直してもサッカー小僧

異世界でもなく、冒険もしない、異色作であり快作。

現実世界への巻き戻り。細かいこと(と重要なことのほとんど)は忘れたが、サッカー選手になれなかった大人サッカー始めた日に戻ってやり直す話。

確か戻るのはその一回ぐらい。戦術等の知識大人レベルなのと、コツコツ努力できる(練習目的がはっきり、効率もよい)のと、あとなんか鷹の目みたいな俯瞰視点だけで頑張る。

雰囲気は週刊少年誌サッカー漫画みたいなの(ジャンプっぽさはなく、サンデーマガジンのどっちか寄り)。恋愛要素が少なくて物足りなかったような、中学生編ぐらいまでで終わったのとかで悲しかったような。

VRMMOをカネの力で無双する

これと続編(サブアカウント)のセット。アイリッシュスナイパーは含まない(好きだけど)

VRMMOは二大ジャンルひとつだったり、転生、転移に次ぐ第3のジャンルだったりしたが、あまり人気作が無かった(当時の個人的な印象)中、(根底に)デスゲーム要素もなく、描き切りつつ、VRMMO系で不足しがちな現実世界にも重点を置いたのが本作。

MMO要素は各キャラのなりきりに由来するコメディ要素やストーリーの本筋に絡む仕掛けであって、中身は群像劇要素も強く、主人公以外の成長物語でもあり、半沢みたいなのとかでもあり、ミックスグリルみたいな作品。あえて大げさに言うと、大長編ドラえもん詰め合わせみたいな。

章ごとに目標が変わってたりしつつ、最後でどかんと一気に色々纏まるのがめちゃくちゃ気持ちよかった。主人公大人だし、なろうっぽくない(なろうっぽくないことはないが)

主人公も一応精神的に色々成長します。地の文好き嫌いは分かれそう。

この世界ゲームだと俺だけが知っている

なんか独特の作品コメディ(や腰砕け)要素強め。

クソゲーとして名高いバグだらけのゲームの中に入ってしまい、バグ仕様()も多い)を駆使して気持ち悪いことを沢山する。

読んで知って欲しいのだが、全方向を騙していくのとか、サブキャラとかが立ってるのとか、一応色々吹っ切れてるのが面白すぎた(作者的にはセーブしてるのかも)

本作作者の他作品も少し系統違ってても面白いので、他作品挙げたいが完結してなかったりするので、出会いの本作をエントリー

まのわ ~魔物倒す・能力奪う・私強くなる~

タイトルそのまま。ちんちくりん系の女子普通女子コンビに、個性的パーティメンバーなどで冒険する。

基本的にはテンポよく成長していくし、仲間も頼りになる。地の文とかほのぼのし雰囲気も好きだし、ちょっと年齢層高め向けのギャグとかも合ってた。作中でどういう扱いだったかは忘れたが馬は脳内でひんべえ(いつもいっしょのおうま)になる。

真剣なシーンでも気が抜けるような描写が多くて好きだったかも。

終盤SF過ぎたのとか好みが別れるところか。SF方面だったかは定かではないが

時代がずれてたら防振り(途中までしか読んでない)ぐらい売れてたかも。コミカライズされてたの今知った

くまクマベア

流石に全部読んではいないが、アニメも見た。

可愛い。ほんと可愛い

給与額がそのままレベルに反映されたら最強っぽくなった

おかしなった。突っ走ればよかったのにと思ったような。

やっぱチョロインでしょ!

流行ってたか

蜘蛛ですが、なにか?

おもろい。

最後まで読んだ記憶がない。今は漫画で読んでる。

となりの魔王

これも流行った。

チート魔術で運命ねじ伏せる

きつね可愛い。同作者の他作(沢山あったはず)も読んでみたけど、これがなんか時期的になのか、一番ハマった。

その他の候補

スマホ太郎

 影響は受けたが、読んでないので

ラストルーキー ~世界最強の引きこもり

 この世界ゲームだと……と同作者なので

自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮彷徨

 色物かと思ったら意外としっかり面白かった。アニメ見て、原作一気読みした。

転スラ

 すごいのはみんなわかってるが、重要度は低い。

このすば

 どこにも書いてないが、これ系では他作品のほうが影響受けたので除外。

宝くじで40億

異世界迷宮奴隷ハーレム

無職転生

勇者イサギの魔王

 アニメ化やったね!(別作品

anond:20241120224245

ある、というか、30年以上経つうちに、本歌取りされすぎてあたりまえになっちゃった

広まってより過激に工夫されたものをみてから本家をみるとなんか味が薄いみたいなやつ。

超能力バトルに増える質量

リアル世紀末日本政府の抑圧とヤク(貧困の中の東京オリンピック予言

リアルババアリアルバイク

・画面がだいたい夜

BGMガムラン

いろんな人に影響をあたえてて、インタビュー時に本棚うつすとこれの原作本とナウシカが並んで刺さってるみたいなのが多かった。

今俺が好きなのはアニメーターすしお。それもまぁ画面だっていうならそうだろう。

でもまあ、この岩の下みたいな増田でこっそりと「ストーリーが無い」派がもりあがりたいならあえて水はささないよ。

中島らもの描いた「オレ達は身の詰まった蟹」っていうギタリストベーシスト?みたいなことだ。

anond:20241120162050

赤ずきんチャチャは複雑なんだよ。

主人公チャチャが、プリンセスメダリオンの愛の力、リーヤのブレスレット勇気の力、しいねちゃん指輪希望の力を受けて、

マジカプリンセスに変身して、魔王を倒すんだけど、これはTVオンリーオリジナル設定なんだわ。

ビューティーレインアローみたいなグッズを玩具メーカーが売りたくて追加したんだろうが、

原作には、そんな変身シーンは一切ない。

2024-11-19

anond:20241119000105

原作を知らん息子はクソリメだと分からんもんな

知らなくていいこともあるってことや

2024-11-18

anond:20241118202826

な、なるほど。

かに思い出してみれば、ドラマ原作先生自殺も、自殺の重みを重視したからこそ(意には逆行したけれど)、ネット原作改変炎上が凄まじく燃え上がったとは言えます・・・

実写ゴールデンカムイを見て気づいたこ

絶賛したい。

実写の正解を毎話叩き出しているゴールデンカムイ

役者たちの力の入れよう、キャラ解釈の部分がすごい。

監督がひとりひとりにキャラ考察ノートのようなものを渡していると言うので(萩原聖人のように脚本自己解釈で挑みたかった役者スタンスによるが)原作解像度が異常である

また衣装やセット、植生を意識したロケなども見事。

殺人ホテル編では原作のあのドリフセットを完全再現

ドラマでは映画より改変も結構ある。もともと映画脚本時点で原作をよく覚えていないと分からない程度の短縮が見られたが、そのカット違和感がなく、前後につながりをもたせることに成功している。

漫画的嘘の表現を、リアルに落とし込んでいるのもまた違和感がない理由だろう。

もちろん、だからこそ期待値が上がり「あのシーンを実写で見たかった」という声も出てくるのだが…。

親分と姫回もよかった。大自然を味方につけた夕焼けハイライト無茶苦茶耽美展開。なぜ実写化できているのかもはや分からない。

実写化して改めて気づくことも多い。原作アニメアイヌ描写は頭の中でリアルに変換しているのだが、やはり自分の中での解像度が低い。その分実写だと、多くの協力もあってリアルアイヌ文化が伝わってくる。

毎話放送後にメイキングが公開されるが、最新話のアイヌ料理描写はとても面白かった。

役者たちもなにを食べてるのか分かっていない新鮮なリアクションフキが足りなくなれば山に入って採ってくる。アイヌ食文化を引き継いだ人が、料理監修の人に一から教えていく。ぜひ劇中料理本を出してほしい。

そしてまた気づいたことがある。

二階堂映画版では編成都合上クライマックス敵役で、実写序盤でかなり目立つ位置にいる。

映画だとまだ正気を保っていたが、ドラマでは無事第二形態まで進んで、みんなの知っている二階堂になった。一つの作品で役柄をあんなに変えていくのはすごい。しか原作から抜け出したかのような演技なのだ

そこで改めて二階堂という人に注目してみることになったのだが、彼の哀愁と愛憎を見ていくうちに、二階堂は杉元に愛してほしかったのかもしれないと思うようになった。まぁ、この熱量感想で触れる部分ではないのかもしれないが…。

勿論ここは実写違うんだよ、という原作ファンは居るだろう。でもそこで平和話題ができる。こういう感じで原作読者が見ても楽しめる作品はあまりないので、ゴールデンカムイを見てしまった今、今後の実写他作品を楽しめるのか不安すらある。

2024-11-17

anond:20241117051139

恥の認識を擦り合わせたい、確かにそうかも。

スポーツ一筋で漫画を読んだことがない人がいる飲みの場で原作すっ飛ばし二次創作話題を持ち出す空気の読めなさに恥ずかしくなったのかも。

ここで色んな意見もらえてモヤっと部分を整理できてきた。ありがとうございます

anond:20241117013511

私の感覚に近い方がいて少しほっとした。

二次創作って黙認されているけど著作権侵害しているイメージなので(間違えていたらすみません)、原作をすっ飛ばしSSを読むことが趣味公言したこと違和感を感じていたみたい。

言語化してくれた方がいて嬉しい。

anond:20241117011822

二次創作趣味同好の士どうしなら良いが

大っぴらに言うのは褒められたことではない。

会話のターンが回ってきてウキウキしたのだろう。空気を読めず語り出す様が恥ずかしいと言ってやりなさい。

そもそも二次創作なんて他人ふんどし相撲をとってるみたいなもんだ。原作の良さあってこその行為原作側を好きと紹介しないことに強く違和感を感じる。

2024-11-16

史上最悪のコラボグラブル×転スラ

今年で10周年を迎える老舗ソシャゲグランブルーファンタジーセールスポイントひとつに「最新のキャラには及ばずとも、ある程度の性能が担保されたキャラクターが全ユーザー無料配布されること」があった。

人気コンテンツとのコラボは、長い歴史のあるグランブルーファンタジーにおいて新規ユーザーを呼び込む絶好の機会。

これまでのグラブル歴史の中でもそういうムーブメントが確かにあったし(e.g.鬼滅の刃コラボグラブルはこの文化大事にしてるんだろうなぁって思ってた。

そしてその配布されたコラボキャラ所謂キャラではないことで企業攻略wikiの最強キャラランキング!!にコラボキャラが並ばないことでグラブル世界観が保たれて、まさにグラブルへの導線としてコラボ機能していたように思える。

しかしそんな老舗ソシャゲにも変化は訪れるもので、今年からついにコラボガチャ実装されてしまった。

どうしてそうなったのかは分からないけど、そんな私の頭でもお金のためであることは流石にわかる。そうじゃなかったらビビる

それ自体についての是非はもう論じていても仕方ないので受け入れはした(してない)が、そのコラボガチャの内容には驚愕した。

まずグラブルガチャシステムについて軽く話をさせてもらうと、SSR確率が2倍・限定キャラ排出新規キャラ追加のフェス方式ガチャが月に2回行われ、プレイヤーの99%がそのタイミングガチャを回している。ちなみにSSR確率は恒常ガチャSSR3%でフェスは6%で、9万円分引くと天井に到達して対象キャラが1人もらえる。

じゃあこの度実装されたコラボガチャも当然フェスなのか?というと、まさかの恒常ガチャと同じ3%。

当然限定キャラ排出されず、肝心のコラボキャラピックアップ率は各0.5%の合計1%

運が悪いと2回天井するから18万円かかる。

正直引いた。

事前のアナウンスコラボキャラの有無で既存コンテンツに差が生まれるような性能にはしないことが確約されていた以上、コラボ先のコンテンツに興味のない私みたいなプレイヤーはまず確実に引かない。

コラボ先のコンテンツが好きな既存プレイヤーも、これから控えているガチャ特殊事情で1年間排出が止まるキャラ最後ピックアップクリスマス年末年始にある目玉ガチャ)に備えて蓄えたい時期で余裕があるとは言えない。

そして一番大事コラボ目当てで始めた新規ユーザーも、いきなり数万円課金するのは流石にハードルが高いと思う。いくら恒常キャラの中にも限定キャラに近い性能を持つキャラがいるとは言っても、限定キャラ排出されない以上は副産物に期待ができるとも言い難い。

他のソシャゲだとコラボキャラって結構強かったりすることが多いイメージがあるけど、前述の通り別に強くはない状態実装されてるキャラをわざわざ原作ファンが他コンテンツ課金して引くのか?そこもわからない。

ちなみに今回実装されてる転スラキャラシオンディアブロで、原作ファンなら強くあってほしい寄りのキャラっぽい気はしてる。

ホントになんなんだ、このガチャ

このコラボガチャ、誰が喜んだんだろう。

グラブルの良さのひとつをなくして実装されたコラボガチャがこんな出来になって、誰が喜んだんだろう。

陰湿人達に「敢えて酷い出来にして既存プレイヤー炎上させることでこれから先のコラボガチャ存在を抹消する巧みな工作」なんて言われ方をしてるこのコラボガチャは誰が喜んだんだろう。

誰が私の好きなグランブルーをこんなにしちゃったんだよ。

ダンダダアニメの出来がかなり良い

正直言うと、ダンダダ漫画は素晴らしいが週刊漫画の中では中の中あたりだと思うんだよね

アニメはそれを全力で料理している、ここまで一歩踏み込んだアニメ化は久しぶりに見たと思う

鬼滅の刃に近いが、鬼滅よりも改変が多い、その割に上手くいってる

そこ変える必要なかったよね、みたいな部分が見当たらない

アニメ良かったけどそもそも原作が良かったからこんなもんだよね」っていう良作アニメは沢山あるけど

それを一歩超えてる

 

まあこっから先は1個の話が長くなってくるからまた苦しくなってくるだろうけどね

贅沢言うともう少し小ネタを沢山やって欲しかった

個人的にシャコまでは大丈夫だと思う)

あと8話作画既に怪しい

anond:20241115014057

ミキヒカル黒幕だと辻褄が合わない

ニノ黒幕だ!

いや、ニノを操っているやつがいる…そう、カミキヒカル

このくだりマジで何だったんだろう

ニノを絡めることでアイドル2番の歌詞原作展開に反映させて話題作ろうとしたけど特に具体的な展開思いつかなくてやめただけ?

anond:20241116194637

おいおい、なんだよその愚痴!確かに気持ちはわかるけど、ちょっと冷静になって考えてみろよ。

まず、映画版ルックバック』について言うなら、あの作品本質は、「原作をどう再現するか」じゃなくて、原作を基にして、どう新しい視点提供するかだろ。原作が持ってる「漫画の力」っていうのは、確かにすごいんだよ。例えば、手塚治虫が『ブラック・ジャック』で描いた「命の価値だって、読者がそれをどう感じ取るかってところにこそ力があった。でも映画ってのは、原作に対する「解釈」を加えるものなんだよ。例えば『ワンスアポン・ア・タイム・イン・ハリウッドだってタランティーノ歴史のifを描いたわけだろ?実際の歴史がどうあろうと、映画としての「物語」が成立してるから並行世界存在する意味が強調されるわけだ。

それに、映画で「並行世界の扉を開く力が足りなかった」とか言ってるけど、それがそもそもズレてるよ。映画っていうメディアは、漫画のようにページをめくりながら無限の詳細を積み重ねることができない。だからこそ、映画は「映像表現」によって観客にインパクトを与えるんだよ。例えば、ジャン=リュック・ゴダールの『勝手にしやがれ』が革命的だったのも、彼が言いたかったのは「映画映画しか表現できないことがある」ということだからな。

それに、君が言ってる「インターステラー的な何か」が薄いってのは、もしかしたら君がその部分に過度に期待しすぎてるだけかもな。映画版ルックバック』は、漫画と同じように時間軸や物語を複雑にしていこうとしたけど、そこに込めたテーマメッセージは、むしろシンプルに伝わってきた方がいい。映画には映画なりの表現方法があるんだから、そこに深い解釈を求めるのは少し違うだろ。

それに、映画が「漫画の力」を再現するって言っても、漫画はやっぱりそのフォーマットしかできないことがあるんだよ。『ルックバック』における一枚の漫画がどれだけ強い力を持っていたか、それは確かにすごい。でもその力を「映画再現する」のは、根本的にメディアが違うから、どうしても限界があるんだ。

それにしても、お前が言うように「深く踏み込むべきだった」っていう部分も、俺は逆に言うと踏み込みすぎてなくて良かったんじゃないかと思うぞ。むしろ映画があまりにも深くまで踏み込むことで、観客が原作と同じように個々の解釈を持ちづらくなったら、それこそ映画として失敗だろ。

まぁ、色々と感じる部分はあるだろうけど、映画を見て「足りない」って思うのは、そこに期待を持ちすぎたからだよ。芸術作品なんてものは、結局は鑑賞者の解釈によって完成するんだから、もうちょっと柔軟に受け入れてみろよ。

劇場版ルックバック2回見たけど、やっぱこう「あの原作を使った割には……」という感じが凄いね

もう一つの可能性に対しての解釈多様性みたいなのが薄いんですよね。

漫画世界においては「あの1枚の漫画によって世界分岐した」というのが本当に確かな説得力っていうか、マジでそれぐらいの力があったんだと信じさせる何かがあったんだけど、映画だといまいち伝わってこない。

そもそもあの漫画はどこから来たのかについての解釈余地というか、「インターステラー的な何かが起きた可能性」というのを感じさせるだけのパワーみたいなのがイマイチ薄いんだよね。

あの状況における作品世界自体で起きていることは「もう一つの世界存在した可能性についての想像なのは事実なんだろうけど、それが観客席からだと「本当にあったかもしれないもう一つの世界」として等価存在として映る所がルックバックの醸し出す凄みの秘密だと思うんだよね。

「どこまでも都合が良いような世界、でもそれがもしかしたら本当にありえたのかも知れない」って事がより強い悲しみを生むけど、同時にそれが「いま自分たちが生きている世界はこっちなんだから前を向かなければ」という気持ちトリガーになるっていうか。

元ネタであるワンスアポン・ア・タイム・イン・ハリウッドなんてまさにそういう映画だったと思うわけよね。

なんつうか「こういう空想の中で自分たちを慰めることも出来る。創作活動を続けるってのはそういうことなんだ。創作活動最高と言え」みたいなパワーがあるわけですよ。

そこがイマイチ足りてないっつうかさ、もっと深く踏み込めば、あの事件に対してどう向き合うかって話だった訳じゃないですか。

まあ映画版はそのへんについて「パクりやがってよぉ!」の言葉を入れてくれているので敬意は凄い感じるわけなんですけど。

それでもやっぱ足りないっていうか、根本的な構造としての「漫画世界における漫画の力」と「映画世界における漫画の力」だとやっぱエネルギー量に致命的なまでの差があるなと。

ワンスアポン・ア・タイム・イン・ハリウッドという映画が「映画の中で映されたハリウッドという土地の持つエネルギー」によってあの荒唐無稽さすらある並行世界を描いたことの再現は出来てないなと。

いやマジで全体としてはすごくいい映画だったと思うよ。

こんだけ頑張ってもらえるんだからタツ先生も喜んでますよって感じましたよ。

でもやっぱちょっとだけ足りないんですよね。

観客の頭の中で「並行世界への扉」を開くだけのパワーが足りてなかった感じなんすよ。

なんつうんですかね、繰り返しになるんですけどワンスアポン・ア・タイム・イン・ハリウッドという映画の中においては、あの映画の中で起きたことこそが事実だったわけじゃないですか。

「俺達の住んでいる地球事実」と「ワンスアポン・ア・タイム・イン・ハリウッド事実」はそれぞれ存在できていて、どっちが上か下かっていうのとは違ったと思うんですよ。

その等価性があったからこそ、「でも俺達の地球で起きている事実が俺達の生きる現実しか無いんだよね」という読後感みたいのに繋がるっていうか。

ルックバックという作品キモってどうしようもなくそワンポイントに集約されていると思うんですよね。

そこが、ちょっとだけ踏み込みきれてなかった。

ただそれだけでそれ以外は何の不満もないんですけど、惜しかったなという感想しかなり得ないんですよ。

半年ぶりにもう1度みたら別の感想になるかと思ったんすけど、全く同じ感想になりましたわ。

ホビットは一日に6回くらい食事をするとかいう設定いらんかったやろ。

この設定活かしてるシーン原作はもちろん模倣作でも一度も見たことない

自分無断転載には否定的なんだけど

「この作品のこのコマです」と明示してそのまま転載している分にはそこまで腹は立たないんだよね

宣伝にもなるっちゃなるしさ

二次創作も同様で、あくま二次創作として描いて原作を明記している分には腹は立たない

むかつくのは転載元を明示せず、自説の主張に利用する無断転載

勝手台詞を変えたりしていたらさらに駄目

それでもまだ「分かる人には分かる」いう逃げ道があるけれど。

で、画像生成AI場合そもそも画像が分からいからね

勝手に使われて知る術がないっていうのが一番最悪

許せる度合いは

元ネタ明記のそのまま無断転載元ネタ明記の二次創作元ネタ明記しないそのまま無断転載元ネタ明記しない改変無断転載>>>>(超えられない壁)>>>>画像生成AI

推しの子って全て失敗してない?

アクアルビーダブル主人公アクアばっかり、ルビー覚醒に見せかけて特に活躍はなし

ラブコメ求めるファン→誰ともくっつかず主人公死亡で終わり(死体ビンタはあるよ!)

芸能界リアル(笑)原作派生対立ネットリンチなど誰でも知ってるような薄い内容

アイの死をめぐるサスペンス→なんかめっちゃ洗脳できるやつが操ってただけでした(???)

告発映画を使った黒幕との駆け引き→結局主人公映画公開前に直接殺しに行って相打ちしたので特に映画意味はなし


馬鹿か?

anond:20241115230006

仰る通り、原作への情熱で作ったもの勝手パクるなしという気持ちで!原作の方が〜なんて女々しい言い訳をせず自分が嫌だから!がっつり対策した上でこれから情熱を捧げます

2024-11-15

ドコモ、やらかす

井上尚弥試合無料配信以外誰が見てるのか全く不明でお馴染みの動画配信サービスLeminoで

欲望三部作」と題して大々的に宣伝してる作品の一つの原作にZ李を採用してしま

NTTというお堅い会社が何でそんな怪しいところに手を出してしまったのか

配信予定は1月でとりあえずまだ引っ込めてないみたいだけど配信するつもりなのかね

ここ数日のAI騒動について

アニメ化作品原作側の立場から言わせてもらうと、二次創作がいくつも作られてきたので生成AI自分作品キャラクターが出せるようになったところで、今までと何も変わらず二次創作が増えるだけです。生成AI学習されて出力できるようになると原作者に迷惑がかかるからウォーターマークを入れようとか騒いでいるのは正直アホとしか思えないです。迷惑かどうかはこちらが決めることですし、迷惑になるかどうか考えるくらいなら、最初から公開なんてしないでください。作者に迷惑と思われてでも表現したいパッションを持って二次創作してください。

P.S. 熱意を持って書いてくれている二次創作は大好きですよ。

anond:20241115134825

ネーム構成他人がやった仕事について

その仕事がつまらなかったとだけ書くならまだしも

「何が面白いのかわからなない」と書いてるから


女性タレントドラマ仕事を断れなかったとして

原作台本も何が面白いのかわからないって言ってる状況

セクハラに例えるのは無理がある

そっちへ転がしたいんだろうが、全然違う話

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん