はてなキーワード: 司書とは
SNSの類では「非正規司書は国家資格持ちの専門職なのに給与が安い、これは知の軽視に他ならない」「カウンターで座ってるだけじゃなくて体力仕事だ、本が重い」
みたいな意見が目立つけども、子育て上がりの主婦と無名大卒の若い女性でほぼ回してる仕事が、そこまで専門性が高くてハードワークとは普通は思われない。
ましてや無名大卒はむしろ当人も知を軽視してる側と受け取られる。
そして彼女らは安い給与でも殺到するから需給が緩いのは今更詳しく言うまでもない。
この状況下で待遇が改善された場合の大きな懸念は、今まで応募してこなかった「上位国立院卒のスポーツマン」みたいな応募者が出現する事だ。
こいつらはマジもんの専門性を学んでるし、本の配架作業ぐらいで体力仕事だのと主張しない。司書として現職勢より理想的。
別に司書は看護師や保育士と違って何かしらの性別要素もない。女性の方が接客の人当たりが~とか言い出したら専門性の否定に他ならない。
採用選考も専門職らしく高度化して、そこそこ難しい筆記試験やグループワークだのが始まるかもしれない。司書資格でドヤってる層にはかなり厳しい競争になる。
現職勢が採用されたかったら彼らより安い給与を提示するしかないし、採用側もそんな高度な人材はオーバースペックだと思ってるだろうから、
給与の安い主婦と無名大卒の若い女を結局採用するかもしれない。
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行政職司書資格なしで市町村職員になって図書館に異動になった者だけど、確かに配属前に自分が思っていたより専門性はないかも。なぜなら司書職員がやるのと同じ仕事を自分を含めた無資格の職員もやっているから。
最終的には一応司書職員のチェックを受けるけど、無資格の職員が資料の選書をするし、除籍をするし、レファレンスの回答もしてる。
資格取ったほうがいいんだろうなとは思うけど、資格取得の費用が助成されるわけでも、給料が増えるわけでもないし寧ろ資格を取ることによってずっと図書館から出られなくなる可能性もあるので取らずにいる。
司書職員がしてくれている最終チェックも、専門的な知識がないとできないと思う(自分は貴重な資料を除籍しそうになったが司書職員が気づいてくれて事なきを得たことがある)ので、そういった判断材料となる知識を深める機会が必要だと思うし、無資格行政職と給料が変わらないのはどうにかならんのか……と思ってる。人の生死に関わらない自治体業務だから、後回しにされがちなのかもしれないけど……
わかりみ〜っていう部分はあるけど、非正規叩きについてはそもそも非正規しか間口がないような状態なので本来優秀な司書になるはずの人の力が持ち腐れてるのあるだろうなと思ってる。
はなから買いたたいて安く使う道具ですと言われて雇われてそこから這い上がろうとしないのが悪い、というのは無責任過ぎる。きちんとした待遇で雇って優秀な人材に育ててみせろよ。自分たちでそれができないのを認めたくないから非正規扱いにしてこいつらの能力がないせいですと言って逃げてるだろ、と思う部分はある。これは司書に限らない話だけど。
狭き狭き門をくぐれないから悪いwとはなかなか冷笑的でネオリベ的で右翼が好きそうな考え方ですね〜って気持ちになる部分がある。
待遇改善されて正規で雇われる前提の場が増えれば優秀な司書になるように努力する人は増えるよ。非正規じゃボーナスもまともにないからそもそも評価の場もろくにない。努力するだけ無駄。たいした給与もないから精神的にも余裕がなくポジティブに頑張ろうと思えなくなるのは当たり前の話。
優秀な人材育てたいなら、本人のせいにして逃げるのではなく、それなりの待遇で迎え入れて育てる環境をつくる努力しない限り無理ですわな。
図書館司書の専門性を高めたいなら別になんかの分野の専門を持っておかないとダメなんだけど、市町村立図書館ならそういう専門性がある人を何人も集めるのって無理だよなあと思う
県立でも難しいと思う
県立レベルでも文系分野と生物分野ならそれなりに集まるだろうけど、他は難しいだろうし
そうなるとやはり現状のTRC委託が最も優れてるとしか言いようがないんだよな
あのスキームなら会社に選書部隊を飼っておけるし、学習相談とかもオンライン使ってリモートで選書部隊にお願いすることができるだろう
正直郷土資料を収集するか否かの判断も下手したら委託部隊の方がうまく判断できるかもしれない
収集は公務員の総務部と図書館の非常勤に任せて、選書の判断は委託先に任せるで機能しそう
今IT技術が発展して過去は図書館司書に最も求められるものだったレファレンスが必要なくなっちゃったんだよな
図書館司書自体が無駄になったとは思ってはいないけど、それだけではあまり意味がなくて、他の資格との掛け合わせで生きるものなのかなと思う
市町村レベルなら正直委託したほうが委託先のシステムも使えてアーカイブスにできるしメリットが大き過ぎる
委託先もたくさんあるしね
選書だけはセンスいると思うけどこれも委託して規模のメリットを生かしてもらった方が正直いい
レファレンス能力が必要になり市民ニーズが高いのは子供の学習支援の時と思うけど、それはどちらかというと教諭経験者がやったほうが良いし、現状だと専門分野については博物館の学芸員の方が優れているまである
博物館の学芸員が図書館司書を取るメリットは大きくて郷土資料の収集の選書ができるというのは非常に大きい
郷土資料は専門性が必要なので個人的には図書館司書の専門性では不足してると思う
司書の専門性ってそりゃゼロじゃないけど特別視して崇めるほどすごいもんでもないよな
ロボット無くとも貸出・返却のセルフ端末化は進んでいるし、大規模図書館では自動書庫もあるしね。改築のタイミングでAmazonのフルフィルメントセンターみたいになるよ。元増田の言及する高度な司書以外は不要になる。
司書資格が簡単すぎて大安売りされているので司書資格持ちを雇っているだけで、仮にアメリカぐらい司書資格の難易度が高かったら普通のアルバイトが雇われるよ。というか大学図書館の貸出・返却・棚整理を学生アルバイトでやっているように図書館業務の多くには司書資格要らんし。
現代の正規の司書に求められるのは本や文書を手段にして所属自治体、組織や住民の便益向上を主導する企画職や営業職の能力なのだけど、事務職や倉庫スタッフの感覚の人が多すぎるんだよな。後者は非正規やTRC等に外注されるのが当然。
「本が好き」なのは当然として「人が好き」「人とのコミュニケーションが好きで自分から行う」人しかコア要員である必要がない。
図書館司書を正規にする金で本を何冊買えると思ってるの?司書が正規か非正規かどころか有能か無能かでさえユーザー目線ではどっちでもよくて本増やしてもらったほうが嬉しい。チェーン店のコスパいいサービスなんか全部非正規使い倒しで成り立ってるんだから図書館だけ特別扱いする必要ないでしょ。
図書館司書に求められてるというより図書館に求められてる仕事よね。原本は札幌、仙台、新潟、東京、名古屋、大阪、松山、広島、福岡、沖縄各一箇所くらいに集約して、そこで全部電子化して体系的に整理して全国どこからでも閲覧できる形にしてほしいよね。歴史研究が加速度的に進むと思うよ。田舎の図書館の検索マシーンとしての司書より遥かに重要な仕事よ。そのメタデータ全部食わせたAIに勝てる人間の司書なんか出てこないよ。
司書は学力低めの人のための福祉枠だけど、障がい者採用のほうがずっと重要だから福祉枠から追い出されるのは時間の問題。そもそも司書の専門性なんぞよほどの大図書館でなきゃ不要だしAIが最も力を発揮するとこだから逆に司書AIを教育する仕事探すほうが賢明と思う
「優秀な専門職」と言うのは、何も知らない外野か自分たちを大きく見せたい現職だけ。図書館司書なんて単位を取ったら誰でも資格を取れるので、その資格一つで医師や教員のような実務実習を伴う国家資格と並べると思っているのが恥ずかしい。
これをちゃんと認めてるだけまともだと思う。図書館司書、管理栄養士のような学力ある人が取らない資格は、むしろ偏差値50切るけど人並みの努力する人を保護するためにあるやつ。学力のハードルが低すぎるから実際には本人よりも親の太さで決まる。時代がそれを許さなくなるのは必然。
スーパーで働いてる店員が「ほらあの……あれよ!お弁当に使うあれ!名前が思い出せないわ!あれよあれ!」 「孫に頼まれたんだけどスーパーってジャンプは入荷してるのかしら?売り場はどこ?」 「ズッキーニってどんな味?どうやって料理するの?野菜炒めするとしたら何肉と合わせるのがいいの?」みたいなことを客に言われて答えることと何が違うんだろうと思う