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はてなキーワード: 労基法とは

2023-10-04

在宅勤務できないとか無理〜!フレックスじゃないとかあり得ない〜!と、会うたびに他人仕事を下げて、その癖、自分仕事いか簡単でつまらいかをずっとぐちぐち言ってる大学同期の女友達へ愛想が尽きて、コロナを契機に年単位で徐々にフェードアウトしてついに彼女抜きで会うようになった

彼女大手子会社SEみたいな口ぶりだけど、実際は子会社下請けやってる会社派遣SEしかないんだよなぁ…

そもそも間内最初から順風満帆社会人生活送ってる人の方が少なかったし、派遣転々として三十過ぎてから初めて正社員になった人とか、労基法ガン無視ブラック辞めて慰謝料取った人とか、親の介護しながら働いてる人とか、みんな色々不満とか愚痴とかあったけど、彼女がずっと愚痴ってるから自分愚痴とかそんなにいえなかったよねー!言っても自分の方が大変自慢してくるし!と言う話になり、愚痴としての旬は過ぎたけど言いたかった愚痴を言う大会が始まっていろんな話が聞けて面白かった

理系学部女子が十数人と少なかったから、実質的には彼女以外の同期全員で集まってることになるけど、いない方が平和楽しい

2023-09-26

税務官僚だった頃の思い出 Part3/3


思い出⑤ 転職を決意した時

 40代前半になり、管理職意識した仕事の進め方(実務中心→マネジメントへ)を検討しはじめた頃だった。ずっと同じ部署で働いていたわけではないが、新卒からほぼずっと法人課税一本だった。

 そんな折、数個年上の同僚のひとりであるN君が「今年度いっぱいで辞めて転職するから」と言ってきた(ビットコインの件で苦しんでいた人だ)。職場飲み会の帰りで、飲み直しで別の店に入った時だった。少しばかり仕事で縁のあった会計コンサル内定を得たという。

 「なんで辞めるの?」と聞くと、「昨年課長にはなったけど、どこまでいっても組織歯車で、それだったらまだいいけど……国民のために役に立っているとは思えない。だったら民間の方がいい。自分仕事力は、広く社会のために使いたい」といった答えが返ってきた。「上司と人事には退職の旨を話してある」という。

 私は、そこまで高邁なことを考えるタイプではない。どこか仕事から引いたところがあって、上から60点の成果を求められた時、80を出せる時でもあえて70の成果を出す。残り10の余力は、いざという時のためにとっておく。そういうタイプだった。

 できるなら上の方まで昇進したいとは考えていたが、審議官とか、次長とか、長官とか、そういう地位はむしろ遠慮したかったし、私の学歴だと奇跡が起きても難しい。職務自体は好きだったから、できれば長い間やりたいとは思っていたが。

 そのN君は、私などよりも公僕に向いている。いつも全力だからだ。そういう人だった。今回、自分の力を社会のために役立てたいという想いを聞いたが、嘘偽りはないと感じた。

 数か月後、私は「絶対にここを辞めてやる」と決意することになった。N君の退職が認められなかったからだ。それで結局、N君は内定先を辞退することになった。伝聞での話になるが、N君の内定先には「霞が関事情説明する」という名目での情報共有(という名の転職妨害)が入ったのだという。

 民間の方には事情がわかりにくいと思う。まずは次の規則を読んでほしい。

人事院規則八―一二職員の任免)

(辞職)

第五十一条 任命権者は、職員から書面をもって辞職の申出があったときは、特に支障のない限り、これを承認するものとする。

 公務員の任免というのは、民法上の雇用契約が基底にある。そのうえで、国家公務員法人事院規則により公法上の契約関係構成する。ざっくりいうと、行政事務職の公務員サラリーマンということだ。労基法適用されないからといって、隔絶した存在ではない。現業職公務員だと、よりサラリーマンに近い扱いになる(団結権があるなど)。

 上の人事院規則は、公務員のみならず民間業界をも拘束する。当規則国家公務員法国会議決から委任を受けているからだ。

 N君の例だと、別の内規により人事院規則第51条が課長補佐以上には厳しく適用されるのに加え、「再就職に関する規制」に該当するおそれがあったのだろう。それゆえ、転職目的としての辞職が認められなかった。

 結局、N君はどうしたのかというと……私が辞める時点では在職していたが……少し述べると、あれから転職活動をしたが失敗に終わったらしい。40代半ばで、国家公務員としての経験しかないN君は転職市場では必然不利になる。

 N君に興味のある会社があったとして、N君からすれば入りたい会社ではなかったという。とはいえ、税務や会計会社を選ぶとまた転職できない可能性がある。かくして、N君は今でも霞が関のどこかで働いている。どうか幸せでいてほしい。

 「こいつらクソだな」と思った。たかだか数年前に1回契約したっきりのコンサルに移るくらい、認めてやってもいいじゃないか。厳密にいうと再就職規制にかかってしまうのかもしれないが、それでもいいだろう。仲間なんだから

 当時は怒りでいっぱいだった。今はとうに収まっているが。所詮は、その程度の仲間意識しか持てない連中の集まりだったのだ――と今では達観している。



思い出⑥ 転職活動転職した後

 繰り返すが、四十前半であれば課長管理職)になってもおかしくはない。平均的には43,44ほどで課長に昇進するイメージがあった。早くミッション遂行しなければならない。

 転職活動を始めることにした。この時、妻はすでに亡くなっていた。子どもふたりいたが、先ほど書いたとおり、霞が関の一人親に子育て不可能であるため実家に預けている。妻が存命だったなら、転職活動自体していなかったかもしれない。

 この時は、リクナビも有名になっていた。転職エージェントネットで探せる時代になっていた。さっそく求人を探していくも、自分に合った仕事は見つかりそうにない。リクルートエージェントにも登録して、毎日少ない自由時間を使って求人を確かめていき、平行して求人応募に最低限必要ドキュメントを作っていった。

 転職活動スタートから三ヶ月ほど経った頃は、こんな状況だった。希望条件には、就業場所入社時期や休業制度や、もっとかい事項もあったが省略する。



【当時の転職活動方針】 ※やしお氏リスペクト

1 どの業界(会社)に応募するか?

 一 コンサル希望

  ア 今の仕事が「説明」「説得」であるため

  イ 専門性を高められる業界がいい

  ウ パワポ職人としての腕も活かしたい

 二 職務内容に拘らない

  ア どんな仕事でもやっていれば好きになる

  イ それよりもどんな人と働けるかが大事

  ウ 嫌な人と一緒にいるストレス想像以上(仏陀も言ってる)

 三 ベンチャーなどリスク高は除く

  ア 突然の内定取り消しや事業悪化可能

  イ カルチャーフィットしない可能性あり

  ウ これまでの企業文化と合っていない

2 職務概要職務経歴書

 一 徴税吏員としての経験を活かす

  ア 相手企業との折衝

  イ 過去判例を読みつつ方針決定

  ウ 最後正論で押し切る

 二 税制改革企画・調整

  ア 上級行政庁が決めたものをかみ砕いて整理する

  イ 全体向けに説明した後、現場レベル立脚した観点で是非を整理

  ウ 上の人間が本番の会議で話しやす資料作り

 三 新税務システム検討や導入支援

  ア コンサル組織内部と密に打ち合わせしつつ完成→検査検収

  ※この箇所は、文字ばかりで窮屈~というエージェントからの指摘あり

   後に、図表を効果的に使ったものに置き換えた

3 会社に求める条件

 一 及第点の実力があれば定時退社できて休日出勤もない

  ア 息子と娘を遊園地などに連れていきたい

  イ 一日にちょっと趣味をやりたい

  ウ この年になるとゆっくりしたいのもある

 二 風通しがいいこと

  ア 息をするように自然議論ができる職場か?

  イ 怒鳴ったり急に泣き出したり、負の感情を吐き出す社員はいいか

  ウ 自分が感じたことを素直に言い合える環境か?

 三 評価基準が明確であること

  ア 前の職場不明確だったので。データによらずに上司が決めるなど。

  イ 低い査定でも納得できるだけの客観性を求む

  ウ 低評価社員をすぐに見捨てたりクビにするのはNG

   ※本当に役に立つ人間勤務評定では判別できない

 四 給料度外視

  ア お金にこだわっても仕事は見つからない

  イ ずっと続けられる好きな仕事にしていきたい

  イ 子がいるので額面700万はほしい。今の年収△200万円までOK



 とまあ、いろいろ考えはしたが……結局、税務コンサルにした。スキルを活かせるうえに、さらに磨くこともできる。そのうえ、応募に必要資格である税理士免許もある。応募要項には「事業会社での税務実務経験5年以上」とか「同業界リーダーシップを発揮された経験3年以上」とか「M&A、組織再編、事業統合事業再生等の案件に対する税務コンサルティング経験」とか、該当していない要件があった。

 だが一方では、「上場企業外資系企業などに対する税務申告書作成業務」など、こちらの十八番ルールを作ったり審査する側)とも言える要件もあった。当てはまるかもしれない。

 こちらの日系大手の税務コンサルを受けたいと転職エージェントに告げたところ、「要件については、体感6割でいいので。ほかにも何社か受けた方がいいですね。増田さんの場合は、最低15社は受けましょう」とアドバイスをもらった。

 言いたいことはわかったが、こういうのは絞るべきだと感じた。一気に15社受けるのではなく、3社を5回に分けるなど、そういうやり方がいいと思った。※よく考えると、転職エージェント転職希望者は利益背反の関係にある。転職エージェントとしては、ほどほど短い期間で離職しそうな会社を勧めるのがメリットからだ。

 かくして、税務コンサルのうち、外資系大手・日系大手・日系準大手の3つにエントリーした。うち2社が書類選考を通過し、一緒に働くであろう仲間との数度の面接を経た後に、幹部社員とも話をさせてもらい、最終的に2社の内定を得た。

 決め手として、一番好感があった会社を選んだ。やはり、一緒に働く仲間――これがマストだった。上の3つでいうと日系準大手になる。

 こちらの会社は、昔仕事でお世話になったことがあった。直接契約を交わしたことはないのだが。とある相談案件を通じて、互いの知見を高めることができた……とこちらは認識していた。その会社は、国税庁を不当課税処分で訴えたことがあったのが気になったが、今さら大した問題ではない。

 次は、どうやって上司転職を伝えるか考える必要がある。まともにやってしまうと、N君の時のように無理筋なことをされる可能性がある。公務員退職にあたっての厳密な許可制再就職規制は、当時の私の役職課長補佐)だとばっちり適用される。※20代とかの若手だと、基準を緩めてもらえるらしい。

 「年度末で退職します」と告げた時の直属の上司の顔を覚えている。諦めと怨嗟が混じったような顔つきだった。一応遺留は受けたものの、上司もわかっていたようで、最後には「これまでお疲れ様。次のところでもうまくやれるように。ただ、辞職が認められたらいいけどな。俺は無条件に認めるけど」と言っていた。後は、人事による退職ヒアリングを残すのみだ。

 思案した結果、退職ヒアリングにおいては、内定を得ていた会社のうち辞退するところを転職先として告げることにした。入社予定の日系準大手は、一応これまでの取引先には当たらないが、関係先に該当すると見做されるおそれがあった。N君の二の舞だけは御免だった。絶対に避けたい。今ここで、今ここで就職しておきたい。絶対に!!

 証拠書類として、第二志望だった外資系大手オファーレターの写しを人事ヒアリングで提出したところ、それから約一週間ほどか、何事もなかったように辞職の許可下りた。そこから、残りの約二ヶ月半の間で引継資料を作り、3月の初め頃には仕事を引き受ける人に業務説明をして、懸念事項の対処方法の素案を示して、最後職場内で気を付けるべきことを述べて……それから数日後、私は職場を跡にした。



 転職成功した。一度下った辞職許可である、春先になって覆されることはない。覆そうにも、4月の時点ですでに民間企業との雇用契約が成立している。どうしようもない。私は管理職ではないからして、そこまで大事にならないはずだ。

 実際、春先になってすぐ、雇用保険健康保険手続き関係で、私の勤め先は元職場に知られることになったろう。それでも、私に元職場から電話がかかってくることはなかった――転職成功したのだ。

 新しくスタートした税務コンサルティングの仕事は、私にピッタリ合っていた。最初の1年間は、向こうの会社でいうところの雑巾がけ(企業の予定納税額の調べ、特定の申告方法の可否の問い合わせ、税制改正の動向調査)に当たる仕事だった。これまでの経験が活かせる、いい仕事出会うことができた。

 定時退社が実現し、給与は少しだけ上がり、休暇日数も増えて、福利厚生も十分だった。何より、一緒に働く仲間だ。自然な話し合いができる。暴言を吐く者や、怒りや悲しみの感情をぶちまける者や、不貞腐れる者もいない。言いたいことを言い合える。

 反対意見に弱い人達じゃなくて、なんというか、「精神的に健康」というか。自分と考えの違う人の反論に耳を傾けることができる。それでいて、自分意見として昇華できる。そんな人達だ。

 いい職場に移ることができた。運がよかった。太陽が昇っている時間に家に帰れるなど、私にとっては夢のひとつだった。夕焼けは近かったものの、まだ青空が残っている部分を見上げると、子どもの頃に読んだ児童作品を思い出した。少し前にも思い出そうとしていたっけ。きっかけは忘れたが。

 タイトルは、『ちいちゃんかげぶんしん』だった。時代背景は、太平洋戦争の末期だ。ネタバレは避けるけれども、ちいちゃんという女の子家族と一緒にやった『かげおくり』という遊びを通して、戦争反対を訴えるものだ。

 かげおくりというのは、地面に映った影法師をしばらく見てから青空に目をやると、網膜に焼き付いた影の残像が空に映ってみえるというものだ。未成年だった頃の私の心にドスンとき作品だった。増田民にも是非おすすめする。

 晴れ晴れとした気分だった。それからマイホームで羽をのばした。なにしろ毎日が定時帰りなのだから子ども実家から引き取るまでの間、家でゴロゴロしたり、趣味に勤しんだり、妻の遺品を整理したり、平穏な日々を過ごした。

 暇な時間を使って、『犬神さんと猫山さん』のBlu-rayディスクを購入して観た。やはり、何も考えずに見られる。1話CM込みで5分なのもいい。最終回は、花火大会だった。今まで出てきたキャラクターがみんな登場して、最後ふたり花火を見上げながら手を繋いだところでエンドだった。

 ネット掲示板を読んだところ、原作漫画(※記念に1巻を購入)の方は、残念ながら打ち切りのような結果だったらしい。作者も若い人だから、いろいろと苦労があったのかもしれない。でも、あの作品面白いと思った人がたくさんいるのだと――作者に知ってもらえたら幸いだ。

 私のようなおじさんが楽しめたのだから若い人だったらもっと楽しめる。面白い作品に違いない。できれば15分枠のアニメだったらよかった。

 たった三ヶ月の間だったが、思い出に残るアニメだった。ありがとうございました。



 ここまで書き終えて、今は自室にあるパソコン机の前で一息ついている。携帯電話の通知を見ようか、それともコーヒーを飲もうか、ボーッとするのもいいかなと、いろいろ考えている。

 税務官僚だった頃に比べると、今は幸せだ。そのうち慣れるとは思っていたが、あの辛かった日々を思い出すと、しみじみ幸せに思えてくる。不思議かな、辛かった日々であればあるほど、思い出す時に幸せな気分になる。なぜだろうか。

 そんな思いに捉われて、ふと携帯電話を拾い上げた私は、デリヘルでも呼ぼうかと思い、アドレス帳を開いた。お気に入りの子脳裏に浮かんでくる。

 ここで思い留まった。そうだ、先日誓ったばかりじゃないか。もう風俗店を利用するのは辞めようと。昔はよくソープに行ったり、デリヘルを呼んだりしていたけれども、もうしない。そういう店は利用しないと決めていた。

 長い日記になった。ゆっくり読んでもらえばいいし、わかりにくいところや、興味のないところは飛ばしてもたぶん理解できる。

 今回、昔のことを振り返ることができてよかった。書いている最中、じんわりとした幸せが込み上げてきた。この幸運感謝したい。



(追伸)

 上で挙げたN君だが、半年前に話をする機会があった。今でも彼は、どうにか転職ができないか模索しているらしかった。裏技を使おうかとも言っていた。さすがにここでは言えないが。

 N君の転職活動成功する未来を祈っている。彼は独身から、私よりは選ぶ会社自由が利くだろう。彼の多幸を願って日記の結びとする。

2023-09-18

保育士、一気に辞めたらよくない??

県内いづらいとか思うなら都会に出ればいいじゃん

都会のほうが、家賃補助とか残業手当しっかりつくような労基法に則った新しい園が見つかりそう

ブクマカ「手当を付けるかは会社自由なのに、定義労基法で決められるのはおかしい」

なんでこんなのに☆が集まってんだ?

全て会社裁量自由に決められるなら基本給以外残業単価から除外一択だっつーの

2023-09-10

anond:20230910124633

クソみたいな労働環境場所は、現場権力を持っている人間

そういうやり方しか知らないし、そういうやり方をしても注意されない罰せられない環境であると言う事

要するに価値観後進国昭和)で止まっているという事

本来なら国が強力な権限を発動してガイジが労働環境に残れない様にする(解雇規制緩和や労基法罰則やチェック耐性の強化)

でも日本では国も価値観後進国昭和)で止まっているので何も変わらない(各省庁の激務、後進国的な物の考え方)

まり戦前大日本帝国と同じ様に、今の日本では後進国価値観で育った組織、育った業界が己の力で改善されることは決して無い

なので労働者はクソ企業改善してくれる事を夢見るよりも、クソ企業被害を訴えて賠償金をもぎ取り、健常者の価値観運営されている企業業界に移るしかない

2023-08-22

anond:20230822214757

労基法時効は5年(移行期間の今は3年)やからさっさとした方がええでという話

労基法41条の管理監督者

よくある話だけど、私は主任という肩書がついていて、会社側は「管理監督者」として休日労働時間に関する規定適用しない…としている。

しかしこれもよく見る裁判

① 当該者の地位職務内容、責任権限からみて、労働条件の決定その他労務管理について経営者と一体的な立場にあること。

② 勤務態様特に自己の出退勤をはじめとする労働時間について裁量権を有していること。

一般従業員に比してその地位権限にふさわしい賃金(基本給、手当、賞与)上の処遇を与えられていること。

にあてはめて考えると、まず、管理監督者には該当しない。

法的理論武装して、本当に労基署に持ち込んで問題化してやろうと思いながらもう5年程度たっているのだけど、こんなに時間がたつと黙認、許容したとか見なされて逆転できんのかな。

2023-08-11

anond:20230811142031

コンプライアンスとか労基法守れとか言ってるよいこは、交通法規きちんと守ってますよね

自転車で右側走ったり、酒飲んで自転車乗ったりしてないよね

2023-08-09

新規採用有休があるのは、差別だよ

これさあ、これ単品で見たら別に何の問題もないと思うよ。

有休労働者権利なので自由に取っていいし、そもそも理由を言う必要もない。

でもさあ、労基法上の有給休暇に関する規定だと、有給休暇って6ヶ月間継続勤務して初めて与えられるものなんだよね(労基法39条1項)

仮にこの新採用の人が今年の4月採用されたとしたらまだ5ヶ月目に入ったばかりなので、

労基法上の定めに従えばまだ有休は発生していない筈。

それなのに有休が取れるって時点で、恵まれ特権階級にある訳で、その事に対して問題意識を持たずに手放しで称賛するのはおかしいと思う。

実際には大手企業正社員ならば6ヶ月を経ずして有休が与えられるところが少なくないし、

労基法上通りに6ヶ月経ってようやく休める非正規中小との差が開くばかり。

有給休暇に関するこの定めって「雇用流動性」を図る上では不都合しかないのに

何故か変えようという声を殆ど聞かないのが不思議

https://twitter.com/papagreen10/status/1688542514461257729

@papagreen10

とうとう平日に、「ユニバ行くので年休とります!」という新採用が出てきた。

2023-07-09

文章が読めないので一般論個別特殊事例で反論していくぜ!

anond:20230708120921

データ入力をしていたかと思えば、営業っぽいことをやって、商品開発っぽいことをやってたかと思えば、マーケティングみたいなことをやっている」という謎仕事描写

結社員が10万人超の大企業に勤めている総合職だが、俺もそんな感じだぜ!ちなみに職種設計職(ソフト寄り)だぜ!

別の部署ではOS作ってるぜ!

はてなにいるような人ならわかると思うけど、ここ数年は働き方改革人手不足の影響でデスマーチさせるような会社はめっきり減った。にも関わらず、何故かアニメではプログラマーSEデスマーチをしている。今どき血走った目で徹夜キーボードタカタしているSEなんかいない。

一時期すごい炎上プロジェクトにいて朝4時まで仕事してたぜ!ちゃん申請(深夜残業申請必要)すれば時間無限大※だぜ!

労基法範囲に限るぜ!

ちなみに残業代はちゃんと出るから給料がその月は2.5倍くらいになったぜ!

SE」っていう言葉を狭義的に捉えすぎな気がするぜ!システムエンジニアリングすればSEなんだぜ!

働いているときの服が男性スーツ女性制服

俺は工場からスーツじゃなくても怒られないけど東京オフィスは去年度までスーツ必須だったぜ!

特定されそうだけど今年から東京の方も私服通勤可になったぜ!俺は元々ポロシャツとか着て通勤してそのまま仕事終わりまで着替えない※とか普通だったから社内の幹部配信動画私服アピールしてるの見てちょっと笑っちゃったぜ!

私服で何も言われないのは作業着に着替えるのが前提だからって説があるぜ!でも現場に行かずにオフィスワークしてたら特に着替える理由がないぜ!

東京の奴らは遅れてんな!

やたら古いPCオフィス

うちは最近マシになったけど子会社の方では化石みたいなPC仕事してる人たちが一定数いるぜ!多分他の会社にも一定数居ると思うぜ!

社員同士でやたら経済格差が有る

これはよくわかんないぜ!経営側まで行けばすごいことになるのかもしれないが部長レベルだとまあないかもな!いって新卒の5~6倍がMAXじゃねえかな!知らんけど!

ただ部長クラス程度でも世間的にはかなり高年収にはなるはずだぜ!

学校コメディで「東大目指すエリートヤンキーが同じクラス

偏差値75↑の男子校出身だが、今はなんとか商事に勤めてブイブイ言わせてるエリートイケメンエロゲ布教したことがあるぜ!男子校ではそういうことがあるんだぜ!

あと同級生の中にホストになった奴がいるぜ!マジで何考えてるのかわかんねえぜ!そいつは在学中も金髪だったぜ!

2023-06-25

労働交渉のやり方をプリゴジンから学んだ

ああやるんだな。

相手が銃を腰に下げてるうちに、銃口を先に突きつけられるかが大事なんだ。

「撃ちたくはないんですがねえクッチャクッチャ」を先にやれるかなんだ。

日本労働者はここが弱いね

「うううう撃っちゃうかもだぞ!」と声だけで脅してるうちに偉い奴らは淡々と銃をホルダーから取り外していく、それを見て慌ててももう遅い。

竹槍しかないにしろ寝首をかけるタイミングで突きつければいいのに、「やややややるかもだぞ!」と遠くから構えてるから駄目。

戦争覚悟を決めなきゃ労働交渉は出来んのやねえ。

よく分かったか良い子ちゃんゴッコ大好きジャップ共。

これはロシアが野蛮なだけとか思うなよ。

しろ、野蛮なロシアにおいてすら銃口向け合えば一方的権力パンチ暴力パンチ蔑ろにできないという事ぞ。

やるならガチしかねえんだ。

まあ、ジャップランドにおいては労基法とか機能してねえから銃は構えられても弾が出ねえんだけどな。

ヒャハ🤣

終わっとるわ😂

厚生労働省でも取り囲むか?

2023-06-22

生き残った氷河期世代について

概要

よく氷河期世代の不遇が世間話題に上がるので、生き残れた氷河期である俺と会社の同期について語る。

氷河期後期の就職状況

入社した会社採用

入社3年後

入社10年後

入社20年後

入社2X年後の今

今後

ここまで生きてきて

俺が今のポジションに納まったのは、まず運が良かった。人生は運で決まる。

あとは図太かった。どんなに優秀でも、最初の数年で労働量やパワハラに潰される。

幸運にも結婚して子供も生まれた。狭いがマンションも買えた。

子供が成人する頃はもう少しマシな世の中になってることを祈る。

あと十数年で還暦か。このまま惰性で社畜人生を送って、だらだらと暮らしていく。

就職できなかった同級生ブラック労働で壊された同級生や同期が今どうなったか、考えない方が良いんだろう。

2023-06-21

氷河期後期で難があった人の末路。

多分元増田より少し下の21世紀初頭社会デビュー世代なんだけど(もっと辛い氷河期、とか言い出すと角が立つからやめよう。)

この世代の人の就活ハガキが届いた企業で、合否を分けるバイト大学部活の先輩がやってた。

大学名と学部指定が出ていて、それ以外はゴミ箱に入れるらしい。

東大早慶指定国立March関関同立の一部で学部理系OK文系文学部芸術学部いくつかはNG性別では分けてなかった。

ハガキ名前と住所と学部大学資料請求言葉が書いてあって、対象なら合格の箱に。

観光学部の人がすごい小さな字で熱意原稿用紙5枚分くらいある内容をハガキに書いて送ってきたらしい。が、対象外なので苦しいながらもゴミ箱側に入れたと言っていた。

高校時点で、自分の頃には就活がもうダメかもしれない、と言われていたので、どっちにも行けるようにしていたが理転して工学部行った。東工大は落ちた。

最初は楽しかったものの、途中から好きな勉強じゃなかった。本当に辛かった。固体の上を電子がどう動こうと知らん。なぜもっと得意な化学か楽しそうなバイオにしなかったのか。後悔した。途中で辞めてフリーターになろうとして親と殴り合いの喧嘩した。一留

アルバイト家庭教師と、短期バイト事務所登録して20種類くらいやった。そんなに稼ぎは良くなかった。

就活、いくつ受けたが覚えてない。リクナビマイナビを駆使して、予定表をYahoo!カレンダーにいれて、ドコモのP158のアドレスに届くように設定して手帳に書き込んで管理してた。

自己PR欄でキャッチー言葉文章を書けば目に止まるのは当時日記猿人でも読者がついてたこからわかってた。(ついでに何人かの友達のも書いた)

大手ダメだったが、大手子会社や聞いたこともない会社には刺さったらしい。

面接に呼ばれて、SPIは何も予習してなかったが高得点マークしてたらしい。(面接で言われた)

二つくらい内定出た。

会社入れた。同期は早稲田慶應上智MARCH首都圏国立大学慶應行ってる弟が出身リストを見てお前だけ一人おかしくないか?と笑ってた。確かにこの並びならなぜ入れたのかわからない。高校同級生が撃沈しているのを見て、就職するには好きを学びに行っては行けないと思った。自分の5年も大概無駄だったとは思うが。

入った会社はしばらく採用はなかったが、合併経営母体大手から別の大手に変わり新卒枠ができたらしい。

会社のすぐ上はいなくてその上は専門学校卒。少し上に院卒。そのバブル世代が、ハガキなんか出さなくても勝手入社案内が来たと笑ってた。

仕事入社前に聞いてた話と職務内容も違い、勤務地も23区勤務と聞いたのに関東僻地に飛ばされ、頗るつまらなかった。

昭和時代にできたもの保守効率の悪いオペレーション倫理観や躾の悪い敬うに値しないおっさんたち。残業は平均70時間うんざりした。

何の役にも立たないグループ会社健康保険医の面談うんざりした。

地獄だった。

会社のある街から帰れなくて漫画喫茶に泊まった。

知っているか睡眠不足が続いてくるとだんだん味が濃いものが欲しくなる、変な動悸がする。生理血液が7日過ぎても10日過ぎても止まらなくなる。

棺桶に入ったり、棺桶程度の隙間に入れられる夢を何度も見た。

一度目が覚めたら腕も足も切り落とされて月を見上げている夢も見た。やたら綺麗な月だった。

まだ20代だったけど、大規模地震SARSか、ただただ苦しくて、天変地異が起きるか隕石直撃で殺して欲しいと思ってた。

ああ、正直に書くけど27過ぎたあたりからグループ会社結婚サークルに入らないのかと言われた。女性の会員が少ないから入れと。

つまるところ自社グループおっさんが多いから、あてがう女が必要女性社員を多く入れてたんだなと。ちょーメイクセンス

から同期だけ女、しかも見た目が読モみたいな女が多いのな。あてがうためか。ずっと男社会にいたから衝撃的だった。

当時付き合っている彼氏はいた(非正規社員)のもあるが、給料は少ないが、自分の事が自分オーガナイズ出来るし会話も成り立つ。

この会社自分のいるレイヤーおっさん達は自炊自分の服の身だしなみの管理仕事工程機器発注も何も管理できず英語も話せず

キャバクラパチンコがメインでしかできない癖に人の外見にはケチをつけるし会話が成り立たない知性を感じないクズどもだった。

こんな奴らと私生活まで一緒とか殺す気か。




同期は鬱で会社を辞めた。

先輩は職場で倒れた。救急車が来た。そのうち救急車が来ることにも慣れた。他にも倒れる人がいたからだ。

俺らより更に働かされてた隣の部署のチームリーダーがある朝起きたら冷たくなってた。葬式会社の人はこないでくれというのが遺族から伝言だった。

リーマンショックの後、大規模リストラがあって、職場でワイヤーで首吊りが発生した。

そりゃそうだろ。ずっと会社以外のことを考えられないような生活を強いられて、全てを犠牲にして、給与も据え置きで

親会社から合併して降りてきた人たちへの調整金という名目で額面より1万円毎月勝手に俺らの給与から引き抜かれてたが逆らえる人などいなかった)

ずっと発狂しそうな寸前を首を抑えられながらスキルにもなりもしない仕事メンタルヘルスボロボロになりながら働かされてた。

俺たちはまだ別に移る余裕があったけど、もう転職するにも40手前で厳しい年齢の人だった。当時は。

心じゃなくて寿命が折れることもあるだろう。

そこまでしたのにニュースはすぐにかき消された。



同級生野郎ばっかりだったが似たようなこき使われ方だった。自分の周りはもうほとんど連絡元っていないけど、誰も新卒会社でそのまま働いている人がいない。

氷河期の頃の20代、フリーター非正規の友人がスーパーが開いている時間に家に帰り、必要ものを店で吟味して買うことができ(当時は通販事情が違う)趣味時間を持てて楽しそうだった。

週末も有給休暇体調不良で消費していた自分選択が間違ったように感じた。そこまで自分を切り売ったのに手取りは同世代のの中でも大してよくなかった。

職歴は持てたかもしれないが、あんな思いまでしないと得られないものでは本来ないはずだ。

当時は自分時間を持てる環境にいる人が心底羨ましかった。

この会社を辞めた後、午後5時の新宿駅家路に向かう人の背中を見て、20時より前に帰る自由がある人がいる同じ時間軸でサビ残盛って奴隷のように無駄に働かされれ、20代を棒に降った生き方強制されたことの怒りに気づいて叫び出しそうだった。

その後も、途中無職になったり、死にかけたり、入った会社倒産合併リストラや色々煽りを喰らい転職を重ね

今は誰も知らないような外資に入って、つつましい仕事やってる。専門は専攻と全然関係ない情報機器肩書はengineerだがコンサルに近い。給与も高くはないが悪くない。やっと今人として必要ものを全部払って息が出来る状態

月間残業時間もしなくてもいいくらいだが10時間くらいやっている。金があると少しいいものが買える。嬉しい。

会社でのキャリアは上げようとは思わないけどレイオフ対象にならない程度には維持しつつ、同僚も多国籍で物知りで礼儀正しい。差別発言とか出るはずもなく、すごく呼吸がしやすい。

ここまでに生じた持病の通院の時間ちゃんと平日内に調整できる。本当素晴らしい。

いつまでこの状態でいられるか分からないけど、やっと生きている実感がある。

もう年齢的にはここから伴侶を見つけようとか思えなかった。けど、同い年でやはり時代に殴られまくったズボラ料理が上手な人と一緒にいられいている。

この歳になると結婚メリットも大してないか特に法的な手続きは考えていないけれど、向かい合う人がいるだけでどれだけ救いになっているかからない。

そして今オフ時間通信制大学入学して、何年かかるかわからないけどやりたかった経済学勉強をやってる。

きっとこの先の人生何にも役に立たないけどすごく楽しい

他の学部法律関係授業とったりしている。そのうち余裕があれば心理学勉強したい。

この後の望みは健康20代の何も結実しない無理は確実に体を蝕んで、色々できないことが増えた。

とはいえまだ検診の数値はいいけど、ほんとこれ。死守していきたい。

anond:20230620104704













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元増田読んで自分の話を書いたけど全く読まれてなかった。

まあ氷河期って、就職できなかった人も地獄だったと思うけど、

就職できたからと言って労基法全然今と違ったので地獄でしたという話。

事件のあたりは探せば出てくるよ。嘘松だと思いたいだろうけど。

本社屋上は飛び越えられないように数メートルの柵があるって話だったよ。


就活の時、コネがあるから言えと親に言われていたが、それが嫌で絶対就活で得た仕事に就こうと思ってた。

それがこんな酷いところ。しかも上の人はコネで入った奴らだった。

最初会社を抜けれてやっと眠れるようになったのに、何度も職場に連れ戻される夢を見て叫びながら起きた。

あんなに苦労して入った会社だったのに、PTSDがあるんだと思う。

36協定派当時からあったけど徹底が促されるのはその後のこと。

就職前に聞いた話と給与面・職務面・勤務地などが異なったら会社を訴える権利が出てきたのもその後のこと。

転職が少しずつし易いものになったも、ベンチャーが増えてきたのもの氷河期の後だったように感じた。

少なくとも第二新卒とき転職先もなく第二新卒転職フェアに行っても主業で売るものがパッとしなくて、転職しても別の地獄があるようにしか見えなかった。

仕事していて嫌なことがや理不尽を感じたら、地域ハロワと同じところか近所にある労働基準監督署には相談できる人がいるから困ったらすぐに行くんだぞ。

近所すぎて噂になったらどうしようと思ったら、少し越境しても資格は一緒だから大丈夫。一人で悩まず相談しよう。お姉さんおばさんとの約束だ。

anond:20230621115908

労基法守ったら、労働基準監督署給料くれるんか!?

誰が金出してるか、経営者の為に血汗流してなんぼやで

2023-06-17

anond:20230616200218

どうせ男に比べりゃ超絶恵まれ環境に居ながら自分の思うままに世界が歪まないのはおかしいみたいなクソ認知ベースの「差別」だろうけど

そもそも旧帝理系なんてマンコ枠あるんだからマンコついてたら受かるんだわ

敵は同じマンコ付きだけで、マンコ枠にあぶれるのは女同士で比較されて負けてる時だけ、男にはマンコの有無だけで全男に勝ってる

労働なら労基法違反だろってくらい必死勉強した男もマンコついたアッパラパーな女がAO面接の時だけハキハキ喋ったらそれで同等だ

専攻の中身なんて何一つ理解してなくても試験過去問とかもらって突破して就活で求められる物もせいぜいハキハキ喋る能力だけ、卒業してしまえば「旧帝理系卒」の肩書は一緒

普通に学問の敗北だと思うし頭おかしいと思うが今理系ではこんな男性差別が横行してるのが現状

こんだけ女優遇されてる時代成功できないのは差別じゃねーよ単純に絶対的能力が異常に低いからだと気付け

2023-06-07

anond:20230607121424

記事だと

「我が社では、休憩中は基本的に車外に出て自由に過ごせます労働基準法の通りです」と強調する。認められている休憩時間自由利用。「労基法上、休憩時間労働から解放され、自由に過ごすことができます。無論、会社として信用失墜行為は許されませんが、、、。よって、会社クレームが来た時点で突っぱねる必要があり、乗務員に下ろしてくる案件ではありません」との思いを語る。

とあるのでSNSでつぶやいた当人の耳に届いたのはなんでなんかなって思いはある

っていうか俺、読み違えてるんかな

これは違う会社インタビューした答えなんかな

https://news.yahoo.co.jp/articles/af6bae82b0231a426442f6c4be8d908d7bf5131f

2023-06-04

奴隷不足時代突入

ジャップランドの糞労働環境が功を奏して昭和時代の異常な労働信仰が音を立てて崩壊した結果

奴隷になることを拒否する人間が増えすぎてどこもかしこ奴隷不足に陥ってる

するとなんということでしょう

労基法の徹底、時給の増加、自由な働き方など、労働者の待遇は少しずつではありますが徐々に改善されていくではありませんか

やっぱり奴隷という悪貨がまともな労働環境という良貨を駆逐していたってはっきり分かんだね

そしてストライキこそが労働者が行える最大の待遇改善だってこともはっきり分かんだね

良いぞもっと不足し続けろ奴隷

2023-06-02

弁護士選び

弁護士企業法務系と昔ながらの町弁と新興系に分かれる。

企業法務系】

複雑な金融企業買収、税務、外国案件などを得意とする。仕事内容はコンサル証券会社銀行に近い。ドラマ映画に出てくる「弁護士」のイメージとはかなり違う。高級サラリーマンという感じだ。いわゆる四大法律事務所西村あさひ、森濱田松本、アンダーソン毛利友常、長島大野常松)がこれだ。他にも安定した顧客を握っている中規模事務所がたくさんあり、東京大坂大都市に生息している。

就職人気は高い。犯罪者貧乏人の「底辺クライアント相手にしなくていいし、都心の綺麗なオフィス書類仕事をするだけというイメージがあるからだ。給与水準も平均的に高い。しか徹夜上等の激務であり、メンタルを病んで辞めていく人も多い。弁護士原則個人事業主であり労基法適用されない。

【町弁】

昔ながらの町の弁護士で、小さい雑居ビルの1フロア事務所を置いていることが多い。ドラマの「弁護士」はこっちだ。主に離婚相続といった身近な事件収入の柱にしている。大学病院に対する町医者イメージしてもらえばいい。基本は何でも屋だが、突き抜けた得意分野をもつ人もいる。大学病院に属さな名医みたいな感じである性犯罪弁護で有名な奥村徹Winny事件映画にもなった壇俊光ネット誹謗中傷神田知宏などがいる。

能力も働き方も人それぞれでかなり個性が出る。収入千差万別で、国選弁護でどうにか食いつなぐ貧乏弁護士もいれば、億越えを達成している人もいる。地域に密着して何十年もやってる事務所は安定顧客を捕まえていることが多い。

町弁の中には共産党系など左翼色の強い事務所が含まれる。昨今のネット世論だと嫌われがちだが、歴史的には公害薬害問題米軍基地問題重要役割果たしてきた。「弁護士サヨク」というイメージはここから来ている。逆に右翼色が強い事務所もある。たとえば元検察官ヤメ検)の弁護士体制寄りの傾向が強い。

【新興系】

2000年代から急速に伸びてきた勢力。アディーレやベリーベストがよく知られている。ネットやチラシで大量の広告を打って集客し、大量の事務員を使って定型的に処理する。事務所は全国に置いているが処理は中央でおこなうセントラルキッチン方式である弁護士は各地方事務所店長的な存在である。過払いや交通事故のような定型的に処理できる仕事に強い。町弁や企業法から軽蔑されがちだったが、事務所待遇がよいので近年の就職人気は悪くない。良くも悪くも弁護士個性依存しない業務フロー確立されている。

大手弁護士事務所相談しようとしたが紹介案件のみだと断られた」といった不満を目にする。おそらく一般民事相談企業法事務所に持ち込もうとしたのだろう。行くべきだったのは評判のいい町弁か新興系だ。

2023-05-11

勘違いしてる奴が多いけど(たまに言ってる方も勘違いしてるけど)「経営者感覚を持て」とか「経営者目線を持て」とかいうのは、経営者感覚で見た場合に都合が良いように働けってことやで

もちろん労基法とかあるんでサビ残とかはアカンけど。

より具体的には、経営者判断可能なようにきっちり調べた上で「自分はこうしたい。何故ならメリットは~。ただしデメリットは~」的な報告ができることやで。

判断根拠もない状態で「どーしましょ」って聞かれても困るんやで。

現場なら可能な限り作業精度と質を高めるとかもやで。

そういうことができたら「それはお前に任せるからから聞かんでええで」となったりして結果昇進したりするんやで。

anond:20230511015851

anond:20230511101041

正社員経験」に特別な夢を見てしまう人が大勢いるけど、

正社員にならないと学べないことなんて、その会社独自の慣習くらいで、

大半の一般常識正社員にならなくても学べるぞ。

労基法税制敬語手紙の書き方、今はネットに膨大な情報が溢れている。

綺麗なスーツで常に笑顔で、自信に満ちた顔をして、穏やかではっきりとした喋り方をしておけば、

経験豊富セールスマンらしさを演じることができる。

2023-04-29

ブラックバイト退職した話

退職当時つらつら書いていた日記と、いま思い出しながら書いている部分とが混ざっているので、少し読みづらいかもしれない。ごめん。

【お店のこと】

豆腐屋チェーン店関東各地にお店を構えているが、うちは大きい方。在籍人数は私とパートさん5人の計6人。ヘルプバイト君(よその店舗と掛け持ち)、社員さんが来てくれる。

【はじめに】

現場の人たちはとてもいい人ばかりであることは、まず初めに書いておきたい。仕事を辞める理由の上位には常に「人間関係」がランクインしているものだが、ここは本当に、人間関係だけは良かった。前職で右も左も怖い人に囲まれていた私は、本当に過ごしやすかった。

退職理由

ざっくり言うとブラックが加速したから。元から時給が15分刻みという労基法違反ではあったが、別にそこまで気にしていなかった。あと、何かもめとき労基法違反を盾にするつもりだったので、私としては相手の弱みを1個握ってるくらいの感覚(絶対ダメ)。

もっと詳しく話すと、人手不足スタッフの数は他の店舗に比べたら多いらしいが、ウチとしては足りない。まったく足りない。私は授業があるからそんなに入れないし、ほかのパートさんも親の介護子供用事等、忙しい。バイト君も掛け持ち先との兼ね合いがあるし、社員さんは元々自分担当店舗別に持っている。

「人を増やせ」「求人を出せ」とは常々言っていた。しかし、タウンワークマイナビ求人を出していた気配もなく、お店のポスター公式サイトのみ。ごく稀に来た新しい人は数日と持たず辞めていく。

追記

1/31からタウンワーク求人を載せたらしい。見たらホントに出てたけど、いつ行っても新しい人が入った気配がない。

2つ目。お弁当。これはちょっと先に説明したいことがある。

うちはお豆腐屋さんではあるけど、メインはお弁当念の為断っておくけどめちゃくちゃ美味しい。本社人間ゴミなだけで製品はめちゃくちゃ美味しいんです(唯一のアピールポイント)

そしてこのお弁当が、毎日30、40というなかなかのロットで入荷される。よく売れる種類のものは、気候によっては60とか。

売るのは別にいいんです、そういう仕事なので。

ただ、このお弁当たち、開店前にパックに紙を巻かなきゃいけない。それだけ? と思うかもしれないけど、数十個のお弁当に紙を巻いて、輪ゴムで止めて……気が狂うよ、実際やると。そもそも私ら、単純作業で雇われたんじゃないし。販売員です。

退職決意~退職まで】

退職を決意したのは年明けあたり。何がきっかけかと聞かれればうまく答えられない。多分、「人間関係がいいから」で続ける限界が来てきた。

会社規定退職する1か月前の申告が必要だったけど、私は1月14日に申告→1月末で退職という爆速退職をキメた。毎月15日に翌月のシフトを提出するので、 「そういえば来月シフトは?」と向こうから話を振ってくれればチキンでも退職を申告できると思ったからだ(さいあく)。

さて、チキンな私が想定していたのは、退職したい旨をリーダー格のパートさん(仮にAさんとしておく)に申告→退職というよくあるルートだった。

しかし、退職したい、と伝えると、一気に涙が溢れてきた。何なら今思い出しながら泣いてる。

Aさんは泣きながらぐだぐだと訴える私の話を、頷きながら聞いてくれた。1番シフトに入ってる人だったから、現場過酷さを1番味わってる人でもあったのだと思う。私がべそべそ泣いてる間にマネージャーチャットを送り、退職の旨を伝えてくれた。すごい。

次の出勤日、マネージャーから電話がかかってきた。「なんで辞めるねん(要約)」って話だった。

もう退職の決意が固まった私は、思ってたこと全部話した。紙を巻く作業の手間暇のこと、スタッフが足りなすぎること、人が来てもすぐやめる異常性……Aさんに話して落ち着いたと思ってた涙がまたぶり返してきた。

今でも一言一句わず覚えてるやり取りがある。思ってたこと全部話して、泣きながら「お店が回らなくなってからじゃないと、本社の人たちには分からないんですよ」と言った。マネージャーは、「何がですか?」と言った。嫌味とか怒ってるとかではなく、本当に分からなかったような言い方。

「分かりました、辞めます。もう本社のやり方にはついていけません」

そう言って電話を切って、そこからまた泣いた。ちなみにこの時間、お店の方はバイト君に任せ切りにしてしまっていた。ごめん。

すると、11月退職したパートさんが(仮にBさんとする)がやって来た。買い物ついでにバックヤードまで会いに来たらしい。

私が電話での出来事を話すと(お察しの通りめちゃくちゃ泣きながら)、「辞めた方がいいよ」と言ってくれた。

その日の夜にはLINEもくれた。「増田ちゃん就活で、人生の1番大事な時期にいる。無駄にしちゃダメ」という内容。

本当にまぁ、よくもここまで人間関係に恵まれものだと今書いてて思う。だからこそ、皆の良心につけこむ本社が嫌いだった。

さて、電話事件スタッフじゅうに衝撃を与えた。あの日以来出勤するごとに「電話どうだった?」と聞かれるので、Bさんが買い物ついでに他のスタッフに話したのだと思う。違ったらすいませんBさん。

まさか皆、マネージャーから「何がですか?」と返されると思ってなかったようで、これをきっかけに退職を考えるスタッフも出てくるほど。

そしてこの頃、Aさんがスーパーミラクル打開策を出してくる。

1月14日退職申告した私は、本来2月14日以降にしか退職できない。そこで、2月1日から急遽短期留学というあまりにもデカすぎる嘘を企てた。もちろん行ってませんよ、念の為

しかし、マネージャー確認する術も無いし、こちらに予定を教える義務もない。チャットで連絡すると、「分かりました」とだけ返ってきた。

こうして私は、めでたく爆速退職をキメたのであった。

スタッフ退職状況】

ここで私が退職した1月31日時点で把握している退職状況をまとめる。

11月末で退職済み→1人(Bさん)

1月半ばで退職済み→1人

1月末で退職→私1人

2月末で退職→2人(Aさん込み)

多分続ける→1人

考え中→1人

スタッフほぼ全員が退職。すごい。

4月追記

久々にお店に行ってみたら、「多分続ける」と「考え中」の人が出勤してた。続ける選択肢を取ったんだなと思いつつ雑談してたら、2月末で退職予定だった2人がまだ在籍しているらしい。マネージャーものすごく引き止められて、月4くらいのペースで入ってると。

そのうちの1人であるAさんから「お店来てくれたんだね!(要約)」というLINE帰宅後に来た。週1でもいいから復帰してくれないかと言われた。

在籍時代はとてもお世話になった人だけど、やはり復帰は出来ない。そう伝えると、「わかった、またお店に遊びに来てね」とだけ言ってくれた。本当に惜しい上司(厳密には違うけど)をなくしたと思った。

【おわりに】

2年以上勤めたバイト先を辞めるのはなかなか勇気が要った。しかし、退職したことも、ブラック環境に長く身を置いたことも、まったく後悔していない。

ただ、引き止められて退職を留まる、というのは本当にオススメしない。相手にとって「引き止めれば残ってもらえる」という成功体験を積ませてしまう。

辞める時は「辞めたい」ではなく「辞める」とはっきり言おう。

あと、「こんなことで辞めるな」と思った人は、ぜひ応募してみてほしい。気が狂うから

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