「信仰」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 信仰とは

2023-09-29

anond:20230929223001

溶け込む気がないというか、イスラム教徒にとっては自分たち信仰思想と習慣こそが正統でそれ以外は一切邪悪ものって認識から。例えば日本的な考えだと在米日本人は「ここはアメリカからアメリカ文化に従おう」ってなるんだろうけれどイスラム教徒場合そこが世界のどこであろうと「邪教徒が口出してくんじゃねえ聖戦だぶち殺す!」ってなるのよ。

ドイツ集団強姦事件が起こった際にケルン在住のイマームインタビュアーに「香水をして肌を露出していた女性に最大の問題があるのでは?」と答えたからね。ちなみにテレビ局がこのイマームへのインタビュー映像を放映しようとしたところ、キリスト民主同盟テレビ局上層部からイスラム教徒への’根拠のない’偏見を起こす」として止められた。

デザインの敗北」とは

いくら炎上しようが

佐藤可士和佐藤オオキのようなデザイナー

これからも見栄えだけの製品を作り続けるだろう

 

企業も「有名なデザイナーから」というだけで

彼らを登用し続けるだろう

 

五輪エンブレム佐野研二郎がそうだったように

デザイン業界の身内も彼らを持ち上げ

仕事役職を回し続けるだろう

 

デザイン=良いもの」と素朴に考える連中は

デザイナーを名指しで批判はしない癖に

デザインの敗北ではなく、その作品の悪いデザインなだけ」

デザインは敗北してない。デザイナーが敗北してる」

「使い勝手研究するのがデザインだ」と

上っ面の屁理屈をこねて自分信仰を取り繕おうとするだろう

 

デザインの敗北」とは

単なる1つの製品に対する批判ではなく

上級国民」的理論で動くデザイン業界

その業界を支える愚かな大衆に対する批判でもある

anond:20230929152215

それは概念であって、具体的な人ではないということですか?

あなた信仰の為に今現実を生きている人に死ねと言っているのですか?

あなたは最低ですね軽蔑しま

現在サンフランシスコ惨状」は「世界も羨む日本が目指す未来」だよな

サンフランシスコが酷いことになっているという話がはてな村で盛り上がってるが、それって「他国地盤沈下した結果、他の先進国からまれる状況になってる」らしい日本がこれからたどり着く未来だよな。

一般市民生活なんかそっちのけでごく一部の「稼げる企業」の業績を優先した結果、置き去りになった一般市民ホームレス化したりして購買力が低下して店の撤退が相次ぎ街が寂れていくというサンフランシスコ衰退の道を今の日本はきれいにそのまま辿っている。

通貨監視員たる日銀様が眺めるばかりの円安一般市民生活を確実に蝕んでいる。

1ドル150円弱が常態化するなんて一年前に言おうモノなら、金融緩和から「またこんな馬鹿げたゼロリスク信仰意見が出てきた」なんて集中砲火喰らっただろう。

円安について、これ以上進まないという楽観的な見方をしたとしても現状の水準が市民生活を圧迫してる事実は消えない。

コストプッシュのインフレなんだから賃上げなんか大して起こらないのは既に証明済みだ。

そして更に経済活動を行う人間の頭数も減っていく。

サンフランシスコのように、日本も分断が加速し、政治がそれを放置し、その政治監督すべき責任者たる有権者放任し、徐々に腐っていくのだろう。

急募統合失調症母親と縁を切る方法

大学卒業からずっとフリーランス1本で、25歳にしてやっと実家を出てひとり立ちした。

大学ぶりの一人暮らし謳歌していた。

母親総合失調症で、もう10年以上薬を飲み続けている。

精神障がい者2級。

前述の「実家」というのも、両親の家ではなく祖父母の家だ。

もともとは祖父母の家に2世帯で住んでて、小学校入学と同時に親子3人は引っ越したけど、すぐに母親おかしくなった。

なので父のすすめもあり、7歳ごろから引っ越しから舞い戻り、私は祖父母に育てられた。


ロクに育ててくれなかったし、自己中だし、幼い頃は急に学校に押しかけてきて教員たち相手に身の上話を始めたり

その割に交友関係が狭いから生きがいは娘の私だけ。「愛してる」「心配なの」「あなたのためを思って」ばっかり言う。

典型的毒親でさんざん迷惑をこうむったので母親のことが大嫌いだ。





から家を出るときも、本当は知らせるつもりはなかった。

だけど両親の家と祖父母の家は駅1つしか離れていなくて、たまに母親が私目当てにやってくる。(祖父母は煙たがっている…)

いずれ家を出たことはバレるので、こちから言うほうが母親精神ダメージは少ないだろうと思ってはいた。

だけど有無を言わさず出たかたから、前々から話を進めるのは父とだけにして、母には事後報告になった。

母親の中で私はいつまでも統合失調症発症時の8歳のままだし、「やり直したい」「家族3人で暮らそう」と何度も言われていた。

だが、私は精神疾患を甘く見ていて、この選択は間違いだったと今なら思う。

事後報告後、驚かれはしたが、別段いつもと同じように見えたのでそのまま新居に帰った。

週に1度くらいの頻度で昔からLINE通話をかけてくる。

無視ると面倒だし一応病人から毎回出ている。

1か月すぎたあたりから通話の中で、もともと母親だけ入信していたキリスト教の話が増えた。

仏教信仰してると天国に行けませんよ」とか「聖書読みましょう」とか「ノアの箱舟」「アブラハム」の話をされたり

祈りをささげてたら天啓がきた。増田ちゃんに試練があるとの預言です。」「夢に黄金の盾が出てきた。増田ちゃん大丈夫」「イエス様感謝します」

電話越しに讃美歌を歌われた。アカペラで。歌うまいね~って言っといた。


嫌な感じだ。

母親統合失調症が一番酷かった時、家族皆で取り押さえてマンションロビーまで引きずって、深夜に救急病院に連れていった。

かい総合病院の中は非常灯しかついておらず薄暗くて、精神科だけに明かりがついていた。

その中で母親は泣きながら聖書を持って、医者布教していた。私が8歳くらいの時のことだ。


このことを思い出した。

最近は季節の話とか、仕事は順調かとか、たわいない雑談をかわして通話は5分で終わりだったけど

明らかに宗教の話が増えた。ていうか宗教の話しかしてない。

あとはいつも私が子供のころの話ばかりする。多分時が止まってるんだと思う。


再発の予感がする。

父親LINEしたが、父親母親辟易しているし、仕事出張ばかりだ。

母親というデカ問題から逃げてるようにも思える。

実際、「俺はもうすぐ死ぬから、あとはよろしくな!まあ母親の顔つきはまだ大丈夫から…病んだらもっとヤバいから」と言われたりする。

ヤバい顔つきになったら手遅れだろそれは。向き合え。

向き合ったからこそ、早く死んで解放されたいのだろうけど。

実際母親は薬を長年飲み続けて今は落ち着いたが、代わりに脳味噌が綿になった。

まず知識が衰えたというか、欠落した。

電車の乗り換えができない。

看板が読めない、読もうとせず右往左往する。

私は実家がある千葉から神奈川引っ越したけど、距離感理解できず「増田ものすごく遠いところへ引っ越した」と思っている。

言語能力が落ちた。会話が6割くらいしか通じない。

相手を慮るとか、想像力を働かすことができなくなったから、純粋な悪気のない自己中と化した。

「早く結婚して」「子供産んで」が口癖。

自由にさせろ」というと逆効果なのはもう学んだので流すようにしている。


彼氏がいて、このままならこの人と結婚すると思うけど、母親と会わせたくない。

父親は「結婚するなら、精神障がい者母親存在を受け入れてくれなきゃねえ」と言ってて、

母親は「私は正常です!私が精神おかしいことは彼氏には絶対言うな!」と板挟み。


私は

存在は言うけど、母親彼氏(彼氏側の家族も含める)は極力会わせない。」

母親の老後は、手続き関連で協力要請すると思うが

彼氏がもし将来夫になるなら、実際に会って面倒を見てもらうとか、施設へ行かせる老後資金を援助してもらうなどは絶対にさせない。」

と決めている。

母親をどうすべきか?

母親とどう付き合っていくか?でこんなに悩んでいるの、本当に時間無駄無性に腹が立つ。

大抵の人は、喧嘩でも雑談でもなんでも、両親と会話のキャッチボールができているというのに。

私は母親とのLINE通話後、その日はそれ以降一切仕事ができなくなる。

5分程度で終わらせていた通話最近20分30分。宗教の話を始めると止まらない。切って終わったと思ったら2回くる時もある。

我慢ならない時は自分から切る。


再発が怖くて、毅然とした態度を取れない。

明らかに自分が家を離れたことで病状が悪化していっている。

通院は続けているが、本当はかなりギリギリな気がする。

本当は「あなたから離れたい」「縁を切りたい」「金輪際関わらないでほしい」と言いたい。

それで病んで自殺したりしても悲しまない。むしろ肩の荷が下りるだろう。

タイミングを見計らっている。

彼氏彼氏家族に1度会うまでは、正気でいてもらわなければ。

もしくは、もう今のうちから突き放しておくべきか?

吐き気がしてきたので終わる。

2023-09-28

anond:20230927112031

表現の自由とは元から政権批判自由のことであって、政権批判自由を守った結果うまれものなんだが

含めて守りたい派

この時点で意味がわからないんだよな

お前誰?みたいな

何言ってんの?なんで政権批判自由がサブ概念のおまけなんだ?つまり情弱ソースYouTubeと怪しい情報屋(笑)水素水戦士なんだよね

水素水信仰してる人の社会科学バージョン

日本のアンフェはみんなそう。社会科学分野における疑似科学信仰水素水信者テスラ購入者

守りたいとか守る派とかじゃなくて、高い優先度で守る必要があるほぼ反論余地がない規定事項

殺人自由を認めないとかその域の話

エロオタク表現だけじゃなく、表現不自由

オリジナル概念である政権批判自由を、この辺の怪しい概念と同列にしてる時点でこいつは全く表現の自由を守る気がないし、表現の自由理解してないし、表現の自由を守ると言う言葉の時点でいわゆる表自戦士(もちろん蔑称)でしかない

だってそうだろ?

人権を守ることが大切なのに、なぜそこから表現の自由だけを取り出すんだ?もうその発想の時点で人権を何も理解してないのに俺に都合のいい表現の自由捏造してエロを守りたい戦士しかないことは見え見え

anond:20230927141658

表現の自由とは元から政権批判自由のことであって、政権批判自由を守った結果うまれものなんだが

含めて守りたい派

この時点で意味がわからないんだよな

お前誰?みたいな

何言ってんの?なんで政権批判自由がサブ概念のおまけなんだ?つまり情弱ソースYouTubeと怪しい情報屋(笑)水素水戦士なんだよね

水素水信仰してる人の社会科学バージョン

日本のアンフェはみんなそう。社会科学分野における疑似科学信仰水素水信者テスラ購入者

守りたいとか守る派とかじゃなくて、高い優先度で守る必要があるほぼ反論余地がない規定事項

殺人自由を認めないとかその域の話

エロオタク表現だけじゃなく、表現不自由

オリジナル概念である政権批判自由を、この辺の怪しい概念と同列にしてる時点でこいつは全く表現の自由を守る気がないし、表現の自由理解してないし、表現の自由を守ると言う言葉の時点でいわゆる表自戦士(もちろん蔑称)でしかない

だってそうだろ?

人権を守ることが大切なのに、なぜそこから表現の自由だけを取り出すんだ?もうその発想の時点で人権を何も理解してないのに俺に都合のいい表現の自由捏造してエロを守りたい戦士しかないことは見え見え

2023-09-26

他人信仰バカにするな」って言うけどさ

宗教なんか信じている人間バカだろ。

令和だぞ。

anond:20230926155744

まりは......私有財産

G&Wは、私有財産宗教と不可分であるため、根源的なものだと主張する。その例として、先住民伝統的な儀式で使われるトランペットやその他の道具を挙げている:

このような神聖ものは、多くの場合存在する唯一の重要かつ排他的財産形態である......神聖文脈に厳密に限定されるのは、命令関係だけではない......絶対的な、つまり今日でいうところの『私的財産も同様である。このような社会では、私有財産概念と聖なるもの概念には、形式的に深い類似性があることが判明する。どちらも本質的には排除構造なのである。(p. 159)

ここで「絶対的もの」が「私的もの」と訳されていることに注目してほしい。祭祀財産が「絶対的」な程度に神聖であるならば、それは定義上「私有財産」として適格である、という主張のようだ。

この混同は、著者が宗教私有財産の関連付けに権威を求めているときに強化される。この時点でG&W(p.159)は、エミール・デュルケムの「聖なるもの」という古典的定義を持ち出している:

デュルケムは、聖なるものの最も明確な表現は、ポリネシア語で「触れてはならない」を意味するタブーであると主張した。しかし、私たち絶対的私有財産について語るとき、その根底にある論理社会効果において、非常によく似たもの、実際にはほとんど同じものについて語っているのではないだろうか。

そして著者は、アマゾン原住民仕事をする民族学者たちが、「湖や山から栽培種リアーナ林、動物に至るまで、彼らの周りにあるほとんどすべてのものには所有者がいる、あるいは潜在的に所有できる可能性がある」(p.161)ことを発見したと述べている。ある種や資源に対する霊的存在神聖所有権は、その種や資源を他の世界とは一線を画すものである。同じような理屈が、西洋私有財産概念を支えているとG&Wは書いている。もしあなたが車を所有しているならば、あなたは全世界の誰であろうと、そこに立ち入ったり使用したりすることを妨げる権利がある」(p.159)と彼らは説明する。

G&Wが、精神的な「所有権」についての伝統的な概念と、自分の車を所有することについての考えを混同しているのを見つけるのは、非常に息を呑むようなことである現代私的所有権を、超自然存在による天然資源の「所有権」と、その「根底にある論理社会効果」において「ほとんど同じ」とみなす彼らは、いったいどこの世界にいるのだろうか?

先住民活動家たちが、湖や山は強力な精霊にとって神聖ものだと語るとき、彼らは「私有財産」に等しいものを支持しているわけではない。もし「偉大なる精霊」が森を所有しているのであれば、その森は売り物ではなく、私有化されるものでもなく、伐採会社所有権を主張されるものでもないという明確な含意がある。

デュルケムの洞察の中で最も強力なものひとつは、人々が神性を呼び起こすとき、そのコミュニティ全体の道徳的な力を想定しているということである。つまり、ある山が神のものであるならば、それは私有化できないと宣言していることになる。G&Wがそれを逆手に取り、「私有財産」という概念は、あるもの神聖であるという考え方そのものと不可分に生まれものだと主張するとき、これがいかに粗雑な間違った表現であるかがわかるだろう。

デュルケムが実際に主張したこと

デュルケム(1965年)にとって、「分離」は私的流用のアンチテーゼであった。近親相姦に対する世界的な文化的タブー起源説明するために、彼は「ある種の隔離的な力、つまり男性的な集団を遠ざける力を女性に持たせている」(1965: 72)という伝統的な信仰を当惑させた。デュルケムは、このような信念体系において、女性隔離する力は血の力であり、聖なるもの概念と密接に結びついていると書いている。女性が血を流すと神性が目に見えるようになるとすれば、それは女性の血そのものが神であるからである。血が尽きるとき、神はこぼれ落ちる」(Durkheim 1965: 89)。

デュルケムにとって、「分離」という原初的概念は、私有財産とは何の関係もなかった。問題は、成人した若い女性に何が起こるかということだった(1965: 68-96)。月経が始まると、彼女親族は、彼女所有権を主張するために、つまり彼女を「入門」させるために、体として集まり彼女男性との付き合いからも世間から隔離した。彼女隔離は、特別儀式である成人式によって達成された。これにより、彼女身体神聖ものであり、それに関する彼女選択は、姉妹や他の親族に対して説明責任があることが確立された。デュルケムにとって、このような集団行為と関連して、人間意識言語文化の出現は、共同体という新しい種類の権威が初めて誕生した時点であった。

もしG&Wが現代進化科学に関心を示していたなら、こうしたデュルケーム洞察が、血のように赤い黄土色が、男性女性の肉体が神聖ものであることを新たに認識させるために、女性によって化粧用の「戦化粧品」として使用されたという考えに基づく、人類進化における黄土色の記録に関する最も新しく権威ある現代考古学説明を、いかに先取りしていたか認識できただろう(Watts 2014, Power 2019, Power et al.)

季節的か、月的か?

さて、『万物黎明』の中心的なアイデアにたどり着いた。それは、私たちはかつて皆自由であり、生き方を選ぶことができたかである

人類学を学んだことのある人なら、エスキモーアザラシ猟師たちが伝統的に冬の間は性的共産主義実践し、夏の間は家父長制的な家族生活に切り替わる。G&Wは、この振り子あるいは振動モデルヨーロッパ後期旧石器時代氷河期文化適用し、これらの複雑な狩猟採集民は、エリート特権権力の垂直階層を意図的に築き上げ、古い季節が新しい季節に移り変わるときに、それらをすべて取り壊す喜びを享受していたと論じている。

この革命を大いに楽しんだからこそ、氷河期天才政治家たちは、革命で得たもの永久にしがみついていてはいけないことに気づいたのだ。彼らは、連続する革命を楽しみ続けるためには、その間を一過性反革命で埋めなければならないことを理解していた。次の革命的高揚のための格好の標的を提示するために、「特別な」個人支配力を確立するのを許すことによって、そうするのである

私はこの考えが大好きだ。偶然にも、30年前に『血の関係』が出版されて以来(ナイト1991年)、私たち急進人類グループ狩猟採集民の平等主義の奥義として分析してきた振動原理酷似している。一方、私の振動モデルはまったく同じではなかった。というのも、私たちは亜北極圏ではなくアフリカ進化したのだから、季節的なリズムよりも月ごとの周期性が優先されるべき十分な生態学理由があったのだ。つまり、G&Wが想像したような方法権力が掌握され、明け渡されたのであれば、社会生活は月の満ち欠けと連動する月周期でひっくり返されたことになる(Knight 1991: 327-373)。

権力振り子

G&Wの歴史は、狩猟採集民の対立と交替に満ちているが、その周期性は一方的な季節性である狩猟採集民は太陽だけでなく月にも従うことを彼らは知らないのだろうか?彼らの最も重要儀式は、女性月経の満ち欠けと結びついており、月によって予定されている。

コンゴ熱帯雨林では、女性たちは男性勇気潜在的支配力を示すよう意図的に促すが、ンゴクと呼ばれる女性だけの儀式では、男女間の「権力振り子」で遊び半分に降伏する前に男性に反抗する。G&W (pp. 114-15)はこのことに言及しているが、その後に次のように主張している:

単一パターンはない。唯一の一貫した現象は、交代という事実のものと、その結果としてのさまざまな社会可能性の認識である。このことから確認できるのは、「社会的不平等起源」を探すことは、本当に間違った問いを立てているということである

もし人類が、その歴史の大半を通じて、異なる社会的配置の間を流動的に行き来し、定期的に階層を組み立てては解体してきたのだとしたら、本当の疑問は「なぜ行き詰まったのか」ということかもしれない。

この最後質問は実に深いものであるしかし、この問いに答えるには、以前はどのような状況であったのか、ある程度現実的認識を深めてからでなければならない。私たち先史時代祖先が、本当に自由で、本当に「身動きがとれなかった」時代があっただろうか?

結婚が恒久的なものになったとき

中央アフリカの森の民バヤカでは、月は「女性の最大の夫」と言われている(Lewis 2008)。どの男性立場から見ても、妻は血を流すたびに、事実上、天国の夫のために彼を捨てることになる。この古代比喩Knight and Lewis 2017)の背後にある現実は、女性が月のある期間、遊び半分で「権力を掌握」した後、自分の主張が通れば進んで男性に譲るという伝統であり、Finnegan(2008)が「動く共産主義」と呼ぶもの確立している。このような社会における親族関係居住パターンは、月経排卵兄弟恋人親族関係結婚共同体連帯セックスの親密さの間で揺れ動く振り子を設定する。

このようなパターン古代から存在した可能性が高いことを考えれば、G&Wが政治的な揺れに対するある種のブロックを、歴史過程で実際に起こったこととみなすのは正しい。しかし、そのブロック説明するには、G&Wが触れようとしないトピックを扱う必要がある。それは、月経をめぐる先住民の慣習に敬意を持ってアプローチすることを意味する(Knight 1991.)また、親族関係パターン結婚後の住居の多様性理解することも重要である--これも決定的に重要トピックだが、G&Wは著書でほとんど触れていない。

非貯蔵型狩猟採集民の間では、女性一般的に、少なくとも子どもが2、3人生まれるまでは実の母親と暮らすことにこだわる(Marlowe 2004)。遺伝学的研究によれば、私たちの種が進化したアフリカでは、このパターンはるか過去にまでさかのぼる(Destro-Bisol et al.)終生結婚の代わりに「花嫁サービス」が一般的で、アフリカ狩猟採集民の女性は、母親キャンプに住み続けながら、選んだ恋人を受け入れる。一時的な夫は、狩猟した肉を花嫁とその家庭に持ち帰ることで、自分の役に立たなければならない。それができなければ、彼は出て行く!このような取り決めのもとで、誰もが親族関係結婚生活の間を交互に行き来する。

母親と同居するのは弾力的なパターンだが、夫から圧力で住居を変え、夫とその親族永住せざるを得なくなることもある。このような場合子供連れの若い母親は逃げ出すことが難しくなる。かつての自由を失うと、夫の世話は強制的支配へと変貌する。エンゲルス(1972[1884])が「女性性の世界史的敗北」と雄弁に表現したのは、この悲惨な結果だった。世界の多くの地域で、結婚を固定的な絆に変えた家父長制的な力は、それに応じて社会生活全体にも固定性を押し付けた。

人類はいかにして「行き詰まった」のか

これは、「なぜ私たちは行き詰まったのか」という問いに対する有望な答えのように見える。では、G&Wはこの問いにどんな答えを出すのか?彼らの最終章は非常に蛇行していて、それを知るのは難しい。彼らは、人へのケア強制的コントロールへとシームレスに変化する可能性について言及しているが、なぜかこれを結婚後の住居や家族生活の変化とは結びつけていない。最も身近なところでは、17世紀ヨーロッパ北米のウェンダットにおける処刑拷問光景描写している。国王臣民を罰する権利は、妻子を躾ける家長義務モデルにしていたことを思い起こさせる。このような政治的支配は、公に王の注意義務として表現された。これとは対照的に、ウェンダット囚人に長時間拷問を加えるのは、支配と統制を愛情によるケアから公的区別するという、正反対の点を強調するためであった。囚人は家庭の一員ではないので、拷問される必要があったのであって、愛される必要はなかったのだ。

そうしてG&Wは、ケア支配区別の中に、私たちがなぜ行き詰まったのかについての待望の説明見出したのである

私たちは、ケア支配の間のこの関連性、あるいは混乱が、互いの関係を再創造することによって自分自身自由に再創造する能力私たちいかにして失ったかという、より大きな問題にとって極めて重要であると考える。つまり私たちいかにして立ち往生してしまったのかを理解する上で、極めて重要ことなのだ...。

狩猟採集民の研究ジェンダー研究を探求する代わりに、G&Wは視野を先住アメリカ人軍事指導者拷問者、ヨーロッパ君主経験限定し、これらの人々の心理的葛藤想像することで、私たちがどのように「行き詰まった」のかを探っている。上に引用した当惑させるような言葉意味があるとすれば、私たちが行き詰まったのは、特定権力欲の強い人物が、人々を思いやることと暴力的支配することを混同してしまたからだと示唆しているようだ。

これはまともな説明だろうか?人々は本当にこのように混乱してしまったのだろうか?答えの代わりに、G&W自身が行き詰まったようだ。私たちは、同じ質問を少し違った言葉提示されているだけなのだ

外的な暴力と内的なケア、つまり最も非人間的な人間関係と最も親密な人間関係との間に新たに確立された結びつきは、すべてが混乱し始めるポイントを示しているのだろうか?かつては柔軟で交渉可能だった関係が、結局はその場に固定されてしまった例、言い換えれば、私たち事実上立ち往生してしまった例なのだろうか?

この本全体で最も重要な問いに答えようとする努力は、これ以上なされていない。

(続く……)

2023-09-25

anond:20230924183810

一体何処から処女信仰が出てきたの?

結婚ならOKなんだからあくま売春を嫌っているのであって処女なんて求めてねーよ

anond:20230924183810

男における処女信仰って、支配とかじゃなくて性病リスクが低いからだと思ってたが

これが行き過ぎたケースがアフリカで「処女セックスすればエイズが治る」とかい迷信

anond:20230924183810

夜職が言ってるなら自分と同じ所に堕ちてこないでほしかった意味合いが強いんじゃね

普通に寿退団したりOG元彼の話とかしてるんだから処女信仰はないだろ。

2023-09-24

わしは生命科学修士持ってるけどだからこそ今のコロナワクチン信仰には疑問を持ってるで

抗体価が時間とともに下がってくるならそれはそれでなんらかの適応的な意味があるはずで

つの病原体に対して常時抗体生産することになんのリスクもないとは思わんで

コロナワクチンの接種回数とインフルのかかりやすさ、梅毒のかかりやすさに正の相関があったりするんじゃねえの?

しらんけど

ベルクチンが万能でないようにコロナワクチンが人体に与える影響が全てポジティブものだとは思わん

まあ2回くらいは受けてもいいとは思うけど

適当

しらん

人体システムはまだ完全に解明されてない

全てに疑問を持て

anond:20230924183810

ジャニオタが、ジャニー氏の性犯罪否定しまくるのも、

推しアイドルがお尻処女であって欲しいと願ってるからでしょ。

処女信仰本質は、ケガレに対する忌避なので、男でも女でも大差ない。

anond:20230924183810

玉の輿乗っても処女じゃなくなるし処女信仰とは別やろなあ

ただのセックスワーカー差別やでという話

女にも他の女に清らかでいて欲しい処女信仰ってあったんだな

今、Xで元宝塚女湯がAVデビューしたこと話題になってる。

このネタに夜職フェミニスト垢が「ショック受けた」とか「やめて欲しい。清く正しく美しくな宝塚イメージが壊れる」

「退団後はどこかの経営者玉の輿に乗るとかじゃダメなの?」とか書いてあって意外だった。

これって一種処女信仰だよな?

男が処女信仰を持つの優越感とか支配欲なんかだろうというのは分かる。

でも、女が他の女に処女でいて欲しいのはどういう理由だろう?

増田典型的エコーチェンバー&陰謀論に墜ちていく人の群れを見たので備忘録

5ちゃんねる嫌儲板荒らしているのはネトウヨ工作員ではないかとの増田

5ch嫌儲画期的方法荒らし工作員勝利しつつある

https://anond.hatelabo.jp/20230924125813

スクリプト荒らし自民党委託のDAPPIによる業務説もあるため、住民を真似て安倍バカにする名前欄には対応できないとの期待もあった。

(略)

思わぬ形でネトウヨ工作員説も真実味を帯びてきた。

これは安倍バリア、ABフィールド、アベガード等と呼ばれている。(エヴァATフィールド広告ブロックアプリのAdGuardが由来)

それに賛同するブコメの一部

天安門事件と入れると中国から接続遮断できるといういにしえの手法に似たもの

・なんとなく見てたけどマジでナントカさんやその一派に関する時だけ露骨にシュバってて笑った。>>4あたりからスクリプトになってんだもん

・死せる安倍、生けるネトウヨを走らす。なんJ民のネトウヨBAN祭りの時に「差別は許されない」と言った安倍国会答弁を盾にネトウヨ煽ってた動画思い出すわー。安倍信仰が強すぎて踏み絵踏めないの気の毒ですらある

ただ、これはこのスクリプト現在名前欄まで対応していないだけで、名前欄をデフォルトからのものに書き換えれば安倍晋三でなくともなんでもいい。

単に嫌儲が(はてなと同じく)左翼が異常に多い板(投票行動アンケートをとったら共産党れいわで過半数とるところだ)であるから、みんなのオモチャとして安倍晋三が選ばれただけだ。

また、左翼スレが多いことからネトウヨに都合の悪いスレが優先して荒らされているように見えるだけだ。

その証拠に、スポーツ特に野球)実況を中心に雑談から政治から何でも煽りバカにする、古き悪しき2ちゃんねる文化を残すなんでも実況J(G)ではそんなもの関係なく、政治関係ないスポーツ実況スレやもちろんサヨスレも含めて荒らされまくってるからだ。

こちらでは新たになんでも実況Eという板を作って荒らし対策としている。根本的だね。左翼煮詰まりすぎて、安倍晋三であればバカにする対象として良いとしている嫌儲とは対照的対応

こうやって陰謀論にはまりエコーチェンバーと化していくような見本を見たので備忘しておこうと思う。

というか安倍晋三を神格化してるのは嫌儲民ではないのかとも思う。

追記

もっと増えてたので記録しておこう

・これは面白い安倍信仰傍証でもあるね

・聖帝:安倍晋三で荒らしはできないよなぁ。教義的に。

・なるほどー。敵側が死んでも言いたくないワードを入れとけばいいのか

他多数

追記2

スクリプト名前欄変更に対応するまでのイタチごっこと思われたが、なぜだが対応してこない」の理由説明できてなくない?

それは嫌儲に限ったことじゃないからね

anond:20230924125813

嫌儲はこれまでも、これから安倍晋三とともにあるからな。

つのまにか安倍晋三への信仰を捨てたはてなーとは違う。

2023-09-23

anond:20230923145312

まずはスーモとかの相場見てみてからと思う

ただマンションはそんなに値下がりしないとは思う

駅近信仰マンション自体建築費が上がる傾向は止まらないと思うから

ただ一都三県で一番に値下がりするのは千葉だろうと個人的には考えてるから、住み替えしたいなら難しいよねえ

anond:20230923003118

ネットによくいる親ガチャとか全て社会環境のせいみたいな信仰にそまって思考停止するくらいなら

キリスト教とかイスラム信仰してた方がいくぶんマシだろうね

anond:20230922182937

Sの二世だけど選挙個人自由と思うので活動してない、題目だけは唱えてる、習慣だから

新聞も配ってる。信心深いのではない。田舎のため徒歩で朝30分のジョギング運動になるのだ、健康維持にちょうどいい。新聞配達しないわけにはいかないのでサボれずおかげで肥満とは無縁だ

全てが本尊様のおかげとは思っていないが、しんどいって時に祈る物があるってだけで気持ち問題が違うなってだけ

前にもう死ぬかもしれないって病気になったときもう自分にできることないか毎日ずっと祈ってたら、なんだかんだで5%の壁を乗り越え生き残れたんだけど、信仰のおかげというより

「何も出来ることがないときに、とにかくなにかやった気分になる希望が持てる」っていう存在がありがたかった

母は熱心なSだが年老い認知症が発生しはじめたがSの人間関係のおかげで「会合いかなければ」などの使命?があるのと日々のお祈りをしなければ、の長年の習慣のせいで精神的に安定してるんだよな

精神的安定のおかげで認知の進みも遅い

そういう意味で心の支えになっているのならこの存在は悪くないなと思っている

Sとしてはありえない思考かもしれんが宗教キリスト教でも何教でも俺はいいと思ってる

その宗教で本人が辛い時に乗り越えられて、他人迷惑をかけず、家族を不幸にしないならそれでいいと思ってる

増田はその宗教のせいで結婚などができなくて苦労するのなら自分幸せのためにそれを捨てていい

俺は嫁はSではなかったが説明したら「あなた宗教に口出しはしない好きにすればいい、他人迷惑をかけたり押しつけないならいい」という理解があったので結婚した

増田気持ちはわかる。おかしいだろと思うこともあるだろう。捨てたければ捨てていい。

あとおじさんのSの歴史では、独身の時バリバリやってた女性結婚した途端に脱会はしないまでもなにもしなくなった。あれだけ活動家だったのに。旦那が嫌がるというのはあれだけ叩き込まれて日々頑張っていた信仰を吹き飛ばすのか、愛ってすごいな、って思ってた。

ほんと結婚して辞める女性、親の顔ほど見たよ

結婚したら女性ってここまで180度変わるんだなって思った。増田のようなのもよくあることだから気にしないでいい。

ネットだとSはフルボッコから俺も肩身が狭いが、親しくなった人にはSなことは言っている。今のところそれで縁を切られたことはない

選挙も勧めないし勧誘もしないからな

Sは昭和の頃に比べれば相当緩くなってきたと思う

酷い目にあった人もいるが、あれ行き過ぎた信仰心のバカとか長期間組織のぐだぐだとかまあいろいろ。Sは緩やかに衰退していく宗教だろうしそれは他も一緒だろう

anond:20230923103903

ガキに信仰押し付けるなっていうなら初詣墓参りも親だけで行けばええやで

anond:20230922182937

自分信仰子ども押し付け人間は、ダメだ。人としてダメ。その人としてダメな部分を宗教形成したなら、その宗教価値なんてその程度。救いは無い。自分自分人生を救うしか無い。

anond:20230922182937

自分かと思うような増田だ。

自分3世で、熱心な父、父に従順な母によって学生時代まで似たような状態だった。

増田の言うように人生の杖にするぶんには自由だし、心の支えにするのは大いに結構

でも熱心な人ほど手段目的になっていて、巡りの良さや努力や成果を「徳が高い3世から」を筆頭とした台詞信仰のおかげだと押し付けてくる。自分もそれに納得できなかった。

なんでもかんでもs価の成果のように語ることが、深い信仰心の表れだとでも思ってるのかね。嫌だよなあれ…。

自分場合は正面切ってその本心信教の自由を親に打ち明けた結果修羅場になったが、増田はいい着地やフェードアウトができることを祈ってる。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん