はてなキーワード: 通報とは
『トランスジェンダーが女トイレを使ったらどうして襲われると思うのかトランス女性を差別するな
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女子トイレに男が来ても気にせず普通にトイレを使って犯罪が起きたら通報したらいい
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何度見たかわからないやり取りだが、トランス女性には女が常日頃さらされてる危険恐怖が全く伝わらない事は解る。
好意的に見るなら、トランス女性は多分性犯罪への自衛経験がなく、トイレに男がいる状況の恐怖が全くわからないのだろう。
女は恐怖がわかるから男の体になっても女子トイレは使いたくないよ。
解るなら「身体男が女トイレに入るのが犯罪になるのは差別だ、女の既得権益だ!トランス女性のために男が女子トイレに入れるようにして、女子供が襲われたり盗撮されてから警察にいけ!トランス女性に多目的トイレを勧めるのはアウンティングだ差別だ!」なんて、普通は言えないだろう。
世間では女装して女子トイレに忍び込み盗撮しようとするような、必死な変態事件が何度も起きているのに、男が口先だけで心は女ですと言えば女スペースに入る正当性ゲットできるのが性犯罪増加につながるとなぜ通じないのだろう。
警察からエレベーターに男と二人きりで乗るな、部屋に押し入られないように玄関前で周囲に警戒しろ等々、生活で常に自衛を求められて注意喚起されるような、様々な制約をかけられてる女の人生が想像もつかないのだろうと思う。
上位入賞したトランス女性選手にブーってしている女子選手の写真にもデマだと騒いで擁護していたし、トランス女性の女子スポーツ蹂躙も応援しているんだろう。
例えば「夜道に気をつけろ(訳:夜道でお前を襲撃して殺すからな)」
例えば「月夜の晩だけと思うな(訳:新月あたりの暗い夜でお前を襲撃して殺すからな)」
例えば「お前の顔は覚えたからな(訳:これからお前を見つけたら殺すからな)」
例えば「あなたの娘さんはそろそろ思春期ですよね、可愛い盛りでなにかあったら大変ですねぇ?(訳:お前の娘誘拐して犯したり殺すからな)」
みたいなヤツね、危害を加えると言ってはないが危害を加える気満々な脅し
そのキャラ(擬似親子みたいなコンビ)は「作中許されないことをした」「だが、それをやっても仕方がないくらいに虐げられた過去を持っていた」「味方化しても完全に救われていない(子供役の方が特に)」という、まあオタクが大好きな味付けしてるキャラで
オタクである俺も当然その味を気に入り、絵描きとしてファンアートを描き二次創作を作るくらいには気に入ったのだが
そのキャラへ、それはもうしつこいぐらいに粘着を続けるアンチがいる、しかも確実に同一人物とわかるようなやつが
Youtube、Twitter、ゲームのWiki、ニコニコ大百科、ありとあらゆるところに現れてはそのキャラへ罵声を長文で書く
色んなサイトの運営が対処したり、ファンが通報して都度都度排除しても、何度も湧いてくる
そのキャラが登場してそろそろ2年位だが、未だに飽きずにずっと粘着している
好きなキャラへの罵声を見ているだけで腹が立つが、同時に恐怖も感じる、コイツは何が気に食わなかったんだろう、コイツはどうしてこのキャラをずっと憎んでいるのだろう
アンチと言うにもおぞましい何かだと俺は思う
アンチは、自分の家族を殺した少年が悲惨な成育歴を理由に減刑されたので、それを連想させる創作のキャラが許せなくなった哀れな犯罪被害者遺族とでも思って無視しとけ。
そういえばまさにそんな口ぶりだったわ、そのアンチ
そのキャラは独裁者とその娘役みたいな感じで、娘役のほうは過去の鬱憤(何度も使い潰されてきた)を晴らすためにも民を惨殺したりしてたから
オンライン同人イベントに企業エリアを設けて企業にタダ乗りさせるのが流行りそうな話(SideMと魔道祖師と壺の話)
https://note.com/schrodinger1999/n/ndc693967f2a5
ライセンスを定める企業も増えてきてるけど、公式がお目溢しをくれているだけで二次創作はグレーというのが普段のオタクの言い分なのに、版権二次イベントに企業を勝手に連れてきたらそれは個人の範囲じゃなくないですか?
https://twitter.com/schrodinger1984/status/1662367894913814528
危険を察知すると録音録画してくれたり、必要に応じて通報してくれたり、何かの契約をする時親切にサポートしてくれたり、悪意の罠にハマらないよう注意してくれたり。相談相手や話し相手になるやつ。ほしいな。子供の頃から身につけていればいじめや虐待も防げる気がするし、障害や境界知能の人の生きづらさもサポートできる気がする。
坂東 忠信
@Japangard
似ているだけで110番していいのか? って
いいんです。やっちまってください(^o^)
こいつ匿ってるなら、通報すれば500万円が手に入るぞ。
どっちがいいか、よく考えよう。
@oita_police
「あっ!似てる!」と思ったら110番
正義ならなにを言ってもいいと勘違いしてこのオッサンのゲスっぷりがみえる。
ということはカネのために平気で裏切る。
裏切る金額は数百万
さらに田舎モンは馬鹿なのでこのツィートだけでカネに目がくらんで動く
冷静に考えて
靴は現場にあった
八田は裸足で逃げている。
相当慌てている。
監視カメラに映った服は
海岸にあった
警察によりますと、事件後の捜索で現場からおよそ2キロ離れた別府市北浜の海岸付近で八田容疑者のものとみられる黒いTシャツが見つかりました。また、現場周辺からは八田容疑者が履いていたとみられる白いスリッパも発見されています。
〉
別府市に住んでいるものです。北浜海岸通りは毎日往復しています。逃走経路として北に行けば犯人の住んでる日出町、南に行けば大分市内、裸足、しかも上着を脱いで逃走しているのでは、かなり目立つと思います。海に泳いでも渡れません。なんらかの情報があればすぐにでも協力はしていきたいと思ってます
ここで移動も特定
https://twitter.com/oita_police/status/1662025634133180416
遺族のコメントではなくプロファイルでもなく動画を見たほうが良い。
大分県警察はなにか掴んでいるのだろうか。
すまない、用事があってレス返せなかった。その土下座増田は偽物だ。
どこが「説明になってない」のかわからないが、活動家は、見た目で通報やむなしと言うならその時点で他のマイノリティなら有りえないくらい差別に譲歩しているし、SRSをトイレの条件にすることは呑めないと思うよ。
大体1か月ぐらい前に引っ越した。
初めての一人暮らし、古いが予算内に収まるRC造の分譲賃貸に偶々出会い、親の反応も好感触だったことからそこに決めた。
正直3点ユニットで入浴・トイレはしづらいし決して部屋は広くはないが、今のところ部屋自体にはそこそこ満足している。
しかし、引っ越したその日の夜から毎日、朝・昼・夜を問わず隣人が奇声を上げていた。
その日から今日にかけて、一時は収まったものの現在は再び毎日隣人は異様な声をあげている。
※隣人と記載しているが実際は位置をはっきりと確認したわけではないため、斜めの可能性もあるが簡単のため隣人と記載。
ある日、早朝4時ぐらいに奇声にいつもの様に起こされうつらうつらとしていると、「うるさいよ!」という声が遠くから聞こえた。
その後、少し経つと隣人は「上の人に怒られちゃいました」と言っていたようだった。
これは早朝に聞いたことのため、もしからしたら私の幻聴という可能性もあるが、ここを踏まえると隣人は配信者、またはボイチャ中という可能性が高いと思われる。
しかし、上記で書いたように隣人の発する奇声はバリエーションに乏しく、もしも配信者ならあまり面白くはなさそうだった。
ある日朝っぱらから奇声に起こされ正直やになり、両親に録音した音声を送った。
(奇声が起こり始めたら録音を結構している。ストーカーみたいだが、証拠集めのため仕方なし。)
それまでは自分がちょっと神経質気味というのもあり、両親は正直「またまた…」と思っていたと話していた。
音声を聞いた後、割と引き気味に「やばいね…普通じゃないねあの声は」と言われ、あぁあれは幻聴ではなかったのだなぁと思った。
その後、何日も隣人による奇声は続いたため、管理会社にも音声を添付して連絡した。
担当してくれた人は音声を聞いてやばい!と思ったのか、興奮気味に上記のことを話していた。
ただ、うちは分譲賃貸で部屋とマンション自体の管理会社が異なっており、担当の人よりマンション自体の管理会社はあまり重く事を考えていないようだった。
そのことで担当の人はちょっと憤慨した様子だった。(録音もあるんですよって言ったのに!と。)
自分としては最初、生活騒音程度ならお互い様、と思っておりあまり干渉したくなかったのだが、正直異様とも思える1人の奇声・笑い声が毎日続き、
しかも夜中や早朝とあっては中々しんどくなった。
言い訳をすると初めての一人暮らし、今まで賃貸に住んでいたものの隣人の音といえば掃除機が当たる音ぐらい、
だった自分にとってこんな奇声を真横かというぐらいの声量で発する人間がいるとは想定していなかった。
因みに今も奇声が隣からしている。
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木村響子様
はじめまして私は株式会社はてなが運営するはてな匿名ダイアリーという、ネット掲示板の利用者で■■■と申します。
突然のご連絡失礼いたします。本日は木村様にお知らせしたいことがありご連絡させていただきました。
はてな匿名ダイアリーで、木村響子さんが花さんを自殺に追いやったとデマを流すだけではなく汚い言葉で誹謗中傷を行う悪質なアカウントが活動しています。
このアカウントは伊藤和子弁護士に対する誹謗中傷も繰り返しています。
わたしもはてな匿名ダイアリーで非難批判をしたのですが、当該アカウントは一切行為を改めることなく誹謗中傷を現在も続けています。
花さんの悲劇の原因を母親である響子さんに負わせるデマを流すという異常な行動を見かねて、今回のご連絡に至りました。
維新の議員さんの件でまた騒がしくなっているウィシュマさんの事件ですが、こう、メディア等の問題設定に違和感があるわけです。
人が亡くなっているわけですし、直接的な原因としては入管の不手際があるわけで、入管の体制の見直しは待ったなしだと思うんですが、本当にそこだけをクローズアップするのでいいんでしょうか。その点では、件の議員さんの問題意識は正しいと思います(まあ、追求するのはそこじゃねえだろ、というのはあるのですが)。
ということで、改めて入管の調査報告書を読んだので私見を述べたいと思います。
亡くなった方を悪く言うのは気が引けるんですが、ウィシュマさんはかなり「やって」ます。
・留学ビザで入国して、学校に行かなくなった(本来ならその時点で帰国しないといけない)
・在留資格を延長する目的で、難民の事由に該当しない内容で難民認定申請を行った
・その申請内容が虚偽だった
・申請が不許可になったので逃げた(意図的にオーバーステイした)
オーバーステイ、事由に該当しない難民申請、偽造在留カード使用はそれぞれ単体でも在留を却下されるやつです。ウィシュマさんがどこまで理解していたかは不明ですが、在留資格を得られる可能性はほぼなかったと言えます。
その他にも怪しい部分がたくさんあります。同情的に語られる恋人からのDVですが、不正確な話が色々あります。
まず、ウィシュマさん逮捕の時点でBさん(報告書の記載にならいます)とは恋人関係ではありませんでした。Bさんの話によると、逮捕の8ヶ月ほど前には既に関係は解消しており、Bさんは別の女性と交際していました。その後も同居は続けていたという話です。その上、逮捕の3ヶ月前にはウィシュマさんが仕事をやめたことで、Bさんが家賃や生活費を全て出していたそうです。恋人でもない人の生活費を面倒見るというのは、一般的なDV男とはだいぶん印象が違います。
しかもBさんは暴力を振るったことがあるとは認めつつ、一方的なものではないと証言しています。ウィシュマさんから体当たりされている動画や、投げつけられたコップや破られたパスポートといった物の写真を残していました。刑務所からウィシュマさんに送った手紙にも、よくけんかをしたという内容が書かれています。
もちろんそれだけでDVがなかったという確証は持てないんですが、Bさんは逮捕の2日前にウィシュマさんから復縁を迫られたとも証言しています。DV加害者に復縁を迫るなんてことあるのかな、という疑問もDVの存在を疑わせるわけです。
また、Bさんはウィシュマさんと同じ日に、ウィシュマさんの密告によりオーバーステイで逮捕されています。DV加害者から逃げようとしている時に相手を刺激するようなことするかな、という点も大いに疑問です。
ちなみに、Bさんから脅迫的な手紙が届いたというエピソードは、ウィシュマさんの密告だと気付いたBさんが怒って書いたものです(Bさんは偽造在留カードを2枚、本人名義と他人名義のものを持っており、警察は他人の方の名義まで知っていたということなので、まあ分かりますよね)。つまり、手紙による脅迫はウィシュマさんのオウンゴールに近いものです。密告すれば恨まれるに決まってるじゃないですか。
余談ですが、ウィシュマさんはBさんへの手紙には誰が警察に通報したか分からないと書きつつ、入管への仮放免申請の際は「彼氏は、私のせいで警察に捕まったと分かったようで」と書いています。
この手紙の脅迫をもってウィシュマさんは帰国できないと言っていますが、これも怪しいです。というのも、Bさんとの手紙のやり取りは10月に行われているのですが、支援者と面談した12月の時点ではまだ帰国するつもりだったからです。その時点ではBさんが障害になるとは考えておらず、在留に気持ちが傾いたためそれを利用したとしか考えられません。
家族についても不思議な点が多いです。ウィシュマさんは家族からの連絡は途絶えている、だから帰国したらお寺に行くと話していました。またBさんは逮捕の後、入管の施設に収容され、11月に仮放免を受けています。この時ウィシュマさんの母親に電話してウィシュマさんを助けてほしい、妹に自分の電話番号を伝えてほしいと話したそうです。しかしウィシュマさんの家族から連絡はなかったそうです。
一方、ウィシュマさんが亡くなった後すぐに来日していることからも、本当に家族と関係が悪かったとは考えにくいです。ただ、留学ビザが1年3ヶ月だったことは知っていたと思うのですが、2年過ぎ、3年過ぎても帰って来ないウィシュマさんについて何も思わなかったのでしょうか?ウィシュマさんが日本で滞在している間、連絡は取っていなかったのでしょうか?来日した後でウィシュマさんと知り合ったBさんは母親の連絡先を知っていたのに?何かトラブルがあったのでしょうか。よく分かりません。
入所後の病院に連れて行って欲しいという要望についてもなかなか厳しいものがあり、ある時点までは仮放免のためのアピールだったと考えざるを得ない部分があります。2月1日の看護師面談の記録に、看守にはなぜ病院に連れて行ってもらえないのかと主張する一方で、看護師には病院に行きたくないと語ったとあります。2月1日は、嘔吐を繰り返していたため共同室から単独室に移動したタイミングです。つまり、その時点での「病院に行きたい」はただのアピールだった可能性があるということです。2月中旬には自力でトイレに行けないほど歩けなくなっていので、おそらくそこまで至っていれば本当に病院に行きたいと思っていただろうと思われます。アピールなのか本気なのか、看守が見誤ったのはオオカミ少年的な事情が感じられるのです。
というわけで、入所時にオーバーステイや在留カード等の諸々でそもそも印象が悪いところに、支援者との面談で帰国の意思が覆り、病院に連れていけとアピールと始めた、というのが実態だろうと思うわけです。これで本当に具合が悪くなったタイミングを見極めてきっちり対処しろというのはなかなか負担が大きいだろうなと思うんですよね。なので、今回の議論の中で見かけた、予断をもって当たることのないよう収容所の運営は別組織にした方が良いと言う意見は、ある程度的を得ていると思ったりします。
・ウィシュマさんに「(体調不良を)アピールした方がいい」と伝えていたこと
・これまで大量に仮放免の身元保証人になっており、その20%以上で取り消しになっていること
ウィシュマさんにとって、この支援者と出会ったことは不幸だったとしか言えません。報告書を読んでも、なぜこの支援者がウィシュマさんに在留を勧めたのか、さっぱり分かりません。12月16日の面談記録に「日本で生活したいなら支援するので仮放免申請等を行ってはどうか」と助言したと残っています。出会っていなければ、ウィシュマさんは帰国できていた可能性があります。入管は帰国の準備を進めていたからです。
当時はコロナ禍対策のまっただ中で、スリランカへの航空便は全便停止していました。そこで臨時便に乗ってもらおうとしたのですが、費用の問題が立ちはだかります。運賃に加え、帰国した際は一定期間隔離されるためその宿泊費を自費で出す必要がありました。ウィシュマさんは手持ちのお金がなかったためさまざまな方法が検討されたのですが、そのさなかに支援者と出会い、帰国しないと言い出してしまったのです。
議員さんは、ウィシュマさんがハンガーストライキをして亡くなったのではないか、支援者がそれをそそのかしたのではないかと言って炎上しました。私もハンストではないと思うのですが、支援者の影響はあるだろうという見解は同じです。
私はどちらかと言うと、報告書に出てきた身体化障害(身体症状症)のたぐいではないかと思っています。体の機能には異常がないのに、悪いところがあるという本人の思い込みで本当に具合が悪くなってしまうというものです。ウィシュマさんが体調不良を言い出したのは1月の中旬で、支援者と1月20日の面談記録に「入管は体調不良者について何もしない。病院に行って体調不良を訴えないと仮放免されない。仮放免されたいのであれば、病院が嫌いでも病院に行った方がいい」「仮放免されたいので,絶対病院に行く」という内容の会話があります。これによって「病院に行かなければ」という思いが生まれ、行けない期間が長くなるにつれ焦りに変わり、強迫観念になってしまったのではないかな、と。こればっかりは想像の域を出ませんが。
入管の扱いが悪いから体調を崩したのだ、という考え方もありますが、個人的にはそちらには否定的です。8月に入所してから4ヶ月間は健康に過ごしている点と、体調を崩し始めた後の1月29日にウィシュマさんは看守、支援者のどちらにも「入管での生活は快適で、ストレスは感じていない」と話しているからです。もっとも、ウィシュマさんは病院が嫌いだったようなので、行きたくないから嘘をついた可能性も否定はできません。仮放免のために病院に行きたい、でも嫌いだから行きたくない、そういうアンビバレントな精神状態もストレスになっていたのかもしれません。もし嘘だったのであれば、嘘をつく癖が悪い方向に働いたと言うべきでしょう。いずれにせよ、精神的な問題を抱えていたのであれば、支援者の助言は影響していたと思います。
ウィシュマさんの仮放免申請は2回提出され、1回目は不許可、2回目は亡くなったため判断なしという結果でした。2回目は許可の方向性だったものの体調が著しく悪いため保留というステータスだったのでともかく、1回目が不許可だったのは半分支援者のせいです。
今回身元保証人になる予定だったS3さんという方は、2015年1月から2021年3月までの間に47件の仮放免で保証人になっています。そのうち10件で、逃亡等の理由で仮放免取り消し処分になっているのです。約21%にあたるので、同期間の全国の仮放免取り消し率(約6%)の3倍以上です。さらに保証人になった後、仮放免された当人を近隣に住まわせないという暴挙に出ています。名古屋入管の話なので多分愛知県にお住まいだと思いますが、なぜか対象者が兵庫県に住んでいるケースもあったようです。身元を保証する気があるのか疑われたのも無理ありません。また今回のケースでは特に、ウィシュマさんが在留希望に転じたのは支援者の影響なので、支援者と暮らしたらより帰国させるのが困難になるのではないかと考えていたようです。
要するに、「この人に預けると退去強制が執行できなくなる可能性がそこそこ高い」と思われていたということです。仮放免はあくまで帰国までの間収容所の外で暮らせるという制度なので、帰国しないぞと頑張られては困るわけです。
結局、ウィシュマさんは支援者の助言により仮放免を求めて帰国をやめ、支援者の負の実績により仮放免を受けられなかったわけです。ウィシュマさんが入国管理の制度についてどれだけ理解していたかは分かりませんが、仮放免を在留許可と勘違いして帰国を思いとどまってしまったのであれば、これほど不幸なことは無いと思います。ウィシュマさんは日本で働きたいと思っていたはずですが、仮放免は就労不可なので生活費の全てを支援者に頼ることになり、思っていたような生活はできないんですよね。
あと、ヒアリングの途中で調査チームへの協力を拒否した点も印象悪いです。
悪い条件が相当重なっていたこともあり、個人的には入管に対してかなり同情的なのですが、それでもこんな形でウィシュマさんが亡くなって良いはずがありません。私の思う問題点は1つだけです(そこから色々派生するんですが…)。
・歩けないほど衰弱してるなら病院に連れていけ。
そこそこ元気だった人が2週間ほどの間に歩くことすらできなくなったのを目の当たりにして、緊急性を感じないのは感覚が麻痺しています。さすがにそこは擁護できません。いくら2月19日の段階で3月4日に精神科を受診することが決まっていたからと言って、その間に寝たきりになって関節を動かすリハビリを始めるに至ったら、精神科では不十分だと分かりそうなものです。
報告の体制が徹底されていない点は調査でも指摘されていましたが、看守の自己判断で報告義務のある内容が報告されないほど規則が形骸化しているのであれば、事故を防げるはずがありません。そういう意味では、これは防げた可能性が十分にある事故です。若干繰り返しになりますが、健康管理に関しては独立チームを作って運用した方が良いのではないかと思います。
この事件をどうすれば防げたかということを考えた時、実際のところ事件は3年前から始まっており、入管は最後の最後なんですよね。入管だけを責めてどうにかなる問題ではないんです。簡単にまとめると、こんな感じでしょうか。
・入国する外国人の皆さんに、適法に滞在してもらう(不法滞在者にアメを与えない)
・支援者は収容者にやみくもに手を差し出さない(身元保証人には欠格条項を作るべきでは?)
・入管はちゃんと被収容者の健康管理をする(というよりも、緊急時の判断の訓練をする)
そのためにも、入管の対応を責めるのは良いとして、ウィシュマさんを無辜の被害者として祭り上げてはいけないと思うのです。適法に滞在している外国人の皆さんに対して失礼ですし、「日本は不法滞在者にも優しい」なんてメッセージを出してはいけないんです。不法滞在者や施設の収容者が増えれば、それに応じて動的に人員を増やせるわけではないのですから、当然事故は起きやすくなります。
ウィシュマさんは不法滞在者であった。しかしその命が入管で失われるようなことがあってはいけないのだ。この事故を繰り返さないためには、そういう論調こそが重要なのではないでしょうか。