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2021-05-11

夢日記

2011/1/16

こんな夢をみた.友人と車でお祭りへ向かう途中,交通事故あい幽体離脱.「あー死んじゃったかー」とか思ってグチャグチャになった車を俯瞰していると,僕の体は車から這いでて警察を呼び,友人と一緒に立ち去ってしまった.僕は取り残された.

2011/12/6

こんな夢をみた。僕は中学校にいて、何人ものクラスメートと顔をあわせた。それも男女問わず卒業から会わなくなった人達ばかり。最後に、初恋の人と食堂てんぷら定食を食べた。そこで僕は、彼女玉子が嫌いだったことを思い出した。あの中学校食堂なんてなかったことも。目は覚めた。

2012/1/21

こんな夢を見た.携帯が鳴り,研究室ソファから起き上がる.時刻は3時過ぎ.伸び上がって靴を履き,立ち上がる.と同時にソファで「目が覚める夢」から 目が覚めた.時刻は4時過ぎ.立ち上がる.と同時にまたソファで目覚める.時刻は5時過ぎ.6時,7時,8時.昼には諦めた.目は覚めていた.

2013/1/6

こんな夢を見た。温泉から上がり部屋で一息つくと、脱衣所での忘れ物に気がついた。取りにかえるも、その温泉に戻れない。あるのはロビーと地下への階段。 迷わず下る。1/3ほど照明の点いたバーで、3人が飲んでいた。女性は言う。「私が代わりに探してあげる」。忘れ物はついに思い出せなかった。

2014/9/15

こんな夢を見た。私は知らない農家の宴席で、その男の話を聞いていた。男は次第に興奮し、暴れ、自らの腹をナイフで抉った。私は取り押さえられた男の腹から一筋の血が流れる様子を眺めていた。「俺はあの牛なんだ」そう言い残した男は車で連れていかれた。

私は外へ出た。庭には一匹の黒毛牛がいて、気が違っていた。腰のベルトを外して叩きつけると、牛は逃げていった。それを横目で追いながら、川を越え、古いバス停腰掛けたところで、読んでいた小説を閉じた。タイトルは「牛の首」だった。私は街へ下りることにした。

大きな駅の向こう側へ行きたくなって、地下連絡通路を目指した。下って歩いて上った先で、一人のセールスマンが待っていた。私は家を探していたことを思い出した。マンションの一室へ向かう。「紹介するのはここと同じ造りのお部屋です

お客さんは運が良い。ここのご主人は昨日自殺したので、誰もいません。見るなら今日です」フローリングは酷く黒ずんでいた。部屋を検分していると、喪服の女が階段の上に現れた。木製で高さのある螺旋階段は、このマンションには不釣り合いに思えた。

女は言う。「見よ、あの牛を。涎を垂らし、目を泳がせる、あの醜い黒毛の牛を」それは「牛の首」の一節だった。「ご主人はどちらですか。あの男ですか。あの牛ですか」「牛よ」そう答えた喪服の女は声を上げて笑った。私は部屋を出た。目は覚めた。

2015/4/10

こんな夢を見た。高速道路トンネルに入ると何十もの真赤なランプが光っていて、渋滞のようだった。車が完全に停止するまでブレーキ踏み込み、サイドを引くと同時に、警官に声をかけられた。「車を降りてください。指示に従ってください。」私は他の運転手と同様に非常口へ向かった。

先には窓のない畳部屋があって、黒い長机と弁当が並んでいた。奥から二番目の空席に腰を下ろす。右隣の男性貧乏揺すりが続く。弁当はやけコントラストが低い。向かい女性は口を開けて呆けている。どこかでパキという音。戻ろう、戻ろう、私はつぶやきながら独り部屋を出た。

トンネル警官の姿は無く、ナトリウム灯がまばゆいばかり。私は車を捨てて歩いた。出口に辿り着いたが、無機質な車列は途切ず、青空の下とても静かだった。脇にはトンネル名が刻まれた石碑があって、それをなぞる。五文字目で指先に鋭い痛みが走った。目は覚めた。

2015/4/21

こんな夢を見た。夜祭の喧騒を抜けると、人のまばらな屋外ステージ中央で、男が何やら呟いていた。それらは全て、この地の死者が今際の際に発した言葉だという。石段に腰を下ろし聴き入る。殆どが呻き声でよく聞き取れないが、どれもこれも懐かしい。それらは確か、私の最期だった。

2016/11/10

こんな夢を見た。私は窓の無い病院に何年も入院していて、その日は定期検診だった。入院患者の列に混ざって待っていると、前の一人が脇の通路を指差した。「そこから外に出られるかもしれない」

患者達は一斉に走り出した。初めは様子を伺っていた私も、後に続くことにした。無機質な通路を抜け、いくつもの自動扉をくぐると、急に冷たい空気が鼻に触れた。外は夜だった。私は、電灯に照らされた公園と人工の川に患者達が散る様子を眺めていた。

胸許の携帯が鳴った。「早く戻りなさい。外は身体に悪い」それは心の底から私を案じる声だった。「しかし、みんな喜んでいます。こんなにも空気が美味しいのです。こんなにも自由なのです。」話し終えると同時に、別の電話が入った。「ボートを見つけた」

それは汚いスワンボートだったが、迷わず乗り込んだ。ボートは勢いを増す。川底の石を蹴り、橋を越え、カモメを追い抜いた。ついには岩に乗り上げてしまったが、川岸からボートを押していると、その人数は少しずつ増え、豪快な波しぶきとともにボートは川に戻った。歓声が上がった。

ボートに再び乗り込んだそのとき、朝の光が目に飛び込んできた。「もう戻らなければならない」そう思った瞬間、電話で使った『自由』という言葉に重さを感じた。その言葉意味に初めて気が付いた。目は覚めた。

2020/1/2

こんな夢を見た。私は講座「反境学」のガイダンスを受けるため、大教室の扉を開けた。百名以上が座っていたが、私だけ後ろ向きの席に案内された。私の背中女性講師が言う。「反境学について質問はありますか。」前を向いた学生の一人が手を挙げた。

環境学とは違うのですか」「環境学も反境学に含まれます」「社会科学ですか」「あらゆる概念が当然含まれます境界を無くす学問なのか、そう考えた途端、周囲の学生は消え、私は前を向いていた。講師と目が合った。「違います。」目は覚めた。

2021/5/11

こんな夢を見た。私は想い出の場所に向かうため、登山をしていた。久々の単独行。ペースは上がり、森林限界を抜け、雪渓差し掛かった。酷く咳が出る。雪渓は雪と砂が細かく混ざっていて、古い雪崩跡だと思った。視界の端に何かが映る。黒ずんで、痩せた人間の手が転がっていた。

足を止めた。酷く咳が出る。後ろから声がかかる。「ありがとう。○○さんは手伝ってくれるんだね。」初老女性だった。「なぜ、私の名前を知っているのですか」「あなたに会ったことがあるからです」やはり酷く咳が出る。足元の誰かを、背後の誰かと掘り起こすことにした。

女性は言う。「ごめんなさい。もう、そのシャツ臭いはとれないねしか腐臭は感じない。いよいよ咳は酷い。掘り起こした誰かは、結局腕しかなかった。それもぐずぐずに崩れてしまった。私は手を合わせ、先に進むことにした。咳は血を吐かんばかり。痰が喉でゴロゴロと騒がしい。

すれ違った何人かの怪訝な目に、染み付いた腐臭を初めて認識した。視界が狭まり、白黒する。歩く。歩く。そうして日が沈む直前に、山小屋に辿り着いた。咳をすることでしか呼吸ができない。硬い床に雑魚寝する。眠れない。だからきっと白昼夢だったのだろう。こんな夢を見た。

私はベッドに横たわっていた。寝返りうつと、そのきしむ音と合わせて時計が目に入った。時刻は午前二時五十分。外に錆びた自転車が見える。跳ね起きて質素な窓枠に足をかけると、不意に声がかかった。「子供はどうする」ようやっと、家族3人で寝ていたことを想い出した。目は覚めた。

2021-05-06

父を自宅で看取った

・前々から肺を患っていて、別の臓器が悪くなったからそっちの治療をするために入院していたのだけど、呼吸器管理があまりうまくない(と言ったら失礼なんだけど)病院だったらしく、臓器より先に肺の方がやられてしまった。もう良くはならない、悪くなっていくだけというところまで来てしまった。それで、母が自宅に連れ帰ることを決めた。

病院で人工呼吸器をつけてもらうなどすれば、もう少し長く生きられたのかもしれない。しかコロナウィルスのことがあるから、この1年もお見舞いとか頻繁にはできなかったし、最期ときに看取ることも叶わなかっただろう。自分の家と家族が好きな父だったから、多分これでよかったんだろうと言い聞かせてる。ただ、コロナウィルス感染拡大がなければ、もう少しできることがあったのかなあと思うけれど、そういう『たられば』の話を考えても仕方がない。

10代や20代の頃に、友人が病気になったとか、事件に巻き込まれて亡くなった時などは、悲しみが何もかも埋め尽くして他のことに手が付かず、上を向いていなければ涙があふれるくらいだったけれど、30代ともなるとそんなことはない。仕事は進められるし、ゲームもできる。それくらいの感情制御ができるくらいには大人になった。

・発売をずっとずっと楽しみにしていたソフトがあった(サガフロンティアリマスター)。

発売直前に危篤の報が入ったので、色んなことが落ち着いてからプレイしようと思ったけれど、結局始めてしまった。結果的にはこれが良かった。心に隙間が少しでもできると、父のことを考えてしまう。どこかのタイミングでどうにかできたのではないかと考えて、でも結局どうにもできなかった現実を思い出し、思考堂々巡りになって他に何も考えられなくなる。これがすごく苦しい。真綿で首を絞められるとはこういうことではないだろうか。

から、大好きなゲーム世界に浸っていると、がんじがらめの思考から解放されて、一時ではあるけれど、楽になれる。

(無心になってキャラの育成してるけど本当に楽しい。とてもとても出来のいいリマスター版になったことが嬉しい。

コラボウィスキー当選して手元にあったので、リマスター版発売を祝して発売日に封を開けようと楽しみにしていたけれど、こちらはまだ開けられないでいる)

でも、父が亡くなってからの家のことが思っていたより忙しいし、多分自分自覚している以上に精神的なダメージが大きいようで、気力と体力に少しでも余裕があるときじゃないとプレイできない。まだ半分も進んでいない。連休が明けて、仕事も本格的に再開したので、クリアまでまだ時間がかかりそう。でも、父のことを思い出として割り切れる時が来るよりもずっと早くクリアできるとは思う。

20年以上前から大好きなゲームリマスター版の発売と、父の逝去ほとんど同時だったことを、私は春が来るたび思い出すことになるんだろう。

危篤の報を受けて、実家に戻ってきて、それから所用があるときとか、母と交代で仮眠をとるとき以外はずっと父の傍にいて、大体の時間は父の手を握っていた。

握り返す力はほとんどなく、じんわりと湿っていて、だけど温かだった父の手から日に日に体温が失われていった。指先がだんだんと冷たくなって、さすっても元に戻らなくなってくる。自分の両手で挟んでみて、まだ温かいから大丈夫だとごまかした。

・父はほとんど声を出せなくなっていて、意思疎通もままならない状態だったけれど、不思議と笑っているときとか、楽しんでいるときなどは、傍にいる母や私にもそれが分かった。嫁に行かなくてごめんねと冗談っぽく言ったり、額に頬擦りしてみたり、好きな歌を歌ったりすると、父は笑っていた。それは唯一の救いだったように思う。

最期家族全員で父を看取ったのだが、生と死の境目はよく分からなかった。どこで線が引かれたのだろうか?

・息を引き取る前の父、もう動かなくなった父、死装束をまとって棺に入れられた父、斎場に着いて焼かれて、骨だけになった父、頭蓋骨を砕かれて(すごく可哀想だった)、骨壺に入れられるところまで全部見ていたのに、未だに父が亡くなったという実感がわかないでいる。入院していた期間が長かったし、私も離れて暮らしていたから、まだどこか遠くの病院入院していて、戻ってきていないだけじゃないかと思ってる。

・ふとした心の隙間に父のことに思いを巡らせ、はっと、もう父には会えないという現実に思い至ると、思考事実が一致しないからか、頭がバグりそうになる。

・私は死後の世界何となく信じているけれど、そこまで信心深い訳ではなく、父は立派な戒名をいただいたが、仏様になるとはとても思えない、骨になった父はもはやただの物体である現在科学技術では魂の存在証明できない。だから遺影の手前にあるもの意志とかそういうものはないし、よって、父はもうそこにはいないし、どこにもいない。でも、蝋燭に火をつけて線香を灯し、おりんを鳴らしてから手を合わせ、目を閉じて祈っている間は、心の淀みとか思考の澱とかが取り払われて、澄んだ心持になる。父のためと思えばこそ、線香もなるべくつけておこうと思うし、どんな香りがいいか色んなメーカーのものを見て回るようにもなった。そこにはもういないと分かっているけれど、人には縋るもの必要なのだということがよくわかった。

・今わの際の父には冗談めかして言ったが、三十路過ぎて嫁に行っていないことは本当に申し訳なく思ってる。

結婚願望がないわけじゃないし、思うところがあるから、今からでも嫁に行こうと思う(いけるか分からんけど)。

でも、父を生きている間に花嫁の父にしてやれなかったこと、それ以外にも、もう生きている父に親孝行ができないと思うと、すごくしんどい気持ちになる。

・父や母がその親(つまりから見て祖父母)を見送ったのが50~60代の頃で、私も同じくらいに見送ることになるのだろうか、まだ先のことだと思っていたのだが、30代前半で看取ることになるとは思っていなかった。

・父は7人姉弟末っ子だった。長子の伯母が存命で、この伯母と父はとても仲が良かった。一番下の弟を先に亡くした伯母のことを考えるとなぜだか申し訳ない気分でいっぱいになる。

私自身も4人兄妹の末っ子で、それも父が40代の頃に生まれた子で、私が父の半分も生きていないうちに、父が逝ってしまたことが、切なくてたまらない。

・父は庭いじりが好きだったが、最後の数年間は体力が落ちていて、ろくに世話ができていなかった。なので、今の我が家の庭は少し荒れている。

だけど、それでも、父の庭は美しい。ドウダンの細かな若緑の葉と、鈴に似た真白の花が折り重なってまぶしい。何本かを一列に並べて植えているから、光の通り道のように見える。奥に植えた3本の松はいつでも常盤色をしていて渋く、その手前には幹の太く大きな春もみじが1本植わっている。赤紅の細長い葉を幾重にもまとわせていて、炎のようだ。今はツツジが見頃で、赤と白の花が鮮やかに目に飛び込んでくるのが楽しい

緑が陽に濡れた今年の庭を見ることなく、父は逝ってしまった。そのことがとても悲しい。

この時期じゃなくっても、うちの庭はとても綺麗なのに、お父さんが見ることはもうない。

・大体1ヶ月程度実家滞在していて、昨日一人暮らしの自室に戻ってきた。

隅に片していた寝具のセットに毛布が挟んであって、クローゼットには厚手の衣類が掛けられたままだった。

父が亡くなる前のまま、この部屋の時間は止まっていた。何でもない日々に戻るから時計は動かさないといけない。

・もうどこにも父はいない。そのことが無性に切なくて悲しくて寂しい。

2021-04-28

物語自分の期待した展開にならなかったケースって

連載物をリアルタイムで追っかけているとままある…というか何度もぶつかってしまい、その度に苦しんでしまうのだが、皆どうやって割り切っているのだろうか。

自体自分自身の『期待フィルター』を取っ払えば筋が通っていてかつ凄い面白いのだが、この展開ならいずれ活躍するだろうと注目していたキャラクターの見せ場があるどころか役回り自体損なものになってしまったり(最期に一華咲かせるだろうと思ったらあっさり死亡退場してしまうなど)、あるいはこの要素はああなるに違いないと立てた予想が特に関係無かったこととして処理されてしまったりすると、なまじ話が面白い分尚更もやもやした気持ちを抱えてしまう。この先また自分が期待した要素がお出しされるかもしれないとあきらめずに連載を追いかけていけばよいのか、それとも期待が外れた時点でノットフォーミーだったと物語を見切って降りるべきか。

連載を追いかけるのをやめた上で完結してから改めて読み直す、というのが一番良い手段なのはわかってはいるのだが、それはそれでこれまでの連載を追いかけてきた時間は何だったんだってなってしまうんだよな…それなら完結した後でこの物語出会いたかったとなってしまうというか。

結局、最初から連載中のものには手を付けない、というのが正解なのかもしれない。リアルタイム物語を追いかけて盛り上がることは、リアルタイムで追いかけた物語のものストレスを抱えてしまリスクがあるのだと自覚した上で新しい物語に手をつけた方が良いのだろう。

…本当はいちいち過剰に先の展開に期待せず、フラット物語をひたすら消化出来ればよいのだが、何分拘りが強い分、どうしても入れ込んで、過剰な期待を物語押し付けしまう。ただ辛いなあ、という愚痴です。

愛しているからこそ食べたいと思う

イルカを食べるの可哀想とか最近ウマ娘流行たことで競走馬馬肉になるのは可哀想かい話題を見かけるたびに思うんだけど

好きだからこそ愛しているからこそ、その肉を食って自分の生きる糧にしたいと思うんだけど共感得られたことがない

まあ先に上げた話題とは少し論点は違うんだろうけど、昔飼ってたインコも、現在形で飼ってる老犬も

メチャクチャに可愛くて好きだからこそそいつらが死んだ時にはその肉を食って、最期最期ぐらい俺の中で少しだけでも一緒に生きてほしいと思ってる

インコが死んだのはクソガキの時だったから泣きながらインコ食べたいとだけ言って親に「なんでそんなひどいこと言うの?!」って怒られたけど

俺は未だに全くひどいことだと思ってないし、むしろ暗くて冷たい土の中に独り埋められる方が可哀想で仕方なかった

人道的に考えてどうなんってドン引きされるのは明らかだからあんまり言わないようにしてるし、解体調理方法とか知ってる分けじゃないか

今飼ってる犬が死んでも結局やらずじまいなんだろうけど、本当は犬も全部食ってやりたい

青春アミーゴって歌、呪術廻戦の歌ってみたで初めて聞いたんだけど今まで想像してたのと違った。

この手の、大人になってから青春時代を思い出すタイプの歌には珍しく

二人の間の生活の変化による気持ちのすれ違いや喧嘩別れになってないのがいいのかな。

あくま問題は外部的に事情による悲劇であって、二人の間の絆は揺らがないというか…何気に珍しい青春ソングだと思う

そういう意味で、悲劇の末に別れたけれど最期まで親友同士である事は変わらなかった呪術廻戦の二人にぴったりだと思った

2021-04-24

芸能人通り魔

インターネットが一部のマニアオタク、引き籠りの物と言われていた西暦2000年から20年余りが過ぎた2021年現在
インターネット一般人も使う様になった事で起こっている事象の一つとして「芸能人通り魔」という事象が有ると私は思う。
増田では、「芸能人通り魔」という事象について思う所を語ろうと思う。

オードリーオールナイトニッポン

ニッポン放送深夜番組オードリーオールナイトニッポン番組公式Twitterから下記の様な注意文が掲載された。

番組からのお願い】
オードリーの2人が番組内で名前を伏せた上で紹介したお店を特定されたり、番組を聴いたという形でお店に伺うのは避けて頂ければと思います
違ったお店がSNS上にあげられてお店にご迷惑をかけているケースもありますので、ご協力のほどお願い致します。
https://twitter.com/annkw5tyb/status/1385829945042030593より)

これは、漫才コンビオードリーが、「オードリーオールナイトニッポン」というラジオ番組の中で、最近行った面白かったお店等を店名を伏せて紹介した所
リスナーの中に、その店を特定したり、「番組を聞いて来ました」と言ってお店に行く人が現れたという話だ。

そういった事態に対し番組上記の注意文を掲載した所、この注意文のツイートに対し「これはバッドトゥース(≒良くないリスナー)ですね」という
リプライ引用リツイートが付く状態になっている。
たかも「これはバッドトゥースですね」と言っている、自分達はそんな事はしない良いリスナーだとでも言いたいのだろうが
公式掲載した注意文にコメントで乗っかって「これはバッドトゥースですね」等と言っている人達もバッドトゥースではないのだろうか?

流れを整理してみよう

元凶オードリー番組内で店名等を伏せて店を紹介
②一時被害:店名を特定したり、店に実際に行く人が出て来る(被害者:店)
公式が、一時被害についての注意文を出す
二次被害:注意文を読んだ、自称「良いリスナー」達が公式や、店を特定した人・店に実際に行った人を「良くないリスナー」として攻撃被害者:公式、店を特定した人・店に実際に行った人)

②と④で被害者が変化し、しか被害者の数が拡大していっている。
一般人インターネットを使う様になって怖いのがこれだ。
自分(達)の行動に非はない」と思う人ほど、何かに乗せられる。
そして、自分を乗せた人を理由安易に誰かを叩く。
こういう「自分(達)の行動に非はない」と思う人を乗せるのは2021年現在、大抵、有名人芸能人の類だ。
有名人芸能人ラジオ番組の中や、SNS・・・例えばTwitter上で何か発言をし、
それに乗せられた「自分(達)の行動に非はない」と思う人達が、何かを叩く。
こういうのは、「芸能人有名人)の通り魔」というのではないか最近思う。

保健所、猫騒動

から7年ほど前だったと思う、ある有名な女性芸能人が、ヘアサロンで髪を切ってもらっている合間にTwitterを見ていて
Twitterで見かけたツイートに対して反射的にリプライを送った結果、元のツイートの主が「全くと言って良いほど非が無いのに」炎上した事がある。
ツイートの主はその芸能人Twitterフォローしていたわけでもなく、その芸能人も、元のツイートの主をフォローしていた訳では無い。
その芸能人は、ある単語Twitter上で検索していて偶々そのツイートを見かけ、反射的にリプライを送った。

時系列

2014年8月14日 8:59 ある芸能人(以下、芸能人Aと呼称)がヘアサロンで髪を切ってもらっている合間に、Twitterを見ていて
「この2匹を保健所に連れて行きました 飼い主さん見つからなかったの とても悲しいです」という一市民Bのツィートを見かけ「緊急」「里親募集」などのタグをつけてリプライ
②8:59 同時に、芸能人Aは一市民Bのツイート引用し「保健所に連れて行くなっ」とツィート
③一市民Bのツイートに、芸能人Aのツイートを見た人達からリプライ引用リツイート批判が大量に飛ぶ
10:15 ヘアサロンで髪を切り終えた芸能人Aは、そこで騒動に気付き「言葉遣いが悪かったです申し訳ない。が、保健所に連れて行くとガスで殺処分されるんです」とツィート
10:30 芸能人Aは「悲しい。人間のさじ加減で小さな命がたくさん失われていく。全ての命が助かる日が来ることを願いながら、
少しでも多くの命が優しい里親さんに巡り会えますように。小さな力ですが寄付保護活動は続けますが、なるべく情報拡散協力お願いします」とツィート
しかし、一市民Bのツイートに対する批判非難リプライ引用リツイートは収まる気配を見せず、一市民BはTwitterアカウントを削除

こうした事例が近年、Twitter等では頻繁に起こる様になっている印象がある。
その大半は芸能人有名人仕事の休憩中や移動中、ヘアサロン等で髪を切っている合間等のちょっとした時間
Twitterをサッと検索して、目に留まったツイートを、パッと深く考えずにリプライ引用リツイートする事で起こっている。

上記オードリーの件もそうだが、芸能人有名人の行動が、インターネットが広く使われる様になった現在通り魔的結果をもたらす事」
が多くなっている感がある。
芸能人有名人側だけが一方的に悪いとは言えないし、逆に、インターネットに追い詰められて自殺したと言われているプロレスラー等もいるので
芸能人有名人ではない人も考えなければならないとも思うが。

通り魔を減らそう

芸能人有名人一般人のどの立場でも、こういった通り魔的な出来事を少しでも減らしていく事に注力していかないと、
インターネットに追い詰められて自殺したと言われているプロレスラーと同じ様な出来事は、また近い内に起きるのではないだろうか?
そうなった時に怖いのは、直接的に追い詰めた人ではない。
オードリーオールナイトニッポン」のリスナーの例に見る、直接的には追い詰めていないが間接的に流れに乗っていたに関わらず、
自分達は善良な人間で、流れに乗ったのも、その流れが正しいからだ」と考える人達ではないだろうか?

最期に、「オードリーオールナイトニッポン」に関して、3年ほど前に思う事を書いていた人の増田を見付けたので紹介しておく。
『グッドトゥース』『バッドトゥース』

2021-04-23

anond:20210423151808

石、これか

テイエムオペラオーといえば、昨年時点で所在が「非公開」となっていた。以前は見学を公開していたが、心無いファンが馬に向かって石を投げつけたり、たてがみを抜くなど到底信じられないような悪質な行為をしていたことが原因だという。これには「本当の」ファンから怒りと悲しみの声が相次いでいた。最期はひっそりとしたものだったということだろうか。それが原因ということではないだろうが、阿呆人間行為によって環境変化を余儀なくされてしまたことは事実だろう。そして今回の訃報。悪質行為をした人間は改めて猛省すべきだ。

http://biz-journal.jp/gj/2018/05/post_6675_2.html

小さい頃に見た映画タイトルが思い出せない

しかこんな内容だと思ったんだけど、調べようにもタイトルがわからない。

邦題カタカナだった気がする。

ブコメトラバへ返答

ジュマンジ:違う、ボードゲームは出てこない

ゼルダスカイウォードソード:すまん、やってないんだ。

ツイン・ピークス ローラパーマー最期の7日間:違う。デヴィッドボウイが出てるから観たいけど完全にチャンスをなくしてるタイトルやね

バック・トゥ・ザ・フューチャー:違う、落雷のパワーは借りない。

グーニーズ主人公チームはおっさんばかりだったので違う。

エクスプローラーズ:これは覚えてないけど観たね。主人公チームはおっさんばかりだったので違う。

バンデットQ:これは観た覚えがないけど違うと思う、気になるのであとでチェックするね!

ロマンシング・ストーン 秘宝の谷:違う。これも観た覚えてる。当時の母親世代にオオウケしそうだなこれとか思って観てた。

モンタナ・ジョーンズやな:アニメやんけ!!!

キングソロモンの秘宝:違う。これは繰り返し観て覚えてる。クォーターメインかっこいいよね。シャロンストーン美少女なのもいい。

ラビリンス/魔王迷宮:違う。ブルーレイDVDも持っとるわ!

ネバエンディングストーリー:(重たい声で)アトレイユ…それは違うぞ……

スタートレック艦長、そのブコメ論理的ではありませんな

涼宮ハルヒの消失:7~80年代アニメ化されてねェだろうがァーーーーーーッ!!!

7人のおたく:あれたまに見たくなるよねっていちいち書いちゃあいねェが邦画でもなきゃアニメでもねェーーーーーッ!!

不思議惑星キン・ザ・ザYoutube予告編見たけど雰囲気はすごい似てる!でも確証が持てないので本編どうにか見てみる!

スターゲイト:そこまで新しくないなあ…調べたら派生作品すごいあって再燃して鎮火したぞ!

一条さゆり 濡れた欲情:えっこれループものなんですか?

BONNIE PINKA Perfect Sky:なんか残念なPVだなあ、カメラワークかいきなりフレーム落ちるとかって関係ねェーーーーッ!

浦島太郎:俺もこの増田に書いてから思ったんだけどループものっていうか浦島太郎だよなって、浦島太郎っぽいジャンルトップをねらえ!とか)はジャンルあんのかねえ?

夢もしくは脳内キメラ:なんかそんな気がしてきたファンタズム2とキングソロモンあたりが何かと混ざってるのかなと。

テリー・ギリアムバロン:あれ面白かったねえ。最も損失を出した映画ってほんとかよって思う。

知ってる役者出てないんかな?:残念ながら全然覚えてない。

ヘルレイザー友達とハマって何度も観てたのでそれはない。

時の支配者:これ全然知らないぞ…、でもアニメではなかったはず。

ダーククリスタルジムヘンソンのマペットもの結構好きなジャンルでこれは違うと断言できる。つうかファンタジーではないのよ。

キャプテン・スーパーマーケット死霊のはらわたシリーズは大好きで何度も観てるので違う。Ash vs Evildeadの次のシーズンはよ。

ファイナルカウントダウン:ぜってえ違うわw

トゥームレイダー:うん新しすぎるね。

2021年アニメ2話か3話くらいまで見た



Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀3

ソシャゲとのコラボに便利そうな行き先ランダムどこでもドアをお披露目しただけで第1話が終わったところに、大人作品シーズン3の余裕を感じる。第2話のラストから映画の話と繋がって、ようやくアクセルがかかってきた。

天命ちゃんまだ生きてるかな……殤不患と名前で呼び合ってるし深い仲だろって思ったけど、この世界(もしくは吹き替え版)は割と普通に名前呼びしてるからそうでもないかもってなってきた。

あー、角川がサンファン人気に便乗して虚淵に帯文書かせて多情剣客無情剣を再刊してくれねえかなー。

ガールガンレディ

新規IP美少女プラモ架空プラモ・若手女優ばかりの深夜特撮・死んだら存在が消える系バトロワ・戦いたくない主人公。令和は平成の続きだから平成が溢れるのは当然のことだった。

映像にすると地味でつまらい組み立てシーンをアイドルMVにして処理、という解決策には膝を打った。かわいいアニメだとコスト的に厳しいので、これも実写ならではかな。プラモアラモード……うん。

銃撃戦はバーチャルな感じかと思ってたら、普通に壁壊れたり血が出て驚く。美少女光線銃で撃たれて血が噴き出るの、深夜特撮というよりVシネ感ある。

組み立てシーンもそうだけど、養護教諭学校で30MM組んでたり、ねこぶそうが思い出アイテムっぽかったり、ランナーに付いたままの弾を補給するためニッパー持ち歩いてたり、バンダイプラモアピールが強過ぎる。

これグラドル女優に釣られてみた人、大丈夫だろうか。というか俺以外に楽しんでるやついるんだろうか。俺は楽しいから観るけども。TVerでも無料見逃し配信してるから観ようぜみんな。

キャンプするJK大原優乃もいいけど、JKに殺し合いさせる生プラモ大原優乃もね!

Vivy

人工知性による反乱も、それを人工知性に鎮圧させることも、あまりに擦られすぎてる題材だから、◯◯と同じが頻発して当たり前なので。でもやっぱりAIの叛乱阻止のための時間遡行は『ターミネーター』すぎるので。アニプレ的にはプラメモソードワンダラー一刀両断なので?

昔のSFだとロボットAIがほぼ同じだったのは、当時は回路でプログラムしてたから納得するよりないんだけど、これはどうなんだろ。携帯電話端末が「ケータイ」と雑に略されるように、AIを搭載した機械を「エーアイ」と雑に略して総称してるのかもしれない。もしくはなにかハードウェアと搭載AIが分離できない仕組みがあるからそう呼ばれるのかもしれないし、そもそも現実とは異なる技術史を歩んできたのかもしれない。まさか宇宙船内で映画見るのにテープ出してくるようなやつを2021年意図せずお出ししてくるわけないし。ないよな?

AI同士のみの意思疎通で自然言語発声しているのも非常に気になる。視聴者に伝わらない謎プロトコルでやりとりしちゃうのはアニメ的にダメだけど、無線通信による意思疎通をエコー付きの会話として演出しているシーンも多々あるので、発声しているのは演出の都合ではなさそう。声は演算速度に対して圧倒的に音速いはずだし、AI自然言語を使う利点もよくわからない。

2話のやつは三流議員ディーヴァちゃんの使命観を聞かせたかった作劇上の意図はわかるけど、ディーヴァちゃん別に三流に聞かせるつもりは無かったよね。言いたい相手はマツモトだけだよね。無線壊れたの?

何らかの意図があるんだろうが、それが映像ではまったくわからん。ヒトが介在しないAIコミュニケーションでは意思疎通のプロトコル選択にヒトでいう声調や身振りのような意味があって、そういう演出を見落としているんだろうか。それとも単になるべく人間っぽく振る舞うようプログラムされているのか。作者が考えなしってことはあるまい。あってほしくない。

うだうだ言ってるけど、長月脚本による最期に報われることを前提にした主人公いじめアニメとして期待はしているんだよこれでも。小説は月末か。早く出てくれ。

SSSS.DYNAZENON

謎に包まれものの人気が無いんじゃなくて、謎以外に何一つ面白みがないもの特にエヴァフォロワー気取りがウンザリされてるだけじゃないの。俺には謎に包まれたSSSS.DYNAZENONが不人気なようには見えない。

当然のことだけど、ダイゼノンからバンダイ匂いを感じる。せっかくSFランドに近付いたのに、という気分が男玩寄りの界隈にあるけど、幼少期からプレックスの男玩デザインに漬かって育った男の子絶対ダイゼノンに勝てない。勝てなかったよ……。

小さいバラメカカットによってはプロップとしてチープに見えてる。ABS感というか。小物としての高級感って巨大メカの光沢や影付けと文法が違う気がする。玩具に高いなりきり能力を持たせてくれるいい設定なんだが。

新幹線変形ロボ シンカリオンZ

津田ちゃん少年役合ってるなぁ。男装イベントとかやってるし、いつか男役はあるだろうと思ってたけどテレ東ゴールデンで主演。嬉しいことだ。

モバイルShincaがすごい。Shincaからパワーアップとしても現実のそれに沿っているし、スマホヒーローアイテムへの落とし込みも成立しているのが上手い。

前作は面白かったが困ったらすぐ飯に頼る側面があったので、今回は宇宙人とどうやって仲良くしていくのかに注目したい。

バトルアスリーテス大運動会 Re:START!

天地無用!魎皇鬼外注したAICが会社としては生き残り、独立してアニメの実制作をやってたアイムズが潰れたのには、葦プロが存続してるのにジーベック消滅したような哀しさがある。AICライツ、どうなるんだろうね。

それはさておき、色んな要素がわざとらしく古臭いのがキツい。メインの話は面白くなりそうな雰囲気あるが、過剰な90年代風味?が鼻についてそれどころでない。これではセブンが得意とするお色気も台無しだろう。

今の所、ナイトセイバーズをJKにしたりメイド服を着せたりして現代リブートと称されるよりも眉間に皺が寄ってしまう内容。この調子イクサー1 REBOOTだのHAGANE VS DOKIだのダンガイオーINFINITYだの作られたらたまったもんじゃない。

だいたいにしてメガゾーン23エルハザードもプリティサミーも、全部クラウドファンディングだけやって止まってたのに、どうしてそういう話の無かった大運動会放送までこぎつけられたのか不思議。逆か。大運動会だけは企画が通って、他はCFしてパイロットフィルム作らなきゃならなかっただけ……憶測だけど。

とにかくAICがどうなろうと簾座編18巻は出してくれ。ロボバトル期待させといた二冊目でなろうごっこを数百ページ読まされた恨み忘れんぞ。

2021-04-22

https://anond.hatelabo.jp/20210422192606

ではこちらではどうでしょうか…

■そんなにAV堕ちが悪い事なの?

アイドル文化を嫌っている人、許せない人はそもそもそういうスタンスから解かるけど

 

アイドル好きやアイドル商売する事を良しと考えている人まで

AV堕ちする事にネガティブなのは如何なものかと思うんだが

だって明らかに生涯アイドルを続けるのにキャパ超えてるアイドルを量産してるんだから

最期はどうなるか解ってるでしょう?なのにAV堕ちする事は悲惨な末路

陰においやる行いみたいになってるのなんで?

デビューさせてキッチリ最後まで責任をとるには女の子として感謝してシコるしかないだろう?

アイドル活躍できなければ悲惨な末路みたいな言い方するもんじゃない

お手数おかけいたしますがご一読いただきご指導ご鞭撻のほどお願いいたしま

anond:20210422213731

何に対して答えてるの?会話噛み合ってないよ?

聞かれていることはこれだよ?

最期はどうなるか解ってるでしょう?なのに肉になる事は悲惨な末路

陰においやる行いみたいになってるのなんで?

生み出してキッチリ最後まで責任をとるには肉として感謝して頂くしかないだろう?

そんなに馬肉になる事が悪い事なの?

競馬を嫌っている人、許せない人はそもそもそういうスタンスから解かるけど

 

競馬好きや馬を生産する事を良しと考えている人まで

屠殺される事にネガティブなのは如何なものかと思うんだが

だって明らかに生涯世話をするのにキャパ超えてる馬を生産してるんだから

最期はどうなるか解ってるでしょう?なのに肉になる事は悲惨な末路

陰においやる行いみたいになってるのなんで?

生み出してキッチリ最後まで責任をとるには肉として感謝して頂くしかないだろう?

レース活躍できなければ悲惨な末路みたいな言い方するもんじゃない

2021-04-11

仕事での出来事(脚色)

毎日、奇妙なメールが届くのです。毎日毎日、15時ちょうどに。

そのメールには題名がなく、本文はいつもアルファベットが一文字だけ。

差出人はいつも同じ人。

よくわからいか無視していました。

ある日、また例の人からメールが届きました。

無視しようとしたら、題名日本語で「あなた今日、ドブにハマって服が汚れます」と書いてありました。

なんだか気になって本文を見ると、「それを回避したいならば、今日新聞を読んだのちに出かけてください」とある

よくわからないまま新聞を開いてから、夕食の買い物に出かけました。

特になんともありませんでした。

次の日以降もメールは届き続けましたが、内容は以前の『題名なし・本文一文字』に戻っていました。

それらのメール毎日手動でゴミ箱送りにしていましたが、また「あなた今日、ドブにハマって服が汚れます」が届きました。

本文には「それを回避したいならば、今日新聞のなかの好きな記事ひとつ選んで、それをノートへ書き写してください」とある

そんなバカなことできねーよ、と無視して夕食の買い物に出かけました。

その帰り道、足が何かに引っ掛かって見事にドブへハマり、洋服が汚れ、食料も無駄になりました。

『あのメール、ひょっとして未来を暗示しているのか?』と思いました。

以降、『題名なし・本文一文字』に混ざった『ドブ回避メールには真剣対応しました。

ただ、要求が日に日にどんどん難しくなっていくのです。書き写せ系の指示ばかりで、毎日量が増える。しまいには、

『今までに学んだ小中高の全教科の教科書辞書を全部探し出して、それらの全ページを一字一句残さずイラスト写真も書き写してください。ただし制限時間明日朝まで』

無理です。さすがに無理です。ていうか教科書とかもう保管していないし。

無理だから、手近にあった雑誌を一冊、書き写しました。それでも充分しんどい

次の日、朝になっても特に何もありませんでした。

あー要求はこれでクリアしたのかな、と息をついたとき宅配便が届きました。

差出人の名前は、さてどこかで聞いたような名前です。あまり記憶にない。そういえばこんな親戚もいたかな。

中身は、なんと生のマツタケデカい。いい香りです。

今夜はこれを焼いて食べようかな。そう思いました。

その日は、15時を過ぎても例のメールは届きませんでした。珍しい。買い物に行っても何もなし。

夕食の時間メニューには焼きマツタケが加わりました、昼に届いたものを焼いたのです。

マツタケをほおばった瞬間、口の中がしびれました。すぐに吐き出しましたが、全身がしびれて寒気がして、床に倒れてしまいました。目の前が暗いです。

生命危機を感じました。

助けを呼ぼうとポケットからスマートフォンを引っ張り出しましたが、何者かに取り上げられてしまいました。

その人物が言うのです。

最後の指示、ちゃんと守らなかったでしょ。適当なことするからこうなるんだよ?」

冷や汗が出て呼吸が苦しくなってきました。

毎日メール送ってあげてたのに、それだって無視するからこうなるんだよ?」

この人は誰なんだ?顔を上げるのすらしんどくなります。声が出せない。

アルファベットを一文字ずつ順番につなげていって、ローマ字読みすれば答えになる」

は?そんなことわかるわけないじゃん。どうやったらその方法があったってわかるんだ…よ…

「その答えがわかれば、今日のこの出来事回避できたんだよ?それをしなかったから君は、答えがわからなかった。そして君はまもなく死ぬ自業自得だね。これは自己責任だよ?」

ていうかお前、誰だよ…

その疑問が、僕の最期でした。

2021-04-08

anond:20210408193619

なかなか残酷最期だな

ペットハムスターの方が死に際は安らかだろう

anond:20210408191958

ハードバージ(父:ファバージ 母:ロッチ 母父:ダイハード

11戦3勝 主な勝鞍:皐月賞 毎日杯

種牡馬としては失格の烙印が押され、クラシック馬ながら引退後は観光馬車を引く仕事従事

彦根城20日連続イベントに参加。90kgを超える甲冑武者を乗せる

最期日射病で死亡

ハマノパレード(父:テューダーペリオッド 母:オイカゼ 母父:ソロナウェー)

20戦8勝 主な勝鞍:宝塚記念 阪神大賞典

高松宮杯粉砕骨折予後不良診断

薬物での安楽死処置を施されず、麻酔による緩和処置もなし

苦痛による叫び声を上げる中、一晩放置

翌日屠殺され「さくら肉『本日絞め』400キログラム」で市場に出回る

2021-04-06

anond:20210406235624

いやいやそれが最期はけっきょく周囲のしがらみっちゅう宗教に押しきられるのよ...

anond:20210406103935

その理由での弱者場合、救う順番が最期だと言われるのは男女はあまり関係ないと思うけど。

2021-04-05

どんどん嫌いになる

手打ちされた子どもが親を警察通報してて、それってアリなのかとちょっとしかった。

小さい頃姉と私はよく母に叩かれたり引っ掛かれたりしてた。

姉は私よりたくさん暴力を受けてた。

姉はおそらく発達グレーで最期統合失調症もあったと思う。とにかく育てにくかったらしく、普通の子にしたかっただけ、と後に母は語してた。

姉は少しでも母の怒りに触れる事をすると、箒でひっぱたかれてベランダに閉め出されて押し入れに閉じ込められて、あんまりだと思って私は泣きながら母にやめてやめてとお願いした。

姉はなぜか名前で呼んでもらえず太っていたこともあってブーと呼ばれてた。

私もたまにブーと呼んでた。

吐きそう。

姉が死んだとき、私は姉がこのまま生きてたらきっとみんな大変だったろうと思って「若くして死ぬ運命だったんだよ」とか言ったら母はそれに勇気付けられたらしく、何か吹っ切れた模様。

吐きそう。

吐きそうだから二度と会いたくない。

コロナ前くらいまで母は私の拠り所だった気がする。何でも言いなりだった。なんでも相談した。でも距離をおいて少し目が覚めた。

それからは母にされた仕打ちを思い出して母をどんどん嫌いになる。

私を叩いたことも引っ掛かいたことも、あのこと遊ぶな、と言われたことも、あんたがそんなに胸大きいはずないと言われたことも、ナプキンやサニタリーショーツを買うときバカにされたことも、メイクしてるとそんなの誰も見ないと言われたことも、姉と私の前で激しい夫婦喧嘩嫁姑喧嘩をした挙げ句別居したことも、もうこれ以上転居したくないと言っても聞いてくれなかったことも、父と喧嘩するたび何度も電話を掛けてきて延々恨み言を聞かせることも、あんたは孫より好き、あんたのためなら火の中水の中と言ってくれたことも全部忘れない。

もう二度と会いたくない。

急変したら泣いて見送ってあげたい。

2021-04-02

anond:20210401234453

娘をなんとかして医者にしようと奮闘した母親は、志半ばで落命したとはいえ日本医療界に根深く残るジェンダーギャップに対し最期まで挑み続けた。

一人でも多くの女性医師誕生させようと、彼女なりに取れる限りの手段を講じた。

志はきっと娘さんやジェンダー運動若者たちが受け継ぐだろう。

2021-03-22

どうにも

三郎が、都合のよい折を見計らって、遠藤の部屋を訪問したのは、それから四五日たった時分でした。無論その間には、彼はこの計画について、繰返し繰返し考えた上、大丈夫危険がないと見極めをつけることが出来たのです。のみならず、色々と新しい工風くふうを附加えもしました。例えば、毒薬の瓶の始末についての考案もそれです。

 若しうまく遠藤殺害することが出来たならば、彼はその瓶を、節穴から下へ落して置くことに決めました。そうすることによって、彼は二重の利益が得られます。一方では、若し発見されれば、重大な手掛りになる所のその瓶を、隠匿いんとくする世話がなくなること、他方では、死人の側に毒物の容器が落ちていれば、誰しも遠藤自殺したのだと考えるに相違ないこと、そして、その瓶が遠藤自身の品であるということは、いつか三郎と一緒に彼に惚気話を聞かされた男が、うまく証明して呉れるに違いないのです。尚お都合のよいのは、遠藤は毎晩、キチンと締りをして寝ることでした。入口は勿論、窓にも、中から金具で止めをしてあって、外部から絶対に這入れないことでした。

 さて其日、三郎は非常な忍耐力を以て、顔を見てさえ虫唾の走る遠藤と、長い間雑談を交えました。話の間に、屡々それとなく、殺意をほのめかして、相手を怖がらせてやりたいという、危険極る慾望が起って来るのを、彼はやっとのことで喰止めました。「近い内に、ちっとも証拠の残らない様な方法で、お前を殺してやるのだぞ、お前がそうして、女の様にベチャクチャ喋れるのも、もう長いことではないのだ。今の内、せいぜい喋り溜めて置くがいいよ」三郎は、相手の止めどもなく動く、大ぶりな脣を眺めながら、心の内でそんなことを繰返していました。この男が、間もなく、青ぶくれの死骸になって了うのかと思うと、彼はもう愉快で耐らないのです。

 そうして話し込んでいる内に、案の定遠藤便所に立って行きました。それはもう、夜の十時頃でもあったでしょうか、三郎は抜目なくあたりに気を配って、硝子窓の外なども十分検べた上、音のしない様に、しかし手早く押入れを開けて、行李の中から、例の薬瓶を探し出しました。いつか入れ場所をよく見て置いたので、探すのに骨は折れません。でも、流石に、胸がドキドキして、脇の下からは冷汗が流れました。実をいうと、彼の今度の計画の中うち、一番危険なのはこの毒薬を盗み出す仕事でした。どうしたこと遠藤が不意に帰って来るかも知れませんし、又誰かが隙見をして居ないとも限らぬのです。が、それについては、彼はこんな風に考えていました。若し見つかったら、或は見つからなくても、遠藤が薬瓶のなくなったことを発見したら――それはよく注意していればじき分ることです。殊に彼には天井の隙見という武器があるのですから――殺害を思い止まりさえすればいいのです。ただ毒薬を盗んだという丈では、大した罪にもなりませんからね。

 それは兎とも角かく、結局彼は、先ず誰にも見つからずに、うまうまと薬瓶を手に入れることが出来たのです。そこで、遠藤便所から帰って来ると間もなく、それとなく話を切上げて、彼は自分の部屋へ帰りました。そして、窓には隙間なくカーテンを引き、入口の戸には締りをして置いて机の前に坐ると、胸を躍らせながら、懐中から可愛らしい茶色の瓶を取り出して、さてつくづくと眺めるのでした。

MORPHINUM HYDROCHLORICUM(o.g.)

 多分遠藤が書いたのでしょう。小さいレッテルにはこんな文字が記してあります。彼は以前に薬物学の書物を読んで、莫児比※(「さんずい+(日/工)」、第4水準2-78-60)のことは多少知っていましたけれど、実物にお目にかかるのは今が始めてでした。多分それは鹽酸えんさん莫児比※(「さんずい+(日/工)」、第4水準2-78-60)というものなのでしょう。瓶を電燈の前に持って行ってすかして見ますと、小匙こさじに半分もあるかなしの、極く僅かの白い粉が、綺麗にキラリキラリと光っています。一体こんなもの人間死ぬのか知ら、と不思議に思われる程です。

 三郎は、無論、それをはかる様な精密な秤はかりを持っていないので、分量の点は遠藤言葉を信用して置く外はありませんでしたが、あの時の遠藤の態度口調は、酒に酔っていたとは云え決して出鱈目でたらめとは思われません。それにレッテル数字も、三郎の知っている致死量の、丁度二倍程なのですから、よもや間違いはありますまい。

 そこで、彼は瓶を机の上に置いて、側に、用意の砂糖清水せいすいを並べ、薬剤師の様な綿密さで、熱心に調合を始めるのでした。止宿人達はもう皆寝て了ったと見えて、あたりは森閑しんかんと静まり返っています。その中で、マッチの棒に浸した清水を、用意深く、一滴一滴と、瓶の中へ垂らしていますと、自分自身の呼吸が、悪魔のため息の様に、変に物凄く響くのです。それがまあ、どんなに三郎の変態的な嗜好を満足させたことでしょう。ともすれば、彼の目の前に浮んで来るのは、暗闇の洞窟の中で、沸々ふつふつと泡立ち煮える毒薬の鍋を見つめて、ニタリニタリと笑っている、あの古いにしえの物語の、恐ろしい妖婆の姿でした。

 併しながら、一方に於おいては、其頃から、これまで少しも予期しなかった、ある恐怖に似た感情が、彼の心の片隅に湧き出していました。そして時間のたつに随って、少しずつ少しずつ、それが拡がって来るのです。

MURDER CANNOT BE HID LONG, A MAN'S SON MAY, BUT AT THE LENGTH TRUTH WILL OUT.

 誰かの引用で覚えていた、あのシェークスピアの不気味な文句が、目もくらめく様な光を放って、彼の脳髄に焼きつくのです。この計画には、絶対破綻はたんがないと、かくまで信じながらも、刻々に増大して来る不安を、彼はどうすることも出来ないのでした。

 何の恨みもない一人の人間を、ただ殺人面白さに殺して了うとは、それが正気の沙汰か。お前は悪魔に魅入みいられたのか、お前は気が違ったのか。一体お前は、自分自身の心を空恐しくは思わないのか。

 長い間、夜の更けるのも知らないで、調合して了った毒薬の瓶を前にして、彼は物思いに耽っていました。一層この計画を思止おもいとどまることにしよう。幾度いくたびそう決心しかたか知れません。でも、結局は彼はどうしても、あの人殺しの魅力を断念する気にはなれないのでした。

 ところが、そうしてとつおいつ考えている内に、ハッと、ある致命的な事実が、彼の頭に閃ひらめきました。

「ウフフフ…………」

 突然三郎は、おかしくて堪たまらない様に、併し寝静ったあたりに気を兼ねながら、笑いだしたのです。

馬鹿野郎。お前は何とよく出来た道化役者だ! 大真面目でこんな計画を目論もくろむなんて。もうお前の麻痺まひした頭には、偶然と必然区別さえつかなくなったのか。あの遠藤の大きく開いた口が、一度例の節穴の真下にあったからといって、その次にも同じ様にそこにあるということが、どうして分るのだ。いや寧ろ、そんなことは先ずあり得ないではないか

 それは実に滑稽極る錯誤でした。彼のこの計画は、已にその出発点に於て、一大迷妄に陥っていたのです。併し、それにしても、彼はどうしてこんな分り切ったことを今迄いままで気附かずにいたのでしょう。実に不思議と云わねばなりません。恐らくこれは、さも利口りこうぶっている彼の頭脳に、非常な欠陥があった証拠ではありますいか。それは兎も角、彼はこの発見によって、一方では甚はなはだしく失望しましたけれど、同時に他の一方では、不思議な気安さを感じるのでした。

「お蔭で俺おれはもう、恐しい殺人罪を犯さなくても済むのだ。ヤレヤレ助かった」

 そうはいものの、その翌日からも、「屋根裏散歩」をするたびに、彼は未練らしく例の節穴を開けて、遠藤の動静を探ることを怠おこたりませんでした。それは一つは、毒薬を盗み出したこと遠藤が勘づきはしないかという心配からでもありましたけれど、併し又、どうかして此間このあいだの様に、彼の口が節穴の真下へ来ないかと、その偶然を待ちこがれていなかったとは云えません。現に彼は、いつの散歩」の場合にも、シャツポケットから彼かの毒薬を離したことはないのでした。

 ある夜のこと――それは三郎が「屋根裏散歩」を始めてからもう十日程もたっていました。十日の間も、少しも気附かれる事なしに、毎日何回となく、屋根裏を這い廻っていた彼の苦心は、一通ひととおりではありません。綿密なる注意、そんなありふれた言葉では、迚とても云い現せない様なものでした。――三郎は又しても遠藤の部屋の天井裏をうろついていました。そして、何かおみくじでも引く様な心持で、吉か凶か、今日こそは、ひょっとしたら吉ではないかな。どうか吉が出て呉れます様にと、神に念じさえしながら、例の節穴を開けて見るのでした。

 すると、ああ、彼の目がどうかしていたのではないでしょうか。いつか見た時と寸分違わない恰好で、そこに鼾をかいている遠藤の口が、丁度節穴の真下へ来ていたではありませんか。三郎は、何度も目を擦って見直し、又猿股さるまたの紐を抜いて、目測さえして見ましたが、もう間違いはありません。紐と穴と口とが、正まさしく一直線上にあるのです。彼は思わず叫声を上げそうになったのをやっと堪こらえました。遂にその時が来た喜びと、一方では云い知れぬ恐怖と、その二つが交錯した、一種異様の興奮の為に、彼は暗闇の中で、真青になって了いました。

 彼はポケットから毒薬の瓶を取り出すと、独ひとりでに震い出す手先を、じっとためながら、その栓を抜き、紐で見当をつけて置いて――おお、その時の何とも形容の出来ぬ心持!――ポトリポトリポトリ、と数滴。それがやっとでした。彼はすぐ様さま目を閉じて了ったのです。

「気がついたか、きっと気がついた。きっと気がついた。そして、今にも、おお、今にも、どんな大声で叫び出すことだろう」

 彼は若し両手があいていたら、耳をも塞ふさぎ度い程に思いました。

 ところが、彼のそれ程の気遣いにも拘かかわらず、下の遠藤はウンともスーとも云わないのです。毒薬が口の中へ落ちた所は確に見たのですから、それに間違いはありません。でも、この静けさはどうしたというのでしょう。三郎は恐る恐る目を開いて節穴を覗いて見ました。すると、遠藤は、口をムニャムニャさせ、両手で脣を擦る様な恰好をして、丁度それが終った所なのでしょう。又もやグーグーと寝入って了うのでした。案あんずるよりは産うむが易やすいとはよく云ったものです。寝惚ねぼけた遠藤は、恐ろしい毒薬を飲み込んだことを少しも気附かないのでした。

 三郎は、可哀相な被害者の顔を、身動きもしないで、食い入る様に見つめていました。それがどれ程長く感じられたか事実は二十分とたっていないのに、彼には二三時間もそうしていた様に思われたことです。するとその時、遠藤はフッと目を開きました。そして、半身を起して、さも不思議相に部屋の中を見廻しています。目まいでもするのか、首を振って見たり、目を擦って見たり、譫言うわごとの様な意味のないことをブツブツと呟いて見たり、色々狂気めいた仕草をして、それでも、やっと又枕につきましたが、今度は盛んに寝返りを打うつのです。

 やがて、寝返りの力が段々弱くなって行き、もう身動きをしなくなったかと思うと、その代りに、雷の様な鼾声かんせいが響き始めました。見ると、顔の色がまるで、酒にでも酔った様に、真赤になって、鼻の頭さきや額には、玉の汗が沸々とふき出しています。熟睡している彼の身内で、今、世にも恐ろしい生死の争闘が行われているのかも知れません。それを思うと身の毛がよだつ様です。

 さて暫くすると、さしも赤かった顔色が、徐々にさめて、紙の様に白くなったかと思うと、見る見る青藍色せいらんしょくに変って行きます。そして、いつの間にか鼾がやんで、どうやら、吸う息、吐く息の度数が減って来ました。……ふと胸の所が動かなくなったので、愈々最期かと思っていますと、暫くして、思い出した様に、又脣がビクビクして、鈍い呼吸が帰って来たりします。そんなことが二三度繰り返されて、それでおしまいでした。……もう彼は動かないのです。グッタリと枕をはずした顔に、我々の世界のとはまるで別な、一種のほほえみが浮んでいます。彼は遂に、所請いわゆる「仏」になって了ったのでしょう。

 息をつめ、手に汗を握って、その様子を見つめていた三郎は、始めてホッとため息をつきました。とうとう彼は殺人者になって了ったのです。それにしても、何という楽々とした死に方だったでしょう。彼の犠牲者は、叫声一つ立てるでなく、苦悶の表情さえ浮べないで、鼾をかきながら死んで行ったのです。

「ナアンダ。人殺しなんてこんなあっけないものか」

 三郎は何だかガッカリして了いました。想像世界では、もうこの上もない魅力であった殺人という事が、やって見れば、外ほかの日常茶飯事と、何の変りもないのでした。この鹽梅なら、まだ何人だって殺せるぞ。そんなことを考える一方では、併し、気抜けのした彼の心を、何ともえたいの知れぬ恐ろしさが、ジワジワと襲い始めていました。

 暗闇の屋根裏、縦横に交錯した怪物の様な棟木や梁、その下で、守宮やもりか何ぞの様に、天井裏に吸いついて、人間の死骸を見つめている自分の姿が、三郎は俄に気味悪くなって来ました。妙に首筋の所がゾクゾクして、ふと耳をすますと、どこかで、ゆっくりゆっくり自分の名を呼び続けている様な気さえします。思わず節穴から目を離して、暗闇の中を見廻しても、久しく明い所を覗いていたせいでしょう。目の前には、大きいのや小さいのや、黄色い環の様なものが、次々に現れては消えて行きます。じっと見ていますと、その環の背後から遠藤の異様に大きな脣が、ヒョイと出て来そうにも思われるのです。

 でも彼は、最初計画した事丈けは、先ず間違いなく実行しました。節穴から薬瓶――その中にはまだ数滴の毒液が残っていたのです――を抛り落すこと、その跡の穴を塞ぐこと、万一天井裏に何かの痕跡が残っていないか、懐中電燈を点じて調べること、そして、もうこれで手落ちがないと分ると、彼は大急ぎで棟木を伝い、自分の部屋へ引返しました。

「愈々これで済んだ」

 頭も身体からだも、妙に痺しびれて、何かしら物忘れでもしている様な、不安な気持を、強しいて引立てる様にして、彼は押入れの中で着物を着始めました。が、その時ふと気がついたのは、例の目測に使用した猿股の紐を、どうしたかという事です。ひょっとしたら、あすこへ忘れて来たのではあるまいか。そう思うと、彼は惶あわただしく腰の辺を探って見ました。どうも無いようです。彼は益々慌てて、身体中を調べました。すると、どうしてこんなことを忘れていたのでしょう。それはちゃんシャツポケットに入れてあったではありませんか。ヤレヤレよかったと、一安心して、ポケットの中から、その紐と、懐中電燈とを取出そうとしますと、ハッと驚いたことには、その中にまだ外の品物が這入っていたのです。……毒薬の瓶の小さなコルクの栓が這入っていたのです。

 彼は、さっき毒薬を垂らす時、あとで見失っては大変だと思って、その栓を態々わざわざポケットしまって置いたのですが、それを胴忘どうわすれして了って瓶丈け下へ落して来たものと見えます。小さなものですけれど、このままにして置いては、犯罪発覚のもとです。彼は恐れる心を励して、再び現場げんじょうへ取って返し、それを節穴から落して来ねばなりませんでした。

 その夜三郎が床についたのは――もうその頃は、用心の為に押入れで寝ることはやめていましたが――午前三時頃でした。それでも、興奮し切った彼は、なかなか寝つかれないのです。あんな、栓を落すのを忘れて来る程では、外にも何か手抜てぬかりがあったかも知れない。そう思うと、彼はもう気が気ではないのです。そこで、乱れた頭を強いて落ちつける様にして、其晩の行動を、順序を追って一つ一つ思出して行き、どっかに手抜りがなかったかと調べて見ました。が、少くとも彼の頭では、何事をも発見出来ないのです。彼の犯罪には、どう考えて見ても、寸分の手落ちもないのです。

 彼はそうして、とうとう夜の明けるまで考え続けていましたが、やがて、早起きの止宿人達が、洗面所へ通う為に廊下を歩く跫音が聞え出すと、つと立上って、いきなり外出の用意を始めるのでした。彼は遠藤の死骸が発見される時を恐れていたのです。その時、どんな態度をとったらいいのでしょう。ひょっとしたら、後になって疑われる様な、妙な挙動があっては大変です。そこで彼は、その間あいだ外出しているのが一番安全だと考えたのですが、併し、朝飯もたべないで外出するのは、一層変ではないでしょうか。「アア、そうだっけ、何をうっかりしているのだ」そこへ気がつくと、彼は又もや寝床の中へもぐり込むのでした。

 それから朝飯までの二時間ばかりを、三郎はどんなにビクビクして過したことでしょうか、幸にも、彼が大急ぎで食事をすませて、下宿屋を逃げ出すまでは、何事も起らないで済みました。そうして下宿を出ると、彼はどこという当てもなく、ただ時間を過す為に、町から町へとさ迷い歩くのでした。

2021-03-19

anond:20190904105703

これさー、富野の遺作としてイデオン作るって話だったんだよね確か。

遺作がリメイクとか面白くないから潰れてくれて良かったんだけど。

Gレコ面白いけど、正直いまはガンダムブランド自体がパッとしないので、最期死に花咲かせるならオリジナルやって欲しいという気持ちがある。

2021-03-17

anond:20210317110754

言われてみれば漫画はエタらないなと思ったら、雑誌連載だから打ち切りなったらキングクリムゾンしてでも無理やり終わらせてるだけだったな。

ラノベは基本書き下ろしから売れなくて続刊なくなるのは仕方無いな。

個人的な願望としては、売上不振で続刊なしになった作品は作者がなろうやカクヨムで続き書くのを出版社が許してあげて欲しいな。

読者は当然続きを求めてるし、一銭にもならなくても物語最期まで書きたい作者も多いことでしょう。

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