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はてなキーワード: 二つ目とは

2024-07-25

anond:20240725140208

二つ目は、当然ながら歴史勉強になること。つまり実際に「役に立つ」ですね。教科書を読むと呪文しか見えない旧国名安芸武蔵など)が、ゲームに熱中するうちに、スラスラ覚えてしまます推し俳優声優名前を覚えるのが苦にならないのと同じ。そして歴史は深く知ろうとすると、深掘りができ、他人よりわかることが増えると、さらに楽しくなっていきます

 ゲームが嫌いな人(特に親)は「ゲーム時間無駄」「ゲームをするなら勉強しろ」と言うわけですが、「信長の野望」は無駄ではないのです。旧国名や城の名前をそらんじて、戦国武将の有名エピソードをスラスラ話す子供に対して、「余計なことは覚えるな」と文句を言う親はいないでしょう(笑)

 もちろん人によっては、ゲームから知識を受け付けないこともあるでしょうが、逆に「ゲームのおかげで歴史が好きになった」という人もいるわけです。誰にもわかりやすく役に立つのです。



残念ながらシブサワコウが歴史勉強に役に立つ!って言っちゃってるんだよなぁw

2024-07-22

anond:20240722205008

かに面白いテーマだね。トヨタ町工場の差は、いくつかの要因で説明できると思う。一つ目は規模の経済トヨタ大量生産を行うため、一台あたりのコストを下げることができる。町工場は小規模で、同じようなコストメリット享受できない。

二つ目技術力と品質管理トヨタは長年にわたり品質管理(例えば、トヨタ生産方式)に力を入れてきた。結果として、品質が高く信頼性のある車を作ることが可能になった。町工場は多くの場合リソースノウハウが限られているため、同じレベル品質管理を行うのは難しい。

三つ目は資本力トヨタ大企業として膨大な資本を持っており、新しい技術開発や市場開拓投資する余裕がある。町工場はある程度の資本運営されるため、同じように大規模な投資を行うのは難しい。

以上のような要因が重なって、トヨタ町工場の間には大きな差が生まれたんじゃないか。もちろん、町工場にも独自の強みや役割があるので、一概にどちらが優れているとは言えないけどね。

2024-07-09

増田ブクマを得るための裏技

増田投稿しても、なかなかブクマがつかないなぁ……

そこのあなた!そんなあなた朗報です!!

どうしたらブクマが付きやすくなるか?その方法無料で教えてあげましょう!

どんな方法かって?焦らない焦らない。それはごくシンプルで、一言で表せます

ズバリその方法とは、”東京テーマにする”ということ!

その理由は二つあります

一つ目は、”人は自分の身近なテーマに惹かれやすい”ということ

地方しかないスーパーセール情報より、スタバの新作情報の方が都民の関心を引くことは至極当然のこと

そして二つ目は、増田を閲覧しているユーザーは単純に都民が多いという理由です

この理由は実にシンプルで、単純に人口の多さに由来しま

というか言ってしまえば日本で一番人口が多い場所なんだから利用ユーザーが一番多いのも当然で、だからこそ彼らの関心を引く一番簡単方法地元、つまり東京テーマにするということなのです

嘘だと思うのであれば注目エントリや人気エントリになったものを御覧なさい

東京に関するものが必ず入っているはずです

からあなたも、ブクマが欲しければ東京テーマにすればいい。それは直接的でも、暗に示すものでもいい

そうすればあなた増田にもブクマがたくさん付き、皆から注目されるでしょう!!

2024-07-08

遊戯王古参なら知ってる、ならず優先権問題

2011年頃に遊戯王をしていた人には既知の事実だが、当時の遊戯王アニメがzexalで環境に六武衆などがいる時代だった

ようするにエクシーズ悪夢が始まるころだ

そしてあるルール問題視され、ルール自体が改変された時代


優先権

それが優先権

この優先権とは、何らかのプレイができる権利のことだ

モンスター召喚魔法カードの発動、効果の発動等がそれにあたる

しかしもっぱら優先権と言われていたのは、モンスター召喚直後の起動効果の発動だった

というか優先権という言葉はほぼそれくらいしか使われていなかった

2011年の初め頃までの遊戯王ルールでは、モンスター召喚等を行った直後はターンプレイヤーが優先権を持つルールだった

モンスター召喚特殊召喚→ターンプレイヤーは別のカードを発動、という流れが生まれ

ここで召喚直後のモンスターの起動効果をターンプレイヤーは発動することができる

この、召喚効果発動の間に非ターンプレイヤー(MtGでいうNAP)は行動を挟めない

召喚直後からずっとターンプレイヤーが優先権プレイ権利)を持っているためだ

優先権を非ターンプレイヤーが得るのは、何らかの形でターンプレイヤーが優先権を手放したときだけだ

ならず者傭兵部隊優先権

では、例えばこれが「ならず者傭兵部隊」などの自身リリースして発動する起動効果だったら、どうなるだろうか

1:ならず者召喚

2:召喚直後はターンプレイヤーに優先権があるため、即座にターンプレイヤーはならず者リリースして効果を発動

3:相手モンスター破壊

という動きができる

さきほどいったように、1と2の相手相手が行動することは原則できない

優先権は1が起こってもターンプレイヤーにあり、即座に2の起動効果の発動に移行されるから

ならず者の発動によってはじめて非ターンプレイヤーに優先権が渡る

これによって非ターンプレイヤーは何らかのカードを発動できる

仮に非ターンプレイヤーが「落とし穴」を持っていたとしても、ならず者召喚直後にターンプレイヤーがリリースしてしまったので、対象にするべきならず者存在しないことになる

まり優先権を持っているのに、落とし穴を発動できないということだ

これは特殊召喚でも発生する

たとえば「ダーク・アームド・ドラゴンダムド)」が特殊召喚した場合相手奈落落とし穴を発動するよりも先に起動効果を発動できる

相手ダムド効果にチェーンしてのみ奈落を発動できるということになる(優先権ダムド効果発動により非ターンプレイヤーに移る)

まり、非ターンプレイヤーからすれば、除去したいダムド効果が最低1回は使われてしまうのだ

これの何が問題

一つはわかりづらいという問題

初心者がこの問題に直面すると、毎回優先権というこの問題しかみない用語を使うことになる

殆ど手札誘発が存在しなかった時代優先権重要な場面は罠カードや速攻魔法だけであり、特にこういった召喚直後の優先権に対してだけ変なルールがあると混乱を招いていた

また、例外的に誘発効果優先権とは関係ないため、起動効果より先に発動がされる

起動効果と誘発効果の違いが不明瞭だった時代もあって、なぜそうなるかがしっくりこない人が多かった印象だ

特にわかりづらいのがブラックローズドラゴン

これは特殊召喚時の誘発効果に加え、起動効果も併せ持つ

これにより誘発効果を使った場合と使わなかった場合で発動できるカードに違いが生じるという、初心者殺しが取りざたされた

二つ目が強力なモンスター存在

ダムドなど多くのモンスター凶悪になっていった時代

スペルスピードが一番遅い起動効果でありながら、召喚直後にとりあえず1回は使えるという仕様が恐らく問題視されたのだろう

事実上、誘発効果と変わりがなかったのだから

当時はエクシーズが登場する前だったが、どう考えても素材をコストにする起動効果が弱いわけがない(当時基準

ようするに起動効果でありながら使いたい放題で理不尽ルール認識されていた

ルール改定

そしてルール改定される

召喚直後には召喚直後に発生するカードをチェックする必要がある

まりいきなり起動効果を発動することはできず、落とし穴激流葬といったカード、あるいはそれ以外のクイックエフェクトの発生がないかをお互いに確認する必要が出てきた

これにより一度は非ターンプレイヤーに優先権が渡るため、この時点で相手モンスターを処理することができるようになった

召喚成功召喚直後になにかありますか→じゃあ、激流葬発動しま

となる

以前のルールでは召喚直後のカード確認するより前にターンプレイヤーに起動効果優先権があったのが、消滅した

これは当時「優先権がなくなった」と解釈する人が続出した

逆に言えばそういう場面でしか優先権というルールが使われていなかったことでもある

悪いのは起動効果優先権

これが当時の顛末だが、俺はこの優先権問題ならず者でも優先権でもなく、落とし穴激流葬といった召喚時に発動できるカード存在が最も複雑にしていると考えている

当時から今に至って、恐らくこんなことを書く人間は皆無だろう

なぜなら遊戯王はこのルールを多くの人が受け入れ居間に至っており、問題化していないのだから

けれどこれを見た人は一度考えて欲しい

なぜ「落とし穴など特定タイミングでのみ発動できる罠カード存在するのか」ということを

一見してわかりやすいように見える

しか実態優先権がないと使えない

まり簡単に使えるようで使い方が難しいカードでもある

逆にこれが誘発効果なら話は別だ

召喚直後に誘発するなら優先権そもそも行使はしないのだから

あるいは「このターンに召喚特殊召喚したモンスター対象にする場合コストが低くなる」というカードならばよかったのかもしれない

もっといえばチェーン処理自体が不完全すぎるという話でもある

別のカードゲームを見ればわかるが、例えばMTGでは召喚に反応するのは誘発効果

遊戯王のような落とし穴系列はない(おそらく)

これは作ろうとしても作れないからだと思われる

そんなカードを作ったら起動効果優先権よりまえにNAPが優先権を得るタイミングを作る必要がある

けどそんなことをしてまでカードを作る必要があるのだろうか

ゲーム性自体が抜本的に変わってしまうし代替案がいくつもある

ようするに無駄なうえに複雑でゲームを壊すだけ

そう考えると遊戯王ルール変更したのは、落とし穴などの召喚時に発動できるカード存在のものに原因があったと感じる

こういうのをゲーム的に許していたから、わざわざ優先権のやり取りを増やす羽目になった

そう感じているのはたぶん俺だけ

各種効果が発動するタイミングついてはMTGでも何度かルール改定された経緯がある。/ http://mtgwiki.com/wiki/優先権 /現在は割と整理されてるけど、それでも複雑よね。

そうだね

基本的優先権ってのは複雑なルールだと思う

2024-06-30

未婚化・少子化最後トドメを刺すのは実はマッチングアプリ

日本の未婚率が急速に上昇しているのは言うまでもないだろう。なんと2020年国勢調査の段階で、すでに30歳前半の男性の約半数にあたる47.7%が未婚であった。その後、皆も知っての通りコロナが到来し、以降、婚姻数・出生数ともに戦後最低を更新し続けている。出生数に至っては100万を切ってからすでに久しく、最近では80万人を切り、2023年には72万人で、今年(2024年)には70万人を切るんじゃないか、なんていうすごい話もある。筆者は98年生まれの今年26歳だが、僕が生まれた年の出生数は120万だったようで、それでも少子化だなんだと騒がれていたので、それから半分近くにまで減ってきていると考えると驚くべき数字だと思う。そして当然、超高齢化社会なので出生数よりも死者数が多く、人口自然減は2023年には83万人である。これは驚くべきことで、一説によると、1937年から45年までの約8年にわたる戦争での日本人の戦死者は310万人らしく、これは年換算すれば38.75万人なので、現代では戦時下の平均の二倍のペースで人が死んでいる、という見方もあり、しか戦時下でも日本人口は増加幅が減っただけで総人口はまだ上昇していたので、人口だけに着目すれば戦時下よりももっと凄惨戦争状態にあるというふうに捉えることができるかもしれない。

前置きがとても長くなってしまったが、ここでは、これから結婚だなんだという年齢に差し掛かかったいわば「結婚現役世代」になりつつあり、さらにZ世代でもある僕の超主観的な肌感覚に基づく、「マッチングアプリがZ世代非婚化に決定的なトドメを刺し、それによって残念ながら未婚化・少子化もっともっと加速するだろう」、という仮説について語らせてほしい。

「なぜ結婚を促進するはずのマッチングアプリが未婚化にトドメを?」と思うだろう。順を追って説明していく。まず、未婚化の原因としてニュースなどでよくとり挙げられるのは、「女性社会進出」、そして、「経済的問題」の二つだと感じる(主観)。だが、それが未婚化の要因として合理的に考えられたのはひと昔前の話だろう。まず、「女性社会進出」については、「25くらいには結婚して女性専業主婦になって男性生活を支えてもらうもん」、みたいな空気感がなくなって、働いて自立して生活できるようになっとか、そのこともあり女性(だけでなく男性も)が「まだ結婚していないの」みたいなプレッシャーから比較解放された、みたいな話とか、色々包含してると思うけど、「女性社会進出」が日本より進んでいるけど日本より未婚化・出生数がマシな先進国結構ある(e.g. フランスドイツアメリカ)ので、それは言い訳にはならない(日本文化欧米文化に合わせようとしてるのだから不利なのは当然だが)だろうし、僕の世代では女性が働いているのは普通で、むしろ結婚相手となる女性には経済力を求める男性が増えているという話まであるので、僕の世代(Z世代)においてはそれが未婚化の直接的な要因とは考えづらいだろう。あとは「経済的問題」だが、実は、少子化による人材不足も相まって、新卒初任給は上昇傾向にある。「いや、物価が上がってるし実室賃金は下がってるやろ。」って言われると、「せやな。」としか言えないが、男女ともに稼いでる人が多いんだから同棲して家賃折半すれば普通もっといい暮らしができそうな人はたくさんいるように感じる。

ではなぜZ世代結婚しないのか、その最も直接的な要因は、中高生の時から当たり前になったスマホ、そしてSNSであり、最後トドメを刺すのがマッチングアプリ(ここでは、Pairs, With, タップル、Tinderなどの普及しているマッチングアプリを想定)である、というのが僕の考えであり、その未婚化に対する効果は大きく分けて二段階あると考えている。

一つ目は、「結婚しなくても精神的に満足して生きやすくなったこと」。スマホがなかった小さい頃は、朝起きて、飛び起きて、家族挨拶をして身支度をして、外に駆け出さないと楽しいことなんて何もなかったのに、ある時から急に、布団から出なくても楽しいコンテンツいくらでも触れられるようになった。LINEを使えば友達といつでも話すことができるし、Youtubeをひらけば世界のいろんなコンテンツ出会えるし、Twitterを始めれば孤独を紛らわせることができるようになったし、それまででは考えられないような性的コンテンツにさえも、いくらでも簡単アクセスして、性欲を解消できるようになった。それは僕らにとって大きな大きな変化であった。しかも、僕の世代では、働けば男女関係なく穏やかに暮らせるくらいには稼げる人は多くなってきたので、結婚しなくても、友達職場の同僚と、それなりに良好な人間関係を築けていれば、経済的不安や強い孤独感を感じずに、それなりに満足して平穏生活を送ることができるようになったのである。いつの時代も4割は結婚恋愛に興味がなく、積極的なのは三割だけ、という話があったりするらしいが、それが本当だとしたら、その特段積極的でない7割は、それなりに満足して生きることができるのだから、僕も含む彼らにとって結婚恋愛相対的価値の低いものとなっただろうし、むしろ、現状の生活相手に合わせて大きく変え、時には我慢も伴う結婚恋愛は、よりハードルが高いものになったのではないかと思う。実際、結婚しない理由を聞くと、「結婚必要性を感じないから。」とか、「独身の方が自由から。」みたいな根も葉もない理由ほとんどだというし、それが本質だと思われる。便利で快適で、楽しくて夢中になれることが沢山ある生活に慣れすぎたのだ。

二つ目が本題だが、「(主に女性が)マッチングアプリにより結婚相手を比べて選り好みすることができるようになったこと、さらには、その経験無視できない割合女性がすること。」だ。これが、ただでさえ相対的価値が低くなり、ハードルが高まった結婚ハードルさらに上げ、未婚化・少子化を取り返しのつかないレベルにまで引き上げる決定的な一撃を加える、と僕は予想している。マッチングアプリは、特にコロナによる外出自粛期間中、つまりただでさえ30代前半の男性の未婚率がすでに約半数であった2020年以降に急速に広がり、ちょっとググったところによると、今では最大手のPairsではユーザー数2000万人、2番手タップルでも1700人以上であり、それ以外にもたくさんのアプリがあるということだ。2020年時点において、20代から30歳前半の人口は2300万人弱くらい(ここでの「弱」は2300万人に満たないくらい、という意味最近は「弱」に多義性があるらしいので補足。)であることを考えると、今や婚活恋活をしている20代、30代のかなりの割合が一度はマッチングアプリを使ったことがあるのではないかと思われる。そんなマッチングアプリでは、男女に圧倒的な非対称性がある。経験者はよく知っているかもしれないが、マッチングアプリ会員の男女比は大きく偏っており、男性は健気に「いいね」を送り続けてもほとんど報われることはなく、たまにマッチしたらそれをものにするべく頑張るのだが、女性は何もしなくても毎日のように「いいね」が届く。男性である目線からすると、顔写真も載せてない、もしくは他の会員と比べて魅力的とも思えないような女性であっても、100いいね近く軽く稼いでいるのを見て、驚くことにも慣れたことだろう。そういうモテ体験をした女性が、「いいね」を送ったたくさんの男性の中から良さそうな男性を選び(もしくは自分から送り)、実際に何人かと会い、最後に1番良かった人をパートナーに選ぶ、という具合だ。ここで、巷でも言われている通り、実際に選ばれる、「モテ男性」というのは少なく、全体の一割ほどが総取りしているという。つまり、大局的に見ると、悲しいことに多くの女性ほとんどの男性に目もくれないのに対し、一部の「モテ男性」を多くの女性が取り合う、という現象が起こるということだ。(外見に気を使って自分磨きをしている女性が多いのに対し、それほど十分に自分磨きをしている男性が少なく、男性側の怠慢が問題なのではないか、という見方もある。)それ自体はまあ、悲しいが学生生活を思い出せば特段驚くべきことではないが、問題なのはそうしてマッチングアプリで「モテない男性」と、「モテ男性と付き合えなかった女性」、という経験を、全体で無視できない割合の人がすることになる、ということだ。男性モテない経験をすることで奮起できれば良いが、ただでさえ婚活恋活マストではない現代では、自信やモチベーションを決定的に低下させてしま可能性もあるし、何よりもっと問題なのが、女性側の「目が肥える」ことで、よりそういった比較的に魅力的に思えない「モテない男性」によりいっそう目もくれなくなる、ということだ。マッチングアプリで、無視できない割合女性が、何もしないでもアプローチを受け、自分男性を「選べる側」だと思い、「モテ男性」のことを知ってしまえば、それがうまくいこうがいくまいが、ただでさえハードルが高くなっていた結婚恋愛ハードルをより高くし、よりいっそう「モテない男性」と恋愛結婚する理由相対的に感じなくなり、それがさらに「モテない男性」のモチベーションを低下させる、という負のスパイラルを生む。これが、僕の言う「マッチングアプリが下す未婚化・少子化を取り返しのつかないレベルにまで引き上げる決定的な一撃」である

気づきかもしれないが、この説が当たっていたとして、婚姻数を上げるためにおそらく最も効果的かつ生産的な解決策は至ってシンプルで、より多くの男性自分磨きを頑張り、「モテ男性」を増やす、ということだ。男性諸君には厳しいかもしれないが、僕も頑張るので共に頑張ろう。あとはそれ以前に重要なこととして、より多くの人が、「他者に対して寛容になる」ということや、ケネディが「国があなたに何をしてくれるかを問うな。あなたが国に対して何をできるかを問え」、といったが、「自分のために他人が何をしてくれるのか」ではなく、「他人のために自分が何をできるか」という視点を思い出すこと、ではないかと感じる。

長くなったが最後に、僕はこの予測が外れることを願っている。だが、当たっとしても、日本人は反出生主義的には倫理的な道を辿った民族である、とも捉えられるし、共に穏やかに死に堕落していこうじゃないか、という楽観的かつ破滅的な考えもある。でもみんな、できればいい人見つけて結婚しような。

P.S. 婚活のやり方を教えてください。賢い女性が好きで、その才能に魅了されたいです。(理想高、結婚できない典型

2024-06-14

例の炎上MVに対するアンチポリコレ

ガンギマリ自動アンチポリコレでこの件でも「あのMV問題ない。ポリコレガー」してるやべーのはTwitterはてなでもごく少数みかけるけど、普段アンチポレコレで鳴らしてるぜいも批判、どんびき、みたいな感じで積極的擁護は少ないのはなぜなんだろう。

一つはアニメゲームなどのその手の人たちと親和性の高いコンテンツではなく陽キャパリピポップスターから

でも、今までもそういうポップスター炎上してた時も結構擁護してたよなー。

二つ目アンチポリコレ勢でも分かるくらい酷かったから。

でも酷さならこれ以上のもの擁護してたこと多いし、本当かなー?とは感じる

三つ目は差別対象第三者でも「奴ら」でもなく「我々」から

白人に対して有色人種差別する表象として猿は一般的で、その対象東アジア人もちろん日本人も含まれる。

第二次世界大戦プロパガンダ日本人を猿扱いしてるものを見たことある人も多いだろう。あるいは映画戦場にかける橋 』などのセリフでも。(そういえばまさに同じ原作者の『猿の惑星』)のリブートの新作が公開されたばかりだ)

去年くらいからの「バーベンハイム」や『アサシンクリード シャドウズ』にもアンチポレコレ勢が批判的なのが多いのもこれだと説明できるな。

四つ目は基本自分意見がなく風見鶏なのでネットでの反応から自分の反応を決めた。

こういう側面もあるだろうが、そこあたりは場合によっては本人にさえ意識されてないかもしれないのでよく分からない。

まあ実際の所はこれら四つあるいはそれ以外の理由の複合なんだろうけど、どうしたの?

もしかして意識アップデートしちゃった?けっこう真面目に疑問なんだけど

2024-05-28

anond:20240528231030

すまん、二つ目の奴俺だけど、一つ目のは違う

せっかく拾ってきてくれたのにな

というか、俺今日の前半はおらんのよ

2024-05-23

ポケモンカードをする女

ポケモンカードをしている未婚アラサー女なんだけど、PJCS(というポケモンカード世界予選みたいなもの)が終わったらやめることにした。

ポケカ歴は片手より少ない。

前は女友達と一緒に行きつけのカドショに行ってたんだけど、帰郷したので今は別のカドショに一人で通っている。

ので、私が知っているカドショは2つだけ。あとは物見遊山で何件かジムバ出てみたくらい。


辞めるに至った原因は二つある。

一つは、明らかに精神障害持ってる人が近寄ってくること。

まったく話が通じないので「近いです」「離れてもらってもいいですか?」が通じない。暖簾に腕押し。

私は昔そういう人と遭遇して怖い目にあったことがあるので、これは本当にきつかったし、一度すごく驚かされたことがあってカドショのトイレで泣いたことがある。誰にも言ってないけど。

止めてくれたり、注意したりしてくれる人もいるけど、一度退かしてもすぐ寄ってくる。いたら終わり。帰るしかない。来たら終わり。帰るしかない。

あなたの息子さん、カドショで女に近づいてすごく怖い思いをさせてますよ。見えない振りしてこちら側に放り込めば、楽でいいですよね。


二つ目は、個人情報をばらまいていく人たちがいること。

現在私は地元に住んでいて、今行ってるカドショは何駅か離れたまあまあ遠いところにある。

わざわざそこに通うのは、地元の人にポケカやってるのバレると面倒だからだ。そういう人もよくいるよね。

んで、地元ショップポケカ買いに行ったら、よくジムバでよく会う人に遭遇した。

私が仕事帰りの恰好だったので「家ここらへんなんですか」「そうなんですよ」「僕は当選たからわざわざこっちまで~」みたいな日常会話をした翌週カドショに行くと、遭遇した人とは別の人に「私さん~~の人なんですね」といわれる。いや、言うなよな。本当に。

まあそこまではよかったんだけど、次は年齢が出回った。

ジムバの対戦が終わって次戦待ちの途中、なんかうるさいタイプオタクと話してたら誘導尋問みたいなことされて、「まあいっか」と思って言ったら広まった。いや、言うなよ。本当によ。って感じ。

私が思ったより年上だったらしく、そして年上未婚アラサーはそういう人たちから見れば「弱者女性」に見えたみたいで、つっかかっても良いという対象になったらしい。

「この年でポケカきつくないっすかw」「こんなことしてる暇w」「平日なのにジムバ来てるんすかw」みたいな半角単芝生やされて、お前もだろとは思いつつ「そうなんですよ~」「暇で~」とか対応してると、調子に乗って余計に言ってくる。

別にいいだろうが、ポケカしてても。平日に数時間使ったって、週末丸一日やったって。おもしろいんだからしょうがないだろ。うるせー。


もちろん、そんなこと面と向かって言ってくる人なんてほんの少数。

カドショは基本的にいい人ばっかり!

ただ、そのいい人たちも後ろでなんか言ってたみたいで「あーあ」となってしまった。

LINEスクショ送られてきたよ。告げ口してくる人ってどこにでもいるしね。


「満遍なくいろんな人と対戦出来たらいいな」というポケカ人生計画はつぶれてしまった。男がこんな噂好きなの知らなかったし、見通しがあまかったらしい。

そんなこんなで障碍者相手と噂話に疲れてしまっていた私を、チームに誘ってくれた人が現れた。彗星のごとく。

厳格に言うとチームではない、チームというよりかは「ジムバ始まる時間ぴったりに集まれいから、それまでフリーでやってようかな」みたいなゆるい仲良しチームみたいな感じ。

ポケカしてる人たちの言う本当の意味での競技的なチームではないけど、便宜上チームとしておく。

そのチームの人とはよく対戦するし、よくお話ししていたので「なんかあっちでやるの大変そうじゃない?よかったら相手してほしいんだけど、こっちでしませんか?」というのは本当に鶴の一声に思えた。実際そうだったし。

それ以来、ジムバに出るのは月1くらいになった。まさにノーストレス

障碍者が近づいて来ないように奥側の席譲ってくれたり、なんか言ってくる人には注意してくれたり。本当にありがたすぎる。


それでまあ一年くらいそんな感じで過ごしてたんだけど、それでも言ってくる人は言ってくる。

「あれって囲いなのw」「あの年でオタサーやってんのw」みたいなやつ。

前に言われてたことは自分で受け止めて嫌な思いをすれば済んだのが、今度はチームの人たちも言われるようになってしまった。

迷惑存在から守ってくれたのを、「ナイトw」とか言って茶化して、それでいいの?本当に?私一人で嫌な思いしてろよってことなの?

囲い発言なんか、からかいとか冗談交じりに私たちへ言ってくる人もいるし、裏で言ってくる人もいる。あなたたちの中に告げ口してくる人いますよ。前回に引き続き。


チームの人たちって本当に本当に本当にいい人たちばっかりで、私より年上だろう人もいれば、年下だろう人もいるのにみんな優しくて、だから私もできるだけ優しくして、でもそれが周りの人たちから見れば鼻についたのかな。

別にカード乞食したわけでもないし、出会いを求めに来てたわけでもないよ。

結局はポケカでつながってるだけだから本名カタカナ表記(大型大会で明らかになる)くらいしか知らないし。みんながどこに住んでるとか、そういうのまともに聞いてないかあやふやしか覚えてないし。ツイッターDMで連絡してるからLINEもしらない。

でも、それでも私がちやほやされているように見えて、チームの人が私を特別扱いしてるように見えて、なんかそういうのが許せないくらい妬ましかったのかな。ポケカしてただけだよ、友達と。


からもう、ああだこうだ言われるのが億劫になってきたので、私が抜けることにした。これで一件落着ですか?

あなた達が言うように、もういい年なんだからやめますわ。それでいいんでしょう。

なんかもう疲れてしまった。クソチカスたちが悪いのか、私が悪いのかわからない。

でも前にやめてった女の人もこんな話してたし、そういうことなんだろう。


チーム内にPJCSへ出場する人がいるので、その人がWCSに行けなければそこで終わりだ。

壁しにカドショへは行ってるけど、今月入ってジムバには出てない。

やめると思えば楽なもので、何を言われても、障碍者が仲間に入りたそうにこっち見てくるのも、本当にどうでもよくなってしまった。

でも私はもっと遊びたかったよ。あーあ、我慢しきれなかったな。


ここまでかなりフェイクを入れたけど、フェイク入れなくても大抵の女プレイヤーに当てはまらない?これって。

女性ポケカプレイヤーの人が読むと「わかる」と思ってくれるところが多いと思うんだけど、どうなんだろうか。

結局女の人って最終的に身内でやっていく感じになるじゃん。

変な人が湧くのもあるあるだし、でかい大会で会った女の人も「うちもそういう(障害)人がたまに来てて」みたいな話は聞いていたので、どこに行ってもそうなのかなと思う。


最後に、本音を書いておこう。

チームの皆さん、本当にありがとうございました

みなさんと出会たことは本当に奇跡だと思っていて、いつも感謝でいっぱいです。

このままフェードアウトしていくのは本当にさみしい。帰るときいつも涙ぐんでしまう。

私が手札事故ってるときに煽る、やり慣れないへたくそシャカパチの音だとか。

最後の60枚目を探して、食べる時間も惜しくなった12時間とか。

カドショ閉店後、日付が変わるまで構築の話をした夜だとか。

カスデッキで乗り込む新弾バトルとか。

あの悔しかったシティとか。

ずっと楽しかった。本当に、掛け値なく。

たくさん迷惑をかけたのは申し訳ないけど、みんなも楽しかったと思っててくれたらうれしいな。独りよがりじゃなければ、それで。

noteCL優勝したらって言ってたから、私も書かないでおいたよ。

勝っても負けても楽しそうな皆だけど、いつか公式応援できるときがあればうれしいな。


私にちんぽが生えてりゃこんなことになんなかったのかな。

少なくともこんなゴミみたいな理由でやめてないよなー。

anond:20240523100430

でも香川県部落差別も良くないんですよ

行商香川部落産業でした。

二つ目行商への偏見についてです。当時の防犯ポスターには、「あやしい行商人」をみたら警察へ連絡せよと書くなど、 行商軽蔑する見方がありますが、果たしてそうでしょうか。

売薬行商人は 医者や薬屋もない山深い寒村にまで薬を届け、へき地の人たちから喜ばれていました。

2024-05-22

匿名掲示板サービス作ってみた

私は昔から掲示板が大好きで、インターネットに初めて触れた時も、掲示板で多くのことを学び、自分自身情報リテラシーの向上にもつながりました。現代日本ではTwitterのような流れ型のSNS流行しており、あれにはあれの楽しさがあるものの、私はやはり一つのトピックを中心にじっくりと話し合うほうが好きです。

しかしながら、残念なことに日本掲示板文化は消えつつあるように感じています。その理由はおそらく二つあると考えています

まず一つ目は、メジャー掲示板UI/UX改善していないことです。正直に言って、2chや5chのUIは使いにくいと感じます。もちろん、専ブラを使えば多少改善されますが、新規利用者にとって「専ブラとは何か?」という疑問が生じますウェブUIはあまりにも新規利用者にとって不親切であり、その結果、使い慣れた人しか使い続けない状況になっています

二つ目は、完全匿名による治安の悪化です。多少過激冗談ならば笑いを取ることもできるかもしれませんが、スレッド暴言で埋め尽くされると、慣れていない人にとって非常に不快に感じることでしょう。

そこで、私はこれらの問題改善できるような掲示板サービスを作ってみました。UIはよりモダンで使いやす設計し、登録ユーザー投稿コメントに対して投票できる仕組みを導入しました。これにより、良い内容の投稿コメントは上位に表示され、不適切な内容は下位に押しやられるようになっています

最後になりますが、ちょっとした宣伝をさせてください。リンクこちらになります

https://snaplnk.net

よかったらぜひ一緒に日本掲示板文化を復活させましょう。

2024-05-14

[]リアル脱出ゲームを楽しめなくなった話

もう二度と行かないように書き散らす。

SCRAPという会社提供する、「リアル脱出ゲーム」という

体験型ゲームの話だ。同様の謎解きイベントは他社でもあるが

リアル脱出ゲーム」と書けるのはここだけだ。

大筋は特定の部屋に閉じ込められ、謎を解かないと脱出できないというもの

様々な状況やコラボ物などもあり最近は聞いたことのある人も多いんじゃないか

自分は月に一回以上行く、いわゆる「謎クラ」だった。

成功率は5.6割ほど。コンテンツ全体を通して、成功できるのは参加者

体感3割ほどなので、慣れもあるがそこそこ成功している方だとは思う。

難しいコンテンツの回を成功した時のあの感覚は、本当に良いものだと

思うので行ったことの無い方はぜひ味わってほしい。

そして、最近は全く謎解きを楽しめないどころか、行くのが怖い。

今も新作の告知を見るたび、行きたい気持ちと、

「もうあんな思いを金を払って時間を使ってしたくない」という

気持ちが湧いてくる。いや本当に行きたいけど嫌なんだよ。

自分でもなにいってんだこいつって思うけど聞いてほしい。

理由ひとつから書いていくから

まず前提として、参加にはもちろんチケットを買う必要がある。

その際、ゲームによっては1チームの最大人数が決められている。

2人でチケットを買えば、現地で知らない誰かとランダムに組み合わされる。

グループチケットというものを買えばグループ参加も出来るが、

中々社会人で予定を毎回合わせて行けるものでもない。中毒者以外は。

よって、自分はだいたいがソロ、もしくは妻と2人での参加になる。

まず現地のランダム組み合わせによってはそこで詰む。

聞かれるのだ。毎回悩む質問を。

リアル脱出ゲームのご参加は何回目ですか?」と。

正直に答えれば、両手両足の指なんてものじゃないのだ。

でもそれを言ったとたん、【初心者と組まされるリスク高まる】。

先にも書いたが、脱出成功率は大体3割~それ以下。

リアル脱出ゲーム大事なのは、「情報共有と役割分担」だ。

初心者に求めるものじゃない。というか出来ない。

そして、運営側は慣れている人と初心者を組ませる。

謎解きをするタスクに加え、初心者に気を使って進行する

タスクが増えるのだ。たまったもんじゃない。成功率普通に下がる。

一回の金額だって決して安くは無いのだ。映画2本分位するんだぞ?

初心者と組ませた割引くらいしてもバチは当たらないレベルの苦行になる。

これが行きたくなくなった理由の一つめ。コンテンツの敷居が低くなった結果、

現地でのマッチングが直接成功失敗を分ける。

お前が一人で解けばいいってものでもないんです。本当に。

謎解きの手も足りなけりゃ、謎を一人で抱えれば不満の種にもなる。

それでもまだ頭の良い初心者の方と当たれば救われる。

最大6人参加のゲームに、2人でそのまま放り込まれる事もあるのだ。

手が足りない! 頭も足りない! 時間も当然に足りない。

どうしようもないのだ。失敗した言い訳が出来たと思うしかない。

そして二つ目

初心者と組まされるのが嫌、という話にも繋がってくるのだが、

成功至上主義になってしまった」という話。

成功を目指すあまり、謎解きの体験自体純粋に楽しむことができなくなってしまった。

今回は失敗しないだろうか、ヒントはどこだ、同行者のレベルは…

そんなことばかり気にするようになってしまった。

今回の謎は何かな?と純粋に楽しんでいた、リアル脱出ゲームに行き始めた

頃が懐かしい。

そして何より成功して感じるものが、上に書いたような独特の感覚よりも

「安堵」なのだ。ああ失敗しなくてよかった、この公演は検索して

成功者が多かったし難易度も低かったし…云々。もう全然精神脱出出来てない。

何故そんな感じなくても良いもの勝手に感じてるかって?

こっちだってたまたま組んだ初心者に楽しんでほしくない訳ではないのだ。出来るなら脱出成功して、楽しい思い出を持ち帰ってほしい。また来て

常連になり、初心者をうまくキャリーしてほしいのだ。

だいたいの公演では、始まる前に席に案内されると、同行者同士の自己紹介

始まる。そこで「経験者です」と自己紹介し、失敗した時のあの情けなさ。

役に立たなくてすみません、と平謝りである自己嫌悪である

たまたま組んだ方、グループで来た同行者を問わない。誰に対しても感じる

あの罪悪感こそ、成功至上主義へ押し上げた原因であり、あれを味わいたく

いからこそ、リアル脱出ゲーム行きたくないのだ。

こんな無能感を金を払って味わう必要がどこにある?という話である

3つ目。多分何処にでもある、リアル脱出ゲームに限ったものではない話。

無能感、と書いた続きにもなる。「本物」の話だ。

やばいのは初心者だけではない。稀に組む、「本物の熟練者」だ。

彼らは快刀乱麻を断つ勢いで謎を解き、余裕があれば取り組んでね、という

オマケ謎まで嬉々として解いていってしまう。

なんだこいつら…(ドン引き

成功は勿論する。何なら制限時間に余裕もあり、一度きりの最終提出を

余裕をもって見直せるのだ。

そして、そういう「本物」と組んだ回も、成功至上主義自分

成功としてカウントできない成功なのだ。なぜかって働いてないから。

上の失敗と同様だ。比較して無能感を味わい、心は全く満足せずに帰路につく。

成功出来て当然だ、あんなん居たら成功できるわ…と。

書いてて思ったけど本当にめんどくせぇなこいつ…

以上、長くなってしまったが、自分リアル脱出ゲームを楽しめなくなった

理由たちである

リアル脱出ゲーム初心者に行くなという話じゃない。

迷惑承知でどんどん行けばいい。

上級者さんはそのままご活躍をお祈り申し上げます

ただ、自分のような楽しめなくなった人間の、愚痴にもならない感情を整理したかった。

https://anond.hatelabo.jp/20240514123938

2024-05-10

自分への覚え書き

好き嫌いや愛憎という感情がある。

好き嫌いや愛憎は、個人価値観を反映する。価値観は快・不快と損得(利益と損失)を二軸とするマトリクス図で表せる。マトリクス図には「快く、利益を得る」「不快で、損失を受ける」「快いが、損失を受ける」「不快だが、利益を得る」という四つの区分ができる。このうち「快く、利益になる」が好き、「不快で、損失を受ける」が嫌いに分類される。ちなみに快・不快は生まれつきの性格によって決まり、損得は目的意識によって決まる。すなわち価値観先天的性格後天的人生の目的の二つが揃って初めて確かなものとなる。

快・不快と損得の正負が一致せず、好き嫌いに分類することのできない矛盾した感情がある。「快いが、損失を受ける」「不快だが、利益を得る」の2つである。この2つの感情は、個人内面では明確に区別されない、ほぼ同一のものである。この感情を元にした行動が対象利益になる場合、その感情は愛と呼ばれ、行動が対象に損害を与える場合は憎しみと呼ばれる。

すなわち愛憎は自己他者(あるいは行動主体対象)の快・不快や損得が対立する場合のみ生じる。対象の快や利益が自らの不快や損失となる場合、あるいはその逆の場合に、どちらを選んでどちらを犠牲にするかを選択した場合にのみ、愛や憎しみは生じる。

また、一人の人間内面にも対立する快・不快や損得が存在するため、しばしば自己への愛と自己への憎しみが同時発生する。いわゆるトレードオフである。この対立は、意識して調整する必要がある。

例えば食事について、食べ過ぎて太ることに悩む人がいるとする。食べることが快いのは先天的ことなので簡単には変化しない。太ることにより利益を得ていればそれは「食べることが好き」であり、問題は生じない。しかし太ることにより損失を受けると感じる場合は、自己への愛と自己への憎しみが同時に生じる状態となる。この時、調整の方針は3つある。一つは、愛憎を逆さまにすること、すなわち食べないという不快を選び、太るという損失を受けない状態にすることである二つ目は、快を得たまま利益を得られる方法を考えることである。三つ目は、食べることの快さそのもの否定するものであるが、これは生まれつきの性格否定するため実現は難しい。そして現実には、一つ目の方針として食事制限や拒食、二つ目方針として有酸素運動または過食嘔吐を選ぶ人がいる。そして愛と憎しみを調整せず、好きなだけ食べて自分の体型を嫌悪する人もいる。

愛憎の調整は難しいが、放置はやがて破滅を招く。どの方針を取ってもうまく調整できない場合は、損得の軸を見直す必要がある。すなわち人生の目的見直し場合によっては変更する必要が出てくる。しか人生の目的を変え、損得の軸を変更することは、既存価値観全体が変わることであり、好き嫌いの変化が生じることもある。一人の人間にとって多大なストレスであるため、このような転換はそれを上回るストレスに遭遇しない限りは滅多に行われない。

最近依存先を増やすといって、損得の軸を増やして複数価値観を行き来する方法が紹介されている。価値観の切り替えには、アスリートが用いるルーティン手法が参考になる。

2024-05-08

子供にとっての「おもしろおじさん・おばさん」枠の難しさ

子供の頃の私は親の知り合いや親族の中にいる「独身の、おもしろい、話が通じる、頭の柔らかな大人」がとても好きだった。かなり懐いていたように思うし、その人物たちはほかの子供たちにも大人気だった覚えがある。

私は結婚する予定が現在なく、自分がそのルートに乗っかっていく可能性も一応検討しておいた方が、後々のためにも幸福かもしれないと思い、最近つらつらと考えているのだが、意外とハードルが高いのかもしれないと気づきつつあり、怯えている。



まず、子供そばに置いてもよいという判断を親からもらえるレベル社会性や身分保証必要である

次に、友人や親族が続々と結婚妊娠出産ラッシュを迎えていても同調圧力社会規範に屈することなく、あくまで朗らかに緩やかかつしっかりとした関係性を築く。

そして、子供たちの流行やその世代におけるなんとなくの暗黙の了解社会的なルールタブーアップデートし続けることで、頭の固い親とは違った唯一無二のポジションを獲得する。

意外とステップも多い。その上、実は二つ目の、社会規範に流されない、卑屈にならずにちゃんと接しやすく親しみやすい己を整えておくことで好かれるように努力する、という手順。実はこれこそが曲者で、みんな自分ならできるだろうと軽んじているのに、最も難しく、乗り越えがたいハードルなのかもしれない、と薄ら理解し始めてしまった、という話である



人手不足時代である。一つ目の、定量化できる身分保証が一応の定職があるということを指すならば、そこまで実現は難しくない。ちゃんと食い扶持さえ稼いでいて、そこそこやっているように見せられればある程度はよさそうだ。

三つ目の子供たちの暗黙の了解の獲得はとりあえず、ちゃん相手の話を聞くことと独身ゆえの身軽さを利用して、インターネットなど社会に広く開かれた窓口を往復しておくことが重要だろう。また、自分若い頃の文化について体系的に話せたら、おそらくそれなりにはおもしろがってもらえるのではないだろうか。よほど話が下手で聞いていられないほどではない限り、親というもの権威があるので、子供と同じ目線に降りて自分若い頃の情熱や失態を話せないから、親と同世代自分がきっと楽にかっさらっていけるのだ。

じゃあ、自分ケアをして愉快な接しやす人格を保っていられるか。ここがどうやら思っていた以上の難関なのだ

というのも、現在アラサーの私の友人や知り合いの動き方を眺めるにつけ、人間というのはかくも一貫性を保つのが難しいのかと実感するからである

彼氏を作った友だちに呪詛を吐き、結婚式を唾棄していた女性がいつのまにか結婚する。ポップな女嫌いをつぶやきまくっていた男が唐突結婚相談所に登録する。恋愛がわからない、自分はひとを好きになれないと悩んでいた友人が、その悩みがどこにいったか、なぜ解決したのかの経緯を説明することなく嬉しそうに同棲中の部屋の写真を見せてくる。こういった流れに対して、なぜか私と同じ身分の者たちがどんどん卑屈になっていき、他者との関わりを絶ってしまうのだ。

私は先述の通り、愉快なおもしろおじさん・おばさんポジションが欲しい。まぁ、実際に得られるかはわからないが可能性はとりあえず残しておきたい。なので、上述した人々はまさに格好の獲物である。「あなたのお母さん、昔は彼氏持ちのひとを心底羨んでてね……」「お父さん、若い頃は結構おもしろい荒れ方してたんだよ!」「好きになることわからないとか言ってたけど幸せそうでなによりと思ってるわ〜」など、密やかな秘密の話としてポップに子供に吹き込む、毒にも薬にもならない存在を目指すのに楽だからだ。当人たちは自分の子供にそのような話は決してしないだろうし。「お父さん/お母さんには内緒ね!」と告げたとき相手きらきらとした目が見たい。

でも、仲間がどんどん消えていってしまう。なんなら消えている期間に自分パートナーを見つけて、何事もなかったように戻ってきて、私の次の獲物に変貌するひともいる。それはそれで構わないのだが、帰ってこなかった「おもしろおじさん・おばさん」候補はどこへ消えてしまったのだ。というか、なぜ消えたのか。これではどんどん私がマイノリティになっていってしまうではないか

と、ここまで至ってなるほど、自分自身のケアをして揺るがない自我を築いていくという作業は思っているよりも難しいのだ、という結論を得た。周囲の「結婚ラッシュ」に焦る気持ち自分は出来損ないなのではないかという劣等感現実が見えなくなり狭窄になっていく感覚、なんとなく慢性的存在する不安感。こういったもの抗うのは、意識的でなければ、人間は全員ちっぽけなので、不可能に近いのだった。



いまの私は、まぁたぶん、まだこのビッグウェーブに呑まれていない。そう信じたい。なので、一応おもしろおじさん・おばさんポジション候補にはなれていることだろう。未来のことはわからないので、もしかしたら文字通り「闇落ち」を迎え、候補リストから外れるかもしれないが。それは考えても仕方のないことだ。

最近休日にひとりでドライブをしたり、写経をやっている。また、ジムにも通い出した。そして、編み物にも手を出している。映画も観るし、若いアイドルたちにもおそらくほかの友人よりは詳しい。こんなことを続けながら、自分自身の心のケアをしておくくらいしかおもしろおじさん・おばさんルートは開かれないのだとしたら、それはまるでライト修行僧のようではないか。実際に結婚妊娠出産とも縁遠かった結果として開かれるルートではある気がするので思っているよりか近い存在なのかもしれない。

幼少期に懐いていた「独身の、おもしろい、話が通じる、頭の柔らかな大人」にもこんな苦悩があったのかもしれないと思うとなかなかの感慨である。そして、だからこそ、わりと寛容な人格者だけが残り、子供からちやほやされていたのだなぁ、と思う。結果だけを見たらお気楽そうにも見えるが、努力をしたからこそ得られたボーナスポイント若い世代からの支持を得られるのだろう。



社会の無害なアウトサイダーポジションになるのは、想像以上の努力と忍耐が必要そうだった、というお話

2024-05-06

anond:20240506115921

ここで俳句解説するとボロクソ言われるのが落ちなので、リアル相談した方がいいよ。

…というのは、俳句は滅茶苦茶コンテクスト文脈)に依存する芸術からだ。短歌31文字が対決的な文化(歌合せとか)を成立させてきたように「向き合う他者」に言葉を届ける能力もつのに対して、俳句は仲間内のような座の中で成立してきたように「コンテクストを共有する仲間」の間で盛り上がるタイプの道具であり、背景となる文化文脈を共有していないことが多い現代社会特にネット上)では、説明したところで、「そうとは限らないのでは?」みたいな突っ込みが山ほど入るのが目に見えてる。「なんでそう言い切れるの?」「必ずしもそうとは限らない」etc……いやうるせえわ。俳句ってそういうモンなんだから仕方ねえだろ。


それを踏まえた上で、可能な限りの解説をするぞ。長いので暇人向けだ。ちなみに、調べて作者名見て「あー」(嘆息)と声が出そうになってあと調べるのはやめた、から、ほぼ推測のみで書く。まあ、ちょっと古い昭和俳句だわ、くらいに思いながら聞いてくれ。ちなみに、俺はこの句、一読して「短歌的な俳句だ。それだけに、短歌増田が感心したのは分かる」と感じた。俺自身は、こういう俳句は作らないと思う。理由は後述する。

「ここで昼餉(ここでひるげ)」

初手から6字で字余りだ。字余りについては今更説明しないが、基本的にはあんまりやらない。なぜなら、基本的にはリズムを壊したり重たくしたりしてしまうからだ。わず17字でつくる詩で、およそ1/3のリズムが崩れかねないというのは、かなりオソロシイことだ。逆に言えば「その危険を押してでもやりたい」と作者が判断したときだけ、リスクを背負ってやる。素人にはあまりお勧めしない手法だ。さて、作者はわざわざ字余りをして、「さあ、この辺(の場所)で昼飯にしようかな」というメッセージを伝えているわけだ。何とも人を食った話だが、昼飯の場所が決まっていないということはこの人が日常の中にいるわけではないことを暗示してる。まあ、単に定年で暇になって毎日あちこち公園やらデパートやらで飯を食ってる爺さんという可能性もゼロではないが、後で出てくる夏という季節にそんなことをする爺さんもあまりいないだろうから、ここで作者はそれなりに若く、夏の最中に野山を歩き回っていると推測される。これで一気に「作者の年齢、場所、状況」に関する情報が得られるのだから、字余り使った値打はあると言えばあるが、それ以上に作者がここであえて句のリズムをもったり重たくさせたのは、「いい年したおっさんが夏の昼間にハイキングしてる」という「のんびり感」を演出しようとしたためであるかもしれない、とも推測される。その意味では、この初句、のんびりして見えて人を食ったような、それでいて計算もあるやり手の初句だ。ちなみに、この初句、体言止めで切れる。俳句はやはりどこかで「切れる」ことが推奨されるが、それは句の焦点をはっきりさせるためだ。句切れの前に焦点があるか、後にあるかはケースバイケースだとしても。

ただ、それにしても「ここ」が山とか自然の中、は分かったが、どんな場所なのか、また、ここで昼飯にしようと思ったのはなぜか、作者はいまどんな気分なのか、とかは分からない。それは、続く部分で種明かしされる。(よって、ここでは句切れの後、つまり「種明かし」パートが句の焦点だと考えられる。)

「真赤な夏の/花佇つゆゑ」

最後に「ゆゑ(故=理由)」とあるが、普通に考えたらこれまた俳句では普通やらないおきて破りである。句の中でこういう「理由の明示」みたいなこと、ダメだろ普通。なぜかというと、基本的にカッコ悪いからだ。たとえば「閑けさや岩にしみいる蝉の声」を、「蝉の声岩に染むゆえ閑かなり」とかやったら、なんかいろいろ台無しだろう? ネタ晴らしというかなんというか、たとえそういう意図を込めていたとしても、言わずにそこを感じさせて感心させるところがさあ、まあ句の仕掛けなんだから、答え言っちゃったらもう何かダメじゃね?とふつうはまあ思うんだよ。でもこの句はもう少し進化した句で、理由を言っちゃった上で「え?それが理由になるん?」と読み手に突っ込ませることを狙った作品なのだな。突っ込みさせた上で、「え……理由…?………になるんか、…ならんこともないか、うーん、なるほど」みたいな。最初のんびり路線がここで効いてくるわけだ。作者は「それが理由なん?」という突っ込みに対して"のんびり"という姿勢をとることで「それが理由ですが、何か?」と返してきているわけだ。そうやって自信満々に言われるとなんかこっちが間違ってる気もするし、そう言い切られたらそうかなあ、と少し納得感がないでもない……と思わされた時点でもう作者の術中に落ちているのだ。この作戦、小難しく解釈しようとする人であればあるほどハマる。

もっとも、そういう、突っ込みさせつつセルフ納得もできる「微妙な線」を狙うのはなかなか難しい。だから、それを実現させるために作者は2つほど仕掛けをしてる。

一つは「真っ赤な夏の花」だ。これ、普通なら夏に咲くそ花の名前を入れる部分だよな。たとえば朝顔ならアサガオ向日葵ならヒマワリ……だいたい花の和名なんてそんな長いものじゃない。少なくともただ花それ自体を指すのに9字も使うのって、俳句始めたての人の句なら真っ先に直されそうな部分だ。でも、その上でだ。聞いてみるけど、この花何だろうな? 日本の、ハイキングで行くような野山に、真夏に「真っ赤」な花なんて咲いてるか? あとで「たつ」という言葉がある以上、人の背丈程度には高さがあってすっと伸びた草花だ。さて何だろう? 作者の答えは「知らん!」だよ。知らないから「真っ赤な夏の花」なのだ。おいおい、そりゃねえだろ、と読者に突っ込ませておいて、そこで作者はぬけぬけと「だからここで飯にするんだ、悪いか?(ニヤリ」とやってくるわけだ。無責任適当にやってるように見せながら計算もあり、でも基本的楽天的天衣無縫な語り口の句だ。それが初句の「のんびり」加減と相まって、この句に独特の雰囲気を醸し出していることは否定できない。なんだったらここで笑い出しちゃうような面白みがある。

二つ目は「佇つ」だ。学のある人をこれで引っ掛けようという腹だ。この字、音数から考えれば「たつ」と読ませているのだろう。だがこの字に原則として「たつ」の読みはない(少なくとも家にある広漢和辞典(全四巻)でみる限りはない)。一般的な読みは「たたずむ」で、じーっと立っている、という意味だ。「たつ」に宛てたのは、その意味を合わせて感じさせたかたからであろう。花はいつまでもじーっと立っているのだから人間が「立つ」のと同じ字でない方がいいんじゃありませんか、というか、「佇む」には途方に暮れて立ち止まる、みたいなニュアンスも漂う。何か、その夏の花が所在なくじっと立っているので、仕方なくしばしのひと時を一緒に過ごす、みたいな感じだ。なんだろう、ひょっとしてこの「真っ赤な夏の花」というのは、山道を歩く途中で一緒になった、真っ赤なサマードレスを着た女性か何かの比喩なんではないだろうか、みたいな、そんなちょっと色気みたいな解釈深読みが(実際、俳句読みはその手の暗喩創作をよくやる)この「佇」一字から立ち上ってくるのである。そうなると、花の名前が特定できなかったことも、何だかそのための仕掛けであるようにすら見えてきて、うーん、と悩まされるのだ。当然、そこまで考えての、このルール違反用字である

結果、山歩きの途中花の下で飯食うかあ、というだけの句が、俄然ストーリー性、物語性、ロマンスの色彩まで帯びてくる。が、もちろん現実にはそんなことはないのであって、実際ただ飯をくっただけなんですけどねー、という緩い種明かし(そもそもそんなロマンスが勃発したら俳句なぞ作っている暇はないので)を前提に、その幻想を楽しむ、そんな句ということに落ち着くわけだ。

そんな風に、この俳句はなかなか外連味(けれんみ)のある、仕掛けとイメージてんこ盛り、物語調の俳句で、実に面白いと言えば面白い、一般的俳句の目指すところとはちょっと外れた句だ。一般的俳句もっと、瞬間的、即物的、断片的に風景を切り取るのが基本なので、まあ普通は「季語感情」でつくるとこから始めるのが適切だろう。この句も、山道で赤い花に出会った瞬間の感情を句にしてると言えなくもないが、それにしてはいろいろな仕掛けが人を食っていて、また、無用物語調で独特だ。一般的俳句なら、たとえば「握り飯ハイビスカスの色に染む」とかでいいわけだが、この句はその瞬間の風景以上に、遊び、のんびり感、山道を歩いてきてよいしょと腰を下ろすそのしぐさ…からああ花がきれいだな、という一連の感情を全てこの一句に込めようとしてるのだ。これを17字でやるのは、本来かなり無理筋なので、普通はもうちょっとワンショットに切り分けようとしたりするか、あきらめて短歌にいくかするだろう。その無理をやってる(そして、そこそこ成功もしてる)のがこの句の面白いところで、たぶん短歌増田が感心したところなんじゃないか

まあ、こういう句、狙って作るのはなかなか難しい(ちなみにこの作者・中村草田男は、こういうのをやたら作るのだが、ひどい失敗も多いので有名な人だ)。そういう意味でも、まあなかなかない句ではあると思う。あと、何も知らずにいろいろ書き飛ばしたので、もっと知ってる人から突っ込み入れてもらえたら感謝する。

2024-04-09

anond:20240409212453

あなたリンクした論文あなた自身は本当に読んだの?

アブストラクトすらまともに読んでないとしか思えない。

一つ目の論文は、統合失調症スペクトラム障害精神病性障害 Psychotic Disorder という言葉のほうが日本では一般的)の患者 n=121(少ない)を対象とした研究で、陰性症状とフェリチンに相関関係がありましたと書いてある。

アブストラクトは「示唆された」「更なる研究を」と締められてるよね。

まりこの研究単独で「因果関係がある」とは言えないってこと。根拠としては非常に弱い。

統合失調症陰性症状自律神経失調症はまったく別の概念なので、なぜこの論文引用したのか理解に苦しむ。

二つ目論文は鉄欠乏性貧血患者についての論文

すでに血液検査で鉄欠乏性貧血と診断された患者対象とした研究。これを何故引用してきたのか理解できない。研究限界にというものについてあなた理解できていないのではないか

三つ目は論文ですらない。ただのシンポジウムの講演。査読すら受けてない。もちろん論外。

これを引用してきたってことは、あなた自分確証バイアスに陥ってチェリーピッキングを行っていることに気付けてないってこと。

それからKクリニックの治療内容を読んだが目を覆いたくなるような内容だ。

主な治療方法一覧

薬物療法精神療法、心理カウンセリング心理検査、鍼灸マッサージプラセンタ注射にんにく注射にんにく総合ビタミン点滴、グルタチオン点滴、デトックス水素カプセル(暫定名称)、水素吸入



あなたは騙されてる。判断能力を失っているか、元から判断能力がない。

論文を読みこなす力もない。というか、どう考えても読んでない。掲載誌すらチェックしてない。

正直このレベルのこじらせトンデモ人は勝手に騙されてもらって構わない。

思い込みが激しい人は騙されやすい。

世の中は弱肉強食なので、あなたが騙されて酷い目に遭っても私は困らない。

2024-03-20

実兄が子ども漫画を読ませている


ちょっと愚痴を聞いてくれよ。

正月に里帰りしていてモヤったことがあるんだ。

嫁と子どもを連れて実家に帰るのだが、うちの子どもは(私の)兄の部屋によく行く。漫画が目当てだ。

兄は実家暮らしであり、子ども時代から同じ部屋を使い続けている。部屋には漫画がたくさんある。

子がどんな漫画を読んでいるかはわからなかったが、正月にそれを確かめることになった。

うちの子ども(小学校中学年)が兄の部屋からストーブのある居間へと漫画を持ち帰って読んでいたのだ。

聖闘士星矢』だった。よりにもよって。

当方暴力的コンテンツが嫌いである。単純にグロ耐性がないのもあるが、今の時代暴力的コンテンツ子どもに見せたくないのもある。子どもに買い与える漫画アニメも選んできたつもりだ。

ニチアサだと、プリキュアは見せているが、仮面ライダーは見せていない。仮面ライダー時間ニュース番組に切り替える。

いま子どもが読んでるのは、わりと序盤の方だった。自分小学生の頃、二~三巻のあたりだったか、けっこうバトルが盛り上がっている中、戦闘シーンがいっぱいあって、その中で……ウルフ那智鳳凰幻魔拳で五体バラバラになってしまうシーンとか、内臓や首の切断面などの絵に、「うぇっ…」となって吐いてしまった。

今、うちの子どもが読んでる本は、まさに当時、小学生の頃の自分が手に取っていた巻だった。

その場ですぐ、子に伝えたよ。「その巻を読んだら終わりにしなさい。その漫画はね、将来のあなたにとって毒になるんだよ。後悔するよ」って。

子はブスッとした様子だったけど、「もう二度とここに来ないよ」と伝えると、しぶしぶな様子だった。聞いたところ、兄がこの本を勧めたようだった。しかも、もう全巻の半分以上を読んでいるらしい。

その場(居間)にいた兄をにらみつけると、目が泳いでいた。今の時代、(80年代の)聖闘士星矢有害コンテンツであることをわかっているみたいだった。「兄さん。一応は社会福祉仕事をしてるんだろ。こんな暴力的もの子供に推奨して、それでいいと思ってるの」って、夜にあった飲みの場で、オブラートに包まないで伝えたよ。

妻の方は、特にコメントはないようだった。私の味方をするわけでもなく、兄の味方をするわけでもない。当たり障りのないことをずっと言っていた。「漫画くらい自由に……」とはいうが、これは教育上の重大な問題である

それで思い出した。以前、うちの子と同じ小学校の子が遊びに来てる時、子がこんなことを叫んでいた。

「ガキどもよ。お前たちに今から引導を渡してやる。おとなしく餓鬼界へ落ちたまえ!オーーーーム!天魔降伏!」

みたいな寸劇をやってるのを思い出した。当時は「そんな漫画流行ってるのかな……」と思っていたが、今思えば、あれは間違いなく、おとめ座(ヴァルゴ)のシャカ必殺技だった。



いや、悪い描写ばかりじゃないのはわかってる。星矢にはギャグもバトルも熱血もあって、当時は割と楽しく読んでたかな。うろ覚えだけど。

でも、小学生の頃の自分はたしか10巻のあたりでギブアップしたんだった。みずがめ座(アクエリアス)のカミュと、キグナス氷河師弟で決着をつけるシーンがあった。心が繋がった師弟同士で殺し合いをして、最後は両方とも相打ちで死んでしまうんだよな。その直後に読むのをやめた。

当時の俺は泣いた。なんでこんなことになるんだって。作者は鬼ではないかと感じた。展開があまり鬼畜すぎる。それ以来、聖闘士星矢は読んでいない。本屋とかインターネットでチラッと見ることはあったが、それくらいだった。

今の時代って、昔に比べれば人権尊重される時代だろう。だったら、これから時代に適合できるように、子どもにはそういう書籍を読ませたい。人生の奴に立つ必読本を読んでもらいたい。

具体的には、子が中学生~高校生くらいになったら、「二コマコス倫理学」「論語」「完全なる経営」「道は開ける」「現代政治思想と行動」「百年の孤独」「わたしを離さないで」「枯木灘」といった名著を読ませたい。

漫画だったら、「火の鳥」とか「プラネテス」とか「家栽の人」などを推奨する。現在進行形だったら、「君たちはどう生きるか」を読ませてる。

あと、これは少し前なのだが、息子が私のパソコンで、ニコニコ動画高橋邦子ゲーム作品を見ているのを確かめた後は、ブラウザ接続設定をいじってログインできないようにした。高橋邦子作品群は、基本的に反人権である現代社会に生きる子どもに見せたくない。

そりゃあさ、あれらは高橋邦子中学生~高校生くらいの時に作った作品からアンチヒューマニズム的な作風になるのはしょうがいかもしれないが、あの人はもう50代が近いわけだろう。きっと今では、ヒューマニズムに溢れた作品創造してるよ。あの人なら。たぶん。

時代にあった漫画作品というのがあると思う。聖闘士星矢は、自分が生まれる前の作品である

あの時代だと、世間の往来では暴力行使するのが当たり前だったという。口汚い言葉はもちろんだし、性風俗も今よりヤバかったと聞く。そんな殺伐とした時代なら、ああい作品流行るのもわかる。

しかし、今は人権多様性時代である暴力的コンテンツ流行らない。存在自体が許されなくなる時代もやってくるだろう。コンビニエンスストアに、エロ漫画とか反社系の雑誌が置けなくなっているみたいに。

しかし、悩むところではある。世の中には、今でも暴力性のある行為をする連中がいる。そんな連中への耐性がゼロなのはまずい。

一つ目だが、子どもがまだ小学校に入る前に、南武線中央線のどちらかに乗っていた。その車両では、3人の半グレみたいな連中が座席で大騒ぎしていたのだ。お酒も飲んでいた。アル中カラカラみたいにして。あれは新幹線で飲んでるからいいのだが、これは普通列車である

まりにうるさかった。自分達のほかに乗っていた乗客も彼らを気にしている様子だった。そしてある時だった、半グレもの1人が、「やってやる、あいつは○す!」と大声を出したところで、車両を移ろうかと思った。が、必然的半グレ達の前を通ることになる。

迷っていると、付近に座っていたスーツ姿の男性が立ち上がって、別の車両の方に歩いて行った。その人は、私やほかの乗客視線で合図を送っていた。「この車両は離れた方がいい」というメッセージだった。そして、多くの人は別の車両に移っていったのだが……。

つの間にか、半グレ風の男の1人と、スーツ姿の男性にらみ合いになっていた。視線バチバチとやりあっていたが、やがて半グレは元の席に帰って行った。だが、そいつは、スーツ姿の男性が座っていた席に向かって痰唾を吐き出したのだ。何度も。

私は勇気ある彼のところを通り過ぎる時、「ありがとうございました」と伝えた。子どもは何もわかってない様子だったが、それでも会釈をさせた。

二つ目だが、私がまだ学生の頃、新宿で一番大きいクラブ(踊る方)で学生仲間と楽しんでいると、ガラの悪そうな人たちが来て、仲間の1人を無理やりにステージ付近まで連れていったのだ。一体、何が起きているかからなかった。その人たちは、ステージの上まで仲間を引きずっていくと……クラブの客が見ている前で、堂々とリンチを始めた。殴ったり蹴ったりしていた。

やばい!」と思って、クラブにいたスタッフに声をかけたが、見て見ぬふりだった。入口付近にいた馴染みの警備スタッフに声をかけて助けを求めると、こんなことを言ってた。

「あの連中は、やめとけ。お前らの父ちゃんが言っても聞かねえぞ。慶應ボンボン学生はい勉強だったな。わからないけど、悪いことしたんだろ?」

といった返答で、とにかく助ける気がないのはわかった。

※その学生仲間は、女癖が確かに悪かった。相当悪かったよ。でも、ここまですることはないだろうと思った。あの時、私にもっと勇気があれば、外に出て警察を呼べたのかもしれない。



東京都内ですらこういうことがあるのだから、ある程度は暴力性にも慣れさせた方がいいのかもしれない。だがしかし漫画アニメに影響されて、人権感覚を無くしてもらっては困る。難しいところだ。

自分子育て経験豊富なわけではないし、増田ブクマカ利用者に比べて、人生経験も浅い。未熟である

もしよろしければ、増田の読者の方で教えていただけることがあればご教授願いたいです。お願いします。

2024-03-13

anond:20240313123638

地元沿線各停のある駅には商店街入口側に唯一の改札口がある。

ラッシュ時の改札前道路は、人が集中して危険なほどの混雑。


ということで、人の流れを分散させようと、

その反対側に二つ目改札口を作る計画鉄道会社が立てた。


しか商店会が反対して潰してしまったらしい。

人の流れが自分たち商店街から遠のくから


その後、住民自治体いくら新改札口を望んでも、鉄道側が受け入れることはなく、

朝夕の混雑は解消していない。


商店会代替わりして衰退し、誰も責任を持つわけでもなく、負の遺産のみが残された。

2024-03-02

生産性業務効率化が嫌いな話

私の職場生産性を上げろ、業務改善しろと常に言う。

いや、実際私の職場だけではなく、ほとんどの職場で言われているだろう。利益を上げてお金を稼ぐ。それが企業の姿なのだから少しでも利益を上げるために口酸っぱく言うのは当たり前なのだろう。しかしうるさい。口を開けば生産性を上げろ、効率しろ上層部はそれしか単語を知らんのかと思うくらいに言う。ここは株式会社生産性を上げろ、株式会社効率化か?

まあ気持ち分からんでもない。しかしこの言葉は私の仕事へのモチベーションを著しく下げる。なんのために仕事しているかからなくなってきた。効率化するために仕事してないんだわ。本末転倒なんだわ。それにこの常套句モヤモヤする点がいくつかある。

まず一つ目に「生産性を上げたご褒美が仕事」だからである

生産性を2倍にしろ3倍にしろと言われる。しかし、2倍3倍にしてタスクを早く片付けても早く帰れるわけではない。フレックス制、コアタイム制とかであれば今日タスクが終われば帰れるかもしれないが多くの会社は大体時間が決まっているだろう。じゃあ早く終わればどうなるのか。別のタスクが回ってくるのであるギャグかなんかか?仕事を終わらせたご褒美が仕事とか喜ぶのは千と千尋のススワタリくらいか?(彼奴ら仕事がないと消えてしまうらしい)とにかくいらない、ほしくない、遠慮させていただきます

二つ目が「生産性を上げても給料は上がらない」からである

生産性を2倍3倍にしても比例して給料は2倍3倍にならないのであるなんでやねん。比例を習わなかったのだろうか、上層部。半期毎、年毎の考課では評価されるかもしれないが、それでも2倍3倍にはならないだろう。比例して上がるのは引かれる税金くらいか?引くなよ。

三つ目が「業務効率化には限界がある」からである

いや限界あるだろ普通に。なのに飽きもせず毎期毎期、「いや、よく考えればまだあるはずだ」効率しろ効率しろと…うるせえ〜ならお前が考えろといつも思う。

例えば新しく入れたシステム業務なんかは効率化ができる余地はあるし、長年していた業務技術進化してパソコン自動化である程度効率化できるとも思う。しかしだ。効率化するために新しいシステムを入れると提案するとする。システムをいれるのは安くない。数百万、でかい複雑なシステムだと数千万円かかる。なので「それはお金かかるから却下もっと小さいものでもいいか効率化できることあるでしょ」となる。ほんとうるせえな。小さなものってなんだよ、ならお前が考えry

というわけで限界があるのでむしろ効率化を考えることに時間を割かれて業務効率に支障が出るという素敵なスパイラル生まれる。無駄ァ!

以上の三つが判明した今、私から導き出される答えは「自分のペースで仕事をして余計な仕事を引き寄せないこと」である。結局、仕事効率上げて人の倍したところで別の仕事を振られるわけだし、給料倍にならないし割に合わなさすぎる。私は今の職場で一生働くつもりもないのでそんなに自分のことを捧げたくない。

息を潜めて静かに自分仕事をして給料をもらうので十分だ。

これが仕事終われば早く帰ってもいいよ、給料倍にするよだったら頑張るけどね。

そういうわけで私は今日も死んだ魚の目仕事するのだ。

2024-03-01

今日の夢はエロDVDを見に行った夢

3枚組1500円とかあってこういうの買うの憧れてたなぁという思いで棚にならぶ商品を見てた

二つ目洗濯機が回ってなかった夢

期日に間に合わせるには今日やっとかなきゃダメだとセットしたのに蓋があいててエラーで止まってた様子

覚えてるのはこの二つ

2024-02-29

anond:20240229200646

ごくろう

二つ目のまとまりは、もう1レスいかしてほしかった

ネット真実はないが、紙の本にも真実などない」

って感じの、いい感じの落ちがついててよかった

2024-01-25

anond:20240125084627

避難生活でのストレスは4つに分類できるかも。

ひとつは、生命身体安全が脅かされる不安

着の身着のまま避難してきた人のなかには、持病の薬が倒壊した自宅にあって取りに行けない、という人もいるはず。

とりあえず地震の揺れや津波から脱出したけれど、高齢者など災害弱者にはつらい状況。まだまだ生命危機を脱していない。

二つ目に、脆弱生活インフラに対する疲れ

特に発災直後の避難所は水も電気トイレもない、みたいな状況。公共インフラが乏しく生活必要基本的ニーズさえ十分じゃない。

プライバシー物理的に確保されていない。

3つ目は、生計生業に対する不安

日常生活が突然遮断され、切り離されたとき仕事先も絶望的な状況であったり地域経済がめちゃめちゃになっている、という真っ暗な情報以外に明るい情報がない。

4つ目は、情報社会ネットワークから切り離されている不安

今回の能登でも避難所では通信環境が悪く、地域で何が起こっているのかすら情報を得られないということがあったみたいだ。

また、平素の何気ない地域社会コミュニケーションが、交通インフラの寸断やバラバラ避難環境というなかで阻害されている。

被災者からヒアリングするときは、当事者混乱状態のなかで、いろいろなストレスが切実なつぶやきの形で語られるけれど、

支援者は、それなりの視点をもって一緒に整理していくことが大切なんじゃないかな。上記区分は単にぱっと思い付いたところだけど。

専門家もっと因数分解できるんじゃないかな。

区分してみるとわかるのは、それぞれ解決に要する時間スケールも違うし、支援ジャンルも違う。

適切に支援リソースを配分するためにも避難所のストレスって何かを考えるって重要に思う。

2024-01-20

ディズニーのグッズ転売で騒いでるの、いつまでやるんだ?

ディズニーのグッズ買い占め騒動が、テレビニュース番組でやっていた。

https://www.fnn.jp/articles/-/644161

かれこれ20年以上、ディズニー界隈を追いかけてきた私としては、「何を今さら騒いでるんだ」という感じ。そんな私が、今回の騒動増田民にも分かりやす解説するぞ。

最近ディズニー界隈の流れだと

グッズの発売日

転売ヤーによる買い占め

SNS批判の声が高まる(旧Twitterで呼ばれる「学級会」)

運営会社無視

マスコミが取り上げる

運営会社が慌てて対応

買い占めが落ち着く

売り上げが落ちる

転売対策を緩める

転売ヤーによる買い占め

(以下無限ループ

というイタチごっこがずーーーっと続いていたわけだ。

今回どうして、こんな大きな騒ぎになったかというと、主に3つの原因がある。

一つ目は限定グッズを売っているお店に入れる整理券スタンバイパス)が、一人で何度も取れるようになっていたこと。

中には、店内で整理券キャンセル拾いをしてた奴もいたらしい。

二つ目は、レジで入場券による認証チケット認証)をやらなかったこと。

これがなければ、一人で何度もループすれば、いくらでも買えるわな。

まあ、チケット認証をやっていたとしても、転売ヤーは一人で何十枚もチケットを買ってるわけなんだが…。

三つ目は、一度の会計で、同じグッズは「3つまで」買えるようにしたこと

「3つまでって制限あるじゃん」って思う奴は甘い。

一度の会計で、一つのグッズは3つまで。いろんな種類のグッズを集めれば、そりゃ大量に買えるわ。

私も正直言って「今回は甘すぎないか?」と思った。

しかしたら、1月は客が少なくなるから運営会社がグッズを売りさばくために、わざと甘くしたんじゃないか?と思ったぐらいだ。

今回話題になったのは、ディズニーシーにいる熊「ダッフィー」のグッズ。日本人だけじゃなく、実は外国人の人気も高い。

その中でも一番人気なのが、中国人なんだよ。

日本人が買い占めて、メルカリ転売している奴もいると思う。

中国人が買い占めて、日本人向けに転売している奴もいる。

実は多いのが、日本に住んでる中国人が、中国本土に向けて売りさばくケース。

中国ウェイボーなんかを見ていると、グッズの発売日が近づくと、

「買うのに協力してくれないか

オンライン通販が使える権利をもらう代わりに、安く入場券を売ってあげる」

なんて誘い文句が並んでる。

昨年4月ダッフィーグッズ発売日でも、大量の中国人が深夜から入園待ちしてな。

運営会社は、スプリンクラーの水を撒いて、散らしたこともあるぐらいだったwww

中国本土でも、ダッフィーグッズはとにかく人気らしい。

上海ディズニーランドでも大人気で、転売ヤーによる買い占めも問題になってる。

まあ、運営会社も、今まで無能だったわけじゃないんだ。

レジで入場券の認証をして、一人で何度も買えないようにする。

・グッズの購入は「一人一つまで」に制限する。

・グッズを通販だけで販売する。

ただ、最近はこういう規制を厳しくするとグッズが売れ残る、売れ残ったグッズを半額で売りさばく…ということもあった。

運営会社としては、とにかく売り切りたい!数字を上げたい!その一心だったのかもしれない。

まあ、私が発注担当者だったら、売れ残って怒られるより、売り切って上司評価されたほうが、会社員人生を考えると絶対にいいよな。

運営会社は、部署間の人事異動も多いって話も聞く。

そもそもディズニーのグッズの販売サイクルが短すぎるのも問題

何度も来るようなリピーターが多いから、金を使わせるためにグッズ投入が必要

ただ、イベントは2~3か月単位から、終わるまでに売り切らなければいけない。

企画→開発→発注製造検品輸送…という流れを考えると、通年で売るようなグッズを除けば、おのずと生産ロット数は絞るはず。

しかディズニーのグッズの怖いところって、売れる商品と売れない商品が、全然予想がつかないところなんだな。これは長年通ってる私にも分からん

マニアックなグッズが、SNS話題になって売り切れる…という例もある。

昔はイベントが終わった後に、売れ残ったグッズを従業員用の店舗キャストショップ)で半額以下で売りさばくこともあった。

ただ、最近メルカリ転売する奴もいるから、運営会社消極的になってる。

西はどうなんだ?って思う奴もいるかもしれん。

大阪のユニバに通ってる友達に聞いたんだが、

・人気が見込まれ商品は、一人一つまでの購入制限

転売による高値取引をさせないために、販売価格は事前に発表しない。

・一日ごとに販売数量を決める(一度に売り切らない)。

・人気商品は、発売後でも受注販売に切り替え。

こんな感じらしい。まあ、ディズニーでやってる対策もあるわな。

ユニバはアメリカユニバーサル直営から、グッズの売り上げが低くてもやっていける。

ディズニーは、実はディズニー直営ではない。

運営会社が、ミッキーとかの権利を、金を払って借りてるだけ。

いわば、コンビニオーナーと同じなわけだ。

胴元に金を払わなきゃいけないから、グッズは売れ残るより、売り切れた方がいい。

そんな判断なんだろう。

まあ、このイタチごっこは、ずっと続くんだろうな。

マスコミも「ディズニーが大変です!」って騒いでたほうが、飯のタネになるわけだし。

メルカリとの協定?何それ美味しいの?

https://about.mercari.com/press/news/articles/20220324_olc/

2024-01-03

anond:20240102185216

グランジとは、1980年代後半から1990年代前半にかけて、アメリカシアトルを中心に発展したロックの一ジャンルです。

グランジの特徴は、ギターの歪みやフィードバック、重低音のベース、力強いドラム、そして感情を剥き出しにした歌い方です。

グランジの歌い方は、男性ボーカルが多く見られますが、女性ボーカル存在します。

女性ボーカルグランジな歌い方をする場合、どのような特徴があるのでしょうか。

一つ目の特徴は、声質です。グランジな歌い方をする女性ボーカルは、一般的に低めの声やハスキーな声を持っています

これは、男性ボーカルと同様に、声帯負担をかけることで生まれ効果です。

低めやハスキーな声は、グランジ重厚サウンドマッチやすく、また感情の高ぶりや苦悩を表現やすいと言えます

二つ目の特徴は、歌詞です。

グランジな歌い方をする女性ボーカルは、一般的社会的問題自己内面について歌っています

これは、グランジ反体制的な姿勢自己表現の重視という思想を持っていることに関係しています

女性ボーカルは、男性ボーカルと比べて、より個人的視点から歌う傾向があります

例えば、セクシュアリティジェンダー問題家庭内暴力虐待経験恋愛友情葛藤などです。

三つ目の特徴は、パフォーマンスです。

グランジな歌い方をする女性ボーカルは、一般的ステージ上で激しく動き回ったり、叫んだりします。

これは、グランジパンクロックヘヴィメタルという音楽的な影響を受けていることに関係しています

女性ボーカルは、男性ボーカルと同様に、自分感情を爆発させるように歌いますが、同時に女性らしさやセクシーさも演出します。

例えば、髪を振り乱したり、衣装を破ったりします。

以上のように、グランジな歌い方をする女性ボーカルは、男性ボーカル共通する部分もあれば、異なる部分もあります

グランジは男女問わず多くのファンを魅了する音楽であり続けています

2023-12-31

クラスで一番の嫌われ者だった彼が地方公務員になって無双するお話 part.2/7

前 https://anond.hatelabo.jp/20231231221400

一つ目だ。文化教育的なイベントでのことを話したい。

その年の秋だった。F君を見直す機会があった(良くも悪くも)。イベントの動員があったのだ。社会教育課という部署がやってる子ども向けの企画で、市内にいる英語圏出身小学生と一緒に多言語学習をしよう! というものだった。

イベント自体は年にたくさんあって、比較的若手の職員が動員されることが多い。そのイベントに、福祉から自分とF君が出ることになった。

人権学習センター文化ホールみたいな建物で、イベント日曜日にあった。集合場所に行くとF君がいた。いつもの様子だった、ぶっきらぼうに突っ立ってる。でも、社会教育課の人から声をかけられると、にこやかに対応していた。設備業者なんかと窓口でやり取りする時も、F君はスマイル0円対応していた。職員に接するのとは大違いだ。

で、だ。それから時間もしないうちに、市内の英語圏出身小学生約十人と、一般児童も約十人と、職員約六人が集まった。ALTの人も何人かいたか。600㎡はあるホールを貸し切って、まずは英語圏児童向けの遊び(日本でいうと『だるまさんが転んだ』レベルのやつ)をやろうということになったのだが……一般的な地方公務員は、英語を一切話すことができない。実際、この職員の中で英語が話せる者はいなかった。ALTを除いては。

それが災いしてか、英語圏ゲームルールは配布冊子で辛うじて理解できたのだが、日本小学生の子どもに伝えることができなかった。これでは、英語圏小学生一般児童をつなげられるはずもなく。ALT日本語がいまいちで。

ピンチだった。俺は英語が喋れない。昔、渋谷若い外国人男性に話しかけられた際、しどろもどろになって「Are you money?」と反応するのが精一杯だった。「Sorry I'm money……and you?」みたいなことも言った。

社会教育課の職員も、「うわ、どうしよう。想定外」みたいになってた時、F君が後ろの入口からひょこっと出てきた。後ろにはALTの人が付いてる。するとだ、ヤツは小学生(英)に向かってさ、流暢な英語で話し始めたのだ。洋画俳優が演じてるみたいな、ナチュラルチーズナチュラルボーンなやつだった。

あれには驚いた。英語を話せる地方公務員を見たことはなかった。普通は喋れない。まあ、F君の英語の腕前はわからないけどさ。

それから彼は、これからやろうとしている英語圏の遊びの内容について、ALTスタッフ参加者をつなげていって――最初ゲーム成功した。盛り上がったのだ。

それから、次のゲームや、また次のゲームも、最初こそF君やALTを介していたが、次第に参加した子ども同士のジェスチャー対話ができるようになった。イベント自体は二時間程度だったと思うが、無事に終わった。

イベントが終わった後は、社会教育課のスタッフがF君に寄っていた。F君は、キャラクター性格人間味がない感じだったが、見た目の雰囲気は悪くない。いろんな職員からチヤホヤされていた。

それを見て、当時の俺はこう思っていた。「いや、おかしいだろ」って。F君に対して怒りが込み上げていた。というのも、F君が英語でのコミュニケーションを始めたのは、イベント開始からおよそ二十分後だった。

『どうしてすぐにヘルプに入らなかった? お前、英語できるんやろ』

と、当時の俺は考えた。つまり、彼は労力を使いたくなくて、あえてギリギリまで粘った。イベントダメになる危険性が生じてから参戦したことになる。

この時ばかりは本人に伝えたよ。「なんで最初から英語使わなかった?」て。そしたら、「社会教育課が英語を話せる人を用意すべき。自分が手伝うのは間違ってる」だって。いい加減キレてしまって、F君と口論になったけど、社会教育課の人達に宥められてやめた。

いや、性格悪すぎだろ。漫画アニメだったら絵になる可能性はあるが、現実世界だと害悪ひとつだ。土壇場で本気を出して物事解決する人よりも、普段から本気でがんばってる人の方がゼッタイ偉いだろ。でも、俺達が助けられたのも事実だ。判断が難しい。若かりし頃の俺は悩んでいた。



二つ目は、ポスター作りのことだ。

上と同じく、F君の配属1年目のことだ。民間福祉団体がバザー(フリマ)を企画した時に、福祉職員ポスターやチラシを作ることになった。自力でやってもらうのが筋だが、その時は状況が特殊だった。

その福祉団体は立ち上げ当初だったし、市の新規事業にも関係しているし、よき関係を保っておきたかった……のだろう。上の人にとっては。

さあ、誰がそれを作るかとなって、自分がいた総務グループ(※仮称福祉事業の統括をしてる)の比較的若手の職員チャレンジすることになったのだが、どうもうまくいかない。福祉課長のところにポスター案を持って行くのだが、反応がひどかった。要約するとこんなところだ。

「読みにくい。読む気がしない」

公務員くさいんだよ。もっとシュッとした見た目!!」

文字がいっぱいだ。絵、描けよ。絵」

その福祉課長は、デザイン会社はおろか企画部署経験すらなかった。ただ、言わんとしていることはわかる。公務員が作るチラシやポスターは、正直ダサい文字上のわかりやすさを優先しているためだ。

それにしても、パワハラ全開の上司だった(※当時は2010年代半ば)。最初にこの人を見た時は、「こんな職員がいまだにいるのか?!」と驚いた。わかるだろうか。いかにも小役人というキャラクターだ。尊大で偉そうで、ふてぶてしい。(話し声が)ものすごくうるさくて、(距離感が)ありえないほど近い。

容姿はあまり書くつもりはないが、ぼってりとした見た目だった。ハムスターみたいだ。ついでに、最初の方に出てきたキレる先輩もそうだった。その人はもっと真ん丸とした体形だった。

その2人とも、俺が市役所を辞めるあたりでこの世界から消えていった。因果応報というやつだ。繰り返すが、自分がやったことは何らかの形で跳ね返ってくるのだ……。

そんなこんなで、何週間経ってもポスター作りは進まなかった。その彼は、何度も課長のところに行って、ダメ出しを食らう度にほかのグループメンバー相談して、頼りになるリーダーにも相談して……いろいろやったが、結局ダメだった。最後は、課長からダメ出しを食らってる最中ギブアップ宣言した。

「すいません。もうこれ以上できないです」

「なっさけないな。お前!! ……おいF。考えてたんやが、お前広告代理店出身やったな。作れや」

すると、F君が席から立ち上がった。課長の方を向いてたかな。歩いて近くには行ってなかった。

「作るとは、何をですか?」

「今からチラシを作れ。うまいやつをな。」

「作ったことがありません。無理かと」

「あ? どういうことやお前」

スーパーで、どんな具材を買えばいいか想像がつきません」

スーパーで買う物が何かあるんか?」

エビイクラとさやえんどうはわかるのですが……。錦糸卵を作るのは逆立ちしても無理でしょう。酢飯もそうです」

「そっちかーーーーい!!」

というリアル感のある流れで、F君がポスター作製を命じられた。イベントまで残り二週間で、さすがにギリギリだった。F君は、その日は時間外勤務をしたようで……次の日の正午頃、A3サイズポスターを持って俺達のところにやってきた。

「そちらの総務グループのご意見を聞かせてください。完成度は7割です。デザイン変更の余地はあります

かしこまった様子だったよ。彼は、ふてぶてしかったり礼儀しかったり、どっちつかずなところがあった。両極端というか。

ポスターは、なんかこう、すごく……シュッ!! としていた。オフィスソフト(パワポ?)で作ってるんだが、今時な感じの彩色で、白抜き文字で、読みやすくて、でも公務員っぽい感じで……よくわからないがすごかった。デザイン素人だけど、読みやすいかそうでないかはわかる。

それを見た福祉課長は、やはり「公務員っぽい……」と気になっているようだった。ここで、F君が言うのだった。細かい台詞まではメモってない。

公務員っぽいのがむしろいい

プロデザインだと萎える人もいる

・慣れない職員が頑張って作った感がいい

・それは人に伝わる

・力のあるデザイン素人が見てもわかる。巧拙問題ではない

こんな感じだった。課長時間がないとわかってるから、一応という感じで了承していた。ポスターを小さく圧縮した感じのA4ミニチラシは、さっき失敗した彼が担当することになった。F君の提案だった。

ここでもF君に怒りを感じた。なんで、もっと早く手を挙げなかったんだろう。失敗した彼が苦しんでるの、見てただろ? そうしてれば、もっと早くポスターを作れたのに。お前、広告代理店出身なんだろ? チラシ作ったことないって言ってたけど、どう見ても嘘だよな。絶対、作ったことあるよ。と、当時は考えていた。

でも、「福祉課」という単位仕事を考えてほしかった。そりゃ、あっちは設備管理財産管理をするグループで、仕事が違うのかもしれないが。

ちなみにF君は、広告代理店では営業仕事をしていたそうだ。あのキャラで、よくそんなことができたな……と思ったが、彼は思いつきで突拍子もないことを言ったり、何食わぬ顔で嘘をつくところがあるのを知っていた。よく言えば、取り繕うのが上手い。だったら、営業仕事臨機応変に務めていたのかもしれぬ。

それで、福祉バザーなんだが、うちの近所の保育園であったので行ってみた。屋外の運動スペースを利用してやっていた。まあ、なんというか蚤の市だった。これが電子世界になるとメルカリになるんだな、という感じの。さすがに盗品や横流し品や偽ブランド品は並んでなかった笑

いいバザーだった。人がいっぱい来ていて、にぎやかだった。事故トラブルは一切なかったし、参加者みんな幸せそうにしていた。まぎれもない良企画だった。

会場には福祉課長も来ていた。最初の開会挨拶だけすると、ちょっとだけ周って帰った。スリッパと、あと何かを買っていた。総務グループからは数人と、グループリーダーが来てたかな。F君はいなかった。

例のポスターが門扉のところに沢山掲示してあった。F君がバザーの会場まで観て作ってたかはわからないが、青と白の青空みたいな写真を基底としたデザインでバザー感を表現していた。

ワードアートとか一切使ってなかった。標準的フォントの組み合わせだ。オフィスソフトでここまでいいのが作れるんだな。

もしかして、この日が晴れになるとか、そこまで予想してたんだろうか。さすがにしてないとは思うが、でも、バザーだったら青空が見えるはずだ。センスを感じた。

そんなことを色々考えながら、俺はワカメエビ天の入ったうどんを食べてた。当時の日記には、そのバザーの様子と「支出 うどん400円」という文字が残っていた。うどん、美味かったな。あの頃は何にでも感動できていた20代後半だった。

記事は、最初は五千字程度のはずだった。だがしかしキーボードを叩いてるうちに記憶が蘇ってくる。今、この瞬間も市役所時代が懐かしい。目頭が熱くなってる。

次 https://anond.hatelabo.jp/20231231221402

2023-12-28

anond:20231228183025

二つ目に考えられるのは、感覚の奇異性です。

アスぺは感覚が鋭いです。わたし場合だと、色や形に関して敏感だったりします。それだと絵に強いですし、耳がいい人は音楽家にに向いています。また、人がきれいだと感じられるもの本能的にとらえる事が出来るので、人の心を掴むのが得意なのだと思います

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