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2024-03-17

[] 2024-03-17

ヨブ記を読みました。

福音派は「サタン」を悪魔とするようですが、ヨブ記サタンはおそらく神の遣いであり、悪魔ではありません。

人に善悪とはなんたるかを示すのに、「悪魔」という概念必要なのか甚だ疑問です。

道徳的に非のない暮らしをするヨブに、サタンが試練を下し、「なんでこんな目に」と苦悩します。

さて、ヨブの前に現れた神ですが、グッドオーメン2で見ていたのと似ていました。

神がなにやらよくわからない不思議なことをいうので、ヨブは少し困っているように見えます

天地創造について人間は知りうることがないので、無知に対して悔改め、神を畏れよというわけです。

私はヨブと議論をした友人たちが、本当に嫌な奴らだなぁと思ってしまいました。

ヨブに訪れた試練はサタンによるものですが、それを知る由もありません。

そのときに、ヨブの行為を疑って、ヨブをいじめているのは本当に見るに耐えないものがあります

しかしこれは現代においても成り立つ概念ではないでしょうか。

まり、なにか苦しい思いをしている人に対し、信心深い人が「なにか罪を犯したのではないか」と疑うわけです。

その人は試練を受けているかもしれないのです。

ところで、自然災害が人の命を奪ったときに、それを「試練」と言うことができるのか、とふと疑問に思いました。

ヨブに起きた試練はあくまでも「命を奪わない」ことを前提とした試練です。

無実の人の命を無差別に奪ったのであれば、それはおそらく罰でも試練でもないでしょう。

2023-11-20

パレスチナ平和をもたらすもの

ユダヤ教超正統派の人々が実はアンチシオニズムで、かつ徴兵免除されていて、出生率が高いらしい

イスラエル建国理念からし超正統派弾圧することなどできないだろう

それとアメリカ若者ほどパレスチナに心を寄せる人が増えているので

時が解決するのかもしれない

でも逆にアメリカ福音派頑迷なので、将来的には彼らがテロをし始める

すでに始まっているかもしれない

来年にまた大統領選挙がある

福音とか言いつつ結局金かよとか思うけど

まぁみんなアーミッシュみたいになってくれたらなー

だって信仰があろうがなかろうが、個人的way of lifeあるじゃん

宗教のものじゃなくて、宗教政治化、あるいは政治宗教化がガンなんだな

群れるヒトの宿痾なのかもしれない

2023-11-13

キリストの幕屋ファンダメンタルとか言わないで欲しい

http://dailycult.blogspot.com/2023/11/blog-post.html

id:nomitori アメリカでもそうだけとファンダメンタルキリスト教団体イスラエルにとても親和的なんやなぁ…。宗教からのその辺りの理屈を聞いてみたい…

ちょっと長くなるのでこちらで。要点はこんな感じ

について書く。なお書いている増田はいわゆる宗教二世ではあるが成人後も自身意思教会に行き続けているクリスチャン

キリストの幕屋について

これは「カルト新聞」に載っている記事、なのでその文脈で捉えて欲しい。ググれば主流派から異端視されていることがすぐわかる。

なお異端カルト社会的な悪性を持つ集団)ではなく、その教えには(宗教的にはともかく一般論として)一定妥当性を持つケースもある。プロテスタントから見た異端とは、「使徒信条から外れた教えを唱える人たち」と言える。

使徒信条

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E4%BD%BF%E5%BE%92%E4%BF%A1%E6%9D%A1

キリスト教団体イスラエルについて

これは一言で語るのが非常に難しい。

だが最近世代間の差と共和党支持母体についてのNHK記事は読んでおいてもいいか

https://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/100/489097.html

ポイントロビイスト存在と、共和党支持母体である福音派ががっつり噛み合ってしまっているところかと。それに対して若い世代には反発やしらけがあることがわかる。

福音派年寄りは何も考えずにイスラエル政権を支持しがちだが、クリスチャンであったとしてもそこは一枚岩じゃない。だが多数派であり声の大きいところでそういう風に言われがち。実際礼拝の中でも言及されたりしてるみたい。

宗教面での理屈について

これも難しいが無理矢理まとめると

ということだ。

聖書には「エルサレム平和のために祈れ(詩篇)」と書いてある。闘うための武器資金供与せよ、ではない。

もっというとここで用いられる平和という言葉は「シャローム」といい、神の平安の総称となっている。つまり単に他者との争いの状態を避けるとか、そういうものではなく「全能の神とともにいる祝福を享受する状態である

一方でユダヤ歴史イエス・キリスト否定排除してしまったのも事実であり、新約聖書には次のようにも書かれている

エルサレムエルサレム預言者たちを殺し、自分に遣わされた人々を石で打ち殺す者よ、めん鳥が雛を羽の下に集めるように、わたしはお前の子らを何度集めようとしたことか。だが、お前たちは応じようとしなかった。 見よ、お前たちの家は見捨てられて荒れ果てる。 言っておくが、お前たちは、『主の名によって来られる方に、祝福があるように』と言うときまで、今から後、決してわたしを見ることがない。

‭‭マタイによる福音書‬ ‭23‬:‭37‬-‭39‬ 新共同訳‬

https://bible.com/bible/1819/mat.23.37-39.新共同訳

これはイエス自身言葉であるクリスチャンにとっては前述の使徒信条イエスキリストによる裁きのときがくる、ということを信奉しているわけだけれども、そのときがくる前提条件が、エルサレム象徴的に都市名であらわされるがユダヤ人をさす)が、キリストに立ち返ることであると示されている。



NHKとかのメディアでも「イエスユダヤ人だから」とか言ってイスラエルを支持する人を切り取って放映しているけれど、聖書の教えにたつならば、平和を求めるのは当然であるし、それ以上にその平和は「神は愛なり」と説かれているその教えのうちでないといけない、というのが聖書をそれなりに読んでいるつもりの自分なりの姿勢

スパゲッティモンスターだなんだと揶揄されがちではあるが、全知全能の存在自分は信じているし、その介入だけがパレスチナ問題解決しうると思い、戦況のニュースに悲しい気持ちになりつつも今夜も平和祈ります🕊️

2023-11-11

NHKスペシャルドキュメント エルサレム前後編)」がすごかった

2004年1月2月放送された番組だが、先日の11月8日9日の深夜に再放送された。今はNHKプラス配信で一週間見ることができる。

選「ドキュメントエルサレム」(前編) - NHKスペシャル - NHK https://www.nhk.jp/p/special/ts/2NY2QQLPM3/episode/te/MV8W36W6XX/

追記:後編のURLもつときます。選「ドキュメントエルサレム」(後編) - NHKスペシャル - NHK https://www.nhk.jp/p/special/ts/2NY2QQLPM3/episode/te/XZR9W44JV3/

最近作られた「映像の世紀」とかのイスラエルドキュメンタリーパレスチナ紛争解説番組なんかと比べてよっぽど中身があった。

イスラエル穏健派政治家たちが和平を結ぼうとするたびに、虐殺シャロン率いるリクードなどの大イスラエル主義右派パレスチナイスラム教徒挑発してテロを呼び起こしご破産にしてきた。それをアメリカ福音派勢力が支え続ける。

イスラエル軍がアラファトがいる議長府を取り囲み連日連夜銃弾を浴びせ続ける映像は、現在ガザ病院を包囲するイスラエル軍の映像と重なった。

こういうドキュメンタリーを作ることができたのも20年前の話だからで、今はもう日本だけでなくリベラルだった北欧とかでもイスラエル批判が入るドキュメンタリーを作るのは無理な気がする

2023-10-23

パレスチナ問題を知る良質なドキュメンタリーを紹介しましょう

YouTubeパレスチナイスラエル歴史を学ぼうと思ったら、英語検索するに限る。

(本当はアラビア語ヘブライ語もわかれば最善なのかもしれないけど、ハードルが高すぎる)


ここ数日でたくさんたくさん視聴したので、中でも良質なものを紹介していきたい。

(実際に動画を見ずとも、紹介文だけでも読んでって)


歴史

1920年パレスチナ: もう一方のパレスチナ人の物語 (字幕なし)

Al Jazeera English - Palestine 1920: The Other Side of the Palestinian Story | Al Jazeera World Documentary (47:17)

https://www.youtube.com/watch?v=QUCeQt8zg5o

アルジャジーラによる、パレスチナ人の近代史

今でもユダヤが盛んに引用する、かつてのスローガン土地のない人々のための、人々のいない土地 (A land without a people for a people without a land)」は、シオニストによる幻想である、というのが動画主題だろう。パレスチナ健全経済活動が発展していた証として、1934年地元アラビア語新聞で「鉄道が5分遅れた」ことが報道されているというのが興味深い。

また、「パレスチナ人は国家を持ったことがない」との主張もよく見られるが、それには「今のイスラエルがしているような土地の奪取や抑圧がなかったからだ」という反論もまた定番で、この動画内でもオスマン帝国時代パレスチナ議席を持っていたことが紹介されている。


イスラエル - 国家誕生 (公式英語字幕あり = 自動翻訳日本語字幕に切り替えても精度が高い)

DW Documentary - Israel - Birth of a state | DW Documentary (51:56)

https://www.youtube.com/watch?v=4upvoxP9-kg

11月11日現在動画が非公開になっている。直前までTwitter言及があるので、ごく最近に非公開になったばかりか?ただしチャンネル内のイスラエル関連の動画全体が非公開になっているわけではなく、批判的な内容の動画も残されている。→DW Documentary - Israel Palestine

ドイツ公共放送DWによる、ユダヤ入植者から見た歴史

イスラエル建国イギリスによるお墨付きとしたバルフォア宣言の、但し書きとも言える「もちろん、パレスチナにもともと住んでいる非ユダヤ人の市民的・宗教的権利侵害されるべきではないことは明白である」という一節が、現代にむなしく響いている。

ドイツならホロコーストへの負い目があってもおかしくないとも思えるが、番組としてはユダヤ人のシオニズム批判であるもっとも、「ユダヤ人の排斥」という共通の関心の元に、パレスチナナチスドイツに親交があったという歴史の側面も紹介されている。

なお、動画の公開は今年の5月だったが、ハマスの奇襲攻撃を受けてなのか10月13日動画タイトルが「Birth of a state (国家誕生)」からStory of a contested country (論争を呼ぶ国の物語)」に替えられたあと、10月20日にふたたび元に戻されたという経緯があるようだ。


ヨルダン川西岸地区へのイスラエル人の入植

どうしてイスラエル入植者紛争であることを気に留めないのか (公式英語字幕あり)

Vox - Why Israeli settlements don’t feel like a conflict zone | Settlements Part II (10:56)

https://www.youtube.com/watch?v=B6L9mS9ti6o

アメリカ新興メディアVoxによる、今も進むイスラエル人による西岸地区への入植の解説当事者インタビュー

大きく分けて、イスラエル政府やアメリカ資本支援を受けた大規模な入植事業によるものと、宗教的信念に駆り立てられた個人家族レベル草の根入植が同時に進んでいる。エルサレムを含む西岸地区全体が「神が我々に与えた土地なのだ」という理念が、世俗的な入植動機の建て前としても、シオニズム信奉者の原理主義としても、お上から下々まで一貫していることに恐怖さえ感じる。


エルサレムを巡る戦いの内実 (公式日本語字幕あり)

VICE News - Inside the Battle for Jerusalem (20:30)

https://www.youtube.com/watch?v=ZiSRCPiklhI

アメリカ新興メディアVICEによる、エルサレムにおける強権的な入植活動実態

いわゆる「入植地」とは違って、エルサレムにおいては一軒一軒の家単位での入植が進んでいる。一等地にはパレスチナ人に対して大金提示することもあるようだが、この動画で紹介されているのは、入植者に都合よく作られた法律軍隊に守られて、パレスチナ人を追い出してユダヤ人が住み着いてしまという事例。

イスラエル側の副市長が、悪びれもせず「(イスラム聖地である)岩のドームのある場所に、(ユダヤの悲願である)エルサレムの第三神殿を建てるのが夢だ、我々の世代のうちに」と語っている。


パレスチナ人の暮らし

聖地: イスラエルパレスチナ今日 (公式英語字幕あり)

Rick Steves' Europe - Rick Steves' The Holy Land: Israelis and Palestinians Today (56:46)

https://www.youtube.com/watch?v=wg1unr6eNpQ

ヨーロッパを中心に各国を旅する人気番組。この回では現代イスラエルパレスチナの各地を訪れ、ガイド地元の人々との会話を交えながら、歴史文化を紹介している。

近代戦争歴史ヨルダン川西岸地区での入植や抑圧の問題にもしっかり触れているが、全体としてはイスラエルパレスチナの人々の活気にあふれた明るい側面を見せてくれる点で、YouTubeの中では貴重な資料しかしいっぽうで、このイスラエルパレスチナ回だけコメント欄が閉じられているのは、動画に暗い影を落としている。


イスラエルアパルトヘイトが、いかにして私の故郷破壊したのか (公式英語字幕あり)

AJ+ - How Israeli Apartheid Destroyed My Hometown (23:53)

https://www.youtube.com/watch?v=aEdGcej-6D0

アルジャジーラによる2022年のドキュメンタリーパレスチナ出身の父を持つアメリカ育ちの二世ジャーナリストが、イスラエル隔離政策のせいで変わり果ててしまった父の故郷を訪ねる話。

イスラエルの元軍人の助けを借りて「パレスチナ人立ち入り制限区域」を歩くが、パレスチナ人に対するイスラエル入植者駐留イスラエル軍の露悪的なふるまいは、過去ユダヤ人や黒人に対する差別迫害のものウイグルにも近いと感じる。


パレスチナ暫定首都市長と会おう (ドキュメンタリー映画) (英語字幕ありだがYouTube字幕ではないので日本語翻訳にはできない)

VICE News - Meet the Mayor of the Unofficial Capital of Palestine (Full Documentary) | The Short List (2:13:43)

https://www.youtube.com/watch?v=aDvOnhssTcc

2020年公開の、パレスチナの暫定首都であるラマラの市長の日々に密着したドキュメンタリー映画。本編は1時間30分で、残り40分は監督インタビュー

文化的で明るく楽しい街の一面もたくさん紹介されていて、イスラエル軍による監視や抑圧と自治権移動の自由制限さえなければ、よい街のよい市長だったはずだろう。市役所幹部には女性も多く、先に紹介した旅番組でもパレスチナ大学女子学生のほうが多いと語られていたが、日本より女性社会進出している感がある。

オスマン帝国時代法律のなごりで、イスラム教徒が多数派の中にあって市長キリスト教徒と定められているというのも興味深い。(もともとはオスマン帝国時代からキリスト教徒多数派の街だったらしい)

なお、本題とは関係ないが、映画内の音楽武満徹芸能山城組による日本の曲が多用されていて、特に脈絡もなく日本語の子守歌が流れてきた(30:32)のには驚いた。


ちょっと世界一周してくる。by nojiken - #115【現在進行中の悲劇パレスチナで何が起こっているか僕が見たことを伝えたいと思いますパレスチナ問題はとても根深いです。(エルサレムベツレヘムヘブロン / イスラエルパレスチナ) (30:25)

https://www.youtube.com/watch?v=F9TvfK15k-Y

貴重な日本語動画も1つ紹介しておく。

動画自体2020年の公開だが、前半は歴史解説で、後半は本人による2013年のヨルダン川西岸地区への旅行体験記。イスラエル軍に抑圧された厳しい環境下のパレスチナ人の一般家庭に泊めてもらったりしていて日本人のふつう観光YouTuberの動画とは一線を画している。


まとめ

欧米は親イスラエルだと思われるだろうけど、実際、YouTube上で「再生回数順」で検索する限りは、パレスチナに寄り添った動画のほうがずっと多い

数少ないイスラエル寄りの動画は総じて、聖書2000-3000年前の歴史に触れたあとはパレスチナアラブを悪や下に見ることに主眼が置かれていて、もっとユダヤ人の悲しい歴史や難しい立場で同情を誘うほうが戦略としても優れるのではないかと思うのだが、そうした意味でのプロパガンダにはイスラエルとして興味がないか成功しているとは言えない。

なお、聖書を持ち出すのは非キリストのイチ日本人としては全く理解できないどころか、2000年掛けの土地所有権の主張にはどん引きさえするのだが、イスラエルを支持するアメリカキリスト福音派に対してはこういう話が最も好まれるようだ。なのでこの点は戦略としては正しいのかもしれない。

いっぽう、パレスチナの側は、古い映像では聖戦の主張や過激言動が目立っていたが、2004年にPLO議長アラファトからアッバスに替わったあたりからは、PLOファタハはもちろんハマスからさえ、宗教的な主張はほとんど聞かれなくなり、抑圧から解放自由を主眼に訴えるようになってきている。どれほど意図しているのかはわからないが、これは第三者(特にイスラム圏)の同情を得るという意味では、戦略としてとても成功しているように思う。

しかイスラエルに対してミサイルを撃ち込み続けるハマスも、精度が悪いとはいえ目標軍事施設に限ることはどうしてできないのだろうか。民間人を狙うことの効果が、差し引きでプラスになるとはとても思えないのだが…。


ガザ地区の様子については別の増田を書いているのでご覧いただきたい。

anond:20231017113202 ガザ住民普段暮らしぶりについて調べてみた。


紹介トラバ

anond:20231111160010 NHKスペシャルドキュメント エルサレム前後編)」がすごかった

2023-10-19

anond:20231019074147

全然違うよ

統一教会とかエセ宗教だけど別に福音派ってエセでもなんでもないからな、アメリカの4分の1が福音派なんだから

そいつらがエルサレムユダヤ人のものに戻すのが神のご意志なんだとか信じちゃってるから終わりなのよ

アメリカムーブ見てると日本自民党日本会議や統一教会支配されてる現状って全然生ぬるかったんだな

アメリカユダヤキリスト教福音派支配されてるから民族浄化しようとしてるイスラエル支持するんだもん

統一教会の方がよっぽどマシだよこれじゃ、統一教会のせいで死ぬ人もいるけど虐殺はしないもんな

2023-10-09

anond:20231009145519

どちらかというと福音派存在が多いと思うんだが

1/4いるんだぞ

2023-09-05

小児性愛を題材とした非実在表現によるポルノグラフィ」考

まず大前提として、小児性愛者がその性的欲望を「実際の」小児に対して実行するということは、現代においては大多数の国で刑法上の犯罪でもあり、社会通念上も許されない行為とされている、ということは踏まえた上で。

小児性愛者向けの非実在表現によるポルノグラフィ供給流通については、そもそも小児性愛」という性的欲望のかたちをどうとらえるか、という根本的な立場の違いによって、2つの異なる考え方が生まれてくる気がする。

小児性愛は「実践不可能な周縁的セクシュアリティの一類型である

小児性愛は「小児と性交してはいけない」という社会規範に適応できない障害一種である



要は、小児性愛という欲望自体病理なのか、そうではないのか、ということだ。行為犯罪でも欲望のもの病理でないとするのなら、欲望自体に介入する根拠は乏しい。病理であるのなら「当事者メンタルヘルスのためにも」(パターナリスティックな)介入が可能になる。

そして、そうした心理的傾向---特に特定対象に対する選好・執着・嗜癖依存など---が病理かどうかを決めるのは、究極的には医療専門家集団ではなく社会的なコンセンサスだ。たとえばADHDは昔は「不注意」という傾向だったが、いまは労働現場における時間管理タスク処理に対する要請水準が厳しくなったことで、立派な「障害」になった。アメリカ福音派保守派教会は、昔は同性愛行為宗教上の罪としていたが、90年代以後はゲイ男性性的傾向を障害とみなして「治療」する修復療法(reparative therapy)を盛んに行っている(あまり効果はない)。我々が今後、それらと同じような手つきで小児性愛当事者を扱うかどうかということだ(これは、シロクマ先生がお好きな医療化という論点とも深く関わってくる)。

小児性愛実践が「犯罪」であり「悪」であるということについては、現代社会では一定コンセンサス確立したといっていいけど、「現実世界被害者がいない形で解消される小児性愛という欲望のありかた」自体病理とみなすべきかどうかについては、どこかに絶対の正解があるわけではない。今のDSMICDMSDマニュアルにどう書いてあろうと、それは私達の社会観念の反映であり、相互作用的に規定されているのだから。これは我々自身が考え、議論し続けなければならない問題だ。「小児性愛を題材とした非実在表現によるポルノグラフィ流通」の是非も、その結論しだいで変わってくる。

2023-01-28

神社本庁福音派キリスト教会政治家が支えていたように

オウムの背後に他の宗教があったとしても全く不自然じゃない

2023-01-14

はてフェミTERFのwhite_roseにミソジニー認定された

white_roseは色々なアカウントミソジニー認定しているけど、女性の中にトランス女性が入るのが我慢できないご様子。

このトランスヘイト批判されている記事肯定的コメントをしている。


トランスジェンダー排除しているわけではない 石上卯乃

https://wan.or.jp/article/show/9075


https://b.hatena.ne.jp/entry/4689906894204577154/comment/white_rose

white_rose こんな内容ですら叩きコメばかりなの怖すぎる。/“「ペニスを付けた男性女性風呂に入ること」という非現実的であり得ない問題設定” を持ち出しTERFと決めつけ叩いているのは「フェミ」嫌いのミソジニストじゃん。2020/08/15


こうやって、トイレのことを持ち出してトランス女性叩きを繰り返してきたのが、キリスト教福音派などのキリスト右派。white_roseはネトウヨ批判して、自分絶対ネトウヨではないと思っているけど、統一教会トイレのことを持ち出してトランス女性叩きしてるから、white_roseもネトウヨの仲間でもある。当事者意見無視して勝手マジョリティ側が「問題設定」するのは、在日コリアン犯罪勝手問題設定して当事者意見無視するネトウヨと同じことをしている。


トランス女性は全人口1%もいないのに、99%のシスジェンダー側に属するシス女性勝手問題設定して排除するとか、そんなことをして、よく男社会権力とか言える。そんなことをするからトランス女性自殺率シス女性より圧倒的に高い。


この石上記事に大いに賛同しているのが、デマトランス女性叩きばかりしているポルノ・買春問題研究会アカウントデマの件は、ツイッター中国人女子選手トランス女性デマ画像が出ていたけれど、実際にはシス中国人女性だった件など、出回っている。


white_roseのようなTERFは、今のフェミニズムは第四波と言われて、実はインターセクショナリティが言われたのは三波だったとか、なんでインターセクショナリティが言われだしたのかも、さっぱり理解できてない。


インターセクショナリティを一切考えないと、フェミニズムは白人の女たちの所有物になって、有色人種としての日本人女性排除されることになる。


トランス女性当事者としての悩みを一切聞かずに、トイレの話を持ち出して身体男のごっこ遊びかに流されるwhite_roseが、今のインターセクショナリティから見ると反動で、トランス女性叩きするミソジニストでもある。


white_roseの考えるフェミニズムは、三波より前で何十年前の話なのか。黒人の男が白人の女に人種差別を言うと、「黒人の男の女性差別が」とか言い出して白人の女が人種差別から逃げてきたことなどもインターセクショナリティ視点だよ、トランスヘイターのwhite_rose。

2022-12-28

anond:20221228115326

共産系の一般社団法人colaboは自民党議員非行に抗議したのちに暇空茜こと40代男性からネット上で中傷を受けたとして、代表仁藤夢乃弁護士8人と記者会見をしたり暇空茜に民事裁判を訴えた

誹謗中傷の内容は、NPO賛同人の一人に元暴力団員牧師いたこと、会計2重計上とか1億円相当の所有アパートの使途についての言いがかり

https://anond.hatelabo.jp/20221207030423

で合ってるかな

colaboに限らず一般社団法人法律規制がユルいし、幹部報酬なんちゃらの開示義務もない

控除対象外の寄付を集めているということは、どこか宗教団体と繋がりがありそう

一般社団法人という新形式

を利用しているあたり、法律業界とも近いだろう

で、ドイツ福音派?と英米ユニテリアン・ユニヴァーサリストUU)は戦前からかなり勢力を持っていたが、結局、協働団体だろ

2022-10-26

anond:20221025181307

福音派以外(結構ガチガチなので)のこじんまりしたプロテスタント教会が居心地がいいと思うよ。

あんまり大きいところに行っても宗教っぽさとか熱心さに疲れてしまうかもしれんし、近所で穏やかな雰囲気のところを探してみてはどうだろうか。

そういうとこなら献金だとかも完全に任意だし金はかからない。

聖書とかも貸出があるから手ぶらで行くといい。

2022-10-17

anond:20221016164943

これは言えてるね。日本自由民主党だって左右社会党が合併して大きくなったのに対抗して結成されたに過ぎないのだから吉田茂岸信介じゃあソリが合わないのも当然だったし、安倍と岸田でもやっぱりそうだ。

アメリカでもキリスト教保守派世俗保守派政治家に期待して支持しては幻滅を繰り返してきている。ネオコン福音派じゃあ共通点はそう多くはないだろうからね。

2022-07-26

anond:20220726120415

福音派とかの献金選挙応援ヤバいらしいしな

まぁカルトとまでは言わないが、宗教政治という観点ならアメリカもかなり強く紐付いてる

2022-07-20

宗教って何千年も前から時の為政者に漬け込んだり、思い通りに行かなかったら一揆とか叛逆を起こして政治に介入したりしてたよね

たかが二、三百年しかない民主主義でその何千年も続いた宗教戦略に勝つことができるの?

比較的新しい国のアメリカだって福音派カルトというか極右だけど)とかモルモン教とかが政治介入してるし、Qアノンだってトランプが神の使いとか言っててある意味宗教だし

政治からカルトというか宗教を追い出すなんてできるのかな

てか宗教の影響を排除できた政党なんてこの世にあるの?N国とか共産党

2022-07-19

anond:20220719143348

日本から真っ先に代理人としてワシントンに飛んだのが広島選挙買収で捕まった河井克行だな

妻の選挙買収資金として提供された破格の1億5千万円は、世界に先駆けてトランプ会談を取り付けた論功行賞だった説が有力

河井のワシントン人脈を最大限活用した結果と言われているけど、向こうの統一人脈だったのだろうか

そのあたりを解説した記事は読んだ記憶がない

ただし、統一協会はアメリカでは悪名高い全米ライフル協会に取り入る工作をしていることから共和党タカ派宗教右派福音派)と距離が近くても不自然ではない

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