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はてなキーワード: ガイドとは

2017-10-21

はてなー年齢調査の結果

https://anond.hatelabo.jp/20171020193624

id:bohemian916です。

Google フォームで年齢アンケート作ってブコメしたら、思った以上に回答が多かったので、結果を公開します。

この画像を見れば、結果が大体わかるので、後は蛇足です。

https://imgur.com/a/XzzNz

調査概要

調査期間:2017/10/21 4:03:51 ~ 17:01:19

対象http://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20171020193624コメントを見て回答した人

有効票:729

調査方法Google フォーム作成アンケート https://goo.gl/forms/bD47WlcZjM9dhaOy1

結果

Googleフォームから送られてくる結果と、集計に使った表、グラフまでこちらにすべて置いてあります。随時更新

https://docs.google.com/spreadsheets/d/17QLz8vTfD7sxKs90J7zyE2fZR82pcOllTEFmz16a_rw/edit?usp=sharing

2017/10/21 17時時点での集計

年代回答数割合
〜9歳 36 4.94%
1028 3.84%
20代 24733.88%
30代289 39.64%
40代 99 13.58%
50代 14 1.92%
60代 3 0.41%
70歳〜 13 1.78%
729100.00%

平均年齢 31.5
最多年齢 30
中央値31

はてなによる公式調査

はてなブックマークへの広告出稿のための情報として、利用者属性を公開している

http://hatenacorp.jp/ads

はてなメディアガイド 2017年10-12月版 (PDF注意)

http://red.st-hatena.com/go?aid=42300&accessrk=d6c2403a7d1bade5&url=https%3A%2F%2Fdrive.google.com%2Fuc%3Fexport%3Ddownload%26id%3D0B8HbYV-8a2xlMEJwR21KcnozWHM

こちらでは、アンケート

自社調査(2016.8.11-8.28 有効回答数630件)

となっており、調査規模はそこまで変わらない。

こちらによると、20代が29%, 30代が40%, 40代が21%となっている。

自分が行った調査結果よりも、若干年齢層が上になっているようだ。

2017-10-15

ディズニーランド地図サイズは2人用

人生27年と2カ月目の気づき

先日、恋人東京ディズニーランドに行った。

それは、さらに先日、一般成人男性の僕が会社女の子とつきあい始めたこから始まるのだけど、そこは面白くないので割愛

表題の通り、東京ディズニーランド地図は2人で両端を持つのに最適なサイズなのである

かつて僕が地元微妙レベル進学校微妙部活の、微妙モテない男友達と、創立記念の休日ディズニーに行ったとき中二病が一周していた僕たちは「男だけでディズニーに行くの、かっこよいのでは?」という発想をしていた)、ディズニーランドガイドマップデカすぎて使いづらいという結論に至っていた。

あの日の僕らは、「世の中」と対置される「僕ら」が、「世の中」の物事論理的ケチをつけられたのでとてもご満悦だった。地図サイズもっと適切に設計すべきなんだよね、そう言いたかった。

その推論はある意味間違っていないのだけど、大学に進学し、就職し、「世の中」にすっかり吸い込まれた僕は、結局、ディズニーランドマップサイズデザインがそれなりに合理的原則に従っていることに気づいて、ああ、となってしまった。ちょっと金曜の疲れを残しながら行ったディズニーランドで、恥ずかしげもなく2人で地図を読んでいて、そう思った。ディズニーランドは男だけのむさ苦しい旅行なんて気にかけてくれてはいない。そりゃそうだ。

世の中はクソだし将来設計はだいぶヤバいけど、なんだかんだ(あの日思ってたよりは)ずっと生きやすいし、流されてたどり着くには、最高の場所だった。

まあ、しんどいけどね。

それだけ、以上!

2017-10-14

音痴すぎてオク上オク下の概念がわからなかったんだけど

自分が無理なく歌える曲を登録していくと、カラオケで設定するベストキーを教えてくれるアプリを見つけたの。

それで大好きなんだけど低すぎて歌えない曲(書き手は音域がめちゃめちゃ狭い女、歌いたいのは男性曲)のおすすめキーを調べたら-4しろって言われて、頭にはてな10個ぐらい浮かべながら曲を入れたの。

そしたら歌えたの!!!

キー最大まで上げても歌えなかったあの曲が。

オク上、なるほど。

それで感動して色んな曲でアプリに言われるままの設定を試してみたけど先述の通り音痴なのでキー変えるとめっちゃ不安定になる。たまに一発でつかめる時があって自分でも不思議だけど。

そうだ、見えるガイドメロディ、あれはいいね

一列ズレぐらいだと調整ができずに悲しくなるだけなんだけど思いっきりずれてると勢いつけて声をあげたりさげたりして音程かめときがある。

あ、関係ないけどキーめっちゃ上げるとコーラスめっちゃ高くなって気持ちいね。これ下げるバージョンだとホラーになりそうだ。

来週はタカラなんだけどまだキー合わせられないか原曲キーで歌える曲限定だなあ…。

2017-10-12

2017 台湾旅行記 第二部分

anond:20171012190019






2


2日目 午前


南国 台北は10月でも朝からクソ暑い

ホテルの朝食の後、午前のおやつの蛋餅を食い、猫の村 猴硐→九份に向かうことにした。

今日は台湾鉄道、台鐵に乗る。


まず地下鉄での行き先は台北車站(セントラルステーション)だ。

着いたら、駅周辺を散策する事にした。


台北車站周辺は綺麗で近代的だった。

すぐ近くに市場があり、その中ではここでも屋台的なものがあった。

台北では其処彼処で料理をして、其処彼処で誰かが何かを食っている。

日本より食品衛生に関する公の決まりが緩いんだろう。



市場を出ると小雨が降って来たので、近くにあった美術館に入ることにした。

美術館はひんやりして心地いい。

照明を落とした展示室では、赤と青の幻想的な浜辺で艶めかしく肌をさすり合う男2人と、それを覗く小太りな水兵の映像作品が放映されていて、よくわからないけど南国を感じた。

勝手な印象だけど、中華圏の現代アートは男の性を描いたものが多い気がする。

美術館をでたら、むしろ雨は強くなっていたが、3分もしないうちに止んで、強い日差しが古式ゆかしい建築様式美術館を照らしてきた。

きっと今日もまだまだ暑くなるんだろう。




2日目 午後


台北車站に戻り、台鐵で猫の村として名高い猴硐に向かう。

この途上でも旅の目的の一つがあった。

台鐵弁当だ。

台湾鉄道には日本統治時代から伝統駅弁があるそうで、これは蚵仔煎と並んで是非食べなくてはいけないものだった。


どこで売っているのかわからず、改札を通ると、改札のすぐ脇に売店があり、そのまえの待合所で、老若男女が弁当をガツガツ食っていた。

台北にいる人間は本当に隙あらば食う。

きっと、現地人も食うために生きているし、旅行者もここに何かしら食いにきているに違いない。


排骨スペアリブ)弁当がイチオシのようだったが、暑さにやられたのか、少し重い気がして、なんだかわからない別の弁当を頼んだ。


でてきたのは、角煮弁当だった。

台鐵弁当は温かい状態で供される。

温かく、蕩けるように柔らかい角煮を口に含んだ瞬間、思わずうまい」と呟いた。

台北の食い物は、不味いものこそなく、むしろ多分ずっと食べても嫌になる事は無いだろうと思うくらいには美味いが、「びっくりするほど」とまではいかなかった。

しかし、別に飯屋でも屋台でもなんでもない、駅の待合所で、遂に美味くてびっくりするものに出会った。



台鐵を乗り継ぎやがて猴硐に着くと、ホームには猫ならぬ、猫耳のついた麦わら帽子を被ったお嬢さんがいた。

ここに来る人は、自らも猫になって来るらしい。


改札を出たらさぞかし猫だらけなのだろうと思ったら、改札を潜る前にすでに1匹、窓際で寝息を立てている。

一枚写真に収めて改札を通ると、其処彼処に猫が。

観光客にすっかり慣れているのか、どいつもこいつも写真を取られようが撫でられようがどこふく風。南国は猫も呑気なもんだ。


カフェに入って一息つく事にした。

大きなテーブルアイスコーヒーを飲んでいると、4人客が入ってきて、マスターが「席をかわってくれないか?」

いいよ、と窓際席に行くと、椅子の上に寝息を立てた白猫が。

猫村にきて最も至近距離で猫をフレームに収めることができた。


と、少しすると、不意に便意をもよおしてきた。「やっぱエリーさんの言った通りだったかな?」とも思ったが、一昨日の飛行機から寝不足気味ではあったし、正直台北の食に関しては衛生的に完璧といったものは少なかったので、何が原因か特定が難しい。

そんなに深刻な不調でもなかったので、トイレを借りて用を足し、「もっとまずくなったらその時は台北に引き返そう」位で、旅程を続ける事にした。



お土産の猫型パイナップルケーキを買うため、また筆談メモを描いていると、ブレスレットが何処かに行ってしまった事に気付いた。

頻繁にカバンに手を突っ込んでいるうちに外れてしまったのだろう。

少し探したが見つからない。

そうこうしているうちに雨が降ってきたこともあって、諦めて駅舎に向かう事にした。

高いものではないから良いんだけど、少し残念だ。

エリーさんの忠告を思い出す。

「山の天気は変わりやすい!」


猫型パイナップルケーキを売っているお土産屋さんのおばさんは日本語が堪能で、結果としてメモ無駄だった。

やはり日本から、これを目当てに来る人間は多いらしい。

目当ての品も手に入ったので、駅前を散策していると、「ブーーーーン」という音。

ふと見ると、お姉さんがなんとドローン飛ばしていた。

こんな辺境で最新テクノロジーを見るとは。

猫の写真を撮りきにて、実に珍しいものをカメラに収めることができた。



まだ日は高い。エリーさんのオススメに従って、猴硐から遠く無い、十分の瀑布を見る事にした。

十分駅に着いたは良いが、急に決めて下調べがないので、滝までの行き方が分からない。

とりあえず人並みに従って歩くと、沢山の人がいろんな国の言葉で天燈を空に飛ばしていた。

十分は、色々な願いが書かれた天燈が宙を舞う事でも有名な村だ。


天燈の翔ぶ界隈を過ぎれば、川沿いの通りに出た。

さあどうしよう。

見ればタクシーが止まってるじゃないか。

これに乗れば確実だ。

メモに滝の絵と「十分瀑布」と書いて、運転手のオッチャンに見せる。

すると、呆れたような顔で「歩いた方が早いよ」

そうなのか。

ワンメーターでも乗せて、良い加減な値段でもふっかけりゃ稼げるだろうに、正直というか商売っ気が無いというか。

でもよくよく考えれば、そんな客を乗せるより、ここから直接九份や台北に行く客を待った方が良いのかもしれない。

オッチャンが指差す方向にしばらく歩くと、「十分瀑布公園」に到達した。


渓谷にかかる吊り橋を2つ渡ると、遂に大瀑布が見えてきた。

滝の飛沫と折から降ってきた小雨であたりはビショビショ。

傘をさしてカメラを構える訳にもいかないが、幸い雨ガッパを持ってきていた。

用意周到。エリーさん、そんなに迂闊な男でも無いんだぜ。

飛沫と小雨に濡れながら、十分の瀑布をカメラに収めることが出来た。

さあ九份だ。




2日目 夕方


十分から九份最寄り駅の瑞芳に向かう車内、向かいに座っていた女性2人の親子連れ、娘さんの方が騒ぎ出した。

言葉を聞くと韓国からきたようで、どうもこの列車が瑞芳に留まるかどうかがどうしても気になるらしい。

手元にスマホがあるので調べれば一発なのだが、なぜか地図アプリなどを見ていて要領をえない。

遂にそばの若い女の子2人連れに聞き出した。


のだが、声をかけられた方も言葉がわからない。

英語でお互い話そうとするも伝わらない。

かねた同乗の韓国人らしき2人連れの兄ちゃんが割り込んだ。

同郷の旅行者の手助けで、お姉さんの心配は無くなったらしい。

お姉さんが先程の女の子に聞いた。「あなたは何処から来たの?」「I'm chainese.」大陸の人だろうか?

台湾の同じ列車に、韓国人中国人が乗っている。

「ここに日本人もいますよ」シャイ日本人らしく、心の中だけで言った。




2日目 夜


瑞芳に着く頃にはすっかり日も落ちて、九份観光には絶好の時間帯だ。

から九份老街へは迷わない様にタクシーでいくと決めていた。

駅前で張っていた兄ちゃんに「九份」伝えると、すぐに車を紹介してくれる。

タクシーのオッチャンに行き先を伝えると、出発進行。

オッチャンは曲がりくねった山道めっちゃ飛ばす。

しばらくすると九份老街に到着した。

中国語発音がダメ、英語中学生レベル日本語だって怪しい。

ならいっそ全部言ってしまえ。

サンキューありがとう、謝謝。」



台湾は人気の観光地から日本人が沢山いると思ったら、これが意外と会わないもので、むしろ白人の方がよく見かける位だったが、ここ九份ではちょっと歩くとすぐ日本語が聞こえる。

一番日本人を見かけたかも知れない。


急な階段を登り、幻想的な風景をカメラに収めた。

しかし、良い加減、歩き通しで疲れてきて、少し具合も悪くなってきた。

脱水症状かな。

九份ではお茶でも飲もうかと思っていたのだが、人ですごいし、都合よく茶藝館も見つからない。

写真も撮ったし、もう切り上げようか。


ふと茶器の店が目に入ったので入ってみると、幸運な事に、茶藝館が併設だった。

茶藝館では店員さんがお茶の淹れ方を流暢な日本語で説明してくれる。

きっと日本人観光客もよく来るのだろう。

赤く光る街を見下ろして、ゆっくり金萱茶を飲んでいると、果たして大学生か若手社会人と思しき兄ちゃん3人連れが、賑やかにやって来て、日本語高山烏龍茶お茶菓子を頼んでいた。


諦めかけていた目的が果たせたので、会計の際に店員さんに伝えようと思い、「旅行の目的の一つが九份お茶を飲む事だったんです。」と言ったが、さすがに日本語で複雑な言葉は伝わらないようだった。

説明の日本語が余りに流暢だったので油断したが、あれは決まり文句なのかも知れない。

からシンプル一言だけで言い直した。

「最高だ。」

「謝謝!」






3


3日目 午前


旅先では余り眠れない事が多い。

今日が今回の台湾旅行で最後の朝だけど、グッスリとはいかず、7時前に目が覚めた。


ボーッと窓の外を眺めていると、部屋の外からオバちゃん2人の声が聞こえて来た。

お客さんかな?ベッドメイクかな?

それにしても、楽しそうによく笑う。



朝食を済ませた後、ホテルのすぐ隣にあるコンビニで、スイカ牛乳、japan walker、烏龍茶を買った。

japan walkerは鎌倉特集。

昨日も女性誌を買ったけど、現地の雑誌というのは興味を唆られるものだ。

昨日、台北車站の地下街を歩いているとき中山地下書街」という掲示を見たが、午前中の地下街は人の流れもまばらで、場所がよくわからなかった。

わかれば本屋も覗いてみたかったんだけどな。

烏龍茶を飲んで「美味い!」と呟いた。

ペットボトルのものでも、日本のものとは香りが全然違う。

あとで再購入したときによく見ると、材料表には「香料」もあったが、それは台湾人の嗜好としてこの香りが重要という事だし、美味ければ大きな問題は無い。


ホテルの窓際でこの旅行記を書いていると、ザっと雨が降って来た。

台湾は雨が多いので、雨具を持って来ていたが、旅行を通して行動に困るほどの雨がなかったのは幸運だった。

雨はすぐに小ぶりになったけど、窓の外にはまだ傘の花が咲いている。

あと数時間でチェックアウトだ。



午前9:45分。


雨はとっくに止んでいる。

定刻にはまだ数時間あったけど、チェックアウトする事にした。

空港への送り迎えのため、ここには21:00にまた戻って来る事になる。

ベッドに上に「謝謝」と書いたメモを1枚残してホテルを出た。




3日目 午前


世界に展開するグローバリズム象徴スターバックスはここ台北にもある。

わざわざ海外に来て、世界中にある店に入り、ローカルの微妙な違いを見るもの楽しいものだ。

150元を支払い、アイスカフェモカグランサイズを受け取って2階に上がると、そこでは男女がラップトップを開いていた。

世界のどこに行っても、スタバでやる事といえばコレらしい。


スタバで注文するのが苦手な人は一定数いる。

もしあなたがそうでも、安心してほしい。

台北にはドトールもある。

コーヒーを飲んだ直後で大してのども渇いてなかったが、入ってみる事にした。

入り口には行動を禁ずる、べからず集が書いてあり、犬とハンバーガーにバツ印が書いてある。

その下に「禁止打牌」。

ペットを連れ込むな、食べ物を持ち込むなはわかるが、「トランプするな」は新鮮だ。


ドトールで頼むものといえば、ミラノサンドのA以外ありえなく、これはスタバドヤリングと同じ様式美なのだが、残念な事に、11:00以降しか頼めないようだった。

少しがっかりして、70元を支払ってアイス紅茶を頼むと、何も入れなくても甘かった。

台湾の人はアイスドリンクをなんでも甘くする。



旅行を通して概ね正しいエリーさんの助言に一つ違を唱えるなら、台湾版suica、悠遊卡についてだ。

エリーさん曰く、チャージした金額有効期限は2年だし、デポジットの100元が勿体無いので、頻繁に台湾に来るのでなければ購入を勧めないとのことだったが、実際に使ってみると、メチャクチャ便利。

複雑な購入手続き切符を買う必要なく、地下鉄も台鐵もバスもピッとやるだけでOK。

交通機関で現金決済したのはタクシーだけだった。

多少の損を補って余りある便利さの悠遊卡なので、台湾に来る際は是非購入を勧めたい。


帰りの便までまだまだ時間があるので、悠遊卡に100元チャージして、地下鉄台湾北部景勝地、淡水に向かった。




3日目 午後


淡水は異国情緒ある海岸の街。

日本でいうところの横浜とか神戸といったところらしい。

駅前を歩けばすぐ海岸で、晴れ渡った空の下、おっちゃん達が釣り糸を垂らしていた。

ふと見ると赤い看板。

台湾ではコーションは赤い看板に書かれるらしい。


「本河岸遊客衆多

 為維護遊客安全

 本路段禁止甩竿汉示」


「この海岸には観光客がたくさん来ます

 観光客安全のため、ここでは釣竿は振らないでください。」



さて、初日の寧夏夜市で食うつもりで、メモまで描いたが、食えなかったものがある。

千と千尋の神隠し」で、千尋の両親が食って豚になってしまったモノではないか、と言われている謎のプルプル、肉圓だ。

海岸から山の方に上がろうとして通り掛かった海の家で、「肉丸」と書かれた看板が掲げられていた。

昼時で丁度いい、食おう。

おばちゃんに「肉圓 QQ〜」と描いたメモを見せる。40元。

「それだけでは足りない」とエリーさんが言っていた肉圓だが、いざ食って見ると、正体不明のプルプルは意外とお腹にたまり、1杯で小腹を満たすに充分な量だ。

こんなものを大量にガツガツ食えば、それは豚にもなってしまうのかもしれない。


海も見て、肉圓も食って、煉瓦造りのキリスト教会も見た。

歩き疲れたので、台北に戻ろう。



台北についたのは午後14:00過ぎ。

今なら人に流れについていけば「中山地下書街」を見つけられるかもしれない。


地下街中山站方向に歩く。

やがて中山站を過ぎると、右手に地下街にそって長い本屋が見えて来た。

中山地下書街」

やった、本屋だ。


「誠品書店」に入って見ると、平積みにされていたのは、謝馬力 著「女子翻轉」

女性の生き方に関する本らしい。

台湾版Sex and cityか?はたまた中国ジェーン・スーか。


しばらく歩くと、料理本の一角

料理本って、みてしまう。

ほとんどの本が何を書かれているか、全くわからないんだけど、1冊、ピクルスの作り方に関する本があった。

美しいイラスト作ってみたくなる写真。

これならなんとか分かるかもしれない。

からなくても、開いているだけで楽しそうだ。

買って帰る事にした。300元。



地下街を歩いていると「新光三越」の文字

台湾にも三越はあるらしい。

三越があるなら、正真正銘のデパ地下があるはずだ。

これは是非行かないといけない。


新光三越に着くとデパ地下はどうやら地下2階。日本より小ぢんまりとして、お菓子などが中心ではあるが、これぞデパ地下という光景があった。

色々な店が軒を並べる中、お茶の店があり、白磁の蓋碗ディスプレイされている。

日本に帰って、同僚とお茶を飲む為に、何か茶器が欲しかったから丁度いい。

560元は、多分日本より安い。




3日目 夕方


あと5時間で迎えが来るが、台湾でやりたい事リスト最後の項目がまだだった。


サツマイモが入った台湾式の清粥を食べる。


台湾で清粥といえば、飲んだ後に食べるものらしく、店が開くのは17:00からだった。

最近アルコールに弱くなったし、台湾では心置きなく食いたかったので、旅行中は一切、酒類は飲んでいなかった。

しかし、別に飲んでなくても問題ないだろう。

17:00ジャストに、「無名子 清粥小菜」に入った。


この店では、ショウウィンドウの中からおかずを選び、それにお粥が付いてくる。

どれにしようか?

ショウウィンドウ越しでハッキリ見えないが、美味そうな炒め物を頼んだ。


席に着くと、鍋一杯のお粥

さあ食うぞ。

しかし、運ばれて来たおかずを見て一瞬たじろぐ。

それは「牡蠣の豆豉炒め」だった。

もっとよく見りゃ良かったぜ、ここは屋台ではないが、エリーさんの忠告を思い出す。

これを食えばあとは帰るだけとはいえ、もし飛行機の中で降せば大きな問題を抱える。

最悪当たるにしても、迎えのくる21:00までにスパっと終わるか、自宅に帰り着く翌10:00以降にしてほしい。

恐る恐る口に運んだ牡蠣は、豆豉の風味が効いて美味く、お粥は歩き通しの身体に優しかった。

これで、「台湾でやりたい事リスト」はコンプリートした。



無名子 清粥小菜を出て、おそらくこの旅で最後地下街を乗り継ぎ、ホテルの最寄り駅に出ると、道路しっとり濡れていた。

参ったな、あと一息で雨だ。

でも3日間で学んだのは、台湾の雨はすぐ上がるという事。

意を決して歩き出すと、どうも降っていたのはさっきまでだったらしく、殆ど雨には当たらなかった。

この調子で、願わくば牡蠣にも当たらないでほしい。




3日目 夜


ホテルフロントでこの旅行記を書きながら迎えを待つと、女性2人の親子連れが入って来て、フロントに尋ねた。

「この近くに喫煙所はありますか?」

日本語だ。

そんな基本的な事を聞くって事は、多分今日 このホテルに着いたのだろう。

自分は今夜、日本に帰るが、今日、日本から来たかもしれない人がいる。

ここでは毎日、入れ違いで人が行き交うのだろう。


しばらく待っていると、また日本からの家族連れがフロントにやって来た。

お父さんが、自分の胸を指差して、現地で買ったTシャツになんと書かれているか聞くと、フロントの男性は、ちょっと戸惑いながら答えた。

「えっと・・・簡単に言うとですね、『ゴキブリ』です。」


またしばらくすると、20人程の旅行客がやって来た。

話しているのは中国語で、スーツケースの大きさから見ると、多分大陸の人だ。

一団はひっきりなしに喋っていて、声も大きい。

この旅行であった人たちの中で、もっとも賑やかな人たちかもしれなかった。



嵐のような一団がフロントを過ぎると、迎えのツアーガイドがやって来た。

ガイド若い男性で江(チャン)さんという。

英語名はありますか?」と聞くと、「無いですね、僕も英語は喋れませんし」どうもみんなに英語名がある訳では無いらしい。


チャンさんは人当たりが良く、風貌イケメンというか、今風で、ちょっとチャラい感じといえなくも無かった。


空港までの車の中で、たくさん起きたことを話し、少し疑問だった事も答えてくれた。


台湾の男性が機内でメガネだったのは、ちょっと上の世代伊達メガネブームがあった事。

台湾で男同志の性愛を描いた映像作品を観たのは、おそらく同性結婚が法的に認められたのと関係がある事。

ドトールトランプ禁止は、解禁するとギャンブルをやっちゃうからである事。

ついでに、チャンさんは実は以前に日本に来たことがあり、出逢いを求めて相席居酒屋に行ったら、40代以上の女性ばかりで少しがっかりした事も教えてくれた。

やっぱりちょっとチャラかった。


チャラいけれども、仕事をきちんとする好漢のチャンさんは、チェックインまで付き合ってくれると、出国手続きや再両替についても教えてくれた。

台湾で出会う人は素晴らしい人たちばかりで、チャンさんもまた例外では無かった。


もう直ぐ台湾を去る。

台湾でしたい事の全てが予定通りに行えて、多くの予想以上があった。

言葉にすると陳腐だけど、これ以上正しい表現が思いつかない。

「全てが掛け替えのない3日間だった。ここに来て本当に良かった。」


チャンさんは日本語が堪能で、何を言っても理解してくれる。

でも、最後は、滞在中に助けられ通しだった方法以外にあり得ない。

「じゃあ、僕はここで」と微笑む彼に、ホテルの部屋で朝に書いた、最後メモを見せた。


「太棒了、台湾」

2017 台湾旅行第一部分

台湾に行って来た。

一人での海外旅行は初めてだ。

台湾であった事、感じた事つらつらと書く事にする。

長いし、起こった順に書いていて、特に脈絡もないので、ドラマは期待しないで欲しい。

取り留めない旅行記だ。

もし文書の中で一文でも、行ってない人の興味を唆れたり、行った事のある人に「あ〜、あるある」って思ってもらえたら嬉しい。




出発前


そもそもなぜ台湾に行こうと思ったかというと、少し前にちょっと凹むを事があり、いつまでも気に病んでも仕方ないし、何か面白い自分の興味を引かれる事がないかなぁなんて考えてたところ、「そういえば、台湾料理で気になってるものがあるんだけど、実物を食べた事がないんだよなぁ」と思い出し、休暇の予定も決まってなかった事もあって、「じゃあせっかくだから行ってみよう」となった訳である

初めてなので、ツアーを予約して、飛行機ホテルの世話だけをして貰うつもりだった。


いざ行くと決まれば、何より問題なのは言葉で、元々日本でもコミュ障気味なのに、別の言葉が話されている国で過ごすのは甚だ不安だった。


でも出発当日が来て、フライトをまつ夜の羽田空港国際線ターミナルで、簡単中国語を暗記していてた時にふと気付いた。

そうだ、俺、イラスト描けるじゃん。

普段から言葉より絵の方が伝わる事があるのは分かってる。

言葉の通じない国に行くんだ、使えるスキルは何でも使わないと。



格安ツアーの出発は変な時間だ。

午前4:50、タイガーエアに乗り込んだ。

台湾のLCCとはいえ、機内はほとんど台湾人

ツアーなので、自分の他にも出発する日本人いるかと思ったが、日本人は少数派のようだった。

ちょっと不思議に思ったのは、機内の台湾人男性はほぼメガネ

なんでどいつもこいつも目が悪いんだ。

から更に不思議だったのは、台北の地に着くと男子メガネ率がむしろ低いのだ。

台湾人飛行機に乗る時だけメガネをかける決まりでもあるのか?






1


1日目 午前


LCCの狭いシートで変な姿勢に耐えながら3時間フライトを終え、朝の桃園空港に降り立った。

空港でキョロキョロしてると、いきなり兄ちゃんに現地の言葉で話しかけられた。

バス?とか言ってたので、行き先に迷ったと思われたらしい。

一瞬どう答えていいか迷ったけど、オレンジベストを着てゲートのすぐそばに立っている女性を指差し、「大丈夫」と言うふうに手を振ったら、彼は「なんだ」という顔をした。

あ、言わなきゃ。

「謝謝」


ベスト彼女自分の到着を待って立つツアーガイドだった。


実はツアーガイドはすぐに見つけていたのだけど、他のツアー参加者が集まってから声をかけようと思っていた。

しかし、誰も集まる気配がない。

どうやらこのツアーの申し込み者は自分一人らしい。

機内に日本人が少ない筈だよ。

「すいません」と日本語で言うと、ちょっと訛った日本語で「どこにいたの?すぐに声かけてよ〜」と笑顔で言われた。


ツアーガイドは黄さんと名乗ったが、「エリと呼んでね」。

台湾の人は英語の二つ名を持っている人が多いという。

より覚えやすくする為に、勝手に「エリーさん」と呼ぶ事にした。ちょっと伸ばしただけだから大きく違わないだろう。



ホテルに向かうミニバンエリーさんに「何かみたいものある?」と聞かれたので、「九份に行きたい」というと、「どう行くか調べてますか?」

「ざっくり」と答えると、「ざっくりじゃダメよ!」とひどく呆れられた。

エリーさん曰く、九份は凄く人気、今は祝日台湾人も行くから人でごった返している、行くなら早くいけ、と。

さらにはついでに十分も行くべきで、こんなこんなこんなツアーがあって・・・説明が止まらない。


「実は蚵仔煎と肉圓を食べに来た。あとお茶も買う予定」と言いうと、彼女は「それだけ?」とまたもや呆れ顔で言った。

「それだけじゃ量が少ないよ!」

さらっと書いているが、この会話の中で、エリーさんは料理名前を何度も聞き返している。

曰く、「発音メチャクチャから何言ってるのかわかんないよ!」

日本人とは随分テイストの違う接客なので思わず笑ってしまった。


夜市にも詳しいエリーさんによると、蚵仔煎の様な夜市料理行列の店で食べるべきで、それは味の問題というより、回転の早い店の方が素材が新鮮なので、当たる事が少ないかであるとの事だった。

台湾人がよく行列するのは、そういう理由もあったのか。なるほど。


エリーさんの勢いに呑まれかかってたけど、会話が少し止まって、ふと窓の外から街を見れば、台北市建物が密集しているのに気付く。

その中にセブンイレブン

漢字コンビニも人の背格好も一緒なのに、行き交う人は全然別の言葉を話している。

それは不思議な感じだ、と言おうかと思ったけど、それを言うとエリーさんが凄いエネルギーで何かの説明をしそうなので言わないでおいた。


ホテルに着いたらチェックインの15:00まで、荷物を預けて自由観光

エリーさんは、台湾での見所と注意をまくしたてたあと「わからないことがあったらLineで連絡して!」と事細かに連絡方法を教えてくれた。

「あと折りたたみ傘を持って行って!今の台湾は天気が変わりやすい!」

どうやら手が届く限りは面倒を見ないと気が済まないらしい。

台湾人親日とよく聞くが、接した感じでは、どうもナショナリズム問題ではなく、何か人間が親切というか、お節介焼きであるように感じた。



エリーさんと別れてしばらく歩くと、南国の陽射しの下、台湾国旗がはためいている。

明日がちょうど建国記念日国慶節からだろうか。

そういやエリーさんに「暑いな、さすが南国」と言うと「ここは南国に入らないよ!台南の方が亜熱帯!」って言ってたっけ。

急に冷え込んだ東京から来たら、十分暑いエリーさん。


すぐに暑さに耐えかねて、冷房の効いてそうな店に飛び込んだ。台湾で食べたかったものの一つ、豆花を食べていると、店内ラジオからはB'zが流れて来た。

日本アーティストなのに、なぜかより台湾を感じさせる。

かい注文が出来ないので、かき氷ピーナッツの甘煮だけをトッピングしてもらった豆花はとてもアッサリしていた。



台湾はとにかくスクーター乗りが多い。

大通り信号が青に変わるたび、びっくりするくらいのライダーが駆け抜けて行く。

この台湾光景を収めようと交差点歩道カメラを構えたら、後ろから「前方!」という様な声をかけられた。

振り向くと、自転車にのったおじさん。

「前危ないよ」とでも言われたのだろうか?ひょっとしたらもっと荒っぽい表現なのかもしれない。

台湾人は親切だけど直接的でもある。




1日目 午後


ホテルチェックインの15:00にはまだ間があったが、台北は午後になって更に気温が上がって来た。

エリーさんが言ってた事には、日中は36℃になると言う。

当て所なく歩き回るにはキツい時間だ、せめて目的が欲しい。

本来は2日目の午前にこなす予定だった、台湾茶の買い出しを前倒す事にした。


エリーさん曰く、祝日台湾人は勤勉では無いらしく昼頃にようやく起き出すとの事だったので、一抹の不安を抱えてはいたが、しばらく歩くと、お茶のいい香りが漂って来た。

通りに面した倉庫の様な店。

林華泰茶行。

上質なお茶が卸値で買えるとの事で、予め来ると決めていた店だった。

実際に来て見ると、その倉庫の様な空間に微かに漂う不思議で素敵な香りに心が踊る。


ただ、少し計算が狂ったのは、店が思った以上に小ぢんまりとしているし、本来問屋なので、店員もぶっきら棒。

タンクトップから腹を放り出したオッさんが茶葉のチェックなどしていて、ゆっくり見るのは場違いだった。

そこでは吟味しながら4種類買う予定だったけど、実は到着直後の免税店で、エリーさんの勢いに押されてすでに高山茶を1つ買っていたので、3種類にした。


金萱

東方美人

蜜香紅茶


20代とおぼしきにいちゃんに、それぞれ「1/4斤」とメモして伝えると、「150?1300元」とぶっきら棒に返して来る。


台湾店員さんは人がよく、自分言葉が変でも何とか必死コミニュケーションを取ろうとしてくれていて、それが返って不甲斐なく、少し凹んでもいたのだけど、さすが問屋のにいちゃんにそんな忖度は無い。


今が出す時だ、と思い、空港で描いたメモを見せた。

一杯の茶のイラスト

「喜歓的香味(とても好きな薫りです)」

「謝謝。」にいちゃんは微笑んで言った。

初めてエリーさん以外の台湾人とちゃんとコミニュケーションが取れたと思った。



昨日から大して寝ずに動き回ってるので、良い加減疲れて来たけど、ホテルチェックインにはそれでもまだ時間がある。

台北101に向かう事にした。


地下鉄にのっていたら、博愛席(日本でいうところの優先席)に座ってたばあさまが、乳幼児を抱いている母親に気付いて、手招きして席を譲っていた。

台湾人はほんとうに人が良い。

うっかり降りる駅を間違えて、次の電車を待っていたら、地下鉄ホームロードバイクを押す人がいた。

台湾輪行ダイナミックだ。


ブルータス台湾特集の表紙が台湾人には不評だったらしい。

曰く、あんな古くさい台湾ではなく、もっと近代的な今の台湾を見てくれ。

でも、実際歩いてみると、やはり台北の街は自分イメージするアジアエネルギーノスタルジーに溢れている。


そうかと思えば、台北101東京で言うところの押上ソラマチの様に、周囲から浮いて急に出現した近代モールだった。

台北という街は混沌の中での変化の真っ最中なのかもしれない。



さて台北101の地下はデパ地下であり、フードコートだ。

このデパ地下も、旅の目的の一つだった。

その地にはその地の食い物が有る。

よくわからない果物料理ディスプレイされてるのは最高だ。

乾麺のコーナーで、刀削麺と同じ棚に讃岐うどんが並んでるのには何だか笑った。

うどん台湾では烏龍麺と書く。


大して腹も減ってなかったけど、疲れを癒す意味で、ここのフードコートガソリン補給をする事にした。

加油、俺。

頼んだのは排骨魯肉飯のセットで排骨には八角の強い風味が有る。

これが中華な味だ。

魯肉飯をかっ込んでふと顔を上げると、半袖シャツを着た対面のにいちゃんの袖から綺麗な花柄が覗いていた。

そういえば林華泰茶行に行きすがら、通りかかった裏路地でも、書き描けの紋紋を背負ったおっちゃんが上半身裸で何かを食っていた。

台北では割とカジュアルに紋紋にでくわす。


デパ地下と紋紋に満足したので、人でごった返した展望台には登らなかった。

良い加減、ホテルチェックインしてシャワーを浴びたい。




1日目 夕方〜夜


やっとホテルチェックインできて、シャワーも浴びてさっぱりできた。

一休みしたら晩飯だ。

どこで何を食うかは決まっている。

寧夏夜市で蚵仔煎を食べるのだ。


実はエリーさんに、この暑くて食品が傷みやすい時期に牡蠣を食べるのは勧めないと止められていた。

私たち台湾人間は胃が大概のものに慣れている。でもあなたたちは違うでしょ」と。

一理あるんだろう。

でもこの旅行重要目的の一つが本物の蚵仔煎を食べて、どういうものか知る事だったのだ。これはマストなのだ

から、せめてエリーさんの忠告を一つ守ることにする。

屋台料理行列の店で食え」

日が落ちて、明かりが灯った台北の街。

地下鉄を乗り継ぎ、寧夏夜市の行列の店を目指した。



道中驚いたのは、街中に野良犬がいた事。

少し遠巻きにしてる人もいたが、同時に野良犬を気にするふうでも無く、すぐ脇で座ってなんか食ってるおっちゃんもいて、日本ではもうない風景日常なんだなぁと驚いたりもした。



やがて、台北B級グルメ天国寧夏夜市が見えて来た。

日本で伝え聞く喧噪はちょっと盛ってるんじゃないかなんて疑っていたが、実際に行くと日本縁日以上の人、人、人。

屋台が軒を連ねる通りは真っ直ぐ歩くのも難しいくらい。

食習慣が全然違うのを肌で感じる。


夜市を一回りすると、一番行列のできてる店がわかった。

ここに決めた。

朝にエリーさんに酷評された付け焼き刃の台湾語は捨てて、筆談だ。

蚵仔煎を描いたメモを見せて注文する。

やがて店内に通されて、目当ての品が運ばれて来た。

おお、これが蚵仔煎か。

まず写真を一枚。

そして口に運ぶ。

プルプルしている!台湾風にいうとQQだ。

牡蠣オムレツと言いながら、片栗粉ような生地の方が主で、それに卵が絡み、その中に青菜と小粒の牡蠣が旨味を添えていた。

かかっているタレは甘酢か。テーブルに置いてある辛味噌を添えると更に風味が増す。

エリーさんの忠告は忘れてないが、ひょっとしたらヤバいものを食べているのかも知れないというスリルもまたスパイスのようなものだった。

「很好吃!」メモを見せると、店員のお姉さんはサムズアップした。



>>2日目



2017-10-03

[] #38-1「危ないアニメ

物事にはラインがある。

おっと、変なボケはやめてくれよ。

ガイドラインや、ボーダーラインかのことだ。

是非を判断する上では重要な線だな。

でも、その線をひくのは所詮人間

時には明確に可視化されず漠然としていて、統一もされていないことも多い。

なのに、その状態恣意的に決められることも珍しくない。

じゃあ、もしも抽象的なテーマに対して、そんなことをしてしまったらどうなるか。

今回はそんな感じの話だ。


以前どこかで話したが、俺たちの町では『ヴァリアブルオリジナル』というアニメ流行っている。

深夜放送から人気に火がつき、ゴールデン放送するほどになった。

だが、必ずしも良いことばかりではなかった。

本作はバトルもありのシリアスもありの作品だったのだが、深夜放送のままの表現では難しいと上から判断されたのだ。

まり事実上リブートを余儀なくされた。

例えば暴力表現はなくなり、容赦なく死んでいた登場人物たちも敵味方モブ含めて全く死ななくなった。

そのほか、登場人物達の言動もかなり抑え目なものとなり、ビジュアルもかなり変わっている。

あと国際色豊かになったらしい。

……異世界舞台であるファンタジーもので「国際色豊かになった」って言われてもピンとこないが。

それに元あるものをわざわざ変えてしまうというのも、別の意味冒涜的な気もするんだがそれはいいのだろうか。

第1シーズンからファンである友達は、放送当時かなり落胆したとボヤいていた。

そんなことをスタッフの一人である父に言ったら、「不自然修正を後で追加される位なら、文句絶対に言われないレベルにしてやろうとしていた」らしい。

まあ何はともあれ様々なもの配慮したアニメなんだなと俺は認識していたが、それでも問題が浮上しないというわけではなかった。


弟いわく、友達のシロクロが発端だという。

シロクロも『ヴァリオリ』に熱中しており、よく自分住まいごっこ遊びに興じていた。

こいつはお世辞にもごっこ遊びが似合うようなナリではなかったが、まあアニメをどう楽しむかにそんなことは関係ないよな。

そんなシロクロの様子を、同居人ガイドは訝しげに見ていた。

「くらえ、チョウナ・ブーメラン!」

「なんだシロクロ。その珍妙デザインブーメランは」

「『ヴァリオリ』に出てくるイセカっていうキャラ武器だ!」

「ああ、そういえばそんなアニメあったね」

手斧ブーメランハイブリッド性能を持っているんだ!」

何だかすごく危なそうだけど」

安心しろイミテーションだ!」

「あー……シロクロ? 居候の身であるボクが偉そうなことはあまり言いたくないんだけど、イミテーションからって人に向かって投げるのは自重してくれよ。特にボクには」

大丈夫責任は俺が取る!」

「そういう話をしているんじゃない」

「どういう話をしているのか分からないが、まあ分かったよ。じゃあ、ウロナの武器で遊ぶ!」

「ウロナってのも『ヴァリオリ』のキャラ?……って、それ弓じゃないか!」

「ただの弓じゃないぞ。こうやって足で固定できるんだ。すると両手で弦を引ける。すごい勢いで放てるってわけだ!」

「おい、だからボクに向けるな!」

「矢尻は吸盤だぞ?」

「だから、そういう話をしているんじゃない!」

「どういう話だよ」

まあ、子供(?)の微笑ましい風景だ。

だが、この状況を微笑ましいと感じない人間が出てくる。

彼らにとって、クレームを言うのには十分な理由だった。

(#38-2へ続く)

2017-10-02

https://anond.hatelabo.jp/20171002233022

人によって悩みや関心が違う以上、これを読むべきなんてとてもじゃないが言えない。ネットに山ほどブックガイドがあるし、その中から気になるやつを読めば良い。

(とはい大学生なら大体ニーチェサルトル辺りにハマるんじゃないかと思うけど。)

ただ、いまブックガイド見てたら安直ドストエフスキートルストイを勧める輩が多いんだけど、この辺は聖書理解がないと全然わからんので注意。この点の留保なく勧めてくるやつは大体読んでない。

anond:20170930091504

今のままじゃどこに力を入れてスキル上げていけばいいかからない

ということなので、感想と全体的に思ったことを書いてみた。

力を入れたほうがいいと思ったところは、「まずいかなと思ったところ」に書いておいた。

下に行くにしたがって細かい話になるので、読みたいところまで読んで切り上げてもらってOK

物を作る人は応援したいという気持ちで書いてるつもり。

良いところ

・全体的に動きが分かりにくいと思うところはあるけど、そこは慣れなのでがんばってという感じ。

・掛け合いはちゃんと面白い

読者が疲れてドロップアウトしていく感じはないので、十分だと思う。

情報の分量的にはちょうどいいのでは。詰め込む感覚はつかめているように思う

まずいかな?と思ったところ

・全体的に説明がわかりにくい。説明パートに入ると難航している気がする。

・吹き出しの形が違うから区別はつくが、誰が話しているのかがわかりにくい

一人が複数話すなら吹き出しはつなぐ。基本的に会話している二人にもう一人が割り込むなら、割り込む人間の表情を書かないとわかりにくい。

用語はなるべく統一。違う言葉でも属性が近い言葉は似たような用語にした方が、系統立てて頭に入るのでわかりやすい。(敵性体周りの用語はもう少し練って欲しい)

理屈けが弱い。読者に「そんなことあるか?」って思わせてしまったら負け。

簡単出来事でも「ほう」と思わせる説得力がほしい。

かい

1話

「かつて魔導は釜となり…」

魔導が魔力を指すのか、魔法体系そのものを指すのか、

それが釜になるというのはどういうことなのか。

言い伝え調なので、あいまいに書くのはいいのだが、

おぼろげにも想像がつかないほどあいまいにしてしまうと、

入り口から読者を突き放してしまうので、

ミスリードでもいいので、読者が推測できるような文章にしたほうがいい。

魔方陣

ファンタジーでも説得力必要

なぜこの形になったのか、何らかの力学帰結でこの形になったのかという感覚を、

作中で説明しないまでも、作者は把握している程度には持っておいたほうがいい。

・序盤のテンポはい

かいことを言うと、体の文様は浮かぶ途中を書いたほうが変身の様子が想像できるので読者のテンションが上がる。

索敵魔方陣は、索敵する様子(指先の陣の方から通路に光が伸びるとか)を見せた方が動きがあっていいと思う。

通貨のレートの説明はここでせずとも、おいおい明かしていけば「こいつら稼いでるんじゃん!」と見直す間を与えられていいのではないかと思う。(実際にお金をもらっているシーンで書いたほうが効果的)

序盤は必要最低限の説明以外はしないほうが、読者の思考力をストーリーに専念させられていい。

逆に、チカの名前いつまでも出てこないと読者に名前を覚えてもらえない。

2ページ目くらいで、ミユキにもう呼ばせてしまって欲しい。

貯金やぞ

恐らく、「カジノで磨ってるのは先行投資で、いずれ取り返す」という意味なのだろうけど、

この一言だけでは伝わりにくいというのと、

交互に発言している吹き出しで、いきなり片方の発言連続してしまうと混乱するので、

「分ってへんなぁ……」「貯金やぞ」より

「あれは貯金や」「戻ってこない貯金?」くらいのほうがわかりやすいかも。

悪態の口は開く

なんらかの比喩に聞こえてしまうので、「悪態言う元気はあんのな」くらいのほうがいいのでは

高いんや!

…と「じゃあいっとく?」の方向性が同じなので、落ちてないというか締めを引きずってしまっている。

「魂ナシとアンノウンじゃ、もらえる金○倍やで!」とかミユキに言わせて、

逆にチカが「じゃあいっとく?」と言うことで、おまえも結局金か!みたいな二段落ちにしてはどうだろう。

2話

ヒト多すぎ

見た感じだと言うほど多い感じに思えないので、正面の人ごみ突っ込んで埋もれながら言ってみてはどうか

ヘンな名前やねんな

恐らく、人名勘違いしているのだろうが、伝わりにくい。

けったい名前のやっちゃな」とか、わかりやす

・ヒロムが押し売りを追っ払うシーン

なぜ追っ払えたのかわからない。警察だとふかすくらいしてもいいのでは。

ほんまはなんも売る気無かったんちゃうんか……

もう少し照れるか怒るか拗ねるかしないと、自分がお子様扱いされてくやしい様子が伝わらないと思う。

お前ほんとひねくれてんのな

さすがにここは察してると思うので、チカに「そ、そんなことは無いとおもうよぉ」とか言わせておいたほうがチカが萌えている表現もできるし自然に流せるのでは

枯れ葉のみの呪殺が横行し

さすがにここまでカジュアルでは、今までに横行していないほうが不思議になってしまうので、

術式が凝ってるとか、術師が特別とか、コストは掛からないけど真似はできないという説明はないと

説得力がなくなりそう。

経年・社会性・存在目的 そして命の摂取

読者が理由想像しづらいように思う。「自立活性魔導素子」という言葉を作ったのだから

「自立成長」ではなく「自立活性」「活性化」のほうが分かりやすいのでは

「経年・信仰による素子の蓄積、存在意義獲得による活性化、そして他者の魂の直接摂取です」

くらいは説明した方が分かってもらいやすいと思う。

(「社会性」というのは、集団の思惑による魂の発生と解釈したので「信仰」と言い換えた)

漫画の肝であるルール提示はなるべく分かりやすく、あとから見返えせば理解できるようにしたい。

・発端の説明が少し雑すぎる

「教えて」を「殺して」と書き間違えることは「さすがにない」と読者に思わせてしま

手引き

手続き」か「手順」の間違いでは?

怪物

ここは「自立活性魔導素子」という用語を使ったほうがいいのでは

「足がかり」「希」

どちらも通じるが、あえて通じにくい方の言葉を使う意味はなぜなのか

元々あの辺りじゃ俺ら制服組嫌われ者だった……

嫌っているのは現地民として、助けにきたところをなぜわざわざ殺すのか。

全滅しているような状態なら、誰かを嫌っている余裕はないのでは?

行方不明てなに?

先の行方不明22名への対応なのだが、読者は流す部分なので伝わりにくい。

行方不明22てなに?全滅ちゃうん?」とか、もう少し説明がほしい。

もしくは「行方不明22名」と書いてあるシーンで、ミユキになんらかの反応をさせてほしい。

授業で言う「ここ、テストに出ますよ」みたいなガイドがほしい。

煙に巻くべく

行政ごまかしはありとして、住人の不信感に警察が屈するというのもおかしい。

捜査が棚上げになったというなら、臭いものに蓋をしたい政府側の思惑か、

これ以上関わって欲しくない住人の非協力的態度による迷宮入りでは?

本体と遭遇し~

生還0としながら、直後に目撃者がいるのは矛盾している。

容姿もわからないのに能力が判明しているというのもおかしい。

この辺りに説得力を持たせたいなら、呪術的なアプローチ調査をするなどの説明必要なのでは。

・死の条件について

「窒息」と明言されているのだから、「息を吸ったらアウト」ではなく、「酸素が切れたらアウト」では。

「水中にいるのと同じです」といった説明をしたほうが、読者には想像やすいのでは。

解呪は?

生還者0でこのやり取りは無理があるかと。

・落ち

さすがに無理矢理すぎるのでは…

3話

なぜ、増田相談エントリを上げたのか理解できた気がする。

・3話に関しては、2話でのルール設定が固まってないので、話が転がらなくなってしまっているように思う。

6年という月日が流れているなら、主人公たちが存在をしらないのはおかしいし、

今更カルトが暗躍したところで、シャットアウト完了しているのだから

どちらかというとカルト排除に力が向くはず。

話が行き詰ってしまった印象を受けた。

一旦2話に立ち返って、敵性体関連のルールを固めることと、

各人がどの程度この世界ルール理解しているのかを設定したほうがよいように思う。

2017-09-20

destiny2雑ツッコミ

トラベラーって結局何やねん

謎の人物って何やねん。どうなったねん

勢力なしって…

トラベラーって結局何やねん

サンシンガー返せやあほ

バーバースって何やねん

地球穴はどこじゃ

グリモアはどこじゃ

死んだゴースト集めはどこじゃ

トラベラーって結局何やねん

サブからフュージョンと砂抜くだけでも納得いかんのにショットガン抜くとかぶんぎえ頭悪すぎだろ。誰かプロマネ止めろや

あのゴーストはいっぺんぶっ壊されるべき

レイドのガイドいらんから初見でもわかるように作れやアホ

結局トラベラーって何やねん

結局トラベラーって何やねん

2017-09-15

[] #36-5「幸せな将来」

そうして映し出された子供人生ハイライトは......なんというか、“ビミョー”だった。

どん底というほど不幸でもないが、かといって成功や華やかさとは無縁に近い。

上手く表現できないが、しみったれ人生だ。

「ねえ、ガイド......このアイテムシミュレートって、どれくらいの的中率?」

「そうだなあ、今回だと75%ってところかな」

100%だと言ってこないだけ良かったと思うべきなのか、それでも高い確率だと落胆すべきなのか。

「ん、どうしたんだい?」

シミュレートのことを知らないノムさん夫妻は、俺たちの沈んだ表情を見て首をかしげる。

結果が何であれ、ノムさんたちにシミュレーションのことは言わないとガイド約束している。

だが、俺は質問せずにはいられなかった。

「もしも、もしもですよ。産まれて来た子供が不幸な人生を歩むとしても、それでも子供が欲しいですか」

「おい、マスダ!」

ガイドに制止されるが、どうしても俺は聞きたかった。

未来に関わることだからってのは分かる。

それでも、俺はノムさんたちの口から答えを聞きたかったんだ。

未来のことは分からないけど、それでも子供は欲しいかな。幸せになってくれるよう善処するよ」

奥さんの言葉に続くように、旦那さんも小さく頷く。

シミュレートのことを知らないからそう言えたのかもしれないけど、俺たちはその言葉何だか安心感を覚えた。


「深く詮索はするなって言ったじゃないか。キミはかなり危険な行動をしたんだぞ! あの夫婦選択が変わらなかったか未来に大きく影響は及ぼさなかったものの......」

帰りの道中、ガイドはご立腹だった。

しかし彼らの選択も不可解だ。子供が将来幸せになれるか分からないのに、なぜあん選択ができるんだ。自分達の都合だけで子供を産むなんて、エゴもいいところだ」

俺のせいとはいえ、こうもまくし立てられるとウンザリしてくる。

ガイドにいい加減にしろ、と言いそうになったその時だ。

「だからこそ、ではないかな」

ガイド言葉に応えたのは、意外にもシロクロだった。

子供を産むというのは、その選択をした人間側のエゴ存在する。そのエゴはどう取り繕っても逃れられるぬ。だからこそ、人はより良い未来に子を導く努力をするのではないかエゴが子を産み、エゴが子を育むのだ」

いつもの調子とは違った、精悍な顔つきに落ち着いた佇まい、まるで別人だ。

そんなシロクロの様子に俺たちは戸惑いを隠せなかった。

「し、シロクロ......?」

不安になったミミセンが、シロクロを軽く小突く。

「ふがっ......アイ! ワズ! ボーン! アイ! ワズ! ボーン!」

すると変な声を出して、あっという間にいつものシロクロに戻ってしまった。

いや、それともさっきのシロクロこそ元の状態だったりするのだろうか。

謎の多いヤツだが、ますます謎が増えたな。

エゴこそが原動力......か。なるほど。ボクの時代でも形は変われど、本質は変わらないってことか」

そんなシロクロの突発的な言葉に、ガイド勝手に納得してしまった。

俺たちはまるでついていけない。


こうして俺たちの“取材”は幕を閉じた。

子供の将来が幸せかなんて本当のところは分からない。

漠然とし過ぎているし、自分以外の人生なら尚更だ。

けど、それでも幸せになれると信じて、前向きに決断することが求められる時もあるのかもしれない。

(おわり)

2017-09-14

anond:20170913234644

そういやブレスオブファイア1だと、

シリーズ初なわけなので魔法も当然初見なんだけど、

魔法使いキャラが仲間キャラ8人中7番目に仲間入りするから

それまでせいぜいメラミバギマクラスだった魔法が、

一気に

メラガイアーバギムーチョまで

どばーっと覚えるもんだからどれが何かわからんくって困ったなあ

レイレイガまではいいとして、

スーレイグレイゴルって関連魔法としてつながるかっつーの!!!

ゲームボーイアドバンスでの移植版は

ちゃんとカーソル合わせると魔法効果ガイドされるようになってた

[] #36-4「幸せな将来」

「こんなに大所帯で、一体どんな用なんだい?」

「学級新聞夫婦生活について書こうと思っていまして、その取材をと......」

「へー、そうなんだ。じゃあ、ここで話すのもナンだし中で話そうか」

ノムさんと俺たちは知り合いとすら言っていいのか微妙関係だったが、訪問すると快く招き入れてくれた。

結婚式エキストラを雇うくらいだから人見知りかと思ったが、コネがないだけで人と接すること自体は嫌いじゃないらしい。


「突然、押し掛けて、ごめんなさい」

「遠慮しなくていい。来客用の茶菓子無駄にならなくてよかった」

夫婦どちらもにこやかに対応してくれて、『本来目的』のために利用するのが申し訳なくなってくる。

だが、ここまで来た以上は遂行しなければ。

「それじゃあ、何が聞きたい? とは言っても、プライベートすぎる話は勘弁してほしいけど」

はい、では......」

ひとまず当たり障りのない質問をしていく。

取材という名目からというのもあるが、シミュレートするのに不都合がないか判断するというのも理由としてある。

そうして質疑応答を繰り返していき、打ち解けてきたと感じたところで、俺たちは満を持して本題を投げかけた。

「ではズバリお聞きしますが、近々ご家族が増える予定などは......」

これでも大分ぼかしたつもりで言ったが、それでも気まずく感じるのは俺たちに後ろめたさがあるからだろうか。

「ああ......そうだなあ」

旦那さんは歯切れが悪そうに呟く。

奥さんの反応を窺っているらしい。

奥さんが小さく頷くのを見ると、今までの調子で話を再開した。

「今の生活も落ち着いてきたし、そろそろかなあと考えているよ」

期待していた答えだ。

まさに、シミュレートに打ってつけ。

「そうですか......あ、写真撮ってもよろしいですか。顔は隠しますので」

「ええ、どうぞ」

ガイドがおもむろに、あのアイテムを取り出す。

カメラシャッターに見せかけて、ボタンを押した。

すると、たちまち画面部分が鈍く光りだす。

俺たちはノムさんたちに見えないよう、画面部分を覆い隠すように覗きこんだ。

ガイドによると、産まれてくる子供人生ハイライトがいくつか映し出されるらしい。

さあ、鬼が出るか蛇が出るか。

出来れば幸せ未来であってくれ......!

(#36-5へ続く)

2017-09-13

anond:20170913030921

出た!日本じゃない、どこかにある、謎の「海外」!

  

ちょっと小金持ってる日本中年女性が周辺貧国の現地ガイドなんかに貢いじゃうのってこんなパターンかね?

意識的に身だしなみに無頓着で、それでも若い男が自分(の金)に近寄ってくると

  

「本当の私を見てくれた!」

「私の中身を好きになってくれた!」

  

ってなるヤツ。なわけねーって。

本人も分かってるんだろうね。日本で同じような男が近寄ってきても拒絶するんだけど、なぜか海外ならオッケー。

違いは第三者客観的な目があるかどうかだけ。国内じゃ周りの目があるから自分を騙し続けるのが難しい。

あ、あと圧倒的な経済力の差でナチュラルに優位に立てる。日本人相手だと貢いでる方が虐げられたり普通にするし。

  

売春旅行バランスが取れてると被害者いなくていいよね!

[] #36-3「幸せな将来」

「で、どういうのが調べる相手として向いているの?」

「そう遠くないうちに妊娠する可能性のある人がいいね。その方が正確にシミュレートできるし、未来にもあまり影響はないはず」

そう遠くないうちに妊娠する可能性のある人、か。

まり大人で、かつ結婚している人が妥当ってことになるかな。

サンプルが見つからなかった最終手段に仲間を調べようと思っていたが、そうなると事情は変わってくる。

「じゃあ、俺たちの両親が身近かなあ」

自然な流れから来る判断だったが、仲間たちの反応は芳しくない。

「私もそれは考えてたけど......なんか嫌」

「僕も。上手く言語化できないけど......」

タオナケとミミセンは拒否

ドッペルは何も言わないが、こちから目を逸らしたので同じだろう。

シロクロは両親がいるのかすら分からないし。

俺の母さんはいうとサイボーグ化が進んで、今はもう子供は産めないし。

「できれば、まだ子供が一人もいない夫婦のほうが未来への影響も少なくていいと思うよ」

ガイドの後だし説明に俺たちは溜め息を吐いた。

それをもう少し早く言ってくれればよかったのに。

「こうなると、他人夫婦しか選択肢がないかあ」

といっても、そんな丁度よくいたかなあ。

記憶の中を探索する。

過去をたどっていく。

そして、意外にもそれは早く見つかった。

ノムさんだ。先月、結婚したばかりの人たち」

その人の住所は兄貴なら知っているかもしれない。



俺たちは兄貴バイト先に赴いた。

「知っていても、教えるわけがないだろ。守秘義務だ」

「そんなこと言わずにさあ」

バイト中なんだ。邪魔するなら帰ってくれ」

だが、兄貴の答えは芳しくなかった。

はいえ、ここで引き下がるわけにはいかない。

俺は兄貴の側に近寄ると、耳打ちする。

バイト、ねえ。ノムさん結婚式も?......」

兄貴の表情が途端に険しくなる。

以前、兄貴バイトノムさん結婚式エキストラとして参加した。

そして、バイトであることを隠して俺や両親も出席させたのだ。

多分、バイト代は全て兄貴の懐に入ったままだ。

「おい、お前には口止め料をやっただろう」

「あの時、兄貴は言ったよね。『なあに、安いもんだ』って。つまり、俺はもう少し貰ってもいいってことだ」

俺はわざとらしく笑って見せるが、兄貴の表情はより険しくなる。

妙な緊張感が漂うのを感じた。

兄貴は大きく深呼吸をすると、住所の書かれた紙切れを俺に渡す。

どうやら、気づかないうちにメモしてくれていたようだ。

「いいか。この話は今回で終わりだ。次に口にしたら......具体的な案は後で考えておく」

俺は二つ返事でその場を後にする。

あの様子だと、次にまた話題にしたら本当に容赦してくれなさそうだな。

(#36-4へ続く)

2017-09-12

ほしいのは、プレミアムフライデーハッピーマンデーじゃねえ、長い

このあいだ、姉貴の夫の両親が日本に遊びにきた。

フランス人

3週間の日本旅行中。

ガイドも兼ねていろいろ美味しいところもご一緒させていただいたんだが

彼らいわく、フランス人夏休みミニマム3週間らしく(違ってたら修正して)

本当にうらやましいと思った。

3週間も休んで、勤め先は大丈夫なんですかね、と聞いたら

みんなで根本的に調整してあるから大丈夫だし

そもそも人生権利より仕事を優先する理由なんてないでしょ?

と真顔で言われてぐうの音も出ない。

しかに、プレミアムフライデーとかハッピーマンデーとか、

ちまちま休むほうが、業務間切れでよっぽど調整しにくいわ。

もちろん、2週間、3週間と休みがあると

ボッチや彼女と別れたばっかだとつらくないのかな、と思ったが、

「それはそれで、一人旅ひきこもり満喫すればいいだけ」

とのこと。そりゃそーだな、と。

日本でいつまでたっても長期休暇が制度化されないのは、

2、3週間連続休みもらったらどうしたらいいかわかんないような

味気ない人生の人が、

政治家とか、会社役員とか、そういう社会の上層にいて

下々にいい思いなんてさせまい、と思ってるような気さえしてきた。

[] #36-2「幸せな将来」

「覗き見る、って一体どういうメカニズムなの?」

説明してもいいけど、真面目に聞く根気があるかい

俺たちは顔を見合わせる。

ミミセン以外は真顔。

まり関心のないことを示していた。

ミミセンには気の毒だが、俺たちはチームなので多数決にさせてもらう。

ということで、顔を横に振ってみせた。

「本題だけでいい」

「やっぱりね。実のところ、未来に大きな影響を及ぼすから教えられないんだ」

だったら、なんで聞いたんだ。

兄貴ガイドのことが嫌いらしいが、何となくその理由が分かってきた。

「じゃあ、本題だけ説明するね。このアイテムを、将来子供を産むかもしれない人に向ける。そしてボタンを押すと、その子人生シミュレートした映像流れるってわけ」

こちらが希望したこととはいえ、あまりにも簡素説明だ。

「私、質問だけど、『将来子供を産むかもしれない人』ってのは妊娠している人ってこと?」

妊娠していない状態のことだね。ボクの時代では妊娠したら絶対に産まなきゃいけないから、その段階で調べても手遅れだし。もし調べないで妊娠してしまった場合犯罪なんだ」

俺たちの時代にも似たような決まりはあるが、ガイドの言うそれはより徹底しているようだ。

それにしても、事前に将来を調べないと犯罪になってしまうって、すごいな。

まりにも荒唐無稽な話に俺たちは怪訝な顔をする。

「じゃあ、もし適性なしで産まれ場合はどうなるの?」

「その子がより幸せになれる環境で、しっかりと教育されるさ。かくいうボクも実の親には育てられていないしね」

さらりと説明されたガイドの生い立ちに、俺たちは驚きを隠せない。

「実の親から引き離されたってこと!?」

「気にする必要はないよ。さっきも言った通り、ボクの時代では血の繋がりは重要視されていない。人口の半分以上がボクのような存在さ」

人口の半分!?」

「そんなにおかしいことじゃないだろ。産まれてくる子自身は、生殺与奪の権利を行使できない。だから大人責任を持たなくちゃいけない。子供の将来がかかっているんだから厳正でなくちゃ」

ガイドの言うことにも一理あるように思える。

けど、どこかで俺たちはそれを納得できないでいた。

肯定するにしろ否定するにしろ、俺たちには知見が足りなかったんだ。

「ねえ、そのアイテムを使ってみてもいい?」

から、そんな俺たちにとって、この提案必然だった。

決して興味本位だとかじゃない。

「え?......うーん......」

ガイドが渋る理由何となく分かる。

アイテムを乱用して、未来に影響を及ぼすことを危惧しているのだろう。

だが、このままでは引き下がれない。

ちょっと吹っかけてやろう。

「あれ~? そんなに渋るのは、ひょっとしてそのアイテムは偽物ってことなの?」

「え? 違うよ、本物だって!」

仲間たちも俺の思惑を読み取って、同調する。

「本当かな~?」

証明できないなら、ガイド未来から来たっていう信憑性も薄れちゃうよねー」

そうして煽り続けていると、ガイド観念した。

「分かった、分かったよ。ただし、ボクの監督のもとアイテム使用すること。出来る限り未来に悪影響を及ぼさないようにしないといけないからね」

こうして、俺たちは適当サンプルを求めて町に繰り出した。

(#36-3へ続く)

2017-09-11

[] #36-1「幸せな将来」

俺の住む町には変人が多い。

身近なところでは、使い勝手の悪い超能力を持っているタオナケ。

いつも耳栓をつけているミミセン。

変装が得意なドッペル。

特にヤバいのは、荒唐無稽存在シロクロだ。

シロクロは年齢不詳、というかほとんど不詳。

分かるのは白黒のツートンカラー服装を好むことと、俺たちの仲間であるということだけだ。

そして類は友を呼ぶってヤツなのか、そんなシロクロの住まい最近新たな変人が加わった。

その人物自分ガイドと名乗り、未来からやってきたと言っている。

風貌からして"それっぽい"し、不思議アイテムをたくさん持っているし、俺は本物だと思うんだけど大半の人は信じない。

兄貴いわく「どちらにしろロクでもない奴だから、いたずらに関わるな」ということらしい。

どういう意図で言ったのかは、よく分からないけど。


その日も仲間たちとシロクロの家で遊んでいると、ガイドは何かをせっせとせっせしていた。

俺たちの存在に気づくと、いつも隠そうとするので何をしているかは知らない。

「何してるの?」

「い、いや、キミたちに言うことじゃないよ。どうせ信じちゃくれないだろ」

しかけてもこの調子だ。

ガイドはこの時代世間の風当たりに酷くやられたらしく、軽い人間不信に陥っていた。

それが気の毒に思えて、俺たちは兄貴忠告無視してガイドを慰めることにした。

「そんなことないよ。信じるさ」

ガイドにとって、この言葉はよほど堪えたらしく感極まってしまった。

その素直な反応に、俺たちも朗らかになる。

「う、嬉しいよ。キミの兄とは大違いだ」

しか兄貴のことを悪く言うものから、そんな気持ちはすぐに引っ込んだ。

仲間たちも兄貴には懐いていたから、ガイドに対して怪訝な表情をしていた。

「身内のことを悪く言わないで欲しいな」

ドッペルが俺の声真似をしてガイドに言った。

代弁するなら、せめて自分の口で言えばいいのに。

「あ......ああ、ごめんね。ボクの時代では、血の繋がりによる関係性はあまり重要視されなくてね」

「そうなの?」

「うん。ボクの時代では、子供は生まれてくる前段階で様々な審査を受けるんだ」

審査って、どんな?」

「細かく言えば色々あるけど、子供の将来が安泰かを判断するため、ってのが原則としてあるね......あ、そうだ」

ガイドはおもむろにアイテムを取り出す。

それはスマホに似た形をしていたが、やや不格好な四角形になっていた。

「生まれてくることが確定していない段階の子なら、このアイテム人生を覗き見ることができるよ」

(#36-2へ続く)

2017-09-09

[]2017年前半のはてブユーザー数の推移を推定する

総合ホットエントリに付いた公開ブックマークユニークID

当該の総合ホットエントリに当該中に付けられた公開ブックマークから重複を除いたID数。

年月公開ユニークユーザー
2017-0130431
2017-0228746
2017-03欠測
2017-04欠測
2017-0528480
2017-0628781
2017-0728231
2017-0828773
2017-0929826

1月は若干多かったが、あとはほぼ横ばい。

公開ブックマーク率はおおよそ8割(79.8〜80.6%)

※2017-09分追記 はてブUI大幅変更で減ったりしていないかと思ったが微増。公開ブクマ数は横ばい。小の月なので1日少ない。

カテゴリホットエントリに付いた公開ブックマークユニークID

特定カテゴリユーザー数が増えていないか確認。当該月のカテゴリホットエントリに当該中に付けられた公開ブックマークから重複を除いたID数。

カテゴリcategory2017年2月2017年8月増減
世の中social1443614741102%
政治経済economics1185514291121%
暮らしlife1894319237102%
学びknowledge1194812938108%
テクノロジーit209382007396%
おもしろfun64007605119%
エンタメentertainment1180612195103%
アニメゲームgame1118012655113%
合計 3308033097100%

政治経済カテゴリおもしろカテゴリブクマしたユーザーが約2割、大幅に増加。テクノロジー関連のユーザーが若干減少。全体としてはやはり増えていないことが確認できる。

2017年上半期に観測された全はてなID

上記のデータを得るのに使った全てのコメント観測されたID

64,356 ID

サンプルエントリ数: 29,091

サンプルコメント数: 3,740,664

はてなメディアガイド2017年7-9月版によると2017年6月の会員数は約600万人である

このID数の数字に若干違和感を感じる。

かにホットエントリを全くブクマせずに終わる月もあるのでホットエントリだけ観測していたのでは取りこぼしも多い。それでも2ヶ月、3ヶ月と網を張っていると徐々に観測される確率は高くなるはずであるしかし毎月観測されるID数は3万弱なのに、たった6ヶ月合算しただけで2倍以上になるだろうか? 大量のID使い捨てられている可能性が高い気がする。

もし6ヶ月合算で増えた分がホットエントリをめったにブクマしないユーザーだとしたら、その月以前の合算ユーザー数は月を追うごとに増加幅は減少するはずである。もし増加幅が一定あるいはランダムなようならこの半年で3万のID使い捨てられてきた可能性が高い。

これについては次のエントリ検証したい。

2017-09-06

東京から五ヶ瀬ハイランドスキー場に行ってみたい酔狂な方へ

2017シーズン五ヶ瀬ハイランドスキー場へ行った経験を元に、簡単ガイドを作ってみました。五ヶ瀬ハイランドスキー場経営難で閉鎖も囁かれましたが、2018シーズン営業は決まったようです。日本南端スキー場で滑りたい方、おっぱいCM(*1)に惹かれた方、ぜひ参考にしてください。

プラン(例)

2/2(金) 羽田空港0710-(SNA011)-熊本空港0905-(レンタカー)-民宿-(バス)-スキー場-(バス)-民宿

2/3(土) 終日スキー 民宿

2/4(日) 民宿-(レンタカー)-熊本空港1440-(SNA016)-羽田空港1615

予算(例)

航空券 21,300円 (ソラシドエア羽田熊本往復、バーゲン75利用)

レンタカー 17,928円 (ニッポンレンタカー軽自動車、2日+6時間)

宿泊 民宿森のくまさん 6,000円x2泊 (朝夕食付)

リフト券 8,400円 (4時間+1日券)

スキー往復宅急便 3,904円 (ヤマト運輸スキー往復宅急便オールインワンケース)

●補足

五ヶ瀬ハイランドスキー場トップシーズンは、1月下旬2月上旬と短いです。どうせ行くなら、ここを狙いましょう。(*2)

1月でも気温が高ければ雨になりますポンチョなど雨装備があるといいかも。

レンタカースタッドレスタイヤ必須です。

スキー場最寄りの宿は、五ヶ瀬町鞍岡波帰の民宿(3軒)です。

・波帰地区民宿に泊まれば、リフト券が多少安くなると思います

・波帰地区からスキー場までは、無料シャトルバスを利用できます。宿でシャトルバスに乗りたいと申し出ると、スキー場へ連絡してくれて宿付近で乗車することができます。帰りは、乗車するときに宿名を告げれば寄ってくれます

スキー場駐車場は、狭いのですぐに満車になりますレンタカーは宿に置くのが無難です。

・宿/スキー場周辺は何もない山奥です。スキー場最寄りのコンビニは、R218馬見原のヤマザキ(13km、車で20分)です。

森のくまさんwebサイトからの予約はできません。必ず電話してください。

(*1) 2013シーズンCM http://www.youtube.com/watch?v=RV_V_9UxA8Q

(*2) 2017シーズン積雪http://www.yamame.co.jp/index-gokasehiland.html

2017-09-03

ユニクロ身長別着丈ガイド死ぬほど便利

ユニクロオンラインショップは一度も使ったことないんだけど、商品の着用画像を探すのに見てたら「身長別着丈ガイド」なるもの発見

フリマアプリやゾゾユーズドとかで時々古着を買う者としては、これが死ぬほど有り難かった!

自分身長を一覧から選んで、丈感を確かめたい服の種類を選択。すると丈別の着用画像が幾つか出てきて、丈感をイメージできる。

特にワンピーススカートモデル着用画像って低身長の者にとっては特にアテにならないから、いちいち手持ちアイテムの丈と比較してサイズ感を想像してた。なので低身長or高身長の人には特に便利なツールだと思う。

2017-08-31

https://anond.hatelabo.jp/20170831022232

インターンシップによって就業する学生が「労働者」(労働基準法 9 条)に該当する場合は、労働関係法規適用されま

す。賃金などの労働条件について、労働基準法最低賃金法等の労働基準関係法令適用されるとともに、実習中の事

故に関しては労災保険法適用があることに留意する必要があります

この点について行政通達上は「一般に、インターンシップにおいての実習が、見学体験的なものであり使用者から業務

に係る指揮命令を受けていると解されないなど使用従属関係が認められない場合には、労働基準法第9条に規定され

労働者に該当しないものであるが、直接生産活動従事するなど当該作業による利益効果が当該事業場帰属し、

かつ、事業場学生の間に使用従属関係が認められる場合には、当該学生労働者に該当するものと考えられる」とさ

れています(旧労働省平成9年9月18日基発第636号)。

経済産業省発行 成長する企業のためのインターンシップ活用ガイド 活用編 P20より引用

http://www.meti.go.jp/policy/economy/jinzai/intern/guidebook-katsuyo.pdf

実際の業務をやっていたのであれば「直接生産活動従事するなど当該作業による利益効果が当該事業場帰属」するし、メンターなりなんなりの指示によって業務をやったのなら「事業場学生の間に使用従属関係が認め」られると思われるので問題

この件他の人も突っ込んでいたと思うけども。

2017-08-23

職場の後輩

今春に新卒で入ってきた後輩が不思議ちゃんで困っている。

電話がとれない

電話が苦手そうなので、内線しかとらせていない。だから、本人も直接聞きに行こうとするし、わからなくても他の人が聞きに行けるのでなんとかなっている。

Excelが使えない

タイピングは早いんだけどな…。MicrosoftExcelを初めて見たかのような反応だったけど、今どきの学生は授業でやらないのかな。行と列の挿入・削除もちょっと怪しい。

ネット検索が出来ない

最初は懇切丁寧に教えれば…と思ってたけど、つきっきりでメモを取ってもらいながら教えても忘れるし、メモを見ることもしないし、なんならメモ帳を家に忘れてくる。

後輩だから面倒見てあげないとと思うし、後輩ちゃんの合うやり方で教えられればもしかしてと期待をしてしまうしで、気になってしまって精神衛生上よろしくない…

そもそも、ついこの間まで学生だった人に求めすぎているのかも、と不安になってしまっていたりもする。

今年の6月twitterで、「自分の後輩が社会人なのにパンチの空け方もわからなくてやばい!」っていうツイートが流れてて共感したんだけど、「教えなければ知らなくて当たり前です!」って叩かれてて、挙げ句の果てに不正ログインされててツイート消してしまわれてた。

うちの後輩も、ダブルゲージのガイドがないとパンチが使えなくて、片側しかガイドが付いていないパンチしかないときは、ダブルゲージのパンチを探してうろうろし始めるし、切手の貼り方も切手の料金の調べ方もわからなかった。

正直、後輩は辞めた方が本人のためにも良いんじゃないかと思っているけど、同僚に愚痴ったら、それは言い過ぎって言われた…

2017-08-21

さっき私の母親のこと笑った男女二人組

さっき隣にいる自分母親をうしろの男女二人組にずーーーーーっと笑われるという苦行に耐えてたんだけど(いやもはや最後の方は耐えられていなかったんだけど笑)、

学校でのいじめを思い出した。

具体的には、旅先のまあガイドツアー的なもので一緒のグループになったその男女二人組に私の母親小一時間くらいずーーーーーっとネタにされてたという感じなんだけど。

驚くことにその二人組、どうやら教師らしい。

教師いじめっ子メンタリティ持ってるって終わってると思った。

私は母親のこと大好きだから笑われてほんと不愉快だったよ。教えてあげたほうがよかったかな。不愉快だって

旅行の最終日にこんな気持ちにさせやがってもうこれまでの旅の思い出やら充実感やら全部吹っ飛んで台無し、もはや損害賠償請求したいレベル

でも言い返す勇気出なかった。ほんと情けない。

2017-08-20

テーマパークの年パス所持者になってから私的あるある

・とりあえず年パスいくらするか、何回行けば元取れるか聞かれる

→気になりますよね。わかります

私も昔調べてました。

・「そんなに行って何するの?」と聞かれる

→これがね、なかなかやることが尽きないんです。「やってみたいこと」が増えていく一方で。パーク内の散策ももっとしたい。

・お昼前とか中途半端時間にインしてぶらぶらすることが増える

→1Dayのときは1日フルで遊んでたので、体力的には助かります

マイペースに楽しむと疲れないので楽しい思い出だけ作れる。

グリーティングの楽しさに目覚める

→もともとグリ好きなタイプだけど、1Dayのときはお昼過ぎエントランスをぶらぶらしたりしなかったのでキャラと触れ合う機会が少なかったですね。

今ではグリ施設にも行くようになりました。グリするのも見るのも大好き。

・年パスじゃない友人と行くと歩いて喋るガイドマップになる

→そういうときはどんどん役に立っていきたいので、嬉々としてマップになってます

アトラクションも好きだが1Dayのときほど乗っていない

→私は別にショーパレ命!絶対観る!ってわけでもなくて、人並みにアトラクションに乗りたいんです。でもショーパレ一期一会から。結局優先度が高くなってしまます。(私の場合)

推しが増えていく一方

パレードとかで特に何とも思ってなかったキャラファンサもらえると好きになっちゃます(ちょろい)

とりあえず今のところ、年パス買ったことで生活が潤ってます

楽しみを作るのって大事ですね。

2017-08-09

40代大学非常勤講師でも後悔はない

都内私立入学して「大学教授」と呼ばれる職業の人たちと出会い、憧れ、あんな風になりたいと思った。どうすれば大学教授になれるのかと思い、職業ガイドみたいな本を読んで、博士号を獲らないとなれないと書いてあった。姉に話すと猛反対され、就職することにした。猛勉強をして新聞記者になった。給料は良かったし、いわゆる「社会的地位」も高い。どこへ行っても「記者様」扱いをされる。でも、この仕事に興味は湧かなかった。新聞記者になればどんな有名人にも会える。総理大臣にも会える。権力好きな人新聞記者は向いている。自分はそういったことに興味はなかった。偉い人に会いたいとか、有名人に会いたいとかそういう欲求が少なかったから、新聞記者仕事に夢を感じなかった。出世することにも関心はなかった。組織の中で上に行くことにどういう意味があるのか、それで心が満たされるのかと言えば、そんな風には思えない。多分、自分変人の部類に入るのかも知れない。いわゆる「お勉強」が好きだったし、多分「お勉強しか向いている分野がなかったから、社会人としてのスキルとかそういうのは身につかなかったし、身に着けたいとも思わなかった(社会人失格とか、社会不適合とか言われれば、受け入れる)。多分、大学自由雰囲気が好きで、そこに身を置きたいという欲求けが続いたんだと思う。

30代になって会社を辞めて「お勉強」する目的海外留学した。最初語学学校で、そのあと修士課程に入って、博士課程に入って気づくと40代になっていた。博士号はまだ獲ってないし、お勉強研究は別物なので、実はあんまり研究には向いていないのかも知れないけれど、博士論文テーマは一応決まったし、想像していなかったようなきっかけで研究予算をもらえたので、「研究しなければならない」という逼迫した立場になったけど、研究については今まで怠けていたとも言えるので、自分を訓練するいい機会になったと思って毎日資料を読んでる。

留学を始めたばかりのころは新聞社給料が良かったか貯金がなかなかの金額になっていて、それで賄えた。修士課程博士課程では返さなくていい奨学金がもらえた。運が良かったと思う。今は奨学金はなくなって、貯金も底をついたけど、大学非常勤で何コマ担当させてもらえるようになって、大学生と同じか、それよりもうちょっといい生活ができる。40代収入としては笑えるほど低くて、普通の人なら絶対にやらないと思う。大学大学生相手仕事をしていれば、自分生活水準が低くても気にならないか自分収入の低さはあまり気にならない。非常勤講師でも初めて講義をさせてもらえた時は感動した。自分大学生だった時に憧れた職業の最底辺の隅っこの下座も下座とはいえ、入り込めたと思うと泣けてきた。あと、口座に「給与」が払い込まれることにも泣けてはきた。「給与」を受け取るのは、新聞社を辞めて以来のことだった。最近担当するコマ数が増えた。体力的にはそれだけ厳しくなるけど、生活費は楽になる。大学生と同じ生活をするのなら、少し貯金できるかもしれないくらいにはなった。後で聴いた話によると、少子化なので今後は新規採用はしない。とのことで、それでも時々辞める人はいから、結果として今すでに隅っこに入っている自分担当が回って来たということらしかった。運が良かったと思う。もうちょっと遅く博士課程に入っていれば、非常勤講師にすらなれなかった。非常勤講師アカポスとすらも言えないくらいの立場だけど、自分はそれになれたということにやはり今書いていていても感動してくる。

40代大学非常勤講師といえば悲惨人生典型例のように言われる。無駄高学歴で、驚くほど年収は低く、いつ切られるか分からいからだ。そういうのが悲惨で耐えられないという人は、大学院には行かない方がいい。理系企業に雇ってもらえるけれど、文系博士大学教師になる以外に道は残されていない。文系博士には「著述」という道はあるけど、著述はけっこうしんどい上にあまり金にはならない。それでもいいやと思える人にしか勧められない生き方だけど、自分大学という場の雰囲気に馴染みやすいと思うから、それでもいいやと思える。教授様になれるとは思っていない。老後のことも分からない。ある人は「詰んでいる」と言うかも知れない。でもやっぱり新聞社にいるより、今の方がいい。姉の反対がなければ人生の途中で新聞社就職することはなかったと思うし、それがなければ学問世界キャリアもっと積むことができて、もしかしたら教授様も狙えたのでは...と思うこともある。でも、会社を辞めて自分の願望を目指したのは次善の策だったと思う。あと、新聞社にいた時は贅沢な生活はできた。でも、今の生活の方が自分の好きな空間にいられる分、別の意味で贅沢できていると思うし、美味しいものを食べたり、高い服を買ったりするのは若いうちにさんざんやったので、今はあんまりそういうことにも興味はない。贅沢は若いうちにやっておいた方がいい。年を取ると無駄に目や舌が肥えて来るので、無駄な贅沢をしてしまうと思う。若いうちに贅沢しておけば、飽きが来るのでちょうどいい。

今後のことだけど、取り敢えず博士号は獲っておきたい。その後のことは分からない。いずれ帰国したいとも思う。帰国してアカポスに就けるほど甘くはないと思うから、生き延びるという点では今の大学にしがみつき続けるのがベストなのかも知れないけど、もし切られたら帰国するしかないなあとも思う。帰国したらどうしようか...ということは全く分からない。先が見えないという意味ではしんどい生き方かも知れない。でもやっぱり、牛のようなのろい歩みでここまでやれたことは正直に嬉しい。

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