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はてなキーワード: 流儀とは

2020-08-08

ジャンル炎上について思うこと。我々は虎なのだ

腐女子や夢女子のすなる、お気持ち長文というのを書いてみたくスマホを開いた次第である

憧れのお気持ち長文なので、方々から種々様々のヘビーなお気持ちが集まって来たらと今から緊張している。

お気持ち長文の流儀に習い、ライブで打ち込んでいるし、校正もしない予定だ。

から色々追記することもあると思う。

さて。

フォロワーには一発で身バレする、お気持ちを書こうと思った経緯なのだが。

あるジャンルの、いわゆる「コスプレ撮影会炎上」についての、経緯のまとめと、呟いた人の書いた解説RTで流れて来た。

それまで炎上してることしか知らなかったが、ざっくりまとめると、

「このご時世に三密を作って撮影会をしていた(ように見える場面が動画内に多々ある」

交通ルールレンタル会社ガイドラインを守らなかった(可能性が非常に高い。まぁここはほぼ黒のようだ」

本業俳優をしている人間がいた」

体調不良者がいた」

※実際の動画は見てないし、うろ覚え記憶より

……辺りが問題らしい。

かにルール違反は良くないだろう。

しかし、その、「これでヤバさが分からない人はヤバい」と書かれたお気持ち見て、私にはイマイチ、ヤバさが分からなかった。

それらを斜め読みしたけど、大体

「このご時世に炎上したことヤバい

「この炎上が他の炎上のように燃え上がったらどうなるか」

同人でやらかすと公式も問い合わせで疲弊する」

……みたいな話だった気がする。

結局の所、このご時世にやらかしたって文脈しかからなかったので、

可哀想にね、運が悪かったねって感想しか出て来ない」というのと、運とかそういうの関係ない個人コスプレイヤーのやらかしコスプレが苦手になった話を呟いた。

そういう人だって何とかジャンル内に留まってたから次から気をつけて元気出してね。

と、自分としてはそういうニュアンス。他にどう見えていたかは分からないけど。

そうしたら、相手に速攻でブロックされた。

まり炎上を庇って見ず知らずの人にヤバい認定された訳である

たかだかコスプレイヤーに「反省して頑張ってね」と呟いただけで。

私は怒った。怒り狂った。

それから時間その怒りの残り火で、腐女子らしくお気持ちを書いておこうと思った訳である

やべぇ人間だと自分でも思う。

これを書いてるうちに大体落ち着いてきて、事前に地雷避け出来て偉いねって気分でさえある。

けど、最近腐女子や夢女子の紛糾を見てると、私のこの、鬱陶しいお気持ちはだれかに必要なのではと思った。

皆さんは、共感羞恥という言葉を知ってるだろうか。

誰かが恥ずかしがってたり、いたたまれない目に遭ってる姿を見ると、自分まで恥ずかしいというアレである

思うに、オタクというのはそれが人より高くて、同じジャンル炎上とか、時によっては他ジャンルのそれも自分に取り込んでしまうのではないだろうか。

皆さんは、かなり恥ずかしい目に遭った時、咄嗟にどうするだろうか。

私は、キレ散らかす。

自分自身とか、自分をその羞恥に陥らせたシチュエーションとか指摘を暫く憎む。

わざわざ当人にぶつけないくらいの分別はあるつもりだが、それはそれ。腹が立つ時は腹が立つのである

そして、羞恥が落ち着いた頃に「何であんなにキレ散らかしたか」を弁明する。今のように。

または、「これはキレても当然の所業で、私がキレたことにいか正統性があるか」をデータや、時に法令やまとめなども引っ張って来て弁明する。

……皆さん覚えがあることだろう。

前者はこの増田で、後者はたまにRTで回ってくる、学級会や注意喚起である

まり、みんな他人の事が自分のことのように恥ずかしいし、その恥ずかしいというのを認めたくなくて怒りに差し替えているのだ。

そう、これが世に言う『臆病な羞恥心』であるオタク女は虎だ、虎なのだ。がおー!

そして、自分自分親族やらかしのように感じてしまうから、息子の頭を掴んで、

「この子がご迷惑を掛けて申し訳ありません! ほら! お前も謝って!!」とやりたくなる。

そして昨日の自分は、「は? おばさんだれ?? オレ、何で謝んの??」と話をほじってたのでブロックされた。

そんなところじゃないかなぁと思う。

閑話休題

なので、まぁ炎上に限らず、誰かが怒っている時や自分が怒っている時(○○を破損したとか、××に迷惑掛けたとかそう言う奴)、

または自分のような末端のジャンル民の「可哀想にねー」にマジムカむく時。

「それがそのジャンル(の人)じゃなくても同じくらい腹立たしく恥ずかしいか

「仮に地球の裏側で同じ事が起きた時も同じくらい怒れるか」

「それらは法令違反していないか。常習性があるか」

……を考えるのは、結構大事でないかなと思う。

ジャンル全体の罪というクソでか主語はつまり

「私の恥ずかしいを全世界の人に受けとめて共感してほしい!!」という魂の叫びで。

それはきっと、魂の叫び共感者を集める同人というジャンルならではじゃないかなと。

最初コスプレの話に時を戻すと、あれは「交通違反」が悪かったのと、騒ぐのは実際に騒ぐのは陽性者が出てからいいんじゃないかなぁと思うのだ。

事例として出して、「炎上しないように気をつけようね」までだろう。今の時点では。

画面に映っている情報以外に情報が無い時点では、当人たちの「ちゃんとやった」は限りなく黒に近いグレーなのだ

それが民主主義なので。

そして、多分すげぇアンチでも居なきゃ、そんな全カット検証しようなんてならないし、この時期じゃなきゃ、動画じゃなくて写真だったら、屋外だったら…。

ちょっと条件が変われば違ったものキーキー騒ぐ体力は自分にはもうないのである

まぁそんな訳で、結論としては、「運が悪かったね」「元気出してね」な訳である

あと、話は変わるけど、アンチフェミニストオタクもそうだけど、最近の我々、「既存価値観自分アイデンティティ預けすぎ」だと思う。

からジャンルで起こった事で自分尊厳がごっそり傷つけられた気分になるんだよ。

キミのアイデンティティは「このジャンルを推す自分」じゃなくて「何かに夢中になれる自分」だよ。

あとね、同人のことを公式に問い合わせるのはマナー以前の問題から、そこんとこよろしくな。


色々恥ずかしい事は多いけど、元気だしてこー! ふぁいっ!

追記:

これも憧れていた、しつこいお気持ち追記

こんな12時間コメントが付かないお気持ち長文を最後まで読んだ上で、数分差で感想書いてくれてありがとう

まりこの、何か一言物申したいという欲の為に、オタク電車に揺られて本を売ったり買ったりするんだってわかったかな。

良くも悪くも、何か一言物申す権利を求めて金を出す。それがあらゆる娯楽の真髄ではと。

(私は絵師フォロワーも2桁のヘボで…みたいな言い訳も付けると増田感出るだろうか)

2020-08-03

anond:20200803181929

ようするに自分ITシステムベンダー

設計者としたばあい

この機能がない

この機能がない

オンパレードなんだけど

大丈夫か?

とおもってそれでもほかベンダーから流儀が違うんだろうとみていると

問題が起きていて

これは大丈夫か?

まさか経験者に入札させてねーか?

2020-08-02

通行料リモート支給したパソコンしかった。せっかくだからくれればいいのに

流儀に従って、いっぱい返した。

給料以上に働いたと思われるように

いっぱいがんばっておいた

2020-08-01

anond:20200801111538

そもそもネトウヨが先にやってることだろ(スパイ認定在日認定

ネトウヨ的な発言を行えばそれはネトウヨに他ならない

例えば具体例なしでの誹謗中傷なんかはまさにネトウヨ流儀だな

2020-07-20

anond:20200720051909

タワー系でいままで一番満足度が高かったのは浅草凌雲閣だな。

高さ173尺っていう超高層建築富士山展望は素晴らしい。最新式のエレベーターもあって(点検さえなければ)一気に12階まで到着もできるけれど、廊状階段には現代美術作品も飾られててハイソな感じなのでそういうのを展覧しながら登るのも良い。

飲食施設は上にはなくて、下部に演芸場が有るんだけど、浅草芸人寄席が見られたり、ちょっとエッチなだしものもあるぞ。デートコースに組み込むときには気まずくならないように配慮すべきそうすべき。

上野の岡や皇居方面の緑が濃い時期の眺めは映画にしても良いくらいで、たっぷり眺めたら足元六区のミルクホールにて喫茶を楽しむのが浅草っ子の流儀というものだよね。

2020-07-01

仕事の「流儀」はどうでもいいか仕事しろ

ビジネス本とかの影響受けて、やれ会議の進行だの報連相の仕方だのに無駄なこだわりを持ってる奴

いい大人なんだから、周りから白い目で見られてることに気付けよ

2020-06-19

世の中、中身のないことが好きな人が多いよね

お前の職場にもいるだろ?

具体的な仕事できないけど、ビジネス本とかの影響で、「仕事の進め方」とか「自己管理」とかの流儀には拘る奴

あいうのって馬鹿みたいだよな

2020-05-26

anond:20200526002227

おれはお前の気持ちがよく分かるぞ。しかし午前問題いちゃもんつけるのはよくない。午前試験というのは面倒くさいけど、頑張ればその分救われるし、語彙力も上がる。

問題は午後問題だ。あれはクソだ。クソofクソだ。技術問題ではなく、国語問題になっていて、技術のことが嫌いになりそうなレベル吐き気がする。

自慢だが、一応ネスペデービー資格は持っている。しかし、合格したときの点数は61点とか、ギリギリの点数だった。正直、いまだにネットワークとかデービーのことは人に聞かれても何も答えられないレベル人間なんだが、なぜ合格したのか分からない。おれは不合格だと思っていたが、IPA合格にしてくれた(たまたま合格ラインに到達する人が少なくて、調整したんだと予想している)。IPAは本当にバカだと思う。おれはネットワークデービーも、何にも知らないよ!!

IPAは、試験問題の出し方を根本的に変えた方がいいと思う。今の問題の出し方はまじでクソ。

合格者を低く抑えたいのか知らんが、短時間問題を詰め込みすぎ。資格品位が地に落ちて消滅してほしいわ。

思い出したらムカついてきたので、クソな点を列挙しておく。

1、問題文が長い。技術力ではなく、読解力の試験になっている。

2、問題文が長い。ウォーリーを探せ状態になっている。

3、設問が多義的。何を問うているのか分からない。技術精通しているのではなく、試験流儀精通している必要がある。

4、問題文が長い。疲れる。

5、技術に長けている人ではなく、地頭の優れている人間試験勉強に膨大な時間を費やせる人間が受かるようになっている。

2020-05-19

[] #85-6「幻の10話」

≪ 前

こうして何とか説得に成功し、企画を通すことに成功した。

だが、アニメ作りは会議室でやるわけではい

ここからが本番だ。

それは誰もが知るところだが、だからといって良好なスタートダッシュを切れるとは限らない。

「『女子ダベ』の時は頼んでもないのに大金出してきて、こっちが頼んだら、これだけかよ……」

提示された予算額を聞いて、シューゴさんは頭を抱えた。

“頭を抱える”というのは慣用句だが、人間はそのような状況になると実際に頭を抱えた体勢になるらしい。

一般的相場から考えても、これは少ないぞ」

「それでも大分ねばったんですよ」

スポンサーが募れない以上、出せる予算はそれが限度なんだとか」

スタートダッシュは最悪に近かった。

いきなり躓いて怪我をしてしまい、かろうじて走れるレベル

トップ争いは絶望的で、完走できるかも予断を許さない状況。

契約、依頼できる奴は?」

「信頼できるアニメーターは、ほとんど他社に持っていかれてます

「まあ時期が時期だからな……」

予算の都合上、そもそも雇えるか怪しいですけどね」

「じゃあ、外注ほとんどできねえじゃんか」

まともな成果物を望むなら金と時間大前提である

アニメ作りに限ったことではなく、人が資本労働とはそういうものだ。

奉仕活動のような条件でクリエイティブなことはさせられない。

そんなことができるのは未来の猫型ロボットか、売名目的のセレブだけだろう。

故に課せられたノルマは“良いものを作る”ことではない。

“形になっている”かどうかだ。

「きっついなあ、おい。ギリギリと言っていいかすら怪しい」

しかし、それですら今のシューゴさんには高く険しい道のりだった。

これらの条件で到達するのは無茶振りもいいところだ。

「……癪だが仕方ない。やれることはやろう」

それでも走り続けるしかなかった。

特に監督シューゴさんにかかる負担は相当だ。

予算であるため、金のかかるようなことはできない。

納品スケジュールギリギリ

とにかく省けるところは省かないと間に合わない。

シューゴさんは己の流儀をかなぐり捨て、自身の英知と技術をフル活用する他なかった。

次 ≫

2020-05-13

[]闊葉樹(かつようじゅ

夢野久作を読んでいて見つけた言葉

昔は広葉樹をこう呼んでいた。要するに、葉っぱがとげとげしてない大抵の木のことである

ところで、夢野久作ロシア語発音戦前流儀カタカナ表記したせいで、よくわからない言葉が時折挟まれる。「ニチエウオ!」「オッチエニエ、ハラショ」など。「ピーヴォ」はロシア語の「ビール」だということはわかったのだが……。あと、ウラジオストク大通りとして出てくる「スェツランスカヤ」は「スヴェトランスカヤ」のことだろう。

日本共産党レトリックの妙技①「改悪

委員長! このままでは共産革命は遠いです! 護憲勢力も巻き込みましょう! 憲法改正反対!というスローガンはいかがでしょうか?」

委員! ダメだろう! 我々は独自憲法草案を持っておるのだぞ! 流石に草加学会員が突っ込んでくるぞ! それに、憲法改正します!とも言えんしな・・・

委員長! では、改悪反対!にしましょう!」

委員! そうだ! それだ! 改良、つまり良く改正するのは我々の目指すところだが、それは敢えて言う必要はないぞ! 改悪に反対だ!」

委員長! そうです! 悪く改正するのを阻止する! ああ、美しい!」

委員! 市民も納得だな!」

委員長! はい! しかし、憲法を守れ、とも言えません!」

委員! そうだな。では、憲法9条を守れ、だけでいいのではないか? 他の条項については敢えて言わないのが流儀だ。言葉にしたら問題からな。」

委員長! そうですね! それです! 日本国憲法を守れ!だと草加学会員がうるさいですが、それなら問題ないです! 憲法9条を守れ! その他の条項は敢えて言わない!」

委員! そうだ! これなら大丈夫だ! あいつらは以前も、北朝鮮と同じ名前憲法草案を隠し持っていると、うるさかったからな」

・・・以降、「憲法改正反対」「日本国憲法を守れ」とは絶対に口にしてはならないことになった。つづく。

2020-04-29

たにんのしごとにくちをだすのがむずかしい・・・って

そりゃ、そうだろ。

間違えたことを言えない(いえなかないが)上に

相手のやり方とか、流儀とか、バックグラウンドとかすげー調べなきゃいけない

しらべなくてもいいといえばいいけど

難しいもんなんだよそういうやりかたは。

2020-04-25

anond:20200425094421

こういう話に添削するのは下衆というもの

そっとしておくのが増田流儀

2020-03-25

anond:20200325124641

技術文書なんかではよくあるんだが、末尾に長音符を使わないという流儀があるのよ。エネルギーもエネルギ、と書くわけ。だからコメンテータでもいいんじゃね?

2020-03-23

( ・3・) クラシック好きの上司ディランを聴きたいと言いだして 2

https://anond.hatelabo.jp/20200322025040

第二スタン


They walked along by the old canal

A little confused, I remember well

And stopped into a strange hotel

With a neon burnin’ bright

He felt the heat of the night

Hit him like a freight train

Moving with a simple twist of fate [2]


――では、第二スタンザに進みます。どうぞ。

( ・3・) ふたりは古い運河に沿って歩いた。少しまごついていたのをわたしはよく覚えている。そしてふたりネオンの輝く奇妙なホテルに入った。

――「奇妙なホテル」とは?

( ・3・) ホールフランク・ザッパ蝋人形でも飾ってあったんじゃないか? ああ、この strange というのは unfamiliar ということだな。――ネオンの輝く見知らぬホテルに入った。彼は夜の熱気に打たれるのを感じた。まるで運命のひとひねりと共に走る貨物列車がぶつかってきたようだった。

――はいどうでしょう

( ・3・) 夕暮れの公園にいたふたりが歩きだす。ネオンが光っているから、あたりはもうすっかり暗くなったんだろうな。「わたし」の記憶によると、少しまごついていたようだが……。

――「わたし」が出てきましたね。

( ・3・) ふたりの背後に忍びよる謎の人物……。落ち着かない心の内までお見通しとは、たいした観察力だ。

――……。

( ・3・) いや、分かってるよ。賢明なる読者諸氏ならば、「わたし」の正体は説明せずともお分かりになるはずだ、ってことだろ? 分からないとおかしい。ナボコフの『   』を読んで、「   」と「   」とが同一人物だと気づかないようなものだ。

――『   』は読んでいないのですが……。

( ・3・) だから少しは本を読めって。ただしまともな本だぞ。『死にたくなければラ・モンテ・ヤングを聴きなさい』みたいなのは読書カウントされないからな。

――話を元に戻しましょう。

( ・3・) 三人称物語だったはずなのに、一人称の「わたし」がぱっと現れて、さっと消える。聴き手は混乱するんだけど、何事もなかったかのように、彼と彼女との物語が続いていく。

――はい。人称の問題は後で見直すとして、脚韻についてはどうでしょう

( ・3・) 1行目と2行目、canal と well母音が合っていないんじゃないか

――子音しか合っていません。脚韻は、強勢の置かれた母音以降の音が一致しないといけないので、この箇所は韻を外していることになります。そのうえ、1行目と2行目とでは旋律も違います

( ・3・) 違ったっけ。

――違うんです。第一タンザでは、1行目・2行目・3行目はきれいに韻を踏んで、旋律も同じかたちでした。ところが、第二スタンザでは、1行目・2行目で母音が揃わず、canal は上昇する旋律、well は下降する旋律です。というか、"I remember well" のところは、はっきりした音程がありません。そこだけ語りのようになっています

( ・3・) 例の「わたし」が出てくるところだな。ひょっとしたら、わざと韻を外して、旋律も外して、「わたし」に対する違和感を際立たせようとしているんじゃないか

――わざとかどうかは分かりませんが、定型から逸脱することで、聴き手の注意を喚起する効果はあると思います

( ・3・) となると、韻を踏まないことにも意味がありうるわけだ――あれ、6行目と7行目、trainfate も韻を踏んでいないぞ。

――6行目は train ではなく freight train の freight が脚韻にあたります

( ・3・) まず列車概念があって、それからより具体的には貨物列車、という思考の流れではないんだな。まずフェイトという音の響きがあって、その響きが無意識言葉の渦からフレイトをひっぱり出してくる。それから列車概念フレイトにくっついてやってくる。意味が音を追いかけているみたいで面白いな。

第三スタン


A saxophone someplace far off played

As she was walkin’ by the arcade

As the light bust through a beat-up shade

Where he was wakin’ up

She dropped a coin into the cup

Of a blind man at the gate

And forgot about a simple twist of fate


( ・3・) どこか遠くでサックスを吹いている人がいた。――これは順番をひっくり返さないとうまくいかないな。――彼女がアーケイドを歩いていると、どこか遠くからサックスが聞こえてきた。くたびれた日よけから光が差し込み、彼は目を覚ました。

――まだ覚ましてはいません。

( ・3・) ――彼は目を覚ましつつあった。彼女は門のところで盲人のカップコインを入れた。そして運命のひとひねりのことは忘れてしまった。

――はいどうでしょう

( ・3・) 夜から朝になった。どこか遠くでサックスを吹いている人がいる。時を同じくして、彼女はどこかへ歩いていく。そしてまた時を同じくして、夢うつつで横になった彼の部屋に光が差す。一行ごとに場面が切り替わって、映画みたいだ。

――as が場面転換の役割果たしてます

( ・3・) どこかへ歩いていく彼女は、そのまま消えてしまう。盲人のカップコインを入れる、というのが何か象徴的な行為なんだな、きっと。運命、盲人、テイレシアス、と連想が働くせいでそう感じるのかもしれないが。

――何を象徴しているんですか?

( ・3・) 何かをだよ。メルヴィル白鯨は何を象徴しているんだ?

――何かをですね。

( ・3・) そう。ある行為対象が何を意味するのか一義的に定まらないとき、その行為対象象徴性を帯びるんだ。ひとつ賢くなったな。

――とはいえ、門のところの盲人は運命を告げるわけではなく――

( ・3・) それどころか、彼女運命のひとひねりなんて気にしてないんだな、ちっとも。

――強い。

( ・3・) 強い。運命抗う者は悲劇的な最期を遂げるが、運命に関わらない者はいつまでも幸せに暮らすんだ。――じゃあ、ありがたい教訓も得られたことだし、次に進もうか。

――その前にひとつだけ。わたし面白いと思うのは、彼女が去っていくのを誰も見ていない点なんです。まず、どこか遠くのサックス奏者は物語に関与しない。

( ・3・) 音だけの出演。

――部屋では彼はまだ寝ている。そして門のところの盲人には――

( ・3・) 彼女は見えない。なるほど、興味深い指摘だ。きみ、名前は?

――……。

( ・3・) 名前は?

――アルトゥーロ・ベネデッティミケランジェリです。

( ・3・) アルトゥーロ、ありがとう。そんなところにも彼女の強さというか、優位性が表れているのかもしれないな。

第四スタン


He woke up, the room was bare

He didn’t see her anywhere

He told himself he didn’t care

Pushed the window open wide

Felt an emptiness inside

To which he just could not relate

Brought on by a simple twist of fate


――ハーモニカの間奏を挟んで、ここからは後半です。彼と彼女とがいっしょにいる、あるいは少なくとも近くにいるのが前半でしたが、ディラン先生ハーモニカを聴いている間に、彼女のいた世界彼女のいなくなった世界に変わってしまいました。――では、どうぞ。

( ・3・) 彼が目を覚ますと、部屋は熊だった。

――クマ

( ・3・) 「かすみの間」「うぐいすの間」みたいに、「グリズリーの間」だったんだよ。泊まった部屋の名前が。

――真面目にやりましょう。

( ・3・) 彼が目を覚ますと、部屋は空っぽだった。彼女はどこにもいなかった。どうってことはないと自分に言い聞かせ、彼は窓を大きく押し開いた。心の内に虚しさを――

――虚しさを?

( ・3・) 虚しさを感じた。で、その虚しさというのは、彼がどうしてもリレイトできない――

――He just could not relate to an emptiness inside ということです。

( ・3・) どうしても関わることのできない虚しさ?

――辞書を引きますか?

( ・3・) おまえが引きたいというのなら。

――ランダムハウスにちょうどいい例文が載っています。I can’t relate to the new music of Miles Davis. マイルス・デイヴィスの新しい音楽わたしにはしっくりこない。――1972年に『オン・ザ・コーナー』を聴いた人はそう感じたかもしれません。そもそも1967年の『ソーサラーからして、もう調性は不

( ・3・) 自分自身の虚しさとうまくつきあっていけない、と考えればいいのか。――どうしてもなじむことのできない虚しさを感じた。運命のひとひねりによってもたらされた虚しさを。

――はいどうでしょう

( ・3・) さっき "he was wakin' up" のところで「まだ目を覚ましてはいない」って添削が入ったのは、このスタンザの "He woke up" が念頭にあったからなんだな。

――そうです。ここではっきりと目を覚ます

( ・3・) 彼女はいなくなっている。大丈夫だと自分に言い聞かせるってことは、大丈夫ではないわけだ。窓を開けたら心の内に虚しさを感じた、のくだりはなんだか分かる気がするな、感情の流れが。ぐっときたぜ。

――まず部屋が空っぽだという状況が語られる。でも本当に言わんとしているのは、彼の内面空っぽになったことです。開いた窓のところに立って外と内とを画定することで、内面という言葉自然に導かれています

( ・3・) きみ、名前は?

第五スタン


He hears the ticking of the clocks

And walks along with a parrot that talks

Hunts her down by the waterfront docks

Where the sailors all come in

Maybe shell pick him out again

How long must he wait

Once more for a simple twist of fate


( ・3・) 時計がチクタクいうのが聞こえる。言葉を話すオウムを連れて歩く。水夫たちがやってくる港で彼女を捜す。また彼女が彼を見つけてくれるかもしれない。どれだけ待たなければならないのか。もう一度、運命のひとひねりが生じるのを。

――はいどうでしょう

( ・3・) 時計の音が聞こえてくるのにあわせて、時制が現在形になった。ここからは彼にとってまだ過去出来事ではないんだな。

――彼女のいない現実が、一秒ごとに動かしがたいものになっていく。コンクリートが固まるみたいに。

( ・3・) 「言葉を話すオウムを連れて歩く」は何を意味するんだ? アメリカ文学で鳥がしゃべるといったら、ポウの「ザ・レイヴン」だな。死に別れた恋人天国で再会できるだろうかと訊くと、鳥は「二度とない」と予言するんだ。

――このオウム実在するんでしょうか? どこからともなく現れましたが。

( ・3・) そこを疑うの? 「昔々、あるところにおじいさんとおばあさんがいました」「エヴィデンスは?」みたいなものじゃないか

――いえ、そうではなく、おそらく肩の上、耳元でオウムが話しているわけですよね、彼女を捜して歩いている間ずっと。それは暗喩ではないかと思うのですが。

( ・3・) おじいさんは暗喩としての山へ暗喩としての柴刈りに行きました。

――「周囲の人たちの話が、オウム言葉のように空疎に聞こえてしまう」を暗喩的に言い換えると「言葉を話すオウムを連れて歩く」になりませんか?

( ・3・) 心ここにあらずだから、「よう、調子はどうだい?」と声をかけられても、「ヨウ、チョウシハドウダイ」と聞こえるわけか。まあ、そうかもしれないな。

――次は最後のスタンザです。

第六スタン


People tell me it’s a sin

To know and feel too much within

I still believe she was my twin

But I lost the ring

She was born in spring

But I was born too late

Blame it on a simple twist of fate


( ・3・) 内面を知りすぎてはいけない、感じすぎてはいけないと人は言う。わたしは今でも信じている。彼女わたし双子だったと。しかしわたしは指輪をなくしてしまった。彼女は春に生まれたが、わたしは生まれるのが遅すぎた。運命のひとひねりのせいで。

――はいどうでしょう

( ・3・) 「わたし」が出てきたな。二番目のスタンザでは存在をちらっと匂わせる程度だったが、ようやく正体を現した。

――もう自分が誰であるかを隠すことはない。

( ・3・) そう。三人称過去のかたちで物語が始まり彼女がいなくなって時計の秒針が意識に上ったときから三人称現在になる。そして今、一人称現在で「わたし」=「彼」が胸の内を明かしている。

――すべて過去形で書くこともできたし、すべて三人称、あるいは一人称で書くこともできたと思うんですが、どうしてそうしなかったんでしょう?

( ・3・) なんだか「学習の手引き」みたいになってきたな。時制が変わるのは、彼女の不在が彼にとって現在出来事でありつづけているから。人称が変わるのは――そうだな、最後のスタンザの心情は、客観的に、距離をおいて語れないんじゃないか。まだ傷が生々しくて。

――第四スタンザの「部屋は空っぽだった」から「窓を大きく押し開いた」のあたりはハードボイルド流儀で、あまり感傷的にはなるまいという抑制が働いているんですが、最後のスタンザになると――

( ・3・) 抑制が外れて、ついでに三人称仮面も外れる。他人物語であるかのように体裁を保っていたのが、保てなくなる。こういう効果を生むためには、人称の変化が必要だったんだな。

小休止

( ・3・) はっさく匂いは猫たちには不評だな。

2020-03-22

ハトを騙す

落ち葉を細かくちぎってパンくずみたいにして、ハトの目に入るところで餌やりっぽくばらまく

それをみたハトはアホなんでエサだと思ってやってくるし、他のハトが集まるのをみた遠くのハトも寄ってくる ちょっとした饗宴状態

でも落ち葉しかないので困惑する その落ち葉をつついてみたりもするが、なんの変哲もない落ち葉だ 馬鹿めと思いながらもう一回落ち葉を撒く ハトはアホなんで律儀にまた落ち葉たか

この辺りであたりの視線が痛くなってくるので立ち去る これが俺の流儀

ネットいくら検索をかけても同じようなことをやってるって話がヒットしないから、ここに一人いるぞということを示したくて書いた(増田は木っ端記事でも検索上位に来がちだし)

同好の士よ 君は一人じゃないぞ!

2020-03-07

anond:20200307182403

イイねくれた人に、必ず貰った数お返しイイネするとか、

そういう謎の流儀がある気もします。

めっちゃ上手いプロの方でも、イイね少なかったりします。

そういうかたはマイペースであまりフォローとかなさらない感じ。

ほのぼの身内ネタの方が膨大なイイネもってたり。

「ほんとうにイイネなのか」というと「いつもイイネありがとうね」のイイねみたいな。

そのために普段からいろいろ交流とかするのって、結構時間かかってる気がする。

2020-02-29

14年ウォッチングしている人がいる

ハンドルネームを変えたら執念で新しいハンドルネームを突き止めることを繰り返し、彼女とも14年の付き合いになった。

有名人ではないのでウォッチしている人は自分くらいだと思う。

高校生だった彼女は今やもう30歳になった。

たびたびイベントに出店しているため会いに行こうと思えば会いに行けるが、流儀に反するので会ったことはない。

顔も出身高校本名も知っているほど彼女に関して詳しい。

一時期はレズビアン、一時期はFtM、一時期は心はお姫様という設定だった。設定が変わるたびに名前を変えてブログも変えていった。今は彼氏同棲している。

その彼氏FtM設定の時は「彼女」と書いていた。たまに素が出て彼氏と書くも、数日後には彼女と書き直していた。

ブログにたびたび登場する男友達告白して付き合い出したということなので彼女設定も綻びがありすぎた。

面白いので何年も追いかけているのにこの面白さを誰とも共有できないのがさみしい。

性格の悪い趣味なんだがやめられない。

何が自分をここまで駆り立てるのかはよく分からない。

アカウントを変更した人を探すのには、その人と仲良くしていたアカウントを掘るのがおすすめアカウント名前を変えても付き合いを続けていることが多々ある。

言えることはネット上に個人情報を書きすぎないほうがいいということです。

2020-02-27

anond:20200227144820

自分がやるのはいいんじゃない

他人仕事に助言と称して自分のやり方をやらせたり、薦めようとするやつが最近多すぎる

客なら客の流儀にしたがうからそれでいいんだが、仲間と客の区別がつかないのはすごい

2020-02-26

anond:20200226053550

ぎゃふんも、きびしーも すいませんも、わかった

でもそれはかんけいなく ごうつくばりというのなら

あなたたちのよさんなんだろう

つかえばいい

あなたたちのよさんで 私は分けてもらうだけらしい 理解した

接待ときに 接待相手に ごうつくばり と 言う言葉が出ても良い

銀座管轄下でいったいじょうはしょうがない

まぁそうおこらずに おこってないよ

銀座流儀を学んでいるだけ

anond:20200226053501

主賓が飲もうとしたらごうつくばりとHELPがいった

1個と

それが銀座流儀

いわれるとおもわなかったが

言った異状 きびしーとか すいませんとかしょうがない。

2020-02-18

なんで日本フェミおかしくなったかって、歴史をたどってみた。

結論から言うね。

もうほとんど最初のほうの時点でおかしかった。

というか、男性に対する性差別快感で、どうやら求心力を維持してた節が多分にある。

いやそれヘイトスピーチだってものゴロゴロある。

オタクに対する上野千鶴子発言問題になってるというけれど、アレ、別に本人は急におかしくなって言い出したんじゃないと思うよ。

しろ、そういうのがフェミニスト流儀であって、今まで外からまともに見れなかっただけだと思う。

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