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はてなキーワード: セーリングとは

2024-05-01

anond:20240501091711

うちのあたりだとアウトドアが盛んだな。サーフィンとかセーリングとかキャンピングとか。もちろん山登りも。でも文化面の活動も盛んだぞ。なぜかここはジャズが盛んで店やアマチュアグループもいろいろあるが、他にも絵画とかのアート系も盛んだし。 ちなみに俺はアマチュアオーケストラ入って活動しているクラシック好き。

2023-06-18

anond:20230618124733

今は分断が激しすぎて追いかけられないよ?

上流階級の人はネットアニメとかじゃなくて奄美とかセブでダイビングとかしてたり沖縄でパラセーリングしてたりするじゃん?

2022-08-14

ライブ行ったことない

37歳になるけど好きな歌手ライブに行ったことない

大学生時代学祭忌野清志郎がきていたか何となく入ったけどあんまり知らなかったので後ろの方で周りに合わせてぴょんぴょんしてた

当時は楽しかったような気がしていたが落ち着いて思い返してみるとそうでもなかったしなんなら疎外感と肉体的疲労苦痛だった

一人焼肉一人カラオケ野球観戦もサッカー観戦も熱気球もパラセーリング実弾射撃もやったことある

プロポーズ結婚式喪主遺産相続もやったことある

ライブけがすっぽり抜けている

2021-07-30

五輪のせいでヘリがうるさいのどうにかならんの?

江ノ島セーリング会場)近くに住んでいるが、五輪が始まってから飛んでくるヘリやばい

日中ひっきりなしに飛んできては、島の上空をぐるぐる旋回していて迷惑している。

元々この地域米軍機が訓練飛行しまくっているから、航空機の音には慣れている方なんだ。

それでもやかましい!!と思えるくらいなので、普通の人なら発狂するんじゃないかと思う。

コロナ禍がなければ、数十年に一度のお祭りしまぁ今だけ我慢するかと思えたかもしれない。

そもそも平日は出社するから江ノ島ヘリを飛ばされても休日だけなら平気だっただろう。

でも今はコロナ禍で、週明けから神奈川緊急事態宣言下だ。テレワークしている人も多い。

そんな中なのに報道各社は、コロナ禍の危機意識ではなく五輪の浮ついた雰囲気を醸成して、

そのために自分達の地域は信じられないほどの騒音犠牲になっている。理不尽だと思う。

自治体警察五輪無罪相手にしてくれないし、これが閉会まで続くと思うとしんどい

今まで五輪スポーツは好きではなかったが、自分の中で忌み嫌うほどの存在ではなかった。

でも数々の不祥事に加えてトドメ騒音で、完全に呪詛対象になってしまった。しんどい

選挙に行こう、自民以外に投票しようなんてことは、言われなくてもわかっている。

コロナ禍にあっても、ただ家で静かに過ごせればそんなに不満を垂れることはなかったのに、

それすら叶わないことに絶望している。

外出は自粛しろ、でも五輪報道のために騒音は撒き散らすって。どうしろと…?

2021-07-29

セーリング面白い

地元が映るのでなんか眺めたくてみている。

子供の頃ヨットマンの親のアッピールにより半強制的にやらされてたが離れて20年経つのでいろいろうろ覚えだが駆け引きとか風の扱い方とか見ていて面白い

みんなセーリング見よう。英語なら実況解説もついてるよ。江ノ島の海も眺めるのに悪くないよ。大仏もたまに映るよ。

2021-07-26

sailing day

セーリング文字が目に入る度に頭の中でバンプ藤原が熱唱し始めるから五輪つらい

オリンピックに要る競技と要らない競技(遊び)分けてみた

陸上トラック

・100m

・1500m

・10000m

距離分けすぎて上記だけで十分

リレーは全部要らない

  

陸上フィールド

・投擲総合

やり玉ハンマー円盤とか分けすぎ

全部の総合点でいい

  

陸上ロード

フルマラソン

競歩やってるやつって何がしたいのか意味不明

早く移動したいなら走れよ

  

射的系

全部廃止、要らない

そもそも平和の祭典だろ?

  

水泳

自由形100m

自由形1500m

・遠泳(オープンウォーター) 10km

ダイビング10m

他は細分化しすぎ、意味無い

  

水上

カヌースプリント200m

サーフィンだのセーリングだのはスポーツじゃないから要らない

  

球技

全部ただのレクリエーションから廃止

ビーチバレーとかエロ目的以外で見てるやついるの?

  

格闘技

ボクシング

レスリング

打撃とグラップリングだけでいい

テコンドーとか空手とかアホか?

  

インドア

・ウェイトリフティング無差別級

体操そのままで良い)

新体操かいダンスは要らない

体操キングオブスポーツなので今くらい細分化されていても良い

女子ガリの重量上げとか誰に需要があるのかマジで意味不明

それならデブだけのマラソンも作れよw

  

アウトドア

クライミング複合

競技だが今までなかったのが不思議

  

複合(トライアスロン近代五種

要らない 個別に出られない雑魚の受け皿でしかない

  

自転車トラック

個人スプリント

チームは要らない。ロードレース出たら良いだろ?

  

自転車ロード

・オンロードレース

オフロードレース

  

  

リレーだのチームだのの競技はすべて要らない

BMXスケボー(笑)公園でやる遊びです

意見反論ありますか?

2021-06-03

東京オリンピック全然盛り上がっていない

いつもなら、ニュースで「こんな種目があって、こんな選手が出て、こんな取り組みをして」みたいなのがどんどん流れてくるのに、今回はそれが全然ない。

何故や。

選手への取材ができないからか?

もうやるんだから一丸となって盛り上げようや。やるからには楽しくやろまい。

今年はたぶん海外選手全然来れなくて、過去最多のメダルを取れる可能性が高い。

セーリングとかサーフィンとかスケートボードとか、一体どんな種目で、どんな選手が出るのか。

そういう話題が見たい。

2021-05-11

オリンピック折衷

水泳など、オリンピックが最高の舞台競技は何がなんでも開催したい

テニスなど、他に権威ある大会のある競技はそれほど執着してない

日本の状況としては、大規模なオリンピックは(心情的にも)厳しい

すると、ぜひともオリンピックをやりたい、という競技だけに絞って、

かつ無観客で小さなオリンピックを目指すしかないと思うんだよね。

で、記録取って比べる系の競技(水泳陸上)はもう世界各地で記録をとって、

それをオンラインで持ち寄って比べるのが合理的だ。

となると折衷オリンピック競技は次のようになる。

東京競技

バドミントンフェンシングハンドボールホッケー柔道空手テコンドー

オンライン競技

水泳アーチェリー陸上カヌー自転車馬術体操近代5種、ボートセーリング射撃クライミングトライアスロン、ウェイトリフティング

・辞退

野球バスケボクシングサッカーゴルフラグビースケボーサーフィン卓球テニスバレーレスリング

東京で受け入れる種目は7種目まで減る。

どう?

(参考: https://2020.yahoo.co.jp/event/olympic )

2019-12-07

anond:20191207122749

ラーセーリングは、落ちてもしょせん海の上だから安全なんじゃない?

anond:20191207113713

元増田の言ってるパラセーリングパラグライダーは違うもんだろ。

パラセーリングは海でボートか何かに引っ張られるやつだろ。

パラグライダーは山の斜面や崖から滑空するやつだろ。

俺もパラグライダーやったことあるけど、浮いた瞬間気持ちいいな。

ただ、数十メートルの高さから失速して真っ逆さまに墜落して、

骨折したり死んだやつもいた。

初心者かもしれないけど山の斜面に激突したやつもいた。

危険だよな。

セックスより気持ちいいことした話

性犯罪やめられぬ男の本音  女子中学生2人殺害、出所後も繰り返す過ち「やらない自信ない」(47NEWS) - Yahoo!ニュース

性犯罪者の再犯率は激高らしいけど、セックスより気持ちいい事があるのを知ると変わるのかなと思ったり。

10年くらい前にパラセーリングをしたけど、マジでセックスより気持ち良かった。

「空に座る」という感覚はやったことある人じゃないと分からないと思う。

栃木赤岩ってパラグライダー場だったけど、素人でも午前中に練習して午後からは一人で崖からダイブできたので行くならそこがオススメ

後日に赤岩が遠かったのでタンデムっていうインストラクターと二人で飛ぶやつを近場でやったけど、全然気持ち良くなかった。

パラセーリング趣味だと保険料が上がるらしいし結婚したらリスクのある趣味はできなくなるから独身彼女もいない人は是非とも一度は経験してほしい。

2018-09-11

日本人は知性に敬意を払うべき

セーリング大会イルカショー 非難受け日本連盟が陳謝

http://b.hatena.ne.jp/entry/s/www3.nhk.or.jp/news/html/20180911/k10011624491000.html

イルカクジラ一部の人間を上回るほど知能が高く、ピーター・シンガー議論している通り、苦痛を感じるだけの精神を持ち合わせているからな。

もっと日本人は知性に敬意を払うべき。

知性主義精神尊重すべき。

動物によっては人間同様に権利を認めるべき種類もある。

オリンピックパラリンピックまであと二年の今の段階でこれでは、国際社会常識多様性尊重もあったものではない。

先が思いやられる。

2018-01-30

教訓: 子マッチを売り冬は雪が降っている、あまりとにクリープ クロールに適しています今日は今年の最後の日です。大晦日新しい年を歓迎します。冬の寒さと暗さのぼやけた!通りの 1 つにある多くの人々 の新鮮な顔、ギフトと一緒に外を歩いて今日は 1 日なので、年末と多くの活動とそれらの khwak のなかで古い服に身を包んだ少女があって、販売する街を歩いて汚れた顔に一致する彼女キャリアの 7 にあります彼女はよだれかけで試合を包まれ、再び大規模な手でそれを保持します。小さな男の子歩いた叫ぶ販売要求一致「が木材必要があります。火をチェックする傾向があるか. と一致.。マッチ」。 マッチ販売しようとする彼女提供します。今日彼女販売したので試合はどちらもお金を持っていないまたはタトゥー 1 チップ laling を設定もすべてではないです。とき彼らは手ぶら帰宅彼女はヒット サル虐待を平手打ち酒に酔った父だった。気にして簡単彼女マッチを売ろうとしている少女と徐々 に、彼女横断歩道を反対側に、1 つが木製セーリング高速で過去彼女は逃げる、それはジャンプ靴を彼女に古い tongkraden のペアとなります。別の方法で別の方向。彼女はショックを受けた、フープと彼女の靴を歌います。「O の靴」の音 秋の靴の公式スローガンによると、不審子どもだ第二に、にもかかわらずちょうど靴のペア彼女は非常に多く、死ぬ、人の靴では、彼女の靴のペアは、彼女は冬の寒さで外を着用しているし、靴を raengkradot に急いでスプラッシュに行ってなりますので、一つだけダッシュ ペア. 高齢出産の大きな足サイズですか?頭の他の側に悪意があると、歌手は言った、「彼はガレージに彼の子供を取った」そこから実行前に少年のいずれかをつかむ. このため、暗い赤のチャムとのほとんどのテンプレート行く裸足の道に沿って冷たい。彼女が集めていた散乱一致彼を悲しいを席巻する空気で」彼らの一致をもたらす以下の項目がない販売のため。ここに戻って、多くの親が [ok] をあなたを叱る激しいストライクをヒットすることが?」彼女シフトと思う、彼女は次の目的地を出発したかトラウマとなり、雪の寒さのためグリーンまで足の小さなペア。ああ、何が彼女カルマ *! * どのような哀れな小さな子供も悪い. ウィンドウとすべての家庭のウィンドウから光が輝くガチョウ崔ストリートに焼きバージョンが出てきた。はいXI.. 今日大晦日新しい年を歓迎します。いつでも制限なく自分自身に少しのミューズ。Krasik & 明るい笑いそれらの家で楽しそうに続けています。停止し、凝視する、彼女は促した最後に、年末シーナに次第です。彼女思考は、それ自体物語彼女はウォーム羨望それら彼女流れる最高のそれらの突然の涙と思っている戻って保持します。流れが停止していないです。定期的に降り続けた雪女の子はまだ行きます。寒さと疲労のため彼女の家の座席の後階段から落ちるに行きました、ドッジは少し chaikha が、おそらく十分に突出、雪の中で避難することを助ける?彼女は冬にあたたまるのに小さく期待に包まれた土しますが、背後にある破損した風邪を助けるできた。両親の恐怖の多くと帰って行く彼女はしなかった。私の父は、常に酔って... 彼女の残忍な父の時間彼女はあまりにも怖がっていた. すべての冬を振るグレーまで小さな男の子彼女の冷たい手はシャープ氷とほぼ同じまで。彼女は別のものに変えようと試みたが、彼女はまだ寒かった。彼女は本当に暖かく感じませんでした。素晴らしい... 母ラット足に提出、それは暑いけど、暖かい炎では、突然ダウン フラッシュを消します。暖炉、つかの間の新しいシャフトは別のポイントに育てられた手の試合を焼き少しの棒マッチあなた座席があります。それは価値のあるニッチを燃やす今回は光に影響して映し出された壁の建物がいくつかの軟木のマウスのように透明になります

2017-03-17

オタク映画館SAOを見るよりモアナを見ろ

モアナ伝説の海、とにかく凄かった。

まりに凄すぎたので、とにかくこのホットな感動を伝えたいという衝動に突き動かされて今これを書いている。

もう本当に凄い。

クオリティという意味でもそうだし、面白さという意味でもそうであるし、何かもうこの映画の全てを総合して凄いとしか表現しようがない。

もう色々な人に出来る限り観に行って欲しいくらいに素晴らしい映画なのだが、その中でも特にオタク達に観に行って欲しいのだ、この映画を。

何故ならこの映画普段ディズニーアニメのメインターゲット層であるお子様達よりも、素敵なお姫様王子様とのラブストーリーに憧れる少女達よりも、大人になってもディズニーラブなお姉様方よりも、それらのどの層よりも、何より冒険と戦いと伝説勇者にいまだに憧れる馬鹿野郎共にこそ深々と心にぶっ刺さる熱い熱い熱い映画であるのだから

そう、この映画は大いに感動も出来るし、ハートフル気持ちにもなれるという普段ディズニー看板を全く偽ることなく、果てしなく広がる海を旅する冒険と、心を奮わせる激しい戦いと、熱き血潮と筋肉入れ墨をも同時に詰め込んだスーパーマッチョアクション巨編なのである

しかしこのまま熱く内容についても語り尽くしたいところではあるのだが、まだ公開して一週間も経っていない今そこまでネタバレしてしまうのは気が引けてしまう。

何よりこれを書いている目的はより多くの人にモアナを見て欲しいという気持ちからであるからして、そんな未視聴の人達から初見の感動を奪ってしまうのも忍びない。

なので、大筋のネタバレを避けつつ「モアナ伝説の海」という作品の魅力をいくつかピックアップして紹介していきたい。


1.ストーリーがいい

すでに巷では海のマッドマックスだのワイルドスピードだのと評判であるが、まずモアナは決してそんなインパクト重視な部分だけの映画ではないことを強く主張したい。

確かに途中から明らかにマッドマックスだし、終盤のセーリングバトルはまさしくワイルドスピードである

そういう面がモアナのわかりやすキャッチー面白であることは否定しないが、それらに劣らぬ魅力がそんな荒唐無稽描写を単なるパロディギャグで終わらせない骨太ストーリー展開にある。

序盤の展開を少しネタバレしてしまうことになるが、ここで軽くその一端を語らせて欲しい。

村長である両親や周囲の期待に応え、村を継ぐという自分の将来がすでに決まってしまっている少女モアナ

しかし同時に彼女は小さい頃から抱き続ける、海を越えて旅することへの憧れを捨てきれずにいた――。

ここまではディズニーでよくある抑圧されたプリンセスという構図であるが、モアナはここからが少し、いやかなりいつもと違う。

しかし、村長の娘として過ごす内に、彼女が暮らす島には徐々に異変が現れ始める。

・島の命が涸れていく――。

異変の原因は、今も口伝で伝わる神話の昔に起きたある伝説に原因があった。

伝説は嘘ではない。海へ出ることを夢見るモアナの唯一の味方である祖母は、島に危機が訪れた今こそ彼女真実を語る。

・島の先祖達の真なる歴史、そして島の中のとある場所封印された船達。そして幼少の頃より海に選ばれし者であった自分運命

・島に、いやこの世界全てに危機が迫る今こそ、少女は己の運命先祖から受け継いだ血に突き動かされて、封印された船を駆り、世界を救う旅へと出発する――!

これである。これがモアナの真の姿なのである

そう、もう完全に少年漫画なのだジャンプに連載されていても違和感がないほどに完全に少年漫画なのである

何だったら船をロボットに置き換えても通じる。

飄々とした老人が語る真実。選ばれし血筋運命。島に封印された兵器世界を救う旅に出る少女

まさしくロボットアニメ文法そのまんまである。そんな作品を見てみたいと思わないオタクがいるだろうか。

俺は見たい。そして実際に見た。凄い。この序盤以降も、もう本当に自分が望むままの血湧き肉躍る冒険活劇が繰り広げられるのである

そう、冒険活劇。まさしくモアナとはそれである

この時代ガッチリと、一分の隙も無く見事な、全く伝統的でブレることな王道を真っ直ぐ突き進む冒険活劇が見られるのだ。

それこそが、そんなストーリーこそがモアナ最大の魅力であると、自分はまず自信を持ってオススメしたい。


2.ラブストーリーじゃないバディものである

そして二つ目ポイントもそのストーリーに掛かってくる部分なのであるが、「この映画は全くラブストーリーではない」というところをそれとして挙げたい。

そうは言ってもディズニーで、一応プリンセス主人公なんだぜ? ラブストーリーじゃないなんてことあるの?、と思われるかもしれない。

しかし、安心して欲しい。

自分のようにモテない独身男が一人で観に行っても全く闇を抱えることがない程に、清々しいくらいにラブストーリー要素は一切ないのである。(一応カップリング的なものはあるが、あくまファンの受け取り方次第である)

前年度のディズニー映画ズートピア」も恋愛関係というよりはバディものに近い関係性であったが、モアナはそれよりも更にバディもの、なんだったら師弟もののような関係性となっている。

一応に一応を重ねて今作のプリンス立ち位置であるマウイというキャラクター存在するし、彼と二人でモアナは旅をすることになるのだが、映画全編通して二人の間には一切恋愛を匂わせるような心の交流存在しない。

しかしだからと言って二人の関係が薄いということは全くなく、冒険を通じてモアナという少女とマウイという英雄の間には友情のような、あるいは兄妹のような、あるいは師弟のような、固い固い絆が結ばれることになる。

そしてそこに恋愛というモチーフが一切入ってこないというのが、本当に爽やかで気持ちよく思えるのである

恋愛感情の一切無い男女のコンビというと「シュガーラッシュ」の例も存在するが、デフォルメの効いたキャラクター同士であるあちらよりも一人の人間としての形を色濃くデザインされた男女二人が恋には落ちないモアナはより珍しく映るだろう。

そしてそんな関係の二人だからこそ、シンプル恋愛だけでない複雑な魂の結びつきを感じる余地も生まれキャラクターとしての奥行きを生み出しているようにも感じられるのだ。

独身男の心を傷つけない優しさという点だけではなく、そういう作品的な深みを生んでいる意味としても、ラブストーリーでないということはかなりオススメ出来る点である個人的には考えている。


3.単純な悪役のいる物語ではない

これまたストーリーに掛かっているポイントであるが、個人的にもこのポイント独立したものとして強く推したかったので語らせて欲しい。

さて、ディズニー映画と言えば必ずわかりやすヴィラン(悪役)がいるというのが御約束である

時には極悪非道、時にはコミカルで憎めない、そんな多種多様ヴィランディズニー映画には登場するのだが、彼らはまた必ず物語最後には主人公達に打倒されるものでもある。

単純な小悪党というパターンも多いが、彼らは多かれ少なかれ作品内の歪みを体現した存在でもあり、彼らが単純に倒されるだけでいいのだろうかというモヤモヤを残していったりもする。

それをして作品に奥行きと考察余地を与えたり、現代における社会問題を反映させた構図としてみせたりするのがディズニー映画の一つの魅力ではある。

それは個人的にも長所ではあるとも思うのだが、やはり作品を見終えた後でいくらかの引っ掛かりや疑問を抱えたままになるし、それがあまり気持ちのいい感情ではないことも否定は出来ないだろう。

しかし、今回のモアナにはそれが一切存在しなかった(と、個人的には感じている)。

単純に歪みと闇を抱え、倒されるだけのヴィランというもの存在しないのである

確かにモアナ冒険の途中には、モアナ達を狙う敵達が登場したりはする。

しかし、いずれも己の信念、というよりは生き方に基づいて立ち塞がるのであり、憎み合う敵というよりは障害物に近いものとなっている。

そしてその全てが憎めなくてどこか面白い、魅力のあるキャラクター達となっているのだ。

からと言って、モアナという作品がそんなただ優しいだけの世界を描き、テーマ性の薄いものになっているのかというとそんなことも一切ない。

作品テーマ最後まで一本筋の通ったもの存在しているし、それは様々なことを深く考えさせられるものである

モアナを取り囲む世界も優しさに満ちていることは否定しないが、時にどうしようもない厳しさというのも十分に描かれている。

そして、この世界におけるこれまでのようなヴィラン体現する歪みというものは、モアナとマウイを含む全ての人物が己の心の中に持っているものとされている。

モアナとマウイは冒険を通じて自分の歪みと向き合うことでそれを打倒し、誰にも押しつけることなくそれを昇華する。

からこそ、明確なヴィラン存在しない物語というもの存在し得るのである

そして、そんな物語の迎える結末というものが、もう本当に、涙が出るほど清々しく、爽やかな気分にさせてくれるのだ。

何の引っ掛かりも疑問もなく、ただただ爽快感だけを残してモアナという作品は終わってくれるのである

単純なハッピーエンドではなく、みんながこれからも考え続けていかなければならない。確かにそういう作品大事だし、素晴らしいこともわかる。

しかし、たまにはここまで気持ちよく、優しい世界を描いた作品を讃えるのもいいではないか

さらに加えてこの作品プリンセスの不遇を描くに辺り、誰かしらや何かしらからの悪意が存在したりしないことも個人的には素晴らしいと思っている。

物語の序盤のモアナは抑圧された状況下にあることは確かなのだが、それは全て優しさと正当な理由があってのことなである

からこそ、モアナの旅立ちのシーンが本当に胸を打つものになっている。

そしてそれはプリンセスの生い立ちや状況だけでなく、マウイという存在や行く手を阻む様々な困難の全てに単純な意地悪や悪意だけで構成されているものがない。

そういった部分も、この作品の優しさと爽やかさと気持ちの良さを支えているように思う。

作為的な悪というもの存在しない点。それもまたこの作品における重要オススメポイントとさせていただきたい。


4.ディズニー渾身の映像

これについては今更自分のような者が語ることはないほど周知されていることだとは思うのだが、それでも今一度ここではモアナの魅力としてオススメさせて欲しい。

南洋の島々の楽園のような景色雰囲気

そして透き通るような美しさを持ちつつも精巧絵画のように鮮やかな色をも見せ、生き物のようにうねる、これがアニメーション可能なのかと驚愕しきりの海の表現

愛くるしくも時に凜々しいキャラクター達の活き活きとした表情と動き。

そして何より激しいアクション! グリグリと動きまくる格闘戦! ド迫力な神と英雄のバトル! 躍動する筋肉! 精緻美術設定によって作られた変態改造船舶

もう枚挙に暇がないし言葉も足りない程に美しくて活気に満ち溢れた、そして過激かつマッチョモアナ世界スクリーンの向こうには広がっているのだ。

なのでこれはもう是非ともディスク化を待たずに劇場へ足を運んで、ドデカスクリーンでこの映像美を拝んでいただきたい。

そのマッチョマッハアクションにはとてつもなく興奮することは間違いないし、そのあまりに美しい世界観に感動することもまた間違いがない。

特に予告編でも一部見ることが出来る夜の海を光る船団が行くシーンは本当に、本当に美しすぎて溜息が出るので絶対劇場で見て欲しい。

そして海のマッドマックスと呼ばれる所以たるシーンも併せて是非。いや、マジでスゲーのよ。


5.挿入歌の使い方が最高

これもまあ今更自分が語るようなことではないと思うのだが、それでもあまりに感動したので書かせて貰いたい。

とにかくこのモアナという作品劇中歌が強い。

劇中歌の強さで天下を取ったディズニー作品と言えば「アナと雪の女王」が記憶に新しいが、個人的にはモアナのそれはアナ雪に勝るとも劣らぬ力があると感じた。

その上で、更にアナ雪よりも強いモアナの要素として劇中歌が挿入されるタイミングがとにかく最高ということが個人的には挙げられると思っている。

アナ雪で一番有名かつ作品テーマソングともなっている「Let It Goであるが、実は劇中での使用は一度のみなのである

それもエルサが城から逃げ出して自身能力で氷の城を作り上げるという、映像的には圧巻の美しいシーンではあるのだがタイミングとしてはいまいちカタルシスを感じていいのか微妙な部分で使用される楽曲であった。

対してモアナにおけるメインテーマソングである「How Far I'll Go」は、作中で数回に渡って使用される。

そして、それは主人公であるモアナが悩む時、壁にぶつかった時に、己を慰めるように、あるいは鼓舞するかのように歌い上げるのだ。

この劇中歌の流れるタイミングと、ストーリー的なカタルシスの一致がとにかく素晴らしいのである。素晴らしいシンクロ具合を見せてくれるのだ。

そしてこのテーマソングが一度ならず幾度も使用されるというのもありがたい。

作中のシーンに合わせて幾つもの曲を書き下ろすディズニーにしては珍しいしそこを欠点に感じる人もいるかもしれないが、一つの曲を大事に使ってくれる今回の方が個人的にはより好みであった。

そして何より言うまでも無いこの「How Far I'll Go」という楽曲自体の素晴らしさ。

切なくも力強いこの曲のサビの部分は、何度も使用されてこの歌を覚えていくことで作品の後半に進む程により心を震わされ、感動させられる作りになっているように思える。

更にモアナ役の吹き替え声優である屋比久知奈さんの歌声もこれまた最高で、これがあってこそと思えるものであり、この歌声と曲が合わさる相乗効果は本当に言葉にならない。

そして無論、「How Far I'll Go」以外にもモアナには素晴らしい劇中歌の数々が存在しているし、それらの使い方も言うまでもなく素晴らしい。

特に「We Know The Way」という曲はこれまた複数回使用される曲なのだが、映像と力強いメロディーとを合わせて自分の中の冒険心というものをこれでもかとかき立てられる素晴らしい曲であった。

とまあ、とにかくモアナ劇中歌は「曲自体の素晴らしさ」、「それが使用されるタイミング」、「その曲を覚える程繰り返し使用してくれる演出」と三拍子揃ってとてつもない感動を与えてくれるものとなっているのだ。

そしてそれを劇場の迫力ある音響で堪能出来る至福といったらもう、是非とも映画館に足を運んで味わって貰いたい。それ程大きなオススメポイントである。というかモアナでも極上爆音上映とかないですかね……。


さて、以上が自分モアナという作品で素晴らしいと感じたポイントであり、オタク達にオススメするポイントである

いかがだろうか、正直書いてる内に止まらなくなって自分でもちょっと引くほど長くなってしまったが、それくらい情熱に任せて書いてしまえる程モアナという作品面白かったのだ。

なので、これを読んで少しでも食指を動かされた人には、本当に是非、すぐにでも劇場で観ていただきたい。

というか今すぐ観よう、今日レイトショーで観よう、明日レイトショーでもいい、休日は言うまでもなくモアナで予定を埋めよう。

自分もあと三回くらいは観るつもりである

誰に何を言われたからでも、観覧特典のような配布があるわけでも、ディズニーから金を貰ったからというわけでもない。

ただただあの優しくも熱い冒険世界をまた味わいに行きたいかである

そしてこれを読んでいる皆様にも、是非ともそれを味わっていただきたい。

純粋にそう願いながら、この文章をようやくここで終わらせることにしよう。

いや、やはり最後にもう一度。

オタクよ、モアナを観よう。絶対にハマるから



……

………

…………

……さて。おまけで、かなりネタバレになってしまうがもう一つのオススメポイントを書き残しておきたい。




6.特殊性

それは巨女巨女だ。

ディズニー渾身の映像クオリティで作られた巨女

巨女こそが女神の姿であり、自然であり、豊かな緑であり、巨女が島となり、大地となり、命を生む!

これこそまさしく地母神信仰の姿!!!

この映画は紛れもなく巨女信仰映画であり、子供達に巨女属性を幼い頃より刷り込ませ、更に一般的認知をも拡大せんとする目的で作られた映画であることは間違いがないだろう。

そう、巨女一般性癖!

みんなでモアナを観て巨女の素晴らしさを知ろう!

 
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