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2019-04-17

若者応援おじさんの思い出

https://twitter.com/MAEZIMAS/status/1113114798672113665

若者説教する老害は二流。

一流の老害は「君たちこそが真のニュータイプだ」とか言って、若者自分既得権益確保のための鉄砲玉にする。

…いやマジ本当に、若い人気をつけてね。若者説教おじさんは、せいぜいまだ極限の不愉快ですむけど、若者応援おじさんに乗せられると最悪人生詰むので…

というツイート流行っているので、私が遭遇した若者応援おじさんについて書こうと思う。

当時の私は親との折り合いがつかず、学力もそこそこあったし、勉強もしていたのにも関わらず大学に進学せずにフリーターをしていた。実家を出たかったし、大学にも進学したかたから金の工面が当面の目標だった。そんなとき出会ったのが若者応援おじさんのAさんである。Aさんはバブルの頃に就活をしていて、まだインターネットやパーソナル・コンピュータというのが流行る前から電子工作プログラミングをやっていた人だった。実際、経歴を聞いてみると10回以上転職を繰り返しているものの、有名企業(今にして思えば、カビ臭いSIerだが)で部長をしていたことがあって、年収が1700万ぐらい稼いでいたこともある人だった。

最初出会ったとき自分が如何にすごいかということを熱心に語っていた。80年台後半ぐらいのコンピュータ開発の大型プロジェクトに関わっていたとか、セキュリティ専門家とか、今までに触ったことのあるプログラミング言語が300個を超えるとか。でも、当時の技術的なトレンド(MongoDBRuby on Rails、AngularJSとか)についての知識が限りなく少なく、「フレームワークなんてその場で覚えればいい」みたいなタイプだった。中学生の頃にラジオ工作したとか、はんだごてで電子回路設計したとか、そういう話は熱心にするのに、Bram Moolenaarの名前を知らなかったりした。要は、最近プログラマがどういう関心やインセンティブプログラミングやってるかを知らずに、過去の栄光を語ってるようなタイプだったと思う。

まぁ、それでも、その人のコネで中規模程度のSIer入社して、そこそこいい感じの待遇だったように思う。当時の私の技術力は『わかりやすJava入門』『たのしRuby』を一通り終わらせて簡単言語仕様を把握したぐらいでろくにコードも書いたことのないような人間だったから、定時で帰れて手取り二十万もらえるのは甘い汁を吸えたとは思うんだ。

でも入社を決めた一番の理由が、そのAさんが私の関心に理解があると思っていたからだ。というのも、当時の私は「人工知能人工生命に興味があります。三年後に大学入学するまでにプログラミングスキルを磨きつつ生活費学費を稼ぎたい」ということを明言した上で、それを叶えてくれる会社を探していた。技術力はないものの、「自頭がいいか入社してからプログラミングを覚えればすぐに戦力になるよ」と複数人間から言われていて、それぞれ就職先を紹介してもらえるような状況になっていた。今から思えば、そんなコードを書けない人間を自頭なんて胡散臭いもので褒めるような人間は信用してはいけないと思うし、口車に乗せられたと思うのだけど。そこは自分にも甘いところがあったように思う。あ、あと、補足しておくと、当時はDeep Learningなんていうのは全く人口膾炙してなかった時期で、スチュアート・カウフマン金子邦彦に憧れてたような、周回遅れの複雑系に魅せられた若者が私だった。

駄文を書き連ねてしまったが、要は

①親との折り合いが悪く、大学に進学したいが、金が足りない

実家を出るために生活費を稼ぐ必要があったが、飲食バイトとかではスキルが身につかない状態で、価値の高い若い時間無駄にしてしま

③そんなところに現れたのが過去の栄光を話す若者応援おじさんのA

自分殆どコードを書いたことのない業務経験で、21世紀になっても複雑系の話に興味をそそられるような斜に構えたスノッブ

という状況設定理解してくれればいい。

では、入社後の話をしよう。私が配属されたプロジェクトは80万行程度のJavaコードで動いてるBtoB向けの製品保守開発してるプロジェクトだった。やってることはGoogleAmazonMicrosoftみたいな大手ならやってるようなサービスの完全下位互換みたいなソフトウェアを、情弱だけど社員数は多いみたいな企業に売りつけるような仕事だ。国産とか、セキュリティとか、そういうよくわからない言葉を並べ立てて、海外UIも洗練されていて、優秀なエンジニア管理してるものセキュリティ的に怪しいと不安煽り立てて売りつけるようなやつだ。そんなクソみたいな製品でも年間5億円ぐらいの売上になるのだからIT系って糞だなって思う。ネット上では優秀な人間ばかりがアウトプットしてるし、NDAの名の下に詐欺まがいのソフトウェア(今回の例なら無料UIも洗練されていて、使いやすサービス)が明るみにならないのだから、こんな国はさっさとスクラップ・アンド・ビルドすればいいのにって思うよ。IT化されてないのが時代錯誤で〜みたいな記事ネット上でもバズるけど、実際には10年前のスパゲッティコードを惰性と不安につけ込んで売りつけるようなSIerがたくさんある。そんで、そんな意味不明ソフトウェアを導入すれば、どこに何があるのか分からないUI操作に大切な業務時間を奪われて、日本全体の生産性が落ちてしまう。ユーザー時間生産性を奪い、開発者にとっても技術負債しかならないようなソフトウェアを売りつけてる悪性腫瘍みたいなSIerはさっさと滅んでしまえばいいと思うよ。

まぁ、私が配属されたプロジェクトはそんな感じだ。まるで意義を感じないが金にはなってるプロジェクトに配属された。そのプロジェクトの根幹部分は一人のエンジニア設計開発しており、そのエンジニアは既に退職して、どこに何が書いてあるのかわかってない人間が後任として保守を行っている。盲腸みたいに全く有難みのない機能を増やすことでより高く売りつけるようなプロジェクトだった。

そのプロジェクトの中にいる人について話そう。プロジェクトマネージャー仕事漬けで毎月350時間ぐらい働いている60連勤とか当たり前で、常に酔っ払ったような、眠そうな目をしてる人だった。にも関わらず、同じプロジェクト人間仕事がなさすぎて業務時間中に関係ない談笑をしたりしていた。プログラマテスター文書作成をするスタッフが40人ぐらいいるところで、閑散期(機能追加のサーバーリリース前以外)は暇そうにしてる人が多かった。プロジェクトマネージャーを除いて。要は、PM一生懸命働いているが、その一生懸命さは惰性で行われており、無能なのに業務時間が長いPMがいて、その人が全部仕事をやってしまう。他人に頼めない性格らしくて、存在意義が分からない業務他人に頼んでは「なぜこんなこともできないんだ?」って怒鳴るのが生きがいみたいな人だった。頑張ってることがアイデンティティになってて、その頑張りに意味があるのか、必要なのかという吟味ができず、タスク他人に振ることもできず、情報もそのPM一人だけが握っているから、周りの人も「私が仕事を請け負いましょうか」ということもできない。それで新入社員をイビるような存在意義のわからない仕事を振って、できなかったら人格否定をするような感じの。

私が受けた仕事ととしては、週に1回ベンダーのところに会議をしに行くんだけど、そのときの社内の資料を全部紙でプリントアウトして持っていくというのがあった。文書作成スタッフ製品仕様Wordでまとめて、600ページぐらいのpdfにしたものが1500万円ぐらいで売れるらしく、その増えた言語仕様プリントアウトしてベンダーのところまで持っていく。追加された仕様以外にも、今週やったテスト内容をExcelで纏めたものプリントアウトしたりしていた。紙の量で言うと、一回の会議で2500枚ぐらいで、それをキャリーケースに詰めて客先であるベンダーまで持っていくらしい。聞いた話では、その2500枚の会議資料殆どまれずに捨てられるのに、そのPMベンダーにその慣習を廃止しようとは提案しない。ベンダーとの週一の会議の他にも、進捗報告を主とする社内会議があって、PM以外の人はあのプリントアウトする悪習は廃止すべきという話が上がっているのにPMが首を縦に振らないから一向に改善されない。まぁ、そのプリントアウトするのをやるのが私の仕事だったわけですよ。毎週4時間ぐらい掛けてWordExcel文書サイズとか調整してさ。元の文書サイズや余白が狂ってるのに、客先に失礼だと言われて、手直しして、プリントアウされたコロコロコミック何冊分だよ? みたいな紙の束をホチキスで止めていくんだけど、ホチキスの止め方が汚いとやり直し。

じゃあ、なぜPMは頑なに意味のない業務をし続けて、それによって新入社員を使い潰そうとするのかと言えば、弊社の業績が悪くて倒産しそうだったときにそのベンダーが手を貸してくれたからそのときの恩義があるとかなんとか言っていた。だから、靴を舐めるようなことをするし、他人生産性を奪うようなクソ製品を世の中に出して何も感じないらしい。読みもしない産業廃棄物を作り出して、それを無碍にされて喜んでいるような業務が、今の日本の何割を占めているのだろう? そのPMの口癖は「俺はプログラミングは全くわからないが、こんなプリントアウト段取りもできないようなやつはプログラミングなんてできないと思うよ」だった。FizzBuzzどころか変数関数すら知らないような人間にこんなことを言われるのは屈辱だったし、これが高卒経験就職することなのだろうと思った。

他にも、私が受け持った仕事に、製品が動くかどうかを確認するテスターという仕事があった。RSpecSelenium自動化しようと言っても、そんな技術を持ってる人がいなかったから、一々自分でその製品を触って仕様通りになっているか確認しないといけなかった。画面遷移が600ページのpdfになっているから、それを見ながら正しい画面遷移ができているか確認する業務だったが、正直人間のやる仕事ではないと思う。画面遷移だから前のページから次のページに移行したときに前にどのページだったなんてスクショを撮ったぐらいじゃわからないのに、「このテストExcelにした内容じゃ、本当にテストしたのかわからないだろう?」と言われた。言われたとおりにExcelファイルスクショをひたすら貼り付けていたというのに。しかも、その他にも特定ファイルアップロードするときにどの条件だとアップロードができないか判別するテストをどうやって行うのか考えろというのがあった。今までにテスターをやっていた人に聞いても指針なんてないと言われ、「賢い人はそういうのを考えつくものだ。俺はパソコンに詳しくないが」とPMに言われ、嫌気が差した。

まぁ、ここまで書けば、如何にブラックと言うか、理不尽で不合理な職場かというのはわかったと思うけど、いい面もあったんだ。前にも書いたように、未経験高卒手取り20万貰えたのは嬉しかったし、研修のない会社だったから、最初の二ヶ月ぐらいは一人で勝手勉強しててと言われたから、実働換算で時給3000~4000円ぐらい貰える計算だったのかな。一番瞬間時給が高かった日はメールの返答に20分ぐらい使ったときだったから、日給1万、実働換算の時給が30000円ぐらいになった。それぐらい放任されていた。

最初社長が「君にはソースコードUMLを書いてもらおう」とか言って、クラス図を書く練習をしていたんだけど、現場の人は「今更UMLなんて必要ない」「ソースコードを読めばわかる」と言って、全く必要とされていなかった。だから業務とは関係ないTCP/IPRubyGit勉強をしていた。家のことで勉強に対してモチベーションが落ちていた私は、金を貰えるという環境では目の前の勉強に集中できるようになって、元の勉強するための生活リズムっていうのか、そういうのを取り戻せた。それは当時の私にとっては有難かったと思う。

ここまでをまとめると

無料で使えるサービス下位互換といえるような、他人生産性と金無駄にするような製品を開発してるプロジェクトに配属された

PMけが忙しく働いて、周りの人の割り振りができていない。

PM多忙なのはしなくていい仕事を引き受けているだけ。

社会悪のようなソフトウェアを売りつけて金を稼いでいるプロジェクトだった。

仕様書やテスト内容のプリントアウトという必要ない業務をしたり、指示内容と叱責内容が矛盾する理不尽を受けなければならなかった。

しかし、勉強してるだけで月20万貰える環境は有難く、当時の私にとっては願ったり叶ったりだった。

では、次に私がその会社入社から辞めるまでの経緯について書こう。最初のうちは、自分勉強時間を取れていたし、振られる仕事理不尽で意義を感じられないものであるものの、すぐに終わることが多かったか問題ないと感じた。それが徐々に仕事が増えていき、勉強時間が取れなくなっていった。

ここで若者応援おじさんAの登場である。Aさんは私と会ったときは有名企業に勤めていて、そこを辞めて私を紹介してくれた中小企業で働き始め、その数カ月後に私を紹介してくれた。元々、その会社社長とは懇意にしていたから、一緒に働こうという話が何十年も前からあって、今回ちょうどタイミングが合ったから、その友人の会社の重役として就職したらしい。私が就職したのはその数カ月後だった。

Aさんは「何か問題があったら、部下や上司という立場を気にせずに忌憚なく言ってほしい」「俺は人を見る目はある方だ。君は一本芯の通ったところがあるから、周りに流されずに新しいことをできるだろう」「君には将来性がある」「俺は新しい会社でも権力を持ってるからへんなことを言ったり、したりしてる人がいたら遠慮なく言ってほしい」とかそういうのを入社する前に言っていて、まぁ、色々とおかしいところ、FAKE野郎みたいな発言が多かったけど、そこだけは信じてたんだよね。本当に騙すんだったら、そんなすぐに辞められるようなリスクを上げるような発言はしないだろうってさ。ちなみにFAKE野郎って感じたのは、一方的自分の話だけをして、私が質問すると煙に巻いたり、私のことを買ってるという割には私の話をすぐに中断させて自分の話をし続けるとか。その人はFラン出身だったから、ちょっとインテリなことを言うと「君は変わってるね」って言ったり、きょとんとした顔で10秒ぐらい固まった後、すぐに自分の自慢話を再開したりと、決して自分の知らないことや分からないことを認めようとしなかった点だ。他にも、「私と働きたいと言ってくれていた会社はあったけど、そこは技術的に成長できそうだけど給料は月7万程度でバイト身分から、迷ってるんですよね。バイトから自由時間は多く取れるんですけど」みたいな発言をしたら、鳩が豆鉄砲を食ったような顔をして、私が感じていた不安を取り合ってはくれなかった。Aさんは「俺は社内で影響力を持っているから、君を正社員にすることもできる」みたいな話を延々としてたのに、いざ蓋を開けてみると、「君の面接での受け答えが駄目だから契約社員として雇用することになった」「あれから上層部に渋られてしまって、請負契約にすることになった」と話が二転三転していった。だったら、他にも選択肢があったのに、他のところに就職したのにと思ったが、自分能力や経歴で負い目を感じていたから強く言うことはできなかった。高卒就活するというのはそういうことだ。他にも選択肢があるのにも関わらず、どうせ労働に関する知識がないと足元を見られて、条件を徐々に下げられ、他に選択肢をなくした後で、悪い条件で働かざるを得ない状況になっていた。結局、勤務時間タイムカード管理されてるのにフリーランスとして請負契約を結ぶという偽装請負契約させられ、もっと技術力を磨ける選択肢は潰されてしまっていた。

私は会社問題点を丁寧に分析してpdfにまとめてAさんに送ったんだ。それが間違いだった。如何に会社がそのベンダーに良くしてもらったか、大変なのをわかった上で俺たちが会社を立て直してきたかということばかりを話していた。百歩譲ってそこはいいとしても、ベンダーとは関係なく職場環境を良くするための話までいい加減に聞かされてうんざりしていた。

「Aという問題があります。その背景にはBがあります。そのためにはCという解決策があります

という話をしたときに、「Bぐらいみんな当たり前にしている。君だけ特別扱いすることはできない」みたいな返し方をされて、問題が発生してる事自体はないものとされていった。結局、職場にはびこる不合理で理不尽業務ルール改善することはなく、私への人格攻撃で終わってしまった。

毎日どうでもいい作業で疲れ切って勉強時間が取れなくなってしまった私は、最初出会った頃のAさんの言葉を信じて、「私が本当にしたいことは、仕様書やテスト時のスクショプリントアウトしたり、よくわからないテスターをやったりすることではない。このままでは、プログラマとしてのキャリアを積むための勉強時間を作ることもできないし、業務内でコードを書くこともないか業務時間を短くしてほしい」と言った。少なくとも、最初Aさんと会ったときは、「君には人工知能このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2018-08-26

anond:20180826000306

から、妻と結婚し続けてたら一生少ない小遣いで我慢なのに

妻が離婚して出て行くなら願ったり叶ったりじゃん。

その前提なら。

その「夫は結婚している間妻よりも我慢している」「でも離婚すると夫は損して妻は得する」と言う矛盾した前提をどうにかしろよ。

2018-07-27

anond:20180727002103

給与が半分になっても研究費が据え置きなら良いんじゃないか

しろそれで講義から解放されて研究に専念できるなら、願ったり叶ったり…って人も多いと思う

でもまぁ、教授職の人って私財も文献費とかにつぎ込みまくってる人も多いから、研究費据え置きでも学術レベルが低下しそうな気もせんでもないが

ティーチングプロは良いアイディアだと思う

問題は、最前線論文執筆研究を展開していない、ただティチング自体が上手いだけの人間が、本当に最前線学術を教えられるのか…ってことだけど

「それは大学院以降の話で、大学での講義なんて所詮最前線とは程遠いよ」って話なら一理あると思う

2018-05-23

ずっと人生地獄だと思って行きてきた

血縁なんか呪いしかなかった。

積極的死ぬつもりなんかないけと、そうなったらなったで、特に何も感慨はなうはずだった。

ところが激痛を伴う治療が開始される立場にたったら、願ったり叶ったりじゃないかと思う反面、痛みのはイヤだなーと思っている自分と、家族のために生命保険かけとけばよかったなあと後悔してる自分がいる。

2018-04-29

子なしの自分が受け入れられない

長文です。

人の幸せを喜べない自分が嫌だ。僻みっぽくて、常に他人自分を比べて凄く嫌な女だ。

結婚4年め。子なし。旦那の転勤で海外在住。会社規定で働けない為、専業主婦

昨年妊娠した。子供が嫌いなのでピルを服用していたんだけど、丁度飲み忘れたタイミングだった。逆算してみて、多分一発で命中したんだと思う。

生理が重いから(事実)」という理由ピルを飲んでいた。これは夫も知っていた。

検査薬を見てゾッとした。大好きなお酒が飲めない・子連れになったらお洒落レストランにも行けない・海外旅行も暫く行けない。

子育て自分自由制限するものしか思えず、産婦人科受診まで憂鬱な日が続いた。

でも心のどこかで、ちょっと喜んでいる自分が居ることに気づく。意気揚々日本への里帰り出産計画を立てていた。

しかし、後になって気付いたけどそれは旦那子供と過ごす未来へのワクワクとかでは全くなく、他者から見た順風満帆自分人生への優越感だった。

友人のなかでトップ集団結婚し、旦那の稼ぎもかなり良い。私立女子大卒業した後は大手企業就職、早々に寿退社。当時は皆に人生(恋愛)相談をされていた。今思えば自分はかなり負けず嫌いで、勉強も学年で1番、受験就職所謂勝ち組だったと思う。しかしそこには自分が何をしたいとかは一切無く、ただ周りからまれ対象になりたかった。

受験就職結婚まで全て自分の思い通りになった。もちろん地頭が良い訳ではないし、容姿が特段美しいわけでもない。普通だと思う。だから努力だけは惜しまなかった。

私は、自分の事が嫌いだ。要領も悪く、身も心も美しくない自分が心底嫌だ。常に打算的で、周りの目ばかりを気にして、自分意思なんて物は何もない。そんな自分分身なんて怖過ぎる。加えて旦那の事は嫌いじゃないけど、正直愛してはいないと思う。一応恋愛結婚だけど、高収入介護無しの条件で選んだからだ。

日頃神様存在なんて信じないけれど、この時だけは神様は居ると思った。こんな私のところに、偉大なる神様が何かを授ける訳がないよね。

産婦人科受診した日の事だ。

子宮妊娠をしていた。しかもかなり危険状態で、すぐに手術が必要レベルだった。片方の卵管を切除。それしか道はない。「(私の)命が危険です」と言われた。今後妊娠出来ないわけではないけど、確率は30%程下がると医者から説明を受けた。

診察室でボロボロ泣いた。しかし、何故自分が泣いているのか分からなかった。

公共の場で騒いでいる子供が嫌で、野放しにしている親が嫌で、妊婦の膨れたお腹気持ち悪いと思っていたし、電車妊婦が乗ってきたら譲らなきゃいけないみたいな風潮も意味がわからないと思っていた。なんで好きでセックスして妊娠した女に優しくしなきゃいけないの?サラリーマンの方が疲れてるよね?妊娠自己責任だよね?何弱者ぶってるの?と思っていたし、正直この考えは今でも変わらない。そんな子供妊婦嫌いの自分が、何が悲しくてこうして泣いているのか?駐在生活も辛いよね?社会の何の役にも立っていない自分に後ろめたさ感じていたよね?働いていない事を理由に、旦那にヘコヘコするの嫌だったよね?生きてる意味がわからず、なんならもう◯んじゃいたいくらいに思ってたよね?むしろ願ったり叶ったりじゃないか子供は無かった事になる。内臓破裂させて◯ぬ事も出来る。それなのに、何故私は泣いている?

術後、落ち着いた時に考えた。そして分かった事が2つ。まず、私は死ぬのが怖い。なんだかんだ怖い。2つめ、「子供を産めない自分が許せなかった」。大多数の女性が、皆がごく当たり前に出来る事が、自分に出来ないという事実を、受け入れられなかったのだ。

手術をして、退院した。街中で子連れ親子を見ると、羨ましくて涙が滲む。SNS妊娠報告・成長記録あいつらまじで◯ね。羨ま◯ね。子供が欲しいんじゃない。「子どもを産む能力を持っている事」が羨ましい。世の中の「子供が欲しい」と言ってる女性達の中にも、私と同じような考えの人が一定数は居るんじゃないかな?友人が皆子育てしているのに自分だけ居ないなんて、みたいな。働く女性が増えたとはいえ、27.8歳くらいまでに結婚しないとヤバイ・30前に子供産まないとヤバイ等、女は今でもそういう社会の目と、時間と戦っている。

今日、友人の妊娠出産報告を喜べない自分が居る。結婚する子にですら「どうせ私より先に簡単妊娠するんだろうなー」と思って、冷めた目で見てしまう。そんな自分が凄く嫌だ。

このまま妊娠出来なかったらどうしよう。旦那は「私ちゃんと2人で良いよ」と言ってくれているけど、信じられない。いつ離婚を言い渡されるか怯えている。とにかく自分が欠陥品だという事実を認めたくない。その為に子供が欲しい…でもそれは間違ってると気付いているので大丈夫。私みたいな人間は、子供を持っちゃいけないんだ。子供自己実現の道具ではない。本当は子供なんて欲しくない。私が欲しいのは、自分ポンコツじゃないという自信。それが何なのか、まだ私には分からない。

2018-03-14

anond:20180314135644

いやそれ、女にとっては願ったり叶ったりなんだけど?

女の方が給料低くて専業主婦にならざるを得なくて夫にモラハラされまくり人生より

共働きで対等に稼いで家事育児平等に分担して、の方が女にとっては遥かに幸せだよ

そりゃ男からしたら妻に家事育児丸投げしてストレス解消の為にモラハラしまくっても

妻は只管我慢して夫に服従しかない時代の方が幸せだったのかもしれないが

君が結婚に縁の無いイレギュラー側の人間だということがよくわかった。

イレギュラーからしたら一般人幸せに楽に結婚できていく社会よりも、

貰い手の居ない自分でもマジョリティ化できる今の自由社会の方が住みよいもんな。

なので、上にいったようなことを信じてるってことだ。

 

徒歩の方が事故起きないし遥かに幸せだよ

新幹線電車に乗れば脱輪して大量に死者が出るし、

そりゃ自動車からしたら車線こえてトラックと正面衝突して即死しまくっても

ただ我慢して自転車事故起こして老人ひきころしたりした時代幸せだったかもしれないが

 

お前の考える悲劇は、

お前の妄想のもの悲劇であって、

お前のそれを信じるしかなかった今までとこれから悲劇だな

例えマジョリティ側になってもその悲劇自分でやめない限り

死んでも孤独なのは変わらないから強く生きろよ

anond:20180314134612

いやそれ、女にとっては願ったり叶ったりなんだけど?

女の方が給料低くて専業主婦にならざるを得なくて夫にモラハラされまくり人生より

共働きで対等に稼いで家事育児平等に分担して、の方が女にとっては遥かに幸せだよ

そりゃ男からしたら妻に家事育児丸投げしてストレス解消の為にモラハラしまくっても

妻は只管我慢して夫に服従しかない時代の方が幸せだったのかもしれないが

何で自分の為に使える金も時間もなく夫の顔色を伺うしかない人生歩んでた昔の女の方が

結婚するも子供産むも自由で嫌ならやらなくても良くて子供産んだとしても夫に絶対服従しなければならないなんて事もない今の女より

幸せだと思うんだろう?謎過ぎる

祖母世代と今の若い世代比べて、後者の方が不幸だと本気で思ってんの??

2018-02-12

anond:20180212130119

リソースが足りない話ばっかりしてるなら、少子化願ったり叶ったりなはずだよな。

問題は「高齢化」だよな。いかに早く死んでいただくか。

コレを考えてる奴らが率先して死ねばいい。

2017-12-31

anond:20171231155103

世代間で争うとか、世代格差によって安穏と暮らしてる連中からすれば願ったり叶ったりだなw

奴隷同士で殴り合ってて草

2017-09-18

お見合いで決まりやすい男というのは

一言で言えば昭和脳、ぶっちゃけ

「俺は他の男より、1円でも多くのカネを家に入れるのが男の甲斐性だと思ってるから、それ以外の家の事は全部任せる」

と明言する高収入男が筆頭になるのかな。

だって仕事が嫌になって専業主婦になれるなら願ったり叶ったりという女性はいくらでもいるでしょ。

要するに、お見合いほど条件と契約だけで決まる仕組みもないと。

しかもそうやってドライに決めたほうが、多分恋愛結婚よりも長続きしそうまであるし。

2017-07-16

愛すべき母へ

病気がつらいなら、ちゃんと病院の人たちにつらいと言ってください。

「辛気くさい顔しても暗くなるだけじゃない?フフフ(笑顔)」じゃないです。

百歩譲ってそれが尊く素晴らしい心がけだとしても、それで溜めたストレス家族にぶつけないでください。

「○○さんに『貴方は元気そうでいいわよね』って皮肉られた………」じゃないです。

元気そうに振る舞って、元気そうに見られて、大成功じゃないですか。

願ったり叶ったりの反応なのではないですか。なぜ悲痛な顔をして家族愚痴るのですか。

 

「辛気くさい顔しても暗くなるだけ(だから明るく振る舞う)」の対象に、なぜ私たちは含まれないのですか。

キツい言い方をしますが、それって外ヅラを良くしたいだけなのではありませんか。

私たちより病院の人たちの方が大切なのですか。

皆さんエスパーじゃないんですから、元気そうに振舞う人を元気な人とみなすのは仕方ないじゃないですか

こういうこと言うと、弱者理想像勝手押し付けワガママな人と思われるかもしれません。

病人病人らしく、辛気臭く痛ましく振る舞え」と。

そういう訳ではありません。ただ、私たちだっての子です。こうも何度も同じことを繰り返されると気が滅入るんです。

病気については本当にかわいそうだと思いますし、あなたに非はありません。

この先ずっと面倒を見ると約束しますし、病気が原因でつらい目に遭ったら相談に乗ります

嬉しいことがあれば一緒に喜びます。悲しいことがあれば一緒に泣きます

でも、貴方があえて選んだいばら道について「いばらが痛い」という文句を聞かされるのは、ちょっと違うと思うのです。

そこに病気関係ありません。

 

辛気臭い顔しても暗くなるだけという考え」と、「つらいことをつらいと明言する行為」は対立しません。

どうか変な強がりを捨ててください。それがあなたにとっても幸せなはずです。

2017-07-11

前にTwitterオタク男が

男はエロ規制されるとホモになる傾向があるけどいいんすかね?二次エロ規制したらホモになるよ?

的な事を言ってて超願ったり叶ったりじゃんと思った。

2017-06-01

イキリオタク話題がなぜ急に盛り上がっているのかというと

みんな実はイキりたいんだよね

なんでもそうだけど、"ネタ化"すると

これはネタからネタから!って姿勢の上で

イキり放題になるんだよな。

 

茶化されたらネタからwで済むし

同意されたらそれはもう願ったり叶ったり

人のメンタルの弱さゆえの手法

2017-03-13

ミュージカル舞台化が怖い

最近ではどんな作品でもミュージカル舞台化するのが当たり前になってきた。どんな世界観作風でも既定路線のようにあっという間にミュージカル舞台化されて、イケメン俳優と呼ばれる人たちがキャラクターを演じる。

もはやミュージカル舞台化を喜ぶのが当たり前の世の中。好きな作品多種多様メディア展開にはひたすらについていく。オタクは熾烈なチケット戦争を勝ち抜き、時には害悪転売屋から、ありえない値段で購入してまでこぞって舞台まで足を運ぶ。

うちわペンライトを振って黄色い声援を送り、ファンサを要求する。俳優たちがツイッターオフショットをアップすれば大興奮。各々が上げるレポにも大興奮。みんな狂喜乱舞している。

それを恐怖して見ているのがわたしだ。みんなが何を見に行っているのか、時々分からなくなる。自分の好きな作品キャラクターを見に行っているのか、自分たちに媚びてくれるイケメン俳優を見に行っているのか、どっちなんだろうと考えてしまう。

自分の好きなキャラクターイケメンたちが演じる=イケメンたちがオタクたちに愛想を振りまく(ファンサ)=オタクたちはファンサに喜ぶ=ファンサがもっと欲しくなる という構図が頭の中で至極勝手に出来上がるのだが、わたしの知る人たちはファンサを求める人たちばかりだった。みんなせっせとうちわを作り、公演が終われば目撃した、獲得したファンサの光景文字イラストにおこす。

ミュージカル舞台へ足を運ぶオタクたちが「好きな作品」を見に行っているのではなく、「イケメン俳優ファンサをもらう」ためにチケットを勝ち取りに行っているのではないかと思う。イケメン俳優の瞳に映りたいと必死なように見える。あなたたちは一体何が好きなのかと怖くなってしまう。実際にそう問えば作品が好きだと言うのかもしれないけど、わたしはそれを100パーセント信じることはできない。

オタク許容範囲が広いほうが偉いと思ってる人が大多数(特殊性癖でも愛せる自分、みたいなのとか)だけど、要はイケメンならなんでもいいのではと思ってしまう。しかイケメン自ら媚びに来てくれるのだから願ったり叶ったりだろう。

イケメン俳優たちは仕事から演技をする。ファンからの評判が良いに越したことはないので、オタクたちに更に火をつけるためファンサを怠らない。それが仕事だし、もはや二次元ミュージカル舞台文化になりつつあるからもはや辞めるわけにはいかない。女性アイドル握手会と同じ。辞めてしまえば顧客が離れるから辞めるのが怖い。商売としてはもはや仕方のないことだ。

ミュージカル舞台化が大好きな人たちにとってはわたし原作至上主義の心の狭いオタクに見えるだろうけど、まさにその通りです。原作以上にメディア展開されたものを好きになり、盲信している人たちがわたしは怖いです。でもミュージカル舞台原作以上に好きになった人に直接文句を言うつもりはありません。ひっそりさよならしますので、安心して下さい。

2017-02-11

どれだけの価値があるの?


名簿から勝手電話番号を調べて

後ろの席に座っているのにメールしてくる

60越えたジジイ



あのさぁ、自分の娘よりも年下の女性社員に『ご飯いきませんか?』ってどういう気持ちで言ってるんですか?

なんでコソコソしてるんですか?

仕事終わりに『飲みにでもいくか』って軽く声かけられないんですか?

どうして二人きりなんですか?

自分にどれだけの価値があると思ってるんですか?

ありがたいお言葉でもいただけるんですか?毎日暇そうにボーッとしてるだけの再雇用天下りあなたから

何が楽しくて自分父親より年上のジジイと二人でコソコソご飯行くわけ?

お金もらってでも行きたくないのに、少し払おうとしたら『こら!ここでお金だしたらもぅ誘ってあげないよ!』

は?願ったり叶ったりなんですけど。


お前は若い子とご飯食べて話できて楽しいんだろうけど、え、私は?ジジイくそつまんねぇ話聞くだけでどこに楽しみあるわけ?

そういうの考えられない誘えるわけでしょ?きもいんだよ。

こっちは毎日会社で顔合わすし一応は上司なんだから笑顔相手してやってんだよ真に受けて『俺のこと慕ってんな』って勘違いしてんじゃねぇよ病気かよ。

2016-11-10

アニメ業界中国市場に身を委ねるべき

ピーエーワークスブログ記事の言うとおり、日本アニメ業界はそもそも構造的欠陥がある

だれも搾取して儲けまくってる人間がいるわけでなく、

ただ作り続けないと食えない人がいるから、たまにある大ヒットを頼りにして作品が作り続けられているのである

そんな業界を変えるには新たなビジネスモデルを見つけるしかない

そこで今最も最善手と考えられるのが中国資本に頼ることである

今期は4本も中国アニメがあると話題になったとおり、中国は今アニメソシャゲなどのコンテンツ産業に力を入れている

そこで取られるのが、金を出してプロデュースするのは中国会社だが、実制作日本制作会社スタッフという体制

今期放送されている「CHEATING CRAFT」「TO BE HERO」を制作する中国アニメ製作会社ハオライナーズは

絵梦という日本スタジオを作り、GONZOスタッフなどを入れて日本での作品制作を始めている

実際この絵梦の採用に応募した子から聞いた話だが、他の国内アニメ制作会社に比べアニメーター給与雇用体制は良かったという(あくま比較的という話ではあろうが)

中国は単純計算日本十倍市場があり、欧米と比べて日本オタク文化に親しみがある、というか殆ど同じような文脈を共有できている

最近中国人は本当に日本人と変わらないような絵を好み、描くようになっているし、艦これラブライブなども人気のようだ

また、未だに中国人的には「日本」というのはブランド力があり

日本人が関わっているということはマイナスにはならず、むしろセールスポイントとなりうる

まり、「今までの作品作りを継続しながら」「儲けるお金は増える」という願ったり叶ったり可能性が中国市場にはあるのだ

これから日本は先細りであることは間違いないし、これから先は限られた席を奪い合うだけである

ならば、海外とは言え、自分たち仕事に親しんでくれていて、未開拓市場があるアジアに目を向けるべきだ

これ以外にアニメ業界状態改善する手はないと思う

2016-08-10

■その恐怖をリアルに感じるとき

 男性男性告白されて恐怖を感じるのは、「突っ込まれる」ことへの恐怖だ。人生において突っ込まれ可能性の恐怖を感じたことがないのに、初めてその可能性に直面したわけだ。以前あった痴漢論議において、女性男性から痴漢被害を受ける恐怖は、男性がより屈強な男性から痴漢被害を受ける恐怖と等しい、とあったように。

セックスモンスターは心の中に

 ずいぶん以前、メディアでの「オネエ」の扱いや、BLなどの創作におけるゲイ男性の扱いについて、性的少数者からセックスモンスター扱いはやめろ」という声をネットでよく見かけた。男性はあまりご覧になっていないかもしれない。

 性的少数者は、いまだに性的に逸脱した存在だと見られがちだ。逸脱した存在は容易に「普通ではないおかしな人」=「異常者」に置き換えられる。異常性愛者と見なされると、彼/彼女は「性的存在カテゴリに置かれてしまう。「あいつは性的おかしい。(あまたある事象の中で特に)性に関係する存在だ。きっと性のことばかり考えて、しかもそれが異常なのだ。頭がおかしい奴だ。何をするかわからない、性的妄執を抱えたモンスターだ」というわけだ。

 言うまでもなく、性的少数派は、性の指向多数派と異なるだけだ。性指向以外については、性的多数派において多様な嗜好が存在するのと変わらない。わたしたち誰もが、恋人配偶者と過ごす時間もあれば、仕事をしたり、自転車に乗ったり、映画を見たりするのと同じ。

 ついでに言えば、これも多くの人が言うことの繰り返しになるけれども、同性愛者の好みだって人それぞれだし、サラリーマン的な社会生活を営む同性愛者の場合、過剰に性的言動をしない人が多いだろう(リサーチ数が少ないので断定はしない)。あなた会社でも過剰に異性に対して性的言動をするのか?(そういう男性がいることは知っている。そういう人が見ている同性愛者は自身の鏡だ)

性的視線への耐性

 始めに戻ると、なぜ男性は同性に告白されたときに、過剰な恐れを抱いてしまうのか。それは「突っ込まれる」のではないかという恐怖だ。性欲をはらんだ視線だ。自分を害する可能性をはらんだ、性的視線だ。(自分アナニー上位者なので大丈夫かいう戯れ言には、もちろんそういう性的嗜好の人もいるだろう、多数派にも少数派にもとお答えしておく)

 ところでどんなに不細工であっても、女性はそれなりに性的視線さらされて成長する。実体験で申し上げると、不細工側の体験しか披露できなくて申し訳ないが、たとえば品定めしたうえの侮蔑とか、品定めしたうえで「お前程度なら」という軽視、顔も見えない満員電車での痴漢などなど。そこに「突っ込まれる」恐怖は、自覚するにせよしないにせよ、幼い頃から常に存在している。でも、女性女性から告白されたときに、即座に「突っ込まれる」恐怖は感じにくいよね。

喜ぶか、驚くか、嫌悪感を抱くか、そこは人それぞれ、ケースバイケースだと思うけど、「セックスモンスターが近づいてきやがった!」という恐怖は感じにくい。だってついてないものね、あの棒が。

あなた告白されたら

 あなた告白してきた相手が、性欲むき出しで「いますやらせろ」というセックスモンスターならば、告白されたのは欲望しかいから、願ったり叶ったりという人以外は速やかに逃げるがいい。

 あなたへ告白が、まずはお付き合いしたいという甘酸っぱい愛の告白ならば、熟慮もしくは即断でお返事すればいい。もうこれは、胸を焦がすようなフィクションから増田の隅の日記まで、参考には事欠かないだろう。

 あなたへ告白が、堪えきれない懊悩の告白ならば、あなたが抱えられる範囲で耳を傾ければいいし、無理ならプロに任せればいい。ただし悩みや問題には、天才的な助言で万事解決するものばかりではなく、誰の手にも負えない、厄介なものもあるし誰にも救えないこともある。プロがいないこともあるし、災難を招くこともある。だからもしも仮に、あなたがここから口をつぐんで逃げたとしても、それは仕方のないことかもしれない。

2016-06-18

そもそも子持ちの一体どこが弱者なんだと思う

結婚したくてもできない人や子供が欲しくても不妊の人の方がよっぽど弱者だと思うんだけど

子持ちは願ったり叶ったり子供を持てた強者なんだから

本来子供のいない人に対して遠慮してもいい立場なんじゃ?

2015-05-27

http://anond.hatelabo.jp/20150527222045

「女叩きするようなクソオス」を罵倒するのがヘイトスピーチなら別にそれでもいいけどね。

「ただ生きてるだけの女全員」を便器だ中古劣化だ叩いてる連中と「そいつらみたいなクズ」が酷い目に遭ったらスッとすると思ってる自分が「どっちもどっち()」に見えるんだったらそうなんだろうさ、君の中じゃあな。


ホント10年前からなんーにも変わんないねどっちもどっち()が信条の皆様方は。

言い返せば「どっちもどっち()」「同じ穴の狢」「男叩きするな」と、そういう時ばかり良識的な方々の「女に対してのみ」の諌めの言葉がかかる。



元増田に書いたコレが自分妄想じゃなくて事実なんだって事をトラバツリーで証明してくれる方々が次々に出てて願ったり叶ったりですわ。

あの辺界隈の事情をご存じない方々にも、この流れ見てもらえば自分の主張がどういう事か簡単にわかってもらえるだろう。

2014-05-28

春はアニメ・オブ・ジ・イヤーの季節

思い返せば、自分にとってのアニメ・オブ・ジ・イヤーは春に出現することが多かった

春になると桜が咲くように、春になると出現するのがアニメ・オブ・ジ・イヤーだった

最近はそれが自然の摂理のようにも思えてきてたし

陣営が最も力を入れているのが春アニメなのかもしれないとも思っていた

とにかく、今年の春もアニメ・オブ・ジ・イヤーと言っていい出会いがあった

思わぬところからの出現

放送前は全く期待していない作品だったというのもアニメ・オブ・ジ・イヤーの特徴だった

注目度や期待が高いところからスタートと、低いところからスタートの違いってやっぱり大きいなと思う

なんにせよ、「これいい」と思ってから突き上げと、面白さと、次回の待ち遠しさは他の追随を許さないことが多かった

敬意と作法

「これいい」と思ってから自分なりの作法をもって敬意を払うようになるというのもアニメ・オブ・ジ・イヤーの特徴だった

まず、どんなに眠くても必ずリアルタイムで観なければと思うようになる

視聴前にきちんと空腹を満たして、口が寂しくないようにお菓子ジュースを用意して

きっちり禊(入浴)を済ませて、目を覚まさせて万全の状態で観なければダメなんだという感じになっていく

(酒を飲むと酔ってしまって作品を楽しめなくなりそうな気がしているが、場合によっては変わる)

他にも、大画面高画質テレビで、邪魔が入らない一人の空間で、部屋を暗くして、ノイズ排除して観るのは基本だし

公式であっても最初ネット配信で観てはいけないし、アニメを観ている最中ネットで色々するのも絶対に御法度

その時間は、目の前で放送されているアニメだけに集中することが何より求められる

その点で言うと、深夜アニメは本当にありがたかった

テレビ以外の光源を全て塞ぐことが比較的容易であることと

アニメ以外のノイズほとんどしないというのは本当に願ったり叶ったり時間帯だった

とにかく、ちゃんと万全な状態を作って観なければいけないと思ってしま

繰り返し観ずにはいられない

アニメ・オブ・ジ・イヤーって本当に何度も観てしま

「これいい」と思ってからは、次の放送まで我慢できなくて何度も何度も何度も同じ話を再生してしま

放送期間中に最新話までの一挙放送をやることも一度や二度では済まない

何度も何度も何度も観て楽しんで1クール終わりには相当なリピーターになっている

やすいようにちゃんと編集するのも基本となっている

でも何度も何度も同じ話を観ると、さすがに磨り減ってしま

最初の新鮮な気持ちが磨り減っていくし、初回特有のあの感覚が薄らいでいくのを味わってしま

観る度にすり減っていくのを実感してネガティブな気持ちになってしま

から一回目に近いほど、観るとき姿勢大事になってくる

一回目に近いほど、その新鮮な気持ちを忘れず噛みしめることが求められる

磨り減るから繰り返し観たくないんだけど、何度でも観たいというジレンマもある

自分場合ピークまでの期間はそんなに長くはないから、余計に、その短い期間のうちに楽しまなくてはとも思ってしま

その短い期間こそ作品を最も楽しめる最高の時期であり、もう二度と今と同じ気持は味わえないんだと思ってしま

今この時にちゃんと楽しむことが、最大限の楽しみ方なんだと思っている

主題歌なんかもピークを迎えるまでの短い期間が最も楽しい

から早い時期にリリースされるCDは本当に嬉しいし、手に入れてから何度もリピートしてしま

この先磨り減ってしまうことがわかっていながらも、繰り返さずにはいられない

ちゃんと新鮮な気持ちを味わうために、繰り返し観た内容をいい感じに忘れたいという願望もある

その部分だけをキレイ忘却できる薬か何かがあったら迷わず手を出してると思う

また来年

アニメ・オブ・ジ・イヤーは、放送が終わったらその時が来るまで絶対に再視聴はしない

放送開始日からちょうど一年後、同じ日の同じ時間に同じように鑑賞して楽しむために封をしておく

あの感覚をまた味わうために、あの時の心境を思い出すために、あえて触れないようにしておく

毎週、あのときと同じ時間に、同じ状況を創りだして、一話ずつ鑑賞するっていうのが大事になってる

きちんと作品関連のCMだけを残して編集してあるのも、その時期の感覚と状況を思い出すのに必要から

ちゃんとCMもあってこその本編だと思うし、欠かせない大事ものになっている

からアニメBDDVDにも、本編再生中にCM(話数に合ったやつ)を挟んでくれる機能をつけてほしいと思っている

その他にも、匂い大事な思い出になるということに気付いた

家にテレビがなくて、ネットカフェアニメ・オブ・ジ・イヤーを観ていた時の話

その時は、たかだか30分程度の滞在時間だったけど

ネットカフェを出た後の夜道を歩いていると、自分の体にタバコのにおいが付いているのがわかった

タバコなんか全然吸わないけど、その感じは嫌いじゃなかった

いまでもネットカフェタバコのにおいがちょっと気に入っていたりする

夜道を歩きながら、その匂いを感じたいがためにネットカフェに行きたくなる

そんな感じ

最後

アニメ・オブ・ジ・イヤーは完全に一人で楽しんでいる

完全に自分の中だけの至宝であり他人と共有してはいけない

自分だけの思い出として胸に秘めるのが絶対の掟

2014-04-17

人って簡単に裏切るんだなって話。

女の子バンド人口がまだ少なかったっていう時代の話。

中学3年の時から楽器を始めて、僕は高校軽音楽部のある学校に行こうと決めていた。

もうこの頃から多分人生設計を誤っていたのかもしれないけど。

そんなことはさておき、高校入試も無事終わり、僕は晴れて軽音楽部のある高校入学した。

仮入部をしに練習場所である聴覚室に入ると、そこには目が大きくて、背が小さくて、ショートカット女の子が1人、端のほうで練習風景を見ていた。

 「あ、まだ一人しか来てないんだ。入部希望少ないのかな…まあいいか。」

僕はその子をよそ目に、反対側の端に座って先輩たちの練習風景を眺めていた。

今となっては練習時の音の大きさなんて全く気にならなくなったけど、当時バンドなんか組んだことがなく、ましてやスタジオで練習なんてしたことがなかったので、練習時のその音量の大きさに圧倒されるばかりだった。

そんな大音量の中での練習風景に気を取られていたら、ふと隣に反対側に座っていたはずの女の子がいた。

 「○※□▲○■?」

僕に質問しているんだろうけど、大音量の中何を言ってるか聞こえない。

 「きこえない!」

僕はありったけの声を出して返事をした、はずだが、やはり彼女にも聞こえてなかったっぽい。

彼女かばんの中からルーズリーフを取り出し、

君も入部希望?もしそうだったらよろしくね!

と書いてこちらに渡してきた。

僕はその丸っこくてかわいい文字の下に、無骨で角ばった文字で

入部するよ!君は?

と書いて渡した。すると、僕の目を見て首を縦に大きく、2回頷いた。

僕はこんな可愛い女の子バンドやるのかー、どんなバンドやるんだろうなーといろいろ妄想しながら、また練習風景を眺めていた。

先輩方の練習に夢中になっていたら、いつの間にかその子はいなくなっていた。

しまった、名前クラスも聞いてなかった。まあいいか、入部すると言ってたからそのうち会うこともあるだろう。

僕はまた再開する日を思いながら視聴覚室を後にし、帰宅することにした。

それから1周間、正式入部の日まで毎日聴覚室に足を運んでみたものの、彼女は一回も来なかった。

ある種の一目惚れ的展開を期待していた僕は、まあそりゃ女の子バンドなんかやらないでしょと半ば諦めていたが、その時、視聴覚室の重い扉が開いて、彼女が入ってきた。

それと同時に、複数の男女がどやどやと入ってきた。

どうやら今年の入部希望者らしい。男性5人、女性6人。

僕は入部希望者が多数いることよりも、その彼女が入ってきたことに震えたし、安堵した。

程なくして僕は軽音楽部に正式入部し、新入生歓迎ライブ終了後ギター希望だったのに先輩に誘われたヘビメタバンドで何故かベースをやることになった。

目標は秋の文化祭成功。それまでに僕は先輩たちに追いつかなければならなくなった。

彼女と一緒に部活はいったはいいが、特別絡むこともなく…というのは、1バンドの練習中は他のバンドの人は視聴覚室に入れないというルールがあったから…特に彼女と会話することもなく毎日は過ぎ去っていった。

唯一分かった名前クラスも、クラスフロアが違うせいで部活以外彼女を見かけることもほぼなかった。

それでも毎日借り物のベースTAB譜とにらめっこしている高校生活は何よりも充実していて、気がつけば夏休みになっていた。

夏休みでもこんなに学校に片道40分も掛けて通っていたのは、やはり彼女がくる「かもしれない」から

その予想は的中で、彼女毎日学校に来ては練習していた。

いつしか僕は彼女をずっと目で追いかけるようになり、アイスを買いに出るときは僕も一緒に出て、他のバンドが練習してる時は積極的に近くに行って話すようにしたり。

そんな行動をしていたものから、当然他の人にはバレた。

 「君さあ、彼女のこと好きだろ?」

そんな質問をしてきたのは、彼女と同じ中学校出身ケンジ。

ケンジは童顔で、背もちっちゃくて、色白で、当時の見た目的にはどちらかと言うとそんなにモテそうには見えなかった。

僕はその問に対して首を縦に振る。

ケンジはやっぱりなーという顔をして、

「まあ僕同じ中学から相談乗るよ!なんなら協力するよ!」

と続けて僕に行ってきた。願ったり叶ったりだ。同じ中学ってことは彼女の別の面を知ることができるかもしれない。

その日からケンジは彼女のいる輪に積極的に誘ってくれるようになり、帰宅時も一緒に帰ることが多くなった。

最高の夏休みだった。毎日彼女出会えて、協力者もいて、会話も増えた。こんなに楽しかった夏は今思い出しても無いほどに。

2学期が始まっても3人で一緒に帰る日々は続く。時にはマック晩御飯を食べたり、カラオケ行ったり。

ベランダ彼女が僕を見かけると、上から手を降って大声で名前を読んだりしてくれたりもした。

そしていつしか僕は、

もしかして彼女僕のこと好きじゃない?」

と思うようになった。

告白するか。いつするか。僕は悩んだ。文化祭前に告白してカップルになって、より充実したライブをやるべきか、それとも文化祭で僕のカッコ良い所を見せた後、その余韻でもって告白するべきか。

僕は後者を選んだ。

文化祭当日。彼女はとても可愛らしい衣装ライブをやってのけた。正直、僕はますます好きになった。

僕はといえば、ライブ後の会話をどうしようかと悩んではいものの、ライブ自体はうまく行ったと思う。半年ベースをここまで弾けるようになった僕かっけええええええとか思ったりもした。

ライブが終わった後、僕はケンジに呼び出された。そうだ、ついでに今日告白するから何とか二人で帰れるような感じにしてくれないかなと言おうかと思ってた。

が、呼び出された場所ケンジが発した言葉は、

 「あのさ、俺、彼女と付き合ってんだよね。」

僕は何言ってだこいつ、冗談はやめろよと思ったが、ケンジの目は明らかに冗談ではなかった。

 「実は君に彼女の事好きだろ?って聞いた時あったよね?あの時にさ、あーこいつには取られたくねーと思ってその日の帰りに告白したんだよね。それでオッケーもらってさ、その日から付き合ってるんだよね。」

ごめんの言葉もなかった。僕はだったらなんでそれ言ってくれなかったん?何協力するとか?ふざけんなよ。と罵詈雑言を尽くしてケンジを問い詰めようかと思ったが、一気になにもかもやる気が無くなった。

 「あ、そう、よかったね。お幸せに。」

僕はそういって、その場を立ち去った。

ああ、僕は二人に手のひらで踊らされてたんだと。僕が舞い上がってるの見て二人でゲラゲラ心のなかで笑ってたんだろ。そう思うともう学校なんかいいや、軽音とかどうでもいいわって気持ちで満たされた。

僕はその日、1人で帰った。

次の日、視聴覚室で文化祭の後片付けをしていると、彼女が僕に声をかけてきた。

 「あの…大丈夫?」

その言葉を聞いて、彼女への思いは一気に憎悪に変わった。何大丈夫って?大丈夫なわけねーだろ?

僕はその問に対して何も返答しないで黙々と片付けをしていた。

その日の帰り、当然ながら1人なんだけど、僕の前を二人が仲良く並んで帰ってるのを見て、ただただ涙が止まらなかった。

その後1年ほどして、彼女ケンジと別れたと聞いた。ケンジはろくに学校にも来なくなって、そのまま退学したと聞いた。

僕と付き合ってたらもっと幸せに出来たのに!と当時の僕は考えていた。が、今となってはそんなことあるはずもなく。

彼女コピーしていたレベッカの76th Starを聞きながら、ふと思い出してみた。

2014-02-28

『 THE BOCCHI 』

いわゆる「ぼっち」ほど世に埋もれている存在は無いのではないか。

ぼっちの同志である私はこの現状を嘆かずにはいられない。

集団のなかで浮き、誰からも相手にされない私たちぼっちが、世間にさえも忘れ去られている情けなさ。

ぼっちの中にも小中高生ぼっち 会社ぼっち 年寄ぼっち等々いろいろな種類があろうが、ここでは学生ぼっちの生態について、自分経験をもとに明らかにしたいと思う。




朝。

家の中に誰もいなくなったことを確認してからゆっくりと起床する。

から見える青空はこんなに清々しいのに、自分の心身はどっしりと重たい。

味気ない一日がまたやってくると思うと、学校へ行く気も失せて、このまま家で2ちゃんハテナでもやろうかと考えるけれども、授業をサボっては学費を出してくれる親に申し訳ないし、単位を取れずに留年したらいよいよ先が真っ暗になる。

から今朝も重い腰を上げるのだ。ただ、いつもと少し違うのは、今日が俺の誕生日であるということ。周りにだれもいない誕生日

はぁーっとため息をついて、やや遅めの朝ごはんを食べながらテレビをつけると国会中継がやっている。

この人たちは、ぼっち自分とは天と地ほどの差があり、お金も地位もこれ以上ないほど恵まれている。その境遇ゆえか時には図に乗って、不祥事を起こしたり失言したりして世間の人々から非難をあびるけれど、意地悪な質問に対しても根気よく答える仕事ぶりをみていると、ぶらぶらと安逸な生活をおくる自分などよりは、よほど真面目に努力しているじゃないか、と思ってまた自己嫌悪に陥る。

ほんとうは鈍行で行きたかったのに寝転んでいたら遅くなったので、しかたなく急行に乗ることにして駅へ走る。

おい、なにネガティヴになってるんだ、きょうも気楽な時間をすごせるのだ、自分は恵まれている、寂しくなんかない、寂しくなんかない、さびしくなんかないんだ。全身をなでる爽やかな風が気持ちを前向きにしてくれた。

電車の中はあまり人が多くなかった。サラリーマンはもうとっくに会社仕事をしているのだろう。


昼。

学校に着いてもまだ昼休みだった。

席に座り、授業がはじまるまで本を読む、ふりをする。

「おれさー、けさ、抜いちゃったんだよねw」

「おまえ、汚いってw」

「そんなこと言うお前だって、まじめな顔して、実はエロそうだよなw」

「たしかにw こいつ、『授業レポート』とか適当名前フォルダつくって、その中にエロ画像とか入れてそうww」

「wwwww」

男子学生のくだらない会話を聞いておもわず吹き出しそうになるが、ぐっとこらえる。

しろから女子学生の声が聞こえる。

「あっ、○○ちゃん、おつかれー」

「てか、きのうバイトでさー」

「そうそう、サークルの先輩がー」

「じつは、きょうね、この下、あったかパンツなんだよねー あはは

たわいのないお喋りをひそかに聞いて、若い女のうつくしい声に心酔してから、俺はなにげなくトイレへ行くふりをして席を立ち、楽しそうにする女子学生たちの姿をちらと拝見する。

ほんのりと染めた茶色正統派の黒色ヘア、ワンピースからスーツまで十人十色女の子ファッション、胸の大きさもまな板から爆弾まで多様だけれども、一生に一度の若さだけは共通しているので、匂やかな乙女香りはだれの身体からも漂っている。

授業が始まると、先生が、「たまには出席とっておかないとねー。今日は出席カードを配ります。」と朗らかな声で言う。

今日も頑張って登校してよかった。先生からの出席カード誕生日プレゼントだと思った。


昼下がり。

学校近くのだれもいない公園で、けさ自分でつくったサンドイッチを口に運ぶ。

いつもはそばにいるスズメ今日は忙しいのかどこにも見当たらない。

水色に澄みわたった空の下、かすかな風に揺れる木々の梢のどこかに、いつものスズメの巣があるのだろうと思いながら枝のあたりを観察していると、サンドイッチの具がぽろりと下に落ちてしまったので、スズメさんがあとで食べられるように、人の踏まないところへそっと置いておく。

ああ、きょう一日、まだ誰とも喋ってないなぁ。

バイトサークルも何にもやっていない自分は、この生活をみずから選択したのだから、文句を言う資格はない、いや、願ったり叶ったり生活享受している分、俺はむしろ幸せなのだ

人とかかわるのが苦手な為にえらんだ孤独道は、やがてやってくる就職という二文字をじわりじわりと重たいものにするけれども、今が安楽なかぎりは変化の意欲が沸くわけもなく、ただただ現状に甘んじ横着している。

しかしこの体たらくのままで社会へ飛び出たら、スキル協調性も何もない俺は組織の中であぶれるか潰されるかしてしまうだろう。

社会に出るのは軍隊に入るのと同じこと。ああ、こわい、こわい、死にたくないよ。

余計なことを考えて思い余った俺は、次の授業までの時間がまだ残っているので図書館へ向かう。

手にとった数冊の本を机に置き、帰路につく学生を窓の内からじっと眺める。

心なしかその表情は嬉しそうにみえる。あたたかい家庭が待っているのか、バイトに楽しみなことでもあるのか、友達と遊びに行くのか、それとも、デートだろうか。

空はだんだん夕焼け色にかわる。


夜。

この日最後の授業がようやく終わり、いったんは帰ろうとするものの、電車内でトイレへ行きたくなったら困るから一応いまの内に、とおもう。

夜まで授業を受けている学生はあまり多くはないので、トイレの中には誰もいなかった。

しーんとしている。

まぶしすぎるほどの明かりがいっそう静けさを増すようだ。

俺はおもむろに個室の中に入った。

外ではできない性格だけど、今日誕生日だし、まあいいか、と思ってズボンを下ろす。

スマホアイドル画像を探して、ふーっと深呼吸して、それから一気に動かした。

このアイドルは、俺と大して年齢が違わないのに、すでに社会に出て、一生懸命仕事をして、いっぱいお金を稼いで、多くの人から認められて、愛情で包まれて、前向きに生きているけれど、ここで彼女に世話になっている俺は、誰からも認められずひたすら孤独に苛まれ不安で満たされながら何の役にもたたない暮らしをしている。

なんなんだ、この差は、彼女と俺とは何でこんなにも違うんだ、不公平だ、不平等だ、不合理だ、不条理だ、ああもうどうにでもなれ、俺は知らない、俺は知らない、ままよどうにでもなっちまえばいいんだ、このやろう、このやろう、あああああぁぁぁ

常になく疲労がたまった帰り道はひとしお寂しく感じた。涙さえあふれてきた。街灯の光がその滴を反射させそうだったが、俺は人目もはばからずに哀しんだ。寂しい。寂しい。ほんとうは、さびしいんだ。




ここに書いた例は自分の体験に基づくが、むろん潤色しているところはあるし、これらがすべて同日に起きたのではない。種々の出来事を一日分に集約した。

ぼっち人生にはその数だけドラマがある。

自分経験など足元にも及ばぬ凄絶なぼっちストーリー世界のどこかにはあるかも知れない。

そういうぼっちに密着して、『THE BOCCHI』とか適当名前をつけて映画化すれば反響を呼ばずにはおかないと思う。

ぼっち学生就活以後の末路にまでスポットを当てればいよいよ涙を誘うことまちがいなしであろう。


まさかこんなに長くなるとは思わなかった。あまり知られていないぼっち日常をテキトーに書こうかなぁくらいに思っていたら図らずも愚痴っぽくなり、しかも下手な小説みたいな形になってしまった。

休み中のまして孤独な今の時期に、文章にして吐き出したら心が落ちついた気がする。

自分勝手なこの長文を読んでくださった方がもしいたら感謝します。

最後に、会社ぼっち等も含めた世のすべてのぼっち一言

「目を閉じれば仲間が見える。悲観するな。一緒に闘おう。ぼっちサバイバーとして、いつかともに語り合えるその日まで。」

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