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2024-07-22

19歳のかけがえのない夢を飲酒喫煙ときで奪うなよ!

本人が「飲酒喫煙とき」と「かけがえのない夢」と天秤にかけただけじゃん。

飲酒喫煙ときとか言ってる奴らに言いたいわ、飲酒喫煙とき大きな夢の前では我慢しろよ。

知り合いに某トップアイドルオーディション面接前にプレッシャーに負けてストゼロ1缶開けて挑んで

お酒飲んできたんですか!?って詰められて不合格にされた奴いるけどさ。

自身の大きな夢の前でプレッシャーに負けて酒飲むような奴、怖くてグループに入れられないだろ。

どうすんだよ、武道館公演の前のプレッシャーに負けてシャブ打って出てきたら。

もう終わりだね(織田哲郎)ってなるだろ。

オリンピック代表プレッシャーがあったんろうねとか言ってる奴いるけど、代表になっただけのプレッシャー犯罪犯す奴がオリンピック本戦に出たらどうなっちゃうんだよ。怖すぎるだろ。

 

本にもなってるようなケーキを三人分買ってこれないレベル境界知能で「18歳から成人になるから飲酒喫煙大丈夫だと思ってたんです」って言うんならまだわからんでもないけど、んなわきゃねーし。

普通に20歳未満での飲酒喫煙犯罪」って理解した上で「自分オリンピック代表」っていう自覚をもって飲酒喫煙したんだろ。オリンピック代表である自分飲酒喫煙を天秤にかけて飲酒喫煙を選んだんだから、それがバレて責任を問われたときオリンピック代表を辞退するのは当たり前新体操しかない。自分選択の結果じゃん。

何をそんなに声を大にして庇う必要があるのかわからん

これがサッカー伊東みたいにハメられて週刊誌に乗っただけの「疑惑」の段階で代表降ろされたとかだったら、黒確定もしてないのに19歳のかけがえのない夢を奪うなよ!って言いたくなるのはわかるけどさ。

今回は実際に煙草も吸った、酒も飲んだ、自分意思快楽を選んだ、そういう話だろ。

どこに同情の余地があるんだよ。

 

こいつを擁護してる奴らの思考マジで理解できない。

ワンチャン、ここで庇って印象よくしといたらそのうちパコれないかな?って下半身が喋ってるならギリ理解できるレベル

2024-07-19

anond:20240718195543

アイム社長オーディション受けに来た未成年女子を食って逮捕所属女性声優スレ枕営業疑惑でことごとく炎上したとき斎藤千和は「高橋名人はさすがに無理だろ」と無風、あと何故か保志総一朗スレ燃えたやつ

アイムじゃなくてアーツビジョンだろまとめキッズかよ

声優関係炎上ってマジでまとめキッズみたいなイナゴが騒ぐだけ騒いで消費される印象しかなくて好きな炎上とか全然無いわ

中村悠一セクハラロールプレイでロールプレイ理解してない文春砲が不発になった時も本人が動画ネタにしてたけど

はてブオタクが気に入らないから叩きたい欲がダダ漏れしてる奴が叩き続けてて

イナゴどもって本当に害悪だなと再認識した

2024-07-09

anond:20240709120133

同じ年代の女だけど矛先を他に帰る以外ないと思う。どのグループなのか分からないが韓ドルはえげつない商法で稼ぐグループもあるから放って置くのは良くない。YouTuberとか邦ロックとかアニメとか映画とか、増田も一緒にハマれる物を見つけるとかが無難なんじゃないの?

正直使う金額に関してはジャニーズの方が遥かに懐に優しい。韓ドルオーディション番組も勿論競争心を煽るから内面攻撃的になっていくし韓国遠征したりと身内がハマっていいことはない。ジャニーズ茶の間で金をかけずに中学生でも応援出来るスタンスから一つ一つ値段が安かったんだよね。

2024-07-08

anond:20240708174941

前年とれなかった全国金を取るのを目標にして3期、久美子の3年が始まったのに

久美子がオーディションに勝って全国のソリを取るところにカタルシスを持ってきたら

全国金取れましたっていうのがおまけになってしまうんよね

2クールあれば地区大会後の尺がもっと取れたんだろうけど、1クールでは全部が早回しすぎた

久美子と真由の本心の見えない心の交錯にあまりに傾倒しすぎたせいで、

真由は上手い!麗奈とも息を合わせられる!久美子敗北!からの逆転!ついに北宇治ひとつにまとまった!そして念願の全国金でハッピーエンド

みたいなイージーな展開にできなくなってしまい、最後最後までくみまゆを引っ張ることになってしまったのがユーフォ3期

24年春アニメの雑な感想

> とりあえず"坊主枠"じゃなくて"僧侶枠"な!

うわぁぁぁ、大変失礼しました。直しました

−−−

書きかけになってたところを修正最後に少し返信など追記

−−−

アニメがおおよそ終わったので、見た作品感想を書いてみる。雑ですまない。

継続中の作品も含めて、このクールに視聴したもの対象。順不同。

無職転生II

なろう系小説原作の2期2クール

シルフィとの結婚式から、二人目の妻としてロキシーを迎えるまで、と書くとひどい。

原作小説ファンなのでOPだけでもブチ上がる。ネタバレ多いOPだけど、アニメ勢はどう受け取っていたんだろうか。

ロキシー助ける回でのウェディング水着フィギュアCMネタバレひどかったし、ロキシースピンオフコミックでも冒頭いきなりネタバレ入るし、つくづくネタバレ運がない気がする。

相変わらずの高クオリティアニメだけど、今クールは尺の短さに苦しんでいた印象。12話×30分のフォーマット限界が来てる。ロキシー助ける回と助けられる回は40分くらいに拡大したほうが良かった。特にロキシーピンチはもう少し丁寧に絶望を描いてほしかった。

とはいえヒドラ戦の熱の入り方とかは非常に良かった。IIIも期待。

転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます

魔術バカが転生したら魔術の才が溢れる第七王子になったので、探求のために無茶苦茶やる話。

主人公ロイドかわいい。まだ小さいからということで混浴するも本人には全くその気がないのも良い。

テンポ演出面が非常に良かった。なんかアニメの作り方も特殊らしい?

まり面白いので、放映中にコミカライズに手を出した。小説原作だけど、アニメコミカライズベースっぽい?原作とはどれくらい乖離があるのだろうか。

響け!ユーフォニアム

小説原作吹奏楽アニメ最終章こちらも尺が心配されていた。演奏シーンが軒並みすっ飛ばされていて悲しい。原作もそこは描写薄いのだろうか?

本編は実力のある転校生が来たことでかき回されていく久美子周辺を描いており、若干ストレスフル。

最後オーディション結果は原作と結果を変えたらしい。原作未読だけど、個人的には改変反対派。原作は深堀りできていないとか、ご都合主義とか見たけど、物語なんだし、ご都合主義で良くない?

深堀り不足に対しても別の改変のしようがあったのではと、もやる。

最終回演奏シーンも回想たっぷり個人的には不満の多い最終シーズンになってしまった。

うる星やつら

知らない人はいない漫画原作の最終クール原作最後までやったようで、良かった。

初回と最終回がともに地球の存亡をかけたラムとの鬼ごっこ、という対称性が美しいし、地球の存亡が一個人の色恋の話に落ちるのも良い。みんなもっと気楽に恋愛感情世界を滅ぼそう。

ブルーアーカイブ

ソシャゲ原作アニメ

ソシャゲ原作はメインキャラが多かったりして、入りづらいのが苦手だけど、ブルアカは見やすかった。メインキャラ5人だもんね。

もう少し当番回的なものがあっても良かったかと思うけど、野暮かな。先生原作だとおそらくプレイヤーだろうから、その辺の配慮もあるのかな。

もっとえちちっちなイメージかと思ったけど、全然そんなことはなかった。夕方アニメでもいけるレベル

Unnamed Menory

全ては塗り替えられる物語である

BDCMで毎度聞かされて、なんのこっちゃと思ってたけど、最終話できっちり回収。若干、唐突感あったけど、すげー綺麗に話が終わった。と、思ったら続くんかーい。まあ、それはそれとして二期楽しみ。

強大な魔女と、人間と子を成せない呪いをかけられた王子の話。

しっかりくっついて、いちゃいちゃしていたので、そこもまた良かった。

怪異乙女神隠

おっぱい暴力的おっぱいときに人にアニメを見せるのだ。

怪異解決して、切符に変えてもらい、妹を元の世界に戻すのが目的。1クールで綺麗に終わって良かった。

VTuber怪異とか出てくる辺りは現代的。

デート・ア・ライブV

精霊女の子デートして、キスして魔力を封印する話。まじ引くわー。

久々の続編アニメ化で、話をすっかり忘れてしまっているところがあったけど、楽しめた。狂三の能力の使い方とかすごくうまかった。

5期までやって、きっちり完結させるというのはなかなかできない。他のアニメも頑張って欲しい。

当て馬キャラのくせして、スパダリ王子に寵愛されています

僧侶枠。異世界転生BL

小説世界当て馬キャラに転生し、ひょんなことからスパダリ王子に惚れ薬を盛ってしまって愛される話。

坊主枠なので毎度おせっせするわけだけれど、おせっせシーンは地上波では流れないのである。無念。でも、最終回付近肌色率高かった気がする。

惚れ薬のせいで、という点が少し引っかかりあったけど、この点も最終回で回収されていて良かった。

にじよん あにめーしょん2

ラブライブの虹ヶ咲学園のメンバーがわちゃわちゃするショートアニメ。気軽な気分で見られるのが嬉しい。

基本的にはSD作画だけど、たまに作画解放するのも面白い

EDが侑の浮気シーン集と言われていてウケる。でも可愛いからOKです。最後のせつ菜と手を振り合ってるのいいよね。

ワンルーム、日当たり普通天使つき。

親方空から女の子が!なボーイ・ミーツ・ガール、と思いきや人外ハーレムもの

この手の話の入りでハーレムものって珍しい気がする。前クール道産子ギャルとかもそうだったし、流行りだったりするのだろうか?

女の子が可愛くわちゃわちゃしてて、安定して見られた。

怪獣8号

怪獣の脅威がある世界防衛隊を目指したものの本人が怪獣になってしまった話。

若干、進撃と被るところあるなとも思うが面白かった。解放戦力とか数値化はなんだかんだ分かりやすいよね。

カフカの話であると同時にレノの話にもなってくのかな?二期も期待だけど、ずっと茸と戦ってるってマ?

ヒロアカ

これ何期目だろうか?

劇場版ちゃんと見てないからか、いつの間にかデクの能力増えてる気がする。黒鞭ってなんだっけ?TV版見返したらちゃんとやってるっけ?

完全に最終決戦、前哨戦アメリカトップヒーローと死柄木のバトルもかなり面白かった。

ザ・ファブル

殺し屋一年平穏暮らしをしようとするも、そうもいかない話。

原作既読雰囲気ちゃんと作られていてとても嬉しい。twitterにひたすらプロモで流れてきたような名シーンのアニメ化はわくわくしちゃう

これも2クールやるのかな?

夜のクラゲは泳げない

今季ガールバンドものその1。※バンドではない。

ガール創作グループ主人公絵描きというのは新しい。

終盤の展開は少し納得行かないところもあるけど、エモの波状攻撃、みたいなアニメだった。

最終回ライブシーンのためにあったアニメのように思う。

ささやくように恋を唄う

百合姫原作今季ガールバンドものその2。※主人公バンドしてない

百合姫だけあって、明確に女子同士の恋愛感情として描かれているのがとても良い。他アニメにも見習ってほしい。

バンドアニメで実力が飛び抜けてるライバル、なんていうのはよくある話だけど、ローレライは音による説得力が凄かった。演出の仕方がうまいのかな?なんなんだろうな。

恋愛面でも結構入り組んでいて、それでいて主人公カップルは安定しているのがとても良い。

制作の遅れで残り2話がスケジュール未定なのが残念だが、クオリティ保ててるので待ちます

ガールバンドクライ

今季ガールバンドものその3。観測上は今季覇権アニメ

ピーキー主人公が暴れながら、バンド結成と覚悟を決めるまでを描く。

ぼざろのぼっち目標高校中退だったけど、こっちは高校中退スタートラインだった。ロックだ。

最後大成功して終了ってわけじゃないのもらしくていい。

最終回OPがワンカットだけ差し替わるのエモかったな。残念ながら、視聴時は気付かなくて、twitterで見て知ったけど。

THE NEW GATE

SAOクリアしたと思ったら、オーバーロード始まっちゃった、みたいな。

分かりやすい転生俺ツエーなので気楽に見られる。

見た目凶悪なのに、心根が優しい男性サブキャラが良かった。

最終回、明らかに作画が崩れていたのは残念。

わんだふるぷりきゅあ!

プリキュアシリーズ最新作。今回は動物モチーフというか、動物もメインキャラとして変身する。

今回は肉弾戦はおろか、ビームすらない。暴走している動物が可愛そうだから、なだめて癒す。作風とは異なり、かなり挑戦的な作品

追加戦士である、猫のユキと飼い主のまゆが百合的にはとても美味しい。人間態になれるようになっても猫吸いしてた。いいぞ、もっとやれ。

わんぷりの良心こと悟くんと、うさぎ大福が変身するかがとても気になる。是非、してください。

鬼滅の刃稽古

修行編だけでアニメやるってなかなかだな。鬼滅だからなんとか許されるレベルか。話数絞ったり、アニオリで模擬戦闘入れたりと努力の跡が見られる。

鬼滅は炭治郎がちゃんとむきむきになるのが良いよね。修行編はその辺堪能できる。

最終話の静かに無限城に落ちていく善逸かっこよかった。続きは劇場版か〜。TVアニメとしてもやってほしいな。

転生貴族、鑑定スキルで成り上がる

弱小貴族領主の息子に転生して、能力鑑定のスキルで良い人材を集めて、平和な世を目指す。

他の人からまれたりしてるけど、能力は高い人を集める、ということで、癖強人材が集まってくる。最後の酒カスのお姉さんはショタ立ち位置被らないかちょっと心配

最終回皇帝を目指す、という壮大な目標が示されたのが良かった。

月が導く異世界道中

女神に嫌われた転生者の明日は何処に?

主人公いまいち煮えきらない感じでフラストレーション溜まってたけど、終盤にきて覚悟が決まってよかった。

でもまだ目標いまいち見えない気もする。

終末トレインどこへいく?

7Gにより変質した世界吾野から池袋まで電車友達に会いに行く。

変な駅に止まってトラブルに巻き込まれて、なんとか電車に乗ってまた次の駅へ、って銀河鉄道999系譜なのかな。

日常世界観が楽しい。7Gのせいにすればどんなとんち世界でも許されるのが強い。吾野弓術とかよくわからん武術設定も良かった。

LV2からチートだった元勇者候補まったり異世界ライフ

くぎゅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ。OPに耳が犯される。旦那様♡

第七王子もそうだけど、これも異世界から異世界、今どき流行りだったりするんだろうか?

周りに女子が多く、ハーレムかと思えばそんなことはない。くぎゅぅ一筋。

同時に転生した"勇者"の独特の演技がだんだん癖になってくる。あやうい。

狼と香辛料

名作小説の再アニメ化。前回、見てないので初見

意外と俺強くない展開が多くて、やきもきする。騙し騙され、暴力に訴えられてなんとか逃げて、みたいな展開が多いから、最近作品に慣れてるとちょっとストレス過多かも。

声優ラジオウラモテ

同じ高校、同じクラスに通う女性声優ラジオ番組をしながら、声優として成長していく話。

喧嘩っぷる的な百合摂取したい場合おすすめ。中盤の母親との賭けとかはなんだかなあと思うが、なんだかんだ見てしまう。演技をする声優の演技をする声優さんすごいよね(ややこしい)

この素晴らしい世界に祝福を!3

このすば。いつも通りクズだっり、ほんのり恋愛要素があったりしながらも、決めるところは決める。それが良い。

このすばも間が空いてたから、主要キャラ以外のことを結構忘れてた。

バーテンダー 神のグラス

凄腕のバーテンダースカウトを躱しながら、色んな人の人生を少し良くする話。

個人的今季ダークホース、全く期待してなかったけど(ごめん)、見たら面白かった。

主人公の語り口が優しくて、見てると一緒に癒やされるのだろうか。

魔王学院の不適合者2

あれまだ2期だっけ?

意図的シリアスギャグをやり続ける魔王様。聖歌隊は毎回、悪ノリが過ぎるぞ。人前で見るには別の意味勇気がいる。

本筋は結構泣ける話も多い。今季は元魔界皇族先生の話とか良かったね。

ダンジョン飯

ドラゴンに食べられた妹を探すため、魔物を食べながらダンジョンに潜る。

原作好きだし、丁寧にアニメ化しててくれて大満足。逆に言うことがないな。

続編も期待。

ゆるキャン△SEASON3

女子高生の各々のキャンプライフを描いた話。

この手の話ってみんな、その部に入りそうだけど、ゆるキャンはもう少し個人主義が強いし、それで良いのが良い。

今季からだいぶ絵柄変わったけど、原作も?個人的には前の方が好き。でも安定したクオリティの高さで良かった。

花野井くんと恋の病

花澤さん、今季ヒロイン多くない?

何故か一途なイケメンと、恋を知らない女の子。何故、彼が一途なのかは君の目で確かめてみろ。

恋愛ものって見やすいのと、そうでないのあるけど、なんなんだろな。この作品は前者。負荷のコントロールうまいのかな。

中盤くらいでちゃんとくっつくから、後はいちゃいちゃが堪能できる。

Re:Monster

異世界に転生したらゴブリンだった件。

ゴブリンは成長が速いため、日ベースで話が進み成人していく。

相手を食べるとスキルが得られるんだけど、だんだん雑というか、恥ずかしくなってくるかも?

話はテンポが良くて見やすいけれど、人によってはダイジェストに感じるかも?

魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい?

イケない教。もどかしい二人を見守る作品。ゴールする前に養子を迎えてしまった。ある意味、展開が速い。

ダークシュナイダーが情けない声を上げていたのが悲しい。

変人サラダボウル

異世界から日本に転生した姫様と従者をメインに据えた群像劇

キャラクターの濃さとテンポの良さは良かったけど、ちょっと消化不良に終わったような?続編やるつもりなのかな。

転生したらスライムだった件 第3期

転スラ。フリーレンの後枠にこれを据えるのはなかなか冒険だと思われる(内容以前にいきなり三期だし)

今までのシリーズも見ていたけど、そんなに内容覚えてないから、ついていくのは少し大変。初見の人は楽しめたのだろうか?

会議しまくってたけど、ようやく話が動いてきた。

魔法科高校の劣等生

相変わらずのお兄様で安心して見られる。こちらもちょっと人物把握は大変(特に学生以外)

学生イベントの表立っての活躍はもうやったから、ひたすら暗躍していた印象。

−−−

以下、返信というか、ブコメ見ての追記

おすすめアニメ各種、助かります。ただ毎クール、新アニメ追うだけで大変なので、なかなか見逃したアニメまで手を出せない現状。悩ましい。

クール、本数だけは見て、すぐに忘れてしまうから、続き物に弱い。すまない。記憶力ある人羨ましい。この増田も、せめて見たアニメは記録しようかなと思い書いてみました。来季も気力湧いたら書きます

基本的には地上波勢なので、配信アニメ地上波に来たら見ますT・Pぼんはるか昔に性癖を歪められたから期待してる。

普段torneニコニコ実況で見ているのだけど、ニコニコ止まっててさみしい。いまよ!からファンタジルタドールの流れとか大好きなんだ。

2024-06-30

アイドルマスターシャイニーカラーズのアニメについて

12話全部見た

端的に言うとこのアニメは記録的ク◯アニメ

何がク◯なのかの備忘録

なお前提として増田キャラは全員知っている

ただし原作ノアニメだとしても原作知識はないものとして視聴する習慣である

一貫したストーリーがない

ふつうアイドルアニメというのは

結成→最終話までの大目標設定→それまでの小目標の設定と解決最終話大目標が解決

という流れを取ることが多いが本作はW.I.N.G.(6-7話)といい事務所合同ライブ(11-12話)といい全部いきなり沸いてくる

それ自体別にどうでもいいがおかげで2-5話が各ユニットの顔見せ以外になんの意味もない

だが1話事務所に16人目として入った櫻木真乃が8話以降のストーリーの軸である合同ライブセンターを務めるというストーリーの流れがあるので

そこまでに視聴者が櫻木真乃の成長とかを感じられるお話がなければならないが、そういったもの存在しない

いきなりプロデューサーから降ってきたセンター提示されて

それを8話以降全員がなんかよくわからない理由付けで特に問題もなく受け入れる

人間と会話が描けてない

このアニメキャラごとにダンスの上手い下手を描いたりするのはやっているのだが

それはそれとして根本的に人間が描けていない

月岡恋鐘は売れっ子アイドルグループアンティーカのリーダーだが283プロに入る前に他事務所オーディションで落ちまくっていたこととか

杜野凛世は呉服屋の娘なので着物を常用し戦場カメラマンみたいな口調のわりに陽キャであることとか

大崎甜花は大崎甘奈の姉で基本ニート気質だが要所要所でやるべきことができないわけではないこととか

このアニメではそういうキャラの見た目からはわからない個性をまともに描写していない

なぜかというとこのアニメでは各話でノルマ的に全員がセリフを最低1つは貰うという平等主義が徹底されているので

逆に言うと焦点が当たるキャラがおらず、各キャラの人となりが一切深堀りされない

このため1話提示されたキャラからどのキャラも一切成長しない

せいぜい風野灯織が同じユニットメンバー名字で呼んでいたのが名前で呼ぶようになるなど最初距離感があったが打ち解けられたことと

園田智代子が実はチョコレートキャラで売っていることくらいしかこアニメ視聴者キャラ個性を見出さないだろう

カレー板チョコをぶちこむくだりで魔法でも使ったかのように一撃で割り砕くことでわかる個性というのも嫌だし

カレーに入れた分量も大概なのでちょこ先輩がそういう変人であると見えてしまうのも嫌なものである

それでマズかったらまだひと下りだねで済むのだが美味しく終わるのも不愉快

ちなみに主人公の櫻木真乃は鳩を飼っていてアウトドア系だがこのアニメ内でそれが分かった人はいるのだろうか

モブの描き方も謎で通行人とか他事務所ライバルであるモブアイドルとかも表現されない

「客の集まったイベントにいる書き割りみたいなモブ」か「シナリオ進行上必要キャラとしてのモブ」がごく少数いるだけ

ダンスに細かいキャラ差をつけるのに全員集合シーンでは等間隔に整列するのも面白い

いか平等主義ノルマがすべてに先んじているかがわかる

くだらないハードルご都合主義解決

2-5話までは各ユニット回ということで

仕事が回ってくる」→「なにか問題が起きる」→「解決

という普通なら色々あるであろうテンプレの流れを踏襲するがこれが絶望的につまらない

2話の撮影PV撮影で雨が降ってきたから外の撮影ができない→頼み込んで雨中撮影とか

(室内カット撮影してるヒマがあったら天気予報見て前撮りしろ)

3話のフラワーフェスティバルだかでつまらなさそうにしている男の子→花をプレゼントして解決とか

(その男の子相手してる間の他メンバーの場繋ぎとかを描け)

4話のヒーローショーがダブルブッキングでできない→プロデューサー含めて6人で即興ヒーローショーとか

(服屋に衣装を買いに行く以外の「解決に要した工夫」はなく魔法のようにヒーローショーが完成する)

5話のイルミネーションスターズ初ライブフォーメーション(そういうダンス)をするかしないか→する

(まずフォーメーションが何なのかの説明もないし、しなかったらどうなるかも提示されないし、すると決断してどう努力たかもロクに描写しない)

という他のアニメならまず許されないだろう解決案が採用される

4話がマシとか言われるけど相対的にマシなだけで普通アニメだったらダメダメである

ちなみに5話のイルミネーションスターズは多分初ライブだと思うのだが、客入りはあるしサイリウムも統制されている

こんなに簡単な話ならお隣の事務所本田アイドル辞めるとか言わないのでは

たここまでの区間では絶対ユニット同士の越境をしてはならないという鉄の掟でもあるのか

せっかくのアニメ化なのにキャラ同士の新たな関係性の提示とかも一切なされない

このアニメは何のために存在するのだろうという気分になる

後半ではそもそもハードルが設定されることもなくなり合同ライブに向けて仕事練習して終わりという筋になり

そこでは越境はあるにはあるが「すごいねー」「そっちもすごいねー」的な上っ面会話しかなされない

キャラ個性を活かせ

ライブをしない

正確に言うと2-5話では各ユニットライブシーンはあるがそれはとりあえず措く

このアニメでは6-7話にてW.I.N.G.という大会的なものがあり、4ユニットすべてが出場する

ここで何をとち狂ったかこのアニメはそのシーンを全カットし「出場前の特集番組に出ました」→「全ユニット敗退」

というアイドルアニメ史上に類例のない大技を発動し描写放棄する

W.I.N.G.はどういう大会でどういうことが求められているのかはこのアニメからはなんと一切わからない

ストーリーライン上まったく必要のない大会が設定された上にさらにそれに勝手に敗退する異常事態が発生

ゲーム本編ではW.I.N.G.ひとつのヤマなのだ

アニメ上は存在する必要がないのに全員敗退し全員勝手に悲しみ

視聴者は全員唖然とする

ゲームで同じ描写したらバグだと思われるだろうよ

そして11-12話は事務所合同ライブなのでさすがに描写するだろうと思っていたが

ここでも平等主義ノルマが発動する

11話は「ライブ会場の紹介→リハーサル→本番8曲」までやるのだがもちろん詰め込めるわけがない

ここでこのアニメはまずライブ会場の紹介からリハーサルまで全部止め絵で描写放棄

4ユニット*各ユニット2曲の8曲をAメロ途中でカットする

そうして余った時間にこれまでロクな絡みもなかった他ユニット舞台袖でなんか分かったようなことを言ったり

ここまできて未だに人格個性が見えてこないプロデューサーが眺めているのであろう描写が入ったりする

12話はさすがに新譜(なんと1曲しかないのだが…)があるだけありちゃんと通しでダンスするのでまだマシだろうと思ったら

キャラ1話だかで見たカットが途中で割り込んでくる

キャラ感情移入するための努力放棄しているのにこの演出をされるととてもイライラするというのはこのアニメを見て得た収穫

あとライブ後も似たような描写平等に割り当てられている

2期はあと7人増えるはずだが2期も平等に割り振るつもりなのですか?

カメラワーク

このアニメ3Dアニメなので多少の無理も効くだろうと思ったらライブシーンである

接写しすぎているせいで手や顔が見切れるだの

カメラが後ろから写しているため全員尻しか見えないだの

ダンスを見せようという努力と真っ向から反するカメラワークをぶちかましてくる

かいことはできるのに基本ができないのがこのアニメの全体的特徴

その他

楽曲とか3Dモデルのものについては特に記憶にも残らなかった

シナリオがひどすぎて気にする気にもならなかったとも言う

総評

ファン向けのOVAならともかく(だとしても嫌だが)

公共電波ミリしら人間も見るであろうことを考えれば絶望的にひどい

このアニメ擁護する様々な言辞が弄されているが究極的には台本カスすぎる

その点をすっ飛ばし空気感擁護している

12話すべて見た理由12話すべて見たという事実を獲得したかっただけだが

それだけだとあまりに寂しいのでここまで書いた

2期も多分見るが、たぶんなにも変わらないだろうという事実確認するために見るつもり

2024-06-28

anond:20240625131353

から

出来レースなんだって

アニメの描き方で真由がしつこく食い下がって、それをはねてオーディションって時点でもう真由の勝確なの


原作では真由は結構軽い扱いなんだよ

部を揺さぶ優等生の登場というギミックに過ぎないの

からまぁ、原作では久美子が勝つし、消化不良って感じる人も居る

それはそう

そこ(真由に関するバタバタ)はメインじゃないんだもの


で、アニメ化するにあたって

久美真由を推しだした

もうこの時点で、久美子は負けるしかないんだよ

久美真由をきちんと描いて、真由の過去とそれに伴う辞退を否定して

そうして久美子が勝つなんて、そんなシナリオの方がクソだよ

で、そうしてしまった以上、全国大会でも勝つ結果以外ないんだ

だってさ、考えてもみようよ

さんざ部をひっかきまわして、ある種久美子自身の我儘で真由を表舞台に引きずり出して

その結果、銀でしたなんてそんなシナリオ、許されるわけないだろ?

真由がソリに選ばれたから銀でしたって描くとしたら、逆にリアルですげぇなぁとは思うけどさ

あの作風でそれはないでしょ

そこはファンタジー展開にするでしょ


なんでシナリオがあの描き方になったんだと思う?

麗奈と久美子を泣かせたかたからよ

神作画だって話題になったが、あそこのシーンで予算の三分の一使っていても驚かないよ

(それだけのクオリティだったって意味じゃなく、あそここそが描くべきポイントだったって意味

音楽への覚悟麗奈が久美子を落として二人で泣く

なんていいシーンなんだぁ

絶頂する

みたいな奴ヨ

あの回こそが最終回なんだよ

後は惰性・蛇足


でもあれさ、真由は居心地悪いよね

部の有力者は久美子を選んでいて

自分自身すら部の状態を考えたら久美子が選ばれるべきだと思っていて

音楽に関しては最有力者の麗奈から選ばれるが、選んだことを自身は喜んでなくて

なんなのこれ?って感じ

プレッシャー半端ないよね

別に一年だって言うなら良いよ

でも違うんだぜ

あの回について、感想が泣き顔に集中してるの吐き気がする

2024-06-27

響け!ユーフォニアム 3期12話の原作改変に対する原作ファン達の反応

原作およびアニメ最新話のネタバレ含みます。次回のアニメで描かされそうな部分はたぶん触れてないはず)

思ったより長くなったので簡単なまとめ

・一部原作ファン界隈の反応をずっと追いながら、ユーフォ3期を見てきた

・彼らは12話よりむしろ、それ以前の話の細かな変化に対する不満を募らせていた

・ところが12話の最大規模改編(勝敗の変更)については大好評で、この一手で一気に評価が逆転する現象が起きていた



前置き

ユーフォ3期最新話の改編回りがまあまあ話題になっていたので、Twitterの一部原作ファン界隈の反応を観察し続けてきた自分の見てきた光景について、ちょっと書いてみたいなと思った。

ここで書く原作ファン界隈(以下、「原作組」表記)は、原作・作者に対する熱心なファンで、思い入れの強さが「原作>>>アニメ」ってスタンスに見える人たち。

原作既読ファンの中でも濃度や比重はそれぞれだと思うので、あくまで一部界隈に限った反応ということでよろしく

ちなみに、なんでそんな界隈の反応を観察していたかというと、

自分個人としてもアニメユーフォの2年生編(劇場版「誓いのフィナーレ」 )が原作の良さを台無ししまくった残念作品だったことで、アニメ版を見る目が以前よりも少ししらけてしまって、比較共感出来そうな層の感想摂取たかたからという経緯から

自分も、おそらく原作組もほとんどが、アニメユーフォ1期の大傑作ぶりに魅了されたのがきっかけで作品ファンになったはずだし、

自分としては今でも、1年生編の範囲に関してはアニメの方が原作より好きなくらいなのだけど、

そんな素晴らしいアニメ1期2期を作ってくれたスタッフなだけに、2年生編の劇場版ホントがっかりしたのよね・・・。

「誓いのフィナーレ」に関する個人的な不満(本題じゃないので、読み飛ばして良いところ)

まず、1~3年生編の中で、2年編が一番群像劇感強くてTVアニメ向けっぽいのに、劇場版の短い尺に押し込めたせいで構成が歪になり、大事なシーンもカットされまくったこと全体がとにかく残念だった。

それに、尺が短い中でやらなきゃいけないという前提を汲んでもなお、省略されたことや改変されたことが許容できないシーンが数点あった。

特に一番大きいのが、秀一と久美子の交際停止タイミング関西大会前に変えて、理由もなんかふわっとした感じにしちゃったこと。

原作だと、タイミングラスト関西大会敗北後。気丈に振る舞っていた優子前部長が影で涙していたことを知り、しかもその優子・夏紀から直々に次期部長を託された久美子が、部活に全てを賭ける決意の証として別れを切り出す。秀一もそれを受け入れ、”恋人”じゃなく”部長”の久美子を支える決意をする・・・というめちゃくちゃドラマチックで大好きなシーンだったので、映画改悪されたこのシーン見たとき呆然とした。

そもそも原作のこのシーンから取って「誓いのフィナーレ」ってタイトルにしたもんだと思ってたからね。

他にも、原作の2年生編は続く3年編への布石をいっぱい打っている作品で、

●久美子が下級生の指導係としてお悩み相談に奮闘→翌年部長として慕われまくり、それがかえって真由を疎外してしま根拠

集団退部の苦い経験から、部の融和を何より重んじてきた優子前部長が、その反動で部の空気が緩んだことを敗因と分析→翌年、高坂ドラムメジャーの元でスパルタ改革する理由作りに

●優子や夏紀達が身を削って最後の1年部に尽くしてきた姿を描く→それを部長として受け継いだ久美子の重みが増す

・・・等々、3年編を盛り上げたり説得力を出したりするための「つなぎの一作」として非常に優れた作品だったのに、そういう要素がアニメ2年編では省略されまくり、そのせいでアニメ3年編にもそうした文脈が引き継がれなかったのがとにかく残念だった。

そんなこんなで2年編で一気に原作アニメ評価が逆転してしまい、待望のアニメ3年編開始にも以前ほどの熱量の湧いてこず、少し冷めた目線を共有するスタンスくらいの方が心地よいかなと思った次第。

一方で、2年編と違って、3年編に関しては個人的に原作に対しても不満・消化不良に感じた点が多かったりして。実は、「そのままアニメ化するより、なんか良い具合にアレンジしてくれないかな・・・」という本音を持ち合わせてたのも面もあったりした。

ユーフォ3期 11話までの原作組の反応

原作で全編に散らばらせていた月永求のエピソードを、1話ギュッ圧縮した改変は比較的好評で、

後は、アニメで謎に求×奏の絡みが盛られまくったことなんかは面白がられていたが、

それ以外は全体的に、「ここ原作の方が良かった」みたいにチクチク言われてることの方が多かった印象。

特に、不評が一気に顕著になっていたのが、直近の10話・11話の描写

一番多かった批判としては、アニメ麗奈原作に比べてブレすぎ、ナヨナヨしすぎ、久美子に依存しすぎに見える、というものだったと思う。

かに原作麗奈は良くも悪くももっと自分を貫き通し続けて、久美子への態度もドライだったと記憶している(あんなに繰り返し「久美子とソリを吹きたい」と言うのはアニメだけ。なんなら原作麗奈は真由とも仲良くしていたりする)

他は、以下のような不満点が挙がっていたかと。

・秀一の原作での見せ場が何点かカットされている

説明不足や改変で滝先生や奏辺りが原作より頭悪そうに見える

黒江真由の不気味さ、異物感が原作より薄い

原作であった「部活コンクール音楽とは」みたいな多様な観点が薄れて、「努力して全国大会で勝つ!」みたいな単純なスポ根ものに見えちゃう

石原監督)と花田脚本家)は全然原作理解できてない


特にアニメ原作より久美子×麗奈のイチャつき重視、久美子×秀一の要素は薄め・・・というのは以前からの流れだけど、

直近ではプラスして、麗奈キャラ自体原作より変わっちゃった感があったのも相まって、1011話辺りの久美子×麗奈描写はかなり冷めた目で見られていたように感じた。

ただ、自分もその感想に全て同調していたかというとそうではなく、

なにせ根っから判官贔屓体質なので、こうも「原作の方が良かった」という小言を見ていると、「いやここはアニメの方が良くないか」という点を探しがちになっていた。

例えば、10話で久美子が部をまとめるために演説する内容、タイミング原作から変更されていたが、「北宇治の仲間に話しかけるシーン」としては、自分アニメの方が良いなと思った。

原作では名無しの3年生達も、皆名前と顔を描き続けてきたアニメからこそ、「北宇治のみんなと最高の演奏をしたい! みんななら出来る!」というアニメ演説シーンは、全然陳腐とか思わず素直にぐっときた。黒沢ともよさんの演技が最高なのは言わずもがな、それを聞いてる皆の表情で泣けるんだ。この子達にも皆、部活に全力投球してきた3年間があったんだよなあと思いをはせてしま

一番批判されていた麗奈描写も、確かに原作の方が孤高な感じでカッコいいなと思う一方で、原作麗奈スパルタ指導や滝先生への批判を精力的に取り締まる描写はやり過ぎに感じた部分もあったので、アニメの描き方もこれはこれでアリかな・・・くらいの印象だった。

そんなこんなで、多少残念な点もありつつ、2年編と違ってそんなにアニメ版が悪いとも思えなかったので、原作組に対して、「そんなに悪く言わんでも・・・」「ここからアニメ版がめちゃくちゃ凄い描写をして、ギャフンと言わせてくれないかな」みたいな反骨心をどこか抱きながら、12話の放送を迎えることになった。

12話で起きた大逆転劇

確か11話の放送が割とすぐ後くらいに、12話のあらすじと一枚絵が掲載されて、

どうやら、12話では久美子と真由がソリをかけて公開オーディションするアニオリ展開になりそうだ・・ということが分かった。

その瞬間からもう、「これはヤバいんじゃないか」という、悪い意味でザワザワした空気が漂っていた。

原作を読んでいる人からしたら、最後オーディションで久美子がソリを奪い返すという結末を当然前提に入れている。

そのうえで、部員投票の対決という舞台を使って、「皆に肩入れされる側の」久美子が勝つ・・・という展開をどうすれば納得いく形で描けるのか、非常に想像するのが難しい。

11話までの描写アニメスタッフに不信感を抱いていた層からは「これ、『1期(麗奈vs香織先輩)のオマージュやったらエモいっしょ』くらいの感覚でやってないか? 」みたいに言われてたり。正直自分も、この展開に関しては不安の方がだいぶ大きかった。

そして迎えた、12放送当日。

からリアルタイムツイートを見てみると、オーディションが始まるまでは相変わらず不満の声が多かった。

「まーた麗奈が『最後絶対久美子とソリ吹きたい』とか言ってるよ。原作と別人じゃん」とか、

「真由にとってつけたような悲しい過去付与すんなよ。原作と別人じゃん」とか。

しかしそこから

久美子が敗北するというオリジナル展開、しかも決定的な一票を投じるのが麗奈・・・という大規模改編展開に突入した瞬間、空気が一変していた。

「うおおおおお!」 「まじかあああ!」 「やりやがった!」

みたいな、ポジティブよりの興奮した反応が一気にあふれ出していたのだ。

そして放送終了直後には、

「今回は素晴らしかった」 「こういうのでいいんだよ」 「今までの改変も腑に落ちた」 「石原花田見直した。すいませんでした」

みたいな手のひらクルクル感想投稿されていて、ある意味こっちの流れもカタルシスがあった。

ではなぜ、この展開が彼ら原作から絶賛されたかというと、

単に1期のオーディション大吉山の名シーンをなぞる演出が良かったとかそういう表面的なところだけじゃなく、この方が物語説得力がある、作品に筋が通った・・・と思わせてくれる作りなっていたからだと思う。

象徴的なのが、これまで批判されていた、「麗奈が久美子にベタベタしすぎ」 「やたらと繰り返す、久美子とソリ吹きたい発言」という要素が、「それでも、『演奏の上手さが絶対』という信念や、2年前オーディションの時の久美子との誓いを貫いて、真由とのソリを選ぶ」という、原作とは違う形で麗奈の気高さを描く展開の前振りとして機能していたこと。

これがやりたかったのなら、なるほど今までの改変描写理解出来る・・・と見直されたわけだ。

というか実は、11話の放送直後くらいから、

「ここから巻き返すには、もうアニオリ展開で真由に勝たせるしかないのでは」

「これで真由に勝たせたら手のひら返すわ」

みたいな、この改変展開になったら良いんじゃないかって予言していた人もちらほらいたのだ。

まさか本当にそこまで攻めた手を打ってくるとは思ってなかっただろうけど)

原作至上主義みたいな人からもそういう発想が出てくるあたり、少なくともアニメ版は最初からこの結末を正解とする前提で、そこに向かっていろんな描写を積み上げてきていたのだと思う。原作と目指すゴールが違うから、その過程違和感が生じることにもなるよねと。

そもそも原作アニメ両方通っている人は周知のことだけど、

アニメユーフォ最初の1期が原作にないオリジナル要素盛りまくりで、

麗奈と香織が部員投票オーディションで対決するくだりも、その際に久美子と「裏切ったら殺していい」と誓い合うくだりも、久美子が上手くなりたいと叫びながら橋を疾走するくだりも、全部原作には全くないシーン。

これらのシーンがあるかないかによって、初期の時点からもう原作アニメの久美子・麗奈パーソナリティは分かれてきているのではないかと。

アニメスタッフ別に原作理解出来てないわけじゃなくて、スタートの時点から違う解釈のものを描き続けてきて、それを貫き通したんだというのが自分の印象。

アニメ版では原作よりも、中3麗奈の「悔しくて死にそう」発言が久美子の原点であると度々主張していたり、

「上手くなりたい」 「特別になりたい」という価値観を強調し続けてきた。

からこそ今回の大一番で、久美子と麗奈に徹底した上手さ至上主義を貫き通し、

最後に改めて久美子の「死ぬほど悔しい」発言で決着させたことで、

アニメ版ならこの結末が正解だ」 「アニメ版でのテーマをやり通した」と納得させて、

これまで不満を表明していた原作ファンからも、「自分はそれでも原作の方が好きだけど、アニメ解釈もこれはこれで一つの形としてアリだ」みたいな声を引き出すまでに一気に挽回できた・・・のだと思う。

あとは、単純に今、「原作改変」に向けられる目が史上かつて無いほどシビアであり、

しかアニメユーフォといえば「くみれい」 「演奏シーン」が代名詞になってる節があるのに、

最後最後で、「久美子と麗奈全国大会でソリを吹く」という、無難にやれば3期最大の見せ場になっただろうシーンを、あえて外す。

その決断力、勇気に感服したという人もいたと思う。

もちろん、同じ原作既読者の中でも、

原作通り久美子に勝って欲しかった、普通に久美子麗奈の全国ソリを見せて欲しかったって意見の人もいるだろうし、その価値観否定されるべきでは無いと思う。

ただ、少なくともアニメ版の改変はちゃん意図のある、信念に基づく行為だったと思うし、

原作ファンの中にもそれを理解している、評価している人は少なからずいるよ・・・という話でした。

個人的にも、12話の展開は凄く好みだったし、納得したし、感動した。

ユーフォの1期2期は自分の生涯No.1アニメ作品になるほど心揺さぶられた作品だったので、これ作った人たちはやっぱり凄かったんだって、改めて3期でも感じられて良かったです。

あーほんと、2年生編だけもう1回アニメリーズで作り直してくれ無いかなー。

からリセットは無理でも、せめて夏紀先輩主役のスピンオフ小説と混ぜて、なかよし視点で2年編を描き直す・・・みたいな感じとかでなんとかなりませんかね。

2024-06-26

ぶいすぽっ! 運営Brave groupオーディション情報流出

これがさすが今国内で2番目に勢いがあるVtuber事務所だけあって大規模で大規模で震える。

 

「ぶいすぽっ!JP オーディション

 約7,000件

Brave group総合オーディション

 約2,610

「HareVare VLiverオーディション

 約1,043件

 

で〆て10,000件以上。

 

オーディション情報には

氏名、電話番号SNS所在地(県までで可だったが住所を入力している人も)、生年月日

が含まれており、

特にSNSから活動者名特定可能状態になっていた。

 

Vtuberオーディションには今現在配信者として活動している人間が多く応募する傾向があり、

実際デビューする人も元キャス主や元ニコ生主、元々別Vtuberをしていた人間などが多い。

日本で3本の指が入る「ぶいすぽっ!」クラスグループオーディションに参加する人なら

数万人、十万人越えクラスフォロワーがいる配信者も多く含まれていたと思われ、

その人たちの活動者名と紐づけ可能な形で本名電話番号場合によっては住所までもが

流出してしまったのは、かなり問題が大きい。

現在公式から不正利用された形跡はないとの発表だが、仮に二次流出が起きてしまったりすれば

配信活動どころか、実生活に影響が出る可能性が高いし、

場合によっては配信者を廃業しなければならない可能性まである

 

オーディション募集グーグルフォームを使って行われており、

運営側の設定ミス編集権限が共有される状態になっておりそこから情報流出したとのこと。

 

今回の問題が大きく炎上し、公式対応せざる得なくなったのは

この問題に気付いた人間がコレコレにタレこんだからなのだが、

1週間前に公式に問い合わせを行ったが何のアクションもなかったためそのような行為に及んだと説明されており、

公式も1週間前に公式アカウントにDMが来ていたが見過ごしており、

(コレコレ生配信後の)大炎上で気付いて対応したと認めている。

コレコレは実際の画像を入手しており情報流出したこと自体は確定的になっている。

 

匿名インターネットで一番起きちゃいけないこと起きたなって感じ。

増田でいうならこれまでに投稿したすべてのエントリと紐づけ可能状態本名電話番号、主要メールアドレス流出したくらいの惨劇

ブクマカでいうならはてなIDと紐づけ可能状態本名電話番号、主要メールアドレス流出したくらいの惨劇

人によっては職を失う可能だって全然ある。

もう終わりだ猫の国。

2024-06-25

アニメ響け! ユーフォニアムシリーズ感想(ネタバレあり)

正しさで殴りつけてくる麗奈めっちゃムカついてたので、(滝にフラれるとかして)コイツ1回ボコボコに心折られねーかなと思ってたら、自らの手で久美子をソリ落ちさせて死ぬほど凹むという、まさにそんな展開が飛んできたので麗奈を赦す気になれたの良かった(結論)。

 

色んな意味話題になったシリーズ第3期12話で久美子と滝は以下の会話をかわす。

久「先生にとって“理想の人”ってどういう人ですか」

滝「そうですね。正しい人でしょうか。本当の意味での正しさは、皆に平等ですから

滝「黄前さんは、どんな大人になりたいですか」

久「私は…。私も、そんな人になりたいです」

以下、アニメ響け! ユーフォニアムシリーズ感想を、物語提示した“正しさ”に沿って述べる。

 

正しさの暴力

正しさを他人押し付けとき、そこには暴力性が宿る。久美子と麗奈はむしろそれを行使してきた側で、実力が上だからという理由で3年生の中世古香織をソリから追い落としたことや、家庭の事情全国大会前に引退しようとしていた田中あすかを強引に引っ張り出したことは、まさにその典型だ。その時、久美子たちはまだ1年生で、責任を負わない立場から好き勝手やって良かったし、正しさで相手ねじ伏せることは快感を伴うので、作劇上それらはむしろ肯定的に扱われていた。ゆえに正しさの中に潜む暴力性はこれまで適切に隠蔽されていたのだが、3期になってブーメランとして返ってきたことで、その問題点が一気に噴出した。そして久美子と麗奈では反応が違った。

久美子は下級生を指導する過程で黄前相談所という二つ名を得るほど面倒見が良く、そして部長になったこともあって精神的に成熟し、融和的なスタンスを取るようになった。一方の麗奈はなんら変わることなく正しさの信奉者であった。ふたりとも「北宇治は実力至上主義」というイズムを共有していたし、強豪校から転校生である黒江真由が「(ソリを奪うことになるからオーディション辞退しようか?」と何度も何度も何度も本当にしつこく何度言ってきても久美子は「上手い人が吹くべき」というスタンスを一度も崩さなかった。

ただ、全国大会金賞を目指すべくオーディション大会ごとにしたことで緊張がずっと続いたことや、大幅に変わった編成への疑問、そして精神的支柱である久美子が本当にソリから陥落するに至って部の混乱はピークに達する。これに関しては仲の良い者の間でも意見が別れており、たとえば強豪校出身川島緑輝が「実力は同じなのだし、それだったら部が落ち着く方が」と久美子を支持する一方で、高校から吹奏楽を始めた加藤葉月は「それだとオーディションが成り立たない」という意見だった。葉月は本当に素人からスタートしており、3年生になってようやく大会メンバーに選ばれた。しかしだからオーディション肯定しているわけではなく、落ちていたとしてもおそらく同じことを言っただろう。彼女言葉は真っ直ぐで、積み重ねてきた努力に支えられていることは明白だった。一方の緑輝も、強豪校でやってきた経験から、おそらくは部の空気合奏に与える影響を理解しており、だから部がまとまることを重視していたのだと思われる。つまりどちらも「正しい」。しかしそうやって意見が分かれ、「正しさ」が衝突しあう只中で、久美子と麗奈袂を分かつ

久美子は、部の混乱を収めるには顧問の滝が編成の変更やオーディション結果に対する意図説明することでみんなが納得することだとしてその道を模索するが、しか麗奈は「そこに疑問を抱くと全てが崩れる。指導者の方針に従うのは大前提」と否定さらにはソリ落ちした直後の久美子に「自分努力不足を棚に上げて思い通りにならないってそんな言い訳文句が大半」という正論を浴びせ、「部長失格」の烙印を押す。

このシーンに対する感想を言わせてもらえれば、「安全地帯から正論ぶってんじゃねえよ麗奈ァアッッッ!」である。心底ムカついたね。

高坂麗奈サラブレッドトランペッターである。父がプロの奏者で、家に防音スタジオを作れる程度には裕福で、幼い頃から音楽指導も受けてきた。彼女学生離れした実力者で、当然のように大会メンバーはおろかソリストに選ばれる。環境けが彼女をそうしたとはもちろん言わない。それに見合うだけの努力をしてきたのだろう。だから彼女が「自分努力不足を棚に上げて指導者に楯突くなんて!」と言うのは“正しい”。目標全国大会金賞に設定したのは部員たちだし、それに向けて合奏を作り上げるという意味で滝の指導力に疑う余地はないのだから、従うのは当然。麗奈が言うことは常に“正しい”。そして久美子も視聴者も、その麗奈の“正しさ”に一度は与したはずである。“正しさ”でもって中世古香織を追い落とし、田中あすか大会に引きずり出し、劇的に描かれたそれらのシーンに感動してきたのだから。そこに潜む暴力性に気づこうともせず。だからいざその暴力性が自らに向けられたとき慌てふためくのは滑稽な話であるしか感情は偽れない。“正しさ”で殴りつけてくる麗奈はやっぱりムカつくのだ。そのムカつくという感情ベースにあることは認めつつ、その上で言いたい。正しさは万能薬じゃない、と。

麗奈の正しさは(構造的に)滝の影響を強く受けている。北宇治吹奏楽顧問の滝昇は若手ながら実力のある音楽指導者で、部員たちに「全国を目指す」か「楽しく過ごす部にする」かを選ばせた人物である。生徒の自主性を重んじると言えば聞こえはいいが、自分たちで選んだからには妥協を許さないという暴力性がそこにはある。確かに滝の指導力は本物で、北宇治はメキメキと実力をつけ、就任1年目にして全国大会進出するほどの成長を見せた。しかし実力が上がれば目標が上がる。目標が上がれば部員たちにより負荷が掛かる。そうして発生したのが関西大会直前に発生した部の混乱であり、滝にはそれを鎮める力もその気もなかった。それは合宿中のやり取りに現れている。

橋「上級生は耳にタコかもしれないけど、音を――」

滝「楽しむ、と書いて音楽、ですね」

橋「本当に分かってる?」

滝「(虚を突かれたような顔をした後)分かっていますよ」

場面としては関西大会直前の合宿で、部のピリピリした空気を感じ取った橋本(滝の音大時代からの友人で、北宇治の外部指導者)がジョークで和ませた後、軽く訓示しようとした時のことである橋本に言わせれば、音を楽しむことが音楽だと本当に分かっていれば、こんな空気放置しておくはずがない、といったところだろう。滝の、合奏を作り上げるという意味での実力は確かなのだろうが、その指導力が及ぶのは正しさが通用するところまでであり、それで解決できない問題にぶち当たったときは無力である。そして滝自身解決する気がない。ただの外部指導者に過ぎない橋本が一瞬にして感じ取った「ピリピリした空気」を滝はただの一度も解消しようとしなかったのだから。滝には解決する能力がなく、その気もない。滝に無理なのだからミニ滝にすぎない麗奈にはもっと無理である

そんな部のピリピリした空気を解消したのは久美子だった。思っていることを素直に打ち明け、解決したのだった。

「1年生も3年生も同じ土俵で競ってひとつ目標に向かえる宇治が好き」 「その北宇治で全国金を取りたい。でも届かなかった」 「何かを変える必要があって、だから大会ごとのオーディション形式にした」 「間違っていたとは思わないけど、でも戸惑わせたことも事実すみませんでした」と部長として謝ったあと、「納得できない人もいると思う。でも私は北宇治で全国金を取りたい」そう訴えた。「1年間みんなを見ていて思いました。こんなに練習してるのに上手くならないはずない。こんなに真剣に向き合ってるのに響かないはずない。北宇治なら出来る。私たちなら出来るはず」と。

この久美子の真剣な訴えが部員たちの心に響き、部は急速にひとつにまとまった。

さて、久美子は部長失格だっただろうか。その答えは言うまでもなく明らかで、失格なのは正しさを押し付けることしかできない顧問ドラムメジャーであろう。

このあと、久美子と麗奈は仲直りをするのだが、ハッキリ言って納得できるものでは到底なかった。久美子はあっさりと赦していたが、一視聴者としては、「ああ、麗奈を赦すことは絶対にできないな」と思った。物語としては、このあと黒江からソリを奪還し、全国大会金賞を取って大団円を迎えるだろうが、それはそれとして高坂麗奈というキャラクタを心底嫌いになったことだけは動かせないだろう、という結論に至り、そしてそうなるはずであった。

のだが、物語は急展開を迎える。

 

正々堂々と胸を張る、ということ

ここから原作改変としてすでに話題になっている、ユーフォニアムのソリ奏者を決める公開オーディションについて、私が受けた衝撃を述べる。ちなみに原作未読である

まず黒江真由というキャラについて。

久美子にとって憧れである田中あすかを思わせる銀のユーフォニアムを携えた強豪校から転校生で、実力は高い。つまり久美子を脅かすポジションを与えられたキャラなのだろう、ということはすぐに分かった。実際その通りの役回りで、「(私のせいで大会に出られなくなる人がでるからオーディション辞退しようか?」 「(ソリを奪うことになるからオーディション辞退しようか?」と本当にしつこいぐらい繰り返し久美子に訊ねるうっとうしいキャラでもあった。それはさておき実力は本物で、いち早く警戒感を露わにした麗奈は、当初「久美子の方が上手い」と言っていたのに、途中から「久美子の方が好き」とトーンダウン。さらにソリの練習に久美子を付き合わせて「私は全国も久美子と吹くつもりでいるから」と激励している。しか関西大会でソリの座から久美子は陥落する。その際、麗奈は「やっぱり…」という表情を見せるため、滝の求める音を出せるという点で、黒江は明らかに上だったと思われる。

ただこの段階でのソリ落ちは明らかにそういう流れであったし、物語的には全国大会でソリ奪還して金賞の方が盛り上がるため衝撃は全くなかった。物語がそのラインに乗ったことで、そうなることはもはや確定的に明らかだとさえ思った。

次にユーフォニアムソリオーディションについて。

関西大会は滝の一存で決まったが、全国大会は甲乙つけがたいとの判断で、部員投票による公開オーディションをすることが決まった。2年前、当時1年生だった麗奈と3年の中世古が競い合ったアレのリフレインであるしかし当時と違ったのは、奏者を幔幕で隠し、音だけで判断してもらうということ。奏者は視聴者にも隠されており、これには第四の壁みを感じた。つまり視聴者であるあなたたちも、音だけで判断してくださいね、という制作者たちの声が聞こえたのである

からじっくりと、真剣に聴いた。

音楽素養は0で、細かいことなんて何も分からないが、確かにつの音は違った。

1番目の奏者は音が小さく、2番目の奏者は大きく聞こえた。自分部員なら2番目に投票しようと思った。

投票シーンに移り、2番目の奏者には緑輝、塚本、奏の手が上がる。やはり2番目が久美子だったんだと確信した。同時に勝利確信した。しかし同票であるという。

滝「奇数のはずですが…」

麗「私が、まだです」

滝「そうでしたか。決まりましたか

ここで2年前のトランペットソリオーディションの回想が入る。「裏切らない?」 「もしも裏切ったら、殺していい」のやつである。そして――

麗「……1番です」

??????????????

???????????????????????????

え、ちょ、待って。2番が久美子やろ、1番????????????

滝「分かりました。では1番の方は、前へ」

黒江の脚が前に出て、麗奈の顔がくしゃりと歪む。久美子が目を伏せる。

マジかよなんだこれふざけんなよ。

客席からざわめきが広がり、部員たちの困惑した表情が映される。

また正しさの暴力かよ! 誰が得するんだよ、この展開!

困惑と怒りの感情でないまぜになったが、まっさきに動いた久美子の言葉に背筋が伸びた。

久「これが! 今の北宇治ベストメンバーです! ここにいる全員で決めた、言い逃れのできない最強メンバーです! これで全国へ行きましょう。そして、一致団結して! 必ず金を! 全国大会金賞を、取りましょう!」

3年間やってきたことがある意味で潰えた直後にこれを言える久美子は本当に立派だと思ったが、脱力した。訳が分からないと思った。

呆然としたまま画面を見続ける。

場面は進んで行き、久美子が麗奈を探している。しかし先に帰ったという。大吉山で待ってるというラインの画面が映され、登りきった先にいた麗奈背中で泣いていた。

それを見た瞬間、(上から申し訳ないが)「赦せる」と思った。麗奈は分かってて久美子に引導を渡したんだと理解し、麗奈に対する怒りが氷解した。

正しさは暴力性を孕む。しかしその正しさが自らに向かうときのみフェアネスになる。日本語に直すなら公正さだが、ここは敢えて“正々堂々”という言葉を使いたい。

麗奈黒江を選んだんじゃない。久美子より音楽を取ったんでもない。久美子との約束を果たしたのだ。

2年前。中世古香織をソリから追い落としたとき、そうけしかけたのは久美子だった。麗奈は「裏切らない?」と聞き、「もしも裏切ったら、殺していい」と久美子は答えた。ここで彼女が言いたかったのは、「自分音楽に正直であれ」ということだったろう。そういうセリフがあるわけじゃない。しかし含意は明らかなように思われる。迷いを振り切った麗奈は実力を発揮し、ソリの座につく。

麗奈はその時の同じように、正々堂々と、胸を張った。

たとえそれが自らの心臓に刃を突き立てるほど辛いことであっても。

久美子は音大に行かない。公式大会でソリを吹くチャンスは最後だろう。海外音大留学する麗奈からすれば、肩を並べて吹ける最後のチャンスでもある。

でもそれを分かった上で、どちらが久美子でどちらが黒江か分かった上で、久美子を切って捨て、そのかわりに約束を、果たしたのだ。

久美子は言った。「私は、それが何よりうれしい。それを誇らしいと思う自分に胸を張りたい」

もし仮に、麗奈が久美子との約束ではなく、久美子を選んでいたら。麗奈はもちろんのこと、久美子も胸を張れなかったはずだ。最後全国大会で一緒にソリを吹けたかもしれない。高校時代のいい思い出として残せたかもしれない。しかしあのときかわした約束裏切り、その時の自分たちを殺すことになる。だから“正しさ”に傷つくことが分かっていても、麗奈は己を曲げなかったし、久美子はそんな麗奈を誇りに思うと胸を張ったのだ。

原作改変で賛否両論の展開であるが、私にとってはアニメ響け! ユーフォニアム』が描いてきた物語の結末として、これ以上のものはないし、これ以外のものもないように思われる。私は私の感想が正しいとは思っていない。久美子と麗奈がソリを務める全国大会が見たかったし、今もまだ見たい。久美子がソリを吹けないなんて嘘だろう、とまだ思っている。だから原作改変に怒っている人たちを否定する気には一切なれない。それもまたひとつのあり方だと思う。でもだからこそ、正々堂々と胸を張る道を選んだ久美子と麗奈を、いち視聴者として誇りに思う。

 

余談。滝は「どちらも充分ソリが務まると考えています」と言って部員投票に委ねたが、ある意味で嘘だろうと思う。というのは久美子と黒江の音に明確な違いがあったからだ。どちらが上か下は分からない。でも違いがあった。久美子の音は大きく、黒江は小さかった。麗奈が選んだ今なら分かる。久美子のユーフォニアムは主張が強かった、ということなのだろう。あくまユーフォニアムは影だ。スポットライトがあたるべきはトランペットであって、黒江ユーフォニアムは影に徹することでペットを際立たせる演奏だった(黒江楽譜には「支える!」という書き込みが何度も現れる)。合奏で求められるのは、つまり滝が求める音を出せたのは黒江だった。

ではなぜ滝はソリオーディションを開いたのか。責任を投げたとは思わない。頑張ってきた久美子にチャンスを上げたとも思わない。本人が述べているように、久美子が部員からの信頼篤き部長であるがゆえに、部がまとまるにはそれが最善と考えたのだろう。

「私は、今の北宇治を高められるところまで高めたと、自負しています」。つまり本当に、久美子と黒江で大きな差はないのだ。どちらで臨んでも、金に届きうる。そのために必要なのはしろ部のまとまり。そういうことなんだろうと思う。

 

余談その2。12話の放送直後、シナリオライター原作改変を主導したのは自分だと告白していた。

https://x.com/oitan125/status/1804807383018795391

賛否両論になるのは間違いなかったから、その責任を一手に引き受ける、とそういうことだろう。アニメの中で、麗奈がやったのと同じ立ち回りである。これが正しい結末だと、原作を改変してまでそれを押し付けた。しかし同時にそれに納得のいかない視聴者からボコボコにされることを引き受けた。正々堂々と、胸を張ったのだ。いち視聴者として、制作スタッフ決断とそれを支持した原作者を誇りに思いたい。

 

余談その3。いろいろ台無しになるけど、それでも久美子がソリを吹く劇場版、待ってます

anond:20240624155310

アニメ久美子は自分が勝つ出来レース否定して、その結果の落選。「北宇治実力主義」ってドグマに殉ずる結果になったのはすごい面白いし、これ、真由、久美子、麗奈、他の部員も誰かが日和るとたどり着かない結末なんだよ。

1票差で麗奈の1票でソリが決まったということで、これは「北宇治実力主義」ではなくて「麗奈実力主義」と言うことになると思った。他の部員たちの判断は「互角」なんだから

追記でどっちが部長かわかってたと書いてるけど、それだと互角も嘘で「実力主義の北宇治」を否定することになるけどいいの?

ソリが吹けなかったことでバッドエンドみたいに言われてるけど、音大いかない久美子にとって、より誇るべき成果、目指すべきハッピーエンドって「麗奈とソリを吹いて思い出づくりをする」ではなく「北宇治メンバーを率いて全国大会で金賞を取る」だってことなんでしょ

からそう自分を納得させたと言うことなら分かるんだけど、最初からそれを目指していたというのは違うのでは。

だってそれならオーディションやらなくてよかったよね。それとも自分がソリを吹いた方が金賞を取れるという確信描写あった?

とりあえず誰も真由が選ばれたのを歓迎してない雰囲気でこれで金を取りましょうは茶番すぎた。

2024-06-24

私が見た黄前久美子黒江真由(アニメ版

久美子は部長であり、「全国大会で金を獲る」という部員が決めた目標の基に、「これまでの及ばなかった結果を変えるには何かを変える必要がある」というロジックから大会ごとにオーディションをするという決断をした。

そして部長であると同時に久美子は部員でもある。友人、高坂麗奈とソリを吹くという目標があるのだが、それは個人的部員同士の繋がりとしての目標だ。

これは個人として利益を優先するか、組織としての利益を優先するのかという、簡単で難しい選択となって目の前に現れる。

久美子の実力が伴えば両方の目的を達成できるのだが、ここで黒江真由という、簡単に言えば「楽器がとてもうまい存在を意地悪にも投入され、そこへこれまで問われたことのなかった「久美子の演奏者としての実力」「部長としての地位楽器が上手くて当然だという視点)」が揺るがされる。

一方で黒江真由は久美子より冷静な俯瞰視点の持ち主だと感じる。久美子より自分のほうが上手い、選ばれる可能性が高いと感じていたからこそ、辞退しようか、と再三確認していたのではないか

しかしこの真由の言動は先に述べた部長としての久美子の置かれる立場考慮が完全に抜けていて、辞退してはダメだという部長としての久美子の主張を「タテマエ」として受けているのは彼女問題がある。真由は「全国大会で金を獲る」を重要視していないと思われるが、それよりも立場により人は引き裂かれることがあるという事を理解していない。(向き合わずきちんと説明をしない久美子もどこまで理解していたか疑問だが)

その後のオーディション、というか投票の結果選ばれたのは真由となり久美子の個人としての一つの目標は叶わないこととなった。

これは皮肉にも『誓いのフィナーレ』で「頑張っても結果は出るかわからない、なぜやるのか」と問うた奏へ久美子が返した「結果が出ないことが普通だ、そんなことばっかりだ」の特大ブーメランとなってしまった。

話が逸れたが、要するにこういった集団での立場役割もつ自分と、個人しての自分の折り合いをつけていく、それが大人になることだと語られているのが3期のテーマなのだろう。これを補強してより強い物語としたのがこの12話といった印象を受けた。

anond:20240624111334

原作、最終オーディションで久美子が選ばれる理由全然なくて意味がわからないと思ってたから、アニメのほうがまだ納得感はあるな

純粋楽器を吹く力量は拮抗してて、真由のほうは合奏特化型(滝の解釈理解し全体のバランスを見て主張しすぎない演奏を目指す) 久美子の側は個人技量特化型(とにかく上手く吹く 麗奈と並び立てるような良い演奏を目指す)でしょ

ソリパートを単体で聞いたときに上手い・良い演奏しているのは久美子だとしても、指揮者として選びたいのは楽曲全体のバランスを崩さない真由で、関西で真由選んだのもそれが理由だし、わかってる部員はそれわかってる描写もある。

とはいえ、真由を選んだら全国大会を前に部の雰囲気空中分解するのは目に見えてたし、一方で久美子を選んでも選定基準のブレをどう言い訳するのかということになる。

原作で、久美子が関西大会での負けを覆せるような描写はなかった。その上で滝が久美子を選んだのは相当日和った判断に見えるし、その判断基準のブレは滝の経験値不足による迷いに起因していたということに回収されてた。

それで全国金取れたというのはそっちのほうがご都合主義って感じもする。部員の団結力が・・・とか?そしたら真由は噛ませ犬でしかないよね。かなりモヤモヤが残る話だったんだよ。

一方、アニメ世界の滝は、公開オーディションということにしたら人望ある部長投票する圧が自然に働いて久美子になると考えた。それなら全国勝つにしても負けるにしても納得感はあるよねと。

アニメ久美子は自分が勝つ出来レース否定して、その結果の落選。「北宇治実力主義」ってドグマに殉ずる結果になったのはすごい面白いし、これ、真由、久美子、麗奈、他の部員も誰かが日和るとたどり着かない結末なんだよ。

ソリが吹けなかったことでバッドエンドみたいに言われてるけど、音大いかない久美子にとって、より誇るべき成果、目指すべきハッピーエンドって「麗奈とソリを吹いて思い出づくりをする」ではなく「北宇治メンバーを率いて全国大会で金賞を取る」だってことなんでしょ

1期の一番最初に楽しく思い出づくりをするか全国で金取るかって選択をした、そこから完全に一貫してる。

原作者が書かなかった、書けなかった結末だと思うし、この結果に至ることを納得させるセリフ部員それぞれに言わせてるのは群像劇としてすごく良かったと思ったよ

追記

覆面オーディションどっちがどっちの音かわかってる部員が少数派みたいに言われてるけど、あれ全員わかってると思うよ

あのレベルの吹部でソロ・ソリパートがあるような楽器だったら、毎日毎日練習して音出してるんだし音色とか演奏のクセとか聞けばわかる

あくまで忌憚なく投票やすくするために覆面にしてるだけであって、その上でどっちを選ぶかってのはメンバーの考え方が出るなあとは思った

「力量が同じぐらいだったら最後だしずっと頑張ってきた久美子に吹かせてあげたい」って思ってる人と、「関西大会のソリがすごく良かったから全国もこれでいきたい」って思ってる人とで割れてる。

anond:20240624073353

京アニ、前々から大胆な原作改変をすることに定評があるところだけど、このレベルの改変をユーフォでやるのか……という衝撃がある。

ふざけんな、原作はお前らのオモチャじゃねえんだよクソが。

ワイは割と『リズと青い鳥』も許せてないところがあるんだけど、たとえば冒頭でひとりぼっちリズを指して希美先輩が「みぞれに似てる」っていうシーンがあって、ネット上では「傘木は無神経だな……」って扱いになってたけど、原作ぼっちみぞれリズに似てるって言ったのは久美子だし、希美も確かにみぞれリズに似てるとは言ったけど、

自由曲が『リズと青い鳥』に決まったときうちらに似てるなって思ってん。リズみぞれで、うちは青い鳥。一昨年にこの部活から出ていったうちと、残ったみぞれ。でも、みぞれはうちをずっと待ってた。だから、似てるなって思った」

(『北宇治高校吹奏楽部,波乱の第二楽章 後編』249頁)

であって、ひとりぼっちであることじゃなくて「その場に残った」ことをもって似てるって評価してるんだよね。もちろん内心ではみぞれのことをぼっちだと思ってるのかもしれないけど、少なくともそれを口に出したりはしていない。希美音大に行くの本気じゃないかもーとか口に出したのも、久美子の前でであって夏紀や優子の前じゃないんだよね。優子の前でそれを言うとかどんな無神経? って話になるけど、原作の傘木希美はそこまで無神経ではないので(そりゃ、確かに原作でも雑というか無神経な側面は垣間見せていたから、繊細か無神経かの二択だったら無神経寄りなんだけど、『リズ青』は無神経すぎんだろ)、二次創作とかで無神経な希美ネタを見る度に「傘木希美はそんな子じゃねえええええええ!!!!1!!」ってモンペ化しちゃってた。

っていうか、『リズと青い鳥』は久美子たちの本編と切り離して夏紀たち3年生(当時)組の物語にしてしまたことがまず間違いで、原作だと久美子がガッツリのぞみ問題に絡みに行って、夏紀たちには言えない本心を久美子の前で吐露するシーンがいくつかあるのに、それを全部4人組のあいだで済ませようとした結果として希美が割りを食う構図になっており、希美先輩のファンとしては「ふざけんな」以外の言葉が出てこないというか……

だいたい、劇場版クライマックス、大好きのハグをキメるあのシーンも、原作だとこれやぞ。

「私、希美のこと、大好き」

 一瞬、不自然沈黙あいた。強張る希美背中に、みぞれの指が食い込んでいる。希美? と、みぞれ不安げに顔を上げた。希美みぞれを見下ろしたまま、力なく笑った。

ありがとう……私も、みぞれオーボエ大好き」

 優しい動きで、希美みぞれの肩を押し戻す。みぞれは何も言わず、ただ黙ってうなずいた。……

(『北宇治高校吹奏楽部、波乱の第二楽章 後編』306–307頁)

どう見ても告白をきっぱり断るシーンですよね??? そこに才能の問題を入れて『アマデウス』的な展開にしたのは、単体の映画としては良くできた演出なんだけど問題はこれが原作付き作品であって単体の映画ではないという点で、まあそういう改変は百歩譲ってアリかもとしたところで、そのあとにnzmz匂わせをやってくるのはありえんわ。原作ときっちり振ってるんだから映画でも原作未読者にも振ったんだってわかるように描写せーや! 原作で成立しないカプを匂わせてんじゃねーよ! 原作で脈がないカプを無理やり発展させるとかは二次創作でやることであって公式がやってんじゃねーよ!

今回の真由の勝利とかありえん。そりゃ真由は気の毒だけども(あれだけ辞退という選択肢自分から提案してたのに無理やりオーディションに参加させられたわけで、彼女には「なに勝手なこと言ってんの?」と言う権利があろう)、原作の最重要な結果を改変するのはありえんでしょ。いやほんと原作を何だと思ってんだ。自社レーベルエスマ文庫では好きにやってりゃいいけど(だから俺は『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』の原作改変には口を出す気はない。改変用素材にされるってわかってて応募したんだろ? ってなるので)、ああそういえば『氷菓』でも微妙な改変が……なんか腹が立ってきたな。メディアミックス原作の婢だろうが。

ともあれ、カルタゴ……じゃなかった、原作をないがしろにする者は滅ぶべきである唯一神又吉イエス地獄(ry

anond:20240624145426

真由が辞退をせずにオーディションに参加するのもドラマだし

最終で久美子と残るのもドラマだし

結果に麗奈と涙するのもドラマ

辞退撤回はともかく

他はご都合だよねって話じゃね?

anond:20240624130649

ユーフォドラマは今回で終わりで

最終回走馬灯のように流されても驚かない

3期は久美子と真由の物語

危うい真由の変化なんかも描いてるわけだけども

裏には久美子と麗奈物語もあって

それを作品テーマとも言える「全力」というキーワードで繋いだ話

真由が選ばれる事で3人の「全力」が本当になる

真由が辞退をせずにオーディションに参加するのもドラマだし

最終で久美子と残るのもドラマだし

結果に麗奈と涙するのもドラマ

真由を出しておいて久美子が選ばれていたら、それはそれで「全力」が白々しくなったろう

あれをための演出とか言うのは読解力なさすぎ

anond:20240624130649

ほんとこれ

久美子がソリを諦めるためだけにわざわざ部員全員を巻き込んでやらなくていいオーディションをやってる

anond:20240624073353

上手い奴が入ってきて元いたメンバーが蹴落とされる

滝が入ってきてからはずっとそれでやってきたんだから今回もそうなっただけのこと

関西大会オーディションで負けてるのに二ヶ月くらいで急に実力が逆転するほうがリアリティないやろ

こういう自意識過剰なところが、嫌われるんだがなぁ・・・

人気アイドルだったこから菊池オーディションを受けずに主要キャストに抜てきされており「生徒のみんなとしても、“なんだコイツ”みたいな雰囲気が、どうしてもあって。アイドルが芝居やってさ…みたいな」と、後ろ指を指される

感覚があったと話した。

 生徒役で共演した俳優堀井新太竜星涼らに対して、

自ら「好きじゃないでしょ、俺のこと」と告げたことも。

「リハも参加できてなかったし、みんなオーディションとかだったんだよね。俺はオーディションもなかったし、“嫌でしょ”っていうのを言って…」と明かした。

 「俺は気にしてないけどな」と返す俳優もいた一方、堀井は「嫌だ!」とキッパリ回答。

anond:20240624130649

泣き顔のカット見て思った

あれがやりたくてやったんだろって

久美子と麗奈が涙流すと共に自分まで涙腺が緩みました…

自分も奏ちゃん麗奈と同じ気持ちで一緒にやってほしかったです

ってな感じでお客様も感動してくれてるしね


たださ

幾ら部長自身提案とはいえ、だよ

辞退したいと言える人間を巻き込んだオーディションの結果

当人以外の部員が泣いててさ

居辛いったらありゃしないよね

すげぇプレッシャーだよ

成功して当然

失敗なんて許されないよ

まぁ、アニメからそうは描かないんだろうけれどさ

anond:20240624073353

花田さんが好きな演出だよね

ラブライブでも思ったんだけど

「ための演出」が多すぎて萎えるんだよ

普通はさ、そうなる必然ってのを描写するわけよ

そうする事によってはじめて、悲劇を哀しめるのね

それをね

結果を表現する「ための」脚本と受け取れる程、ある種唐突悲劇を始めるんだよ

から、画面のキャラが悲しんでても「理不尽」を感じる

理不尽世界」を描いてる物語じゃないのよ

結果を表現するために発生させたとしか思えない障害

凄い理不尽に思えるんよ


ラブライブの「南ことり留学」とかが典型でさ

・μ'sのピンチ

・それを乗り越えよう

解決してハッピー

これを描写したいが「ための」エピにしか思えないのよ


ずっと夢見てた事への入手困難なチケット留学)を手に入れた友人の人生よりラブライブ出場が大事なわけ?

そこを描くなら、留学を見送るシーンじゃね?


あのエピソードファンからも「それ必要だった?」って言われてる

こういう、問題→暗雲→解決というカタルシス演出のために問題キャラ押し付けから炎上するのよ

ユーフォオーディションエピが、この後でなんかフォローされるとしても

それやるなら転校生でやるなよ、ライバル出しとけよって話にしかならんと思うのよ

anond:20240624073353

オーディションやったけど、先生は決められずに部員投票へ…

演奏者を見えないようにして、演奏だけでガチバトル

耳の良い人は誰の演奏かわかっていたようだけど、結局主人公の負け(1票差)

え、演奏者わかるほど違いがあるなら、先生ジャッジしとけよ。逃げて部員押し付けたのか?

京アニ響け!ユーフォニアム最終回直前で起こったこと(ネタバレ)

京都アニメーション響け!ユーフォニアム3」の最終回直前で起こったことがあまりに衝撃的だったので、未視聴勢にもわかるように説明したい。


そもそも大前提の話)吹奏楽部では夏に全国大会があり、部員が多い強豪校は舞台に乗るメンバー選抜しなければならない。曲のソロパートがあれば、さら選抜メンバーから一人だけが選ばれる。


6月23日放送の第12話「さいごのソリスト」で起こったこと。


卒業を控えた3年生の主人公ソロの座をかけて最後の公開オーディションに挑むも、今回からやってきた転校生に負けてしまい、大泣きして終了。

SNS大荒れ。転校生アンチ発狂


(補足説明

アニメ2015年の1年生編から原作小説2013年からスタートしており、10年近くにわたって応援しているファン存在している。

原作小説では主人公が選ばれてハッピーエンドになっているらしく、アニメオリジナルの大胆な改変が行われた模様。


どうせ主人公が選ばれるんだろうと思っていたので、マジでびっくりした。例えるなら某エアリスなみの衝撃。これは伝説になるよ…。

2024-06-23

公立中学校流出した内部文書

男子

1.やるべきことをしっかりやろうとする。本人はやればできると自分の力に気づき始めた。

2.██をいじめていた集団の中心。 ██と離した方が良い。

3.██の弟。友達への文句が多い。 嫌われ傾向。

4.わるい、██NO.3. ADHD的な面もあり(診断なし)、善悪判断ができない、別紙あり

5.注意。不潔(鼻をほじるなど)な面あり、周り(特に女子)から避けられる傾向。 だらしなく、提出物は悪い。 母親は 方的に話をしてくるタイプで話が通じない。

6.難聴で右耳ほぼ聞こえない。 席等の配慮担任相談だが、 基本どこでも大丈夫学校では好かれてい ある。プログラミング◯、ボカロ好き。 提出物△。興味持つことには積極的。 ただ、母親が耳のことでいじめられないか心配している。 過去に姉が中学校で引継ぎを失敗され、いじめを受けたことがあり、引継ぎ、 情 報共有をしっかりやってほしいとの強い要望。 本人のことを理解している人を同じクラスに入れてほしいとの要望あり。

7.特になし。

8.父親██勤務。小2のとき学校に父が乗り込んできたこともある。本人は特に問題なし。

9.人にいじわるをすると言われている。裏ではちょろかも。 小6になってちゃん仕事もこなすようになり成長した。

10.いい子で真面目過ぎる。 やることをちゃんとこなすリーダー格の他の生徒についていこうという意識はあるが、本人のリーダー性はあまりない。 ただ、引っ張っていこうとはする。

11.女友達多い。 LGBTOかも?おっとり真面目。

12.いい子。 責任感が強く、仕事をしっかりこなす

13.幼い。 言動乱暴。素直でもある。 人にちょっかい出す。 軽度の斜視。思ったこと口に出す。

14.先生に嫌われるタイプ。余計な一言がとにかく多い。ただ、スパッと教員から指導されるとすぐ折れる。3組██とつるむと甘ったれ可能性あり

15.運動会応援団長を務める。下級生への気遣いが良くできる。頑張り屋。

女子

16.██学級代表レベル

17.██で二番目にいい子、リーダー性あり、ピアノ弾ける

18.結構もっている。 本人はいじめられたりちょっかいかけられても、本人はいじめられている自覚がない。周りがいじめられているかもと密告して判明することが多い。 小6時には同クラス男子から「菌」と呼ばれ たり、椅子に画びょうをおかれるいじめ有。 学力低い。 行動幼い。 話し方に遅れがある (先生のことをしぇんしぇーなど) 行動も幼い。 口にものはいったまま話すなど。 人をイラっとさせる発言をする。 通級に通っ ており、早退あり。 親は子供のこと理解しているようだが、周りの接し方が悪いということがあり、本当に 理解しているのか不明。████いる。

19.██。準備を含め、行事に参加する傾向。 ただ、母親が必ず一緒。 他の授業は不参加。

20.神経系病気で肢体不自由。 徐々に歩けなくなる病気学力低い。 算数病気の影響もあり、なかなか ついていけない。「困ったことは自分からかにお願いするように」と母親から言われているが、自分で助けてとはまだ言えない。移動教室時は特注の車いす(廊下に置いている) 階段は手すりを使用し、荷物は 友人に持ってもらう、 旅行行事保護者参加。 トイレ給食後1回だけ。 小学校時は学びのサポーターが一緒にトイレまで行って介助(教員は用具等どうやっているか知らない)。 母親は協力的のようだが、抜けていることもあり、 「聞いていない」など言う。 だが、攻撃的というほどでもない。

21.静か。 姉と夜更かししているそう。 近くのことはしゃべる程度で友達が多い方ではない。 移動教室も1人ないしは3人くらいで。 欠席多い。

22.やりたくないことをやろうとしない傾向。 自分勝手なところがあり、行動する。 男子っぽい喧嘩あり。

23.すごく頭が良い。 良すぎて何を考えているかからないことも。 学校では不満があっても口にしないが家では愚痴っているらしく、時折親から(匿名で) クレーム電話が来る。

24.●リーダーを支えるかんじ ●バスケ

25.いい子

26.ポケモンカード大会にたくさん出るので、欠席がある。 精神的に波があり、良いときと悪いときの差が大きい。叱られるとごまかす。

27.コミュ力低い。無口。家ではもっとしゃべって違うキャラらしい。頑張りやさん。水泳〇。

28.●母いない(小2のとき他界) 生活リズム△●親の管理もだらしない

29.ずるいところあり、仕事はあまりせず。 当番はするし、周りへ呼びかけができる。

30.マンガ・絵が好き

31.████でもめた。悪口を言った

32.クレーマー気質。頑張り屋、大人を試すような行動をすることも、

33.6年3学期に転入函館育ちで口調がきついが素直ないい子

男子

34.リーダー、賢い、いい子、運動勉強もできる

35.野球少年所属 エースで4番 中学クラブチーム ムードメーカー 調子に乗る気質あり 素直さはあるが、ずる賢く、人を見て態度を変える

36.母親子どもと同じようなタイプ トラブルメーカーでM傾向のNo2アスペADHD傾向。空気めない。 衝動性強い。 共感性弱い。周りもよく思っていない。 ██(もめている)、██と離す。

37.自分モテると思っている。 天性的に明るく、派手。よくしゃべる。 モテると分かっていて、女子を使って仕事をさせることも中学年くらいまであった。

38.診断は出ていないが、多動。物の整理× 集団行動× 列から離れてしまう。落書き多い、父親協力的。

39.学力テスト文章理解できない、一対一で話すと理解できるが一斉授業になると理解できない、別紙あり

40.だらしない。 不登校。夜ゲーム。親も独特で、冬休み宿題をやってあげていた。 低学力友達はいる。親は朝しか連絡がつかない。 ██がいると登校するかも

41.とても頑張り屋

42.問題ない、勉強そこそこ

43.いい子。寡黙。やることやる人。

44.目立ちたがりだが能力は高くない。 アンケートにたびたび██が嫌いだと書いてくる。離した方が良い。

45.弱い。クラスで一番幼い。 読み書きができない、特に敬語で話すことができない。 愛されキャラ的な面あり。

46.クロームブックを使うのが得意で、イベント時に上手に使って盛り上げることができた。 うるさいこともある。

47.勉強そこそこ、みんなと上手くかかわる

48.面白い子。いい子。

49.机に死ねと書かれ、1日学校を休んだ。誰が書いたかは分からないが、 ██?という担任見立て筋道あると物事理解はあるが、学力はとても低い。 授業中のトイレ多い。██████。

女子

50.生徒会. ムードメーカー、明るい。 成績も◯

51.女ボス。影口、他人悪口トラブル

52.対人関係不安。██に対し██が攻撃するから██を守るために離す。 ██と離すのは██がつぶれるから不安定な状況下にいるとフリーズする。面倒くさいタイプ

53.トゥレット症候群ADHD.、服薬治療中。本人のプレッシャーを軽くすると安定する。 水泳スキーやらせない(保護者が)※引き継ぎシートあり

54.社会性に欠ける。 コミュニケーション力低く、他人に優しくできない(興味がない感じ)。 授業中に寝る。母親フォローしている。

55.おとなしい, しっかり者。

56.人にズバッと意見を言える。リーダー格についていき、引っ張っていこうとする様子が見られる。 始業式ピアノ

57.怪我多い。 体育ですぐケガする。 サバサバ女子。友人多め、

58.●父親うるさい●担任は「男の先生」がよい

59.自分勝手な面があり、ごり押しタイプ

60.ピアノ弾けるらしいが未確認。(周囲の子が弾けるといっていた)

61.保護者先生と話したいタイプクレームとかはない、本人はいい子

62.いい子

63.父母韓国人。 いい感じに仕事サボる、手を抜く。誰とでも仲良くなれる。 技術センス

64.特になし

65.賢い、静か、しっかりしてる

66.非を認めることができない。 わがまま。周りから信頼なく、嫌われている。

67.██████████へ、バスケをやっている██の女子と合わず男子といることが多かった。 からかわれても強い。██████████丁寧。

男子

68.挨拶運動応援団などに参加するなど何事にも意欲的。周りからも信頼されている。

69.真面目でいい子。思考大人、やることはやるが、前は出てこない。

70.教育一家。髪長い、金のメッシュ。親は教育家(祖父小学校教員のよう)。学校行きたくないと言った時があ り、その際に家庭で揉め、 母親木刀で殴った。 母親はその場しのぎの指導しかできない様子。早退対応保護者が迎えに来る際はが姉くるときもある。 ██と助け合える仲。

71.ちょろすけ。人へちょっかいかけつづける。 周りが邪険扱いするほど。邪険扱いされても関係ないというスタンスはいるが、実は気にしてそう。 人の気持ちを考えるのが苦手。学力はそれなりなので頭は働き、口がうまい先生への指導に言い返すこともたくさんある。そのくせメンタル弱めで成績低くて休んだりする。保護者に見せる顔と親に見せるが違う。親過保護

72.6年3学期から学校へ登校できないことへクレーム。低学力 (小3レベル)、 人目を気にする、かかわり方が分からない、ほぼ全欠、母の話すことと、本人が話 すことにずれがあることも、父注意、別紙あり

73.発達障害を持っている。人の気持ちがわからない面あり。 他人の物を勝手にいじりトラブルも。親は気にしていない。

74.5年生の最初不登校になり、担任のせいにしたこと母親からクレームがあった(のちに納まる)。環境の変化で不安定になりがち。ピアノが上手だが恥ずかしがって実力が出せなかった。

75.責任感なし。提出物△。中耳炎になり手術した影響で、耳の聞こえ、しゃべり方がよくない。基本ファルセッ トの声で話すことが多いが、「周りがびっくりするので低い声を出そう」という担任指導で低い声で話すことも可能基本的には低い声で話そうとしてくれる██と助け合える仲。欠席多く心配だが、担任いわくサポリと言っていた。

76.バスケ大好き。体は小さいが 頑張り屋。母親も良い人。

77.●母うるさい●本人にはフランクに接してよい

78.色々なことに前向きに挑戦する傾向。流されがちな面もある。サッカークラブチーム。

79.めっちゃ元気でポジティブ自己肯定感が強いが能力はそれほど高くない。やりたいこととできることに ギャップがある。 友達思いでひとりの子に声を掛けられる。

79.アトピー旅行行事配慮必要。字汚い。 2組██と親同士×

80.こだわりが強い特性はあるが、問題はない、やさしい

81.低学力。意欲あるができない、読み書きができない、やさしい

82.優しくすごく良い子。 自分は何でも頑張るが積極的に前に出てくるタイプではない。ピアノは弾けるがオーディションに出てくることはなかった。

女子

83.学年で1番面倒な人。人を見て態度を変える。褒めることが大事めっちゃ気が強い。

84.●脊髄の手術をしている●体育座り× ●小学校では体育見学多い●ぶつからないように注意必要コルセット着用●本人は特別扱いを好まない●練習すればピアノ

85.████。本人に自閉傾向があるかも、。普段はぼやっとしている。絵を書くのが好き。クラスではマスコット存在で可愛がられ、周りから嫌われることはないが、自分から友達に話しかけに行くことはなく、ずっと担任と話している。 ██から小1のとき性的ないたずら(内容は不明)があり必ず中学では離す。████に起こった████████で父を殺害された。 SCが入り相談を受けているが、本人はどう思っているか読めない。 このクラスの生徒には担任から父が亡くなったこと、噂等はしないことを伝えている。クラス での関係が難しい、もしくは話す人がおらず、困っているようであれば、SCを通して小学校とつなぐよう、本人にも伝え、小学校連携をとりながらサポートをしていきたいとのこと。

86.人によって態度がちょっと変わる。学力高い。先を見て行動できる。自然といいことをしようと動く。

87.スーパーいい子。██と保育園から一緒で上手に扱えるけど、今年頑張ってくれたから、中学校では一緒じゃない方がいい。 表には出てこなかった。

88.西1で二番目にいい子。勉強できる、意欲もある

89.5年の時████ともめていた。 中学でも分けた方がいい。まじめ。一生懸命すぎる。孤立するかも、本人は気にしない。

90.████がいる。保護者いい人だが、だらしない人。おとなしい感じだが、先生に話しかける。注目浴びるのNG

91.まじめじゃないといけない、そうしないといけないというプレッシャーを感じる。 少しクセあり。██の世話をしてくれていた。

92.大人しく、思うことがあっても全体の前では意見を言わない。少人数なら言える。たまに、やるべきことをサボる面もある。

93.姉特学。クラブバスケ男子と遊ぶことが多い。 サバサバしてる。

94.バスケ気持ちの弱い面があり、体調を崩し過去休みがちに。今はない。年下の面倒をみる。

95.明るい、夏ころホルモンバランスの影響?で体質がきつくなりトラブルになりかけたこともあったがすぐ収まった

96.漫画、絵好き、勉強もまあまあ

97.●人として、とても良い!!●小6のお手本●面倒見が良い●勉強心配

98.漫画、絵好き。ふくよかで4年生のころ男子からデブ」と言われトラブルもあったが、今は気にしないようになった

99.特になし。自分より下の(弱い)者には強く出るかも

2024-06-20

anond:20240620104700

マジレスするとアイドルではなく「アイドル志望者が集まるオーディション」に落ちたただの一般人

真面目に通ってた大学中退してオーディション受けたのに落ちて無職になったから、奨学金返済のためにキャバに行った可能性が高いと言われている

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