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はてなキーワード: 投影とは

2023-09-28

anond:20230928195746

あー、知的障害者の側に自己投影してるのか。その発想はなかったけど確かにそういう人もいるかもなあ。

2023-09-21

anond:20230921115233

跳ねてるギタリストYouTuber出会った友達の姉だっけ?がライブハウス運営

これだけで設定もりもり。絶賛されててみて正直期待外れではあったけど最後である程度は楽しめて見れた。

一番疑問なのは、絶賛されてたのがリアリティあるってお前ら何に自己投影してたのってところ

2023-09-19

anond:20230919172018

なんか分からんけど権力者とか悪人自己投影して、そいつらが退場すると文句言うやついるよな

当然、彼らから恩恵を受けている訳でもないのに…

2023-09-16

[] 柴田道子 被差別部落生活伝承 (ちくま文庫)を読んだ。

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20210810181919

https://web.archive.org/web/20210810225700/https://anond.hatelabo.jp/20210810181919

原著刊行は71年、当時の部落解放同盟書記長中山氏とともに長野県内の被差別部落の古老たちを訪れて聞きとり調査したもので、現代よりずっと差別苛烈で激しかった時代大正デモクラシーの波にのった解放運動記憶もまだ生々しく覚えている人が多く、本当に大変貴重な証言ばかりだった。

(まず基礎知識ですけど、部落をよく知らない人はなんとなくイメージで、関西しか無い、関東関係ないと漠然と思っている人が多いみたいですが(私もそうでした)葬儀処刑人農村で使ってる牛馬の解体処理など死に関わる仕事(ケガレ仕事)全般を請け負っているので、基本的にどこにでもある(最北端は旧松前藩あたり、最南端奄美大島らしい)。私も北海道には存在しないと思っていたが間違いのようです)(被差別部落の中でも同和事業を適用される同和指定地区をうけなかった地区も多いのがこのような認識を生んだ理由でしょうか)

この本はまず信仰の話から始まるんだけど極貧の生活のためか日頃より信仰心が篤いのに死んだら畜生と同じ埋葬方法で墓が作られても墓地北側の日のあたんねえ所とか、雑で差別的な戒名つけられたり、それでも檀代は一般(部落外)より高い額ふんだくられてたりもうさんざんで、序盤からひどい話ばっかりなんだけどこのあともひどすぎてこれがジャブ程度に思えてくる。長野といえば教育県を掲げているけど部落民は一般と同じ学校に行かせてもらえない、行かせてもらえても徹底的なイジメが待っている、教師すら[チョオリッポをチョオリッポと呼んで何が悪い]と差別に荷担する。さら生活苦ゆえに家の仕事を手伝わなくてはいけないといった理由も加わってまともに学校通った人の方が珍しくて、聞き取り対象の老人のなかにはいまだに文盲の者も少なくない。それから公衆浴場も別々で回り風呂といって運搬が可能なお風呂部落じゅうを回ったりしてたらしい。ケガレ仕事だけでなく、今でいう巡査牢屋の見張りのような危険仕事押し付けられたり、農家の手が足りないときだけ日雇い従事したり季節労働をやったり等収入が安定しない..

もう要するに公権力が徹底的にそうやって差をつけている。また、同じ人間であると思わせないためか、部落民は睾丸が四つある、あばらが足りない、血の色が違うなどいわれのない身体的特徴をでっちあげられてそれを理由侮蔑される。今でこそ誰もが馬鹿馬鹿しいとわかるけどこんなことが真剣に信じられていたんである

それから今でこそ同和事業で部落インフラが整備されて、見かけは一般と変わらない町並みになり、住民流出流入が容易になり、その結果元々部落だったと知らずに引っ越してきてずっと知らない人などたくさんいるけど、明治の末ごろの話だけど比較的裕福だった部落の老人が一般大通りに家を建てたら村じゅう大騒ぎになって、

村役場が主導して執拗嫌がらせを開始。果ては物理的に家ぶっ壊されて(!)老人は訴訟をするけど村役場殺し屋差し向けてきたり費用問題などで訴訟断念するしか無かったらしい。役人殺し屋を雇う???????????????? ???????

?????????????????

明治といえばその初頭に四民平等令、部落解放令がやっと出た時代なのに..この解放令ってやつもうほっとんど意味なくて、差別は続いて、でも以前は免除されていた税金一般と同じように徴収されるようになっていっそう生活が苦しくなっただけらしい..てかまじ、体制側が一市民殺し屋差し向けてくるとかまるでフィクションの話みたいであまりに信じがたくてここ読んだとき一日くらいずっとポカーンとしてた。殺し屋て…殺し屋て..明治の末とかって歴史からみたらほとんど最近じゃん 最近の話じゃねえか ひでえやばすぎる。どーなってんのよ

どこそこの地域部落みたいな程度の浅い知識ならネットでちょこっと調べれば出てくるけど、こういう具体的な差別事例ってこんなふうに本でも読んで能動的に調べないとわからないんだよね、、まぁこういう時代からは随分ましになったとはいえいまだに部落の人にたいして暴言吐く人、差別する人はゼロにはなってなくて、全然過去問題じゃないんですけど、同じ部落の人のなかでも[部落問題を知ってほしい][寝た子を起こさないでほしい、学校なんかで教えるから差別再生産されるんだ][もう差別なんかないんだからほっとくべきだ]とさまざまに意見が分かれていて人間から当然と思う。

でも悲惨歴史にふたをして忘却してしまうと過去の人々の苦しみまで無かったことになってしまわないか?というのと、現代人間過去から教訓を得られなくなってしまう、それと苦しみだけでなく部落にも豊かな文化生活があり、(著者は部落文化遺産と呼んでいたが)文化のものも葬られてしまう。そういう理由から現在の、部落の[ぶ]の字すら言ってはいけないようなタブー空気はいやだなと思うので積極的に気軽に部落の話をするようにしてる。

でも後述するけどこのタブー化が差別の緩和に繋がったわけで、でもそれを加味してもやはりもうそろそろタブ一の段階は終わっていいだろうと思う。

私は部落民ではない女性なんで女性差別しか興味がありません。主にどうして被差別部落がここまで差別を打破できたかの部分に興味があって調べておりその歴史女性差別に対抗するすべを学べないかとそう思い何年も前からあれこれ勉強しています

はっきり申し上げておきます部落差別より女性差別のほうがひどい。上記にあげたような苛烈差別事例を知った上で言うことです。その理由ひとつに無徴の存在である部落民に対して女性は有徴の存在であり、部落差別から逃げるために素性を知られてない遠方に引っ越すという手段もあり実際多くの人がそうしていたようですが、女性女性であることから逃げる手段自殺しかありません。

(当然、無徴ゆえにだれも[被差別部落][部落民]とはなんなのかをはっきりと定義できないゆえに権力側に恣意的身分を決められていた歴史もあるでしょう。それも知っています。でも、なお..なのです。ちなみに、部落民とは一般先祖ルーツが違う別人種なのではと思う人もいるでしょうが一般人でも部落民になったりするし、どうもそのへんあいまいというかはっきりしていないようです。本書には、とある部落民にむかって自分たち先祖が同じだ]と言った一般民がいたという証言もあります差別根拠など全くないのです。さらに言うなら死にまつわる仕事ケガレというのも恐らく権力恣意的に決めたことがし、ケガレ仕事ではない、たとえば内職などしかしない部落民も沢山あってケガレともイコールで結びつかないのです。)現在進行形でさ女は毎日女ってだけでなぐられ殺され犯されおとしめられてんだよ

から一歩出るだけで醜いおっさんジーロジロ品定めここから逃げる手段ないんすよ

公権力が女の味方してくれたことないんすよ

女性参政権だってGHQ鶴の一声であって日本の男はんなもん女に与えてくれたこと無いんですわ

すいません話それました!

国を動かしての解放令発布でもやむことがなかった差別現在ここまで緩和されもはや部落問題を全く知らない人も多くなった、その主たる理由はやはり水平社(のちの部落解放同盟)の強硬な、時には暴力的闘争姿勢によるものだったのではと思います。著者の柴田いわく、長野のなかでも東信地方は寒風が吹きつけてひどく底冷えがする地域で、昔から気骨のある男、気性の荒い男が多く、それが東信で水平運動がさかんだった理由ではないか分析しています。逆に寒さがゆるやかな地域では[寝た子を起こすな]の論調が強かったり水平社よりも穏健だった同仁会がさかんだったらしい。でも同仁会も交渉の場では「水平社の連中よぶぞ]が殺し文句だったらしく虎の威を借りてたとか..そして水平社と同仁会、歴史に名を残したのはどちらかというともうこれは言うまでもありません。ふだんから竹槍の戦闘訓練も行い、武力闘争も召さなかった水平運動こそ歴史を変えた。彼らが起こした暴力事件の仔細はネットでも簡単に読めます部落民は乱暴だ、奴らは犯罪者だといった風評も辞さない徹底的な闘争で、部落は怒らせると怖いと、部落がなんなのかよく知らない人すら何となく感じて、アンタッチャブル話題だと感じる。タブーだと思う。その空気を牽引したのがテレビマスメディアの徹底的な自主規制でしょう。部落解放同盟にらまれたら厄介だという理由で前述のように部落のぶの字も出さない、触らぬ神にたたりなし。先日もエタヒニンと発音しただけのアイドル活動自粛に追い込まれたけどそういう過剰なまでの自主規制が、差別存在のものを透明化した。長い間メディアは頼まれてもないのに四本指の表現すら自主規制していた。

そのような、暴力脅迫で勝ち取った自由歴史勉強していると、心底彼らがうらやましく、やっぱり権力もなにもあてにならずとにかく徹底的に相手に恐怖という根源的感情を植え付けて支配するしか対抗の方法は無いのかなと思ってしまう。なんだかわからないけど女性差別問題は怖いから少しでもセクハラと誤解される表現自主規制しよう、万が一表に出てしまったら即座に責任者の首とばそう、そんなふうになってくれたらいいのにと夢見て泣きそうになります

しかしながら水平運動に加わった男たちがそこまで暴れることができたのも男という性別ゆえかなと、同時に諦念を抱きます

女はやさしさや思いやりといった(あえて言いますが)宿病をかかえています。それは先天的ものか、それとも後天的ものか、両方だろうか?とにかくフェミニスト自称する人たちすら、女性は優しくなければ、人の気持ちが分からなくてはという教条に縛られているので、そういう人たちと肩を並べて武力闘争可能かどうかはあやしいものです。ねえ、やりすぎは良くないよやめよう、とお目目ウルウルのいい子ちゃんが必ずまざってしまい男たちはそのすきをついてくる気しかしません..

この本書のなかにはある村の一般村長が出てきます。彼は比較リベラルで、部落の子でも学校入学できるようはからったとのこと。そのせいで彼は妻の実家の敷居をまたぐことを拒否されるなど反発され、水平社の者も彼のそのような行いを知っててもそれでもダメな所は徹底的に糾弾したので、「両方から突き上げ食らってもうさんざんだ]といったことを自嘲してるんですけど女性たちも同じように全く糾弾の手を緩めないってことが可能かと考えると難しい。

男の攻撃性が本当にうらやましくなります

痴漢の手に安全ピンぶっさそうという(本来痴漢は殺されてもいいくらなのだから穏当すぎるくらいなのに)呼び掛けにすらいい子ぶりっこがそういうのよくないよとたしなめるしまつ。

繰り返すけど殺されてもいいのに。

やさしさというのは女たちが生まれつき体に埋め込まれた起爆装置なのだろうか?差別に抗戦しようとした瞬間、それは作動し、女の体は爆発四散するのでしょうか?

この本の巻末、作者の生前の夫だった人による復刊によせての解説言及されてた2014年長野県連続差別事件やばい部落民の女性に対して、真ん前に引っ越してきた男が差別語連発で罵倒するのをやめない。裁判所から禁止令が出てもやめない。逮捕されても執行猶予で、けっきょく彼が万引きという別件で再逮捕され収監されるまでの2年間なにも解決しなかったそうです。

昔も今も権力なんてなんのあてにもならないどころか被差別階級にとっては敵でしかないんじゃないのとますます不信感がつのます2014年とか最近じゃん昨日じゃんか

みんな本気で、ハッシュタグ(笑)だのツイッターデモ(笑)なんかで女の現状が救われるとおもってんのかな..こんなのなんにもならんってうすうす気づいてるんじゃないかな。男に殺される女が一人でも減るかそんなんでって思う。やってる感だけ得られたらいいんすか? けっきょくレベルを上げて物理で殴るしか無いんじゃないのか。それもわたし一人がやったところで社会的インパクトいか組織だってやるしかないけど、以下ループ

水平運動の男たちは献身的に支えてくれる妻がいてそれで運動なりたってた部分でかいと思うけど女には妻おらんのですよな~

暴力ができないならせめて男がみんな自分に正直にホモ願望を解放してホモセックスし、抑圧している内的女性現実女性投影するのをやめればミソジニー無くなって平和になると思うんですけど、でこう書けばホモ差別語だから差別はいけませんとかほざくぶりっこフェミニズム邪魔をしてくるのでもうどうしようも無いです! バーカ!ちんこ

それで思い出したけど水平社=部落解放同盟は徹底したシングルイシュー在日朝鮮人差別して反省しなかったり、男と女で日当に差をつけて差別してたという話も聞きますイシューを抱え込まないことがやはり運動成功秘訣ひとつであったのかと感じます女性女性というだけでやはりシングルイシューはいけないといった脅迫をされます。色々な差別問題に敏感ではなければいけないような圧力にかかって、あらゆる差別に眉をひそめなきゃなんないあの感じ、全ての弱者のために涙しなきゃいけないような義務感、女だから聖母を求められてるんですよね。それもバー死ねでございます女性差別以外知ったこっちゃねーでいいんだお

ところでこの本の作者柴田道子は童話作家部落民じゃない一般です。長野市に引っ越してきて被差別部落接触し、興味を持ち、この本を上梓したあとは狭山事件被告サポートに尽力、当該事件の本を執筆わずか41歳の若さで急死したとか。

解説文でだんなさんが男社会のなかで女性としてうけていた差別があったか部落問題に熱心だったのでは的なことかいとるけどんじゃー女性差別問題に集中すればよかったのでは、女なら自分当事者である女性差別問題に注力すればいいのに、しろよと思ったし、そうすべきだろがいすら思うんだが、そういった、正しくない女柴田の正しくない思いで発刊された、正しくない存在である力作のこの本によって後世の人間である私が歴史を知ることができたわけで、そしてこれは間違いなく後世に保存し読みつがれるべき大名著なんです!!!何が正しいか間違っているのか、どう思うべきか、どう行動すべきかって本当は一切なにもないのかもしれない。なのでフェミニストならこうすべきだ、こう思うべきだ、こう感じるべきだみたいな考えに固執している人はちょっと考え直したほうがいいな、正しいか間違ってるかなんて時代によって基準がぐにゃんぐにゃんで明日にでも真逆になるけど、なんか結果だけ見て、他人ジャッジしてもシャーナイつか、結局ね、なにかにかい真剣にがんばったりさえして、懸命に生きさえすれば、それはもう…だれにも、文句は..まあいいや

2023-09-14

[]

フォンテーヌの世界任務はそれぞれが関連しあっていることが分かるようになっている。

内容も世界観の根幹に関わる、各国の横断的な要素もあって興味深い。

また、これらはメインシナリオが残している謎にも示唆を与えているはず。

 

不思議な本のページ・12を読んでいた時、突飛な発想が浮かんできた。

装置、臓器、意識移植――

これは、諭示機のプロトタイプなのでは?

諭示機の位置四象限の一角、あるいは鍵である剣の位置だとしたら?

その下はきっと原初の海に接続していて、水に溶けた過去のフォンテーヌ人の意識接続している――

憶測にすぎないが、諭示機がまるでシビュラシステムのように機能している原理説明できる。

 

10ページ目が脱落しているが、ここにルネの結末の核心があるはずだ。

9ページで人間としてのルネは死に、水と融合したが、11ページから書き手はルネとは同じようで別人のような書きぶりに見える。

これを水に溶けたがゆえの統合意識、あの噴水の声のようなもの解釈することもできるし、やはりルネ的な意志を継いで先導しようとする、結社側の人間のようにも見える。

また、溶けたあとに地上に何らかの形で顕現することが可能なようにも受け取れる書き方になっている。

現時点では「マリアン」に扮した純水精霊と化した水の記憶ソースは、リリスのように思われる。

純水精霊の形を取ることで人間(の記憶)が実体(投影?)を伴って顕現可能なのはヴェルーリヤ・ミラージュや、安眠の地で見てきた通り。

もっと遡れば、テイワットの地下を這っている地脈は過去記憶の奔流であり、その投影が現れることがあるのは稲妻編以降、度々目にしてきた。

フォンテーヌにおいては、地脈にあたるものがおそらく、海、というかグレート・フォンテーヌ・レイクなのだろう。

 

海がせり上がり、文明を飲み込んでいくという地域特有歴史があるのは、だいぶ深刻な現実だが、噂レベルまで矮小化されている仕掛けも気になる。

あと、一般的な湖は下に凸だが、フォンテーヌ全体で見るとそれは上に凸で、その上に文明が築かれているのは壮観ではあるが、それ以上の意味がある。

テイワットが、天体内部に天地真逆に成立している世界だという俗説をより補強しているようにも思える。

もうちょっと考察漁ってくるか。

anond:20230914095736

自分二次元女の子信仰するって20年前に決めてるので三次元も2.5次元わからん

実写AVも昔、試しに2本ぐらい買ったけど、長くて面倒になったので見てない。すまぬ。

 

追記

 

ああでも、女性アイドル実質的売春を行うことについていえば、たとえばアニメ女性キャラクター二次創作性的凌辱されたり、あるいは極端な性格改変されたり、あるいは二次創作どころではなく、オリジナル本編で大幅なキャラクター改変があって「XXはこんなこと言わない」みたいなことがあったとして、それでもお前は二次元女の子についていけるのか、という話だとした場合、だとして話をするね。

二次元女の子が、二次元であるがゆえに、現実人格であれば人権侵害レベルのことが起きてたり、あるいは投影できないぐらいキャラクターがブレてたりしたとして、その出来事に直面し、それでもなお、それしかないと縋りつくのが、二次元女の子信仰することだと思うんだよね。

でもそれって、その二次元女の子個人に対するもので、ファンコミュニティ作家肯定追随するものではないと思ってるんだ。

縋りつくには到底足りないとしても縋りつくしかない、というものに縋りつくのが、二次元女の子信仰することだと思ってる。

そういうのが女性アイドル売春に対する認識にあてはまるかどうかはわからんが、参考までに。

2023-09-11

なぜ被害者たちはジャニー喜多川尊敬していると言うのだろう、とい

ジャニー喜多川事件

告発者たちの証言には一貫性がある。

彼らの年代の散らばりを見ても、信憑性は高い。

その証言を読んでいると、ジャニー喜多川という人は性依存症だったのではないかと思えてくる。

勝手な印象である

その勝手な印象について書いていく。

ジャニー行為は、あまり執拗で、強迫的に反復され続けている。

対象未成年少年という問題を抜きにしても、病的な印象を受けてしまう。


そんなことを考えていたら、調査委員会報告書で、ジャニー喜多川自身が幼少期から被害を受けていたという話が出た。

その話は報告書のメインではないが、これを読んだ時、さもあらんと思った。


ジャニーも性被害者だったのならば、彼もPTSDを抱えていたのかもしれない。

「だから免責だ」ということではない。

ジャニー喜多川のやったことは卑怯卑劣犯罪だ。

彼は自分権力を利用して、少年たちを搾取した。

これは間違いなく、最初確認しなくてはならないことだ。


そうではなく、性依存症ではないかという疑いの裏付けを得た気がしたのである

であるなら、なぜ被害者たちが加害者たるジャニー喜多川純粋憎悪を見せず、

「それでも尊敬している」

感謝している」

と述べるのかも、わかる気がしたのだ。



あくまで印象だが、ジャニー氏は少年たちに依存していたのではないか

というか、成長できずに、彼自身メンタリティ少年のままだったのではないか

愛想がよくても、精神的には大人社会に対して孤立を感じ、真に仲間と言えるのは少年たちだけだと感じていた。

PTSD苦痛癒してくれる存在だと思っていた。

まり、彼は少年たちに依存していたのではないか、と思うのだ。

自分を救ってくれる天使にすら見えていたかもしれない。


そのあたりが、ジミー・サヴィルやハーヴェイ・ワインスタインと、ジャニーの違いではないか

ジミー・サヴィルの被害者は、ジミーの番組に出た際に記念のバッヂを渡すと言われて楽屋に連れて行かれ、ドアを閉めるや否や、暴力とともに性行為を強いられたという。

これは暴力性がわかりやすい。

しかジャニー氏の暴力性は、精神的な依存の延長線上にあったのではないか

からわかりづらい。

ジャニー氏が少年たちのために、食事をつくってやったりなんだりと、ごくまめに面倒を見てやっていた話はよく知られている。

(もちろん性加害がそれで減じられるわけはない)

彼は、少年たちの前に、きらきらしい世界への導き手として登場する。

すごい人である

雲の上の人だ。

そのすごいジャニーさんが、無名自分にせっせと心を砕いてくれる。なんて良い人なんだろう、と少年たちは感動する。

それはいわゆる単純な「グルーミング」だけではなく、ジャニー氏にとっても楽しみだったのではないか


いま、自分少年たちに喜ばれている。好かれている。その仲間になっている。

ジャニーにとってはおおいなる喜びだったのではないか

彼らの魅力を引き出し、輝かせることも、天職と思っていたかもしれない。


言うなれば、彼は、少年たちの魂と一体化したかったのではないだろうか。


行為がその手段だったかどうかまではわからない。単純な性欲もあっただろう。

しかし少なくとも、性行為は、ジャニーにとって精神的な苦痛を忘れる行為ではあったのではないか、と思うのである

もちろん、性加害は許されない。

彼は、少年たちの意志無視して性行為を強いた。

あくま自分が救われるためだ。

自身、性加害でこわされていたジャニー喜多川は、その苦しみを忘れられる行為として、性行為依存した。


加害者には認知の歪みがあることが多い。

彼らは、相手の反応を自分に都合よく解釈する。

相手は「変な人がいるな」と横目で見ただけなのに、「目で誘ってきた」と思ったりする。

ジャニー喜多川もまた同様ではなかったろうか。

単に自分が「NO」を言える環境を与えていないだけなのだが、そのへんの事実無視したのではないか

考えたくなかったからだ。

少年たちを愛している。

彼はそう信じていただろう。

これは愛だと少年たちに信じさせようともしただろう。

ここが、ジャニー暴力性のわかりづらさだ。

実際のところ、ジャニーがやったのは、相手依存し、傷つけ、侵略する行為だった。

しかし、それを愛と呼んだ。

その依存は、まるでほんとうに愛されているような一体感少年たちに与えただろう。

被害者たちがジャニー否定できないのは、意識的計算されたグルーミングのためというよりも、そのためだと考えると、理解できるのだ。

彼は孤独で哀れな存在だった。

それを癒すことを少年との関係に求めていた。少年たちに愛情を注いでくれていた。求めていた。

そういうあわれさが、ジャニーにはあったのではないか

別にジャニーのあわれさは少年のせいではない。

ジャニーの苦しみに巻き込まれただけだが、繊細で優しい者ほど、そんな相手を捨てることに罪悪感を持ってしまものだ。


性愛でなくても、自分問題にこどもを巻き込み、押しつける大人はけっこういる。

毒親と言われるのはそういう人たちだ。


ジャニーにとって、孤独の苦しみも、愛されたい・愛したい、という願いも、真剣ものだったかもしれない。

しかし実際のところジャニーが愛したのは、目前の少年たちではなかった。

彼が見ていたのは、少年たちに投影したジャニー喜多川……喜多川擴という、孤独少年だったのではないか

自分では愛しているつもりだったにせよ、ジャニーはただひたすら、「自分が」、救われたかっただけだった。

そのために目前の少年自我を踏みにじり、搾取したのだ。

からジャニーの苦しみはますます深まっていっただろう。

おそらく心底では、愛されてなどいないとわかっていたはずだ。

依存を深めれば深めるほど、孤独も深まり、それを忘れようとなおいっそう依存していき、性加害はやめられなくなっていっただろう。


そして被害者は増え続けた。


それは愛ではない。

それを愛だと思ってしまうと、「愛された」人間の苦しみはふくれあがる。価値観が歪む。呪いになる。

「あわれだけれど、愛ではない」と言わなければならない。


かつては、ジャニー自身が、プレデターのためにおなじように苦しめられた少年だったのかもしれない。

誰も彼には「それは愛ではない」と教えてくれなかったのだろう。

そして歪んだ結果、彼自身も、少年たちを歪めるプレデターになってしまった。


姉のメリー氏がすべきは、ジャニー犯罪隠蔽ではなかった。

歪められた価値観から救い出すことだった。

だが時代的にも、年齢的にも、メリー氏にはできなかっただろう。


当事者の会は、声に出せてよかったと思う。

彼らは少なくとも、少年を歪める者にならないですむだろう。

だがいま、声を出せない被害者もいるはずだ。

被害をおおやけにする必要はないと思う。

それでも、カウンセリングなどをうけて、ジャニー呪いを解いてほしいと思う。

あわれに思ってもいい。憎めなくてもいい。

それでも、あれは愛だと思う必要はない。

anond:20230911122857

一人称視点って多分ビジュアル的な話じゃなくて感覚的に自己投影したって話だと思う。、

2023-09-10

この人、『竜とそばかすの姫』のプロデューサーらしいけれど、

『竜とそばかすの姫』って音楽映像こそ素晴らしかったが

ストーリー高校生主人公一人で遠く離れた東京児童虐待に立ち向かわせたりと、

女性キャラクターに対する母性自己犠牲押し付け最近細田守映画の中でも特に酷いと言われて批判されてたよな

それって細田守思想だけじゃなく、この人の女性蔑視の反映でもあるのかなと思った

この人、男性として女性結婚男性器を用いた性行為をして妊娠させておきながらいけしゃあしゃあと「自分は女だ」などと名乗るとは、あまりにも図々しく厚顔無恥だと思うんだけど。

本気で「心が女」ならば、どの面下げて股間のモノをおっ勃てて奥さんを孕ましたの?恥を知れよ

ていうか、この人、お子さんが『娘』だって、何を根拠に言っているんだろう?

しかしたら性別違和があって自分男の子だと感じているかもしれないのに。

でも女性に過剰な願望を投影している親だから、そんな事になったらお子さんを虐待しそうだな

女の子なんだから子供を産みなさい、母親になりなさい、って押し付けそう

日本テレビ映画プロデューサーの谷生俊美、女性として生きると決めたパパだけどママになり、娘へ伝える思い』

https://news.yahoo.co.jp/articles/ab7a3bfcbf7ab1fa25fe221cc4f6678fa72d5581?source=sns&dv=sp&mid=other&date=20230910&ctg=lif&bt=tw_up

アニメ映画「竜とそばかすの姫」(2021年公開)などを手掛けた日本テレビ映画プロデューサーで、トランスジェンダーの谷生俊美さん(49)が、著書「パパだけど、ママになりました」(アスコム)を出版し、4年前に女の子の「パパ」となったことを明かしました。女性パートナーとの出会い結婚、愛娘を囲む家族3人の暮らし、そして、男性に生まれながら「女性」として生きると決めた理由……。自らの半生を振り返り、つづった娘への「手紙」に込めた思いを、谷生さんに聞きました。」

医師性同一性障害であると診断されていたので、性別適合手術をした上で戸籍女性に変え、男性結婚することも考えました。でも、あまりリアリティーをもってとらえることができませんでした。

実際、女性として婚活したら、どうなるんだろう――。そう考えたら、世界の見え方が180度転換するのを感じました。仮に女性だとして、40歳、未婚、国立大学大学院を出て、日本テレビに勤務。給料はこれくらい……、色々な条件を婚活市場にあてはめてみます

そうすると、女性だと「バリキャリ」で「負け犬」と称されてしまうことに気づきました。同じ「スペック」でも、男性だったら「超優良物件」と言われるのに、です。まして、それがトランスジェンダー女性だとすると、客観的に見てめちゃくちゃ難しいと思わざるを得ませんでした。

2023-09-09

人の悪口言ってる人達って友達作る気ないでしょ

頭の中に嫌な人を投影して

嫌な気持ちを思い出させる

これやると目の前の人をどんどん嫌いになっていきます

んふふふ。

その人に嫌われたいなら大成功です

よかったですねー

2023-09-08

最近ラブコメ主人公

最近といってもそれこそ今年はじまりました!みたいなのはようしらんかったりもするんだけど、最近ラブコメ男性主人公ってたいていイケメンスペックの上性格も良い完璧王子みたいなの多くない?

作品内の設定としてとか作中での主人公自身認識としては目立たないどこにでもいるようなみたいな感じだけど、実際の描写としては周囲から一目置かれてる実力者にしかみえないとか。

からラブコメ漫画かに対する煽りとして自分に都合の良い妄想をどうたらってのはなんか違和感あるんだよな。むしろ主人公クズ行為したときものすごく叩かれたりとか主人公自分投影として読んでる読者って少ない気がする。諸星あたるタイプ主人公が減ってるといわれてもう何年にもなるわけだけど、やっぱ読者もみんなアップデートされてフィクションを読むときですらフェミニズム価値観が反映されてるんじゃないの?とおもうんだけどなあ。

2023-09-06

毎日23時まで働いてる部署会議に呼ばれたときの話

増田会社員をしており、毎日9時半から18時半くらいまで働いている。

所属部署責任者という立場なんだけど、うちの部署はできるだけ残業はしない、土日は仕事しない、有給休暇自由に取得するという方針でやっており、毎日それほど忙しくもない。

先日よその部署から社外の人も参加する会議オブザーバー参加して欲しいと頼まれた。その部署からは夜中の23時とかにメールが来るのでいつも忙しく働いているというイメージだった。

大きな案件かつ緊急ということで、会議を打診されたのが開催日の2日前だった。わたしはその日午前半休の予定だったんだけど、普段忙しくもないのに申し訳ないなと思ったので、私用をキャンセルして半休は諦めた。

会議を打診されたときに、場所はうちですか、先方ですか、ウェブですかと確認したところ、ちょっと間があってから、うちでやりますと言われた。引っかかったので、会議室はどこですかと聞いたら、まだ取っていないとのこと。

10人を超える参加者のいる会議ができる会議室はさほどないので、今すぐ確保した方がいいですよとその場で確認させたところ、案の定どこも空いていなかった。その場ではなんとかしますということで話が終わったんだけど、その後グループ会社の広めの会議室を借りることでなんとかなったっぽい。

会議で使う資料レビューして欲しいと頼まれたので、結構な分量の初見資料確認してコメントを入れたが、わたし会社にいる間にはなんのリアクションもなかったので、まあいいかと思い返信は待たずに帰宅した。

会議当日の朝に出勤してメール確認したら、前日の23時過ぎに発信されたメール担当者から今日会議で投映する資料が届いていたんだけど、ファイルを開いて確認したら、一部の資料に社内宛コメントバッチリ残っていた。これを投映するのは恥ずかしすぎるだろ!と思い、急いで確認しに行くと、その資料担当者会議直前まで別件で動けず、他に分かる人が誰もいないという。

仕方ないのでうちの部署で引き取って社内向けコメントを社外宛に調整したものを急ぎ作成してメールで共有した。

しかしこのメールループにも10人くらいいるのに、誰も会議プレゼン資料ダブルチェックしてないんかい

この会議大丈夫かなと思いつつ、念のため少し早めに会議室に行くと、若手の社員がおろおろしてて、聞くと普段使わない会議室なので資料投影方法とかマイク使用方法とかが分からないという。そんなこと事前に調べておけよと思ったけど、さすがに言えず、システム担当の人を呼んだりして、結局会議が始まったのは定刻を20分過ぎた頃合いだった。

他社の人も呼んでいるのに、このグダグダぶりは恥ずかし過ぎた。

会議が始まってからも、誰が会議を仕切るのか決めていなかったっぽく、司会や進め方を決めるのに一悶着、ウェブ参加の人もいるのに資料を事前共有していなかったとのことで急遽メールで送ったりしていた。

会議目的は、プロジェクト関係者が一堂に会して直接意見を述べあって調整することで、協議にかかる時間を短縮するというものだったんだけど、うちの担当者意見を聞かれてもふんわりとした回答しかしておらず、これで本当に時間が短縮できるのか、ハラハラした。

会議は2時間かかった。わたしオブザーバーなので、意見を聞かれたときコメントするよう頼まれていたが、最後に「何かありますか?」と聞かれたのみで、わたし関係する論点協議対象にならず、実質的発言ゼロだった。

うーん。このグダグダ進行とふんわり回答はうちの部署だったら絶対に許さない。他部署のことだから黙って参加してたけど、わたし半休諦める必要あったのか?

忙しい部署からこんなにグダグダになってしまうのか、グダグダから深夜残業せざるを得なくなっているのか。増田後者無駄残業してるんじゃないかちょっと疑っている。

2023-09-05

とある競技自称世界大会に行ってきた

自称と書いたのは、あれを世界大会だとは思いたくないから。

世界大会だと思いたくない理由は、準備不足とコンプライアンス問題から

世界大会だったはずなのに、アナウンス・表示がほぼ全部日本語

いや、時々思い出したように片言の英語を話すこともあったけれど、本人が無自覚日本語を混ぜているから、外国から来た選手がわかったかは謎。

競技会場の分け方も法則性が全く見いだせないので、うっかり聞き逃すとそれだけで競技に参加できなくなるという罠。

40回以上やっている大会のはずなのに毎回ありそうな問題対処するために10分以上競技を停止。

開会式では会長の顔はばっちりアップで写せて会場の大画面に投影できているが、外国代表を一人一人紹介した割に、最後の方とかちゃんと写せてない。

...いや、入場はぴったり停止位置が合うように意味不明なくらい長時間練習させてたな。その情熱があるなら開会式リハーサルをすればいいのにって思う。

コンプライアンス的に危ないと思うのは、「日本人は〇〇」みたいなことを公式アナウンス連呼する所。

今時外国人が社員としている会社普通だと思うので、こういう発言一般企業だとコンプライアンス的に完全にアウトだと思う。

会長挨拶も全く準備せずに思い付きで話をしている感じがすごかったのだが、国際問題に発展しかねないことをいつ言うかのドキドキ感が半端なかった。

まあ、何の話をしているのかわかったあなたもご愁傷さまでした。参加人数のわりに会場狭すぎで、多頭崩壊現場ですかって感じだったよね。

2023-09-04

anond:20230904173131

そういうフ女子ってそんなあさましいことしたり神聖視してるはずのキャラ自分の汚い感情投影したりなんでできるの?

って思う

2023-09-02

anond:20230902190234

そんなことないよ

自分の方が上等なもの見方をしてると思ってるかも知れないけど

映像である以上演出を見に行くのも立派な映画見方

実際、ジブリ世界最高峰アニメーション技術による表現だしね

絵の連続感情を動かせる職人芸を見るのが頭空っぽもの見方なのか?

商業映画ストーリーなんて求めるくらいなら小説よめって話

脚本読めばわかるけど、映像作品って基本的人物内面セリフ小道具で匂わせるくらいしかできない

それを考察とか言って自分自意識投影していきってるやつがお前みたいなやつ

で、俺の感覚だと小説は読めないけどストーリー語りたいってやつが映画ストーリーを語りたがる

アニメーション可愛いとか怖いって、自分感情に素直に映像を楽しめてるってことだよ

エリート中年会社員転職して窓際社員になるまでの6ヶ月

異動した会社員がしんどかった記事を読んで思い出した。

数年前に弊社新規事業部門管理職入社してきた時の話。

入社

誰もが知る外資IT企業マーケティング責任者で、弊社では新規プロダクトの営業戦略を任せるとのこと。

その前は大手広告代理店でも20年近く働いていたそうで、コネクションにも期待されて社長が呼んできたらしい。

ちなみに俺はその事業部の数値管理をする管理職なので給与もわかっているが、低年収の弊社にしては破格のオファーだった。

入社挨拶したときの印象としては、人当たりがよく物腰の柔らかな方だな、というところだ。

しか入社2ヶ月目から「ん?」と感じることが増えてきて、3ヶ月が経過したころには「この人ダメなんじゃないか」が事業部全体の共通理解となっていた。


ダメなところ

単純に実務能力が圧倒的に低いのである

一応2名の20社員が部下についたが、事務周りのフォローがメインであり経営層への報告・提案資料を作るのは荷が重い。

前職では優秀な部下に指示すればいい、という考えで何とかなってきたのだろうが

JTCである弊社はそこまで人材豊富ではなく分業制も機能していない。

資料が作れない

「◯◯業界向けの商品を作りましょう」といきなり口頭で提案してくる。

じゃあ簡単事業計画を作ってください、と依頼して2週間後、会議に30枚くらいの資料(カラーコピー人数分)を持ってきた。

びっしり文字が書かれているが、よく読んでみるとChatGPTに「◯◯業界とは何ですか」と聞いた回答のコピペで、資料の7割は競合企業HPスクショだった。

最後は「これで売上1000億を目指します!」で終わっている。

これでは何も判断できないので少なくとも利益計画スケジュールについて追記して再提出してください(あと次回から投影だけで印刷不要です)、と伝えたが

「やっぱそうですよね!これからやろうと思ってたんです!!」とのこと。ちなみにこのセリフは今後も何度も聞くことになる。以降ヤッパ氏とする。

会議後に事業トップから事前に資料レビューしてあげて、と俺に指示があったため、資料を見せてもらうことにしたが

以下のようにまともな社会人として出せるレベルのものではなかった。



初めのうちはこうしたらどうか、この観点が抜けているのでは、と改善案提示していたが

そのたびに「やっぱそうですよね!」と言われるとだんだん腹が立ってくるので、

1ヶ月経過した頃にはこちからアドバイスはせず

「これを書いて読み手に何を伝えたいのですか」「前ページと矛盾した言葉になってますがどちらが正しいのですか」と質問するだけにした。

また、ヤッパ氏の悪癖として話が長い、ということがある。

ちょっといいですか?と声をかけてきて1時間平気で話し続けてきたりする。しかメモはとらない。

俺はそれなりな立場にいるので「忙しいので15分にしてください」と言えるが

若手社員が捕まって2時間くらい雑談につきあわされている、という話をその後何度も聞くようになった。

業界理解をしない

一般的に異業界への転職は覚えることが多く、特に弊社の新規事業ハイプサイクル前半の業界なので

オフチョベットしたテフをマブガッドしてリットにします」みたいに聞こえるだろうな、と思い

読んでおくといい記事過去資料などを紹介しておいた。

しかしいつまで経っても素人みたいな勘違いが続く。

社内のteamsに定期的に配信している記事も、同じ単語を使っているがまるで別のビジネスだったりすることが多い。

外資出身なので海外事例のレポートを要約してもらったりもしていたが

技術がわかっていれば明らかにおかしいと思われる文章がたびたび混在し、その度に原文を読みにいかなければならず、結局機械翻訳を使うことにした。

勉強がてら社外イベントに行きたい、というヤッパ氏の希望にも応え遠方のイベントにも頻繁に行ってもらったが

出張報告では誰々の有名人がいた、ニュースにもなっていた、という話ばかりで自社に関係がある情報かという観点はほぼなかった。

イベント資料をもらった会社面白かったので今度訪問してもらうことになった、とのことでその会社を調べてみたが明らかに弊社とは相性が悪そうだった。

(例えるならガソリンしか作ってない弊社と、EV車用のエンジンをつくってるベンチャーみたいな感じ)

弊社のプロダクトに活用できないと思いますけど、先方はわかってますか?と聞いたが

「やっぱそうですよね!ちゃんと伝えておきます」とのことで一抹の不安はあったが会議に同席した。

当日先方のプレゼンを聞いても、どうしても弊社で活用できるイメージはない。

一通り聞いたあとで「弊社はこういうビジネスなのですが、そういった企業向けのプランはありますか?」と質問したときの「え・・・?」と引きつった顔は忘れられない。

片道2時間かけて来ていただいたのに申し訳ないことをした。会議以降その会社からの連絡は来ていないらしい。

案件が取れない

大手広告代理店出身ということで大企業にも知り合いが多いらしく、「あの会社責任者なら知ってますよ、声かけましょうか?」とアポをとってきてくれるのはカッコよかった。

20年前くらいにドラマのいい役やってた芸能人なんかを会社に連れてきたこともあった。

しかアポレポートを読むうちに、連れてくる人は3パターンに分けられることに気づいた。

(1)先輩後輩の関係で仕方なく来る人

(2)イベント知り合って弊社の他事業目当てで来る人

(3)ただ喋りたい人

 →(3)が半数以上であることが意外だった。

  世の中の大手企業にはなんたら部長という役職は持っているものの実質一人部署で、知り合いの会社を回ってそのまま会食へ行くというポストが割とあるようだ。

  1度だけ同席したが、会議中は「あのときの同期は何してる」「この人は昔こういう仕事をしてて、、」という話が延々と続くので、以降顔合わせを頼まれた際も断ることにした。

また、上記の中でも一応は真摯に向き合ってくれる企業もあるので、こちからRFP作成する必要も出てくるのだが

ヤッパ氏の実務能力の低さから、若手社員がそのフォローに入る(ヤッパ氏的には相談しているということだが若手は断れない)ことになり

通常業務に支障をきたすことが増えた。「発注書をもらうまでは一人でやること」というルールになった。


その後

ヤッパ氏が引っ張ってきた案件はその後結実することはなかった。

6ヶ月目目からマネージャー会議には呼ばれるものの、発言もほぼなく、たまに会った他社との商談(雑談)報告をするだけとなり、

1年経たずに退職することになった。

最後の方では事業トップとの1on1ではかなり厳しいことを言われていたらしい。

外回りがないときは休憩室にいることが増え、他部署新人雑談に付き合わせて上司から苦情が来たらしい。

ヤッパ氏についた部下2名は仕事が減って暇になったタイミングで俺の部署仕事を手伝ってもらいそのまま引き受けることになった。

本人としては「もっと裁量があれば話は進められるのにマイクロマネジメントをされた」と考えているかもしれない。

正直このレベル役職であれば我々も「結果さえ出ればやり方は任せる」としたいが、

新規事業とはいえ弊社はキャッシュが潤沢にあるわけではなく、よくわからないけど投資して失敗しました、だとガバナンスを疑われる。

からこそ、周囲を納得させるためのロジックが最低限欲しいのだが、それが出てくることはなかった。

ヤッパ氏は悪い人ではないし、優秀な部下がいれば活躍できた可能性もあるので、単なる採用ミスマッチとも言える。

弊社の他部門でも実務能力が同じくらい低い管理職が率いていながら何とかなっているところもある。

前職にいれば安泰だったのに、弊社に来たがゆえにヤッパ氏のキャリアプライベート悪化したとなれば悲しい話だ。

しかし仮に退職したとしても持ち前のコネとノリでいい会社転職できた気はする。名前エゴサしてみたが見つからなかった。

どんな会社が引き受けることになったかは分からないが、皆さんの会社にヤッパ氏が来たときは暖かく迎えてほしい。




なお、ヤッパ氏の性別をあえて書いていないことに気づいた人はジェンダーバイアスがない良い人だ。

2023-08-31

anond:20230831181514

これが一番納得した

https://twitter.com/usamimn/status/1694773230157144114

暇空が本当に恐れているのは、自分が場をコントロールできないこと、コントロールできない場に出ていくこと。

そういった場に身を晒すことが暇空にとっては「身の危険」として感得されるのだろう。

また、言論を以ては説得できない、合理性を示せないことの否認として非合理性暴力性を相手投影する。

もちろん、自分は「巨悪と闘う」「闇を暴く」重要人物であるという誇大妄想故でもあるのだろうし、

あいつらは何をするかわからない」という印象誘導でもあるのだけど、自分が誂えた場じゃないと出られないというのが一番であるように思うし、

視線に晒され挙動身体サインを見られるのも嫌なはずだ。

2023-08-30

自己投影で不満を解消したがる人達

僕は中国不況への怒りを福島の例の社会問題で発散させる人たちに対する既視感がある。

一部の中国SNSキッズの愚行を見て韓流への風評加害を振りまいていた2010年代日本ネトウヨを思い出した。

どの時代にも追いつめられると愚行で憤怒を発散させる馬鹿者というものがでてくるんだよな。

2023-08-29

anond:20230829123333

何も頑張ってない人が自己投影して自分も頑張った気になるために必要イベントやで

anond:20230807205032

モブ一葉と二葉のこの登場の仕方はもう人魚食った同然の演出やんけ~~~うわーーちいかわのストーリーテラーまじで面白い

勝手にちいかわとハチワレの関係投影してこっそり活躍応援してたモブ2匹がよりによって……最高じゃん興奮してきた

2023-08-26

anond:20230826031023

こいつは上から目線から本当は無能なのかもしれないって?こりゃまた惨めな文章だなぁ

それを言うならお前は粗探しさえ出来てない無能だろ?

自分コンプ他人投影するのはやめて、自分人生を生きなさい

2023-08-25

腐女子不毛バトル受けて立つぜ【追記

例のブログにめちゃくちゃ腹立ったので勢いで書く。

不審な点はいくつもある。

まず腐女子はこういう揉めそうなことで作品タイトルやカプ名を出さない。

何故ならその界隈と原作迷惑をかけかねないからだ。

あのブログの内容、「ABが好きだったけどACの方が凄い関係だったからABに萌えられなくなった」としても十分通じる。

それなのになぜわざわざカプ名を出したのか?

二つ目はてブロ記事が一つしかない。

いつも使ってるブログに書くならまだわかる。しかし筆者はこの記事しか書いていない。匿名書き捨てのノリ。おそらく腐女子の間では眉を顰められる内容であることをわかっている。あるいはそもそも本来立場とは違う人格を作っている。

三つ目。よりによってはてブロを選ぶ。

カプ名を明かしたのは、『二次創作界隈に慣れていない若い腐女子から』で説明がつくかもしれない。でもそういう人がわざわざ新規はてブロを開設して記事書くか?

ツイッターとかで「AB思ってたんと違ったわー」って呟いて終わりだよ(なお表記がめんどくさいのでこの記事ではXのことをツイッターと呼びます)。

あるいは伏せったーとかを使うこともあるかも。

でも腐女子の中ではてブロ一般的媒体ではない。

少なくともカプの話をするときに選ばれない。

一般拡散する危険性が高いからだ。

じゃあなんではてブロにしたのか? 一般拡散させたかたからでしょ?

四つ目(追記) AB界隈が萌えてるエピを書かないのにAC界隈で萌えてるエピを書いている。

自明のことだから書かなかったんだけど、今気づいた。外野の人たち、例のブログの「AB要素は原作になくそれどころかACだった」を真に受けてるんだね。

あのね、ABはちゃんとカプにできるぐらいの関係性はあります(もちろんこれは=カプであるという意味ではない)。

基本的にうざったがられるAのノリをBは楽しそうに受け止めるし、性格に難があって慕われないAのことを素直に慕っている。

・Aはわざわざ遠方まで行って頼れる人物にBのことを頼んでいる。

・Bが死んでいるとされていた間Aが地下室に二か月匿い、その間にBがAに鍋を振る舞うこともあった。

かにも沢山あるけど、AB好きならこの三つは萌えてる人が多い。二次創作にもよく出てくる。

でも元記事に書いてあったABの話はへそのごまを吸った?のみ。そんなの見たことないぞ。まぁもしかしたらどこかにはあるのかもしれないがあっても一作品でしょ。当然原作には出てこない。「AB二次はAを変態化させる」って思わせようとしてない?

二次創作原作と違うことはよくあるけど、ABへの認識が薄すぎてこの人本当にAB読んでたのか?という疑念がわく。

で、長々と書かれるACAへの萌えどころ。

ACAの宣伝じゃん。


以上の事から、私はあの記事は「AB好きだったのに原作読んだらACだったのでがっかりした人」を装っているACの人が書いたものだと推測する。

いやだってめっちゃ覚えがあるんだよACAの人いつもそういうこと言ってるから

原作読んだらACAにしかならない」「ABやADの人って二次創作しか読んでないでしょ?」「ABは自己投影

要は、ACA以外は原作無視にわかだって言いたいわけ。

あの記事ACAの人にとって都合がよすぎる。案の定記事に対する反応で「原作ACAだから当然」という得意げなツイートが多数見られた。

しかも極めつけはこれ。

私は違うジャンル活動することにする。

AとCの関係性に嫉妬するのは疲れるので。(原文ではACの伏せなし)


これが言いたかっただけだろお前!!!

ツイッターで何百回となく見たわ「ACAが公式でごめんね」「他カプの人って悲しくならないのかな?」「ACA嫉妬されちゃう

マウント取らなきゃ生きてけないんですか?

みんな自カプが一番だから他カプのことなんか見てないの! A攻めカプはほかにもあるけど、その人たちは普通に自カプ内で萌えてるから普段まったく意識に上らないしなんとも思いません。たまたま見かけたらそっとブロックして離れます相互不可侵。そういうものでしょ。

ACAだけだよ、こんなに他カプ下げつつ自カプ公式主張するの。

これだけ規模が大きいジャンルからどのカプにも変な人数人はいるけど、ACAのヤバい人の数は群を抜いてる。

公式タグつけてACAプレゼンするし、本誌感想タグつけてACA妄想書くし(まったくCが出てこず関係ない回でも!)、公式で明確に恋人であるカプのイメソンを「これはACAのことを歌ってる」って言いだすし(あまりにこれを言う人が多かったためサジェストが『イメソンタイトル ACA』になった)。

何が怖いってこういうツイートが万バズするんだよ。普通腐女子公式混同するようなツイを見たら「あ、ヤバい人だ……」って近づかないんだけど、ACAの人は自カプ公式と思い込んでるから公式タグつけたりキャラフルネーム妄想書くことに何の違和感もなく、それはもう拡散される。

ACAが恋愛関係じゃないってことにするならクイアベイティングだとか主張してる人までいた(クイアベイティングとは、同性愛をほのめかして世間の注目を集める手法。つまり原作ACAが同性愛関係にあることを匂わせており、もし本当は恋愛関係じゃないなら読者を騙して釣ったのだという意味)。

しっかりして! 公式親友しか言ってませんよ! 二人はキスハグもしてないし好きだとすら言ってません! CはAの強さに追いつけないことを思い知ったあと離反しテロリストになったけど、Aは追いすがらず十年放置だし再会したときもあっさりしたやりとりに終始しました! もちろん二人特有の絆はあってそれにエモを見出すのは勝手だけど恋愛関係だと断言するのはさすがに妄言です!

個人的気持ちを言うと、お互い相手より大事ものがあって道を違えたって時点でカプにしようがない。

私も本当はこんな野暮なことは言いたくないけど、もうずっとACAにマウント取られてるので疲れてしまったのだ。

ACAが成立しない理由もABが成立する理由ももっと語れるよ。でもそれやり始めたらきりがないでしょ。腐女子大戦争だよ。だから他カプにマウントとるのをやめてくれ。


いいですか、公式恋愛関係を明言されていないカプは等しく幻想です。

「でもこんなのどう考えても特別な二人じゃん」それはみんな思ってます

あなたがその二人を特別かつ恋愛に発展する関係だと感じたのは、あなた主観です。

自他の区別をつけてください。

自カプ内だけで楽しく盛り上がってください。

以上!



追記

はてなブログのことをはてブって言うものだと思ってたけど(なんか誰かがそう書いてたのをみかけたような)、ブックマークと紛らわしいかはてブロに直します。

>>拡散させたいなら捨てアカはてブロに書くよりは増田ツイッターに書いた方がマシだし実際長期間放置されてたので、少なくとも真剣にバズを狙った記事では無いと思っている。

増田はてブロ、どっちが拡散力があるのか私にはわからない。

でも少なくともあの記事は書かれた当時も今もACAの人がツイッター引用してABへのマウントに使ってたんだよ。

今回はACAの人が引用→苦言を呈されて消す→腐女子じゃない人が引用してバズる、の流れ。

そのツイートへの反応見たら、ABや腐女子馬鹿にされてるのがわかる。

腐女子普通カプ名出してお気持ちしないのはこうなることが予測できるからだよ。

外野にとっては「原作読まないで二次創作とかおもしれーw」「〇〇って作品腐女子がいっぱいついてるのか」「これだから腐女子キモい」だし、腐女子界隈でも「原作読まない人がABにはまるんだ……」「AB好きな人が諦めるなんてACAって凄いカプなんだな」になる。

好きなものおもしろおかし馬鹿にされるのは辛い。

当たり前だけどABだって原作好きで読み込んでて解釈煮詰めてる人が大半だよ。でも「原作の要素を膨らませてカプになる可能性を描く」ことと、「原作の二人はカプだって言う」ことは全然違うことだってわかってるから、違う解釈の他カプを貶めたりしない。

二次創作ってそういうものじゃん。

ACAの人が自カプを上げるために名指しで攻撃してくるのは今に始まったことじゃなくて、何年も我慢してたけど本当にやりきれなくなっちゃったから書いた。

ABの人は大人からちょっとぼかして愚痴るぐらいで済ませてて良かったね。数はABの方が多いのわかってる? ACAが一番多いかと思った~ってジャンル外の人が言うのは、あなたがたが「ACAは公式カプだから検索避けなんかしなくていい」って謎の思考作品名もキャラ名もそのままに腐妄想書くからだよ?

本当に自カプ燃料が十分で自カプだけで満足できるなら、他カプマウントイメソン奪略もしなくて大丈夫だよね?

自カプに自信持って。そしてもう関わってこないで。

https://anond.hatelabo.jp/20230824235929

なんとかい左翼報道カメラマン大御所みたいなやつが最近レイプ常習バレたり

学生運動過激派の中でも女はモノ扱いされてきた、自称リベラルこそ空気みたいにアナクロマッチョイズムを身体化してる問題は散発的にはずっと告発されてきた。

まあ外部から見ればそりゃそうだろうねという話なんだけど。世直しヒーローのつもりの思い上がった独善家なんだから組織の下っ端の女なんか当然備品扱いするわな。

左翼性奴隷奴隷うっせえのも己の投影だったりするわけよ。

で、当の左翼ジジイ自己批判するわけないのも当然として、上のチズコみたいな左翼フェミ勢が党派性からそこは見て見ぬふりしてきた歴史はもう今更言い訳しようがない

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