はてなキーワード: 学部とは
正確には大学受験で物理・化学・生物・地学などの理科目を勉強しない人達だけど
そういう人達が数学に関心が薄い傾向があるのは仕方ないと思う。
確かに理科目を受験の科目として殆ど勉強しなくても大学入試で二次試験でも数学の試験をやる人達はいる。
しかしそのような人達にとって数学というのはあくまで数学単体で完結してしまっている。
一方で理科目は数学をかなり使っていて受験でそれが要求される人にとって
数学が応用される科目でもある状況と比べるとぜんぜん違う。
理科目以外では例えば地理などで要求される数学なんて僅かだし他の科目はもっと少ない。
だから理科目を勉強しない人達にとって数学のウェイトが小さいのは仕方ないとも思う…
これで大学に入ったら経済学で微積分だの線形代数だのひっきりなしに要求されるんだよな…
だからといって経済学部を目指してる高校生が数3数Cレベルの微積分やってるのを大学に評価する余裕はない
代数関数の積分に三角関数が出てくるのを当たり前に知ってる人達はAO入試とかで若干受け入れるしかない
高校で金融に関する教育を受けたとして、大学で金融系の学部受けるならまだしも
「高校生は受験科目しか勉強しないから大学受験での金融の割合増やしたりしないのか?」って議員が財務金融委員会で言ってるのが理解できない。
高校で学んだことも碌に覚えてない奴が大学受験のためだけに金融勉強したって、大学卒業まで覚えてるわけないだろ。
大学で学んだことだって碌に覚えてねーやつ腐るほどいるんだから、受験科目の金融の割合増やしたり大学の一般教養で金融を学んだりしたって無駄だよ。
貴方が来ている服や洗剤諸々に使われている合成染料などは動物で毒性を調べています。大量の動物が死にます(1実験に最低50匹程度使う)
貴方が風邪をひいた時に使う医薬品には大量の動物を使って安全性を調べています(1医薬品あたり1000匹近い)。
毎日生きているだけで大量の動物の死の上に人間は生きています。一部動物愛護団体は動物実験を無しにしようとか言っていますが、現場にいる人間からすればお笑い種です。なら医薬品なんか使わなきゃいい。
頂かなければ捨てられるから。
安易に摂取しないというのは廃棄に手を貸しているに過ぎません。
さらにもう少しいいましょうか。
植物細胞の死にまで気を使って下さるなら、木造住宅はその植物細胞を切断したまま栄養も与えずに放置し、空気中のわずかな水分で細胞維持させ続けている拷問と受け取ってよいでしょう。
小さな命というなら菌もそうですね。手を洗えば大量の表皮ブドウ球菌が死にます
それは自分で命を奪った経験が少なかったり、死の現場に立ち会わないからです。
申し遅れましたが、私は医療系大学院博士2年の学生です。当然ですが動物実験も学部生時代から散々やってきましたし、ある医薬品の開発の土台になる実験をやってました。現在も菌及び動物を使った実験を続けていますし、学部は出てるので臨床現場にも携わっています。
はっきり言いますが、相談者さんのような考え方は命の本質を見ようとしない人間の甘えと自己憐憫と自己満足のカクテルです。
日々の生活で命を奪わないなんてことはできない。人間の生活は身近にあるだけでも1日数百数千という命の上に存在しているのです。
我々にできることは、できる限り無駄にしないこと。
ベジタリアンなんかは勘違いの頂点で、動物を殺さないという主義なら良い。
でも、ベジタリアンが栄養失調になって運ばれてきた使う医薬品は大量の動物の死の上に築かれたものなんですよ。彼らが栄養失調になるから用意しとかなきゃいけないなんて国もあるくらい。
有休だし世間での知財への関心が(一時的に)高まっているし、せっかくだし書いてみる。
ただ知財業界は案外狭く、ちょっとした事で身バレする可能性も孕んでるので、増田は過去に特許事務所で勤務していた者、ぐらいで済ませたい。
言うても匿名増田でそれを証明する方法もないので、怪文書やチラシぐらいに読んでくれればそれでよい。
※一般論として話をしているので、例の代理人特許事務所がこうであるという意味では決してないのでご注意。
知財権の出願権利化で出願人が支払う金額は多額になるが、それが全部弁理士の手元に残る訳ではなく、
出願人が支払う金額の中には、【特許庁に納める費用+代理人手数料(+外国案件であれば現地代理人のフィー等)】が含まれる。
ざっくりというと、この「代理人手数料」が特許事務所としての主な収入になる。
資格を用いて独占業務である「出願人の代理」という専門的なサービスを提供する対価であり、
慈善事業ではないので、これを頂かないことにはビジネスとして成立しない。
(現在は共通の料金表みたいなものは廃止されているので、『特許事務所 料金』とかでググっていろいろ見て欲しい。事務所によって幅がある。)
という流れがあり、それぞれの段階で代理人手数料・成功謝金をクライアントからいただく。
また成立した権利の更新維持業務は、定期的にお金が入ってくる大事な領域であり、
特許事務所のビジネスは、フロービジネスでもあるがストックビジネスでもある。
(訴訟をガンガン受任したりコンサルティング業務や顧問契約を結んだりしてるとまた違うが、その点は今回は触れない)
そして特定のクライアントの案件を受任すると、企業としては関連する案件を同じところにお願いしようとするインセンティブが働くので
安定して経営している事務所は出願件数の多い大企業や、安定して仕事をくれる企業をクライアントとして抱えていることが多い。
あくまで個人の印象なので、「違う」という人はいくらでもいるだろうが、
商標業務のキツいところは、価格競争に晒されやすいというところだ。
特許であれば化学、機械、電気電子、通信…といった各分野の事業会社・アカデミア等で研究開発実務をやっていた人が転身することが多く、
意匠であれば美術・デザイン系のバックグラウンドを持った人が適正があるとされる。
(現に、特許庁の意匠審査官は美大・芸大や工業デザインの学部等から主に採用される)
一方で、商標の場合は(ディスる意図はないが)今別に炎上している中卒弁理士(本当かどうかは知らん)を自称する人のように
何か学問的なバックグラウンドが必要かというと、必ずしもそうではない。
https://www.jpaa.or.jp/patent-attorney/howto/
そのため「特定の業界に精通している」や「サブカルに強い」などの属性や業界知識等で勝負はあるが、
基本的に弁理士の専門性によって差別化をすることが比較的難しく、
また手続の難易度的に(質は別として)やろうと思えば出願人自身で手続できないこともないので
十分なコネクションを持っている大手・中堅以外の、特に新興事務所では価格競争に走る者が増えているのが現状。
(もちろん、日本屈指の高難度の弁理士試験に合格することで法律知識は担保されているし、
豊富な業務経験・実績を積んでいる弁理士・特許事務所に対しては当然ながら引き合いは多い)
加えて、商標業務は案件1件あたりで頂けるフィーが特許に比べて全体的に少ない。
最近はネットのHPや検索広告からの流入で新興事務所でも仕事を取りにいける環境があるが、
そういった事務所の広告では「成果報酬制」や「格安」等の宣伝文句が目立つ。
ということは、特許より単価の低い商標で利益を上げるには多くの案件をこなしていく必要があり、
皆さんがイメージするような一つ一つの案件をじっくり、といった対応は難しい環境にある。
「もっとじっくり調べろよボケ」「ググった程度で判断してんじゃねえよカス」という意見はもっともだが、
先行登録商標の調査等もあり、周知性の判断根拠を探すだけにそれほど時間をかけている訳にもいかないし、
下記でも書くが本件は周知性がないと判断されてしまっても仕方ない事情もある。
(「識別力のない商標」など、拒絶理由で打てるものはあるとは思うけど…)
特許庁も代理人もみんな違う人間なので、森羅万象に詳しいことを要求するのは酷だし、
ある一定レベル以上のことに関しては出願人クライアントの意見を信じるしかない部分もある。
そのために業界特有の特殊事情などは「情報提供制度/公告・異議申立制度」で汲み取る制度になっているのだから。
結論:「ゆっくり茶番劇」の件に関しては、代理人や特許庁を責めないでほしい。
リリースを見る限りは通常の業務で要求される注意を払って代理されていたと感じる。
これも誤解が多く出回っているので、ここで併せて説明しておきたい。
周知性というのも、一般の皆さんがイメージしているレベルよりかなり高いレベルが求められる。
(例えば東京のお店が売ってる物の名前であったら、単一市町村内でも単一都道府県内だけでもなく、
インターネット社会になってそういった部分の考え方が複雑にはなっているが、
いずれにしても1つのコンテンツコミュニティの中で有名であっただけでは十分に周知と言えるかというと苦しい。
また、実際に証明する際も、商品販売の実績やパンフレット配布数、広告宣伝実績、テレビ露出度、
場合によっては需要者へのアンケート(野良署名活動じゃなく、出願人が主張したい内容と合うように作成したもの)等も駆使して、
いかに幅広い需要者(消費者だけでなく取引者も含む)の間で幅広く認知されていたかを立証する(ただ、それでも認められない事が本当に多い…)ので、
数万件程度の検索ヒット数や関連動画の再生数だけで周知性を主張することはほぼ不可能といえる。
『どれだけ検索でヒットしたり動画が回っていたとしても、結局限られた属性と人数しか知らないのであればそれは周知と呼べない』
これだけだったら正直、文系ならTOEICの勉強して適当にサークル活動してれば良いだけの話。大学で学部生へのライティング指導してるんだけど、最近の男子学部生は就職とかを度外視したアカデミックな学習に抵抗がないというか、寧ろ貪欲に勉強しようとしてる感がある。文理問わず。
最近「若い女子の知能が上がってて、若い男の知能が下がってる」「男はすぐにドロップアウトする」みたいな意見や記事を見にするんだけどそれって本当?
私はそうは思えない。大学の授業前に教室にいても私含め女子グループはインスタ見ながらバイトの話、ドラマの話、サークルの話しかしてないんだけど、男子は事前課題の確認してたり教科書読んだりしてる。グループワークとかしても、女子は「全然わかんない」、「難しいよね」みたいな枕詞からグループワークが始まるんだけど、男子たちは事前課題はもちろん課題になってない参考文献まで図書館で借りて読んでてびっくりする。あと普通に政治問題とか国際問題の基礎知識というか前提知識みたいなのが頭に入ってるんだよね。だから先生の突然の質問にもすぐにある程度の回答ができるし。私とか女友達は突然質問されても「う〜ん、、、」って言って考えるふりして別の人が指されるの待っちゃう。
早稲田本キャンの下位学部のですらこんな感じなんだから、東大とか旧帝なんてもっと男女の知能格差というか学習意欲格差出てると思ってた。だから「男子の低知能化が起こってる」「女子の知能は上がってる」って言葉がいまいち信用できない。
それなりに真面目に生きてきた、と思う
融通が効かない性格と言えるかもしれない
小中高と「将来のために、将来楽に暮らせるように、今努力しよう」と頑張ってきた
だけど、志望した学部には入れなかった
それでも、堅実に生きていこうと大学に進学した
大学にはさまざまな人がいた
みんなすごく楽しそうに生きていた
そんな人たちと関わっていくうちに、私はふと気づいてしまった
「将来のために将来のためにって、いつまで努力しなきゃならないの?」って
やりたいことも遊びたい気持ちも抑えて努力してきたけど、結局夢は破れてしまったし
「将来のために」といって今を犠牲にすることに、どれだけの価値があるのか、私には分からなくなってしまった
極め付けはクラスメイトの死だった
私が大学に入ってしばらくした後、高校のクラスメイトが亡くなった
私よりも真面目で能力があって、周りからの人望がある可愛い女の子だった
なんかそれで、どうでも良くなってしまった
報われる確証なんてないのに
今やりたいことを我慢してまで「将来のために」と頑張ることが出来なくなった
社会人になった今は、ほどほどに生きてる
無理のない範囲で、ほどほどに
多分、子供の頃の私が見たら、めちゃくちゃ怒ると思う
「こんなのになるために頑張ってるんじゃない!」って
・客が普通に食ってんのに夫婦同士(店長と店員)がくだらない喧嘩始める(しかも個人店ではなくフランチャイズのチェーン)
・小学校で女子生徒に冗談めかして抱きつく男性教師、男子生徒の局部を(なぜか手の甲で)触る女子教師
・淫行で逮捕されて懲戒免職食らった教師がほとぼり冷めたあとによその学校へ再就職してその後教頭に昇進(しかも公立学校での話)
・高校の運動部で血出るまで、怪我するまで部員を殴る蹴るする指導者が当たり前にいた
・(やった側、やられた側を合わせると)カツアゲ経験率の驚異的な高さ
・課のみんなで風俗旅行(気合入ってるとタイに遠征して幼女買いに行く)
・薄給でいいからとにかく休みが多くて残業少ない仕事に就きたいという価値観がキチガイ扱い
・飲食店のレベルが今じゃ考えられないほど軒並み低く、完食不能なレベルにマズイ飲食店すらそこかしこにあったので外食がギャンブル
・深夜番組でオッパイ平気で出るし発売予定のAVの紹介なんかもしてた(ドラマGTOなんかでは作中でAV流れるシーンもあった)
・精神病院や障害者施設で生きるか死ぬかの虐待が平気で繰り返されてた(そういう闇を題材にした『聖者の行進』というドラマがあり、虐待描写が酷すぎて抗議が殺到したらしいが、現実の事件はこれより全然酷かったという)。
また、精神疾患起因の妄想ではなく、健康にも関わらず陰謀によって精神病院に強制連行され薬漬け&軟禁で人生終了させられた人がマジでたくさんいた。
・反社と強い関わりがある、のではなく反社そのもののベンチャー企業でも上場できた
・過激派の内ゲバでまだ死人が出てたし、革マル系サークルに住み着いた部外者の排除に踏み切った大学学部長が自宅から出た瞬間に角材で滅多打ちにされる事件なんかも
・一般人が被害者の凶悪殺人事件が起きたら芸能レポーターや取材陣が平気で葬式に押しかけてその時撮った映像を夕方のニュースで10分くらい流す
・都心まで20分かつ駅近の下町や湾岸エリアの宅地と、都心まで80分かつ駅徒歩20分の新興住宅地の坪単価が同じだったりした
徳島文理からスタンフォード行った子が結局親金じゃないかと言われてることに関してツイッターを眺めていた。そしたらこういうツイート(メモ画像なので検索しても出ない)を見つけた。
『人口1000人の村の子の「四国からスタンフォード行った人テレビで見て僕も交換留学行ってみようと思って!」という言葉を聞いたことがある身としては、彼女を持ち上げていた社会はきっと間違いじゃなかったと思っています。』
これを見てうっかり過去の記憶が開いてしまったので、思い出し自分語りをする。先に言っておくがオチはない。
小学生の時に、私は親の都合で地方都市から学年人数1桁の小さな集落の小学校に転入して、1年で元の街に戻った。計画的な滞在であり、長いキャンプのような経験だった。私は自閉傾向があり対人関係に失敗していることにも気づかない有様だったが、勉強で苦労したことはなかった。1桁人数の同級生の中で、私は「街から来た頭のいい変な子」であったのだろう。
記憶にはないが、私は当時既に進学のイメージを持っていたはずだ。街の家から自転車通学範囲に父の通っていた中学、高校があり、大学も近くにあった。
一方で転入した集落は中学校がある村の中心部から遠く、村には高校がないため隣の市にある高校に通うことになる。そこの大学進学率は高くない。県庁所在地の進学校は遠い。長時間通学か下宿になるだろう。
このような条件のため、村の多くの親にとって進学先は隣市の高校で、そのまま就職するか、専門学校に行くか、頭が良ければそこから地元国立に進学する、場合によってはより上位国立を狙い県外に行く子もいるだろう、というイメージだった。
さて私の同級生には集落育ちで頭のいい子がいた。Aくんとしよう。Aくんは街から来た子と話しているうちに、中学から受験をして勉強する人たちの存在を知ってしまった。受験をする気がなかった私がなぜそんな話をしたかは記憶にない。
ここからは私が親から聞いた話で、聞いたのは街に帰る季節だった。そのできごとがいつ発生したのかは不明だ。
Aくんは街にしかない中高一貫校に行きたいと言い出した。Aくんの親は困ってしまった。この希望にかかる経費はA家の計画より大きすぎたのだ。私の親は進学の難しさは勉強の問題だけでないことを私に説明した。責めるニュアンスがあったかどうかは記憶にないが、私の情報が原因であったことは指摘された。少なくとも、街に住める私と生活基盤が集落にしかないAくんの間には格差があること、私のもたらした情報がAくんと家族を苦しめたことは理解できた。私の家とAくんの家の経済状況はあまり変わらなかっただろうと思う。住むところが違うだけで選択肢が狭まるのだ。
知らない方が幸せだったとは思わないが、しかしこの挫折はAくんにどう影響しただろうか。わからずじまいだった。
街に戻った私はそれなりの治安の公立中から、今話題の徳島文理のようないわゆる地方内名門私立の一貫校に高校編入した。私立優位の地域であり、かつてAくんが希望した学校とは別だ。
校則では原付の運転が禁止されていたが、私が滞在した村を含む、公共交通の貧弱な地域に住んでいる生徒は駅までの利用が許可されていた。仮にあの集落からなら、20kmほどの道のりを原付で通い、JRで1時間、さらに乗り換えて学校に着く。私は自転車で30分だ。同級生の中にはさらに遠い地域出身で中学の頃から親と一緒に部屋を借りている子もいた。Aくんが選べず、私には選ぶ必要がなかったルートだ。
高校まではそのように地理条件に恵まれていた私だが、大学進学という全国での比較では、一転恵まれていない方になった。
ここから大阪までは高速バスで5時間強かかる。東京は夜行か飛行機だ。隣県や都市に出てから乗り継がないと行けない地域も多い。地元国立大学はあまり偏差値が高くないので、高校ではもう少し上を目指す子がほとんどだった。メジャー分野なのに県内にない、あっても国公立ではない学部志望者も多かった。
しかし県外進学には多額の費用がかかる。私は幸いにも県外進学ができたが、優秀でも地元国立に進学するケースも多かった。
そういう地域格差はまあ、ネット上でよく語られるとおりである。
私は中学生あたりから持病を発症し、勉強も含め様々なことを人並みにこなすことが難しくなったが、身体が許す範囲で学び、大学に入り就職氷河期の終わりに正社員の職に滑り込むことができた。薬でQOLが改善したのは就職してだいぶ後、ここ数年の話だ。もし就活、大学生、高校生の頃にこの薬があればと思うことがやはりある。
私が下層からの成り上がりをブランディングしたければネタに使えそうな人生を送った中学の同級生もいるが、そんなことに他人の苦労を使うものではない。ただそういう公立中から高校に進学して感じた格差は大きかったし、大学に入ってからの友人は様々な出身地から来ていて、親との関係も健康状態も経済状況も様々だった。観察さえすれば、多様性はいつでも目の前にある。
間違いなく居住地条件でAくんより恵まれていた。これは格差問題を考える時の私のスタート地点だ。一方で都市に住む同い年の子と比べたら、この県にいることは逆境だった。予備校に行く資力はなかったが、私学には通えた。家に借金取りは来なかった。病は珍しい逆境だろう。しかしごまかしながらやっていける知能を持てたことは間違いなく運がよかった。実力も運のうち、全くその通りだ。こんな絡みまくった要素から実力や努力を拾い出すなんて不可能だ。
私の卒業した高校は、経済的な事情で寄付金を原資とした学費減免措置を受ける生徒が多い。私のところにも時々寄付催促の振込用紙が来る。出せるのは雀の涙だ。
後輩達はその高校に入れるだけで十分恵まれていて、彼らへの支援はメリトクラシーに基づいているとも言える。しかし多くの卒業生が何らかの形で都会で得たものを還流する行動は間違いなく県域の底上げに役立っている。いや私は個人主義者なので彼らが共同体を離れ外に行くこと自体を歓迎すべきだ。いや普段の寄付対象であるフードバンクの方がもっと意義がある支援だ、とか、まあいろんなことを考える。
みんなそれぞれの逆境を生きている、と言ってしまうのは安易な相対主義だ。しかしどの逆境にも支援が必要だ。
1つの回答として、私はここ数年、ある種の逆境にある人に対する金銭と時間の集中的な支援をしている。
ノブレスオブリージュは階層社会を気持ちよく生きるためのごまかしにすぎないとも思う。自主的にやらせていては十分な再分配はできない。それでも自分には他人の逆境に対してできることがある。どのような経過を辿ったにせよ、今動く身体があり、さらに職まであることは、今この瞬間そうでない人より恵まれている部分だ。
私がAくんに希望を持たせて傷つけてしまったことに関する身勝手な自己保身の欲求があり、1000人の村の子が希望を持ったという話に勝手に重ねている。
あれからもうずっと少子化傾向を続けた結果、彼らには私達の頃より多くの社会的リソースが割かれるようになっているだろうと信じたい。
タイトルは最後まで書いた後に決めろ、と小学校の作文で教わったような気がする。私は文章を書くと最終的に何が書きたいのかわからなくなってしまうことが多く、予防としてタイトルを先に決めて書くことにしているのだが、こういう増田では徒然なるままに書いてみてもいいかもしれない。
そこそこ勉強して医学部に入った。高校の時は何がしたいのか、何になりたいのかわからなかったが今ではわかる。私は物書きになりたかった。他人に文章で認められたかった。しかし私にはその才能がないことはずっと前からわかっていた。
中高では作文コンクールがあった。テーマが提示され、その場で1200字程度の作文を書いて提出する。あんなの遊ぶ時間でしょ〜と斜に構えていて、実のところそれなりに構成を練って作文をしていた。結局6年間で一度も佳作に名前を連ねることすらなかった。
2020年4月、私は大学に入学した。多くの大学がそうであるように、医学部でも1年は一般的な教養を身につけることが多い。何一つ興味を持った授業はなかった。試験はコロナ禍によりレポートになり、人のものを写して単位を得た。
2年になると、興味のない医学の授業しか無くなった。進級にはたびたび訪れる試験をやり過ごさなければいけなくなり、図書館に篭ることが増えた。新入生に向けて他己紹介を書くことになった。友人2人のものを書いたが、同期のうちでは好評だった。嬉しかった。私の文章が初めて人に認められたのだ。しかしそれから文章を書く機会も、書こうとすることもなかった。自分の文章を直視するのが怖かった。評価されるのが怖かった。文才がないのは分かりきっていたのに。
この4月、3年に進級することができた。今度は部活での新歓のために他己紹介を書いた。今回も2人分書いたが前回ほど好評ではなかった。私の文才なんてそんなものかと思い、また興味のない医学の授業を受けている。
人間関係にも苦労した。入学当初はいわゆる大学デビューというものを頑張り、交際相手を作ろうとしたがうまく行かなかった。何度か自殺を考え、首吊りのためのロープを買い、いやいや将来病院でいくらでも苦しまずに死ぬための薬が手に入ると自分を騙し騙し生きてきた。
ワンミスで嫌われるという強迫観念に取り憑かれ、徹底して好かれるように立ち回った。その甲斐あって今では学部内での顔は広くなった。この間、人を怒らせてしまい電話で謝った。これで挽回できると思ったし、嫌われた時のためのアリバイ作りという打算もあった。その時、怒っているけれど私がそんなことであなたを嫌いになるはずがないと言われた。周囲の人はこういう風に人と関わっているのかと衝撃を受けた。私は常に1人だったのだ。
そういうことがあって心に余裕ができてからは、腹がたつことが増えた。今までは自分がどれだけ気を遣っていようが、相手の振る舞いになんとも思わなかった。しかし急に自分だけがつらい思いをしているように感じられ、これまで私を受け入れてくれた相手にも感情的に厳しくものを言ってしまうことが増えた。その度に家に帰って反省し、嫌われたかもしれないと怯えていた。
私の精神はまるで中学生のようだと自嘲しながら、聖書に助けを求めた。こう書いてあった。
「あなたがたは神に選ばれ、聖なる者とされ、愛されているのですから、憐れみの心、慈愛、謙遜、柔和、寛容を身に着けなさい。
互いに忍び合い、責めるべきことがあっても、赦し合いなさい。主があなたがたを赦してくださったように、あなたがたも同じようにしなさい。
これらすべてに加えて、愛を身に着けなさい。愛は、すべてを完成させるきずなです。」
なるほどアガペーの対価として善き人間となるのかと思い、2000年前のベストセラーに感心した。残念なことにアガペーを実感できない私は解釈を変えて、周りの人が私を赦してくれたように私は周りを赦そうということにした。こう考えてからは人を傷つけることは減ったと思っている。
そういえば最近になって、気になる人ができた。とても気の利く優しい人で、初恋の人はこういう人だったと思い出した。
ここまでの長い文章を書くのも久しぶりである。私が自分の文章を認めるために記した。
このGWに出かけたとき、友人の車内でビートルズの"All you need is love"が流れていた。
「愛こそすべて」いい響きだ。これならこの文章のタイトルとして相応しいだろう。
私は自分を、他者を、愛することができるだろうか。まだわからないけれどこれまでよりは前を向いて生きていこう。そう思った連休明けだった。
元増田です。
なるほど。やはりまずは一度受けてみないことには始まらないな。今は引っ越しで忙しいが、出来るだけ早いうちに受けるようにしてみるよ。ありがとう。この記事書いてみてよかった。
edXの方は、どこかのオンラインのコースを受けると少し有利になるという事は知っていたが、edXという事とかは知らなかったな。ありがとう。学部の成績はGPA3.76だった(将来的に重要な気がして極端に成績悪くなりそうだったら受講取り消ししたりしていた)からどうにかなるかなとも思ってるけど、中退した院の成績が怪しい(今把握してない)から、TOEFLの方を達成して余裕があったら受けてみるよ。
彼女ができない同じ境遇の人に向けて、やったことを(身バレ防止のため虚実を織り交ぜて)書いていく。
仕事に集中という言い訳が通じるのは20代中盤まで、それ以降は「結婚したい」という気持ちが強くなり、自分に嘘をつけなくなっていった。
とはいえこれまで約30年も彼女が居なかった事実から、自分が強く変わらなければならないということは明らかだった。
改善すべきことを明らかにするため、まずは「結婚したい」という漠然とした気持ちを具体的にしていった。
「なぜ結婚したいのか?」「なぜ結婚すると幸せになれるのか?「結婚相手を幸せにできるか?」「既婚者のロールモデルは?」こんなところからメモに書き出していく。
こんなのやったって結局はマッチングアプリや結婚相談所に申し込むのは変わらないんだけど、その際に「絶対に譲れない条件」を(納得の上で)最小化できれば、成功確率が上がるだろうと考えた。
その結果、絶対に譲れない条件は「喫煙しないこと」「専業主婦志望ではないこと」の2点になった。
今思えば専業主婦は、譲れない条件というほとではなかった。ライフステージによるし、彼女が労働で心身を壊すくらいなら仕事やめてほしい。
この条件の出どころは「自分が死んでも彼女が生きていければよい」で、そのためには経済的精神的な独立が必須だと考えたからだった。
一方で、どれだけ美人で性格良くても喫煙だけは生理的に無理。なんなら「過去吸ってた」も嫌。理屈抜きでなんかダメ。
以下のような媒体から、婚活市場の状況やマインド、改善すべきポイントの情報を得た。
男女両方をターゲットにした結婚相談所の媒体が良かった。内容が偏ることが少なく、数字や具体的なケースに基づいて書いてくれている。
結婚相談所が運営しているので、アプリに対して懐疑的だったり、営業的な内容が含まれるので、バイアスを自覚して視聴すると良い。
自分は非モテ男であることを思い出し、イケてない点を客観的に指摘してもらえる。この指摘は耳が痛いが、「自分は例外だから」とか思ってたら意味無いので自分事として聞く。
これらの情報からタスクリストを作り、実行していく。服とか髪とか。とりあえず実店舗で課金すればOK。
個人運営の結婚相談所の媒体では、(結婚相談所という)起業の話を絡めてサロンに持っていこうとするケースがあるので注意。たぶん女性ターゲット。
よかった媒体を列挙する。
https://www.youtube.com/channel/UC2Xn_1DDZJaaEtpPwh-qJtw
最近は更新されてないんだけど、過去の動画をほとんど見ていった。
オタクに偏っているが、内容としては悪くない。
食事管理は、いわゆるレコーディングダイエットと呼ばれるもの。食べたものをアプリにひたすら記録して、献立を改善する。
総カロリーだけでなく、PFCバランスも追っていく。必然的に油を抑えてタンパク質多めの献立になる。
自分の場合は和食メインで小麦粉控え目になった。1850 kCal/day をターゲットにしている。
運動は、最初に近所のジムでパーソナルトレーナーを付けた。
単なる減量ではなく、筋肉を増やして基礎代謝を上げることを狙う。そのため、筋トレが必要と判断した。
正しいトレーニングの方法と負荷、おまけで総カロリーとPFCバランスを教えてもらった。
朝はジム、仕事中はこまめに動き適当に腕立てやスクワット、仕事終わりにランニングという感じ。
毎日義務にすると心が折れるのは分かっていたので、平日だけ頑張るようにした。休日も食事を記録するけど、食事内容や運動は適当。
でも続けてると、自然と過ごし方が変わってくる。
気持ち的に10%を目指し続けると、実現できなくても維持はできるのでオススメ。
まず現職の仕事を頑張り、次の査定でダメそうなら転職するという方針にした。
結果として、マッチングする前の対策は間に合わなかったんだけど、ほぼ同時期に上がる方向で結果が出た。
彼女が喜んでくれたらいいな~
ここで気を付けるポイントは、年収599万と600万では天と地ほどの差があるということ。
マッチングアプリに年収を登録する場合、「400-600」と「600-800」に分かれてることが多い。
600万に限りなく近くても500万台だと「400もあり得る」と映ってしまう。逆もまた然り。
目標として狙うなら599ではなく600、ということを頭に入れておくと良い。
なので、女性が「600-800」をターゲットにする気持ちは分かるんだけど、「400-600」も検討してあげてください・・・
絶対に譲れない「非喫煙」だけ設定して、そのほかの条件は適当に変えて検索していった。
アプリは色々あるし、詐欺女が跳梁跋扈しているけど、本人確認サービスが充実していれば緩和できる。
身分や年収、学歴を証明するものを運営が確認して、「認証済み」マークを付与する形。登録コストが上がれば、完全ではないが対策できると思う。
あと、女性も課金する形式だと、本気度の高い人が来てくれる印象。「初回デートは男持ち」の逆と考えると分かりやすい。
仕入れた情報から、自分の基本戦術は「マッチングした人を逃さない」というものになった。
恋愛経験が無くスペックもいまいち、婚活に費やせるリソースにも限りがあるので、最小限の条件で上からいいねを教えていき、マッチングした1人に全力、だめという結論が出たら次、というように進める。
数人とマッチングしたけど返信が返ってこなくなる。心が折れそうになるけど諦めずに実行していく。で、最初に会えた人が彼女さんという感じ。
なんでもそうだけど、曖昧な物事はただ「頑張る!」だとうまくいかない。
ゴールを明確にして、課題を解決してこそ達成できるものだと思った。
既婚者マジすげ~。非モテが故に「パスタ作ったおまえwwwwww」とか馬鹿にしてすみませんでした。
はてなを見るのはやめたほうがいい。男女対立が横行していて、良いことが何一つ無い。
それではみなさん、お幸せに~
学位をあげれば上げるほどそれに見合った実力がないと苦労するとは言うけれどね。
それに見合った実力があったところで、妬みとかもあるからすごいよ。
一応、ワイは某国立大の博士取って、某有名企業の研究所に就職したが、同期も先輩も修士卒ばっかりで、同期からは遠慮されて輪に入りずらいわ、先輩からは妬まれてるのか仕事をまともに教えてもらえないままパワハラされるわだった。上司からのパワハラもすごかったので精神病んでた時があったな。
普通に博士がいる他者に転職したら、みんな自分に自信があるのか変なパワハラされないし、みんな仕事を教えてくれるしですごく楽になった。
というわけで、元増田の行きそうな公務員はどういう学歴の人が多そうなの?と思った。
学部卒や下手したら高卒が多いとかだと、修士持っているだけでやっかみで突っかかってくる奴らがいるだろうな。
「修士持っているのに〇〇もできない」みたいな感じで、できないところを探してのマウンティングで自尊心をボコボコにされる。
というわけで、沈みゆく地方都市と心中するよりは...という増田の分析は割と的を射ていると思うので、修士に行って、外に出るのがいいだろうな。