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2024-10-31

anond:20241031183513

別に珍しくも無い。

から健康食品とかでも堂々と顔写真付きで存在しない学部教授とかがコメントしてたよ。

大学実在学部架空

2024-10-26

anond:20241026174644

学部学科の下の更に専門分野なんだから人数はそんなもんに決まってるやろ

それが失敗したんだよ

良いと思うとかじゃなく失敗したの

2024-10-25

anond:20241025131735

学部生みたいなんで、まあ先生の「宗教尊重されないといけません」みたいな文言を真に受けているんだよね

純粋度つよめの学生はなりがち。

 

勉強を進めるそのうち、ひねくれ度強めの教授にも会ったりして、自分で書いてて意味理解していない「何が宗教かを定義するのは難しい」という文言意味を真に理解することになる。

スヤスヤ教すらも宗教にするしかないんだよね。「伝統宗教」とかいう枠つくって、それからは外すのが限界

そんで気づく。宗教が当初自分が考えていたほど、全面的に素晴らしいものではないというか。宗教であることと素晴らしいことはイコールにならないことに。

2024-10-19

カルトじみた「積極財政派」についていくの、もう厳しい

総選挙ということもあり、またネットはいわゆる「積極財政」を主張する人がたくさん現れているわけだが、

ちょっとこの勢力の品がなさ過ぎて、主張に同調するとか以前の問題としてかなり「無理」になってきた。

 

(一応説明すると「積極財政」とは、政府の大規模な財政出動金融緩和を主張し、増税ではなく国債発行を財源にしろと主張するような立場のことね。この辺は各自調べてくれ)

 

しかに今の日本はずっと景気が悪いし、税金も上がり続けてる。

からそれとは異なるやり方でデフレを解消するんだという主張には一定説得力はある。

 

でも、ネット上の「積極財政」の皆さんの口の汚さは異常だよ。

・少しでも財政規律財政再建を口にするだけで「経済音痴

財務省「ザイム真理教とか呼び、財務省解体を唱える

社会保障の財源としての税に触れると「勢は財源ではない」「勉強不足」

 

これ、Xのアカウントだけじゃなくて、こういうことを選挙演説で言ってる候補までいるわけ。

特に「ザイム真理教」とか、もう異常そのものだろ

正直なところ「殺人ワクチン」とかいって大騒ぎしてる反ワクチンとかと同じ手合いにしか見えないよ。自覚ないんだろうけど。

 

しかも、この手の「積極財政派」の人たち、経済学素人ばっかなんだよ。

専門が経済じゃない学者とか漫画家とかが、仮にも専門家である日銀とか財務省カルト呼ばわりし、経済音痴バカ呼ばわりしてるわけ

財務省は大半が学部卒だろうが、それでも修士以上もたくさんいるし実務家集団なわけだろ)

だって経済学は専門じゃないけどさ、だからこそ専門知には敬意を払いたいわけだよ

財務省とかが財政規律を重んじるところには、積極財政というものが抱えるリスクがある、そういう判断もあるわけだろ

その辺を具体的に批判して議論するならいいよ。そういうことをしてる人がいるも知ってるよ

 

でもほとんどの人はどう見てもそうじゃない。ネットで聞きかじった「勢は財源じゃない」を御旗にして大騒ぎし、他人カルト呼ばわりしてる

もう一度言うけどこれは半ワクチンと同レベルだわ

この手の連中のせいでだんだん自分積極財政というもの懐疑的になってきた

高卒新卒採用ルールを緩和するより、大卒にも適用した方が幸せでは?

↓これの話と、

高卒採用を増やしたいんだけど、現状の異様な高卒新卒採用ルールを変更してほしい。学生職業選択の自由を奪っている→賛否両論議論

https://togetter.com/li/2451761

そのブコメ↓を見てて思ったけど

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/togetter.com/li/2451761

自由競争にしたら採用する側、企業側に有利だけど、採用される側は不良だよな。

逆に、現状の大学生でも理系研究室から推薦されて就職する流れは高卒採用ルールと変わらないので、大学生もそっちに合わせた方が良いのでは。

学生企業の直接交渉禁止されている

リクルートマイナビみたいな企業が力持ってる状況から大学就職相談室やキャリアサポートセンターが力を持つ状況になるだけ。

競い合うの大学相談室間のバトルで、ウチの生徒は他大学の生徒より優秀ですバトルだから健全では?

リクルートとかは各大学コンサル的な事業シフトすれば良い。コンピテシー診断とかの企業に売ってるシステム大学向けにアレンジするとか。

大学内部に向かう力学としては、うちの卒業生は優秀だ、使える、と評価される必要が強まる。そのために最近企業側で新卒に求めるスキルを授業にも組み込むか、サポート講座を設けよう、とかになる。

大学側も学内選考学校の成績や校内での実績に基づいて順位付けする事になるので、生徒に対して授業や大学のものへ貢献してもらうモチベーションは直結して高められる。

大学自体社会的評価を上げて、企業から求人学校単位でたくさん貰えるような学校にならないと行き詰まるし、採用された卒業生をみて「あそこの大学のあの学部卒業生なら間違いないよ」と言われる教育を施す必要がある。

(現状では理系研究室はそれに近い状況)

大学側の施策がズレてたら少しタイムスパンはあるけど、学校学部単位評価がモロに影響するから放置されないで是正される。

大学3年の後半から4年にかけても、自分希望企業学内選考で入るには授業で大学が求める成績をあげるため就活するから学校なんて後回しにはならない。

そもそも任天堂に入るには〇〇大学の〇〇学部採用枠持ってる持ってないが高校生向けの大学パンフレットに載ることになるし、2025年〇〇社より新たに採用枠2名獲得!とかがアピールポイントになるのでは

企業側がお金人員リソース費やしてる所に、大学生が個々人のリソースで1年近い時間を費やして対応してるの、企業vs個人の段階で不利なんだから企業vs大学の方が健全だと思う。

2024-10-18

人間関係どうしたらいいんや

高校2年の夏過ぎにパニック障害不安障害学校に行けなくなり中退。数年自宅療養からの徐々にアルバイトができるようになりフリーターに。
高校はわざわざ家から遠い場所にあるとある大学附属に行った(私の中学からは私1人しか行かなかった)。その大学に行きたい学部があったからだ。
その夢が諦めきれず、去年、関連する学科専門学校入学。その学問は、ややちいさな界隈であるが、その界隈では1番歴史のある学校だ。
学ぶことが楽しくて満足していた。3年間だけだけど有意義に過ごしたいと日々足掻いていた。

1年生のころに仲良くなった友達が2人いた。①ちゃんと②だ。ふたりとも私より年上の30代。
1年の頃はよく3人で行動していた。
私の体調が不安定なことからたまに学校を休むことがあり、そのときプリントをもらってくれたり、プリントの穴あき部分は写させてもらっていた。基本皆勤の
2人はどうもそれがあまり良く思ってなかったようで。
私が学校を休むのは怠惰のせい、寝坊のせいと思われていた。違うのに。
2年の夏前から違和感を感じたが、夏休み前は期末テストの追い込みに忙しくあまりそちらを気にしている暇はなかった。

夏休みは一切連絡は取らなかった。
そのままフェードアウトするのがきっとお互いのためだったと思う。


5月ごろに理不尽理由で私は文化祭委員指名された。友達を巻き込んでいいとのことだったので、当時はまだ仲が良かったので①ちゃんと②を指名した。それと①②とも仲のいい男の子が1人加わってくれた。
現在その文化祭委員で集まることを酷に感じており、学校を休むことも多くなってしまった。
授業は日々進んでいく。私だけ受けられない。
勉強したいのに、授業受けたいのに、好きな先生も沢山いるのに。なんで授業に関係ないところでこんな負担を被らないといけないんだろう。

もともと持っていたパニック障害は完治はしていない。うつ治療中。メンタル状態は割とすぐに体調に直結する。
学校では2人は私には一切話しかけてこない。1年の頃は仲良かっただけにいまだに信じられない気持ちもあるし、2人に呆れてもう顔も見たくない気持ちもある。
いい歳して無視みたいな幼稚なことは流石にしないけど、そうじゃなくてもなんだかなって思う。基本クラス替えしないからあと1年半同じクラスなのにこんなに気まずくして大丈夫そ?とは思う。もしかして気まずいの私だけなのかな。私は比較的1人で行動できる範囲が広いらしい。だからこそ放っておいてもいいと思われてるのかも。この学校には学びに来たんだから友達を優先するよりも自分勉強欲を最優先にして何が悪いんだろう。
私のクラス友達グループがびっちり出来上がっていて、ひとりぼっちの人って女の子は居なくて、だからこそいま浮いてしまっていて、クラス内の関係ない人には申し訳ない気持ちもあるし、自分自身が情けないし、必ず誰かと行動しないと行動できないクラスメイトも愚かだなって思う気持ちもある。このクラスにも問題があって、1年の最後に、クラスを替えてくれ、もしくは私だけでもいいから他のクラスにしてくれと先生に直談判したが、ダメだった。今になってもこのクラスは好きになれない。全て1人で勉強すればいいだけなら良かったのに、医療系なので複数人での実習は多い。正直クラスメイトに「え??」と思う時は多い。私が悪いのだろうか。どこを直せばいいのだろうか。
文化祭委員担当教員担任だったので相談したが、今になってメンバーから外すことはできないと言われた。細かな融通が全く効かない学校ではあるとはいろんなところからは感じてはいた。自殺未遂でもすれば動いてくれるだろうか。
文化祭委員は完全に3:1の状態ストレスフル。2人とも私のことなんだと思ってるんだろ。君たちのせいで私は勉強できないのに。

私のメンタル面の体調の弱さも嫌になる。

心身の弱さをわかっているからこそ学校通えるようにいろんな面で他のストレスが減るように努力したり工夫したりしているのに、学校に通えないんじゃ何にも意味ない。

この①②との人間関係ストレスフルすぎる。どうしたらいいんだよ。こんなことで悩みたくないよ。

長年通っているかかりつけ医、学校カウンセラー担任、どれを頼ってもあまりうまくいかない。無料相談窓口も探してみた、チャット相談できるところに書いてるうちにわりとまとまったのでここにも投稿してみる。ちなみに相談窓口からはいまだに返信はない。

もし身近に、程度の大小はあれど、精神面に怪我を負ってる人がいるなら、優しくしてやってほしい。どう接したらいいのかわからない場合はいっそ本人に聞いてもいいと思う。して欲しくないことやそのラインはは人によって違う。完治してなくても、頑張って普通の人を装ってる私みたいな人も全然その辺にいるよ。

NT型なので私のどこがダメだったのか、なぜ距離を取ったのか、理由を一通り聞きたい。全部直すことは不可能だけど理解しておけば今後に活かせることは絶対ある。

反撃したすぎるけど全然反撃せずに静かにしてんの偉すぎる。昔よりも多少は成長したんかもしれん。いやわからんけど。

もっと細かく書けるところも沢山あるけどとりあえず。最近生活リズムも終わってて寝たら起きれないか今日はこのまま1限いくぜ〜〜夕方まで生きててくれよな。はぁ……マジ病ミ……

2024-10-16

年上好きだけど嫌いで頭おかしくなりそう

学部1年女

年上好き、特に理系陰キャ女性経験少なそうだけど精神的に拗れてない人が好き。ちな自分理系物理系。マジで結婚したい。できれば4以上8以下年上くらいがいい。

でも今自分は18だし自分に手出してくる人めちゃくちゃ嫌だってことに気づいた。年上好きだからこそ厳しい審査基準を持っています

高3のときに塾のチューターだった6つ上の修士現社会人1年目人と大学が一緒で接点が多くて高校卒業以降度々ご飯誘ってみたり出かけたりしてるけどあっちから好きって言われたらどう思うかあんま考えてなかった。どう考えてもこれ自分が悪いんだけどマジでどうしよう。どこまで手を出す気なんだお前は。

2024-10-14

[]精子が出ない体でも子供ができた

不妊治療を始めたら、自分精子の全く出ない体だと判明した。

(途中で切れてたので、続きはこっち https://anond.hatelabo.jp/20241017030144 )

(コメントへのかいつまんだ返信はこっち https://anond.hatelabo.jp/20241021145456 )


…と、見出しは引きの良さで付けてしまったが、我々が体験した体外受精(保険適用)、更に男性不妊という状況での妊娠出産について、教訓の多い体験だったので、経緯をちゃんと残しておきたいと思った。

本音としては「こんな面白い体験文字にして残しておくしかないだろ!」という面が強い。

特に不妊治療において男性側と女性側両方を体験した事例はそんなに多くないと思う。

結果としては、精子はいたし妊娠もできたし、先日無事出産したので、めちゃくちゃ不幸な話を期待した人がいたらごめん。

この経験を書き残すことで、体外受精高齢での不妊治療男性不妊現実的なところ、また費用面の不安を感じている人に、それらの不安を少しでも現実昇華できればいいなと願う。

不安は「よく分からない」が原因の面が大きいと思っているし、そしてたぶん「思っているよりは」費用はかからない

しろ、妻に関しては妊娠出産に関して出ていくお金と入ってくるお金トントンに近かったので、「最高の不妊治療を受けて実質無料子供を作った」と言ってもいいくらい。

何より、実際やってみて我々は夫婦ともに「不妊治療やるなら体外受精(特に顕微授精)一択」と感じている。

インターネット上には不妊治療高齢出産に対してネガティブ寄り(というか慎重論というか)の意見が多いように感じるので、たまにはポジティブ寄りな意見があってもいいんじゃないかな。

もちろん、若いうちに子供を作れたら理想ではあるけれど、40過ぎてチャレンジしたって罰が当たるようなものではないのだ。

本筋含め長いエントリだけど、興味のある人は付き合ってくれれば幸い。

ワードとしての伝わりやすからここまでは「体外受精」と書いたが、実際は顕微授精なので以下は「顕微授精」統一で書いていく

=====

■経緯

詳細は後述するが、夫婦(私は40、妻は41)で不妊治療を始め、最初から体外受精、それも顕微受精(精子卵子を別個に採取し、人工的に受精培養させる方法)を選択した。

顕微受精となると、一度の採卵で母体から何個も卵子を取り出す(別途採取した精子受精させ、ちゃんと分裂始まった卵子のみを冷凍ストックする)ので、排卵誘発剤の自宅注射を2日に1度くらいのペースですることになる。

Falloutみたいだ!」「今日もヤク入れるよ!」と二人で笑いながら自宅で注射をしていた。

(Falloutのスティムパックのように、針を腹に刺して薬剤を注入する方式なのだ)

採卵日間近になると、今度は貯まった卵子が出てこないよう、点鼻薬による排卵抑制剤の投与が始まる。

妻は前日22時以降禁食、当日朝は水しか飲めない。

一方私は朝一で精子採取し、医院へ。

妻は座薬(痛み止め)を入れ、施術着に着替え、採卵の待機を…といったところで、私に医院から呼び出しがかかる。

「もう一度精子採取させてくれ」

一抹の不安を感じつつ、再度提出。

しばらくの後、言い渡される「男性不妊」。

どうやら、精液の中に私の精子が一切出ていないらしい。

「少ない」とか「元気がない」なら年齢的に覚悟していたが、掛け値なしゼロとなるとショック度が違う。

医院先生が、ちょっと歯切れの悪い、バツが悪そうな言い方をしていたのが印象に残っている。

ということで、ここまで妻が色々頑張ってくれた経緯は全て無駄となり、その日の採卵は中止となる。

■「絶対妊娠できない」宣告はめちゃ堪える

先生曰く、「ウチではこれが一時的もの先天的もの判断ができない」と。

通っていたところの系列医院なら男性不妊対応できるというので、その日のうちに速攻で仮予約の連絡を入れた。

ただ、その日は土曜日

仮予約の返信が来て、診察日が決まるのが最短で月曜日

この2日間はなんだかすごく長かった気がする。

恥ずかしながら、今まで「自分精子が出ていない」ということを疑う機会・症状などなかったので、かなり頭が混乱した。

今までは、年齢とか仕事とかお互いのストレスとか、子供を作らない(作れない)原因は色々あると思っていたのが、不妊治療を始めて一気に100 : 0になってしまったのだ。

精子が出ないなら出ないでいい。

そもそも高齢だし、もう子供ができる可能性がゼロならば、それはそれで諦めがつくのだ。

ただ、何もかもハッキリしないのがひたすら怖い。

月曜に医院からの返信が来たときは、まだ何も始まっていないのにすごく安心した。

男性不妊の種類を調査

初診で訪れた産科医院は、当たり前だけど女性9割超の空間

学生時代(大学女子9割の学部だった)を思い出し、懐かしいと思うなどする。

先生は後述する「この医院らしい」先生で、現実的なことを淡々と包み隠さず話してくれ、安心感があった。

曰く、無精子症はいくつかあるらしい

1 : 主な一つは精子通り道が何らかの原因(性病や各種炎症の後遺症など)で詰まる機能不妊

2 : 主なもう一つは先天的睾丸機能が弱く、精子作成能力が低い遺伝的な不妊

3 : あとはストレスホルモン異常による一時的精子減少などなど

2~3週かけて何度か採精し、毎度精子ゼロだったため、3の可能性はほぼなくなった。

ということは、可能性は1か2。

併せて行ったエコー診断や採血染色体検査を見て、先生的には「データと診断の限りはどこを見ても健康体で、健康精子がいる可能性が高い」とのこと。

染色体に異常がないので、精子が採れた場合、障がい児が生まれ可能性も下がるらしい(結果を聞いて、思っていたより安心感強かったので、子を望む人は染色体検査やった方がいいと思う。

そして、この「おそらくいるであろう精子」を取り出すには、手術の必要がある。

まり、「睾丸を開いてみないと実際いるかどうか分からない(開いてから取り出す方法を決める)」ということだ。

ちなみに、症状が1なら高確率妊娠可能精子が採れ、2だったら30%とからしい。

人生初の手術が精子の取り出しになる

まさか人生初の手術が「精子を取り出す」になるとは思わなかった。

そして人生初の全身麻酔も同時に達成することになる。

前日は22時以降禁食、当日も朝から厳密な制限を経て、朝早くから通院。

手術台に寝かされ、麻酔科医の先生世間話をしたと思ったら、



次の瞬間に手術が終わっていた。

ビックリするくらいあっけない。

ソ連SF映画不思議惑星キン・ザ・ザ」を思い出した。

(分かる人だけ感覚を分かってほしい

健康精子が採れた

結果からすると、精子はいたし(前述の状態でいう1)、数値を見る限り年齢なりの衰えはあるっぽいが、先生曰く「健康精子いっぱい採れました」とのことなので、顕微受精に支障が出るようなものではないようだった。

精子ストックは「10回分」(「10匹」ではないらしい)。

これを冷凍してストックする(年額で維持費がかかる)。

もし使い切ったら、もう一度同じ手術をすることになる。

(ちなみに、冷凍精子原則として婚姻関係又は事実婚相手しか使えない)

手術はものの1時間で終了。

術前の待機時間と術後の様子見の時間の方が長く感じたくらい。

以降、不妊治療の主役は再度妻にバトンタッチすることになる。

ちなみに、切開したのは1~2cmほど。

いわゆる「金的を蹴られたような痛み」が、その後1週間は続いたことも記しておく。

結構痛くて寝るのに支障があった。

ともあれ精子ちゃんと採れた!

事前に「まあほぼほぼ大丈夫でしょう」と言われていたので、喜びや安堵はそこまで大きいものでもなかったが、「ハードルを1つ越えた」実感があった。

■余談1

術後、なんとなく興味本位で「精子を取り出す」以外の選択肢(例えば元のように精子が精液に混ざって出てくるようになる術とか)があるのか聞いてみた。

先生曰く「かつては詰まった精子の管をバイパスする手術があった」らしい。

ただ、術式的に「精子だけ取り出す」より難易度が高く、ニーズも低いため今は殆ど行われていないとのこと。

まあ、精子が再度出るようになって得するケースは確かに少なそうだと思った。

スペック

改めて我々のスペックは以下の感じ。

不妊治療開始時 : 私40歳, 妻41歳

結婚して数年、都内賃貸在住、一応車は持っている。

不妊治療保険適用は43歳(になる前日)までなのと、私の本厄を目の前にしての治療開始なのが、なかなかヘヴィなところ。

現代で似たような年齢・タイミング高齢出産考える人結構多いんじゃないか

前述のとおり精子は手術で取り出して凍結済。

そこからのざっくり経緯としては、

生理周期に合わせての採卵2回(男性不妊発覚で中止した回は除外)

・着床試行回数1回

妊娠成功、そのまま出産

最終的に採れた卵子が2回合わせて10個くらい(中止した初回を入れれば15くらい?

若い人は1回に20~30個採れる人もいるらしいので、ここはやはり年齢が出るところなのかもしれない。

その10個の中で、受精可能そうな卵子が4つほど。

さらに、受精させてちゃん細胞分裂が始まった卵子が2個。

ちなみに1回目の採卵で採った卵子は全滅(受精させても細胞分裂が始まらなかった。

単純計算妊娠に適した卵子が出る確率が40%、妊娠まで到達した卵子20%。

これを自然妊娠(タイミング法含む)でやろうとしたら更に確率が下がるのは想像に難くないので、この時点で既に、我々の年齢で自然妊娠は相当に難易度が高いというのが分かる。

そもそも、「卵子精子注射針で直接ぶち込む」という超・直接的な手法をもってしても妊娠に至らないケースがあるんだと驚いた(成功率は我々で50%

とはいえ、そんな状況でも通院開始から男性不妊治療を経て、妊娠判定まで半年ちょっとなので、我々は総合的に比較的運がいい方だったんだとは自覚している。

妊娠判定時で妻42歳、私は41歳になる直前。

保険適用期間の治療で、なんとか成功できた。

から考えると、

病院選び

最初から体外受精(顕微授精)一択

先進医療を惜しまない

あたりが妊娠成功率を上げるポイントなんだと思ったので、それぞれの感想とか以下に書いていく。

勿論だけど、顕微受精は採卵時の母体への負荷があるので、母体が許すなら、という条件は付くが、何度も書くけど我々は「それでも顕微授精が最も良い」と感じている。

また、後述するが「思っているよりは」お金はかからない(金額について知りたい人は飛ばしてほしい。

病院選びについて1

なんとなくぼんやり子供欲しいよね」くらいの気持ちで、不妊治療保険適用になったことだし、そろそろ…と思いつつ、不妊治療自体には少し二の足を踏む。

…と、これ自体は我々含めよくあるケースだと思うけれど、やってみて分かる二の足を踏むには事情がある。

そもそも病院をどこにすべきか分からない。

みんな実際ちょっとGoogleマップとかで「不妊治療」で調べてみてほしい。

我々の場合(都内在住)、一番近所の不妊治療クリニックが「魂のこもった~」とかなんかラーメン屋みたいなこと書いてあり、この時点で結構キツい。

それ以外も「不妊治療専門の鍼灸院」というよく分からないトコがあったり、口コミ医師への愚痴が延々書いてあったり、「子供」というある種神聖ものを取り扱うからか、とにかく情報ノイズが多い!しか口コミでみんな専門用語使うから、ふわっと興味で調べてみた勢は口コミ勢の知識マウントでだいぶ気持ちが挫かれる(それだけみんな真剣なんだとは理解するが。

そのうえ、病院ではよくあることだけど、どこも口コミ評価が1か5に完全に二分している。

特に不妊治療ともなれば、子供ができたら高評価になるだろうし、できなかったら低評価になるだろうことそれ自体は分かるが、手探りでこれら情報ノイズを潜り抜けて「ここにしよう」と思える場所を決められる人はそんなにいないんじゃないか

私の場合は、調べ始めた一発目が明らかに相性悪めな「魂のこもった」ラーメン医院だったので、だいぶ「これは大変だ…」と思ったのをよく覚えている。

病院選び2

そんな折、知人女性たまたまXで話してお茶することになり、話の流れで不妊治療話題になった(相手は顕微受精子供を産んでいる。

曰く、

最初にかかった医院は合わなかったので乗り換えた

お金はかかるが絶対に顕微受精がいい

・2つめの医院自分に合っていた

実際に転院をしている人の意見は心強い。

この知人はハッキリとデータで話す人を好むタイプなので、そんな人が「自分に合っている」と感じた医院なら、前述のラーメン医院みたいな要素が薄そうでいいな、と思い、後日妻と相談の上、同じ医院受診

名前は一応隠すが、場所都心オフィス街

なんだかすごいエレガントな門構えの高級感ある医院だった。

少し遠いので、私が毎回車で送迎することにした。

病院選び3

結果から言うと、我々が選択した医院目的への最短経路を選ぶ傾向があって良いと思った。

初診時の説明は、ふんわりとした要約ではあるが、

あなたたち、その年齢で顕微授精以外の選択肢があると思ってるの?」

的なことを、データと共にハッキリキッパリ説明してくれた。

当初、顕微受精大前提とした説明が始まったので、「我々は知識がない、他の方法はどんなのがあるのか?」と割り込んで質問したところで、↑の回答。

一応他の方法も形だけの説明はしてくれたが、提示されたデータからは、現実的に「顕微受精(保険適用)+随時先進医療」以外の選択肢がなさそうなのは明らかだった(結果として、それが一番二人のストレスが少なく、かつ費用的に安くなりそうだとも。

成功率の高い妊娠を最速且つ確実にさせる」「その際、女性キャリアを極力邪魔しない」ことを是としたような医院で、さすが都心オフィス街ど真ん中にある医院だと思う。

加えて、医院の「ウチは高いですよ」オーラによるのか、客層がいい(こういう書き方をすると角が立つとは承知しているが。

客側に理解力があるので、ギスギスもしていないし、医師相手咀嚼できることを前提にハッキリ説明してくれる。

年齢による態度の変化もないし、100%の確約もしないし、変な励ましも空約束もしない(確率の低いことは隠さず低いと言ってくれる。

あと、待ち時間が少なかった(これ重要

予約した時間に行ったら、30分以内には何がしかアクション(診察・採血等)が起こる。

「これが民度の高い医院…」等と思わずはいられない。

私見にはなるが、この医院は「魂」とか「寄り添う」とかやらなかった。

目の前の患者に対して「結果」への最短距離データ準拠提示する。

人によっては冷淡に映るかもしれないが、我々にとっては初診の時点で「もうここしかないな」と思わせるには十分な明快さだった。

結果として、初診時に顕微受精以外の選択肢を閉じてくれたことで、男性不妊の発覚も早かったとも言える。

体外受精費用について

ざっくりと妊娠成立までにかかった費用(窓口で支払った費用のみ、交通費など諸経費は入れない)については、

男性不妊治療 : 合計10万円ちょっと(実は男性不妊手術も保険適用)

顕微受精(採卵3回、着床1回) : 50万円くらい

これだけ見ると高いと感じるかもしれないが、ちょっと待って欲しい。

これはあくま国保・社保のみ適用した場合金額(自己負担3割+自費治療 + 先進医療)で、実際は様々な要因でここからお金が返ってくる。

まず、上記の内、妻の先進医療分約10万円が、東京都助成金で7割補填される(上限額あり。

また、我々のケースでは使えなかったが、東京都助成の上限額を超えた場合は、市区町村助成金が出るケースもある。

さらに、民間医療保険不妊治療(正確には先進医療+日帰り手術)をカバーしているものがあり、それを適用することで妻は30万円くらい保険金が入ったようだ。

よって、最終的な妻の負担分は10~15万円程度。

私の最終的な負担額は5~6万円程度(民間医療保険国保の上限制度で多少補填された。

「最新の医療を駆使して子供一人作るのに15万円」

男性不妊治療込みで20万円」

こう考えると、まあまあお金持ちでなくても払えなくはない額に収まっていると思う。

ただ、重ねて書くが、これは我々が比較的運がいい方だったからの金額だ。

もし受精卵のストックが切れるまで着床を試してダメだったら、また採卵→受精→着床のサイクルが始まり上記女性側の金額が単純に倍になる。

予期せぬトラブル流産が起きないとも限らないし、民間医療保険審査が通らないことだってあるだろう。

治療中の気持ちとしては、最終的に自己負担分50~100万円くらいまでは使う覚悟をしていたし、実際そのくらいの覚悟で臨むのが適正だと思う。

(続き→ https://anond.hatelabo.jp/20241017030144 )

先進医療医療保険ガンガン使った方がいい

少なくとも東京都

2024-10-11

ぬるま湯アカデミアとJTCを駆逐したい

最近Twitter(X)で「アカデミアはぬるま湯だ」と嘆くツイートを目にして、思わず共感してしまった。ああ、私だけじゃないんだな、こう思っているのは、と少し心が軽くなった。

正直に言うと、私はアカデミアが苦手だ。「頑張る」のハードルが驚くほど低く、しか特権意識だけは人一倍強い。生産性を感じない人が多い。

大学時代から私は研究が好きで、文系分野でトップを目指して走り続けた。修士課程の頃には実績の数も抜きん出ていて、周囲から「優秀な若手研究者」として評価されていたし、私自身も博士課程に進んでからもこのままトップを走り続けるのだろうと、漠然と信じていた。

博士に進んでからは、視野を広げるために積極的に他分野の講義民間企業インターンに参加し始めた。就活はしない予定だったが、アカデミアでのポジション確立されたら外の世界を知る機会はもうないだろうと思い、社会勉強のつもりで足を踏み入れてみた。

そこで私の人生は一変した。

まず最初に、インターンでは今まで出会たことのないような優秀な学生出会えた。全国から集められた優秀な学生たちはキラキラとやる気に満ち溢れていて、ストイック能力が高かった。今までアカデミアで出会たことがないタイプの人たちだった。彼らと出会って、外の世界にはこんなに優秀な人たちがいるのかと驚いた。

私はアカデミアにいる人が好きじゃなかった。なんだかじめじめしていて、ガッツが足りず、本気を感じない。コミュニケーションもどこかおかしいし、全体的にバランスいびつで、言葉は悪いけど「社会不適合者」が多い印象だった。

インターン出会った人たちは爽やかで元気よく、アベレージの高い人々だった。頭も切れて体力もあり、歯を食いしばってでも努力して大きなことを実現してくれそうな雰囲気だった。

できない理由を並べ立ててはすぐばてる、「精一杯頑張っている」と言いながらそのハードルが低いアカデミアの人たちとは全く違った。

私はこのインターンを通して、外の世界の魅力に気づいてしまった。

他分野の講義では文系学問の舐めっぷりを実感することになった。理系講義では内容が濃いのはもちろん、毎回の課題の多さと試験がしっかり行われている点に驚きがあった。

私のいる文系分野では毎週の課題基本的になく、期末に既成事実作り程度の2000字のレポートが1つ出るくらいだった。まさか「しっかり勉強している学部」では1回の講義で3000字のレポートが出たり、期末が試験プレゼンレポートの3つでセットだったりするとは思わなかった。

理系と比べて文系は本当に「何もしていない」に等しいなと痛感した。大学時代でかなり差が開いているだろうなと思った。もちろん、他の文系学部ではしっかり勉強しているところもあるのだろうが、私のいた学部はゆるかった。

他分野の講義を受け始めた当初は、あまり実学っぷりに、世の中にはこれほど社会に役立つ学問があるのか…と驚いたりしたものだが、そのうち理系にも世の中の役に立っていない(と言われそうな)分野はあるのだなと気づきはじめた。今まで文系ばかりが「役に立たない」と批判されがちだが、理系にも似たような問題を抱えている分野があるのだと知った。「文系理系わず、役に立たない学問はある」と結論付けた。

このように過ごしていると、今まで身を置いてきたアカデミアがだんだん矮小に見えてきた。

本気をやっていないな、と思うようになった。

表向きは研究価値を声高に主張するものの、実際にその価値説明する能力に欠けているところ。「学問価値自明のものだ、蒙昧め」と言わんばかりの閉鎖的な特権意識。外の世界説明責任を感じておらず、接点を持とうとしないところ。

もっとアカデミアは外の世界に開かれるべきだし、適切な評価基準に基づいて判断されるべきだと思う。しかし、現実はそうならないだろう。これ以上頑張りたくないだろうから自分たち権利を守るために、自分たちが頑張らなくて良いように抵抗するんだろうな。

外の世界では、世の中を実際に良くするために歯を食いしばってでも本気をやっている人がいるのに。

最終的に私は、アカデミアの甘さが嫌になり、博士課程まで進んだにもかかわらず民間就職することに決めた。しかし後悔はない。外の世界の方が、優秀な人はたくさんいるって分かったから。

民間就活ではJTCにも嫌気がさした。

社員たちは平々凡々で自立心がなく、組織従順自分から何もしない。それでも特権意識だけはある。一体今まで何を成し遂げてきたんだろう、と疑問に思うようなふわふわした話し方と、しまりのない表情の社員が多かった。私は自立して明確な成果を出しながら走りたいと思った。

結局、私に初めて衝撃を与えたインターンから内定をもらった。そこは世界舞台に、本当に優秀な人たちと働ける環境だった。

出会った社員たちは全員がストイックで、甘えがなくて、数多くの修羅場をくぐり抜けたかのような覚悟と本気を感じさせる人たちだった。この場所なら、ベストを尽くしてもっと強くなれると思った。そして世の中のために実際に役に立てるような気もした。

研究とは離れてしまう。これから人生どうしようかな。

私は今まで研究に本気だったから、何をしていこうかまだ分からない。

本当のことをいうと、アカデミアがもっと優秀な人たちがいる環境だったら、残りたかったな。研究自体は好きだったから。

アカデミアに優秀な人間が集まるようには、私の仕事ではできないだろうから、せめて外の世界アカデミアがもっと開かれるように、そして甘えた人々が引き締まるような働きかけをしていこうかな。それに加えて、JTCの社員たちにももっとシャキッとするように変革を起こせたらな。こういう仕事ならきっとできると思う。

でもこれって、闇落ちだよねと思う。アカデミアやJTCを許せないというネガティブ感情で動くのだから社会のためにも私のためにもならないな。

これから私、どうやって生きていったら良いんだろう。

2024-10-10

anond:20241010175510

Fラン大を潰したところで、今Fラン大のわけわからん学部に進学しちゃってるような連中がまともに就職できるようになるとは思えないなあ。

Fラン大学批判する人が見落としているもの

就職のことを考えるなら別にFラン大学でも問題なかったりするんだよね

例えば工学部とかFラン大学でも余裕で就職していくし、奨学金を借りても元とれると思うよ

まり重要なのは大学偏差値よりも学部でしょ

良い大学出ても需要がない専攻だと食えなくなるよ

大学院に進んだってギリギリ生活してる人なんていくらでもいるからね

学部選びが一番重要なのにそのことに触れないのは変だよ

2024-10-09

anond:20241009111422

昭和サヨク理論を信じてるおじいちゃんの言いそうなこと~~~~~~~~~

ゲゼルとかゲマインとか19世紀理論学部若い勉強たから、自分は詳しい気取りかよ?

難しそうな専門用語からって、関係ない理論を出すなバカ

国家の成り立ちはどう? 流石に社会契約説ぐらいは抑えていただけてますよね? ルソールソー批判は?

   

国は国民を助けるためにあるとか、冷戦期のプロパガンダから社会理論に詳しい気取りならもっと勉強してくださいね

2024-10-08

高卒就職するメリットって何かある?普通に大学に行った方がいいじゃん

工業高校3年だけど

先公が高卒就職を進めて来て萎え


素直に謎なんだが、高卒就職するメリットってある?


工業高校なら、就職がいいっていうけど

推薦で四工大とかに行った方がもっと就職がよくなるし

しか待遇までよくなる

(日勤業務になりやすいし出世も早い。そもそも上場メーカー昇格試験学部卒程度の工学化学知識が前提なので高卒マジで通らない)


考えに考え抜いた結果、国家公務員文系行政職の宮内庁外務省だけは高卒の方が入りやすいくらいか

(私は理系から関係ないけど)

人生逆転ボタン

子供のころ、イジメは軽かったが、顔面不細工で超運動音痴コンプレックスの塊だった。

両親ともに毒親(おそらく両方発達障害で母は精神障害拗らせ)

子供の頃、俺は学校イジメられていた。

勉強は出来た。中学まで。

勉強楽勝と思って授業中とか遊んでたら、内申点に響きまくって、公立を受けれなくなった。

なんとか私立進学高校から、最下層ではないぐらいの大学に入ったが、適当学部選んだので授業面白くなくて1年で辞めた。

そこから4年ぐらいバイトバンドしながら遊んでたら、同級生がみんな就職するという時期だと気づいて、

趣味パソコン弄ってたから、そっち系専門学校に入った。(ゲーム作りたかったというのもあった)

別にゲームを作ってたわけじゃないので、普通企業就職して派遣だか請負だかで働いた。

そこそこしごできで、客先からも頼られたりしたが、ブラックさんだったので病んで辞めた。

傷病手当貰いながら、ラノベ書いた。

同人としてはそこそこ人気出たし、コンテストでも受賞したが、続刊が出ることはなかった。

まりにも儲からなかったし、編集さんからの扱いも雑だったのでやる気を失って書くのを諦めた。

他にもネットや自宅でできそうなお金儲けはだいたい手を出してみた

労力と報酬釣り合いとれてないポイ活みたいなのが、実はまだマシなほうで、あとはだいたいラノベと一緒で一発逆転系か、

情報商材屋の釣りか、楽して安定的に儲けられるみたいなのがほとんどないということに気付いた。

アフィリエイトでそこそこ稼げるサイト作れたので、しばらくそれで暮らしたが、検索エンジン仕様変更や、やり口が汚い同業への対抗に疲れた

流行りの変化についてけず更新が追い付かなくなった。

色々また限界になったので、生活保護を受けられるか相談しようと思いながら、知人からの紹介で日雇いみたいなのしたり、ヒモっぽい暮らしで凌いでた。

なんだかんだしてたら、弁護士事務所から手紙が来て、縁が切れてた実家資産相続することになって、知らなかったが家族経営会社があったらしく

役員にして貰えたので、月給50万ぐらいで働きだした。

いずれは自分会社を継ぐことになるっぽい。

なんか色々頑張ったけど結局実家が太くてよかったというところに落ち着いてしまってモヤっとする

anond:20241007221603

2024-10-07

人生に逆転ボタンがあると信じてる」←俺、コレらしい

子供の頃、俺は学校イジメられていた。

早生まれ喘息持ち、体格はクラスで一番のチビ、両親は自分学歴を鼻にかけるスノッブでその性格まで受け継いでしまったテンプレのような苛められっ子だ。

でも俺は勉強が出来た。小学生の頃は。

勉強が出来たかちょっといい私立中学に入り、勉強なんて楽勝と思ってたから退学直前まで全然勉強しなかった。

なんとか高校卒業したけど大学までのエスカレーターに乗る狭い門はくぐれず、大学受験では見事に惨敗

浪人は駄目だと言われて内心でFラン馬鹿にしていた大学に入った。

俺が選んだ学部情報系で、それは「これからIT時代だ。ブラックから避けるべきと言ってる奴は今に見ていろ」という理由からだった。

でも俺はそこでも「Fラン如き俺なら楽勝」と勉強せずに同じ失敗を繰り返し、ゲームが好きだから情報系に入っただけの連中とつるんでどん底まで落ちた。

今度は大学卒業することも出来ず、それでも就職だけはしないといけないのでとにかく数撃ちゃ当たるで人売りSIER世界へ。

ブラック企業なのは間違いなかったが、大学中退した奴が速攻で会社をやめたらイメージが最悪すぎるので必死に食らいついた。

そしてお決まりメンヘラコースへ。

壊れてしまったSIERとして頭数合わせの案件グルグルと回される人生が始まった。

そんな中、俺はどこかで「プログラマーになる才能の壁か。でも俺は子供の頃から作文が得意で学校代表して読書感想文コンクールに送られたこともあるんだ(なお、参加賞で終わった)。ラノベぐらいなら俺が本気を出せば書けるだろ」とロクに書いてもいないラノベがある日突然売れまくって人生大逆転を夢見ていた。

こんなのは妄想だと自分でも気づいているが、この妄想を手放せば俺は人生に何の希望も見出せなくなる。

ぶっちゃけ、「ロクに何も書いてないやつが突然作家として売れてしまう」なんてのは、「FXカジノワンチャンすればワンチャンあるかも知れない」よりも可能性の低い現実逃避だ。

そして定期的にその現実を思い出して「俺、何のために生きてるんだろう」となる夜があるなう

ふと人生を振り返って見ると小学生の頃は「俺は勉強が出来る!今に見ていろ!」大学では「これからITだ!今に見ていろ!」そして社会人になってからは「俺はラノベ作家になりゅ!今にみていろ!」とどこまでもどこまでも逆転ボタンをいつか押してやるぞと言って特に何もするでもなく怠惰に日々を過ごしてきた。

酷いな。

なんなんだこの人生は。

学歴だいじだった

専門性の高い職業についている。

自分出身大学は一応地域最高峰大学

俺は現在職業に満足しているが、別にその大学を出たことにあまり意味はない。同業者には高卒・専門卒も多くて、学歴ほとんど重視されていない。親父は「◯◯大まで出したのにもったいない」と言ったが。

自分自身、大学で学んだことが全く無駄だったとは思っていないけど、親父が期待した方面には進まなかったことを申し訳ないとは思うし、学歴の持ち腐れだと思っていた。

ところが。

ところがだよ。地元の中堅大にモロに俺の専門の学部が創設されて、取引先の紹介からトントン拍子に講師採用されたんだよ。大学教員採用がこんな簡単なんか?と思うほど仕事の実績と面接であっさり決まってしまった。学士しか持ってねえのよ俺は。

種明かしすると、その中堅大の教授陣がほぼ全員自分と同じ大学出身だったんだよね。

学閥やんけ!!!!!!

いやーあの大学出ててよかった。サンキュー親父。

anond:20241006210329

全国比較で0.5%なら東大学部入学定員を上回っているだろ。入学定員がざっと3000人強なんだから

2024-10-06

anond:20241006174135

30代世帯年収2500万って23区で3%未満、全国比較で0.5%未満、大学で言うと東大上位学部クラスなので、「東大医学部法学部に行けない奴は大学行くな」と言ってるようなもの

2024-10-03

賃金が低くて不満タラタラの人ってなんでそうなるの?

日本社会においては高校大学と進学していくなかとかで自分の身の程みたいなのって身に染みていくじゃん?

高卒で働き出したらまあ低賃金かってわかってるよね?

大学行ってもFランだったり変な学部だと在学中から

このまままっすぐ行くとまともな仕事無いぞ?とかわかってるわけじゃん?

病気とかで身持ち崩した人とかもそう

健康な人より下の待遇なっちゃうなとかわかるわけじゃん?

働き出してから不満タラタラになるのはふしぎじゃない?

2024/10/03 電気大学院生の明るくて前向きな呟き

10月ということは大学院の1回生も折り返しを意味する。

周りの同級生社会で働いている間、僕は大学院に残り学生生活を送っている。

社会人の友達に負けじと頑張ったおかげかこの半年で僕は少し成長できたような気がする。

教授と一緒になって授業を作ったり、インターンに行ったり、色々な専門分野の人たちと議論したり。

学生学生でも大学院生だから特有役割を請け負うことが多い気がする。

学部の人たちを指導する機会も増えた。2回生、3回生指導していると昔の自分を思い出して懐かしくなる。

予習をやってこない、話を聞かない、言うことを聞かない、時間を守らない、困っているのに助けを求められない、勉強についていけない。

色んな人たちがいる。その人たちに自分を重ねてしまう。あの頃の俺は優しさが欲しかたから頑張って優しく接している。

僕の学部課題も多く、難しい。それ故心病んでしまう人も他の学部と比べると多い。

悪い学部ではないから頑張ってほしいと思っている。大学生自分生き方に迷う人が多い気がするので、少しでも参考になればと指導する。

これが案外楽しいお節介かもしれないけど。

2024-10-02

自社製品開発って儲からなくない?

GoogleMicrosoftみたいにでかいところだったら分かるけど、そうでは無い企業の細々としたサービスを開発してる会社って実際どの程度儲かってるの?

自分新卒からSESで、自分これ作ってます!作ってました!と言える自社製品開発に憧れてたけど会社としてはSESとか派遣請負で金出してくれる会社技術力ないし人を提供する方が実は儲かるのではないかと思った。

そして会社が儲からなければ給料も上がらないし。

いつか転職のためと思って個人開発でサービス作って月1〜2万程度の儲けがあるが、正直人に知ってもらうまでも大変、無料から有料枠を使ってもらうのも大変だった。

もちろん個人開発で売る相手企業では無く一般人からというのもあるかもしれないが。

まだ自社製品開発に憧れはあるがそれ以上にお金が欲しいので転職どうしようという感じ

20代後半で、開発もマネージャー経験ありで年収800くらいだけどそれ以上貰えるところがほとんどない

今の会社に不満はないが、他の会社も見てみたいという気持ちもある

社会人になってから院いって卒業したとはいえ、そんな学歴ロンダできるような所でもなかったし、現役は学部Fラン卒で英語話せないので大手外資は諦め

ここら辺が天井

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