「デジタル」を含む日記 RSS

はてなキーワード: デジタルとは

2024-07-27

anond:20240725142420

これは弥助問題元ネタ論文でも何でもない可能性が高いので,論文ちゃんと読んでください。

っていうか,こういったテーマについては,藤田みどりアフリカ発見」――日本におけるアフリカ像の変遷』(岩波書店2005年)っていう研究書がちゃんと出ているので,ネット上でかしましい皆様におかれてはまずはそういった文献もあたってみてください(ちなみに,この研究書のもとになった博士論文国立国会図書館デジタルコレクションで読めます)。

以下,当該論文について解説します。

そもそもこれは何の論文

注をよく見てみましょう。おや? 日本語の文献が引用されていませんね。日本語の文献を引用せずに日本研究ができるんでしょうか? これは問題ではないのですか?

はい問題ありません。なぜならこれは,タイトルアジア人黒人あいだでの人種人種観の利用――日系・アフリカアメリカ人場合からも分かるように,日本史の論文ではなくアフリカアメリカ人主題にした論文からです。

論文にはどんなことが書かれているの?

要するに何の論文なの?

これはどう読んでも,アメリカ黒人日本人観および日系人との関わりについてカリフォルニアを中心に調査した論文,つまりアメリカ黒人歴史に関する論文であって,ロックリー氏や岡氏がこれを読んでいないと断言することはできませんが(誰しも専門分野外の本や論文を読むことだってあるでしょう),わざわざこれを「元ネタ」にするなどということはとうていあり得そうもないことです。彼らがこの論文を参考にして立論しているのでは? などというのは,馬の心肺機能に関する研究が『ウマ娘 プリティーダービー』を参考にしているのでは? と言っているようなものです。ジャンル違いすぎるわ! あとドリームジャーニー引けなくて凹むわ! っていうか今回のLoHは千直だから荒れそうって言ったの誰だよ! ふつうに安定して英雄譚取れたから拍子抜けしたわ!

こういうときは注を見て,どんな文献に基づいてこの話をしてるのか?  っていうのをチェックするんですよ。弥助が出てくる部分の出典は,第一にMichael Cooper, comp. They Came to Japan: An Anthology of European Reports on Japan, 1543-1640 (Berkeley: University of California Press, 1965)っていう本の66ページで,これはまあ当時のヨーロッパ人日本について書いたものをまとめて英訳した,っていうやつですから,多分日本語でも同じコンセプトの本はあると思うのでそれを探せばいいでしょう。第二は,Gary P. Leupp, Images of Black People in Late Mediaeval and Early Modern Japan, 1543-1900, Japan Forum 7, no.1 (1995)っていう論文で,ペイウォールの向こうに行ければ読めますhttps://doi.org/10.1080/09555809508721524)。要するに,著者のデイヴィド・ライス氏(カリフォルニア大学バークレー校所属)は日本語読めないので,英訳された史料英語で書かれた論文典拠にして,本題に入る前のマクラとして弥助についてちょろっと書いたということでしょう。

仮に彼が日本史の研究者なら日本語を読めないのは問題外ですが,論文の内容から察するにあくまアメリカ黒人史の研究者なので,それならまあ日本語の論文読んでないのも仕方ないかなという感じ。なんだろう,アーサー王伝説のものについて研究するなら,古い時代英語とかウェールズ語とかの史料が読めないといけないけど,「日本人がどんなふうにアーサー王伝説を受容したか」という研究なら,『Fate/stay night』が読めれば十分で,アーサー王については日本語の本を参考にしてても構わないじゃないですか。この論文もそんな感じです。

なので,ふつう日本中世史研究者が,この論文典拠として用いることはまずないです。だって普通に考えて,こんなの典拠にならないっしょ? 中世ヨーロッパ史の研究者が論拠として『Fate』を参考にするなんてあり得ると思います そりゃ絶対あり得ないとは言えないけど,そういう蓋然性が薄い推測をわざわざするならもっと直接的な証拠(本の中でこの論文引用してるとか)を持ってきてもらわないと……

(もちろん,最近中世ヨーロッパ史の研究者が日本におけるヨーロッパ表象研究に手を出していたりするので,そういう研究で『Fate』を史料として用いるのは全然あり得るっていうかもうやってる人はいたはずなんですが。そのへんの研究動向は,たとえばhttps://doi.org/10.34382/00003197とかhttps://doi.org/10.34382/00003198とかの論文を読んでもろて……あ,話がズレた)

この論文表象研究としてはまあ手堅いので,弥助論争に巻き込まれて変な受け止められ方をするのは気の毒だと思いました。ただそれはそれとして,日系サイドの話もアフリカ系の新聞に基づいて書かれているきらいがあるので,論文タイトルからアジア人」「日系」を外して黒人についての論文だと明確化するか,あるいは日系人についてもちゃんと彼らの出してた新聞を読み込んで「日系から見たアフリカ系」を調査しないとダメなんじゃないかなぁ,とは思います。まあ,当時の日系人が出してた新聞って日本語で書かれたやつがいっぱいあるので,単純に読めないのかもしれませんが,だったらなおさら「これは2つのマイノリティについての話です(キリッ」と謳うんじゃなくて,「これはあくま黒人史の話でっせ」という断りを入れた方がよいような。日系人歴史黒人史の添え物とちゃうねんで。

結論

論文ちゃんと読みましょう。

ちゃんと読むっていうのは,この論文テーマは何で,どういう史料を使っていて,という,基本的なことを確かめながら読むことです。そうすれば,どれが話のマクラに過ぎず,どれが本題なのか,っていうのがわかって,「アメリカ黒人史の論文日本中世史研究者の元ネタだったんだよ!」なんていうアホな主張をすることもなかったはずなので。

2024-07-26

かかげ先生添削動画を見ても絵に『本気』という訳ではない、の話

 本記事を開いていただきありがとうございます

 前提となるイラストレーターかかげ先生炎上を巡る騒動について、資料として簡単に共有させて頂きます

 概ね把握されている方は飛ばしてください。

  1. まず、とあるアカウントが「YouTubeに流れてきた関西弁辛口添削ショートに心が抉られた、以来ずっと脳内で彼が自分の絵の添削勝手に始めてくる」という題材で、名前こそ出しませんでしたがかかげ先生である事は見る人が見れば分かるパロディ自虐日記を描きました。
  2. それに対し、かかげ先生が「引用見たらワイの言葉効きすぎてるやん。心にキチンと刺さってるみたいで何より🤗名前隠さず素直に名前出してくれたらええのに隠すとポスト主も紹介してる人も悪い印象が強くなるぞ🌟」と引用結果的に多数のファンネル日記を描いたアカウントに乗り込む事態になりました。
  3. なんと、かかげ先生日記を描いたアカウントのスペース(Twitter(X)に実装されている、多人数での会話と傍聴が可能音声通話機能の事です)に乗り込み、一方的に喋りだしました。
  4. 更に驚くことに、終わり際に「これ配信してるので」と事後報告し去っていき、そのまま自身配信内で「ずっと幻聴が聞こえてるなら精神病だろう」と発言したのが問題になります
  5. このタイミングで長文の謝罪が行われ、日記を描いたアカウントには謝罪を行い、配信に関しては事後に許可を頂いた旨が語られます個人的には許可というより「許してもらった」というべき案件だと思いますが)。
  6. ここで終わるかと思いきや、なんと「精神病扱いにしたことに関しては謝罪したんですか?」という聞いたアカウントに対して「精神病精神病と言って何が悪いんですか?」と返信し、そのアカウントブロック。再び燃焼します。
  7. 上記発言について重ねて謝罪しますが、今ひとつ納得が言っていない様子で、今度は「そういう精神病周りの話は冗談だとしても触れない方が良いですよ」というリプライに「次は冗談が分かる相手をしっかり選びます」と返信し、またまた燃え上がります
  8. 燃え燃えて遂に決定版となる謝罪投稿しますが……前回の達者とは言えない謝罪文と比べても明らかにおかしい。そして言わなきゃいいのに「謝罪文はchatGPTに考えてもらいました」と暴露します。
  9. かかげ先生謝罪文含めた一連の騒動ポストを全て削除。今後の配信方針についてのポストを行いました。
  10. 以降、本アカウントではイラスト投稿と告知のみを行うという主旨のポスト投稿。その直後にサブアカウントでメン限での配信ファンから励ましてもらった様子が観測されています

 本題に入る前にひどく長くなってしまいました、申し訳ありません。

 彼個人については、私もあまり良い印象を抱けませんでしたので、やや乱暴な纏め方になってしまっているかと思います、ご容赦ください。

 私が雑考したいのは、一連の騒動を追う内に頻繁に目に入ってきたフレーズである「かかげ先生添削動画を見ているのは『本気』で絵が上手くなりたい人たち」は真か、という点です。

 結論から言えば「そういう人もいるが、恐らくあなたはそうではない」というのが正直な考えです。

 結論から言ったはずなのによく分かりませんね。順を追ってお話させていただければと思います

 

 では、そもそも「本気で絵が上手くなりたい人の行動」とは、どういった行動なのでしょうか?

 

 学生さんを例に考えます

毎日毎日毎日毎日デッサンクロッキーと模写を繰り返し、親に土下座でもなんでもして作業環境を一式整えて技術書理論技法デジタルも含めて学び、毎日毎日毎日毎日デッサンクロッキーと模写を繰り返し、親に土下座してでも専門的な学習ができる環境添削してもらう」。

 

 端的に、それが私の思う『本気』です。

 更に覚悟が決まった人ならば専門の教育機関勉強し、毎日毎日ノウミソを煮ながら作品制作に勤しむでしょう。

 そこまでやってようやく画業の卵に成りうるのです。

 もちろん環境的な要因もありますし、それが出来ないから本気ではないとは言いません。

 しかし、絵にせよ、スポーツにせよ、勉強にせよ、仕事にせよ、『本気』とは大なり小なりそういうものです。 

「やるべき事をやっているか」と言い換えても良いかもしれません。

 それができているか否かは、きっと自分が一番良くわかるはずです。

 真剣に向き合えば、「やったつもりになっている」というのは自分でもわかってしまものですからね。

 

自分はやるべき事をやったし、最低限の基礎に関しては習熟している」。

 そう胸を張れる人ならば、かかげ先生動画を見るのは非常に参考になると思います

 

 一家言あるだけに、かかげ先生動画は「見栄えを良くする」「バズりやすくする」「いいねを貰いやすくする」という点に置いて非常に参考になります

「今このキャラ二次創作を描いても伸びない」という余りにも明け透けすぎるアドバイスもありますが、なりふり構わず本気でやる上で必要アドバイスである事に私も否やはありません。

 かかげ先生添削を依頼する方たちの水準は他の添削動画と比べてハイレベルに見えますし、モチベーションも高く、糧になるか、あるいは良い思い出になるでしょう。

 

 問題は、「やるべき事をやっていない」人達です。

 

 繰り返しになってしまますが、「かかげ先生添削動画を見ているのは『本気』で絵が上手くなりたい人たち」とフレーズは、一連の騒動を追う内に頻繁に目に入ってきました。

 そう言っている方々のアカウントメディア欄を全て確認した訳ではありませんし、安易レッテル貼りになってしまうのであまり言いたくはないのですが、あえてハッキリ言わせてもらうなら「やるべき事をやっている」とはとても思えない人達が非常に多い。

 もし『本気』で絵が上手くなりたいのなら添削動画なんかを見ている場合ではない。

 そういう方たちが、本当に多い。

 これもぱっと見の主観になりますが、平均して年齢層も低く見えました(先だっての例に学生さんを想定した理由でもあります)。 

 

 なぜそういう方々が多いのか。

 私も明け透けに言ってしまますが、かかげ先生動画は「本気でやってるつもりにしてくれるから」です。

 

 かかげ先生辛口、あるいは暴言と言い換えても良いですが、その口撃はファンサービスであり、むしろ糖衣なのです。

 

 かかげ先生辛口と、私が思う辛口比較させてください。

 

 かかげ先生デッサンが狂った絵を添削する時に「複雑骨折してる」「化物になっとるやん」「この絵は伸びへんよ」等々の言葉を使って、逐一「こうする」という訂正を行います

 これを一般的に「辛口だ」と言われている訳ですね。

 

 私が思う辛口です。

デッサンが出来てませんね、次」

 終わりです。

 

 実際に言われたことのある方もいらっしゃるかもしれません。

 適当なだけに思われるかもしれませんが、これは実際、合理的なのです。

 そもそもデッサンが狂っている絵を逐一直した所で、その人のデッサン力が向上するわけではないからです。

 言い換えるなら「根本的な基礎となるデッサンが狂っている以上どれだけ作品を直しても無駄です。評価する基準に達していません。出直してください」と暗に言われている訳ですね。

 端的な事実の指摘というのは、下手な罵倒よりもよっぽど心を抉ります

 それと比べれば、なるほど、確かに「かかげ先生辛口は愛のある辛口」「関西人なら分かる」という評価があったのも頷けます

 

 個人的には「関西人は毎度毎度テメーらの文化が全国に通じるモンと思い込んで当然のように全国ネット脳死で流し込んでくるけど何で高々47都道府県のうち2府4県周辺しかないクソローカル文化にそんな影響力があると思ってんだクソ土人共が関東関西じゃねえよ全国ネットあんから関西以外:関西で分かれるの理解して弁えろカス」とも思いますが、そこは一度置いておきましょう。

 

 かかげ先生は本当に巧みな点は、まさにそこなのです。

 意識的にやっているのかはともかく、「この動画を見ているあなたは本気でやっていますよ、正しいですよ」と思わせる雰囲気作りが非常に上手い。軽快な関西弁一助を担っているのでしょう。

 それが時に「オンラインサロンっぽい」とも揶揄される独特の空気感の正体です。

 

 かかげ先生リスナーの主要層はどういった方々なのでしょう。

 

 本当は薄っすら自分が「やるべき事」をやっていないのに気づいているし、

 自分無為にしている時間で同年代人間研鑽を重ね、

 或いは既にそれを生業にしているという事実

 しかし、面白くもないデッサン模写クロッキー毎日あらゆる娯楽を犠牲にして数時間繰り返すだけのモチベーションもない。

 

 当たらずとも遠からずと言った所だと思います

 もっと単純にイキりたい、背伸びをしたいと見てもいいかもしれません。

 

 そういった方々にとって、暴言じみた辛口で叱る動画福音に見えるでしょう。

「こんな辛辣動画をあえて見ている自分は『やるべき事』をやっている」と自分を誤魔化せるからです。

 

 断言しますが、何にもなりません。

 そういう方がやるべきは鉛筆を握ることで、動画を見ることではありません。

 

 辛口添削動画を見て何か成し遂げた気になるのは、例えるならサウナのようなものでしょうか。

 私はサウナが好きでよく行くのですが、不思議もので全身から汗を吹き出しながらサウナ室を出るとひどく何かを成し遂げたような心持ちになるのです。

 その後に水風呂に浸かる時などは自分が苦行僧になった気さえしますし、外気浴の心地よさは今までの苦行の報酬のようにさえ思えます

 そうして整った帰りは心身がリフレッシュされて、健康になった気がします。

 全て勘違いです。

 健康になりたいのならば毎日運動して食事制限を行い酒を減らして煙草を絶ち規則正しい生活をすれば良いだけの話です。できやしません。

 それなのに「サウナとは自分気持ちよくなりたいから入るのだ」という自覚を忘れてしまう。

 

 下手な例えで申し訳ありませんが、辛口添削動画を見る時の怖さはそこにあります

 

 もしこれを読んでくださっている方の中に感ずる所があった方がいらっしゃるならば、その方に言いたいのは見ただけで自分が上等になれた気がする何かがあったならばそれは単なる勘違いであり、あなた自身の成長にとって害であるということです。

 絵が本気で上手くなりたいなら、やるべき事は先程も申し上げた通りですし、 「人を描くのって楽しいね!」など、優良なサイトは世の中に沢山あります

 修了するのは中々高いハードルですが、もし本当に『本気』で絵が上手くなりたいのなら是非ご一考ください。

 

 そして、ここまで長々と説教じみた話を繰り返しておきながら最後ちゃぶ台を返すようですが、絵を描くという事を趣味として楽しむことは何も悪いことではありません。

 今は描けなくとも、20年後30年後に描けるようになればそれで良いというのが絵の良いところです。

 何かを表現したいという意欲があるならば、たとえそれが趣味であったとしても『本気』に繋がると思います

 楽しんでください。

 

 最後に、2009年書き込みな上にやや畑違いではありますが、古のコピペを貼って締めさせていただきたいと思います

 どこの馬の骨とも知れぬオジサンの何の根拠もない雑考(というより半ばお説教になってしまいましたが)に長々とお付き合いいただき、誠にありがとうございました。

 

よう、ニートども!

元気か。

今日はオレ様がお前ら腐れ豚でもアニメーターになれる方法を教えてやる。

まずは鉛筆を用意しろ

鉛筆が無いやつは画材屋か文具店かホームセンタースーパーで買ってこい。

ネット通販は駄目だ。

今すぐ買え。

Bを買え。

鉛筆削りが無い馬鹿はそれも買っておけ。

消しゴムは買うな。

必要ない。

紙はA4のコピー用紙だ。

これも手元に無い奴は今すぐ買いに行け。

用意ができたら描け。

とりあえず何でもいいか20枚描け。

すると手が慣れてくる。

緊張もほぐれる。

ウォーミングアップは終わりだ。

次に模写をやってもらう。

電脳コイルビジュアルコレクション』の模写だ。

他の本では駄目だ。全く駄目だ。

この素晴らしい原画集を表紙から強制的に順番に模写して行け。

消しゴムは使うな。

失敗した線を残したまま描き進めろ。

A4の紙を動画用紙だと思って適切な絵のサイズで仕上げろ。

決して小さな絵を描いては駄目だ。

鉛筆で線を引くときにも指を動かしてばっかりいては駄目だ。

肩を動かして描け。

全身で描くんだ。

この模写が一冊分終わったらアニメーターになれる。

間違いない。

この模写が一冊分終わったらアニメーターになれる、というのは嘘だ。

だがこのプロセス必要だ。

まずは理屈ではなく経験によって体で覚えるんだ。

理屈はその後でいい。

さて、理屈だが、『アニメーターズ・サバイバルキット』を

注文して買ってもらう。

その他の本は一切読まなくていい。

ディズニーアニメーション生命を吹き込む魔法―TheIllusionofLife―』

も良書だが、

読むのに時間がかかりすぎるし、アマゾンでは現在在庫切れだ。

アニメーターズ・サバイバルキット』は2~3日あれば読める。

よく分からない所があっても、とりあえず通読しろ

読み終わった頃には、最初の方の内容は忘れているだろうから

もう一度読み直せ。

ただし今度は模写をしながら読め。

全ページ分の模写だ。

これは絵柄が簡単からかなり楽しい作業だ。

この再読&模写の作業が終了する頃にはありえないほどの自身が付く。

騙されたと思ってやってみろ。

ポイントは、教科書は『アニメーターズ・サバイバルキット』のみに

絞るということだ。

多少の違和感もあるだろうが、

とにかくこのアメリカ式作画理論を身に付けろ。

勉強はまだまだ続くが、順番は守れ。

そうすればお前もアニメーターになれる。

上に挙げた2冊の模写が終わったら、『アニメーションの本』を注文しろ

この本には、近藤善文が作った練習課題が載っているから、それをやれ。

2冊分の模写を終えた奴なら必ずできる課題だ。

だが、何の勉強もしていなくても、

いきなりこの課題を器用にこなす奴もいる。

そういう天才もいるが気にするな。

天才じゃなくてもアニメーターにはなれる。

この本はプロになったら必ず使う本だから必ず買え。

必ずだ。

巻末にある動きの実例集が役に立つ。

値段も安い。

動きの基礎が分かってきたら、今度は絵の練習をしてもらう。

絵は上手ければ上手いほどいい。

練習をしすぎるということはない。

その練習だが、まず人物からやってもらう。

教科書は『やさしい人物画』だ。

たぶん、これはもう持っているだろう。

持っていない馬鹿は、大き目の書店で買うか、注文しろ

だが、持っていても、

全ページ分の模写をやった奴はそんなにいないだろう。

やれ。

終わったら、人物画の練習はとりあえずやめておけ。

ここで色々な本に手を出して、

人物画ばかりやっていてもあまり意味がない。

次は動物画の練習だ。

教科書は、『動物画の描き方』だ。

この本を模写すると、

“あ、人間と~、動物って~、同じ~じゃん~”ということが分かるはずだ。

そのことが分かったら、人物画の練習を再開してもらう。

パースの込み入った勉強は、まだ必要ない。

今のところは『やさしい人物画』で学べる内容で十分だ。

あせってマグの本に手を出すな。

2024-07-25

フィクションにおける「世界征服」の歴史を知りたい気分だ

いわゆる悪の組織が最終目標に掲げるような世界征服

この概念の形が定まったのはいつ頃のどんな作品群によってなのか

病院の待ち時間暇つぶしに調べるのにちょうどいいお題だ

世界征服目的とした組織自分がまず最初に思いついたのは仮面ライダーショッカーだな

さて、ここから過去に向けて掘っていくか

こういうときニコニコ大百科にだいたい独自研究がまとまっているから助かる

あー、サイボーグ009ブラックゴースト世界征服目的

おっと、仮面ライダーサイボーグ009のどちらも石ノ森章太郎作品じゃないか

じゃあ「石ノ森章太郎作風に影響を与えたものは何か?」のような路線で掘っていけば何か見つかるかもしれないな

そういった観点であれば何か参考文献も見つけやすそうだ

別の観点でも一旦調べるか……アメコミとかだとどうなんだろ

ファンタスティック・フォーに登場するヴィランドクター・ドゥームも世界征服目的として掲げている?

ドクター・ドゥームの初登場が1962年7月

サイボーグ009刊行がいつだっけ?1964年7月

ドクター・ドゥームの方が早いが……

ファンタスティック・フォーを読んだことないんだよな

登場してしばらくして世界征服とか言いだしたかもしれんし

判断できない

しかし興味深いな

確かドクター・ドゥームってのは何かの組織首領みたいな感じではないんだったか

それに対してブラックゴースト組織世界征服を掲げている

ヴィラン個人で掲げる世界征服悪の組織として掲げる世界征服という違いがあるのだなあ

サイボーグ009(というか石ノ森章太郎)が影響を受けている可能性がある作品として007シリーズがあるか

007世界征服を目論む輩はいたっけか

いるわ

スペクターですね

さて、これの初出は?

小説の『サンダーボール作戦』で1961年かな?

なんかこの時代らへんって世界征服をもくろむキャラクターが登場する有名作品が沢山誕生しているんだな……

冷戦下のスパイ小説とかが世界征服をもくろむ悪人キャラクターの源流なのかしら

もっと過去に遡れるのかどうか

ナチス崩壊1945年あたりまで遡れるかも、という勘がある

当時の人にとって「世界征服」はフィクションではなくREALに起こりうる危機という感覚があったのかしら

核戦争による終末はREALの感覚があったかもしれないけれど世界征服はREALだったのかNOT REALだったのか

こういう「当時の人がどのような意識でこれを読んでいたか」という肌感覚を知ることができたらなあ

石ノ森章太郎自伝だかルーツをたどるみたいな本は予想通りあるみたいだな

じゃあ病院帰りにジュンク堂に寄りましょうね……

国会図書館デジタルコレクションで「世界征服」で検索するとだいたい1890年~くらいの資料が見つかる

けれどモンゴル帝国世界征服だったりナポレオン世界征服だったりどこぞの国が世界征服をもくろんでいるので我が国富国していこう(←これ正しく読めてないかも)みたいな文脈での用例になる

今の興味はあくまフィクションでの世界征服なんでね

あー、「世界征服という単語がREALからフィクションでの出来事となったのはいつか?」というテーマにもできるのか

横道にそれた話→現実の話で「世界征服」と言ったとき、「世界」が「地球全土」とか「地球上に存在するすべての地域」とかを意味していない場合がある

1984』の刊行1949年

世界征服とはちょっと違うか?しかし少なくとも隣接ジャンル

石ノ森章太郎SFの人だから海外SF小説に源流を探しに行くのも面白そうだ

宇宙人による地球侵略も隣接ジャンルだけれど……探す範囲が広範になってしまうな

当時のトキワ荘メンバーに源流があるかどうか?も探すか

陰謀論世界征服にまつわる話があるかもしれんな

エンタメとしてフィクションの題材に用いられるような類の陰謀論ネタ歴史が古いモノが何かないか一応見ておくか

ある程度調べたら日記にまとめるか

一旦ここまで

2024-07-24

日本デジタル小作人から円安になる ← ん??

2024年

IT関係による貿易赤字 5兆円

インバウンドによる黒字 7兆円

 

言うほどか?

anond:20240724134725

知的問題あったらデジタルな諸々が出来ないだろ。

あと俺は横増田

anond:20240724133552

普通に親が出来ないデジタルな諸々とか、家のメンテや庭のメンテとか帰ったときに一緒にやるやろ。

あんまやらんのか?

2024-07-23

User:Unicode artとは?

Unicode artは、Unicode文字使用して作成されるテキストベースアートフォームです。ASCII artの発展形とも言えます。以下にUnicode artの主な特徴を簡潔に説明します:

1. 使用文字: Unicode文字セットを使用するため、より広範囲文字記号が利用可能です。

2. 表現の幅: 従来のASCII artよりも豊かな表現可能で、より詳細な絵や模様を作れます

3. 多言語対応: 様々な言語文字を組み合わせて作品を作ることができます

4. 互換性: Unicode対応システムであれば、ほとんどの現代的なデバイスで表示可能です。

5. 用途: デジタルアートテキストメッセージの装飾、ウェブデザインアクセントなどに使用されます

簡単な例を示しましょう:

╭∩╮(ಠ۝ಠ)╭∩╮

これは、Unicode文字使用して作られた顔文字の一例です。さらに詳しい情報や、より複雑な例を知りたい場合は、お知らせください。





Claudeくん、あのさぁ……

2024-07-21

うる星おそ松さんは影をパステルカラービビッドカラーにしていて配色が今時感があった

絵柄自体現代風に寄せてはいるが当時のレトロさも活かし、色でオシャレさを演出

ラムちゃんは旧アニメでは一貫して緑髪だが、原作では構造色で見る角度によって色が変わる

アニメは基本は緑にしつつも色んな色に変えていて、その柔軟さはデジタル作画からだろう、現代リメイクした意味はあった

らんまのキャラデザには不安がある

原作そのままではない、旧アニメに寄せたわけでもない、今時のナウでヤングな印象もない、中途半端

最近留美子絵というか80年代90年代風が一周回ってリバイバルしている

若い絵師レトロ可愛い絵柄として昔風の画風で売れていたり

らんまはうる星路線で色でオシャレさ出すかと思ったがそうでもなく、なんだかうすぼんやりした配色

レトロ可愛い路線を目指してほしかったな

うしおととらは尺がなく圧縮されすぎた話は不評だったが、キャラデザコテコテに古(いにしえ)!で良かった

らんまの中途半端で魅力に欠けるデザインは、フルーツバスケットを思い出す

フルバ原作の初期後期で絵柄がかなり変わり、後期ですらも今見れば古臭く、作者たっての頼みで原作無視した絵柄を要求した

そのため、髪色髪型服装などのデザインはそのままに、絵柄は完全に別物になった

そしてその絵柄は、特に美しくもかっこよくもなくレトロ可愛さもナウさもない中途半端な絵柄だった

らんまはもっと動いているところが出れば印象変わるかもしれないけど、原作絵にも旧アニメにも今のところ劣る

まーた昔のアニメリメイクするらしいけど

今度はぬ〜べ〜だってさ。

結局デジタルってド派手なエフェクト使いまくって一見作画凝ってるように見えるけど、実際あんなのCG簡単に使い回して何も凝ってない。

凝るべき人間描写は背景越しの遠景でエフェクト盛って誤魔化す。もしくは顔面ドアップで作画コスト軽減。


アニメーターに金払いたく無いならアニメなんか作るんじゃねえよ。

無駄声優ばかりゴリ押して人気声優!豪華声優レジェンド声優!なんつって声優ばかりをフューチャーするけどアニメ作ってんのは声優だけじゃねえんだよ。

視聴者ナメられすぎだろ。とりあえずみんなが知ってる声優出して作画は他のアニメの使い回し、エフェクト盛って誤魔化す、OPTikTokバズるようなスメル曲にすりゃあ良いと思ってんだろ。


それである程度は回収できちゃうからやるんだろうな、視聴者の質が問われる

[] 2024-07-21-2

朝食: コーヒー

昼食: スパイシーモス, ポテト, はちみつレモン入りジンジャエール

 

文庫サイズ聖書がほしいと思ったが、文語しかなかったのでしかたなくそれを購入

だが馬鹿なので集中して読まないと全然理解できなかった

私の設定したなんちゃって安息日の日には、デジタルは使いたくはなかったが、今まで読んでいたKindle版無料聖書土曜日に読んだほうがよさそうだ

なぜ聖書に惹かれるのか、それは私が「相対主義」というものに対する疑念を持っていることにも関係する

善悪問題が「どの倫理観が好きであるか」という好みの問題だけに帰着されることに対する懸念である

多神教は「それにまつわるものとしてあの神がおり、あれにまつわるものとしてその神がおる」といった都合のいい価値観を代弁しているように見える

「何を信じるかは人それぞれ」といっていろいろなもの偶像崇拝するのが本当に人間社会にとって有益なのかと疑問なのだ

聖書ではノアの法という絶対的倫理基準採用しているが、これ自体狂信的なものではない

といっても、私自身、まだ聖書については学びきれていない

世界で最も読まれている本が聖書だというのだから、単に教養としても良いだろう

読んで何かしら行動として実践することが重要だと思っているので、「信じる者は救われる」といった態度は取りたくはない

からキリスト教よりも旧約聖書を読むようにしている

ビックバンセオリーシェルドンが言うには、有名な学者の数々がユダヤ教徒であるために、キリスト教よりも魅力がある、という側面もあるが、非ユダヤ人であるシェルドンや私はノアの法さえ守っていればよいはずだ

思うに、私が最初聖書に触れたのが「箴言」だったのが大きい

というのも、箴言にはSNS時代に通ずる考えがズバリ書かれており、その道徳性驚愕たからだ

その感覚トーラーを見るとちょっとズレているかもしれないが、ラジエルの本にも「真の知恵はトーラーしか存在しない」と書かれていた気がするので、より興味を持ったのである

知識が生み出したのは残念ながらICBMである、それに対し、知恵が生み出したものタルムードトーラーであると言えるのではないだろうか

2024-07-20

イラストレーターAIに置き換わる話を「創作市場を縮めていく」と言うのはおかしくない?

やあ、みんな!今日ちょっとホット話題をぶちかますよ。最近AIイラストを描くようになってきたけど、それに対して「創作市場を縮めていく!」って騒ぐ人がいるんだよね。でもさ、これっておかしくない?なんか、イラストを描くことだけが創作みたいな傲慢さを感じるんだよね。

創作って絵を描くことだけじゃないよね?

まずさ、創作ってイラストだけじゃないんだよ。文章音楽映像ゲームデザイン舞台…いろんなジャンルがあるんだ。イラストレーターがAIに置き換わることで創作市場が縮むなんて言うのは、他のクリエイターたちに対して失礼だと思わない?それに、AIが描いたイラストを使って新しい作品を作るのだって立派な創作活動なんだよ。

AIを使って新しい創作を楽しもう!

それにさ、AIはただのツールなんだ。昔だってカメラデジタルアートが登場したときに「絵画の終わりだ!」なんて言われたけど、結局新しい表現方法が生まれただけだったじゃん。AIも同じで、使い方次第で新しいクリエイティブ可能性を開くことができるんだよ。AIを敵視するんじゃなくて、上手く活用してもっと面白いことをしようぜ。

イラストコストが下がるってチャンスじゃん!

さらに言うと、AIイラストを描くことでコストが下がるのって、むしろチャンスだと思うんだ。安くてクオリティの高いイラストが手に入るなら、それを使ってもっと多くの作品が生まれるんじゃないかな。例えば、個人ゲーム開発者プロイラストレーターに頼めなかったところをAIイラストカバーして、新しいゲームを世に出すとか。これって、創作市場が拡大することに他ならないよね。

創作市場もっと広い!

結局、イラストレーターがAIに置き換わることで創作市場が縮むなんて言うのは、ちょっと狭い視点だと思うんだ。創作市場もっと広くて、多様なジャンルがあって、AIもその一部として新しい可能性を生むんだ。だから、「AI創作ダメにする」なんてネガティブな考え方はやめて、AIをどう活用するかを考えようぜ。

まとめ

AIが描くイラストを使って新しい創作をするのも、立派なクリエイティブ活動だし、イラストコストが下がることで創作市場はむしろ拡大すると思うんだ。だからイラストレーターがAIに置き換わることで「創作市場を縮めていく」なんて言うのはおかしいし、もっと広い視点創作市場を見てみようぜ。AIを上手く活用して、新しいクリエイティブ世界を楽しもうじゃないか

anond:20240720104622

デジタル時代に顔さらしてAV男優になるとか、地獄すぎる

AVなんてデータとして半永久に保存されるのに

anond:20240720043608

他の生成AIなんてそれこそクソ負けも負けの大惨事じゃん。バカか。

海外の生成AI企業に金が落ちるだけの構図で「デジタル小作人」って言われてる。

半導体企業海外、生成AI企業海外日本はそのお客様になってるのが現状だろ。

いったいどこに「日本が勝つチャンス」があると思ったのか教えて?

2024-07-19

職場ジジイ喧嘩してしま

みんなどうやってジジイ喧嘩しないで仕事してんの??

職場ジジイデジタル化を一切していなく、超単純なツールすら使わない(覚えようともしない)ので、クソ非効率的に働いている。それはジジイ勝手なんだけど、ジジイのクソ遅い仕事のせいで割食うのはこっちなんだよ。

ついでに未だに昭和から、若手に有無を言わさず仕事押し付け、上を通さずに勝手休日出勤させる。

そんな時私はふざけんなジジイと思うわけだから、ふざけんなと本人に言いに行く。

もちろんふざけんなとは正直には言わず、「そちらだと問題があると思いますが、〇〇ではどうですか?その場合私がやりますよ」だの「人に仕事をしてもらうなら〇〇の手順を踏まないと行けないと思いますよ。実際以前も問題が起きましたよね」とか言いに行く。

で、大抵ジジイは謎の頑固さを見せるので(邪推だが、若い女の言う通りにしたくないだけだと思う)、お互い引かない言い合いに発展する。

でも、こういうジジイって多分どこにでもいるわけじゃん?

だけど普通の人はジジイ職場喧嘩しないわけじゃん?

みんなどうやってジジイの事片付けてんの?

ーーーーーーー

ちょっと思い出した追加情報

このジジイ いつも臭い

助けて

anond:20240719145250

クリック一つで範囲内が同じ色になるなんて!ってのは何かで読んだ気がする。

アナログだと掠れたり滲んだり垂れたりするのがデジタルでは無いからね。

絵師特権階級意識がにじみ出た名文

anond:20240718203834

AIの登場によって絵師がその仕事を諦めざるをえなくなるとしたら、

AI創作に役立つ」っていう建前は嘘ってことになるし、「AIを使ってより稼げる」も嘘ってことだし。

結局、AIには純粋創作市場のものを縮めていく効果があるってことになると思うんだけど。


こういう発想が出てくる事自体おこがましいことなだってことに気付いて欲しい

AIが嫌われるのは「テクノロジーの発達によって属人的技術普遍化するのは喜ばしいことだ」っていう人類全体の進歩大原則に歯向かっているからなんだよ

テクノロジーの発達によって職人的な仕事がなくなっていくってのは当たり前のことだし、それ自体は非常に良いことなだってことをまずはわかってくれ

例えば、昔は漫画イラストを描くには専用の画材必要だった

画材専門店なんてのが主要駅の近くには必ずあって今で言う絵師に相当する人間Amazonなんてあるわけないからわざわざそこに赴いて自分技術必要商品を買っていた

ところがPCソフトウェアの発達とペンタブの登場によってイラストに関する画材市場は壊滅的な打撃を受けた

パソコンならいちいちペンを持ち替える手間もないし書き損じたときに0からやり直す必要もないからどっちが便利かなんて明らかだったんだよね

ソフトウェア製作者はユーザーの声を聞きながら「どうやったらあの画材の書き味をパソコン上で再現できるか」ってことに腐心して(反AI言葉を借りるなら無断学習して)研究開発しまくった

その結果、結局今となっては画材屋なんて軒並み潰れ果てたし画材製造会社だって何社も潰れまくっている

あるいは印刷分野に目を向けてもいいよ

今では考えられないことだけどadobeがここまで普及する前は印刷屋さんにDTPを行う専門の技術者が必ず常駐して高給で働いていて、同人を描いている人はみんなそこに依頼していたんだよね

絵描きの全員が印刷に適したデータを持ってこれるわけではないから、紙に書いた生原稿スキャンしてちゃん形式を整えて装丁して一冊の本として出す

そしてそれには職人的な技術必要だった

当然いまはその程度の作業なんてみんな家で簡単にできるようになったかDTP職人の働き口はめちゃくちゃ狭くなってしまった

絵師の使っているソフトウェアなりペンタブなりは全部そうやって廃業していったDTP職人なり画材製造職人なり画材の卸問屋なりの屍の上に成り立っている技術なわけ

で、反AIデジタル画材の普及に際して「創作市場のものを縮めていく効果がある」なんて声を上げたりしたわけ?

してないよね?

自分たちだけが特別扱いされるべきだって考え方を恥ずかしげもなく披露しているその傲慢さは本当にどうにかしたほうがいいと思うよ

そしてまともな社会人はみんなこの手の技術革新に対してはちゃんと柔軟に対応しているんだよね

自分の携わっている産業が誰かの廃業の上に成り立っていることを自覚して、あるいは自分もいつ廃業するかわからないリスクを抱えながらキャリアプランを練っているわけ

例えばWEBライターなんかはあと数年で滅びるだろうけど、いまWEBライターやっている人もその経験を活かしてWEBサイト分析等を行うマーケター、サイト運営のものを担うWEBディレクターなんかに転職して、あるいはもっと趣味的で属人的な文筆業に鞍替えしたりして生き残ろうとしているわけ


絵師だって別に転職すりゃいいだけの話なわけじゃん

仮に下手くそな絵を描いていたのだとしてもPhotoshopとか画像編集系のソフトの扱いに長けているんでしょ?

AIの登場によってむしろAIが生成した画像レタッチしたり修正したりする仕事需要が爆増するだろうし、あるいはちゃんとした審美眼を持っているデザイナーだって重宝されるに違いないわけじゃん

もともといま日本会社人手不足が甚だしいんだから就職先なんて引く手あまたでしょ

AIが一体何にそんなブチギレているのかさっぱりわからん

別にAI貴方仕事を奪ってないよ

しろ働き口の多様性を押し広げているようにしか見えないんだけど

デジタル作画のせいで底辺作家挫折すると賞賛する人たち

デジタル作画のせいで底辺作家挫折してやめると褒め称える人たちがいるけど、どういうモチベなん?

デジタル作画の登場によって紙作家がその仕事を諦めざるをえなくなるとしたら、

デジタル作画創作に役立つ」っていう建前は嘘ってことになるし、「デジタル作画を使ってより稼げる」も嘘ってことだし。

結局、デジタル作画には純粋創作市場のものを縮めていく効果があるってことになると思うんだけど。

どういう人がどういうモチベで、それを喜んでいるの?

これまで紙作家に依頼しまくって、めちゃくちゃ金払ってた人とか?そんな奴が紙作家が筆折って喜ぶか?

ぶっちゃけオタクへの差別意識一種で、「紙作家」というものへの憎悪の発露にしか思えないんよ。

 

anond:20240718203834

2024-07-17

anond:20240716201743

富士フィルムのX100VIを使っています

富士フィルムカメラAPS-Cでそのなかでも極限まで小さくしたコンパクトカメラです(ハイエンドコンパクトデジタルスチルカメラ通称はこですか)

フルサイズは大きいか富士フィルムのほうが小さいという意見もあるようですがフルサイズのα7CよりX100VIのほうが大きい気がしま

気のせいかもしれませんが…

2024-07-16

anond:20240716093144

相変わらずオリンパスの状況をアップデートできてない情弱が多すぎだな。

オリンパスは既にレンズ交換式カメラをはじめ、一般消費者向け光学機器提供していない。不正会計等々による経営破綻によりデジカメ部門を「OMデジタルソリューションズ」として分社化し、デジカメブランドも「OM SYSTEM」に変更しているからだ。

https://jp.omsystem.com/

オリンパス社に残っているのは内視鏡をはじめとする医療向け光学機器部門だ。だから元ネタ画像で手術シーンが映っているのはネタとしては正しい。

anond:20240716112343

暇空の出したデジタルクーポン案よりも安野のIT実績の方が信頼されたし日頃何やってるか大事

カメラメーカー毎の違いと現在の実際

https://togetter.com/li/2402260

これ、揶揄するのはいいけど現状だと結構違ってきてるよ

SONY

そもそもこの写真がαで撮られてはいるんだけど

撮った人がプロすぎるし全部マニュアルオートフォーカスもOFF!)なので参考にならない

そもそもプロマニュアルしか使わないしプロユースとして使いやすいかどうかという視点しか持ってない

そういう意味ではSONYプロユースで強くなってきているし

実際にデジタル化以降のメニュー画面等の操作系はSONYが圧倒的に良い(他が弱すぎるのもあるが)

Canon

他のメーカーセンサー供給を受けてるけどCanon独自センサーを使って頑張ってる

そのせいもあってダイナミックレンジ撮影できる暗所と明所の幅)が狭くてこんな感じの白飛び黒潰れ写真になりがち

ただ、今はその辺も改善されて他社とほぼ同じレベルになってるので

特にEOS Rシリーズ系であれば同じような写真が撮れる

Panasonic

この前のWebサイト画像問題でも炎上したPanasonicだけど実際にあんまり力を入れていない

そもそもプロユースしている人はほぼ皆無で一般人向け家電に振り切っている

ネタとして手振れしてる画像になってるけど、これは「一般人は手振れしがちだよね」という意味合いが大きくて

Panasonicから特段手振れしやすいとかそういうわけではない

Fujifilm

変態的にフィルム感にこだわってるのが富士フイルム

まぁ会社歴史的にもそりゃそうなんだけどもはや画像処理でどうとでもなってしまっているのが悲しいところ

昔は「フィルムっぽい写真が撮れますよ!」とアピールしてたけど

最近は中判サイズセンサーを備えてぶっ飛び画質を実現してる

とはいえプロユースはほとんど見ない

芸術系にたまにいる印象

OLYMPUS

オリンパスといえばPENミラーレスカメラ先駆者となったイメージだけど

もはやPENもOM-Dも表舞台から退場してしまったイメージ

個人的センサーサイズ至上主義には反対なのでマイクロフォーサーズで頑張って欲しいけれど

まぁ市場的に無理だろうと思う

とはいえ画像の通りOLYMPUS医療機器メーカーであってついでにカメラを出してるので

別に売れても売れなくてもいいんだろうな

Nikon

から「動体はCanon、静止物はNikon」と言われたようにNikonAF全然ダメ

レンズが良いから写りはいいんだけどピンボケしてると台無しになる

とはいえ前述したようにプロはどうせマニュアルしか使わないのでプロユースではCanonNikon二極化が起きてたけど

SONY戦後はかなり厳しい戦いになっている

ミラーレス化にはCanonより先に成功し(Nikon 1は無かったことにされたが)

フォーカスが合わないならいっぱい撮れば良い」

ということでフォーカスをずらしながら大量撮影するという力業かましたりしてる

まぁそれでも合わないことがあるが・・・昔よりはだいぶマシになってはい

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん