はてなキーワード: トラブルとは
客とのコミュニケーションには向いてないけど、技術的に優秀て人はいっぱいいるよ。
企業だと、営業担当と技術者が分かれてて、技術者は表に出ないって体制も結構多いよ。
両方できる人はそれは優秀なんだろうけど、まあかなり貴重。
オープンソースとかフリーソフトウェアだと、利用者と技術者が直接コミュニケーションとって価値観の違いでトラブルになったりはかなりあるね。
それは良くないことだけど
犯罪率というのも実際どうなのかわからなくて、たとえば、ご近所トラブルや顔見知りにレイプされたとかそういう犯罪事案を「あとあとここで生きていけなくなるぞ」みたいに警察ぐるみで泣き寝入りさせられたら事件にはならないから犯罪率低くなるけど、治安がいいとはいえない。
https://anond.hatelabo.jp/20210114104835
リモート葬儀というものは知らず、やる/やらないの二択で考えたが、知っていたら真剣に検討したと思う。
悩み、葬儀はみなで集まったが、感染リスクを恐れながら日数がたち、その心配がほぼなくなってから、ようやく祖母との思い出などを考えられるようになった。
友人の職場の人間で、家族葬だから平気だろうと集まったら、高齢の会葬者からコロナで死者がでて、一族みな自宅待機、という具体的な事例があった。そして職場での事後対応の顛末も聞いていたからだ。
一方、親族の反応は、言葉通りに受け取るべきでないように思う。
自分もITエンジニアであり、高齢者の多い施設に設置し、顧客が操作する端末をつくったことがある。
すると、当たり前に情報機器を使いこなす世代からは、想像もつかないトラブル、破損が頻繁する。
そして、トラブルの主は、かなりの確率で怒り、機械化、IT化を非難する。
ITが分からず、カッコ悪くて若手に聞くにも聞けず、という高齢者が、
恥をかかされた、勝手がわるかったのを、
人のせいにしたくて言っているケースが非常に多いように感じる。
ついていけてない自分、そして遅れて勉強しようともしない自分を、
仏法を大して知らずに語るも然り。
勝手の悪い思いをさせないように、説明するのが少し足りなかったことだろうか。
さて、ではどうしたらよいだろう。
始まる縁があれば終わる縁もある、という僧侶のお話もごもっとも。
僕ならそうするかも。
ただ、お母さんの気持ち、今までの付き合いを考えると、
49日など、どっかで軽くフォローするほうが穏当かな?
故人の関係者、親族とはいえ、自分とは違う考え方の人たちを集め、
そこで、リモート開催という、この厄災下に則した調整、決断をされたと思います。
本当にお疲れ様でした。
就職っていうのは人間性ではなく、成績と面接力、コミュ力でできるんだから
保育士が一歳の子どもにりんごを食べさせてから、他の食べ物を口のなかに入れて窒息死させたニュースを見てたら気持ちが落ち込んで、自分の子供を保育園に入れることに抵抗感が
これ、今回子供が亡くなったから大事になったけど、喉つまらせた子供がなんとかなっていたらずっと虐待みたいな食事が行われていたんだろうな。時間内に食事が終わることにこだわっていたんだそうだ。
子供に虐待紛いのことをしまくってる保育士もいれば、性的虐待してる保育士もいるし、子供が好きでちゃんと信念もって仕事してる保育士もいるし、親がガチャで良い保育士、良い保育園が引けるかどうかなんだよなー
保育園に入れなければママ友トラブルもない。保育園に入れたとたんに他の子供に服を破かれたりけがさせられたり、けがをさせたり、色んなリスクが伴うけれども
親と子供が一対一でもヒヤリはっとあるのに、保育士が一人で複数の子供を見てるんだから全くけがをさせないというのは無理なはなしで
難しく考えすぎなんだが、保育園こわいわ
いちおう、プログラマーにはプラチナカードはおすすめしている。ブランドは秘密。
そのため、最低限マルチ通貨で決済しようと思うとカードということは起き得る。
そして、かのAmazonですら、国を超えるとトラブルを起こすことはある。
その場合に、こちらはデスクということになり、ゴールドデスクでは貧弱。プラチナデスクがひつようになることがあるため、海外取引となると、プラチナカードはもってたほうがいい。
初見で私が1ヶ月、リトライでより確かな結果でおおよそ1-2ヶ月。実数。
どうかんがえても、放置するとウッっていく。周囲には相談しているが、成功事例がひろまると、各地域のランカーに話が行き始める。
そこはどう考えても3人月だろうが、ランカーで3人月(実費)という状況を看過できない。
そこそこの人が、普段から Windows Update に時間がかかってストレス抱えてると思うけど
でも自分はここ数年間、大した時間もかかっておらずトラブルも無く、ストレスは感じていなかったんだけど・・
プライベート用の Core i7-7700HQ、CドライブはSSD、DドライブはHDD1Tの構成で、「再起動しています」のまま40分も待たされた。
仕事用の Core i7-8550U、SSD の構成でも、再起動に15分くらいは待たされたのかな。
プライベート用のもう一台の、ご自慢の Surface Pro 7 はまだアプデしてないが、これも同じくらいと見ておいた方がよさそう。
フリーズしたのかな?と焦って強制再起動なんてしないように、気をつけなきゃならない。
自分はプライベート用・仕事用と2台同時にアプデしてて、2台とも時間かかってたから、フリーズではなくてそういうものなんだと理解して待てたけど……
追記:Surface Proのアプデはわりと速くて草
これまで同人活動を長く続けてきたが、人間関係の悩みが尽きなかった。
楽しいことが多かったが、それでも他絵師への嫉妬や、やばいやつに絡まれたりと、つらい思いをすることも多かった。
そこで、すべては画力をあげるしかないのではと考え、ここ3年ほど、集中的に画力を上げる努力をした。
結果、他人からも「本当にお前が描いたのか?」と言われるほどに画力が上がった。
一年前、ある漫画にハマり、新しくツイッターアカウントを作って二次創作をはじめた。
すると、明らかに今までと周りの反応が違う。
絵をアップするとちやほやしてくれる。
フォロワーもどんどん増える。
一番驚いたのは、いままでだったら相手にしてもらえない神絵師に、
対等か、もしかしたら私のほうが上なんじゃないかと思わせてくるような口調で話しかけられたことだ。
承認欲求が、がばがば満たされていく気分で、何をやっても楽しい。
また、あんなに辛かった絵を描く作業も、最近は思ったような絵がかけるようになってきて、嬉しいし楽しい。
これまでと違い、付き合う人間を選べるようになったので、トラブルも基本的にない。
偏見かもしれないが、画力が高い人達は、やばいやつが少ないように感じる。
失礼な対応をされることもない。
絵がうまい人たちと話が合う喜び、画力の相談ができる相手もできた。
誰も私のことをいない人のように扱ったりせず、むしろ私が場のメインになることもある。
知らない人に、ずっと私のことが好きだったと言われる。
神絵師にも絵を褒められる。
あと解決していない悩みは、自分の絵がいつまで経ってもうまいと思えないことだ。
前よりは良く描けたかもしれないが、ここも描けていない、そこは色が良くない、そういう悩みに悩まされるようになった。
気に入っている絵もあるが、半月ほど間を開けて見返すと、記憶より下手で嫌になる。
昔、神絵師が自分で描いた絵を「下手だ」というたびに、「お前が下手だったら私の絵は子供のラクガキか」と卑屈になっていたが、なんとなく、こういう気持ちかとわかるようになった。
https://note.com/kouichi1997/n/n84ea35c59ead
多くの人にとっては「またか」という思いがあるのか、内容に比べて火の手の勢いは小さい
ところで自分が気になるのは、こういう人物をビジネス界では持て囃す人がとても多いことだ
私の見る限り、西野氏がやっていることは注目には値するものの、人や社会の役に立っているようには見えない
どちらかといえばこうしたトラブルめいた話の方が多く聞こえてくる
にもかかわらず、西野氏の周りには人が付いている
昔から同じ
その人の会社に儲かってほしいとおもうと
99%を自分たちでやって
1%をデキる人をさがしたり、1%だけできなかったけど1%だからいいですよね。って美味しい仕事だけを食うひとが、大多数で
なにがわるいのかもわからない99%できてんじゃん。(難易度ベースだと1%すらできていなくても 関係ない)
という人が大多数 まさに がんばるやつは あたまのおかしい童貞のクソ野郎というのがIT業界だったけどいまはもっとひどい
たすけてくれー とか、困ってから言える業界に成った。(それまで不義理をさんざんしていても)
で、たすけてあげて らっきー やっぱり人生って簡単だなぁ、また銀座に飲みに行こう!もうかっちゃった(助けた方は大赤字)(実働が1ヶ月でも、準備が数年 だから トラブルになっていたんでしょ?というのを偶然デキる人がいて らっきーだった とは微塵も思わない。 かれらにとっては偶然たすかった そこには相手の努力も 投資もない。ぐうぜん、たまたま 運良くできるひとに巡り会えた、そのひとも偶然できて 仕事できてらっきーだね程度)
実は「プロ意識がなさすぎる」という項目も書こうかと思っていて、そちらの一例として歌枠のことは書こうと思っていたのですが、
まあそれは言いすぎかな、と思いこうした次第。
ライブの当月に「基礎レッスン頑張ってる」なんていうのもあって、おいおい、と思った。
その他平気で開始時間に遅れたり(機材トラブルなら仕方ないけど)、しゃべるのが仕事なのに喉を平気で酷使していたり、お金貰えるような仕事ではないな、と思うことは多数あった。
まあ僕はただで見ているのでなにも言えないけどね。
というかそれを許容している人たち(自分も含めて)が一番どうかと思うけど。
どうしてツイッタラーやネット民はたかが140字もない文章が読めないのか。
趣味でものづくりをしている(身バレ防止のため詳細は伏す)。月に2~3個売れるか売れないかくらいの感じでフリマサイトでの販売をしており、下手の横好きながら楽しくやらせてもらっている。
もらってはいるが、購入者のうち、一部の連中ではあるがなかなかどうして文字を読もうとしない。
値下げは受け付けないと書いたのに、値下げ値下げと喧しい。オーダーメイド企画のときは「オーダーはDMで」と書いているのに、企画発表のツイートにわざわざリプしてくる。追跡番号を送ったのに「まだ届かないんですけど」と要らん連絡を寄越す。
作家は「作って・売って・送って・不良品は修理して」が全てだ。買い手の都合なんぞ知らないし、宅配が遅かろうが知ったことではない。
それなのに連中はいつもいつも作家に質問をしてくる。10秒考えればわかるようなことをリプやDMで聞いてくる。煩い。全くもって迷惑である。
私が買い手に求めるものは「期限以内の支払い」と「不良品の問い合わせ」、「可能であれば到着報告と商品紹介」そして「商品への感想」だけである。逆に言うのであればそれ以外は要らないし、むしろ迷惑だ。
批判はいい。商品として世に出した以上評価に晒されるのは承知している(趣味の延長なので納得が行かなければ無視するが)。だが連中はそれ以前のレベルで読まない、見ない、何よりウザイ。ググればわかることやお門違いのことをわざわざ作家である私に聞いてくるのだ。不快極まりないことこの上ない。
ずっとフラストレーションとして溜まっていたこのことを今回うだうだと書きなぐることになったのが、先日私が行った抽選プレゼント企画だ。
発送に使う実名と住所を伺うのでその旨を了承の上、詳細の書かれた画像を読むよう応募ツイートの文章に書いた。文字数にして110字前後。原稿用紙にして1/2。ツイート本文に限れば1/4だ。漢字の分からない小学生でも無ければ簡単に読める「はずだった」。
当選者はあろうことか住所だけ明かして本名はハンドルネームで送れと宣った。説明を読んでいなかったのだ。
「出来れば実名でお願いしたい」と頼んだ。だが当選者は「う〜ん、難しいかなぁ」と答えのけた。何が難しいというのか。そもそも住所を明かした時点で貴様の本名など簡単に調べられるというのに。
私は今までトラブルを避けるために可能な限り手を尽くした。説明を読めば誰であろうとちゃんと理解できる文面を心がけ、過不足なく注意を書き連ねた。作品のトラブルならいざ知らず、しょうもない発送事故やお金のやり取りなんぞでことを荒らげたくないからだ。故に安易に「アンタは対象外なんで辞退しろ」とも「なぜ説明も読めないのか」とも言えなかった。そもそも当選者はフォロワーだ。後々禍根を残すマネはしたくなかった。
結果、宛先不明で返送と相成った。この後私がすべきことは「返送になった事の報告→実名を言うか金を払って匿名配送にするか辞退するかを聞く→答えに沿った手続きを「私が」する」だ。
当選者が素直に実名を言えばこのような面倒は起きなかった。全くもって腹ただしい。それをすることによってまた新たに問題が発生するかも分からない。
プレゼント企画をしたからだ、と言われればそれまでだろう。だが、プレゼント企画である。郵送しなければ行けないし、郵送には正しい宛先が記されていないと届かないことくらい、小学生でもわかることだ。
それなのに、そんなことも理解出来ずに匿名で配送させて作家の私に要らぬ心労をかけやがる。なんなんだお前は。タダでものが貰える癖にガタガタ文句を抜かすんじゃない。実名が何に使われるかわかったもんじゃないと言うなら、初めからプレゼント企画なんぞに応募するな。
どいつもこいつもググればわかることをうだうだ聞き、考えれば済むことをグチグチ宣い、説明やツイート本文も読まず脊髄反射で反応する。
脳死で生きるのは勝手だが、私を不快にさせるんじゃない。推しキャラのフレーバーテキストは舐めるように見るくせに、ツイートひとつ読めないマヌケ共がTwitterには多すぎる。
※「初めからTwitterで企画なんかしなきゃいいじゃん」「フリマサイトの民度に期待するな」といった意見はこの文章の趣旨と外れるので要らないです。というか、その民度の低さにイライラするというお気持ち表明なので。そういうもので片付けられるレベルの民度じゃないんですよ。なんなんだアイツらマジで。
いまに続く悪いイメージも薄かったしね。
プロの作家でも作風なんて大体どんどん変化するし、なんならデビュー作で出し切ってしまって後はひたすら後退していくだけって作家もいる。で、基本的には〈元には戻らない〉。なぜそうなるかというのは大体想像がつく。「最初のスタイルに満足できないからこそ変化した」わけだし、そんな風に「あるスタイルに満足できず変化する」ことこそが才能だからだ。
むしろ商売でやってる場合の方が、作られたスタイルをなぞり続けるというやり方でずっと変化しないという可能性がある。たとえばとある”世界で売れている”大物海外アーティストは、何十年も「レコードそっくりの歌い方」でライブを続けている。自分たちに求められているものが何かを完璧に理解しているから、まだ20代の青臭いガキだった時代の曲調、演奏法、歌い方を40代になってもそのまま完コピして演じて、それをみんなが喜んで見ている。それは商売だからだ。アーティスティックな活動とはまた別の話だ。
そもそも才能に任せて書いていた素人が、書く事を中断せざるを得ないようなトラブルを経て、それで帰ってくることの方が稀なのだ。その人は確かに書かずには折れない人で、そして確かに才能があるんだろう。その才能があるなら、また新たな境地に至るかもしれない。それは、最初の若々しい伸びやかな才能とは違ったものかもしれないけど、様々な経験を踏まえたもっとすごい何かかもしれない。そう期待して、しばらくは温かい目で見守るのがいいんじゃないかな。
東大生で当たり前の集団でトップをぶっちぎる。俺が優秀なんだよ。
12倍ぐらいで、一般的には優秀。
同じぐらいだと、オリンピック級。
=== 1 ===
私は過去へとタイムリープしたことがある。人生をやり直すために。
まあ、そう言ったところで多くの人には信じてもらえないのだろう。
だからまずは、どのようにタイムリープが可能となったのか、その理屈を述べ、
今回のタイムリープには協力者が居て、その人のおかげでタイムリープが実現できた。
それ以上のことは先方との約束により、絶対に明らかにできない。
しかし、タイムリープの理屈など、私にとってはどうでもいいことだ。
タイムリープによって知った驚きの事実を、私はある「期待」とともに皆に伝えたいのだ。
=== 2 ===
そもそも私の場合、入試や恋愛、大きな事件事故など、現在に至るまでの人生の中で、
強い悔いを残し、これだけは絶対に変えたい!というイベントは特に無かった。
それでも、先方からのタイムリープの誘いに乗ったのは、既に結果を知る過去を再度歩めるのなら、
そこに現れる人生の選択肢もより良いものが選べるはずだと考えたからだった。
例えば、学生の頃のテストは現在の知識によって、より良い点数が取れるだろう。
また逆に、記憶の限り日々のトラブルはすべて回避できるだろう。そういったことだ。
すなわち、自分の記憶によって、2度目の過去ではより良い選択肢が選べ、
現在までの人生をもっと高いステージに引き上げることができるだろうと思ったのだ。
おそらく、大多数の人間がそう考えるように。
ちなみに、私には中学生の頃から、大学ノートに日記を記す習慣があった。
さすがに、過去の細かなことなど覚えていないわけで、過去をより良く選択するには、
日記という貴重なデータを絶対に持っていく必要があると思った。
だから、先方にも無理を言って説得し、その十数冊ある日記の束と共にタイムリープすることを許してもらった。
しかしながら、今になって思い返してみれば、それが一番の悪手だった。
その日記という紙束が、自分の選択肢を強く制約し、新たな可能性を潰してしまったのだ。
つまりは、実際にタイムリープしてみると、日記の記載と記憶どおりの人生を歩んでしまい、
新たな選択肢を選び直すことなどほとんどできやしなかったのだ。
=== 3 ===
いや、タイムリープして最初のうちは、出し惜しみのつもりだった。
その不思議さは、自分が全知であるかのような錯覚を生む。このままで居たい。
そこで、新たな選択は未来を知る自分のアドバンテージを損なうことなのだと理屈を付けた。
そして、自分はまだ中学生なのだから、さほど大きな選択肢も無いだろうと、
タイムリープして最初のうちは意図的に、1度目の過去とわりと同じ選択肢を選び続けていたのだった。
さらに、先に述べたとおり、私には絶対に変えたいというイベントが特に無かった。
そのため、新たな選択肢を出し惜しむ状態は、数年間にも渡って続いてしまった。
しかし、高校生にもなれば、日々の会話の中で「バタフライ効果」の存在に思い至る。
どんな小さな行動でも、新たな選択肢を選んでしまえばその影響の大きさは読み切れない。
未来を知るアドバンテージもその行動に留まらず、完全に失われかねない。
それに気づいてからは全てを不安に感じ始めてしまい、いつか来る大きな選択肢のために
そのアドバンテージを保持しようと、それが自分にとって良いことであろうと悪いことであろうと、
ひたすら日記の記載と記憶の通り行動した。それは大人になっても同じだった。
例えば、その日は職場でトラブルを起こし、大迷惑をかけるとわかっていた。
それでも出勤し、何の対策も取らず、上司に怒られながら対応に奔走した。
例えば、その日は旅行でどんな光景を見たのか、おぼろ気ながらも覚えていた。
それでも出発し、同じ忘れ物をして、退屈を感じながらも時刻表に追われた。
もちろん、毎日何を食べて暮らしていたかなど、日記にも記憶にも無いこともあったが、
それらは詳しく追わなかった。それなら、意識しないことこそ自然だと思ったから。
そして日記も書いた。
日記を書くというよりは、持参した日記の単なる引き写しでしかなかったわけだが。
それでも、日記を書かないこともバタフライ効果を起こすと信じてしまい、
持参した日記をまっさらな大学ノートにそのまま書写するという、
客観的に見ればまさに馬鹿馬鹿しいだろう行動を、現在まで真剣に続けてきたのだった。
=== 4 ===
そうやって、タイムリープの出発時点である「現在」に十数年もかけて、ただ出戻ってしまったわけだ。
外見的には、同じ日記の束が1組増えただけのひたすら長い時間だった。
前節に述べた思考過程により、人生を変えるような選択肢は何一つ選べなかったわけだが、
それでも、一つだけ新たに気づいたことがある。
それは、2度目の過去は少々退屈ではあるけれど、ひたすら快適だということだった。
2度目の過去の後半はむしろ、自発的に新たな選択肢を選ぼうとしなかったのかもしれない。
なにしろ、選択肢を選び直さなければ、明日に何が起こるのかまたわかるのだから。
その明日がトラブルだらけだったとしても、それはいつどのように治まるかを知っている。
「止まない雨は無い」ということを、実体験によりわかっていたのだ。
それゆえ、バタフライ効果の影響が狭まったやり直しの後半においても、
トラブルを回避するつもりの選択肢を選ぶリスク(バタフライ効果でそれはリスクにもなり得るのだ)より、
そうして、私はこの2度目の現在に至るまで、リスクのある新しい選択肢ではなく、
苦しくとも理解できる未来が選べる快適さの方を選んできたのだった。
ここまで長々と書いてきたが、今回のタイムリープでは、タイムリープによる人生のやり直しなど
おそらく、私のような常人には、タイムリープを以てしても人生はやり直せない。
タイムリープで人生をやり直すには、タイムリープの誘いを受けたという幸運だけでなく、
ある種の快適さ、未来を知る快適さを打ち捨てるだけの強い意志が必要なのだ。
それは本当に強い意志だ。私が驚きとともに伝えたかったのは、まさにそのことだ。
人生にやり直しがきかないのは、タイムリープができないからではないのだ。
=== 5 ===
たしか小学生の頃には、私もいわゆるロールプレイングゲームで遊んだことがある。
なぜなら、ガイドブックが存在する範囲のシナリオが終わってしまうと、
何をどう進めて最終目標に向かえばよいかわからなかったからだ。
そのことを、2度目の現在に戻ってようやく思い出す。
これからの、日記も記憶も、当然ガイドブックも無いまっさらな未来が本当に恐ろしい。
それに比べて、あの快適さに包まれた過去の日々は、本当に素晴らしいものだった。
強い意志の無い私のような人間には、新たな選択肢が選べ直せないと重々わかりきった上でも、
もう一度、日記とともにタイムリープを繰り返したいと思うくらいに。
そして、今はあの「現在」だ。
迷惑メールのようなぎこちない文面で、タイムリープの誘いを持ち掛けてくるはずなのだ。
そう、そのはずだったのだ。
しかし、タイムリープの誘いを持ち掛けるメールは、いまだに来ない。
その時期が日記の記載から遅れていても許すから、どうか早く現れてほしい。
まっさらな未来などまっぴらだ。私は快適さのある過去に、もう一度引きこもりたい。
増田ランキングありがとうございます。楽しくよみました。
個人的に2020年で振り返って、あの増田良かったな、と思うものが幾つかあったので書き残します。
余談ですが、個人的なランキング内のイチオシは「防犯カメラの死角を必死で探したことがある」、「 新調したエアコンのIoT機能で、家庭に(勝手に)不穏な空気が ※追記」です。入ってて嬉しい。
早速本題に入ります。こちらはブクマ数が多めなので、ランキングに入れてほしい。
定期的(?)に投稿されるテンポの良い自炊エントリの一つ。一方的にピザの美味しさ、効率の良さ、世間体の良さを迷いのない誇張表現と併せてガツガツ押し付けてくる。出鱈目のようで、一般的な家庭料理との差別化がしっかりされてることや、なにより増田自身が、住む場所までピザに狂わされているのが妙な説得力に繋がっている。本当に読んでて楽しい。
「『THE★JINRO』イケメン人狼アイドルは誰だ!!」に行った女の手記
新型コロナの集団感染が舞台で発生した時期に出てきた増田。イベントに行った幸福感と後悔、その心境が細かく書かれていて読み応えがある。どうしてコロナ感染のリスクと推しイベント参加を天秤にかけられるのか?という疑問がこれを読むとちょっと理解しやすくなる。特に日記最後の
で上手く言えないんだけど納得した。
フットワークだけは軽い親に辟易する増田の状態が、文章でそれなりに伝わってくる。という内容もあるが、それに加えて「親が後先考えずに出かけて案の定やらかして帰ってくる」テンプレートとして上手くできすぎてて面白かった。改変した増田の アフガニスタンに丸腰で行った母が許せない も併せて読んでほしい。
3年前の私へ。 あなたは死なずに3年後も生きているし、 3年後も同じ会..
3年前の増田が書いた増田に対する返信増田。遺書の内容を考えていた3年前から、2020年のクリスマスまでなんとか生き抜いたことを褒めたたえている。特別感はなくとも、あの時よりは進んでいる、何かが積み重なっているんだという内容をクリスマスの夜に書きしたためるのが素敵。忘れがちだけど増田は日記であるので、こういう過去の自分を祝福する内容こそ王道ではないかと思っている。
ランキングの基準がブクマ数なので、これらはランキング圏外だと思いますが、増田文学といったら推したいのがいくつかあるので列挙します。
どこからか腐った肉の臭いがする。 臭い。と帰宅した妻に言われてキッチン..
なんだか危険な雰囲気で始まる増田。異臭の原因は読み手が思うよりはるかにあっけないが、この異臭のように気付かないうちに何かが腐り始めてはいないかという示唆に、なんとも言えない読後感。緊急事態宣言下の鬱屈とした時期に投下されたのも含めて、「緊急感はないが焦りはある」雰囲気が滲み出ているような増田。
足立区が時事ニュースで注目された時期に投下された増田。こちらはちょっとSFチック。不条理に決められたルール下のもとで、営まれる学生生活の一片がなぜ「滅びた日」なのか、考えるとちょっと楽しい。(百合には詳しくないので詳しい人の感想が読みたい)
増田には時事ネタとSFを絡ませた創作を行う人が一定数いるようで、度々こういうものに巡り合える。一昨年では 消費税2045 が良かった。
増田では漏らし報告が伝統芸のように扱われているが、この増田はまさに2020年のそれといって過言ではないと思う。先に言うとこの増田は結局漏らしていないが、その焦燥感たるや物凄く、文章を読んでいるだけでそれが伝染する。高速道路上で起きた車のトラブルが全ての発端であるが、それよりもじわじわと着実に距離を詰めてくる便意との戦いこそが真のトラブルであると、なぜか錯覚してしまう。そんな緊迫感MAXな増田。なお間に合ったあとのスピードダウン、ハッピーエンド感も捨てがたい。
お年寄りは特攻隊の経験がある世代なので、何かあると覚悟を決めて特攻する。
コロナでも昔特攻した時の記憶を思い出してGoToトラブルで沖縄や北海道、海外に特攻してきた。
若いのは軟弱。
=== 1 ===
私は今、過去へとタイムリープして、2度目の「現在」を生きている。
まあ、そう言ったところで多くの人には信じてもらえないのだろう。
だからまずは、どのようにタイムリープが可能となったのか、その理屈を述べ、
今回のタイムリープには協力者が居て、その人のおかげでタイムリープが実現できた。
それ以上のことは先方との約束により、絶対に明らかにできない。
しかし、タイムリープの理屈など、私にとってはどうでもいいのだ。
私が伝えたいのは、タイムリープを以てしても、結局人生はやり直せなかったという事実だ。
タイムリープで人生をやり直すには、タイムリープの誘いを受けたという幸運だけでなく、
ある種の「快適さ」を打ち捨てるだけの強い意志が必要だと知ったのだ。
身を以て知ったその事実を、強い驚きに加えて、ある「期待」を持って皆に伝えたいのだ。
=== 2 ===
そもそも私の場合、入試や恋愛、大きな事件事故など、「現在」に至るまでの人生の中で、
強い悔いを残し、これだけは絶対に変えたい!というイベントは特に無かった。
それでも、先方からのタイムリープの誘いに乗ったのは、既に結果を知る過去を再度歩めるのだから、
そこに現れる人生の選択肢もより良いものが選べるはずだと考えたからだった。
例えば、学生の頃のテストは「現在」の知識によって、より良い点数が取れるだろう。
また逆に、記憶の限り日々のトラブルはすべて回避できるだろう。そういったことだ。
すなわち、自分の記憶によって、2度目の過去ではより良い選択肢が選べ、
「現在」までの人生をもっと高いステージに引き上げることができるだろうと思ったのだ。
おそらく、大多数の人間がそう考えるように。
ちなみに、私には中学生の頃から、大学ノートに日記を記す習慣があった。
さすがに、過去の細かなことなど覚えていないわけで、過去をより良く選択するには、
日記という貴重なデータを絶対に持っていく必要があると思った。
だから、先方にも無理を言って説得し、
その十数冊ある日記の束と共にタイムリープすることを許してもらった。
しかしながら、今になって思い返してみれば、それが一番の悪手だった。
その日記という紙束が、自分の選択肢を強く制約し、新たな可能性を潰してしまったのだ。
すなわち、実際にタイムリープしてみると、日記の記載と記憶どおりの人生を歩んでしまい、
新たな選択肢を選び直すことなどほとんどできやしなかったのだ。
いや、タイムリープして最初のうちは、出し惜しみのつもりだった。
その不思議さは、自分が全知であるかのような錯覚を生む。このままで居たい。
そこで、新たな選択は未来を知るアドバンテージを損なうことなのだと理屈を付けた。
そして、自分はまだ中学生なのだから、さほど大きな選択肢も無いだろうと、
タイムリープして最初のうちは意図的に、1度目の過去とわりと同じ選択肢を選び続けていたのだった。
さらに、先に述べたとおり、私には絶対に変えたいというイベントが特に無かった。
そのため、新たな選択肢を出し惜しむ状態は、数年間にも渡って続いてしまった。
しかし、高校生にもなれば、日々の会話の中で「バタフライ効果」の存在に思い至る。
どんな小さな行動でも、新たな選択肢を選んでしまえばその影響の大きさは読み切れない。
未来を知るアドバンテージもその行動に留まらず、完全に失われかねない。
それに気づいてからは全てを不安に感じ始めてしまい、いつか来る大きな選択肢のために
そのアドバンテージを保持しようと、それが自分にとって良いことであろうと悪いことであろうと、
ひたすら日記の記載と記憶の通り行動した。それは大人になっても同じだった。
例えば、その日は職場でトラブルを起こし、大迷惑をかけるとわかっていた。
それでも出勤し、何の対策も取らず、上司に怒られながら対応に奔走した。
例えば、その日は旅行でどんな光景を見たのか、おぼろ気ながらも覚えていた。
それでも出発し、同じ忘れ物をして、退屈を感じながらも時刻表に追われた。
もちろん、毎日何を食べて暮らしていたかなど、日記にも記憶にも無いこともあったが、
それらは詳しく追わなかった。それなら、意識しないことこそ自然だと思ったから。
そして日記も書いた。
日記を書くというよりは、持参した日記の単なる引き写しでしかなかったわけだが。
それでも、日記を書かないことも「バタフライ効果」を起こすと信じてしまい、
持参した日記をまっさらな大学ノートにそのまま書写するという、
客観的に見ればまさに馬鹿馬鹿しいだろう行動を、「現在」まで真剣に続けてきたのだった。
=== 3 ===
そうやって、タイムリープの出発時点である「現在」に十数年もかけて、ただ出戻ってしまったわけだ。
外見的には、同じ日記の束が1組増えただけのひたすら長い時間だった。
前節に述べた思考過程により、人生を変えるような選択肢は何一つ選べなかったわけだが、
それでも、一つだけ新たに気づいたことがある。
それは、2度目の過去は少々退屈ではあるけれど、ひたすら快適だということだった。
2度目の過去の後半はむしろ、自発的に新たな選択肢を選ぼうとしなかったのかもしれない。
なにしろ、選択肢を選び直さなければ、明日に何が起こるのかまたわかるのだから。
その明日がトラブルだらけだったとしても、それはいつどのように治まるかを知っている。
「止まない雨は無い」ということを、実体験によりわかっていたのだ。
それゆえ、「バタフライ効果」の影響が狭まったやり直しの後半においても、
トラブルを回避するつもりの選択肢を選ぶリスク(「バタフライ効果」でリスクにもなり得るのだ)より、
そうして、私は「現在」に至るまで、リスクのある新しい選択肢ではなく、
苦しくとも理解できる未来が選べる「快適さ」の方を選んできたのだった。
たしか小学生の頃には、私もいわゆるロールプレイングゲームで遊んだことがある。
なぜなら、ガイドブックが存在する範囲のシナリオが終わってしまうと、
何をどう進めて最終目標に向かえばよいかわからなかったからだ。
そのことを、2度目の「現在」に戻ってようやく思い出す。
これからの、日記も記憶も、当然ガイドブックも無いまっさらな未来が本当に恐ろしい。
それに比べて、あの「快適さ」に包まれた過去の日々は、本当に素晴らしいものだった。
強い意志の無い私のような人間には、新たな選択肢が選べ直せないと重々わかりきった上でも、
もう一度、日記とともにタイムリープを繰り返したいと思うくらいに。
そして、今はあの「現在」だ。
1度目の人生と同様、かの先方は再び現れるはずだ。
迷惑メールのようなぎこちない文面で、タイムリープの誘いを持ち掛けてくるはずなのだ。
=== 4 ===
そう、そのはずだったのだ。
しかし、タイムリープの誘いを持ち掛けるメールは、いまだに来ない。
その時期が日記の記載から遅れていても許すから、どうか早く現れてほしい。