「機業」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 機業とは

2022-06-28

なんでみんな港湾作業員にならんのか(6/29追記しました)

身体健康ならという但し書きつきだけど、40代経験でも雇ってもらえて初年度でも年収600万くらいは貰える。

監督管理者級まで上がれれば大手なら1000万超えるし中小でも1000万弱くらいはいく。

ぶっちゃけ特に学歴かいらない現場仕事系として雇われでこれ以上の収入ある職種ってレアだと思う。

港湾作業員ってどんな仕事

簡単に言うと

のどれかをやる仕事

一番メジャー作業は、車両船に車を積むやつかなあ?

車を運転して車両船に乗り入れるあれ。

時々ニュースで流れたりする。

大半の作業はそんな難しくないけど難しいやつもある。でも難しい作業はやれる奴にしかやらせない。

港湾作業員メリット1.給料が良い

前述のとおり実質学歴不問の現場系でこんだけ貰える業界職種ってなかなか無いと思う。

あと業界全体的に残業代とかの払いはやたらキッチリしている。

働いた分だけ金は貰える。

メリット2.転職が楽

業界全体的に人手不足なので、同業他社でよければ転職も楽だったりする。

※ただしあん素行不良だと会社間で情報共有されてハネられたりする

あと職場によっては重機系の資格とか取らせてくれるので、そういうのを持ってれば更に楽になる。

港湾作業員デメリット1.本当にキツい

特に船に乗る部隊所属だと本当にキツイ

船って夏本当に暑いのでめちゃめちゃキツイ

※でも業界全体として熱中症対策に取り組んではいる、一応。

作業メインだと船よりは楽かもだけど暑いもんは暑い

あとクーラー付きの重機オペレーターかになれれば環境面ではましかも。

デメリット2.休みが少なくて拘束時間長い

土日休みが基本ではあるけど、船のスケジュールに合わせて仕事が決まるのでカレンダーはあって無いようなもの

前日または前々日の昼過ぎ仕事の有無&何時から何時までかが決まるのでプライベートの予定組むのは難しい。

※どうしても休みたい場合、〇日は仕事振らないで欲しいまたは有休使わせてくれ等の下準備が必要

実質的に週休2.5日くらいの感覚だろうか。ちゃんと数えたことねーけど。

船によっては20スタートで翌12時終わりとかだったりするので拘束時間も長い。

陸メインの部隊所属なら基本的には定時ベースなので不規則ではなくなる。

ちなみにこのキツさが給料に見合ってると思えるかは微妙個人的にはもっと給料上げてやるべきではないかと思う。

デメリット3.人間関係キツイ

基本的に6人1組の班で活動するため、同じ作業員とずーっと活動することになる。

そこで先輩に合わない人がいるとキツイ

業界的にどうしても荒い人多めだったりするので。

※でもアラフォー以下くらいだとそこまでめちゃくちゃな人はいない印象

ちなみに仕事不定期なせいで飲み会とかは滅多に無い。

デメリット4.危ない

まれたり落とされたりしたら死ぬ荷物ばっか扱うので正直危ない。

フルハーネス所作業もそれなりにある。

しか業界全体的に安全にはうるさいので、今は業界全体で労災亡者は年間10人くらいだと聞いたことがある。

1980年代くらいまでは年間数百人とか死んでいたらしい

まとめ

まあめっちゃキツいけどぶっちゃけ頭が悪くてそして稼ぎたいって人には向いてる業界だと思う。

筆記試験に受からないので運転免許持ってないなんて人がいたりする。

親方衆に気に入られるかどうかが大事

ちなみに土地で言えば京浜名古屋比較環境が良いらしい。

阪神価格競争がキツくて待遇あんま良くないらしい。

anond:20220626211311

追記

なんか一晩経ったら伸びててビックリ

「ならない理由」が全部書かれててワロタってコメントは正直そのとおりで、わかってて書いた。

そりゃ人手不足になるよなと俺は思っているので自虐ネタだったのよね。

以下ブコメ返信等(ブコメ確認次第順次追記してるので段々増えてます

ヤクザ

「直接的には」という但し書きつきだが今は関係ない。

表立ってヤの人が現場にいたりとか会社と組が付き合いあるとかそういうことはない。

しかし水面下では関係ある。具体的にはマジで言えないけどある。

繰り返すが、普通従業員普通業務する限り関係することは絶対に無いので安心して欲しい。

ただ作業員の中には「身内にそういう奴がいる(いた)」人はいると思う。

俺が聞いた話だと、現時点で80歳以上くらいの作業員には背中キレイな人(隠語)がすごい多かったらしい。

現場事務

事務員と作業員がハッキリ別れているので事務員は基本普通サラリーマンOL

日本島国輸出入必須であり、エネルギー効率的に、船による輸送を超える輸送手段が登場しない限り、絶対に無くならない業界なので安定感はある。

なので中規模以上の港湾企業事務職として入るのは割とおススメかも。

作業員は「親父が作業員やってた」とか「友達がやってる」とか、身内でやってた人がいるからこの業界知ってるみたいな人が多い印象。

作業員管理部署事務員は朱に交わって赤くなってる感じで、荒くてキツめの人が多い印象。

現場のこと

キツさを前面に押し出して書いたんだけど、それこそコンテナの積み下ろしみたいに機械化は進んでいる。

でもコンテナだって固縛作業は人力だし、コンテナジョイントパーツつけたり外したりするのも人力。

コンテナ以外だと「クレーンにワイヤー等で荷物をひっかける」「逆にワイヤー等を外す」部分がまだ機械化できてない。

この部分はマジで人と同じ動き出来るロボットが開発されない限り無理だと思うのでまだまだ人力が必要

というか「港湾作業」の根本部分がこれ、と言ってもいいかも。コンテナ化されてない貨物なんてたくさんあるので。

これを機械化できたら業界革命が起きると思う。

ガントリークレーンオペレーターやれる作業員は少ないので、やれる奴がいる部隊はそればっかやってる印象。

逆に言えばそうじゃない部隊だとコンテナなんてほぼやらない。

余談として、大昔は本当にクレーン以外全部人力でやっていたので自然筋肉ムキムキになったとか。

今の港湾作業員は肉体的にそんなムキムキって感じじゃなくても普通にやれる。本当に重たいモノは機械に持たせるし。

ただ暑さ寒さ耐性的なスタミナはやっぱ必要だと思う。やってれば慣れるけど。

虫とか

コンテナの外にはほぼいない。いるのは基本的に中。

なのでコンテナを開ける係の部隊はそういう意味では嫌かもしれない。

近年だとヒアリコンテナの底材の木に巣を作ってたのが日本に入ったのよね。

危ない

まあホント危ないけど、俺が知ってる限り死亡災害はだいたい安全対策的に「やっちゃいけないことをやった」場合なので、本人と親方衆がやるべきことやってる限りは大丈夫

そういう意味では会社として経験の少ない貨物を扱う時が一番危ないかも。

熱中症もものすごくうるさいので熱中症での死亡は少なくとも最近は聞いたことがない。

救急搬送されて1日入院くらいは年間数件起きてる印象。

個人経験だと木材丸太)の降ろし作業が一番怖かった。

あと、昔はすっげえ人が死んでたのが今はそうじゃないってのは、日本空気が変わったからだと聞いた。

要は「現場やってれば人なんて死ぬもんだからそれが普通」 → 「死亡災害起こすと会社の信用を失うので安全最優先」て感じみたい。

これは建設現場とかでもそうじゃないだろうか。日本全体として人の命の価値が重くなったってことじゃないか

40代経験

本当に人手不足なので、40代経験でもそこそこ健康なら雇ってもらえると思う。実際にそういう同僚いるし。

聞いた話だと100㎏超えは流石に弾かれるとか。

あと、同時期にもっといい人が応募してたらそりゃ弾かれるだろうけど。

船の学校を出る必要

それは船員さんの話なので。港湾作業員と船員さんは違います

労働組合

昔は超強かったらしい。何せ作業員作業しねーぞと言われたらどうにもならんから

今でも組合はあるしデカいけど、強くはないんじゃないかな。労使協調路線をやたら強調してる印象。

特殊労働

さっきも書いたように日本輸出入必須なので港湾作業重要インフラ事業なのよね。

から国が法的に業界をかなり保護しており、具体的には「港湾作業港湾作業員じゃないとできない」って法規制されてるし、会社自体も許認可制かつ基準が厳しいので、新規参入事実上不可能

確か小泉政権の時に規制緩和つって免許制から許認可制になったんだけど、同時に役所基準を引き上げて骨抜きにした流れだったはず。

なんで同業他社は広い意味での仲間って感じで競争あんまない感じ。

特に大手の船会社はどこの港湾作業会社使うかももう決まってるので新規営業とかもほぼ無い。

よっぽどのやらかし連続でやったら船会社から切られることはあるかも。

あと意外なところで良いお客としては製鉄業界と電機業界かな。原料を船から積み下ろす作業があるので。

年収の話

ごめん誤解を招く書き方だったんだけど「そんだけ残業とか休出がある」という前提。

から暇だったら400万台だと思う。俺の知ってる会社待遇が良いだけかもしらんけど、1年目でも400万切ってる奴は見たことない。

最初にいったけど、あくまで「実質学歴不問未経験でも入れる雇われ現場仕事」としては高年収だという話。

あと事務職はかなり偉くなるまでは作業員より低い。たぶん地域平均くらいだと思う。

年間10人はまあまあ死んでる

業界全体の話だぞ? 作業員が全体で3万5千人くらいいて、それで年間10人ならまあそんなもんじゃね?

労働者数に対する死亡者数の割合で言えば、もっと危ない業界業種はあるし。

年取ったら

ざっくりだけど経験年数20年~25年くらいで人柄に問題無ければ、作業員管理者的な感じになるので、そうなると自分はほぼ動かなくなる。

平助の作業員が手順どおりちゃん安全作業するかと荷物に異常が無いか監視する感じ。

経験年数浅かったり人柄に問題あるとずーっと現場作業なのでキツイけど、逆に50代とかでキツイからって辞める人はほとんどいない。

多分一つ一つの作業は皆さんが思うほどキツくない。船や倉庫環境キツイってのと拘束時間キツイので、そこまでやれたら肉体的には50代でも何とかなるらしい。

そういえば後輩の方が偉くなって使われるのが嫌だからって理由で辞めた人はいたな。

潰しが効くかと言われると、どうかなあ。事務職もやれる人なら事務職種転換したりとか転職したりするけど、作業員しかやれない人は転職するにしても結局どっかの作業員しかやれないと思う。

外国人労働者

うろ覚えだし明確に法規制されてるかどうか忘れたけど、確か在日の人除いて外国籍の人は日本港湾労働者になれなかったはず。

港湾設備って国の重要インフラ施設から外国人やらせない的な理由だったはず(ごめん本当にうろ覚え)。

外国人を使ってるのは船員の方。てか船員と港湾作業員混同してるっぽい人がちょいちょいいるけど。

船員は船を動かすのと船に載ってる荷物管理をする人で、港湾作業員荷物の上げ下ろしをする人。

法的にも色々あって、お互いの領分には絶対に手を出さない。

余談として港湾会社事務職が現場行くこともあるけど、事務職は現場には絶対に手を出さない・貸さないことになっている。

飲み物とか飯を運ぶくらいの手伝いはするけど。

職場が遠い

これは本当にそうで、現場港湾エリア=海沿いで住宅地から離れてるのよね。

毎回じゃないけど、出退勤時間そもそも電車無い時間だったりもするし、だいたい車通勤必須

※「俺は文字が読めたらこんな仕事やってねえよ!」と言ってた免許持ってない先輩は自転車通勤してた。

でも作業員そもそもちょっとガラの悪い」あたりの人が多いかも。具体的には港湾近くの県営・市営団地とかに住んでる感じの。

ある意味世襲制みたいになってるのかもしれない。

逆に港に住むのは嫌だつって遠くても良いか都市部に住んでるみたいな人もいるけど。

ついでに言うと、作業員詰所みたいなとこに集合して、そっからハイエースかに乗合して皆で現場行くのが普通

そもそも港湾エリア個人車では立ち入り禁止のとこばっかだし。

船に乗る部隊現場も基本毎日違う。つっても広い意味でその港湾のどっかではあるからパターンは決まっている。

族上がりの人とか

そこまでガチもんの経歴持ちは今は滅多にいない。ゼロとは言わないが。

若手はそんな変な人多くないよ。

他業種のブラック現場から転職してきたとか、親父がやってたからとか、学歴なしで働けるからとか、ホントそんな感じ。

レアなところでユニクロ店員から転職してきたって人がいた。これもある意味ブラック現場系ってことなんだろうか。

転職組はだいたい「残業代ちゃんと出る!」てめっちゃ喜んでる。

でもやっぱ全体的に学校勉強はできない系で、体育会系のノリで、喫煙率はこのご時世でも50%超えてたりする。

その中から、勤務態度が真面目、人柄が良くて統率力がある、会社の言う事を聞いてくれる、みたいな人が出世していく感じ。

事務職に「俺はお前の言う事なんて聞かねーぞ!」とか言っちゃうはいて、やっぱそういう作業員出世できない。

逆説的に言うと、そうやって事務職ともまともな会話できる人が、事務職との窓口業務をする代わりに出世してるとも言えるかも。

作業アシストスーツ空調服

作業アシストスーツは知らん。俺の現場では、人がそこまでめちゃくちゃ重いものを運ぶことはないか必要ないんじゃない。

空調服は、検討自体はしたんだけど、作業員からむしろ割と不評で見送りになった。

もっと性能よくてかさばらない空調服が出てきたら導入されると思う。

女がいない

女の作業員はいいねー。俺の知る限りでは一人もいないけど全国どっかにはいるのかも。

ぶっちゃけ大半の作業は女でもやろうと思えばやれるレベルなので、人手不足だし、どっかのタイミングで使いだす会社出てくるかもね。

事務職も船の担当は男ばっか。某大手倉庫に限って女の担当がいると聞いた。

船の担当だと、事務職も現場が動いてる時は会社にいないといけないので、時間規則だし、あとやっぱ性犯罪予防的な意味で女にはやらせないみたい。

2022-03-02

死に方をずっと考えている

業務委託で請け負っていたクライアントからライター契約を打ち切られた

一週間前には「単価を上げることを考えています」と言っていた、4ヵ月付き合ったクライアント

暫く音信不通になった後に「次回からははお見送りさせていただきます」と送ってきた。お見送りってなんだ、見送った先には何もないのに


ライターを始めて半年、これである程度は、家賃を払える程度には安定すると思っていた生活

全て泡となって消えた。他にも仕事はあるが、もうやっていない、手につかない

テストライティングを送ったとあるクライアントは未だに支払いすらしないし

依頼をしてきた新人クライアントはめったに連絡をしない癖に、納期だけはしっかり守れと言ってくる


太客の、納期遅れも許してくれるクライアントはたまに仕事をくれるが、それすらも手につかない、申し訳ない、甘えさせてもらってる

まぁこんなことは初めてなわけじゃない


なんで普通に就職できなかったかって、イラストレーターとしてゲーム業界就職たかたからだ。でも周りのレベルに対して自分ゴミ

結局そこで挫折してしまった。3Dデザイナーであっても2Dでも誰でもできるわけじゃない。何とかは入れそうなところはゲーム業界ではなく遊技機業界だった


大学卒業後はイラストレーターを目指して、コロナから在宅で頑張っていた。時給100円で

結局それで絵が嫌いになって、ある日安い金額で騙しみたいな案件を送ってきたので不満を伝えたら連絡がなくなった

それ以来絵は描いていない。そしてある時、ふと応募したライターで、イラストレーターの時だと考えられないくらいの金を貰い

俺はライターを始めた。まぁそれもはした金だったわけだけど、1文字0.3円が大金に見えたんだよ。


でもそれも終わった。もう何もしたくない、死に方をずっと考えている。もうすぐ30歳だ

30歳になったとき、何者にもなれてなかったら自殺すると大見え切っていた

あの時俺は勘違いしてた。お前は自殺を選べる立場じゃない、死ぬなんて主体的選択じゃなくて、自殺するしか選択肢がなくなるんだ

友達はみんな何者になっている、営業マンプログラマー医者公務員、何かしらのプロなのに

おれは素人に自慢できる程度のスキルしかもたず、プロとして金を貰えるスキルは身に着けてなかった

もうすべてがどうでもいい。

2021-10-26

オタク市場っていうほど小さくもないような

https://hokke-ookami.hatenablog.com/entry/20211019/1634655407

大元ツイートの言うオタクってなんやねんっていうのも色々疑問はあります

この記事で気になったことが大きく2つあって

(1)パチンコパチスロ業界市場規模をそのまま受け取り過ぎ。実質的に客が業界に落とす金はそれの15%くらい。

(2)レジャー白書趣味創作部門に含まれアニメ関連売上は広義のアニメ市場の一部。

です。


(1)ですが

パチンコ業界側が引用するように金額パチンコパチスロが目立つ。

市場が大きいのは間違いないけど、藤商事言葉をそのまま受け取りすぎじゃないかなあと思います

この20兆円というのはホールが客にパチンコ玉を貸す料金の総額です。

実際には、何故かホールの近くには景品交換所が合って、そこでは平均して支払った額の85%が客に還元されます

パチンコ台の製造会社であるダイコク電子の「DK-SIS白書2021年版」では、この実質的な売り上げにあたるもの業界粗利として算出しています

今回刊行された「DK-SIS白書2021年版」によると、2020年の業界総売上は14.6兆円、業界粗利2.35兆円。売上・粗利規模ともに前年比で27%の大幅下落となった。

「DK-SIS白書2021年版」刊行記者発表会 売上規模も粗利規模も27%の大幅下落 | パチンコ・パチスロ、業界ニュースを配信 遊技通信web

コロナの影響もあってか実質的に客が業界に落とす金額は約2.35兆円です。これでも相当大きいですけど。


(2)に関してはそのままの通りです。

まず広義のアニメ市場定義動画協会が発行する「アニメ産業レポート2020」を参考にします(2019年度までしか出てない)。

産業統計の調査・発表 | 日本動画協会]

ブログの方にまとめられている方がいます

https://www.otalog.jp/entry/2021/01/27/日本動画協会アニメ産業レポート2020」を読んで:TV

ここでいう広義のアニメ市場はいわゆるユーザー市場です。

2019年の売り上げなのでコロナ前ですが各アニメ関連売上の内訳はこんな感じです。

ジャンル売上(単位:億円)
TV970
映画692
ビデオ563
配信692
商品化権5813
音楽337
海外12009
遊興(パチンコパチスロ)3199
ライブ844
合計25112

合計が約2.5兆円。

業界の規模としては小さくないように思います

国内に限っても1.3兆円です。

衰退気味の遊技機業から3000億円という金額が出ていることにビビます

アニメ系パチの元々のお金が、オタクまどマギを打ってる非オタパチンカスのどちらの財布から出ているのか分かりませんが、

 今年のまどマギ新台は3万5千台売れたようなので1台50万円としても175億円のお金が動いています

この1.3兆円という数字は、2019年の旅館業界市場規模(1.4兆円弱)に迫る勢いですから小さくないように思います

https://www.jpc-net.jp/research/assets/pdf/Leisure20200824_2.pdf P.12

そしてレジャー白書記載について述べられている箇所ですが

いずれにしても、消費の数字だけを見れば趣味創作の規模は小さく、そのなかで「アニメ絵」に象徴される「オタクコンテンツ」が多くをしめているとはいいがたい

これは不思議に思いましたが、

推測ですが

アニメ漫画ビジネス重要商品化権料がレジャー白書趣味創作には十分に含まれていないから」

じゃないかなあと思いました。

レジャー白書趣味創作の内訳をみると出版音楽動画関係市場記載していますがグッズ関連の売り上げは含まれていないように見えます

https://www.jpc-net.jp/research/assets/pdf/Leisure20200824_2.pdf P.6~9

ちなみにゲーム市場規模国内だけで2兆円を超えているようなので、

2019円のホテル業界市場規模(約1.7兆円)と比べても大きいように思います

ハードと、オンラインを含むソフトとの合計となる2020年の日本国内ゲーム市場規模が、ついに2兆円の大台を突破しました。

ゲーム業界データ年鑑『ファミ通ゲーム白書 2021』を7月15日に発刊、国内外のゲーム市場を、最新調査による豊富なデータで分析|株式会社KADOKAWAのプレスリリース

感想

ゆるいオタクも含めれば、他の娯楽と比べてもまあまあの金額が動いているんじゃないかなあと思いました。

あと一番言いたい事ですが

アニメゲーム業界でもパチンコパチスロ業界でも大活躍中の

悠木碧主演のアニメ平家物語」がFODで2021年9月16日より先行独占配信中です!

歴史的名作を描いた今作ですが、京アニ活躍された山田監督の繊細な演出リッチ作画音楽に、

悠木碧(オリジナルキャラクター琵琶法師少女)と早見沙織(平徳子)の芝居がマジで最高過ぎるんで!!!

アニ豚も声豚もパチンカスも皆で見よう!!!

2021-10-23

機業エンジニアですけど

10月1日適当に書き散らした文章(anond:20211001193856)が2週間以上してからTwitterリツイートされているのを発見

はてブを見るとまさかの500越えでびっくり。ブコメを一通り読んだが、言いたいことをわかってくれてるなという人もいれば、全然話がかみ合わないなという人、こんな視点があったのかという人もいて面白かった。

そのうえで、もうちょっと追加で書きたい気分になったので電気自動車の普及プロセスを考えるうえでケーススタディになりそうなディスプレイ産業の話をもう少し書いてみる。

なぜiPhoneXの有機EL採用インパクトが大きかったのか

ブコメでも指摘があったが、iPhoneXの前にサムスンGalaxy有機EL採用していただろうという話。そのことは当然知っててiPhoneXで有機ELが普及したと書いたわけだけど、その理由はなぜか。

年間の携帯電話生産台数って、サムスン電子3億台 / Apple2億台くらいで生産量はサムスン電子の方が多いわけだけども、Appleの2億台はすべてがハイエンド端末なので影響が桁違いだという事。(廉価版のiPhoneSEも世界的にはハイエンドに分類される。) サムスン有機ELを搭載していたハイエンドモデルGalaxyは全生量の一部なので、年度によっても変わるが5000万台オーダーくらい。なのでデバイス調達に対するインパクト全然違う。

iPhoneXで有機EL採用されて、いずれは全モデル有機ELになる将来が確定 = 少なくとも2億台分の有機EL需要が生まれることで、韓国LG電子中国BOEといったディスプレイメーカー有機ELへの積極投資を決めた。

こうしてディスプレイ供給が増えることでさら有機EL搭載の携帯端末が増えるという新技術の普及サイクルに入ることになった。有機ELの普及タイミングを読めなかったジャパンディスプレイ建設を進めていた白山工場は稼働後1年で需要を失う羽目になり、会社自体が傾くことになる。Appleディスプレイ採用は、業界投資動向に与えたインパクトが段違いだったのだ。

もう一つ大きいのが、Apple有機EL採用によって携帯機器有機EL搭載の流れが『不可逆的になった』ということ。ブコメでも誰かが上げてくれていたが、従来はPS Vitaのように最初有機EL搭載モデルだったのが途中で液晶に代わるというような逆の流れもあったわけだ。ところが、iPhoneX登場以降は有機EL搭載モデルの後継機種が液晶になるような逆転現象が無くなった。iPhoneXの登場は文字通り市場を変えたのだ。

技術への投資は本当に、本当に難しいという話

もうちょっと追記したいと思う。2000年ごろから日本主要メーカー次世代ディスプレイ技術投資スタンスについてだ。この時代の日系メーカーディスプレイ技術への投資を振り返ることは電気自動車への投資戦略を考えるうえで、非常にいいケーススタディになる。当時の各社の戦略とその後の流れはざっくり書くとこんな感じだ。

シャープ場合次世代ディスプレイ技術本命液晶とみて集中投資2004年亀山工場2006年亀山第二工場2009年に堺工場と大型投資慣行するも、液晶パネル需要変動による赤字に耐えられず会社経営危機に。台湾鴻海精密工業傘下に入り、経営再建を進める。

パナソニック(当時は松下電器)の場合次世代ディスプレイ本命を大画面化に向くプラズマとみて集中投資2000年代半ばまで投資戦略成功していたが液晶の大型化が進むとプラズマメリットが薄れ撤退製造子会社は5000億という日本製造業史上最高記録の負債を抱えて倒産液晶への投資視野に入れて、日立東芝と合同で設立した液晶製造会社のIPSアルファテクノロジを子会社化、自社でパネル製造進めるも利益を出せずこちらも撤退している。

ソニー場合次世代ディスプレイ技術本命有機ELと考え、液晶はそこまで普及しないと判断。当面はCRT延命して凌ぐも液晶テレビの市場立ち上がり時期を読めず、パネル調達不安を抱えてサムスン電子と液晶合弁会社設立。日系メーカー商売敵に技術依存し、資金を出す行為に当時は批判が集まった。

20年後の後知恵で見れば、2000年ごろの判断として一番正しい投資戦略をしていたのはシャープで、一番大規模に投資していたのはパナソニックで、一番時流が読めていなかったのはソニーで間違いない。

だけど2021年現在、一番テレビ事業利益を上げているのは一番時流が読めていなかったソニーだ。世界シェアは今でも3位を維持している(1位、2位は韓国サムスンとLG、パナ、シャープ10前後)。新技術への投資出遅れたのだが、裏を返せば大規模投資による消耗を避けられたしその後の販売戦略で巻き返せたという事でもある。

そんなわけで、電気自動車への投資を全力で進めよという話が異様に盛り上がってるけども、別業界から歴史的な経緯を通してみれば「そんなに単純な話じゃないよ」と思ってしまうのである。新技術への投資戦略って、本当に、本当に、難しいのだ。

2021-10-01

https://anond.hatelabo.jp/20210930195307

機業界で技術屋をしているんだけど、長期的に見て車の電動化が進むのは間違いないと思っている。

そのうえで気になるのは、技術の普及タイミングってそんなに正確に見切れるかなという事。


例えばうちの業界でいうと、有機ELの登場やフィーチャーフォンからスマートフォンへの移行という技術の切り替わりを経験している。

ディスプレイ技術としての有機EL20年以上前から有望視されていたが、小型ディスプレイとして普及したのは2017年にiPhoneXで大々的に採用されてからである

製品自体2000年くらいから世に出ていた(初期型FOMA有機ELディスプレイが積まれてたのを覚えているだろうか?)から、かれこれ15年以上たっている。

普及までに長い時間を要しているわけだが、その間研究開発で先行していた企業はどうなったか

NECサムスン電子技術を売り払って撤退東北パイオニア資金が続かず、アクティブマトリクス型の開発から撤退ニッチパッシブマトリクス型の製造にとどまり世界で初めて有機ELテレビ製造したSONYですら投資余力がなく製造部門を分社化末裔たるJOLEDは売り上げ100億程度と小規模で事業としての利益は上がっていない。

技術投資するタイミングってめちゃくちゃシビアなのだ

スマートフォンにしたってそう。みんなタッチパネル操作できる情報端末研究開発をしていた。

本家Apple90年代からNewtonを作っていたし、SharpザウルスSONYClieといった端末で試行錯誤していた。

みんな将来の方向性は読めていた。だけど、一般人が容易に使えるようになるための要素技術がかけていたかブレイクしなかった。

例えば、狙ったところを操作できるような、タッチパネル進化。昔のタッチパネルって強く押さないと反応せず、操作しにくくなかっただろうか?あれは抵抗方式といわれる方式が使われていたからだが、それが静電気で反応する静電容量式が普及することで一気に操作性が上がった。

後はCPUの処理性能。過去Linux搭載の携帯端末なんかは処理速度が遅く、ストレスがすごくなかっただろうか?

だけどiPhone最初からぬるぬる動いていた。そのレベルストレスなく動かせるにはCPUの性能が上がる2010年代を待たなければいけなかった。

というように、いくつかの要素技術がそろって初めて、スマートフォン一般に普及した。

まり、新しい技術が普及するにはその前提となる要素技術がそろわないといけない。

だけどそのタイミングを読むのは容易じゃない。というか不可能だと思っておいた方がいい。

技術に切り替えるのは早すぎてもダメ、遅すぎてもダメ

から必ずしも将来的にEV100%になるとわかっていても、今全力でそっちに突っ込むのが正解とは限らない。

個人的には後発から巻き返すだけのエンジニアリソース資金力のあるトヨタが、ガソリンエンジン延命水素の開発も含めて全方位戦略を敷いているのはすごく理にかなってると思う。

そういうわけで、変化の大きい電機業界の立場から過去を振り返ってみると、EVを強く押す人は前のめりすぎるかなという印象をうけるのだが、どうだろうか?

2021-06-04

自動車業界が電機業界みたいになりそうな話。

先日、久しぶりに電機メーカーの友人と自動車メーカー退職した友人とリモート飲み会をして盛り上がった。

自動車メーカーを辞めた友人は国立大院卒の優秀なエンジニアで、私は家電業界には詳しいが、自動車業界は疎いのでいろいろ教えてもらって面白かった。

家電業界でこの20年に起きた栄華と凋落はご承知のように、SANYOSHARPPanasonic東芝等など、経済ニュースを見ていればお分かり頂けると思う。SONY日立など業績の良い企業は、すでに家電不採算部門リストラできるように前もって分社化し、投資ファンドに売却してどんどん切り捨てている。

そして、自動車業界である。すでにEV変革の時を迎え、アメリカではTESLAだけでなく新興電気自動車メーカーができ、中国でも自動車メーカーがどんどん新型EVを開発している。上海モーターショーでは電気自動車が盛況になっているそうである

彼がいた自動車メーカーは、イノベーションのジレンマにハマって身動きが取れないらしい。経営としては正しくても、ずっとエンジン自動車開発のエンジニアがどーすんねんって話で。

スマートフォン業界に詳しい私にとっては『iPhone3Gが発売されたとき国内ガラケーメーカーって事?』で納得がいった。

今後10年〜20年で自動車業界に激震が起こるそうだが、家電メーカーでは先が無いと思った企業から、優秀な順に社員転職していった。特に東大卒京大卒の若手中堅エース社員が次々と辞める会社は、中長期的にリスクが高いと思っていい。

自動車業界就活中の方は、家電業界に起こった悲劇を、ぜひとも参考にして欲しい。定年退職まで、あと40年は確実に経営がもたない自動車メーカーが出てくる。

2020-12-27

anond:20201227175426

大丈夫だよ 46才超えても 男性からとか いってる おっさんを 早く何とかしろ どうみても一人二人じゃないぞ だから 口を酸っぱく ことしの 24際のクリスマスは1回しか無いっていって

来年もありますよって いわれてきたけど

まちがっても そいつらの辞表受理するなよ したら どこの機業か教えろよ 助成金だしてやれよ

 

まじでこれ 二桁どころか 3桁いるぞ 4桁ってひとは 教えてくれ

2020-12-19

日本半導体産業年代記

以前にこんな日記を投下した半導体業界人増田です。

https://anond.hatelabo.jp/20200813115920

https://anond.hatelabo.jp/20200813164528

久々に日記を書きたくなったので、今回は方向性を変えて年代記風の記事を投下してみます

私自身は業界の全盛期である80年代~90年代前半を経験しておらず、当時の状況を記述するのに十分な知識がないため、その時代については省いています

ということで、私がこの業界に入ることになる少し前の90年代半ばから物語を開始します。

工場呼び名企業の再編によって変わる事が多々あるので、原則立地で表記している。

1990年代半ばごろ 時代の転換点

80年代後半に栄華を極めた日本半導体産業であったが、日米貿易摩擦の影響で一時に比べて勢いを失っていた。

また、韓国企業の台頭により得意分野のDRAMの雲行きが怪しくなり始めたのもこの時期である

(余談だが、日本半導体衰退の原因としてよく話題に上がる韓国での週末技術者バイトさらに昔の話である。このころにはすでに強力な競合に育っていた。)

とはいえ世界的にみると日本の電機メーカー資金力・技術力ともに上位であり、一時的不況を乗り越えさえすれば再び繁栄が訪れると誰もが信じていた。

そんな時代背景の元、日本企業貿易摩擦に対抗しつつ、さらなる勢力拡大を図るため、自動車産業成功例に倣い世界各地で現地生産を進めることで変化に対応しようとしていた。

北米進出歴史
企業進出設立
NECカリフォルニア州ローズビル1981
富士通オレゴン州グラシャム1988
三菱ノースカロライナ州ダーラム1989
日立テキサス州アービング1990
松下ワシントン州ピュアラップ(National Semiconductorより買収)1991
東芝ヴァージニア州マナサス(IBMとの合弁でドミニオンセミコンダクタ設立) 1996
欧州進出歴史
企業進出設立
NECリビングストン1982
日立独 ランツフルト1990
三菱アーヘン1990
富士通ダーラム1991
アジア進出歴史
企業進出設立
NEC中国首鋼集団と合弁工場設立1991
三菱台湾力晶半導体(Power Chip)と提携DRAM技術供与1994
東芝台湾華邦電子(Winbond)と提携DRAM技術供与1995
沖電気台湾南亜科技(NANYA)と提携DRAM技術供与1995
日立新日本製鉄及びシンガポール開発庁と共同出資シンガポール工場建設1996

1998 ~ 2002 終わりの始まり

Windows95ブーム終焉による半導体のだふつき、アジア通貨危機後の韓国メーカーのなりふり構わぬ安値攻勢、ITバブル崩壊による半導体需要の激減と、短期間で何度も悪化する半導体市況。

次第に半導体産業は将来性を危ぶまれるようになり、成長分野から社内の『お荷物』とみなされるようになっていった。

かつて半導体事業の中核だったDRAMは、優位性を失い韓国企業覇権を譲り渡してしまった。

資金面でも徐々に脱落するメーカーが現れ始める。はじめについていけなくなったのは、バブル期事業多角化を進めて半導体新規参入した鉄鋼メーカーだった。

続いて総合電機各社も規模縮小に向かう。世界中に作った半導体工場投資の回収ができないまま次々と閉鎖されていった...

工場の現地化の試みは失敗に終わり、10年程度という短い期間での工場立ち上げ・閉鎖はマンパワー資金の浪費に終わった。

こうして各社は体力を削られ、余力を失っていくのだった。

1998

新日本製鉄館山半導体工場台湾UMCに売却

三菱北米拠点ダーラム工場を閉鎖

日立北米拠点アービング工場を閉鎖

松下北米拠点ピュアラップ工場を閉鎖

富士通欧州拠点ダーラム工場を閉鎖

1999

新日本製鉄シンガポール半導体工場株式日立に全額譲渡

NKK綾瀬半導体工場キヤノンに売却

富士通DRAM撤退

NEC日立DRAM事業統合を決定。エルピーダメモリ設立

2000

神戸製鋼、米TIと合弁の西脇半導体工場を米Micronに売却

日立台湾UMCと合同で初の300mmェハ(従来の主力の直径200mmのウェハから2.25倍の面積になり、ざっくりいえば同じ工程数で2倍程度のChipが取れてコストを削減可能現在に至るまで主流のウェハサイズ。)を使用する工場トレセンティテクノロジを常陸那珂設立

2001

東芝DRAM撤退北米拠点ドミニオンセミコンダクタを米Micronに売却。

ソニー熊本に300mmのイメージセンサー工場建設

2002

NEC欧州拠点リビングストン工場を閉鎖

富士通北米拠点グレシャム工場を閉鎖

NEC、非メモリー半導体事業分社化NECエレクトロニクスを設立

2003 ~ 2007 反転攻勢

繰り返す半導体市況の激しい変動も落ち着きを取り戻し、待ち望んだ好景気がやってきた。

90年代後半から不況で体力を消耗した日本企業だが、いまだ技術力は健在。

からブームとなっていた『選択と集中』を合言葉に、各社の得意分野に集中投資だ!

パソコンではアメリカ企業に後れを取ってシェアを失ったが、液晶プラズマをはじめとするテレビDVDレコーダーデジカメ等、日本お家芸である家電デジタル化が進展する今こそ最大のチャンス!

さらに、世界中で規格が共通化された第三世携帯電話が普及すれば、圧倒的な先進性を誇る日本携帯電話が天下を取れるのだ!半導体復活の時はついに来た!!!

製造業国内回帰の波に乗り、生産性に優れる300mmウェハの工場をどんどん建てて再起をねらうのだ!

2003

日立三菱ロジック半導体事業統合世界三位半導体メーカールネサステクノロジ誕生

富士通、米AMDNORFlashメモリ事業統合Spansion設立

エルピーダ三菱電機からDRAM事業譲渡日本の残存DRAM事業が集約。新社長を外部招聘し、反転攻勢開始

東芝四日市に300mm対応NANDFlash工場四日市第3工場建設開始

東芝大分に300mm対応の先端ロジック工場建設開始

NECエレ、鶴岡に300mm対応の先端ロジック工場建設開始

ソニー長崎に300mm対応の先端ロジック工場建設開始

2004

ルネサス三菱時代から欧州拠点アーヘン工場を閉鎖

エルピーダ東広島に300mm対応DRAM工場建設開始

東芝大分の300mm工場が稼働

NECエレ、鶴岡の300mm工場が稼働

富士通桑名に300mmの先端ロジック工場建設開始

Spansion会津若松に300mm対応NORFlash工場建設を発表

松下魚津に300mmの先端ロジック工場建設開始

ローム浜松に300mm工場建設

2005

エルピーダ東広島の300mm場が稼働

東芝四日市第3工場稼働

ルネサスUMCからトレセンティテクノロジの持ち株を買収。完全子会社

ソニー長崎の300mm工場が稼働

富士通桑名の300mm工場が稼働

松下魚津の300mm工場が稼働

2006

東芝四日市に300mm対応NANDFlash第4工場建設開始

富士通桑名に300mm新棟を建設開始

エルピーダ台湾力晶半導体と共同で台中DRAM工場建設

2007

Spansion会津若松の300mm工場が稼働

東芝四日市の300mm第4工場が稼働

富士通桑名の300m工場新棟が稼働

2008 ~ 2015 暗黒時代

2000年代日本企業の反転攻勢は、リーマンショックで終わってしまった。

日本の電機業界が成功を夢見たデジタル家電韓国勢との競争に敗れ、携帯電話でも海外展開に失敗した。

90年代から繰り返し計上してきた赤字と、2000年代の大規模投資を経た今、半導体工場への投資継続する資金的余力はもはや残っていなかった。

不採算部門とみなされるようになった半導体事業設備投資が止まり建設されてからわずか数年で時代遅れとなってしまった。

これ以降は、東芝NANDFlashメモリや、ソニーイメージセンサーといった競争力を維持している分野、また旧エルピーダDRAM工場といった外資資金を得た分野のみが投資継続されることになる。

2008

ルネサス日立時代から欧州拠点、ランツフルト工場をLファウンドリーに売却

日立シンガポール工場シンガポールチャーターセミコンダクタに売却

ソニー長崎の300mm工場東芝に売却

ローム沖電気半導体事業を買収

2009

Spansion倒産

2010

ルネサスNECエレが合併世界第三位半導体メーカールネサスエレクトロニクス発足。フィンランドノキアからモデム部門を買収。

東芝四日市に300mmのNAND製造第5工場建設開始

米TI、Spansion会津若松の300mm工場買収

2011

ルネサスエレ、NEC時代から北米拠点ローズビル工場を独テレフンケンに売却

ルネサスエレ、1400人リストラ

東芝四日市の300mmの第5工場が稼働

ソニー長崎の300mm工場東芝から買戻し

オン・セミコンダクター三洋電機半導体事業を買収

2012

エルピーダメモリ倒産。米Micronが買収

ルネサスエレ、7500人リストラ

富士通岩手の200mm工場デンソーに売却

2013

東芝四日市の300mm第5工場2期工事開始

ルネサスエレ、ノキアから買収したモデム事業から撤退さらに2300人リストラ。またNEC時代中国の合弁を解消し撤退

富士通マイコンアナログ事業を再建したSpansionに売却

2014

東芝四日市の300mm第5工場2期分稼働。200mmの第2工場を300mmに建て替え

ルネサスエレ、年2回のリストラで約1000人削減

Panasonic半導体工場をまとめてイスラエルTower Jazzに売却

ソニールネサスエレから鶴岡の300mm工場を買収

富士通桑名の300mm工場台湾UMC出資受け入れ

2015

ソニー東芝から大分の300mm工場を買収

ルネサスエレ、1800人リストラ

富士通PanasonicSoC設計部門統合、ソシオネクスト設立

2016 ~ 再編ひと段落?そして現在へと続く道

この時期に至ってようやく主要半導体メーカー工場再編が一通り完了し、現在につながる枠組みがほぼ出来上がった。

リーマンショック後の大規模再編で日本企業世界地位はかつてないまでに低下し、国内工場においても外資系の傘下に入るところが増えた。

現在半導体の先端工場継続投資できる日本企業は、イメージセンサーに強いソニー東芝メモリ事業を引き継いだキオクシアだけである

はたして日本半導体産業は今後どうなるのだろうか?再び世界に飛躍する日はやってくるのだろうか?

2016

東芝四日市の第2工場建て替え完了大分岩手の200mm工場分社化ジャパンセミコンダクターを設立

2017

東芝本体粉飾決算あおりを受けてメモリ事業分社化東芝メモリ設立四日市に300mmの第6工場建設開始。さら北上市に300mm新工場建設

ルネサスエレ、米intersilを買収

2018

東芝メモリ四日市の第6工場が稼働。多国籍連合ファンドパンゲアから出資を受ける。

富士通桑名の300mm工場台湾UMCに売却。また、会津若松の200mm工場も米オン・セミコンダクターに売却。

2019

東芝メモリ、キオクシアに社名変更北上工場稼働

Panasonic、残ったマイコン等の事業台湾Nuvotonに売却して半導体から撤退

ソニー長崎に300mm新工場建設開始

Micronエルピーダから買収した広島工場拡張

ルネサスエレ、米IDTを買収

2020

キオクシア、北上に300mm第2工場建設開始

東芝本体SoC部門撤退で770人リストラ

2021

キオクシア、四日市に300mm第7工場建設開始予定

2020-12-05

最近電気自動車推進の議論の雑さについて思う事とか

最近世界の流れで、2030年代に内燃機関を積んだ自動車新規販売禁止しようという動きが盛り上がっている。

ただなんというか、どうもコロナ後の経済対策をかねて強引に需要創出したいからだろうか、電気自動車=エコ=ガソリン車をなくすのが社会正義的な短絡的な思考回路が気になっている。

またマスコミ等の、1日でも早く電気自動車に舵を切らないと電動化による部品点数削減のあおりを受けて、PCスマートフォンで電機業界がやらかしたように日本自動車産業は壊滅するといったパニック的な論調にも違和感を覚えるので思うところを書きたい。

ちなみに筆者は非自動車業界エンジニア、ただし工学部出身なので自動車業界の友人は多く、友人経由で業界の話はよく聞いている。

新し物好きなので2010年代日本市販された電気自動車である三菱i-MiEV日産LeafトヨタのMIRAIは乗ったことがある。

残念ながら、テスラレンタカー代が高すぎるのでいまだに乗ったことがない。

言いたいこと

電気自動車が必ずしも内燃機関を積んだ自動車よりもエコであるとは限らない。

内燃機関を積んだ自動車電気自動車に置き換わることが即部品点数減になるとは限らない。

パソコン自作のように簡単自動車が作れるようになって新興国メーカーにすぐに置き換わられることはない。(スマートフォンHuaweiのように、研究開発能力の高い企業が台頭してくれば話は別)

電気自動車エネルギー効率について

Well to Wheelって言葉がある。ざっくりいうと、化石燃料油田から掘り出して、自動車タイヤを動かすまでのエネルギー効率がどれくらいになるかという話である

例として、最新のガソリンエンジン車と現在日本で最大の電力源である火力発電所の電力で電気自動車駆動させた時を比較してみる。

議論単純化のために、ガソリンや、発電用の重油LNGを精製するまでの効率は一旦無視する。

現在市販車の中で熱効率が最も良いガソリンエンジンリーンバーンエンジンだが、一番効率の良くなる回転域で熱効率40%程度である

それに対して、2020年時点で最も効率の良い火力発電所リチウムイオン電池効率は下記のようになる。

コンバインドサイクル発電 熱効率:60%

送電ロス:3%

リチウムイオン電池の充電効率:90%

リチウムイオン電池放電効率:90%

0.6*0.97*0.9*0.9 = 47%

最新の効率の良いもの同士を比較しても何倍もの差はつかない。

日本にある火力発電所のなかで、熱効率60%を達成しているものはまだ少数であること、リチウムイオン電池特性経年劣化することを考える。

発電効率50%、充放電効率が80%に低下してしまえば、エネルギー効率は0.5*0.97*0.8*0.8=31%まで悪化し、内燃機関効率の上で勝てなくなる。

現状の発電所の電源構成をとる限り、電気自動車エネルギー効率上のアドバンテージはない。

火力に代わる安定的ベース電力といえば、現状原子力比率を上げるしか選択肢がないわけだが、果たして社会的なコンセンサスが取れるのだろうか?

余談だが、電気自動車にはエンジンの排熱が存在しないので冬場の暖房効率が悪く、ものすごく早く充電量が低下する。

(レンタカー電気自動車を借りたときに、上記現象経験して効率の悪さに驚いた。)

逆に、下り坂などでのモーターの回転を利用して充電できる回生充電という内燃機関にない特徴があるので、この辺りは一長一短か。

部品点数について

自動車動力内燃機関からモーターに代わると、エンジントランスミッションブレーキの油圧機構等が不要になり、

現在5万点といわれる自動車部品点数が1万点程度に減るのではないかといわれている。

だが、本当に今後の自動車部品点数は減っていくのだろうか?

自動運転を実現するための画像処理用の半導体

代表的GPUメーカーNVIDIAの最新GPUであるGeforce RTX3090のTDP(熱設計電力)は350W。

10年位前まではハイエンドモデルGPUでもせいぜい200W以下であったことを考えると、世代が進むごとに熱問題が深刻になってきていることがわかる。

実用的な自動運転が実現可能レベルまで性能を上げていけば、冷却用の機構部品新規必要になるのではないか?

例を挙げるならば、プレイステーションが新しい世代になるごとに冷却機構が大げさになっていくように。

一昔前にはバックモニター程度にしか使われていなかった車載カメラ最近では自動ブレーキドライブレコーダーの普及によって1台の車に複数まれるようになってきている。

これに加えてドアミラーミラーレス化されたり、自動運転進歩するとさらカメラセンサーの台数は増える。

ちょっとしたドライブレコーダーでさえ、1つ1つのチップ抵抗チップコンデンサ部品1つとカウントしていけば、トータルの部品点数は100を超えるだろう。

こうした車載電子機器の増加は、同時に電力や信号を伝達するためのワイヤーハーネスの増加も引き起こす。

少し考えただけでも上記2点のように部品点数が増加する要素が考え付くのだが、本当に自動車の電動化がすすめば劇的に部品点数は減るのだろうか?

車体に求められる要求水準が上がっているため自動車の開発費や工数は増加傾向。電動化でもここは減らない。

動力源が内燃機関だろうが、モーターだろうが自動車自動車である限り車体の構造は大きく変わらない。

燃費向上のためには車体を軽く仕上げないといけないが、十分な剛性を確保するためには強くしないといけないので、相反する要求を満たすため、車体に使用される鉄素材に占める高張力鋼比率は年々上がっている。

一般的に、高張力鋼は加工性が悪いので、より高性能な工作機械新規に導入したり、プレス溶接手法研究していかなければならない。

また、自動車安全性能に対する各国の基準は年々厳しくなっているため、横滑り防止安全装置等の機構新規に搭載する必要が出てきたり、様々な角度からの衝突試験に耐えうるボディ形状を設計開発しなければいけなくなったりで開発や試験工数が増加しているため、世界大手トヨタでさえ車体開発コスト削減のために車種数を統廃合しているご時世である

この現状に対して、パソコン自作のようにモーターを買ってきて車体に乗せれば誰でも電気自動車メーカーをつくれる状況が来るのだろうか?

自動車開発のノウハウ資金力も不足している新興国新興企業が、日米欧の主要メーカーに対抗できるだけの設備投資研究開発が実現できるのだろうか?

可能性はゼロではないだろうが、通信業界におけるHuaweiのように、国家資金研究開発リソースをぶち込んだほんの一握りの企業しか台頭できないのではないだろうか?

2020-04-13

在宅勤務5

anond:20200410233107

食事:朝は肉まんコーヒー+昨夜の残りのゆで卵チーズ焼きとユーリンチーもどき/昼はご飯+昨夜の残りのサンラータンもどき/夜はご飯ジャガイモ豆腐味噌汁冷凍ハンバーグ

サンラータンユーリンチーは材料が足りなかったので「もどき」。ユーリンチーもどきは割と成功した。

日曜は何もしていないのに眠気がひどくて、12時間ぐらい寝ていた。通勤していたらさすがに遅刻

記録を見返したら土曜も10時間は寝ていた。

 

今日も引き続き在宅勤務なのだが…ヒマで仕事がない。

在宅勤務で半休というわけにもいかず、じゃあ有給を取ろうかと迷ったが、先週に送った案件の返信待ちなのでメールが届き次第、ちょこちょことやることはある。待機業務。

相手仕事のペースが読めない。

 

昼前、どうしても引き受けたくない仕事をふられたせいで、胃が痛くなってきた。気が重くて食欲どころではない。このまま仕事やめたい。いや家賃が払えなくなる。

 

なんかお腹に入れておこうと思い、オヤツの時間近くにお昼を食べた。

在宅勤務になってからセルフ休み時間適当になってきた。

 

どうしてもジャガイモ味噌汁が飲みたくなって、昨日ジャガイモを買っておいたが、焦りすぎてジャガイモ理想の柔らかさにはならなかった。

ハンバーグふるさと納税でもらった冷凍物。

よくよく考えれば、返礼品やら優待品やら結構いろいろいただいているので頑張って買い出ししなくても籠城できる程度の食糧はあるもんだ。

今日は大雨なのでさすがに行く気になれないけれど、1Kで籠城はメンタルにきそうなので買い出し散歩気分転換になっている。

2020-03-08

コロナショック」で大不況がくる

 危機の出始めにはよくあることだが、ニュースSNSを見ているといまだに妙な楽観論が支配している。4月にはウイルス騒ぎが収束し、日経平均株価は20500円前後で底入れし、間もなく景気も回復するなんてことを言う専門家も少なくない。だが、そんな可能性は万が一にも無くて、少なくとも東日本大震災級、悪くてリーマンショック級の不況が来るのは確実なのだが、企業業績や経済指標などに具体的に反映されないと私たち危機として認識できないものなのだろう。

 コロナショックは、超グローバル社会感染症とが組み合わさった未曾有の事態だが、今後の日本経済で展開されるシナリオ過去経済危機経験からだいたい想像はつく。リーマンショックの時は、金融機関へのショックを起点として、不動産耐久消費財自動車など)→消費財→小売り・外食へとショックが伝播していった。今回は実体経済にまずショックが起き、人とモノの流れが国内的、国際的に滞り、そこからいろいろな過程へ伝播していくプロセスとなっている。

 3月上旬の今、飲食店ホテルテーマパークスポーツジムイベント旅行業ホテル百貨店といった個人消費分野がすでに深刻な打撃を受けている。

 また、世界製造業の中枢である中国工場稼働停止が、各国の製造業サプライチェーンに深刻な影響を与えている(これは早晩正常化するだろう)。

 これから何が起こるのか。年内ぐらいでありそうないくつかのシナリオについて、整理したものを書きおこしておく。

 ●リーマン・ショック時の「トヨタ・ショック(2008年11月下方修正)」のような、代表的企業の業績下振れショックが3月下旬~4月末の株式市場を直撃する。

 ●個人消費の縮小に続き、春先から企業投資にもブレーキがかかる。機械受注民間建設受注の前年比マイナス幅が大きくなる。また、広告出稿量も低迷する。

 ●4月初め、歓送迎会シーズンなのに居酒屋ガラ空きの映像テレビに流される。

 ●金融円滑化法が事実上復活したにもかかわらず、中小旅行代理店飲食店旅館イベント会社倒産が前年比で急増する。加えて、さらに図体の大きな業態(空運会社など)でも信用危機が取り沙汰され、金融界に緊張感が高まる

 ●インバウンドによって支えられてきた地方経済の困窮ぶりが併せて問題になる。貸し倒れ懸念の高まりとともに、ただでさえ暗かった地方銀行の先行きがさらに暗くなり、再編機運がいっそう増す。

 ●東京五輪の中止か延期をIOCが発表する。もし予定通りの開催となったにしても来訪する観客数は想定を大きく割り込み旅行ホテル業界が目論んでいた2020年下半期の回復シナリオが完全崩壊する。

 ●日経平均株価が15000円を意識した流れへ向かう中、株価買い支えてきた日銀GPIFの含み損批判の目が向けられる。

 ●「派遣切り」が相次ぎ、派遣労働者活動が落ち込む。相前後して鬼女板が往年の勢いを取り戻す。

 ●夏のボーナス支給額の大幅減額が話題に。

 ●「餃子の王将」「マクドナルドブームが再来する、既存売上高の前年比増加率が2桁を超える月が続く。

 ●ホテル建設中断があちこちで起きる。五輪の見込みが外れ、今やホテルは完全に供給過剰になり、経営悪化に耐えられなくなった事業者の中から、手元資金確保のためのホテル物件投げ売りが起こる。そのいくつかは財務基盤の厚い財閥系デベがマンション用地としてハゲタカのように拾いあさっていく。

 ●もともと薄氷を踏むようだった構造不況業種も、リストラ業界再編の動きを一段と加速させる。例えば、百貨店百貨店への出店を主とする従来型アパレル三陽商会オンワード)。

 ●10月臨時国会では、インバウンド依存経済功罪議論になるとともに、巨大な補正予算が組まれ、消沈するインバウンド需要の埋め合わせを財政で行おうとする。消費減税や、疲弊する地方の振興、特定市場への振興策などが景気対策の玉として注目される。

 ●景気刺激策として政府は新たにどんな市場を振興したがるだろう。これについては予想がつかない。ただ、リーマンショック時はエコカー補助金家電エコポイントとして実現された。自動車や電機業界のロビーイング能力は今回も健在だろう。

 ●大胆な財政金融政策パッケージによる景気回復を前面に打ち出したドナルド・トランプの再選が決まる。

 ●安倍晋三4選への道が険しくなる。この道が絶たれた場合政権レームダック化するため、「ポスト安倍」に向けた自民党各派、公明党野党の動向が2021年政治の焦点となる。

以上の予想シナリオほとんどは検証可能。なので、状況が分かり次第、当ページの答え合わせをするつもり。

2018-12-22

anond:20181222153520

仕事辞めるのが身勝手とかブラックにも程があるぞ。

辞める権利労働者として当然の権利だ。

あと、待機業務に給料が付かないのもブラック。待機業務も立派な業務からな。

ちなみに、俺の働いていた店でも待機シフトはあったし、当然それに対して給与の支払いもなかったけど、どうせ呼ばれる事もないので、「その日は休みという認識でオッケー」というのが従業員内の共通認識だったよ。

2018-09-12

戦術レベルの敗退を繰り返してじり貧になったNEC

昔の格言か何かで、『戦略レベルミス戦術レベルでは取り返せない』というのがある。

かに、近年電機業界で大きな損失を出した会社を見てみると、この戦略レベルミスが非常に目立っておりなるほどなと思う。

プラズマディスプレイ社運をかけて大赤字を出したPanasonicPioneer、巨額の開発費をCell Processor投資して爆死したSONYWestinghouseの買収でやらかし東芝等。

ところが、最近増田話題NECを調べてみると、こうした会社とは不振の状況が違うように思えてきた。

なんというか各事業競争力を失って徐々に敗退していくというような。言い換えれば戦術レベルの敗北を繰り返してじり貧になったとでもいうか。

半導体がらみの仕事をしていてNEC事業所にも出入りしていたことがあり、個人的にも興味があったので歴史を少しまとめてみた。

なお、この記事を書くのに参考にしたのは下記NECIRで、1990年からの業績データと、1995年から会社紹介資料が閲覧可能

https://jpn.nec.com/ir/index.html

NEC 事業撤退歴史

1999年 半導体メモリ事業日立統合して分社化。後のエルピーダメモリ2012年経営破綻

2000年 家電部門NECホームエレクトロニクス事業停止。

2001年 有機EL事業サムスンSDIと合弁化。2004年有機EL事業から撤退

2004年 プラズマディスプレイ事業パイオニアに売却。

2010年 半導体子会社NECエレクトロニクスをルネサステクノロジ統合半導体事業から事実上撤退

2011年 パソコン事業レノボとの合弁化。

2011年 液晶事業天馬グループとの合弁化。2016年に完全売却。

2013年 携帯電話事業から撤退

2017年 リチウムイオン電池事業から撤退

NECのかつての栄光

1991年 NEC研究員だった飯島澄男がカーボンナノチューブ発見

2001年 スーパーコンピューター地球シミュレーターが世界一の性能を発揮

2001年 2000年3月決算過去最高の売り上げ5兆4000億円達成。 ※バブル期1990年度でも3兆7000億円程度。この時期までは比較的うまく経営ができていたと思われる。

2003年 小惑星探査機はやぶさ打ち上げ

1985年-1991年 半導体世界一

2001年-2004年 携帯電話日本一

NECの業績に影響のありそうな政治案件

1989年 アメリカスーパー301K発動

1998年 防衛庁談合事件

個人的経験に基づく雑感

NECに出入りしていたころに思ったが半導体事業部に新卒で入った社員は大体優秀かつ深夜残業休出当たり前なモーレツリーマンだった。

設備投資研究開発費も年間3000億円コンスタント投資しており、今の水準で考えても少ないことはなさそう。

しか20世紀終わりから21世紀にかけて爆発的に伸びた情報通信産業に社内のリソースを集中してて、バックに住友財閥もついている。

会社の置かれた状況を考えると韓国サムスン電子中国Huaweiみたいに、今でも世界を席巻できていただろうに。マジでどうしてこうなった

当時気になったのは本業関係ない関連会社が異様に多いことぐらい。(不動産NECファシリティーズ運送業NECロジスティクス食堂運営NECライベックス、企業研修NECラーニング等)

どうでもいいけど最近スローガンのOrchestrating a brighter worldってのはマジで意味不明。迷走ぶりを象徴している。

https://jpn.nec.com/press/201507/20150701_01.html

https://anond.hatelabo.jp/20180911165115

2017-11-01

今日失業した

会社都合による解雇である

今年は特にお騒がせすることとなった遊技機業界に身を置いている。

IRやら依存症やら規則改正やら、内も外も何かと忙しかったように思う。

といっても、どれもこれも作業者レベルではどうしようもないことだから、私に求められていたのは遊技機を制作することに没頭することであるし、私もまた仕事を完遂させた。

かくして私たち不要となり、今日失業した。

遊技機の業界は日を追うごとに厳しい状況に追い込まれている。

20年前には売上30兆円、3000万人の遊技者(ユニーク数ではない)を擁していたが、20兆円、940万人と減少が続いている。

http://www.nichiyukyo.or.jp/gyoukaiDB/m6.php

遊技人口が60%減少したのに対して、売上が30%しか減少していないのには、一つにはホールによる魅力的な店舗作りが、一つにはメーカーによる魅力的な遊技機作りが功を奏したものと推察する向きもある。

もちろん、射幸性煽り、一人当たりの遊技回数と投資金額を大幅に上げてしまった業界非道さは認識している。それこそが依存症の根源の一つであることも。

だが、作業者レベルでは、経営者に騙されてか、あえてなのかは問わず、魅力を生み出そうとしていたことが偽りだけだと言われるのも寂しい。

私たちは(比較するのもおこがましいかもしれないが)SNSゲームやその他の娯楽と同じく、より良いものを作ることを使命として仕事をしてきたのであり、そのこと自体には一片の迷いなく誇りに思っている。

だが、同時に、社会必要悪に加担していた。

非道を知りながら、見て見ぬふりをしてきたが故に、更なる悪辣非道さに気づかなかった。

社員は知らずして、人生を貸玉として、遊技させられていたのだ。

そして負けた。

そりゃそうだ。

遊技機は産業機械であり、ホール利益享受し、遊技者は負けるように、私たちが心血注いで作ってきたのだから…。

2017-07-10

はてなーの遊技機業界に対する無知っぷりがひどい

ヤフートップでも出て話題になってる出玉規制強化の話題での人気ブコメが、

一様に「パチンコお金に換金できないんじゃないの?」と来ている。

http://b.hatena.ne.jp/entry/s/headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170710-00000080-jij-soci

業界話題を目にすりゃしょっちゅう叩いている癖に、見当はずれもいいところなんだよ。


景品は換金専用のものだけじゃないっての。

景品の中身が充実している店には、各種ギフトカタログPS43DSなど人気ゲーム機もあるくらいだ。

その交換商品が人によって違うんだから、5万のもうけと表現するしかないだろ。

それくらいのことも想像できないとかマジで失望するわ。

儲け=お金という連想があるからこんなことになるんだ。


まあ大半の店は何も言わず換金専用のに替えてくるがな!

2017-01-20

なんで2016年テレビ屋さんの映画」の時代が終わるの?

http://anond.hatelabo.jp/20170115073928

書いた増田はてブに出ていて、びっくりしたぞ。

でもちょっとうれしいぞ。それにしても、遅レスだよね。すまんそ。

で、なんで2016年テレビ屋さんの映画」の時代が終わるの?って聞かれちゃったよ。

そうなんだよ。一番メインの話題が抜けちゃってたよ。

 二つの事実を述べて、だから終わりだよ、というつもりだったんだ。

1、テレビの影響力の低下
2、映像コンテンツ市場地殻変動

 1、に関しては過去10年くらいの映画興行収入分析して、あれこれ言おうと思ったけど、でもこれ言わずもがなだよね。

   というか、コメントで指摘しているひともいるね。表を描いたり、なんだりが大変なんで割愛するよ。

 2、に関してだけ話すよ。

2016年に起こったこと(過去)〕

 映像コンテンツとしてアニメのはなしをするんだけど、これ、今、日本発で世界で売れる映像コンテンツの筆頭だからね。

 2016年アニメについて奇妙な符合があったよね。

 映画アニメが席捲しているので、さぞアニメ業界は潤っているんだろう、と思っていると、秋にテレビアニメの延期が相次いだ。

 ここの謎解きは岡田斗司夫×山本寛がやっているので、深入りしない。

日本のアニメをダメにしたのはあいつらだ! 業界のタブーを本音でぶっちゃけ解説

 ここでの発言現場に金が落ちていない理由を言っている。

 ここで重要なのは今、外国(中国からアニメ資金が入ってきている、ということ。

 でも、話したいのはその先。

〔 今、起こっていること(現在)〕

 中国の人たちは高い授業料を払ってきたけど、その甲斐あって知恵もついたみたい。

 現場アニメーター一本釣りし始めた。

中国企業が日本のアニメーターを爆買い!?=「つまり金ですべてを解決できる」「でも素晴らしいストーリーがなければ人気は出ない」―中国ネット - ライブドアニュース

 これ、十年くらい前から半導体、電機業界ですでに起こっていることだよ。

 外資が優秀なエンジニアを破格の報酬で引っこ抜く(サムソンなんか有名だよね)。

 同じことがアニメ業界でも起こり始めたんだ。

 今後もアニメに限らず、日本発のグローバル勝負できるものが出てきたら、中國は、真似できるものなら真似する。

おいそれと真似できないものであれば、できるキーパーソンをかっさらっていくと思うよ。

2017年以降の予想(未来)〕

 過去、造船、鉄鋼、電機、半導体外国にやられてきたけど、これらの業界単位では大きすぎてアニメとは比較しにくい。

 スマホ(ガラケー)と比べてみればわかりやすいと思う。

 昔のガラケー

 総務省(監督官庁

   ↓

  通信会社(電波帯域を寡占して、囲いこむ)

   ↓

  ガラケーメーカーアプリソフトハウス

   きっかけ:i Phone

その後の展開:国内通信会社に囲いこまれて、日本市場にとらわれていた日本メーカーは、グローバル市場視野に入れた中韓メーカーに敗北した。

携帯をつくっているメーカーの今のアニメスタジオみたいだった。

 ドコモ、AU,ソフトバンク、それぞれ季節ごとにラインナップを揃えるんだからエンジニアは大変だったよ。消耗戦、と呼ばれている。

 今の映像コンテンツ

 総務省 (監督官庁

   ↓

  テレビキー局 (チャンネルを寡占)

   ↓

  映像コンテンツ産業((実写映画の)撮影所、アニメスタジオ

   きっかけ:?

その後の展開:?

 あれっ、両方とも総務省が出て来たね。でも、偶然だろうね。

 ここで力尽きたよ。

2016-07-21

文学業界アニメ業界喧嘩してるけど

他の業界はほんと喧嘩しなくなったよねー。

マクドナルドモスバーガー喧嘩しないし、

セブンイレブンローソンファミリーマート喧嘩しないし、

西友イトーヨーカドーイオン喧嘩しないし、

放送業界、電機業界、銀行業界、自動車メーカー食品メーカーしかり。

共存共栄」とか「住み分け」とかやってる方が気持ち悪いのであって、

余計な一言煽り合ったり、互いに批判したりしてこそ、健全資本主義社会と言えるのではないか

最近、世の中が停滞しているように感じる原因はそこにあると思う。

2015-05-26

http://anond.hatelabo.jp/20150526214250

いやそれ普通じゃないと思うけど……。

コピー機の詰まりを「紙詰まり」じゃなく「ジャム」って言うなんて聞いたことないぞ。

コピー機業界だとそう言うの?

2015-04-19

あるエンジニア挫折と変節

メーカー勤務のエンジニアがいかにキャリアチェンジに失敗し、価値観の転換を迫られ変化しつつあるかについて記す。

話は2009年頃にさかのぼる。リーマンショックと円高、さらには震災により日本の電機業界は縮小を余儀なくされ、度重なる大手企業リストラ報道に触れることで自らのサラリーマンエンジニアとしてのキャリア継続不安を覚えるようになった。

それ以前から自らのスキルの中核が会社本業とは少しずれたソフトウェアWebよりのところにあることを自覚しており、その分野での知識、経験を伸ばすことでエンジニアとしての成長、生き残りの手段と出来るのではないかと考えるようになった。

もともとネット依存な傾向と学術的な活動への未練があってはてな界隈でのの情報収集を行っていたのだが、その中で見いだしたのが機械学習関連の勉強会であった。Web業界を中心とした技術勉強会は2008~2009年からツイッターなどのSNSを通じて盛んになって来たように思われる。機械学習関連の勉強会参加者はその中でも博士課程進学者社会人博士が一般の技術職に比べてずっと多く、知的エリート雰囲気を感じるものであった。

自分勉強会に参加するようになってから少したった2010~2012年頃になると周辺のコミュニティーはどんどんと活気を増していった。

ソーシャルゲーム業界の爆発的な成長、そこではWeb関連の技術とは異なる学術的色彩の濃いバックグラウンドを持った人間を求めていること、待遇も(安定性を差し引けば)伝統的な大企業に劣らないどころか収入技術追求の環境としては遥かに凌駕するものであるとこと、自分と同様電機業出身人間も多く転身していることなどその魅力ばかりが目につくようになった。そして勉強会新興企業が優秀な人材を獲得する場であることにもすぐに気づいた。

そんな空気勝手に感じ取って勉強会ブログSNSでそこそこ積極的情報発信を行うようになっていった。

技術情報を発信する活動承認欲求自己顕示欲を十分に満たすものであり、まさにソーシャルゲームゲーマーにもたらすもの開発者サイドとして並行に体験しているような感じすらもった。しかしその魔力に取り付かれることで成熟した会社業界内のサイロ化した技術習得、それを用いた地道な作業の繰り返しにモチベーションを感じることが出来なくなり、次第にプロジェクト主体的役割を果たすことを避けていくようになった。

昼間の仕事に熱意を持って取り組めなくなったことから不眠そして鬱に悩まされ、仕事と勉学に割く時間の質と量は減っていった。

数年の年月が経過することで勉強会周囲の人間が少数は華麗に、多数はぼちぼち、あるいは人知れず職を変えていった。公の場での発表を続けるもの所属企業を巻き込んでそれを拡大するもの、全く姿を消してしまものなどその動向は様々であった。

周囲を見ると転職成功者SNSを使いこなしてオピニオンリーダーとなるような行動力コミュニケーション能力が頭ひとつ高いようにも見えた。そもそも勉強会に出て発表してある程度の知名度を得るという時点で最低限の技術力、現状の組織には依存しないという意思スクリーニングされていたと言えるのかもしれない。

そんな周りの人間の状況や数年にわたる知識の蓄積、景気の改善人工知能機械学習統計などの分野へ全ての産業が注目しているような状況を追い風と感じて2014年後半から2015年に掛けて本業リンクした業界活動をしてみた。

しかしながら会社において明確な業績がある訳でもなく、また活用できるような知名度や人脈があった訳もなかったからなのかあえなくお祈り攻勢にあうようになった。

もっとも同世代のより経営状況の悪い会社に勤めていた友人と比べると質、量(応募数)ともに圧倒的に少なく客観的に見ても転職の本気度が疑われるような有様で、その姿勢採用担当者に見透かされていたのかもしれない。

転職活動の失敗と並行して仕事勉強会関連の活動という二足のわらじに近い活動は肉体、精神健康を蝕んでいった。

精神的な転機は職場の同期や友人の結婚出産、親世代訃報であった。アラサーライフイベントを避け続けて仕事と勉学に取り組み続けることが精神的に不可能になり、元々あった不眠、鬱傾向に拍車がかかり、休職一歩手前の段階にまで悪化していってしまった。そもそもの自分活動の契機であった電機業界のリストラに伴う人材流動化がもたらした環境の変化が社内に及びそれもまたストレスの原因となった。

恋愛関係サークル活動などの濃密な人間関係経験ストレス解消法が乏しかったこと(いわゆる非リア)が精神健康の維持を妨げていたようにも思えるが、そうでもない人もいるので一概には言えない。元々の体質も影響しているかもしれない。強いて言えばストレス耐性の不足によるものだろうか。

体調の悪化や周囲の同年代ライフスタイルの変化が勉強会を中心とした活動への力を失わせ、また社内における信頼も完全に失われてしまった。

仕事での信頼、そして同期との業界知識経験格差を取り戻すのはほぼ不可能に近く、次の景気後退経営悪化ではリストラ対象になることはほぼ間違いない。だが生活の維持のためには地道な作業の繰り返し=労働必須であること、自分はすでに新技術習得ボーナスがもらえるような年ではない普通以下のおっさんになってしまったこと自覚できたことがわずかな収穫かもしれない。

2015-03-09

ブラック企業大賞かい投票制にしつつも結局有識者(笑)が学論で提唱しているに過ぎない眉唾

その証拠東北大学が受賞した時も研究室人間事務職一部の人間を槍玉に挙げるだけで

実際に死亡事故に繋がりました、じゃあ受賞と安直すぎるわけで。

何が問題なのか、ブラック企業定義自称有識者の方々がネット上の評判を物ともせずにニュース

記事が載ったか否かでブラックかどうかを判断してしまっているから、

未だにモンテローザが受賞してないし、何でかアニメ会社では微妙なA-1が入ってる有様。

特に後者ブレインズベースとかJCSTAFFとかタツノコとかが入ってなくて誰かが死んだからって理由だけでブラック企業認定されている。

んなもん、どの会社だって一人は絶対過労死してんだろとそういう業界なんだから当然だろと思うんだがな。

機業界については、ヤマダ電機だけじゃなくてケーズデンキ以外のほぼ全部がブラックだよ。

てかマツヤデンキなんてあまりに暇過ぎてヤマダ電機傘下のくせに物凄いホワイトだよ。給料も据え置き+インセンティブだし有給使えって煩いんだよ、ここ。

ついでに言うけど、シフト制組んでて変動時間制でかつ土日が休みでない会社は全部ブラックだよ。

土日が休みでなくても完全週休二日制度の会社は全部ホワイトだよ。

東北大学だってそのカテゴリからしたら超絶ホワイトなんだよなあ。

今2015の投票やってるけど、住友不動産差し置いてタマホームを上げるわ、大阪市議会でも横行してるミソジニー議会がさも東京都議会だけで行われてるかのように投票先候補にノミネートされてる。特に後者は何が理由だ?衆院予算委見た事ないか?「ニッキウソニッキウソ!」って野次ノミネートにならんのか?

JR西日本けが悪いんじゃないぞ!NTT西日本も超絶ブラックだぞ!

NTTの子会社偽装倒産しまくってその都度リストラの憂き目に遭ってるの知らない奴多いんじゃないか?

阪急阪神百貨店休み取れないからブラックだぞ。幸楽苑はあまりに有名だけど神座なんてカラー制度がウリなのにそれが原因でバイト辞めまくってるんだぞ。

審査員は目どこに付けてんだ?

近畿地方の有名会社殆どブラックだよ。

八尾南ミキハウスくらいだぞ、あの谷町線でまともな会社なんて。

本当、どこ見てんだよな。

ブラック企業なんてニュースとか見なくてもネットの至る所に転がってるっつうんだよ。

2014-12-03

家電半導体から自動車部品産業機械、建機メーカーへの人材移動

人材紹介会社で働いています

家電メーカー半導体メーカーが大規模リストラしたこと記憶に新しいが

捨てる神あれば、拾う神ありで

電子化が進む自動車部品メーカー 

(ティア1)

ホンダ系やトヨタ系を中心に、

家電メーカー半導体メーカーの回路設計者を大量雇用しています

あとは、医療機器メーカー

産業機器の建機業界もICT化を進めており回路設計エンジニアを大量雇用

さらには、産業機械(工作機械重機)などですね。

ただ、回路設計の人はつぶしが効くのだけれど、半導体プロセスの人は本当につぶし効かないね

 
ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん