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はてなキーワード: 統合とは

2024-03-17

anond:20240317114841

うちの地元じゃ路線統合してもともと1周30分くらいで循環してたものが2時間くらいになってる。

かなりの不便さを許容してなんとか移動手段を存続させてる感じ。

まあ焼石に水なんだろうけど。

2024-03-16

ブラウザでのダウンロード

そろそろハッシュチェックが統合されてもいいころだと思うんだ。

アークナイツそこそこやり込んでるんだけど、コンテンツの一つの統合戦略プレイヤーが「ローグライク」と呼び、そこに更新がある度に、Xで「ローグライク」でトレンド入りして、アークナイツをやってない「本物のローグライク」をやってるゲーム好きが落胆したり、ブチギレてたりするのを見るので大変に申し訳ない気持ちになる。

我が物顔で「ローグライク」の名称を振り回してるプレイヤーを見て、「正式名称統合戦略で呼べばいいのに…めっちゃ迷惑かけてるぞ」と苦々しく思ってるけど、発信力のないゴミクズ泡沫プレイヤーなので、迂闊なことを言ったら、嫌なら止めろ棒でボコボコにされるが目に見てているので言えない。

ゲームとしては楽しいし、課金圧も低く、スタミナを消費せず、対人要素もないコンテンツ豊富にあるので、やることは尽きないいいゲームなんだけど、界隈の内輪ネタでばっかり盛り上がるところと(テンニンカへの無茶振りとか、ケルシーへのババァいじりとか)、攻撃的で排他的空気は本当に嫌。攻略Wikiプレイ人口の割にはいつもギスギスしている。ゲームに対人要素がないからって、ゲーム外で争わないで欲しい。

2024-03-12

docomo白ロム、もう二度と買いたくない

docomo白ロム回線契約なし)端末を購入した。

回線契約ありの場合と同じ分割が使えると謳っていたのでオンラインで申し込んでみた。

dアカウントをお持ちの方はご入力の欄があったので入力し、申し込み。

いざ開通すると、地獄が始まったのだった。

まず、申込時に入力したはずのdアカウントに紐づけされていない。

特に、毎月の支払いについての連絡もメールでは来ない。

申込書にはポイントが毎月付くと記載があるが、一体どこについたのだろうか?

数日すると、docomoオンラインショップから一通の手紙が届いた。

内容は「白ロム端末契約にあたり、新しいdアカウント作りました!」

はあ。

じゃあ、何のためにアカウント入力したのだろうか?

入力したことで購入情報配送情報がdアカウントに入ってくるわけでもなかった。

これらは、購入時の受付番号でオンラインショップにログインすることで確認できるようになっている。

dアカウントは、統合ポイント移行ができないようなので

この謎の新アカウントは元々持っていたdアカウントとは完全に別のアカウントとして運用する必要がある。

ある……はずだった。

IDとPWを入力すると、利用登録ページに飛ばされる。

メールアドレスと電話番号入力し、SMSで受け取った認証コード入力しないとアカウントの利用開始ができないようになっていた。

もちろん、私は電話番号を一つしか持っていないので、その番号をいれる。

すると「その電話番号は他のアカウントで使われています」と言われる。

まり、こういうこと?

電話番号が2つ以上ある場合アカウントが使えるけど、そうじゃなければこのアカウントは利用開始も出来ずに持ってなければならない

ってこと?

docomo勝手に作ったのに?

嫌がらせみたい。

どういう意図でそんなサービス作ってるんだろう。

やっぱり、回線といっしょに契約してほしくて、白ロム契約は複雑にする意図があるのだろうか。

それにしても性格悪すぎる。

結局、支払いについて確認もできず、ポイントがいくつ付いているのか確認することもできなかった。

その代わりなのか、毎月利用料金のお知らせというハガキが届いていた。

これは通常申込をしなければ書面では届かないものなので、申込をしていない私は困惑した。

しかし、これでしか残価や支払金額確認できなかったので、止めるわけにもいかなかった。

ある日、支払いを続けている途中で引っ越すことになったので、ハガキの届け先を変更したかった。

インターネットで住所変更の方法を調べると、My docomoから変更できるとのこと。

でも、それはdアカウントが使える場合の話だった。

利用開始できていないdアカウントが紐づいている白ロムオンラインから住所変更もできない。

もちろん、紐づいていない既存のdアカウントからは変更をかけても意味がない。

そういった場合、すべての手続きを【電話】ですることになるのだ。

この電話がとても厄介なのだった。

まず、電話をかける先がわからない。

ハガキや書面があれば番号はわかるが、その番号も書面によってまちまちである

WEB上にはよくある質問チャートオンライン来店、オンライン手続きなどの案内があるが、肝心の電話番号にはなかなか辿り着けない。

チャットオンラインで済まない問題から番号を探してるのに、番号じゃないところを案内するんじゃないよ!不親切だな!

ちなみに、チャットでこういう内容を問い合わせてみると、

契約情報確認必要なので電話で問い合わせてくださいと言われる。

まあ当然だよね、と思いつつ、たらい回しされて不快な気分になる。

色々探した結果、どうやら総合インフォメーションセンターというのがあるらしいのでかけてみることにした。

そして電話をかけると音声ガイダンスが流れ、順番待ちをさせられる。

ここもひどいのだ。

順番待ちを強いられるのはコールセンターあるあるなので仕方ないのだが、その間に流れるメッセージが、最初

「大変混み合っております〜このまましばらくお待ち下さい」

だったのに、5分くらいすると

「大変混み合っております〜このままお待ちいただくか、かけ直してください」

に変わる。

もうこの時点で嫌な予感がする。

かけ始めて15分くらいした頃。

突然、アナウンスの声が変わった。

「大変込み合っております。お時間をあけてかけ直してください」

というアナウンスが流れたと思うと、電話が切れてしまった。

は?

どういうことよ。

なんで勝手電話切るの?

コールセンター電話は、待っている順に案内されるはずなので

電話が切れてしまうということは、並んでいた列の一番うしろから並び直すようなものだ。

このような状況で、docomoコールセンターは誰の電話を取っているんだ?

しかも、この状態でも混雑度は「大変混雑」ではないらしい。意味がわからない。

docomo回線契約者を優先的に回したりしてるのだろうか?

そんなことできる?と一瞬思ったけど、天下のNTTならありえるか………(笑)

結局、混雑していない時間帯に連絡できる機会を待って問い合わせをして住所変更したので、数ヶ月は郵便転送でなんとか凌いだ。

引っ越しは2回あったので、この面倒なやり取りを2回、

その他にも、3件くらい問い合わせたいことが発生したので、合計5回くらいは時間をかけて問い合わせした。

もうこの時点で端末を手放したいくらウンザリだった。

そんな私も、最初からつかこの端末を手放すつもりで購入していたので、

「いつでもカエドプログラム」に加入していた。

これは、48回分割で契約し、23回支払ったタイミングで端末を返却すると、残価の支払いを免除してもらえるという契約方法で、

購入から1年、2年で新しい機種に変えてもらえるよう、キャリア顧客を縛り付けるようなプランなのだ

とはいえ、実際は返却のみ行うことができる。

先日私は、回線も端末もau系列でまとめて契約し直したため、めでたくdocomo白ロムを返却することにした。

しかしここでも、白ロム呪いが発動してしまったのだ。

プログラム利用申込をする際は、オンライン申込か、店舗で直接返却するかどちらかの手順を踏む必要がある。

ここまで読んだ人ならわかると思うが、紐づいているdアカウントが利用開始できていない白ロム端末は、オンライン申込で返却することはできない。

長い順番待ちを乗り越え、電話でも聞いてみたが、電話代理で受け付けてくれたりもせず、

オンラインで申し込むか、店舗手続きするしかないらしい。

通常、オンラインから申し込むと郵送のキットが届いて、それを申込の翌月末までに返送し、査定完了するとプログラムが利用完了するらしいのだが

店舗を利用すると、郵送は利用できないので、申し込んでからゆっくりデータ移行して、それから返そう……とかはできない。

店舗で郵送の申し込みもできるらしいのだが、それは結局オンライン申込と同じ手順を踏むということで、dアカウントが使えない限り申込できない、とコールセンター担当者に言われた。

泣く泣く私は店舗の予約をして、先日返却手続きをしてきたのだが、

店員さんにdアカウントが使えない旨を伝えると、「電話番号入力スキップして利用開始できますよ!」と言われてしまった。

これは結局白ロム購入の場合スキップできないことが後々わかるのだが、そもそもdocomo従業員白ロムは使えないdアカウント付与されていることを知らなすぎる。

これらの内容についても、店員さんが従業員専用の問い合わせ窓口のようなところに確認を取って知ったようだった。

返却の手続きは無事終了し、残価の支払いがなくなると、このウンザリするdアカウント正真正銘不要アカウントになるので、その際店舗で削除してもらえないか確認してもらった。

すると、「利用開始されてないので、その状態からは削除ができず、削除のためには利用開始しなければならない」事が判明。

もうウンザリと書くのも嫌になってきた。

幸いその従業員用の窓口の方から店舗デモ機の番号を借りて利用開始登録を済ませ、その場でアカウントの削除をさせてもらえた。

これまた変な話なのだが、残価の支払いがあってもアカウントは消せるらしい。

この紐づけされたdアカウントは、残価や支払い状況の確認のために使われるだけのものらしく、残価の有無に関係なくあってもなくてもいいらしいのだ。

再三書いているが、白ロム端末に紐づけられたdアカウントは、通常であれば利用開始できず、もちろんMy docomoにはログインできないし、もちろん残価の確認オンラインでできない。

まり、本当に何の意味もなくdアカウントを割り振られて、オンラインのあらゆる手続き制限され、あらゆる情報へのアクセス妨害されていただけだった。

この時にはもう、疲れ果てて言葉が出なかった。

でも、これで支払いが終われば、docomoとのすべての面倒なしがらみから開放されると思うと、ようやくスッキリした。

白ロム端末を購入しただけで、2年間こんなくだらないことに悩まされるとは思わなかった。

以上私がdocomo白ロム端末を購入して痛い目にあった、という愚痴でした。

まりにも吐き出したくてなぐり書きしてしまたから、読みづらくてごめん。

ホームページには良いところばかり記載されていて、こういう不便な部分は隠されていてわからないようになっている気がする。

これはあくま個人意見なので、docomoが好きでずっと使っている方もいるとは思うし

そもそも白ロムで購入しなければこんな不便はないのだろうとも思うのだが、

docomoで端末だけ購入したいと思っている人は、こんなこともあるんだと知った上で、契約前に一旦考えてみてほしい。

今は、auの端末を白ロムで購入し、UQモバイル回線を使っている。

店舗での購入時にすべて既存au IDに紐づけてくれているので、回線契約と同時に端末の残価も確認できている。

今のところ全く不便を感じていないのだが、docomo以外でこういった手続き煩雑さや不便を感じているところがあったら教えてほしい。

逆に、docomo使っててよかったよ!ってひともどんなところがあるのか教えてほしい。まあ私はもう契約しないけど。

ちなみに、docomoコールセンター担当者にキレられたとか、日本語が通じず何度も同じ説明をさせられたとか、契約内容の確認で問い合わせてるのに契約内容を確認せず返答してきたりとか、白ロムと言っているのに回線契約暗証番号を聞かれたりとか色々思うことはあるんだけど、伝えたかった本題から話が逸れてしまうので割愛した。

総合的に、コールセンターとのバトルを楽しみたい人にdocomoおすすめ

2024-03-11

anond:20240311172823

増田(=元増田かな)さんは言語IQが低いんだと思うよ

統合の闘病中でなければ論理も苦手っぽい

でもそういう人は歌や踊りや実況の才能があったりするよ

自分に合ったSNS探してみてね

2024-03-06

anond:20240306005003

朝鮮日本の一部だったこともあるし本来統合してある程度友好関係を築いていくべきエリアやん

イングランドスコットランド統合していったし

秦もはしょくを統合していっただろ?

それに安倍になってから就職改善働き方改革で著しく変わったのは評価をさけれないだろ

2024-03-04

anond:20240304143530

その意味では現代日本はほぼ100%じゃない?


発達の女はイージーじゃないという話に対して

昭和よりはハードになったかもね、でも男よりもイージーなのでは?

ということを書いていたつもりだが伝わらなかったか

アホか

男は常に淘汰されてんだよ

イージー人生の女と一緒にすんな

あとこれは俺じゃないから。統合性云々と思ったのはそのへんか?

そもそも統合性ってなかなか見ない表現だな。整合性じゃなく。

anond:20240304143315

食うものにも困らず雨風しのげる屋根があればイージーなら日本人の95%ぐらいはイージーモードなんだな

なら発達女とことさら指定しなきゃいいのに

言い返すのに夢中で統合性保てないのあるある

2024-03-02

anond:20240302043100

VBA嫌いのExcel師(営業事務)なんだけど、その程度のことをVBAでやろうとするヤツを駆逐したい。

お前は営業や他のユーザー理解度自分レベルだと勘違いするのをやめるべき。

うちの会社はVLOOKUP(最近INDEXMATCH)組めるのが「Excelできる」と名乗っていい最低限のラインで、営業営業事務では名乗れないやつはほとんどいない。でもVBAは使える人は稀。

基本はその「難しくてもVLOOKUPの知識を駆使すればなんとかなるレベル」でExcelを組まないと破綻する。

なので計算用シートは絶対必要

うちの会社の一事業部複数会社発注をしていて、そうすると会社ごとにデータ比較して見たいのに項目や項目順が違って簡単比較できない、ということがよくある。

その場合マッピングと呼ばれるデータ項目の統一化が必要なんだけど、会社によって合算したいデータがそれぞれ別の方法しか取れないとか、合算値に余計なデータが入ってるからrawデータ取ってきて件数レコード数でカウントしないといけないとか、まぁ色々出てくる。

取引に対してのデフォルト対応としての統一マッピングはしてるけど、そういうのはVBAでやらずにSaaS使ってるし、ものによって重視する値が変わるので例外が2割くらいある。うちの会社はその辺りの裁量営業に認められているので例外も多め(なおオンリーワンになりたいためだけに特殊対応した奴は一人を除いて矯正or自滅済)

そういう融通をきかせるのにExcel計算シートでマッピングするのは絶対

あとVBAだと営業側が「どういう計算をしてるのか」とか「正しい数値が出てるのか」が確認できない。

っていうのは例えば100円3件と150円2件の仕入れにうちの取り分2割乗せて720円として見せたかったのに、『=100*3+150*2*1.2』って数式書いたせいで660円になっとるやんみたいな。こんなんよくある眠い時のヒューマンエラーで、VBA書く人ならやらかさない、なんてことは絶対ない。

しか営業がこういうのの修正とか提案用にちょいちょいと列増やして数式入れようとしても「マクロ壊れるからやめて」とか言われる。営業自分で調整可能なら1時間以内でできるものでも、VBA書いた人に依頼しなきゃいけないんだと、書いた人の通常業務との兼ね合いで1週間待たされたりする。

営業からしたらそんなもんVBA野郎エゴ中のエゴですよ。

営業に金稼がせるためには営業利便性裁量必須で、Excel利用者裁量権が認められてないVBAツールなんか全体最適化されてないクソ。

※なお裁量大きいからってあんまり好き勝手するとやらかした時に他の助けも得られず(やれることに限界がある)自滅ルート

自分も軽くVBA習得してるんだけど、フォルダ内のデータ一括読み込みとシートの分割統合関数代わりにしか使ってない。しかもただの効率化なのでVBAが死んだところで手作業に戻せる範囲

他人保守できるように作るのならVBAなんか入れるべきではないし、VBA入れないなら計算シートは必須。あと計算周りを大掛かりにやるならSaaS入れてDX検討すべき。

2024-03-01

味覚が感覚ひとつだと認識すると、おいしいものを食べることが虚しく感じられる

味覚を司る脳の部分を刺激しさえすれば、あんなに高度な調理あんなに様々な生物あんなに広範な流通必要としない。

そうして脳の刺激だけで足りることを、社会多面的にかき乱してまで実現するのが虚しく感じられるのだ。

また、味覚も感覚ひとつだと認識すると、「おいしさ」がわからなくなってくる。

から何らかの感覚があがってくるだけで、それが「おいしさ」として統合できなくなる。

味覚のゲシュタルト崩壊を起こしてしまうのだ。

そんな単なる感覚ひとつしかない味覚に、どうしてこうも自らが振り回され、社会を振り回さなければならないのだろう。

今日金曜日だが、夜の街では味覚を求めない。早く、身体を捨てて仮想現実に移り、味覚の無い世界満喫したい。

2024-02-25

anond:20240225194746

あれは嘘というか140文字小説

まあ事実ではないのはそうだが

騒動以降の重版から小説作者の名前注釈するようになった

ポリアフは小説詩文についてもペラペラしてるのでまあ統合性は取れてはい

2024-02-23

NVIDIAAIの小史

未だに「謎の半導体メーカー」程度の認識の方になぜNVIDIA時価総額世界4位なのかをあれこれ説明する必要があるので短めにメモ半導体業界すみっこ人間なので機械学習まわりの説明適当です

・~1993年 AI冬の時代エージェントシステムがさほど成果を挙げられなかったり。まだ半導体メモリの性能は現代とくらべてはるかに劣り、現代のような大規模データを用いた統計的処理など考えられなかった。2006年ディープラーニング発明まで実質的な停滞は続く。

1993年 NVIDIA設立

1995年 NVIDIA最初グラフィックアクセラレータ製品NV1を発売。

1999年 NVIDIAGeForce 256発売。GPUという名が初めて使われる。以降、NVIDIAGPU業界1位の座を守り続ける。

2006年 GPGPU向け開発基盤CUDAを発表。以降、その並列計算に特化した性能を大規模コンピューティング活用しようという動きが続く。

2006年 ディープラーニング発明。のちのビッグデータブームに乗り、これまでよりはるかに高性能なAI模索する動きが始まる(第3次AIブームのおこり)

2006年 CPU業界2位のAMDGPU業界2位のATIを買収、チップセットGPU統合することで事実上自社製品NVIDIAと切り離す戦略に出る。CPU業界1位のインテルも、同じく自社CPUに自社製GPU統合する動きを強める。NVIDIAはこれまでの主力だったGPUチップセット製品販売を終了し、データセンター向けGPGPUのTeslaシリーズゲーム用外付けGPUGeForceシリーズARMCPUと自社GPU統合したTegraシリーズの3製品に整理する。このうちTeslaシリーズが性能向上やマイクロアーキテクチャ変更を経て現代AIサーバ製品に直接つながる。GeForceシリーズゲーマー向け需要暗号通貨マイニング向け需要も取り込み成長。Tegraシリーズは後継品がNintendoSwitchに採用される。

2012年 ディープラーニング画像認識コンテストで圧倒的な成績を収め、実質的な第3次AIブームが始まる。

2015年 AlphaGoイ・セドル勝利

2016年 NVIDIA自動運転向けシステムを発表。

2017年 Transformerモデル発表。これまでのNN・DLと異なり並列化で性能を上げるのが容易=デカ計算機を使えばAIの性能が上がる時代突入

2018年 IBMNVIDIAと開発した「Summit」がスパコン世界ランキング1位の座を5年ぶりに中国から奪還。全計算のうち96%がGPUによって処理され、HPCハイパフォーマンスコンピューティング)におけるGPU地位は決定的になる。NVIDIAの開発したCPU-GPU間の高速リンク「NVLink」が大規模に活用される。「Summit」は2020年に「富岳」にトップを奪われるまで1位を維持。

・2018~2021年 BERTやXLNet、GPT2など大規模言語モデルの幕開け。まだ研究者が使うレベル

2019年 NVIDIA CEOジェスン・ファン(革ジャンおぢ)が「ムーアの法則は終わった」と見解を表明。半導体シングルスレッド性能の向上は限界に達し、チップレットを始めとした並列化・集積化アーキテクチャ勝負時代に入る。

2022年 NVIDIAがH100発表。Transformerモデル学習・推論機能を大幅に強化したサーバ向けGPUで、もはや単体でもスパコンと呼べる性能を発揮する。H100はコアチップGH100をTSMC N4プロセス製造SK HynixHBMとともにTSMC CoWoSパッケージング技術で集積したパッケージ。※N4プロセスは最新のiPhone向けSoC採用されたN3プロセスの1つ前の世代だが、サーバ/デスクトップ製品向けプロセスモバイル製品向けプロセスクロック電流量が異なり、HPC向けはN4が最新と言ってよい。

2022年 画像生成AIブーム。DALL-E2、Midjourney、Stable Diffusionなどが相次いで発表。

2022年 ChatGPT発表。アクティブユーザ1億人達成に2カ月は史上最速。

2023年 ChatGPT有料版公開。Microsoft Copilot、Google Bard(Gemini)など商用化への動きが相次ぐ。各企業NVIDIA H100の大量調達に動く。

2024年 NVIDIA時価総額世界4位に到達。半導体メーカー売上ランキング世界1位達成(予定)。

こうして見るとNVIDIAにとっての転換点は「ディープラーニング発明」「GPGPU向けプログラミング環境CUDAの発表」「チップセット販売からコンピューティングユニット販売に転換」という3つが同時に起こった2006年であると言えそう。以降、NVIDIAゲーマー向け製品モバイル向け製品販売する裏で、CUDAによってGPGPUの独占を続け、仮装通貨マイニングスパコンでの活躍と言ったホップステップを経て今回の大きな飛躍を成し遂げた、と綺麗にまとめられるだろう。

2024-02-22

この度、SpotifyはRiversideとのパートナーシップを強化することになりました。これにより、最先端機能Spotify for Podcastersで利用できるようになります。Riversideは優れたプラットフォームで、あらゆるタイプポッドキャスターが使える、AI活用したパワフルな収録ツール編集ツール提供しています2022年にRiversideと初めてパートナーシップを結んで以来、世界中トップポッドキャスターがRiversideの高度なツール活用し、より魅力的なポッドキャストを生み出してきました。Riversideは、現在Spotify for Podcastersで提供している機能と同様のポッドキャスト制作機能に加え、ポッドキャスター制作レベルをアップするのに役立つ新しいビデオツールAIツール提供しています

本日リリースされた新しい統合機能では、ウェブ版のSpotify for Podcasters上でRiversideの機能を使ってオーディオポッドキャストやビデオポッドキャストの収録や編集を行えます。たとえば、Spotify for Podcastersでゲストを招いてリモートインタビューを収録できるほか、スクリプトに沿って音源に詳細な編集を行うこと、公開前にRiversideの包括的AIツールを使ってシームレスコンテンツの調整や最適化を行うことができます。以下のビデオでは機能について詳しく説明しています

この統合機能リリースと並行して、Spotify現在ポッドキャスターニーズにより応えるため、リソースを投じる重点分野を見直し、従来のツール開発ではなく次世代ポッドキャストの発展に注力することにしました。この変更に伴い、Spotifyでは今年6月の初旬に、ウェブ版とモバイルアプリ版の制作ツール提供を終了します。これには、収録ツール編集ツール、「Music + Talk」のフォーマットが含まれます (Music + TalkSpotify配信しているポッドキャストエピソードにフルライセンス楽曲を追加できる試験的な機能です)。

これまで通り、Spotify for Podcastersに完成したオーディオポッドキャストやビデオポッドキャストをアップロードして、配信管理収益化(一部の国が対象)を行うことが可能です。また、既存の公開済みエピソードはすべて変更されず、引き続き配信されます。詳しくは、こちらのヘルプセンターをご覧ください。

Spotifyは、ポッドキャストや番組さらなる発展を目指し、これからも皆さんの声に耳を傾け、学び、改善を続けてまいります。そして、ベテラン新人かに関わらず、ポッドキャスターの誰もが魅力的なポッドキャストを制作できるプラットフォームの構築に尽力します。番組を見つけてもらいやすくする機能、熱心なリスナーとの交流機能ポッドキャストの収益化を実現する機能といった今後のお知らせにもご期待ください。

アイマスリー情報をできるだけ正確にまとめる(画像はない)

クソアンチアカウントヘイトに利用されるよりはマシだと思ったので


あの投稿解釈は間違っているが、リークとされる画像自体は本物である可能性が高い。

この記事を読んでも「バンナム上層部はクソ」という感想は変わらないかもしれない。

またリーク元の人間も「既に古い情報可能性がある」ということにも言及している。

それを踏まえたうえで読んで欲しい。

リークの経緯

このリークは昨年末には一部海外Pの間で既に広まっていた。

ソースは元バンナム社員で、中国市場向けにアイマスローカライズする仕事をしていたとする人物

海外イベントでのアイマスブースデザインをしていたこともあるようだ。

bilibiliで動画投稿。その仕事での経験が語られるとともに、

複数画像動画が共有された。(動画は削除済み)

その中には「アイマス学園」の信号機3人のキャラクターデザインキービジュアルのような画像

スマホゲームの実機テスト映像と思われる動画も含まれる。

キャラクター3Dモデルはまだ作られておらず、天海春香モデル使用されていた。

アイマス学園以外だと、恐らく2019年末~2020年初頭頃に作成された

アイマスロードマップのようなものが書かれたスライド複数公開された。

最近騒がれているのはそのうちの1枚。

これらのリークがすべてフェイクだった場合、相当に手間をかけて作られたことになる。

このリー動画概要英訳したものDiscord投稿され、英語圏でも広まった。

動画は既に削除され、自分中国語分からんので、

その英訳をもとにこの記事では説明する。

リー動画概要

概要和訳

まずは動画概要英訳したもの和訳する形で引用する。

英訳した人間主観も若干含まれている。

ナムコ社員で、アイマス中国向けローカライズ(まったくうまくいかなかったが)を担当した人物が、同フランチャイズに携わった経験を詳細に紹介するビデオ撮影した。その中で彼は、リークされた情報(見たくない人はここでカットしてください)を含むいくつかのプランを示した。

いつかの時点で、花のイメージを中心とした海外専用のブランチ存在する。開発チームは、経営陣の交代でプロジェクトが破棄される前に、すでにこのブランチ用のゲームデモ作成していた。ビデオでは、メイントリオとそのコスチューム、そしてゲームのお祝いビデオが紹介されている。

多くの企業ローカライズに興味を持っていたようだが(CGSS、MLTD、enza Shinyなど)、モバイルゲームはすべて外注なので、コミュニケーションは非常に限られていた。

シャイニーカラーズが海外版をリリースできる可能性が最も高かったが、コードに何か問題があったようで、他社に移管することができなかった。

SideMはまだ新しいアニメ企画中で、当初は2020年から2025年放送する予定だった。この情報は古いかもしれませんが、私は現実逃避して信じます!:)

シャイニーカラーズは、2022年からシンデレラガールズに代わってアイマスのメインとなる予定だ。ミリオンライブ2025年以降に大きく発展する可能性があるが、まだ不明である2022年から2025年にかけては、(かなり以前に計画されていた)6番目のブランチアイマス二次的な焦点となり、SideM三次的な焦点となる。

アイマス学園」という通称で実際の名前を隠している第6のブランチは、すでに開発中のゲームがあり、2025年秋に放送予定のアニメがあり、メイントリオの(アートデザイン)がある。彼らは本当にこれが次の大物になると思っているのだ。

少しばかりのアートテキストを見る限り、舞台は『あんスタ』のようなもので、あなたアイドル高校(おそらく)のプロデュースクラス(原文は「プロデュース課二年生」)の生徒で、メイントリオプロデュースを任されている。ユニフォームちょっとかわいい。元スタッフは、このブランド2024年リリースされると考えている(当初は2023年リリース予定だったが、COVIDによって1年間開発が中止した)。

オリジナルビデオは超誠実で、中国語がわかる人にはぜひオリジナルを見ることを勧める。彼の情報100%正確だとは言えないし、彼自身、一部は古いかもしれないと主張している。しかし、私は彼がデザインしたアイドルスターブースを訪れたので、真実はあると思う。



アイマス学園について

言及されているように、「アイドルスター学園」が昨年の周年配信で発表された第6のブランドであることは間違いない。

「かなり以前に計画されていた」という情報も、「企画発足から5年弱経っている」という小美野Pの発言とも符合する。

最初海外向けブランドとして作られ、一度破棄されたプロジェクトと同一なのであれば、制作時間がかかっていることも理解できる。

ただ、リークでは「アイマス学園」という名称仮称とされていたので、

その名前のまま商標登録されたことには少し驚いた。

リークされたイラストには教室の中にいる、信号機であろう3人の女の子が描かれていた。

画質が非常に悪かったため詳細は見えづらいが、

茶髪ショート黒髪ロング、金髪ツインテの組み合わせで、制服は赤いリボンのついた緑色のブレザー。

淡い色合いが特徴で、イラストレーターで例えるなら左氏などが近いだろうか。

アイマスロードマップ

学園関係以外では、自分が辿れた中では3枚の画像がある。

スライド作成された時点での、その後のアイマスロードマップ簡単な図で表されていた。

1枚目

1枚目のスライドでは、

アイマスロゴが張り付けられたブロックを持ち上げている男(いらすとや素材)が描かれていて、こう書かれている。

国内アイドルスター」の安定基盤を元に、「地域」と「アイドル・育成領域」の拡大を推進。

海外中国/英語圏)への地域拡大

アイドルエンターテインメントへの領域拡大



2枚目

2枚目は「メディアミックス」と題されたスライドで、

2019年から2024年度までの予定が書かれた5行6列の表になっている。

各項目にはモザイクがかけられているが、上からミリオンライブシャイニーカラーズ、シンデレラガールズSideM、そしてアイドルスター全体の順になっていると思われる。

おおむね実際に起こったイベントと一致しているが、いくつか実現していないものもあるので、そこだけ抜き出しておく。


3枚目

3枚目がX(Twitter)で騒がれた画像で、

シンデレラガールズミリオンライブシャイニーカラーズ、アイマス学園、SideMについての何かを、

2021年から2025年までの間を図形で表現した5行5列の表。

2枚目のスライドと違って、アニメや周年のような節目以外は具体的なイベントが書かれていない。

アニメ放送予定が実際と違っていることにも気づくかもしれないが、これはコロナ禍で遅れたものだと解釈できる。

そして何故かシャイニーカラーズの5周年を2022年と間違えている。

Xでは、この表の図形がゲームの展開やサービス終了を表したものとして誤解されているが、

リーク主の文脈を踏まえたうえで解釈するなら、これは「各ブランドの展開の優先度」だと考えられる。

2021年度にはシンデレラガールズが「①」、シャイニーカラーズが「②」だったのが、2022年度を境目に逆転していて、

2023年度に始まる(予定だった)アイマス学園が2024年度には「②」になっている。

もちろん、先日バンナムIRで発表された「開発中止になった5タイトル」とは一切関係はない。

シンデレラガールズ2025年最後に先細っている図が、完全な展開の終了を表しているのか、ここまでの情報だけだと判断できない。

しかし、少なくともシャイニーカラーズをシンデレラガールズに代わる主力ブランドにしたがっている、というのは確からしい。

あんまり変わらないじゃねーか」と言われれば、それはそう。

またミリオンライブについて、

2025年最後シンデレラガールズと同じく先細った図のあとに、

IPオリジンブランド(検討中)

とも書かれている。

三次的な焦点」とされるSideMは他ブランドと違い、

2022年度以降は優先度が常に一定のようだ。

2025年までに起こりそうなこと

ここから先は個人的予測に過ぎないので、別に読まなくてもいい。

既に"3.0 VISION"が掲げられているが、リークの情報を踏まえると

シリーズ20周年となる2025年を境に更に大きな再編が行われようとしているのが窺える。

シャイニーカラーズとアイマス学園が主力ブランドになる

これはリークで語られている通り。

シャイニーカラーズについては現時点で既にそうなっていると感じられるかもしれない。

これまで長い間、シンデレラガールズアイドルスターの顔としてIPを引っ張っていたが、

Cygames利益を分配(現在割合不明)しなければならないことを、バンナム面白く思っていなかったことは想像に難くない。

それを置き換えられる、自社で利益を独占できるアイドルスターが欲しかった。

シャイニーカラーズは他ブランドと比べてもプロモーションが強力に推し進められていて、

大きな宣伝費が投じられていることは明らかだ。

品質の高いの絵とシナリオ高山Pの手腕もあり、その宣伝費に見合うだけの評価シャイニーカラーズは得ている。

このまま成功が続けば、シンデレラガールズに置き換わる存在になるという会社の目論見は達成できるのかもしれない。

enzaという自社プラットフォーム運営されているのも、「ストアの手数料回避するため」以外の理由はなく、

ブラウザゲームであることのユーザーメリット特にない。

もともと合弁会社だったBXDも、enzaが軌道に乗るとすぐにグループ傘下に編入された。

アイドルスターマネタイズを最大化するために生まれ最初ブランド、それがシャイニーカラーズだった。

最近シャニソンの不調が話題にされがちだが、同時に早い頻度でのアップデートも予告されていて、

"失敗できないタイトル"として注力されていることが想像できる。

アイマス学園が主力タイトルになり得るかどうかは未知数だ。

「令和のゲームとしてタイトルがダサすぎないか?」のような意見も既にみられる。

しかし、音ゲーであるかどうかも分からないが、音ゲーとして現在アイマスを捉えた場合、競合となるのはプロセカやあんスタのような学園ものタイトルになる。

より若年層の顧客を得るために学園ものに手を出そうという考えなら、そこまでおかしいとは感じない。

海外向けタイトルとしてのコンセプトが継承されているのであれば、それだけで成功する可能性がある。

日本のPは意識していないだろうが、これまでのアイマス海外展開に非常に消極的だった。

特に英訳されてリリースされたゲームシャイニーフェスタくらいしかない。アニマスですら正規方法で見るのが難しい状況だ。

海外Pはわざわざ日本Apple IDを取得するなどしてアプリDLし、翻訳情報を共有しながら何年もプレイし続けている。

逆に言えば、それだけ潜在的市場存在していることになる。

マネタイズについてはシャイニーカラーズと同様の、もしくはより最適化されたものになる可能性が高い。

音楽ランティス制作するし、ラジオはアソビストアで限定配信され、バンダイバンプレストからグッズがやたらと発売される。

これは断言してもいい。

シンデレラガールズの展開が少なくとも縮小する

これもリークの繰り返しになるが、

相対的にせよそうでないにせよ、シンデレラガールズはこれまでのようには注力されなくなるのだろう。

ただ、これがデレステサービス終了にまで繋がるかどうかは疑問が残る。

わざわざ終了させる必要性を感じない。

年末サービス内容の"調整"の発表で騒ぎになったが、本当に長く細く続けるための調整なのかもしれない。

発表されたばかりの星街すいせいコラボは非常に大きいコラボだと思うが、

定期的な更新を減らす代わりに、こうした大きな話題不定期に提供していく方針に変えていくということなのだろうか。

プロジェクトチームや現在Cygamesシンデレラガールズをどう捉えているのかも見えづらい。

アイマス5ブランドの中でシンデレラガールズだけは「顔の見えない運営であることが、今は裏目に出ていると感じる。

現時点では「縮小する」以上の事については確信が持てない、というのが正直な感想

ミリオンライブと765ASは統合された新ブランドになる

これは「大きく発展する可能性」「IPオリジンブランド(検討中) 」の部分を解釈したもの

アイドルスターIPオリジン(起源)とは、もちろん765PRO ALLSTARSアイドルスターのことであり、

そこからミリオンライブに重なる形で新ブランドが生まれるということは、765プロ765プロとして1つのブランドになる、ということ。

今回のリークでは765ASブランドについての言及が全くない。

ロードマップを見ても、2019年度の時点で、765ASに継続された展開は予定されていなかったということがわかる。

直近にある「はんげつであえたら」のように、実験的な企画不定期に実施している、というのが765ASの現状だ。

こうした状況になっているのは、きっかけとしては石原Dの退社もあるかもしれないが、

運営タイトルでないがために、継続的なプロジェクトチームが組まれていないことが直接の原因だと思っている。

一方でミリオンライブも、強固なファンベースを持ちながらも、分かりにくいタイトルであるために"765プロ"であることが対外的に伝わりづらい。

20周年を契機に765ASをミリオンライブの展開に取り込み、765プロであることが伝わりやすい新しいブランドとして仕切り直す、

という構想があったとしても、そんなに不思議ではなさそう。

今の時点で同じブランドのように扱われていることはしばしば見られるし、むしろそうなることを望んでいるミリオンライブのPは少なくないと思う。

早ければ10th LIVEのAct4、もしくはその後の生配信でそれに近い動きがみられるかもしれない。

SideMは?

今回のリーからSideMの今後を予測するのは難しい。

ロードマップ作成された(と思われる)タイミングではモバエムもエムステも健在だったし、

その後登場したサイスタは会社の"総合的な判断"によって強制的クローズされてしまった。

現在とは状況が大きく異なる。

一つ言えるとしたら、計画されていたという新作アニメが実現できたとしても、

前作のようなアニプレックス制作アニメになる可能性は限りなく低いということくらい。

まったく異なる制作体制になるだろう。

ヴイアラは?

ヴイアライヴが始まったきっかけは、

コロナ禍で中止になった星井美希MRライブ、その振替配信「あふぅTV」がきっかけだったことを勝股Pが明かしている。

そもそもコンテンツ存在していない時系列の話なので、今回のリークでヴイアライヴが登場しないのは当然 Permalink | 記事への反応(2) | 02:07

2024-02-16

国際経済環境の変化と日本経済論点整理―

https://www.boj.or.jp/research/wps_rev/wps_2024/wp24j01.htm

素晴らしい研究

グローバル化の進展がわが国経済物価に与えた影響

第一に、わが国貿易部門生産性は、米欧と比べると、安価輸入品活用等による生産プロセス効率改善により伸びてきた面が相対的に大きい。

第二に、海外との競争激化などから、わが国貿易部門競争力が海外対比で低下したことは、わが国の交易条件の悪化実質実効為替レート円安化の一因になったとみられる。

第三に、雇用賃金面では、製造業から非製造業雇用シフトが生じたのと同時に、貿易部門と非貿易部門賃金格差が拡大した。

第四に、グローバル化の進展は、過去 25年間の大半の期間において、日本消費者物価継続的に下押しする要因として働いてきた。

第五に、海外との競争激化もあって、価格マークアップが縮小する中で、わが国企業は、賃金マークダウンの拡大により収益を確保してきた。

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1990 年代半ば以降、わが国で交易条件の悪化と実質為替レートの円安化が同時進行した背景について、Obstfeld (2010)は、貿易部門競争力・価格支配力低下や、中国との競争激化などを指摘している。

交易条件の変動は、家計可処分所得(実質)を通じて、個人消費(実質)に影響する。

日米欧の実質個人消費と実質可処分所得の成長率の長期トレンドをみると、両者はほぼ一致しているが、わが国は、交易条件悪化による負の所得効果により、実質個人消費の伸びが雇用報酬等の半分程度にとどまった(図表4)。

この点について、齊藤 (2023)は、交易条件の悪化によって、わが国の国富海外流出GDI(Gross Domestic Income)の停滞―してきたことで個人消費長期間低迷してきたと指摘している

R&D や GVC 参加率の要因は、各国の生産性伸び率の相当部分を説明する。

また、国別にみると、米欧は特許知財や前方参加の押し上げ効果が大きい一方、わが国は後方参加の押し上げ効果が大きい。

これは、わが国貿易部門生産性は、米欧と比べると、安価輸入品活用等による生産プロセス効率改善により伸びてきた面が相対的に大きいことを示唆している。

本推計結果は、わが国では、革新的製品サービスグローバル提供する「プロダクト・イノベーション」よりも、製品効率よく生産する「プロセスイノベーション」の比率が高まってきたこととも整合的といえる

わが国企業労働生産性を、製造業大企業とそれ以外で比較すると、この25年間で両者の乖離幅は大きく拡大した(図表9)。

また、わが国製造業の輸出を、企業規模別にみても、その牽引役は主として大企業であり、中小企業からの輸出はほとんど伸びなかった(輸出売上高比率の変化<1998年2021年>:大企業13%→23%、中小企業2%→5%)

グローバル化進展の生産性へのプラスマイナス効果生産性上昇・競争激化等)は、最終的に企業収益に反映されると考えられる。

この点に関連し、Furusawa, Konishi and Tran (2020)は、グローバル化のもとで市場統合が進むと、高品質製品生産するトップ企業収益は大きく伸びる一方、そうでない企業は業績が悪化し、企業格差が拡大することを理論的に示している。

この点に関連し、わが国の企業収益企業規模別にみると、貿易型・大企業(FDI・輸出をともに行う企業)は、この25年間で経常利益率が20ポイント強上がった一方、非貿易型・中小企業の業績は数%ポイント程度しか改善しなかった(図表9右図)。

このように、グローバル化の進展は、企業収益企業格差拡大にも影響したこと示唆される。

米国では、1990年代半ばから2000年代前半にかけて、IT 関連財等での競争激化の影響から交易条件は下方にシフトしたとみられる。

また、1995 年以降の累積でみると、交易条件の下方シフトには、米国が一番大きく寄与している。

その他に含まれる一部新興国など、2010 年代以降、改善寄与した地域もあるが、対アジアでは、中国WTO加盟以降、同国や韓国台湾などとの競争激化で交易条件が緩やかに悪化している。

分析からも、わが国は海外との競争激化により、貿易部門競争力が相対的に低下したこと示唆される。

実質為替レートの変動は、短期的には生産性といったファンダメンタルズとの関連が薄いとされる(Miyamoto, Nguyen and Oh (2023))一方、長期的には―貿易部門の(海外との)生産性格差が影響するという――バラッサ・サミュエルソンBS効果整合的といわれている( Rogoff (1996)、Chinn and Johnston (1996)、Lothian and Taylor (2008)、Chong, Jorda and Taylor (2012))。

BS 効果とは、ある国で貿易部門の正の生産性ショックがあると、労働市場賃金が上がり、それにより非貿易部門物価海外よりも上がるため、当該国の実質為替レートが増価するという考え方である

わが国実質為替レートを長期で振り返ると、1980 年代からピークの1990年代半ばにかけては、わが国貿易部門生産性相対的に伸びたことやプラザ合意の影響もあり、円高が進んだ(図表 11 左図)(Rogoff (1996)、Ito (1997, 2005)、Ito and Hoshi (2020)、Yoshikawa (1990))。

一方、1995 年のピーから最近にかけては円安が進み、その背景にはわが国貿易部門競争力低下によって、「 逆バラッサ・サミュエルソン効果」が働いたと解釈されているIto (2022)、Ito and Hoshi (2020))。

この点を詳しくみるため、日米の貿易部門労働生産性比率と実質為替レートを比較すると、両者の関連が深いことが示唆される(図表11右図)。

また、日米2か国のDSGEモデル分析からも、ドル円の実質為替レートの最近までの推移は、BS効果メカニズムによってかなり説明できることが示されている(來住・法眼 (2024))。

わが国は、交易条件悪化の影響でGDIが伸び悩む一方、GNIはFDIの効果で伸びが高く、海外対比、これらの指標乖離が大きい(図表12)。

そのうえで、わが国のGDIについて、齊藤 (2023)は、交易条件の悪化を起点に国内所得海外流出したことが、個人消費の長期停滞に繋がったことを指摘している。

わが国のFDIが増加傾向を辿るもと、企業はFDIで得た収益国内にどのように還流させているか経済への影響を考えるうえでは重要である

わが国企業の FDI 収益現地法人から配当等)は、海外展開のリスク念頭においた予備的貯蓄選好(Amess (2015)、Aoyagi and Ganelli (2017))や、担保需要17(Kang and Piao (2015)、IMF (2023a))などから半分程度が海外拠点内部留保(再投資収益)となっている(図表13左図)。

また、国内還流資金に関する企業アンケート結果をみると、その使途としては、研究開発・設備投資給与報酬が約2割を占めるものの、「分からない・その他」との回答が6割程度ある(図表13中図)。

この点に関連して、内閣府 (2023) は、海外から配当金などが国内設備投資賃金活用されていない点を課題と指摘している。

今後も人口減少により国内需要の増加が見込みにくい状況が続くとすると、企業には、海外需要を取り込みながら生産性を押し上げるインセンティブが働き続けると考えられる。

グローバル化は、限界費用の低下やGVCの深化等を通じて、先進国物価を押し下げてきたといわれている。

とりわけ、わが国の物価は、FDIの推進などから、輸入ペネトレーション比率(輸入額/総供給額)やGVCの後方参加率が高まったことで、海外安価輸入品等の影響を受けやすく、他国対比、物価の押し下げ効果が大きかったとみられる(Andrews, Gal and Witheridge (2018)、Goodhart and Pradhan (2020))(図表 19 左図・中図)。

本コンファレンスの報告論文である福永・城戸・吹田 (2024)は、時系列手法を用いて、

グローバル化によるコスト低下圧力などを含む各種の海外ショックが、2010 年代後半まで継続的日本消費者物価を下押しし、2013 年に日本銀行が導入した量的・質的金融緩和による物価押し上げ効果一定程度相殺したことや、

②その後これらの海外ショックが一転して物価の押し上げに大きく寄与していることなどを示している。

なお、海外ショックのわが国インフレ予想・名目賃金への影響や、金融政策を巡る詳しい議論についても同論文を参照されたい。

わが国では、多国籍企業が高い交渉力を持つ傾向にあり、近年の FDI 増加によって労働者交渉力が弱まったことが指摘されている(Dobbelaere and Kiyota (2018))。

また、わが国が人手不足でも賃金が上昇しにくかった背景として、Goodhart and Pradhan (2020)は、

不況時も雇用解雇せず労働時間を削減し続けたことや、

製造業からサービス業への労働の再配分が進み、労働者賃金交渉力が弱まったことを指摘している。

この点に関連して、わが国企業賃金マークダウンをみると、価格マークアップが縮小するもと、賃金マークダウンは大きく拡大しており、企業賃金交渉力の向上が示唆される(図表21左図・中図)。

これは、企業価格マークアップ縮小を、賃金マークダウンの拡大により相殺することで収益を確保してきたことを意味しており、わが国の労働分配率が米欧と比べ、長期的に安定してきた一因と考えられる(図表21右図(青木・高富・法眼 (2023))。

こうした価格マークアップの縮小と、賃金マークダウンの拡大は、わが国で物価賃金が長らく上がりにくかったことについて一つの整合的な解釈を与えている。

こうした傾向が生じる理論的背景について、Mertens (2022)は、所謂「レント・シェアリングモデル整合であると指摘している。

すなわち、同モデルによると、価格マークアップが小さい企業(縮小している企業)は、そこで発生した余剰を雇用者と分け合う結果、賃金マークダウンが大きい(拡大する)特徴がある。

これを踏まえると、わが国にでもこうしたメカニズムが働いてきた可能性がある。

グローバル化の影響は多岐にわたるもと、この四半世紀を振り返ると、わが国経済物価への影響の特徴は、以下の5つにまとめられる。

第一に、わが国貿易部門生産性は、米欧と比べると、安価輸入品活用等による、生産プロセス効率改善により伸びてきた面が相対的に大きい。

第二に、海外との競争激化により、わが国貿易部門競争力が低下したことは、わが国の交易条件の悪化実質実効為替レート円安化の一因となったとみられる。

第三に、雇用賃金面への影響をみると、熟練労働者への需要増や競争激化の影響もあり、製造業から非製造業雇用シフトが生じたほか、労働生産性相対的に低い非貿易部門における賃金が低迷する中、貿易部門と非貿易部門賃金格差が拡大した。

第四に、わが国の物価については、FDI の推進等で、輸入ペネトレーション比率やGVC の後方参加が高まったことなどから海外安価輸入品等の影響を受けやすく、他国対比、物価の押し下げ効果が大きかったとみられる(Andrews, Gal and Witheridge (2018)、Goodhart and Pradhan (2020))。また、グローバル化進展の影響を含む海外要因が、2010 年代後半まで継続的日本消費者物価を下押しし、2013 年以降の強力な金融緩和物価押し上げ効果一定程度相殺していた可能性が高い。ただし、足もとでは、これらの海外要因は一転して物価の押し上げ要因となっている(福永・城戸・吹田 (2024))。

第五に、海外との競争激化もあって、価格マークアップが縮小する中で、わが国企業は、賃金マークダウンの拡大により、収益を確保してきた。こうした調整メカニズムは、わが国の物価賃金が長らく上がりにくかったことについての1つの整合的な解釈といえる。

2024-02-15

anond:20240215031859

賃金の向上は、労働者モチベーション生活水準の向上につながることがありますしかし、AI人工知能)や技術進歩もまた、業務効率化や新しい仕事の創出などに寄与しています。これらの要素は単純に否定すべきものではなく、適切に統合されればより良い社会経済の実現に貢献できる可能性があります

賃金の向上が必要である一方で、AI技術の導入も慎重に進める必要があります。これらの変化が労働市場に与える影響や、技術進歩が不均衡な分配を生む可能性に対処する必要があります賃金の向上や技術活用社会課題への対応は、総合的なアプローチが求められます

AI労働力の一部を代替する可能性がありますが、同時に新たな職種ビジネスの分野を生み出すこともあります重要なのは人間AI共存し、お互いの強みを最大限に生かす社会を構築することです。適切な教育スキルの向上も重要であり、これによって人々は変化する環境適応し、新しい機会を活かすことができます

経済社会の変革には時間がかかるものですが、バランスを取りながら進めることで、より包括的で持続可能未来が築かれる可能性があります

aiにより職を奪われた人々が次の職業にありつける可能性は?

AIにより一部の職種自動化されることで、一部の人々が職を失う可能性があります。ただし、同時に新たな職種産業が生まれ、変化する労働市場において新しい機会が提供されることも期待されます。以下に、AIによる職の変化に対処するための可能性がいくつか挙げられます

スキルの再編成と教育: 失業者や影響を受ける労働者に対して、新しい技術スキルを学ぶ機会を提供することが重要です。教育トレーニングプログラムが、変化する職業適応するための支援提供できます

創造的な産業の成長: 新しい技術が導入される中で、それに関連する新たな職種産業が成長することが期待されます。例えば、AIやロボティクスの開発、メンテナンスデータ解析などの分野で需要が増加する可能性があります

サービス業人間性に関連する職種: 一部の職種AIによって自動化されやすい一方で、感情人間性が必要職種は引き続き需要があると考えられます介護教育カウンセリングなど、人間同士の関わりが不可欠な職種重要性を保つ可能性があります

起業家精神: 失業者や影響を受ける人々が新しいビジネスを始めることも一つの選択肢です。新しいアイディアサービスが求められる中で、自らのスキル経験を生かして新たな道を切り開くことができます

重要なのは社会全体がこの変化に対応するために協力し、柔軟性を持って対応することです。政府企業教育機関が協力して、労働者が新しい環境適応し、機会を生かすためのサポート提供されることが求められます

2024-02-12

カップラーメン、すごい発明だった

カップラーメン(以下CR)は、わずかなアクションで素早く安全に喫食可能なフルマネージド統合サービスです。

CR使用すればホットスタンバイ状態H2OあるいはRawとして麺、醤油または味噌、また葱、肉などを単一フローとして提供できます

CRはHot Water Injection(HWI)の開始後に専用のフルマネージドされたタイマあるいは勘によってトリガされるイベントにとってセキュアに喫食開始のタイミングを知ることができます

2024-02-11

KDDI楽天を買収してくれねえかな

楽天モバイル赤字でそうとうやばいらしいから。

まとめて買収されたら楽天モバイルの使い放題はなくなるかもしれんけど、経済圏は維持されるよな。

銀行やら証券やら本屋やらモバイルやらバラ売りされたら、経済圏はなくなるわ。

楽天ポイントポンタ統合してKDDIもオトクなんじゃないの?

2024-02-10

https://softantenna.com/blog/jujutsu-replace-git/

jjなあ

女性自身が引っかかりそうな名前

と思ったらjjはもう月刊は終了してました

そっかー


jujutsuそのものに関してはなんかイマイチだな

特徴が列挙されてるけど、そんなところは特に困ってねえとしか言いようがない

安全な同時レプリケーションCIサービス業者とかは便利だったりするのかもしれん

それよりLFSシームレス統合してほしい

anond:20240210073041

しか量子論相対性理論統合がまだできてないんだよね。

この宇宙がどうやって成り立ってるのかがまだ未知の段階で「神の方程式」もまだ未知だから宇宙法則も乱すことができないんじゃないのかな。

理解が間違ってたらごめんね。

関係ないけど早くノーランオッペンハイマーを観てみたいな。

2024-02-05

anond:20240205185811

エコーチェンバーについてのそのような指摘は、考慮に値する重要な点を提起しています

ChatGPTがエコーチェンバーの塊であるという見解に対しては、いくつかの反論可能です:

1多様な情報源:

ChatGPTは、訓練データとして多様な情報源からの大量のテキスト使用しています。これには、様々な視点意見文化的背景を含む情報が含まれます。したがって、ChatGPTは多種多様情報を反映し、一方的視点だけを提供するエコーチェンバーとは異なる機能を持っています

中立的な応答:

ChatGPTは、与えられた質問プロンプトに対して、可能な限り中立的バランスの取れた応答を提供するよう設計されています。このアプローチは、単一視点意見を推進するよりも、多様な視点提示し、ユーザーがより広範な理解を得られるよう努めています

ユーザー主導の対話:

ChatGPTの応答はユーザー入力に基づいていますユーザーが異なる視点情報を求める場合、ChatGPTはそれに応じて多様な応答を提供することができます。これは、エコーチェンバー一般に有する、特定視点のみを強化する性質とは対照的です。

継続的学習適応:

ChatGPTは定期的に更新され、新しい情報データ統合することで、現在知識社会的動向を反映するよう努めています。これにより、時間とともに変化する情報の流れや社会的意見多様性をある程度捉えることができます

ただし、ChatGPTのレスポンスユーザー既存の信念や意見を強化することはあり得ます

これは、ユーザー特定視点を求め、それに応じた応答をChatGPTから得る場合に発生する可能性があります

この問題対処するためには、ユーザー意識的に異なる視点を探求し、対話を広げる努力必要です。

また、ChatGPTも含めたAI技術完璧ではなく、バイアスのない情報提供を目指しつつも、使用されるデータアルゴリズム潜在的バイアス存在する可能性があることを認識しておくことが重要です。

anond:20240204184338

メーカーの方は主力事業以外になにかしてるのか?

統合報告書とか読まない?

2024-02-04

基数ソートって分割統治法に入んねえの?

ワイ:

基数ソート分割統治法を利用しているとは考えられませんか?

ChatGPT:

基数ソートRadix Sort)は、分割統治法(Divide and Conquer)を利用しているとは一般的には考えられません。基数ソートは、数値や文字列などのキーを持つ要素を、そのキーの各桁について個別ソートすることによって全体をソートするアルゴリズムです。通常、最も下位の桁から始めて、各桁について安定ソート(たとえばカウンティングソートバケットソート)を適用していきます

分割統治法は、問題をより小さなサブプロブレムに分割し(Divide)、それらのサブプロブレムを解決して(Conquer)、最後にサブプロブレムの解を統合して(Combine)元の問題の解を得るアプローチです。典型的分割統治法アルゴリズムには、クイックソートマージソートがあります

基数ソートはこのアプローチに従わず、代わりに全体のデータセットに対して桁ごとのソートを繰り返すことで全体をソートします。各桁のソートデータセット全体に対して行われ、データセットをサブプロブレムに分割してそれぞれを独立解決し、後で統合するというプロセスはありません。そのため、基数ソート分割統治法を利用しているとは一般的には見なされません。

ただし、基数ソートの各ステップでサブプロブレムに分けることなく全体のデータセットに対して操作を行うという点で、分割統治法概念の一部と見ることができるかもしれませんが、これは分割統治法典型的使用からは逸脱しています

ワイ:

上の桁から同じキーを持つグループに分割して階層的に並べていくのでは駄目なんでしょうか?

ChatGPT:

基数ソートを上の桁から開始して同じキーを持つグループに分割し、階層的に並べていくというアプローチは、実際には「Most Significant Digit (MSD) Radix Sort」と呼ばれる基数ソートバリエーションであり、有効手法です。MSD基数ソートは、最も上位の桁(Most Significant Digit)から始めて、各桁ごとにデータグループ化し、それぞれのグループに対して再帰的に同じプロセスを適用していきます。このアプローチは、ある意味分割統治法の考え方を取り入れています

MSD基数ソートの特徴:

分割: 最も上位の桁に基づいてデータ複数バケットグループ)に分割します。各バケットは同じ桁の値を持つ要素を含みます

統治: それぞれのバケットに対して、次に下位の桁に基づいてソート再帰的に適用します。これにより、各バケット内の要素がさらに細かく分類されます

結合: 最終的に、すべてのバケットを順序通りに結合して、ソートされた全体のリストを得ます

このアプローチでは、データセットをサブセットに分割し、それぞれのサブセットに対して問題再帰的に解いていくという分割統治法原則に従っています。ただし、MSD基数ソートは、分割統治アルゴリズム典型的な例(マージソートクイックソートなど)とは異なり、再帰的な過程でサブセット間の「統合ステップ必要ありません。各再帰的なステップでのソート完了した時点で、要素は既に部分的ソートされた状態になっているため、最終的な結合は単純なリストの連結に過ぎません。

MSD基数ソートは、特に固定長のキーを持つデータや、文字列などの可変長データソートする場合有効手法です。しかし、このアプローチは、特にキー分布が均一でない場合や、データセットが大きい場合には、メモリ使用量が大きくなる可能性があるため、実際の使用状況に応じて適切なソートアルゴリズム選択することが重要です。

分割統治法じゃん。

2024-01-31

すべてがAIになる

機械学習」や「深層学習」という言葉死語になったとまではいわないまでもめっきり使われなくなって

今じゃすべてが「AI」に統合されたような気がしている

でも「強化学習」は別カテゴリとしてまだ生き延びている感じがする

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