「一本釣り」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 一本釣りとは

2019-04-29

発達障害ブームはそろそろいいのでは

今に始まったことではないが、ツイッターをやっているといちいちイデオロギッシュなものが目に付いてイラっとくるというか、疲弊する。

フェミニズム障害者権利ネトウヨ教養主義etc.

誰が主宰するわけでもなく界隈が発生し、排他的になる。

近年著しいのがフェミ系と発達障害

特に発達障害は診断済みとグレーゾーン就労している者としていない者で内ゲバが起こっているようにも見える。

自分人生がどこかうまくいかない原因を発達障害に求めることができれば、ある種の慰撫にはなるだろう。

そして診断基準バーナム効果を生みやすいので、自己診断がどんどん蔓延る。決して自己診断自体が悪いわけではないが、自己診断をもってしてネット上で体験談を語ることを、診断済みの者たちは快く思わない。

誰しも救われたいのは自分だけなのだろう。正規の診断を受ければ、プチ覚醒剤合法的に使う権利が得られる。

診断済みの者からしてみれば、これを健常者にまで使われてしまってはたまらない。

ツイッターでは、一種資格持ちのように自己紹介欄に「診断済み」と記載している者が目立つ。

去年だったか発達障害がついに大衆誌『SPA!』の表紙を飾った。「一本釣りSEX」、「美女を確実にオトす」、「山口組結集」などの文言とともに「発達障害」が並んだのである

発達障害という概念は、すでに「プチうつ」くらいの陳腐ものになってしまった。

ブームはもう終盤に差し掛かっている。

願わくばコンサータリタリンの二の舞とならないことを。

2018-11-25

浅草ストリップ全然エロくなかった件

からなんとなく気にはなっていて、先日、浅草ロック座に行ってみたのである

場所浅草演芸ホールからちょっと行ったあたり。「浅草ロードエイ」なる名前がついていて、幅は広いが車は入らないようになっている。向かいリッチモンドホテルの下層に「まるごとにっぽん」とかいう明らかにインバウンド狙いの商業施設はいっていたり、案外こぎれいな場所だ。道路もふくめて近年だいぶ整備されたんだろうという雰囲気

ビルには大きく「ROCKZA」書いてあるがこれまたこれい入り口にはファンから出演者に贈られたらしい花が飾ってあったり、出演者顔写真が飾ってあったりするが、そんなにいかがわしい雰囲気はなく、階段を上ったところで昔ながらの映画館の窓口みたいなところでチケットを買うとすぐモギリのおっさんがいて「もうすぐ最終回はじまりますよ」と言われる。

公演は毎日午後1時から同じ演目を4回やっていて、料金は5000円(シニア女性学生カップル割あり)、入れ替えなし。ただし、2010以降に入場して4公演目だけみれば3500円。とりあえずこの割引時間帯にいったのである

狭いロビー結構な人でごった返している。

客層は推定45歳以上の小市民風なおっさんがメイン。競艇場ほど「怪しそうな人」は見当たらず、妙な酔っ払いとかもいない。普段はそれなりに真面目に仕事してそうな人も多い感じ。

サブカル好きっぽい女子二人組みとか、そこそこ若いあんちゃんとかもいないわけではない。

劇場内は、やや縦長の長方形で、ざっと120~130人くらいが座れる感じか。客席の両脇と最後部には寄りかかって立ち見するのにちょうどよさそうな手すりも完備している。

ほぼ満席だが、幸い空席をみつけて着席した。

舞台は真ん中から客席中央あたりまで花道が延びていて、花道の突端は丸い舞台になっている。

あそこで女性あんポーズやこんなポーズをとるのだな、と思っているうちに開演。

場内に朗々と、映画サウンド・オブ・ミュージック」の主題歌(The hills are alive with sound of music~ ってやつ)が朗々と流れて、一応、ジュリー・アンドリュース演じるマリア意識したんだろうな、という衣装(ただし、安っぽい)を着たお姉さんがバレエのようにくるくる回ったりしながら踊ってる。

曲が終わったので、いよいよ次は脱ぐのかと思ったら、子供役と思しきお姉さんも7人でてきて、「ドレミの歌」が始まった。

古い映画なので知らない人も多いと思うが、「ドレミの歌」というのは、厳格な軍人の家であるトラップ家に家庭教師にきたマリア子供達に音楽をおしえる、というテイの歌なのであるちゃん振り付けも、子供達にドレミを教えるっぽいミュージカルっぽい感じになっている。一応、映画オマージュ的なことなのだろう。

で、ドレミの歌が終わると、子供役のお姉さんの一人がネグリジェみたいなカッコに着替えていて、マリアに手を引かれて、花道突端の円形の舞台までつれてこられた。

BGMは、これも「サウンド・オブ・ミュージック」の曲なのかどうかは良くわからないが、なんか英語で「さあ、今夜もゆっくり休み」みたいなことを子守唄風のメロディーで歌っている。

そうこうするうちに、マリア子供を寝かしつけて舞台から引っ込んでしまった。

そして、この女の子が目覚めるテイで起き上がると、一枚一枚服を脱いでいくのである

正直、ここまでの流れにいささか関心してしまった。いや、なんか、「ちゃんとつくってる」じゃん。

正直、踊りのレベルがどうとか、そういうことは素人なので良くわからん

土屋太鳳ときおり「アタシ大学ダンスやってたんです」ってことでやってみせるモダンダンスよりはレベルが低そうに感じた。



脱ぎ始めたときBGMは、なんか「ええ歌風のJ‐Popのバラード」みたいなのだった。詳しくないので、曲名からないけど。

怪しげなトランペットサックス扇情的メロディで「ちょっとだけよ、アンタも好きねえ」という雰囲気ではない。踊りもなんというか「エロじゃなくてアートです」という感じ。もちろんストリップからあんな格好したりこんな格好したり、足を大きく開いたりもするわけだが。


あと、以前タモリ倶楽部でやっていた、職人芸的なリボンも、本当にやっていた。

これは、ボランティアファンが、絶妙タイミングリボンを投げる職人である

本当に絶妙タイミングで、観客やお姉さん方の邪魔にならない方向にリボンを投げ、するすると手元に巻き込む様は、ベテラン漁師一本釣り漁をみているようですらある。

そんなわけで関心しきりのうちに一演目が終わると、会場内にド演歌が流れ始めて、歌舞伎の「道行」みたいな、和装の二人連れが出てきた。男性役は男装した女性。一応、なんか逃げるように駆け落ちした二人、みたいな設定、らしい。

なんだか、振り付けに「ロボットダンス」みたいな動きがはいって独特な・・・と思って気がついたのだが、そうか、これ、人形浄瑠璃パロディなのか!?

・・・と、そんなこんなで、どの演目結構ちゃんと」つくっていた。

演目とも前半はなにかしらのモチーフを基にしたダンスミュージカル風な踊りをやって、後半は脱ぐ、という展開。

銀河鉄道の夜」のパロディ演目では、インカムつけたお姉さんが「そのよる、ボクはカンパネルラと」とか朗読はじめちゃうし、きゃりーぱみゅぱみゅ音楽にあわせて、おもちゃ兵隊が踊る、みたいなのがあったり。

尾崎の「アイラブユー」に合わせて、何だが不幸な恋愛をしてっぽい二人がじゃれあったり抱き合ったりしてる、という演出もあり。

つの演目10数分である


脱ぐときBGMはなぜかJ‐Popが多い。ゆず版の「見上げてごらん、夜の星を」とかミスチルとか、意外なほどに合ってたりする。これはJASRACと契約してるんだろうなあ。


公演時間は2時間強。間に10分ほど休憩時間が入る。

休憩中に、幕をスクリーンにして「本日演目紹介」が投影されていて、最初演目ちゃんと「サウンドオブミュージック」だった。先ほど「アイラブユー」にあわせてやってたのは「ロミオとジュリエット」だったらしい。なるほど。

本日最後演目は「チャップリンの独裁者」らしい。何をやるんだろうか・・・と思っていたら、これまたなんか真面目だった。

ステージにはミリタリーっぽい服をきたお姉さんが立った・・・と思ったら、どこからともなく演説が聞こえてきた。

これ、あれや、「独裁者」の最後主人公が全世界に向かってやる演説高校とき英語教科書に載ってた。自由の尊さを訴えた名文やで。

やがて、演説かぶさるようにピアノが流れてきて、お姉さんが踊っている。

はじめは何かに束縛されてるような踊り方だったのが、どんどん激しくなっているのは、多分、スピーチテーマにあわせて、支配から自由表現している・・・というのは、こっちの勝手解釈だが、でも有名な振り付け師でも出てきて「そうなんですよ」といわれれば納得してしまいそうな気がする。

最後自由への戦いに立ち上がったかのようにこぶし突き上げポーズで一旦とまり、そこから曲が変わって脱ぎだすわけだが、これもあれか、支配から自由の行き着いた先は、「洋服」という束縛からも完全に自由になるということなのか。(深読みしすぎ)



視点での感想も入れておく。

なんというか、みなさん、「売れない劇団看板女優」みたいな雰囲気。体のラインはさすがに、それなりに美しい。ただメイクばっちりで色とりどりの照明もきついので、正直年齢とかは良くわからん

あと、これはどこまで書いて良いのかよくわからないのだが、服は全部脱ぐ。で、それなりに高々と足を上げたり、のけぞったり、いろんなポーズをとる。

ちょうどかぶりつきに結構若いお兄ちゃんがいたのが、まさにかぶりつくように見ていた。

ま、ああいシチュエーションあんなふうに見るのって、なかなかないからなあ。

そりゃ、かぶりつきますで。

あれが現在日本刑法上、どういう扱いになるのかはよくわからないが、平然とやっているところをみると、「わいせつ」とは扱われてはいないのだろう。

個人的にも「わいせつ」とは思わなかったが。

なんというか、美術館で裸体画をみている感覚に近い。

その昔のストリップ劇場は、観客が舞台にあがって女性あんなこんなことができちゃう「ナマ板ショー」やら、個室で二人きりになってあんサービスを受けられる設備やらがあったり、そりゃもういろいろある風俗だったらしいが、今の浅草にそんな雰囲気はなく、観客もいたって真面目に鑑賞しているのであった。

ま、各演目の前半はとくに興味ない風な客も多そうだが。

にしてもあのネタは誰が考えているのだろう? 作家とか演出家とかいるのかな?

なんか「昔、寺山修二や唐十郎に憧れてたじいさん」とかが裏でいろいろ携わっていたりするのかもしれない。全般的ネタが古いし。

というわけで、3500円が高いとは思わなかったが、まあ、どうしてももう一度みたいというほどでもないかな。

まあ、興味の沸いた人は話の種に一度くらいみておいても損はしないと思う。

にしてもあれだ。演目とか興味深かったので思わず、軽くメモをとってしまって、だからこそこんな増田もかけているわけだが、ハタからみたら「超熱心なストリップファン」に見えてしまたかもしれないと思うと、ちと恥ずかしい。

ま、どうせ知らない人ばかりだし二度とあうこともない(多分)だろうから、いいんだけどさ。

2018-10-26

anond:20181022111535

1.配布で来たランダム武器チケットで約60キャラからランダムキャラ専用武器が出る

→一番育ててるエース武器一本釣り

2.ログボで来たランダム武器チケット

本日やっと武器を取得した新規育成キャラ武器一本釣り。即1凸へ

いやー本当運がやばい

こんなんバレたら絶対殺される…

昨日のランダムチケットは観賞用にとって育ててないPVPキャラだったので、

それはヘイト貯めなかった模様

2018-10-05

転職について(採用側編)

前置き

いろいろ有って2年ほど努めた会社を離れることになった。職種WEBエンジニア。主にフロントエンド担当ポジションとしてはリーダー格。所属会社はいわゆるWEBベンチャー

何社も経験しているジョブホッパーだが、スキル経験はこの会社で一番貯めることが出来たし、一緒に働いてきた仲間はいい人たちだったので感謝している。しか事業方向性自分方向性がずれ始めたので会社を離れることになった。

この会社では採用担当することが出来、そのおかげか今回の転職活動人生で最もスムーズで、かなり質の高いオファー複数もらうことが出来た。どこも魅力的な会社で高い評価を頂いているので、辞退する会社には正直申し訳なく思う。もちろん超売り手市場の超売り手職種ということもあり、自分の実力以外の側面も強いのだが。

そこで2回に渡ってありきたりだけど、転職について書きたいと思う。今回は採用側としての視点で書く。

自分身バレ以上に応募者のプライバシーのほうが問題なので、ある程度ぼかして書いてます

採用側としての立ち位置

自分採用側としての立ち位置は以下の通りである

実際に通した人・通さなかった人

100名近く会って実際に通したのは5〜10程度。一次通過率厳しすぎじゃね?って思われるかもしれないが、自分としてはできる限り通すつもりでやった。それでもこの結果だった。

さなかった人

9割以上で通さなかったのはこういった人たちである

スキルがあまりにも低すぎる・ミスマッチな人

フロントエンドエンジニアということなので、最低限「HTML/CSS/JavaScriptコーディングできる人」「Gitを使った開発ができる人」という観点でだけしか見ていないのだが、それすら至っていない人が多かった。

職業訓練校で習ったので、AdobeHTMLCSSは出来ますjQueryプラグインは設置できますGitってなんですか?」とか「制作会社LPを量産してきました。Reactってなんですか?」とかそういう人である

いくら売り手市場とはいえWebアプリ開発者を求めているので、このレベルの人を採用して教育するほどの余裕はない。最低限学習意欲や、キャッチアップする能力があればいいのだが、こういう人に限って「これから頑張ります」という感じなので、正直お断りしていた。

こういう人は本来であれば書類スクリーニングすべきなのだが、会社自体が有名ではないせいか応募母数が多くないので、こういう人も書類は通していた。

逆にSIer社内SEから転向組の方も多かったが、「JAVAで基幹システム作っていますバージョン管理SVNです。Angularってなんですか?」とか「社内システム開発でベンダーコントロールしてました。希望年収は現職と同じく700万です」とか。もちろんGitHubアカウントなど持っていない。なぜ弊社に応募してこようと思ったのか謎である

恐らく流行モダンフロントエンドRailsGitHubでPR開発という、ベンチャーによくあるキラキラした部分に惹かれてきたんだろうけど、それにしても準備しなさすぎじゃないですか?この手の人に少し技術的に突っ込んだ質問をすると、大体とんちんかんな回答が返ってくる。

そもそもいくら応募母数が少ないとはいえこういう人を書類通過させるのもどうかと思う。もうちょっと書類スクリーニングしてくれと言ったが、自分意見は通らなかった。ちなみにその上司もも会社にいない。

職歴・経歴・スキル募集ポジションに大きな乖離がある人

上記に書いた社内SE氏もここに含まれるだろうが、それ以外にもこういう人がいた。

「43歳で現在雑用アルバイト会社ホームページ担当を片手間でやってます(一応paizaではS判定)。ところどころ空白期間あり(聞いたらガチニートだった)。Gitってなんですか?」とか「38歳でコンサル会社マーケティング担当ですが、技術スキル手に入れたいのでキャリアチェンジしたいです。スクールWEBコース勉強してますVue.jsってなんですか?」とか。

どちらも普通な書類落ちレベルだが、前者の方はpaiza経由なので面談確約だし(paiza経由でGit知らないとかギャグかと思った)、後者の方もポテンシャルによっては通してもいいのだが、年齢の割にちょっとキャリアに考えが甘すぎると思ったのでお断りした。

人柄に問題ありすぎな人

正直なところ、自分ジョブホッパーだしあまり性格がいいとは言い難いし、実はそこまで人柄は見ていないのだが(どんな人にも長所短所はあると思うので)、それにしてもちょっとこの人とは働きたくないなと言う人はお断りした。

具体的には「前回面談で日程勘違いですっぽかしたにもかかわらず、再設定された面談で一切謝罪もなかった」とか、退職理由を聞いたら「上司や同僚とうまくいっていない、自分にはもっとふさわしい職場がある」とか、技術的に少し乖離があります大丈夫ですか?と聞いたら「そんなの調べれば出来るし、大した問題ではない」と逆ギレ的に回答してくるなど。

ちなみにこれは全部同じ人。あまりにもひどいので速攻でお帰りいただいた。エージェント経由だったので、一応人柄でこれは駄目でしょ的なフィードバックを返したけど、多分こういう人は改まらないだろう。そもそもすっぽかした人を再面談なんてありえないと思うんだけどね(これは会社批判)。

ジョブホッパー自分が言うのもアレだが、こういう人は次の職場でも同じ問題で離職することになるだろう。まずは自分客観視することからおすすめしたい。

あと、印象に残っているのがいわゆる「意識高い系である

その人はもともと難関大学と出て難関資格を持っていて、それなりに高い給与をもらっているハイスペックな人だったが、WEBエンジニアになりたいということで海外エンジニア留学したといいう人である

と、ここまで聞けばポテンシャルだけでも一次通過でいいような気もするが、肝心のGitHubの成果物がいわゆるスクール勉強したものそのままという感じで、あまりクオリティが良いものではなかった。

聞いてみると、その成果物スクールの仲間で作ったもので、実装は他の人がやっていて、自分プロマネポジションをやっていたということである

年齢も若い人だったので「弊社みたいな有名ではないベンチャーではなく、いわゆるメガベンチャー的なところとか受けなかったのですか?あなたならそこでも活躍できそうですよ?」と聞いてみたところ「そういう大きなところでは、自分で手を動かすことが出来なさそうだから考えてないです」とのことである。言ってることとやってることがちぐはぐである

こういう人に必要なのはスクールに行くことではなく、まず自分がやりたいことを明確化して、実際にそれを実現するには何が必要かを考えることではないだろうか。

正直なところ、無理にエンジニアになるよりも大きな会社で、プロデューサーポジションかに行ったほうが幸せな気がする。ただそういうところも「意識高い系はいらんだろうけど。

通した人

通した人は母数があまりに少ないのだが、だいたい同じような傾向である

年齢や経歴はバラバラだけど、方向性はだいたい一緒である。正直なところ、実はそこまでハイスペックな人を求めているわけではないし、有名ベンチャーみたいにアウトプット原理主義というわけでもないのだが、ハイスペックな人はだいたい上記が当てはまる。

さてこれだけ頑張って一次面接通しても、最終的に採用に至ったのは2名である経営者現場判断はまた別なんだろうし、うちで欲しい人はよそでも欲しいので辞退もそれなりにあった。

採用に参加するのはおすすめ

エンジニアエンジニアリング以外したくない、自分業務以外はしたくない、という人も多いだろうが、採用に参加するのは自分にもメリットがあるのでおすすめである

チーム作りとかそういう意識高い的なことでもなく、ひたすら自分の他メリットとして考えても十分有用である。実際に自分面接官として苦労した話をすると共感を得ることが出来て、非常に有効だった。

次は求職者側の視点で書く。

追記

id:xlc 人が集まらないのはあなた会社に魅力がないから、という前提を忘れているんでないかい?

まさにそのとおりで、だからこそ採用に苦労するし、それどころか自分を含めて次々と離職している。ただ今回は自分採用視点でのナレッジを活かしたいからこういうのを書いた。

リファラルがどうのとマネージャーが言ってきたときは「うちの会社リファラルで人を採用できるような魅力あると思う?」と言ったらぐぬぬとなっていたw。

採用手当以前に、まずは作っているプロダクトと労働環境を魅力的にしろと。

M社の例の怪文書採用強者側の視点で、自分が書いたのは採用弱者側の視点。強弱にかかわらず最終通過率が殆ど変わらないのが興味深いと思う。

id:thesecret3 100名も会って採用1~2名なら人材紹介か社長一本釣りのほうがよくないか

社長エンジニアの実務層への伝手はほぼ皆無だし(ビジネス出身だし)、人材会社エージェントを使ってたけどほとんど効果なかった(M社と同じ感想)。いわゆるヘッドハンターを使うほどの金はないし。エグゼクティブではない実務レベルの人をヘッドハンティングするのは。。。これに関しては求職側編で書く。

2018-09-28

anond:20180928215435

昔は走っている電車の中からモンスター一本釣りとか出来たけど、今出来ないんだよなw

2018-09-11

NECで何が起きているのか

かつて日本代表するPCメーカー、そしてシステムインテグレーター大手6社に数えられるNEC。それを退職した今、機密に触れない程度に、特に研究所の裏事情説明していこう。おそらく製品部門は違う苦しみを抱えているだろうが、高額なボーナスもらってるんだから耐えてくれ。

IT音痴研究所トップ

私が入社したのは、研究発表でのいわゆる一本釣りだった。釣りあげた部門も、当時の研究比較的近かったため、給料をもらいつつ研究ができる、という不純な動機があったのは確かだ。大手特有研修体制も魅力に感じた。

雲行きが怪しくなったのは1年目の夏である。当時研究所トップであるE氏による、研究発表の総評の場で「まだそんな研究していたのか」という発言だった。NECシステムインテグレーションといえば、重要事業の柱であり、事業からの引き合いも非常に強かった。折しも、AWS日本国内での事業が躍進し、オンプレミスとは違う流動性の台頭に、研究テーマとしては佳境の段階であった。そこに貢献するミッションは他の研究テーマでは代用できないものである

それをE氏は「そんな研究」と一蹴したのだ。翌年、予算はつかず、研究チームは文字通り解散となった。そしてシステムインテグレーション研究NECから完全に姿を消すことになった。E氏は光通信の元研究者で、正直なところなぜ偉くなったのか、今でも疑問であるが、少なくとも大のつくIT音痴であることは仲間内では有名である。それこそ当時はデータベースとは何か、すら知らなかったようである

E氏が理解できる、できないはあったにせよ、そして価値提供方法まで突き詰めて考えられていたかは怪しいけれど、少なくとも、なんのためにやっているのかわからない研究ではなかった。「バイオプラスチック 漆ブラック」などいった、海のものとも山のものもつかぬものより劣っていたのだろうか。カーボンナノチューブ研究すらまだ留保しているのに。

そしてE氏はNEC常務となり、CTOとなった。社内では最高級(給)のブロガーと称され、「未来について考える」だとか、「~について意識しなければならない」といった、きわめて抽象的、かつ薬にも毒にもならないビッグワードを垂れ流し、評論し、何かをいっているようで、実際には何ひとつ具体的な行動や指示を出せない人物である。そして未来創造会議というような、何ら結論の出ないもの露出するようになった。あれを見た人は、NECが何の会社なのかわからないだろうし、それは製品として何を提供するのかすら伝わらないだろう。漫画雑誌企画会議ですらもっとマシなものだろう。

実を結ばない研究

研究所といえば、技術部門の花形、と思われる人もいるかもしれない。事実、優れた技術はほぼすべて研究所であるしかし、本当に優れた技術NECから広報には載らず、社外からの引き合いが先行する。なぜなら、広報インパクトが優先され、そして広報ノルマを充足するために実施されるからだ。そして時には大きな「事故」となる。

数年前、橋梁構造物劣化診断という技術日経新聞掲載された。これは固定カメラ画像撮影し、振動による変化で構造内部の劣化モデリングし、内部ひび割れ可視化するという画期的ものであった。事件の発端は、その研究途上であった技術に対し、研究所理事(*2)がメディアの前で口を滑らせたこである。当然注目され、実用目途についてまで発表することになった。実際には理論検証完了し、クリアしなければいけない項目の洗い出しの最中であったという。1年後を目途とされた研究テーマは、その後研究所から姿を消した。撮影には非常に繊細な取り扱いが要求され、撮影時の振動に弱いという欠点を克服できなかったと思われる。これは当時画像診断系の学会でも度々指摘されていたもので、研究者の間で共通認識であったが、残念ながら理事には理解できなかったようである

談合事件役員人事

ここ数年のNECもっとインパクトがあった事象は2件の談合による指名停止であろう。煽りをくらい、全く無関係研究所予算がまずは削減された。そして賞与が大幅に減額である。社内ですら、談合当事者やその上司名前は完全に秘匿され、明に責任をとった人物存在しないことになっている。おそらく、公表した場合、全社員から報復を受けることを恐れたのであろう。

すると、不透明な人事はいたるところにあることに気がつく。前期の大幅に未達だった中期計画責任者だった遠藤社長会長になり、その策定の中心人物だった新野副社長社長となった。そして次の新中期計画は1年目でとん挫したにも関わらず社長以下留任ときたもんだ。

グローバルビジネスの低迷。これからNEC生命線とまで言われていたグローバルBU。彼らは海外売上比率を25%を目指すと宣言していた。中期計画に対して、何ひとつ貢献できずKPIを外したそのトップ、真っ先に責任を取らなければならない人物M氏は、翌年副社長となった。その自浄作用の無さもさることながら、株主債権主の銀行は一体何を考えて、彼らの役員人事を承認しているんだろうか。株価は買値の1/10となった、もう値動きすら見たくないから早く潰れてくれ、と思っているのだろうか。

今後、NECは暗黒の時代を迎えるだろう。折しも今年は3000人のリストラを掲げ、断固と構造改革を実施する覚悟を強調する新野社長しかし、彼にあるのは覚悟だけであり、スタッフを減らす方策すら定まっていないだろう。現状、10人が事業仕事をし、8人が彼らの事務担当するような人員である。そして今回の早期退職は主に事業の主力たちが手をあげるようである

最後

思えば、個人努力が何に対しても反映されず、学習性無気力に苛まれ続けたNECライフであった。管理能力に長けた上司はおおむね本社接収され、帰ってくることはなかった。そして残ったのは、管理職不適格でありながらも、降格制度存在しないことによる吹き溜まりである会社学会仕事をしにきている主幹研究員なる人種もいれば、1時間前の記憶すらないような痴呆老人である。そんな中、近頃はカルチャー変革(*3)を謳っているようだ。NEC暗黒時代たる本質まで踏み込み、ぜひNEC再生していただければと思う。

(*1)ビジネスマナー研修思想教育といったものからディスカッションなどがあったが、参加者講師レベルが低く、こいつら大学出てるのかすら怪しげだった。彼らが同期となって、社内キャリア形成意味もつ存在だと思うと、ぞっとした。さまざまな節目に集合研修は行われたが、効果を測定する様子もなく、ただそこに予算があり、研修実施することが担当者の評価だ、というような空気であった。そしてその直感は、NECスタッフ部門全体に共通するものであると後にわかる。

(*2)理事とは事業部長、本部長、中央研究所傘下の研究所経験者で、様々な理由部門消滅したりすると発生する役職である最近では、関西研究所CCII本部長、シンガポール研究所歴任し、価値共創センターを立ち上げ、これらのすべてを失敗させたY氏が理事となっている。彼らは理事になると、「天下り」先を探すことがメインの仕事になる。そして彼らが天下れば、空席となった理事は別の元所長が補充される。

(*3)カルチャーは変革できても、働き方全般違法裁量労働たるVワークの制度は変えられないだろう。また社員モチベーションを上げるための施策は、すべて人事部門判断によって握りつぶされると思われる。総務部人事部門抵抗をどのように回避するのか、外様役員の腕の見せ所だろう。

2018-08-20

anond:20180816224807

結局セックスだよな

  

ど~~~~してもセックスしたいッッッ!!! っていう自分ではコントロール出来ない衝動のためにいろいろ細かい苦労して(よく出来たことに絶対克服不可能ハードルではない。普通に社会生活送ってれば)セックスする相手を作るわけなんだけど

  

面白いのは、この「ど~~~~してもセックスしたいッッッ!!!」っていう衝動自分ではコントロール出来ないけど、社会的な慣習・教育・育て方でほぼ100%、割と細かい条件までコントロールできるんだよな。

  

例えば21世紀日本にあっても「女の子結婚するまでセックスしない」っていう育て方をする親はいるし、そうやって育てられると女の子自身が婚前交渉忌避感をもつ、というか「そこまでしてセックスしたいとは思いませんし」という感じになる。必ずしも婚前交渉はしないということではないんだけど、している場合でもそれは「彼氏・周囲からプレッシャー」「『やってるのが普通』というメディアから情報」なんかが逆方向に条件付けした結果だったりする。「自分特にしたいわけじゃないけど...」という感じで。その一方で一度結婚しちゃえば「夫の回数に不満」を持つほど自らがノリノリになったり。

  

社会的には割と若いうちから「性欲を持つこと」が肯定される男性場合でも「誰に対して性欲を持つか」は社会的に細かく規定されていて、若く魅力的な女性相手でも服装・振る舞い・喋り方、またはそれらから連想される社会的階層経済力が「自分とは住む世界が違う」と、性的アプローチする気にならなかったりするのは普通にある。

  

もっと極端な例だと信濃伊那郡天竜村にかつてみられた「おじろく・おばさ」という特殊社会制度の中では、性欲などそもそも最初から存在しない人間をつくることさえ可能だったようだ。(もっとも性を完全に封殺することは当然人格形成に多大な影響があったようで、成長するにつれて人嫌い・無愛想になるのが普通だったらしい。)

  

結局どういうことかっていうと、人間の性欲は実際の行動はおろか当人の「自分には性欲がある」という認識さえ社会という他者(と自分)の集まりによって強力に規定されているってことで、性欲はおろかあらゆる性癖に寛容でオナニー環境が非常に充実してる一方で他人に話しかけることさえ事案になるような社会では、そもそも恋人が欲しい」なんて気になるわけがない。しかも「正しい交際相手」の条件が仲間内ルールメディアに細かく規定されてて、正しいセックス相手を見つける苦労のわりには実際のセックスが大してよくないとなると結果は推して知るべし

  

特に結論はない。

  

「周りのみんなは持ってるし、アテクシもひとつ持っててもいいかしら?」ぐらいの気持ちなら、むしろないほーがいーんじゃねーの?わざわざ他人とそこまで深く関わるのもメンドクセーし。

どうしても誰かとセックスしたい気持ち持て余してるなら、「いいセックスするか?」基準一本釣りだな。間口広く取って(年齢・職種収入とかベッドに持ち込めないもので切らない)、2週間以内に若干名面接。1~3時間程度の面接2~3回やって採用でいいでしょ。セックスがよくなかったらそのときに切ればいいんだし。この程度のことがメンドクサイなら、まあそれは必要なかったってことだよ。

2018-03-14

オラオラ系は本当にモテているのだろうか

観察範囲にも限界があるので、もしかしたら俺の知らない所でオラオラ系は大人気なのかもしれない。のだが、少なくとも30年以上平均的な人生を生きてきて、オラオラしたやつがモテているのを見たことがない。彼女がいるとか、結婚してるとかは見たことある

モテる、をどう定義するかにもよるのかなあ……俺の基準では、そのグループ内でより多くの女から男性として魅力的だと思われていることだ。学校サークルバイト先、職場合コン趣味グループ、そういう単位。そういう定義からか、やっぱり清潔感があって、顔がフツメン以上で、機の優しい男がモテている。オラオラ系は男からも女からトラブルメーカー扱い。たまに割れ鍋にとじ蓋的な女子が吸引されていく。モテるというのが大量地引き網漁なイメージで、オラオラ系はその対極にある一本釣りに優れているとおもう。これをモテるというのか俺には疑問である

2018-02-21

マグロ男のマツロ

会社員A「マグロ一本釣りいってみよ!」

会社員「「「おーー!」」」

会社員A「よいしょー」

マグロ男「すいーーーーー」===3


anond:20180221135045

2018-01-07

中二病でも恋がしたい!って何でこんなに評価されてるの?

1期放送当時、OPで目が痛くなって切って以来ずっとそう考えていた。そもそも中二病邪気眼ゴッチャゴチャにするようなアニメ面白いはずがない。だってそうだろう。表題にしてることに対してすら無理解作品面白いはずがないじゃん。つうか見ていて痛えんだよ。高校生にもなって痛い言動連発して周りに変な空気作ってるようなオタクを見てると、あの頃の自分達が邪気眼でこそないなりにオタクであることにイキって変な言動してたの思い出すから見てらねえぞと。それ以前にこれって田中ロミオAURAのパクりじゃねーかよくこんなの堂々と世に出せたな!と。そこでもう既に信用できねえ!と。

それから5年して、ニコニコで一挙放送を見る機会があって、自分の頭も冷めてきたので見ることにした。それなりに人気のある作品だし第一印象だけでコケにして見ないままにしておくのも勿体無い気がしたから。流石に映画化されるならそれなりに面白いのかも知れないんだろうなと。だって田中ロミオAURA映画化したし。あれは面白かった。映画館にいた連中が後ろ姿だけで濃ゆいオタクだと分かる所なんて特に。あの映画は本当に面白いよ。映像で見るとヒロイン気合い入りっぷりの痛さと必死さが強烈に伝わってくる。


中二恋の感想を簡潔に言うと『普通の良作』でしかなかった。良作ではあった。加速する自意識形成現実自分を追いつかせたくて特別になろうと必死にあがく中高生の姿を通して青春を描くというコンセプトをしっかりとなぞれていた。ひたすら邪気眼の痛い言動とそれの映像化だけで乗り切るのかと思ったら、以外にもシナリオはそれなりの物だった。普通学生という幻想を求める主人公も、モテいか軽音楽部に入る男友達も、リアルタイム邪気眼を続けるヒロインも、高校デビューで頂点を目指すヒロインも、誰もが自分自意識を受け止めてくれる場所を求めてそれぞれに必死に生きている。いつもいつでも本気で生きている。そこに特別理由が加わってしまっていることにノイズのようなものを感じはするし、そんな特別を用意して結局オチがあの程度なのはどうなのかと思うが、そういう結局何も起こらないような所を含めて高校生青春を描いていると見ることも出来る。本人たちは必死なのだが傍から見るとアホらしい日々の滑稽さと、結局世の中そんなもんだけど自分ことなんだから必死になるしかないという気持ちが渦巻く世界を可愛く楽しく描写されている普通の良作だ。

で、話がタイトルに戻るけど。普通の良作すぎて映画化されるほどの作品には感じないんだが、これ二期からスゲー面白くなったりするのか?まあ今から見るんだけど。

追記:

二期見たぞ。普通の良作からちょっといい凡作まで下がったぞ。

邪気眼という設定がただの三角関係に飲み込まれしまってただ展開の遅いだけの恋愛物になった。そもそも自分はこのアニメに多くを求めすぎていたんだろう。これだけ人気があるならただ可愛い子とイチャイチャするだけの疑似ハーレムなはずがないと思っていた。違った。オタクの中にはそういったただの疑似ハーレムで終わっている作品を求めている層がいることを完全に忘れてた。そういう層向けに全力投球して見事に萌えしか興味がないオタク一本釣りしたのがこの作品だったんだ。いやー勉強になった。自分には合わなかったけど、ああいうのが大好きと臆面もなく言えそうなオタクの顔は結構思い浮かぶわ。ちょっと評判がよくて、自分にもフックしそうな部分を感じても、直感的に駄目そうだと思ったら辞めておいた方が無難って事かな。今後のアニメ視聴プランに活かそう

2017-12-18

https://anond.hatelabo.jp/20171217214845

はあちゅうは一番エッジのあるところで利確しただけでだれを救おうとか啓蒙しようとか正義をなそうとかしたわけではない

便乗するなら今だろうけども大株が降っている今乗れる方向は決まっているし便乗でやっと利益がでる程度の中身は本体の延焼などよりも小さい

しろ不完全に火をつけるほうが実際の問題を大きくする可能性すらある

今回はセクハラ関連市場で網をはってたはあちゅう一本釣りが当たった以上の便乗は損をするだけだぞ

2017-11-12

幻想芸術集団Les Miroirs公演『アルラウネの滴り -改訂版-』

ダス! イスト! デア! トロプフェン! デス! アルラウネ!

アイネ! クライネ! ナハト! フランケンシュタイン

イッヒ! リーベ! ナツィオナル! ソシアリスティッシェあわわわわわ! この辺で。

.

“幻想芸術集団 Les Miroirs(レ・ミロワール)” という豪快な源氏名を名乗っているが、つまりは都内の小劇団だ。

んーむ、どういうことなんだろ、また芝居を観に来てしまった。

これまでの人生で演劇なんて片手の指にあまるくらいしか行ったことないのに。

ひょんなことから、とある小劇団の芝居に行ったのが先月。

劇場でダバっと大量のフライヤー(チラシ)を渡されるので、眺めているうちに妙に気になって今回はこの劇団の演目『アルラウネの滴り -改訂版-』を観に行ってきた。

.

観劇後の印象がなかなか良くて、それで妙に語りたくなったので記録の意味でレビューを残しておくことにする。

当方、舞台観劇はズブの素人なので、マニアから見たら噴飯モノの印象がバンバン飛び出すことと思われるが、そこはヌルく見逃してほしい。

あと、上演も終わっていることだし、ネタバレ上等で書くので、そこは4649!

それでは、行ってみよー!

.

■全体として

先入観が無かったといえばウソになるわけで。

幻想芸術集団という大迎なプレフィックス

おフランス語の劇団名でミロワール(鏡たち)というのは、つまりキャスト達のことだろう。

豪奢な近世ヨーロッパ風衣装。

小洒落たサロンで撮った宣材写真

キレイどころの若い女性を中心に固めたキャスト

中央には男装の麗人

「これはきっと、『ベルばら』風にお嬢様たちがキラッキラにやりたいことだけをやりたおした豪華絢爛、欧州絵巻だろうな」と。

それで、「どれ、どれだけ背中とオシリが痒くなるか、いっちょ見てやろう」くらいの気持ちで足を運んだのだが。

.

これが。

開始10分で背筋を伸ばして、

脳を総動員して、

つまりは本気でストーリーを追いかけることになった。

.

近世ドイツを舞台にしたバリバリに骨太なサスペンススリラーになってる。

そりゃそうだよな。

単なるキラキラ少女漫画ワールドだけで、旗揚げから10年以上も劇団が存続できるワケないもんな。

幻想的な要素は “アルラウネ(マンドラゴラ)の美女を集めた娼館” というキー・ガジェット一点のみ。

あとは細部まできっちりと整合したダークなクライムストーリーで。

(このへん、『スリーピー・ホロウ』(ティム・バートン)に通じるものがあるな。

 あれも超現実はデュラハン首無し騎士)の一点だけで、あとはストレートな推理モノだった)

.

そして、今さらながら。

自分がなんで演劇を面白いと感じるか、分かった。

ミニチュアジオラマを見ているのと同じだ。

右から左から、見ても見ても、どこまで見ても情報量が尽きることがない。

これはフレームで切り取られた映画にはない楽しみであって。

.

この舞台にしても。

ブリンケン伯爵が実に俗物らしくロゼマリー嬢を相手に大笑しているときに、うしろでフローラ嫌悪感をまる出しにしていたり。

カスパルが客前で気取った口上を並べているときに、後ろでオリヴィアペトラクスクス笑っていたり。

ふとカスパルが来歴をほのめかすときに、バックでアルマアラベスクをキメていたり。

.

どこに視線を固定しても、漏れる情報がある。

これが脳にすごい負担がかかる。

決して不快ではない負担が。

これが自分的な芝居の楽しみだと、劇場を出るときに気がついた。

.

作劇について、もうちょっと書くと。

衣装がキラッキラなのは舞台が娼家だからであって、ここを誤解していた。

実際の登場人物はというと、全員が第三身分。

(脇役の伯爵、伯爵夫人、王様の3人をのぞく

それも、ドラマにしやすい貧民でもなければブルジョアでもなく、中間層知識人というのがニクい。

.

そしてデカダンス

スパイス程度の頽廃なんてもんじゃない。超頽廃。超デカダンス

なにせ純愛がまったく出てこない。

娼館。

仮面夫婦

父を求めて得られなかった少年は長じて若いツバメ(愛人)となる。

例外はアルマカスパル気持ちが通じるところ、それにヘタレ青年が主人公に想いを寄せるところだが、どちらも一方通行に近い。

.

さらに設定考証がすげぇ。

神聖ローマ帝国時代のバイエルンの片隅にある架空の歓楽街、というか売春窟を中心に時代と風俗をガチガチに作り込んである。

おそらく、俺の気が付かないところもガチガチだろう。

唯一、気になったのは

「あれ、ドイツ語圏ならネーデルランドじゃなくてニーダーランドじゃね?」

ってところくらいで、これも観客のアタマへの入りやすさを選択した結果だろう。

.

うん。正直に言うと、作り込みすぎじゃね? っていうところもあった。

具体的に言うと、ダイアログが文語中心で、若干だけど苦しい。

当方、語彙力にはそこそこ自信があるオッサンだが、それでも、

「じい(侍医)」とか、

「せんていこう(選帝侯)」とか、

会話をトレースして理解するのにアタマを総動員する必要があった。

かと言ってなぁ。

そこを「侍医」→「お付きの医者」とか、「選帝侯」→「偉大なる領主さま」とか言いかえるとテイストがどんどんボヤけるしなぁ。

時代のフレーバーとして、いたしかたなしか。

.

ほかにも上に書いた「若いツバメ」とか、娼館ではロウソクがタイムチャージに使われていたりとか。

ともかく文学的で含みのある表現を多用していて、ターゲット年齢が高いか、あるいはマニアックな層か、ともあれコレくらいのレベル普通なのかな?

.

あと、要求水準の高い批判をすると。

階級社会不条理に対する怒り” というのを冒頭に打ち出した割には、通底するというほど通底していない。

21世紀の今から見て付け足した感じ。

フレーム全体の仇役としてエーヴェルス先生を立てて、カール殿下の誅殺を5分のエピローグとしてサラっと流したので余計にそんな感じがする。

.

もう1つ細かいことを言うと、カスパルとエーヴェルス先生がクライマックスに対峙するまでハチあわせしないのは、苦しくないか?

それを言うのはヤボというものか。

.

ま、ともかく。

全体として、チケット代以上に大いに楽しみ、没入し、満足した。

見て損はなかった。

ほかの演目については保証しかねるけど、再演のときには是非とも足を運んでみてください。(繰り返すけど、俺は関係者じゃないよ)

.

以下は、キャストと演出について

※普段は「役者は顔じゃない」というのがポリシーなんだけど、ここまでビジュアルにこだわった劇団と演目に対しては、しゃーない、キャストビジュアルについても言及させてもらいます。あしからずぅ。

.

■男優3人

劇団と演目を全体として俯瞰すれば。

耽美で退廃的なテイスト

きらびやかな衣装と意匠。

おそらく女性中心の運営で女性中心の企画立案で女性中心のキャスティングをしている集団だと推察するけど。

.

自分にウソはつけない。正直に言う。

観劇後の印象は男優三人組が大部分かっさらって行った。

全員が客演。

おそらく、3人が3人とも、キャスティング担当者が選びに選んで一本釣りで連れてきたのだろう、と、思う。

.

 エーヴェルス先生の狂気、

 フランツの怯懦と勇気、

 ブリンケン伯爵の俗物さ。

.

多分それは、つまりこういうことだろう。

女性陣、主人公2トップをふくめ、大部分のキャラクターは何らかの葛藤や二面性を抱えていて、心理に微妙な綾があるのに対して、男性陣3人は完全にバイプレイヤーとしてストーリーの進行装置以上のキャラクターが割り振られていない。

あとはそれを渾身のパワーで演じれば良いだけで、結果としてものすごい強烈でシンプルな印象をこっちに叩きつけてくることになる。

これが観劇初心者の俺みたいな人種にはビンビン来るのよ。

ある意味三者三様にヨゴレで良い役をもらってるとも言えるわけで。

こればっかりは、しょうがない。

こういう観客もいるということで、ひとつ

.

■高山タツヤ(エーヴェルス先生)

いやしかし、悪役ってオイシイよな。

自分的には今回の演目でこの人がNo.1。

最初はシャーロック・ホームズ的な近代合理精神の尖兵として事件に切り込んでいくのかと思いきや。

途中からどんどんマッドサイエンティストの素顔が出てきて、終盤すべての黒幕という正体が明らかになって、最後はムスカ大佐みたいに天誅がくだる。

宣伝スチルでは “生に倦み疲れた貴族” みたいな立ち位置かなーと思っていたら、もっとパワフルだった。

理性的で狂人、策謀家で紳士、もうテンコ盛り。

唯一の難としては、演技とキャラクター作りが設定より若干、若く感じた。

そのせいでカスパルとの対比が弱い。

しかし、それにしても、実験体のときにカスパル13歳、エーヴェルス24歳。

最後に対峙した時点でカスパル31歳、エーヴェルス42歳か。

これまた描写の難しい年齢差を持ってきたな、とは思う。

.

■谷英樹(フランツ

普段は剣戟主体のアクション俳優さんらしい。もったいない(と言ったら失礼か)。

ねぇねぇ、性格俳優やりましょーよ。

できますって絶対。実際できてたし。

高い鼻筋、シュッとした輪郭ともあいまってヨーロッパダメダメ青年を完全に演じきっていた。

迷い、失敗し、バカにされ、それでもフローラへの思い一徹。

というか、この劇中、唯一の未熟者役で、これは配役としてよいポジション

.

■杉山洋介(ブリンケン伯爵)

たぶん、この人はただの色ボケ爺ぃじゃないよ。

宮廷の権謀術数

複雑な典礼プロトコルの知悉、

家門の切り盛り。

そういったシンドイ大事や雑事を乗り越えて、やっとこさトレッフェン通りで馴染みの嬢を片手に思いっきりハジけているところに腹上死。

涙を禁じえません。

そういう想像が働くところが、杉山氏のキャラクター作りのなせる技かと。

いや、たんなる家門だよりのアーパー伯爵っていう設定かもしれないけどさ。

ともかく、そんな感じがした。

.

■武川美聡(オリヴィア)・小川麻里奈(ペトラ

ストーリーも半ばを過ぎたところで、ハタと気がついた。

カスパルフローラが客から評価をもぎとってくるフォワードだとしたら、オリヴィアペトラ役のこの2人が失点を防ぐディフェンダーなのね」

アルラウネだけじゃない、葬儀の席のゴシップ婦人、伯爵家の侍女と、早着替えをしながら、縦横無尽に八面六臂。

よほどの高能力者じゃないと、こうはいかない。

逆に言えば。

ストーリースケールに比してジャスト10人という少数精鋭のセッションで。

もしもこの2人が「私たちモブよ、モブよ、モブなのよ~」と手を抜いたり段取りが悪かったりしたら?

それこそ目も当てられないほど悲惨なことになるのは想像できる。

.

この芝居を観た人がいたら聞きたいのだが。

ストーリー展開のつなぎが悪かったところがあったか?

会話のリズムと展開がギクシャクしたところがあったか?

状況の説明が足りないと感じたところがあったか?

少なくとも、俺にとっては無かった。

これ全部、彼女たちの仕事であって。

.

こうも言える。

「観客を40人と仮定して、80個の目玉とその批評眼の猛攻を、2時間近くの上演中、ゼロ失点でしのぎきった」と。

しかも、それだけじゃない。

「それじゃ、ここはカスパルを見ていよう」と視線を切ったままにしておくと、いつの間にか “弱気なオリヴィア” と “地味に辛辣なペトラ” がシャドーストライカーとしてヌッっと認知の前景に割り込んでくるから油断がならない。

専属キャストスポットを浴びて歌い踊る後ろで、 “舞台成立請負人” として劇団を渡り歩くって、ックーッ! シビれるっすねぇ(想像のしすぎか)。

特にオリヴィア役の武川さんはホームチーム無しのフリーランサー

次にどこで会えるかもわからないという、この西部劇カウボーイ感。

.

■マリコ(伯爵夫人クロリス)

政略結婚で異国に嫁ぎ、政治のあおりで幽閉状態。

夫に先立たれ、あとは家門を守る化石となりつつある中、若いツバメとともにふと訪れた春。

でも心の底では彼が自分を利用しているだけと気がついていて、寂しさがつのる人生の晩秋。

っていうメロドラマ的挿入話を、たった1人でゴリゴリ成立させてしまった。

オフショットを見たら、周囲に負けず劣らずの美人さんなのに、哀切よろめき婦人にサクッと変身するあたり、地味にスゴいよ、この人。

.

■中村ナツ子(ロゼマリー)

加東大介(『用心棒』)といい、中村梅雀(『八代将軍吉宗』)といい、馬鹿キャラってオイシイよな。

と、思いつつ、可愛い子チャンで馬鹿キャラってのは失敗例が山ほどあるワケで。

美人馬鹿キャラ、厳密に言うと “短慮と衝動、それに浅知恵で状況を悪化させるキャラ” っていうのは、全世界のホラーパニック映画ファンが怒りまくってることからも分かるとおり劇薬であって、書くのも演るのも本当に難しくて大変で。

フィクションで最近の成功例だと、『デスノート』の弥海砂とか。自分の中では『ウォーターシップダウンのうさぎたち』のネルシルタとか)

その中でも彼女ロゼマリーの配役と演技は大成功と言っていい。

シナリオ、人物造形、演技の巧みさ、3つが合体して、ストーリーを停滞どころかグイグイ展開させる存在として実に効いている。

アルラウネたちが、それぞれどこか華美な中にもダークさを感じさせる装いの中、ひとり明るい髪色でキャるるンッとしたバービー人形のような出で立ちも良い。

彼女を舞台で見るのは実はこれが初めてではなくて、かなりの美形なことは知っていたけど、作りようによっては、なんというか、 “こういう美人” にもなるのか、と今さら驚く。

(彼女の第一印象については、

https://anond.hatelabo.jp/20170925212923

 の中村ナツ子の項を参照のこと)

というあたりで。

最後に。

あー、業務連絡、業務連絡。中村さん、編集者やってみる気はありませんか? 原稿ライティングができてAdobe製品が使える最強のマルチ編集者になれますよ。その気になったら、いつでも当方に声をかけてください。

.

■麻生ウラ(アルマ

うー、うーうーうー。モゴモゴ、わかった、言う。

えー、強烈な声優声なのは、演出上の要請か、それともそれ以外の発声メソッドを持っていないのか。前者だと信じたい。

さて。

最古参のアルラウネ、そしてカスパルの右腕として気持ちを交わし、動き、嘆き、そして踊る。

ちょうどキャプテン・ハーロックにおけるミーメみたいな立ち位置

ただし彼女の場合は愛と忠誠心一方通行気味なのが哀しい。

キレイどころ揃いのキャストの中でもアタマ1つ抜けているビジュアルダンスを買われての登板か。

(「ビジュアル充実で演技とダンスが良いなら文句ねーだろ」という方は、この項の2行目を参照のこと)

休眠状態の彼女のポーズを見て、開場のときに舞台においてあったオブジェの意味がやっとわかった。

それにしても。

アイライン抜きでもアニメキャラ級の大きなお眼々。

とんでもなく整ったマスク

スレンダーで柔軟な身体は恐ろしく妖艶に動く。

世を忍ぶ仮の姿バンドヴォーカル兼ヨガ・インストラクターとのこと。

ドュフフフフ、オジサンに勤務先教えてくれないかなぁ。

(この6行、後でカット)

.

■乃々雅ゆう(フローラ

アイライナー(と、おそらくカラコン)を差し引いても深い情熱的な眼、意志の強そうな頬からおとがいライン

なんというか、豪華欧州絵巻を演るために生まれてきたような。

実際、ブルボン王朝の末席にいて、ベラスケスが肖像を描いてそうだ。

(なぜブルボン王朝(スペイン)かというと、黒髪だから)

その意味では、この劇団の申し子みたいな雰囲気。

立ち上げからのメンバーかと思った。

そのくらいピッタリの所属先を見つけたと言えるんじゃなかろうか。

宣材写真を見たときはもっと毒のある雰囲気で、「ふむ、このヒトが超々々毒婦をやったら面白そうだ」と思って劇場に行ったんだけど。

なんというか、キャラクターもご本人も想像より瑞々しい感じの人だった。

“運命と戦うヒロイン” という、もう本人の雰囲気そのままの役回りを手堅く好演。

娼館の女主人のときはもっと毒々しくても良かった気がする。

.

■朝霞ルイ(カスパル

どんなに声のトーンを落としても客席まで声が届いていたのは彼女だけだった。

ベテランの風格。

打ち棄てられた実験体児がどこでどうやって成長すれば、こんな艶やかでピカレスクトリックスターに育つのか、そこを見てみたかった気もするが、そこを書いたらタダでさえ2時間ちかくある上演時間がさらに伸びるので、いたしかたなし。

この俳優さん、眉頭にいい感じに険が出ていて、男装の麗人からリアル美丈夫への過渡期にある感じがする。

男役としては、これからが一番いい時期なんじゃなかろうか。

ダークヒーローカスパルを好演。

カスパルがどんな人物かというと。

ん。

待てよ……整理すると!

.

1)娼館の影のNo.1として女主人をウラからあやつり、朗々と艶やかな口上を述べるトリックスターで、

2)火災その他のカタストロフから巧みにサバイバルし、言葉巧みに未亡人の情夫におさまる冷徹ピカレスクで、

3)非人道的な実験の結果として対アルラウネ耐性を有する厨二病キャラで、

4)それでいて不幸な幼少期から、どこかはりつめた脆さを感じさせ、

 (それは例えて言うならば、ラインハルト・V・ローエングラム的な)

5)そして、こころ疲れた時には情を交わす女アルマが影に寄り添い。

.

なんてこったい! 男装女子の演りたいこと、全部入りじゃねーか!

どうなってるんだ朝霞さん! アナタの配役が一番オイシイよ!

旗揚げメンバー特権か!?

観劇前はフローラカスパルが互いのカウンターパートをつとめるセッティングかと思ったら、終わってみれば伯爵から先生からアルラウネ達からフローラから、もうもう全員が彼との関係性を軸に話が展開するという、まさにザ・主人公・オブ・ザ・主人公

しかし考えてみれば、そのぶん舞台上でも舞台裏でも負荷は並大抵では無かったはずで、本当にご苦労さまでした。

良かったっす。

.

■a-m.Lully

あの役がオイシイ、この役がオイシイ、と書いていて気が付いたが、

全者全様にオイシイ役ばかり。

調べたら当然のごとく、当て書き脚本だった。

この辺が座付き作家、というか作家が率いる劇団の最っ高のアドバンテージだよなぁ。

と、同時に。

「このストーリー、映像化してもイケるんじゃね?

 というか、ヨーロッパあたりに売り込んでもいいんじゃね?」

と思ったのだが。

脚本、キャスト、演出のケミストリー化学反応)による名演と脚本単体のポテンシャルの見分けがつくほど、俺は観劇に強いわけではないので、この印象は保留しておく。

.

大道具・セット

背景と大道具がすごい。なんてったって “何もない” んだから。

物理的に必要な長椅子が脇においてあるだけ。

これ、大英断だと思う。

.

メインの舞台となるのは近世ヨーロッパの娼館で。

自分がイメージできるのは『ジェヴォーダンの獣』(クリストフ・ガンズ)くらいだけど、あれを雰囲気だけでも匂わせるには1千万円あっても足りない。

その後の場面展開を考えたら、そこはバッサリ切り落として、そのかわり衣装と装飾品にガッツリリソース(金と時間と手間)をかける。

キャストこそが情景の担い手という戦略。これ大正解

少なくとも自分はそう思った。

.

で、板の上には何もない代わりに、ステージ背面全体を三分割して並んだ3つのセル(部屋)。

ライティング次第で中のキャストを浮かび上がらせて、複数のストーリーラインを同時に進行できる空間なんだけど、これが実に効いてる。

回想、視点の移動、娼館の部屋それぞれ。もう大活躍。

.

白眉はエーヴェルス先生が娼館に潜入するシーン。

ライティングを目まぐるしく切り替えて、それこそ『ミッションインポッシブル』か『オーシャンズ11』かっていう高速カットバックを実現している。

(いや実際、照明さんは胃に穴が空いたんじゃなかろうか?)

実を言うとアタマのスミでは「それをやりたいなら映画でやったら?」と思わないでも無かったけど、映像作品と舞台の良いとこ取りをした意図は買うし、実際、効果的だった。

.

と、同時に。

こうも思った。

「ああ、そういうことか。エイゼンシュテイン以降の変革は舞台にも及んで、自分はいま変革後の作品を見てるのね」と。

MTV以降、ライブコンサートに巨大モニターが導入されて各種フレーミングが可能になったように、舞台も律儀に単一フレーム(場の一致)なんて守ってる場合じゃないよね。

.

■最後に、気がついたこと、気になったことをまとめて

・会場の音響が悪すぎ!

 卓かアンプが、どこかでバチバチに歪んでる。

 せっかく古典派の交響曲ストイックなまでにかためた選曲が台無し。

 客席横では四六時中、空調がプシュープシュー鳴ってるし。

.

キャパ、狭すぎ!

 ねえねえ、次はもっと大きい小屋でやりましょーよ。

 大丈夫。大丈夫だって

 連日満員でエクストラシート用意するくらいなんだから。

 ぜったい大丈夫だって!(←無責任

.

・ハッキリとした開演ベルが欲しかったところ。

 カスパルがおもむろに登場してアルラウネのオブジェを撤去して暗転ってのは、演出としてどうかと思った

.

プログラムの誤植。

 コーヒー愛飲の習慣のところ、 “嫌遠” は “嫌厭” の間違い。 

.

・余談だけど、今回の上演『改訂版』の前の上演回をみんな『祈念』と呼んでいる。

 理由を調べようと思ったけど、まーいーか。

.

キャスティングの軽重に関係なく、みんな多かれ少なかれセリフが飛んだり、噛んだりしていた。

 最終日の最終回、疲労のピーク。

 ステージハイっていったって、限度があるわね。

 その中でもディフェンダー2人(武川、小川)は、自分が見る限り

 挙動とセリフに一切のミスがなかったことを記録しておく。

.

.

……んー、こんな感じか。

.

ともかく、まとめとして言うならば。

幻想芸術集団レ・ミロワールの『アルラウネの滴り -改訂版-』良かったっす。

次もタイミングが合えば観に行こうと思いつつ、このテキストを終わる。

2017-09-02

プロ作品品質を高めつつ締切りを守る

アマチュアは、

作品品質を気にせずにバンバン公開する

作品品質に拘りすぎて締切り守らない

のどちらかに別れてる印象

ソシャゲ流行ってた時にピクシブあたりで絵師(笑)一本釣りしてたけど、

締切り守らず逃亡ってパターンが山ほどあったらしい

2017-08-23

anond:20170820201712

俺が結婚式をやったときは、ヒ○トンとかの大手ホテルも含めて見積もりするときの条件もある程度現実的もの指定して作ってもらったし

その内容を各項目ごとすべてExcelにまとめて各会場のコスト比較をした

会場を決めた後は、その内容を流用しながら総額が想定を超えないように管理した結果、

想定どおりの費用になったし、内容も納得のいく満足度の高いものになった

ブライダル関係格安見積もりによる一本釣りで最終支払いがうなぎ登りというのは周知の事実なんだし、

きちんと自衛手段を持って望まないと支払いがあほみたいに増えてしまって負け犬の遠吠えをはく羽目になるという良い事例ですね

はいえ、ブライダル業界がやり口が汚いところが多いというのは事実で、それは是正されるべきだとは思っている

2017-03-27

高卒非正規、酒飲んでウェーイ、な飲み会に参加した。

参加者は例えば、耳に大きな穴をあけ、仏様みたいになってる30過ぎた男。

そういう生き方別にいいんだけども、感じたのは、すごく情報が「クローズであること。

本を読まない、自分で学んだりしない、情報は常に耳から耳。

仕事基本的に紹介。

彼らの人生観がとても面白い

世の中には発信力のある人がいる。

ミュージシャンとかタレントとか。

その人たちとつながりを持てれば、自分も上に上がれる。

マグロ一本釣りみたいな人生設計

すごくカルチャーショック

関サバ水揚げ以降、気持ちの発露ができなくなって辛い

ものごころついて以来、サバ漁師である自分違和感を感じながら生きてきた。自分みたいな「他県のサバ漁師」が、さも「関サバ一本釣り漁師であるかのように装ってはいけない気がして、大分県にも瀬戸内海にも関あじにも、近寄らずに生きてきた。中身が違うのにパッケージだけ関サバ詐欺だと思ってる。

ときどき、今までの自分人生や、漁師であることへの違和感を吐き出したくて、どうしようもなくなる。でも、自分が言いたいことに近いことや共感できることが書いてある書き込みには、大抵、「関あじと違うワタシ乙w」「典型的偽装関さばw」「はいはい関サバ関サバw」「めっちゃ陰湿なザ・偽装w」みたいな反応がつく。日本海も魚網も許されない雰囲気蔓延してて、怖い。

自分人生の全てが「関さばというもの」に絡め取られてて、嵌っても「関さば」だし、はみ出ても「さば」だし、一本釣りにはバリエーションが認められなくて、全てがただ「関サバ」に収束していく感じがして、息苦しい。

2017-02-21

遊戯王炎上から学ぶトレーディングカードゲームお話

増田で珍しくカードゲーム話題が人気になってるので、何がどうなってるのか知りたい人向けにまとめとくよ。

子供が妙にハマってるけど、コレどういうのなの?」という親御さん

彼氏が凄く大事にしてるカードってどんな価値が?」というパートナー

ざっくり「池上彰の週間こどもニュースで聞きたいなぁ」と思ってる人向けね。

トレーディングカードゲームあらまし

  1. どのカードが入ってるかわかんない「カードが何枚か入ってる袋」を買う
  2. ルールに応じて、カードを組み合わせる
  3. 対戦する(だいたい1人 vs 1人で)

ものすごーくざっくり言えば、「ランダムに入ってる将棋の駒を揃えて、将棋をする」という感じ。

え?飛車角ばっかりにしたら強いじゃん!

そう、そういうこと。

商売としてのトレーディングカードゲーム

トランプ(詳しい人はプレイング・カードとも呼ぶ)は、52枚+ジョーカーがセット。

トランプエースの上に、スーパーエースとか作っても別に買わないよね?

でも、商売として継続的カードを買ってもらいたい会社は、どんどんカードを作る。

前より弱いカードしか出ない?じゃあ買わないよね。

とういことは、前よりも強いとか、前と違うとか、前よりも面白そうなカードが出るわけだ。

どうなるか。

飛車じゃなくて、竜王だの、自在天王(どこにでも行ける駒)だのが出るわけだ。

ゲームとしてのトレーディングカードゲーム

対戦ゲームなので、ルールがある。

良くあるのが、同じカードは4枚までよ、とか。

あと「商売なんだからカードはどんどん強くなる」って言ったけど半分は嘘で、やり方もある。

最初期はカードを作る方も慣れてないので、トンデモなく強いカードがシレッと出てたりする。

マジック・ザ・ギャザリングやってる人にBlack Lotusについて聞いて後悔してみよう!)

そういう時、公式大会では強すぎるカード禁止ね、とか言われる。

間内でワイワイ遊ぶ分には良いんだけど、対戦ゲームとしてやるならバランスとるよ!

この「対戦ゲーム」と「商売」をバランスさせるのは、とってもムズカシイ

ルールの追加と「リセット

どんどん新しいカードを追加しても、単純に強いだけじゃ飽きが来る。

そこで、新しいルール用のカードを追加して、古いカードに新しい役割を!みたいなのもある。

ただ、そういうルールの追加は、フクザツにムズカシクなり、ワケガワカラナイことになってしまう。

そこで、長く続いているトレーディングカードゲームには「リセット」がつきものになる。

例えば、マジック・ザ・ギャザリングというカードゲームは、

  • 基本セットが、おおよそ350枚くらい
  • 拡張セットが、おおよそ150~250枚くらい

一番最近出た基本セットと、

物語性の強い(カード解説文を読むと物語想像できる)拡張セット2つで、

自分デッキ自分用の山札)を作るのが、「スタンダード」というルールになってる。

毎年基本セットが出るけど、拡張セットとは発売時期がズレてるので、

おおよそ2年毎に、使ってるカードの総入れ替えが起こるって言われると、伝わるだろうか。

スタンダードから落ちる→スタン落ち、とも呼ばれる)

これを指して「リセット」と呼ばれることもある。

使うカード総入れ替えだしね。

「トレーディング商売」と「対戦ゲーム」との後ろ暗い関係

まあ、後ろ暗くは無いけど、世の中やっぱカネだよね、という。

強いカードお金取引される。

「今後強くなりそうなカード」とか「いま人気のカード」は高くなる。

リアル取引だってそうだけど、欲しい人が多ければ高くなり、要らないとなれば安くなる。

(もはや美術品として投資対象になってるBlack Lotusみたいなカードもあるけど)

すると、だよ。

対戦相手の超強いデッキは、もしかしたらリアルマネー10万円を軽く超えて揃えたカードたちかも。

相手のそのカードたち、いきなり使えないってなったら、どんな気持ちかな。

遊戯王でいま炎上していること

……やっと遊戯王の話になるんだけれども、

遊☆戯☆王オフィシャルカードゲーム」は、漫画アニメの人気もあって発展してきた経緯がある。

炎上には、大きく3つ原因がある

  1. いま人気のカードの組み合わせが、使えなくなってしま
  2. 突然大きくルール変更がされる(ように見える)
  3. アニメと、ルールが大きく変わってしま

それぞれ簡単さわりだけ説明してみる。

いま人気のカードの組み合わせが、使えなくなってしま

強いカードは、高値取引される。

強いカードをいっぱい持ってる人は、結構お金を使ってる。

そのカード価値が、ルール変更一発で、ズドンと落とされる。

そりゃ文句も言いたかろう。

突然大きくルール変更がされる(ように見える)

公式から「次からこうするよー」と発表があったわけではなくて、リークっぽい情報が出ているだけ。

「今後なんかあるかも」

「次は大きく変えようと思ってる」

みたいな、いわば「遊んでるユーザーさんの意見を取り入れつつ、変えていくよ」みたいな感じじゃない。

遊☆戯☆王オフィシャルカードゲーム」は、あんまりユーザーの話聞かない(と感じる)出来事が多かった。

なんだよイッパイお金も使ってるし遊んでるのに急に商売の都合で変更しなくても。

と、まあ文句も言いたかろう。

アニメと、ルールが大きく変わってしま

ちょっと詳しい話になるので読み飛ばしても良いんだけど、

実は「人気カードが使えなくなる」には「人気の戦法が使えなくなる」も含まれる。

カードゲーム醍醐味は、組み合わせの妙で勝敗を決するところにあるんだけれども、

遊戯王は、様々な「モンスター」を「召喚」して、戦わせるという形を取っている。

この「召喚方法アニメタイアップ意味もあって、主人公たちがよく使う。

遊☆戯☆王オフィシャルカードゲーム」では、

自分デッキ(山札)以外に、エクストラデッキ拡張山札)も使う。

たいていは、拡張山札に、モンスターを山盛りにして準備しておく。

アニメ主人公たちは、この「エクストラデッキ拡張山札)」からモンスターをモリモリ召喚して勝つ。

(それぞれのタイアップされてる新召喚方法を使って)

話題になっている原因は、このアニメ主人公たちが使ってきたモリモリ召喚手段である部分を

エクストラデッキから召喚できるモンスターを1枠にしよう(追加できるけど手間がかかる)」

と、大きくルール変更するもの(になりそう)だってところにある。

アニメ主人公たちは、新ルールでは、勝てないことになってしまう。

大雑把なまとめ

リアル課金ガチャゲーのトレーディングカードゲームは、

対戦ゲームとして大会に参加するために、ある程度強いカードを揃える必要がある。

ランダムパックを大量に買うのでも、一本釣りでお店でカードを買ったり売ったりするのでも、カネがかかる。

そうやってお金と労力をかけて揃えた自分カードたちは、ルール変更や新カード追加で、弱くなったりする。

ある程度仕方がない部分もある。(エクシーズ召喚が人気になって、シンクロ召喚が下火、とか)

でも、「アニメ漫画の華である、大量のモンスターを一気に召喚して勝つ」

という部分を変更するルールに見えるけど、それほんとにやるの?マジで

という、実利と感情の双方からわりと炎上してる。

たかカードゲームじゃないと思っていま粗雑に扱おうとしてる子供彼氏カードな、

わらしべ長者的に苦労に苦労を重ねて揃えた時価10万円超のお宝だったりするから

ポンと100万円出せる富豪以外は、相手価値観に合わせて尊重しといた方が良いと思うよ。

蛇足

ギネスにも載ってる世界一売れたカードゲームなのに、

Magic: The Gatheringといまだに比較してDisられるの不遇よね

http://anond.hatelabo.jp/20170220012819

http://anond.hatelabo.jp/20170221010811

2017-01-20

なんで2016年テレビ屋さんの映画」の時代が終わるの?

http://anond.hatelabo.jp/20170115073928

書いた増田はてブに出ていて、びっくりしたぞ。

でもちょっとうれしいぞ。それにしても、遅レスだよね。すまんそ。

で、なんで2016年テレビ屋さんの映画」の時代が終わるの?って聞かれちゃったよ。

そうなんだよ。一番メインの話題が抜けちゃってたよ。

 二つの事実を述べて、だから終わりだよ、というつもりだったんだ。

1、テレビの影響力の低下
2、映像コンテンツ市場地殻変動

 1、に関しては過去10年くらいの映画興行収入分析して、あれこれ言おうと思ったけど、でもこれ言わずもがなだよね。

   というか、コメントで指摘しているひともいるね。表を描いたり、なんだりが大変なんで割愛するよ。

 2、に関してだけ話すよ。

2016年に起こったこと(過去)〕

 映像コンテンツとしてアニメのはなしをするんだけど、これ、今、日本発で世界で売れる映像コンテンツの筆頭だからね。

 2016年アニメについて奇妙な符合があったよね。

 映画アニメが席捲しているので、さぞアニメ業界は潤っているんだろう、と思っていると、秋にテレビアニメの延期が相次いだ。

 ここの謎解きは岡田斗司夫×山本寛がやっているので、深入りしない。

日本のアニメをダメにしたのはあいつらだ! 業界のタブーを本音でぶっちゃけ解説

 ここでの発言現場に金が落ちていない理由を言っている。

 ここで重要なのは今、外国(中国からアニメ資金が入ってきている、ということ。

 でも、話したいのはその先。

〔 今、起こっていること(現在)〕

 中国の人たちは高い授業料を払ってきたけど、その甲斐あって知恵もついたみたい。

 現場アニメーター一本釣りし始めた。

中国企業が日本のアニメーターを爆買い!?=「つまり金ですべてを解決できる」「でも素晴らしいストーリーがなければ人気は出ない」―中国ネット - ライブドアニュース

 これ、十年くらい前から半導体、電機業界ですでに起こっていることだよ。

 外資が優秀なエンジニアを破格の報酬で引っこ抜く(サムソンなんか有名だよね)。

 同じことがアニメ業界でも起こり始めたんだ。

 今後もアニメに限らず、日本発のグローバル勝負できるものが出てきたら、中國は、真似できるものなら真似する。

おいそれと真似できないものであれば、できるキーパーソンをかっさらっていくと思うよ。

2017年以降の予想(未来)〕

 過去、造船、鉄鋼、電機、半導体外国にやられてきたけど、これらの業界単位では大きすぎてアニメとは比較しにくい。

 スマホ(ガラケー)と比べてみればわかりやすいと思う。

 昔のガラケー

 総務省(監督官庁

   ↓

  通信会社(電波帯域を寡占して、囲いこむ)

   ↓

  ガラケーメーカーアプリソフトハウス

   きっかけ:i Phone

その後の展開:国内通信会社に囲いこまれて、日本市場にとらわれていた日本メーカーは、グローバル市場視野に入れた中韓メーカーに敗北した。

携帯をつくっているメーカーの今のアニメスタジオみたいだった。

 ドコモ、AU,ソフトバンク、それぞれ季節ごとにラインナップを揃えるんだからエンジニアは大変だったよ。消耗戦、と呼ばれている。

 今の映像コンテンツ

 総務省 (監督官庁

   ↓

  テレビキー局 (チャンネルを寡占)

   ↓

  映像コンテンツ産業((実写映画の)撮影所、アニメスタジオ

   きっかけ:?

その後の展開:?

 あれっ、両方とも総務省が出て来たね。でも、偶然だろうね。

 ここで力尽きたよ。

アーカイブ ヘルプ
ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん