「拍車」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 拍車とは

2024-11-19

投票できない兵庫県から見た兵庫県知事選

自分は今年の10月関東から移住して兵庫県民になった。20代である

から兵庫県知事選には投票できない兵庫県民」という立場で、今後の兵庫県がどうなるのか他県民よりは当事者意識があるが、選挙については客観的に見たという立場にいたかなと思うので、今回の選挙の雑感を記しておこうと思う。

本物の声しか信用できない

パワハラとか告発文とか報道はされているが、どれも信用できないという雰囲気が多くなっていたように感じた。もうソースがあることだけ教えてくれというような感じだ。憶測陰謀ウンザリ

その中で唯一判断できる材料としては、政策公約になるわけで、候補者二人のHPSNSを見ると、稲村さんが全体的にフワッとそれっぽくいいこと言ってるな~ということが多いのに対して、

齋藤さんは具体的な数字過去の実績を合わせて伝えていて目標がハッキリしていることが有権者に良く映ったのかなと。(お互いフワッとしていることも当然あるが)

特に稲村さんは「まずは混乱を終わらせます」とか「ハラスメント防止条例を~」とかを言ってると、報道ウンザリしている県民は「いや、もういいというか、事実をハッキリさせるのは二人とも当たり前としてさ、何をするのか言ってくれよ」みたいな受け取り方をした人が一定数いたんじゃないかなと思う。

(同時期に国民民主党不倫云々も、それに拍車をかけたというか、「個人裁判ではなく全体への政治をしてくれ」という思いが増したんじゃないかな)

齋藤知事の県政にそこまで悪い印象がない

実際県庁で働いていた人の働きやすさとかパワハラ問題云々はおいておいて、県民として齋藤知事の県政にはそこまで悪い印象はないということは自分の身近であった話。

なにやら無駄を減らして財政健全方向に進んでいるようだし、学校改修工事があって環境が良くなったとか、それまで井戸県政が20年間続いたということもあって凝り固まった体質をほぐしているんだろうなという感じもするとか、全体的に「別に悪いことは起こってない」という感覚らしい。

なので、今回の選挙は「再選」というより「続投」で、問題になったことがハッキリしたらその時にもう一度判断すればよい、というような声が多かったのかなと感じる。

2024-11-18

兵庫県知事選でおきたこ

多くの流言飛語が飛び交っているので実際に起きたことを間近で目撃していた者として記します。

今回は兵庫県民も、そうでない人も、何が起きたのか理解できてない方が非常に多く、それも当然かと思います

また、私が記すことは、今後、他の方も分析されて文字にされる内容だと思いますので、この内容を鵜呑みにせず多くの情報を見て判断していただきたい。

まず今回の選挙の発端は既に多くの方が聞き知ってご存じだと思いますので割愛しますが、

ポイントとしてはあくま斉藤氏にかけられたのは「疑惑」であり、その対応無責任さに対して知事としての資質がないと判断され、議会から不信任決議案を出されて、全会一致で可決したことによります

百条委員会はまだ続いており、結論を得ていない「疑惑」の段階で世間風評を元に判断した。ここが大事です。

その後、斉藤知事は失職し、再選挙となりました。

普通に考えればこの一連の流れで、再選に至ることは誰も予想していませんでしたが、ここでN国の立花氏が参戦します。

この立花氏の動きが非常に重要です。

まず、当初立花氏は数十名を立候補させる予定で兵庫県選管に連絡をします。

これは東京都知事選で行われた戦略と同じです。

その際は設置していた選挙看板より立候補者の数が多く、混乱を引き起こしました。

そうならないように兵庫県選管は30人以上が掲示できる選挙看板を全箇所に設置しました。

狙いとしては、選挙看板写真で埋め尽くしたり、写真ではない広報物のようなものを貼り話題を作る予定だったのだと思われます

しかし、想定より多い選挙看板が実際に設置された状況をみて、県民から批判が上がり出しました。

それをすぐに察知して、立花氏は批判に繋がると思い、立候補者を立花氏1人に変更します。この判断の速さがすごい。

次に、ここからが実際の選挙戦での動きや戦略になってきます

まず、立花氏は斉藤応援立場をとり、自分には票をいれるなと喧伝します。

そして、前述の斉藤氏の疑惑に対して、逝去された職員ゴシップスクープとしてぶち上げ、拡散を狙います

これにより斉藤氏が実はこのゴシップを隠すために、黙っていた、職員を庇っていた側なのでは?というイメージを作ります

立花氏は次に選挙カーで街宣をして、このゴシップを広く喧伝し、斉藤氏ははめられたんだという演説を続けます

この時の動きが本当に巧みなのですが、まず斉藤氏は一切、立花氏と共闘をしているとは言ってません。

しろ選挙で争う相手だとみなしている体で、ずっと見て見ぬふりを続けていました。

選挙後の報道でも斉藤氏は立花氏に関して「似ている考えがあり共感できる部分がある」と言っており、あくまで関わりがないことを言い続けています

しか立花氏は斉藤氏の応援であるということは公言しており、そのために選挙カーも使っている。

選挙カーは1候補者につき使える台数も決められているので、実質2倍の台数を使えることになっている。

だが、それは斉藤氏が画策したことではなく、立花氏が勝手にやったこと、という流れを創り出しています

次に、当初は一人で街宣をしていた斉藤氏ですが、突然多くの支持者が街宣を囲み出します。

また同時に、他の候補者の街宣にはチンピラのような人達が多く出没し、嫌がらせ妨害行為が行われて、結果的10数名の逮捕者が出ました。

SNS側でも同時に、職員ゴシップと合わせて、他候補者特に稲村氏)のデマ批判内容、また斉藤氏が無実で何も悪いことはしていない、という内容が多数投稿され、多く拡散されだしました。

これを受けて、他候補者側は、選挙活動と同時に火消しを行わないといけなくなり、

ネットで流れている情報デマも多いし、斉藤氏が不信任決議を受けた経緯なども付け加えて話さないといけなくなりました。

しかし、有権者にはこれが「斉藤氏を批判しているだけ」と受け取られる形に繋がっていきます

そして当の斉藤氏は、これら街宣やSNSで行われていることは「一切」触れずに自身の主張のみを街宣で語り続けていました。

これにより、他の候補者は「悪口をいう候補者」、斉藤氏は「悪口に加担をしない、真面目な候補者」というイメージがまた作り上げられていきました。

また、デマ情報を訂正するような内容等をSNS投稿をすると、多くの斉藤氏を支持している人たちから袋だたきにされるという現象も頻発し、SNSでの言論封殺されていきました。

そうした攻防が続いている選挙中盤ほどに、SNSでは「斉藤氏は完全に無実で、全てはメディア権力者既得権益を守るためにおこなった、いじめである」というストーリーができあがりました。

そうした内容が日々拡散され続ける状況で、投票日が近づいてきた人達が、ようやく情報あさりだしたときに目にする姿は

斉藤氏が誰の批判をすることもなくずっと真面目に活動をしている姿

SNSでは斉藤氏はメディア既得権益にはめられた被害者なのであるという大量の投稿

・同様にSNSでは他候補者批判をする内容やデマなどの大量の投稿

・他候補者の街宣でも上記払拭するために「斉藤氏に関するネットデマ」などと情報を嘘扱いする内容

となり、結果的に真面目で頑張っているのは斉藤しかいない、という結果になったのかと思われます

立花氏の戦略が一番巧みなのは、途中にも何度も記載していますが、斉藤氏と立花氏は共闘をしていないというスタイルを貫いたこと。

そうすれば、立花氏側が他候補者いくら嫌がらせをしたとしても、斉藤氏には類が及ばない。

また、嫌がらせを受けている他候補者は、反論をしなければ票がはなれていく可能性があるので、反論せざるを得ず、否が応でも立花氏の作ったステージに上がらないといけない。

まりこうして、当選をさせたい候補者とは別の第三者立候補をし、その第三者が、それ以外の候補者に対して嫌がらせ

圧力をかけて醜い争いにもっていけば、当選させたい候補者けがフリーになり、良いイメージのみを宣伝することができるわけです。

候補者は完全にとばっちりではありますし、否定だけすればよいわけですが、これに拍車をかけてSNS陰謀論過熱化し、

否定をすればするほど「こいつらが既得権益者側で、斉藤氏を陥れようとしているんだ」という思想に繋がっていった、という感じです。

これは現行法の抜け穴とも言うべき手法ではないかと思います

最悪、問題が表沙汰になっても、全ては立花氏が独断でおこなったこと、としてしまえば、どこまでいっても斉藤氏には影響が少ないです。

そしてこれは今後どのような選挙にも活用できます

第三者として立候補し、勝たせたい候補者以外に嫌がらせをする。

勝たせたい候補者ヒーローになるようなわかりやすストーリー喧伝する。

そうすることで、多くの人の心が動かされることは実証されたと思います

実際の所、流れた情報の何が本当で、何がデマなのかは誰にも判断できず、なにが正しいのか理解できている人はほぼいないと思われます

とにもかくにも、立花氏の戦略が、今の時代を的確に捉えており、柔軟に対応できたことが大きいと思われます

従来の選挙戦略では到底太刀打ちができない、新しい選挙のやり方が生まれてきたなという感想です。

私にも見えてない部分が多くありますので、他の方の分析も知りたいです。


11月19日 7時45分 追記

多く反響いただきありがとうございます

あれやこれが足りてないんじゃないかというご意見も多いですが、文章記載のように

自分の見えるものをまとめている限りですので、それぞれの側面から見える分析を多くの方にしていただきたく思います

また、反応を見ていても思うのですが、SNSでは正しい情報よりも、権力者は悪といって晒しあげたり

そうしたものを叩いてバカにしたり、誇張して歪めた情報の方が「面白い」のでバズって広まりやすいのだと思います

それは意見の中にもあるように、元々、TVメディアが今まで大衆向けにしてきたことで、その河岸SNSに移ってより制御がきかなくなったもの、とみるべきなのでしょう。

立花氏の行動のクローズアップはしていますが、あくまでそういった人々の習性のようなものを利用している、という部分はあるのではないかと思います

自戒も込めて、付記させていただきます

2024-11-14

トランプ政策ではインフレが進むとされる理由は3つ

1.関税

あらゆる外国製品に10%、中国製品には60%の関税との公約

これがもしも実施されると企業関税商品価格転嫁する。

すると物の値段が上がる。

インフレが進む。

2.減税

第一トランプ政権で行った期限付きの減税を恒久的なものとすることを筆頭に、

その他減税を行うと主張している。

減税になれば、個人が消費できるお金が増えるので購買行動に拍車がかかる。

結果として物の値段が上がり、インフレが進む。

3.不法移民対策

不法滞在者への厳しい強制送還や、不法移民アメリカに入れないための対策実施するとの公約

これが実施されると、不当に安い賃金で働く労働者が枯渇することになる。

その結果、人件費が上昇する。

そのコスト企業製品の値段に上乗せするので、物の値段が上がりインフレが進む。

ただどの公約公約通りに実施するかどうかは不明

より現実的政策になる可能性も高い。

実際、第一トランプ政権でも不発に終わった公約は数多い。

2024-11-12

anond:20241112053545

痛いというか、肌着みたいな格好(トップス)で平気で外に出てるのが触れてはヤバい人って感じがする。

袖と腹回りからサイズが合って無い服を来てるように見えるのもヤバさに拍車がかかってる。

2024-11-11

昆虫食騒動とはなんだったのか


去年の年明け、異常なまでに昆虫食炎上してたよな

学校における選択制のコオロギ使った給食が取り上げられた途端に

「無理矢理食わされる!!ギャアアアアアアアア!!」

ってネット中がヒス起こして

コオロギに6兆円の血税が使われる!」「日本人の味覚を壊そうとしてる!」

ってあちこちデマ陰謀論が撒かれて何万バズしてさ

コオロギ粉末使ったパン売ってるパスコなんか

「他のパンにもコオロギ粉末が混ざってるに違いない!ふざけんな!不買不買不買!!」

って不買運動呼びかけられまくって、それが何万バズもされて、

パスコ誹謗中傷デマを訴えるって言ったら

パスコ逆ギレしやがった!!」

ってますます炎上しまくった

ツイッター(当時はその名前)だけじゃない。youtubeでも昆虫食叩き、パスコ叩き、陰謀論動画が何十万再生もされて、コメント欄でもパスコ不買と叫ぶやつばかり

それまでなんだかんだ人気者だった昆虫食ゲテモノ食い系youtuberも肩身の狭い思いしてさ

バッタミックス粉って書いてある!もう昆虫食べさせられてるんだ!恐ろしい恐ろしい!みたいなアホな陰謀論がバズってさ(バッタミックス粉はバッタとは無関係)

昆虫食ちょっとでも庇えば炎上

当時力を持っていた暇空茜やなるも乗っかったせいもあって炎上陰謀論拍車がかかった

左翼コオロギ食そんなに庇うなら食べてみろよw」と煽りまくり

河野太郎が食べてみたらまた炎上。「ゴキブリ太郎」と呼ばれ悪質なコラが作られた

私も河野太郎は好きじゃないけど、あれはあまりに酷い

で、ちょっと時間経ったらみんなダーンマリ

いかにも、私は冷静で論理的フェミ左翼ポリコレみたいに感情的じゃありませんよ、昆虫食陰謀論で叩いたりしてませんよ、みたいな顔して

こっちは全部覚えてるから

普段、「フェミキモいというお気持ち規制や不買呼びかけたりしてるからクソ!俺たちはお気持ちじゃなくて論理的に動く!キモいって言葉は許されない使うな!」とドヤってる奴らが

昆虫食キモいキモいキモいキモいキモいキモい!!食う奴も売る企業キモいキモいキモいキモい!このままだと俺たちも食わされる!不買不買不買不買不買不買不買!!」

ってお気持ちヒス起こしまくってたこと。

普段冤罪にはあんだけうるさい連中が、

企業に「昆虫普通パンにも混ぜ込んで無理矢理食わせてる」となんの根拠証言もなく「冤罪」を着せ、デマ誹謗中傷を撒き、反論したら逆ギレと呼んでさらに叩きまくったこ

そして、誰一人として河野太郎にもパスコにも発端となった学校にも謝罪していないこと

まぁね

当時暇空茜のおかげで公金チューチューが騒がれてたし、SDGs的なものへのヘイトも溜まってた頃だったし

そんな背景もあってこんなにも昆虫食叩き、陰謀論が広まったのはわかるよ

でもお前らがパスコ河野太郎にした仕打ちは、それでは済まないからな

まさか、「フェミ草津町長に謝らない!」と言ってるお前らが謝らないなんてことないよな?

それからもう、二度とネット民の評判なんて当てにしないわ

あれほど教祖様のように持ち上げられてた暇空茜なんか今や見る影もないし。暇空茜の目の敵にしたものは誰もが叩いてた状態だったのに

聲の形川井みきだって、あれほど大悪人だと日本中バッシングされまくった後今更のように実は善人だとか言われてるし(川井みきが架空キャラでよかったなお前ら。現実女子高生だったらどんな惨事になってたことか)

青葉台駅痴漢冤罪と騒がれた事件も、痴漢の物的証拠が見つかるまで女性地獄に落ちろ人殺し女と日本中から叩かれまくったっけ

もう何も信じられねえわ

2024-10-02

anond:20241002082743

イスラエルとかユダヤかいうからおかしくなるんだよ

戦争イスラエル国民が望んでいることではない

 

イスラエル首相ネタニヤフは贈収賄詐欺背任の罪で裁判中だ

彼はガザ攻撃裁判が2ヶ月停止したことに味を占めてしまったらしい

逮捕から逃れるために各国に戦争を吹っかけている

 

  

現在ネタニヤフは司法支配下に置こうとしている

 

最高裁判所の決定を議会が覆せる

最高裁法律審査権を大幅に制限

裁判官の選定は政府が行う

 

三権分立破壊する行為イスラエル各地でデモが起こっているが国民には止めることができない

ネタニヤフによる司法制度改革は可決されてしまった

 

 

繰り返すけれど、イスラエル国民戦争を望んでいない

 

   

停戦交渉人質交渉が進まないのはネタニヤフが妨害しているからと捉えられているし、

戦争ネタニヤフが裁判から逃れるためのパフォーマンスだと見られている

 

民主主義であったはずのイスラエルネタニヤフによる独裁国家になろうとしているのが現在なんだよ

元増田イスラエル国民の味方なの?それともネタニヤフの味方なの?

 

2024-09-28

送りバント戦法は間違っているのか

野球オタク以外はどうでもいいネタ

長らく「手堅い作戦」「野球セオリー」とされてきた「送りバント」の評判が最近きわめて悪い。「実は送りバント戦法は得点確率が低いことはエビデンスでも出ている。バント固執する指導者老害」という意見が主流になっている。以下の記事典型的ものだ。

“非効率作戦”とわかっているのに…日本プロ野球で「送りバント」は、なぜ減らないのか? 歴史的な「投高打低」に拍車

https://news.yahoo.co.jp/articles/e6ac76b5d59c79948a1c6544838cffc53813633f


自分は、送りバント有効性を否定する議論は、全体としては間違いだと考えている。否定派は、そもそも問題として、バント有効ではないことのエビデンスを示すことは、一般に考えられているよりもはるかに難しいことがわかっていない。巷で出ている「送りバントは非効率」というエビデンスは、実際にはほとんど役に立たないエビデンスと言っていい。

例えば、バント戦法がより選択される可能性が高い状況を想像して欲しい。それは、一点を争う投手戦である。例えば、戸郷と才木が0ー0で投げ合って無死1塁という状況では、バント選択される可能性が高くなる。しかし、投手能力的にヒットを打つこと自体が難しいので、当然ながら点が入る確率は低い。

逆に強攻策が採用される状況は、既に点差が開いている状況で、投手調子が悪かったり、実力的に2、3番手が投げていることが多い。例えば3−8で負けていて無死1塁という状況では、バント選択されることはほぼない。投げている投手調子能力も高くないので、強攻して普通に安打が出やすい。

このように「バント得点確率が低い」という巷のエビデンスは、単に打てる確率の低い状況と高い状況を比較しているだけ、という疑似相関の可能性を考えなければならない。そもそもバントをあまり採用しないチームがあるとしたら、今年では横浜がそうであるように、強打者が揃っているチームである。なので、単純に打撃のいいチームと悪いチームを比較して、「バント得点確率が低い」と結論づけてしまっているだけの可能性もある。

以上のように、真にバント戦法の有効性を検証するには、投げている投手調子レベル、チームの打撃力といった条件を細かく丁寧に揃える必要がある。そうしたエビデンスは今のところ見られないし、おそらく複雑すぎて難しいだろう。送りバント有効性については、「勉強時間を1時間増やしたら点数が10点上がった」というレベルの明白なエビデンスは期待できないのである

私見では、そもそも送りバント指導者にが好まれるのは、得点確率が高くなるからという以外の根本的な理由がある。それは、「犠打」と呼ばれるように、そもそもバントにはチームのために自己犠牲にする、という象徴的な意味がある。自己犠牲姿勢を見せることによって、全ての選手に「チームのために」という意識づけをして、自己満足的なプレー抑制することが期待されているのであるしかし、こうしたバント効用については、データに基づくエビデンスで示すことはできない。結局のところ、送りバント有効性は、現場指導者選手経験に基づく実感でしか判断できないのでないかと思う。

2024-09-25

アポトーシスネクローシス(壊死)は違うし、君が国の状態に対してアポトーシスという喩えを使うなら、同じように国の状態に対してネクローシスという喩えを使ってはいけない理由が見当たらない。

追記:むしろ能登被災と今後辿るであろう展開はアポトーシスと言うよりネクローシスと言ったほうが喩えとしては的確だ。ここまで言ってもたぶん君は理解しないだろうけど。

健康な人体にアポトーシスが欠かせないように、元々人間は割のいい仕事や住みやす土地に集まるし、コスパが悪くなった場所は廃れるということを常に繰り返している。

その不断の流れの一瞬のスナップショットが過密な都市であり過疎の田舎だ。

昭和の一頃に栄えに栄えた林業の町や炭鉱の町が消滅し、たくさんの島が無人島になり、何もなかった丘陵ベッドタウンになり、またそのベッドタウン過疎化し、そういう動きは別に一方向的なものではない。

ある場所に人が住む合理性は恒久不変ではないというだけだ。

能登先端の災害過疎化拍車をかけたとして、別にそれは「日本が末端から壊死している」ことを示してない。

どんな田舎にも離島にも大勢の人がへばりつくように第一次産業頼みで暮らしているのが国として健康ことなのでもないし、逆に病気でもない。そういう選択にその時は合理性があるからそうなっていたというだけだ。

合理性が成り立たなくなった場所リソースを注ぎ込んでにぎわいを維持することは国力と関係ない。国家予算が有り余っている国でもそんなことはしない。

日本が末端から壊死してる」という俗耳に入りやすフレーズメタファーを与えられて「腑に落ちた」とかいう奴は腑に落ちるも何もそもそも何も考えてないし自分で何かを考える能力もない。何か考えたような気分に浸るのが好きなだけだ。バカは単純に図式化されたら理解した気になるが、お前は人生で何も理解していない。死ねばいいのに

anond:20240925010900

anond:20240925005109

健康な人体にアポトーシスが欠かせないように、元々人間は割のいい仕事や住みやす土地に集まるし、コスパが悪くなった場所は廃れるということを常に繰り返している。

その不断の流れの一瞬のスナップショットが過密な都市であり過疎の田舎だ。

昭和の一頃に栄えに栄えた林業の町や炭鉱の町が消滅し、たくさんの島が無人島になり、何もなかった丘陵ベッドタウンになり、またそのベッドタウン過疎化し、そういう動きは別に一方向的なものではない。

ある場所に人が住む合理性は恒久不変ではないというだけだ。

能登先端の災害過疎化拍車をかけたとして、別にそれは「日本が末端から壊死している」ことを示してない。

どんな田舎にも離島にも大勢の人がへばりつくように第一次産業頼みで暮らしているのが国として健康ことなのでもないし、逆に病気でもない。そういう選択にその時は合理性があるからそうなっていたというだけだ。

合理性が成り立たなくなった場所リソースを注ぎ込んでにぎわいを維持することは国力と関係ない。国家予算が有り余っている国でもそんなことはしない。

日本が末端から壊死してる」という俗耳に入りやすフレーズメタファーを与えられて「腑に落ちた」とかいう奴は腑に落ちるも何もそもそも何も考えてないし自分で何かを考える能力もない。何か考えたような気分に浸るのが好きなだけだ。バカは単純に図式化されたら理解した気になるが、お前は人生で何も理解していない。死ねばいいのに

2024-09-24

男に襲われたときの話

昔の話なんだけどさ

20代自己肯定力激低の女子力ゼロの女でさ

仕事と家の往復

コミュ障オタクなので家に帰ったらアニメ見たり漫画描いたりの日々

20代女子ってまあクリスマスとか金曜日とか休日出勤嫌がるじゃん

聞いたらデート約束が、とかさ。

私はぼっち喪女なんでそういう女子達と当番変わってあげたりしてた

自分子供を産めないし結婚もできないであろう出来損ないと思っていたので、せめて普通きらきら女子には私の分も日本少子化打破に頑張って欲しい、みたいな気持ちがあった

まあそんなだから毎日帰るのも遅くてさ

アトピーがでるから化粧もしないし、髪も染めてもないぼっさを後ろでくくっているだけのほんとにひでーもんでさ

体型は普通だったけど、これは単に食べるより寝てたからだな

ある日24時過ぎに家に帰ってきて、これまた昨日の夜同人誌入稿した後で眠気マックスでさ

開放感から途中のコンビニでストゼロ買って飲みながら歩いて家に入って

鍵を閉めなかった

というか酔っ払ってて忘れてた、記憶がない

どうやら家に戻ってそのまま布団にダイブしたらしい

なんか夜中に音がするなって目が覚めたら男が自分の上に乗ってたよね

電気つけてたはずだけど消されてて、ベッドの照明だけだったから顔はよくわからんかったけど男の人だったよね

もう本能的な恐怖で悲鳴を上げ…るかと思ったけど硬直してあんときなにもできないんだな

怖くて怖くて、相手もこっちに気づいたらしくて

ああ、なんか書けると思ったけどこの後のことはちょっと無理だかけん

 

んでまあ犯されちゃったんだけどさ

酔っ払ってるからよく覚えてないし酔っ払ってたおかげで恐怖が吹き飛んでた気がする

恐ろしくて抵抗できなかったせいか男はやることやったら去って行ったが、この事を警察に喋れば殺すみたいにいわれた

普通はその場はうんうん言って後で警察に行くんだろうけど、結局行かなかった

一生喪だと思っていたのでまさかこんな形で経験するとは…とか、男って女を物みたいに扱うんだな、少女漫画BLみたいのはないんだなあ

男って怖いな

なんて思いながら、とにかく怖かったのでその日はタクシー読んでホテルに泊まって次の日家に帰らず会社休んで家探してそのまま引っ越し

 

で、あの経験でなにかが吹っ切れたというか、ああ、男にあんなに扱われるほどやっぱり私って価値がないんだなーっていう気持ち拍車がかかっちゃってさ

完全に蛙化現象の自己ネグレクト女のできあがりよ

で、なんでそんなこと思いだした勝手言うと、Xで性暴力あいかけた女性の実話漫画とかでてきてさ

男に襲われたその時に彼氏通話中で、彼氏が怒って泣いてくれて結婚して子供も産まれたけどトラウマあります、でさ

この人の苦しみは私もよくわかるんだが

 

おまえ別に理解のある彼っっぴぴいて結婚して子供いるんだからなに悲劇のヒロインぶってんだ?

こちとらひでーことされた時も彼氏なんていないから一人で無になるしかなかったし、その後彼氏旦那になりましたなんてのもなかったし

20年経っても喪女独身なんだがなんだこいつ

 

とか思っちゃったんだよなー

私は醜い

つか、私はこの経験男嫌いになったので、結婚とか全然考えられないんだけど、いやまあそれ以前に私を好きになる男なんて世界に一人もいないと思うけど

この人は性暴力あいそうになったタイミングですでに出来る彼氏がいて、男はそんな怖い奴ばっかじゃない!ってわかってたか結婚出産というイベントをこなせたわけで

いや、理屈では辛さに上下はないとか、不幸自慢はやめようとか分かってんだけど頭に浮かんでしまたこくそきたねえ性根に自虐しちゃったわけですわ

 

はてなだとどうせ

「そんなだから結婚もできないし彼氏もできないんだよ」とか言われるんだろうなと思いつつ吐き出してみる

 

まあでも笑えるのがそんな私なのに漫画描いて生計立ててることだわ

己の恋愛経験なんてゼロのくせに恋愛BLとかNL描いてるの我ながらウケる

そしてまあまあ評判がいいのもウケる

anond:20240924164210

日本人は悲観的な見方をする人が多すぎるのかもね。

災害大国ということもあるから、そういう人が生き残ってきたのはさもありなん。

あとは同じ階級内で比較して出る杭を叩く文化もあってうまくいかないのかも。

同じ階級ならすべての待遇が同じくらいでないと気がすまない。

戦前であるいは明治維新まではきちんと階級が分かれていて、ほかの階級に対して何も思わなかった。

戦後GHQ占領によって自由主義というか、若者文化流入してから

"表向きの"階級社会はなくなったし、子孫それらを内面化していった。みんな平等自由だと。

とはいえ為政者や各種団体資産家はうまく隠してはいるけどね。

有名人だろうが、政治家だろうが、経営者だろうが

自分たち平民と同じ生活じゃないとおかしいという価値観が植え付けられた。

でも実際は同じわけ無いよね。責任難易度も何もかも違うミッションなのだから

から皆やりたがらないんだよ。

昔はさ、まだ一定リスペクトがあったのだと思うよ。

事業家や、政治家や、伝統芸能の家々なんかに対するね。

でもさ、ここまで同じものを求められたら誰も表舞台に立とうとは思わないよね。

全く持って割に合わないもの

それに対し、80年後半あたりからさら拍車をかけたのがインターネットSNS

あらゆる人間成功例、失敗例がいくらでも流れてきて

成功からは、自分も同じ学校地域クラスタ出身なのに彼らはこんなに頑張って、成功している…自分ダメな奴だ。

失敗例からは、彼らと比べれば自分はいい方だ、まあこれで良しとしよう。

こういう、挑戦しない理由いくらでも流れてきてしまうことに。

一億総セルフ・ハンディキャッピングとでも言おうか。

ぜんぶ適当だけど。

2024-09-15

anond:20240914205105

それは単純に「慣れ」だよ

同じAV観てるようなものだし、しか毎日顔を合わせてるうえに

人間味ある部分を見てるわけだから特別感がなくなるのは当たり前

そして「勃たせないと」というプレッシャー拍車をかけてるだけ

しばらく他の女抱いてれば新鮮味が出るよ

2024-09-12

干支心配より料金を心配する増田須丸水パン四をン着うょ利莉良いパン氏の問え(回文

おはようございます

私は今朝の慎重さは欠かせないようにして増田を書くの。

だいたい見ていると増田って

アゲな増田かチルな増田かのどちらかの可能性が大なり小なりあるんだけど

私はどちらかというと

テヘでペロな増田かな?

なんてそんなことどうでもいいのよ。

夏の暑いのにかまけていないで

真面目に秋を迎える時期を過ごさないとあっと言う間にまた年末が始まるわ。

でもさ

もう来年干支の決まることを気に掛ける必要が無くなるかもしれないの。

だって葉書代がめちゃくちゃに上がってない?

あれじゃ来年干支が何に決まるかって心配より

ハガキを出す料金の方が高くてそっちの方が心配になるんじゃない。

あれ郵便局の人ってハガキを出してほしいのかしら出してほしくないのかしら?

どっち?って思うわ。

年賀状だけ特別50円!って料金にしたら

まあ出すのを止めるって人も1歩踏みとどまって考え直すきっかけになるかも知れないのよ。

そんな鰯気なことを考えているか

年賀状がープレイステーション5プロがーって値段のことになるとみんなそう言うのよ。

たぶん私の場合

年賀状が来た人に対してお返事を書く黒ヤギさんタイプ運用の仕方の年賀状なので、

枚数出さないからさほど葉書代は気にならないので、

やっぱりどちらかというと

来年干支が早くに決まってほしいのよ。

じゃないとイラストがイモ判が彫り作れないじゃない。

たぶんイモ判職人さんが年末大変になるのはその理由よ。

まあそれはともかく、

そのイモ判を作った後で作るサツマイモ天ぷらが美味しいのなんのって

その年賀状はだからイモ判なので

大量印刷は多色印刷には向かないけれど

文字通り味わい深い味のサツマイモ天ぷらになるのよ。

あんまり私はそのサツマイモ天ぷらの美味しい!って感じる人生にまだ到達していないので

いつか来るであろう

そういう急にミョウガが大好きになったみたいな感じで訪れると思うわ。

その時のためにやっぱり年賀状ってのは料金据え置きで

私の考えた冴えた1番の方法でいうと

年賀状特別料金の50円で出せる戦法ってのはどう?

普及の拍車がかかると思うんだけどなぁ。

1通四捨五入して約100円!

やくみつるさんのそっくりさんやくみつるさんにどのぐらい似ているのかって言うのなら約みつる!っていうぐらい

その約100円ぐらいを投じて年賀状書かないでしょーってなるの。

みんな心配している来年干支レースの優勝で決まる干支よりも

もっと年賀状代のハガキ代のことを気にした方がいいと思うんだ。

もう周りの料金がどんどん上がるばかりよ!

料金そのままで増えるのはペットボトル麦茶だけじゃない

あの500ミリリットルの規格でのサイズ感で600ミリリットルとか!

麦茶だけ増え続けるこの世界なに?

謎だわ。

世の中料金が上がって困っているのに、

料金据え置きで容量が増えていくのは麦茶だけって。

これもなんか世界情勢とか関係あんのかな?

よく分からないわ。

たぶん

夏の在庫が多く買ってしまった麦茶の素を使い切るためにたくさん作って500ミリリットルペットボトルに無理矢理600ミリリットル充填している可能性は大なのね。

あの密室茶室麦茶の量を500ミリリットルから600ミリリットルに変えるのなんて不可能なの。

完全なトリックだわ。

本当に謎よね。

上は大火事下は洪水ってなぞなぞがあるけど

それを言うなら逆じゃない?

上は洪水下は大火事!って

それなら理屈が通ると思うだけど。

これも一種トリックねお風呂場の完全密室のよ。

トリックだわ。

うふふ。


今日朝ご飯

ハムチーズタマサンドしました。

チー牛ならぬハムチーって言われちゃうのかしら?

もー。

でも美味しく頂けたからまた朝の元気の源よ!

デトックスウォーター

好調

水出しルイボスティーウォーラーね。

お茶っ葉を入れて一晩入れておけば出来る簡単なので

夏の忙しいときの重宝さは半端ないわ。

ゴクゴク飲んで

水分補給もまたしっかりとね!


すいすいすいようび~

今日も頑張りましょう!

2024-09-06

anond:20240112183640

実はこれ、世代問題ではなく年齢の問題なんだよ

今でも中学高校運動部や一軍女子の間では「アニメっぽいものが好き=ちょっとキモい」のは変わってない

それはなぜならそういうのが好きなのって幼いし、ガキっぽいか

中高生特有の、社会から閉ざされた環境簡単に抜け出せない固定化された人間関係、その結果生まれる過度な同調価値観の同質化が拍車をかけてアニメへの偏見を作り出す

から今でも中高生運動部や一軍女子の間ではオタクアニメはウケてない

嘘だと思うならSNS中高生コメントを注意深く見ていくといい、そこにはまだ分断があるから

 

でもそんな彼ら彼女らも高校卒業して大学に進学したり社会で働きはじめると、環境の変化、人間関係の複雑化、多様な価値観を経て、「アニメ=ええやん」に変わり始めることがある

そうなると小さい頃のアニソンを懐かしんだり、友人・知人に勧められて深夜アニメを見始めたりするんだ

増田経験はつまりそういうことなんだよ

世代問題ではなく増田24歳になったから同世代の子たちの変化に気づいたんだ

2024-08-27

出来が良いのにプレイが辛い、ゼルダの伝説ブレスオブザワイルドというゲーム

ブレスオブザワイルド、数年前からやってみては心が折れる、心が折れながら辛い周回を過ごし、リセットして最初から、を繰り返している。

リセット癖があり、なんかうまくいかないと最初からやり直したくなる性格が辛さに拍車を掛けている。

武器がポキポキ折れることで有名なゲームで、ポキポキ折れるからこそ組み合わせをいろいろ試せて新たな戦略が生まれるという話もあり、それ自体はそうかなとも思う。

ただ、自分はうまくできるまでトライアンドエラーを繰り返したいタイプなのだダンジョンギミックも実際に動かしてみて仕掛けを理解したい。

それをやってると瞬く間に耐久を消費して、ダンジョンスイッチを入れるだけのことに弓や剣が壊れるのが切ないし、場合によってはリセット祭りになったりする。

というか、そうなってくると苛々してくるので攻略サイトに手が伸びる。

気が短いのが悪いのはそうなんだろう。ちょっと詰まる度にいちいち攻略サイトを見るのはスポイルしている気がしてそれも精神負担になる。

はじまり台地では良かったが、それなりに良い武器が集まるほど負担になっていく。

武器が壊れたらまたこれと同等のものを取りに行かなければならないと思うとそれもストレスだ。

武器ポーチというのも、ちょっとよくわからない考え方だ。

グラフィック的に背中に背負っている武器は近接と弓と盾1種類ずつだが、システム上は凄い数の武器を持ち歩いている。それから料理資源と服も。

最初は明確な拠点存在せず基本的に全財産を持ち運ぶ仕様だとそうなる。それだったらまとめてどこかに置かせて欲しい。

あるよ、自宅買えば、武器置き場が。

しかし各種類三種類しか置けないのだ。おまけに、英傑武器という微妙に使いづらい武器の保管で場所を取られるので、自宅のインテリア以上の役割はない。

それに、余った武器を売っぱらうこともできない。いくら持ってても場所を取らない服は売っぱらえるのに、おかしいやろ。

現実的に考えれば武器も防具も人間が作ったもののはずだが、このゲームでは武器自然から採取するもの、防具は人の手が加わるもののようだ。

武器が壊れるゲーム自体はそんなに嫌いじゃないのだ。

Cataclysm:DDAというフリーゾンビローグライクゲームクラフト武器を作るが、最初の急拵えの武器はブレワイぐらいポキポキ折れる。

それが溶接や加工技術を覚えると徐々に壊れにくい武器になっていき、愛着も湧いてくる。

それでも次第に劣化していくが、その頃にはもっと高度な武器クラフト可能になっている。

またCDDAでは持ち物の重量だけではなく容量にも制限があり、ショッピングカートや車に乗せて運ぶことになる(それも重量や鮮度に制限がかかる)し、武器は鞘に収めたり肩に掛けるなどして厳選して持ち歩く必要がある。が、それもそうだと思うのであまり理不尽な気はしない。

武器破壊や個数制限のようなゲーム的な制約がリアリティ寄与せず、単にゲームデザインにの寄与しているゲームは苦手だ。

他にも、種類も数も少なすぎるマップスタンプの問題がある。

ここでこれが取れる、ここにはこんな敵がいる、ここでこの宝箱をスルーした、世界が広大すぎるので、逐一メモしておきたい。

しかし、細かい情報メモ代わりに使うにはあまりにも制限がキツい。過去採取メモスタンプを消して新たなスタンプを貼る始末。

スタンプの種類が少ないので常に☆を使うことになり、何のメモだったのか思い出せないのも辛い。

とにかく、採取したいアイテムがどこにあるのか分からないので結局攻略サイトを頼っている。攻略サイトも見やすいわけではなく、情報処理に精神リソースを食われて辛い。

攻略サイトを使わないようにすると記憶力に頼ることになりそれもメンタルゴリっと削っていく。

と言って、出来は良いのだ、明らかに

グラフィックマップデザインは綺麗だし、文句が多い雨や落雷システム自分はかなり好き(クライムシリーズジャンプより雨滑り軽減が良かったな)だし、これだけ広大なワールドゲームで、一体一体のザコ敵との戦闘アクションがしっかり設計してあるゲームは珍しいかもしれない。ザコ敵との戦闘の方が戦略性の面で戦い方が決まっているボスよりも楽しい

ただただ、自分がそこまで3Dアクション得意ではないので満喫できているとは言い難いが。

ここまで書いてきて、アタマが柔らかい若者であればこの情報処理濃度に疲弊することなく、ついていけるのかもしれないと思ったりもしなくもない。

2DゼルダDSゼルダ満喫した世代悪口言われることの多いタッチペンアクションで射的の最高記録に延々挑戦していたのも今は昔。もう、ゲーム要求する情報処理能力についていけなくなっているということかもしれない。

ティアキンはビルド要素が楽しそうではある(ティアキンをやるためには予習が必要になるかと思い、今回またブレワイを最初からやってみた)が、どうやら自分冒険はここまでのようだ。

2024-08-25

物流業界のはしくれのオタクラストマイルを見る

オタクわい、ラストマイル製作から業界問題物語への落とし込みをくらって、えらい目に遭いました…… 

さすがですほんと……見事すぎる。

現実のいくつもの問題を、エンタメとして質を犠牲にせずに誇張も矮小化もせずに書いている。

ロジスティクスセンターとはあまり関わったことがなく、運送会社側の話が多くなりますが、物流業界問題という視点個人の感想を書いておきます

(人から聞いた話もあるので、違うこと書いてたらすみません

めちゃくちゃラストマイルネタバレありです。


まらないベルトコンベア

タイトルシーンからとあるごとに出てくるベルトコンベア

まらない社会の流れ。本作では誰かの辛さ、誰かの欲望、誰かから圧力が止まらない連鎖となって事件が起こり、このメタファーとしてベルトコンベアを据えているのが印象的でした。

ドライバー給与

映画の序盤で、羊急便のドライバー賃金について触れる場面が何回かありました。

(「1個運んでいくらだぜ」、「いくら運転しても荷物受け取ってもらわなきゃ金もらえない」、「配送止めた分の運賃は……」という呟き)

実際ドライバー低賃金はかなり問題になっていています

平均賃金が他業界より2割低く、平均労働時間が2割長いのが物流業界です。

特に最近残業時間にも規制がかかり、長く働きにくくなることから残業でも稼ぎにくくなってきており、ますます人手不足にも拍車がかかっております

ドライバー給与を上げればよいのでは、という問いの回答は、給与は結局荷主(荷物の依頼主、映画だとDailyFast)が払う運送から払われ、その運送料が上がりにくいのは映画のとおり…

そしてその結果、緊急時でもリソースが集められないという事態になるわけで、終盤の八木さんのタバコシーンが一層やるせなかったです

以下は補足なので流し読みでも。

ドライバー給与運送会社によってだいたい以下が代表的だと思います

①歩合制

②日給(時間給)制

シンプルなところだと歩合制すらなく固定給ですし、複雑なところだと歩合も複数の要因から組み合わせて構成されます

歩合制の代表的ものは、映画に出てきたような1配達いくらというもの。ほかに時間距離いくらというものなど。

以前は時間制が主なところも多かったようですが、俗に言う2024年問題残業時間規制が強くなり、ドライバー時間で稼ぐより成果で稼げるようにして残業時間の低下のモチベーションを上げる取り組みが増えてきています

また、映画中の運送会社である羊急便はロジスティクスセンター荷物個人に届ける画一的配送が多かったようですが、実際には荷役と呼ばれる作業配送前後の積み込み荷下ろしやパッキング、棚入れなど多岐に渡り、これもこれで問題が山積してるのですが…)が課せられることもあったり、資格必要配送があったりというケースもあるので、そういったケースごとに歩合を出している会社もあるようです。

アナログ現場

映画中盤で、荷物のチェックのフロー運送前に組み込まなければならず、医薬品配送が滞り、どこにあるのかを追おうとしてFAXで追えない!?というシーンがありました。

また、慌てふためく事務所に大量の紙書類。チラリとボカシで見えるExcelのような画面。

これもすごく胃が痛くなった……

トラック業界で働く人間の45%以上は40代以上、29歳以下は10%以下。

事務員ドライバーあがりの場合もかなりあります経理系は女性若い方もいますが、特に配送手配、計画系はことさらベテランドライバーあがりも多く、PCキー操作もおぼつかない人も一定数います

また、忙しい際は事務員や所長自ら配送に出る場合もあり、そうなるとメールすら満足に見れないわけで、未だに電話FAXがはびこる業界になっています

また、自拠点PCを使いこなせたとしても、連絡先の拠点(や、他の協力関係にある他の運送会社倉庫など)も使いこなせない限りはアナログでの連絡は残ります

ただ、羊急便はある程度大きな会社ぽかった(本社でなくてもそこそこの事務人員がいた)ので、これを機に改革しようと思えばある程度は融通を利かせられるかもしれません。

仕事を渡す側と仕事を貰う側、競合と協力

映画を通して、様々なストレスがDailyFastと羊急便に押し付けられます

警察から捜査協力要請、DailyFast上層部からの売上の圧力、受取り手から荷物が届かないクレーム

そして羊急便にはDailyFast西武蔵野ロジスティクスセンターからの、責任と、低料金の負担押し付け

同じ物流業界でも、仕事を渡す側と仕事を貰う側、つまりお金を払う側と払われる側、お客様側とサービス提供側という立場の差がこの押し付けにあります

特に羊急便は6割の仕事をDailyFastから貰っており、これを切られるというリスクがある以上常にイニシアチブをDailyFastが握っています

また、賃金交渉をしようにも、そういった立場差の他に競合企業存在もあります

運送会社提供するサービスとは、物をある場所からある場所に運ぶこと。他社との差がつけにくいのです。

(もちろん資格特殊車両必要荷物の扱いや、積み下ろし後の作業など、独自価値提供して差をつけようとしている会社もあります

そのため、依頼主から要求を受け入れなかったり交渉しようとすると、簡単に切られてしま可能性があり、ドライバー社員を食わせていけなくなる。

八木さんの、本社から電話にキレるシーン。DailyFastにばかり依存して、おまえらが安い金額で請け負うから……という話の背景にはそういった事情もあるのではないかとおもいます

そして終盤のストライキ報告時の、「脅しは立場が上の者が下の者にやること、これは交渉です」という言葉

すべき交渉を、かれらはやり切りました。

このストライキの裏には、中盤の医薬品のように、その間「届かない荷物」の存在があることを忘れてはいけません

ストライキをしたドライバーたちは、運んだ先の相手の、「医薬品が届かなかったときの困る姿」も「備品が届かなくて仕事が進められない姿」も、「誕生日プレゼントが届かなかったときの悲しみ」も容易に想像できるし、届けることの責任と喜びも知ったうえでその選択を選んだ、あるいは選ばねばならないのですから……

個人としては、SNS賃金愚痴を言う人が増えたこ社会で、もっとストライキは起こっていいと思うのですけど。

また、それを支えるのは羊急便以外の(おそらく大手の)運送会社の連名意見書でした。

運送会社では、荷物が溢れたときに他の会社に溢れた荷物を頼んだり、頼まれたりする協力関係も、競合関係の他に持ち合わせています

これはこれで多重下請け構造の発生などのよくない側面も持ち合わせているのですが、今回は運送会社としての連帯感がこの会社間に作用したように見えます

正直胃のキリキリとやるせない感情で本当に爆泣きしてしまってところどころの記憶曖昧です。こんなはずでは……久々の伊吹藍の供給だぞ……

でも胃が本当に痛くなるのでしばらくは見られなそう……助けて……

社会必須インフラである物流業界に山積する問題

本当に、10年後どうなっているんでしょうね

どう、変えられるんでしょうか 

あなたはどう変えますか?

物流業界のはしくれのオタクラストマイルを見る

オタクわい、ラストマイル製作から業界問題物語への落とし込みをくらって、えらい目に遭いました…… 

さすがですほんと……見事すぎる。

現実のいくつもの問題を、エンタメとして質を犠牲にせずに誇張も矮小化もせずに書いている。

ロジスティクスセンターとはあまり関わったことがなく、運送会社側の話が多くなりますが、物流業界問題という視点個人の感想を書いておきます

(人から聞いた話もあるので、違うこと書いてたらすみません

めちゃくちゃラストマイルネタバレありです。


まらないベルトコンベア

タイトルシーンからとあるごとに出てくるベルトコンベア

まらない社会の流れ。本作では誰かの辛さ、誰かの欲望、誰かから圧力が止まらない連鎖となって事件が起こり、このメタファーとしてベルトコンベアを据えているのが印象的でした。

ドライバー給与

映画の序盤で、羊急便のドライバー賃金について触れる場面が何回かありました。

(「1個運んでいくらだぜ」、「いくら運転しても荷物受け取ってもらわなきゃ金もらえない」、「配送止めた分の運賃は……」という呟き)

実際ドライバー低賃金はかなり問題になっていています

平均賃金が他業界より2割低く、平均労働時間が2割長いのが物流業界です。

特に最近残業時間にも規制がかかり、長く働きにくくなることから残業でも稼ぎにくくなってきており、ますます人手不足にも拍車がかかっております

ドライバー給与を上げればよいのでは、という問いの回答は、給与は結局荷主(荷物の依頼主、映画だとDailyFast)が払う運送から払われ、その運送料が上がりにくいのは映画のとおり…

そしてその結果、緊急時でもリソースが集められないという事態になるわけで、終盤の八木さんのタバコシーンが一層やるせなかったです

以下は補足なので流し読みでも。

ドライバー給与運送会社によってだいたい以下が代表的だと思います

①歩合制

②日給(時間給)制

シンプルなところだと歩合制すらなく固定給ですし、複雑なところだと歩合も複数の要因から組み合わせて構成されます

歩合制の代表的ものは、映画に出てきたような1配達いくらというもの。ほかに時間距離いくらというものなど。

以前は時間制が主なところも多かったようですが、俗に言う2024年問題残業時間規制が強くなり、ドライバー時間で稼ぐより成果で稼げるようにして残業時間の低下のモチベーションを上げる取り組みが増えてきています

また、映画中の運送会社である羊急便はロジスティクスセンター荷物個人に届ける画一的配送が多かったようですが、実際には荷役と呼ばれる作業配送前後の積み込み荷下ろしやパッキング、棚入れなど多岐に渡り、これもこれで問題が山積してるのですが…)が課せられることもあったり、資格必要配送があったりというケースもあるので、そういったケースごとに歩合を出している会社もあるようです。

アナログ現場

映画中盤で、荷物のチェックのフロー運送前に組み込まなければならず、医薬品配送が滞り、どこにあるのかを追おうとしてFAXで追えない!?というシーンがありました。

また、慌てふためく事務所に大量の紙書類。チラリとボカシで見えるExcelのような画面。

これもすごく胃が痛くなった……

トラック業界で働く人間の45%以上は40代以上、29歳以下は10%以下。

事務員ドライバーあがりの場合もかなりあります経理系は女性若い方もいますが、特に配送手配、計画系はことさらベテランドライバーあがりも多く、PCキー操作もおぼつかない人も一定数います

また、忙しい際は事務員や所長自ら配送に出る場合もあり、そうなるとメールすら満足に見れないわけで、未だに電話FAXがはびこる業界になっています

また、自拠点PCを使いこなせたとしても、連絡先の拠点(や、他の協力関係にある他の運送会社倉庫など)も使いこなせない限りはアナログでの連絡は残ります

ただ、羊急便はある程度大きな会社ぽかった(本社でなくてもそこそこの事務人員がいた)ので、これを機に改革しようと思えばある程度は融通を利かせられるかもしれません。

仕事を渡す側と仕事を貰う側、競合と協力

映画を通して、様々なストレスがDailyFastと羊急便に押し付けられます

警察から捜査協力要請、DailyFast上層部からの売上の圧力、受取り手から荷物が届かないクレーム

そして羊急便にはDailyFast西武蔵野ロジスティクスセンターからの、責任と、低料金の負担押し付け

同じ物流業界でも、仕事を渡す側と仕事を貰う側、つまりお金を払う側と払われる側、お客様側とサービス提供側という立場の差がこの押し付けにあります

特に羊急便は6割の仕事をDailyFastから貰っており、これを切られるというリスクがある以上常にイニシアチブをDailyFastが握っています

また、賃金交渉をしようにも、そういった立場差の他に競合企業存在もあります

運送会社提供するサービスとは、物をある場所からある場所に運ぶこと。他社との差がつけにくいのです。

(もちろん資格特殊車両必要荷物の扱いや、積み下ろし後の作業など、独自価値提供して差をつけようとしている会社もあります

そのため、依頼主から要求を受け入れなかったり交渉しようとすると、簡単に切られてしま可能性があり、ドライバー社員を食わせていけなくなる。

八木さんの、本社から電話にキレるシーン。DailyFastにばかり依存して、おまえらが安い金額で請け負うから……という話の背景にはそういった事情もあるのではないかとおもいます

そして終盤のストライキ報告時の、「脅しは立場が上の者が下の者にやること、これは交渉です」という言葉

すべき交渉を、かれらはやり切りました。

このストライキの裏には、中盤の医薬品のように、その間「届かない荷物」の存在があることを忘れてはいけません

ストライキをしたドライバーたちは、運んだ先の相手の、「医薬品が届かなかったときの困る姿」も「備品が届かなくて仕事が進められない姿」も、「誕生日プレゼントが届かなかったときの悲しみ」も容易に想像できるし、届けることの責任と喜びも知ったうえでその選択を選んだ、あるいは選ばねばならないのですから……

個人としては、SNS賃金愚痴を言う人が増えたこ社会で、もっとストライキは起こっていいと思うのですけど。

また、それを支えるのは羊急便以外の(おそらく大手の)運送会社の連名意見書でした。

運送会社では、荷物が溢れたときに他の会社に溢れた荷物を頼んだり、頼まれたりする協力関係も、競合関係の他に持ち合わせています

これはこれで多重下請け構造の発生などのよくない側面も持ち合わせているのですが、今回は運送会社としての連帯感がこの会社間に作用したように見えます

正直胃のキリキリとやるせない感情で本当に爆泣きしてしまってところどころの記憶曖昧です。こんなはずでは……久々の伊吹藍の供給だぞ……

でも胃が本当に痛くなるのでしばらくは見られなそう……助けて……

社会必須インフラである物流業界に山積する問題

本当に、10年後どうなっているんでしょうね

どう、変えられるんでしょうか 

あなたはどう変えますか?

anond:20240823165753

英語じゃないけど、俺ずっとジビエのこと「地冷え」だと思ってた。

なるほど~~~昔の猟師さんは地中に埋めて獲物を冷やしていたからそう呼ぶのか~~~って勝手に納得してた。ほら、氷室とかあるじゃん? ああいう感じのを勝手妄想してた。

ジビエという単語ネットとか雑誌とかの文字しか知らなかったのも誤解に拍車をかけていたと思う。人が発音してるのを聞いて「??? なんかアクセントおかしくね???」って思ったのが語源を調べてみるきっかけだった。なんでみんな「ジ『ビ』エ」じゃなくて「『ジ』ビエ」って発音してるんだろうなって思ったよ!

2024-08-17

別れを切り出した側なのに、未練タラタラ自分が嫌い

結婚を考えていた恋人と別れた。

理由は家庭の事情。私が請け負える範疇を上回ると判断し、別れ話を切り出した。

 

相手には如何ともしがたい理由で別れを切り出すことは人道に反すると思い、

別れるまではいかに相手の心の傷が少なく済むか、その手順にばかり注視していた。

その過程で、自分の心の持ちように目を向けることはなかった。

 

さて、私の配慮が功を奏していたか不明だが、とにもかくにも、私は別れた。

 

私は過去に何度か別れ話は経験があり、私自身の心の持ちようとしては過去と同様の経過を辿ると思い込んでいた。

すなわち、二週間ほどグッと抑うつ傾向になるけど、時間経過とともに治っていると。

  

しかし、今回のケースは別れてからしばらくたっても、未練タラタラで、まったく改善する気配がない。

 

その原因を考察すると、今回は相手に対する好意が残っていながら、事情ゆえに別れることになったという件で過去の別れとは異なっていた。

別れるタイミングで冷め切っていない状態というのが初めてであった。

いざ別れてみると相手に対する執着が自分の中に眠っていたことを痛感した。

 

痛感した後、酷く自己嫌悪に陥った。

相手の背負ったキツさと比較して、私の背負った痛みなど矮小であるにもかかわらず、

自分がキツいと感じてしまう浅ましさ。 

フった側のくせに喪失感を感じる傲慢さ。

全ての感情自分由来で、相手配慮に書く狭量さ。

 

「私、キモすぎる」という感覚が全身を支配抑うつ傾向に拍車がかかることになった。

今はただ嵐のような自己嫌悪が過ぎ去ってくれるのを祈るのみである

2024-08-12

久しぶりに夜の繁華街に出掛けたらかわいいね的な声掛けを受けた。ナンパ目的じゃなくキャットコールの類いだと思うのだけど小さい頃から全然他人にそういう言葉をかけてこられなかったのでそういうのでさえちょっと嬉しくなってしま自分気持ち悪い。

親戚が多かったのだけど男が多く、女はすごく年上が数人と同い年が1人いた。その同い年が小さなからかわいくて向こうの親が自営業収入不安定からということで祖母がえらくかわいがっていたのはうっすら覚えている。自分に対してはまあ幼子特有のかわいさはあるよね!化粧を覚えたら女は変わるし!な雰囲気をずっとずっと感じていた。

そんな自分はある程度の年齢になっても身なりを整える発想が出てこず、典型的オタクになっていたのだがその頃すでに同い年の親戚は化粧を覚えてかわいさに拍車がかかっていた。親戚の集まりに行けば比べられるから行きたくないなと思う頭はあるのに、身なりを整えることはしなかった。整えたところで笑われて終わりだと思っていたから。

そこから更に時を経て、社会人になって身なりもそれなりに整えられるようになってから出来た友人は自分を褒めてくれるので昔ほどコンプレックス大暴れは収まってきたが、今でもコンプレックス背中に張りついているのを感じてる。

祖母はとっくに亡くなっているのだが墓守は私が任されているし、かわいかった親戚は両親こそ亡くなったが幸せ暮らしているしなんか毎回飲み込みきれないモヤモヤを抱えてブス根性でこのまま生きていくんだろうなーと、ふと思っただけの話である

毎年同じ内容を投稿しているが、今日広陵明徳義塾が登場するので、このタイミング修正して再投稿

日本高校野球の歪さとして、酷暑の開催と過密日程はよく言われるところだが、もっとも深刻なのは私学強豪校の過剰な部員であると思う。広陵は150人、明徳は108人を抱えている。他にも鶴岡東聖光学院などが100人を超えている。大多数が通学圏外の「野球留学」の選手である

周知のように現在は超少子化時代で、子供におけるスポーツとしての野球に対する人気もサッカーバスケはるか後塵を拝するようになっている。にもかかわらず、甲子園に出ている私学強豪校は、現在でも100人を超える部員を通学圏外からかき集めるという、子供の数が多くてスポーツといえば野球王様だった時代にかろうじて許されたやり方を、最近にもなってもむしろ加速させている。

その結果として何が起こっているか想像の通り。地元では有名だった中学生野球選手が、通学圏外の部員100人超えの強豪校に進学して3年間公式戦に出ることもなく補欠やスタンド応援要員のまま(最悪の場合中退である一方、その選手地元公立校部員数の不足に悩まされ、弱体化に拍車がかかって連合チームになったりしている、という風景が広がるようになっている。かつては甲子園常連だった名門公立校も、部員100人超えの新興私学に太刀打ちできなくなっている。

こういう話をすると、「選手自由だ」という反論が返ってくる。しかし、試合に出て活躍することよりも、補欠やスタンド応援でも甲子園常連校に在籍していたことのステータス選択する自由とは、一体何なのだろうか。そんな選択そもそもおかしいのではないか、と親や教師アドバイスしなければダメだろう。そして、私学強豪で3年間補欠だった選手が、卒業後に大学企業チームで活躍している例は残念ながらほぼない。選手の実力を成長させるのは、練習以上に試合経験なのである


甲子園出場経験のない地元高校活躍し、注目されて上のレベルに進む例の方がまだ多い。例えば阪神大山佐藤は、それぞれつくば秀英仁川学院という甲子園未出場の地元高校に進学し、そこで目立つことで野球の強い大学に進学することができた。部員100人超えの私学に進んでいたら、試合に出る機会すらなかなか恵まれなかった可能性が高い。


2010年代以降、予選の参加校数も減少の一途をたどっている。にもかかわらず、現在でも部員100人超えの私学校が減っているように見えない。私立高校エゴイスティック経営戦略のために、日本全体の野球文化が掘り崩されていると言っても過言ではない。

2024-08-05

追記あり最近のお手軽優生思想が鬱陶しい(スポーツ活躍は選別じゃ

anond:20240731234612

増田めいろま優生思想肯定しているわけではないのはわかるが、

May_Roma めいろま 谷本真由美 @May_Roma

日本選手が強くなったり、最近の子達が美形でダンス勉強うまいというの、あれ日本80年代以後は見合いが激減したのが原因かもな。能力がない、金がない、不細工結婚できなくなって、優秀な人間けが自然選別で結婚して子供を産むようになった。多分これ結構あたってると思うんだよ

https://x.com/May_Roma/status/1818342205909524820

ある快挙を無理やり優生学的な原因で説明しようとするのはモロに優生思想でしょ。例えば日本スポーツ選手が強くなり、オリンピックで優れた成績を残せるようになったのにお見合いの激減など効いているはずもない。はてな民からしたらめいろまなんか真に受けるなよといいそうだが、最近こういうなんでもお手軽に優生学的な理由を求めようとする人間が増えている気がするので真面目に反論しておく。

理由1:お金のおかげ(スポーツ振興予算)

これはズバリ森喜朗のおかげ…もといtotoのおかげである森喜朗Jリーグも好きではないが、今日国際大会での日本勢の活躍の一因は間違いなくこのスポーツ予算にある。

https://www.asahi.com/articles/DA3S14462004.html

totoの売上からは"毎年"200億くらいの予算スポーツ振興に安定的に投下されるようになっている。メジャースポーツからしたら大した額に見えないかもしれないが、これにより従来個人趣味の域を出ずスポンサーもつかなかったマイナースポーツへも強化予算が割り振られるようになった。パリオリンピックでの躍進目覚ましいフェンシング分析をしたものが以下のツイートである

Sato Josuke (Jose Sato)

@soccer_kozou013

つのからかは不明なのですが、味の素トレーニングセンターに作られた広い練習場で定期的に候補選手の強化合宿が開かれていたり、学生選手将来有望だとみなされた選手トレセンが頻繁に行われています太田雄貴さんの活躍によりそれにさら拍車がかかった印象です。

https://x.com/soccer_kozou013/status/1820274088906285060

一昔前なら、フェンシングのようなマイナースポーツ(失敬)の国立トレーニングセンターなど想像もできなかっただろう。ちなみにスケボー2017年からJOCに加盟しているのでそれなりの予算が出されていると思う(たぶん)。

理由2:女性活躍のおかげ

日本オリンピック金メダル数の推移をみると

https://honkawa2.sakura.ne.jp/images/3980a.gif

こんな感じになっており、言うまでもなく90年代からの増加は女性選手のおかげであることは明らか。日本男女平等は完全には程遠いが、宗教経済的理由により女性がまともにスポーツをできない国はまだまだ多く、それらの国々に比べればまだマシであるおかげと言える。

そもそも人間品種改良なんてそんな簡単ものじゃないからな

80年代からお見合いが減ったといえ、今のスポーツ選手はその世代の子供にあたり、たかだか1世代しか経過していない。そのような少ない世代での効果などたかがしれている。さらお見合いがなくなった80年代価値観で言えば、男性の魅力は経済力という時代なのでスポーツ能力とは全く関係がない。スポーツができてモテるのはせいぜい中学生までくらいのものだろう。

品種改良をしようとするのなら優れた形質を持つもの同士を交配し、さらにその子孫もその形質で選抜しつつ交配を繰り返さなければならない。たかだか世代経済力選抜したところでスポーツ能力など上がりようもないのだ。(「最近東大生選抜されているか美男美女が増えた」というのも同レベル寝言だろう)

追記

人の意見毀誉褒貶があるのは当然なので、反論したいわけではないですが、誤解は解いておきたいので追記します。

めいろまのは価値観を表明した意見であって優生思想ではないよね?

これはその通りで私の言葉足らずでした。ああいうのは優生思想のものではなく、優生信仰とか優生信者とか優生陰謀論とかそういうのが正しいですね。

遺伝環境が引き継がれる要素ってあるよね。

これもそのとおりです。増田別に遺伝要素や環境が引き継がれる要素まで否定するつもりはないです。優生学にも科学的な要素はあると思っています。ただそんなにね、1,2世代ゆるふわ身体能力と関連性の薄いセレクションしたくらいで身体能力上がるわけ無いだろ!安直優生思想説明するな!遺伝なめるな!と言いたかっただけです。

理論的には、特定集団隔離して交配と選択を繰り返せば一定の形質をもった新たな品種を生み出せる、というのは育種学的に見れば当然の話だし、あるいは大集団でゆるい選択を長いあいだ続けることによって平均値を緩やかに変えていく、みたいな可能性はあり得ます。例えば木村資生博士はこの後者可能性を提案しています

ただそれが実施可能であるかというと

という問題があって、具体的には2番めの点については木村先生はほぼ自明に賢いもの優遇しようと提案されていますが、目下の少子化消滅がほぼ確定しつつある日本を見ると賢い人間よりマイルドヤンキーみたいな方が優れた形質なのでは無いかという気もします。家畜場合「肉が多い方が良い」「産卵個数が多い」など具体的に目標を決めることができますが、人間場合望ましい形質というのはそんなに簡単には決められないでしょう。(ただ木村先生活躍された時代少子化ではなく人口爆発懸念されていた時代である、ということは背景にあります

3点目もこれに関連していて、例えば「外見が優れている」価値観の中身などはすぐに変わり得るということです。平安美人は今の美人とかけ離れている…などと持ち出さなくても、イケメン定義でも昭和と令和では全然違うという現実があります石原裕次郎高倉健は今の時代では顔の濃いおっさんフェイスだし、今風の顎が細く中性的K-POPアイドル容貌昭和時代では気持ち悪いカマホ野郎扱いでしょう。高々30年(=1.5世代)程度あれば人の価値観はあっさり変わってしまものなのです。

結局の所「優生学」にも科学的な部分はあるがその部分は「育種学」と呼ばれるものであり、このあたりの関係は「脳科学」と「脳神経学」みたいなものではないかと思っています

2024-07-25

弥助関係ぶっちゃけUBIどうこうより黒人側の態度が一番きつい

Twitterアカウント見てりゃわかるんだけど「弥助は伝説の侍!!!それに反対派は白人レイシストだけ!!!日本人は全員アサクリ楽しみにしてるぞ!!!」って鼻息荒く主張してる海外の層って大多数が黒人アカウントなんだよ。

 なんというか、こう、、、、きつい。今まで自分たち人種主人公ゲーム作品なんて滅多になかったからどうしても弥助庇いたくなっちゃうんだろうなって思う。

 黒人歴史的に有名な武将なんて殆どいないから、物事を冷静に見れず、弥助を戦場を駆け巡った立派な戦士だと妄信ちゃうんだろうなって思う。それが側から見ててすっごい哀れできっつい。

 アサクリのゲーム喜んでる層って大体アニメ好きの親日家なんだよ。それが弥助関係のキツさに拍車をかけてる

 

2024-07-23

anond:20240723185904

はてなブログ前身であるはてなダイアリーは、

日本ブログサービスとしてはかなり初期にサービスを開始し、

また当時、はてなという会社自体が「技術重視の面白いITベンチャー」として話題だったために、

アーリーアダプターであるプログラマーオタクが真っ先に流入した。

そういった層が理屈っぽい長文が好きだったのと、

キーワードリンクトラックバックといった仕組みで記事同士が繋がりやすかったことで、

はてなでは自然とさまざまな論争が起こるようになっていった。

さらに少しあとに開始されたはてなブックマークによって、そうした論争がピックアップされ、

いわば村の掲示板に張り出されるように話題になり、ますますそうした傾向に拍車がかかっていった。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん