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はてなキーワード: 流通とは

2024-11-14

スパイスカレーレシピ本を作った。Kindle無料配信しているかダウンロードしてほしい。

(追記)今Kindleランキングを見てみたら無料カテゴリ総合で1位になっていた。初めての増田投稿でこんなことになるなんて夢にも思わず、ほんと皆んなには感謝している。嬉しすぎてコメント全部読んだので、鬱陶しくならない程度に文末に追加する。

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自分としては「これは面白いものを作ったぞ!」と自信満々だったのだが、思ってたほどダウンロードされてないのでぜひ見てみてほしい。はてブではカレー話題がちょくちょく上がるから、もしかたらここに書けば俺らが届けたい人に届くんじゃないかと思った。

https://www.amazon.co.jp/dp/B0DJX32B2G

416種類のスパイスレシピを載せていて、1700ページを超える分量を無料配信している。といっても、著者は俺じゃなくて近所の友達なんだけども。

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言いたいことはこれだけだったんだけど、ついでに、ここにいたるまでの自分語りさせてほしい。

7年前ぐらいに友達の紹介で、インド人出会った。今回の本の著者だ。インド人と言っても、お母さんが日本人で、日本でずっと育っているので中身はほぼ日本人だ。彼の実家日本で70年続くスパイス問屋をしていて、彼はその3代目として色んなミックススパイスを作ったり、料理教室をしたり、カレー業界ではそこそこ名が知れている人らしかった。

当時の俺はマンネリ化した会社員生活にうっすらと嫌気がさしていて、何か人生に刺激が欲しかった。登山趣味にしようとしてみたり、哲学の本を読み漁ろうとしてみたりしていたが予想通りどれも長続きしなかった。そんな時に渋谷中華料理屋で彼とその友達と飲んでいて、全くの思いつきで「お前んちのスパイスインターネットで売るから、俺に手伝わせてくれよ」とお願いしたのだった。

というのも、彼のスパイスは主にデパートレストランに卸していて、一般の人が気軽に手に入るところには流通していなかったし、Webサイトもあるにはあるが、なんというか阿部寛HPみたいなかんじで、商品ページに飛んでも「注文はFAX電話で」と記載されている化石のようなものだったからだ。

俺はエンジニアではないが、学生時代HTMLホームページは作ったことあったし、ちょっとしたECサイトなら今どき簡単に作れるんじゃないかと思って彼に提案した。(実際は作るのめちゃくちゃ大変で、後で後悔した。)

で、その中華料理屋にいた別の友達3人とチームを組んで、完全に飲み会のノリのまま、彼の家業サポートすることになった。

後日、Webサイト商品撮影を兼ねて彼の実家に遊びに行った。当時俺は全くのカレー素人だったのだが、そこで彼はせっかくだからといって手際よくスパイスカレーをつくり、「さわやかチキンカレー」と名付けたカレーを振る舞ってくれた。

・・・

正直、めちゃくちゃ驚いた。まず作り方が全然イメージと違った。カレーって玉ねぎをできるだけ長い時間で炒め続けるのが良いものだと思っていた(そういうレシピももちろんあるらしい)が、彼はガンガン強火で炒めて、20分ぐらいで完成させてしまったし、なんか煮詰め方?というか水を入れる順番も普通ルーで作るカレー全然違う。

あと味も、確かにインド料理屋で食べるようなカレー香りがするんだが、レモンの酸味がビシッと効いていて、チキンや油のコクと調和していた。酸っぱいカレーって食べたことなかったし、これならむしろライスなしでもルーだけでも食べ続けたいぐらいだ、と思ったのを強く覚えている。

以来、すっかりスパイスカレーにハマってしまい、Webサイト商品を売るのだけではなくて、スパイスを使ったレシピを紹介するのを主軸にしよう、と彼を説得した。毎月7〜8レシピを一度に撮影し、それを毎週一つずつ公開していく。そうすれば、彼にとっては自分スパイスの使い方をお客さんに教えるコンテンツになるし、俺にとっては毎月彼のスパイスカレーを食うことができる。WinWinだ。

実は、今回のスパイスレシピ本はこれまで7年かけて毎週ウェブで公開し続けてきたレシピ電子書籍にまとめなおしただけだ。これだけの量のレシピ本を無料で公開する、というアイデアを周りの人に自慢げに話した時に「なんか裏がありそうで気味が悪い」と言われて若干凹んだのだが、我々からしたら元々Webで公開しているレシピなんだから無料が当たり前だっただけだ。

Webサイトを見てくれたお客さんからは、Web検索できて便利だけど手元におけるものが欲しい、と言われていたし、我々としても創業70年の節目で何か形になるもの作ってみたかった。(多分、手元におきたいと言った人は物理的な本で出版して欲しいという意味だったと思うんだけど、総ページ数が1700ページで、ペーパーバック版のページ上限を超えたので断念した。上下巻に分けたりして物理的な本もオーダーできるようにしてみたいとは思ってる。)

ちなみに、どうしても無料で出したかたから本の編集自分たちでやった。Wordpress上でテキストベタ打ちされているレシピ構造化して、InDesignデータ結合(Wordでいうところの差し込み印刷みたいなやつ)で流し込んだのだが、大量のレシピデータ校閲して、さら構造化する作業にチーム3人で2ヶ月かかった・・・

デザインだけは近所に住んでいたプロのエディトリアルデザイナーちゃんお金を払ってお願いした。これは大正解だったと思う。俺らが作ったらこんな旨そうな表紙は作れない。

正直、本としての完成度はまだまだだと思っている。InDesignも初めて使ったし、プラットフォームごとの電子書籍フォーマットの違いにもウンザリするぐらいハマったし、今から作り直せばもっといいものも作れると思う。でも本の中身自体は割と自信がある。なぜなら俺はこの416レシピを全部喰っていて、大体の料理がおいしいことを知っているから。

なお一部自社商品ミックススパイスやキットがないと作れないレシピがあるが、そこは目を瞑って欲しい。ただ単純にそういうレシピを除外するのがめんどくさかっただけで、特定商品販促したいわけではない。

当然彼のビジネスがうまくいけばいいなと思っているし、俺がスパイスに驚いた体験を色んな人に知ってもらいたいとは純粋に思うけど、俺個人の儲けはあんまりどうでもいいというか、この文化祭の準備のワクワク感みたいなのを友達同士で楽しめればそれで十分だと思っている。(公平を期すために言うと、一応Webサイト経由でスパイスが売れると俺らに手数料が入るようになっているが、いまんとこ副業にもならないぐらいのレベルだ。)

この本が誰かにダウンロードされて、どこかの食卓ちょっとした非日常に変えることができていたら、とリアル想像するとニヤニヤしてしまう。(なのでダウンロードしてください!w)

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(追記)

Webのほうは各レシピに「4人分」と書いてるけど、Kindle版は何人前か書かれてないように見える。まあ全部Webと同じで4人前だと思うが

これは完全に見落としていた、、、!はい、4人前です。改訂します。

サイトでも買おうと思ったんだけど,カレーパウダーストロングが何かの説明がなかったり,フォントが細くて読みにくいなど,気になったので改善してもらえると,より買いやすいかも!

ECサイトの方もデザイナーいれたらバケそう

サイト商品情報とかデザインがイケてないのは自覚している。ここ数ヶ月は電子書籍にかかりきりだったので、これから手をつけたい。たしかに、外部のデザイナーにお願いするのは良いアイデアかもな。アテも金もないけど検討してみます

PR TIMES にもガッツリ出稿してるし、なんか「増田にだけこっそり教えるヨ!」みたいな雰囲気気に食わないな

そんなつもりは無かったんだが、気分を害してしまったならすまない。俺としては、これのリリースを打ったらTVとか新聞取材殺到ちゃうんじゃないの??!とか勝手テンション上がって出稿したんだが、そんなことはなくてちょっと落ち込んでたんだ。

でも1件だけWebメディアから詳しく話教えてほしいと言われてて、明日インタビューを受けるので出して良かったと思ってる。

ちなみにPR Timesは1件3万円の出稿料で、だいぶ悩んだんだけど、xやinstagram広告出稿と見比べてコスパ的に良さそうだったか採用した。でもなぜか請求が来てないっぽいので謎。スタートアップ支援プログラムみたいなのに元々登録してて、それが延長されているのかな。(創業間もない会社期間限定リリースが打ち放題って言うアツいプラン。そのためだけにわざわざ法人格まで取得した)

増田が初めてそのインド人の彼の実家で食べたカレーはどのレシピ

>416レシピ食べた中で特に気に入ってるものとか印象に残っているものを教えて欲しい

初めて食べたのは「さわやかチキンカレー(P.410)」。

個人的には「チキンニハリ(P.142)」「牡蠣アチャール(P.1090)」「チャナチャット(P.1458)」「ポークヴィンダルー(P.418)」「ダブルオニオンチキンカレー(ドピアザ)(P.470)」「秋刀魚ビリヤニ(P.962)」あたりが好きかな。

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実は明日バラッツとデザイナーの人と俺らのチームで打ち上げをする予定なんだよね。鎌倉の予約の取れない(そしてちょっとお高めの)スペイン料理屋で2時間ランチコースを2ヶ月前から予約してて、だいぶ楽しみにしてたんだ。

というのも、デザイナーの人は本当にすごい仕事をしてくれたので、対価の支払い以外にもせめてメシぐらい奢りかたかったし、バラッツとも出版祝いをちゃんとやりたかった。

俺らとしては満足行くクオリティの本が作れただけで充分打ち上げするに値するなとは思ってたんだけど、ブクマカの皆んなのおかげで、さらに最高の華を添えることができそうだ。本当に本当にありがとう

2024-11-13

anond:20241113103615

ドライバーマジでピンキリ

流通に携わっているけど「物を運ぶ」だけでも本当に差が出る

ちゃんとしてるドライバーさん

荷受けする人が検品やすいように降ろす

初めて行く場所では荷下ろし場所ちゃん確認してから降ろす

複写式の伝票を自分の控えと渡す納品書をあらかじめ分けておいてくれる

ダメドライバー

上記の事は当然できない

何も聞かないで勝手場所に荷下ろしする

時間指定されてるのに時間前に降ろそうとする

荷受けの対応が悪いと文句をつけ、行きたくないとか言い出す

(塩対応されるのは大体ドライバーが悪いケースが多い)

対価を貰っている仕事なのに、運んで「やっている」と考えている

現在比率的に前者:後者が3:7くらいでも「良い運送会社」だと思われる

空前の人手不足10年前なら1日でクビになってるようなのも騙しだまし使わないといけない

一般的な対人対応が出来るだけで上澄み

2024-11-11

anond:20241111201242

目立てば規制待ったなしなのが、そもそも性は忌むべきものみたいな観念があるからだよね

後ろめたく生きるのはその観念肯定してるようなものからな。

全裸で歩くのは違法だし、エロ本一般流通してる時点で猥褻物陳列罪に触れない合法なんだから後者を隠す必要はないんだよ

それすら隠すから余計後ろめたいことしてると思われて規制派に口実を与えるんだよ

anond:20241111194146

一般流通して無かったらそもそも件の漫画を取り寄せることはできなかったという簡単な事をなぜ認識できないのか

anond:20241111194004

「ただし、一般流通している漫画であること」がよめなかったお子さんが必死だなぁ

anond:20241110172210

Arturo_Ui

書店の側にも、迷惑な客を拒否したり、注文を拒絶する権利はあるはずですけどね。そもそもの話、一般流通している書籍を「全て」置いている書店なんてどこにも存在しませんよ。 [お大事に]

書店(生協)側はこの取り寄せが迷惑(エロ本のお使いさせられて不愉快とかは考えられるが)だと一言でも言ったのかな?

書籍を「すべて」おいているかどうかがどうこの話に関係するのだろう?

それで「お大事に」とかどや顔タグつけてるんだからさあ…

Arturo_Uiのブコメこそいろいろ見てるけど的外れなの結構あるんだよな…

anond:20241110085525

カードを使うボードゲーム」の始祖ってなんだろう?

テーマとしては面白く感じたので、ちょっと物を書いてみる。

 

なお、言ってることは支離滅裂なので、元増田には賛同できない。

ポケモン カードゲームはM;TGパクリ、とでも言われたんだろうか)

 

さて、下記を条件として、カードを使うボードゲームの始祖を考えてみよう。

 

とりあえず、辿り着くのが下記。

The Landlord's Game(1904年

モノポリールーツとして、有名なゲーム1904年というのは、アメリカエリザベスマギーが、このゲーム特許を取得した年だ。

後のモノポリーでは贅沢税マスに止まると、一定お金を支払うだけだが、このThe Landlord's Gameでは、ゲーム終了時に得点となるカードを購入することができた。カードには、贅沢税を払うのに相応しい「ゲーム終了までは能力のない」品々が書かれていた。

 

コレクション要素としても悪くないルールには感じるが、The Landlord's Gameの多種多様バリエーションが作られていく中で、このルールは早々に削除された。

次にモノポリー血統に専用カードが登場するのは、ルイストゥーンとフェルディナンド・トゥーンがチャンスと共同基金の2種類のカードを持ち込んだ、1931年のことだ。

いきなり詰まった

1904年から遡ろうとすると、もう、伝統ゲームか、すごろくの類、トランプ花札ばかりになって、専用カードを使ったアナログゲームというのが、ピンと来ないのだけれど、誰か後は頼む。

これどうにかするなら野放しになってるフェミSNSを使った炎上作戦をどうにかしないと無理だぞ

企業側は難癖付けられるのを嫌って過度な対策取らざる得ないし

隙あらばSNS不買運動とかやらかすわ取引先にまで鬼電するわで基地外すぎるし

anond:20241110184821

マジレスすると中卒アトピー左官流通作業員は「スーパーとか利用方法わからんコンビニしか行けない」っつってたぞ

こいつにスーパー利用できるようにするためにはまずプライベートで仲良くなってからスーパー行きたいからついてきて」ってやる必要があるんだわ

そんなもん誰がやるんだよ

本は割引販売しないのに、なぜ電子書籍は割引販売しているのか?

公正取引委員会のQ&Aに答えが書いてあった。電子書籍は,「物」ではないから割引販売していいんだって

Q13

電子書籍は,著作物再販適用除外制度対象となりますか。

A

著作物再販適用除外制度は,昭和28年独占禁止法改正により導入された制度ですが,制度導入当時の書籍雑誌新聞及びレコード盤の定価販売慣行を追認する趣旨で導入されたものです。そして,その後,音楽テープ及び音楽CDについては,レコード盤とその機能効用が同一であることからレコード盤に準ずるものとして取り扱い,これら6品目に限定して著作物再販適用除外制度対象とすることとしているところです。

また,著作物再販適用除外制度は,独占禁止法規定上,「物」を対象としています。一方,ネットワークを通じて配信される電子書籍は,「物」ではなく,情報として流通します。したがって,電子書籍は,著作物再販適用除外制度対象とはなりません。

https://www.jftc.go.jp/dk/dk_qa.html

2024-11-10

anond:20241110201934

それでもお気持ちで陵辱エロ本生協から排除しようとしてくるポピュリストたちよりは全然ましでは??

18歳以上しかいない場所一般流通してるエロ本ルールを厳しくしてまで排除する大義名分ってあるの?屏風の虎じゃん

anond:20241110165004

思いつくことは誰でもできるけど

実行改善商品化流通までの長い道のりを踏破できるから天才なんじゃない?

2024-11-09

日本ビール史上、もっとオススメビール10

週刊少年ジャンプ20選から続く一連のマンガN選ブームに乗り遅れてしまった増田だ。マンガの方は投稿が終息しつつあるようだがキリンの「クラフトビール」が苦戦、10年目の大反省という記事話題になっていた。SPRING VALLEYは増田代官山実験的なビールハンバーガー提供している醸造所兼レストラン開店した頃に行ったことがあり、当時は尖ったIPA仕込んでいたのに現状には悲しく思っている1人だ。

ブックマークコメント同意できる発言している人も多く、はてなコミュニティにもビール好きってこんなに居たんだなと嬉しくなったので、例のフォーマット10本選んでみたい。

選定レギュレーション

人に飲んで欲しいと思うビールを選ぶので、入手容易性を重視した。クラフトビールとして限定醸造される商品はもちろん増田も好きだが、通年で入手し易いものを優先して選んだ。うちゅうとかWCBとかVERTEREとか、人気があって入荷後すぐ売り切れちゃうところも今回は選外とした。この辺のブルワリーファンの人には申し訳ない。

また、クラフトビールで先行しているアメリカに倣って、日本でも缶流通をさせるところが増えているため、瓶よりも缶で流通しているビールを優先的に選んだ。スタイル表記についてはブルワリー公式に掲げているものがあれば、そちらを優先している。

まぁ増田日本中のビール飲んだことがある訳ではないので、あーだこーだ言及してオススメビールがあれば教えて欲しい。

10ビール

1. YEBISU(ドルトムンダーサッポロビール

四大ビールメーカー看板ビールから選ぶなら増田はこれ。サッポロドルトムンダーと言って売っているが、ヱビス以外にあまり聞かないので、まぁピルスナーとかラガーと言って差し支えないのではないかと思う。仕事後に疲れたおじさんが冷やして泡立てて飲んでる黄金色をした、一般的イメージビールだ。

ビールオタクが集まって「四大ビールメーカージャパニーズピルスナー最強の缶ビールを決めようぜ!」と話すと、大体はヱビスクラシックラガープレモル赤星ラガー辺りになるのではないか増田はこの中ではヱビスが1番好みだ。「ザ・ホップ」も好きなんだけど通年販売していない(気が付くと店頭から消えたり復活したりする)ため選外とした。近年サッポロはYEBISU BARを各地に展開してブランドとして大事に育てている印象があり、好ましい。

2. サッポロクラシック(ピルスナーサッポロビール

日本における「クラフトビール」の前史と言える「地ビール」とは違い、大手サッポロ工場などの縁があってそれぞれの土地しか流通していない「ご当地ビール」という変わったジャンルがある。風味爽快ニシテ(新潟)、静岡麦酒静岡)、サッポロクラシック(北海道)などである地域限定だったら入手性よくないじゃんって言われたら全くその通りなんだが、近年は通販ふるさと納税の返礼品などで入手機会が増えているし、旅行先で飲んだことがある人も居るだろうから1本入れさせてくれ。

北海道で食べるジンギスカンサッポロクラシックの組み合わせが最強なのでご当地ビールとしてはこれ。異論は認める

3. アサヒ生ビール黒生(シュヴァルツアサヒ

日本ビール史上、もっと重要ビール」で選んだらどう考えてもスーパードライが入るのだが、残念ながら増田はスードラがあんまり好きではない。そしてこのエントリ増田オススメしたいビールを選ぶため、アサヒの黒生をすすめたい。クラフトビールシーンで流行しているインペリアルスタウトみたく強烈な黒ビールではなく、古式ゆかしいシュヴァルツビールである。見た目よりずっと飲みやすい。

アサヒは復活させたマルエフと黒生をもっと押し出して欲しいんだけど、やっぱりスードラの方がマーケティング上では重要視されてるよねぇ。

4. インド青鬼IPAヤッホーブルーイング

読み方は「イーパ」ではなく「アイピーエー」だ。情報処理推進機構のことではなくインディアンペール・エール頭文字を取ってIPAなのだ。強烈なホップ香りと苦味、クラフトビールと言って真っ先に想起されやすスタイルだと思う。

キリン資本になってからのヤッホーは色々言われているし個人的にも思うところはあるが、それでも各地でビールイベントやったり手軽に色んなビールスタイルを缶流通提供していて、日本ビールシーンへの貢献度は高い。インド青鬼リリースされてからちょっとずつレシピが変わっていて、元々はイングリッシュIPAっぽい重さがあったのが、だんだんアメリカIPAに寄っている。

5. 銀河高原ビール 小麦ビールヴァイツェン銀河高原ビール

小麦ビールヴァイツェンは苦味も無くバナナのような香りでとても飲みやすい、増田はとても好きなスタイルだ。ビールは苦いから嫌いという人にぜひ一度飲んでみて欲しい。ドイツではかなり一般的なようだが、日本では通年販売しているブルワリーは少ない(限定醸造される事は結構ある)。

銀河高原ビールはヤッホーに事業譲渡され、ファンだった増田心配したのだが、レシピは手を入れず続けてくれているようで良かった。居酒屋チェーン世界の山ちゃん」で飲み放題コースにすると何故かこれが注文できて、味の濃い幻の手羽先とびっくりするくらい合わないのだが、事業譲渡後は注文できなくなったようだ。創業者同士が仲良しだった、みたいな裏事情があったのだろうか。謎だ。

6. WHITE ALE(ホワイトエール常陸ネストビール

ヴァイツェンと同じく小麦ビールで、こちらの方がよりフルーティーで大変飲みやすい。ベルギーヒューガルデンホワイトが有名。常陸ネストホワイトエール本家に負けないくらい美味しいし、フクロウのラベルが可愛らしい。

ヤッホー水曜日のネコや、サッポロホワイトベルグなど、より入手性に優れた商品が意外と流通しているスタイルで、増田常陸ネストかFar Yeast Brewingのホワイトがとくに好きだ。

7. キャプテン・クロウエクストラペールエール:オラホビール

海賊ドクロマークのかっこいいラベル販売されているビールエクストラペールエールと名乗っているが一般的にはアメリカIPAではないかと思う。ぜひグラスに注いで鼻に抜けて行くホップ香りを楽しみたいビール。よりニガニガIPAが好みな人には、同じくオラホのカンヌIPAおすすめしたい。

長野県東御市醸造所併設のオフィシャルレストランパブがあったのだが2024年現在は閉鎖してしまっているようだ。再訪問たかったので悲しい。

8. 瑠璃-Ruri-(ピルスナーCOEDO

クラフトビール一般的にはエールスタイルビールを造っているところが多いが、ピルスナーを造っているところもある。小規模ブルワリーが造るピルスナーの中では、増田COEDO瑠璃が1番好きだ。キリッとした飲み口で色も美しいビール

他にピルスナーだとエチゴビールベアレンなんかも好きだ。

9. ねこにひき(HazyダブルIPA伊勢角屋麦酒

Hazyというのはどろっと濁っていて、甘くて苦くてトロピカルジュースのように複雑なビールだ。アメリカ東海岸で始まって日本にも遅れてHazyブームがやって来た。伊勢角屋麦酒は、まだHazyが珍しかった頃にニューイングランドIPANE-IPA)としてこのねこにひきを瓶ビールリリースした。

この度めでたく缶バージョンリリースされたので選定した。Hazyは原料が贅沢なためお値段の高いビールだ。ねこにひきはハレの日の1本におすすめしたい。

10. Yellow Sky Pale Ale(フルーツエール:Y.MARKET BREWING)

蜜柑や桃の季節になるとフルーツビールリリースするブルワリー結構あるが、通年で販売しているビールは意外と少ない。このYellow Sky Pale Aleは、Purple Sky Pale Aleというエールビール柚子を入れたバージョンで、Y.MARKETが醸造開始した早い段階から定番商品になっているフルーツビール。とてもリラックス効果が感じられて美味しいビールだ。

Y.MARKETでは、Lupulin NectarというHazyダブルIPAがあって、限定醸造だったのがあまりの人気で通年商品になって、増田こちらもYellow Sky Pale Ale以上に大好きであるが、Hazyカテゴリではねこにひきを選んじゃったので、フルーツビールとしてYellow Sky Pale Aleを選出した。

選外ビール

ハートランドピルスナーキリン

件のSPRING VALLEY記事でもよくコメントに挙がったビール増田も好きだが瓶ビールのため選外とした。

一番搾り とれたてホップ生ビールピルスナーキリン

秋味が終わった頃(11月)に毎年リリースされる一番搾り限定ビールジェネリックハートランドと言える味わいでおすすめ季節商品のため選外。

グランドキリン ジ・アロマIPL?:キリン

SPRING VALLEYの記事についたコメント増田も思い出した。キリンコンビニ特殊プルトップ瓶で流通させていたシリーズ。このブランドでは「梟の森」など色々あって、どれも美味しかったが増田は「ジ・アロマ」がとくに好きだった。スタイルは当時はあまり気にしていなかったがIPLなんだろうか?

結局グランドキリンブランドは、後に缶でリニューアルされるが、あまり人気が出なかった(実際、瓶の時よりも味が落ちたと感じた)のか、ひっそりと終了している。キリンブランド育てるの下手だなぁ……。

W-IPAストロングエール箕面ビール

大阪へ行ったらビアバーへ寄って必ず飲むくらい好きだ。が、瓶ビールのため選外。しかも何だあの冷蔵庫に納まりの悪い細長い形状は。増田にとってはハートランドと同じく外の店で飲むビールという位置づけ。

志賀高原IPAIPA玉村本店

ニガニガIPA総本山といえばここ。定番IPA以外のシーズルビールも外れなし。ただし瓶オンリー

一意専心ベルジャンIPA京都醸造

ベルギービールアメリカIPAを融合させた先進的なスタイル。とても美味しいから一度はオフィシャルタップルーム訪問したいのだが、気が付くとインバウンド京都ホテルが高騰していてまだ行けていない。

クラフトビールビジネスの難しいところはインディーメジャーみたいな対立構造にあり、ビジネスを大きくしようとすれば「そんなもんはもうクラフトマンシップじゃない」的な話になりがちだ。京都醸造国内のクラフトビール業界が抱えるジレンマというブログエントリはてなブックマークで物議を醸したことがあった。今回のSPRING VALLEY問題を予見するような内容だ。

造り手がこんな発信をするなという意見もあろうが、増田はこれくらい尖った意見があった方が面白いしいいと思っている。本場アメリカでもMake America Juicy AgainとかMake Earth Great Again大統領に抗議するようなビールがあるくらいだし。

コーデュロイ戦争の年表

背景

19世紀半ば、ヨーロッパで突然のコーデュロイパンツの大流行が発生。

丈夫で温かいコーデュロイ生地寒冷地で愛され、その需要が急増した。

しかし、供給が追い付かず、コーデュロイパンツ一種の「ステータスシンボル」として扱われ、都市農村さらに国同士で奪い合いが起こる。

1850年

フランスコーデュロイパンツ貴族階級の間で流行し始める。ヨーロッパ各国の上流階級でも次々と流行し、庶民にも広まるが、供給が追いつかず高価になる。

1851年

パリコーデュロイパンツを巡る最初の「小競り合い」が発生。市民パンツを持っている者から無理やり奪う事件が増加し、治安維持問題に。

1852年

イギリスコーデュロイパンツが輸入され始めるも、供給不足で価格が急騰。パンツを求めて暴動が発生し、政府一時的に輸入を規制

1853年

フランスイギリスで、コーデュロイパンツを守るための「コーデュロイ護衛隊」が結成される。また、各地でコーデュロイ製品密輸する「コーデュロイ闇市場」が発展し、需要さら高まる

1854年

パリロンドンで大規模な「コーデュロイ奪取戦争」が勃発。市民路上パンツを奪い合う騒動が相次ぎ、都市警察が緊急対応を強いられる。

1855年

コーデュロイの人気が頂点に達し、ついにフランス政府が「コーデュロイ保護法」を制定。パンツ個人所有ではなく、国が管理する「共有物」として扱う法案が可決される。

1856年

英国でも「コーデュロイ配給制」が導入され、労働者階級にも少量ずつ行き渡るようになる。これによりパンツ需要供給が安定し、奪い合いが徐々に沈静化。

1857年

コーデュロイ供給体制が整い、他のヨーロッパ諸国追随して流通量を増加させたことで、パンツを巡る暴動が完全に終息。コーデュロイ戦争と呼ばれる一連の事件歴史に名を残す。

大学生協公式BLでも一割引でお取り寄せします!!」

https://x.com/wasedacoop_book/status/24636218641752064

早大生協ブックセンター

@wasedacoop_book

@8ism_29g 漫画も一割引、もっと言うと変な漫画も一割引、さらもっと言うとBLでも一割引でお取り寄せします!! ただし、一般流通している漫画であることと早大生協組合員証が必要ですよ~。


大学生協で買う書籍学術的、研究的な意味のあるものでなければいけないと言ってるはてリベたちは、大学生協自身が取り寄せる本はBLでも全然良いよと言ってることはどう思うの?

2024-11-08

トランプ次期米大統領理解する助けになるたった2つのこと

前回、フォルクスワーゲンで考える社会保障の持続性というエントリを書いたのだけれど、今回は再選するに至ったトランプ次期米大統領について書こうと思う。

取り敢えず言っておくが、自分自身特にトランプ次期米大統領支持派ではない。カマラハリス支持派でも無い。前回のエントリの傾向から察して貰えるとありがたいが、敢えて支持を表明するなら日本経済支持派。外国よりも自分自身が生きる日本日本全体よりも自分自身が該当する氷河期世代の味方をする。

トランプ次期米大統領ケインズ経済主義者である

まず1つ目としてトランプ次期米大統領ケインズ経済主義者であるということを認識しておかなければならない。

先日、在米増田、トランプが勝った理由がよく分かるシリコンバレーでキラキラした生活をしてる俺が雑感を書いてやろうというエントリが人気ブクマ入りしていたが、良くも悪くも反トランプ派が持ちがちな考え方が詰まっていて、トランプ次期米大統領経済政策をしっかりと吟味した形跡がない典型的な反トランプ派の主張だ。

敵は愚かなのだと、トランプ側へ票を投じたやつは愚かでなければならないという考えが滲み出ていて、自分たちが当然そうであるように相手だって少なくとも義務教育を修了しており、相手側にも大卒大企業勤めは居るし、何なら高度な学問を修めて専門研究に励んている方々も居る。

そしてトランプ次期米大統領成功したビジネスマンであり、これまでの人生アダム・スミスマルクスケインズフリードマンなど膨大な経済論を見聞きし、最終的に選んだと思われるのがケインズ経済学で、それを支持するケインズ経済主義者(ケインジアン)になったのだと思われる。

そう、トランプ次期米大統領は各種経済論の理解が深い可能性が著しく高いのだ。

ケインズは言う、流通する国内資本を増大するためには公共事業積極的に行って国民雇用を創出することが大事であり、公共事業から得た金銭国民生活をするので流通する国内資本は自ずと増大していき、結果的に景気は回復すると。

ケインズ経済学のわかりやす理解として「穴を掘って埋める仕事でも良い」などと説明されるが、この様な意味のない仕事でも国内資本流通を刺激するには良いとされ、例えば意味のない「メキシコとの国境に壁を建設する」公共事業でも良いわけだ。

まず前提として、ケインズ重要論文雇用・利子および貨幣の一般理論』は世界恐慌から経済回復にあえぐ中で発表された論文であり、その趣旨不景気から脱却するにはどうしたら良いのか?である

ケインズ経済学の発端趣旨としてそもそも不景気対策であり、トランプ次期米大統領不景気対策と言えばケインズ経済学だと判断して(悪く言えば思い込んで)いるのだ。

トランプ次期米大統領目的ケインズ経済学を元にした国内資本流通増大であり、例えば「不法移民違法労働により表へ出にくい国内資本を得ている」のであれば目的達成を阻害するので不法移民へ対して強く出ようとするし、不法移民は総じて貧困労働層と労働市場で競合するし、メキシコの壁と合わせて国内資本の増大という面から見てシナジーがある。

これを偶然のシナジーだと断ずるのは無理があるし、それが無理だとするのであればトランプ次期米大統領やその支持者たちは"意外と"愚かではないということになる。

「たとえトランプが勝って自分さらに貧しくなろうが関係ないのである。一緒に堕ちてほしい」わけがなく、ケインズ経済学の機序理解しているのかは別として、トランプ支持者の多くは「仕事にありつける」「勤めてる会社需要が増える」「貯蓄として投資している会社株価が上がる」「収入が増える」と思っている(判断が正しいか不明だが)のだ。

更に言えば、ケインズ経済学は格差是正についてそこまで効果的な理論を打ち立てたものではないという点も理解しておかなければならない。

公共事業によって失業者という経済的に最底辺の人たちは1段階程度は格差是正されるだろうが、ケインズ経済学は最富裕層から貧困層に至るまでみんなで一緒に豊かになろうという趣旨理論だ。不景気対策なのだから格差は維持されたまま国内全体の資本を増やす理論なのは当たり前の話なのである

トランプ派たちはトランプ次期米大統領ケインジアンであることに(トランプは愚かだかとレッテル貼りしてるので)気付いていないし理解を示そうともしないので、それが故に自分生活のためトランプ投票した人たちの気持ち理解できていないのだ。

トランプ次期米大統領ド・ゴール主義者である

正確に言えば(米国版)ド・ゴール主義者であり、ド・ゴール主義者(ゴーリスト)が「フランスの存続のためにフランス外国依存すべきではなく、フランスはいかなる外国圧力に対しても従属すべきではない」と言う文脈と同じくして「米国の存続のために米国外国依存すべきではなく、米国はいかなる外国圧力に対しても従属すべきではない」とトランプ次期米大統領は言っている。

この指摘は大学生とき政治イデオロギー代表的ものとしてド・ゴール主義を履修した者ならば目を丸くするだろう。何故なら当時のド・ゴールは「NATO欧州経済共同体評価していなかった」人物であり、それはそのまま「同盟国に依存する米国安全保障TPP評価していない」と言うトランプ次期大統領と重なるからだ。

ド・ゴールは知られているとおり(その経歴も加味する必要はあるものの)圧倒されるほどのフランス第一主義者であり、そういった面でもトランプ次期米大統領と重なり、トランプ次期米大統領自身キャリア性質もあるだろうが言動の端々にド・ゴールの影響が見え隠れするし、一見意味不明トランプ次期米大統領言葉の数々や手のひら返し、側近との軋轢などもド・ゴールの経歴を見ると察してあまりある。

ド・ゴール現在でもフランスでは20世紀代表する政治家であり英雄の1人として数えられ、フランス政治イデオロギーの根幹の1つとされているが、ド・ゴールロールモデルの1つとしているであろうドナルド・トランプアメリカのためならば何でもするのであろう。

ドナルド・トランプケインジアンにしてゴーリスト

以上の2つがドナルド・トランプを形作るものである

ドナルド・トランプは決して愚かではなく米国同盟関係を結ぶ日本、そしてそこに住まう我々日本人は決して油断してはならない。

ドナルド・トランプケインズ経済学とド・ゴール主義米国経済と内政へ注力すると言うのであれば、その思惑へ流されすぎないよう与野党わず日本政治家を監視せねばならないし、国際経済への比重を軽くしていくのであれば、日本はその空いた穴を欧州や中露に取られないよう日本経済界を監視する必要がある。

繰り返すが、自民党経団連だけではなく立憲民主党国民民主党、日本維新の会、日本共産党、公明党参政党、れい新選組監視しなければならないし、労働組合の動向も、今後大きく揺れ動いていくであろう世界経済安全保障観点から非常に重要だ。

自分日本国民に味方する、だからこそこのエントリを書いた。

わかりやすい単純な言説に惑わされることないよう今後もみんなと共に日本が少しでもマシになればなと願う。

anond:20241107192331

一般流通してる海外ポルノスポーツ感というか「私達はめっちゃエンジョイしてるぜ!」みたいな空気のおせっせじゃないと審査通らんと聞いたな

演技だろうとレイプ描写なんかしようもんなら「女性を道具にしている!」やら「真似する奴が出たらどうするんだ!」みたいな事言う層が日本に比べて遥かに多い印象

妄想現実区別がつかないタイプが割と居るんだろう

まり洋物ポルノエロ学芸会みたいなもんだからあんまり参考にしない方がいい

2024-11-07

anond:20241107112252

1. 地方都市過疎化経済停滞の原因

地方都市需要低下と供給過剰の関係ミクロ経済学基本的需要曲線と供給曲線を用いて説明する。需要曲線 D(P) と供給曲線 S(P) を考えると、均衡価格 P* と均衡取引量 Q* は次の条件で決定される。

D(P*) = S(P*)

過疎化により需要が減少すると、需要曲線は左方へシフトする。新しい需要曲線を D'(P) とすると、均衡条件は以下のようになる。

D'(P') = S(P')

このとき、P' < P* および Q' < Q* となり、価格が低下し取引量も減少する。この現象は、人口減少によって需要が減少するために発生するものであり、需給関係が変動した結果として生じる自然メカニズムである矛盾ではなく、需給バランスに基づく合理的な結果である

2. 企業内部留保デフレ期待の影響

次に、企業内部留保を増加させる理由説明する。企業投資選択は、期待される収益 E[Π] に依存する。デフレ期待が存在する場合、将来の価格水準 Pₜ₊₁ が現在の水準 Pₜ よりも低くなると予測されるため、期待収益は減少し、投資限界効用も低下する。

企業投資意思決定は、次の不等式で表される。

E[Π投資] > E[Π内部留保]

デフレ期待が強い場合、将来の収益現在内部留保利率を下回る可能性が高くなるため、以下のように内部留保が優位に立つ。

E[Π投資] < E[Π内部留保]

これにより、企業投資を控え、内部留保を優先する。内部留保が増加することで、流通する資金が減少するが、貨幣中立性により、景気は停滞しない。これは企業合理的に行動した結果であり、教科書的なミクロ経済学においても説明可能である

3. 労働市場の硬直性と非正規雇用の増加

次に、労働市場の硬直性を考える。企業賃金調整が不完全である場合賃金下方硬直性存在するとしよう。賃金水準 W は均衡賃金 W* よりも下げることができず、実際の均衡賃金調整が行われないため、企業は以下のような制約条件下で雇用形態を変更する。

W ≥ W*

非正規雇用の増加は、企業が硬直性に対応するための手段であり、雇用の柔軟性を持たせることでコストを抑える。このように、ミクロ経済的な分析では、硬直的な賃金制度の下での企業合理的雇用選択と消費低下の関係説明できる。

anond:20241106095055

クレカ会社規制しているのは18禁ではなく犯罪可能性があるコンテンツ

アメリカでは違法コンテンツ流通に手を貸すと流通業者も責任を負わせられる。

その判定が雑で不明瞭で、何が犯罪かは国によって違うから揉めている。

2024-11-06

anond:20241105235825

手描きでもAIでも公表された作品既存作品に似てるかどうかというのはそうなんだろうけど

でもやっぱり描いた絵や撮った写真あるいはそのURLが含まれるかもしれないデータセットに抵抗がある……その流通にも

たぶん法的にどうかじゃなくてお気持ちになってしまうんだよね

根本抵抗があるのでそこから学習したモデルが生成する絵に自分の何かの要素がほぼ含まれていないにしてもなんとなく嫌という感覚を拭えずにいる

ナンバーナインイメージ戦略に見られた炎上伏線

https://no9.co.jp/

https://no9.co.jp/faq現在閉鎖中。不思議だね?)⇒直りました。

https://note.com/sleeping_husky/n/nf4e615affd10(関連記事)※コメントから拾わせて頂きました


炎上理由は生成AI関連で、まあコンテンツ卸売業者商品ちゃんと精査しなかったという点に要約されるが

明らかに生成AIと見て取れるもの商業ベースでも展開してしまった点は御粗末と言わざるをえない。赤松先生なにやってんの


さて、ナンバーナインのはなし。あそこは根本的に、ガワだけよく見せようという姿勢が強いベンチャーだった。

(※追記:メインは生成AIの話じゃないです!どういう会社なのかって部分で見てきたものや思うところがあるって愚痴


俺は一応商業経験もあって、その後、キンドルでわりと儲けさせてもらい、いまでは業界関連の正社員で働いている元作家副業作家みたいなポジションだが、

当時、それなりに商業でやってきた作家のはしくれとして、あの会社イメージ戦略には辟易としていた。

業界の基本構造をおそらく理解していながら、クリエイター有利誤認させて利益誘導する彼らのロジックは非常に不快だった。


あそこ、紙の制作原価・流通書店の取り分を考慮せず

「紙の印税率は10%!マージン9割ですよ?まだ商業で消耗するの?笑」と煽ったり

「まあ、それでもやるっていうんならそれはそれで良いところあるんでしょうけどねえ」

とか、公然と発信してたんだよ。まるで「大して売れてもねーのにそこで描いている奴は情弱と言わんばかりにね。

俺はそれがめちゃくちゃムカついた。


なぜなら、実際にサイトの条件詳細(なぜか今表示されない)を読んでみると


ナンバーナインは「ウチは80%作家還元!」とか超アピールしながら

「定価ではなく入金額出版社の取り分=販売価格の25~50%)の8割」

「主要販路Kindleでは販売額の3割」

写植修正などがあるごとに印税率低下」

アダルト系だと性器修正が率の低下がエグく、既存出版社がやってる作業を全部任せたらAmazon販売額のたった4%)

等々、ミスリードさせることに全力だったから。


そもそも何故か紙との比較「だけ」してるし…

オール出版社も総じて電子のほうが印税率が高い。出版社への入金額ベースなら30~50%、販売ベースなら、15~20%が多かった)

まり、まともに比較したらどっこいどっこいなのだ。なのに「相手にだけ不利な条件の数字を出させている」形。世論誘導の手口と同じだよね~。


これをやっといて、改めて引用するけど、相応の立場の人が配信

「紙の印税率は10%!マージン9割ですよ?まだ商業で消耗するの?笑」とか言っちゃってんだよ。ダブスタにも程がある。

DL数に応じたロイヤリティインセンティブ)を「印税」と言っているのも言葉の使い方が明らかにおかしい。

ふつう出版社も「電子印税」と便宜的に呼んだりするが、本来印税ってのは、売れたかどうかに関わらず、刷ったぶん確実に払ってくれるお金のことだ。


ちなみに、クリエイター意見も紹介してるけど概ね褒めてるのは、数字が一元管理できることであり

熱烈アピールしてる還元率に関しての言及は少ないのが絶妙

そんなふうに「わかってる」人が取りこぼしを回収するために商業以外のチャンネルとして利用する分には有用なのは間違いない。

実際、システムとしてはいい感じみたいだしね。エンジニアは優秀だけど、広報品性下劣ということかもしれない。


まあ、ナンバーナインのほうをいろいろサゲたけど、既存出版社に対して思うところがないわけではない。詳しく読まないとわからない、って構造のずるさは同じだ。

あと、純粋業態比較するなら、たとえば、「写植や(エロなら)性器修正自分でやるから率を上げてくれ」ができない状態

編集者監修も含めてセット売りしてる業態といえる(ナンバーナインはそれがオプション扱い)

ただコレって、写植が汚かったりクオリティのばらつきがあったらブランドイメージが作れないから、それとトレードオフで悪い点ばかりじゃあない。

だって憧れた作家たちが描いている雑誌って概念がなきゃ商業連載なんて目指さなかったし。

でもね!!!連載準備期間マジで食えないのはもうどうしようもないよ!!!!???泣


まあとにかく、実態以上に他をサゲて、自分らをアゲるやり方ってアンフェアでむかつくから、この機会なら伸びるかなと思ってエントリ

大して味方でもないのに味方ヅラするやつがいちばんキモいよね。って増田でした。

anond:20241105194755

ご回答いただきありがとうございます

あなたが思っておられる「多くの書店共通する」点は、多くの書店努力しているもの解決が難しい、あるいは実情とは異なるご指摘ばかりでしたので不思議に思ったのですが、なるほど、ご自身の大型店指向に基づいた個人的要望ポストしておられたのですね。理解しました。

お気付きのように文化事業としての大型書店は持続不可能ビジネスです。これはいまに始まったことではなく、日本出版流通歴史的背景があってのことです。

地方書店チェーン運営に関わったわたくしからすると、東京大阪などの大都市圏ですら副業による収入がなければ大型書店経営が成り立たないのは既に明らかなことで、また、公共図書館専門性の高い書籍の蔵書を求めるのも無理があります

地域中小書店の維持存続ではなく大型書店になんらかの充実を求めることと、公共図書館へのアクセスを容易にすることはまったく別の話であります

また、「 新刊書籍流通市場で寡占状態により競争が少なくなっている」がなにを指していて、それが公益とどう関係するのかはわかりませんが、なんにせよ「自分の住む街の小さな新刊書店必要インフラだと思っていな」いことのほうがよほど公益に反するし、かてて加えて残念ながらあなたが望んでいるであろう大型書店クリオティが上がる未来が来る確率は低いと思います

はたして「社会全体」が考えてくれるかなぁ。

トーハンばかりで日販の話が出ないのも面白いです。

2024-11-05

anond:20241105193229

流通業界の人手不足と同じ構造っぽいな。

多重下請構造が全ての元凶ってやつ。

流通の方は背に腹はかえられず色々変わってきてるから建築もそうなるのかな。

anond:20241105122822

ありがとうございます自分は、自分の住む街の小さな新刊書店必要インフラだと思っていなく、基本的に専門書へのアクセスを確保したいと思っています。そのため大型書店が持続可能ビジネスであることが死活的に重要です(amazon重要)。自分読書好きになった経緯から子どもが本好きになるためには図書館へのアクセスの方が重要かなと思います古本屋一定数ある街は、それがインフラかどうかは別として、素敵だなと思います

頂いたご質問自分感覚で答えてみます:

リアル店舗web店舗を問わず在庫検索システムの構築にかかる費用書店単体で担うのか。

個人的には書店在庫APIがあれば、誰かがそういうサイトを作るのではと思います図書館の蔵書に関しては、calilがあるかと思います

会計列を短くする目的レジ台数を増やすとして、そのレジスペースを確保できるのか。またそのためのレジ要員の人件費はどうするのか。

店舗によると思います八重洲ブックセンター本店ときは、1Fにレジスペースがありましたが、最上階に銀行カウンターみたいな会計スペースがあったのでそこで座りながら数十冊・数万円の会計10分ぐらいでしてました。客単価によって、セルフレジ有人レジカウンターみたいに使い分けても良いと思います

新刊小売書店の付加サービスのもの訴求力必要なのか。

必要ないと思います書店での体験が全てです。ただ、「15000円以上のときに送料無料」のようなサービスがあると、(基本的に本を持って帰る自分のような)顧客対話できていない感を感じます。「ポイントx倍」とかのサービス本棚勝負できていない書店稚拙集客に走っている印象です。なお、八重洲ブックセンター物理的なポイントカードは結構好きでした。

書籍を取り寄せするために行われる口頭でのやりとりを短時間で済ませることがはたして可能なのか。

オンラインフォームのようなものがあれば、十分だと思います。参考までに、e-honだと注文は一瞬ですが、物理書店との連携中途半端です。丸善ジュンク堂のshopifyのサイトでも取り置き可能なので、取り寄せを可能にすることは出来るかもです。なお、その際、amazonサイトを見ているときがありますが、様々な理由により敢えて物理書店で買いたいときがあります

書籍を取り寄せするための流通システムamazone-honとでは流通システムが異なるが、その責は新刊小売書店が負うべきものなのか。

流通の細かな話は分からないですが、amazone-honを使わないで書籍を取り寄せしたいニーズもあるので、そうした潜在ニーズ新刊小売書店企業努力で発掘されたら良いと思います個人的には、敢えて物理書店で取り寄せする際は、10日後に納品とかで問題ないです。

しおりを作っているのは大半が出版社であり、自社でしおり制作している書店がどのくらいある(あった)のか。つまりコストカットしているのは本当に書店なのか。

八重洲ブックセンターではしおりがありました。ただ、トーハンが49%の株を持った2016年から、無くなりました。2024年オープンしたグランスタ八重洲店ではオープン当初はありました。神保町東京堂書店も昔あった記憶です。

本棚微妙につまらなくなったとして、それは取次のせいなのか。

→ これも細かな話は分からないですが、取次とのパワーバランス本棚書籍が決まっているような印象を受けるときがあります丸善日本橋丸善丸の内ジュンク堂池袋紀伊國屋書店本店自分比較的詳しい分野だと同じような本が並ぶ感覚が強くなっています神保町東京堂書店自分比較的詳しい分野だと結構厳しくなってきている印象です。

書籍以外を収益源にするのを少し危険に思う根拠

大型書店でx年前に入荷した数千円の本が売れた、みたいなのを積み上げるときに、数千円の文房具雑貨を売るのとオペレーションモチベーションも違うのかなと思います。また、文房具雑貨収入がメインの有隣堂を見ても、書店セレクトした文房具雑貨からといってそこまで面白くなく、中途半端に終わる気がします。丸善丸の内日本橋にあるような高級文房具絵画などは別かもしれませんが、自分がそうした商品を買うときは結局その専門店に行きました。なお、八重洲ブックセンタープレスマンシャーペンは良く購入してましたので、書店アクセントとしてあっても良いと思います

・書棚の回転率よりも客単価を意識するとなにが改善されるのか。

書店体験が変わると思います。今はレクサスを買うのに、カローラ販売店で購入している感覚があります

ブックカバーの付け方が凄く雑になったとして、それは取次のせいなのか。

→ 取次のせいではないと思います。なお、神保町東京堂書店はけっこうちゃんと付けてくれます外人外商に支えられている紀伊國屋書店微妙にこの辺が改善してきている気がします。

・「雑誌ベースインフラを全国に構築している」トーハンは同時に、書籍流通システムも構築していますが、コアな書籍を売りたい大型書店に関わるのが危険する根拠はなにか。

一般論として、toBをメインの収益源にしている企業toCに関わるのは難しいと思いますtoB向けのコストカットkaizentoC向けに中途半端にすると安っぽくなるだけな印象もあります大型書店場合について考えると、ニッチ需要にどれだけ対応できるかが重要なので、書籍流通システムを維持するためにマス向けの本や雑誌毎日物流網に載せたい取次とはやや利益方向性が違い、結果として大型書店で数万円の本を買いたい顧客ニーズ対応する体制を整備することが難しくなるのだと思われます

・いち業界流通販売構造をはたして社会全体で考えるべきなのか。

新刊書籍流通市場で寡占状態により競争が少なくなっていることで、公益が損なわれているならば、社会全体で考えるべきだと思います。なお、再販制度独禁法適用除外となっていることとは別の論点ではあると思います

・「文化事業」でなければ大型書店運営はほんとうに難しいのか。

1978年オープンしたとき八重洲ブックセンターは「文化事業」として数年の赤字前提だったようですが、結局2年で黒字化したようです。オープンして数ヶ月で1000万人の来店者数みたいな記事もありましたが、潜在的ニーズを当時の経営陣が把握できたのは、それが彼らが自身ニーズであり一番の顧客であったからだと思いますが、同時に「文化事業」として大胆な投資を出来たかなのだと思います上記のしおりが必要なのかどうかや文房具雑貨で稼ぐことの問題点みたいな議論貧乏くさい気がしており、結局大型書店は「文化事業」としてすることで潜在的ニーズを中長期で発掘し持続可能ビジネスになるのかなと思います。なお、今の大型書店本棚を見ると、ただ大きなスペースに本を沢山並べているだけ感もあり、そもそも書店員や経営陣はその書店利用者なのかなと思うときがあります紀伊國屋書店みたいな外人向けの運営は良く分かりません。

以上です

anond:20241105161633

ASMR作品の善し悪しは外見からはわからず、買ってみないと買う価値があったか判断できないでしょ。

こういう商品は、粗悪品を乱造して、大量に買わせた人が一番儲かってしまうんだわ。

結果、安くて粗悪な商品ばかり流通するようになる。

レモンっていうのは、分厚い皮に包まれていて、中身が美味しいかからない商品のたとえ。

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