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はてなキーワード: 勉強会とは

2024-07-25

同級生が死んだ

実家から連絡がきた。同級生が死んだとのこと。LINEが来なくなったはずだ。それを不審にも思わなかった。

僕が、インターンだの、就職活動だのをへてITエンジニアになり、テック系だぞとイキリ散らかして勘違いして、毎日毎日勉強勉強して、ITエンジニアっていつなれるんだろう? と考えもせずに、勉強会、発表会、ライトニングトークブログを書いて、社内向けにテックライティングしているうちに、そいつは、結婚して、子供を2人もうけ、家を買い、離婚して、実家に戻って、飲酒運転人生を終えた。

比べるものじゃない。でも、東京暮らしていると、僕は僕のためのクラスターしか生きていないから、同じ職業分野で、僕に似た人たちか、僕より先を行く人たちしか目に入らない。

ここには死んだあいつのような人はいない。いつだって死ぬ可能性はあるんだな、と急に気づいた。そして、この果てない、人生オールイン強要するエンジニアはいつかなにかかわるんだろうか。

2024-07-24

フルリモート終了反対言ってるITエンジニア

Xとか見てると色々あるけど大前提文句言ってる人はどれくらいのスキル

エンジニアなら応用レベルは当然で資格もいくつか持ってて勉強会に登壇や技書展でブース出してる?管理ならPM役職ある?

TCP/IPインフラも分かんないしすぐググったりAI聴くような奴を高給でフルリモートで定時とか無い環境で雇ってくれる会社なんて無いぞ。薄給ならいくらでも。あと有期雇用でも

Xで反対してる人は大体IPAレベル4資格持ってて経験もあってコーティングもチームのマネジメントも出来る優秀だからいくらでも食い扶持ある。そうじゃなきゃ文句は言うけどたぶん出社するよ

若いエンジニア文句言う前にスキル経験と照らし合わせよう。増田もフルリモートしたいけど給与くれる会社に合わせるしか無い。社内も快適だし通勤時間以外に文句は無い

2024-07-19

anond:20240719152758

議員センセはわりとそういう勉強会とか講習会とかやっとるで

2024-07-16

女性エンジニア

突然「女性エンジニア」とカテゴライズされるようになった。

  

でも私は所謂女性」が経験していることを何一つ経験していない。

結婚出産育児経験はなく、今現在恋人もいない。

なのに「女性エンジニア」として意見を求められたり、もっと女性が働きやす環境を一緒に作ろう!といわれる。

  

女性エンジニア」向けの勉強会イベントでは必ず前述の単語が出てくる。

多分私は今の社会が言う「女性」ではない。

私は1日24時間、全て自分時間なのに。自由に使えるのに。私が提案できることはあるのだろうか...。

  

正直時短でも定時をずらすのでも、その人が働きやすいように好きにすればいいと思う。

実際私のチームにも時短の人が何人もいるが、特に困ったことは無い。

別に育児意外でも介護とか持病とか、性別や年齢に関係ない色んな事情があると思う。

職場での多様性って「その人」が働きやす環境を作っていくことだと思ってたけどどうやらそうじゃないらしい。

  

加えて私は自意識過剰なので、女性エンジニア交流会なんてものに呼ばれた時には「なんで独身のこいつがこの場にいるんだ」と思われてそうで怖い。(言われてない)

  

私が「女性である部分なんて身体の造りしかない。

思えば昔から女性らしさを求められることが苦手だった。女の子らしい格好とかメイクとか。

でも自分が「女性であることに違和感を感じたことは無い。不満もない。

  

そんな私がおかしいのかな?

  

はやく「女性エンジニア」という単語が無くなりますように。

自民党に勝つ方法

候補者養成カリキュラムを組んで自治体議員首長ポストを押さえる。

そして役人も巻き込んで勉強会やって情報共有して各地で善政を敷く。

国政における公約自民党のものをいったん丸パクリの上で細かくブラッシュアップする。

きれいなジャイアンならぬ、ちょっとマシな自民党を作ればいい。

せっかく交付金いっぱい貰ってるんだから本来そのくらいさっさと手を付けてないとおかし

ーーー

自民の基盤は地方縁故にある。そこから掘り崩すのが正攻法で近道はない

anond:20240715034820

Colaboってトランスヘイターと平気で一緒に勉強会やるような人が代表務めてる女性支援団体のこと?

2024-07-09

コンサルって何勉強してんの?

「俺はコンサルだが勉強してる」って人もいるだろうけど、そういう人はアピールかいいから大多数の勉強してない「コンサル」を見てどう思うかでも教えてくれ。



技術屋。今ITコンサル名乗ってる中小IT企業にいる。


最近コンサル部門いい大学から新卒で人取ってきたり、中途で人をバンバンとってる。

でもMBAも持ってないようなのばっか。ていうか、社員も多分ほとんとMBA持ってない。

当然セキュリティ関連の学位があるわけでもなく、資格も持ってないやつばっかり。

大手のJTCの友達に聞いてもだいたい同じような感じらしい。

コンサル勉強してるのも見たことない。

たまに社内チャットに本を紹介しているのを見るけど、なんか新書とか、怪しげな著者がまとめた「○○が9割!」「○○式交渉術」みたいな本読んでるのを「勉強」」と称してるようだ。

論文を読んでるコンサルなんて見たことがない。顧客向けの資料に変な記述があったから「それの元になったジャーナルとかレポートとかって確認されましたか?」って聞いたらは???みたいな反応されてこっちが面食らった。



一方で技術部門案件がないと人を増やしてくれないし、そもそも少ない人で仕事を回すのが是とされる。

技術屋は新技術追ってないとすぐロートルになるって危機感があるからポーズだけでも勉強しないとダメだという空気が醸成されている。

資格も取らされるからその勉強もする。ベンダーから求められることも多いし、顧客からも有資格技術者がプロジェクトにいることが条件にされることがあるから

勉強会も定期的に開催してるし、社外イベントに参加して自己啓発にいそしむ技術屋までいる。



技術部門から見る限り、コンサルがなにがしかの「勉強」をしているようには見えないし、一緒に仕事をしてもそう見えてしまう。

勉強しているという人も、自称なんとか学者の書いたアンチョコ本を読んで、勉強した気持ちになってるだけにしか見えない。

高等教育も受けておらず勉強もしていないのが「コンサル」って言ってるとしたら、彼らはいったい何の専門家なんすかね。

2024-06-29

専業主婦なら子供がよく育つって勘違い

ワーママの子で寂しかったってはてブをみてポスト

最近はXでもワーママ叩いて群れてキャッキャしてる専業主婦多いよね。

絶対専業が子育てにいいって思い込んでるから

専業主婦の子供の立場がどうだったか書く。

溺愛系専業主婦の子供だった。

寂しくないと思うだろう?

ところがどっこい。

うちの母は子供溺愛系に見えて

自分ファーストなので仕事してなくたって子供第一になんかできない人だった。

そのくせ教育への意識は強くて、

自分が周りからどうみられるかの感度は高くて

周りから子供ファーストに見える行動を取りまくった。

私や兄弟私立教育幼稚園に放り込まれた。

家ではテレビ禁止、夜20時就寝、お菓子禁止ジュース禁止無駄に厳しかった。

母の話に戻そう。

母は社交的で外部の教育勉強会があれば出かけていくタイプの人でアクティブだった。

外に出かけることが多いものから

園のお迎えの時間には遅刻していつも先生

お母さん遅いねって言われながら待つ。

みんなが14時過ぎに帰る環境で16時までいるのは

とても苦痛だ。先生たちも16時まで預かるのになれてない環境だったしね。当たりは厳しかった。

遅れた時はもっと早くお迎えに来てって何度も言っても

時間通りに来ないことなんて日常茶飯事で

幼稚園児なのに勝手に一人で歩いて帰ったこともある

(今なら大問題だろう)

帰っても鍵がなくて家に入れずに玄関に座って待ってた。

なんだかんだで園には行きたくなくて

お腹が痛いとかの体調不良によくなった。

その度に母は大きな病院に連れて行き、

毎回採血して検査して欲しいと医師に言う。

近所の小児科ではなく、大学付属病院のような大きなところ。医師がただの風邪と言っても私が大嫌いな採血しろ要望した。

軽い代理ミュンハウゼン症候群かも。

母は専業主婦自分に自信があったみたいだけれど

それにまつわる様々な行動にはむしろ嫌悪感がある記憶が多いから、むしろ働いてくれたほうがよかった。

三つ子の魂100までだから3歳まで本当に大事

育てた」とよく聞かされたけど、記憶がないし、

悪いけどその後のあれこれみても失敗してると思うわ。


専業主婦って向いてる人ならいいけど

向いてない人はやったらあかんと思うわ。

そんな向いてない人に密着育児されても

しろ子供に悪影響しかないと思う。

適性がないと思ったら保育園に入れた方が

子供QOLは上がると思うよ。

私は専業主婦に育てられたけど、

そんな母親のおかげか私も愛着障害っぽいし

そっち系勉強自分を救うために結構したわ。

母に子供時代嫌だったことなんかを

話してみたことがあるけど

いい母やってた自信があるから認めないし

「いい大人でそんなこと言う方がおかしい」って

しろ認めてもらえず傷つくだけ。

私も悪かったってよりも

すごく頑張ったはずだが?みたいな反応なのだよ。


70年代専業主婦子育て適正ないやつに大多数が育てられたであろう世代は、盗んだバイクで走り出したり

学校の窓ガラス割ってたんだろ?うまく育ってないじゃんって思う。

そんな感じなので

専業主婦から子育てうまく行くなんて甘いし

しろ専業主婦ほど、子育てしっかりやったって

変な自信があって始末におえないよ。

私は働いてくれてた方がよかったと思ってる。

2024-06-27

プロ機械学習もやってないやつのコード

プロ機械学習系のクソコード・クソジャークっぷりが取り立たされてるけど、クソコード・クソジャークっぷりは何も競プロer機械学習er専売特許ではない。

自分経験したやつを以下に列挙する。

組み込みerC言語)のクソコード・クソジャークっぷり

フロントエンドerのクソコード・クソジャークっぷり

インフラerのクソコード・クソジャークっぷり

VBAerのクソコード・クソジャークっぷり

2024-06-26

創価学会員ですが石丸伸二に投票する人はいます

30人中1人くらいですが。

暇空尊師が「公明党石丸伸二のバックについてるんだあああああ」とか認知プロファイリング()発動されてらっしゃったので誰かまともな選挙対策のブレーンついてやれよと思いつつ書く。



創価学会地区割りされたグループごとに政治勉強会的なものします。

そこで「今回の公明党が推す候補はこの人やぞ〜友人に選挙投票お願いする時のためにどんな政策あるか覚え時や〜」というような話をします。

当然今回は小池百合子です。

その上で「これに比べたら蓮舫さんの鮎はカスや!」というような、他の候補者に興味持ってる人対策の問答集も教示されます

(実際にはカスなどという乱暴言葉は使いません。今回は「外苑が争点ってちょっと……」「教育福祉が……」という感じでした)

石丸タモさん、暇尊師などは泡沫候補なので話題にも上がりません。



その勉強会で30後半の女性が1人、「私は今回石丸さんに入れます!」と言い始めたというだけの話です。聞いてた人は「誰それ?」くらいの感じ。

n=1のソースは俺理論ですが……話題にも上がってなかった人のバックにいるのは無理あるよ暇にゃん。

まあそりゃ学会員数いれば多少他のところに入れる人もいますわ。

この前八王子駅前に蓮舫さん来た時、有田ヨシフが「創価大学生が蓮舫さんに入れるって言ってましたよ!」とか言ってたらしいし。俺も百合ちゃん入れたくなかったけど蓮石暇よりマシと思いながらいれてきたしね。

2024-06-11

anond:20240611062902

夏野は有害な面が多いけど政府勉強会委員会に呼ばれて喋る簡単お仕事はある

そんな簡単お仕事すらできないただのおじさんはお前だろ?

2024-06-09

よくお世話になる技術ブログとか書いてる人をフォローする

技術的に為になる話題結構あるが、女性嫌悪のようなツイートRTしたり自分から発信してる人が少なからずいて嫌なので結局フォローを外す

勉強会で顔合わせてアカウント交換した人とかだとフォロー外しにくくて困る(ミュートにはするが……)

そして、顔合わせた時に私に対してもそう思ってたのかな……と嫌な気持ちになるのでもう顔合わせる事はないといいなと願うが、まあコミュニティ近いとまた顔合わせる事になる

2024-05-24

コンサルタントは超トップダウンピラミッド組織だよ

https://togetter.com/li/2371891

あのさぁ。

コンサルタントって、ガラス張りの構想ビル会議室、に若手からコンサルタントからベテランコンサルタントまでがずらーっと集まって、みんな盛んに意見を出して、それをシニアマネージャーが腕組んで口挟まずに聞いてて、最後意見を吸い上げて発言して決めるボトムアップ組織ってイメージあんのかな。

それで各自顧客会社現場に行って、現場の人たちと対話しながら作り上げて行くみたいな。


全然ちがうからね?無茶苦茶トップダウンピラミッド組織からね?パートナークラス以下には人権がない、口を出せない軍隊組織からね?


コンサルタント業界は、そもそも仕事の始まりからして違う。

まずパートナーと言われる役員クラス相手会社エグゼクティブトップ営業をかけて仕事を取ってくるんだよ。

で、取ってきた仕事パートナー顧客企業トップで話をして方針を決め、それをひたすら下に落としてくる。この段階では金が動いていないことが多く、だから誰にも知られずに密かに行われる。

下の連中は、ある日突然降ってくるそれらをひたすら処理する。

作り上げられた美しいストーリーに合う様な情報をひたすら集めてレポートにするのが仕事

レポートが出来たらそれに基づいてトップダウンで働き蟻のように動き回って動かすのが仕事

現場の連中に反発喰らって投げられる罵詈雑言経営層の代わりに受け止めて被弾してボロボロになりながら弾よけになるのが仕事

成功するかしないかなんて関係ない。成功したというストーリーを作るのだ。

メテオフォー駆動方式


これが企業相手ではなくて官公庁相手だとさら悲惨コンサルティング会社は、公式非公式わずシンクタンクと称するロビー団体に少なからず関わっている。そいつらが政治家なり超高級官僚ほとんど政治家)にアクセスしてぶち込んで勉強会なるものを開催し洗脳、それで研究案件を立ち上げさせてほぼ指名のような入札をして受注という流れになる。

通常、顧客側の官公庁も、動かすコンサルタント兵隊も何が起こっているか知るときには、全て決まった後だからね。

それで時の政治家に都合の良い報告書を作文して終わり。何も生まないし、何も起こらない、ゴミの様な仕事を超トップダウンでこなすんだよ。

IT勉強会に行くとか本を読むことの意味

別に話聞いてなーんもわからんかったなぁ!でも楽しかったなぁ!で全然いいんだよ

そこでちょっとでも頭の中に残っている物があれば自分が困ったときに「あーこんなキーワードあったなぁ」って検索出来るきっかけになるからそれでいい。

2024-05-16

anond:20240515221358

続きです。

しかし、結果的に言うとマンガ部も違った。こんな言い方が正しくないのは分かっているが、みな意識が高すぎるのだ。真面目にマンガに取り組もうとしている人たちばかりだった

「人は経験したことだけしか描けない」という信念のもと、学外活動にも熱心だった。いろいろな経験を積むことで、その経験作品に、キャラクターに深みを与えるのだと。マンガが好きだからマンガしか読んでない奴には面白いマンガは描けない。そう断言してはばからない人たちだった

しかし俺はその考えには否定的だった。なぜならエロ自由からだ。エロく感じるなら現実など無視して良い。腹ボコ子宮姦も感度3千倍もリットル単位の精液も、どれも現実にはありえない。だがありえないからこそエロいのだ。現実に縛られずに自由に描けるからエロマンガエロ同人エロいのだ

そして俺は漫画家になりたいのではない。エロ二次創作がしたいだけだったのだ。そのためだけに絵を練習してきたのだ。男などは描きたくはないが、竿役がいないと始まらないので仕方なく練習した。毎回毎回異空間に閉じ込める訳にも行かないから、背景も勉強して練習した。もちろん女体もしっかり練習した。だがしかし精緻な設定も重厚ストーリー人生経験エロ同人には必要ないし、そもそも俺にそんなものを生み出せるはずもない。生み出そうという気持ちすらない。俺にとって重要なのは読子まほろさんをんほおさせること。それだけだから

とはいえ先輩方の絵は上手かったし、デッサン勉強会なども定期的に行われていて、同期で入ってきた部員も何人かいたので、しばらくはこのままでいいかと思い、部に残ることにした。表向きは俺も漫画家志望だということにして

マンガ部では定期的に部誌を発行しており、部員は全員それに載せる作品を描くことが義務だった。作品を落とすことは一度目はセーフだが二度目はペナルティ部員全員に食事を奢る、部誌の印刷代を出すなど)を課すという厳しいものだった。なので落とす人はほとんどいなかった。が、これに毎回苦戦していたのが俺だ

だってそうだろう。自分が一から考えたマンガなど、俺は一度も描いたことがない。ストーリーがあるマンガも描いたことがない。だが見様見真似でコマを割ることを覚えたりと、マンガ形式を少しづつ学べたのは良かったと今でも思う

そうして大学生活や部活動にも慣れ始めた頃、ついに俺は念願を実行に移すことにした。そう、エロ同人作家としてデビューすることだ

いきなりコミケハードルが高すぎるし、何よりもサークル当落があるので、本ができても落選では意味がない。だからまずは手近なイベントにしようと俺は考えた。ネタとしてはやはり、当時人気だった「おねがい☆ティーチャー」が鉄板だと俺は予想した。印刷所も手配し、同期にも手伝ってもらって原稿も描き上げた。この同期は真面目でエロマンガエロ同人などには良い感情は無かったが、それでもマンガであることには変わりはないと割り切って手伝ってくれた。マンガとして成立しているかもきちんとチェックしてくれた。コマ運びや大ゴマの使い方など、エロしか描けない俺の絵を「マンガ」にしてくれたといっても過言ではない。ただ、俺が本当にやりたかったのがまさにエロ同人だったと知っていたら手伝ってはくれなかっただろう。そういう意味では騙したみたいで、今でも時々申し訳無さを感じる

そうして出来上がった俺の初のエロ同人誌は、自画自賛だがなかなかのものだったと今でも思う。もちろん今から見れば何もかもが荒削りだし、絵だって素人にしてはまぁまぁ、というレベルだ。当時と今とでは要求されるレベルが違うが、それを勘案すれば「まぁまぁ」だった(今基準ならクソ認定されるかもしれない)

そして結論から言うと、俺のこの初エロ同人誌は完売した。ビビって100部しか刷らなかったのを後悔した。初めてのイベント参加で、初めての本なんか売れるわけがない。そうネットでは言われていたので、100部というのもかなりの冒険だったのだけど、当時は最低ロットが100部からだったので仕方なかった。今のオンデマンド方式なら部数は自在から、30部ぐらいにしていたかもしれない。それはともかくとして

初めてのエロ同人完売したという事実に俺は喜びに打ち震えた。たった100部とは言え、初めての参加で初めての本だ。それの「完売」の勲章は何物にも代えがたい。今までの努力が認められた気がした。エロ同人作家として価値を認めてもらった気がした。子供の頃からなりたかったエロ同人作家に、いちおう俺はなれたのだ

そこから俺はイベントごとにコンスタント新刊を出すようになっていった。この頃にはとらのあなが最大勢力で、信長書店メッセサンオーといった同人を扱うショップも多くなってきた。一方で長年お世話になっていたLLパレスは悲しいことに規模を縮小していったが、こういうショップが勃興することで、俺は部数をどんどんと伸ばしていった。イベントで売れ残っても、その在庫ショップが引き受けてくれるのだから、スペースの限界まで持ち込めるのだ。100部から始まった俺の本の印刷部数が4桁後半になるのもあっという間だった。実家から離れて一人暮らしを始めたのもこの頃だった

一方で同人活動にかまけて、学業どころか大学生活が破綻するようになった俺は留年危機を迎えていた。おまけに世は就職氷河期真っ只中である。だが俺はまったく気にしていなかった。この頃の俺は1000万円以上の収入エロ同人から得ていたからだ。就職卒業もする意味理由も俺にはまったくなかった。が、親に懇願されたのもあって、卒業だけは一応しておくかと思って追試でどうにかなった。大学側の温情も多分にあってのギリギリ卒業だった

から就職をどうするのかと何度も問い詰められた。いまの状況ではまともな就職など出来ない。だからしばらくフリーターをやると言うと、それなりに納得していたようだった。エロ同人作家フリーターも似たようなものだ。だから俺はここで本当の「エロ同人作家」になった。大学生のお遊びではない、本物になったのだ

さて、無事に大学卒業して「職業エロ同人作家」となった俺は、変わらずに活動を続けていた。好きなアニメゲームを見ては妄想股間を膨らませて、いかにこのキャラアヘアヘ言わせるかだけを考えていた。清楚なタイプならギャップ萌えダブルピースも悪くない。ロリロリでもアリだ。ちょうどこの頃はメスガキ分からせという概念も生まれつつあって、それに乗った俺は絶好調だった。少なくとも表面上は

だが、当時は分からなかったが実は俺はほんのりとスランプを感じていた。マンガ技術は桁違いに向上したし、画力だってプロと比べても遜色ないほどに腕を上げた。しかしやってることや描いてる内容は最初デビュー作品から何も変わっていない。いや変えられなかったからだ。技術レベルは上がっても、「中身」は小学生レベルなのだ小学生の描くバカみたいなマンガプロが清書してるだけのようなものなのだ。誰を描いても、何を描いても「うんこ! おしっこ! ギャハハ!」だ。そういうものを延々と再生産しているという事実に気がついた時、俺はゾッとした。結局のところ、俺はエロ同人作家」としては何も進歩進化もしてないのではないか。そう思った

学生の頃、マンガ部の真面目な先輩たちが真面目にマンガを描いていたのを見て、意識が高くて違うなぁと思った。俺にはそんなもの不要だと考えた。エロ同人必要なのは、一にも二にも画力エロスだけだ。そう信じていたが、そうではなかった、エロとはそんな単純なものではない。…俺はそんな風に段々と思うようになっていった。エロスとは人間真実を浮かび上がらせる深奥なる営みの一部なのだ、と。今頃になって先輩たちの「人は経験したことだけしか描けない」という言葉が俺の心をえぐるようになっていった

しかるに今のこの俺はどうだ。実際のセックスなど知らずに、小中学生妄想をただ絵で表現しているだけの、エロスも人間も描いていないただ手先が器用なだけのバカなのではないか小手先エロい絵を描いてるからある程度評価されてるだけで、「作家」としての評価は下の下なのではないか

俺は「漫画家」になりたかった訳では無い。ただエロ同人作家ありさえすれば良かった。だがエロ同人作家であろうとするなら、同時に「漫画家」的な資質要求されるのだということを、俺はようやく思い知った。エロいからというだけで、設定など無視してキャラアヘ顔ダブルピースをさせるなど、そもそも作品理解していないから出来ることだ。果たしてそれは二次エロとして正しいのか。エロ同人作家としてあるべき姿なのか。そんなことを突きつけられた気がした

から思えばそれは事実だった。だが当時の俺に、その事実を受け入れ、飲み込む度量はなかった。なまじ売れていたからこそ、自分が真のエロ同人作家ではないという事実が受け入れられなかった。あれほど憧れたエロ同人作家として成功したというのが、すべて幻だった、勘違いだったなど受け入れられるはずがない

から俺は、「本当のセックス」を知るためにまず風俗に行くことにした。実際のセックス体験すれば、それが何らかの形でマンガフィードバックできると考えたからだ。そのフィードバックを得られれば、俺は一つ上のエロ同人が描けるようになる。そう信じた。マンガ部の先輩たちが言っていた「人は経験したことだけしか描けない」という言葉に、今更のように俺はすがった

だが、「実際のセックス」は俺の求めたフィードバックインスピレーションも、何も与えてはくれなかった。実際のセックスはさほど刺激的でもなく、快感という点でも右手に大きく劣るという有り様だった。しかし一つだけ大きな学びがあった。「セックスはいうほど気持ちよくはないが、しか女の子イチャイチャするのはたまらなく心地良い」のだ

話は少し前後するが、俺は外面が良いというのは何度も書いた。芸能人レベルイケメンとまでは言わないが、雰囲気イケメンぐらいではあった。身長だって175センチあって、武道で鍛えてはいたので細マッチョだったから小中高と女子には受けは良かった。告白されたことも何度かある

でも俺はそれらを断った。なぜか? それは真実を知ることで幻想が壊れることが怖かったからだ。そして己の欲望ありのままにぶつければドン引きされるのが分かっていたからだ

俺とて子宮姦など現実にはできないことは知っているし、そんな長大なナニも持ち合わせてはいない。感度3千倍なら脱法ドラッグあたりなら何とかなるかもしれないが、それとてリスキーが過ぎる。なにより俺には妹がいると最初に書いたが、そのせいで「現実の女」に対する期待値などゼロだった。「人語を一応は解する邪悪な獣」である妹が俺の中では現実若い女性のモデルケースだったので、そんなのの類似品と「お付き合い」など出来るはずがないし、したくもなかった。故に俺はセックスへの憧れ、期待を持ちつつも実行には至らなかった。現実女子などは鬼神のごとく敬して遠ざけるのが最良なのだ

とはいえ性欲は人並み以上にあったので、ヤりたい気持ちは常にあった。ヤれそうなタイミングもあった。しかエロ同人的な世界観内面化している自分が、常識的セックスで満足するとは思えなかったから踏みとどまれ

話を戻すと、いざ実際に現実女子と致すと、なるほど予想の通りにさほど気持ちよくはなかった。全くの想像以下だった。しかし、事前事後に快感とは別の多幸感のごときが押し寄せてきたのだ。これは予想外、想定外だった。幸せホルモンがドバドバと脳内に分泌されている。セックスとは竿の快楽だと考えていた自分にとっては、これは盤外戦のような感覚だった

だがこの感覚マンガフィードバックはできない。竿役のおじさんや触手多幸感を感じたというのをどう表現しどうエロ昇華できるというのか。悩み、迷走した結果、俺は今まで通りの路線で続けることにした

ところでこの頃、自身の迷走もあって売上はよくて現状維持ネタによっては大きく落ちることもあった。かつて数千部を誇った発行部数在庫として積まれるようになっていった。そして何度も言って恐縮だが、俺は外面はまぁまぁいい。高校生の頃からの習慣で、イベントには常にピシッとした装いで参加していた。それは落ち目になったこの時でも変わらなかった

後にどこかで聞いた話だが、腐女子などもイベント参加のために気合の入れた服や装いを用意するらしい。大事同人イベント敬愛するサークルのスペースに訪問するのに、勝負服を着ないでいつ着るのか、という文化があるらしい。俺の装いへのこだわりもそれに近い、と感じた。俺はエロ同人誌が好きだった。それが頒布されるイベントも好きだ。それへの、そこへの敬意として正装をする。それらに対して恥ずかしくない格好をする。もちろん自分なりの、ではあるけれど、それが「礼儀なのだと俺は思う

そして迷走してはいものの、まだある程度の売上があったこの頃、この俺のファンだと名乗る女性サークルスペースに現れた

まだ続きます。。。

2024-05-11

IT業界に巣食う性差別について

IT業界先進的な企業が多いから、思想的にもリベラルで旧態然とした差別はかなり少ない。

などと、シリコンバレーの一部企業を見て幻想を持ってしまった可哀想な人が観測されたので、実際のところを記す。

IT業界の一部では、確かに異常なまでにポリコレ道を邁進する企業がいる。しかしそれをIT業界に当てはめるのは間違いである。

特に日本ではごく普通に性差別が残っており、多くの人がそれを(しぶしぶ)容認している状態である

見方によっては九州亭主関白のような地域に根ざした性差別であり、おかしいと思う人もいるものの慣習として残っている。

具体例を挙げよう。日本IT業界には、女性しか参加できない勉強会一般的に行われている。

これは「生理が齎すコード品質への影響」というような女性特有のものではなく、

全く女性特有の問題とは関係ない内容が行われる勉強会なのだ

例えば CTF for Girls という、セキュリティ関係コミュニティ女性限定である

男性がここでセキュリティ勉強をすることは許されない。

なお念の為明記しておくが CTF for Boys のような男性限定コミュニティ存在しない。

他にもたくさんある。例えば Java 女子部というコミュニティがあり、ここも女性限定である

男性がここで Java勉強をすることは許されない。Java 男子部は存在しない。

他にも枚挙にいとまがなく、性別によって区切られた閉鎖的なコミュニティ一般的存在するのである

なおこういう状況を記すと、底の浅いブクマカが「アファーマティブ・アクションから仕方ない」というブコメをすることが想定されるが、これはアファーマティブ・アクションではない。

アファーマティブ・アクション格差是正第一目標に置いた取り組みを指す。例えば大学入学者に黒人が少なく、人種に偏りができるため一時的黒人優遇するというような措置だ。

例えばだが、スタンフォード大学性差別に対するアファーマティブ・アクションとして、スタンフォード女子大学を作るわけではない。

あくま優遇するという措置であり、女性限定黒人限定」の大学を作るわけではないのである

しかIT業界では性別によって限定されたコミュニティ一般的存在している。

リベラル風土があるように見えるIT業界も、閉鎖的なのである

2024-05-08

anond:20240507202657

かに男性向けの性的商品広告に対する元記事批判は、論理的根拠が弱い側面があるが、問題はなぜそれが批判されやすいのかという点

1.恣意的に別条件付け足したらミラーリングじゃなくなるでしよ

2.「巨乳」のミラーリングは何になるか 

記載内容に関して論理的根拠問題ないと思う。ただ今時、女性向けの性的商品であるBLが駅や新聞広告に頻繁に登場する中で、ネット素人議論ならともかく「たわわ」に関しては、なぜ曲がりなりにもプロ報道機関研究者が取り上げるんだろうか?

法曹心理学の分野では性的商品性犯罪者認知の歪みの影響を与えると認められているか

法務省性犯罪者の現状」

https://www.moj.go.jp/content/001324318.pdf

P.12より

性的ファンタジーの反芻と強化

「◦ アダルトサイト暴力的性行動,小児ポルノなど)などで逸脱した性的ファンタジーを強める

自分犯行を頭のなかで反芻する 」

法務省性犯罪加害者理解対策

https://www.moj.go.jp/content/001362700.pdf

P.16より

アダルトビデオアダルトサイトのようなことをみんなしたいと思っているはずだ」

日本心理学会大会発表論文

性犯罪の発生に関わる個人要因」

https://www.jstage.jst.go.jp/article/pacjpa/71/0/71_3PM012/_pdf/-char/ja

モデルで導入された外敵潜在変数は「メディア興奮」「性的欲求」「性格特性」「女性認知」の4つである強姦暴力メディアに興奮しやすいほど、そして性的欲求が高いほど買春違法ポルノのぞきといった逸脱した性行動をしやすく、逸脱した性行動をしやすいほど、そして性的欲求が高いほど、および平等性役割感が低いほど、悪質な性加害行為執行やすくなる。」

上記のように法曹心理学の分野では、性犯罪者男尊女卑的な価値観に影響されやすく、性的ファンタジーの反芻と強化が逸脱した性行動を引き起こしてると記載がある。性的商品性犯罪者認知に影響を与えることが認められてるよう。

なので言及元の記事にある「言われたことに反論出来なくなったらとりあえず『性暴力ガー』と絶叫しておけば最悪引き分けまで行ける」などの主張は、法曹心理学世界での根拠付きの議論と比べると弱いと思う。少なくとも、性犯罪の要因として根拠が示されていることを考えると、男性向け性的商品批判はある程度根拠があると言えると思う。

では男性向け性的商品が今より規制されることはあるのか

ポルノも酒と同様に、禁酒法のように全面的規制が闇に潜り犯罪化を促す可能性があると思う。実際、フランス買春禁止する方向での規制が行われた結果、セックスワーカー活動が闇に追いやられたという報告もある

フランス買春処罰法がセックスワーカー仕事生活に及ぼした影響」

https://akaikasa.net/?p=999

引用記事セックスワーカー権利を推進する団体が書いた記事とはいえ示唆としては参考にできる。

ポルノ買春の極端な規制は性暴力問題解決効果がない可能性があるよなあ。結果として、男性向け性的商品がなくなることはないと思う。

では男性向け性的商品批判対象になりにくくするには、どうすればよいか

暴力被害者側が多い女性(もちろん男性にも被害者はいる)だけでなく、性被害に遭っていない男性も「男性向け性的商品ファンタジーであり、性暴力衝動肯定するものではない」って当たり前の考え方を広めることしかいかなあ。引用した法務省の二つの資料でも

性犯罪者の現状」P.10より「性に関する認知のゆがみとは◦性犯罪者だけでなく,実は社会もその多くを共有してはいいか?」

性犯罪加害者理解対策」P.5より性暴力強要する側とされる側の力関係の発生について「この背景には日本社会文化的背景も影響している」

社会性差別的な思考が性暴力の発生に影響を与えている可能性があると認識してるようなのよ。昨今例のジャニーズ問題女性と思われる人によるセカンドレイプ問題になる中でさえ、「フェミニストバカ」と同じくらい、いえそれ以上に「男性性犯罪者になりやすい、統計的数値にもでてる。男性向け性的商品も影響ある」と思われてる。その認識を解消するしかないんじゃないかな。

ネット匿名記事とはいえジェンダーの話は、どの立場から問題点の洗い出しや分析解決案を考える気の無い素朴な記事が多いなと思うので女性立場からちょっと書いてみた。

https://b.hatena.ne.jp/entry/4753165127601855040/comment/frothmouth

この記事に対するエビデンスの弱さを指摘いただいた。ありがとう。ただブコメでも書いたけど、私のリテラシーのなさより男性法務省のような政府機関から弱い根拠性犯罪と結び付けられる方が問題大きいと思う。その関係が弱いなら性犯罪対策誤った認識で取られてるってことやん。ちょっと検索したけど性犯罪ポルノ因果関係が弱い証明記事って本当に見つけにくいのよ。それを持って性犯罪ポルノ因果関係の強弱は決めれないけど、その辺り「女はばか」みたいな話より、ポルノ自由含め、ちゃんと洗い出しや議論する方がええと思う。

https://b.hatena.ne.jp/entry/4753165127601855040/comment/kishimoto0050

法務省がそうなっているのも大学言論人の偉い方々が様々な議会勉強会なんかに参考人として出入りして色々言った結果でもありフェミニズム言説と法務省を切り離せる問題ではない気がしていますがどうなんでしょう」

法務省フェミニストロビイング受けている!と言いたいと思うけど、仮にロビイングポルノ業界に悪影響与えてるなら、なぜネットフェミニストに反対してる人筆頭に、エビデンス出して反論しないの?酒とかタバコ業界はある程度ロビイングしてるからこそある程度の規制で済んでるのに、なぜポルノ業界ネット世論味方につけてそれをしないんだろう。ポルノ業界の味方の方々は、たとえネットでも、もっと実行力のある発言を心がけた方が良いと思う。

法曹界でも意見割れている」「根拠ない」なら頼む、本当にエビデンスを持ってちゃん議論した方がいいと思う。少なくともポルノ業界利益造反するフェミニスト業界と思われる人は一応政府機関に食い込んでるわけよ。勝ち負けで言うと、どっちが有利かは考えてみよう。

https://b.hatena.ne.jp/entry/4753165127601855040/comment/li_tide

法曹の間でも意見割れてるけどポルノ因果関係をもって悪影響を与えるとまでは認められてないかな。それとたわわや性的商品広告資料にあるようなポルノとは全く違うので、これらを結びつけるのは雑過ぎる」

かに雑だ、すまん。ただ規制する方はこちらの記事で2例ほど出したけど、大抵「性犯罪を犯す人は男尊女卑価値観に過剰適応している」って前提で活動してると思う。

https://anond.hatelabo.jp/20240508152120

なんでポルノに限らず、たわわみたいな性的商品広告も少なくとも女性のモノ化みたいな意見男尊女卑価値観に沿ってる、てなロジック槍玉に上がりやすくはなる。てかなってる。それが間違いだ、という意見もっと言っていい。

たとえ雑とはいえ、私の稚拙意見でも、ある程度考えたら批判意見でも煽りみたいな意見減って、論理立てた反論が返ってくるのよ。この調子男性ももっと言葉を積み重ねてほしい。できれば根拠となる引用つきで。

2024-04-17

飲み会行くから残業代ください

ここまではまあ、若いからってことで許そう

強制じゃないから来なくてもいいよ」で終わるし

でもその後に「飲み会に出たかどうかで評価とか出世に反映させないでほしい」とか言うのは許せん

頭わいとんか?

たとえば時間後の自発的勉強会があったとして、当然無給だし強制ではないけど、そこで得たスキル仕事に活かして結果出したら当然評価するやろ?

それと同じことやぞ?

飲み会では情報と人脈が得られる

一回も飲み会に来ないで残業代くれたら行きますよとか言ってるいけすかない得体の知れないやつより、毎回飲み会来てニコニコしてる奴に仕事頼むやろ

たとえ能力が同じ、いや、能力には結構な差があったとして、コミュニケーション取れるやつの方が信頼できるやろ

飲み会に参加するのをコストだと認識していながらそのコストを支払わないんやから、結果は受け止めろや

おれは正々堂々と全ての飲み会を断り、黙って結果を受け止めてるやで

anond:20240417154850

デマはやめろ!!

オーストラリアは共同での養育から方針転換」というのはデマです。

以前からあったデマだが、梅村みずほ議員が実際にピーターロバーツ首席公使在日オーストラリア大使館首席公使)に会った際に「再確認」しているぞ。

よく読め↓

https://twitter.com/mizuho_ishin/status/1744614404895965334

梅村みずほ 【STOP!児童虐待日本維新の会 参議院議員 大阪府選挙区

@mizuho_ishin

単独親権に拘る方々の中には未だ「オーストラリア共同親権からの揺り戻しが起きている。共同親権危険。」という方がいらっしゃるそう。

再確認しましたが、オーストラリア単独親権制度への転換など全くお考えではありません。

子ども権利第一に考える同国の姿勢を参考に今年こそ民法改正へ。

引用

Justin Hayhurst ジャスティン・ヘイハース

@AusAmbJPN

ピーターロバーツ首席公使が、日本維新の会主催する共同親権に関する勉強会に出席し、家族法改正について有益意見交換しました。

@osaka_ishin

2024-04-08

anond:20240408134812

地方県庁所在地クラスにあるコワーキングスペースなんかだが、そう言う感じで運営しているところがある。

ワイは出張に行った時に気に入ってスポット利用で使ってるやで。でも最近は土日に気晴らしにドライブがてら行く事もおおいんや。

2024-04-03

anond:20240402192834

暇空をいいねしたりフォローすると暇アノン扱いされて中傷されるのにapp研究会のトランスヘイターと一緒に勉強会を行なった某女性支援団体代表は一才批判されないのなーぜなーぜ?

2024-03-31

20年くらい前に発達障害と診断されるまでとされてから

当時小学生だった。

子供ながらにあの頃は発達障害についての情報ほとんどなかったと思う。インターネットも今より普及していなかった。母親は髪を振り乱しながら、おかしい、普通の子じゃない、普通に出来ないなんて、おかしい、おかしい、変、変、変、どうして出来ないのと毎日叫んでいた。

じゃあどんな小学生だったかと言うと、まず運動音痴だった。リレーはいつもドベだし、逆上がりもできない。跳び箱に挑むとタイミングがわからなくて、そのままぶち当たって箱を破壊する。マット運動で転がると眩暈がして上手く起き上がれない。逆に勉強自分で言うなって話だけどかなり出来た。字を書くのは上手くはなかったけど、勉強自体は楽しかったしすぐ理解できたので何もしなくても満点だった。

運動会ではお荷物だったしドッヂボールでは毎回泣きたくなるくらい当てられてたけど、体育自体は好きだった。勉強だったら負けなかったし、友達も沢山いた。

変わったのは、親の仕事の都合で県外に引っ越しからだった。

子供なんてちょっとしたこといじめてくる。田舎からたからとか、身長が高くてのろまだったからとか、服がユニクロからとか、ゲームを持ってなかったからとか、流行りのドラマを見てなかったからとか、塾に行ってないのにテストで満点取ったからとかであっという間にいじめられるようになった。

教室に入るとささっと4人くらいから囲まれて、色々言われた。メンバーは日替わりだった。半年くらいは我慢してたけどある日急に行く気がすっかり失せてしまって、仮病を使って休むようになった。

それを母親は許してくれなかった。学校に行かないなんて普通じゃない、おかしい、と毎日私を打つようになった。いじめられるから行きたく無いと言えばよかったのかもしれないけど、私が田舎から来たのもユニクロを着てるのも、ゲームを持ってないのも、ドラマを見てないのも、塾に行ってないのも、テストが満点なのも全て紛うことな事実だし、事実を言われただけだしな…これはイジメではないはず!ただなんか学校行きたくないだけ!と謎に前向きだった。いじめってバカとか死ねとか言うものだと思っていた。

(あの頃の自分に言いたいけど、階段から突き飛ばされたり、靴の中に土入れられたり、クラスメイトが川に落ちた時お前の責任にして学級裁判もとい糾弾会開くのは立派ないじめだと思うよ!)

叩くもの母親の手から布団叩きに変わる頃、ようやくクラスの子からダサいとか謝れって言われるから行きたくない!と泣いて吐き出した。それくらいがなんだ戦え!やり返せ!と言われた。

ブランド物の服を着たあの小柄なクラスメイトたちが、私には小鬼に見えた。そんな小鬼と戦えない。

普通はどんなことがあっても行ってるはずなのに、どうしてこの子は行かないのか、普通じゃないのか、こんなのおかしいと母親ノイローゼになっていた。父親は俺は知らないの一点張りで、他の女性たちに夢中だったし、もう少ししたら私にも手を出すようになってきた。我が家は完全におかしくなっていた。

真冬に寝巻きのまま裸足で外に出されたり、どこかの川沿いや公園児童養護施設の前に置いていかれるようになった。この頃になると、うちの親は話が通じないからおまわりさんに助けてもらおうと交番に行くようになった。毎回家に送ってもらってお宅の娘さんが…とインターホンを押すや否や両親は飛び出して私を抱きしめていた。涙を流して、ほんの些細な喧嘩なんです、私たちが悪いんです、厳しくしすぎました、本当に帰ってきてくれてよかった、この子私たちの宝物、ご迷惑をおかけして申し訳ありません…と泣いてぺこぺこしながらおまわりさんたちにお礼を言っていた。そういう両親を見ておまわりさんたちもすっかり態度を軟化させて、ご両親に迷惑をかけちゃ駄目だよ、と私に説教をして帰っていく。外面はめちゃくちゃいいのと隠すのが上手いので、今でも両親は周りからは、上品で優しいお母さんと思慮深く手先が器用でなんでも作れるお父さん、こんな素敵なご両親なんてあなた幸せだよと言われている。嘘だろ。

子供ながらに何もかもがもうだめかもしれない、と思うようになったある日、機嫌の良い母親ならお出かけしよう、と連れ出された。狂言自殺を繰り返していた母親を前に心中という単語がチラッと頭をよぎった。長い長い時間電車に揺られ、着いたのは病院だった。そこでまた長い時間ゲームのような、簡単テストのようなものを受けた。今まで何度か精神病院に引きずられて行ったことはあったけど、あそことは全然ちがうな、と思った。

アスペルガー症候群の傾向が出ています、みたいなことを言われた。

なにそれ?頭の病気?治らない?一生?と一瞬ショックを受けたものの、治らないなら仕方ないと諦めた。

それから母親は激しい浮き沈みはあるものの私の不登校基本的には許すようになった。この子アスペルガーから、頭の病気から仕方ないと。反面で私に天才になれと言うようになった。エジソンだってアスペルガーだった。学校にも行かなかった。同じアスペルガーから絶対になれると当然のように言った。少しでも逆らうと怒り狂って、お前は人殺しになってお母さんのことも殺すんだろうと怒鳴ってきた。当時話題になっていた事件犯人が、発達障害だったからだそうだ。

私が中学の頃に父は単身赴任となり、私たち母子だけで暮らすようになってから、だいぶん楽になった。ちゃんと「学校」と呼ばれる場所に通えるようになったのは高校からだった。そこの高校名前漢字で書くことができれば受かると言われているくらいのレベルだった。一番最初数学の授業は2桁の足し算のプリントをひたすら解けと言われた(後ろの席の男子からこれわかんねぇから答え教えてくれと言われた時はびびった)。長い期間のストレスからか、自分名前漢字平仮名カタカナ以外ほとんど書けなくなっていたのでとにかく早く、どうにか楽しつつ巻き返せないか試行錯誤した。相変わらず短距離走球技は酷いものだったけど、長距離ならそれなりにできるとわかった。家にいたくなくてボランティアやら勉強会やらに積極的に参加した。授業態度は良かったので(そもそも周りが最悪なのもあった)先生からは良くしてもらえた。先輩達は挨拶もろくにできねぇのかと凄んできて恐ろしかったけど、お陰で誰にでも大きな声で挨拶ができるようになったし、怒らせなければ面倒見の良い人達だった。ヤンキーばかりかと思ったクラスメイトも親切で、今でも何人かとは親しい付き合いがある。頑張れたお陰か無事大学にも通えた。

途中就職に失敗して鬱になりかけたりニートになったりして、心療内科から貰った全然効かない薬を飲みながらカウンセリングを受けたけど、結局一番効果があったのは、気晴らしに始めたバイト給料を使っても良いと言われた時だった。現金を使える自由が私には何より効いた。

本屋に行くと発達障害に関する本がズラッと並んでいる。少し前までは発達障害の人とどう付き合うかという内容ばかりだったのに(それでも最初本屋にあった時点で衝撃を受けた)、発達障害自分がどうやって生きていくかのライフハックが書かれた本たちが並んでいるのを見ると、昔に比べて良い時代になったのかもしれないとしみじみ思う。

ところで、私が子供の頃貰った「アスペルガーのお友達どう付き合うか」の本を読んでみると、症状が全然当てはまらない。肌触りに敏感でもないし、誰か(この本で言うとクラスメイト)が泣いていたらどうしたのかと心配になる。怒らせてしまったら私のあの言葉や態度が悪かったのかと気付くし、これじゃないと駄目みたいな強いこだわりも特にない。社会復帰してから遅刻寝坊もした事がない。作業にのめり込むこともないし、無くし物もしない。特に親しい友人や夫に、もしかしたら発達障害かもしれないから当てはまるなら正直に教えてほしいと頼んでみたけれど、特にない、別に普通だと言ってもらえた。私を含めた全員素人からなんとも言えないけども…。

最近気になる話を聞いた。子供のうちに猛烈なストレスを受けると、発達障害によく似た症状が出るらしい。それに関する論文をしっかり読んだわけでもないので、あくまそうかもしれないの粋だけど、もしかしたら、と思ってしまう。もう一度あのテストでも受ければ良い話なんだけれどめんどくさい。

私は普通になったんだろうか。なっててもなってなくても、今それなりに幸せからどっちでも良いか。もう寝よう。

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