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2022-06-29

anond:20220629122557

大卒港湾関係会社就職するとしたらどこが良いでしょうか?お話をお伺いする限り大卒初任給より高そうなので気になりました。

大学まで出てるなら事務職として就職する方が良いと思う。

就職先は普通に大手狙いでいいんじゃない。調べればすぐわかる。

中学生港湾関係仕事を目指して勉強するならどのような道が良いでしょうか?

事務職として目指すなら大学3年までに通関士資格を取っておけば超有利。

英語中国語はできるとまあまあ有利。

作業員として目指すなら特に勉強することは無い。

しいて言えば高卒後に港湾系の資格とか取らせてくれるとこに進学するくらい。

横浜神戸大阪名古屋豊橋にある。

卒業生スカウトに来るので作業員としてなら就職にも困らない。

あと港湾作業員と知り合っておけば口コミ紹介してくれるってルートもある。

人手不足なのと現場系だからか知り合いの紹介は強い

例えばクレーン免許を取るとか、何かしら免許を取っていたら良いものありますか?

クレーンとかリフト免許があれば有利だけど、やる気あって筆記試験に受かりそうな奴ならそのうち会社費用で取らせてくれるので事前に取っておく必要はない。

港湾関係起業する事が可能であれば、増田さんならどうされますか?

港湾輸送業新規参入事実上不可能なのでどうしようもない。

港湾関係会社と何らかの取引をしたいというなあどうかなあ。

業界保守的だし取引先決まってるとこばっかだから難しいと思う。

2022-06-28

なんでみんな港湾作業員にならんのか(6/29追記しました)

身体健康ならという但し書きつきだけど、40代経験でも雇ってもらえて初年度でも年収600万くらいは貰える。

監督管理者級まで上がれれば大手なら1000万超えるし中小でも1000万弱くらいはいく。

ぶっちゃけ特に学歴かいらない現場仕事系として雇われでこれ以上の収入ある職種ってレアだと思う。

港湾作業員ってどんな仕事

簡単に言うと

のどれかをやる仕事

一番メジャー作業は、車両船に車を積むやつかなあ?

車を運転して車両船に乗り入れるあれ。

時々ニュースで流れたりする。

大半の作業はそんな難しくないけど難しいやつもある。でも難しい作業はやれる奴にしかやらせない。

港湾作業員メリット1.給料が良い

前述のとおり実質学歴不問の現場系でこんだけ貰える業界職種ってなかなか無いと思う。

あと業界全体的に残業代とかの払いはやたらキッチリしている。

働いた分だけ金は貰える。

メリット2.転職が楽

業界全体的に人手不足なので、同業他社でよければ転職も楽だったりする。

※ただしあん素行不良だと会社間で情報共有されてハネられたりする

あと職場によっては重機系の資格とか取らせてくれるので、そういうのを持ってれば更に楽になる。

港湾作業員デメリット1.本当にキツい

特に船に乗る部隊所属だと本当にキツイ

船って夏本当に暑いのでめちゃめちゃキツイ

※でも業界全体として熱中症対策に取り組んではいる、一応。

作業メインだと船よりは楽かもだけど暑いもんは暑い

あとクーラー付きの重機オペレーターかになれれば環境面ではましかも。

デメリット2.休みが少なくて拘束時間長い

土日休みが基本ではあるけど、船のスケジュールに合わせて仕事が決まるのでカレンダーはあって無いようなもの

前日または前々日の昼過ぎ仕事の有無&何時から何時までかが決まるのでプライベートの予定組むのは難しい。

※どうしても休みたい場合、〇日は仕事振らないで欲しいまたは有休使わせてくれ等の下準備が必要

実質的に週休2.5日くらいの感覚だろうか。ちゃんと数えたことねーけど。

船によっては20スタートで翌12時終わりとかだったりするので拘束時間も長い。

陸メインの部隊所属なら基本的には定時ベースなので不規則ではなくなる。

ちなみにこのキツさが給料に見合ってると思えるかは微妙個人的にはもっと給料上げてやるべきではないかと思う。

デメリット3.人間関係キツイ

基本的に6人1組の班で活動するため、同じ作業員とずーっと活動することになる。

そこで先輩に合わない人がいるとキツイ

業界的にどうしても荒い人多めだったりするので。

※でもアラフォー以下くらいだとそこまでめちゃくちゃな人はいない印象

ちなみに仕事不定期なせいで飲み会とかは滅多に無い。

デメリット4.危ない

まれたり落とされたりしたら死ぬ荷物ばっか扱うので正直危ない。

フルハーネス所作業もそれなりにある。

しか業界全体的に安全にはうるさいので、今は業界全体で労災亡者は年間10人くらいだと聞いたことがある。

1980年代くらいまでは年間数百人とか死んでいたらしい

まとめ

まあめっちゃキツいけどぶっちゃけ頭が悪くてそして稼ぎたいって人には向いてる業界だと思う。

筆記試験に受からないので運転免許持ってないなんて人がいたりする。

親方衆に気に入られるかどうかが大事

ちなみに土地で言えば京浜名古屋比較環境が良いらしい。

阪神価格競争がキツくて待遇あんま良くないらしい。

anond:20220626211311

追記

なんか一晩経ったら伸びててビックリ

「ならない理由」が全部書かれててワロタってコメントは正直そのとおりで、わかってて書いた。

そりゃ人手不足になるよなと俺は思っているので自虐ネタだったのよね。

以下ブコメ返信等(ブコメ確認次第順次追記してるので段々増えてます

ヤクザ

「直接的には」という但し書きつきだが今は関係ない。

表立ってヤの人が現場にいたりとか会社と組が付き合いあるとかそういうことはない。

しかし水面下では関係ある。具体的にはマジで言えないけどある。

繰り返すが、普通従業員普通業務する限り関係することは絶対に無いので安心して欲しい。

ただ作業員の中には「身内にそういう奴がいる(いた)」人はいると思う。

俺が聞いた話だと、現時点で80歳以上くらいの作業員には背中キレイな人(隠語)がすごい多かったらしい。

現場事務

事務員と作業員がハッキリ別れているので事務員は基本普通サラリーマンOL

日本島国輸出入必須であり、エネルギー効率的に、船による輸送を超える輸送手段が登場しない限り、絶対に無くならない業界なので安定感はある。

なので中規模以上の港湾企業事務職として入るのは割とおススメかも。

作業員は「親父が作業員やってた」とか「友達がやってる」とか、身内でやってた人がいるからこの業界知ってるみたいな人が多い印象。

作業員管理部署事務員は朱に交わって赤くなってる感じで、荒くてキツめの人が多い印象。

現場のこと

キツさを前面に押し出して書いたんだけど、それこそコンテナの積み下ろしみたいに機械化は進んでいる。

でもコンテナだって固縛作業は人力だし、コンテナジョイントパーツつけたり外したりするのも人力。

コンテナ以外だと「クレーンにワイヤー等で荷物をひっかける」「逆にワイヤー等を外す」部分がまだ機械化できてない。

この部分はマジで人と同じ動き出来るロボットが開発されない限り無理だと思うのでまだまだ人力が必要

というか「港湾作業」の根本部分がこれ、と言ってもいいかも。コンテナ化されてない貨物なんてたくさんあるので。

これを機械化できたら業界革命が起きると思う。

ガントリークレーンオペレーターやれる作業員は少ないので、やれる奴がいる部隊はそればっかやってる印象。

逆に言えばそうじゃない部隊だとコンテナなんてほぼやらない。

余談として、大昔は本当にクレーン以外全部人力でやっていたので自然筋肉ムキムキになったとか。

今の港湾作業員は肉体的にそんなムキムキって感じじゃなくても普通にやれる。本当に重たいモノは機械に持たせるし。

ただ暑さ寒さ耐性的なスタミナはやっぱ必要だと思う。やってれば慣れるけど。

虫とか

コンテナの外にはほぼいない。いるのは基本的に中。

なのでコンテナを開ける係の部隊はそういう意味では嫌かもしれない。

近年だとヒアリコンテナの底材の木に巣を作ってたのが日本に入ったのよね。

危ない

まあホント危ないけど、俺が知ってる限り死亡災害はだいたい安全対策的に「やっちゃいけないことをやった」場合なので、本人と親方衆がやるべきことやってる限りは大丈夫

そういう意味では会社として経験の少ない貨物を扱う時が一番危ないかも。

熱中症もものすごくうるさいので熱中症での死亡は少なくとも最近は聞いたことがない。

救急搬送されて1日入院くらいは年間数件起きてる印象。

個人経験だと木材丸太)の降ろし作業が一番怖かった。

あと、昔はすっげえ人が死んでたのが今はそうじゃないってのは、日本空気が変わったからだと聞いた。

要は「現場やってれば人なんて死ぬもんだからそれが普通」 → 「死亡災害起こすと会社の信用を失うので安全最優先」て感じみたい。

これは建設現場とかでもそうじゃないだろうか。日本全体として人の命の価値が重くなったってことじゃないか

40代経験

本当に人手不足なので、40代経験でもそこそこ健康なら雇ってもらえると思う。実際にそういう同僚いるし。

聞いた話だと100㎏超えは流石に弾かれるとか。

あと、同時期にもっといい人が応募してたらそりゃ弾かれるだろうけど。

船の学校を出る必要

それは船員さんの話なので。港湾作業員と船員さんは違います

労働組合

昔は超強かったらしい。何せ作業員作業しねーぞと言われたらどうにもならんから

今でも組合はあるしデカいけど、強くはないんじゃないかな。労使協調路線をやたら強調してる印象。

特殊労働

さっきも書いたように日本輸出入必須なので港湾作業重要インフラ事業なのよね。

から国が法的に業界をかなり保護しており、具体的には「港湾作業港湾作業員じゃないとできない」って法規制されてるし、会社自体も許認可制かつ基準が厳しいので、新規参入事実上不可能

確か小泉政権の時に規制緩和つって免許制から許認可制になったんだけど、同時に役所基準を引き上げて骨抜きにした流れだったはず。

なんで同業他社は広い意味での仲間って感じで競争あんまない感じ。

特に大手の船会社はどこの港湾作業会社使うかももう決まってるので新規営業とかもほぼ無い。

よっぽどのやらかし連続でやったら船会社から切られることはあるかも。

あと意外なところで良いお客としては製鉄業界と電機業界かな。原料を船から積み下ろす作業があるので。

年収の話

ごめん誤解を招く書き方だったんだけど「そんだけ残業とか休出がある」という前提。

から暇だったら400万台だと思う。俺の知ってる会社待遇が良いだけかもしらんけど、1年目でも400万切ってる奴は見たことない。

最初にいったけど、あくまで「実質学歴不問未経験でも入れる雇われ現場仕事」としては高年収だという話。

あと事務職はかなり偉くなるまでは作業員より低い。たぶん地域平均くらいだと思う。

年間10人はまあまあ死んでる

業界全体の話だぞ? 作業員が全体で3万5千人くらいいて、それで年間10人ならまあそんなもんじゃね?

労働者数に対する死亡者数の割合で言えば、もっと危ない業界業種はあるし。

年取ったら

ざっくりだけど経験年数20年~25年くらいで人柄に問題無ければ、作業員管理者的な感じになるので、そうなると自分はほぼ動かなくなる。

平助の作業員が手順どおりちゃん安全作業するかと荷物に異常が無いか監視する感じ。

経験年数浅かったり人柄に問題あるとずーっと現場作業なのでキツイけど、逆に50代とかでキツイからって辞める人はほとんどいない。

多分一つ一つの作業は皆さんが思うほどキツくない。船や倉庫環境キツイってのと拘束時間キツイので、そこまでやれたら肉体的には50代でも何とかなるらしい。

そういえば後輩の方が偉くなって使われるのが嫌だからって理由で辞めた人はいたな。

潰しが効くかと言われると、どうかなあ。事務職もやれる人なら事務職種転換したりとか転職したりするけど、作業員しかやれない人は転職するにしても結局どっかの作業員しかやれないと思う。

外国人労働者

うろ覚えだし明確に法規制されてるかどうか忘れたけど、確か在日の人除いて外国籍の人は日本港湾労働者になれなかったはず。

港湾設備って国の重要インフラ施設から外国人やらせない的な理由だったはず(ごめん本当にうろ覚え)。

外国人を使ってるのは船員の方。てか船員と港湾作業員混同してるっぽい人がちょいちょいいるけど。

船員は船を動かすのと船に載ってる荷物管理をする人で、港湾作業員荷物の上げ下ろしをする人。

法的にも色々あって、お互いの領分には絶対に手を出さない。

余談として港湾会社事務職が現場行くこともあるけど、事務職は現場には絶対に手を出さない・貸さないことになっている。

飲み物とか飯を運ぶくらいの手伝いはするけど。

職場が遠い

これは本当にそうで、現場港湾エリア=海沿いで住宅地から離れてるのよね。

毎回じゃないけど、出退勤時間そもそも電車無い時間だったりもするし、だいたい車通勤必須

※「俺は文字が読めたらこんな仕事やってねえよ!」と言ってた免許持ってない先輩は自転車通勤してた。

でも作業員そもそもちょっとガラの悪い」あたりの人が多いかも。具体的には港湾近くの県営・市営団地とかに住んでる感じの。

ある意味世襲制みたいになってるのかもしれない。

逆に港に住むのは嫌だつって遠くても良いか都市部に住んでるみたいな人もいるけど。

ついでに言うと、作業員詰所みたいなとこに集合して、そっからハイエースかに乗合して皆で現場行くのが普通

そもそも港湾エリア個人車では立ち入り禁止のとこばっかだし。

船に乗る部隊現場も基本毎日違う。つっても広い意味でその港湾のどっかではあるからパターンは決まっている。

族上がりの人とか

そこまでガチもんの経歴持ちは今は滅多にいない。ゼロとは言わないが。

若手はそんな変な人多くないよ。

他業種のブラック現場から転職してきたとか、親父がやってたからとか、学歴なしで働けるからとか、ホントそんな感じ。

レアなところでユニクロ店員から転職してきたって人がいた。これもある意味ブラック現場系ってことなんだろうか。

転職組はだいたい「残業代ちゃんと出る!」てめっちゃ喜んでる。

でもやっぱ全体的に学校勉強はできない系で、体育会系のノリで、喫煙率はこのご時世でも50%超えてたりする。

その中から、勤務態度が真面目、人柄が良くて統率力がある、会社の言う事を聞いてくれる、みたいな人が出世していく感じ。

事務職に「俺はお前の言う事なんて聞かねーぞ!」とか言っちゃうはいて、やっぱそういう作業員出世できない。

逆説的に言うと、そうやって事務職ともまともな会話できる人が、事務職との窓口業務をする代わりに出世してるとも言えるかも。

作業アシストスーツ空調服

作業アシストスーツは知らん。俺の現場では、人がそこまでめちゃくちゃ重いものを運ぶことはないか必要ないんじゃない。

空調服は、検討自体はしたんだけど、作業員からむしろ割と不評で見送りになった。

もっと性能よくてかさばらない空調服が出てきたら導入されると思う。

女がいない

女の作業員はいいねー。俺の知る限りでは一人もいないけど全国どっかにはいるのかも。

ぶっちゃけ大半の作業は女でもやろうと思えばやれるレベルなので、人手不足だし、どっかのタイミングで使いだす会社出てくるかもね。

事務職も船の担当は男ばっか。某大手倉庫に限って女の担当がいると聞いた。

船の担当だと、事務職も現場が動いてる時は会社にいないといけないので、時間規則だし、あとやっぱ性犯罪予防的な意味で女にはやらせないみたい。

2022-06-27

追記3&追記4 外航続き

途中で切れちゃうからここで

追記



高収入だけどビジネスマナーがつきにくい点などはナイトワークとも通じるところがありそう。性愛関係はどんな感じなんだろう。そして「危険作業外国人クルーがやる」というのがサラッと書かれてるのが気になった。

ここが気になる人がいるのは少しだけ意外だったかも。

外国人っていうのが多分ひっかかるんだろうなと思ってる。間違ってたらごめんなさい。

実は船員っていうのは基本的職員オフィサー)と部員クルー)にわけられるの。で、職員日本なら海技士免状みたいな免許を持ってる。

職員現場作業だけでなくて、事務作業や当直作業を行うことができる身分ね。

から日本クルーがいれば、日本クルー危険仕事をまかせて職員安全管理とかするんだ。

危険仕事に関しては溶接みたいな火気作業、酸欠防止策をとらないといけない閉鎖空間作業、フルハーネス着用とかする高所作業がある。

もちろん人によっては職員が全部ひとりでやったりもするけど、クルーにまかせて職員安全管理するのが普通だと思ってる。

ちなみに俺は怪我されるのが一番面倒だから、高所作業に関しては自分でやってる。溶接苦手だし、閉鎖空間は外に看視員おかないといけないかクルー任せ。

感覚的には職人仕事ちょっとはできる現場監督とかが近いのかもしれない。



2月末にオデッサ寄港で黒海艦隊に撃沈されるところだった、みたいなリスクもあるからな...

こういったリスクは言いたくないけど確実にある。

去年もホルムズ海峡だかで日本のどっかの船に爆弾しかけられて、穴空いてたし、それ以外にも商船三井自動車船は燃えてた。

あくまでも自分感覚から一切参考にしないでほしいけど、そういった事故に巻き込まれ確率が陸にいて交通事故とか天災にあう可能性を考えたら

そんな変わんないだろうと思ってる。



その仕事リモートワークある?

ないです。でも、満員電車乗らなくていいよ。。。どう?



魅力的な仕事だ……と思う一方、商船大の機関士コース卒でも半分しか外航機関船員にならないのが気になる。書いてあるデメリット想像以上に重いんだろうか

機関士コースの方が就職がいい(らしい)ってのが実はある。コース分けした後の乗船実習に参加した分、船の理解あるってことなのかな。わからない。

他に学生のうちに船員になりたくないって心変わりする人は、練習船実習の共同生活に耐えられなかったり、海技士筆記試験で2級1級とるのに心折れたりと様々。

あと大学機関科又は航海科で変わるんだけど、単位がとれなくてあきらめたりするやつもいる。

俺が挙げたデメリットを明確にイメージして辞めたというよりかはもっと別の理由が多いかな。



そもそもそういう仕事をあまり知らない上に、マンガとかでは「マグロ漁船に乗せる」みたいにネガティブ表現されがちで、船の仕事にいい印象を持ちづらいかもしれない

今、マグロ漁船大学生で就職する人がじわじわ増えてるらしいから、少しずつ変わってると思いたい。

といった手前申し訳ないけど、俺はマグロ漁船乗ってやっていける気はいない。。。

船小さいから揺れるだろうし、個室じゃないだろうからほとんどプライベートなさそうだし、いい意味でも悪い意味でも日本人ばっかりだし。。。

俺らみたいな商船乗りとは違って、漁船乗りややっぱりザ・船乗りって感じがする。



ネット依存症が多そうなはてブネット環境貧弱なのは論外では

今、ネット絶ちが流行ってるって噂聞いたから、どうかな。

正直俺も、電波があるときYoutubeとかはてぶ見漁ってるし、そんな変わらんかも。



石油運ぶ商船会社の陸オペ勤務してた女性を知ってる。語学が堪能で事務仕事をしてたけど研修で泳がされてたなあ…。かなり職場環境はいいといってた。体育会系現場キツイ上司がいるのは仕方ないよね。

船員は確かに体育会系の方だけど、中でもオイル系は完全に体育会系だよ。

上陸できない、暑い航路危険からストレスも溜まるのかもしれない。

俺もオイル系の商船会社行けって言われたら全力で断ると思うくらいには、いいイメージは持ってない。

その分、給料機関士でも危険手当とか荷役中の時間外手当とかいっぱいつくから初任給でも60とか平気で超えるんじゃないかな。

タンカー船乗り金持ちイメージしかない。



イーロンマスク交渉してどこでもネット使えるようにしよう

スターリンクなんてものがあるんだ。知らなかった。

今は大手を中心に陸からオペレートに力を入れているところばかりで、将来的には自動運行船とか、陸から機関監視システム

推し進めていこうっていう声も多いから、ネット環境に関してはどんどんよくなっていくと思うよ。

5年前とかそんくらいは中小はどこも、ほとんどWi-fiなかったし。




追記4(最後



DVD何枚位持っていくんだろう。ほぼネット無しの8ヶ月分の暇つぶしを用意するのかなり大変そう。昔は本を何十冊と持って行ったのかな。

俺は本当に興味があるライブDVDとか5,6枚くらい。

ほとんどNetflixとかYoutubeオフライン視聴機能使って満喫してる。あとKindleにも一杯入れてる。

ネットなしって言っても、長くても3週間くらいで港近くにつくから、そしたら電波頑張って拾ってやや不便ながらもネットしてるよ。

昔はそういう娯楽のシステムがきちんとしてて、陸についたときに大量に雑誌とかDVDを取り寄せることができてたんだ。

から、今も昔も個人で大量に持ってくる人はまずいないかな。データは大量かもだけど。



航海中の病気怪我が怖いよなあ

怖いよ。陸が近ければヘリコプター洋上輸送とか、そうでなければ乗組員が簡単な応急処置をする可能性もある。

俺も船舶衛生管理者資格あるから、一応船内で大洋航海中であれば外科処置できることになってるんだけど、

できる気はしないなー。

俺が過去に聞いた噂で一番やべーって思ったのは、盲腸の手術を無線医者に聞きながらしたとか聞いたことある



流石にウォシュレットトイレはないですか?あと病気になった時が不安だ…

ウォシュレットはありません。清水大事なんで。トイレの流しも清水が少なくて済むバキューム方式か、海水方式がよく使われてます

バキュームとか整備するのが面倒で嫌いでした。

海水洗浄は長い目で見ると腐食とか面倒なんで嫌いです。つまりトイレは嫌いです。



コロナ禍で船賃暴騰したけどお賃金に反映された?(´・ω・`)

したよー。ボーナストータル10か月分とかになった。



船上で釣りとかできるのだろうか?

釣り趣味の人は多いよ。ただ錨泊とかドリフティング(流れてるだけ)とかのときしかやっちゃダメかな。

きちんとやる人は集光ライトロープおろしてやってるね。



船員にアニオタは居ますか?

アニオタ普通にいるよ。なんなら外国人クルーとか日本漫画とかアニメとか好き。

フィリピンクルーの中で、今年はスパイxファミリー流行ってたし、去年は鬼滅の刃流行ってた。

タンカー乗りのアニオタは少し苦労するかも。寄港先で部屋チェックあることがゼロではないらしいんだけど、宗教上の理由日本女の子の絵とか際どいときがある。

趣味で言えば、キャンプとかバイク好きな人がやや多いかも。

4か月まとまって休暇あるから日本一周したり、海外適当旅行する余裕がある。



面白いなー。長期間船乗ってると運動不足になりそうだけどその辺どうしてるんだろう?8ヶ月も上陸できないとなると散髪とかも気になる

ジムがついてて、設備は船によるけどトレッドミルとかベンチプレスとかついてるよ。

甲板上を走る人もいないわけじゃないけど、鉄板からまずおすすめしない。

機関士航海士とかと違って暑いところで行ったり来たりすることも多いから、あんまり運動不足にはならないかな。

散髪はお互いに切ったり、自分で切ったり。基本的に下船したら髪整えに行くよ。



冠婚葬祭に参加できないとか、友人関係がひどく限定されるとかありそうだなあ。20代FIREの足がかりとしてはいいかも?

よく言われるのは親の死に目には会えないっていうのは決まり文句だね。

ただ、実際には交代要員が用意できたりすれば港で降りれるから、もし家族が危なそうなら会社に報告すると吉。

友人関係は意外に変わらないかもしれない。休みが長い分、相手と遊べる時間も多い。

投資的な意味で言えば、やってる人はいっぱいいる。今一緒に乗ってる日本人は全員やってるね。

俺は配当サラリーマンお小遣い1年分くるくらい。益はプラスだけど、利確するつもりはないか配当だけ。



試験官が受験生罵倒してくる海技士口述試験の悪しき伝統はまだ残っているのかな

残ってるよ。

こんなこともわからないの?とか向いてないんじゃないの?とか言われる。

でも、そんなこと言いながら合格させてくれるからツンデレなんだと思ってる。

そんな人が全てじゃないけど。



タンカーマンはかっこいいけど」何がどうカッコいいのか全くわからんくて草。独特の価値観があるのかな。

タンカーってめちゃくちゃでかいうえに、機関士も荷役に参加する仕事なんだ。

しかも、危険物を、危険航路で運んでるからカッコいいと思う。

昔は機関士で、タンカー乗れば船は何でもできるって言われてた。



珍しく船員の話やな。0-4当直きついし、年取って病気なる確率高いの言わないとフェアじゃないぞ/カナヅチだと大学水泳の実習の単位取れないのでは?/もう東京商船神戸商船認知度なんか年寄り以外無いよなあ

5年10年前に乗ってたのかな。0-4直はもう電子海図になって、紙海図はなくなったか時間帯除けば楽になってるよ。

一等航海士は依然として荷役中死ぬほど大変そうだけど、時間外が桁外れについたりして給料めちゃくちゃいいらしい。

年取って病気になる確率高いのは、昔のステレオタイプ船長機関長が残ってた時の話かも。

あの人たちはめちゃくちゃビール飲んでとめちゃくちゃタバコ吸ってたから、病気になってた。

東京海洋大学さかなクンで有名だから。。。神戸商船神戸大になったし。

遠泳って神戸大に今もあったっけ。忘れた。



それはそうと青函連絡船事故とかあれどうなんです?

まり詳しくないけど、昔の事故気象情報とか少ないししゃーないところもあると思います

事故が頻発していた昔(それこそタイタニック号など)と違うことは、船級検査安全条約PSC(港で検査に来る人)といった

安全に対する取り組みがとてつもなく厳しくなっているというところです。

例えば、ドアがしっかりとしまっていない、エンジンルームが若干汚い、ということだけでも指摘されて、船としての安全評価を下げられることがあります

そういった安全への取り組みは日本海運会社はしっかりやっていると思うので、外航船に限って言えば海難リスクはそこまで高くないのかもしれません。

日本人が乗り込まないような、船価が安い船は整備がきちんとされていないこともあります



ある程度、みんなが気になってることが答えられたかなと思う。

これから南米に向かうからバイバイ自分仕事をみんなに伝えられたし、客観視もできたから楽しかった。

外航についてもっと知りたい人は、ツイッター調べると時々いて質問に答えてる人もいるよ。

2022-06-20

anond:20220620062226

最初筆記試験惨敗だったから落す気前提の完全に形だけの面接に全力で挑むクソガキかわいそう

2022-06-19

男女同数=女は男より劣った存在だと証明してるようなもんじゃ

男女同数とは、つまり↓こういうようなことをしてまで実現させるようなことだからである

1150934824さん

2022/5/24 21:27

そう言う人たちは結果の平等を求めているのです

筆記試験機会の平等であって結果の平等ではないので

結果の平等というのは

東大でいえば

物理100点の男を不合格にして

物理30点の女を合格させるということです

面接試験実施されている公務員試験では

これが起きています

もし男と女で求められる項目において集団としての差がないのであれば、こういう「配慮」は必要なく、医学部得点操作みたいなことさえしなければ自ずと男女同数に近い比率になっていくはずだ。

結果の平等のために、物理100点の男を落とすような悪平等は、政治世界でそれをやれば政治の質を落とすだけだろう。

常に男女同数になるように調節するようのは単なる悪平等であって、差別や贔屓さえしなければ、あるとき女性の方が多くなったり、あるとき男性の方が多くなったりと比率は波打ちつつも、通時的に見れば同数程度の男女が議員として活動できたというような平等にはなっているはずだ。

2022-06-11

高校入試で「阿波おどり特別

徳島県教育委員会は来春に実施する高校入試から、「阿波おどり」の技能に秀でた生徒を優先的に受け入れる特別枠を導入する。地域伝統文化担い手を育成する狙いがあり、文部科学省によると、高校入試郷土芸能による選抜実施するのは珍しいという。

 阿波おどりに力を入れてきた生徒を受け入れるのは県立の徳島商業徳島市)、城西(同)、鳴門鳴門市)の3校で、定員は各3人。いずれも阿波おどり部があり、卒業生地域の踊り手グループ「連」メンバーとして活動を続けている。出願条件は中学3年間、連で活動したことなどとする予定。筆記試験も行うが、実技試験の結果を重視する。

高校入試で「阿波おどり特別枠、県立3校が優先受け入れへ…筆記試験より実技を重視 : 読売新聞オンライン

https://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/kyoiku/news/20220611-OYT1T50229/

「同じアホなら踊らにゃ損々」の実体化

2022-05-14

2022年就活感想・やった方がよかったこ

めでたく一区切りついたので、現行の就活制度に対する感想と、役立ててほしいなと思うことなど。

選考関係ありません(ある)

「この面談は、選考関係ありません」の文字列をいくつ見たことか!

とにかくどの会社絶対面接」と言わずに、「面談」「OB訪問」「選考関係ない」の三点張りで通してくるのが恐ろしい。

これを言われるともう自分が今どの選考ステップにいるのか全くわからず、霧の中をひたすら彷徨う気分で就活していた。

一回限界になって、かかってきた非通知の「次回”面談”案内」の電話に、これって本当に選考関係ないんですか!?と聞いたことがある。

関係ありません」と言われたのでその場は下がったのだが、後日メールで「次回面談の案内はいつ来るのか」と質問してみたところ、「選考に関わる内容には答えられません」という返事が返ってきた。どっち!?!?!!

1回「複数人キャリアデザイン面談服装自由選考関係なし」と謳われたものラフシャツで参加してみたことがあるのだが、自分以外の全員ネクタイ締めてたし、その後その会社からの連絡はずっと途絶えている。悲しい。選考関係ないって言ったじゃん…。

自分の今している行為がどこに繋がるのか全くわからない(当然選考フローは未公開)というのは想像以上に精神に負荷がかかり、最後の方は正々堂々戦え!!と刀を振り回す炭次郎みたいになっていた。鬼滅エアプなので違ったらすみません

経団連スケジュールガバガバ

経団連広報3月選考6月からと謳っているが、上記のように「※選考関係ありません」の脱法面接がはびこるだけだし、ここら辺どうにかなりませんか?

ベンチャーとかは10月くらいに堂々と「面接」のメールをくれるのだけど、表向き経団連を遵守しているスタンス大手はほぼ脱法面接※選考関係ありません(ある) だった。

正直学生を守るどころか学生の敵だと感じる。正々堂々戦える場を作ってくれよ!!

殆どweb面談なのは

これは2022年ならではのメリットだなと思う。

オンラインから1日に複数面談予定を入れれるのも利点。

対面で呼び出されてもコロナ禍ゆえにマスクをつけたままの面接となり、個人的にはかなり気持ちに余裕ができた。

一方でカメラ越しだと表情がわかりにくくもなるため、オーバーに表情を動かす練習はしていた。

オープンチャットを使うべき

ワンキャリアとか5chとか色々あるけど、断トツで役に立ったのはオープンチャット

一般就活グルは不便。会社名入った個別グルに入ると非常に有益情報が得られる。

選考フロー質問の内容、大体の進み具合をリアタイで共有できるのはとても参考になる。ワンキャリアも便利だけど過去情報しかないのでどうしても今年とはズレが出る。

また、会社によってグループチャット雰囲気が本当に異なり、これは絶対確認しておくと良い要素だと感じる。

雑魚」などの強い言葉学歴マウント下品名前芸のアカウントが飛び交うグルがある一方で、はきはきと情報交換がなされ、励まし合うグルもあった。

そういう人たちが多く志望する(内定を貰う)会社なんだな~という視点企業を選ぶにあたって役立つと思う。

ほんとに終始レスバのようなグルもあるので、社会見学に見てみるのもオススメ

Twitter

これは逆に全く使ってない。

こう言うとなんだけど、twitter就活界隈はサロンとか陰謀論界隈と雰囲気が似ててあまり信用できない。

中にはちゃんとした情報を発信してくれる人もいるんだろうけど…。

有名な人でも現行の就活会社情報と違ったこと言ってること多々あったし、見なくて良い。

5ch、まとめサイト知恵袋

信用してはいけない。

たまに真実を言ってる人もいるけど、嘘がかなり多い。

総合職一般職を混同したまま○○会社ノルマが酷いかブラック!と言っている人がいっぱいいる。信用してはいけない。

エンカレッジなどのメンター制度について

自分はエンカレッジメンターに月イチで面談してもらってたけど、正直そんなに役には立たなかった。

メンター別に研修を受けたわけじゃないただの学生だし、ピンからキリまで

メンターに頼るよりも大学キャリアサポートセンターに頼るか、または図書館学生相談に駆け込んだ方がよほど良かった。やはりプロ添削が一番参考になる。

もしくは、市が運営してるキャリアセンターに申し込むのもあり。就活つらたんテンションの時にお話聞いていただけます

就活本を買うべきか

最初に1冊買えば十分かなって気はする。

右も左もわからない4月くらいにインターン自己分析それぞれ1冊買って、自己分析の指針にするくらいがちょうどいいかなと。

後は小論文の本とか志望動機の本とか1冊買って読んでおくと、面接で喋ることの引き出しができたりして役立つ。

インターン説明会に参加するべきか

これも1回参加すれば十分だと思う。

インターンに参加すると特別選考案内くれる会社もあるけど、特にそういう制度がないなら企業分析がてら気楽に受ければよいかと。

ガクチカ

無理にデカいことを言う必要は全くない。

課題点、その課題点をどう解決たか、周りの人にどう影響を与えたか、それらを論理的に話せばよい。

盛るとしたら「大した課題点はなかったけど課題点があったことにした」くらいの盛り方をするべきで、ボランティアやったとか海外行ったとかの事実の盛りは全くいらん。

SPIwebテスト

数学(特に計算)が得意な人、日ごろから本をよく読む人はあんまり対策しなくていいかなと思う。

自分は元々公務員勉強をしていたこともあって、特に対策なしで高得点が取れた。

今はテストセンターに出向いて密室で受けるのが主流(特に大手は)なので、替え玉とか解答集とかは活躍の場を失いつつある。やめましょう。

公務員民間どちらが良いのか

公務員筆記試験の点数と面接の点数の合算で合否決まるところが多いので、面接全然自信ない人は狙うのもアリ。

勉強は大変だけど学校で習わないことが多く、個人的には非常に楽しく受験勉強できて良かった。判例のしい。

また、体感だと大手民間説明会がはきはき!バリバリ!という人が多く登壇する一方、公務員のんびりした人が多い印象だった。

集まる人の層は明らかに違うと思うので、多くの説明会に参加して見極めるとよい。

公務員試験と民間面接時期はガッツリ被るのだが、今は民間の多くがweb面接をしていることもあって、並行するのは全く無理な話ではない。

流石に民間10社とかは厳しいけど、3~4社なら民間面接進めつつ公務員試験も対策できます

職場見学

全然やる必要はないけど、自分が働くであろう職場の周りを散策し、実際ここで長期間働けるものか…とイメトレするのは有用

企業分析をやり始めると最初の内は年収とかやりがいとか見てしまうのだけれど、「この環境長期間い続けられるか」という視点もかなり大事だと感じる。

逆質問

自分は毎回「御社の一番の課題点は何か、その課題点をどう改善していくべきか」を聞いていた。

自分志望動機の参考にもなるし、会社の特色がはっきり出る質問だと思う。

数人に聞いてみて、全員が似たような課題点を挙げ、かつ現状進む改善案を教えてくれるような会社は、方針が共有されている良い会社だと感じた。

学歴フィルター

ある。が、就活を進める中で(特にTwitterオープンチャットを見ていて)感じたのは、学歴による話し方、話題選択肢ESの書き方の明確な違いだ。

いわゆる高学歴の人が書くES論理的で、時事や社会問題も練り込んだ質の高いESになっている。

一方で低学歴の人が書くESは所々日本語おかしいこともあるし、自分なりの意見が出ているとは言い難い。仮に学歴フィルターが無かったとしても落ちるだろう。

こう言うのもなんだが、「学歴によってはっきりと能力が違う」ことを意識すると、背中の辺りがひやりとするような感覚になる。

年収の親の下に生まれ教育を受け、大手入社し、高年収を得る人々と、低年収の親の下に生まれ、あまり教育を受けられず、就活に苦しんで低年収会社に就く人々。

その事実が確実に存在するということは就活をしていて強く感じた。

そしてそのことを忘れたくないし、覚えておかなければならないと感じたのでこうして日記最後に書いたが、自分がどう行動すべきなのかは未だ言葉にできていない。考える。

2022-03-31

修了しました

どうしてこんなことになったんだろう。ここ数年で何度も思ったことだ。

これは奇妙な巡り合わせで出会った私にそっくりの友人が大学卒業時に書いた文章の書き出しである。この鏡合わせの彼が書いた文章を何度も自分事のように反芻してきた私は今年大学院を出る。修了という立場に際して、私も少し自分語りをしてみようと思う。他人自分語りなど興味の無いという方もたくさんいるだろうから、そういう方はこの時点で引き返してほしい。思うままに書き殴っているので読みづらいし長いと思うが、それに我慢できる人だけ読んでもらえればと思う。

・生い立ち

私はごく普通環境で育ったと思っている。地方在住で金持ちでも貧乏でもない家で、両親は優しくて、友達もいた。小中学生のころの自分一言でいうと優等生気質だった。学校勉強はそこまで苦にしなかったし、危ないこともしなかった。先生の言うことには従っていたし、学級委員を務めたりするタイプ人間だった。強いて言えば両親が少し頑固だったくらいだ。

小学校では初めに陸上クラブに入った。運動は苦手かつ嫌いだったし、何よりブラスバンドのようなクラブがありそちらに入りたかった。父が無理にでも私を陸上クラブに入れたのは運動の楽しさを知ってほしかったのだと思っている。運動神経のいい父にしてみれば運動は娯楽だったのかもしれないが、運動神経が壊滅的な私にとっては純粋身体能力を問われる陸上は苦しかった。そのため5年生からブラスバンドやらせてくれと懇願した。タダで許してくれるはずもないので中学では運動部に入ると交換条件を付けた。5年生から始めたトランペットは本当に楽しくて練習した。6年生の途中からは1stトランペットを担うこともできた。

中学では周りの部員吹奏楽部に行くのを横目に約束通り運動部に入った。誤解のないように言っておくと別に部活動自体は楽しかった。ただ音楽から聞こえてくる音を聞くたびに自分もこの中にいたらどうだったろうと思うことは度々あった。中学では同学年内でいじめもあって、被害者ではなかったものの学年中を巻き込みつつも教師黙殺しているそれに優等生気取りの私は心を痛めたものだった。その頃の私はもっぱら公正世界仮説(当時この言葉は知らなかったが)の敬虔信者であり、親や先生にほめられている優等生自分はいつか報われるし、逆にいじめなんぞ加担している人間はその人間からどこかで破綻すると思っていた。

 高校は少し離れた進学校に入った。近隣の学校に行く人が多かったが、いじめの件もあり彼らと距離を置きたい気持ちも大きかった。流石にレベルの高い授業でもあったが、モラル教養を持った人が多く非常に楽しい生活を送った。高校部活軽音部と兼任しようかなと考えていたが、他方の顧問専任希望するような言い方をしたので諦めた。別に悪い人ではないと思うが、他人に機嫌を取らせるタイプ人間だった。高校では成績をぐんぐん落とした。周囲のレベルの高さもそうだが、私には2点の欠陥が見え始めていた。1つは努力中学生まであまり勉学に苦労しなかった私は勉強に労力をかける癖がなかったし。加えて苦手な運動は一向にできなかったし、好きな人アプローチしても付き合えなかったし、理論武装して親に頼み込んだことも結局許されなかったり、努力してできた経験と言えば自転車の補助輪を外すときくらいのものであったように思う。努力の数と成功体験の数なんて鶏と卵かもしれないが、努力をした経験もおそらく人よりは少なく、努力が実った経験もっと少ない人間だったように思う。もう1つは先天的能力限界である。これまでの自分は「丁寧に教えてもらえば理解ができる」という能力を有していたと思っている。中学生までの自分が苦労しなかったのもこれが原因だと思っている。しか高校3年生になると少しそれに陰りが見えているのを人知れず自覚していた。周囲の人間には見えていないようで、親や先生は褒めてくれるし、同級生から勉強ができるという認識をされていた。

 3年生になると嫌でも受験を考えなければならなくなる。私はどこに行って何をするのだろう。勉強は好きではない。高校では文芸部の本に部外から投稿してすごく評判が良かったし、文化祭の劇の脚本演出担当して最優秀賞を取れた。そのあたりの活動は楽しかったしクリエイティブなことがしたいかな、あと音楽。それとなく親に専門学校の打診してみたけど、4年制大学に行けといわれた。「いい大学に行けばいい企業に行けるからね」と言われてきていたし、親心としてはそんなもんだよねと理解した。自分としてもレールを外れることに恐怖はあったし、レールに従うことで周りと同じように大学に行って、就職して、結婚して子供を作って、今の家族のような生活が送れるならそれでいいと思っていたのでじゃあ普通大学に行くねとなった。

 問題になるのは何がやりたいかである。私がやりたいことって何だったんだろう。結局見つからなかった。そこで親がアドバイスをくれた。

「まだやりたいことが見つかっていないなら、ここに行けばいいんじゃない?」

親が指し示した大学は、入学時に専攻を決めなくてよいという特殊制度もつ大学だった。みなさん名前ぐらいはご存じの都内大学である。幸か不幸か、私にはそこを目指せるだけの能力はあった。

長くなったが、これが地獄の幕開けである

大学という場所

1浪しなんとか2年目で合格して大学1年目。はじめに学んだ格言がある。

大学では勉強サークル恋愛バイトのうち2つしかできない」

勉強は好きではないので、サークルバイトをやるんだろう、恋愛もあるのかななどと入学後の私は胸を躍らせていた。憧れのバンドサークルにも入った。周りは経験者なので食らいつこうと頑張った。大学から帰って仮眠を取り深夜の安いパック料金で明け方までスタジオ個人練、シャワーを浴びて大学へ。その生活をしていたら資金ショートした。親にバイト禁止されていたため練習交流のためのお金が足りず、実力もつかず人脈もできずにフェードアウトした。

 大学の授業はひどく不親切であった。大学レベルも相まって何をやっているのか理解できなかった。高校の時に疑問を持っていた内容が解決されるかと期待していたが、それらは大体1,2回目の講義解決してしまものか、もしくは深くがっつり専攻しないと理解できないようなもののどちらかで、学ぶモチベーションにはつながらなかった。教える側も教科書も「説明してはいる」「書いてはある」という感じで、高校までのようにわかやすくとはいかなかったから、「丁寧に教えてもらえば理解できる」タイプの私では太刀打ちできなかった。つまらないし時間無駄に思えて次第に講義休みがちになった。

 それでも、とりあえず大学を出れば何とかなると思っていた。ここで耐えている自分はきっと報われると思っていた。好きなもの大学で見つかればいいし、そうでなかったら高校までの勉強ができるから教師になればいい。これが1年目の私であった。

崩壊

 初めてショックを受けたのは成人式のことだった。新成人代表として何人かの陽キャ集団が壇上にあがった。式の前後に彼らと会ったがある人はバツが悪そうに私から目をそらし、ある人は肩を組んで話しかけてきた。どちらもいい気はしなかった。彼らはいじめの関係者である。なんで彼らの方が人生謳歌しているんだろうか。その時にふと思った。「結局彼らは世渡りがうまかったんだ」と。くだらない正義なんて捨ててその場で空気を読んで得なほうに回るっていうのが正解で、黙殺していた奴らもそうだったんだ、なんて自分は愚かだったのかと。そう考えてみると社会に明確な悪役はいなくて、したがって明確な正義存在しない。正義道徳立脚した自尊心のなんと脆いことかと思い知らされた。

 そして、もう一つ。親や教師というのもまた所詮人間だとこの年になって気づいた。この中の何人かが数年のうちに教師になって、親になる。はっきり言って話の通じない人だっているが、そんな人も年さえ取ればいつかは親や教師になりうる。だから黙殺した教師も、話の出来ない親もおかしくはない。じゃあ私が優等生してきた、私が正しさの根拠としてきたものは何だったんだろう。優等生であることを数字で示してくれるものは成績くらいしかない。世渡りが下手で運動などの技能も持たず、それでも私が公正世界仮説を信じてこれたのは、案外「勉強ができること」に依存していたのかもしれない。勉強しかできないやつだけど勉強ができるから何とかなる、そんな風に自分無能さを騙して生きていたのかもしれない。

 さらに拠り所の勉学さえ崩れ落ちた。留年が確定したのだ。受験でも足を引っ張った物理がとことん苦手で何も理解できなかった。2年目は学費負担を減らすべくバイトをさせてもらった。サークル活動事実上全部やめ、バイト勉強の日々が始まった。バイト先は学生が割と多かったため、みんなと仲良くなれた半面、繁忙期が重なった。私は試験前はむしろシフトが増加し、結果的に致命的な必修単位だけ落としてしまった。2留である。親に電話して事情説明した。単位くらい取れとストレートに怒られるかと思った。代わってあげる優しさを評価しつつもやりすぎだと注意されるかもとも思った。

あんた人にいいように使われてるだけでしょうが

人にやさしく優等生してきた自分生き方への批判自分が仲良くしている人たちへの非難ダブルパンチで頭に血が上った。怒りで何も言葉が出ずに何秒か無言の後電話を切って、壁を殴った。

数日すると気分が落ち込んできた。親はそれを「単位を落としたから」と解釈したようであるが、全く違う。私は他の人が当たり前のようにサークルバイト恋愛を掛け持ちして進級している中で、バイトしながら進級できなかった。私は当たり前のことすら満足にできない無能であると、薄々感じていた自分無能が隠せなくなってしまったのである

 3年目は再びバイト禁止した。クラスでの試験対策仕事もやり、その科目の勉強をしなければいけない状況を作った。サークルとしては冒頭の彼の紹介で新しいサークルに入った。サークルでできた友人とは本当に仲が良く、勉強を助けてもらったり、サークル関係なしに遊んだ大学での生活の基盤になった。助けてもらえる人も増え、自分学習するようになり、この年の上半期では単位の取得ができた。しかし、私が感じていたことは決してポジティブなことではなかった。私がこの年の経験でわかったことは「お前はやればできるが、環境サポートがあって自分勉強してもちゃんとできるのは2単位」ということである。私は2年で70単位以上取得する想定のカリキュラムを、半年で2単位しか取れない脳みそでやっている。無能すぎてもはや卒業が無理なのではないかと思った。

公正世界仮説評価軸としてきた大人たちへの信頼、自身の実力への評価の3つが音を立てて崩れて、この時私は確かに一度死んでしまった。このことに気づく前の自分に戻れなくなってしまった。中学いじめがらみで「死にたいけど死ぬ勇気もない」って言ったときに「死ぬのなんて勇気って言わねえ」って怒鳴りつけてくれた友人がいた。

・専攻決定

4年目にして2年生。この年は諸々の事情クラスから孤立した。喧嘩別れのようなものである。私としても仲良くする気はなかったので1人でどこまでできるかやってみようと思った。結果は惨敗だった。単位取得こそぎりぎりできたものの私はこの大学では人に寄生しないとやっていけないと気づかされた。

そして、4年前に選択先延ばしにしたツケの返済期限が来ていた。専攻の決定である。結局4年間でやりたいことは見つからなかった。勉強面白くないし、勉強以外の何かを思い切って始める余裕もなかった。教員になろうかとも思ったが、それもかなわないと思った。教職卒業単位には含まれないため、追加でいくつも講義を取る必要がある。通常のカリキュラムすらまともにできない私にそれは無理だろう。ちなみに私と同じく成績の芳しくなかった冒頭の彼は教職を志して単位を取得しに行ったが、弊学では満足に教職まで取り切れなかった。教職を目指した世界線の私もきっとこんなものだろうと思ってしまった。

理系科目はわからなかったので、唯一興味がわいた心理学を専攻しようと思った。しかし、成績が足りなくて進むことが絶望的だった。ここで初めて間違いに気が付いた。この大学システムは何をやりたいか不明瞭な人間を救済するシステムではなく、やりたいことや才能が複数ある人間選択肢を与えるシステムなのだと。私などがこの大学には来てはいけなかったんだと激しく後悔した。

このシステムでは通常、成績が足りなければ次の年に再挑戦することができる。しかし、私は4年目であったがために在学年限が迫っており、この年で専攻を決定しなければならなかった。そのため、当時人気の低かった化学を選んだ。化学は苦手で高校化学すらわからないが「とりあえず大学を出れば何とかなる」のであれば、と苦渋の選択をした。

実験異変

5年目、3年生。1限からの授業と週3回の実験があり、9時-18時のような生活になる。実験には予習とレポートがあるため、実際の拘束時間はこれより長い。何とか4月を乗り切ったところで、レポートを1つ残してしまった。GWに入ってレポートをやらなければと思って毎日机に向かおうとした。いや、向かったこともあった。だが、ペンを持っても何も書けない。そのまま時間が過ぎてごはん時になり席を外してご飯を食べる。そんな日が続いてGWの最終日、床にへたり込んで泣いた。書かなきゃいけないと思いつつも1文字も書けなかった。

 3年生の必修は実験だけだったので、他の単位犠牲にしてでも取ろうと考えた。1時間だけ講義を休んで...その1時間を何も書けずに終えた。これを繰り返してほぼ全ての講義を欠席した。次第にいろいろおかしくなっていった。頭痛もちでもないのに頭が痛みだした。文字が読めなくなり、教科書はおろかネットニュースくらいの簡単文章でも字が滑るようになった。1日にできることがゴミ出しと洗濯くらいになり、起きて寝る以外に食事、入浴、ソシャゲの周回くらいしかしてない生活になった。

 溜まりに溜まったレポート夏休み前に呼び出しを食らったことで、無理やり夏休みを使って消化した。歯を食いしばりながら全部消化したことは覚えているが、歯を食いしばればできたことがなぜここまでできなかったのかこの時は疑問だった。

 4年生になり、大学院へ進学することになったが、大学院の手続き入試勉強、足りなかった単位試験勉強などでタスクが溜まった瞬間、この症状は再発した。友人の勧めを受けて学生相談所に通うことになった。

能力環境

学生相談所のカウンセラーはいい人だった。いろいろお話をして気持ちは和らいだ。専門的なこととしてはWAISの検査を受けた。結果は処理速度だけが異様にへこんでいる格好になった。別に数値は低くないので大丈夫と言われたが、「問題の有無は環境によって決まりませんか?能力の高い人が集まる環境ではそれなりの能力要求されますよね?」という質問には満足のいく回答は得られなかった。

 親にも何度か愚痴を言ったことがある。そのたびに「あなた世間一般には優秀だから大丈夫」と返されるのである。何が大丈夫なんだろうか。”今の環境”が辛いと言っているのに”世間一般”という別の集団を持ち出して何の救いになるんだろうか。これ自体も言ってみたことがあるが「なんでそんなこと言うの」と言わんばかりの困惑した顔をするだけだったのでやめた。別に親以外でも同様のことを言う人はいる。世間一般評価邪魔をして、まともに助けを求めることすらままならない。内部の人間から見て無能で、外部の人間から見て有能な私は、共感を得られる対象がとても限られていて苦しかった。大学ブランドという呪いにかけられて苦しかった。

 やりたいことをやれていればよかったのだろうか。サークル作曲体験させてもらう機会があった。でも続かなかった。結局忙しいとかいろいろ言ってインプットから逃げている自分がいる。クリエイターにはなれなかっただろうなと思った。好きなことも頑張れない自分に「自分が勉学を頑張れなかったのは勉強が嫌いだからじゃない、努力が嫌いなんだ」という事実を突きつけられてまた悲しくなった。あれほどに信じてきた公正世界仮説は「お前が苦しいのはお前が間違ってきたからだ」と自分に牙をむき始めていた。

・進学と私

大学院へ進学することにした私だが、実は私は望んでいなかった。学部時代夜遅くまで研究に勤しむ先輩たちを見ていて「私にこれは無理だ」と実感していたかである研究への熱意はおろか、化学への意欲も知識もないのである。ただでさえ病む人が多く出る大学院という環境にこんな人間が行くのは自殺行為に他ならない。そのため、私は就職を強く希望した。しかし、親にそれを伝えると「今のお前に就職はできない」と言われた。就活を終えた今だから言えるが、これは正しかったように思う。議論は「就職はできないから進学しろ」「院でやっていけないか就職させろ」の平行線で、就職も進学もろくにできない無能をぼこぼこにリンチするだけで生産性はなく、結局「とりあえず進学はするがいつでも辞めてよい」という落としどころになった。

 私は院試に落ちるのが最適解だと思った。学力もないので真面目に受けても受からないだろう。院試を受けたけど落ちましたというのが親にも研究室にも一番角が立たない。しかし、筆記試験が思ったより点数が低かったのか通ってしまった。面接をすっぽかすことも考えたが、会場に研究室の先生方がいるかもしれないことを考えると気が引けた。面接では辞退の意思を伝えるつもりだった。面接官と私だけの秘密である。私は院試を受けて落ちたのだと周りに言えばよい。

 Permalink | 記事への反応(0) | 23:43

2022-03-27

anond:20220323002826

からも掛けてもらえないありがたいお言葉で、ありがとうございます

現在電話かけて受験させてもらえるところを何社か回っているんですが、力不足でまだ内定は貰えていません。

ですが、試験はさせてもらえることがわかったので、とにかく早寝早起き3食でいい顔をつくって、面接の受け応え質問練習もして、筆記試験勉強もして、がんばってます

依然よりも行動できているだけ、身体の具合もいいし健康になれきてます

2022-03-14

anond:20220314211144

筆記試験とかどうでもいいんだよ

しろ筆記受かって運転試験も受かってんのに再三説明されてたことも忘れてんのか?何のための試験だ?

お前が損をしないための試験だろうが

俺は基本的な『安全運転しろ』ってだけの話をしてるんだぞ?

別に俺がゴールド免許だろうが何でも良いんだよ

お前、馬鹿から試験受かることだけ考えて本来やらなきゃいけないこと忘れてんじゃん。

車体手に入れてブンブンする前に、その車体をどうやって扱ったら良いかわかってねえじゃん。

から原付まりなんだろ?お前がこれで普通車免許持ってたらそっちの方がキチーよ

いつか事故から気を付けるだけで終わるなってお前のために書いてんの。お前が人轢いて殺そうが、人焼いて殺そうがお前の量分だからお前が勝手に恨まれてそれで良いけどさ、そうならなかった場合お前はアホみたいに自分の過失でアホ程金払わなきゃいけねえの。

お前馬鹿から車の点検自分で出来ねえんだろ?だから車体が傾くんだろ?ガソリンを入れるっていう危険作業してんのに、気を付けるじゃねえんだよその前に火が灯くんだろうが。爆発しなくてよかったねえ!だよ。

から安定した作業を当たり前のようにやれって言ってんだよ。

気を付けるじゃねえの、なんだったら帰ってから車体の点検しろマジで

出来なきゃ免許返納して電車通勤しろ。当たり前のことをずーっと書いてるぞ俺は。

 

ちなみにな、ポリタンクを傾けてそのまま注ぐとかいう論外な行動はアホが取る行動だから最初から候補に入れてねえのよ

それでもそんな大アホ安全という文字辞書で調べてネットで調べて危険行動の一覧を100回読み直せアホカスウンコに対しても、スポイト使うっていうヒントも出してどうやったらそんな状態でも安全に給油できるかの優しい解答も出してんのよ

免許を取り直せマジで

増田であったとしても車両に乗る奴は絶対安全だとわかった上で乗らなきゃいけないことぐらい教習所でクソ程教え込まれてんの 危険状態で乗り回したカスが全責任取らなきゃいけないからな

試験通っててもこの程度の考え方しか出来ねえならいつか死んでんだよ 自分家族負担かけてな

 

タンク勘違い anond:20220314225801

勘違いもクソも「タンクから吹きこぼしました、ああ気を付けなきゃドボドボドボ」って言ってるアホに丁寧に優しく「今度は溢さないようにしようね(あんトリガー式のでも溢すのか)」って解答してやってもこうなんだからどれだけ取り繕っても指摘をすぐに聞かない危険運転野郎であることは変わりないよ。

今度から給油するときにウエスでも使え、どうせこぼすんだから

給油は満タンの一個手前ぐらいで終えとけ。こんなん車でも一緒だ。

大体傾けるってのが意味わからん、給油のノズルはトリガー式だろうが、差し込んでからトリガーを引けよ。

それである程度溜まったら少しずつ入れてけばいいだろうが。

溢れたらウエスで拭け。

やり方がわからんなら恥ずかしくても有人ガソリンスタンド行ってコツ聞いて来いよ。

自分が乗るものの適切な使い方ぐらい自分でわかっとけ、だから点検しろって言ってる。

それが出来なきゃお前には過ぎた道具なんだから歳取る前に返納する算段付けとけ。こんな初心者みたいなことすら出来ねえんだから仕方ねえだろ。

エスないなら自分の着なくなったTシャツでも使え。

もう新しい日記書くのすら勿体無いわ。

2022-03-09

anond:20220309153836

「これまで「基地があると攻撃される!」と喚き散らしていた反基地だが、空港テレビ塔病院高層マンション攻撃されているウクライナを見てもまだ同じお題目を繰り返すつもりなのだろうか」

免許持ってないんやろなぁ

 

運転免許筆記試験君:次の質問に正しければ〇、間違っていれば×を答えなさい

 

第一問:

基地があると攻撃される

 

正解:×

理由基地がなくても攻撃されることはあるため

 

基本のキやろ、こんなもん。

2022-03-08

anond:20220308142210

筆記試験ってカンニングが横行していることは分かったうえで導入してますか?

それともテストセンター

新卒採用における筆記試験性差について

社員数1000名ぐらいの中堅企業で人事やってる増田です。

新卒採用において毎年500人ぐらいの応募をいただき、50名に内定を出し、30名~40名ぐらいに入社してもらってます

流れは、書類(90%通過)→筆記(40%通過)→複数回面接(最終的に30%通過)です。

500名×90%×40%×30%=約50名内定って感じですね。

 

何年かやってると、筆記試験SPI的なやつ)における性差みたいなものが見えてくるようになりました。

私の感覚だとこんな感じで、「→」以降は、結果に対する対応です。 

 

・上位5%以上 圧倒的に男性が多い → 全員通過

・上位5%未満~20%以上 女性が多い → 原則、全員通過

・上位20%未満~上位50%以上 男女同等 → 書類の内容(志望動機自己PR等)を加味して選考

・上位50%未満 男性が多い → 残念ながらお祈り

  

 

ちなみに当社の競合は男性内定を出す傾向があるようなので、

合格段階では内定辞退を加味して、当社も1.5:1ぐらいの男女比で内定を出しています

その結果、実際の入社時の1.2:1~1:1ぐらいに落ち着く感じです。

 

男女平等もありますし、筆記試験の結果だけを見ると女性だけを採用することになりますが、

当社の場合、色々あって長年の試行錯誤の結果、これぐらいの男女比が最適ということになりました。

過去には、男性けが7割、女性けが7割という年もありましたが、どちらの場合弊害がありましたので。

 

他社の人事同士で話していてもだいたいこんな結論になるので、

個人の感想ですが、おおむね間違ってはいないんじゃないかなぁ、と思います

2022-02-01

教員不足のブコメを見て思ったことを書くよ!

公立高校教員だよ!クソみたいな仕事だったからやめたったぜ!

オンライン授業進めろよ!」

→その仕組みを誰か作ってくれよ!誰が授業して誰が成績つけて誰が責任取るのかの仕組みから学校に高速ネット回線を繋ぐ予算の捻出にオンライン授業のやり方を覚えようとしない高齢教員の説得にオンライン授業そのものクオリティの維持や授業に集中できない生徒の対応をどうするのか、現場対応なんてこれ以上できないよ!教育委員会はそういう「あいてぃー」みたいなものは苦手や嫌いな人が多いからそこに期待するのは無理だよ!そもそもn=1の感想だけど教員自体そういうの苦手な人が多いよ!なんでだろうね!

部活やめれ!」

→やめられるならやめたいけど、せーのでやめないといけないからやめるの難しいよ!それに運動嫌いなはてなーには信じ難いだろうけど、部活を生きがいにしている生徒もいるから即廃止は難しいよ!

氷河期採用サボったツケじゃん!」

→これは本当にそう!ベテランと若手を繋ぐ人材マジでいない!ベテランが抜けた今、イキる若手が暴走している学校もあると思うぞ!暴走して病んで辞めてく若手もいるんじゃないか!!!

もっと予算!!!

→ほんそれ!!でも!教員は!基本!設備投資の金勘定ができない!!!経営視点がない!!!公務員からしゃーないとかい視点以前に!金勘定が苦手!!!誰か渋沢栄一を呼んできてくれ!!!大河ドラマ江戸時代武士感覚を見て「これ教育関係者じゃん!!」と思ったよ!!!教育に愛を注ぐのは当然として!!!勘定から逃げる口実に生徒を使うな!!!設備投資くらいやれ!!!

(余談)

ぶっちゃけ定額働かせ放題の現状で部活運営は厳しいと思うよ!自分部活だけならまだしも、強豪校とか高額なものを扱う部活だと予算が数百万円とか余裕であるし、その上何十人も生徒の指導しろというのは部活手当みたいなの貰わないとやってられないぜ!その上大会事務運営の当番校なんかになったら大会場所取りに弁当の注文までしなくちゃいけないんだぜ!エンジニア焼きそばじゃないけど教員になって弁当の手配を何度もするとは思ってなかったぜ!その上全国大会運営なんか任された日には完全にオーバーワークだぜ!!全国大会の懇親会の会場の手配と参加する先生の出欠と参加費の徴収を頑張ってやったけど肝心の懇親会でオッサンたちは楽しんでいたけど若造事務作業に追われてジュース1杯しか飲めなかったのは一生根に持つよ!!誰のための懇親会なんだよーー!!!部活問題はどうしても指導の面ばかり取り上げられるけど、この辺の煩雑事務作業定額働かせ放題の中に入ってることをもっと知って欲しいぜ!!!勘定するために教員になってねーんだよ!!大会前後は授業の合間に銀行に通って領収書と睨めっこして各校に書面を送って事務作業してまた授業に行って校務分掌もやってPTA事務作業もやって同窓会仕事もやって授業やって、という感じだった。特に同窓会は厳しかった。同窓会強い学校だと80前後のじーさんばーさんが若き日々青春よ再びみたいな感じで運営してるんだけど、じーさんばーさんが望む学校像と現状の学校像が乖離しまくっててクソ面倒くさいか学校の中の事務作業マジで同窓会からでもいいから手当くれないか!!!あと偏見だけど管理職希望基本的に授業や人間性に難があって生徒から人気ないか地位でぶん殴りたい奴が一定いるか職員室はパワハラ祭りみたいなモンだと思うぞ!!あと教員筆記試験結構受かるから勉強できるだけのADHDASD的なのがめちゃくちゃ多いと思うぞ!!「お前それでよく世間渡ってきたな!!!」というのがどの学校行っても1人はいるぞ!!それが正規採用ポンコツなことやってても正規採用というだけでガチめな触法行為でもなければ大体何でもお咎めがないぞ!!いじめの揉み消しとかよく言うけど、多分裏側から見るとそんなところだと思うぞ!!!なんか余談のほうが多くなったな!!!教員はクソだぜ!!!

2022-01-27

anond:20220126140251

はてなーってバカなん?

https://anond.hatelabo.jp/20220126140251

追記が長くなったのでこっちに

 

追記

 

記事にぶら下がった増田に「医師免許9割合格のザルさ」とあって、知らずに見た人が「あれ?医師国家試験て難関じゃなかった?」と疑問に思うかもしれないので説明しとく。

割合格というのは事実で、新卒に限ると合格率95%と非常に高いのには理由がある。

 

医師免許を得るための国家試験(国試)は誰でも受けられるものでなく、大学医学課程(以下わかりやす医大と呼ぶ)を卒業した者・卒業見込の者でないと受験資格がない。まず医大受験の時点で選抜されてる。

医大受験生にとって国試合格率大学選びの一つの目安で、低い医大は避けられるから医大は国試合格率を競ってて、なるべく合格率は高くしたい。

特に私立医大にとって学生の払う超高額な学費寄付金大事大学運営資金原資。かといって質の低い学生をかまわず入学させ卒業させ国試に落ちて合格率が下がると、受験志願者からの評判が悪くなり学生を集められないというジレンマが生じる。

(国公立医大では運営資金のうち学費は微々たるもの私立ほど切実ではないが、合格率は実績の一つなので高いに越したことはないし、そもそも私立に比べて学費が圧倒的に安いことから受験生の人気が高く学生学力が高いので、必然的に国試合格率は高くなる)(基本的に、医師を目指す受験生はまず国公立を目指し、国公立が無理なら私立を受ける。なので私立医大のほうが入試難関度が低いし、逆に学費無料自治医大は最難関の一つ)

 

そこで各医大卒業試験を国試と同レベル以上にして、国試に受かるレベル学生でなければ卒業させず(受験必要卒業見込証明書を出さず)留年させて国試を受けさせない。

留年した医学生は必要な課程は修了してるので、1年間で卒業(国試)に向けて猛勉強し、晴れて卒業見込みになれば7年生の新卒として国試を受ける。

医大が国試合格できる学生だけを選んで卒業させるのだから合格率は高くて当たり前なわけ。

合格100%でないのは、本番に弱いとか卒業試験で運よく?実力以上を発揮したとか…)

そういう事情なので別にザルではないと思う。

 

受験生が医大を選ぶときは国試合格率だけでなく卒業率も見るべきなんだが、上記のような事情を知らないのか、合格率ほど気にする学生は少ないようだ。

医大ごとの国試の願書提出者数と実際の受験者数が公表されてて比べると卒業率がわかり、国公立は全国どこもほぼ100%に近く、私立ピンキリで難関では100%に近いがキリだと90%を切るところもある。

卒業率90%×国試合格率90%だと実態合格率は81%医大受験選抜された医学生の合格率81%を高いとみるか低いとみるか。

 

追記

 

医師免許にも更新試験を」のブコメ

教員免許でそれやって現状どうなってるか知ってますか。(保守政治家教員いじめるために導入されましたが、利なく害ばかりなので廃止方向です)

臨床に熱心な医師試験勉強不足で更新できず、患者技術向上は二の次試験勉強ばかりしてる医師更新できる未来は容易に想像できますが。

 

そもそも医師になったあとは診療科ごとに必要とされる知識技能が細分化されてるのに、どういう試験するつもりですか。

町の内科医総合病院心臓血管外科医麻酔科医と病理医と厚労省保健所公衆衛生行政をやってる医師技官に、共通して必要とされる知識技能がどれだけあると思いますか。

 

ちなみに医師免許には更新はないけど、各学会認定する認定医・専門医指導医資格更新制で、年間手術件数症例数・論文数・面接等(学会により違う)で審査されて満たさなければ資格を取り消されます。(あとどんなに優秀でも学会費を納めないとかでも)

最初資格とるときだけは筆記試験や稀に実技試験があって、試験前1週間は他の同僚に患者をまかせて試験勉強に励んだりまします。(更新筆記試験があったら大変)

なので資格があるかどうかは知識技能の一つの目安になりますよ。

病院ホームページ先生の紹介で資格を書いてある所もあるので、調べてから行くといいですよ。

先生ごとの細かい資格紹介がなくても、病院紹介で○○学会○○専門医研修施設とあれば、その診療科には指導医専門医の上位資格)がいるってことです。

(その先生に当たるとは限らないし、むしろ大きな病院だと医師なり立ての研修医に当たる可能性もあるけど)

 

私はこれらの資格といわゆる「医師の腕」はほとんど関係ないと思ってるので、気にしませんけどね。

それより例えば耳鼻科クリニックを探すときは、自分病院耳鼻科先生に「○○病院の○○先生どうですか」と評判を聞いてそれで決めてます同業者評価が一番あてになるので。

資格はいっぱいもってても、あそこはやめとけって先生もたまにいるし)

 

追記

 

医師負担軽減のため、薬の処方を薬剤師やらせたら」の増田

現状、医師は診察で患者さんと話しながら電子カルテで薬の種類と量をポチポチ入力するだけなので、これ無くしても全然業務軽減にはなりません。

紙の処方箋事務員が電カルから出力して患者さんに渡します。いまどき医師自身処方箋手書きしてる病院なんて、医師一人看護師一人の離島の小さな診療所くらいしかないと思う。

そして実際に薬を調合して処方するのは院外(市中)薬局です。医薬分離はずっと前からそうなってて、医師は薬の調合はしてません。

 

長期継続して服薬してる薬を、医師の診察と処方なしで薬剤師判断で出すことはできませんが、

それを薬剤師やらせるなら、薬剤師にそこまで権限責任を負わせるなら、それなりの報酬(点数)をつける必要があるでしょうね。

薬剤師が処方権を持つ国では薬剤師年収千万超えるらしいですよ。

やっぱり結局は金なんですよ。

そもそも薬剤師自分判断で薬の処方を決める事を望んでるのか、制度が実現したとしてどれだけの薬剤師がそれをやりたがるのか、未知数ですね。(そういう調査、あるんでしょうか)

 

追記

 

看護師医師権限を一部渡したら」

どういう事をやらせるのを想定してるのかわかりませんが、内科だと症状から原因を推定治療方針を決める診察行為や、外科なら体にメス入れるのを考えてます

看護師にそこまでの権限責任を負わせるのなら、助産師のように看護師の上位に新たな資格を作る必要があるでしょうね。

看護学校での教育カリキュラム試験内容も相応に厳しくする必要があります。それこそ医師並みに。

今の看護師資格待遇のまま医師責任の一部を追わせようと考えてるのなら、ブラック主権者の極みですよ。今でもいっぱいいっぱいなのに、誰もやらたがりませんよ。誤診したり手術失敗して、それが「現代医学で求められる水準」を満たしてなかったら逮捕されたり巨額の賠償金を負うのに。

看護師上位資格にはそれなりの報酬がなければならず、やっぱり金ですね。

みなさん知ってますか、収益を重視する民間の大病院では、病棟時間帯によっては、ナースステーションにいる大勢のうち看護師は数人だけで、あとはみな低賃金准看護師看護助手(なんの資格も持ってないアルバイト)って事も多いんです。(公立病院だとそういう例は少ないけど、公立病院はだいたい赤字ですね)

そんな状況で看護師より高給の上位看護師を、医師負担軽減のために雇う病院、どれだけあるかな

もし上位看護師を雇ったらそのぶん医師は減らされて、結局医師一人あたりの負担は変わらないと思いますよ。

 

追記

 

「今まで男子受験生が下駄はかされて優秀でない医師になってたんだ」のブコメ増田

入学試験では医学知識は問われず、医大入学試験の成績=医師国試の成績ではないし、医師国試の成績=医師の優劣でもありません。

そもそも入試成績が劣るもの医師になるのが良くないことだと忌避するのであれば、

それは医師負担を軽減するために医師を増やすことも良くないという事になりますが、そういう考えですか?

医師を増やす医師国試の合格者を増やす医学合格者を増やす、ということで、それはつまり合格ラインの引き下げということですよ。

下駄はかされてた男子受験生が優秀でない医師になってた」と怒りながら、「女医が働きやすいように医師の働き方を改善しろ医師を増やせ」と両方言ってたら、矛盾してますよ。

2022-01-15

中途採用落ちた…

能力不足か…

やっぱり30半ば未経験で探すのはきついな

今までの仕事からジョブチェンジしたくて、職業訓練に通ったけど狭き門だな

面談では「コミニケーションは問題ない」って言ってもらえるから筆記試験が決め手なんだろうな

学生の頃からテスト苦手だったからな…

気を取りなおそう

2022-01-14

anond:20220114133403

駅弁大学文学部卒で地方公務員になった者だけど、公務員受けてみればと思った。

元増田学問を究めるよりも問題を正確に解く方が向いてる人なんだと思う。

「今までの人生何だったのか。私が大切に持ち続けていた成績という武器は、もうどこにも通用しない」

通用するよ。公務員試験はたくさん勉強する。高校時代勉強内容はもろ教養科目にあたる。

私立大学文学部文系3科目使って入学した人よりも既に有利だよ。

法律経済科目も勉強しなきゃいけないけど、元増田偏差値的に大丈夫だと思う。予備校だってあるし、宮廷にあるかは分からないけど大学生協提供する公務員講座もあったりする。(安い)

自分コミュニケーション苦手すぎて、集団討論がボロボロ民間だったら絶対落ちてたんだろうなと思うんだけど、筆記試験がそれなりに良かったために合格してしまった。

元増田勉強ができる人なら公務員試験おすすめします。

(入庁してみてコミュニケーションから逃れられないことは分かったのでそれは申し添えしておきます。でも、人柄の良い上司に下につけるとめっちゃ楽しいよ〜!)

2022-01-12

anond:20220112103404

長年、知名度のない中堅企業採用(主に母集団形成)やってる身からすると、採用なんて営業職と大差ないんだわ。

 

大学回ってキャリアセンター挨拶して、学内説明会声かけてもらって、来てくれた数名の学生名刺渡して、その後も連絡して良いか確認して、毎月フォローメール送って、応募してもらって…ここから先は筆記試験とか適正試験とかだからお互い実力勝負だけど。

 

採用代行会社経由も同じだよ。向こうの営業と仲良くなって、事細かにフォローして、少しでも良い展示会ブースを回してもらったり、良さげな条件で提案もらったり。

 

会社知名度低いのが原因だとは百も承知してるけど、上から目線採用担当ばかりじゃないことを知って欲しいわ。

2021-12-31

問題職員の正しい辞めさせ方 9/10

面接評価シートにはないポジティブチェックとネガティブチェックについて

今在籍している職員社会的属性査定状況の突き合わせをベースとして、入庁後に活躍できそうな要素、逆に活躍できない可能性がある要素について、各面接室のリーダーに共有していた。

また、受験者の内定受諾関係統計から、実際に内定を受けてくれる可能性についても情報を与えている。私がK市の職員台帳(驚くほど何でも載っている……)のエクセルを弄りまわして統計分析にかけた結果、導き出したものだ。

このチェックリストに該当すると、面接官の主観的要素において面接結果に作用することになる。その一部を示そう。□がポジティブで、■をネガティブとしている。()内は備考。

以下のリストには、面接試験最中情報を得にくいものもあるが、2次試験で配布する指定用紙に記入欄を設けることでほとんどカバーできる。

ポジティブチェックの例】

男性であり、結婚している(必ず優秀というわけではないが問題職員になりにくい)

10年以上続けている趣味特にスポーツ)がある(〃)

ひとつ組織で3年以上働いたことがある(入庁後に早期離職しない)

出身校(小中高)の2つ以上がK市内にある(地元への愛着がある)

ネガティブチェックの例】

女性子どもがいる(公務よりも子どもを優先する者が多い。入庁1年目での産休や育休など)

男性であり、30才以上で親と同居(子どものような性格や行動をする人間が多い)

■ 他市町や民間企業の残り玉がある(内定受諾率が有意に低い)

■ 入庁後にK市に住む意思や予定がない(〃)

※1…あくま面接官への情報提供である面接試験100%採点表に基づいて実施される。

※2…病気障害、家庭環境など、本人の生き方関係ない要素はどれだけ査定相関関係が強かろうが情報提供はしていない。一応付言しておく。



[追記コネ採用について]

第3章の終わりに、「とはいえ内定を取るための裏技もあるんでしょう!?」と気になっている読者に、何点かの特別事項を示して結びとする。いわゆるコネというやつだ。

ここでは、合法的コネ採用試験の前に自分アピールする方法)について2つの観点により説明する。非合法なやり方は示さない。

1.官公庁主催するイベントに参加する

 これが一番手っ取り早いうえに、やる気をアピールできる。ここでは、あなた学生もしくは若年層だとする。

 官公庁はあまりインターンシップをやらないし、やったとしても狭き門だ。しかし、一般向けのイベントであれば、ちょっとのやる気で意欲を示すことが可能だ。〇〇美術展や〇〇スポーツ大会、〇〇コンペなど、誰でもエントリーできる行事に参加してみるのだ。何年も参加していれば、幹部クラス職員に顔や名前を覚えてもらえる。

 ここでは3つ、前例を示す。

①.

K市の美術展で中学生の頃から入賞し、高校生の時には全国レベルの賞をもらった子がいた。その子面接官を務めたのは、当時の美術展の所管課において責任者を勤めていた人物だった。その子は3種類の面接試験を危うげなくパスし、内定を獲得した。面接官いわく、「エントリーシートを見た時点で入庁してほしい」と感じていたとのこと。

②.

成人式新成人代表で祝いの詞を述べた子。その子は、K市の広報誌の募集を読んで新成人代表への挑戦の意を表した。祝いの詞を自分で考え、成人式ステージで発表を行った。その子は、翌年採用試験を受けたが、残念ながら不合格だった。おそらくだが、祝いの詞の最後に、「将来はK市の職員になりたいです!」と言ってしまったため、自意識過剰であると捉えられた可能性がある。惜しいパターンだ。

③.

子ども議会で将来のK市についての政策提言をまとめた子。当時は中学3年生だった。それが大学卒業する段になって、K市へのUターン就職を決意し、採用試験を受けた。その子政策提言を発表した時に議場にいた職員らが、面接を受けた時には上級の職へと昇進していた。そのうち1人が、当日記の序盤で登場した副市長だった。その子は最終面接で最高の評点を与えられ、晴れて主席内定者となった。ただ残念なことに、その子内定を辞退した。その人に内定を出した時の副市長の嬉しそうな顔と、また反対に落胆した顔は今でも忘れられない。

2.親族地元関係者を利用する

 これが広義のコネだ。一般の人が想像やすい形だろう。人事への働きかけができる人間自分を推薦し、点数を底上げしてもらうのだ。これは、ある程度選ばれた人しか使うことができない。

 ところで、世間的には極端なイメージでもって、こうしたコネ縁故)が語られることが多い。まずは、昭和から平成初期までに行われていた伝統的なコネ採用について説明する。

(以下、説明

昭和時代にこうした採用が行われていたのは、公務業界人手不足だったからだ。K市の昭和60年頃の採用試験倍率は、2.5倍程度である。最低でも10倍はほしいところだ。あまりに倍率が低すぎてロクな人材がやってこない。そんな状況の中、冒頭で述べたA夫さんのような人が多く採用されていた。

当時の地方公務員特に市役所)は、『民間企業で稼ぐ力や意欲のない、覇気のない人間がなるもの』とされていた。今でこそ、上場企業の平均年収地方公共団体の平均年収という関係が成り立っているが、当時は上場企業の方が明らかに高かった。私の記憶では、当時は年収ベースで1~2割程度は上場企業が上回っていた。え、なに? 私の年齢? フミコフミオ氏と同じ年だ……。一応、家内もいる。社会福祉協議会に勤めていて、ひたむきな性格の優しい人だ。

話を戻そう。そんな状況だったので、昭和時代幹部職員は、役場内の優れた職員の子どもや、地元有力者の子弟や、町内会長の紹介など、使える手はすべて使って優秀な人材を確保しようとした。コネ採用は当時も違法行為だったけれども、時代が許していた。

それがバブル崩壊の数年後を機に、公務員人気が高まるにつれて違法行為様相が強くなった。コネ採用が判明した一部の自治体は、首長などの幹部職員引退検察起訴に追い込まれるようになった。K市においては、1995年頃を境として、それまでとは比べ物にならないレベル人材(一流大卒民間経験5年以上など)を採用できるようになった。

説明終わり)

 とあるAさんが、いま在住している自治体職員になりたくて、かつ上の条件を満たしている(親が優れた職員である地元有力者に知り合いがいるなど。以下まとめて『有力者』とする)のであれば、以下の手順を満たすことで、法を犯すことな自分アピールできる。

[ステップ1]

 Aさんが『有力者』に対し、自分を市の幹部に紹介してもらえないか尋ねてみる。

[ステップ2]

 Aさん側の『有力者』が、採用試験責任者(または特別職)と会談する。「あの人とこういう繋がりの〇〇さんという人が、今度採用試験を受けます」と連絡する。相手方は、「ほう、そうなんですね」と反応する。これでステップ2は終わりだ。

 ※これ以上は発言するべきではない。例えば選挙に出たい人がいたとして、告示期間前であれば、「〇〇選に出馬します!」と宣言するだけなら公職選挙法的にセーフとされているだろう。それに似ている。

[ステップ3]

 ここからは時と場合による。文書に残さない形で協議を重ねることもあるし、協議自体が行われないこともある。なんというか、こういう形の行為というのは「空気感である

 コネ採用を行ってはならない――という考えは、幹部職員特別職の間でも共通見解である。ここまでリスクとリターンが嚙み合わない行為はない。表沙汰になった時点で、どんなに偉い人間でも職を辞さねばならない。検察への起訴もセットだ。

 後は、Aさんが筆記試験足切りにならない程度の点数を取ればよい。採用試験責任者がAさんに配慮してかせずか、そういう結果になるように面接試験のセッティングを行う。以上だ。

[さら追記]

 身も蓋もないことを言う。地元有力者の子弟は、こんなことをしなくても普通に採用される。当人能力人格レベルが素で高いことが多いし、事前情報がなくてもわかるのだ。外見に、苗字出身地、その他履歴書の内容だけで「あの〇〇さんの子どもか血縁者だな」と。苗字が珍しいことが多い。

 市役所採用試験であれば、能力よりも人格や人柄を見る。私が面接官を行っていた〇年間において、最終合格者の筆記試験最低点は35/100だ。35点しか取れなくても、一次試験面接で5段階中の4がつけば無条件で二次試験に到達できる。理論上は0点でも通過可能だ。さすがに二次試験で落ちるだろうが……。少なくとも、K市の採用試験はそういうルール運用していた。

 ちなみに、35点の子は笑った顔が素敵だった。話し方はふんわりとしていて、それでいて長すぎず短すぎず、話の内容も伝わりやすかった。こちらの質問意図理解している。性格適性検査の結果も正直者と出ていた(あれは信用できる。統計学の力は偉大だ)。市長も、副市長も、かくいう私も、あの笑顔ノックアウトされてしまった口だ。今思い出してもあれはずるい。

https://anond.hatelabo.jp/20211231220524

問題職員の正しい辞めさせ方 8/10

第三章 地方自治体はどんな職員がほしいのか

最後の章になる。

地方自治体はどんな人を欲しているのか、及びどんな人が職員として通用するのかしないのか、それらを説明して終わりにする。

とはいえ、もう4万字を超えそうだ。ここまで読んだ貴方は忍耐力を持っている。地方公務員に適合した人材である可能性濃厚である

キャリア棚卸しにしては壮大になりすぎた感がある。まずは、先達の書いた日記ひとつ紹介して記述量のショートカットを図る。

地方公務員を目指すはてな民面接突破法を教えたい

https://anond.hatelabo.jp/20200923212241

この日記を書く前に、はてな匿名ダイアリーで見つけた日記ひとつだ。短く簡潔にまとまっている。内容も概ね正しいと感じる。明白な誤りはない。単純に面接突破したい人間はこれを見るといいだろう。惜しむらくは、上の日記を書いた人は公務員試験面接官ではない。

せっかくの機会だ。民間時代を含めると十年以上に渡って面接官を務めた者として、採用可能性が高い人材の傾向を三箇条として述べてみたい。その後、面接評価表にはないポジティブチェック・ネガティブチェックの一部を示そうと思う。



面接評価点が高くなる受験者のパターン三箇条

1.地元出身である

 モデルケースを挙げる。採用試験を受けようとする市町村で生まれ、小中高をそこで過ごし、進学や就職を機に都会に出たけれども、また地元に戻って働こうとする受験者がいたとする。

 はっきり言おう。満点に近い。もうその時点で、「面接評価では4を取ってください! お願いします!!」と面接官に期待の眼差しで見られている。K市ではそうだった。というのも、そこまで地元愛のある若者ほとんどいないからだ。

 覚えておられるだろうか。当時のK市の人事行政問題点ひとつに若手職員離職率があった。3年以内離職率が3割超えという高い数値の原因のひとつが、『他市町出身』の職員数の多さにあった。

 採用試験を受けるまでの人生で、K市と接点のあった受験者があまりに少なかった。原因はシンプルであり、県庁政令市特別区の滑り止めで受ける人間が多かったことによる。みんな現役で地方公務員になりたいので、第一志望に落ちた後もなりふり構わず受けまくるのだ。採用された後も、第一志望の自治体に入るために勉強を続ける。いわば仮面浪人だ。

 「何をもって他市町出身なのか?」を定義するのは困難である。ここでは30才以下の職員について、市外在住率(K市に住んでいない者の割合)が『他市町出身』の代替指標として機能するとしよう。さて、K市の市外在住率はどの程度だったと思う?

 正解は……30才以下の若手職員のうち、8割がK市に住んでいなかった。私が辞める年には7割を切るところまで改善されていた。新人職員居住地をK市に選ぶ割合が増えたことによる。改善のミソは、採用試験評価されやすポイントを変えたからだ。後述。

 これはひどいな、と当時の私は思った。素人考えでもわかる。市外在住率が高すぎる。もし災害が起きたらどうなる? 全員すぐに集合できるのだろうか?

 すべての年代になると、市外在住率は約5割になる。K市の近くにある政令市などが魅力的なのもあるが、市町村合併でK市に編入された先の市町村職員が、「もう義理を果たす必要はない」とばかり、こぞって自分が住みたい町に移住していく事情もある。全国的に見ても人が多い地方であるため、魅力的な市区町村が多いのだ。

 では、上の『後述』の内容について。私が総務部長に提案したのは、「K市を愛することのできる人間採用する」というものだ。試験を受ける時点ではK市が好きじゃなくていい。K市出身でなくてもいい。入庁した後にK市を好きになることができる、そういう素地のある人に高い評価をつけるようにした。

 申し訳ないが、具体的な内容は部外秘とさせてもらう。公開すると、ネット検索によってK市がわかってしま可能性があるからだ。ご了承願いたい。

2.人格的な態度(特に協調性

 社会人として一番大事なことは何かと問われれば、30代前半までの私であれば、『実力』又は『正しい過程で正しい成果を出し続けること』と答えるだろう。

 今の私であれば、『尊敬によって他者との繋がりを保ち続けること』と答える。これが社会人使用者労働者も)にとって一番大事事柄であり、能力でもある。これは、Think CIVILITY 「礼儀正しさ」こそ最強の生存戦略である(Amazonのページに飛びます)といった名著においても明らかにされている。

 このように自分のために何かをしてくれた人に対し、きちんと感謝言葉をかけられる人が果たしてどのくらいいるだろうか。

 あなた人生にもキャディのような役をしてくれる人はいるのではないかあなたが存分に仕事ができるよう、目に見えないところで条件を整えてくれている人、成功のための下地を作ってくれる人、ゴルフバッグのような重荷物を代わりに持ってくれる人、困った時に助けになってくれる人。そんな人たちがいるのではないか

 たとえば会社の中では、誰もがそういう「裏方」の役回りをすることがある。あなた会社は、そんな人たちの貢献に注目し、正しく評価する体制になっているだろうか。あなた自分を日頃から笑顔にしてくれる人に、感謝気持ちを伝えているだろうか。

Think CIVILITY 「礼儀正しさ」こそ最強の生存戦略である(2019/6/28) P.309


 単に協調性というと、「みんな揃って前ならえ」のイメージがある。今の日本社会では、善悪両方の社会的資質と見なされることが多い。

 私が持っている神の辞書によると、協調性とは概ねこんな意味合いになる。

・異なる立場環境利害関係にある者が互いに力を出し合って問題解決すること

 本来はこうである。みんな揃って前ならえ、ではないのだ。仕事は1人ではできない。一般事務職として採用される公務員は、民間企業でいうところの総合職だ。常に誰かに依存し、依存されることで仕事を前に進める。

 だが、自分ひとりで成果を出していると勘違いする者が後を絶たない。空しいことだ。こういった人の残念なところは、その知性の程度にあるのではない。俺だけが、私だけがスゴイ。もっと自分に注目してほしい、といった自己本位的な動機仕事をしていることだ。

 どんな仕事も、社会に生きる人間一人ひとりを幸せにするために存在している。彼らはそのことに気が付かないか、気が付いても自分気持ちばかりを優先する。

 百歩譲って、20代までは良しとする。だが、30代になっても学校勉強部活動で高い成績を上げ、周りに注目されて喜んでいる中高生と同じレベルでは困る。

 あなたは、見知らぬ人に対して敬意をもった行動ができるだろうか。自分と考えの異なる人間尊重できるだろうか。嫌いな人や敵に対しても、悪い感情に心を乗っ取られずに意思の疎通ができるだろうか?

 面接においては、この人格的態度を最も高く評価する。私が市職員になる前からそうだったし、K市の面接官として責任を受け持つようになってからも変わらない。

 話は逸れるが、あなた面接官の経験がある人だったとすると、「この人、面接の時とぜんぜん違う!(もちろん悪い意味で)」みたいなことがあったはずだ。面接で猫をかぶるのが上手い人だ。そういう人を見分けるコツがある。

 印象がいい――これに尽きる。あなたにとって印象がいいし、他の面接官にとっても印象がいい。特に、ハキハキとした明るい話し方。面接官全員にとって好印象だったのなら、その人は危険だ。本当に使える人が面接に来た場合面接官が3人だったとすると、大抵1人は、「うーん……」と頭をかしげることになる。採用判断が下しにくいということだ。

 それが普通だ。みんなにとってイイと感じる人格をもった人間はまずいない。いたとしたら、それは猫をかぶっているか、はたまた聖人のどちらかだ。

 技術職や、職人芸を要する分野で人を雇う場合特に気を付けよう。それに適合した人との面接では、極度に緊張した様子が伝わってくる。身体は縮こまっていて、声はたどたどしく、自己アピールも乏しく、挙動不審――そういった人が最高の素質(タレント)を持っていることがある。

 一流の面接官であれば、誰が試験に来ようと、その人のいいところを最大限に引き出せるよう心がける。履歴書を読み込んで、実際のシミュレーションをし、面接ではよい雰囲気を作るよう心がける。その人が職場に適合している証拠質疑応答によって全力で探すのだ。受験者が喋るのに苦労しているようであれば、なんとかして悪い雰囲気を壊そうとし、その人の考え方や過去の行動を引き出そうとする。

 飲食店などアルバイト採用では、あなた1人で面接担当することもあるだろうが、それでも上記のことに気を付ければハズレを引くことは少ない。印象がいいな、と感じた人に気を付けよう。初対面で印象のいい他人はまずいない。たとえ面接官に嫌われようと、素の自分ちゃんと出す人間採用した方がいい。

 猫をかぶる受験者への具体策としては、面接が始まる前と終わった後の行動をこっそり監視するといい。椅子ちゃんと戻しているか、出入口で人とすれ違う時の仕草や、駐輪場他人自転車ぞんざいに扱ったとか、車の運転危険があるなど、それなりの確率でボロが出る。

3.知的能力

 公務員に限らず、組織で働く人間にとっての血であり肉である。ここでいう知的能力には、知能であるか、知性であるとか、創造性とか言われるものを含む。

 すなわち、数値計算スケジュール段取り、ある規則に従っての並び替えといった正解がある分析的分野から新規事業企画プレゼンテーション、利害を巡っての交渉や調整といった正解(不正解)がいくつもある総合的分野に至るまで、脳を働かせて答えを導き出すありとあらゆる分野を含んでいる。

 官公庁に特徴的な仕事の傾向として、業務の幅の広さ(薄く広く)が挙げられる。特に地方自治体だと、ひとつ役場多種多様仕事を行っている(この機会に、あなたが住んでいる市町村組織図をみてみよう)。民間で例えると、とんでもなく多角化が進んでいることになる。

 数年おきに全く新しい仕事を覚えることになるのだが――その意味の幅の広さだけではない。役場を訪れる人間多種多様だ。男性も、女性も、一般市民も、民間企業も、若者も、中年も、高齢者も、子どもも、障がい者も、何らかの病気にかかった人も、とにかくいろんな人が来る。

 それらすべてに対応問題解決)しようと思うと、まずはその職員が賢くないと無理だ。これは、市役所現場で働いたことのない私でも確信できる事実だ。傍から見ていてわかる。

 礼節や態度は大事だ。植物であれば、花弁果実など目に見える部分がこれにあたる。それらを支える意味必要なのが枝であり、幹であり、根であるもっと細かく見ると、細胞質や葉緑体や核ということになる。職業人でいえば、脳というOSがこれに当たる。

 このOSが大したことのない物だと、いかに素晴らしい性格気質を具えていても結果を出し続けることは難しい。正しい答えや行動を相手に示すことができないからだ。市職員が、受付窓口で手早く計算をしたり、各種申請書の書き方の指導ができないと、市民企業が何度も窓口に来たり、無駄申請費用を払う羽目になる。

 スポーツだと、柔道における心技体がわかりやすい。ある一流の選手がいたとして、その人の精神がどれだけ優れていても、技術が優れていても――風邪で高熱がある、骨や靭帯に損傷がある、五感の一部が機能しないといった事情が生じると、たちまち三流以下の実力になる。

 多くの人は錯覚している。例えば、どんなスポーツでも面白い試合というのは――両者ともに拮抗している。心技体のうち、技と体が同じくらいのプロ選手がいたとする。となると、勝負を分けるのは必然的に『心』となる。

 実力伯仲の者同士、わずかな差で勝負が決まれば当然盛り上がる。それが、スポーツで一番大事ものが心→技→体の順番と皆に思われる最大の理由だ。

 官公庁筆記試験を必ず行う理由がここにある。現在公務員業界では、筆記試験性格適性検査を含む)の作成リクルートなど民間会社委託する方向で進んでいるが、今後何年が経過しようと、筆記試験自体廃止されることはないだろう。組織人として働く上での血肉であるところの、知的能力客観的に測定できる唯一の機会だからだ。

https://anond.hatelabo.jp/20211231220523

問題職員の正しい辞めさせ方 3/10

case2.B子さん

二人目のB子さんは、ある意味で私と同期だった。私がK市に採用された年に、高校を出たばかりの彼女が入庁してきた。

K市に入ってからの私というのは、せっせと新人公務員として基本的事柄勉強したり、各庁舎をぐるぐると見回って雰囲気を掴んだり(大抵は職員への挨拶を兼ねている)、K市が主催するイベントスタッフとして十数回と参加したり、多くの自治体職員が集まる研修に出席したり、ほかの幹部がまとめた人事政策に対してフィードバックを述べたり……あっという間に5ヵ月が過ぎていった。

その頃だった。B子さんについての苦情が寄せられたのは。毎年9月にある新人職員への人事面談の折に、B子さんのいる課から上がってきた。一応、直属の上司事実であると認めた苦情ということで、今度はB子さんと面談室で話をすることになった。指導的な色合いが強い内容になる。

今でも思い出す。あの女は人生をナメていた。なめ猫なんて甘っちょろいものではない。すでに組織を蝕む害獣となりかけていた。

面談室に入ってきた彼女を見て衝撃を受けた。髪の毛は脱色しているし、恰好女性向けファッション誌に出てくるそのものだったし、朱色のスカートの丈は相当な短さだったし、口紅は真っ赤だったし、ピアスをしていたし、首に〇〇〇〇〇もついていたし……どこから突っ込んでいいのかわからない。

私も、世間一般では活発で知られた営業会社で働いていたが、彼女ほど派手な恰好女子社員はさすがに見たことがない。せいぜい茶髪や控えめなチークだった。多くのお客様の前に出ないといけないからだ。

A夫さんの時と同じく、面談室の両側のソファにお互いに座った。こちらには人事課長が、向こうにはB子さんの直属の上司がいる。

面談が始まった。初めに私の方から、「B子さんですね。お仕事で忙しいところすいません。まずは事実確認ですが、今着用しているような衣服を先輩に注意されたことはありますか」と尋ねた。

以下、大まかなやりとりになる。

「あります。年のいった人から注意されました」

「その先輩には、なんて言って答えましたか

「私の自由です、と何度言ってもわかってもらえないんで、『ハラスメントです、やめてください、気持ち悪いです。これ以上は親に話します』と伝えました」

「それは、先輩があなたのことを思って言ってくれたのではないですか?」

「違います

「では、どんな気持ちだったと思う?」

「ムカついたから言ってきたんだと思います

ほかの行動、例えば自分が気に入らない職員無視するとか、夜の窓口勤務中にチョコレートを食べながらほかの女性職員雑談していたとか、勤務時間中に携帯をいじって過ごしていたことなど、色々と聞いていったが、終始ブスッとした調子で返答するのみだった。最後に、だるそうな口調で「何とかやってみます」とだけ告げた。

面談中、私はB子さんの履歴書採用試験時の成績を見ていた。偏差値50くらいの公立高校を出ていて、英検漢検の初級程度を持っていて、採用試験筆記試験)ではほぼ満点を取っていて、性格適性検査ではやや嘘つきと出ていて、肝心の面接試験では、「明るくハキハキしていて、利発な印象を受ける」とあった――採用試験でわかることなど、この程度のものだ。

いったん話は逸れる。私が採用された背景(どんな目的を叶えたくて私を採用したのか)、当時の市長から受けた勅命を述べる。

「優れた職員を残し、不要人間は残さない」「次世代に残すべき職員採用する」「そうした職員が辞めない環境を作る」といったものだ。

冒頭に述べたように、このK市の新規採用職員の3年以内離職率について、十数年前は1割未満だったものが、私が市長からスカウトされた年には約35%まで悪化していた。20採用したら、3年以内に7人が辞めていることになる。3年超えになると、もう数パーセント上昇する。

辞めた者の中には、将来を嘱望される人材が何人も含まれていた。ボリュームゾーンは30才手前で、これまで将来を期待されて県庁や国の機関に出向したり、エース級の職員が配属される部署で頑張っていた職員らが退職を選んでいた。この状況を正すことが、私に課せられた任務だ。

市長の談によると、人事課が収集した退職理由の中でトップだったのが、「将来、昇進しても幸せになる未来が見えない」で、肉薄して2番目だったのが、「異常な言動を取る職員が多いうえ、上の人が彼らに何の対策もしない。働いているのがばかばかしい」というものだった。

このうち、私が解決に役立ちそうなのは二番目の課題だった。一番目の課題は、プロパー職員が自ら考えて実行すべきことである。外部の人間である私が考えるのはお門違いだ。アドバイスはさせてもらうが……。

話を戻す。

これらを踏まえて、B子さんへの対応を考えることになる。面談を終えて、私はその場で人事課長に目配せをして問いかけた。

「B子さんを切りましょう」

「試用期間とはいえ、難しいのでは。やめておきましょう。あの子はまだ若い。立ち直るかもしれない」

ツッコミが入った。想定どおりだ。

試用期間中分限免職処分は、K市はもちろん、県内他市町でもほとんど例がない。が、私はそれに成功した市町村のいくつかを研究していた。

「試用期間での成績が不良である場合正式採用しないことができます判例を調べましたが、いくつかの市町村では実際に行われているようです」

「うん……考えるべきところではある。あの子は、ちょっとひどいとも思います。ただ、私の権限ではちょっと決めかねます

権限は置いといて、あなた個人判断は?」

「わかりません。市長にも副市長にも総務部長にも伺ってみないと。これは全庁的な問題なので、もっと、いろいろと議論を重ねてみるべきかと」

市長問題ないでしょう。ほかの人は私が説得してみますしかし、第一には人事課長であるあなたの職分ではないですか」

「それはそうですが、職員の進退そのもの判断することはできません。それを言うなら、私さんの役職は一応は部長級なんですし、私らと違って一流の会社にいましたし、市長の元部下なんでしょう。私よりもやりやすいんじゃないですか。とにかく、私にはどうすべきかわかりません。例年であれば、あの子はそのまま正式採用されます

人事課長は乗り気でないようだった。

それから面談室を出て、人事課に戻って、課内の奥野須美に着席した。

私の机と椅子は人事課の奥にある。

2022/01/02 追記 奥野須美さんには着席していません。奥の隅の誤りです。

その後も何度か討論を重ねた後、B子さんへの対応が決まった――退職勧告だ。

後日、総務部長の口頭での承認を得た。市長は、「お前の好きにやれ。判は押す。証拠絶対に固めるように」とのこと。副市長は猛反対だった。予想どおりの瞬殺だった。

そして、不安そうにする人事課の職員らに対して私は、「市長からは、現場判断していいとの答えをもらっています。何かあれば私が責任を取りますあなた達に迷惑はかけません。協力を求めます」と答えた。

責任など取りたいはずもない。が、ここはレイズの場面だ。攻めるのだ。戦え。今しかない。ここで勝てれば、私の信用は外部登用組の管理職(※当時、国や県や民間から計4人の出向を受け入れていた)の中でも相当に高くなる。ここは何としても取りたい。

方針が決まったとなれば、後は実行だ。

今回のメンバーは、人事課長と私だった。前回は私が面談を主導したので、今回は課長が行うことになった。こういう貴重な経験は、多くの人間シェアすべきという考えによる。

人事課長は、不安そうな顔つきだった――この人は将来を嘱望されている。当時は50代半ばで、順当に上の人間の席が空けば総務部長にもなると言われていた。

安心してください。上の人間は『方針』を認めていますあくま方針だけですが。今後のK市のためにも、ぜひあなた実施すべきです」

私が激すると、彼はしぶしぶ動き出した。

そして、いよいよ始まった面談は、思ったよりも淡々としていた。B子さんが面談室に1人で入ってきた時、人事課長ソファ中央腰掛けていた。話の最中は、私が脇にある椅子で見守っていた。

さて、Bさんとのちょっとしたやりとりの後、人事課長は「あなたを本採用できません」と告げた。それから理由などの説明が終わると――B子さんは顔を一瞬だけ歪ませて、また元の顔に戻ると、「わかりました」とだけ告げた。面談後は、泣きそうな表情でその場を後にした。抵抗はなかった。

あっけないほどすぐに終わった。時間にして5、6分だった。もっと抵抗されると思っていた。本人もわかっていたのではないだろうか。自分がこうなることを。

「〇〇課長、やりましたね。苦しかったでしょうが、これが新しい一歩なんですよ。踏み出せたじゃないですか」

私は、片方の拳で人事課長の脇腹を貫いた。彼はちょっと痛がるようにしてから、拳を額に当ててソファの上で態勢を沈ませる。

神妙な面持ちで、「B子さんは何とかなるんですかね。これは脅しの一種ですよね。反省すれば、クビにはならないんですよね?」と呟くように述べた。

「お前みたいな悪いお人好しが組織を腐らせるんだよ。もっと組織のために悪者になってみろ」

という言葉を飲み込んで私は、その場の片付けを始めた。

B子さんの退職の話を聞いた副市長が、再び私と総務部長を呼び出した。やはり逆鱗に触れたようだった。今回は稟議書(※B子さんの聴取記録のこと。A夫さんは犯罪関係市長までそれを回す必要があった)を回すほどの案件ではなかったのに、なぜわかったのだろうか。私だってB子さんの今後を考えている。分限免職だが、形式上は年度末での通常の退職という形にしていた。

副市長とは激しい議論になった。彼が退職するまで、少なくとも5回は苛烈な論戦をした思い出がある。私は何度も説明した。これから公務員業界が厳しくなっていく中で、これまでの人事政策を変えていく必要があることを。勤務成績が極端に悪い職員を追い出すことの合理性を説いた。

が、わかってもらえることはなかった。副市長は、人事課の主導で職員を辞めさせるのを避けたいようだった。最後に、こういうやり取りがあった。

市長が「それでいい」と、どうしても言うなら私は反対しない。一番に重い責任を取るのは市長なんだからしかし……こうした案件について私は承認しない。法令上は、市長意思さえあれば有効意思決定だ。やりたいなら好きにやれ。もうこういった件は私のところに持ってくるな。不愉快だ。いいね?」

「いえ、それでも副市長に話は持っていきます。ここのルールですからね」

数日後、B子さんの母親から人事課に電話がかかってきた。電話を受けたのは私だった。「B子の母です」と名乗る声を聞いた時、私はB子さんに関係する資料を手元に手繰り寄せた。

「この度は、娘が申し訳ないことをしました。本当にすいません」

開口一番がそれだった。

B子さんが本採用にならなかった理由は本人に説明したが、母親再確認をしたかったようだ。

理由はB子さんが述べたとおりです。公務員、いや社会人としてよくない面が多すぎました。もちろん、いきなり職場に来るなということではなく、来年3月末までは在籍できます給料ボーナスも満額払われます。その間に、また就職活動の方をしていただいて~」

「本当にすいませんでした……お給料までお支払いいただいて。今回はご迷惑をかけましたが、何かあったらまたよろしくお願いします」

終始謝りっぱなしだった。この子にしてこの親あり、という俗諺の例外を今まさに見ていた。

「この親からの子が育ったのか!?」とその時は何となく考えていたのだが、後日、答えのようなものが見つかった。申し訳ないが、ここで公表することはできない。一線を越えていると判断する。

その時、私の中に罪悪感のようなものが込み上げてきた。世の中には、どうしようもない事情というものがあって、それに翻弄され続ける人間も当然に存在する。B子さんも、その1人だった。

少しだけ話そう。あの後、総務部長が、「せっかくだからもっとの子を調べてみたら」と助言してくれた。指示されるがまま、市民課(住基ネット)や税務課(税務情報システム)や福祉課(福祉情報システム)でB子さんの情報を集めてみた。すると……。

今の私が、当時の私にアドバイスをするとしたら、「あと1年は様子を見てもいい」(地方公務員法には試用期間延長のルールがある)と告げるに違いない。

いかに私が民間企業で人事責任者をやっていたとしても、人にはその数だけ事情がある。即座にすべてを把握する力はない。結果的に、私はそれを汲み取ることができなかった。もっと、深く細かくB子さんに寄り添っていたらよかった。

[追記]

ここまでの描写だと、まるで私と副市長犬猿の仲だったように映るが、実際には違う。仕事で一緒になることがあれば、普通に冗談などを言い合っていた。

例えば、遠方にある他市町の児童福祉施設を視察していた時だった。市長副市長と私その他は、保育の現場を見た後に自由見学していたのだが、やがて2階の大きな吹き抜けになったフロアの隅に辿り着いた。そこには、「幼児 プレイコーナー」と看板に書かれたスペースがあって、どうやら小さい子ども向けの遊び場のようだった。プラ素材の小さい滑り台から小学校低学年向けのジャングルジムまで、様々な遊具が置いてある。

副市長は、「あの名前は気に入らない」と呟いた。文書のインデントが0.5文字ズレているだけで不機嫌になる人だ。例えば、いま私は、上の「幼児 プレイコーナー」を半角スペースとしたが、K市で働いている時なら公務員業界慣行に従って全角スペースにしただろう。

私は、「一般的な名称だと思いますが……どこかおかしいところが?」と意見したところ、「色々ある」とだけ返ってきた。

夜になって、視察終了祝いの一次会があった。さあ次はどこで飲もうかと、市長副市長その他と歓楽街をうろついていた。このレベル役職の人はK市内で飲めないため、こういった視察が貴重な機会になる。

「××君。ほら、あれ見てみろ! 幼児プレイだ」

と、酔っぱらった副市長が私の襟ぐりを掴んだ。風俗街の一角を指さしている。

幼児プレイあります」「ママに甘えたい!」「授乳OK」などと書かれた看板のぼりが立ち並んでいた。

「後で行ってみるか。おごるぞ」と意気込む副市長に対し、市長が「昼もやってるみたいだ。なあ副市長、視察の前に(以下自主規制)」とツッコミを入れていた。

それで私は、「もしかして副市長はあのとき風俗のことを考えてたんですか!? あの真剣な顔で、さっき現場で見たどの先生がよかったとか? ねえ副市長

「ふざけているのかお前はッ!! 真面目にやれ!」

副市長は激昂していた。

仕事馬鹿にするのも大概にしろ!」

歓楽街一角で怒鳴られる私を尻目に、市長とほかの幹部はどこかに行き始めていた。

「お前、幼児意味がわかってんのか!?」

「わからないです」

法律では満1歳から就学前の子どもを幼児と言うんだろうが!! あそこには小学生も遊べる立体遊具があっただろうが!! 矛盾に気づけッ!」

「すいませんでした」

年に一度は視察などで副市長と飲む機会があったが、普段が真面目すぎるだけで、面白い顔もちゃんとある

人間基本的にそうだ。あなたにとって好きな面も嫌いな面も、両方ちゃんと澄んだ目で見ることができるのなら、ケンカになっても関係が壊れることはない。

あなたは、自分が嫌いな人間のことを認めることができるだろうか。人のいいところを見つけることができるだろうか? 自分でも今、何を書いているのかわからなくなってきた……。

https://anond.hatelabo.jp/20211231220517

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