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2024-10-26

anond:20241026134720

あなたたちは豊かな時代に産まれたのだから贅沢を言ってはいけない」というのは

バブル崩壊以降の老人が若者に幾度となく言い聞かせていた文言だが、

その結果何が起きたかというと氷河期世代貧困による非婚化とそれに伴う急激な少子化

そして貴方は意外に思うかも知れないけど、令和の若者貴方の言う事を既に内面化している。

バブルの頃からそのような言説を耳にタコができるほどに聞かされた若者達は、

上の世代の助言を真摯に聞き入れる、とても素直な若者達は、

本当に現状で満足してしまったのだ。

彼らは心の底から「そこそこ豊かな環境で暮らせるんだから努力して上を目指す必要もないよね」と思っている。

平成時代若者は、少なくとも報酬提示すれば動いてくれた。

頑張れば家が買える。車が持てる。結婚して子供を持てる。

そのようなビジョン提示するだけで、平成時代若者は勤勉に働いてくれた。

しかし、出世欲皆無の脱成長志向である令和の若者達にモチベーションを与えることは不可能だ。

金にも地位にも興味を持たない彼らを動かすには、いったい何を与えれば良いというのか。

彼らは現状に満足し、家にも車にも女子供にも興味を持たず

自分一人がそこそこ楽しく暮らせれば良い」という価値観で生きている。

かにこの物に溢れる令和という時代子供を作らずに独身で生涯を終えるという条件であれば

満足のいく生活を送ることは難しいことではない。

貴方の言うとおり、「現代日本に生まれイージーモード人生」を、令和の若者達は大いに謳歌している。

そしてその代価として、貴方の言うとおり社会の維持は不可能になる。

ただし若者が困難に立ち向かうかは疑問がある。

子供や孫のために社会を維持するという動機を持たない彼らは

「私が死ぬまで社会が持てば良い」と思うからだ。

ボロボロの一軒家に住みながら修繕もせずに

「わしが死ぬまで崩れなければ良いから」と言う老人のように。

新都社(Web漫画)史上最も重要マンガ6選

Web漫画が無い(https://anond.hatelabo.jp/20241025190620)と言われたので新都社限定して書いてみたいと思います

この為にアカウント作った新米増田なので見やすいように記法整理できていないのはご容赦ください。

思ったより長くなりそうだったので追記で何とかするかも

 

レギュレーション

定義オリジナル(https://anond.hatelabo.jp/20241012181121)のレギュレーションに倣って

作者一人につき一作品、後世の作家への影響、社会的な影響を重視とします。

とはいえWeb漫画自体歴史が長くないので、同時期作家への影響度合いを考慮ポイントにしています

なお順番は思いついた順です。過去掲載されていたが、現在掲載されていないものなども含みます

また、作者名については著作時の名義を使用しています。本投稿時点で商業での名義や別名義がある方もおられますがご了承ください。

誤字脱字衍字等ありましたら申し訳ありません。

 

新都社とは

新都社(にいとしゃ)は誰でも参加可能自作漫画自作小説のコミュニティサイトです。

https://neetsha.jp/

 

増田立ち位置

一般通過読者

何でも読む悪食とはいえ界隈が狭かったので作者読みだったりするのは一部作家くらいしかできない裏返しでもある。

ルーズリーフシャーペンで描いている漫画画力10段階中で3くらいの感覚画力については語っています

2007年から2015年頃によく見ていた。以下の内容に異論あると思いますが是非お勧め教えてもらえればうれしいです。私は書いたんだからさ(同調圧力)

 

◆6選

名前からどうしても忌諱してしまうと思われるが、原作新都社文藝となっており当時の話題性は高かった。

YOKO先生の前作品である痴漢男スレ原作にあるものの、画力や隙間のストーリーの作りこみ、あるいはギャグが非常によくできていた。

以後の活動ではジャンプに連載作を持つ等、出世果たしている。

 

  • オーシャンまなぶ task先生

どちらかと言えば作者による選出

漫画論理的に考えて組み立てて作っている。後述のONE先生と共に裏サンデーメンバーバトンリレー漫画作成した際に

どうにもならない?大風呂敷を何とか纏めたりするなど仕切りの面が有るが、Web漫画家は自由奔放だったり繊細な人が多いので顔役的な立ち回りは非常に重用されたことと考えられる。

以後の活動では、某たらこ漫画を描いてバズったりしているらしい。

 

村田先生作画ではなくONE先生作画の方

新都社作品アマ作品が多いのでどうしても商業誌に慣れている人からすると苦痛ともいえるほどの絵、MSペイントで描いたんか?みたいなものもある

ワンパンマン(ONE作画)についても1話一般人には読むに耐えないようなものかと思われる。ただし、新都社においてはこのクオリティは高い側に属し、なによりストーリーが素晴らしかった。

当然アンパンマン系の二次創作については他にも多数あり、作画がこの時点で上回っていたものも他にあったが最終的に作画がつくことでメディアミックスも果たし、アニメ原作複数担当するなど出世を果たした。

新都社作品の多くはストーリーは良いのに作画商業誌が要求するラインに届かない/担保し続けられないため商業に乗れなかった人が多かったが、

原作としてつくことで花開いた新都社作家も多く、その先駆けともいえる。

 

アニメは…原作は良いぞ

スターシステム活用物語の奥深さを出している。作画/ストーリーどちらも申し分なく、その性癖を除けば万人受けすることだろう。

ただ、その性癖ゆえに売れている面もあるため、マーケティング的に仕方ないとも思う。

以後の活動では、メディアミックスや多くのアニメを送り出すなどしている。

 

原作側のみ考慮

作画カロリーを減らしながらもストーリーの1つ2つ捻った展開がその才能を感じさせた。

どうしても斜に構えがちなWeb漫画家はその掲載方法の故かストーリーが難解すぎたり破綻することも良くある、

しかし捻りがありつつもわかりやすストーリー、明かされていく設定が他の作者にも学びがあったように思う。

以後の活動では、癖に全振りした異種族レビュアーズのヒットを出すなど精力的に活動している。

 

性癖が…とはいえ掲載している作品の数とコメントから考えると同作者を挙げるのは必然である

また作品クオリティは高く、丁寧な線から紡ぎだされる物語は非常にグロテスクな内容ながらも絵画を見ているかのような錯覚に陥る。

しかしながら感情素手突っ込み揺らすようなものもあり、その多彩な作画力はやはり癖のなせる業(ワザ/ゴウ)だと思われる。

 

次点

 個人的にはレギュレーション面で同先生の他作品だが、先生作品として導入に見るのにはテンポの良い作品

 作画商業レベル、設定も良く"寝ら"れている。

 ジャンプお家芸的な男の子大好きを集めたような作品。意外と正統派作品が少ない新都社作者にとってこの作品作画/ストーリーの影響は避けられないだろう。

 その気になれば真似できそうな絵やストーリーだがきちんと読めるように落とし込んでおりクオリティが高い。

 ヒロインを…というくだりを"シュミ"レーションした作品として類をあまり見なかった作品Web漫画は作り直せる利点が他の作者にも影響があったと思える。私はどっちの結末も好き。

 人狼系は一時期流行があり、現在においても類するものがあるが新都社でも本作品が光っていた

 影響という部分ではちょっと弱い気がする。クオリティが高い。

 

他にもたくさんありますがキリが無いので思い出したら追記します。

 

個人的考察

ランキングトップ作品(侠,K)に関しても影響度はあると考えられるが、そのクオリティ評価されている面が強く

個人的には独自ストーリーと限られた画力でどういう風に見せていくのかというところが他作者への影響度に強く関係しているとみている。

Web漫画自体結構独自色が強いものであるため、あまり影響軸で語るのは無理があるのかもしれない。

また歴史の部分を語ってしまうと新都社に対して裏サンデーとなりのヤングジャンプジャンプ+といった投稿する場の移行があるため

初期のころのメンバーくらいしか上げにくいという問題もある。つまり、2陣3陣目といったところが居ないためフォロワーみたいな観点で計測しにくい。

あと、改めてみたらやっぱり閉鎖してるものが多かったりして…無料HPサービスの閉鎖と共に消えた作品とかもあってなかなか悲しい

というわけで次の言葉で〆させていただきます

 

いつまでも あるとおもうな Web漫画

はやくよめよめ いのちあるうちに

anond:20241026095009

本当に警察に行くべきだった。マジで「俺に歯向かったら、東京にいれなくするぞ!」「俺は慶◯義塾大学教授友達だし、都◯大学と共同研究してるから、産学での出世はなくなるぞ!」「(新経団連会合で撮ったらしい〇〇谷とのツーショット写真をちらつかされて)俺のダチだ!」とか怒鳴られて、頭がおかしくなってた。全部、都合の良いシーンを適当に切り取って、嘘っぱちだった。

anond:20241026003930

自分が書いた増田転載するわ。俺は男側だけれど、似たような状況になったことがあった(本当に似てんのかな?)

別れたほうがいい。今が最悪でも、動けば、必ず幸せ人生を掴み取れる。今動かなきゃ死ぬまで後悔する。

学生の頃から長く付き合ってきた、メンタル不安定寄りの女といよいよ結婚することになった。俺はいわゆる理解のある彼だった。向こうとしては初めての彼氏とのそのままの結婚で、実質的妥協していたのだろうなと今になっては思う。

結婚して、しばらくは幸せな?生活が続く。けれど、すぐにセックスレスになった。いわく、貴方のことは本当はタイプではないし、できたらもう一緒に寝たり触れ合ったりしたくない。友達のような関係夫婦になりたい、と。

友達のような夫婦形容していたが、実質的には婚姻生活を続けたくないという意思表明だと考えられた。けれど、俺はあの女を捨てることに恐怖を抱いて、そして、過去の楽しかった日の通じ合っていたはずの心を信じて、なんとか関係の修復を試みた。

そこから地獄のような日が始まる。

俺の全てを無視子供なんて作ったら絶対ブサイク。お前なんかタイプじゃなかった。もっと稼げ。死んでほしい。交通事故にあえ。お前の実家下品大学出てるくせに。出世できるとは思えない人間クズ臭い。顔が嫌い。

で、存在否定され続けたストレスから自律神経を壊しちゃって休職。一時期はEDにもなっちゃったんだ。俺はもともと子供と遊ぶのが大好きで、いつか自分の子供を持つことが憧れ。けど、そんな経験死ぬまでできないんだろうなって子供が遊んでるYou Tube動画見ながらふと思うと、涙が止まらなくなった。その姿をみたあの女はどうやら相当に癪に障ったようで、ダイニングセットの椅子を頭の上に抱えて俺に思いっきり投げてきた。

本当に死ぬかとおもったけど、それで目が覚めた。こいつといても前には進めない。地獄継続するだけ。出ていってもらおう。決意したら早い。すぐに離婚まで持ち込んだ。

ハンコもらうとき絶対に忘れない。「学生の頃、あのときが一番楽しかったね」と若干泣きそうになりながら、ポソっと最後に伝えてきたあの厚かましい女の顔に、パンチ叩き込むよりもずっとダメージを与えるべく、俺は絶対絶対絶対幸せになってやると誓った。

そうして復職、いい上司との出会い出世、転勤などいろいろとあって、いまは本当に可愛らしくて一緒にいてて楽しい奥さんとも出会えて、絵に書いたような幸せ結婚生活を送っている。こうやって書いてみると嘘みたい。念願の子供も出来た。可愛くてしかたない。もう何よりも大切だし、憧れは叶ったんだってしかった。子供がほしいと思ってる自分には嘘はつけないんだ。あの時は怖かったけれど、動いて本当によかった。

から、繰り返しだけど動いてほしい。

今のままを認めると死ぬまで後悔するよ。

いい人絶対に見つかるよ。

2024-10-25

anond:20241025133805

かるとわからんが両方ある。

 

お前の言うような奴(女)たしかに居る。わかる。

悪人によらないほうがいい。

 

でもおまえが今回「そういうのじゃない」と言ったような、ガチで箱入りだから耐性なくて愚かなこと言うやつも同時にいるんだよな。しかもこれは女に限らないし、家柄も良い上に男となるとかなり出世してて、他に影響及ぼす言動に愚かさが現れたりする。

悪人との付き合い少しはあったほうがいい。

 

まあ結局は人生のどこで失敗するか、失敗の糧にできるかの話なんだろうなあ。

2024-10-24

コミック花いちもんめ史上重要マンガ、というかマンガ10

https://anond.hatelabo.jp/20241012181121

https://anond.hatelabo.jp/20241023115157コミックジャンボ筆者がこっちにも手を出す。ブクマでは「ペンギンクラブ」のリクエストが多かったけど個人的にあの雑誌は汎用エロマンガ誌のイメージが高すぎて特定10人を選べない。買ってまで読んでないので書けない、というのもあるので、もう1つ知っているこちらの雑誌10選を考える。

で、コミック花いちもんめだが、メディアックスから出ていたコンビニエロマンガ誌。1991年から1995年まで存在し、なぜか名前コミックゲイザーに変わり、その数号後にコミックライズに変わった。変わったのは名前だけでほとんど内容は変わらなかったが、たぶん何か大人の事情があったんだと思わなくもない。

たぶん「コミックジャンボ」よりは新しい時期だし、他誌で活躍している人もけっこう含まれている。

美衣 暁「LUNATIC NIGHT」

雑誌時代前半で同誌を一番引っ張っていたのがおそらくこの人。そして同時にこの雑誌が発刊されていた時期はあの「有害コミック騒動」真っ只中の時期に一致しており、おそらく雑誌で最も影響を受けた人だと思う。マンガは「バビル2世」を彷彿とさせる眷属女性3人に主人公が振り回されるエロコメSFで、正直内容よりもそのへんの元ネタからパロディのほうが面白い状態だった。いずれにせよ絡みのシーンで大股開きするとその周辺が修正で全部白消しされたのは買ってる方としても可愛そうだった。まさか消される前提で最初から描いてなかったなんてことないよね?(当該シーンだと半分くらい真っ白もあった)

カズマ G-Versionエルフの若奥様」

メディアミックスとして考えると前述よりもこっちのほうがヒットしたかもしれない。掲載作はRPGファンタジーベース夫婦エロコメ種族の差のせいで交わえない夫婦と、それを解決するための冒険譚というのはまあアイデアで(これが初出かどうかは知らないけれど)同誌内にアイデアフォロワーすらいた(後述)。

陽気婢「古くて新しい関係

別にこの雑誌が彼のデビューではないが、存在感を見せつけていた。表題作は連載ではなく読み切りだが、おそらく当時の彼の作風を最も表していると思えるのでここに挙げた。

猫島礼通りすがりの猫」

個人的には役に立たなかったが、おそらく一般的には人気だった作家勘違いしがちだが表題作別に猫耳ものではないし獣姦ものでもない。実のところ印象としてはコミックライズ以降タイ移住して現地の邦字雑誌に連載を持っていたことのほうが印象が強い。

がぁさん「シィナのファブリオ」

正直な話、彼を紹介するためにこのエントリを書いたと言ってもいい。この人もデビューがこの雑誌ではないけれど、長い事この雑誌を中心に活躍していた。竹本泉を思わせる画風であまりエロくない(コメディ寄りの)作品を連発した。表題作は森の中に1人住んでいる女魔法使いが本人の希望とは全く関係なくエロ絡みの依頼ばかり受けてその解決のために活躍しまくるという話で、R-18制限ながらマンガ図書館Zで読むことが可能。同サイトにある「恋の活造り」「なんぎな恋の物語」「愛の妙薬・恋の化学」もだいたいがコミック花いちもんめ(後継含む)が初出。

くら☆りっさ放課後には魔道師」

こういう雑誌でたいてい1つ2つはある非エロ作品枠を長い事務めていた。表題作学校召喚部という精霊召喚目的とした部活動で起きるゴタゴタを描いた作品で、途中から異世界でのファンタジー的展開を見せる。

江川広実

レズものマンガで有名、と思ったら女性だった。この人に限らず、コミック花いちもんめ作家女性であることが確認できる人が多い。昔からエロ関係女性作家は多かったという説はあったが、それが明確になっていったのがこの頃からなのかもしれない。

いとう直

コミック花いちもんめ出身というとこの人を入れないわけにはいかない。いちおうこの雑誌近辺の新人賞受賞作家で、不定期だが継続的に単発を掲載していた。

はら さける「さくら天女」

こういう名前だが女性表題作はそこそこの人気で、単行本化されたが、発売の直前に本人が肺炎で死亡してしまった。

林家ぱー(志弦)「表紙」

花いちもんめ」「ゲイザー」「ライズ」の表紙を長い事務めていた。ペンネームは途中で「ぱー」から「志弦」に変更になった。本編は描いていないのでここに挙げるべきではないのかもしれないが、ここを足がかりにして出世、という意味では代表格なので挙げた(正直小林かずみ和田エリカのどちらを10人目にするか迷って決められなくなって彼女が入った)。

優秀ではないが、平均以上の働きを見せる部下が出世と共に窓際部署への異動を希望してきやがった

窓際とか花形とかそういうのに無頓着なヤツじゃねぇから確実にこれ以上出世する気ありません、楽したいですムーブなんだよなぁ

クビにできないからって舐めやがって

とはいえ辞められると困る人材なので丁寧にモチベを上げさせなければ

2024-10-22

anond:20241022105454

別に本業でずっと稼げるならそのほうがいいに決まってるぞ 

本業が過剰に暇で週休2~3とか、毎日自宅着17時18時とかなるなら、その時間でなんかやったほうが実入りはいいだろうけど

当たり前だけど副業の成果は本業出世シナジーが効かない訳で

 

副業マン俺とて、ほんとなら本業事務所残業して時給もらいたいわ

anond:20240906141823

上司として適切な言動を行えるかどうかは一個人問題であって女性出世多寡とは何ら関係ないのでこれは完全な詭弁

しろ数が少ないからと言ってハラスメントを看過する方が問題だと思う

日本の生成AI創作に対しての議論に付きまとうある誤解について

https://anond.hatelabo.jp/20241021004208

典型的な誤解に基づいて書かれた考察があるので叩き台にしてタイトルについて語っていく

その生成AI自体について有用性や仕組みへの誤解についての議論はしない(例えばこの考察は明らかに生成AIの「学習」や「再利用」についても誤解しているがここでは無視する)が、最低限押さえておいて欲しい事を書く

読むのが面倒な人向けに概略を書いておくが勝手自分妄想上の西洋とか欧米を使うなよ、という話である

そもそも生成AI創作分野に対して反発が強いのは日本国内より欧米圏、特にアメリカである


まず、国内議論ではここが誤解されている事が非常に多い

例えばCELSYSCLIP STUDIO PAINTに生成AIが導入されるという議論の際に強い反発を受けた事を日本の後進性に基づいて言説が展開していたが

しかし、IR情報などを参照すれば解る様にそもそもユーザーの半分以上は海外であり、去年の売上も8割が海外からである

当時のコメントやそれにまつわる言説を読めばグローバルな特に欧米ユーザーからの反発が最も苛烈であった事が無視されており

最近の例としてProcreateのかなり強硬な反AI声明を見れば明らかな様に現在では海外においては一定見解として定着している

イラストを扱うコミュニティについて比較すれば国内アジア圏で筆頭のPixivタグ付けによる仕分け程度であり、クローズドSNSの割にかなり寛容な方で

使用者米国人比率が非常に高いReddit自作アート話題を扱うr/Artはかなり初期の時点で生成AI禁止しているし、DeviantArtでの生成AI周りの導入に纏わる訴訟騒ぎは言うまでもない

そしてその締め付けが進んでいる最も顕著なジャンルであるこの文章を書いたらしい人間所属している「音楽分野」では演技分野における声の扱いとセットの流れで生成AIは最も警戒されている

これは生成AIハイプ話題として持ち上がる前史として、2010年代後半から著名な政治家ミュージシャンの声を使ってラップ演説を行ういわば「音楽版のディープフェイク」が流行していた事が要因になっている

例えばオバマ元大統領辺りがかなり厳ついラップをしたりする動画等は簡単に見つかるだろう

そういった事を踏まえた上でハリウッドでは組合による生成AI脚本利用や俳優組合によるストライキが起こっているし、今年はテネシー州ELVIS法が制定されている

無論これはテネシー出世エルヴィス・プレスリーの名から取られた法で、俳優ミュージシャンの声を財産として保護無断使用に対して罰則を与える法律である

おそらく音楽分野では早い段階でiZotopeがやっている様にAIを利用したマスタリングツールが早い段階で誕生しているし、サンプリング文化等の下地もあるので

アメリカ音楽界隈は先進的、寛容というイメージを持っているのかもしれないが、個人創作性に関する部分ではむしろ日本とは比べ物にならない程生成AIに対して強硬な反発をしており大間いであ

総じて生成AI創作による利用に関して強い反発を行った事でアンタッチャブルになりつつあるのはアメリカEU(ここでは多くは語らないがAI規制法が今年発効されており、汎用生成AIシステムでは透明性義務必須となる)を中心とした欧米圏であり

しろ日本最近になって声優業界がかなり折り合いをつけた内容の声明を出した程度で、政治的にもAI戦略会議の内容を見れば国家戦略として5Gの使い道として取り込む目的もありかなり推進側にあるのは明らかである

その他の誤解


元の文章では何故かパルワールドについて語っているが、これは欧米圏のゲーム文化における「不寛容」な任天堂問題による

反発が加味されたものなで生成AIフェアユース議論範疇だけで語る事はできない

特にMOD文化大会開催等においては海外メーカーでは考えられない締め付けや法的措置を取ってくるのでその側面では任天堂の評判は非常に悪く、常に揶揄対象になっている

それに対して冷水を浴びせかけたパルワールド、という立ち位置からの支持である事は忘れてはならない

考察では欧米圏で「寛容」な理由として神から与えられたものとして創作の才能を扱っており、使命故に公益的な要素が大きかったという趣旨が語られているが

その要素はむしろパトロネージュにおける文化的な見解を極端にしたものであり、宗教的な原義からすれば真逆見解を語る事ができる

例えば、欧米圏で「不寛容」な理由としてそういった神から与えられたもの機械代替できる事への反発が大きいといった様な語りだ

この程度の見解アブラハム宗教における人間中心主義位置付けを考えれば簡単に想定できるし

そもそも上位存在から与えられたものとして芸術を扱うのは欧米圏だけでなくアジア圏でも一般的な事であって固有のものではない

加えて創作論にはあまり踏み込む気はないが、元記事で無警戒に当てはめられている様な現代人の創作に対しての概念近代以降のものであり

当時の感覚は全く異なっていて個人というよりも職人的に作られており音楽絵画信仰を広げる為のメディアとしての役割が非常に大きく、そのまま現代に結びつけて語る事は非常に危うい

結論


自称ではあるが「クリエイターレベルが高い」筈の分野に所属している人間ですら何故こういった事実や経緯を知らないのか?

ほとんどの日本人は英語が読めないし読む気がないし経緯や文化理解する気もないからだ、と言ってしまうと身も蓋もないのだが多分この辺りが原因なのかなと思われる

少なくとも前半部分に関しては多少掘り下げて見てるだけでも幾らでも出てくる話なので、英語読めない以外の理由が思いつかない

それでもこのツッコミどころ満載の言説がなんとなく受け入れられているのは伝統的に欧米から先進的な流れを受容してきた日本、というステレオタイプがあるからなのでは無いだろうか

とりあえず存在しない「西洋先進性と寛容さ」をでっち上げ議論を行うのは、少なくとも生成AIに関しては大間違いなので今すぐにでも止めるべきである

2024-10-21

anond:20241020161911

作業者で居るのが良いか雑務をやる代わりに作業者やらせ立場が良いか

どっちが良いかって話よね

まだまだ体力もモチベもある若者出世したがらないのは当然さ

体力が落ちてきて「あっ♡実作業やるのしんどい♡誰か代わりにやらせたい♡」ってなってから昇進をまじめに考えるんだと思うさ

週刊少年サンデー史上、最も重要マンガ10

週刊少年ジャンプ史上最も重要マンガ20選  https://anond.hatelabo.jp/20241012181121

週刊ビッグコミックスピリッツ史上最も重要マンガ5選 https://anond.hatelabo.jp/20241014232424

週刊ヤングマガジン史上、最重要漫画10選 https://anond.hatelabo.jp/20241016182953

月刊アフタヌーン史上、最重要漫画10選 https://anond.hatelabo.jp/20241017235116

月刊コロコロコミック史上、最も重要漫画10選 https://anond.hatelabo.jp/20241018225514

モーニングから10作品選ぶとしたら

https://anond.hatelabo.jp/20241016210231

漫画アクション史上、最も重要漫画10

https://anond.hatelabo.jp/20241020163403

モーニングだけブコメ少ないぞ!まあタイトル統一されてないのが悪いが……。

さあサンデーだ。1959年創刊、65年の歴史からたった10作選ぶなんて無茶だ。しかし無茶をやる。批判歓迎!

1.おそ松くん(赤塚不二夫)1962-1967

 •現代ギャグ漫画はここから始まったといっても過言ではない。60年代前半、サンデー日本一雑誌だった。その時の三本柱が『伊賀の影丸』『おそ松くん』『オバケのQ太郎』。牧歌的ユーモアから狂騒的なギャグへ。赤塚不二夫世界を変えた。なお'67年で一旦終った後もまた続くのだが説明がややこしいので省略。

2.オバケのQ太郎(藤子不二雄)1964-1966

 •今読むとQちゃんのおおらかさとのどかさに癒される。FとAそして石森章太郎合作サンデー以外にも学年誌に連載された。この連載形式は『ドラえもん』につながる。藤子不二雄特に藤子・F・不二雄週刊少年サンデーの創成期の功労者であり学年誌守護神でありコロコロコミック創造主である小学館にとってこれより重要漫画家は他にいない。

3.漂流教室(楳図かずお)1972-1974

 •サンデー楳図かずおは『おろち』も『まことちゃん』も名作だがこのノンストップサスペンスを選んだ。読んでいると続きが気になって気になって仕方がない。特に主人公母親狂気紙一重の行動力には圧倒された。最近フランスでも翻訳され評判になっているようだ。

4.男組(雁屋哲池上遼一)1974-1979

 •70年代の暗いサンデー代表格。マンガの中の学園が魔境になったのはこのあたりからだろうか?雁屋哲の何考えてんだかわからないデタラメな展開と池上遼一の美しい絵がぶつかって異様な迫力を見せる。

5.うる星やつら(高橋留美子)1978-1987

 •説明不要説明不要だということが偉大さのなによりの証だ。アニメOPは「Dancing Star推し

6.タッチ(あだち充)1981-1986

 •野球マンガの達成として評価するなら『H2』だろう。今の目で見ると最高傑作は『クロスゲーム』かもしれない。しかあだち充の一作を選ぶとなるとやはり本作だ。ありま猛あだち勉物語』を読むと、達也和也はあだち兄弟投影しているのかもしれないと思えてくる。「達也はそんな男じゃない」

7うしおととら(藤田和日郎)1990-1996

 •少年漫画とはなにか。それは『うしおととら』のことである

8名探偵コナン(青山剛昌)1994-

 •国民的、いや世界メガヒット作。本作が凄いのは、志の低い二番煎じ本家を追い抜いてしまたことだ。マガジンの『金田一少年の事件簿』を他誌も後追いするが死屍累々、本作とマイナー誌の『Q.E.D.-証明終了-』が生き残った。モブから出世した高木刑事佐藤刑事パロディキャラが大化けした安室透と赤井秀一、今年になってやっと恋人同士になった平次と和葉などキャラクターの成長が人気の秘訣。そういえば『Q.E.D.』の燈馬君と水原さんも今年になって……。

9.MAJOR(満田拓也)1994-2010

 •お世辞にも完成度の高い作品とは言えない。いきあたりばったりでツッコミどころが多い。だがコナンと本作が無かったらサンデーはとっくに休刊していたかもしれない。長い暗黒期を支えてくれた大恩人。続編『MAJOR2』は2015年から連載中。

10.葬送のフリーレン(山田鐘人、アベツカサ)2020-

 •生まれたと同時に古典になる作品というものがある。第一話を読んだ時の感動を忘れられない。あれだけでも充分名作だった。しかし本作は更に高みへと昇ってゆく。今日本で一番面白いマンガサンデーの長い夜は明けたのだと信じよう。

さてこの10作でいいのだろうか?実はよくない。なぜなら私が最も好きなサンデー作品は『機動警察パトレイバー』だからだ。本当は『MAJOR』を外したい。しかし『パトレイバー』がなくても今のサンデーはあるだろうが『MAJOR』がなかったら今のサンデーはなかったかもしれないのだ。サンデーにとって重要なのはパトレイバー』より『MAJOR』だ。

やはりいくらなんでも10作は少なすぎる。もし20選だったら次の10作も入ってくる。

11.伊賀の影丸(横山光輝)1961-1966

 •山田風太郎と白土三平の影響があからさまだが日本一立役者

12.がんばれ元気(小山ゆう)1976-1981

 •『あしたのジョー』とは正反対の設定にすることで梶原一騎破滅美学を振り切った。この姿勢は実にサンデーらしい。

13.六三四の剣(村上もとか)1981-1985

 •剣道マンガ金字塔。この緻密な絵で週刊連載とは、と改めて驚く。

14.ふたり鷹(新谷かおる)1981-1985

 •新谷かおるの魅力をどう伝えればいいのだろう。忘れられつつあるのではないか無力感に襲われる。

15.機動警察パトレイバー(ゆうきまさみ)1988-1994

 •一推し。あのなんともいえない空気感ギャグからシリアスへの呼吸、理性的議論先進的なジェンダー描写、全てが好きだ。

16.帯をギュッとね!(河合克敏)1989-1995

 •「サンデーらしさ」なら本作が一番ではないだろうか。

17.今日から俺は!!(西森博之)1990-1997

 •同じヤンキーギャグでもサンデーでは本作になりマガジンでは『カメレオン』になる。これが雑誌空気の違い。

18.GS美神極楽大作戦!!(椎名高志)1991-1999

 •二推しGS試験編〜香港編がギャグアクションバランスがよく一番面白かった。

19.かってに改蔵(久米田康治)1998-2004

 •久米田節が確立したのは本作。

20.ハヤテのごとく!(畑健二郎)2004-2017

 •綾崎ハーマイオニー永遠に不滅です。

さらにもし30選だった場合……

21.スポーツマン金太郎(寺田ヒロオ)1959-1963

 •創刊号から連載。清く正しく美しい。

22.どろろ(手塚治虫)1967-1968

 •手塚作品で一番好きかもしれない。

23.銭ゲバ(ジョージ秋山)1970-1971

 •あのラスト人間讃歌のように思える。

24.サバイバル(さいとう・たかを)1976-1980

 •さいとう作品は本作と『雲盗り暫平』が好き。

25.TO-Y(上條淳士)1985-1987

 •80年代しか成立しなかった物語だと思うとなんだか切ない。

26.ガンバ!Fly high(森末慎二、菊田洋之)1994-2000

 •体操テーマにしてアニメ化まで果たしたのは本当にすごい。

27.め組の大吾(曽田正人)1995-1999

 •サンデーに多い「お仕事もの」の代表格。

28.金色ガッシュ!!(雷句誠)2001-2008

 •編集者所業を考えるとこの枠で名前を出すだけで失礼なのかもしれないが、傑作。

29.結界師(田辺イエロウ)2003-2011

 •イエロウの根暗空気に惹かれる。

30.銀の匙 Silver Spoon(荒川弘)2011-2019

 •駒場は今?幸せでいてほしい。

最後に。もし50選になっても入らないだろうが、浅山わかび『ラストカルテ-法獣医学当麻健匠の記憶-』を紹介したい。静かな感動が押し寄せてくるマンガだ。この大傑作が大ヒットせずアニメ化もせず連載終了したのは正直悔しい。いつかアニメになるよう願っている。

(ブコメを読んで追記)

・確かに皆川亮二は入れるべきだった。『ARMS』を入れて『結界師』を外すか……。

島本和彦は入らない。本人のキャラクターと『アオイホノオ』の影響は大きいが『炎の転校生自体は小粒な佳作で、こうしたオールタイムベストに入れる性格作品ではない。

anond:20241021174404

出世競争かあ。

そしたらいわゆる、チャンスの女神の前髪の話になるんじゃないかなあ。

うそう無いけどあるかもしれない、確実に成果の出てくる仕事が現れたときに、即座に自分が気づいてつかめるようにしておく……。有名なビジネス格言の言う通りに

 

無いとところに、さもあるかもような何かをでっちあげようとしたら、増田の言う通りグレーになったり本格的に嘘になったり、ろくなことにならんと思う。

 

とはいえ俺は、別にビジネス最上部は知らんので

生き馬の目を抜くエリアでは、嘘さえもつかんといけんかったりするのかね? そういう競争があるとしても、そこで成功するのまじで碌なことにならん気がするが。

 

anond:20241021142012

かに効果あるのは支援よりも罰だよな。

昔の婚姻率が高いのは、結婚して子育てしてという人生を歩んでない人間は半人前扱いで軽んじられ、出世も出来ず肩身の狭い思いをするという罰があったというのは無視出来ない要因だろうしね。

更にその前の時代に至っては子供は貴重な労働力だし一族相互補助が社会福祉機能を担っているからまともに生きていけない。

かと言って現代社会法律結婚子育て強要するなんてことは不可能から、罰を罰として前面に出さず税制をいじくって、偽装結婚でもしないといけないくらいに独身コスパが悪いものにしないとな。

anond:20241021142012

逆に言えば、昔は暇だから結婚してたんだよね。結婚する以外に人生でやることがなかったか結婚した。

ゼンゼンチガウ

結婚してないと人権がなかったんだよ

親戚の集まりにも出れないし、借金もできない、出世やらなにやらすべての影響した

当然に「女は結婚しないと暮らせなかった」

そうして結婚強制した結果がベビーブーム

から金が溢れてたバブル絶頂期も少子化は進行した

あの頃にはもう、「結婚タイパ悪くね?なんで俺の時間他人に使わなきゃなんないの?」って人間が増えて大分結婚への圧力は下がった

今ではもう、結婚してない事が普通で、80代のジジババが「うちの子供も結婚してない」と寄合で笑い話に出来る程度になってる

anond:20241021123219

私立学校ならわかるんだけど、公立学校場合、そんな理不尽がまかり通る原動力はどこにあるんだろう?

割り振りや残業を「適切に」処理したら、誰が困るの?

自治体による「現実にそぐわない教育予算」が困るだけだよね?

それが校長出世に響いてくるわけ?教頭その他の末端教員には関係なくね?

2024-10-20

anond:20241020100134

うそ中途採用新卒就職した人間とは出世ベースが違い良いポジションにはつけないから、ずっと冷遇自分固有のスキル上げて鯉の滝登りするしかない。中間管理職なんかになったら人生詰むのにな。

2024-10-19

元リク○ルート多すぎ

どこにいても元リク○ルートめっちゃいて

元リク○ルート多すぎ

っておもってるんだけど

 

元々そういう「独立奨励」の会社らしいね

 

でもそれってできる限り手広く採用して

将来幹部役員にならないやつを早いうちに追い出すためだよね?

 

から出世戦争に落ちぶれて早く出ていってほしかった人が

巷に溢れてるってことじゃねーの

2024-10-18

大学生の頃、社会人なんてなれる気がしないと思ってた

会社に入っても、3年ももたない5年ももたないと思ってた

それがもう10年働いたよ

それで最近は、どうやったら出世できるんだろうとか、こんなことしたら出世ルート外されるとか、そんなことで悩んでるんだよ

すごいことだよ

大学生の時は、人と全く喋らなくて済む仕事はどこかにないのかと、真剣に悩んでたんだよ

それが今は、職場世間話に交じれなくて寂しいなとか思ってるんだよ

人って変わるんだな本当

2024-10-17

anond:20241017124208

営業に限らず、自己PR大事だよ。就活以降も必須スキルだ。

上司自己PRできれば給料も上がるし、出世も早い。

異性への自己PR大事。より良い条件の結婚相手が見つかる。

子どもができたら、自己PRだけじゃなくて、子どもPR大事になってくる。

我が子の良いところを見つけてあげて、良いところがどんどん伸びるようにお膳立できると、その子もっと幸せになれる。つまり良い教育ができるのだ。

幸せになりたいなら、自己PR必須スキルだよ。就活から結婚から子孫繁栄まで、人生の全てに寄与するよ。

2024-10-16

anond:20241014214011

このまえはてブで「女の子は聞き分けが良くて優秀なのに出世しないのはなんでだ」みたいなのがブクマされてたけど、こうやって聞き分けよく抑え込まれしまうから良くないんだよね。

従うのがうまいというのは必ずしも美徳ではないんだよな。

2024-10-15

福島県民は現在薩長を嫌っているのか?

 「地域による」が正確な答えだが、これではどういう事なのかわからない、となる人が多いと思うので、表で示してみる事とした。

薩長嫌い度地域
大嫌い会津若松市
嫌い会津その他
やや嫌い二本松市白河市
関係ない福島市浜通り全域
好き郡山市

 「戊辰戦争被害が大きかったから」というのが薩長を嫌う理由で、それは間違いではないのだが単純にそれだけではない。

  1. 新政府敵対した藩の出身者は「賊軍」とされ新政府出世し難かった(できなかった、わけではないので注意)
  2. 会津地方の開発は、他と比べてかなり後回しになった(山が険しく雪が多い、という表向きの理由があるとはいえ新政府会津が嫌いだからが強く影響していると薩長嫌いの地元民は感じている)

 こちらはかなり後まで((2)はあえて言えば現在まで)続いており、「百五十年前の事をいつまで言ってるんだよ」という声には「そうではない」と言いたい。

会津若松★★★

 会津藩の中心都市戊辰戦争では被害甚大だったし、その後の不利益も長く続いた。

会津その他★★

 会津若松以外の地域戊辰戦争で直接そこまでの被害を受けたわけではないが、長年の会津地方冷遇の影響は強く受けてきたわけで……

二本松市白河市

 会津若松に次いで戊辰戦争被害が大きかった。ただし、中通り地方鉄道道路の整備が早く、そちらの被害はさほど続かなかった。純粋戊辰戦争の恨みだけなら、まあこんなもんだろう。

福島市

 福島県における都市の格を江戸時代基準に見れば会津若松の方が上だった、すなわち県庁所在地会津若松になって然るべきだったのが、あちらが戊辰戦争ボロボロになったため漁夫の利的に福島市県庁が置かれる事になった(養蚕が盛んだったため、当時から豊かな街ではあった) そういう意味では、新政府感謝している……かも?

いわき市ほか浜通り

 会津浜通りはかなり遠く(奥羽山脈阿武隈山地と2つも山を越さないと行けない)、戊辰戦争の話もまあ関係ないと感じる人が多い。

郡山市

 郡山市江戸時代までは荒れ地ばかりの田舎だったのが、明治以降

 という事で、現在福島県もっと人口が多い都市である。安積疎水事業を進めたのは大久保利通を始めとする新政府なので、郡山市民としては新政府感謝する方が自然である。市の南には大久保利通を祀る「大久保神社」があるほどだ。ただ、郡山市でなら誰でも薩長と仲良く……かというと、会津から郡山市に移ってきた人も少なからずいて、そういう人は「薩長のせいで故郷を離れる事を余儀なくされた」と思っている場合もあるので安心はできない。

その他

 戊辰戦争のほか、福島県には三島通庸薩摩)vs自由民権運動、という話もある。これも込みで考えるとさらに複雑になるのでこちらは略。

2024-10-14

anond:20241012202737

えっ出世してるじゃん…… みたことないんだろうなあ

氷河期世代の片隅で

氷河期世代の割を食ってる感がものすごい

ひたすら冷遇されてきたのに、ここにきてクレーマーの大半が氷河期世代とか言われてたり、少子化の原因だと言われたり、氷河期世代支援するより他に回せとか言われたり

さら他の世代よりいっぱい優遇してくれとは言わないけれど、女子就職腰かけ扱いされたり一般職しかなかったり非正規前提の時代正社員総合職就職して、転居転勤ものみつつ非正規の夫を支えながら、納税ちゃんとして子供も産んだけど保育料は免除にならなかった世代。2歳までは働いた分がっつり保育料で持ってかれてた

ようやく夫婦二人とも正規になれて生活が安定しても税金は二人分だし控除も少ない。やっと子供に手がかからなくなったなと思ったら子供医療費の上限年齢がきて補助終了、児童手当も所得制限にひっかかり学費免除ももちろんひっかかる。そもそも子持ちなのにがんがん控除が減らされるのってなんなの? 未来納税者を育ててるのに…

社会から仕打ちに耐えながら頑張ってきたのに報われることなく叩かれる。今ぐらいいろいろやってもらえてたらもう一人ぐらい子供産んでたよ、でも当時は不妊治療の補助なんてほとんどなかったし保険適用されなかったじゃん。育児時短勤務であちこち頭下げながら働いて仕事持ち帰ったり夫に子供を頼んで残業しても子持ち様とひそひそされて、今は令和の子持ち様のフォロー残業してる。そら子供も増えないし今の若い子は子供産まないよ

がんばってもがんばっても年齢が上がってもずっと氷河期世代恩恵からは弾かれる世代厄介者扱いでしかないなんだな

追記

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E4%BA%BA%E5%8F%A3%E7%B5%B1%E8%A8%88


氷河期真ん中ぐらい(50歳付近)と今の若者20歳付近)の人口は倍ぐらいの差がある

氷河期世代ヤバいやつばっかりって言及されるけど、人口割合から考えたら「老人がヤバい」と同じような感覚

そりゃ人数が多けりゃヤバいやつも目立つでしょうよ


モラハラパワハラ氷河期世代って言われるのも、そもそも氷河期世代はそれより上の世代からクソ酷いハラスメント日常的に受けてきた世代

大人になっても女性お茶汲みと雑用前提で同じ仕事してたとしても給与出世男性優位で氷河期の中でもさら格差があって、人格形成期には夫からモラハラされてる古い結婚観に縛られた専業主婦母親に育てられ、団塊から叩き込まれた古臭い日本価値観現代多様性のはざまで必死で今に適応するために悩み苦しみ、でも政治や上の世代から搾取され下の世代からは「これだから氷河期は」と蔑まれ

ずーっと我慢を強いられてきたのにさらにまだ押さえつけられるんだから愚痴ぐらい吐いたって許して欲しいよ

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