はてなキーワード: ニコンとは
その理屈なら公的な施設(市民プール)で過度に性的な撮影会を催すことは規制の対象になりうるし、やはり表現の自由の問題ではないということになる。
ニコンのケースについては、地裁でニコン側の中止決定は相当の理由がなく不当という判決で敗訴してるなら表現の自由が争点になる余地はあるでしょう。
https://b.hatena.ne.jp/entry/4750988180036977536/comment/ROYGB
このコメントに限らず、一連の記事のブクマコメにはこういう「別の場所で撮影会ができるんだからここで規制しても表現の自由の侵害じゃない」というのは多々見られる。
こういうコメントを見て思い出したのは、2012年に起きたニコンサロンでの慰安婦写真展中止事件だ。
この事件で主催者はニコンサロンから写真展の中止を求められたのだが、上のような理屈で言えばニコンサロン以外でも写真展は出来るわけで、これは「表現の自由」の問題ではない。
加えて言えば、ニコンサロンは純然たる私企業による施設なので、公的施設に求められるような公平性は求められず、恣意的な規制も問題視できる背景は乏しいだろう。
だがこの事件は、当時「表現の自由」に関する問題として受け止められた。
https://www.amazon.co.jp//dp/4275020766
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2012-06-23/2012062315_03_1.html
さて、他の場所でもできるから表現の自由の問題ではないとしていた人たちは、この問題について過去「表現の自由」の問題としていた人たちは間違っていると説くのだろうか?
「公共の福祉」というのは一般的な道徳ではなく、具体的な権利の衝突を調停するための理屈なので、まず憲法の教科書でも読んできてください。
rna 違いは拒否に正当な理由があるか否かってことだと思うけど、実際のところ撮る側は水着が目当てで場所はどこでもよくて公営プール使いたいのは運営側の営業上の理由なんじゃないかな…
何故その会場を選ぶのかは主催者の理由でしかない、というのはニコンサロンの件でも全く同じなので。
grdgs ギャラリーは表現の場であって、公共プールは表現の場でない。まったく違う場のに同一視して同じだとクレームつけるのはゼロイチ馬鹿。大企業が半公共であるのを否定するならクレカ会社に文句つけるなよ
yamada_k 検閲をしてはいけないのだから、他があるからといって検閲していいことにはならない。/ ニコンサロンは表現の場として貸し出しているが、公営プールは表現の場として貸し出しているわけではなく、同列ではない。
「別の場所で開催できるからここで開催できなくても表現の自由とは関係ない」という理屈についての話をしているのであって、そこが「表現の場」であるかどうかなんて全く関係ないんだけど。国語の成績何点だった?
sadamasato 公共の場での撮影におけるルールの話と、一方的な展覧会の中止や展示品の撤去の区別がつかないのでしょうか?違う話を混ぜ合わせて「ダブスタだ〜」とか言われても、それとこれは違うとしか言いようがありません。
上で言った話に加え、「一方的な展覧会の中止」というのはまさに当初水着撮影会でやられたことなんだけど。馬鹿の考え休むに似たりというが、脳みそ使わないコメントする前に事実関係くらい調べたら?
worris 慰安婦と未成年の際どい水着姿の区別が付かない人たちを相手にするのなら、そりゃ細か過ぎるルールを決めて予め規制しないと無理だな。
理性ではこの2つの例が峻別できないということに気づいていながら認めたくないので全然的はずれなことを言って腐さざるを得ない人、かわいそう
ワイ説。
なんせレンズを物理的に前後させるのだから、スマホよりも圧倒的な構図を実現できる。
フルハイビジョンでも4Kでもファミリー向けビデオカメラの画質はクソい。
でも、デジイチやミラーレスの動画と比べると、CMOSサイズの影響で明らかに劣る。
デジイチのニコンD3400のフルHDと4KハンディカムのソニーAX60を比べたら前者のが圧倒的に綺麗なのよ。(しかもD3400はエントリーモデルで、旧世代のD5000あたりは中古で2万円程度。AX60は新品9万もする。)
しかし!デジイチは動画撮影時のオートフォーカスがクソで、フォーカスを外しまくるリスクがある。こうなるといいレンズにでかいCMOSでも無意味になる。
どんなに高画質で記録しても今どき写真や動画を共有するってスマホじゃん?
すると、LINEの糞画質で共有するのが主流になるのよ。
Google photoは高画質だけど保護者間でははぼ使われてない。親戚も。
なので、頑張って実現した高画質も共有段階では数段劣るものになる。
美しい高画質データは子供の成長後や自分の老後に楽しむことになる。
フォーカスをビシッとコントロールできる自信ある&LINEとかでの共有は帰ってパソコンで加工できるというニキならデジイチかミラーレス。
CPUだったらintelとAMD、GPUだったらnvidiaとAMDがいい例だけど、アメリカ企業は業界で基本的に2,3社、多くても4,5社に集約している
ルーターはシスコシステムズとジュニパーネットワークスとか、ソフトウェアはフリーとかオープンソースとかも含まれるから一言でいえないけど
映像編集はAdobe、3D/CADはオートデスク、DBはオラクル,MS、クラウドはAWS,Azure,Googleみたいに寡占で儲ける
それを頭に入れたうえでこれ見てほしい
自動車(トヨタ、ホンダ、日産、スズキ、マツダ、ダイハツ、スバル、三菱、日野、いすゞ)
造船(今治、ジャパンマリンユナイテッド、大島、三菱、名村、川崎、三井、定石)
複写機プリンター(フジ、リコー、コニカミノルタ、キヤノン、エプソン、ブラザー、京セラ、シャープ、東芝、富士通、NEC)
デジカメ(キヤノン、ニコン、ソニー、フジ、パナソニック、オリンパス、リコー(ペンタックス)、シグマ)
ミシン(ブラザー、ジャガー、ジャノメ、JUKI、ベビーロック、アックスヤマザキ)
化学(三菱ケミカル、住友化学、旭化成、信越化学工業、三井化学、昭和電工、東ソー、日東電工、三菱ガス化学)
ひどくない?同じ業界にいくつあるんだよって思わない?
日本企業だけでこれ。これに加えて海外の企業もあって競争してるわけで、そりゃ儲からないよね
リストに載ってないけど、化学に関しては数千億円レベルに限っても、この倍くらい会社がある
https://gyokai-search.com/4-chem-uriage.htm
新しい産業がベンチャー企業でごった返してるっていうならアメリカでもあることだけど
成熟した業界でいつまでたっても再編が起きずに無駄な競争してるのが日本なんだよね
結局それで欧米企業は利益率10%~20%なところ、日本企業は5%あたりをうろうろしている
2021年の半導体製造装置メーカー売上高トップ15、日本企業は7社がランクイン
https://news.mynavi.jp/techplus/article/20220328-2305876/
何も知らない人が見たら7社もランクインはすごい!とか喜びそうだけど
記事でも触れられているけど、大手のほうが伸びが大きくて5位以下は伸びが小さい。だから大手に離されている
装置に関しては東京エレクトロンが大きいから例外ではあるけど、その他は「小さくて多い」だよね
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00138/071501087
日本を代表する企業はパナソニック、東芝、三菱、日立を見てもわかるけど、なんでも屋の総合電機メーカーなんだよね
いわゆる複合型、コングロマリットってやつ
トヨタが冷蔵庫や洗濯機を作りだしたら、車の開発がおろそかになるだろってのは想像できると思う
無茶なたとえって思うかもだけど、それくらい今の日本には無茶がはびこってるってことだよ
何でも屋はやはり今の成熟した時代ではかなり無理があるんだよね
だから俺はソニーがホンダといっしょに車を作るって話を聞いたとき、まずいなぁって思ったよねw
ソニーって白物家電をやらないからほかの電機メーカーみたいに事業が「小さくて多い」問題が起きなかったと思ったんだけど、EVはどうなるんだろうね
まぁ肝心の部分はホンダがやるからそこまでコングロマリット病を発症しないかもしれないけど
何でも屋っていってみればイオンとかファミレスみたいなもんでさ、だいたい何でもあるけど、たとえば服なんかは10代の子が好むようなものは置いていない
細分化された時代に総合スーパーや百貨店やファミレスでは限界があるよね
服はユニクロ、靴はABCマート、家電はヨドバシ、Appleにこだわる人はAppleストア
家電量販店にしても郊外に店がぽつぽつある「小さくて多い」型のヤマダ電機より、駅前にでかい店たてて大量の客をさばく「大きくて少ない」型のヨドバシのほうが利益率がいい
ヤマダ電機 675店 1兆6,005億8,300万円 経常利益 368億8,900万円
日本の家電は競争力ないのに自動車はある程度競争力あるのは事業で「大きくて少ない」が展開できているから規模の経済で負けてないってことだよね
そんでホンダは2輪や船とか飛行機とかやってるからから4輪が不調なんだと思ってる
(でもホンダの経営者は、複合化で事業が支えあってるから会社が安定しているんだとか解釈してそう)
日本の家電業界は不調だけど、例外的にダイキンが好調なのは空調専業メーカーだからだよね
空調機器だけで3兆円という「大きくて少ない」をすれば十分戦えることがわかる
それに気づいて復活したのが日立
2012年
2014年
日立マクセル(電池、光学部品、理美容、磁気テープ、CD、DVD)をマクセルホールディングスに売却
日立機材をセンクシアに売却
2016年
日立物流(流通)を佐川急便に29.0%売却(追加売却の予定)
日立国際電気(通信機器、放送機器、監視カメラ)を米KKRに売却
2018年
クラリオン(カーオーディオ、カーナビ)を仏エナップ シス エスエーエスに売却
日立メディコ(MRI、CT、超音波診断装置、画像診断機器事業)を富士フイルムに売却
こんだけ売って業績回復した日立を、はてブは叩いているけど俺はいい方向だと思っている
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.nikkei.com/article/DGXZQOUC199XJ0Z10C22A4000000/
ちなみに富士通はPFU売ったし、新光電気工業や富士通ゼネラルも売却するって言ってるから
日本の半導体産業は元気がないって言われるけど、元気な分野があって、それがパワー半導体なんだけど
2021年のパワー半導体メーカーのランキング見てほしいんだけど
1位 infineon(独) 48億ル
8位 nexperia(蘭)6.7億ドル
を見るとわかると思うけど、ここでも会社が「小さくて多い」だし、そして総合電機メーカーが手掛けてるから事業が「小さくて多い」の二重の「小さくて多い」問題が発生しているのがわかる
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00065/00521/
にも書かれているけど、何でも屋な総合電機メーカーの一事業にすぎない半導体は
投資額がでかくなるにつれて、事業バランス気にして思い切った判断ができなくなくなって投資負けして撤退するというパターンが多い。
早く三菱富士東芝の総合電機は半導体事業をルネサスやロームみたいな専業メーカーに売却するか、事業統合して別会社として切り出すほうが良いと思うよ
今絶好調といわれてるのが京都企業で、「京都企業はなぜ強いのか」なんて特集がされたりするんだけど
任天堂、村田製作所、日本電産、ロームに共通してるのは複合メーカーではないってことね
かつて京都といったら京セラみたいな時代があって、アメーバ経営とか一時期もてはやされたけどこの10年くらい停滞している
せっかくセラミックじゃ負けませんな専業の強みがあったのに、なぜかスマホとか電動工具とかプリンターとか始めて複合化してしまって(あの悪名高きバルミューダのぼったくりスマホも京セラ製)
そんなことやってるから案の定、村田製作所においつかれ、そして離され始めている
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF205NV0Q2A620C2000000/
日本電産も、最近は工作機械に進出してこれから京セラ化するかもしれないし2本柱程度だから問題ないかもしれない
あの名物社長がいる間はバシバシ決定出来ていいけど、もう結構な歳だから後継者問題がよく話題になるけど、サラリーマン社長になったら意思決定のスピード遅くなって典型的日本企業になるかも
任天堂は亡くなった山内元社長が他分野に手を出すなっていってたらしいけど、最近アニメとかテーマパークとかに手を出し始めてて、ゲーム事業がどうなるか心配ではある
でも岩田社長時代になにが素晴らしかったかって、家庭用と携帯機の開発を統合したことだよね
これによってゲーム事業が「大きくて少ない」になってスイッチが成功した
ゲーム業界もフロムソフトウェアとカプコンは「大きくて少ない」路線で復活した代表例だよね
フロムは2005年~2015年ごろは社員数250人で数か月に1本ペースでゲームだしてた
今のフロムは社員数350人で1、2年に1本のペース、カプコンは社員数3200人で数か月に1本のペースなんだけど
スクエニは社員数3000人で毎月2~3本もゲームをリリースしている「小さくて多い」路線で
スクエニファンもソフトが多すぎると不満を言ってるのを見るね。ソフトの出来もよくないし。
FF14という金の卵があるから業績いいように見えるけど、これがだめになったらスクエニやばいだろうなって思ってる
今回は特定の業界に絞って言ったけど、農業も病院も「小さくて多い」で、根本的な問題は解決せずに補助金で何とかしてる状態だし、
アニメ業界も会社いくつあるんだよってくらい多くて、そんで年収150万円とかでこき使われてオタクたちはアニメは日本の文化だ!国が補助金出せとか言ってるからホラーだなって思う。
製作会社自体が「小さくて多い」し、製作委員会方式のせいでアニメの権利者が「小さくて多い」からヒットしても利益が分散してしまうし
アニメの制作本数が年200本とかで「小さくて多い」のでアニメファンが分散するし、かといってリスクとって一社で勝負するなんてゲーム会社みたいな事はしない
鬼滅の刃は委員会方式やめたからリスクは大きいけど利益も大きいだろうから、いい見本にしてほしいよね
「大きくて少ない」が日本の目指す方向
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2208/23/news061.html
米巨大IT、複合企業化のツケ(The Economist)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB060OR0W2A101C2000000/
ホンダのASIMOが日本科学未来館を卒業するって言うニュースがホッテントリ入りしてて、“ASIMOを作れていた頃が、日本の製造業が一番輝いていた時期なのかも”ってブコメがついててそこその星が集まってんだけど、ああ、本当に日本の製造業が輝いていた時代を知らない世代が増えてんだろうなあ、と、なんだな切なくなった。
1970年代後半から80年代は、本当に日本の製造業が一番輝いていたんだよ。
ニコンやキャノンの一眼レフがドイツのカメラを市場から追い出したんだよ。
“コイツのせいで俺たちの仕事を奪ったんだ”と日本車がアメリカの労働者に叩き潰されたんだよ。
イヤホンでどこでも一人で音楽を聴くという、それまでなかった音楽の楽しみ方をSONYが広めて、“ウォークマン”なんていう、明らかな和製英語が英語として字書に収録されたんだよ。
ビデオデッキやビデオカメラは、日本企業同士の規格争いがそのまま世界のデファクトスタンダードを決めてをきめて、世界シェアの9割を日本が握ってた時代もあるんだよ。
“電子立国日本の自叙伝”なんていうドキュメンタリー番組が人気になって、半導体もバンバン作ってたんだよ。
あれは、“でも、でも、まだこれくらい夢のある技術がまだあるもん!”という、燃え尽きる前の最後の輝きみたいなもんだろ
今も残ってるのは車くらいか。
電卓もカメラも時計もウォークマンもビデオも、スマホ一台で事足りるようになっちまった。
今更ながら、なんでこんなことになっちまったんだろ。