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はてなキーワード: 学者とは

2023-10-02

anond:20231002040651

性的嗜好に限らんし、日本人全体、とくに女性趣味界隈とかに顕著だけど、集団になるとどうしても過剰配慮になりがち。

事なかれ主義というか、同質化圧力が強い国民性からイレギュラーへの恐怖に支配されやすいんだよな。

気を使う必要ないのに勝手に気を使って、その気遣いムーブ他人にも求めて、そういう行動の正当性必要性を過大評価し、それが出来るのが偉いのだ常識なのだみたいな風に権威化することで、自分たち勝手に息苦しい空気をつくりだして、それに勝手に縛られた挙げ句に、そんなことは誰もやりたくなかった、気を使わなきゃいけないモンスターがいるせいだ、などと被害妄想的な態度をとって、勝手に腐っていく傾向があるんだよ。

でも、気を使わないと失敗する事態って、実際には極めて少数のボス存在に対してだけだったり、極めて少数の声だけが大きい外野ノイジーマイノリティ、それこそ増田にいるような上澄みならぬ下澄み、いや澱でしかない、相手する価値もない粗野な層だけだったりする。

本来は、気を使うんじゃなくて、勇気をもって無視して、自分たち自分たちなりに考えた合理的なやり方を責任持って貫くほうが、よっぽど問題が減って風通しもよくなって、合わない人も自ら離れていくことを学習できる世の中になるはずなんだけどね。

エクスキューズばかりしてお誂え向きに道を整備しすぎてしまうから想定外の者まで招き入れてしまう。実質的トンデモ難癖モンスター思考人間培養しているようなものだ。

謙遜の使い方を間違えてるというか。自己防衛として予防線を貼ることは、むしろ尊大であることの裏返しで恥ずべき行為だ。

相手のことを、エクスキューズ必要なくらい知性が乏しい相手かもしれないと見なしてるわけだからな。

こまめなエクスキューズ必要なのは、右も左もわからない初学者向けの教材だけでいいんだよ。

現実ほとんどの場面では、人はたどり着くべくしてそこにたどり着いていることが大半だ。

そんな過剰な但し書きがなくても、ほとんどの人は柔軟に判断できるし、できない場合、圧倒的に理解が足りてないことがすぐに分かるはずだ。

余計な説明がないからこそ、判断できる人間になるべきだと痛感し、研鑽していけるのが人間だ。

お節介がすぎる注意事項にうめつくされた商品パッケージもそうだし、よくわからん自主規制がたくさんあってそれを把握してるのが「業界人」みたいな風潮もそうだし。

日本人の「大人」観はきわめて幼稚に見える。外国人の間で「日本で働くのだけはやめておけ」と言われるのはそういう精神性に由来しているはずだ。

他人に多くを求めすぎる国民性が、考慮すべきでない泡沫まで一人前に扱ってしまう偽の寛容さを作り出してしまうし、常にキョロキョロしているような人間としてのあり方を助長してしまう。

日本人同調的で神経質な気質メリットもあるけどクソデカデメリット原罪かのように背負わせられてることにもっと自覚的になるべきだね。

しらんけど。

anond:20231002040059

賢い人や勤勉な人や学者無限に損して、怠惰バカ無限に得するバカ特有バカ理論じゃん

何でバカって同じこと言うんだろうな

何のために本や大学があるのか自問自答すれば

2023-09-30

神原先生が言うのは正しいと思う

https://twitter.com/kambara7/status/1555719644765638656

2022年8月7日

弁護士神原

@kambara7

Aug 5

我々平和主義者は、ずっと中韓の手先と言われてきたのだが、ついに学者から名指しで「アイツはウクライナ降伏を勧めた」とのデマを流されたね。

今時の学者は、デマを流してもネトウヨチヤホヤされたいのだろう。

安倍政権後の日本一億総ネトウヨから学者もその時流に乗りたいのだろうな。

弁護士神原

@kambara7

Aug 6

後にお札になった福沢諭吉は、日露戦争狂喜乱舞し、そういう文章を残している。

国策に協力し、デマを流し、右翼扇動する学者出世できるし、権力のおぼえもめでたい。お札にもなれる。

件のネトウヨ学者は、いずれお札になりたいのだろう。

弁護士神原

@kambara7

Aug 6

親切な方からの忠言で訂正。

正しくは日清戦争です。

弁護士神原

@kambara7

こんなお札な。100円札でどうか。

12:57 AM · Aug 6, 2022·Twitter for iPhone

これはセーフ。

そして東野篤子は嘘ばっかり。

でもウクライナがボロ負けしたら平気で嘘を言いそう。

最も平和主義者というのは問題があるだろう。

2023-09-29

anond:20230929230153

学者による

尾身さんは良い

数三と理科やってるから

anond:20230929225414

政府御用学者の尾身がやけに持ち上げられていたの怖かった

原子力でもコロナでも政府の言うことを繰り返すだけの学者って存在意義無いな

フェミニスト学者が○○に講演をキャンセルされてて笑った

さすがのフェミポリコレバトルゲーム日本最強カードである○○には勝てなかったか

曖昧理由議論も無しにキャンセルされるなんてと御不満を述べていらっしゃるが、せっかくの機会なのでこれまで自分達が同じようなやり方でキャンセルしてきた被害者たちに思いを馳せて、言論の自由の大切さを理解していただきたい。

2023-09-28

anond:20230928183941

都の事業じゃなくなることで、かえって身軽になり自由支援活動が展開できるんじゃないの。

勝ったと思いこんでいるのはどっかの学者さんとそのお仲間の界隈だけで、実質的にはジェンダー界隈の方の勝利だよ。

今のところ、AV会社名誉毀損訴訟不当判決以外は、全てジェンダー界隈が勝つべくして勝ってる。

anond:20230928120843

そういえば、

女性地位向上に関するオープンレターいやがらせして訴えられて最近敗訴的和解をしたフェミ攻撃失職元学者さんがいたらしいおすなあ……

実質的発言権自傷してる男性さんwww

よほど悔しいんでしょうなぁ~

匿名サイトのぬくもりティをぜひじっくりあじわっていってくださいねww

anond:20230927191758

オープンレターって完全に弱いものいじめだったか醜悪に映ったよね

女性差別的なこと言動をしていたリベラル系の大物学者にしても同じことしてみろって

2023-09-27

哺乳類は2.5億年後に絶滅する

2億5000万年後にはすべての陸地が超大陸に衝突し、それによって温暖化が進み、哺乳類絶滅に追い込まれると、新しいモデル示唆している。

科学者チームは、哺乳類にはあと2億5千万しか残されていないかもしれないと予測している。

研究者らは、今後 1 世紀にわたる人為的地球温暖化予測したモデルと同様の、未来世界仮想シミュレーションを構築した。地球上の大陸の移動や大気化学組成の変動に関するデータ使用して、さらに先の未来予測した。

チームを率いたブリストル大学の古気候学者アレクサンダーファンズワース氏は、「地球は暑くなりすぎて、私たちを含む哺乳類陸上で生きられなくなるかもしれない」と述べた。研究者らは、太陽の明るさ、大陸地理の変化、二酸化炭素の増加という3つの要因によって気候が致命的なものになることを発見した。

天文学者は、太陽が着実に明るくなり、約76 億年後には地球を飲み込む可能性があると予想している。

太陽地球さらに多くのエネルギーを与えると、地球大気は加熱され、海洋大陸からより多くの水が蒸発する。水蒸気は強力な温室効果ガスであるため、さらに多くの熱が閉じ込められる。20億年後には海が沸騰してしまうほど高温になるかもしれない。

ファーンズワース博士は、遠い将来、大陸地球の周りをどのように移動するかを予測する研究を見つけた。

地球歴史過程で、その大陸は衝突して超大陸形成し、その後一部が分裂してきた。最後超大陸であるパンゲアは、3 億3,000 万年から 1億 7,000 万年前まで存在した。この研究は、パンゲアウルティマと呼ばれる新しい超大陸が今から2億5千万年後に赤道沿いに形成されると予測した。

ファーンズワース博士は、古代地球モデルを構築して過去気候を再構築した。彼は自分モデルを使って、パンゲアウルティマでの生活がどのようなものになるかを確認するのは興味深いだろうと考えた。彼は最終的に訪れた気候に驚いた。

「この世界はとても暖かかった」と彼は言った。

研究者らは、考えられるさまざまな地質学的および大気条件下では、パンゲアウルティマ現在大陸よりもはるかに高温になることを発見した。急激な変化の原因の一つは太陽だ。1 億1,000 万年ごとに、太陽から放出されるエネルギー1% 増加する。

しかし、超大陸事態さら悪化させるだろう。まず、陸地は海よりも早く温まる。大陸が 1 つの巨大な陸地に押し込まれると、気温が急上昇する可能性のある広大な内陸部が存在することになる。

パンゲアウルティマは、海から遠く離れた広大な平地を含む地形のおかげで気候にも影響を与えるだろう。今日地球では、雨水二酸化炭素が山や丘の斜面で鉱物と反応し、海に運ばれて海底に落ちる。その結果、二酸化炭素大気から着実に除去される。しかし、地球パンゲア・アルティマの本拠地になると、そのベルトコンベアは速度を落とすだろう。

もしパンゲアウルティマパンゲアのように行動すれば、二酸化炭素を噴出する火山がちりばめられることになるだろうとモデル発見した。地球深部の溶けた岩石の乱流の動きのおかげで、火山は何千年にもわたって膨大な量の二酸化炭素放出する可能性があり、これは気温を急激に上昇させる温室効果ガスの爆発だ。

現在人類化石燃料から毎年400 億トン以上の炭素放出し、地球温暖化させている。地球温暖化が止まらずに続けば、多くの種の絶滅につながり、人類地球上の広範囲で高温多湿に耐えられなくなると生物学者懸念している。

パンゲアウルティマについて、ファーンズワース博士と彼の同僚は、おそらく私たちのような哺乳類にとって状況はさら悪化するだろうと結論付けた。研究者らは、パンゲアウルティマのほぼすべてが、哺乳類にとって生存できないほどの高温になる可能性があることを発見した。哺乳類大量絶滅によって消滅するかもしれない。

ファーンズワース博士は、少数の哺乳類パンゲアウルティマの辺縁にある避難所で生き延びる可能性があることを認めた。「北辺と南辺の一部の地域は生き残れる可能性がある」と彼は言う。

それでも、哺乳類過去6500万年にわたって享受してきた優位性を失うだろうと彼は確信していた。

哺乳類は、暑さに耐えることができる冷血爬虫類に取って代わられるかもしれない。

Mammals' Time on Earth Is Half Over, Scientists Predict

学者向けのプログラミング言語Rubyが挙がらなくなって本当によかった

あれはプログラマ用の日常言語である

プログラマが「ちょっと○○したいだけなのにイイイィィィ!」とキレるのを解消してくれるちょっとやばいお薬みたいな言語である

2023-09-26

万物黎明』は人類歴史を誤解している・続きの続き

いくつかの詳細

もう少し詳しく説明すると、このような図式になる。地下に埋まった塊茎を手に入れるために、人類となるべき一族は掘削棒を発明した。大型動物待ち伏せして狩るようになり、スピード、持久力、武器が殺しのカギを握るようになった。このことは、歯、腕、脚の変化だけでなく、化石の傷のパターン洞窟発見された食事や骨、そして生き残った現代ハンターがどのように大型動物を狩っていたかからもわかる。

競合する肉食動物すべてからヒトの系統を分けた画期的な点は、複合食と火を使って調理する食べ物だった。つまり、消化に使うカロリーはるかに少なくて済んだのだ。リチャード・ランガムが論じているように、余分なカロリーは成長期の脳のために使われたのである

待ち伏せ狩りは当てにならず、ハンターは1ヶ月に1度しか大きな獲物を仕留めないかもしれない。人類はそれに対処するために社会組織を変えた。食料は本拠地グループ全体で共有するようになった。この変化は、全員が通常の肉を食べることを意味するが、肉のない日には、ハンターは塊茎や他の果物野菜に頼ることができる。

霊長類祖先や初期の人類は、この変化に2つの方法対処していたようだ。第一に、おいしい食料をみんなで分け合うために、ハンター同士の競争制限し、いじめっ子を懲らしめる方法を見つけた。

第二に、新しい育児スタイルを考案した。フェミニスト霊長類学者サラ・ハーディは、霊長類幼児殺しのパターンについて、また男女関係における重要な変化として、母親が幼い子どもの世話を他の女性男性に任せるようになった経緯について、幅広く書いている。もうひとつの変化は、霊長類の中で唯一、ヒトが男女ともに女性の閉経年齢を過ぎても生きるようになったこである進化的な利点は、年寄りの専門知識が貴重であるということもあるが、年寄り育児をするということもあるようだ。

これらの違いやその他のさまざまな違いによって、人類は他の類人猿よりも早く増殖することができた。そしてある時期には、世界中に急速に広まることができた。

この初期の歴史は、人類学者世界中のほぼ同時代狩猟採集民のグループから報告された社会の種類と一致している。その鍵は、富や余剰がないことである

人々は定期的に移動する。もう片方の腰に子供を抱えたまま、持てる以上のものを所有する者はいない。バンドには縛りがない。人々は常にグループを変え、誰もが他のいくつかのバンド現実または架空親族を持っている。食べ物セックス、その他何かをめぐって緊張が高まると、誰かが移動する。つまり女性男性も囚われることはなく、こうした社会では、性別による不平等規則的なパターン存在しない。そして、いじめっ子抑制する能力は、最近狩猟採集民のもうひとつ重要パターンである

これは人類学者証言からもわかる。しかし、類人猿祖先から解剖学的変化から証拠もある。他のオスと戦うために使われていたオスの大きな犬歯は姿を消し、体格差も大きくなくなった。ヒトのオスはメスより約15%大きい。他の霊長類との比較によれば、これはオスの支配意味するが、それほど大きなものではない。

男性性器は多くの点で変化した。霊長類や他の多くの種では、睾丸の大きさは性的パートナーシップの独占度を示している。ヒトの睾丸の大きさはその中間位置し、一夫一婦制の慣習が浮気によって変化したこと示唆している。

ヒトのペニスの変化は多岐にわたる。コーミエとジョーンズは、『家畜化されたペニス』という適切なタイトルの本の中で、これらの変化はすべて女性選択による交尾相手選択の結果であると主張している。

女性の性欲の変化はさらに著しい。他の霊長類では、メスは排卵ときだけセックスをする。ヒトのメスは一年セックスをする。これは、より多くのセックス可能であることを意味するが、性的に活発なオスとメスの比率が1対1であることを意味する。他の類人猿霊長類では、2対1から40対1まで様々である。このことは、ペアの絆や男女平等が生まれやすかったことを示唆している。

霊長類学者人類学者クリストファーボームは、重要論文と影響力のある2冊の本の中で、パズル最後ピース提示した。ボームは、狩猟採集集団平等と共有は、文化的かつ意識的に達成されたものだと主張している。

彼によれば、私たちは、服従し、競争し、支配することを奨励する類人猿遺産を保持している。しかし、人間が生き残るためには、自分の中に湧き上がる嫉妬攻撃性、利己主義を抑え、他人利己主義を抑えるために、意識的に協力し合わなければならなかった。

ボームの考えは、今では広く受け入れられている。これらはすべて、人が生まれつき平等主義的であったり、非暴力的であったりするからではない。私たちの中にその可能性があるからであり、その反対でもある。しか私たちは、生き残るためには分かち合い、平等主義でなければならないことを理解していた。

ボーム理論は、私たちの大きな脳にも合致する。科学者たちは長い間、大きな脳は手や狩猟武器や道具に関係していると考えていた。しかし、他の霊長類では、脳の大きさを最もよく予測できるのは集団の大きさである

ほとんどの霊長類では、支配階層に立つかどうかは、複雑で絶えず移り変わる政治的世界同盟を築く能力にかかっている。そしてオスが繁殖するチャンスは、そのヒエラルキーにおける地位によって決まる。社会的知性は非常に重要である10人のグループでは、45の異なる人間関係を把握しなければならない。20人の集団では190通りの人間関係がある。200人の村では......計算してみてほしい。

そしておそらく、人間においては、いじめ抑制し、平等に生き、分かち合う能力が、社会的知性の決定的な成果だったのだろう。競争に使える頭脳は、協力にも使えるのだ。

要約すると

まとめると、多くの分野の学者たちの研究によって、200万年かけて進化した特定生態学ニッチへの人間適応が、約20万年前の人類の出現につながったという首尾一貫した図式を提示することが可能になったのであるしかし、サラ・ハーディクリストファーボームとの簡単意見の相違を除けば、グレイバーとウェングローは、この印象的な新材料の数々を無視することによって対処している。

実際、もしそれを受け入れていたら、彼らはこの適応平等主義的性格と、それが特定環境物質的条件と密接に結びついている度合いの両方を受け入れなければならなくなるだろう。

自由選択へのコミットメントにしがみつき自分たちの政治的プロジェクトを無傷で維持するために、彼らの議論はひるんだり潜ったりする。

文章は緻密でありながら、華やかさと権威に満ちている。この本はすごいスピードで唸りを上げる。適当な図解は疲れるし、非連続的な言い回しや心のゆらぎを解きほぐすのは難しい。読者は、彼らの証拠使用はしばしば信頼できないことを警告されるべきである。ハザ族、モンタナイス・ナスカピ族、シルック族、ヌエル族に会ったことのない無知な人は、細部に狂気を感じるだろう。

続き→https://anond.hatelabo.jp/20230926143807

2023-09-24

社会学者恥知らず無能バカで堀口英利

https://twitter.com/ishtarist/status/1705755720363430304

馬の眼🐴

@ishtarist

古市憲寿氏、取材遅刻謝罪なし 遅刻は「みんなのせいだから理論スタジオあ然 - ライブドアニュース

社会学者がなぜ社会性がないのか社会学してよ

news.livedoor.com

古市憲寿氏、取材遅刻謝罪なし 遅刻は「みんなのせいだから理論スタジオあ然

午前10:27 · 2023年9月24日

堀口英利は特別ではなく学者普通に存在する。

ようやくやってきた古市氏は「こんにちは」と平然と登場。ウイカは「遅刻しても謝る意味が分からないっ言ってたが、それは今もですか?」と聞くと、古市氏は「うん。みんなのせいだから」と言い放ち「遅刻って車の状況、事故だったりスタッフさんだったり、みんなのせいだから別にぼくだけのせいじゃない」と続けた

これにはスタジオもあ然。若槻千夏が「第一声が『こんにちは』ってあり得ない」というと、古市氏はもう一度「遅刻はみんなのせい」とキッパリ。そして「謝っても状況は変わらない。謝って20分戻るならいいけど」と涼しい顔。

2023-09-23

anond:20230923190619

お前暇アノンだろ

低脳陰謀論者ってなんで学者の本や放送大学じゃなくてインターネット情報収集するんだろうな?バカなんだから情弱ビジネスバカ向け情報しか集められないじゃん

それ男が女の家事能力ケア能力育児能力搾取してるんだけど

2023-09-21

黒人だけを殺すウィルス」とかって狙って作れるの?

狂ったウィルス学者とかが頑張ったら作れちゃう

大抵が混血らしいけどネグロイド要素?が数パーセント以上あれば発症するとかそんなやつ。

アジア人だけ、白人だけに効くのとかもいけるのかな。

そういうのが人種差別思想選民思想的な宗教と結びついたら世界にやべー秩序が誕生しそうじゃない?

2023-09-19

ホロコースト研究法律禁止されてる?

ユダヤ人虐殺、早期に把握か ローマ教皇「黙認」で新資料:時事ドットコム

に付けられたブコメの一つにこういうのがあった。

id:odenboy ホロコースト、それは本当にあった疑問視されてる。そんでそのあたりの研究をすると法律で罰するように各国に法令作りを推し進めさせたのがユダヤ人団体人類歴史を正しく知るための調査研究ができない異常性。

日本にも、ホロコースト否定派は多い。プロレベルの著名なホロコーストに関する歴史修正主義者は少ないかもしれない(西岡昌紀木村愛二加藤一郎の三人くらい)が、ネット上では割と普通に観測される。だからはてなー否定派がいたって特に不思議はない。ここ、増田だってそこそこ生息しているだろう。

 

Xだと、陰謀論系のフォロワーの多い人が、「アンネの日記捏造だ」と情報を流すと、何十ものリプライやリポストがあることも割と普通だったりする。ちなみにアンネの日記贋作だとする非難1950年から延々続いていたが、1985年オランダ戦時資料研究所が、その贋作説の細かい論拠を全部否定しており、入念な筆跡鑑定なども行なって、間違いなくアンネ・フランクが書いた日記であることが証明されており決着済みである。その解説書もちゃんと外部に発行されており、日本では文藝春秋からアンネの日記 研究版』として出版されている(現在絶版)。もちろん、陰謀論系の人たちはそんなこと調べたりもしないし、贋作ネタ以外の知識はない。

 

ホロコースト否定もそれと同じで、100%、「ネットde真実」の世界の話だと思っていい。2023年現在では、相当レベルの高いホロコースト普通に学べる情報知識ネットから得ようと思えば割と得られる時代にはなっているが、陰謀論系の人たちはそもそもそんなの見ないし、見たところで信じもしないだろう。それらの人たちは、分かりやすく飛びつきやすい「これが本当の真実だ!=ホロコーストウソ」の方に、まるで虫が蛍光灯に引き寄せられるかのように飛びつくので、どうしようもなかったりする。

 

てなわけで、否定論をいちいち反論否定したってそれらの人たちにとっては特に意味はないのだが、一応上のブックマークコメント反論しておく。

 

ホロコースト、それは本当にあった疑問視されてる。」は本当か?

一応、これは先ずは本当と見なすことはできる。正確に言えば、「ホロコースト疑問視する人たちは存在する」からであるが、福島第一原発の処理水の海洋放出を反対する人たちも存在するし、いまだに一部ジャニオタには「アレは金目だ」という人が存在するのと似たようなものである

圧倒的多数ホロコースト本当にあったことだと思っているわけだが、しかし、時代の流れとは恐ろしいもの戦後80年近くも経つと、あのアンネ・フランクの隠れ家のあったオランダ若者たちの4分の1がホロコースト懐疑的らしいので、否定派(懐疑派)を無視することはできない。

ホロコーストは「作り話」 オランダ若者の4人に1人―調査:時事ドットコム

もちろん、それらの人たちはホロコースト自体にあまり興味がなく、知識ほとんどないからだと思われるが、オランダホロコースト教育をしていないとは考えられないから、その否定派の割合には驚かざるを得ないものがある。

 

とは言え、歴史専門家たちの99%は疑問視してなどいないと断言していいと思う。少なくとも日本歴史学者ホロコースト否定派だったのは、すでに亡くなってはいるが、文教大学教育学部教授だった加藤一郎以外には聞いたことがない。日本だと、その他分野の学者・在野の歴史家全員見渡しても、加藤以外にはいないと思う。

欧米には歴史修正主義者はそれなりに存在するし、学者にもいるようだが、歴史学者となると、修正主義的な考え方の人はいても、がっつり否定派の人は知らない。これは、後で解説するホロコースト否定禁止法のない、修正第1条で言論の自由を厳格に保障している、怪しい学者なんていっぱいいる米国でさえも、である

まりホロコースト疑問視することは、歴史学会的にはあり得ないのが現実だと言える。その意味では「本当にあった疑問視されてる」はウソだと言えよう。

 

その理由簡単であるホロコースト学術的に探求したら、あまりにも証拠だらけであることははっきり認識できるからであり、ホロコーストがなかっただなんて解釈しようがないからだ。逆に、ホロコースト疑問視できるような根拠は何もない。たとえば、冒頭の記事の中にある絶滅収容所であるベウジェツの跡地を2000年ごろにボーリング調査したら、きっちり遺骨や遺灰、あるいは遺体まで地中に埋まっていることが判明したりしている。他の絶滅収容所でも同様だったらしく、つまりは、ホロコースト説には何の矛盾もなかったことになる。

 

一方で、修正主義者側の現地調査員は嘘ばかりついている。ロイヒターは徹底的に暴かれて、彼は米国死刑ガス室を一つも作ったことがなかったこと、詐欺的な商売をしていたことなどがわかっている。ロイヒターの報告書に書かれた専門的内容に関する参照文献名は一つも書かれていなかったし、同僚に当たる別の化学専門家修正主義者がその内容の多くの誤りを指摘せざるを得ないほどだった。また、リチャード・クレゲなる地質調査員は、トレブリン絶滅収容所の跡地の地中探査レーダーによる調査を行い「地中には何もなかった!」と主張したにも関わらず、その報告書を遂に出さなかった。しかし、クレゲが公表していた地中断面解析図を見た地中探査レーダー専門家は、地中が掘り返されている可能性が高いことを見抜いてしまった。これは大量埋葬墓を示すものだ。

 

以上のように、実際に疑問視されなければならないのは修正主義者による否定論の方なのである。私は個人的にその嘘や誤りを無数に知っているが、あまりにも多すぎて書き出したら終わらないのでやめておく。

 

「そんでそのあたりの研究をすると法律で罰する」は本当か?

これは、欧州の半数程度の国に存在するいわゆる「ホロコースト否定禁止法」のことだが、研究をするだけで罰すると書いた法律の条文は存在しない。たとえば、ドイツ刑法第130条の「憎悪扇動」の規定では、

(3)国際刑事法法典第6条(1)に示される種類の国家社会主義支配下で行われた行為を、公共平穏を乱すことができる方法で、公に又は集会において承認否定又は軽視した者は、5年以下の懲役又は罰金に処せられる。

と書かれている。国際刑事法法典第6条とは、いわゆるジェノサイドのことである。いずれにしても、ホロコースト否定の主張を公に行うことを禁止しているのであって、研究禁止しているわけではない。

 

要は、修正主義者たちが「我々のやっていることは単なる歴史検証だ! 歴史検証法律禁止するなど言語道断だ!」などという詭弁をぬけぬけと抜かしていたかである。嘘をつきまくることのどこが歴史検証なのだろうか? こうした詭弁が風説として広まって「検証禁止されている」などのデマに変容しただけのことなのだ。いずれにしても否定派は嘘ばっかり言っているのである

 

「各国に法令作りを推し進めさせたのがユダヤ人団体」は本当か?

そんな証拠はない。世界初のホロコースト否定禁止法はフランスのいわゆるゲソ法であるが、きっかけは反ユダヤ主義者によってユダヤ人墓地が荒らされたことに始まる。欧州の半数程度の国でホロコースト否定禁止法が制定されていったのは、基本的には反ユダヤ主義人種差別に厳しく対応しているかであるドイツ民衆扇動罪規定は、ナチズムの復活を絶対に許さない考えからのものである

 

結局は、ホロコースト否定はいもの通り、単に嘘をついているだけなのだった。

2023-09-17

エンタルピーエントロピー関係について

承前https://anond.hatelabo.jp/20230916001142

前回の記事反響の中で、「エンタルピーについても解説して欲しい」というご意見複数いただいた。

エンタルピーエントロピーと同じく熱力学統計力学に登場する概念で、名前の紛らわしさもあってか、初学者がしばしば「分からない」と口にする用語の一つである

だが、実は、エンタルピーの難しさはせいぜい「名前が紛らわしい」くらいのもので、エントロピーと比べてもずっと易しい。

記事では、「エンタルピーエントロピーとどのように関連するのか」というところまでをまとめておきたい。前回の記事よりも数式がやや多くなってしまうが、それほど高度な数学概念を用いることはないので安心して欲しい。






まずは、円筒形のコップのような容器に入っている物質を考えて欲しい。

容器の内側底面の面積をAとし、物質は高さLのところまで入っているとしよう。物質の表面には大気から圧力Pがかかっており、物質もつエネルギーはUであるとする。

この容器内の物質に、外から熱Qを与えると、物質が膨張し、高さが⊿L高くなったとしよう。このとき物質もつエネルギーはどれだけ増加しただろうか?

熱をQ与えたのだからQ増加したのか、と言えばそうではない。物質が膨張するとき大気を押し上げる際に物質エネルギーを消費するからである。このエネルギーはそのまま大気が受け取る。

力を加えて物体を動かしたとき物体には、力と移動距離の積に等しいエネルギー仕事)が与えられる。

物質に与えられた熱Qは、物質がした仕事Wの分だけ大気に移り、残った分が物質エネルギーの増加分となるから

⊿U = Q - W

となる。これを「熱力学第一法則」と呼ぶ。

いま、物質大気に加えた力は F = PA であるから物質がした仕事は W = F⊿L = PA⊿L となる。

物質の体積は V = AL であり、その増加量は ⊿V = A⊿L であるから仕事の式は W = P⊿Vと書き直せる。従って

Q = ⊿U + P⊿V

とすることができる。


さて、ここで

H = U + PV

定義される状態量を新たに導入しよう。

この状態量の変化量は

⊿H = ⊿U + (P + ⊿P)(V + ⊿V) - PV

  ≒ ⊿U + P⊿V + V⊿P

となるが、圧力一定 (⊿P = 0 ) の条件下ならば

⊿H = ⊿U + P⊿V

とすることができる。

これは先程のQと同じ値である。つまり圧力一定の条件では、物体が受け取った熱は単純に状態量Hの増加分としてしまってよい。この状態量Hが「エンタルピーである

既にお分かりと思うが、この「エンタルピー」は「エントロピー」とは全く異なる状態量である

だが、熱力学においては、この二つはしばしばセットで登場するのである。それは、前回記事最後に述べた「エントロピー増大の法則」と関係がある。

しかし、それについて述べる前に、エントロピーについて一つ補足をしておきたい。







前回記事では、エントロピー変化と温度関係を「エネルギーのみが変化する場合」について考えた。

T = ⊿E/⊿S (体積・物質一定の条件で)

エンタルピーとの関係を考えるにあたっては、体積が変化する場合についても検討しておく必要がある。


そこで、「エネルギーと体積が変化するが、物質量は不変」という場合を考えよう。

(ここで、「物質量が不変」とは、物体構成する各成分の物質量がそれぞれ全て不変、という意味である。すなわち、化学反応相転移などが何も起こらないような変化を考えている。)

この場合には、エントロピー絶対温度関係はどうなるのだろうか?

結論を先に言えば、物質が外にした仕事」に関係なく、エントロピー一定量増加させるために要する「熱量」で絶対温度が決まるである

T = Q/⊿S (物質一定の条件で)

仕事の分だけエネルギー流出するにも関わらず、なぜそうなるのだろうか?

その理由は「膨張」という現象にある。

体積の増加によって物質構成分子の配置パターンが増加し、その分エントロピーも増加するのだ。この増加分が、エネルギー流出によるエントロピーの減少分をちょうど補うのである


このことをきちんと示すには、体積一定物体A(エントロピーSa)と、体積が変化するがAに対しては仕事をしないような物体B(エントロピーSb)を考えればよい(どちらも物質量は不変とする)。

両者を接触させ、絶対温度がどちらもTになったとしよう。このとき、AからBへ流れる熱とBからAへ流れる熱が等しく、巨視的には熱が移動しない「熱平衡」という状態になっている。

このとき、AからBに移動するわずかな熱をqとする。物体Aは体積一定なので、T = ⊿E/⊿S が適用できる。すなわち

T = -q/⊿Sa

となる。

熱平衡はエントロピー最大の状態であるから、微小な熱移動によって全体のエントロピーは増加しない。また、エントロピー自然に減少もしないので、

Sa +⊿Sb = 0

である

従って ⊿Sb = -⊿Sa より

q/⊿Sb = -q/⊿Sa = T

としてよいことになるのである

(この論法がよく分からない読者は、Aのエネルギー Ea を横軸に、全エントロピー Sa + Sb を縦軸にとった凸型のグラフを描いて考えてみて欲しい。エントロピー最大の点での接線を考えれば、ここで述べている内容が理解できると思う。)






では本題の、「エントロピーエンタルピー関係式」を見ていこう。

ビーカーのような容器に入った物質Xと、その周囲の外環境Yを考える。

Xは何らかの化学変化を起こすが、Yは物質量不変とする。X,YのエントロピーをそれぞれSx,SyエンタルピーをそれぞれHx,Hyと定める。X,Yの圧力はP、絶対温度はTで一定とする。

Xが化学反応を起こして熱Qを放出したならば、エンタルピー変化はそれぞれ

⊿Hx = -Q , ⊿Hy = Q

となるであろう。

一方、Yについては物質量不変より

T = Q/⊿Sy

であるので、

Sy = Q/T = -⊿Hx/T

と表せる。

これを用いると、エントロピー増大の法則

⊿Sx + ⊿Sy ≧ 0

T⊿Sx ≧ ⊿Hx

と書き直すことができる。これが最初に述べた「エントロピーエンタルピー関係式」である

エントロピー増大の法則」をこのように書き直すことにより、自発的な変化が起こるかどうか」を「物質自身状態量の変化」のみで考えることができるである。これが、エンタルピーエントロピーとセットでよく出てくる理由である

導出過程を見直せばすぐに分かるが、エンタルピー変化は「物質放出した熱による外環境のエントロピー変化」を表すために用いられているに過ぎない。

本質的には、「自発的に反応が進行するかどうか」はエントロピーによって、すなわち、微視的状態パターン数の増減に基づく確率によって決まっているのである

2023-09-16

[] ちょっとした校則違反をするような子どもに育ってほしい

高潔人間に育つと苦労しそうではあるけど、稀にそう望む親が居たほうが社会健全なんだろうなと思うよ。(anond:20230916221806)

普通、そう望むのが一般的だよ。異常に意識が低い親以外は、清く正しくお天道様に顔向け出来る行動をって育てる

 

元増田(anond:20230916165514)や一部のアレな人たち(https://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20230916165514)は、

『要領が良い』と『誠実で礼儀正しい』は、決して両立し得ないと思ってる節があるけど、それは誤解なんだよな

要領が良いは能力(Ability)の話であり、誠実で礼儀正しいことは態度(Attitude)の話であり、完全に別のもの

そして、多くの場合、人を作るのは能力ではなく、態度

 

たとえば、自分の専門外に安易言及したり、陰謀論を唱える学者を賢いと考える人ほとんどいないでしょ

でも、能力(Ability)だけにフォーカスを絞った客観的事実は、高学歴で少なくとも低いIQではない

  

賢い人の振る舞い、穏やかな人の振る舞いをしていれば、周りの人はそのようにその人を認識するし、

長年にわたって積み重ねられた行動や習慣は、やがてその人の性質性格と呼ばれるようになる

 

隙あらばルールを破っても良いという態度を持つ人には信頼されないし、誠実とは捉えられない

何を考えてこんな生きる上での困難を与えようとしてるんだ?って話なんですわ

 

ルール破りを反省するどころか美化したり得意気にしてる人たちはちったぁ考えて欲しいんですけど、

クソ上司武勇伝聞いてる時の感情、不誠実な行いを繰り返してきた結果としか言えない人の自慢話や可哀想アピールを聞いている時の感情

それがあなたやそのように育てた子どもに向けられる人々の感情です

 

金や能力があれば大抵のことは解決出来るとはいえ、とんでもないデバフだぞ

anond:20230916171806

学者自称したくせに浅いことしか言えなくて大変申し訳ございませんでした。

土下座謝罪いたします。

予言するが鬼滅の刃無限列車編は数十年後ポリコレで叩かれる。

現在複数学者が今後10~20年で不老不死が実現すると予測している。

そうなれば人類の何割かは不老不死になる道を選ぶだろう。

そうなるとフィクションでこれまで言われてきた「限りある命の人間こそが美しい」というタイプ言動差別的発言としてバッシングを受けるようになる。

これは「本来性別のままの人間こそが美しい」という発言がLGBTQ差別になることと同様である

ほんの数十年前まではLGBTQは差別するのが当たり前で「本来性別のままの人間こそが美しい」という考えは良い考えだというのが世界スタンダードだった。

しかポリコレの普及、性転換技術の発展、LGBTQの勢力拡大によって「本来性別のままでいることが美しい」という考えは悪い考えだという世の中の流れになってきた。

よって恐らく不老不死が実現し普及が進み、不老不死勢力が拡大すれば「限りある命の人間こそが美しい」という考えは悪い考えだという世の中の流れになってくるだろう。

アニメ大国日本において、日本映画史上最大の売り上げを記録した鬼滅の刃無限列車編は恰好ターゲットである

銀河鉄道999ゲド戦記なども取り上げられることになると思うがやはり最大の売り上げというのはインパクトも大きく叩くターゲットとしてうってつけである

煉獄杏寿郎の「老いることも死ぬことも人間という儚い生き物の美しさだ老いからこそ死ぬからこそたまらなく愛おしく尊いのだ」という台詞テレビ等で連日取り上げられバッシング対象になることだろう。

この書き込みは数十年後掘り起こされて予言書き込みとしてバズることになると思うのでその日を楽しみにして待つことにする。

追記:ブクマカ1020年後に不老不死が実現すると言っているのは誰かというコメントがあるので以下に記す。

Ray Kurzweil

https://news.nifty.com/amp/item/neta/12184-2263112/

Aubrey de grey

https://gendai.media/articles/-/33570?page=1&imp=0

渡辺正

https://newswitch.jp/p/28408

José Luis Cordeiro、David Wood

https://t.co/Zf7ku6cPq2

エントロピーとは何か

エントロピー」という概念がよくわかりません。 - Mond

https://mond.how/ja/topics/25cvmio3xol00zd/t242v2yde410hdy

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/mond.how/ja/topics/25cvmio3xol00zd/t242v2yde410hdy


エントロピー」は名前自体比較的よく知られているものの、「何を意味しているのか今一つ分からない」という人の多い概念である。その理由の一つは、きちんと理解するためには一定レベル数学概念特に微積分と対数)の理解必要とされるからであろう。これらを避けて説明しようとしても、「結局何を言いたいのかすっきりしない」という印象になってしまやすい。

エントロピー」を理解し難いものにしているもう一つの理由は、「エントロピー」という概念が生まれ歴史的経緯だと思われる。

エントロピー提唱された時代は、物質構成する「原子」や「分子」の存在がまだ十分に立証されておらず、それらの存在を疑う物理学者も少なくなかった。エントロピー提唱クラウジウスは、「原子分子存在を前提しなくても支障がないように」熱力学理論を構築し、現象の可逆性と不可逆性の考察からエントロピー」という量を発見し、非常に巧妙な手法定義づけたのである

その手法は実にエレガントで、筆者はクラウジウスの天才性を感じずにはいられない。だが、その反面、熱力学における「エントロピー概念簡単イメージしづらい、初学者には敷居の高いものとなってしまったのだ。

その後、ボルマン分子存在を前提とした(よりイメージやすい)形で「エントロピー」を表現し直したのだが、分子存在を認めない物理学者達との間で論争となった。その論争は、アインシュタインブラウン運動理論確立して、分子実在が立証されるまで続いたのである





現代では、原子分子存在を疑う人はまず居ないため、ボルマンによる表現を心置きなく「エントロピー定義」として採用することができる。それは次のようなものである

「ある巨視的状態を実現しうる、微視的状態パターンの多さ」



例えば、容積が変わらない箱に入れられた、何らかの物質を考えて欲しい。

箱の中の物質の「体積」や「圧力」「物質量」などは具体的に測定することができる。また、箱の中の物質の「全エネルギー」は測定は難しいが、ある決まった値をとっているものと考えることができる。

これらの量を「巨視的状態量」または単に「状態量」と呼ぶ。


ここに、全く同じ箱をもう一つ用意し、全く同じ物質を同じ量入れて、圧力や全エネルギーも等しい状態にするとしよう。このとき、二つの箱の「巨視的状態」は同じであるでは、内部の状態は「完全に」同じだろうか?

そうではあるまい。箱の中の物質構成分子の、それぞれの位置運動状態は完全に同じにはならない。これらの「分子状態」は刻一刻と変化し、膨大なパターンをとりうるだろう。

このような分子レベル位置運動状態のことを「微視的状態と呼ぶ。


「微視的状態」のパターンの個数(場合の数)はあまりに多いので、普通に数えたのでは数値として表現するのも難しい。そこで「対数」を用いる。


例えば、巨視的状態Aがとりうる微視的状態の数を1000通り、巨視的状態Bがとりうる微視的状態の数を10000通りとする。このとき、Aの「パターンの多さ」を3、Bの「パターンの多さ」を4、というように、桁数をとったものを考えるのである

この考え方には、単に「とてつもなく大きな数を表現するための便宜的手法」という以上の意味がある。

先の例では、AとBを合わせた微視的状態の数は1000×10000=10000000通りであるが、「パターンの多さ」は7となり、両者それぞれの「パターンの多さ」の和になるのである


この「パターンの多さ」がすなわち「エントロピー」Sである

「微視的状態パターンの個数」をΩ通りとしたときエントロピーSは次のように表現できる。

S = k*logΩ

(ただし、kはボルマン定数と呼ばれる定数であり、対数logは常用対数ではなく自然対数を用いる。)

この「エントロピー」は、同じ巨視的状態に対して同じ数値をとるものであるから、「体積」や「圧力」などと同じく「状態量」の一つである





このような「目に見えない状態量」を考えることに、どのような意味があるのだろうか?

その疑問に答えるには、エントロピーエネルギー関係について考える必要がある。


再び箱に入った物質を考えよう。この箱に熱を加え、箱内の物質エネルギーを増加させると、エントロピーはどうなるだろうか?

まず、総エネルギーが増加することにより、各分子に対する「エネルギーの分配パターン」が増える。さらに、個々の分子の平均エネルギーが増えた分、可能運動パターンも増える。このため、エネルギーが増えるとエントロピーは増加すると考えていいだろう。

では、エントロピーの「上がり方」はどうか?

エントロピーは微視的状態パターンの「桁数」(対数をとった値)であるからエネルギー継続的に与え続けた場合エントロピーの増加の仕方はだんだん緩やかになっていくだろうと考えられる。


ここで、多くのエネルギーを与えた「熱い物質A」の入った箱と、少量のエネルギーしか与えていない「冷たい物質B」の入った箱を用意しよう。箱同士を接触させることで熱のやりとりが可能であるものとする。

物質Aには、熱を与えてもエントロピーがさほど増加しない(同様に、熱を奪ってもエントロピーがさほど減少しない)。言いかえると、エントロピー一定量増加させるのに多くのエネルギーを要する

物質Bは、熱を与えるとエントロピーが大きく増加する(同様に、熱を奪うとエントロピーが大きく減少する)。つまりエントロピー一定量増加させるのに必要エネルギーが少ない


箱を接触させたとき、AからBに熱が流入したとしよう。Aのエントロピーは下がり、Bのエントロピーは上がるが、「Aのエントロピー減少分」より「Bのエントロピー増加分」の方が多くなるので、全体のエントロピーは増加するだろう。

もし、逆にBからAに熱が流入したとするとどうか? Aのエントロピーは上がり、Bのエントロピーは下がるが、「Aのエントロピー増加分」より「Bのエントロピー減少分」の方が多いので、全体のエントロピーは減少することになる。


エントロピーが多いとは、微視的状態パターンが多いということである。従って、「AからBに熱が流入した」状態パターンと、「BからAに熱が流入した」状態パターンとでは、前者のパターンの方が圧倒的に多いエントロピーは微視的状態パターン数の対数なので、エントロピーの数値のわずかな差でも、微視的状態パターン数の違いは何十桁・何百桁にもなる)。これは、前者の方が「起こる確率が圧倒的に高い」ということを意味している。

これが、「熱は熱い物体から冷たい物体に移動する」という現象の、分子論的な理解である

冷たい物体から熱い物体へ熱が移動する確率は0ではないが、無視できるほど小さいのである


物体が「熱い」ほど、先程のエントロピー一定量増加させるのに必要エネルギーが多いといえる。そこで、この量を「絶対温度」Tとして定義する。

T = ⊿E/⊿S (体積・物質一定の条件で)

エントロピー定義ときに出て来た「ボルマン定数」kは、このTの温度目盛が、我々が普段使っているセルシウス温度(℃)の目盛と一致するように定められている。



さて、ここで用いたエントロピーが減少するような変化は、そうなる確率が非常に低いので現実的にはほぼ起こらない」という論法は、2物体間の熱のやりとりだけでなく、自然界のあらゆる現象適用することができる。

すなわち、「自然な(自発的な)変化ではエントロピーは常に増加する」と言うことができる。これが「エントロピー増大の法則である


ただし、外部との熱のやりとりがある場合は、そこまで含めて考える必要がある。

例えば、冷蔵庫プリンを入れておくと、プリン温度は「自然に」下がってエントロピーは減少する。

しかし、冷蔵庫が内部の熱を外部に排出し、さら冷蔵庫自身電気エネルギーを熱に変えながら動いているため、冷蔵庫の外の空気エントロピーは内部の減少分以上に増加しており、そこまで含めた全体のエントロピーは増加しているのである





最初に、「エントロピー理解には微積分と対数理解必要であると述べたが、なるべくそうした数学概念に馴染みがなくても読み進められるようにエントロピーの初歩的な話をまとめてみた。如何だったであろうか。

筆者は熱力学統計力学専門家でもなんでもないので、間違ったことを書いている可能性もある。誤りがあればご指摘いただけると幸いである。


クラウジウスによる「原子分子存在を前提としない」エントロピー定義については、筆者よりはるかに優秀な多くの方が解説記事を書かれているが、中でも「EMANの熱力学https://eman-physics.net/thermo/contents.html個人的にはおすすめである。興味ある方はご参照いただきたい。

続き

エンタルピーエントロピー関係について

https://anond.hatelabo.jp/20230917090022

悪口みたいな検索ワード意図した人物が出てくるか?

伊集院光ラジオで「水玉ババア検索すると草間彌生が出てくる」というネタがあった。最近平野レミ大泉洋を「北海道のもじゃもじゃした人」と言っていた。

悪口みたいな検索ワードって意外と検索できるのではないか

検索できたもじゃもじゃな人たち

検索できなかったもじゃもじゃ

検索できた悪口

なんとか検索できた

2023-09-15

進学校校則はないっていうけどさ

https://x.com/ring6565/status/1669271306242789376

進学校の多いエリアに住んでるんですが、マジでTikTok撮ってる10代がいない。ギャル地雷ファッションの子もいない。女子眞子さま佳子さまのような清楚系。男子は全く公共の場で騒がず、なんか皆スラッとしてる。流行は追わず学業スポーツ、オタ活に集中。そしてSNSTwitterが好きらしい笑

https://twitter.com/RinneRuru/status/1669368442435284993

本当これだった!!

校則なかったけど金髪ギャルメイクもいなかった(地雷めの服来て学校来る子はいた)

そして好きなSNSTwitterうける🤣🤣でも合ってるww大体みんな何かのオタクしてたしツイ廃は多かった🤣🤣🤣

これが本当だとすると、進学校でも結局ヤンキーギャルみたいな恰好するやつおらんってことよな。

校則で縛っても縛らなくてもやらんってことよな。

言い方悪いけど、品格ある方々はイメージが悪くなりがちな恰好はしないんだよな。


普通学校校則なくします!となると、やっちゃうんだよ。

ゴリゴリギャルメイクとまではいかなくても、髪は茶髪します、ネイルします、スカート短くします、腰パンします、携帯持ってきますなどなど…


校則なくしてもいいとは思うけど、まあうまくいかない気がするんだよな…

三角関数が役に立たないだと!?古文漢文はいらないだと!?学問をないがしろにするな!」と怒る学者先生(≒左翼思想の方々)ほど

校則撤廃を!!」「校則を守る学生が多くなった!日本学生ネトウヨ!!!」って叫ぶんだよね。

それ、たぶん自分で首を絞めてるよ。

校則撤廃に乗せられて髪を染めちゃうやつよりかは、校則を守ってきちっとしている奴のほうが「学問は大切だ、学生の本分だ」って考えてると思うよ。

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