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はてなキーワード: ローズとは

2020-05-10

https://nyakapoko.github.io/post/10_engeki/

この記事、読み飛ばししまっているひとも多いと思うので、私の解釈で完結にまとめると、


1 コロナによって演劇のコアの部分がダメになってしまった。

2 演劇は他業種よりもクリティカルダメージを負っている。他よりも援助が必要である

3 専門分野ではないことについての言及を正確にするのはコストがかかる。

4 そのコストケチって発言してもいいよね。だって困ってるんだし。


ということです。

だったら専門分野外のことについてワザワザ語らなければよいのではないか

専門分野外の比較自体コストを生み出すことであり、

4を是とすれば、そのコスト聞き手、もしくは放言された当事者が負わなければいけないことがわからないのか。

そして、まさに現状がそれである、ということがわからないのか。

と思うところはたくさんですが、それより書きたいことがあります

ただ酔っぱらっているのでしっかり書ききることができるのか少し不安です。

また、わたし自身演劇についてたいして詳しくありません。なにぶん映像畑の分野なのでご了承ください。

まあ、そのコストケチって発言してもいいよね。だってもやもやしてるんだし。


まず上のブログにある、演劇のコアの部分とは何かというと、観客との共犯関係なのですが、

これがライブで、そして観客の息遣いを感じられる距離でないと不可能であるという意見です。

これには一理あります。が、これが実際に“演劇”のコアなのか。


私は映像人間なので、例えば映画お話しましょうか。

映画というのは、映像をつかってナラティブ(わかりやすく「物語る」と言い換えましょう)をすることと定義できます映画から見れば、そうではありません。

(「いや映画光と影構成される芸術だ」という方もいらっしゃるしょうが、今回はその定義映像に渡してやって、映画定義は狭くとらえます

映画を観るというのは映画館で観る、もしくは”複数の観客がいる映像主体とする場”で映画を観ることを、『映画を観る』と言います

なぜなら、映画というのは観客と製作者との共犯関係にある芸術からです。

例えば時代劇で、主人公と敵が刀に手を伸ばします。この画を1分間続けるとどうでしょうか、

映画館であれば観客は緊迫します。きっと固唾をのむことでしょう。

そこで居合、切り合い、観客はわっと盛り上がります

しかし、これスマートフォンストリームだったらどうでしょうか。ダブルタップの15秒スキップかもしれません。

一緒に固唾をのむ観客がいない分、気持ち半分かもしれません。


映画演劇は記録されたもの記憶されるものの違いがありますが、

観客との共犯関係表現を強固にするのは、映画演劇も変わりありません。

ブログではとても卑怯にも演劇ビデオという比較で書いていますが、

映画だってかわりないんです。

また映像芸術の中には特殊な上映形態をもって作品とするものもあります

これは、劇場美術館でなければ全く成り立ちません。

劇場でないと成り立たないのが演劇特殊性とか馬鹿みたいなこと言っていますが。

実際には映像芸術の方がヤバいですよ。


しろライブ修正の効かない分、映画はどのように共犯関係を生み出すか、研究研究を重ねております

高級な映画(半分皮肉ですが)においては、視線誘導のため、まばたき一つ計算して撮影編集しているわけです。

私は普段、何かの映画について話すとき、『映画のもの』と、観客と生み出す共犯関係=『映画体験』をそれぞれ分けて話します。

演劇についても同じことが言えるのではないでしょうか。

上のブログの筆者が語るのは演劇体験についてです、これは確かに演劇構成する一要素ですが、演劇のものを単体としてみた場合に、

まり戯曲演者がその身体性をもって物語るという行為についてですが、これはいったいそんなにも弱いものなのでしょうか?

身体というものには限界がありますが、その身体によって生み出される力強さというのは確かにあります

現代舞踏なんてものはその身体という籠を生かした表現なわけでしょう。これは弱いものですか?

それを使って物語る。素晴らしいことじゃないですか。

演劇ライブ配信する。そこにはカメラがありスイッチャーがある。

ということは、それでもって映画体験の応用で演劇体験を、十分でなくても再現することはできませんか?

例えばブロードウェイ映像化なんてのは、セットを映像用に用意しカメラをかなり寄せて撮っているわけですが、

それでもあれを映画という人はいないでしょう、演劇であるという認識はしっかり与えることはできるわけです。

また演劇体験的なるもの本質になっているというので言えば、お笑いどうでしょうか?

テレビというメディアで昔から戦ってきた存在なわけです。

逆にスポーツ体験なくして成立するものでしょうか?

スポーツ選手のインタビューではよく魅せる試合なんてことが言われます

徹底防戦の試合で興ざめ、なんてこともよく聞きますね?

スポーツも実は共犯関係であるわけです。

それでも彼らは中継を行います過去試合映像販売します。

そういったことがもう何十年も前から行われている現代で、演劇演劇体験なくして存在しないなんて本気でいってますか?

なまいってんじゃねえって思ってしまます


また演劇映像にすると映画に食われてしまうなんて言ってますが、馬鹿じゃないのとしか思えません。

演劇映画物語る点は同じですがその根っこは全く違います

演劇はその身体物語を預けていますが、映画光と影に預けています

映画根本は影絵芝居といってもいいでしょう、影絵芝居は演劇に似ていますが、

影絵は物理的なものでなく、その像をうまく使えば、表現限界はありません。

演劇とは全く性質が違うものです。

映画はその売れ筋として、マーケティング的に役者に頼ってることはあっても、大本表現ベースとして役者や演技があるわけではありません。

勘違いしないでください。役者あくまで影と光をフィルムに焼き付けるための遮蔽物にしかすぎません。

例えば先ほどのブロードウェイ演劇しましたが、ドッグヴィルどうでしょうか?やはりドッグヴィル映画でしょう。

先祖万々歳は演劇でしょうか?いやこれもアニメでしょう。

それはそれぞれ、映画として作られ、アニメとして作られたからに違いありません。

演劇として作られた映像が、映画に負けるだとか、勝つだとか、そういうことは絶対にありません。

そもそも同じ土俵にいないからです。

演劇というのは、映画というより、むしろスポーツ音楽ライブの側なんですよ。

マシューボーンのなんちゃらと、タイガース試合をまとめた奴と、ラッドピローズライブ映像一般の人からみたら同じ枠なんです。

で、それが映画と競り合ってるなんて印象はないです。初めから勝負なんて存在しないんです。


はっきりいってしまえばスポーツが無観客配信でなりたつというなら、演劇だって成り立ちます

それが成り立たないというのは、おそらく上の文書にもある、演劇体験こそ演劇本質であるという転換が原因じゃないでしょうか?


演劇はなんら特殊でないです。ただのライブです。

もともと自転車操業だったライブが成り立たないという話でしょ。

だったらそういえばいいんです。演劇ライブメインであることなんてみんな知ってますから

2020-04-21

俺の前世が猫だったらモンプチをおいしいと思えたのかも

モンプチコションローズとかモンプチシュシュとかモンプチクリピーキッスとかモンプチラパンとかモンプチクールとかもおいしいと思えたのかも

2020-03-21

anond:20200321120835

タイタニックジャックローズロマンス部分もしっかり描かれていて憧れを感じた

ワニはダラダラと意味不明

2020-01-21

anond:20200121160141

スターウォーズローズぽっちゃりアジアン)はマジで糞だった

脚本とか演出糞だった、あのキャラ美人白人がやってても糞だったと思うのに、ブスのアジアンしかも配役理由監督オナニー)だったのもあって袋叩きになった。

あれはしゃーない。

監督リョナ属性持ちだったのかも、学生の頃キモい自分のことを気にかけてくれた女の子(に似てる女優)が世界中から袋叩きになるのに興奮してるのかも。

2020-01-05

この百合マンガがマヂ尊い…2020 トップ50

1位『ゆりでなる??えすぽわーる』なおいまい

2位『神絵師JKOL腐女子』さと

3位『ワンナイトフレンド』かやこ

4位『相方システム袴田めら

5位『包帯少女期間』須藤佑実

6位『あーとかうー、しかいえない』近藤笑真

7位『レゾナントブルーヨルモ

8位『理想と恋』日野雄飛

9位『定時に上がれたら』犬井あゆ

10位『おとなになっても』志村貴子

11位『ふたりアルカディア』やとさきはる

12位『おりたたぶ』こんちき

13位『割り切った関係ですからFLOWER CHILD

14位『きみのため世界はある』雨水

15位『よいこ先生薄い本悪魔』こめつぶ

16位『メジロバナの咲く』中村明日美子

17位『毒百合乙女童話』ヨシジマシウ

18位『ガラスの靴を脱ぎ捨てて』桐山はる

19位『つきあってあげてもいいかな』たみふる

20位『突然なんとなく隣の同僚とセックスしたくなりました』三浦コズミ

21位『さよならローズガーデン』毒田ペパ子

22位『幸福ごっこ』岬千皓

23位『君のくれるまずい飴』冬虫カイコ

24位『茶の湯時間早川光/pikamaro

25位『うちの師匠はしっぽがない』TNSK

26位『清楚なフリをしてますが』倉地千尋

27位『世界の終わりと魔女の恋』KUJIRA

28位『ささやくように恋を唄う』竹嶋えく

29位『社畜さんと家出少女タツノコッコ

30位『あの鐘を鳴らすのは少なくともお前じゃない』アサダニッキ

31位『君が死ぬまで恋したい』あおのなち

32位『痩せたいさんと失恋ちゃん原作安田剛助 漫画:文尾文

33位『ヴァンピアーズ』アキリ

34位『ヒーローさんと元女幹部さん』そめきち

35位『一端の子』深山はな

36位『トラとハチドリ』ヨドカワ

37位『百合と声と風纏い』蓮冥

38位『不揃いの連理』みかん

39位『レンタルショップでお姉さんをレンタルする話』もちオーレ

40位『ふわふわ・ふたしか・夢みたい』袴田めら

41位『ハローメランコリック大沢やよい

42位『ドラムカン百景』吉田丸悠

43位『月とすっぴん』アケガタユウ

44位『憎らしいほど愛してる』ユニ

45位『飛野さんのバカ筋肉太郎

46位『少女巡礼』にしお栞

47位『ルミナスブルー石見樹代子

48位『疲れきった女が死ぬほど癒されるために』山口えいと

49位『彼女イデア』冬芽沙也

50位『百合片想いちゃんゆりかご

あくまで一個人評価であり、作品の優劣を決めるものではありません。

※当ランキング2019年1月1日から1231日の間に紙媒体及び電子書籍119ページ以上の単行本として発売された商業作品対象にしており、同人作品などは対象外になっています

※某有名年間百合ランキングの人がサボったのでやりました。

※「◯◯が入ってないんだけど?」と思う方もいらっしゃると思いますが、多分読んだうえでランク外です。多分それ読んでます。膨大な数を読んでます(ドヤア

※優れた、かつ百合要素がある作品でも、作品面白さの根幹が百合にないと筆者が判断した場合ランク外になっている場合があります

※例えば自分2019年に新しく単行本が出た萌え4コマで一番よいものは『ぼっちざろっく!』だと思っていて、これは百合要素もあるんですけど、じゃあ百合としてよいもなのかというと正直そこまででもない(個人の感想です)。この漫画面白さの核はぼっちちゃんキャラであり百合ではない。とか書くと「バーカ!ぼっちちゃんメンバーとの交流を通しての成長するのは百合以外の何物でもないだろ!」みたいに難癖をつけられるのがインターネットですが、いやでもそれ作品の魅力の一部分に過ぎないよね?百合があるのは認めるけれど全体の割合を考えた場合以下略戦争とかそんな感じなので百合ランキングに入れるとなると個人的に低いとこに置かざるをえません。ならばもういっそ入れない方がいいのでは?いう感じになるわけです。これは去年のmonoとかもそうてした。なので『ぼっちざろっく!』はランク外です。

※このタイプ作品は他に『白百合は朱に染まらない』『もういっぽん!』『赫のグリモア』などが挙げられます

あくまで一個人評価であり、作品の優劣を決めるものではありません。いや本当に。

おまけ「新年百合マンガ予報」

去年の個人的な大本命だった、でも結局単行本が出なかった須藤佑美先生の『夢の端々』が今年こそ出るはずです。これが多分マイ一位です。全宇宙百合豚よ、読んで己の罪を数えろ!

今月はネットでやたらバズった『マイ・ブロークン・マリコ』と2010年代の百合史に残すべき傑作『アフターアワーズ』の西尾雄太の新作百合水野茶山』が出ます。『水野茶山』は前作から一転、ダークな田舎百合です。マイブロはみんな読んでると思うので紹介は別にええな。切ないよね。

百合からは『欠けた月とドーナッツ』がたいへんよい大人百合です。これも今月発売。

そして二月には仲谷鳰先生短編集が出ます。必読。

萌え4コマ日常系的なものでは荒井チェリー先生の新作『むすんで、つないで。』が最注目です。おねロリの最終兵器だ。

他、とっくに単行本一冊分のページ数溜まってるんだけど 全然出る気配がないんだけど?来年こそ出るといいなぁ……という枠で『かけおちガール』、『ケムリが目にしみる』、『彼女の沈清』などがあります。『かけおちガール』は本当なんとかせぇや講談社

2019-12-31

スター・ウォーズスカイウォーカー夜明け」感想

(とりあえず年内中に吐き出したかったので、すべて記憶に頼って書いてる。間違いがあったらすまない。)

ネタバレ注意。)

 

一言でいうと「やっぱり無理だったか」。

 

そもそも、ep6の続きを作るなんて、本質的に無理だと思っていた。

スター・ウォーズ世界は、その全てがルーク・スカイウォーカー活躍させるために構築されている。

ep6でルークが「あがり」をむかえ、わだかまりが解消された以上、もう「めでたしめでたし」で終わった話なのである。その先には、もう何も残されていない。

から正史の続きの映画シリーズが作られると聞いたとき大丈夫なのかと心配になった。プリクエル(前日譚)でもスピンオフでもなくep6の続きを、ドラマシリーズでもアニメでもビデオゲームでもなく実写映画でなんて、完璧にやったとしても二番煎じしかならなそうなのに、どうすんだと。

何か勝算があるのかと思った。正史の隙間を埋める二次創作しかできない部外者と違って、公式ならばどんな飛び道具でも使える。これならいけるぞというアイデアが何かあるのかなと。

そしてep9が終わってみてわかった。結局、何もなかったのだ。

 

全てがルーク・スカイウォーカー活躍させるために構築されている、というのは、たとえば血統によってジェダイになったこと。

スターウォーズ世界設定では、ジェダイ世襲ではない。ジェダイの掟は恋愛結婚を禁じている。ep1~ep3では、たくさんのジェダイがワチャワチャ出てきたが、誰の血縁だなんて話は特になかった。作品世界歴史においてはep4~ep6の出来事例外的なのである

また、親父が一代にしてレジェンドになった傑物、というのも重要だ。考えてみてほしいが、ルーク家系が代々続くジェダイ家系だった、なんて設定だったら楽しくないのだ。幼いころから厳しい修行を強いられ、偉大な先祖比較されて品定めされ……ウンザリするだけだろう。堅苦しい伝統とは無縁でありながら、血の繋がりによってスゴい能力を授かっている、というのが心地よいのだ。

ジェダイが滅ぼされたというのも重要である。同世代ライバルと競わされ選別されることはない。「あいつがいから、おまえいらない」と言われる心配が無い。

ルークはただジェダイなのではない。歴史的にも特別ジェダイなのである

 

ジェダイだのフォースだのも、ルーク活躍支援するために存在する。

超能力チャンバラ! うわ超かっけえ、文句なしだ。

ジェダイ思想? そんなもんクソどうでもいい。ep5で、ルーク師匠の言うことに逆らってハンを助けに行く。頭の固い年寄りの言うことを従順に聞く主人公なんて魅力的ではないのだ。ジェダイの掟なんぞは、友情を引き立てるダシにしとけばいい。(余談だが、あのあとヨーダとオビワンはわりと辛辣に「あいつはダメだ」って批判してた気がする。)

 

帝国も、ルークのために用意されたものである

悪の帝国を倒せ。うん、わかりやすい。

ストームトルーパーも、顔が見えないので、人を殺している感じがしない。(スターウォーズを初めて見た幼少期の私は、ロボットだと思っていた。ep4のデススター侵入でアーマーを奪って着たりとか、叫び声がドロイドとは違う感じになってるとかで、「推理」することはできたが、あまり実感はなかった。直接的な描写は避けられていたように記憶している。)

反乱軍兵士は顔出ししていて、その死は人の死として弔われるが、帝国兵はそうではない。

 

ライトセイバービームブラスターも、鉄の刃や弾丸による戦闘と違って、血が出ない。生々しい人死にの感触はいらないのだ。

 

このように、ルーク活躍ストレスフリーで鑑賞するための仕掛けに満ちている。

 

そんな、ルーク・スカイウォーカーのための世界は、ep6の後どうなるだろう。

たとえば、帝国が倒れて銀河平和が戻ったらどうなるだろう。

ジェダイは、子供たちに嫌われる習い事みたいになるだろう。健康診断で素質ありとなったら、ジェダイスクールに通わされる。遊ぶ時間も奪われる。

そんな退屈な平和映画の観客にとっては退屈だが、そこの世界で暮らす人々にとっては尊い平和

ep6の続きが作られることになったため、平和は訪れなかった。

観客は退屈な平和なんて見たくないのだ。

 

カイロ・レンが生まれたのも、観客を退屈させないためだ。レイアとハンの子供が順風満帆ジェダイになるなんて話が見たいか

みんな大好き「血統物語」だが、前述の通り「親はポッと出」「他と比較されない」といった要素と組み合わさった場合にだけ楽しいのだ。ep4~ep6でそれは消費されてしまったため、ep7~ep9では使えない。そのせいでベン・ソロは歪んでしまった。

ベン・ソロダークサイドに堕ちるに足る理由なんぞ、結局、何もなかった。意外性を出すためにダークサイドにしよう、と、それだけ。

無理やり悪をやらされてる感があって気の毒なのであった。だが、そのどっちつかずな感じが「何かある」という錯覚を生み、それらしい苦悩の描写と、アダム・ドライバーの熱演もあって、妙な奥深さを感じさせていた。ep8までは。

ep9で痛感した、「やっぱり無理だったか」。

マスクの扱いが象徴であるダースベイダーにとって、マスク生命維持装置でもあり、必要があってかぶっていた。カイロ・レンにとっては、マスク特に必要ない。ダースベイダーの表層的なモノマネに過ぎない。これが、「必要ないのにマスクをつけてるワナビー(なりたがりの未熟者)である」という意味をなしていた。

ep8でスノークはこれを看破して、マスクをボロクソに貶したのだろう。マスクを捨て、カイロ・レンは悪として成長を見せた。劇場で見た当時の私は、期待を込めて「ep9では完成した悪としてついに大成するであろう。ただ、その後すぐ死んでしまうだろう」などと書いていた。

ep9でカイロ・レンは再びマスクをつけた。ep8での成長を経て一体どういう心境なのだろうかと注目していたが、特に意味はなかった。

結局、最後最後までワナビーしかなかった。

 

みんなep4~ep6が楽しすぎたせいで目が眩んでるのだろうが、血統物語のオイシイところはもう使い切っちゃったし、スターウォーズ血統物語じゃなくてもいいんだよ。

ep8で、レイは「何者でもない」としたのは、慧眼だと思った。ep1~ep3の頃のノリに戻るだけだし。だが一部のファンには不評だったようである。ep9で台無しにされた。

 

ep9は、ep8の良かったところを台無しにした。

ep8は野心的だがガタついてる印象がある。ベン・ソロダークサイド転向したきっかけとか、ワープ特攻とか、無茶すぎる。だが、フィンとローズのバディムービーっぷりとか、カイロ・レンの成長とか、レイ出自とか、レイロ(レイカイロ・レンのカップリング)とかは良かった。

特にレイロ。ep9の意趣返しについては、べつに好きにやったらええよアンタの映画だし、という気分だが、レイロだけは違う。ep8は最高のバトンを渡して来たんだから、他のなにもかも台無しにしてでも、そこだけはちゃんと引き継いでほしかった。

なんであの程度でカイロ・レンからベン・ソロに戻るのかと。ep7で父殺し、ep8で師匠殺しを達成して、これは過去正史映画で誰も成しえなかったことなのに(ep6のは、ベイダーからアナキンに戻ってるので何か違うじゃないすか)。

みんな小物だとバカにしていて、実際小物な面もあるんだけど、それでもやることやってんだなあ、というところが、見るから威圧的尊大なふるまい一辺倒の悪役よりも「新しい」気がして感心していたのに。

ep9で大成すると期待してたのに、なんだか小さくまとまって終わっちゃって。ああ、ワナビーのままだったな、と。

カイロ・レンが締まらなかったせいで、レイもなんだか微妙な感じになってしまった。悪い意味で揺るぎねえから自分ダークサイドに堕ちるかもしれないッス、ってシーンでも「ふーん」って感じで。ep7,ep8のカイロ・レンの方がまだ、こいつライトサイドに戻っちゃうんじゃねえのとハラハラした。

レイシリーズを通して成長しているが、カイロ・レンもまた成長していた。極まった二人の力がぶつかり合う瞬間を楽しみにしていた。だが、二人の対決は、なんか普通ライトセイバー戦で終わってしまった。

で、キスちゃうのな。レイロ勢に媚びた安易な燃料投下だと感じたが、まあ、対決が不発だったうえに燃料投下も無かったらマジで残念な感じになるので、ダメージコントロールとしてアリだったのかもしれない。(少なくとも、「ローグ・ワン」やep8の無意味キスシーンよりはマシだったし。)

 

ラストシーンも締まらなかった。

レイ自分のことを「レイスカイウォーカー」と名乗ったが、なんだか釈然としない。

ep8の頃の「何者でもない」レイだったら、納得できたかもしれない。スカイウォーカーの魂は血縁を超えて継承されていくんだなあ的な。だが、シディアスの孫とかやっちゃったのにそれは。

かといって、レイパルパティーンとか名乗られても、銀河悪名高いシス名前からちょっと不穏すぎる。

このシーンで私は、「ハン・ソロ」でソロファミリーネームが成り行きで決まってしまうシーンを思い出した。だがレイソロって名乗るも、やっぱり違う。

書いてて気付いたのだが、母方の姓を名乗るのが無難な気がしてきた。でもそんなん名乗っても、観客としては「何?」だろう。

 

まあ、ぶっちゃけスターウォーズ人間ドラマにはそれほど期待してないので、レイロが微妙でもメカの出来さえよければ満足だった。私の原体験がそれだからスターウォーズを初めて見たのは幼少期の頃で、ストーリーとかまったくわからなかったのだが、それでもメカ活劇に夢中になった。光る剣。宇宙疾走する戦闘機や艦船。月のように大きな要塞

だがメカ描写はずっと低調だった。

ep7で、レイスターデストロイヤーの残骸を漁ってるシーンと、カイロ・レンが焼けただれたダース・ベイダーマスクを拝むシーンには、制作陣の「我々はこうやって偉大なる旧作の遺産を食いつぶして細々とやっていくしかないのだ」という諦めの入ったメッセージ言葉ではなく映像で叩きつけられたような気がして、ちょっとビビった。新しいものを作るんだっていう虚勢を張るもんだと思ってたら、こんな赤裸々に弱音を吐くんだ、って。

ep7~ep9のメカを振り返ってみて、旧作から続投しているものを省けば、記憶に残ったのはbb-8とカイロレンのマスクくらいだ。

ep9は特に低調だった。なんだファイナル・オーダーって。あの世界の乗り物は、製造されてるわけじゃないですか。「ローグワン」とep4でデススター設計者・設計図を巡るドラマがあった。「ソロ」では、製造中のスターデストロイヤーを望むシーンとか、ファルコン号を巡るドラマがあった。それが、念力を込めたら地中からボコボコ出てくるとか。ただでさえスターデストロイヤーをたくさん並べただけという芸の無さがキツいのに、もうちょっと真面目にやってほしかった。

 

できれば、メカデザイン体系を新しくしてほしかった。

ep1では、ep4~ep6とは明らかに違ったデザイン体系のメカがでてくる(アールヌーヴォーって言うの?)。ep2,ep3と話が進むにつれてep4の体系に近づいていくというのが、帝国の勃興とメカデザインが連動していておもしろかった。

帝国という魅力的な装置はep6で使い切っちゃったので、ep7~ep9ではなんの変化もなかった。

面白い新作メカを作る余地はあったと思う。現在、「トポロジー最適化」「ジェネレーティデザイン」といったものが登場したので、それを取り入れるとか。

あと、バトルドロイド可能性は掘りつくしてない気がする。ep5で少し登場しただけの賞金稼ぎロイドには妙な存在感があった。ep1でドロイデカの登場には、なるほどこれはep4~ep6制作当時のVFX技術じゃ作れなかっただろうと興奮した。ep1より後に作られた「ローグ・ワン」のk-2soといい「ハン・ソロ」のl3-37といい、キャラが濃くて面白かった。ep7~ep9で、改めてバトルドロイドを登場させたら良かったかもしれない。

だが、「こんなのスターウォーズじゃない」と不評に終わる可能性が高いだろう。それが予想できたから、きっと冒険しなかったのだろう。

 

というわけで、ep9の感想は「やっぱり無理だったか」。

スターウォーズはep6で完結してたんだなあ、という思いを新たにした。

2019-12-29

スターウォーズep9を見た

休みになったのでスターウォーズep9を見てきた。

冒頭の例の皇帝復活のところで笑ってしまったが、あとの部分を見ていくごとによくいわれるような「こういうのでいいんだよこういうので」的な感情支配していくのを感じた。

ep8であからさまに冗長に感じたクリーチャー満載の惑星への寄り道も「こういうのがスターウォーズだよな!」って高揚してしまった。

「あっ、ここは本当はローズ活躍する場面だよな」みたいなところとか、「ルーク、おまえ死ぬ前と全然違うやんけ」とかはたくさんあった。

あと本来ep8までにこなしていかなければいけないイベントを消化しなかった関係なのかやや詰め込みすぎているようで、説明不足でわかりにくいシーンもあったかとおもう。

(ウェイパスファインダーのところとか、一緒に見に行った人は「あれ、なんで3つめがあるんだよ」みたいな反応だった。あとはたぶん意図的なんだろうけどラストシーンとか)

でもまあ見終わったおおよそ満足だったな。

と、終わっていればよかったのだけど、これ結局ep4-6のリメイクしかなくない?そこのリメイクするんなら素直にリメイクとして作った方がよっぽど面白いのでは?とかビッグバジェットの有名作品でいちいちこんな焼き直しする意味とは?とか考えてしまってなんとも複雑な気持ちになった。40年以上にわたるサーガの終章がこれなの?ほんとこれでいいの?と。

2019-12-21

そろそろSW EP9の「レイランド・カルリジアンだけいればよかったやんけ」問題を語ってくれよ

ポーとかフィンとかローズ()を守るためにルークが頑張って霊体マジックやってのけたのに、最終的にはその守った奴らが全く役に立ってないって突っ込みちゃんとやってくれよ…頼むよ…

2019-12-04

anond:20191204153409

最近中国人に跪いてばかりのディズニーがよく言えたもんだな…

(逆にSW EP8にブサイク枠でローズを出したことには驚きだが)

2019-10-15

クロワッサンバターを塗って少しずつ食べながらローズワインのグラスを回して世の労働に思いを馳せる平日の昼時

2019-08-30

anond:20190830130214

カツカレーってさ、カレーを食べる時には」彼女はつまらなそうにスプーンを摘まんでそう言った。「カレーを食べる時にはスプーンを使うじゃない?」

僕は彼女が何を言いたいのか分かっている気がしたけど、もしかしたら違うことかもしれないと思い直して、黙って頷いた。

彼女も黙ってルーライス一口分すくい、口に運び入れてもぐもぐと咀嚼する。

それは多くも少なくもない一口分だが、彼女が何を言うのか固唾を飲んで見守る僕にとっては長い一口分の沈黙だった。

カツカレーというのは、本来ライスカレールーをかけて食べる家庭的な料理だ。また、カツカレーのカツというのは平均的に言ってトンカツのことであり、普通は黒くてドロリとしたトンカツソースをかけて食べるフライ料理のことであるカツカレー場合ソースをかけず、ライストンカツを乗せてトンカツソースではなくカレールーをかける。

トンカツソースカレールースパイスが効いているものの、少なくとも僕の味覚では全く違う味だし、サクッとしたトンカツの衣もルーの水分でふやけてしまうが、なんとなくそのままでも充分魅力的なカレーライスに、別の魅力を持ったトンカツを乗せてしまうという背徳感こそが、カツカレーにとっての本当のスパイスかもしれない。

 

だけれども…。

 

「だけど」いつの間にか咀嚼を終えた彼女の口が唐突に開いた。「だけどね…」

「だけど?」僕は少々食い気味に尋ねた。

彼女視線カレールーにまみれたトンカツに注がれる。

僕はカレールーにまみれたトンカツをよそ目に、彼女のぷりっと輝くローズピンクの唇だけを見つめてしまう。

スプーントンカツは食べづらいのよね」

彼女の瞳に恨めしそうな影が映る。

「うん、そうだな。これは一つの参考意見として聞いてほしいんだけど…」「そうね」「スプーンでは食べづらいかもしれないね

「それにね、私、思うの」彼女は僕よりも遥か遠く、スカンジナビア半島フィヨルドまでを遠く眺めるような眼差しを向けた気がした。

カツカレーってなぜか冷めないのよ」「前の彼氏に勧められて食べたときには唇を火傷したわ」「唇だけじゃない」「口の中もよ」「前歯の後ろの皮が」「べろべろ剥けたわ」

彼女ガダルカナル機関砲のように一気にまくしたてる。

「もちろん夜は?」

うまく言葉が出てこなかった。どうにか出た言葉を、僕は吐き出したが、それを聞いていったい僕の人生にどんな影響があるというのだろう。

「それはあなた確認して」「僕が確認するの?」

「そのカツカレーあなたが食べて」「僕が食べたら?」

「早く部屋へ行きましょう」

 

やれやれ、僕はカツを一口齧りつき断念して、アイスコーヒーを2杯頼んだ。

2019-07-23

anond:20190723012619

知らないけど、どっちもいい名だな

ホワイトケーキは、白いレースをかけた女の子(6歳)で、部屋で一日中ゲームしているおれ(41歳)のようなやつを「お兄たま」と言って外に連れ出してくれるんだろう

ホワイトローズは、捻くれた性格文学少女(15歳)でふだんら一切話さないが、おれ(41歳)が炉ばた大将焼き鳥してたらいつのまにか近づいてあむあむと美味そうに食べるんだろう

2019-07-13

「皆がこれ読んでたら読んでたら世の中もっと良くなるのに」本

はてなーの皆さんがオススメする「皆がこれ読んでたら読んでたら世の中もっと良くなるのに」本を知りたい。

勿論、好みは人それぞれだし「世の中はかくあるべし」みたいな正解なんて無いこともわかっている。

だけど、誰かがそう感じた本にはきっと価値があると思う。

から教えてください。

ちなみに自分

カート・ヴォネガット・ジュニア: 「ローズウォーターさん、あなたに神のお恵みを」

リチャード・ファインマン: 「科学は不確かだ!」

の2冊です。よろしくお願いします。

2019-07-03

いろいろなペイ

タイペイ中華民国首都

ポンペイ火山噴火して埋もれてしまったイタリア都市

チンペイ…曹操から「兄嫁を寝取ったクズだけど有能だからギリギリ許されてる」と評された人物

グンペイワンダースワンってこれ以外なんかあったの?

ペイペイ…下っ端、新米の意。現在では「ペーペー」と転訛している。語源としては、古語「へへやか」からの変化、「平」を強調した「平平」からの変化、「へえへえ」とかしこまるところからの変化、「はいはい役者からの変化、などの説がある。

シャー・ペイ…中国原産犬種で、たるんだ皮と硬い短毛が特徴。

ハリー・ペイ…14世紀から15世紀初頭にかけて活躍したイギリス海賊

シュウキンペイ…中国いちばん偉いクマぬいぐるみ

レトラン・ペイ…レジスタンスのフィンとローズティコが惑星カントニカのカジノ都市カントバイトを訪れたときにその場にいた司祭と思われる非人種族

イオ・ミン・ペイ…ルーヴル美術館ガラスピラミッド設計した人。

ヴァン・ド・ペイ…フランスワイン区分ひとつで、日本酒で言うところの地酒のようなもの

グランタウン・オン・スペイ…スコットランド都市グラントさんがスペイ川沿いに作った街、という意味らしい。

2019-06-26

anond:20190626101450

ソープの受け付けしてるときに偽名でローズって名乗るおじさんがいたなあ

別の店ではラミレスとか名乗ってたらしいし

ただの野球好きなんだろうな

2019-05-31

なんでバラ花見をしないの?

今時期なんだけど、桜なんかより完璧だよ

ローズガーデンの真ん中でバーベキューとかすればいいのに

2019-05-26

やっぱり花はバラ

華やかさも上品さも儚さも全部勝ってる花の王がバラ

桜なんかよりローズガーデンを見にいったほうが100倍いいよ

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