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はてなキーワード: 任天堂とは

2021-05-12

switchインディーゲームを買うべきかどうか

switchもすでに発売から4年経ってることもあって、そろそろハードとしての寿命が来る気がするんだよね・

任天堂ハードダウンロードコンテンツ次世代に持っていけないのが定番だし、

積みゲーしても将来遊べないと思うと、購入ボタン押すのに躊躇するわ。

やっぱインディーゲーはsteam一択なのかなあ

anond:20210512134440

横だが具体例をどうぞ。

といっても任天堂だけしか上がっていないのだけど

2021-05-10

スマブラSPは神でありゴミ 

私が普段プレイしているゲーム大乱闘スマッシュブラザーズSP通称スマブラSPというゲームがある。

めちゃくちゃ面白い。神のゲームだと思う。

対戦ゲームとしてこのゲームの神な要素

キャラ調整が優れている

80体以上のキャラがいるのにもかかわらず、弱いキャラでも強キャラに勝つことができ、キャラランクもSからC程度に落ち着いている。

過去作(私は未プレイなためネット情報によると)に比べると、キャラ数が増加しているのにも関わらず、圧倒的にバランスが良い。

定期的にキャラクター調整が入るため、上位キャラと下位キャラの差が少ない、調整内容も賛否両論ではあるが、概ね良調整である

バランスがいいことから大会の優勝キャラも様々であり(とはいえキャラ優勝は流石に難しいが)、弱キャラにも一定数使い手がいる。

どうやら今作は、前作(スマブラfor)のトッププレイヤーがキャラ調整に関わっているらしい。素晴らしい。

ではここからが本題。

対戦ゲームとしてこのゲームゴミな要素

・残り全て

残りの全てがゴミである。明確にはオンラインでの対戦システムのすべて。

まず、オンラインランダム対戦、所謂VIPマッチについて。

優先ルールという方式ルールを決めてマッチングがスタートするが、自分選択したルールが選ばれないということは日常茶飯である。もちろん、対戦で最も使われているであろう、3ストック7分を選んでいる。

それなのにも関わらず、2スト、3スト3分、アイテムあり、意味不明ステージHP制、それどころか突然4人乱闘が始まるなどマッチングするだけで萎えルールが多くある。しか自分選択していないルールで対戦が行われても、レートはいつも通り変動する。意味が分からない。

さらに、自分が選んでいないルールが選ばれても、マッチング画面に小さくしかルールが表示されないため、致命エフェクトが出てやっとストと気が付くことも多い。配信などを見ていても、視聴者が教えるまで気が付かないこともざらにある。

また、スマブラSPにはながら対戦という「遊んでいるあいだに対戦者を見つけるための設定」があるため、マッチングを早くするために違うルールマッチングをしているという言い訳通用しない。

そもそも大多数の人は自分が選んだルールで遊びたいに決まっている。

いい加減アップデートで優先から確定に変えてほしい。製作者は頭小学生なのか?

次に回線問題である

前提として、格闘ゲームP2P通信を行っているため、対戦相手自分回線が悪い方に回線速度が合わせられる仕組みになっている。つまり、片方がどれだけ回線がよくても意味がない。そのため、格闘ゲーム通信が安定する有線接続がほぼ必須である

そして、スマブラ格闘ゲームのようなものなのでこの方式である。つまりプレイヤーの年齢層が低いこのゲームは、対戦相手無線であることはざらである

しかし、これはSwitchに有線LANポートがついていないため仕方がない話である。人によって有線をつなげるかどうかは変わってくるだろうし、知識もいる。仕方がない話だ。

格闘ゲームではこれの対策として、回線マッチングを選べたり、回線が近いプレイヤーとマッチングするようになっているらしい。(これも他人から聞いた話である

ではスマブラはどうかというと、どうやら近い地域の人とマッチングするようになっているらしい。それだけ。

まりオンライン対戦は、日常的にラグが起きる環境である

私自VIPマッチ中間から上位で対戦はしていると思う。(プロゲーマーとも何度もマッチングしたこともある)

しかし、17から22時のようなゴールデンタイムでは連続して対戦相手ラグ持ちということも珍しくない。

何故回線マッチングを実装しないのか納得がいかない。マリオテニスでは導入されているため、任天堂ゲームから導入できないという言い訳は通らない。

ここまでをまとめると、オンライン対戦はラグくて自分の選んだルール以外でマッチングするゲームということになる。

これら以外にも謎に世界戦闘力(笑)という名前のわかりにく過ぎるレーティングシステムや、使いにくいUIなど悪いところはたくさんある。

パーティゲームから仕方ないという意見もわからなくないが、キャラクターのバランス調整がガチ対戦向けすぎるし、プロゲーマーも多くいる。

オフラインガチ対戦、オンラインパーティゲームという考え方なのだろうか・・・

これを見ているならば調整してください、お願いします。このゲームをやめたくないし、楽しみたいんです。

そして、オフライン対戦は神ゲーです。

anond:20210510121736

バカだな。noitaもSlay the spireもsteam等ならおすすめ第一候補群に欠かせないレベルの知らないゲーマーはいない超有名作だが任天堂信者が集まるはてなではもんむすクエストと大差ない知名度なんだからそれを持ち上げてBotWを普通と評するなんてブクマしないでくれと言っているようなもの。「さすが任天堂チープな洋ゲーなんかとはグラもゲーム性も段違いなのを思い知らされた!」としていれば3桁ブクマは確実だった。

2021-05-09

anond:20210509100703

電通電気扱ってるから食いっぱぐれない

博報堂任天堂と間違ってるかと

いつまでも弱者同士でつぶしあっているので強者地位は安泰です

弱者男性論、弱者女性論両方にぎわっているようだけど、

そもそも弱者になってしまうのは、両者とも働いてもまともな給料が得られないからです。

日本給与水準20年ほど変化しておらず、社会保険料を加味すると可処分所得が下がっているのは

周知のことです。なんで給料が上がらないかというと本当の強者男性である経営層のせいです。

大企業は、貯蓄率を増やしているのは各種決算を見れば明らか。(最近だと任天堂がそうだったね。)

派遣社員を使って、社員給料還元しないのだから弱者(この場合には経済的)は増える一方ですよ。

弱者男性女性が仲間割れして争っているおかげで、強者男性は安泰ですね。

絶対的強者男性に該当する人々はあえて、それを誘導しているとなぜ気が付けないのですか?

いつまでも操られる愚民でいるつもりですか?

この弱者同士をつぶし合わせる方法はいろいろあるけど、出生率とか学歴かにからめる手法最近は取られますね。

例えば女の学をなくして家庭に縛り付ければ出生率は上がるとか言っている金持ちインフルエンサーがいたけど

そうすれば、昔のように簡単仕事をやめられない家族人質に取られた男性社員が増えて

経営層には有利でしょうね。給料を上げなくても彼らは仕事をやめられないので、

生活ギリギリ給料で働かせることができる。

こんなこと言うのも、私が経営層の皆さんと普段仕事をする立場で彼らの考えることはよく知っているからです。

無意識にやっているのかもしれないし、意識的なのかもしれないけど。

からいつまでも弱者同士でつぶしあうのはやめたらいかがかと思います

2021-05-07

任天堂さあ

前期比85.7%増の利益があっても内部留保にしていくんだろ?

そんなことばっかりしてるから日本経済状況がよくならねえんだろ

どんどん社員還元しまくって

どんどん社員に金を使わせまくって

どんどん色んなものに金を使えよ

anond:20201124110416

任天堂ランドセルを作るべきだと思います

って調べたらもう売ってた

2021-05-06

anond:20210506235417

作った所でどうするの?

例えばAppleOSを長年持ってるけどプロセッサシステムの質が上がらなくてIBM>Intel>arm自社開発と変化していってるんだけど

Appleほどの企業規模があってガンガン儲けになるiphoneiMac売っててもあの程度のペースでしか進まないか任天堂の規模ではなんともならないと思うのだけど

任天堂はなんでOS作らないの

日本ITが弱いのはOSアメリカ人が作ってるからだろ、、、

任天堂ならExcelを超えるアプリなんて簡単に作れると思うし

中国韓国も巻き込んで任天堂OS圏を作れば十分対抗できる。

任天堂ゲーム制作ソフト

子供向けのあらゆる配慮に尽くされたメイドイン俺入口ゲーム作りに興味を持ってプチコンに手を出し、地獄を見た子供って全国にわりといると思うんだけど、同じ体験をぜひ再び小中学生にしてもらいたいと思ってる

弱者男性の唯一かつ最大の欠点

結婚が出来ないと言う弱者男性がいる。

学歴が無くても結婚できる。年収が低くても結婚できるよ。中卒や高卒結婚してる人間なんて山のようにいるだろ。

顔が悪くても結婚できる。歩いてる男女を見て男の顔がイマイチなんてよくある。

障害があっても結婚できる。精神的な病気だってそう。体験記には「嫁に支えられた」なんて文言がつきものだ。

それでも無理と言い切れるほど壮絶な状況であるのかといえば、意外とそうでもない。

では何故弱者男性女性を獲得することが出来ないのだろう。

(弱者女性男性を、に置き換えても同じことが言える)

自分を売り込むのが下手」

【型A】実は弱者男性のままでいたい

・A-1:独身貴族謳歌している

・A-2:弱者ムーブのもの快感を覚えている

【型B】弱者男性を脱したいが、脱せない

B-1強者男性に勝てないと思い込んでいる (強者男性が何故強者なのかを知ろうとしない)

・B-2:自分には「才能」がないと思っている (自分以外は生まれ持った才能でやっているという誤解)

・B-3:自分短所のみを把握しており、長所を把握していない為、売り出すに売り出せない

・B-4:頑張るより遊びたい方が上(増田大好き型)

・B-5:他人のせいであ自分が悪いわけではないので、自分が何かをする必要がない(女のせい、親のせい型)

・B-6:救世主待ちタイプ (制度を変えろ型)

【型C】本人なりに努力しているつもりであるが、から回っている

C-1努力方向性が斜め上 (容姿を磨く前にギターを弾き始める型)

・C-2:無謀 (スキルないのに任天堂に応募する型)

・C-3:頑張っただけ(過程しかなく何も身についていない型)

C-4アピール方法が下手 (キモいおっさん構文型)

C-5アピール自虐的で失敗する型

と、まあ考えつくパターンは色々あるが、共通するのは売りこむのが下手と言う事実である

良いレビューが付いてない商品は誰も買わないのである。その相手は異性かもしれないし、企業への就職という事にも置き換えられる。

売り出しが下手なので、異性は寄り付かないし結果として良い企業にも入れないし、昇進もしないので年収も低い。

2021-05-05

anond:20210505070139

1986年出版された『任天堂ファミコン戦略』という本が手元にあったので読み返してみたら、以下のような記述があった。

 

ファミコンCPU任天堂リコーそれぞれ5名ずつだして10名のプロジェクトチームを作り開発した。

・当時のリコースタッフ曰く、任天堂からゲームウォッチピークに来ておりアーケードも落ちていくと予想されるので、新しい製品を作りたい」と昭和57年の夏に声をかけられた。

・開発費は億に達したと言われている。

リコーの窓口となった浅川俊文は「任天堂には泣かされました。ゲーム機とは言え立派なコンピュータ。その半導体チップを2000円以内で押さえろというんですからね」と語っている。

・それに対し任天堂は2年で最低300万個生産すると保障し、無茶な要求を飲ませた。

・でもその条項契約締結直前になって契約から削除された。

昭和58年春に6502互換CPU採用が決まった。(ファミコン発売はその年の7月)

リコー半導体生産に参入したのは昭和56年5月。自社のカメラ事務機向けで、余剰分を外販する腹積りだった。

しか工場を作ったものの外販先はなく、実績が無かったので一年目は外販ゼロだった。その後アタリ、コモドールジャパンに外販したが業績は良く無かった。

・そこに「300万個は保証するから」という任天堂山内社長の一声で提携決断した。

現在(出版当時)リコー任天堂への独占供給の代わりに、ファミコンCPU/PPUの外販は任天堂許可必要契約になっている。

anond:20210504185958

任天堂責任が薄く書かれてるのが気になった。そのくせ市場の混乱を憂いで苦渋の決断改革を断行したみたいな書き方が、悪いノブレスブリージュみたいだと思った。

プラットフォームを築いた先行特権があるとは言え、在庫を抱えるリスク初心会に丸投げしたら、初心会ハイリスクである以上ハイリターンを求めるのは当然だろう。というかまさに博打のものだったのだから、賭場のような荒れ方をするのはそれはそうだろう(歴史を振り返って今思えばだけど)。

しれっと書いてあるけど任天堂バーチャルボーイが失敗しているが、普通ハードコケると企業体力がゲッソリ減った状態でのジリ貧自走になるのだが、これも任天堂は損害を初心会転嫁している。しか初心会被害小売店にも押し付けられている。小市民問題がより権力の弱い小市民なすりつけられる構図と似ていて、やはり任天堂自身領土政策がうまくいかないことに心を痛める貴族様(ただし自分の懐は痛めていない)みたいだと思った。まあ、歴史は勝者が綴るので、倒産霧散した者には口も筆も残っていないのだろう。

anond:20210504185909

teruyastar クズソフトが氾濫したPS1や今のAppStoreなんかは市場殺すどころか覇権取ったわけだが、任天堂が本数コントロールせず市場に任せ、ロイヤリティに便宜測れば64が覇権を引き継ぐ未来もあっただろうか?

元増田話題とはズレるけど、64は旧来のゲーム死ぬほど作りにくい3D特化型で、技術資料も相変わらず鬼のように不親切だったから、それが嫌でプレステ行ったメーカーもそこそこいるんじゃないかな。要するにクズソフトすらまともに動かすのが難しいハードなんだよ、確か初期サードパーティー技術力あるところに絞ったんじゃなかったっけ。

それとは別に出荷本数がROMカートリッジ生産ラインキャパ制限されるのも嫌われてたから、プレステがいた時点でどうやっても64の覇権はなかったと思うよ。

今の任天堂しか知らない若い人は当時の任天堂の驕りっぷりを知らんから空気感わからんと思うけど。

2021-05-04

anond:20210504185909

(続き)

といった問屋関係逸話が当時バンバン登場した。メーカーも対抗すべく(?)ダンピング出荷、返品受付などで一本でも多くソフトを売りさばこうと必死だった。このあたり、問屋小売店メーカーも、市場の異常さに気が付かずもがいていた感じが否めない。初心会二次問屋は、問屋の本分である日本全国に適正量の在庫ゲームソフト流通させる」という機能を忘れ、ただただゲームソフトを動かすことで得る利益をあげることに無我夢中だった。

ここで注意をしておきたいのが、「任天堂初心会が、一方的サードパーティ小売店から利益を吸い上げている」という既存論調は近視眼的だ、ということだ。スーパーファミコン市場に参入したサードパーティはおよそ200社。このうち途中で撤退を決めたのは10数社で、しかもこれら撤退したメーカーの多数は異業種メーカーであり、本業での業績が低下したためだったり、バブル期不動産に手を出して大やけどして倒産…といったもので、ゲームと直接関係あっての撤退ではないのだ。

小売店も同じことで、当時はファミコン-スーパーファミコンという新しい分野での市場拡大に手を出す小売店が多数いた。ただ問屋に苦しめられるだけの業種であるなら、こんなことは起きるはずがない。甘い蜜はそれなりに存在していたわけだ。ざっくり要約すると「不満はあるが儲けもある」といったところか。むしろPCエンジンメガドライブの有力ソフトスーパーファミコン移植して一旗あげようとするサードパーティのほうが多かった。それほど有望な市場であるがゆえ、いろんな輩が入り込もうとやっきになったわけだ。

市場が拡大している間はそれでもよかった。しかスーパーファミコンが円熟期を迎え、対抗馬として「次世代機」の姿がちらつくようになってきた頃に、いよいよおかしくなってきた。多数現れた三次問屋小売店二次問屋の中にねじ込み、己の利益を吸い取ろうとし始めた。手法としては品薄になりそうな人気ソフトを抱きかかえ、「小売店に小売価格そのままで」卸したりした。商圏を無視して跨いで他社の領域に食い込んで商売するところもではじめた。初心会の中にゲームソフト投機商品のように扱う問屋が現れ、二次問屋三次問屋が喜んで利益の分前を頂いた。その分小売店負担が偏り、結果的にはプレイヤーにも巡り、最終的には市場に悪影響を及ぼす。スーパーファミコン市場は歪んだまま大きくなり、そしてついに縮小を始めた。

衝撃が大きかったのはプレイステーションの登場だ。なんと問屋を使わずソニーが直接小売店ものを卸すという。革命的なやり方だった。返品なし、定価販売というところがネックになったが、どの商材も掛け率が一定であることに小売店は喜んだ。今までは問屋ごとに掛け率が違ったり、注文する本数によって掛け率が変動したり、そもそも抱合せ仕入れしかなかった(違法? しったことか!)からだ。

こんなことが可能なのはプレイステーションCD-ROM採用しているからだった。リピート生産ROMほど時間がかからない。お金も自前の工場からさほどかからない。最悪在庫になっても簡単に破棄できる。それゆえ最初こそ少量生産で行い、売り切れたら即リピート発注すればよい。こうすれば過剰な在庫メーカーも小売も苦しめられずにすむ。値崩れ・抱合せ心配いらない。

ROMカセット採用していたらすべて実現不可能なことだった。ちなみにセガサターンCD-ROM採用しているが、他社の工場での生産だったためなかなかリピートが上手く行かなかったらしい。(なお、詳しく書かないがここで上手くいった改革現在すべて崩壊している)

問屋存在意義が問われ始めていた。

一方、任天堂ROMカセット採用を64でもやめなかった。ディスクシステムに手を出してそのあまりに長いロード時間に苦慮したこと経験があるからだ。そしてこれを機にもう一度市場リセットを図ろうとした。市場にはスーパーファミコンワゴンセールが始まっている。なんとかして初心会内外にあるゲーム投機的扱いをやめさせなければならなかった。ソフトの数が少なくなれば、そのような動きはできにくくなる。そのためサードパーティソフトをとにかく減らし、少数精鋭路線で進もうとした。初心会外に取引を広げ自前で流通を行うという選択肢もあったが、これは取らなかった(実はSFC時代トイザらス日本進出をしてきたとき任天堂や各大手メーカー直接取引を持ちかけてきたが、これは上手く行かなかったようだ)。山内社長ファミコン時代の遥か昔から取引を続けていた初心会を切ることに抵抗があったからだ。それに「絶対に売れない」といってたファミコンも買い取ってくれたのは初心会だ。この前もバーチャルボーイというズッコケハードを出したが任天堂は全量初心会ハードを買い取ってもらっているので被害は最小で済んでいる。(その負債初心会が被り、さらにその負債小売店押し付けられた構図だ。)

しかしそれでも、初心会二次問屋たちは目先の利益を追い求めるのに夢中だった。

スーパーファミコン市場末期の1995年発売の聖剣伝説3は初回出荷は70万本だったが、実は初心会からの注文本数は合計140万本だった。前作がミリオン超えをしていたのでそれだけ期待があった、という表側の理由だが、ようするにこれも投機的に扱われることが明白だった(そもそも前作聖剣伝説2結構な数がワゴン行きしていた)。あまりに酷い値崩れを嫌ったスクウェアは出荷本数を半分の70万本にし、かつ卸値を10%引き上げると初心会アナウンスした。こうした動きに一部の問屋がなんと小売店に対して「スクウェア公正取引委員会に訴える!」と言いまわってしまった。もちろんスクウェア側には一切の非はない。運が悪いことに(それとも狙ったかスクウェア夏休みに入ってしまったので、小売店真相確認することができず業界の一大事が起きたのではないかパニックになったところもあるという。この話は巡り巡ってなぜか「任天堂が悪い」ということになった。PSが発売されて半年以上経とうとする頃でも、初心会危機感は全くなかった。

その年の末発売のドラゴンクエストⅥの発売にあたっては、初心会エニックスの間で注文数の予測で大紛糾だった。初心会予測は250万本。エニックス予測は300万本。エニックスは自信満々だったが、初心会はそこまで売れないと踏んでいた。初期出荷は250万できまりエニックスは自前で50万の在庫を抱えることになったが、この読みは的中する。即リピート発注がかかり、エニックス二次出荷を行った。

最終的に320万出荷を果たすわけだが、売上予測ができない問屋メーカー価値を見出すだろうか?

そして、ついに、終わりのときは訪れた。



1997年2月21日任天堂本社で毎年のように行われる初心会の懇親会。その幹部会の席上にて初心会会長である河田会長宣言した。

本日を持って、初心会解散します」

幹事会は静まり返った。関係者には事前に知らされていなかったのだ。解散任天堂山内社長と、初心会河田会長トップ会談秘密裏に行われた。今後一切の取引商品ごと個別に行われ、しか初心会内の特定10社のみそれが行われる。今までゲームソフト投機的に扱って儲けを吸っていた会社任天堂から拒絶され、二次問屋に落とされた。しかも64の少数精鋭路線のおかげでこれから商材はどんどん減る。今までのような振る舞いは不可能になった。


任天堂スーパーマリオクラブの立ち上げにより売上予測をするようになった。つまり予測ノウハウを自ら身につけつつあった。そうなれば商材を投機的にあつかう問屋不要だ。「どれほどのソフトが売れるか、我々にはわかりようがない。流通プロに任せるしかない」。かつての山内社長言葉だが、流通プロプロに値する仕事をしないのなら、切られても仕方がないというわけだ。


この改革任天堂内に留まらなかった。

実はこの流通改革前後してプレイステーションでも問題が発生した。デジキューブだ。スクウェアプレイステーションに参入する条件として、コンビニ自分たちで卸すデジキューブSCE許可させた。

もともとプレイステーションはすべてSCEが自前で小売店流通することを売りにしていた。ところが後から来たスクウェアSCEを通さず自前で流通させるという。

このあたりを詳しく解説する。SCEソフトメーカー協議し、ゲームソフト初回生産量を決める(ということになっているが、実質決定権はSCEにあった)。

SCEは特約店(一部、ハピネットといった問屋使用していたが)からの受注数がその初回生産量に満たない場合SCEが自腹で在庫を抱える(ように努力いたします、という注釈付きではあった)。

掛け率はソフトメーカー一律。

と、ソフトメーカーにかなり親切のように見える。しかしこれには問題が含まれていた。初回生産量はSCEが決め、実際に流通させているのもSCE自身だ。ソフトメーカー営業しかけ多くの受注を獲得したとしても、SCEOKを出さな場合、本当にそのソフト流通しなくなる。実際に飯野賢治プレイステーションDの食卓自分たち在庫を抱えてもいいから多くつくるべきだと要望を出しても、SCEはそれを良しとはせず、結果売り切れを引き起こし機会損失を生んだことがあり、飯野賢治セガ陣営への鞍替えしたことがあった。

ソフトメーカーからしたら、リスクも多いが儲けも大きい自社流通に切り替えたがっていた時期だったが、任天堂SCEもそれを良しとはしなかった(ただし任天堂初心会通しであるため、一社が売れないと踏んでも他の問屋が受注してくれる可能性はあるし、このときPSの取扱店はまだ初心会流通よりは少なかった)。しかスクウェアだけには特例としてそれを認めるというわけだ。SCE流通に関わらず、スクウェアが直接小売店コンビニゲームソフトを卸すわけだ。当然、初回生産量も自由に決められる。

いったいどういうことだ、SCEロンチから頑張ってきたメーカーに対して不義理じゃないのか。こうした理論で反発したメーカーがいた。コナミである

コナミSCEに対して自社流通を求めた。ゲームをつくる製造委託費とロイヤリティは支払うから、お前のところの流通網は使わんぞ、ということだ。こうすることでコナミSCE流通分の費用を削ることができる。5800円の小売価格のうちの取り分を増やすことができるわけだ。もちろん在庫リスク小売店へのやりとりはコナミ自身がやらなければならないから、自社流通完璧というわけではない。結果的大手メーカーはみな自社流通になっていくが、ナムコだけは付き合いもあってか(ナムコはかなり初期からPSに絡み、ライブラリの整備も行うほどだった。自社プラットフォームを諦めたかわり、PSに注力したということだろう)SCE流通を使い続けた。

プレイステーション側でこのようなことが起きてるのだから、当然余波は任天堂側にも及ぶ。コナミは64やゲームボーイの自社ソフトに対して「これから初心会を使わず自前の流通網使いますから」と一方的任天堂要求した。かつての任天堂ならば決して受け入れるはずのない要求だろう。だかしかし、任天堂簡単にこの要求を飲んだ。そして門戸が開かれた自主流通のおかげで、ゲーム業界流通改革は全メーカーを巻き込んだ。最終的にはコナミカプコンコーエースクウェアエニックスといった大手は自前で流通網を持ち、中小サードパーティはそこへ委託流通する形に落ち着いた。つまり初心会問屋たちを全く必要としない流通を実現してしまった。


解体された初心会ボロボロになった。合併倒産が相次ぎ、その多数が姿を消した。残された10社は直接小売店取引するようになり、二次問屋三次問屋は居場所がなかったからだ。


しか任天堂から選ばれた10社も順風満帆ではない。10社のうちモリガングバンダイ系列ハピネットに買収された。石川玩具タカラ事業譲渡した。松葉屋はラスコム事業譲渡し、そのラスコムも後年自己破産している。そんな一方テンヨー、カワダ、カマヤは今でも元気に問屋業を営んでいる。(名前が出てこない他の会社は調べても出てこなかった。情報plz

そしてジェスネット任天堂の子会社となり、アジオカは事業譲渡を行って「任天堂販売」となったが、これはなんと2016年の話だ。初心会解体されて20年近くたったが、完全に自前で任天堂流通するようになった。


こうして初心会歴史の中に消えていった。良い面悪い面両方ともあったわけだが、特に末期には悪い面が強く出すぎていた。しかしこうして羅列してみると、「初心会があらゆるあくどいことを駆使して不法市場を牛耳っていた」というわけではなく「初心会市場を牛耳っていたのでいろいろとあくどいことができた」ということに気がつくだろう。その市場も確固たるものではなく急激に膨らんだ不安定ものであり、なおかつ悪行も任天堂山内社長の怒りが落ちない範囲内の話でしかなかった。

悪徳の町、ソドムゴモラは神の怒りに触れ一夜にして滅んだ。初心会も同じ運命を辿ったのだった。


参考文献

麻倉怜士 久夛良木健プレステ革命

高橋健二 スーパーファミコン任天堂陰謀

武田亨 売られた喧嘩、買ってます任天堂勝利青写真

山名一郎 ゲーム業界三国志

山下敦史 プレイステーション 大ヒットの真実

赤川良二 証言。『革命』はこうして始まった

東洋経済 1997年3.22号 盟友・初心会抜き打ち解散した山内任天堂 焦りの流通改革

参考ツイッターアカウント

岩崎啓眞@スマホゲーム屋+α @snapwith

平林久和/H.Hirabayashi @HisakazuH

大森田不可止 @omorita

初心会興亡記 -かの大帝国は如何にして一夜で滅んだか-

ちょっとゲーム歴史をかじったことがある人なら聞いたことがあるだろう言葉初心会』。

とにかくこの言葉へのイメージは最悪だ。「真っ黒組織」「ゲームヤクザ」「歴史の闇」「悪の秘密結社」etcetc。

そんな初心会だが、はたしてどれだけの人が正確に初心会とはなんなのか、どのような悪どいことをしてきたのか、そして最後はどういうふうに消えていったかを語ることができるだろうか? おそらく、ほとんどいないのではないだろうか。

この初心会について、私が調べたことをゲーム流通歴史を絡めてまとめて書き出すぞ。これで君も初心会マスターだ! ちょっと長いけど勘弁な!


まずは初心会のものについての解説だ。

もともとの任天堂花札屋であり、そこからトランプおもちゃを売り出したことは知っているかな? 創業明治時代だ。

1960年代前半の任天堂問屋を通じてテリトリー別に小売店団体で集め、トランプかるたの特売セールの景品といった形で温泉招待旅行などを行ったりしていた。そうした中、「ダイヤ会」という親睦会が問屋内で自然発生する。このときあくまローカルな親睦団体という形でしかなかった。

1973年2月光線銃といったヒット商品が出始めたのをきっかけに、このダイヤ会を全国規模のきちんとした親睦会の形にしようとして生まれたのが初心会だ。ファミコンが生まれるずっと前だ。そしてファミコンはこの初心会に参加している問屋(59社加盟、その中でゲームに力を注いでいたのは30社ほどだったそうだ)を通じてのみ、流通させようとした。これには理由がある。

ファミコンゲームROMカセットだ。ROMカセットCDと違って作るのが大変だ。発売日の三ヶ月前にはどれくらいつくるか数字を決めなきゃならない。一本つくるのに1000円以上かかる。もちろん任天堂は自前の工場を持っているわけではないから、他社の工場お金を払って作ってもらうわけだな。(ドラゴンクエストシリーズ京セラがつくっていたらしい)

つくってもらったゲームソフトを売る。売れればいい。残ったらどうするか? ROMカセットはとにかく廃棄しづらい。体積があるから倉庫在庫としては大変だ。処分するにも金がかかる。そのため在庫なしの売り切りスタイルであることが求められた。第一、このとき任天堂に「日本全国どこでどれほど、どのファミコンゲームが売れるか」という予測を立てる能力はまったくなかった。

それゆえ当時の任天堂社長山内初心会の力を借りることにした。ファミコンゲームソフトは全量初心会への返品なし買い切り制在庫は持たず、追加の注文が重なってきたら再販というスタイルだ。ファミコン専売権を与えるかわりに返品は勘弁してくれということだ。初心会は全国にその配下二次問屋があるので、彼らを通じて全国の小売店ファミコンを売りだした。ちなみに当初の初心会参加問屋意見としては「こんなもの絶対に売れない」だったそうだ。

ややこしいのがこの後、ファミコンの登場に衝撃を受けたハドソンナムコサードパーティとして参加することだ。当時の任天堂サードパーティが現れることを予測していなかった。というか、まさか他社がファミコンソフトを作れるとは思っていなかった。そのためサードパーティ参加用の契約書をあわてて作る羽目になったという。(このときアメリカにてアタリサードパーティであるアクティビジョン販売差し止めで訴えていたが、後に和解し、サードパーティ合法化された経緯があるため、そもそもサードパーティを認めない、という選択肢はなかったものと思われる)

このときナムコ簡単だった。ナムコは自前でROMカセットを作ることができたからだ。アーケードの雄はハードウェアを扱う力に長けていた。ナムコに対しては自社生産を認め、1本100円のロイヤリティを収めてくれれば問題ないという契約を交わした。

ハドソン問題だった。ハドソン能力こそずば抜けていたが、なにぶん会社の規模が小さかった。とても自前でROMカセットは作ることができず、任天堂に頼ることになった。

任天堂からしたらさら想定外事態だ。どうやればスマートサードパーティ用のソフト流通させることができるのか。任天堂リスクを負うことなく、かつゲーム市場が適正に伸びていくための方法模索する必要があった。

最終的な仕様は、まずサードパーティは一括して任天堂製造委託費を払う。その中からロイヤリティを差っ引き、任天堂工場ROM発注する。作る数は任天堂サードパーティ初心会の3つで相談して決める。初心会サードパーティ任天堂委託したROMを全数買取、支払いする。これで決まった。

もちろんこれが全てではない。年末クリスマス商戦を狙って多数のソフトメーカーソフトを投入してくるので、思ったような数が生産できないので任天堂が拒絶する場合もある。初心会の見込み以上に売れると意気込んだサードパーティが、自前で在庫を抱えてリピートを狙う場合もあった。ROMカセットは作るのにとにかく時間がかかるからリピート発注が来てもそのとき在庫がなければ応えられるのは早くて三ヶ月後だ(半導体在庫事情によっては半年待たされることもあったらしい)。そうなればすでに需要中古で落ち着いてしまう。そういう理由初心会の注文数よりも多くつくるメーカーもあった。そのままリピート注文が来ず在庫になった? その場合は大特価二次出荷するしかない。君はかつてゲーム屋でファミコングラディウスが新品980円で売られているところを見たことはないか? あれはつまり、そういうことだ。

この中で任天堂非難する流れがあった。サードパーティソフトを出すにあたり、任天堂はなんのリスクもなくロイヤリティ徴収していると。しかしこれはそもそもファミコンという当たるかどうかわからないプラットフォームを立て、リスクを負った会社が得るリターンとしてはむしろ当然ではないだろうか。不満があるならセガのように自社プラットフォームを出せばいい。ナムコも自社プラットフォーム計画していたらしいが、結局世に出ることはなかった。



ファミコン時代流通はこういうことで決まった。このあたりの動きでは初心会があまり悪の組織っぽくなくて意外かもしれない。こんな証言がある。スクウェア創設者鈴木尚2003年岡山大学にてインタビューを受けたとき発言である


初心会っていう問屋集団が、ある時期は全くファイナンス役割果たしてくれてたわけですよ。あまりに量が大きくなると「すみませんお金ないんですよぉ」って言うと手形をくれるわけです。その手形担保銀行からお金を借りるわけです。実質的には、ある日突然ファミコンブーム終焉しない限りは、返ってくるだろうという。

この時期はスクウェアファミコンに参入したての頃を指す。任天堂ROM製造委託費を前払いで求めてくるので、どこかが銀行の代行をしなければならない。そこで初心会が(正確にはその中の一つの問屋だろうが)その役割果たしていたということだ。

スクウェアはこの後ファイナルファンタジーで有数のRPGメーカーとして名を馳せることになるが、実は完全覚醒するまでにはもう少し時間がかかった。初代ファイナルファンタジーの初回出荷数は40万本で、これが最終的には80万本まで伸びる。次回作ファイナルファンタジー2にて70万本超えの実績を得たが、実はこれ、途中でかなり問屋内で在庫が残って大変だったという。しかファイナルファンタジー3では初のミリオン超え(最終的には140万本)を果たす。それに伴い過去作も売れるようになって、リピードがかかったというわけだ。このあたり初心会はうまくスクウェアバックアップに動いているように見える。


そう見えるのは、それはスクウェアが一流メーカー入りを果たしたからだった。ファミコン末期の他のメーカーはどうだったか? 1990年8月晴海にて「ファミリーコンピュータゲームボーイ展示会」「スーパーファミコン発表会」が行われた。年末発売のソフト中心に初心会小売店に対して各ゲームメーカー披露する展示会だ。この展示会自体1988年からやっている。

しか1990年ではついに「受注ゼロ」のソフトが出始めたのだ。しかも一つや2つではなく、この展示会で並んだソフト(約100タイトル)のうち、3割が受注ゼロだった。この時点でファミコン市場は売れるソフトと、そうではないソフトの差が尋常ではなく離れていた。

この場合メーカーには2つの道がある。一つは発売中止。もう一つは「任天堂には最低限の発注を行い、初心会には最大限の営業活動を続ける」というもの。もちろん初心会に対して売る気を見せるために大規模な広告活動をやれば発注はくるかもしれないが、その分当然損益分岐点はどんどん高くなる。もっと有効なのは卸値自体を下げてしまうことかもしれない。

そうしてギリギリの攻防が続けられなんとか出荷したゲームはどうなるだろうか? 端的にいうと、人気ソフトの添え物として扱われた。初心会問屋二次問屋小売店へ向けて1本の人気ソフトに対してこういった不人気ゲームや、在庫売れ残りゲーム抱合せで売りつけた。このときのレートによって「1対3」「1対4」などという言葉が生まれた。(場合によっては1対8なんてのもあったらしい)

さらにはバッタ屋ルートなるもの存在した。問屋の不良在庫を捨て値で買取独自ルート小売店に売る。このとき小売店ゲーム屋とは限らない。スーパーディスカウントストアリサイクルショップと様々だ。なかには「お楽しみ袋問屋」なるものもでてきて、中身が見えないファミコンソフトの詰め合わせが一山いくら世界だったそうだ。こういった不人気ソフトワゴンセールをとてもよく賑わしてくれた。

ちなみに抱合せ販売違法なので、公正取引委員会による排除勧告初心会問屋に入ったことがある。ドラゴンクエスト4の頃だ。そのためかわりに「新作ドラゴンクエストの受注を行います。なおドラゴンクエストの他にあの大人ソフト郡(大人気とは言っていない)のリピート販売を行いますので、ぜひ同時注文してくださいね」なんて手法が取られた。




これらの状況を任天堂は当然良く思っていなかった。もともと任天堂アタリショックを目の当たりにして、「クズソフトの氾濫は市場を殺す」と認識していた。そのため、サードパーティには本数制限をかけた。が、サードパーティ自体が増えれば意味がなかった。子供向けのおもちゃであるために表現規制を敷いたが、クオリティチェックはまだこの時行われていなかった。どんどん増えるソフト初心会流通在庫市場を殺す材料になりえた。どこもが不良在庫を減らそうとやっきになって価格ディスカウントしてしまえば、プレイヤー適正価格ゲームソフトを買おう、という意欲が損なわれる恐れがある。


そこで任天堂はこの状況を打破すべくスーパーマリオクラブという組織を立ち上げる。一般モニタープレイヤー2000人超を使い、彼らに発売前のゲームを二時間実際にプレイしてもらい、どこがどう面白いのか、つまらなかったのかを評価をする。評価は項目ごとに点数付けされ、集計されたデータ問屋小売店に送られる。このデータ雑誌ファミリーコンピュータマガジンなどにも送られ掲載されていたので、知っている人は多いんじゃないかな。そしてこのスーパーマリオクラブソフト売上の予測も立てるようになった。意外なことにこの素人集団予測が的中した。後年はマリオクラブ参加者自身が慣れてきてしまい、その予測が外れるようになってしまったが。余談だがマリオクラブはこの後正式任天堂品質管理部門となった。さらにその後分社化が行われ、マリオクラブ株式会社となった。

任天堂としてはスーパーファミコンを機に一度市場リセットしようと試みた。品質管理に売上予測、あまりに多くなりすぎた流通在庫。今ではピンとこない話だが、当時のゲームメーカーは「いったいどれほどのゲームが実際にプレイヤーの手に渡っているのか、どれほど流通在庫が眠っているのか」を把握する方法ほとんどなかった。商売相手小売店プレイヤーではなく、あくま初心会からこんなことになったわけだ。

当時の任天堂社長山内はこう語っている。「どれほどのソフトが売れるか、我々にはわかりようがない。流通プロに任せるしかない」。これは初心会オンリー流通自己弁護した言葉と思われた。しかしこの言葉には「流通プロでもわからないのなら、任せる意味がない」ということを含んでいる。この言葉の本当の意味はこの後判明する。


そうして新たなスタートをきったスーパーファミコン市場だったが、これは結論からいうと、なんら変わらなかった。むしろますますカオスになっていった。このあたりからいよいよ初心会初心会らしい悪行が目立ち出す。厳密にいうとこの美味しい市場に目をつけた業者が、なんとか流通に入り込もうとし、初心会の中の一部(ここはもしかしたら一部ではないかもしれない)が彼らと手を組んだ結果なのだが。

スーパーファミコン本体がほしい場合アクトレイザーとの抱合せで(違法? 知りません)。しかスーパーファミコン自体の掛け率は98%。場合によっては小売超え。別売りケーブルスーパーファミコンAVケーブル別売りだった)を売るほうが利益がでる状況だ。

・80万本の出荷実績があるサッカーゲームの第二弾が登場したとき初心会とある問屋一社が初回出荷数50万のうち25万を買い占めた。この25万は発売日に大量には卸さず、自前で在庫として抱え、市場在庫が枯渇して小売店二次問屋が注文してくるのに対し、他のクズソフトとの抱き合わせ違法? 知らない子ですね)で売りさばいた。

とある問屋メーカーに対して「うちは来週から社員旅行にでかけるんで、申し訳ないのですけど一週間早くソフトを卸してくれませんか?」と要望があった。それに応じて一週間早くソフトを送ると、なんとそのまま発売日よりも一週間早く小売店ソフトが並んでいた。社員旅行なんてそもそも嘘だった。

メーカーに対してゲームソフトを大量に仕入れることを約束する見返りとして、その担当者個人の口座にリベートを送るように要求した。

問屋勝手に掛け率を決めて発注書をメーカーに送りつけた

(続く)

https://anond.hatelabo.jp/20210504185958

2021-05-02

家庭用テレビゲームにおける大きな流れの変化について

スーパー野田PARTYが発売2日で三万本売り上げるスマッシュヒットを出したらしい。

三万本と言うと大したことがない数字に見えるが、実はプレイステーション5のソフトでこれ以上販売しているソフトがない。

原状でソフト販売数は6000本弱前後であり、これは少々異常な値だと思っている。

ただ、個人的には母数の違いこそあれ、ゲーム販売方法環境の変化を強く感じた出来事だった。

スーパー野田PARTYは既存プレイステーション中心の販売形式だったら売れるわけがいからだ。

その理由を書く。

プレイステーション市場が歪んでしまった要因でもあるが、実はある時期までゲームメーカーはユーザーを向く必要がなかった。

いや、一応向いているのだが、本当にアピールしたいのはゲームソフト販売しているバイヤーたちである

業界王手雑誌であるファミ通バイヤーのための本であり、ユーザーのための本ではない。

どのソフト仕入れるかでゲームソフト収益が決まってしまう。

一回流通させたら、あとは中古市場内でぐるぐるする。だから初回出荷でどれだけ押し込めるかが勝負のカギだ。

どんなに出来の良いあるいは悪いゲームでも大量に出回れば価格破壊されてしまう。

中古を前提とした商売であるがゆえに、ゲームソフト中古市場に出回ることを少しでも遅らせる必要がある。

なので薄味のエンドコンテンツがダラダラ続くゲームばかりになった。当然作るための膨大な人件費が頭をもたげることになる。

または特典をたくさんつける方向に変わった。これも十分な数がなければコストは下がらない。数を増やしすぎると希少性が下がり

どちらに転んでも地獄だった。

バイヤーゲームの紹介ビデオ雑誌を見て仕入れ量を決めているから、映像に力を入れるのは当然だ。

出来が良いかいか重要ではない。それは発売後に発覚することだから博打以外の何物でもない。

映像が良くてゲームの出来が悪ければ極端に価格が下がる。レフトアライブやアヴェンジャーズがその流れになってしまった。

ゲームの質の低下は買い控えを生み、対抗策だったはずのPSPlusのフリープレイはそのままソフトを買わない口実と化した。

しかしこの販売方法も変化が生じている。

それがアップル見出しダウンロード販売だった。これまでダウンロード販売は、既存流通への配慮から価格破壊

行われずにきたが、Steamセールがこの状況に風穴を開けた。価格破壊があっても中古に回るよりはましだからだ。

また、Steamの出現によりPCゲームの普及を妨げていた違法コピー問題も激減した。

さら任天堂既存ゲーム報道機関スルーしたニンテンドーダイレクトを仕掛けてきた。この方式スティーブジョブズ

スピーチに近い手法で、直接的商品のコンセプトをユーザーアピールするようになった。これにより、

今までは流通を担うバイヤーに向けて販促行為をおこなっていたのが、ユーザーに直接販促をかける商売へとシフトしたのだ。

スーパー野田PARTYはビデオを見て商品を選定する手法では絶対評価ができない。映像面では明らかに落第だ。

だが、直接ゲームを売り、その評判でゲームを拡販するスタイルになったときプレイステーション5のソフト販売を超える

事態になってしまったのだと思っている。

この流れは新型コロナの影響もあり、かなり加速することになった。ソフト屋に行かないでテレビ配信Youtubeソフト

選ぶ時代になった。中古を気にする必要がないかゲームソフトも小粒で構わない。一発ネタでも楽しめれば勝ちになる。

この流れに移行できないところは、みんなまとめて絶滅することになるだろうとも思っているがどうだろうか。

anond:20210501142943

任天堂が好きじゃなかったり否定すると捻くれ者って人格否定し始めるって任天堂ファン攻撃的で怖いですね

2021-05-01

anond:20210501064132

ニンテンドースイッチとかもうオワコンでしょ。任天堂はあがめたてられるほどそんな人気ないよ。現に42か国でやっとその程度でしょ。

海外の人と話す機会あるけど任天堂話題なんてほとんどでないよ。わざわざスイッチ買ってまでやるゲームもないし。

anond:20210430133508

ちょっと言葉足らずな感じがあるけど、大体同意だな。


ソシャゲってちゃんとやればちゃんとむずくて、頭使うんだよな。

ソシャゲキャラが多い割にシナジーを考える必要があって、メタちゃんと考える必要があって、そこまで踏み込むとかなり深い。まぁランキング上位狙わないなら、ネットテンプレで間に合うけど、それって他のアタマツカウゲームでも攻略サイト見てパクればクリア簡単なのと一緒だしな。

いか、高難易度で難解だから流行んねえの

面白くねえと認定されるの

任天堂なんかはそこをわかってるからちゃんと低レベル向けの処置をしてストーリーを進めさせるの

ここは分かるけど、任天堂解釈が俺は違う。

まず、コンシューマゲーム市場が一度成長しきってしまって、今は縮小してるからゲーム難易度を高くして偏狭なアタマツカウゲーム大好きオタクリーチする意味がないんだよな。

もうとっくにゲームメジャーな物になって、その中で非ゲーマーいかに取り込むかのステージなんだよ。

から(何故か偏狭オタクは「高難易度だ!」と称賛する)古き悪しきファミコンゲーみたいな理不尽所見お断りシステムだと売れる訳が無いんだよな。

ここは同じ感覚だわ。

ただ、任天堂に対して「キャラを好きにさせて~」みたいなのは間違いじゃないけど、ちょっと片手落ちだと思っちゃう任天堂もっと凄いと思ってる。

任天堂がやってるのはゲーム体験拡張だよ。現実とのゲームリンクさせて、ゲームを画面の向こうからこちら側に引きずり出そうとしてる。(リングフィットとか分かりやすい例だな)

今までのゲームもそれを通じて、生活見方を変えたり、友達と協力したりって言う画面を超えた体験はあったけど、任天堂はその体験もっと拡張しようとしてるんだと俺は見てるな。

逆にソニー(プレステ)は画面を通じて伝える事の解像度をあげようとしてる感じがする。

どっちもすごく楽しみだよ。ゲーム未来はまだまだ明るくて、ソシャゲも凄いけど、ソシャゲじゃ出来ないことをやってくれる予感がしてる。


2010年2015年インディーズの台頭で、ゲームの中の多様な感性を拡大して、ゲームというものの彩りを増やしてくれたのだとしたら、

20からは今までのゲーム会社の再興で、ゲーム解像度が上がって、より広い人にゲームリーチされて、より大きな感動を与えてくれることになると思ってる。

(もちろんソシャゲも引き続き素晴らしいゲーム体験提供してくれるだろうね。ガチャ問題だけど)

2021-04-30

anond:20210430101328

でけえ口叩く癖ににわか丸出しの偏ったゲームラインナップで草

日本ソフトメーカープラグマタ、Project Awakening、BIOHAZARD VILLAGE、ELDEN RINGFF新作とちゃんゲーマー向けにソフト作ってる

バイオが昔のが難しかったとかクソみたいなラジコン操作難易度上がってんだから当たり前だろ

脳死ゲー筆頭の無双ゲーで難易度云々ほざいてんのもアホくさ過ぎて笑える

任天堂大人向けに作ってないってのも何もわかってない

ポケモンスマブラもスプラもやり込めば普通にキッズ泣かせの難易度から

ソシャゲCSの客層なんて全く違うのに一緒くたにしてるのも意味がわからない

言ってることがチンプンカンプンすぎて読んでてこっちが恥ずかしくなるわ

無知老害は恥晒すだけなんだから黙っとけよ

anond:20210430101328

こういう「日本は駄目になった」論は、

団塊世代とかが大好きな「日本はすごい」論の裏返しだよね。

実態は徹底的に無視するという態度とかによく表れている。

多数指摘されているが「任天堂例外」という謎な処置とかも、

こういう視点で考えると理解できるような気がする。

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